JP2005042979A - 電気式床暖房装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡易な制御回路を付加するだけで、一定温度以下でのPTCヒータの発熱を略一定とすることができ、使用するスイッチ、リレーや電線等の定格アンペアを大きくする必要のない電気式床暖房装置を提供する。
【解決手段】 交流電源に並列に接続される一対のPTCヒータ5、6と、被加熱部の温度をセンシングする温度センサ4と、前記温度センサ4の電気信号によって前記PTCヒータ5、6のON/OFFを制御するリレー11〜13と、を有してなる電気式床暖房において、前記PTCヒータ5、6のそれぞれに半波整流した逆位相の電圧を印加する。そして、前記PTCヒータ5、6に印加する電圧を、前記温度4センサの電気信号によって半波電圧と全波電圧とに切り替えることができるようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、床暖房等に用いられ、PTCヒータによって加熱され、温度センサとリレーによって発熱が制御される電気式床暖房装置に関するものである。
従来から、PTCヒータを用いた電気式床暖房装置は知られている。PTCヒータはその温度が高くなると抵抗値が大きくなる。したがって、図4に示すように、一定電圧を印加した時にPTCヒータに流れる電流値は、温度が高くなるほど小さくなり、発熱量も小さくなる。このために、PTCヒータを用いた電気式床暖房装置は過熱防止の自己制御機能を有している。しかし、高温状態であっても、電源がONされていると、PTCヒータの発熱により、過熱のおそれがあった。そこで、図8に示すように、PTCヒータ5と交流電源1との間にスイッチ9、リレー11を直列に接続させるとともに、被加熱部である床部3に温度センサを配設させる。そして、床部3が一定以上の温度になれば、温度センサ4からの電気信号によって、リレー11をOFFし、PTCヒータ5の電源を切断することにより、過熱を防止することがなされている。
しかしながら、上記の電気式床暖房装置では、当然のことながら、PTCヒータ5の電流値は、温度が低くなるほど大きくなる。つまり、通常時よりも低温の状態では、必要以上に電流が流れてしまい、電線やリレー11の定格アンペアをこれに合わせたものを使用する必要がある。例えば、この電気式床暖房装置に用いるPTCヒータ5の通常時(15℃)のときの実効電流値が10A、低温時(0℃)のときの実効電流値が20Aであれば、リレー11や電線等の定格アンペアは、20Aのものを使用する必要があった。つまり、低温時には、PTCヒータ5に必要以上に電流が流れ、電線やリレー11をこれに合わせた規格品で設計する必要があった。
又、同種の電気式床暖房装置として、実開昭61−202214号公報に示されるようなものも知られている。このものは、トライアック等の半導体スイッチをPTCヒータに直列に接続し、温度センサの出力によって、PTCヒータへの給電状態を選択するものである。この電気式床暖房装置だと、段階的にPTCヒータの発熱を制御することができるので、低温時でもPTCヒータの発熱量を通常時と略同じにすることができる。
しかしながら、この電気式床暖房装置でも、PTCヒータの発熱を制御するための回路を付加することが必要となり、コストアップの要因にもなった。
又、同種の電気式床暖房装置として、実開平6−104070号公報に示されるようなものも知られている。このものは、PTCヒータ用電極の電位を基準電位と比較して、PTCヒータの発熱を制御するものである。この電気式床暖房装置も、PTCヒータの発熱を一定に制御することにより、この電気式床暖房装置でも、低温時でもPTCヒータの発熱量を通常時と略同じにすることができる。
しかしながら、上記の電気式床暖房装置では、基準電位を発生させる回路やPTCヒータの発熱を制御するための回路を付加することが必要となる。このために、コストアアップの要因にもなった。
実開昭61−202214号公報 実開平6−104070号公報
