JP2005041033A - 印刷装置、印刷制御装置及び印刷方法 - Google Patents

印刷装置、印刷制御装置及び印刷方法 Download PDF

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Abstract

【課題】デジタルカメラ等で撮影された画像を印刷する際に、撮影日付を指定することによって印刷対象画像を限定して、所望の画像を容易に特定することができる印刷装置、印刷制御装置及び印刷方法を提供する。
【解決手段】デジタルカメラにより撮影された画像が記憶された小型のカードからカードインタフェース107を介してそれぞれの撮影日付を取得する。そして、操作パネル109のLCD201上に所定の撮影日付を表示する。ここで、LCDにより表示された撮影日付に基づいて、ユーザが撮影日付を指定する。印刷装置は、ユーザにより指定された撮影日付の画像の縮小画像を取得する。そして、プリンタエンジン108によって取得された縮小画像を一覧印刷する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷装置に関し、特に、カードスロット等を内蔵し、カード内に記憶された画像を選択して印刷する印刷装置、印刷制御装置及び印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のデジタルカメラの普及に伴い、パーソナルコンピュータを使わなくてもデジタルカメラで撮影した画像データの印刷を可能にする、カードスロットと写真選択等のUI機能を搭載したプリンタが登場し、普及し始めている。そのようなプリンタを用いて、カード内に記憶された画像を選択する場合、画像をファイル名だけで選択するのではなく、画面等でサムネイル表示させ、その中から確認して選択する方がユーザにとっては当然分かりやすい。しかし、画像をサムネイル表示させるためのLCD等は、プリンタのコストを大きく上げる要因となり、一部の機種でしか搭載することができない。
【0003】
それに代わる画像選択手段として、従来は、画像ファイル名やその一部を入力して画像を選択したり、カード内に記憶された画像に1から始まる一連の番号を与えておき、所望の画像に相当する番号等を入力して画像を選択することが一般的であった。そのため、従来の印刷装置には、カード等に記憶された画像のサムネイル画像をインデックス印刷によって、そのファイル名や番号画像とともに印刷する機能が搭載されていることが多かった(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−134464号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば、コンパクトフラッシュ(登録商標)のような小型のカードであっても、128〜512メガバイトのサイズの大きなものが存在し、それに記憶されたすべての画像をサムネイル画像を全て印刷することは現実的ではない。また、LCDに表示させることが可能なプリンタであっても、一度にすべてのサムネイル画像を表示させることは困難であり、画面を切り替えて表示させなければならない。さらに、マイクロドライブのような小型のハードディスクドライブのように1ギガバイトの容量を備えるものになると、1つのメディアに蓄積できる画像枚数はさらに膨大なものとなる。
【0006】
その上、今後、これらのメディアの記憶可能容量が大きくなっていくことは自明であり、上述したように、記憶されている全画像についてのサムネイル画像のインデックス印刷は、インク、用紙、時間等の途方もない無駄使いとなってしまう。また、サムネイル画像の表示が可能なプリンタであっても、膨大な量の画像を複数のページに分けて表示したような場合、その中から所望の画像を特定することも大変手間がかかる。さらに、多くのデジタルカメラでは撮影した画像を見ながらその画像のファイル名等を表示する機能を搭載しているが、印刷対象の画像数が多い場合、ユーザが表示される画像とそのファイル名を1枚ずつ確認して、所望の画像を選択することも非常に手間がかかり大変である。
【0007】
ここで、デジタルカメラ等で撮影した特定の画像をプリンタで印刷させるような場合、ユーザはその画像がいつ撮影された画像であるか、或いはいつ頃撮影された画像であるかを記憶していることが多い。また、デジタルカメラ等で撮影された画像には、通常、撮影された日付に関する情報が併せて記録されている。
【0008】
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、デジタルカメラ等で撮影された画像を印刷する際に、日付を指定することによって印刷対象画像を限定して、所望の画像を容易に特定することができる印刷装置、印刷制御装置及び印刷方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係る印刷装置は、画像撮影装置により撮影された画像の撮影日付を取得する撮影日付取得手段と、
所定の撮影日付を表示する表示手段と、
前記表示手段により表示された前記撮影日付に基づいて撮影日付を指定する指定手段と、
前記指定手段により指定された前記撮影日付の画像の縮小画像を取得する縮小画像取得手段と、
