JP2005043556A - 光スポットサイズ変換器および光導波路素子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】突出部120bを有し光を伝搬させ、光の入射面100eを有する導波層120と、突出部120bの上に形成され、テーパ形状の第1テーパ部130aおよび第2テーパ部130b(コア層)を有する第1積層テーパ部100aおよび第2積層テーパ部100bと、突出部120bの上に形成され、第2テーパ部130b(コア層)に接合され幅広のリブ構造の板状部130c(二次元導波層)を有するリブ部100cと、突出部120bの上に形成され、突出部120bおよびリッジ部120cに比して幅小とされ、光を伝搬させる導波路部100dとを備えている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光通信システムで用いられる光スポットサイズ変換器および光導波路素子に関するものであり、特に、異なる光スポットサイズの光導波路間を、高い効率で光結合させることができる光スポットサイズ変換器および光導波路素子を提供することを目的とする。
【0002】
【従来の技術】
図30は、従来の光導波路素子10と光ファイバ20および30との光結合状態を説明する平面図である。同図において、光導波路素子10は、光を伝搬させる光導波路11を有する素子であり、光スイッチ、光変調器、光結合器等である。
【0003】
なお、同図においては、光導波路素子10の構成要素として光導波路11のみを図示し、他の構成要素(他の光導波路や制御電極等)の図示を省略している。
【0004】
光ファイバ20は、光導波路素子10の入射側に設けられている。一方、光ファイバ30は、光導波路素子10の出射側に設けられている。
【0005】
上記構成において、光ファイバ20の出射面20aから、光導波路11の入射面11aに向けて、光が出射されと、該光は、入射面11aに入射した後、光導波路11を伝搬する。
【0006】
そして、光は、光導波路11の出射面11bから光ファイバ30の入射面30aに向けて出射された後、入射面30aに入射され、光ファイバ30を伝搬する。
【0007】
【特許文献1】
特開平9−197153号
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図30において、光導波路素子10が小型化、薄型化されているため、実際には、光ファイバ20(光ファイバ30)での光スポットサイズよりも、光導波路素子10の光導波路11での光スポットサイズが小さい。従って、光ファイバ20と光導波路11とを単に結合しただけでは光結合損失が大きくなるという問題が発生する。
【0009】
ここで、光スポットサイズとは、光導波路(光ファイバも含む)における光の電界分布がガウシアンであると仮定した場合、電界が最大値の1/eになるときの幅の1/2をいう。
【0010】
つまり、図30においては、異なる光スポットサイズである光ファイバ20と光導波路11との間(光導波路11と光ファイバ30との間)を高い効率で光結合させるための手段、方法が必要となる。
【0011】
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、異なる光スポットサイズの光導波路間を、高い効率で光結合させることができる光スポットサイズ変換器および光導波路素子を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、光スポットサイズを変換する光スポットサイズ変換器であって、突出部を有し光を伝搬させ、光の入射面または出射面を有する導波層と、前記突出部の上に形成され、テーパ形状のコア層を有するテーパ部と、前記突出部の上に形成され、前記コア層に接合され前記コア層の幅に比して幅広のリブ構造の二次元導波層を有するリブ部と、前記突出部の上に形成され、前記突出部およびリブ部に比して幅小とされ、光を伝搬させ、光の出射面または入射面を有する導波路部と、を備えたことを特徴とする。
【0013】
この発明によれば、導波層の入射面に入射された光が突出部を伝搬した後、テーパ部のコア層に移行して、さらに二次元導波層を伝搬し、幅小の導波路部で光スポットサイズを小さくすることとしたので、異なる光スポットサイズの光導波路間を、高い効率で光結合させることができる。
【0014】
また、この発明によれば、導波路部の入射面に入射された光が二次元導波層およびテーパ部のコア層を伝搬した後、突出部に移行し、導波路部に比して幅大の突出部の出射面から出射される光スポットサイズを、導波路部での光スポットサイズよりも大きくすることとしたので、異なる光スポットサイズの光導波路間を、高い効率で光結合させることができる。
【0015】