本願発明は、上記従背景技術に鑑みて発明されたものであり、その課題は、簡易な制御回路を付加するだけで、一定温度以下でのPTCヒータの発熱を略一定とすることができ、使用するスイッチ、リレーや電線等の定格アンペアを大きくする必要のない電気式床暖房装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本願発明の電気式床暖房装置は、交流電源に並列に接続される一対のPTCヒータと、被加熱部の温度をセンシングする温度センサと、前記温度センサの電気信号によって前記PTCヒータのON/OFFを制御するリレーと、を有してなる電気式床暖房において、前記PTCヒータのそれぞれに半波整流した逆位相の電圧を印加する。そして、前記PTCヒータに印加する電圧を、前記温度センサの電気信号によって半波電圧と全波電圧とに切り替えることができるようになっている。
本願発明の電気式床暖房装置においては、被加熱部である床部の温度が所定値以下になると、温度センサからの電気信号でリレーを制御することにより、前記PTCヒータのそれぞれに半波整流した逆位相の電圧を印加するようにする。また、床部の温度が所定値以上になると、前記PTCヒータのそれぞれに全波電圧を印加するようにする。この状態では、PTCヒータの実効電流値は、半波電流が流れているときに比べて2倍になり、PTCヒータの発熱量も2倍になる。こうすることにより、PTCヒータの電気抵抗が大きくなっても、発熱量を略一定にすることができる。
このようにすることにより、簡易な整流回路と制御回路を付加するだけで、一定温度以下でのPTCヒータの発熱を略一定とすることができ、使用する電線やリレーの定格アンペアを必要以上に大きくしなくてもよくなる。
(実施形態1)
図1〜4は、本願の請求項1に対応した実施形態である電気式床暖房装置を示している。本実施形態の電気式床暖房装置の回路は、図1に示すように、交流電源1に接続された床暖房回路2と、床部3を加熱するPTCヒータ5、6と、を備えている。交流電源1は、通常の商用周波の交流100Vのものが使用される。交流電源1と床暖房回路2との間には、ブレーカ(図は省略)やスイッチ9が設けられている。床暖房回路2は、図1に示すように、交流電源1に直列に接続されているリレー11と、この先の分岐点10a、10bで分岐して並列に接続されているダイオード7、8と、これらと並列に接続されているリレー12、13とを備えている。ここで、ダイオード7、8は、極性が互いに逆になるように接続されている。
また、被加熱部である床部3の例としては、通常の家庭用の床があげられる。この床部3には、加熱体であるPTCヒータ5、6が埋め込まれている。また、床部3の温度をセンシングして、リレー11〜13のON/OFFを制御するための電気信号を発する温度センサ4も床部3に埋め込まれている。ここで、PTCヒータ5、6に、交流電源1から交流100Vが印加されたときの、温度と電流値との関係は、図4のようになっている。具体的には、PTCヒータ5、6の実効電流値(以下、電流値と記載する)は、0℃で20A、15℃で10A、30℃で5Аとなっている。
以下に、この電気式床暖房装置の動作を説明する。ここでは、0℃以上15℃未満を低温状態、15℃以上30℃未満を通常状態、30℃以上を高温状態と呼ぶことにする。そして、本電気式床暖房装置の使用温度範囲は0℃以上30℃以下とし、床部3の温度が30℃以上になれば、PTCヒータ5、6への通電を停止するように設定する。以下に、低温状態である0℃で本実施形態の電気式床暖房装置のスイッチ9をONして、高温状態へと移行するまでの動作を説明する。
まず、スイッチ9をONすると、温度センサ4が、床部3の温度をセンシングして、その出力の電気信号によりリレー11〜13のON/OFFを制御する。具体的には、低温状態であるので、リレー11をON、リレー12、13をOFFにする。この状態では、PTCヒータ5、6にダイオード7、8を通して交流電源1の電圧が印加される。ここで、ダイオード7、8の極性は前述したように、逆向きとなっているので、PTCヒータ5、6には、逆位相の半波電圧が印加されて、図2(b)、(c)に示すような半波電流がそれぞれ流れる。したがって、PTCヒータ5、6の電流値は10Аとなる。また、交流電源1の出力電流は、PTCヒータ5、6の電流を加えたものであるから、この電流波形は図2(a)に示すような全波電流となる。このときの交流電源1の出力の電流値は20Аとなる。
