JP2005039440A - 携帯通信端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯通信端末を利用した一連の情報は、携帯通信端末の本体メモリ、または移動体通信事業者やコンテンツプロバイダの情報管理サーバが保管、管理していたために携帯通信端末利用者は、自分の通信情報を有効に利用することができなかった。また、一連の通信情報やアプリケーションプログラムは、携帯通信端末本体のメモリに格納されるために携帯通信端末を変更する場合、蓄積された情報を継続して利用することができなかった。
【解決手段】上記課題を解決するために、情報記録媒体を着脱可能に搭載した携帯通信端末において、携帯通信端末本体の情報格納部に格納される一部の通信情報を前記情報記録媒体に格納したことを特徴とする携帯通信端末を提供する。
【選択図】 図1
【解決手段】上記課題を解決するために、情報記録媒体を着脱可能に搭載した携帯通信端末において、携帯通信端末本体の情報格納部に格納される一部の通信情報を前記情報記録媒体に格納したことを特徴とする携帯通信端末を提供する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ICカードを搭載した携帯通信端末に関し、詳しくは通信情報のうち一部の情報をICカードに蓄積し、所定のプログラムによって前記通信情報の履歴などと連動する連動情報を生成し、携帯通信端末を変更するときはICカードをそのまま利用する携帯通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯通信端末を使用して情報の送受信を行う場合は、加入者が携帯通信端末からネットワークを介して移動体通信事業者の電話管理サーバに接続し、相手側の電話に接続して交信している。
また、携帯通信端末を楽しく利用するためのソフトが提案されている。
これは、電子メールを電子ペットに運ばせ、電子ペットをパーソナルコンピュータに移して飼育したり、飼育環境を変化させたりするソフトで、メールの内容は電子ペットの情報が基本となっている。
また、キャラクターに言葉を教えてコミュニケーションを楽しむ技術などが開示されている。
【0003】
上述の技術は、携帯電話単体を使用したアプリケーションであるが、ICカードが搭載されている携帯通信端末に関する技術もさまざまに開示されている。
ICカード搭載携帯電話については、ICカードに加入者の個人情報、例えば、電話番号リストを格納して必要なときに読み出して利用する。
また、各種アプリケーションを携帯通信端末で利用する場合は、前記移動体通信事業者の電話管理サーバからアプリケーションを提供しているコンテンツプロバイダーに携帯通信端末を接続してアプリケーションプログラムをダウンロードし、携帯通信端末の本体メモリに格納する。
しかし、この開示技術では、一連の通信情報の履歴は、移動体通信事業者の電話サーバ、またはコンテンツプロバイダーのアプリケーション情報管理サーバが保管し管理している(例えば特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
(特開2002−140269)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前述の技術では、携帯通信端末を利用した一連の情報は、携帯通信端末の本体メモリ、または移動体通信事業者やコンテンツプロバイダの情報管理サーバが保管し管理していたために携帯通信端末利用者は、自分の通信情報を有効に利用することができなかった。
また、一連の通信情報やアプリケーションプログラムは携帯通信端末本体のメモリに格納されるために携帯通信端末を変更する場合、蓄積された情報を継続して利用することができなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明の携帯通信端末の請求項1に記載の発明は、情報記録媒体を着脱可能に搭載した携帯通信端末において、携帯通信端末本体の情報格納部に格納される一部の通信情報を前記情報記録媒体に格納したことを特徴とするものである。
【0007】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、情報記録媒体は独立した複数のファイルを有することを特徴とするものである。
【0008】
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、独立したファイルの中に、通信情報が格納されたファイルが含まれることを特徴とするものである。
【0009】
また、請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、独立したファイルの中に、通信情報を制御する通信情報制御プログラムが格納されたファイルが含まれることを特徴とするものである。
【0010】
また、請求項5に記載の発明は、請求項1〜4何れかに記載の発明において、独立したファイルの中に、通信情報と通信情報制御プログラムによって生成された生成情報が格納されたファイルが含まれることを特徴とするものである。
【0011】
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、生成情報はキャラクタ情報であることを特徴とするものである。
【0012】