取得された前記縮小画像を印刷する印刷手段と
を備えることを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、画像撮影装置により撮影された画像の縮小画像を取得する縮小画像取得手段と、取得された前記縮小画像を印刷する印刷手段とを備える印刷装置を制御する印刷制御装置であって、
前記画像の撮影日付を取得する撮影日付取得手段と、
所定の撮影日付を表示する表示手段と、
前記表示手段により表示された前記撮影日付に基づいて撮影日付を指定する指定手段と、
前記縮小画像取得手段に対して、前記指定手段により指定された前記撮影日付の画像の縮小画像を取得させる制御手段と
を備えることを特徴とする。
【0011】
さらに、本発明に係る印刷方法は、画像撮影装置により撮影された画像の撮影日付を取得する日付取得工程と、
所定の撮影日付を表示装置に表示する表示工程と、
前記表示工程により表示された前記撮影日付に基づいて撮影日付を指定する指定工程と、
前記指定工程により指定された前記撮影日付の画像の縮小画像を取得する縮小画像取得工程と、
取得された前記縮小画像を印刷する印刷工程と
を有することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る印刷装置とその印刷方法について説明する。
【0013】
図1は、本発明の一実施形態に係る印刷装置の構成を示すブロック図である。図1において、102はCPUであり、当該印刷装置全体の統括的な制御及び演算処理を行うものである。また、103はRAMであり、印刷装置におけるさまざまな処理に用いられるデータやプログラム等を一時的に記憶する。さらに、104はROMであり、本印刷装置における印刷処理等のプログラムや演算に用いられる各種テーブル等のファームウエアが格納されている。
【0014】
一方、105はUSBホストインタフェース(USB Host I/F)であり、USBケーブルを介してデジタルカメラ等の画像撮影装置と接続可能である。また、106はUSBデバイスインタフェース(USB Dev. I/F)であり、USBケーブルを介してPC等のコンピュータと接続可能である。さらに、107はカードインタフェース(CARD I/F)であり、コンパクトフラッシュ(登録商標)やスマートメディアといった書き換え可能な小型のメモリカード(可搬記録媒体)を挿入し、データの読み書きを行うことが可能である。さらにまた、108はプリンタエンジンであり、モーターの制御やインクの吐出制御等の画像形成制御を行い、実際に印刷用紙等の印刷媒体にメモリカード等に記憶された画像或いはその縮小画像(サムネイル画像)を印刷する。
【0015】
さらに、109は操作パネルであり、幾つかの入力キーと表示器等を備えている。尚、操作パネル109はタッチパネル等を用いて同様の機能を実現しても良い。そして、101はシステムバスであり、上述した各部を互いに接続し、各部間のデータの通路となるものである。
【0016】
尚、以下の実施形態では、デジタルカメラ等で撮影されて小型のカードに記憶された画像及びそれらが撮影された撮影日付をカードインタフェース107を介して読み取る場合について説明するが、デジタルカメラ等から直接USBホストインタフェース105を介して、或いは同様にして撮影され、一旦パーソナルコンピュータ等に記憶された画像等を当該パーソナルコンピュータ等からUSBデバイスインタフェース106を介して読み取る場合であっても同様に適用することが可能である。
【0017】
図2は、本実施形態に係る印刷装置における操作パネル109の構成例を示す図である。図2において、201は液晶ディスプレイ(LCD)であり、印刷のための各種設定の選択肢の表示や現在の選択値の表示等を行う。LCD201上にはカーソル211が表示され、現在選択されている項目等を指定する。
【0018】
また、202はカーソル移動キーであり、左向きのボタンが押下された場合、より左の選択肢にカーソル211が移動したり、或いはLCD201上に表示される数値を減少させたりする。また、右向きのボタンが押下された場合、逆に右の選択肢にカーソル211が移動したり、数値を増加させたりする。さらに、203は決定ボタンであり、カーソル移動キー202で選択した選択肢を決定し、次の選択肢グループへカーソル211を進めるものである。さらにまた、204は印刷実行キーであり、本ボタンが押下されるとそれまでに設定された内容で印刷処理が実行される。さらにまた、205はキャンセルキーであり、印刷中の場合、当該印刷処理の中止を指示する。
【0019】
以下、操作パネルの表示方法が異なる場合についての本発明の実施形態について説明する。
【0020】
<第1の実施形態>
図2に示す操作パネル109のLCD201において、カーソル211は現在の選択候補を示すマークであり、実際の操作時においては、LCD201上に一つだけが表示される。或いは、一つだけが他のカーソルマークよりも強調表示され、現在選択されていることを示すようにしてもよい。
【0021】
LCD201上の212は、印刷種別を示すグループを表示するエリアであり、本実施形態では、複数の画像縮小したサムネイル画像を1枚の用紙上に並べて印刷する「インデックス」印刷と、すべての画像を1枚の用紙上に1つずつ印刷する「全コマ」印刷と、指定した画像のみを印刷する「1コマ」印刷を選択することができる。尚、印刷種別はこれ以外の種別を備えていても、上記のうちの1つ又は2つだけ備えている印刷装置であってもよい。
