JP2005038748A - 面光源素子およびそれを用いた表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型化および低コスト化を図りつつ、輝度の均一性が得られる面光源素子およびこれを用いた表示装置を提供する。
【解決手段】 光源1を板状の導光体2の少なくとも1つのコーナー部3に設けているので、コーナー部から光源の光を拡散することにより、導光体全体にわたって効率的に拡散でき、かつコーナー部近傍に孔5が少なくとも1つ以上設けられているので、光源からの光が導光体から孔内の空気へ、該孔内の空気から導光体へと2回の屈折作用により導光体周辺部へ拡散されるから、導光体全面の輝度が均一となり、低コストで輝度の均一性が得られる。また、導光体のコーナー部に点光源を設けているので、従来のように、導光体端面に配置された点光源により側方に突出することなく、小型化が可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯電話、携帯情報端末(PDA)等に用いられる面光源素子およびこれを用いた直視型の表示装置に関する。
携帯電話等に使用される表示装置は、面状に光を発する面光源素子(バックライト)と情報を与える表示パネルとで構成され、該表示パネルが与えた情報により光の透過率がコントロールされることによって文字および映像が表示される。バックライトとしては、例えば蛍光管のような光源と導光体とを組み合わせたものが用いられる。
小型の表示装置では近年、省消費電力のため光源として発光ダイオード(LED)が用いられる場合が多い。LEDの発光面積は小さくほぼ点光源であり、また出射光の分布も正面方向に輝度が高くなっている。このため、図2(c)に示すように、例えば導光体の端面中央に点光源をおいた面光源素子では、表示パネルを照らす導光体中央部の明領域31に対して導光体周辺部がこれよりも暗い暗領域32となり、輝度の均一性が得られないという問題がある。また光源を導光体端面に配置することから、その分だけ側方に突出して小型化が図れないという問題もある。
また、輝度の均一性を得るために、点光源を線光源に変換したものを用いて面光源素子にするといった提案もなされている。この従来例として、導光体の端面に複数の点光源を設け、さらに導光体面の全面に回折格子を設けた面光源素子が知られている(例えば、特許文献1)。
特許第2986733号公報
しかし、この従来例では導光体の表面および裏面に異なる回折格子を設けてこれらを組み合わせて用いることから構成が複雑となって低コスト化が図れず、また導光体端面に点光源を設けていることから小型化も図れない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、小型化および低コスト化を図りつつ、輝度の均一性が得られる面光源素子およびこれを用いた表示装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の面光源素子は、光を発生する光源と、光源からの光が入射されて面状に光を出射する板状の導光体とを備えた面光源素子であって、前記光源は前記導光体の少なくとも1つのコーナー部に配置され、前記導光体は、該コーナー部から光が入射されるとともに、該コーナー部近傍に孔が少なくとも1つ以上設けられている。前記孔は貫通孔であってもよい。
ここで、近傍とは導光体の入射面と発光領域の間の領域を意味する。
この構成によれば、光源を例えば扁平な直方体のような板状の導光体の1つのコーナー部(角部)に設けているので、コーナー部から光源の光を拡散することにより、導光体全体にわたって効率的に拡散でき、かつコーナー部近傍に孔が少なくとも1つ以上設けられているので、光源からの光が導光体から孔内の空気へ、該孔内の空気から導光体へと2回の屈折作用により導光体周辺部へ拡散されるから、導光体全面の輝度が均一となり、低コストで輝度の均一性が得られる。また、導光体のコーナー部に光源を設けているので、従来のように、導光体端面に配置された光源により側方に突出することなく、小型化が可能となる。
好ましくは、前記光源は点光源からなり、前記導光体のコーナー部における角部分がカットされて、このコーナーカット部に前記点光源が配置されている。したがって、コーナーカット部内に点光源が収まるので、より小型化が可能となる。
好ましくは、導光体の裏面にはシボ加工またはレンズパターンが形成されていてもよい。また導光体の出射面に複数の凸部が形成され凸部頂部が導光体表面と密着してなる出射光制御板を有していてもよい。これにより、輝度を向上することができる。さらに小型化のために点光源はLEDであることが望ましい。
好ましくは、前記面光源素子とLCDのような透過型表示素子を組み合わせることで、小型で両面発光可能な表示装置を得ることができる。
以上のように、本発明によれば、小型化および低コスト化を図りつつ、輝度の均一な面光源素子およびこれを用いた表示装置を得ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
図1(a)に本発明の一実施形態にかかる面光源素子の斜視図を示す。この面光源素子は、小型の表示装置に用いられるものであって、光を発生する光源1と、光源1からの光が入射されて面状に光を出射する板状の導光体2とを備えている。光源1は例えば発光ダイオード(LED)のような点光源からなり、導光体2は例えば扁平な直方体からなる。
前記光源1は導光体2の例えば1つのコーナー部3に配置される。この導光体2は、該コーナー部3から光源1の光が入射されるとともに、該コーナー部3近傍に出射面とその裏面を貫通する1つの孔5が設けられている。この孔5は円柱状の形状を有している。本実施形態では、孔5は貫通孔であるが、本発明における孔5は必ずしも貫通している必要はない。孔5の深さは、導光体2の厚さの1/2以上であることが輝度の均一性の点から好ましい。また、孔の形状も円錐、四角錘、三角柱、四角柱など種々の形状が可能である。
