JP2005038896A - エッチング終点検出方法、エッチング監視装置、及びプラズマエッチング装置 - Google Patents

エッチング終点検出方法、エッチング監視装置、及びプラズマエッチング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】エッチング終点検出用パターンの設計の自由度を改善するとともに、エッチングの終点を正確に検出することができるエッチング検出方法を提供すること。
【解決手段】シリコンウエハ(或いは当該ウエハ上に設けられた膜)にエッチング処理によりエッチング孔を形成する際、シリコンウエハ上に、エッチングパターンと共に、開口エリアとマスクエリアとからなる複数のエッチング終点検出用パターンが描かれたマスクを設けて、複数のエッチング終点検出用パターンにレーザ光を照射し、それぞれのエッチング終点検出用パターンにおけるレーザ光の反射光強度の変化に基づいて、エッチング終点を検出する(ステップ200〜218)。
【選択図】図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体ウエハあるいはさまざまな用途の基板等の製造プロセスにおいて、エッチングを監視し、同プロセスの終点を検出する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、半導体製造装置の製造工程では、プラズマ等を用いたドライエッチング(反応性イオンエッチング)処理が行われる。ドライエッチング装置は、例えば、エッチングチャンバ内に対向する上部電極、下部電極を有しており、上部電極にはエッチング監視の光束を通すための開口が設けられ、下部電極上にはウエハ載置される。また、ドライエッチングの反応ガスが、導入管を通してチャンバ内に導入される。
【0003】
そして、RF電源から上記下部電極に高周波電力が供給されると、電極間に反応ガスのラジカルからなるプラズマが発生し、このラジカルとウエハ表面の物質との化学反応と、ラジカルがウエハ表面に衝突することによる物理的な衝撃により、ウエハ表面のエッチングが進行する。
【0004】
微細かつ高精度の半導体装置を歩留まり良く製造するためには、このエッチング終点を正確に検出することが必要である。
【0005】
このエッチング終点検出の技術として、従来からレーザを開口部、非開口部それぞれに照射し、それらの光路差の違いにより生じた反射強度の違いにより信号波形のピーク時刻を逐次検出してその平均間隔(=半周期の時間)を求め、更にエッチング開始から現在までの経過時間と上記平均間隔より周期を求め、エッチング深さの変化量を得て、それが規定の値に達した時刻を終点として検出する技術が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
【0006】
図4及び図5を参照してこの原理について説明する。
図4はレーザー光のシリコン表面及びマスクのシリコン酸化膜表面における光干渉を示す図であり、図5はレーザー光の干渉強度の経時的な変化の模式図である。
【0007】
図4に示すようにシリコン表面301に入射した入射光(レーザー光)は、シリコン表面201とマスクのシリコン酸化膜表面302の二箇所で反射する。二つの光路間で光路差が生じるため、それぞれ反射光はそれらの深さに応じて干渉強度が変化し、エッチングが進行するに従って、光路差の違いによって生じた干渉強度の違いによる信号波形のピーク時刻を逐次検出してその平均間隔から周期を求めて、エッチング深さの変化量(エッチングレート)を得る。経過時間とこのエッチング時間から計算して所望の深さに達するとエッチングの終点として検出され、RF電源から上記上部電極、下部電極電極への電力供給を停止してエッチングを終了するようになっている。
【0008】
【特許文献1】
特開2001−093885
【特許文献2】
特開2001−160576
【特許文献3】
特開2001−210619
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した従来のエッチング終点検出方法では、いくつかの問題がある。レーザ光をエッチング終点検出用パターンにおける開口部(開口エリア)、非開口部(マスクエリア)それぞれに精度よくレーザを照射し、検出しても、検出用に配置したパターンにビームが精度よく照射しない、またはパターンに異物がある等の理由により検出される反射光の強度が不安定となり、検出の精度が著しく悪化する場合がある。
