JP2005040364A - 消火器設置台 - Google Patents
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Abstract
【課題】個々の輸送性，保管性，施工性がアップし、これに足を引っかけることがなく，設置時のスマート性が得られる消火器設置台を得る。
【解決手段】平面角形の中央に凹設したすり鉢状の円形受載面１ａとこの円形受載面１ａの左右両側に側方からみて丸い山形となる両袖平面１ｂとを形状の特徴とする樹脂成型品からなりかつ前記平面角形の後方にポール立設用穴を有する受台１、この受台１の前記ポール立設用穴に挿脱自在に立設する樹脂製ポール３、及びこの樹脂製ポール３に挿脱自在に取り付ける樹脂製表示ボード４を備える。
【選択図】図１
【解決手段】平面角形の中央に凹設したすり鉢状の円形受載面１ａとこの円形受載面１ａの左右両側に側方からみて丸い山形となる両袖平面１ｂとを形状の特徴とする樹脂成型品からなりかつ前記平面角形の後方にポール立設用穴を有する受台１、この受台１の前記ポール立設用穴に挿脱自在に立設する樹脂製ポール３、及びこの樹脂製ポール３に挿脱自在に取り付ける樹脂製表示ボード４を備える。
【選択図】図１
Description
本発明は、消火器を設置するのに使用する消火器設置台に関するものである。
従来、消火器を設置するものとして、一般的に木箱に木製柱により表示板を取り付ける大工仕事によるものがあり、消火器はその木箱内に設置している。
特開２００１−２３８９７４号公報
実開昭６１−１８１６０号公報
解決しようとする問題は、前記した従来のものでは大工仕事による木製構造体で分解組立を考慮していないので一つの個として嵩張って輸送性，保管性が悪く、また箱形なので前方において出っ張るのでこれに足を引っかけたりして邪魔ものにさえなっているという点である。
本発明は、平面角形の中央に凹設したすり鉢状の円形受載面とこの円形受載面の左右両側に側方からみて丸い山形となる両袖平面とを形状の特徴とする樹脂成型品からなりかつ前記平面角形の後方にポール立設用穴を有する受台、この受台の前記ポール立設用穴に挿脱自在に立設する樹脂製ポール、及びこの樹脂製ポールに挿脱自在に取り付ける樹脂製表示ボードを備えたことを特徴とする。
本発明は、受台，ポール，表示ボードの分解組立が可能でしかも最も嵩張る受台は鉢のように重ねてコンパクトにまとめられるので輸送性，保管性がアップするし、受台とポール，ポールと表示ボードをそれぞれ挿脱するだけで簡単に分解組立ができるので分解組立用の工具を要せず施工性がアップするので、特に病院やビルのように本数が多くなればなるほどその輸送性，保管性，施工性がアップして大きな効果を発揮するし、また受台の形状が従来の箱形のように前方において出っ張らないのでこれに足を引っかけるということがなく，設置時のスマート性が得られるという効果がある。
受台，ポール，表示ボードをそれぞれ樹脂成型品とし、かつそれぞれを分解組立可能な構造体として実現した。
図１は本発明の一実施例を示す斜視図、図２は図１の背面を示す部分図、図３は図２を上からみた図、図４は図３中イーイ線に沿う断面図で、ポールを除くと共に二つ目の受台を重ねて点線で示している。
図において、１は平面角形の中央に凹設したすり鉢状の円形受載面１ａとこの円形受載面１ａの左右両側に側方からみて丸い山形となる両袖平面１ｂ，１ｂとを形状の特徴とする樹脂成型品からなる受台、２は受台１の平面角形の後方に形成したポール立設用穴、３は下部３ａをポール立設用穴２に挿入して立設した中空状の押出し樹脂成型品のポール、４は下部突出部４ａをポール３の上端に挿入して取り付けた樹脂成型品の表示ボード、５は受台１の円形受載面１ａに配設した水抜き孔、６はポール３の中間に嵌め込んで止める樹脂製ホルダーで、これに消火器７の背面金具（規格部品なので図示省略）を引っかけて消火器７の転倒を防止する。
今、図１の状態において、ポール３の上端から下部突出部４ａを抜き出してポール３から表示ボード４を分解すると共にポール立設用穴２から下部３ａを抜き出して受台１からポール３を分解すると、受台１，ポール３，表示ボード４がバラバラになって嵩が低くなるし、さらに受台１はそのすり鉢状の円形受載面１ａを利用して図４に示すように重ねられるので、よりコンパクトになって輸送し易くなるし，保管も場所を取らない。
そして、設置場所ではポール立設用穴２に下部３ａを差し込んで受台１にポール３を取り付けると共にポール３の上端に下部突出部４ａを差し込んでポール３に表示ボード４を取り付けると、組立が完了して設置できるので、工具を用いずに簡単に組立施工できる。
その際、樹脂製ホルダー６はそのたわみを利用してポール３に対して側方から簡単に嵌められてその弾性により止まるし、またその上下位置もスライドさせて簡単に変更できるので、消火器７の大小に合わせて嵌め込みもアジャストも容易にできるし、消火器７の異物との当接（接触）もしくは近傍での振動・衝撃による転倒を防止できる。
設置状態では受台１の形状が従来の箱形のように前方において出っ張らないのでこれに足を引っかけるということがなく，設置時のスマート性（ファッション性）が得られるし、また例え水分が受台１の円形受載面１ａ内に入っても水抜き孔５から排水されるので、消火器７（タンク）の腐食を防止できる。
なお、表示ボード４には、使用方法の説明文「例えば安全栓を引き抜く、ホースをはずし火元に向ける、レバーを強くにぎる」を日本語文字及び英語文字と共に点字によっても表示しておくと、少し眼が不自由で表示ボード４の文字が読み取りにくい人達にも、この点字を読み取ることによって消火器７の利用が可能になる。
本発明は、消火器の大小に関係なく、消火器全般にわたり広く活用できる。
１：受台
１ａ：円形受載面
１ｂ：両袖平面
２：ポール立設用穴
３：ポール
３ａ：下部
４：表示ボード
４ａ：下部突出部
５：水抜き孔
６：樹脂製ホルダー
７：消火器
１ａ：円形受載面
１ｂ：両袖平面
２：ポール立設用穴
３：ポール
３ａ：下部
４：表示ボード
４ａ：下部突出部
５：水抜き孔
６：樹脂製ホルダー
７：消火器
Claims (1)
- 平面角形の中央に凹設したすり鉢状の円形受載面とこの円形受載面の左右両側に側方からみて丸い山形となる両袖平面とを形状の特徴とする樹脂成型品からなりかつ前記平面角形の後方にポール立設用穴を有する受台、この受台の前記ポール立設用穴に挿脱自在に立設する樹脂製ポール、及びこの樹脂製ポールに挿脱自在に取り付ける樹脂製表示ボードを備えたことを特徴とする消火器設置台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003277942A JP2005040364A (ja) | 2003-07-23 | 2003-07-23 | 消火器設置台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003277942A JP2005040364A (ja) | 2003-07-23 | 2003-07-23 | 消火器設置台 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005040364A true JP2005040364A (ja) | 2005-02-17 |
Family
ID=34264496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003277942A Pending JP2005040364A (ja) | 2003-07-23 | 2003-07-23 | 消火器設置台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2005040364A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009045377A (ja) * | 2007-08-23 | 2009-03-05 | Kensuke Shibui | 住宅用消火器 |
-
2003
- 2003-07-23 JP JP2003277942A patent/JP2005040364A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009045377A (ja) * | 2007-08-23 | 2009-03-05 | Kensuke Shibui | 住宅用消火器 |
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