【0022】
次に、213は画像(すなわち、デジタルカメラ等で撮影された写真)の選択方法を選択するグループを表示するエリアであり、「日付指定」により選択するか、「写真番号」により選択するかを選択することができる。尚、ファイル名を指定して選択する機能をさらに備えていても良い。さらに、214は8桁と3桁の数字表示エリアであり、8桁の方は日付や写真番号を表示し、入力するエリアであり、3桁の方は印刷枚数等を表示するエリアある。尚、それぞれの数字を表示するための桁数はこれらだけに限られない。
【0023】
尚、上記以外でも電源キーやその他の機能を起動するキーや、印刷装置の状態等を示すLED等も存在するが、ここでは省略する。
【0024】
図3は、本発明の第1の実施形態に係る印刷装置における画像選択及び印刷動作を説明するためのフローチャートである。まず、カードスロットにデジタルカメラ等で撮影された画像が記憶されたカードが挿入されると、カードインタフェース107を介して当該カードの内容をチェックする。その結果、カード内に画像が記憶されている場合、画像の総数を計算すると共に、それらの一覧リストを印刷装置の内部において作成し保持する。そして、画像の総数を計算し終えた場合、その総数を一定時間(例えば、数秒)、操作パネル109の数字表示エリア214上に表示する。図4は、第1の実施形態における印刷装置のカード内容のチェック後に画像の総数が表示されたLCD201の様子を示す図である。
【0025】
ここで、本実施形態では、デフォルトの設定として「1コマ」印刷、「写真番号」指定が設定されているものとする。また、写真番号等及び印刷枚数を表示するエリア214には、最新の撮影日付を有する画像の画像番号と印刷枚数が1枚として設定され、それらに相当する数値が初期設定として表示される(ステップS31)。図5は、第1の実施形態における初期設定表示されたLCD201の様子を示す図である。すなわち、図5に示すように、カーソル211が印刷種別選択のグループの現在の選択項目である「1コマ」にあわせて表示されるとともに、他の選択候補「インデックス」、「全コマ」も同時に表示される。
【0026】
尚、写真の選択方法(すなわち、エリア213)については、デフォルトの値として選択された「写真番号」のみが表示され、「日付指定」は表示されない。これは、1枚印刷の場合は「日付指定」という選択項目自体が設定できないので、LCD201のエリア213の部分には設定可能な「写真番号」のみ表示される。
【0027】
そして、この状態で印刷実行キー204を押すと印刷を開始し、最新の撮影日付を有する画像が「1コマ」印刷される(ステップS35)。一方、印刷実行キー204を押さずに、「1コマ」が選択されたまま決定キー203を押した場合はステップS34に進む。また、ユーザがカーソル移動キー202で選択項目を移動させて「インデックス」或いは「全コマ」にカーソル211を持っていった場合は、LCD201のエリア213に「写真番号」を現在の選択項目として表示するとともに、「日付指定」の表示もされるようになる。そして、この状態でユーザが決定キー203を押すことにより、選択されている印刷種類以外の選択肢を消してステップS33へ進む。
【0028】
ステップS33では、現在選択されている「写真番号」の脇に現在選択していることを示すカーソル211を表示するとともに、他の選択候補である「日付指定」も表示する。例えば、「インデックス」が選択されたとし、ユーザがカーソル移動キー202で「日付指定」を選択すると、操作パネルの符号214にカード内の画像の中から最新の撮影日付のものを検索し、その日付を8桁のエリアの方に表示する。例えば、当該日付が2002年10月23日であれば、「02−10−23」のように表示する。また、当該撮影日付を有する画像ファイルの数を3桁のエリアの方に表示する。図6は、第1の実施形態において「インデックス」及び「日付指定」が選択されたときのLCD201の様子を示す図である。尚、本実施形態では「日付指定」を選択した場合に最新の日付を検索して表示するようにしているが、日付別のファイル数の多いものから順にソートして出力するようにしても良い。そして、この状態で印刷実行キー204を押すとステップS35へ進み、決定キー203を押すとステップS34へ進む。
【0029】
ステップS34では、日付又は写真番号を入力する。日付を入力する場合は、年・月・日を3つの入力フォームとして、個別にカーソル移動キー202で任意の数値を順次入力し、決定キーで次のフォームへ移動する。図7は、第1の実施形態における日付を入力する際のLCD201の様子を示す図である。図7に示すように、日付を入力する際に、入力する「年」、「月」又は「日」のそれぞれの項目を点滅する等して強調表示するようにしてもよい。これによって、よりユーザフレンドリーなインタフェースとなる。尚、3つ目のフォーム「日」の入力中は、その日付の画像ファイルが存在すればその画像ファイル数をエリア214の3桁部分に表示するようにしてもよい。
【0030】