また、本発明は、前記請求項1〜7のいずれか一つに記載の前記光スポットサイズ変換器と同一基板上に形成され、前記光スポットサイズ変換器に対して光を入出力することを特徴とする。
【0016】
この発明によれば、光導波路素子において、異なる光スポットサイズの光導波路間を、高い効率で光結合させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明にかかる光スポットサイズ変換器および光導波路素子の一実施の形態について詳細に説明する。
【0018】
図1は、本発明にかかる一実施の形態による光スポットサイズ変換器100の構成を示す斜視図である。図2は、図1に示した光スポットサイズ変換器100の構成を示す平面図である。
【0019】
これらの図に示した光スポットサイズ変換器100は、光ファイバ(図示略)と光導波路素子(図示略)との間に設けられ、光ファイバから出射された光の光スポットサイズ(大)を光導波路素子用の光スポットサイズ(小)に低変換損失で変換する機能を備えている。
【0020】
図3〜図8には、図1および図2に示したA−A’線視断面図、B−B’線視断面図、C−C’線視断面図、D−D’線視断面図、E−E’線視断面図およびF−F’線視断面図が図示されている。これらの図において、図1および図2の各部に対応する部分には同一の符号を付ける。
【0021】
図1に示した光スポットサイズ変換器100は、基板110、導波層120、コア層130、クラッド層140およびキャップ層150が積層されてなる。基板110は、例えば、インジウムリンから構成されている。導波層120は、基板110の上に形成されており、例えば、ガリウムインジウム砒素リンから構成されている。
【0022】
この導波層120は、光ファイバ(図示略)から入射面100eに入射された光をz方向へ伝搬させるための層であり、基部120aおよび突出部120bを有している。基部120aは、基板110と略同形状とされている。突出部120bは、リッジ部120c、テーパ部120dおよび板状部120eを有している。
【0023】
リッジ部120cは、基部120aよりy方向に突出形成された直方体形状(図3参照)をなしており、入射面100eから同図z方向に延設されている。テーパ部120dは、基部120aよりy方向にテーパ形状に突出形成されており、リッジ部120cからz方向に行くにしたがってx方向の幅が広くなるように延設されている。
【0024】
このテーパ部120dにより、導波層120を伝搬する光は、z方向に行くにしたがって、x方向に広がりをもって伝搬する(図11参照)。板状部120eは、x方向が長辺、z方向が短辺とされた直方体形状をなしており、テーパ部120dよりさらにz方向に設けられている。
【0025】
導波層120の上には、コア層130、クラッド層140およびキャップ層150が積層されており、第1積層テーパ部100a、第2積層テーパ部100b、リブ部100cおよび導波路部100dが形成されている。
【0026】
コア層130は、二次元導波路であり、導波層120の突出部120bに接合されている。このコア層130は、クラッド層140よりも屈折率が高く、導波層120をz方向に伝搬している光を、多少y方向へ移行させつつ(図10参照)、テーパによりx方向に広がりをもたせて(図11参照)、z方向へ伝搬させる層である。クラッド層140は、コア層130の上に形成されている。キャップ層150は、クラッド層140の上に形成された絶縁層である。
【0027】
第1積層テーパ部100aは、図4および図5に示したように、コア層130の第1テーパ部130a、クラッド層140の第1テーパ部140aおよびキャップ層150の第1テーパ部150aが積層されてなり、z方向に行くにしたがって、x方向の幅が広がるテーパ形状(xz平面で台形)とされている。
【0028】
第2積層テーパ部100bも、第1積層テーパ部100aと同様にして、図6に示したように、コア層130の第2テーパ部130b、クラッド層140の第2テーパ部140bおよびキャップ層150の第2テーパ部150bが積層されてなる。この第2積層テーパ部100bも、z方向に行くにしたがって、x方向の幅が広がるテーパ形状(xz平面で台形)とされている。
【0029】
但し、第2積層テーパ部100bの場合には、x方向の広がり度合いが、第1積層テーパ部100aの広がり度合いよりも大きい。
【0030】
リブ部100cは、図7に示したように、コア層130の板状部130c(x方向の幅が十分にある二次元導波路)、クラッド層140の第1板状部140cおよびキャップ層150の第1板状部150cが積層されてなる。
【0031】
導波路部100dは、入射面100eに入射され、光スポットサイズが変換された光を、光導波路素子(例えば、図9に示した光導波路素子部200)へ出力する導波路を構成している。リブ部100cから導波路部100dに光が入射される際に、光スポットサイズが入射面100eの光スポットサイズよりも小さく変換される。