また、請求項7に記載の発明は、請求項1〜6何れかに記載の発明において、情報記録媒体は、ICカードであることを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の携帯通信端末について説明する。
図1は、本発明のICカードを着脱可能に搭載した携帯通信端末の利用例について説明するための模式図、図2は、ICカードの一例について説明するための模式図、図3は、ICカードの他の一例について説明するための模式図、図4は、ICカードが着脱可能に搭載された携帯通信端末の機能の一例について説明するためのブロック図、図5は、図4に示すICチップの情報格納部のファイル構造について説明するためのブロック図である。
【0014】
図1を参照して本発明のICカードを着脱可能に搭載した携帯通信端末の利用例について説明する。
携帯通信端末1は、操作部11、表示部12、送信部13を備え、小型ICカード(以下UIMカードという。)2を搭載している。
携帯通信端末としてPDAや、携帯電話機があるが、本実施の形態ではデジタル方式の第3世代に近い機能を有する携帯電話機(以下携帯電話という。)を対象として説明する。
携帯電話1には、入力部として、操作部11、表示しないが操作ボタン、撮像部、マイク等が組み込まれている。
操作部11は、電源ON/OFFボタン、電話ON/OFFボタン、数字、仮名、英文字入力のためのボタン、その他ファンクションボタンなどで構成されている。
【0015】
表示部12として、液晶などの表示パネルが組み込まれている。
表示部には各種の機能を表示させ、その中から選択させることによって操作ボタンの数だけでは制御困難な項目を操作可能にしている。表示部12の上部には表示しないが、スピーカーが組み込まれている。
送信部13として、送受信部であるアンテナが、固定、または、引き出し可能に携帯電話1に組み込まれている。
【0016】
携帯電話、またはPHS端末に搭載された取り外し可能な小型ICカードとして、2世代携帯電話であるGSMに搭載されていたSIM(Subscriber Identity Module)カード、更にその次世代版、UIM(User Identity Module)カードが知られている。
UIMカードは、大きさが15×25mm、厚さ0.8mm程度の小型ICカードで、次世代(3G)携帯電話には標準搭載される。
UIMカード2は、携帯電話の側面に設けられた挿入口(図示せず)から挿入されて所定の位置で固定される。
携帯電話によっては電話機の裏ブタのバッテリーの内側の所定の場所にUIMカードを固定し、裏蓋を閉じて使用する構造になっている。
【0017】
図1を参照して、携帯電話の電話サーバ、及びアプリケーションサーバへの接続について説明する。
携帯電話の所持者(以下利用者という。)は、携帯電話1のUIMカード挿入口(図示せず)からUIMカード2を挿入する。
UIMカード2は携帯電話の所定の位置に固定される。
携帯電話1の操作部11の操作ボタンを操作してUIMカードに格納されている電話番号リストを読出し、表示部12に表示する、その中から電話先の名前を探し出し、選択して電話サーバ3に送信する。
電話が終了すると、少なくとも相手先の電話番号、電話をした日付と時間、通話時間が電話番号にリンクされてUIMカードの所定のファイルに保存される。
【0018】
次に、図1を参照して、携帯電話のアプリケーションサーバへの接続について説明する。利用者は、携帯電話1のUIMカード挿入口(図示せず)にUIMカード2を挿入し、携帯電話の所定の位置に固定する。
携帯電話1の操作部11の操作ボタンを操作して、利用者が加入しているプロバイダ経由でコンテンツプロバイダのアプリケーションサーバ4にアクセスし、希望するアプリケーション利用プログラムを携帯電話1にダウンロードする。
操作部11を操作して、表示部に編集画面を表示し、前記受信したアプリケーション利用プログラム情報を、携帯電話の情報格納部から、UIMカードの情報格納部に移動する。
【0019】
図2を参照してUIMカードの一例について説明する。
前述のように、UIMカード2は、大きさが15mm×25mm、厚さ0.8mm程度の小型ICカードで、ポリ塩化ビニール,塩化ビニール・酢酸ビニール共重合体、非晶質ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、アクリル等の単体、または、複合体のプラスチック基体にICモジュールを実装したものである。
接触型UIMカードのICモジュールの外部装置接続用端子(以下外部端子という。)21aは、図に示すように独立した6〜10に区画された導電性のプレートがUIMカードの表面に露出した状態で形成され、外部装置(本実施の形態の場合は携帯電話)の接点と接触してICモジュール内のICチップと電気的に導通するようになっている。
【0020】
図3は、接触型非接触型両用UIMカードの模式図で、外部端子が形成された側の裏側から見た状態を示している。
表側は、図2のようになっており接触型UIMカード読取装置に対応するようになっている。
図3に示すようにUIMカードのプラスチック基体内側には、アンテナ21bが埋設されておりアンテナの先端と、終端がICチップのアンテナ接続端子211に金属ワイヤ等によって接続されている。
図示していないが、図2に示す区画された外部端子のそれぞれの裏側が、それぞれICチップの接続端子に導線で接続されている。