【0010】
このため、適したパターンとしては、レーザの照射位置を安定化させるため、従来はこれらのパターンを縦横数百ミクロン程度の矩形や多角形などのものをウエハ中央付近に割り付ける必要があり、またカメラの画像認識システムにより、自動でパターン認識させてパターンを検出し易くするために、特徴的なパターンを用いるなど、パターンに要求される仕様は多岐に亘り、これらパターンの配置を含めた仕様は設計の自由度を大きく制約するものであった。
【0011】
従って、本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、エッチング終点検出用パターンの設計の自由度を改善するとともに、エッチングの終点を正確に検出することができるエッチング終点検出方法、エッチング監視装置、及びプラズマエッチング装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、以下の手段により解決される。即ち、
本発明のエッチング終点検出方法は、被処理基板又は当該基板上に設けられた膜にエッチング処理によりエッチング孔を形成する際、
被処理基板又は当該基板上に設けられた膜上に、エッチングパターンと共に、開口エリアとマスクエリアとからなる複数のエッチング終点検出用パターンが描かれたマスクを設け、
複数の前記エッチング終点検出用パターンにレーザ光を照射し、それぞれの前記エッチング終点検出用パターンにおけるレーザ光の反射光強度の変化に基づいて、エッチング終点を検出することを特徴とする。
【0013】
本発明のエッチング終点検出方法では、エッチングパターンが描かれたマスクを設けた被処理基板又は当該基板上に設けられた膜に、例えばプラズマエッチング処理装置でエッチング処理する際、開口エリア、及びマスクエリアから反射した光の干渉強度の変化よりエッチング処理の終点を検出する。このとき、当該膜上に、予め開口エリアとマスクエリアからなる複数のエッチング終点検出用パターンを設けておき、当該複数のエッチング終点検出用パターンにレーザ光を照射し、それぞれの箇所において反射光の強度を測定し、それぞれの箇所において検出したピーク位置から測定パターンのエッチングレート(エッチング量)を求め、これらを演算処理して、エッチング終点を検出する。このため、エッチング終点を従来よりも精度よく検出することができる。
【0014】
また、このように、被処理基板又は当該基板上に設けられた膜上に設けられるマスクには、エッチング終点検出用パターンが複数描かれており、それぞれのエッチング終点検出用パターンにおいてエッチング量を求めるため、検出サンプルが多くなり、従来に比べ、例えば、確実に検出可能なように特徴的なパターン、例えば大きく複雑なパターンを用いなければならない等、個々のエッチング終点検出用パターンに要求される仕様が軽減され、簡易な形状とすることができる等、エッチング終点検出用パターンの形状設計の自由度が増し、低コスト化が実現できる。
【0015】
また、本発明のエッチング終点検出方法において、被処理基板としては、インクジェットヘッドチップ形成用基板であることが特に好適である。
【0016】
本発明のエッチング監視装置は、上記本発明のエッチング終点検出方法に従ってエッチングの終点を検出するものであり、
複数の前記エッチング終点検出用パターンにレーザ光を照射するためのレーザ照射手段と、
前記エッチング終点検出用パターンにおけるレーザ光の反射光強度の変化を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された反射光強度の変化に基づき、エッチングの終点を検出すると共に、エッチングを終了させる制御手段と、
を備えることを特徴とする。
【0017】
本発明のプラズマエッチング装置は、上記本発明のエッチング監視装置を備えることを特徴とし、特に、誘導結合プラズマ(ICP)エッチング装置であることが好適である。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、部面を参照してこの発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るプラズマエッチング装置を示す概略構成図である。
【0019】
図1に示すプラズマエッチング装置は、ドライエッチング(反応性イオンエッチング)を行う誘導結合プラズマ(ICP)エッチング装置本体120と、エッチング監視装置121とから構成されている。
【0020】