尚、画像の存在しない日付が入力(指定)され、決定キーが押された場合は画像の存在する日付で入力された日付に最も近い日付の画像を自動的に検索して枚数とともに表示するようにする。これにより、ユーザが所望の画像を撮影した日付を完全に記憶していなくても、おおよその日付を指定することにより容易に当該日付の画像を選択することが可能となる。ここで、決定キー203を押すとステップS32へ、印刷実行キー204を押すとステップS35へ進む。
【0031】
尚、上記ステップS33、S34の記述において、本出願に係る発明における写真番号による選択は、本発明の目的からは外れるので説明は省略しているが、従来から知られている方法を適用することができる。
【0032】
ステップS35では、上述した手順に従って設定されたそれぞれの条件に従って、プリンタエンジン108によって画像又はサムネイル画像の印刷が実行される。例えば、図6に示す状態の場合は、1枚の用紙中に4×4で等分した16個のエリアに、該当日付の写真画像のサムネイル画像を順に詰めて出力するとともに、それぞれの写真画像に対して対応するファイル名も付して印刷出力する。そして、画像の数が16個を超える場合は次の用紙に続きを印刷し、16個に満たない場合は余白として出力する。尚、サムネイル画像を出力する際には、1枚の用紙中に2×2或いは4×2等のように印刷出力するようにしてもよい。これらの設定は、デフォルトとして、或いは任意に設定できるようにすることも可能である。図9は、第1の実施形態における印刷装置で用紙上に一覧印刷されたサムネイル画像の印刷例を示す図である。尚、本実施形態では、サムネイル画像(縮小画像)は、指定された撮影日付の画像を一旦取得した後、当該画像を縮小して生成される。
【0033】
ここで、写真画像に特有な性質として、あるイベントが催されたような特定の日付等にまとめ撮りする傾向がある。従って、LCD201に当初表示される日付として、例えば、画像数が最も多い日付を表示するようにしてもよい。また、それ以外の特徴的な日付を初期値として表示するようにしてもよい。このような表示方法を上述したような方法と組み合わせることによって、ユーザの使い勝手を大幅に向上させることができる。
【0034】
また、上述した第1の実施形態では、ステップS34の日付入力の操作方法において、使用者が年・月・日をそれぞれ手入力しているが、これを写真データの存在する日付のみ、すなわち指定可能な日付のみを日付順に前後させるようにしても良い。図8は、撮影日付が存在する画像の日付のみを日付順に前後させるようにした場合のLCD201の表示例を示す図である。
【0035】
また、数字表示エリア214に表示可能な桁数を増やすようにしてもよい。図12は、表示可能な桁数を増やした数字表示エリア214の表示例を示す図である。すなわち、図12に示すようにエリア121で指定された日付における画像枚数をエリア122に表示し、その前日の画像枚数を左隣のエリア123に、翌日の画像枚数を右隣のエリア124に表示させる。このように表示させることによって、複数日に渡って関連する画像が記録されている場合であっても、ユーザに分かりやすく表示することが可能となる。
【0036】
<第2の実施形態>
上述した第1の実施形態では、表示セグメント数の限られたLCDに撮影日付等を表示する場合の実施例を説明したが、第2の実施形態では、ある程度の大きさの情報量を表示することが可能な表示器、例えばドットマトリクスタイプの表示部分を持つ表示器を使用した場合について説明する。
【0037】
図10は、第2の実施形態で使用するカレンダー表示可能な表示器の一例について示す図である。図10において、1001はカレンダー上で選択されている日付を表示するエリアを示し、カーソル移動キー202によってその日付が前後する。また、1002は選択された日付の画像ファイル総数を表示するエリアである。さらに、1003はエリア1001で選択されている年月のカレンダーを表示するエリアである。本実施形態では、写真ファイルが存在する日を黒抜き1004で、存在しない日を白抜き1005で表示し、1001で選択されている日付に当たるエリアを点滅表示1006で表示させる。このようにすることにより、写真データの有無を一目でわかるようにするとともに、曜日や時系列などから使用者が特定のイベントのあった日を直感的に思い出させるのに効果的である。尚、上記黒抜き1004、白抜き1005、点滅表示1006は一例であり、それぞれが区別可能なように表示できれば表示方法はこれらだけに限られない。
【0038】
また、図11は、第2の実施形態のカレンダー表示において各日付における存在画像数の表示例を説明する図である。すなわち、カレンダー表示において、各日付ごとに存在する画像数に応じて、図11に示すように複数の段階的に表示して、該当日付の画像(写真)の量を一目でわかるようにする。尚、図11では3段階に分けた例について示しているが、さらに多くの段階に分けてもよい。また、画像数(数値)を各マスの中に表示するようにしてもよい。このように、各日付ごとの画像数又は画像数の概要を視覚的に分かるように表示してユーザに知らせることにより、各日付が写真画像を多く撮影した日であったのか、スナップを数枚撮っただけの日であるのか、或いは全く撮影しなかった日であるのかといったその時の記憶を思い出させ、より一層候補となる日付を制限し、サムネイル画像として印刷する量を制限し、所望の画像を特定することを助けることができるようになる。