【0032】
この導波路部100dは、図8に示したように、コア層130の板状部130d、クラッド層140の第2板状部140dおよびキャップ層150の第2板状部150dから構成されている。
【0033】
図9は、上述した図1および図2に示した光スポットサイズ変換器100の適用例を示す平面図である。この図において、図1および図2の各部に対応する部分には同一の符号を付ける。
【0034】
同図には、光スポットサイズ変換器100、光導波路素子部200および光スポットサイズ変換器300が同一基板上に一体に形成された光導波路素子400が図示されている。光導波路素子部200は、光を伝搬させる光導波路201を有する素子であり、光スイッチ、光変調器、光結合器等である。
【0035】
なお、同図においては、光導波路素子部200の構成要素として光導波路201のみを図示し、他の構成要素(他の光導波路や制御電極等)の図示を省略している。
【0036】
光スポットサイズ変換器100は、光導波路素子部200の入力側に設けられており、光ファイバ(図示略)から入射面100eに入射された光を光導波路素子部200の光導波路201へ向けて伝搬させる間に光スポットサイズを大から小へ変換する機能を備えている。
【0037】
一方、光スポットサイズ変換器300は、光スポットサイズ変換器100と同一構成とされており、光導波路素子部200の出力側に設けられている。この光スポットサイズ変換器300は、光導波路素子部200の光導波路201から導波路部300aに入射された光を出射面300bへ向けて伝搬させる間に、光スポットサイズ変換器100と逆の作用により、光スポットサイズを小から大へ変換する機能を備えている。
【0038】
図10は、図9(図1および図2)に示したyz平面(垂直面)における光伝搬特性を表す図である。同図に示したyz平面光伝搬特性図500は、図9に示した光導波路素子400をG−G’線で切った場合のyz平面(断面)における光の伝搬特性を表す図である。図11は、図9(図1および図2)に示したxz平面(例えば、図10に示したy=2.0での水平面)における光伝搬特性を表す図である。
【0039】
これらの図において、z方向のスケールは、図9に示したz方向のスケールに対応している。y方向のスケールは、図3、図12〜図29に示したy方向のスケールに対応している。x方向のスケールは、図3、図9および図12〜図29に示したx方向のスケールに対応している。
【0040】
ここで、図9に示した円Aの光伝搬特性は、図10に示した円A’に対応している。また、図9に示した円Bの光伝搬特性は、図10に示した円B’、図11に示した円B’’に対応している。また、図9に示した円Cの光伝搬特性は、図11に示した円C’に対応している。
【0041】
図12〜図29は、図9〜図11に示したzの位置[μm]を0から850まで50刻みで変化させた場合のxy平面における光スポットサイズの変化を表す図である。例えば、図12は、z=0における光スポットサイズを表す図である。
【0042】
上記構成において、図9および図1に示した入射面100eに、光ファイバ(図示略)からの光が入射されると、該光は、導波層120(リッジ部120c)をz方向へ伝搬する。これにより、光スポットサイズは、z=0〜200までの間で、図10、図11および図12〜図16に示したように、y方向長さがほぼ一定(約2μm)で、x方向長さが徐々に増加する。
【0043】
導波層120を伝搬している光が第1積層テーパ部100aの先端位置(z=250)に到達すると、図17、図10および図11(円C’)に示したように、光の一部が第1積層テーパ部100aの第1テーパ部130a(図1、図4参照)に移行する。
【0044】
そして、光は、z=250〜400までの間で、図10、図11および図17〜図20に示したように、第1テーパ部130aおよび突出部120b(リッジ部120cおよびテーパ部120d)をz方向に伝搬する。この場合、光は、第1テーパ部130aによりx方向に広がりかつy方向が短くなりつつ伝搬する。
【0045】
光が第2積層テーパ部100b(z=450)に到達すると、図21に示したように、第1積層テーパ部100aよりもテーパ角度が広くなるため、x方向がさらに広がる。
【0046】
そして、光は、z=450〜700までの間で、図10、図11および図21〜図26に示したように、第2テーパ部130bおよびテーパ部120dをz方向に伝搬する。この場合、光は、第2テーパ部130bによりx方向に広がりつつ伝搬する。
【0047】
光がリブ部100c(z=750、z=800)に到達すると、図27および図28に示したように、x方向がさらに広がる。
【0048】