プラズマエッチング装置本体120は、エッチングチャンバ111と、エッチングチャンバ111内に対向する上部電極112及び下部電極113とを有しており、該下部電極113上には被処理基板115が載置されている。一方、上部電極112には、後述するエッチング監視装置121のレーザを通すための監視用の開口窓(図示せず)が設けられている。更に、エッチングチャンバ111内には、ドライエッチングの反応ガスを導入するための導入管116が配設されている。
【0021】
上記対向する上部電極112、下部電極113にには、RF電源114が接続されている。このRF電源114によって上部電極112、下部電極113に高周波電力を供給すると、電極間に反応ガスのラジカルからなるプラズマが発生する。このラジカルと被処理基板115表面の物質の化学反応と、ラジカルが被処理基板115表面に衝突することによる物理的な衝撃により、該被処理基板115表面のエッチングが進行する。
【0022】
上記エッチングチャンバ111を監視するエッチング監視装置121は、以下のように構成されている。つまり、このエッチング監視装置121は、レーザ光発振装置101、画像監視カメラ102、カメラ位置調整システム103、X−Yステージ104、制御装置105(制御手段)、及び検出器106(検出手段)により構成されている。なお、図1中、矢印は照射するレーザ光及びその反射光を示している。
【0023】
このエッチング監視装置121は、上部電極112、下部電極113、高周波電源(RF)114を有するエッチングチャンバ111に対して設けられており、まず、被処理基板115が載置した時点で被処理基板115上を画像監視カメラ102で撮影し、カメラ位置調整システム103で予め記憶させておいたエッチング終点検出用パターンを捜索、X−Yステージ104にて所定のエッチング終点検出用パターン位置にレーザ光発振装置101の位置を移動させる。
【0024】
その後、エッチングが開始されると同時にエッチング開始時刻と同期して下部電極113に載置された被処理基板115のエッチング面に向けてレーザ光発振装置101からレーザ光を照射し、かつその反射光を検出するように構成される。すなわち、レーザ光発振装置101より放出されたレーザ光は一点は被処理基板115のエッチング面(開口エリア)に、一点は被処理基板115のマスク面(マスクエリア)に投射される。
【0025】
そして、それぞれのエリアで反射したレーザ光は検出器106で検出される。
【0026】
その後、制御装置105にて、二つの光路間で生じた光路差をから深さに応じた干渉強度をモニターし、周期を求めて、エッチング深さの変化量(エッチングレート)を算出し、その結果と経過時間からエッチング終点を検出し、RF電源114から上部電極112、下部電極113への電力供給を停止してエッチングを終了する。
【0027】
ここで、被処理基板115は、シリコンウエハ123からなり、図2に示すように、当該シリコンウエハ123上には、チップ形成領域124(例えば半導体チップや、インクジェットヘッドチップなど)が設けられている。そして、シリコンウエハ123上には、当該チップ形成領域124には所望の形状のエッチングパターン(図示せず)が描かれてたマスク(例えば、シリコン酸化膜など)が設けられている。さらに、本実施形態では、エッチングパターン(図示せず)が描かれてたマスクに、開口エリア125a(エッチング面)及びマスクエリア125b(マスク面)からなるエッチング終点検出用パターン125が複数描かれている。なお、図2中、黒丸は、レーザの照射スポットを示している。
【0028】
エッチング終点検出用パターン125は、例えば矩形或いはその組合せた形状など、ごく通常のマスクエリア125b、及び開口エリア125aからなるパターンである。特に、エッチング終点検出用パターン125は、マスクに開口を設けなければならない開口エリア125aの形状が簡易であると、簡易に形成することができる。また、エッチング終点検出用パターン125は、チップ形成領域124内、またはチップ形成領域124間エリアに設けられる。本実施形態では、チップ形成領域124間エリアに、当該エリアと同じ数のエッチング終点検出用パターン125を設けた形態を示すがこれに限られるものではない。
【0029】