本発明では、光源1を直方体からなる導光体2のコーナー部(角部)3に設けているので、図1(b)に示すように、コーナー部3から光源1の光が拡散することにより、光源1の光を導光体2全体にわたって効率的に拡散できる。これにより、従来、図2(c)のように導光体端面に光源を配置したことで光源の両側の導光体入口部分が暗領域32となるのと異なり、本発明では、図2(a)に示すように、導光体2全面が明領域31となる。
これとともに、本発明では、コーナー部3近傍に孔5を設けているので、図1(b)のように、光源1からの光は、導光体2の屈折率>孔5内の空気の屈折率、であることからスネルの法則により、導光体2と平面視で円形の孔5内の空気との間の屈折面でθ1からθ2に屈折し(θ1<θ2)、この孔5内の空気と導光体2との間の屈折面でθ3からθ4に屈折する(θ3>θ4)2回の屈折作用によって、導光体周辺部へ拡散される。したがって、導光体面内の明るさムラを低減でき、低コストで輝度の均一性が得られる。
例えば、図2(b)に示すように、コーナー部3に光源1を設けて、コーナー部近傍に孔5を設けない場合には、コーナー部3に照射されて導光体2内に入射する光は、光源1の発光面法線方向の輝度が高く、導光体2端面方向に沿って伝播する光が少ないため斜め方向で輝度が低くなり、導光体中央部の明領域31に対して導光体周辺部がこれよりも暗い暗領域32となって、輝度の均一性が得られない。
また、導光体2のコーナー部3に点光源1を設けているので、従来のように、導光体端面に配置された点光源により側方に突出することなく、面光源素子の小型化が可能となる。この面光源素子を用いた表示装置では、導光体2の出射面の孔5を除いた部分が図示しない液晶パネルと対向する。
本発明では、小型の表示装置に用いられる面光源素子について、光源1を導光体2のコーナー部3に配置し、該コーナー部3近傍に出射面とその裏面を貫通する孔5を設けるという簡単な構成により、小型かつ低コストで輝度の均一性が得られる。
この実施形態では、導光体2のコーナー部3の突出部分がカットされて、このコーナーカット部3aに点光源1が配置されているので、コーナーカット部3a内に点光源1が収まることから、面光源素子をより小型化することができる。
この実施形態では、孔5を1つ設けているが、少なくとも1つ以上設ければよく、2つまたは3つの孔を設けてもよい。4つ以上の孔を設ける場合には、直線状に並べてもよく、格子状に並べてもよい。
また、この実施形態では、孔5の形状を円柱状としているが、図3(a)に示すように楕円状のもの、図3(b)に示すように半円形状のもの等を用いることができる。
図4に示すように、導光体2の裏面に散乱反射を発生させるシボ加工を施したシボ加工部15を形成することで導光体2を発光させることができる。これにより出射面からの光の輝度を向上できる。
また、図5に示すように導光体2の裏面にレンズパターン部16を形成し、屈折・反射で伝播方向を制御し発光させることもできる。これにより出射面からの光の輝度を向上できる。
さらに図6に示すように複数の凸パターンを形成した出射光制御板18を導光体出射面に凸部が対向するよう配置し、凸部頂部を導光体出射面に密着させることでも発光させることができる。この凸部により導光体2の出射面からの光を正面方向に向かわせて正面方向の輝度を向上させることができる。また出射光制御板18の凸部頂部が導光体2の出射面に密着させることにより、出射光制御板18と導光体2間の隙間がなくなり面光源素子を小型化できる。
図7は他の実施形態にかかる面光源素子を示す斜視図である。この実施形態では、光源1が両対角に配置され、孔5が両方のコーナー部3に配置される。この場合には、小型で輝度が均一な、より高輝度化を実現した面光源素子が得られる。
上記の通り説明した面光源素子を用い、発光面に液晶ディスプレイ(LCD)等の透過型光変調装置を設けると、小型の表示装置を構成することができる。
この実施形態では、導光体を直方体としているが、楔形や三角柱や五角柱以上の多角柱としてもよい。
(a)は本発明の一実施形態にかかる面光源素子を示す斜視図、(b)は導光体における光源からの光の軌跡を示す平面図である。 (a)〜(c)は導光体面における明るさの領域を示す平面図である。 本発明の孔の他例を示す斜視図である。 本発明の導光体の他例を示す斜視図である。 本発明の導光体の他例を示す斜視図である。 本発明の導光体の他例を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態にかかる面光源素子を示す斜視図である。
符号の説明
1:光源
2:導光体
3:コーナー部
3a:コーナーカット部
5:孔
15:シボ加工部
16:レンズパターン部
18:出射光制御板


















Claims (8)

  1. 光を発生する光源と、光源からの光が入射されて面状に光を出射する板状の導光体とを備えた面光源素子であって、
    前記光源は前記導光体の少なくとも1つのコーナー部に配置され、前記導光体は、該コーナー部から光が入射されるとともに、該コーナー部近傍に孔が少なくとも1つ以上設けられていることを特徴とする面光源素子。
  2. 前記孔が貫通孔である請求項1に記載の面光源素子。
  3. 前記光源は点光源からなり、前記導光体のコーナー部における角部分がカットされて、このコーナーカット部分に点光源が設けられている請求項1に記載の面光源素子。
  4. 前記導光体の裏面にシボ加工が施されている請求項1に記載の面光源素子。
  5. 前記導光体の裏面にレンズパターンが形成されている請求項1に記載の面光源素子
  6. 前記導光体の出射面に複数の凸部が形成され凸部頂部が導光体表面と密着してなる出射光制御板を有している請求項1に記載の面光源素子。
  7. 前記光源が発光ダイオード(LED)である請求項1から6のいずれかに記載の面光源素子。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の面光源素子の発光面上に液晶ディスプレイ(LCD)を設けてなる表示装置。








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