図3に示す接触型非接触型両用UIMカードは、外部端子と外部装置とが非接触で接続するアンテナまたはコイル(以下アンテナという。)が同一のチップに接続されて使用される。
【0021】
図示しないが、図2、図3のUIMカードの基体表面にはカードの固有情報が印字され、複数使用の場合にそれぞれの違いが目視で判別できるようになっている。
また、カードの簡単なデザインが印刷されている。
【0022】
図4を参照して、UIMカードが着脱可能に搭載された携帯電話の機能について説明する。
携帯電話の筐体の外側に露出している部分は、入力部(操作部11を含む)10、選択情報を表示する表示部12、アンテナなどによる外部の通信装置と通信する通信部13、表示していないがマイク等の入力部、スピーカー等の出力部、撮像部などで構成されている。
また、一部露出している部分として、ヘッドホーンや、外部電源などを接続するI/O部103等が組み込まれている。
前述の入力部10、表示部12、通信部13、表示していないが電源部は、制御部であるCPU102に接続されている。
また、CPU102には、携帯電話本来の制御プログラムが格納されているROM部104、受信したデータを含む情報を一時的に保管し処理するRAM部105、受信したデータ又は情報を保管するデータ及び情報を格納する格納部106が接続されている。
【0023】
前記情報格納部106には、複数のアプリケーションを処理するアプリケーションプログラムが格納される。
このアプリケーションプログラムにはアプリケーション検索コードがタグ付けされており、表示部と操作部によって選択されるアプリケーションプログラムのアプリケーション検索コードによってアプリケーションプログラムを立ち上げる。
【0024】
携帯電話にはUIMカードが搭載されている。
携帯電話に搭載されているUIMカードは、UIMカード側インターフェイス部(IF1)21、携帯電話側インターフェイス部(IF2)101を介して携帯電話本体と接続されている。
インターフェイス部IF2(101)は、使用されるUIMカードが接触型カードであれば外部端子(図2の外部端子21a参照)対応の接点であり、非接触型UIMカードであればアンテナである。
逆にインターフェイス部IF2(101)が接触型カード用接点であれば、使用されるUIMカードのIF1(21)は外部端子(図2の外部端子21a参照)であり、インターフェイス部IF2(101)が非接触型カード用アンテナであれば、UIMカードのIF1(21)は、アンテナ(図3のアンテナ21b参照)である。
【0025】
図4のインターフェイス部21は、UIMカードに実装されているICチップ201の制御部であるCPU202に接続されている。
CPU202は、データを制御するプログラムが格納されているROM203、受信データを含む受信情報を一時的に保管し操作するRAM204、アプリケーションプログラム、通信情報、キャラクタなどの生成情報、通信時に使用される公開鍵・秘密鍵、等を保管する情報格納部205に接続されている。
【0026】
UIMカードの情報格納部に格納された情報は、高度のセキュリティ環境のもとで保護されているために、例えば、UIMカードが盗難にあっても内容を読み出すことはできない。
また、UIMカードは、UIMカードの情報格納部に、読出し不可能に格納されている公開鍵や、秘密鍵を使用して、送信内容の暗号化や、受信内容の復号などを行う。
本発明の携帯電話は、携帯電話の情報格納部に保管されている通信情報の中から必要な情報を、高度な環境下でUIMの情報格納部に移動して保管することができる。
また、電話サーバから通話データ収集、編集プログラムをダウンロードして、従来は電話サーバに保管されていた通信情報をUIMカードの情報格納部に蓄積し、編集することも可能である。
【0027】
図5を参照して、UIMカードに搭載されたICチップの情報格納部の一例について説明する。
この情報格納部は、本実施例の場合3つのファイルで構成される。
即ち、ファイル全体を管理するMF( Master File)205 、各種プログラムや、データを記録するDF( Dedicated File)2051,2052、図示しないが基礎ファイルであるEF( Elementary File)である。
MFは、各種のデータ、及びプログラムを保管するファイルであり、ここにはUIMカード所有者に関する情報、例えば、利用者のカードコード、氏名、住所、電話番号などの固有情報もファイルされる。
DFは、専用ファイルであり、ファイルは、「1アプリケーション1ファイル」の関係で使用される。
EFは、キーデータを格納するIEFと、アプリケーション使用データを格納するWEFの2種類で構成される。
【0028】
MF、及びDFには、それぞれ独立した1又は複数のIEF及びWEFで構成される。
WEFには、ICチップに記録すべきデータが格納されるのに対して、IEFには、各領域にアクセスするためのアクセスキーが格納される。
【0029】
本発明の携帯通信端末の好適な実施例について以下に説明する。
【0030】
(実施例1)
本実施例では、キャラクターの長期育成に関する実施例について説明する。
まず、UIMカード搭載携帯電話を購入し、電話加入の申込みを行う。
UIMカードに加入者の氏名,現住所,勤務先,勤務先住所,生年月日,自宅電話番号,勤務先電話番号,電話のメールアドレス等の固有情報や、電子署名情報及び情報を読み出すための鍵などの秘密情報などを入力し施錠して保管する。