次に、PTCヒータ5、6の発熱により、床部3の温度が上昇して、15℃になったとき、温度センサ4の電気信号により、リレー12、13をONに切り替える。こうすることにより、PTCヒータ5、6には、交流電源1の電圧が直接に印加され、図3(b)、(c)に示すような全波電流がそれぞれ流れる。このとき、PTCヒータ5、6を流れる電流値はそれぞれ、10Aとなり、交流電源1からの出力電流波形は、図3(a)に示すような全波電流となり、その電流値は20Аとなる。つまり、低温状態の0℃と、通常状態の15℃とで、PTCヒータの抵抗値が変化しても、交流電源1からの出力電流値は同じ値となる。したがって、本実施形態の電気式床暖房装置においては、交流電源1と分岐点10a、10bまでのブレーカ、スイッチ9、電線及びリレー11は定格20Аのものを、分岐点10a、10bからPTCヒータ5、6までの電線及びリレー12、13は定格10Аのものを使用すればよいことになる。なお、さらに、PTCヒータ5、6が発熱して、床部3の温度が30℃になれば、温度センサ4の電気信号により、リレー11をOFFに切り替えて、PTCヒータ5、6に電圧が印加しないようにする。こうすることにより、過熱を防止して、床部3の温度を一定に保持できるようになっている。
本実施形態の電気式床暖房装置では、加熱部にPTCヒータを用いていても、低温の時(例えば0℃)と通常の温度の時(例えば15℃)とで、出力電流値を略同じとすることができる。したがって、この電気式床暖房装置で用いるブレーカ、スイッチ、リレーや電線は、必要以上に大きな定格アンペアのものを使用する必要がなくなる。
以上説明したように、本実施形態の電気式床暖房装置においては、所定温度以下ではPTCヒータのそれぞれには半波整流した逆位相の電圧が印加され、また、所定温度以上ではそれぞれのPTCヒータには全波電圧が印加される。このために、簡易な制御回路を付加するだけで、一定温度以下でのPTCヒータの発熱を略一定とすることができ、使用する電線やリレーの定格アンペアを必要以上に大きくすることがなくなっている。
なお、本実施形態では、リレー11〜13として、電磁式のものを使用しているが、半導体式の無接点リレーを用いてもよい。特に、この種のリレーを用いることにより、スイッチング速度を速くして、長寿命化をはかることができる。
(実施形態2)
図4〜7は、本願の請求項2に対応した実施形態である電気式床暖房装置を示している。この実施形態の電気式床暖房装置の回路は、図5に示すように、交流電源1に接続された床暖房回路2と、床部3を加熱するPTCヒータ5、6と、を備えている。本実施形態では、実施形態1と同様の部分については、説明を省略して両者の相違点について説明する。床暖房回路2は、図5に示すように、交流電源1から分岐点10a、10bで分岐して並列に接続されているダイオード7、8と、各々のダイオードと直列に接続されているリレー15、17と、これらと並列に接続されているリレー14、16と、を備えている。ここで、ダイオード7、8は、PTCヒータ5、6に対して極性が逆になるように接続されている。
また、入力端子22、23と出力端子24、25との間に波形検知回路20が接続され、入力端子26、27と出力端子28、29との間に波形検知回路21が接続されている。この波形検知回路20、21は、回路構成を図6に示すように、LED31、フォトトランジスタ32、低電圧部33と、抵抗34、35とを備え、入力端子間の電圧に応じて低電圧部33の電圧が信号電圧として出力されるようになっている。このものの信号電圧と入力端子22、23(26、27)の間の電圧との関係は、図7に示すように、入力端子間に電圧が印加されていない状態では、低電圧部33の所定の電圧値を信号電圧として出力する。また、入力端子間に電圧が印加されている状態では、電圧が出力されない(つまり、0Vの信号電圧が出力される)機能を有している。この波形検知回路20、21は、光信号を介しているので、入出力端子と信号電圧発生部分とが絶縁されている。ここで、交流電源1、スイッチ9、床部3、温度センサ4、PTCヒータ5、6は、実施形態1と同じものを用いている。また、PTCヒータの温度と電流値との関係も、実施形態1と同じである。
