JP2005040419A - 化粧品容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 化粧品容器において、振動、衝撃を受けても固形化粧料が剥がれたり割れたりしにくくし、部品点数を少なくし、安価かつ容易に製造できるようにする。
【解決手段】 固形化粧料を収納凹部に収納固定する化粧品容器(1)は、固形化粧料(16)とこの固形化粧料(16)を収容する収容凹部(8)との間に弾性材料からなるタブ付シート(18)を有する。このタブ付シートは、一面(19)が固形化粧料(16)の底面(16b)に、他面(21)が収容凹部(8)の底面(8a)に接着された平板状の本体部(18a)と、本体部(18a)の外周から本体部(18a)と一体に外周に突設され、本体部(18a)から折り曲げられて固形化粧料(16)の外側面(16c)と収容凹部(8)の内側面(4a)との間に弾力をもって介在する複数のタブ(18b)とからなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は化粧品容器に関し、特に頬紅等の固形化粧料が収容された化粧品容器に関するものである。
従来、コンパクト等に収容された固形化粧料は、たとえばコンパクトの持運び時の振動や、コンパクトの落下等による衝撃により化粧料の一部が剥がれたり、割れたりすることがあった。このため、振動および衝撃を緩和する目的で固形化粧料の下面にシート状の弾性を有するクッション材を設け、このクッション材に化粧料を接着することが行われている(特許文献1、図5)。
また、固形化粧料を化粧料収納皿に収納し、この化粧料収納皿をコンパクトケース内に衝撃吸収用の弾性材を介して圧入保持したものも知られている(特許文献2、第1図、第5図)。
特公平4−46925号公報 実開平4−25611号公報
上記特許文献1に開示されたクッション材を設けたものにあっては、粘着材の塗布量のばらつきや化粧料への吸い込みなどにより、その固定強度が製品によってばらつくことがある。固定強度が十分でない場合は、振動、衝撃などにより、固形化粧料の割れ、剥がれが生じるおそれがある。
また、特許文献2に開示された弾性材を介して化粧料収納皿をコンパクトケースに圧入保持したものにあっては、弾性材により振動および衝撃は、ある程度吸収されるものの、大きな衝撃力が加わった場合には、化粧料収納皿とコンパクトケースとの圧入係合が解除されて、化粧料収納皿がコンパクトケースから脱落するおそれがある。さらに、成型した化粧料収納皿と別体の弾性材が必要になり、部品点数が多くなってコスト高になるという問題がある。
また、立体成型された固形化粧料は、使用時に指で擦ったり刷毛で擦ったりして使用されるが、その際の外力により、固形化粧料が化粧品容器から剥がれたり崩れたりすることがあった。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、振動、衝撃を受けても固形化粧料が剥がれたり、割れたりしにくく、また、部品点数が少なく、安価かつ容易に製造できる化粧品容器を提供することを目的とするものである。
本発明の化粧品容器は、固形化粧料を収容凹部に収容してなる化粧品容器において、固形化粧料と収容凹部との間に弾性材料からなるタブ付シートを介在させ、このタブ付シートを、一面が固形化粧料の底面に接着され、他面が収容凹部の底面に接着された平板状の本体部と、この本体部の外周から本体部と一体突設され、本体部から折り曲げられて固形化粧料の外側面と収容凹部の内側面との間に弾力をもって介在する複数のタブとから構成したことを特徴とするものである。
また、固形化粧料の外側面に沿って折り曲げられたタブは、この外側面に接着されるよう構成されていることが好ましい。
また、上記の弾性材料は、発泡合成樹脂、ゴム、不織布からなる群から選択された材料からなるものとすることができる。
上記タブ付シートは、粘着材により固形化粧料および収容凹部の両方に接着することができる。
上記粘着材は、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースのいずれかを含むセルロース誘導体、アルギン酸またはそのナトリウム塩、ポリビニルピロリドンおよびポリビニルアルコールからなる群から選択された材料の水溶液からなるものとすることができる。