このため、制御装置105では、被処理基板115(シリコンウエハ123)をエッチングチャンバ111内の下部電極113に載置した後、エッチング終点検出用パターン125を捜索している段階で複数箇所を認識させ、X−Yステージ104にて所定のエッチング終点検出用パターン125位置にレーザ光発振装置101の位置を移動させる際に、それぞれのエッチング終点検出用パターン125位置を確認しステージ位置として場所を記憶させておく。その後、エッチングが開始されると同時にエッチング開始時刻と同期して、下部電極113に載置された被処理基板115のエッチング終点検出用パターン125のマスクエリア125b及び開口エリア125a、それぞれに向けて、レーザ光発振装置101から1対のレーザ光を照射し、先述した原理に従って該当個所でのエッチングレートを測定し、一定の時間が経過した時点で、次のエッチング終点検出用パターン125位置にステージが移動し、やはり該当個所でのエッチングレートを測定し、それらを繰り返すことにより、複数箇所の位置でのエッチングレートが測定される。
【0030】
その後、それらのデータを演算処理し、測定した全個所のデータから算出されたエッチングレートと経過時間から、正確なエッチング終点を検出する。
【0031】
このデータの演算処理によるエッチング終点の検出は、例えば、次のようにして行われる。まず、任意に設定した測定点(エッチング終点検出用パターン)から算出されたエッチングレートの平均値とそれらの標準偏差を算出し、エッチングレートの平均値からトータルのエッチング時間を算出し、その値から経過時間を差し引いた値を残りのエッチング時間としてエッチング終点を検出する。ここで、標準偏差の値が所定の範囲内(スペック内)であれば、上述のようにエッチング終点を検出するが、標準偏差の値がある所定の範囲(スペック)を外れた場合は再度同様の検出を行い再測定となる。このように設定した測定点を多くするほど検出精度を上げることができるが、再測定の場合を含めて全測定に要する時間と予測されるエッチング時間との関係により、測定点の設定数や個所は予め十分に吟味する必要がある。
【0032】
なお、エッチング終点検出用パターン125位置は、シリコンウエハ123(処理基板115)における監視用の開口窓のエリア内の中から任意に選択できるが、シリコンウエハ123の中央部と縁部周辺とではエッチングレートが異なるため、当該パターンはシリコンウエハ123の少なくとも中央部と縁部周辺に設けることがよい。また、エッチング終点検出用パターン125数も任意で設定できる。
【0033】
次に、上述したエッチング監視装置121(制御装置105)のエッチングの監視動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。
【0034】
まず、ステップ200では、ウエハ123(被処理基板115)がエッチングチャンバ111内の下部電極113上に載置された後、画像監視カメラ102によってウエハ上のエッチング終点検出用パターン125認識を行う。そして、ステップ202で、検出された第一のエッチング終点検出用パターン125上にレーザ光発振装置101を移動させる。
【0035】
次に、ステップ204では、エッチング開始と同時に第一のエッチング終点検出用パターン125上に1対のレーザ光を、エッチング終点検出用パターン125上の開口エリア125a(エッチング面)とマスクエリア125b(マスク面)に照射させる。そして、当該エリアにレーザ光を照射させると、それぞれの点での反射光はその光路差が干渉し、ステップ206では、それらの深さに応じてその強度が変化していくデータを取得する。ステップ208では、このデータに基づき、第1のエッチング終点検出用パターン125についてのエッチングレートを算出する。
【0036】
次に、ステップ210では、レーザ光発振装置101を、予め記憶していた第二のエッチング終点検出用パターン125上に移動させると共に、1対のレーザ光を第ニのエッチング終点検出用パターン125上の開口エリア125a(エッチング面)とマスクエリア125b(マスク面)に照射させる。そして、当該エリアにレーザ光を照射させると、それぞれの点での反射光はその光路差が干渉し、ステップ212では、それらの深さに応じてその強度が変化していくデータを取得する。ステップ214では、このデータに基づき、第2のエッチング終点検出用パターン125についてのエッチングレートを算出する。
【0037】
これらステップ210からステップ214を繰り返し、第3、第4のエッチング終点検出用パターン125についてのエッチングレートを算出すことで、ステップ216では、任意の数と画像監視カメラ102の可動範囲内における任意の場所のデータが複数取得でき、それらを演算処理することによって、エッチング所要時間を決定する