利用したいアプリケーションプログラムを、アプリケーションプロバイダからダウンロードする。
アプリケーションプログラムのデータ容量を確認し、UIMカードの所定のDFに格納する。
【0031】
携帯電話の表示部にダウンロードしたアプリケーションを表示し、複数あればその中から選択し、起動する。
アプリケーション用のキャラクターを生成させる。生成されるキャラクターはダウンロードしたプログラムに添付されている。また、キャラクターは利用者の生年月日や、性別、趣味等によって自動的に生成される場合と、利用者によって選択される場合がある。
キャラクターは、誕生日を音声などで利用者に知らせたり、頻繁に送信されるメールに関してコメントを添えたり、返事が遅れているメールに対して返事を促したりする。
【0032】
(実施例2)
本実施例では、メールや、電話の受信頻度によって料金プランを作成する実施例について説明する。
まず、UIMカード搭載携帯電話を購入し、電話加入の申込みを行う。
UIMカードに加入者の氏名,現住所,自宅電話番号,電話のメールアドレス等の固有情報や、電子署名情報及び情報を読み出すための鍵などの秘密情報などを入力し施錠し、保管する。
電話、メールの送受信頻度と料金割引について制御する制御プログラムを、アプリケーションプロバイダからダウンロードする。
アプリケーションプログラムのデータ容量を確認し、UIMカードの所定のDFに格納する。
【0033】
電話、メールの送受信状況をUIMカードの所定のファイルに記録する。
その時に前記制御プログラムは、相手の電話番号、メールアドレスに電話の通話時間、電話,メール回数、通話料金等を記録し保存する。
月毎に統計を取り、頻度別に上位3位までのそれぞれの集計データを保存し、例えば3ヶ月毎に集計し電話会社に割引の申請をする。
【0034】
(実施例3)
本実施例では、利用者の位置情報をデータとして残すことによって行動の履歴を把握する実施例について説明する。
まず、携帯電話を購入し、携帯電話加入の申込みを行う。
UIMカードに加入者の氏名,現住所,自宅電話番号,等の固有情報や、電子署名情報及び情報を読み出すための鍵などの秘密情報などを入力し施錠して保管する。
利用者の位置追跡プログラムを、アプリケーションプロバイダからダウンロードする。アプリケーションプログラムのデータ容量を確認し、UIMカードの所定のDFに格納する。
【0035】
携帯電話は、位置追跡プログラムによって、例えば、電話を使用していないときに一定の時間毎に、所定の信号を発振し、利用者が所持する携帯電話の位置を緯度経度情報でUIMカードの情報格納部の所定のファイル記録する。
利用者が道に迷った時に、辿った道順の確認を要請すると、その時に辿った道順を携帯電話の表示部に表示する。
利用者は、元の場所に戻ることが出きる。
【0036】
以上、3つの実施例について説明したが、実施例1、実施例2に関しては継続要素があるために、長期の記録データがあった方が便利である。
その間に携帯電話を交換しなければならない事態が起きても着脱可能なUIMカードにデータを保管しているために、新しい携帯電話機にUIMカードを装着して継続して蓄積データを利用することができる。
また、UIMカードを搭載した携帯電話を紛失した場合でもUIMカードに蓄積されたデータは他人に覗かれることはない。
また、UIMカードに保管され、集計されたデータは、プロバイダーによって供給されたプログラムに則って集計され、しかも利用者から秘密鍵で暗号化されて送信されたデータであるために、信頼性が高く特典を与える側も安心して利用者に特典を与えることができる。
【0037】
【発明の効果】
上述のように、本発明によって個人情報の詳細なデータはもとより、携帯通信端末の利用状況、携帯通信端末の位置情報などをセキュリティ性が高い情報記録媒体(例えばICカード)に安全に保存することが可能となり、更に、携帯通信端末機種を変更しても継続して利用することができる。
上記によりアプリケーション提供者にとっては長期にわたり利用できるアプリケーションの企画が可能となり、利用者にとっては利便性の高いアプリケーションを安全に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のICカードを着脱可能に搭載した携帯通信端末の利用例について説明するための模式図である。
【図2】ICカードの一例について説明するための模式図である。
【図3】ICカードの他の一例について説明するための模式図である。
【図4】ICカードが着脱可能に搭載された携帯通信端末の機能の一例について説明するためのブロック図である。
【図5】図4に示すICチップの情報格納部のファイル構造について説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
1 携帯通信端末(携帯電話)
2 ICカード(UIMカード)
3 電話サーバ
4 アプリケーションサーバ
10 入力部
11 操作部
12 表示部
13 送信部
21a インターフェイス部IF1(外部装置接続端子)
21b インターフェイス部(アンテナ)
101 インターフェイス部IF2
102,202 CPU
103 I/O
104,203 ROM
105,204 RAM
106,205 情報格納部
201 ICカードのICチップ
2051,2052 データファイル
【発明の属する技術分野】
