JP2005041851A - ビタミンを主材とするイオン化ミネラル結合型サプリメント - Google Patents

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Abstract

【課題】ビタミンを主材とするサプリメントを得ることを目的とする。
【解決手段】ビタミンを含む主材に所定量のイオン化ミネラル含有液を添加してイオン化ミネラル結合型のサプリメントとして構成することを基本とし、好ましくは、粉体状に加工したビタミンを含む主材に対して0.1〜50.0重量%のイオン化ミネラル含有液を添加混合して微細化し、この微細化主材と油材とを混練した粘稠混合物をカプセルに充填することにより構成する。このイオン化ミネラル結合型のサプリメントによれば、ビタミンの吸収が促進され、その体内利用率も高めることができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、サプリメント(栄養補助食品)に関するものであり、一層詳細には、代謝の要とされるビタミンを主材とするイオン化ミネラル結合型サプリメントに関するものである。
現在、日本の総人口は約1億2000万人強であるが、このうち中高年代を中心におよそ2000万人以上の人が、脂肪や塩分の摂りすぎ、食物繊維の摂取不足、過酸化物の摂取過剰、飲酒を含む暴飲暴食などの好ましくない食生活や喫煙、運動不足など生活上の不適切な習慣が引き金となって糖尿病、高脂血症・高血圧などにかかっており、しかも、最近ではこのような生活習慣病が20代だけでなく中・高校生や小学生にまで広がり、低年齢化が進んできている。
ところで、このような生活習慣病は、自分が病気にかかっているという自覚がなかなか持てないにもかかわらず徐々に進行して、生きていく上での必須の生命代謝、すなわち、エネルギー代謝(必要なエネルギーを都合のよい形で作りだすシステム=異化)および新陳代謝(異化のエネルギーや還元力を使って体に必要な物質を合成するシステム=同化)のいずれかもしくは両方が不調をきたして、例えば、脳溢血や心筋梗塞などの疾病を併発して重篤な結果に至ってしまうことが多い。
そして前述の生命代謝のうち、新陳代謝ではたんぱく質、ビタミン、ミネラルが主材料となっており、人間の髪の毛も爪も肌も筋肉も骨も、さまざまな臟器や血液、さらにはホルモンもすべてこの3つの栄養素が主体となって日々作り続けられている。一方、エネルギー代謝の主材料は、炭水化物(糖質)とビタミンであり、体の各細胞には、ビタミンを使ってぶどう糖を燃焼させエネルギーに代える解糖系というシステムが備わっており、この解糖系のおかげで体を動かしつづけられるようになっている。
従って、これらのエネルギー代謝および新陳代謝の両方に係わっているビタミンが不足すると生命の代謝システムに問題が生じてしまうことになる。
ところで、子供も含め現代人の好きな食べ物には、「硬いものより柔らかいもの」「どこでも、いつでも手軽に食べられるもの」そして「味が濃くはっきりしていて刺激的なもの」等の共通点があり、例えば、ファーストフードのハンバーガー、レトルト食品のカレーやグラタン、インスタントのカップ麺などが代表的な食べ物とされている。
そこで食品成分表をもとにこれらの食べ物を見てみると、例えば、ファーストフードのハンバーガーセット(ハンバーガー1個、フライドポテトSサイズ1個、シェイク1本)の総カロリー数はおおよそ790キロカロリーである。栄養バランスとしては炭水化物などの糖質が6割弱、脂質3割、残りがたんぱく質となっており、副栄養素としてのビタミンB1は3つ合計して0.2ミリグラムである。そして栄養学上では、850キロカロリーを代謝するのに必要とされているビタミンB1は最低でも0.33ミリグラム以上であるため、運動の有無にかかわらず、全てのカロリーを代謝することは不可能である。この事実は、ハンバーガーセットには、摂取したカロリーを代謝するだけの副栄養素は含まれていないということであり、満腹感を覚えるためにさらにハンバーガーなどを追加して摂食するとますますバランスが崩れ、摂取したカロリーのほとんどが脂肪として体内に蓄積され、肥満や生活習慣病の因になってしまう。