以下に、この電気式床暖房装置の動作を説明する。実施形態1と同様に、0℃以上15℃未満を低温状態、15℃以上30℃未満を通常状態、30℃以上を高温状態と呼ぶことにする。また、本電気式床暖房装置の使用温度範囲は0℃以上30℃以下とし、床部3の温度が30℃以上になれば、PTCヒータ5、6への通電を停止するように設定する。以下に、低温状態である0℃で本実施形態の電気式床暖房装置のスイッチ9をONして、高温状態へと移行するまでの動作を説明する。まず、スイッチ9がONされると、温度センサ4が、床部3の温度をセンシングして、その電気信号によりリレー14〜17のON/OFFを制御する。まず、低温状態であるので、リレー14、16をOFFにする。この状態では、信号検出回路20の入力端子22、23間の電圧は図7(a)のようになり、この結果として、信号検出回路20の出力信号は、図7(b)のようになる。ここで、リレー15は、信号検出回路20の出力信号が0Vになるときのみに、ONするように設定する。したがって、入力端子22、23間に電圧が印加されているときには、リレー15がONして、PTCヒータ5に交流電源1からの電圧が印加されて発熱する。また、入力端子22、23間に電圧が印加されていてない状態では、低電圧部33の電圧が出力されて、リレー15はOFFとなる。このときは、PTCヒータ5に交流電源1からの電圧は印加されない。したがって、PTCヒータ5には、半波電圧が印加され、この電流波形は、実施形態1と同様に図2(b)に示す半波電流になる。
また、信号検出回路21とリレー17との関係は、前記の信号検出回路20とリレー15との関係と同様であり、入力端子26、27間の電圧、信号検出回路21の信号電圧、PTCヒータ6の電流波形は、それぞれ、図7(c)、図7(d)、図2(c)のようになる。この結果として、このときの交流電源1の出力電流波形は、図2(a)のような電流値20Аの全波電流となる。なお、リレー15、17は、各々のリレー端子間が0Vのときに開閉をしているので、接点がほとんど消耗することなく、動作することができる。
次に、PTCヒータ5、6の発熱により、床部3の温度が上昇して、15℃になったとき、温度センサ4の電気信号により、リレー14、16をONに切り替えて、逆にリレー15、17をOFFに切り替える。こうすることにより、PTCヒータ5、6には、交流電源1の出力電圧が直接に印加されることになり、実施形態1と同様に、PTCヒータ5、6には、それぞれ図3(b)、(c)に示すような全波電流が流れる。このとき、同様に、PTCヒータ5、6を流れる電流値は10Aとなり、交流電源1からの出力電流値は20Аとなる。
以上説明したように、本実施形態の電気式床暖房装置においても、実施形態1と同様に、低温状態の0℃と、通常状態の15℃とで、PTCヒータの抵抗値は変化しても、交流電源1からの出力電流値は同じ値となる。したがって、本実施形態の電気式床暖房装置においては、交流電源と分岐点10a、10bまでのブレーカ、スイッチ9や電線等は定格20Аのものを、分岐点10a、10bからPTCヒータ5、6までの電線及びリレー14〜17は定格10Аのものを使用すればよいことになる。
さらに、本実施形態では、PTCヒータ5、6が発熱して、床部3の温度が30℃になれば、温度センサ4の電気信号により、リレー14〜17をすべてOFFに切り替えて、PTCヒータ5、6に電圧が印加しないようにする。こうすることにより、PTCヒータ5、6の過熱を防止して、床部3の温度が一定に保持できるようになっている。このように、本実施形態で使用されているリレー14〜17には、最大時でも10Aの電流値しか流れない。したがって、使用する全部のリレーの定格アンペアを小型とすることができる。