また、上記タブの形状は、略矩形であってもよいし、タブの先端が本体部側の基端より幅広の略扇形、或いは台形であってもよい。
上記タブ付シートを構成する発泡合成樹脂の材料は、ポリエチレン、アクリロニトリルブタジエンラバー、ポリウレタン、ポリスチレンからなる群から選択されたものとすることができる。
また、タブ付シートを構成する不織布の素材は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステルからなる群から選択されたものとすることができる。
化粧料の外側面に接着された複数のタブは、さらに収容凹部の内側面にも接着されるよう構成されてもよい。
本発明の化粧品容器によれば、固形化粧料と、この固形化粧料を収容する収容凹部との間に弾性材料からなるタブ付シートが介在され、タブ付シートが、一面が固形化粧料の底面に接着され、他面が収容凹部の底面に接着された平板状の本体部と、この本体部の外周から本体部と一体に外周に沿って突設され、本体部から折り曲げられて固形化粧料の外側面と収容凹部の内側面との間に弾力をもって介在する複数のタブとから構成されているので、次の効果を奏する。即ち、振動、衝撃を受けた場合、固形化粧料はその底面において容器の収容凹部に接着されているのみならず、外側面においても弾力をもって収容凹部に保持されており、かつ振動および衝撃が緩和されるので、固形化粧料が剥がれたり割れたりしにくい。また、固形化粧料と化粧品容器との間には、タブ付シートが介在しているだけであるので、部品点数が少なく、安価かつ容易に製造することができる。
また、固形化粧料の外側面に沿って折り曲げられたタブが、この外側面に接着されている場合は、固形化粧料がその外側面でもタブ付シートに接着固定されるので、固形化粧料の外側面が弾力を持って収容凹部に保持されることと相俟って、固形化粧料を一層確実に化粧品容器に固定することができる。このタブが収容凹部の内側面にも接着されている場合は、さらに保持が強固になる。
また、上記弾性材料が、発泡合成樹脂、ゴム、不織布からなる群から選択された材料からなる場合は、固形化粧料の種類、用途などに応じた適切な材料とすることができる。
また、粘着材が、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースのいずれかを含むセルロース誘導体、アルギン酸またはそのナトリウム塩、ポリビニルピロリドンおよびポリビニルアルコールからなる群から選択された材料の水溶液から構成されている場合は、酢酸臭などの不快な臭いがなく、人体への安全性も高い。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、固形化粧料を収納した、本発明による化粧品容器の一実施形態を示し、図1(A)は、化粧品容器1の縦断面図、図1(B)は図1(A)の化粧品容器をIB−IB線に沿って切断した断面図をそれぞれ示す。なお、図1(B)では、化粧品容器1に被冠される蓋が省略されている。化粧品容器1は、AS(アクリロニトリルスチレン)樹脂から成型され、円盤状の基体2と、この基体2の周縁近傍から基体2の上方に環状に一体に突設された周壁4を有する。周壁4の内側は後述する固形化粧料(以下、単に化粧料という)16を収容する収容凹部8となっている。他方、周壁4の外側は、雄ねじとなるねじ溝10が形成されて蓋12と螺合するよう構成されている。基体2の外周は、基体2の一部となる環状のフランジ7となっている。
蓋12は、化粧品容器1と同様に、AS樹脂から成型され、概ね半球状を呈している。なお、化粧品容器1は不透明であるが、蓋12は透明である。蓋12の周縁部の内側には、前述のねじ溝10と螺合する雌ねじとなる他のねじ溝14が形成されている。蓋12と化粧品容器1は、このねじ溝10および14の螺合により互いに係合するよう構成されている。蓋12が化粧品容器1に取り付けられたときは、蓋12の周縁端部15は、フランジ7の上面7aに当接し、化粧品容器1内を封止する。