本発明は、ICカードを搭載した携帯通信端末に関し、詳しくは通信情報のうち一部の情報をICカードに蓄積し、所定のプログラムによって前記通信情報の履歴などと連動する連動情報を生成し、携帯通信端末を変更するときはICカードをそのまま利用する携帯通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯通信端末を使用して情報の送受信を行う場合は、加入者が携帯通信端末からネットワークを介して移動体通信事業者の電話管理サーバに接続し、相手側の電話に接続して交信している。
また、携帯通信端末を楽しく利用するためのソフトが提案されている。
これは、電子メールを電子ペットに運ばせ、電子ペットをパーソナルコンピュータに移して飼育したり、飼育環境を変化させたりするソフトで、メールの内容は電子ペットの情報が基本となっている。
また、キャラクターに言葉を教えてコミュニケーションを楽しむ技術などが開示されている。
【0003】
上述の技術は、携帯電話単体を使用したアプリケーションであるが、ICカードが搭載されている携帯通信端末に関する技術もさまざまに開示されている。
ICカード搭載携帯電話については、ICカードに加入者の個人情報、例えば、電話番号リストを格納して必要なときに読み出して利用する。
また、各種アプリケーションを携帯通信端末で利用する場合は、前記移動体通信事業者の電話管理サーバからアプリケーションを提供しているコンテンツプロバイダーに携帯通信端末を接続してアプリケーションプログラムをダウンロードし、携帯通信端末の本体メモリに格納する。
しかし、この開示技術では、一連の通信情報の履歴は、移動体通信事業者の電話サーバ、またはコンテンツプロバイダーのアプリケーション情報管理サーバが保管し管理している(例えば特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
(特開2002−140269)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前述の技術では、携帯通信端末を利用した一連の情報は、携帯通信端末の本体メモリ、または移動体通信事業者やコンテンツプロバイダの情報管理サーバが保管し管理していたために携帯通信端末利用者は、自分の通信情報を有効に利用することができなかった。
また、一連の通信情報やアプリケーションプログラムは携帯通信端末本体のメモリに格納されるために携帯通信端末を変更する場合、蓄積された情報を継続して利用することができなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明の携帯通信端末の請求項1に記載の発明は、情報記録媒体を着脱可能に搭載した携帯通信端末において、携帯通信端末本体の情報格納部に格納される一部の通信情報を前記情報記録媒体に格納したことを特徴とするものである。
【0007】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、情報記録媒体は独立した複数のファイルを有することを特徴とするものである。
【0008】
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、独立したファイルの中に、通信情報が格納されたファイルが含まれることを特徴とするものである。
【0009】
また、請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、独立したファイルの中に、通信情報を制御する通信情報制御プログラムが格納されたファイルが含まれることを特徴とするものである。
【0010】
また、請求項5に記載の発明は、請求項1〜4何れかに記載の発明において、独立したファイルの中に、通信情報と通信情報制御プログラムによって生成された生成情報が格納されたファイルが含まれることを特徴とするものである。
【0011】
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、生成情報はキャラクタ情報であることを特徴とするものである。
【0012】
また、請求項7に記載の発明は、請求項1〜6何れかに記載の発明において、情報記録媒体は、ICカードであることを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の携帯通信端末について説明する。
図1は、本発明のICカードを着脱可能に搭載した携帯通信端末の利用例について説明するための模式図、図2は、ICカードの一例について説明するための模式図、図3は、ICカードの他の一例について説明するための模式図、図4は、ICカードが着脱可能に搭載された携帯通信端末の機能の一例について説明するためのブロック図、図5は、図4に示すICチップの情報格納部のファイル構造について説明するためのブロック図である。
【0014】
図1を参照して本発明のICカードを着脱可能に搭載した携帯通信端末の利用例について説明する。
携帯通信端末1は、操作部11、表示部12、送信部13を備え、小型ICカード(以下UIMカードという。)2を搭載している。
携帯通信端末としてPDAや、携帯電話機があるが、本実施の形態ではデジタル方式の第3世代に近い機能を有する携帯電話機(以下携帯電話という。)を対象として説明する。
携帯電話1には、入力部として、操作部11、表示しないが操作ボタン、撮像部、マイク等が組み込まれている。