一方、日本的メニューであるカレーライス(レトルトカレー)の場合、カレールー100グラムとご飯300グラムの総カロリー数は850キロカロリーであり、全体の50%(425カロリー)を脂質が占めている。通常、栄養バランスとして脂質の摂取比率は総カロリーの2〜2.5割が最適とされているので明らかに過剰摂取となり、しかも副栄養素としてのビタミンB1は極端に不足する0.02ミリグラムしかないので前述のハンバーガーセットと同様にほとんどが体内に蓄積されてしまうことになる。
また、食品素材自体についても化学肥料による土壌そのものの栄養分の低下から、食品成分表に載っているほどのビタミンが実際に含まれているかは疑問であり、くせのない味や形の整った野菜、一年中手に入る素材への嗜好の変化などから、以前ほどの栄養が期待できないことも明らかになっている。
さらにまた、食事から摂取するビタミンの量は、代謝のために必要な分だけを確保すればよいというわけではなく、例えば、飲酒や運動、あるいは薬を飲んだり痛みを感じたりしても、常にビタミンが消費されているため、現代人の場合、余裕あるビタミンの摂取量としては所要量(最低必要量)の2〜10倍は必要とされている。
しかしながら、食事だけでそれを確保しようとするのは上述のように極めて困難であり、従って、現状は危機的なビタミン不足の状況となっている。
そこで、このようなビタミン不足を補う手段として各種ビタミンを主材とするサプリメント(栄養補助食品)、例えば、ほとんど全てのビタミンを含んでいる総合ビタミン剤、一緒に摂取したほうがより効率良く作用するビタミンB群を中心に構成された複合ビタミン剤、さらにはビタミンCやビタミンEなどの薬理効果に注目した単味ビタミン剤などが種々提案され需要者の便宜に供されているが、これらのサプリメントの吸収率は40〜50%程度であるだけでなく、吸収された後も短時間のうちに尿中に排泄されてしまうためその吸収性および利用率を向上させることが課題として指摘されている。
ところで、本発明者は、澱粉および/または穀類と種子と卵殻などの原材料を粉砕混合したのち加水分解して醗酵熟成し、さらにこの醗酵熟成液を濾過することにより、原材料中に含まれているミネラル成分をイオン化(解離)して効率よく抽出する方法を開発し、この方法によって得られたミイオン化ミネラル含有液を通常の水に少量添加すると水の分子集団が細分化され、その結果、水分子の単集団がミネラルイオンを取り囲んで分散し、細分化された水とともにカルシウムやマグネシウムなどのミネラルイオンの吸収性が飛躍的に高まることも確認されている。
そこで、発明者は、前述のイオン化ミネラル含有液の特性に着目して鋭意研究を重ねた結果、ビタミンを含む主材に所定量のイオン化ミネラル含有液を添加してイオン化ミネラル結合型のサプリメントとして構成することにより、ビタミンの吸収性を高めることができるだけでなく利用率の向上も図ることができることを突き止めた。
すなわち、本発明では、サプリメントを形成する粉体状や粒状の各種素材を従来のように単に混ぜて(配合して)粒子として混合構成するのではなく、これらの各種素材をイオン化された2価ないしは3価のミネラルを介して結合するものである。そして、これらの各種素材はナノメートル(百億分の一メートル)以下のサイズであるイオンとともに分散して含まれるため細胞内への吸収が極めて容易にかつ効率的に達成されるものである。