光が導波路部100d(z=850)に到達すると、該光の光スポットサイズは、図10(円B’)、図11(円B’’)および図29に示したように、x方向が短くなり、図12に示した光スポットサイズ(z=0)に比べて、小さくなっている。ここで、図12に示した光スポットサイズ(大)から図29に示した光スポットサイズ(小)への変換損は、わずか1dBである。
【0049】
スポットサイズが変換された光は、図9に示した導波路部100dから光導波路201に入力された後、導波路部300aへ出力される。以後、上述した光スポットサイズ変換器100の作用と逆の作用により、光スポットサイズ変換器300では、光スポットサイズが小から大に変換された後、出射面300bから光ファイバ(図示略)へ出射される。
【0050】
以上説明したように、一実施の形態によれば、導波層120の入射面100eに入射された光が突出部120bを伝搬した後、第1積層テーパ部100aおよび第2積層テーパ部100bの第1テーパ部130aおよび第2テーパ部130b(コア層)に移行して、さらに板状部130c(二次元導波層)を伝搬し、幅小の導波路部100dで光スポットサイズを小さくすることとしたので、異なる光スポットサイズの光導波路間を、高い効率で光結合させることができる。
【0051】
また、一実施の形態によれば、導波路部100dの入射面に入射された光が板状部130c(二次元導波層)、第2積層テーパ部100bの第2テーパ部130b、第1積層テーパ部100aの第1テーパ部130aを伝搬した後、突出部120bに移行し、導波路部100dに比して幅大のリッジ部120cの出射面から出射される光スポットサイズを、導波路部100dでの光スポットサイズよりも大きくすることとしたので、異なる光スポットサイズの光導波路間を、高い効率で光結合させることができる。
【0052】
また、一実施の形態によれば、図9に示した光導波路素子400において、異なる光スポットサイズの光導波路間を、高い効率で光結合させることができる。
【0053】
以上本発明にかかる一実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成例はこの一実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
【0054】
例えば、前述した一実施の形態においては、図1に示した第1積層テーパ部100aの先端位置と、テーパ部120dの先端位置(リッジ部120cとテーパ部120dとの境目位置)との位置(z方向)が異なる構成例について説明したが、両先端位置を同じとしてもよい。
【0055】
また、一実施の形態においては、図1に示した第1積層テーパ部100a、第2積層テーパ部100bおよびテーパ部120dのそれぞれについて線形にx方向に広がるテーパ形状とした構成例について説明したが、非線形に広がるテーパ形状としてもよい。
【0056】
また、一実施の形態においては、テーパ部120dをx方向に非線形で広がるテーパ形状とし、第1積層テーパ部100aおよび第2積層テーパ部100bをx方向に線形で広がるテーパ形状としてもよい。
【0057】
また、一実施の形態においては、テーパ部120dをx方向に線形で広がるテーパ形状とし、第1積層テーパ部100aおよび第2積層テーパ部100bをx方向に非線形で広がるテーパ形状としてもよい。
【0058】
また、一実施の形態においては、テーパ部120dを形成するために、導波層120に薄膜エッチングストッパ層を導入した構成としてもよい。
【0059】
また、一実施の形態においては、光スポットサイズ変換器100における導波路をMQW(多重量子井戸構造)で構成してもよい。また、一実施の形態においては、コア層130をバルク構造としてもよい。
【0060】
また、一実施の形態においては、コア層130の厚みを入射面100eに行くにしたがって薄くした構造としてもよい。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、導波層の入射面に入射された光が突出部を伝搬した後、テーパ部のコア層に移行して、さらに二次元導波層を伝搬し、幅小の導波路部で光スポットサイズを小さくすることとしたので、異なる光スポットサイズの光導波路間を、高い効率で光結合させることができるという効果を奏する。
【0062】
また、本発明によれば、導波路部の入射面に入射された光が二次元導波層およびテーパ部のコア層を伝搬した後、突出部に移行し、導波路部に比して幅大の突出部の出射面から出射される光スポットサイズを、導波路部での光スポットサイズよりも大きくすることとしたので、異なる光スポットサイズの光導波路間を、高い効率で光結合させることができるという効果を奏する。
【0063】
また、本発明によれば、光導波路素子において、異なる光スポットサイズの光導波路間を、高い効率で光結合させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施の形態による光スポットサイズ変換器100の構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示した光スポットサイズ変換器100の構成を示す平面図である。