操作部11は、電源ON/OFFボタン、電話ON/OFFボタン、数字、仮名、英文字入力のためのボタン、その他ファンクションボタンなどで構成されている。
【0015】
表示部12として、液晶などの表示パネルが組み込まれている。
表示部には各種の機能を表示させ、その中から選択させることによって操作ボタンの数だけでは制御困難な項目を操作可能にしている。表示部12の上部には表示しないが、スピーカーが組み込まれている。
送信部13として、送受信部であるアンテナが、固定、または、引き出し可能に携帯電話1に組み込まれている。
【0016】
携帯電話、またはPHS端末に搭載された取り外し可能な小型ICカードとして、2世代携帯電話であるGSMに搭載されていたSIM(Subscriber Identity Module)カード、更にその次世代版、UIM(User Identity Module)カードが知られている。
UIMカードは、大きさが15×25mm、厚さ0.8mm程度の小型ICカードで、次世代(3G)携帯電話には標準搭載される。
UIMカード2は、携帯電話の側面に設けられた挿入口(図示せず)から挿入されて所定の位置で固定される。
携帯電話によっては電話機の裏ブタのバッテリーの内側の所定の場所にUIMカードを固定し、裏蓋を閉じて使用する構造になっている。
【0017】
図1を参照して、携帯電話の電話サーバ、及びアプリケーションサーバへの接続について説明する。
携帯電話の所持者(以下利用者という。)は、携帯電話1のUIMカード挿入口(図示せず)からUIMカード2を挿入する。
UIMカード2は携帯電話の所定の位置に固定される。
携帯電話1の操作部11の操作ボタンを操作してUIMカードに格納されている電話番号リストを読出し、表示部12に表示する、その中から電話先の名前を探し出し、選択して電話サーバ3に送信する。
電話が終了すると、少なくとも相手先の電話番号、電話をした日付と時間、通話時間が電話番号にリンクされてUIMカードの所定のファイルに保存される。
【0018】
次に、図1を参照して、携帯電話のアプリケーションサーバへの接続について説明する。利用者は、携帯電話1のUIMカード挿入口(図示せず)にUIMカード2を挿入し、携帯電話の所定の位置に固定する。
携帯電話1の操作部11の操作ボタンを操作して、利用者が加入しているプロバイダ経由でコンテンツプロバイダのアプリケーションサーバ4にアクセスし、希望するアプリケーション利用プログラムを携帯電話1にダウンロードする。
操作部11を操作して、表示部に編集画面を表示し、前記受信したアプリケーション利用プログラム情報を、携帯電話の情報格納部から、UIMカードの情報格納部に移動する。
【0019】
図2を参照してUIMカードの一例について説明する。
前述のように、UIMカード2は、大きさが15mm×25mm、厚さ0.8mm程度の小型ICカードで、ポリ塩化ビニール,塩化ビニール・酢酸ビニール共重合体、非晶質ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、アクリル等の単体、または、複合体のプラスチック基体にICモジュールを実装したものである。
接触型UIMカードのICモジュールの外部装置接続用端子(以下外部端子という。)21aは、図に示すように独立した6〜10に区画された導電性のプレートがUIMカードの表面に露出した状態で形成され、外部装置(本実施の形態の場合は携帯電話)の接点と接触してICモジュール内のICチップと電気的に導通するようになっている。
【0020】
図3は、接触型非接触型両用UIMカードの模式図で、外部端子が形成された側の裏側から見た状態を示している。
表側は、図2のようになっており接触型UIMカード読取装置に対応するようになっている。
図3に示すようにUIMカードのプラスチック基体内側には、アンテナ21bが埋設されておりアンテナの先端と、終端がICチップのアンテナ接続端子211に金属ワイヤ等によって接続されている。
図示していないが、図2に示す区画された外部端子のそれぞれの裏側が、それぞれICチップの接続端子に導線で接続されている。
図3に示す接触型非接触型両用UIMカードは、外部端子と外部装置とが非接触で接続するアンテナまたはコイル(以下アンテナという。)が同一のチップに接続されて使用される。
【0021】
図示しないが、図2、図3のUIMカードの基体表面にはカードの固有情報が印字され、複数使用の場合にそれぞれの違いが目視で判別できるようになっている。
また、カードの簡単なデザインが印刷されている。
【0022】
図4を参照して、UIMカードが着脱可能に搭載された携帯電話の機能について説明する。
携帯電話の筐体の外側に露出している部分は、入力部(操作部11を含む)10、選択情報を表示する表示部12、アンテナなどによる外部の通信装置と通信する通信部13、表示していないがマイク等の入力部、スピーカー等の出力部、撮像部などで構成されている。
また、一部露出している部分として、ヘッドホーンや、外部電源などを接続するI/O部103等が組み込まれている。
前述の入力部10、表示部12、通信部13、表示していないが電源部は、制御部であるCPU102に接続されている。
また、CPU102には、携帯電話本来の制御プログラムが格納されているROM部104、受信したデータを含む情報を一時的に保管し処理するRAM部105、受信したデータ又は情報を保管するデータ及び情報を格納する格納部106が接続されている。