具体的には、ビタミンを含む主材を公知の手段により粉体状に加工形成し、この粉体状主材に対して0.1〜50.0重量%のイオン化ミネラル含有液を添加混合して微細化し、次いでこの微細化された主材と油材とを混練して所定の粘度に調整し、さらにこの粘稠混合物をカプセルに充填することにより構成するのが好適であるが、このようなカプセル型サプリメントとしてだけでなく、錠剤や顆粒・粉末さらにはドリンク剤など種々の形体のサプリメントとして構成できることは言うまでもない。
この場合、ビタミンとしては、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンF、ビタミンP、ビタミン様物質などのほか、緑葉野菜や果物などに含まれるルテイン、ゼアキサンチン、海産物に多く含まれるアスタキサンチン、αカロチン、βカロチン、リコピン等のうち少なくとも一つを含むカロテノイド(色素群)混合物を使用すれば、その抗酸化作用により眼病予防などに顕著な効果を期待できるサプリメントとして構成することができる。
また、油材(脂肪)としては、不飽和脂肪酸の一種であるでDHA(ドコサヘキサエン酸)含む精製魚油、EPA(エイコサペンタエイ酸)を含む精製魚油、共役リノール酸CLA含有植物油などを使用すれば、カロテノイド混合物が体内で活性ビタミンに変わったさい効率よく吸収を行えるので好適である。
さらに、カロテノイド混合物には、例えば、ブルーベリーエキス、トコトリエール、葉酸、ミツロウ、ゼラチンなどを加えることにより主材として構成するのが好ましい。
さらにまた、粉体状主材に添加するイオン化ミネラル含有液としては、1〜9重量%のミネラル成分を含有するように調製した醗酵熟成液を使用するのが好適である。
本発明に係るサプリメントによれば、ビタミンを含む主材にイオン化ミネラル含有液を添加したので、ビタミンの末端にカルボキシル基・カルボン酸が結びつき、そこにイオン化されたカルシウム、マグネシウム、亜鉛などの2価以上のミネラルが結びついて水との反応がよくなり、より水溶化しやすく、体内で運びやすくなり、従って、目的とする機能および体内利用率の向上を図ることができる。
また、単に素材同士を混ぜる(配合する)のではなく細胞の組織に入り込めるかたち、すなわち、イオン結合型として構成するので保存性も向上して素材の酸化を防止でき、従って、従来の各種ビタミンを含むサプリメントに特有の匂い(臭気)を低下させることができ、さらにまた、ビタミンの吸収性が向上するので、少量で従来と同様の効果を得ることができるなどの顕著な効果を奏するものである。
次に、本発明に係るビタミンを主材とするイオン化ミネラル結合型サプリメントの最良の実施の形態を例示し、以下詳細に説明する。
図1において、本発明では、ハーブの一種であるマリーゴールドに含まれ、目の網膜のなかで有害な青色光線を吸収して網膜を保護する作用が確認されているものの日常生活で摂取するのは難しいとされるルテインやゼアキサンチン、海産物に多く含まれ、極めて強力な抗酸化力を持つとされるアスタキサンチン、パームオイルから抽出され、活性酸素排除作用だけでなく視力を正常に保つ働きがあるとされるαカロチンおよびβカロチン、クリプトキサンチン、トマトやスイカに多く含まれる赤色色素の一つでその高い抗酸化作用によって紫外線に対する保護作用が確認されているリコピンなどのカロテノイド混合物10に、目に良いとされるアントシアニンを含有するブルーベリーエキス、抗酸化力の面ではビタミンEの数10倍の効果が期待できるとされるトコトリエールさらにはビタミンB群(VB1,VB2,VB6,VB12)、ビタミンC、ビタミンD3、葉酸、ミツロウ、ゼラチン、グリセリンなどを所定の割合で加えてなる主材12を粉体加工機で粉砕することにより所定メッシュの粉体状主材14に加工する。
次に、得られた粉体状主材14にイオン化ミネラル含有液16を添加して混合することにより微細化する。この場合、イオン化ミネラル含有液16としては、澱粉および/もしくは穀類と種子と卵殻とを所定の割合で混合した原料を粉砕し、次いで清浄化した水と麹菌を加えて醗酵熟成することにより原料中に含まれているカルシウム、マグネシウ厶、ナトリウム、カリウ厶、鉄、銅、亜鉛、マンガンなどのミネラルを解離(イオン化)させ、さらに濾過することにより1〜9重量%のミネラル成分を含有した醗酵熟成液を使用する。