【0039】
尚、本発明は、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置等)に適用してもよい。
【0040】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体(又は記憶媒体)を、システム或いは装置、プリンタに供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はそれら及びプリンタのCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0041】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータ、プリンタに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0042】
本発明を上記記録媒体に適用する場合、その記録媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明によれば、デジタルカメラ等で撮影された画像を印刷する際に、撮影日付を指定することによって印刷対象画像を限定して、所望の画像を容易に特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る印刷装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る印刷装置における操作パネル109の構成例を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る印刷装置における画像選択及び印刷動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】第1の実施形態における印刷装置のカード内容のチェック後に画像の総数が表示されたLCD201の様子を示す図である。
【図5】第1の実施形態における初期設定表示されたLCD201の様子を示す図である。
【図6】第1の実施形態において「インデックス」及び「日付指定」が選択されたときのLCD201の様子を示す図である。
【図7】第1の実施形態における日付を入力する際のLCD201の様子を示す図である。
【図8】撮影日付が存在する画像の日付のみを日付順に前後させるようにした場合のLCD201の表示例を示す図である。
【図9】第1の実施形態における印刷装置で用紙上に一覧印刷されたサムネイル画像の印刷例を示す図である。
【図10】第2の実施形態で使用するカレンダー表示可能な表示器の一例について示す図である。
【図11】第2の実施形態のカレンダー表示において各日付における存在画像数の表示例を説明する図である。
【図12】表示可能な桁数を増やした数字表示エリア214の表示例を示す図である。
【符号の説明】
101 システムバス
102 CPU
103 ROM
104 RAM
105 USBホストインタフェース
106 USBデバイスインタフェース
107 カードインタフェース
108 プリンタエンジン
109 操作パネル
201 LCD
202 カーソル移動キー
203 決定ボタン
204 印刷実行キー
205 キャンセルキー
211 カーソル
212、213、214 エリア

Claims (18)

  1. 画像撮影装置により撮影された画像の撮影日付を取得する撮影日付取得手段と、
    所定の撮影日付を表示する表示手段と、
    前記表示手段により表示された前記撮影日付に基づいて撮影日付を指定する指定手段と、
    前記指定手段により指定された前記撮影日付の画像の縮小画像を取得する縮小画像取得手段と、
    取得された前記縮小画像を印刷する印刷手段と
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記撮影日付取得手段が、前記画像撮影装置により撮影され、所定の可搬記憶媒体に記憶された前記画像の撮影日付を取得することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記指定手段によって指定された前記撮影日付の画像が複数枚存在する場合、
    前記印刷手段は、複数枚の前記画像のそれぞれの縮小画像を同一の印刷媒体上に一覧印刷する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。
  4. 前記指定手段により指定された前記撮影日付の画像が存在しない場合、該撮影日付に最も近い撮影日付の画像を検索する検索手段をさらに備え、
    前記表示手段は、前記検索手段によって検索された画像の撮影日付を表示する
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の印刷装置。
  5. 前記表示手段が、前記撮影日付取得手段によって取得された撮影日付のみ表示可能であり、
    前記指定手段は、前記表示手段に表示された前記撮影日付のいずれかのみを指定可能とする
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の印刷装置。