【0023】
前記情報格納部106には、複数のアプリケーションを処理するアプリケーションプログラムが格納される。
このアプリケーションプログラムにはアプリケーション検索コードがタグ付けされており、表示部と操作部によって選択されるアプリケーションプログラムのアプリケーション検索コードによってアプリケーションプログラムを立ち上げる。
【0024】
携帯電話にはUIMカードが搭載されている。
携帯電話に搭載されているUIMカードは、UIMカード側インターフェイス部(IF1)21、携帯電話側インターフェイス部(IF2)101を介して携帯電話本体と接続されている。
インターフェイス部IF2(101)は、使用されるUIMカードが接触型カードであれば外部端子(図2の外部端子21a参照)対応の接点であり、非接触型UIMカードであればアンテナである。
逆にインターフェイス部IF2(101)が接触型カード用接点であれば、使用されるUIMカードのIF1(21)は外部端子(図2の外部端子21a参照)であり、インターフェイス部IF2(101)が非接触型カード用アンテナであれば、UIMカードのIF1(21)は、アンテナ(図3のアンテナ21b参照)である。
【0025】
図4のインターフェイス部21は、UIMカードに実装されているICチップ201の制御部であるCPU202に接続されている。
CPU202は、データを制御するプログラムが格納されているROM203、受信データを含む受信情報を一時的に保管し操作するRAM204、アプリケーションプログラム、通信情報、キャラクタなどの生成情報、通信時に使用される公開鍵・秘密鍵、等を保管する情報格納部205に接続されている。
【0026】
UIMカードの情報格納部に格納された情報は、高度のセキュリティ環境のもとで保護されているために、例えば、UIMカードが盗難にあっても内容を読み出すことはできない。
また、UIMカードは、UIMカードの情報格納部に、読出し不可能に格納されている公開鍵や、秘密鍵を使用して、送信内容の暗号化や、受信内容の復号などを行う。
本発明の携帯電話は、携帯電話の情報格納部に保管されている通信情報の中から必要な情報を、高度な環境下でUIMの情報格納部に移動して保管することができる。
また、電話サーバから通話データ収集、編集プログラムをダウンロードして、従来は電話サーバに保管されていた通信情報をUIMカードの情報格納部に蓄積し、編集することも可能である。
【0027】
図5を参照して、UIMカードに搭載されたICチップの情報格納部の一例について説明する。
この情報格納部は、本実施例の場合3つのファイルで構成される。
即ち、ファイル全体を管理するMF( Master File)205 、各種プログラムや、データを記録するDF( Dedicated File)2051,2052、図示しないが基礎ファイルであるEF( Elementary File)である。
MFは、各種のデータ、及びプログラムを保管するファイルであり、ここにはUIMカード所有者に関する情報、例えば、利用者のカードコード、氏名、住所、電話番号などの固有情報もファイルされる。
DFは、専用ファイルであり、ファイルは、「1アプリケーション1ファイル」の関係で使用される。
EFは、キーデータを格納するIEFと、アプリケーション使用データを格納するWEFの2種類で構成される。
【0028】
MF、及びDFには、それぞれ独立した1又は複数のIEF及びWEFで構成される。
WEFには、ICチップに記録すべきデータが格納されるのに対して、IEFには、各領域にアクセスするためのアクセスキーが格納される。
【0029】
本発明の携帯通信端末の好適な実施例について以下に説明する。
【0030】
(実施例1)
本実施例では、キャラクターの長期育成に関する実施例について説明する。
まず、UIMカード搭載携帯電話を購入し、電話加入の申込みを行う。
UIMカードに加入者の氏名,現住所,勤務先,勤務先住所,生年月日,自宅電話番号,勤務先電話番号,電話のメールアドレス等の固有情報や、電子署名情報及び情報を読み出すための鍵などの秘密情報などを入力し施錠して保管する。
利用したいアプリケーションプログラムを、アプリケーションプロバイダからダウンロードする。
アプリケーションプログラムのデータ容量を確認し、UIMカードの所定のDFに格納する。
【0031】
携帯電話の表示部にダウンロードしたアプリケーションを表示し、複数あればその中から選択し、起動する。
アプリケーション用のキャラクターを生成させる。生成されるキャラクターはダウンロードしたプログラムに添付されている。また、キャラクターは利用者の生年月日や、性別、趣味等によって自動的に生成される場合と、利用者によって選択される場合がある。
キャラクターは、誕生日を音声などで利用者に知らせたり、頻繁に送信されるメールに関してコメントを添えたり、返事が遅れているメールに対して返事を促したりする。
【0032】
(実施例2)
本実施例では、メールや、電話の受信頻度によって料金プランを作成する実施例について説明する。
まず、UIMカード搭載携帯電話を購入し、電話加入の申込みを行う。
UIMカードに加入者の氏名,現住所,自宅電話番号,電話のメールアドレス等の固有情報や、電子署名情報及び情報を読み出すための鍵などの秘密情報などを入力し施錠し、保管する。