なお、粉体状主材14へのイオン化ミネラル含有液16の添加量は0.1〜50.0重量%の範囲に設定し、好ましくは、3.0重量%程度に設定する。これは、イオン化ミネラル含有液16の添加量が0.1重量%以下の場合は粉体状主材14の微細化が不十分となり、また50.0重量%以上となると経済性が低下するからである。
次いで得られた微細化主材18に対してDHA含有精製魚油、EPA含有精製魚油および共役リノール酸CLA含有植物油などの油材(脂肪酸)20を、例えば、5重量%程度加えて、混練機により良く混練して所定粘度の粘稠混合物22を形成する。このように油材としてDHA含有精製魚油,EPA含有精製魚油および共役リノール酸CLA含有植物油などを使用するのは、各種のカロテノイド(色素群)混合物が体内で活性ビタミンに変わったさい効率よく吸収を行えるからである。
そして得られた粘稠混合物22を、例えば、ゼラチンなどを素材とするカプセル24に充填することによりカプセル型サプリメント26として調製する。
なお、このようにして調製されたカプセル型サプリメント26の主要栄養成分(3粒、1290mg中)は、ブルーベリーエキス(アントシアニンとして);40mg、ルテイン・ゼアキサンチン;15.87mg、α−カロチン;1.47mg、β−カロチン;7.35mg、リコピン;3.27mg、クリプトキサンチン;42μg、アスタキサンチン;3mg、トコトリエール;30.0mg、DHA;20.7mg、EPA;12.6mg、VB1;8.1mg、VB12; 8.1mg、VB6;8.1mg、VB12;10μg、VC;40mg、VD3;150IU、葉酸;150μg、ナイアシン;20mg、セレニウム;150μg、亜鉛;3mg、イオン化ミネラル含有液;30mgであった。そしてこのカプセル型サプリメントは、各成分の相乗作用によって目の疲れや疲労回復に極めて有効であった。
次に、前記のイオン化ミネラル結合型サプリメント26(A)と、イオン化ミネラル含有液に代えて水道水から塩素などを予め除去した浄化水を使用するほかは前記サプリメント26とすべて同じ材料・分量を使用して同じ方法によって調製したサプリメント(B)[コントロール]における栄養成分の吸収性などの比較を行った。
実験例
まず、被検者3名;甲(35歳、男性)、乙(37歳、男性)、丙(25歳、女性)を選び、実験第1日の午前9時(サプリメントA摂取前)に採取した血液と、サプリメントAの摂取後40分おきに採取した血液に含まれるVCおよびVB2の血中濃度とその増加率の測定を行った。
[実験第1日]
サプリメントA;12カプセル(VC 120mg,VB2 30mgを摂取)
Figure 2005041851
Figure 2005041851
次に、前記被検者3名に待機してもらい、実験第1日の翌日(実験第2日)の午前9時(サプリメントB摂取前)に採取した血液と、サプリメントB[コントロール]の摂取後40分おきに採取した血液に含まれるVCおよびVB2の血中濃度とその増加率の測定を行った。
[実験第2日]
サプリメントB;12カプセル(VC 120mg,VB2 30mgを摂取)
Figure 2005041851
Figure 2005041851
この測定結果によると、通常、水に溶けやすくいため吸収は早いが体外への排出も早いVCについては、被倹者によって増減にばらつきがあるだけでなく時間が経過するにしたがいその血中濃度、増加率ともに低下しているサプリメントB(表3)に対し、本発明に係るサプリメントA(表1)では時間が経過してもいずれの値も増加している。これは、サプリメントBのようにL−アスコルビン酸またはL−アスコルビン酸Naとして吸収するより、サプリメントAのようにL−アスコルビン酸Ca,Mg,K,Naの総合塩にして摂取したほうが吸収の促進を図ることができるだけでなく体内保有量も多くなり、結果的には排出が少なくなって利用率も上がることを示している。