収容凹部8内には前述の化粧料16が、後述するタブ付シート(以下、単にシートという)18を介して配置される。化粧料16は粉末を固めて成型した中実の成型品であり、その表面は略半球面状即ちドーム状の上面16aと平坦な底面16bと、上面16aから底面16bに至る底面16bに垂直な周面である外側面16cから構成されている。この化粧料16は、酸化鉄、群青、パール剤等の粉末、油分、保湿剤、香料、防腐剤、薬剤および界面活性剤等を含む原料を粉末成型、流込成型、流込乾燥成型等の方法によりドーム状に固めたものである。この化粧料16は、前述のシート18に粘着材20(20a、20b)によって接着されている。
次に、シート18について、図2を参照して説明する。図2は、図1の化粧品容器1に使用されている、第1の実施形態のシート18の平面図である。シート18は、連続気泡状に発泡させた弾性を有する発泡ポリウレタンから形成されている。このシート18に使用されている発泡ポリウレタンは、密度22kg/m、硬度110N(ニュートン)を有し、厚さ1mmに形成されている。シート18は、平板状の本体部18aと、この本体部18aの外周から本体部18aと一体に外周に沿って、所定間隔で突設された11枚のタブ18bとを有する板状(シート状)である。第1の実施形態ではタブ18は概ね矩形状を呈しており、隣接するタブ18b同士のなす角度α、即ち、タブ18b、18bの各々の中心を通る2本の直線のなす中心角は約33度である。
また、本体部18aの外径Dは30mm、11枚のタブ18bの先端22を通る、シート18の外形Dは37mm、タブ18bの基端23の幅方向の寸法W2は5mm、タブ18bの先端22の幅方向の寸法W1は5mm、タブ18bの半径方向の長さLは3.5mmに形成されている。タブ18bは、基端23の折曲線24に沿って、図1(A)に示すように外側面16cに沿って上方に容易に折り曲げられる。
このように折り曲げられたシート18は、タブ18bが化粧料16の外側面16cに位置し、シート18の本体部18aの外周は収容凹部8の内周に嵌合する寸法になっている。そして、タブ18bは、化粧料16の外側面16cに粘着材20aにより接着され、化粧料16の底面16bは、粘着材20bによりシート18の本体部18aの上面(一面)19に接着される。なお、図1中、粘着材20および後述する粘着材26は、粘着材20、26の存在を容易に理解できるようにその厚さを誇張して示しているが、実際は、図面では1本の線に表れる程度の薄い層に形成されている。粘着材20a、20bとしては、カルボキシメチルセルロースのセロゲン3%水溶液が用いられる。
次に、化粧料16に接着されたシート18は、収容凹部8内に装着されて、シート18の上面19の逆側となる下面(他面)21がペトと称される粘着材26により容器1の基体2の上面、即ち、収容凹部8の底面8aに接着される。シート18が収容凹部8内に挿入されるときタブ18bは、化粧料16と収容凹部8の周壁4の内側面4aとの間に配置されるので、化粧料16は、化粧料16の外側面16cと底面16bが弾性的に(弾力をもって)収容凹部8に保持されることとなる。この粘着材26は、サイビノールから構成されている。
以上のように構成された本発明の化粧品容器1と従来品とを比較する実験を行ったところ、次のような結果を得た。
実験結果
Figure 2005040419
上記従来品の形状は、化粧料の底面に平板状のクッション材を貼付し、さらにこのクッション材の底面を化粧品容器に貼付した構造となっている。従来の構造に用いられている粘着材は、化粧料とクッション材との接着にカルボキシメチルセルロースを、クッション材と化粧品容器との接着にペトをそれぞれ用いている。
上記製造段階での不良率は、検査工程での不良率を示す。即ち、化粧料をセットした容器を逆さにして手で振る検査を実施したときに、化粧料が容器から剥がれた個数の割合を示す。
使用テストでは、サンプルを使用者(女性)に渡して、所定の期間携行して実際に使用してもらった。使用の際の化粧動作は、指で化粧料を擦ったり、直接頬に塗りつけることが行われた。
以上の実験結果から判るように、本発明による化粧品容器1は、従来品に比較して明らかに固着強度の増加による不良の低減が認められた。換言すると、化粧料16の固着強度が大きいので、携帯中の振動、衝撃、或いは、使用時に付加される外力によって、化粧料16が剥がれたり割れたりすることが防止されていることが明瞭に示されている。