電話、メールの送受信頻度と料金割引について制御する制御プログラムを、アプリケーションプロバイダからダウンロードする。
アプリケーションプログラムのデータ容量を確認し、UIMカードの所定のDFに格納する。
【0033】
電話、メールの送受信状況をUIMカードの所定のファイルに記録する。
その時に前記制御プログラムは、相手の電話番号、メールアドレスに電話の通話時間、電話,メール回数、通話料金等を記録し保存する。
月毎に統計を取り、頻度別に上位3位までのそれぞれの集計データを保存し、例えば3ヶ月毎に集計し電話会社に割引の申請をする。
【0034】
(実施例3)
本実施例では、利用者の位置情報をデータとして残すことによって行動の履歴を把握する実施例について説明する。
まず、携帯電話を購入し、携帯電話加入の申込みを行う。
UIMカードに加入者の氏名,現住所,自宅電話番号,等の固有情報や、電子署名情報及び情報を読み出すための鍵などの秘密情報などを入力し施錠して保管する。
利用者の位置追跡プログラムを、アプリケーションプロバイダからダウンロードする。アプリケーションプログラムのデータ容量を確認し、UIMカードの所定のDFに格納する。
【0035】
携帯電話は、位置追跡プログラムによって、例えば、電話を使用していないときに一定の時間毎に、所定の信号を発振し、利用者が所持する携帯電話の位置を緯度経度情報でUIMカードの情報格納部の所定のファイル記録する。
利用者が道に迷った時に、辿った道順の確認を要請すると、その時に辿った道順を携帯電話の表示部に表示する。
利用者は、元の場所に戻ることが出きる。
【0036】
以上、3つの実施例について説明したが、実施例1、実施例2に関しては継続要素があるために、長期の記録データがあった方が便利である。
その間に携帯電話を交換しなければならない事態が起きても着脱可能なUIMカードにデータを保管しているために、新しい携帯電話機にUIMカードを装着して継続して蓄積データを利用することができる。
また、UIMカードを搭載した携帯電話を紛失した場合でもUIMカードに蓄積されたデータは他人に覗かれることはない。
また、UIMカードに保管され、集計されたデータは、プロバイダーによって供給されたプログラムに則って集計され、しかも利用者から秘密鍵で暗号化されて送信されたデータであるために、信頼性が高く特典を与える側も安心して利用者に特典を与えることができる。
【0037】
【発明の効果】
上述のように、本発明によって個人情報の詳細なデータはもとより、携帯通信端末の利用状況、携帯通信端末の位置情報などをセキュリティ性が高い情報記録媒体(例えばICカード)に安全に保存することが可能となり、更に、携帯通信端末機種を変更しても継続して利用することができる。
上記によりアプリケーション提供者にとっては長期にわたり利用できるアプリケーションの企画が可能となり、利用者にとっては利便性の高いアプリケーションを安全に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のICカードを着脱可能に搭載した携帯通信端末の利用例について説明するための模式図である。
【図2】ICカードの一例について説明するための模式図である。
【図3】ICカードの他の一例について説明するための模式図である。
【図4】ICカードが着脱可能に搭載された携帯通信端末の機能の一例について説明するためのブロック図である。
【図5】図4に示すICチップの情報格納部のファイル構造について説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
1 携帯通信端末(携帯電話)
2 ICカード(UIMカード)
3 電話サーバ
4 アプリケーションサーバ
10 入力部
11 操作部
12 表示部
13 送信部
21a インターフェイス部IF1(外部装置接続端子)
21b インターフェイス部(アンテナ)
101 インターフェイス部IF2
102,202 CPU
103 I/O
104,203 ROM
105,204 RAM
106,205 情報格納部
201 ICカードのICチップ
2051,2052 データファイル
Claims (7)
- 情報記録媒体を着脱可能に搭載した携帯通信端末において、
携帯通信端末本体の情報格納部に格納される一部の通信情報を前記情報記録媒体に格納したことを特徴とする携帯通信端末。 - 前記情報記録媒体は独立した複数のファイルを有することを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。
- 前記独立したファイルの中に、前記通信情報が格納されたファイルが含まれることを特徴とする請求項2に記載の携帯通信端末。
- 前記独立したファイルの中に、前記通信情報を制御する通信情報制御プログラムが格納されたファイルが含まれることを特徴とする請求項2に記載の携帯通信端末。
- 前記独立したファイルの中に、通信情報と通信情報制御プログラムによって生成された生成情報が格納されたファイルが含まれることを特徴とする請求項1〜4何れかに記載の携帯通信端末。
- 前記生成情報はキャラクタ情報であることを特徴とする請求項5に記載の携帯通信端末。
- 前記情報記録媒体は、ICカードであることを特徴とする請求項1〜6何れかに記載の携帯通信端末。
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