【0038】
そして、ステップ218では、このエッチング所要時間とエッチング開始時刻からエッチング終了時刻を決定し、その時間にてエッチングを終了させる。
【0039】
以上のようにして、エッチング終点検出を行いエッチング処理を施し、所望のエッチング孔を形成する。
【0040】
なお、上記本実施形態は、例えば、半導体装置の製造方法や、インクジェット記録ヘッドの製造方法におけるエッチング処理に適用させ、安定したエッチング孔を形成することが可能となる。
【0041】
また、上記実施の形態では、シリコンウエハのトレンチエッチングでの反射光の干渉光強度からエッチング終点を検出する方法とその装置について説明したが、シリコンウエハ上に設けられた多結晶シリコン膜、酸化シリコン膜、窒化シリコン膜などの透過光の干渉強度よりエッチング終点を検出する方法にも使用でき、同様な効果が得られることは言うまでもない。
【0042】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、エッチング終点検出用パターンの設計の自由度を改善するとともに、エッチングの終点を正確に検出することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るプラズマエッチング装置を示す概略構成図である。
【図2】本発明の実施形態に係るプラズマエッチング装置における被処理基板(ウエハ)を示す平面図である。
【図3】本発明の実施形態に係るプラズマエッチング装置におけるエッチング監視装置の監視動作について説明するフローチャートである。
【図4】レーザ光のシリコン表面及びマスクのシリコン酸化膜表面における光干渉を示す模式図である。
【図5】レーザ光の干渉強度の経時的な変化の模式図である。
【符号の説明】
101 レーザ光発振装置(レーザ照射手段)
102 画像監視カメラ
103 カメラ位置調整システム
104 X−Yステージ
105 制御装置(制御手段)
106 検出器(検出手段)
111 エッチングチャンバ
112 上部電極
113 下部電極
114 RF電源
115 被処理基板
116 ガス導入管
120 プラズマエッチング装置本体
121 エッチング監視装置
123 シリコンウエハ
124 チップ形成領域
125 エッチング終点検出用パターン
125a 開口エリア
125b マスクエリア

Claims (5)

  1. 被処理基板又は当該基板上に設けられた膜にエッチング処理によりエッチング孔を形成する際、エッチングの終点を検出するエッチング終点検出方法であって、
    被処理基板又は当該基板上に設けられた膜上に、開口エリアとマスクエリアとからなる複数のエッチング終点検出用パターンが描かれたマスクを設け、
    複数の前記エッチング終点検出用パターンにレーザ光を照射し、それぞれの前記エッチング終点検出用パターンにおけるレーザ光の反射光強度の変化に基づいて、エッチング終点を検出することを特徴とするエッチング終点検出方法。
  2. 前記被処理基板が、インクジェットヘッドチップ形成用基板であることを特徴とする請求項1に記載のエッチング終点検出方法。
  3. 被処理基板又は当該基板上に設けられた膜上に、開口エリアとマスクエリアとからなる複数のエッチング終点検出用パターンが描かれたマスクを設け、
    被処理基板又は当該基板上に設けられた膜に、エッチング処理によりエッチング孔を形成する際、複数の前記エッチング終点検出用パターンにレーザ光を照射し、それぞれの前記エッチング終点検出用パターンにおけるレーザ光の反射光強度の変化に基づいて、エッチング終点を検出するエッチング監視装置であって、複数の前記エッチング終点検出用パターンにレーザ光を照射するためのレーザ照射手段と、
    前記エッチング終点検出用パターンにおけるレーザ光の反射光強度の変化を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された反射光強度の変化に基づき、エッチングの終点を検出すると共に、エッチングを終了させる制御手段と、
    を備えることを特徴とするエッチング監視装置。
  4. 請求項3に記載のエッチング監視装置を備えることを特徴とするプラズマエッチング装置。
  5. 誘導結合プラズマ(ICP)エッチング装置であることを特徴とする請求項4に記載のプラズマエッチング装置。
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