次に、シートの第2の実施形態について、図3を参照して説明する。図3は第2の実施形態のシート28を示す平面図である。第2の実施形態のシート28と第1の実施形態のシート18との相違点は、タブ28bの形状と数である。この第2の実施形態のシート28の本体部28aの外径寸法と、タブ28bの先端32を含んだシート28の外径寸法は、第1の実施形態のシート18の場合と夫々同じである。タブ28bは本体部28aの外周に8枚形成され、形状は先端32が、基端34より幅広に形成されている点が第1の実施形態と相違する。先端32の幅寸法W1は8mm、基端34の幅寸法W2は6mm、タブ28bの半径方向の長さLは3.5mmである。
先端32は、本体部28aの外形に沿った湾曲した形状であってもよいし、或いは直線状であってもよい。湾曲した形状の場合、タブ28bは、扇形状となり、直線状の場合は台形となる。この点は、後述する他の実施形態のタブ38b(図4)、タブ48b(図5)についても同様である。隣接するタブ28b、28bのなす角度(中心角)αは45°である。このタブ形状は、基端34が先端32より狭幅の略扇形なので、シート28の本体部28aから折り曲げやすく、化粧料16の外側面16cを広い面積で接着し、保持できるという効果がある。
次に、シートの第3の実施形態について図4を参照して説明する。図4は第3の実施形態のシートを示す平面図である。このシート38の本体部38aの外径寸法およびシート38の外径寸法は、前述の第1の実施形態のシート18の寸法と同じである。タブ38bは、4つが等間隔に本体部38aの外周に沿って突設されており、隣接するタブ38bのなす角度(中心角)αは90度である。シート38のタブ38bは、第2の実施形態と同様に、タブ38bの先端42が基端44より幅広に形成されている。シート38が、前述の第2の実施形態のシート28と異なる点は、タブ38bの形状および数が異なる点である。タブ38bの先端42の幅方向寸法W1は12mm、基端44の幅寸法W2は2mm、半径方向の長さLは、3.5mmである。このタブ形状により、第3の実施形態のシート38では、タブ38bが一層折り曲げ易くなるとともに、化粧料16の外側面16cに一層広い範囲で接着できるようになる。
次に、更なる第4の実施形態のシート48について、図5を参照して説明する。図5は第4の実施形態のシート48を示す平面図である。この実施形態のシート48は、その外径および本体部48aの外径が、第3の実施形態のシート38と同じであり、また、タブ48bの形状も第3の実施形態の形状と同じであるが、タブ48bの数のみ異なる。タブ48bの数は8つであり、隣接するタブ48bの中心角は45度である。これにより、シート48は化粧料16の外側面16cにさらに広い範囲で接着することができるので、第3の実施形態のシート38より一層強固に、化粧料16を保持することができる。
以上本発明の実施の形態について詳細に説明したが、上記実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形変更が可能であることはいうまでもない。例えば、化粧品容器1には、蓋12がなくてもよい。その場合は、化粧品容器1が、他の図示しないコンパクトケースなどに固定され、コンパクトケースの蓋が容器1の上を覆うようにしてもよい。また、化粧品容器1の平面視の形状が円形の場合について説明したが、円形に限られるものではなく、3角形や4角形等の多角形や、楕円等の任意の形状が考えられる。また、容器の形状も、広口容器、コンパクト容器、繰り出し容器などが考えられる。
また、粘着材の種類としては、上記に例示したものの他、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等のセルロース誘導体、アルギン酸またはそれらのナトリウム塩、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール等の水溶液であってもよい。濃度は、1〜30重量%の範囲から選定されることが好ましい。シート18、28、38、48の上面側の粘着材と下面側の粘着材は、同じものであってもよいし、異なるものであってもよい。