また、VB2についても、サプリメントA(表2)、サプリメントB(表4)ともに前述のVCと同様の傾向を示しているので、サプリメントAの吸収促進および利用率の向上を図ることができることを示している。なお、VB2は通常、黄色の色素が濃く尿とともに排泄されてしまうが、サプリメントAのようにイオン化ミネラル結合型にすると、尿色素も薄く臭いもわずかとなり、排泄も順延されて体内利用率が多くなることにつながる。
この事実から、本発明に係るサプリメントAは、サプリメントBに比較すると、VCやVB2などビタミンの吸収を促進するとともに体内利用率を高めることができ、同量を摂取した場合は利用効率が向上して長時間にわたり効果を得られるが確認された。
なお、このように吸収性が向上し体内利用率も高まるのは、
化1
化2
からも明らかなのように、VC(アスコルビン酸)やVB2(リボフラビン)の末端にカルボキシル基・カルボン酸が結びつき、そこにイオン化されたカルシウム、マグネシウム、亜鉛などの2価以上のミネラルが結びつくことにより水との反応がよくなってより水溶化しやすく、体内で運びやすく、機能しやすくなるからである。
Figure 2005041851
Figure 2005041851
本発明によれば、ビタミンの吸収性が格段に向上するのでサプリメントとしてだけではなく、食品添加剤、医薬品などにおけるビタミンの吸収性の向上手段としても好適に利用することができる。そして、このような食品添加剤、医薬品などにおいても単に添加したり素材同士を配合するのではなく細胞の組織に入り込めるイオン結合型として構成することができるので、素材の特性や効能を飛躍的に高めることが可能となり、さらには保存性の向上化とともに少量の使用で従来と同様の効果を得ることができるなどの顕著な効果を期待することが可能となるものである。
本発明に係るビタミンを主材とするイオン化ミネラル結合型サプリメントの製造手順を示す説明図である。
符号の説明
10: カロテノイド混合物、
12: 主材、
14: 粉体状主材、
16: イオン化ミネラル含有液、
18: 微細化主材、
20: 油材、
22: 粘稠混合物、
24: カプセル、
26: サプリメント、

Claims (5)

  1. ビタミンを含む主材に所定量のイオン化ミネラル含有液を添加することを特徴とするビタミンを主材とするイオン化ミネラル結合型サプリメント
  2. ビタミンを含む主材を粉体状に形成し、この粉体状主材に対して0.1〜50.0重量%のイオン化ミネラル含有液を添加混合して微細化し、次いで微細化された主材と油材とを混練することにより所定の粘度に調整し、さらにこの粘稠混合物をカプセルに充填することからなる請求項1に記載のビタミンを主材とするイオン化ミネラル結合型サプリメント
  3. ビタミンは、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンF、ビタミンP、ビタミン様物質などのほかルテイン、ゼアキサンチン、アスタキサンチン、αカロチン、βカロチン、リコピンのうち少なくとも一つを含むカロテノイド混合物である請求項1または2に記載のビタミンを主材とするイオン化ミネラル結合型サプリメント。
  4. 油材は、DHA含有精製魚油、EPA含有精製魚油および共役リノール酸CLA含有植物油を含むことからなる請求項2または3に記載のビタミンを主材とするイオン化ミネラル結合型サプリメント。
  5. イオン化ミネラル含有液は、1〜9重量%のミネラル成分を含有することからなる請求項1〜4のいずれかに記載のビタミンを主材とするイオン化ミネラル結合型サプリメント。
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