加えて、本実施形態では、リレー15、17は、0VでON/OFFを切り替えているので、接点の磨耗が少なくなり、これらのリレーについては、長寿命とすることができる。
(比較例)
図9は、比較例である電気式床暖房装置を示している。このものの回路は、実施形態1と略同様であるが、本願発明の特徴であるダイオード及びリレーが接続されていない。具体的には、図9に示すように、分岐点10a、10bから直接にPTCヒータ5、6が接続されている。ここで、交流電源1、スイッチ9、床部3、温度センサ4、PTCヒータ5、6は、実施形態1と同じものを用いている。また、PTCヒータの温度と電流値との関係も、実施形態1と同じである。
以下に、この電気式床暖房装置の動作を説明する。この比較例の電気式床暖房装置では、スイッチ9をONすれば、温度センサ4が床部3の温度をセンシングして、30℃未満ならリレー11をONし、30℃以上ならリレー11をOFFする。したがって、床部3が30℃未満では、PTCヒータ5、6に交流電源1の全波電圧が直接に印加されることになる。この状態では、PTCヒータ5、6及び交流電源1の電流波形は、全波電流となり、交流電源1の電流値は、PTCヒータ5、6各々の2倍となる。したがって、0℃でのPTCヒータ5、6の電流値は20Аとなり、交流電源1の出力電流値は40Аとなる。また、15℃でのPTCヒータ5、6の電流値は10Аとなり、交流電源1の出力電流は20Аとなる。以上により、交流電源と分岐点10a、10bまでの電線及びリレー11は定格40Аのものを、分岐点10a、10bからPTCヒータ5、6までの電線は定格20Аのものを使用しなければならないことになる。
以上より、実施形態1、2の電気式床暖房装置と通常状態での発熱を同じに設計すると、使用するブレーカ、スイッチ、リレー及び電線の定格アンペアが2倍のものを使用する必要がある。この結果として、本願発明の実施形態1、2の電気式床暖房装置では、この比較例で使用するリレー、電線等の電気部品よりも定格アンペアの小さいものを使用することができる。
本願発明の実施形態1の電気式床暖房装置の回路構成図である。 本願発明の実施形態1の電気式床暖房装置の低温時の電流波形である。 本願発明の実施形態1の電気式床暖房装置の通常時の電流波形である。 一定電圧を印加したときのPTCヒータの温度と電流値を示すグラフである。 本願発明の実施形態2の電気式床暖房装置の回路構成図である。 本願発明の実施形態2の波形検知回路の回路図である。 本願発明の実施形態2の波形回路の信号電圧波形である。 従来例の電気式床暖房装置の回路構成図である。 別の従来例の電気式床暖房装置の回路構成図である。
符号の説明
1 交流電源
2 床暖房回路
3 床部(被加熱部)
4 温度センサ
5、6 PTCヒータ
7、8ダイオード
9 スイッチ
11〜17 リレー
20、21 波形検知回路
31 LED
32 フォトトランジスタ
33 低電圧部
34、35 抵抗

Claims (3)

  1. 交流電源に並列に接続される一対のPTCヒータと、被加熱部の温度をセンシングする温度センサと、前記温度センサの電気信号によって前記PTCヒータのON/OFFを制御するリレーと、を有してなる電気式床暖房において、前記PTCヒータのそれぞれに半波整流した逆位相の電圧を印加することを特徴とする電気式床暖房装置。
  2. 前記PTCヒータに印加する電圧を、前記温度センサの電気信号によって半波電圧と全波電圧とに切り替えることができることを特徴とする請求項1記載の電気式床暖房装置。
  3. 前記交流電源と各々の前記PTCヒータとの間に直列にダイオードとリレーをそれぞれ設け、前記リレーの端子電圧が0VのときにON/OFFの切替えをすることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電気式床暖房装置。

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