また、シートの材質は、前述の実施形態では発泡ポリウレタンが使用されているが、発泡ポリウレタンに限定されるものではなく、ポリエチレン、アクリルニトリルブタジエンラバー、ポリスチレン等を連続気泡状に発泡させた発泡体であってもよい。或いは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等の材料から製造された空隙を有する不織布シートであってもよい。これらのシートの両面、或いは、いずれか一方の片面にフロッキー加工(植毛加工)を施して、化粧料16を一層確実に、収容凹部8に保持するようにしてもよい。シートやタブの大きさ、シートの厚さ等は、用途に応じて適宜変更可能であることはいうまでもない。
上記の実施の形態において、タブが化粧料16の外側面16cにのみ接着される場合について説明したが、タブの固着強度を一層増すために、タブを化粧料16だけでなく収容凹部8の内側面4aに接着するようにしてもよい。
また、タブの形状は、化粧料16をセットするときの作業性と、化粧料16を固定する面積を確保するために、前述の如く扇形或いは台形が好ましいが、任意の形状に形成してももちろんよい。また、タブの数量も用途や化粧品容器の大きさに応じて、任意に増減してよい。また、隣接するタブの間隔は、必ずしも等間隔である必要はなく、不等間隔であってもよい。また、多数のタブをシートの外周から内方に延びる単なる切れ込みによって形成してもよい。
本発明の化粧品容器に使用されるタブ付きシートは、以上のように本体部とタブとを一体に形成しているので、構成が簡単であり、部品点数が少なく容器への組み付けも容易である。しかし、タブをシートと別体に形成してシートの本体部に貼付したり、本体部と離隔して固形化粧料と収容凹部の内周面との間に配置、接着したりした場合は、部品点数が増大し、組み付けも手間がかかるものとなり実用的ではない。
なお、本発明の化粧品容器1は、固形化粧料16を収容するものであるが、固形医薬品(図示せず)を収容するように応用してもよい。
固形化粧料を納置した、本発明による化粧品容器を示し、(A)は、化粧品容器の縦断面図、(B)は(A)の化粧品容器をIB−IB線に沿って切断した断面図をそれぞれ示す。 図1の化粧品容器に使用されている、第1の実施形態のシートの平面図 第2の実施形態のシートを示す平面図 第3の実施形態のシートを示す平面図 第4の実施形態のシートを示す平面図
符号の説明
1 化粧品容器
4a 内側面
8 収容凹部
8a 底面
16 固形化粧料
16b 底面
16c 外側面
18、28、38、48 タブ付シート
18a、28a、38a、48a 本体部
18b、28b、38b、48b タブ
19 上面(一面)
20、26 粘着材
21 下面(他面)

Claims (5)

  1. 底面と該底面に略垂直な外側面を有する固形化粧料を、前記底面と外側面に沿った底面と内側面を有する収容凹部に収容してなる化粧品容器において、前記固形化粧料と前記収容凹部との間に弾性材料からなるタブ付シートが介在され、該タブ付シートが、一面が前記固形化粧料の底面に接着され、他面が前記収容凹部の底面に接着された平板状の本体部と、該本体部の外周から該本体部と一体に前記外周に突設され、該本体部から折り曲げられて前記固形化粧料の前記外側面と前記収容凹部の前記内側面との間に弾力をもって介在する複数のタブとからなることを特徴とする化粧品容器。
  2. 前記固形化粧料の前記外側面に沿って折り曲げられた前記タブが、前記外側面に接着されていることを特徴とする請求項1記載の化粧品容器。
  3. 前記弾性材料が、発泡合成樹脂、ゴム、不織布からなる群から選択された材料からなるものであることを特徴とする請求項1または2記載の化粧品容器。
  4. 前記タブ付シートが粘着材により前記固形化粧料および前記収容凹部に接着されていることを特徴とする請求項1、2または3記載の化粧品容器。
  5. 前記粘着材が、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースのいずれかを含むセルロース誘導体、アルギン酸またはそのナトリウム塩、ポリビニルピロリドンおよびポリビニルアルコールからなる群から選択された材料の水溶液からなるものであることを特徴とする請求項4記載の化粧品容器。
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