  6. 前記表示手段が、前記撮影日付取得手段により取得された撮影日付のうち、同一の撮影日付の画像の画像数が最大となる撮影日付を初期値として表示することを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の印刷装置。
  7. 前記表示手段が、前記指定手段によって指定された前記撮影日付の画像の画像数をさらに表示することを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載の印刷装置。
  8. 前記表示手段が、前記指定手段により指定された撮影日付の前日及び翌日に相当する撮影日付の画像の画像数をさらに表示することを特徴とする請求項7に記載の印刷装置。
  9. 前記画像又は前記縮小画像を前記印刷手段によって印刷する際の印刷種別を選択する第1の選択手段と、
    前記印刷手段で印刷させる前記画像又は前記縮小画像の画像の選択方法を選択する第2の選択手段とをさらに備え、
    前記表示手段は、前記第1の選択手段と前記第2の選択手段で選択された印刷種別及び画像の選択方法に基づいて、前記印刷手段で印刷する前記画像又は前記縮小画像の撮影日付及び画像数を表示する
    ことを特徴とする請求項7に記載の印刷装置。
  10. 前記表示手段が、前記第1の選択手段で選択された印刷種別に関する情報と、前記第2の選択手段で選択された画像の選択方法に関する情報とをさらに表示することを特徴とする請求項9に記載の印刷装置。
  11. 前記指定手段によって撮影日付を指定する場合、前記表示手段が、該撮影日付のそれぞれの年、月及び日が指定される際にそれぞれの表示部分を強調表示することを特徴とする請求項1から10までのいずれか1項に記載の印刷装置。
  12. カレンダーを表示するカレンダー表示手段をさらに備え、
    該カレンダー表示手段は、前記撮影日付取得手段によって取得された撮影日付に基づいて、撮影された画像が存在する前記カレンダーの日付部分と撮影された画像がない前記カレンダーの日付部分とを色又はマークで区別して表示することを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の印刷装置。
  13. 前記カレンダー表示手段が、前記カレンダーの撮影された画像が存在する日付部分の表示方法を、それぞれの日付の画像数に応じて視覚的に変化させることを特徴とする請求項12に記載の印刷装置。
  14. 前記縮小画像取得手段は、前記指定手段により指定された前記撮影日付の画像を取得し、該画像の縮小画像を生成することを特徴とする請求項1から13までのいずれか1項に記載の印刷装置。
  15. 画像撮影装置により撮影された画像の縮小画像を取得する縮小画像取得手段と、取得された前記縮小画像を印刷する印刷手段とを備える印刷装置を制御する印刷制御装置であって、
    前記画像の撮影日付を取得する撮影日付取得手段と、
    所定の撮影日付を表示する表示手段と、
    前記表示手段により表示された前記撮影日付に基づいて撮影日付を指定する指定手段と、
    前記縮小画像取得手段に対して、前記指定手段により指定された前記撮影日付の画像の縮小画像を取得させる制御手段と
    を備えることを特徴とする印刷制御装置。
  16. 画像撮影装置により撮影された画像の撮影日付を取得する日付取得工程と、
    所定の撮影日付を表示装置に表示する表示工程と、
    前記表示工程により表示された前記撮影日付に基づいて撮影日付を指定する指定工程と、
    前記指定工程により指定された前記撮影日付の画像の縮小画像を取得する縮小画像取得工程と、
    取得された前記縮小画像を印刷する印刷工程と
    を有することを特徴とする印刷方法。
  17. 画像撮影装置により撮影された画像の縮小画像を取得する縮小画像取得手段と、取得された前記縮小画像を印刷する印刷手段とを備える印刷装置を制御するためのコンピュータに、
    前記画像の撮影日付を取得する日付取得手順と、
    所定の撮影日付を表示装置に表示する表示手順と、
    前記表示手順により表示された前記撮影日付に基づいて撮影日付を指定する指定手順と、
    前記縮小画像取得手順に対して、前記指定手順により指定された前記撮影日付の画像の縮小画像を取得させる制御手順と
    を実行するためのプログラム。
  18. 請求項17に記載のプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007203704A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Seiko Epson Corp 印刷装置及び表示方法

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JP2007203704A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Seiko Epson Corp 印刷装置及び表示方法

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