【図3】図1および図2に示したA−A’線視断面図である。
【図4】図1および図2に示したB−B’線視断面図である。
【図5】図1および図2に示したC−C’線視断面図である。
【図6】図1および図2に示したD−D’線視断面図である。
【図7】図1および図2に示したE−E’線視断面図である。
【図8】図1および図2に示したF−F’線視断面図である。
【図9】図1および図2に示した光スポットサイズ変換器100の適用例を示す平面図である。
【図10】図9(図1および図2)に示したyz平面(垂直面)における光伝搬特性を表す図である。
【図11】図9(図1および図2)に示したxz平面(水平面)における光伝搬特性を表す図である。
【図12】z=0のxy平面における光スポットサイズを表す図である。
【図13】z=50のxy平面における光スポットサイズを表す図である。
【図14】z=100のxy平面における光スポットサイズを表す図である。
【図15】z=150のxy平面における光スポットサイズを表す図である。
【図16】z=200のxy平面における光スポットサイズを表す図である。
【図17】z=250のxy平面における光スポットサイズを表す図である。
【図18】z=300のxy平面における光スポットサイズを表す図である。
【図19】z=350のxy平面における光スポットサイズを表す図である。
【図20】z=400のxy平面における光スポットサイズを表す図である。
【図21】z=450のxy平面における光スポットサイズを表す図である。
【図22】z=500のxy平面における光スポットサイズを表す図である。
【図23】z=550のxy平面における光スポットサイズを表す図である。
【図24】z=600のxy平面における光スポットサイズを表す図である。
【図25】z=650のxy平面における光スポットサイズを表す図である。
【図26】z=700のxy平面における光スポットサイズを表す図である。
【図27】z=750のxy平面における光スポットサイズを表す図である。
【図28】z=800のxy平面における光スポットサイズを表す図である。
【図29】z=850のxy平面における光スポットサイズを表す図である。
【図30】従来の光導波路素子10と光ファイバ20および30との光結合状態を説明する平面図である。
【符号の説明】
100 光スポットサイズ変換器
100a 第1積層テーパ部
100b 第2積層テーパ部
100c リブ部
100d 導波路部
110 基板
120 導波層
130 コア層
140 クラッド層
150 キャップ層
200 光導波路素子部
300 光スポットサイズ変換器
400 光導波路素子
Claims (8)
- 光スポットサイズを変換する光スポットサイズ変換器であって、
突出部を有し光を伝搬させ、光の入射面または出射面を有する導波層と、
前記突出部の上に形成され、テーパ形状のコア層を有するテーパ部と、
前記突出部の上に形成され、前記コア層に接合され前記コア層の幅に比して幅広のリブ構造の二次元導波層を有するリブ部と、
前記突出部の上に形成され、前記突出部およびリブ部に比して幅小とされ、光を伝搬させ、光の出射面または入射面を有する導波路部と、
を備えたことを特徴とする光スポットサイズ変換器。 - 前記突出部は、一部がテーパ形状とされていることを特徴とする請求項1に記載の光スポットサイズ変換器。
- 前記突出部の一部は、線形に広がるテーパ形状とされており、前記テーパ部は、線形に広がるテーパ形状とされていることを特徴とする請求項2に記載の光スポットサイズ変換器。
- 前記突出部の一部は、非線形に広がるテーパ形状とされており、前記テーパ部は、非線形に広がるテーパ形状とされていることを特徴とする請求項2に記載の光スポットサイズ変換器。
- 前記突出部の一部は、線形に広がるテーパ形状とされており、前記テーパ部は、非線形に広がるテーパ形状とされていることを特徴とする請求項2に記載の光スポットサイズ変換器。
- 前記突出部の一部は、非線形に広がるテーパ形状とされており、前記テーパ部は、線形に広がるテーパ形状とされていることを特徴とする請求項2に記載の光スポットサイズ変換器。
- 前記コア層の厚みを変化させたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の光スポットサイズ変換器。
- 前記請求項1〜7のいずれか一つに記載の前記光スポットサイズ変換器と同一基板上に形成され、前記光スポットサイズ変換器に対して光を入出力することを特徴とする光導波路素子。
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