JP2005038529A - ディスク用カートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】 CD、MD等の光情報記録媒体を収納するカートリッジのさらなる薄型化、小型化が可能なディスク用カートリッジを提供する。
【解決手段】 本発明のディスク用カートリッジは、下カートリッジ部材11と上カートリッジ部材12を組み合わせ固定してカートリッジ本体13とし、このカートリッジ本体13の内部を光ディスク5収納用の収納部14とし、上カートリッジ部材12の光ディスク5を覆う部分を金属板33とし、この金属板33の中央部に、クランパー15が進入可能なように、このクランパー15より大径の穴35を形成したことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ディスク用カートリッジに関し、特に詳しくは、レンズの開口数(NA:numerical Aperture)が0.6を超える高NAのレンズと400nm帯域の短波長の光を用いて高密度の記録・再生を行う光情報記録・再生装置に好適に用いられ、コンパクトディスク(CD)、ミニディスク(MD)等の光情報記録媒体を収納するカートリッジのさらなる薄型化が可能なディスク用カートリッジに関するものである。
近年、DVD(デジタル・ヴァーサタイル・ディスク)等の光ディスク(光情報記録媒体)、あるいは、より小型かつ薄厚の次世代光ディスクにおいては、レーザ光源として405nmの波長の青紫色レーザダイオード(LD)を用い、このレーザ光を光ディスクの記録面に集光させるための対物レンズとしてNAが0.6を超える対物レンズを用いた光ディスクシステムにより、大容量の情報の記録・再生が可能になっている。例えば、NAが0.85の対物レンズを用いた場合では、20GB以上の大容量の情報の記録・再生が可能である。
ところで、NAが0.85の対物レンズと青紫色レーザダイオード(LD)を用いた光ディスクシステムにおいては、光ディスクの保護層の厚みが非常に薄いために、光ディスクの表面の汚れによるデータエラーが発生し易くなる。そこで、光ディスクをディスク用カートリッジに収納することにより、光ディスクの表面を保護するとともに、表面の汚れに起因するデータエラーの発生を防止している。
このディスク用カートリッジとしては、既に、様々な構造のものが提案され実用に供されている。例えば、合成樹脂を射出成形してなる上ハーフ及び下ハーフからなる上下部材で光ディスクを挟み込み、下ハーフあるいは上下双方のハーフの開口部を金属製のシャッター板で開閉自在とした構造のものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このディスク用カートリッジでは、シャッター板を開放した際に、光ディスクにレーザ光を集光させ、情報の記録・再生を行うようになっている。
また、薄型化したディスク用カートリッジとしては、合成樹脂を射出成形してなる2枚のハーフのどちらか一方を、他方より1.5倍以上厚くし、厚くしたハーフにディスク収納部を設けた構造のものも提案されている(例えば、特許文献2参照)。これらのカートリッジでは、光ディスクをターンテーブルに吸着固定するためのクランパー(吸着用の部材)を設けた構造もある。
実開昭60−60081号公報 特開平5−225742号公報
図14は、従来のクランパー付きディスク用カートリッジの一例を示す断面図であり、図において、符号1は、平板状の下カートリッジ部材、2は平板状の上カートリッジ部材であり、下カートリッジ部材1と上カートリッジ部材2を貼り合わせることによりカートリッジ本体3が構成される。
また、4はカートリッジ本体3内部に形成される収納部、5は収納部4に収納される光ディスク(情報記録媒体)、6は光ディスク5をターンテーブル(図示せず)に固定するためのクランパー(吸着部材)、7はターンテーブルを挿入するための開口である。
このカートリッジでは、クランパー6により光ディスク5をターンテーブルに固定し、カートリッジ本体3をホルダ(図示せず)によりターンテーブル側に押し下げることにより、光ディスク5をカートリッジ本体3から離間させ、ターンテーブルの軸心を中心に回転するようになっている。
ところで、従来のクランパー付きディスク用カートリッジでは、光ディスクドライブのスペースがカートリッジにより占有されてしまうために、小型化、薄型化が難しいという問題点があった。
また、光ディスク5に設けたクランパー6が光ディスク5の上面よりも高くなってしまうために、光ディスク5と収納部4の上面との間のクリアランスtを十分とることができず、そこで、このクリアランスtを十分とろうとすると、収納部4を上下方向に広げざるを得ず、したがって、カートリッジ本体3の厚みが厚くなってしまい、カートリッジの薄型化を妨げる要因になっている。
特に、2枚のハーフを用いた構造のカートリッジは、確かに薄型化に適した構造ではあるが、ハーフを合成樹脂の射出成形により作製しているために、広い面積のハーフを薄厚化することが難しいという問題点があった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、コンパクトディスク(CD)、ミニディスク(MD)等の光情報記録媒体を収納するカートリッジのさらなる薄型化、小型化が可能なディスク用カートリッジを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は次のようなディスク用カートリッジを提供した。
すなわち、本発明のディスク用カートリッジは、2つの平板状のカートリッジ部材を組み合わせてなるカートリッジ本体の内部に情報記録媒体を収納してなるディスク用カートリッジであって、前記2つのカートリッジ部材のうちいずれか一方のカートリッジ部材の少なくとも前記情報記録媒体を覆う部分を金属板により構成してなることを特徴とする。
このディスク用カートリッジでは、前記2つのカートリッジ部材のうちいずれか一方のカートリッジ部材の少なくとも前記情報記録媒体を覆う部分を金属板により構成したことにより、情報記録媒体の上面とディスク用カートリッジの内部とのクリアランスを大きくとることが可能になり、この情報記録媒体を固定した際の該情報記録媒体の位置をより高い位置に設定可能となる。
また、この金属板は、合成樹脂を射出成形した場合よりも薄型化が実現可能である。
前記情報記録媒体に吸着部材を設け、前記いずれか一方のカートリッジ部材に前記吸着部材が進入可能な穴を形成してなることを特徴とする。
この吸着部材は、磁性体が好ましい。
このディスク用カートリッジでは、カートリッジ部材は、単に情報記録媒体をカートリッジから出てしまわない様に抑えているだけのものであるから、このカートリッジ部材に吸着部材を進入可能とする穴を形成しても問題は無い。これにより、吸着部材はカートリッジ部材側に進出することとなり、情報記録媒体の上面とカートリッジ部材とを、さらに近接させることが可能となる。
前記2つのカートリッジ部材のいずれか一方に、記録・再生時に、これら2つのカートリッジ部材を相互に固定し、それ以外の場合に、これら2つのカートリッジ部材を相互に取り外し可能とする着脱部材を設けてなることを特徴とする。
通常用いられるディスク用カートリッジでは、使用者の不注意による光ディスクの保護層への指紋等の付着による汚染や傷付けを回避することは可能であるが、微細な埃の進入を防止することはできない。したがって、この様な埃がカートリッジ内に進入した場合、記録・再生エラーを生じる虞がある。
このディスク用カートリッジでは、前記2つのカートリッジ部材のいずれか一方に着脱部材を設けたことにより、記録・再生時以外の場合に、これら2つのカートリッジ部材を相互に取り外すことで、内部に収納された情報記録媒体の一主面を露出させることが可能となり、この情報記録媒体の一主面を容易に清浄化することが可能になる。これにより、埃等に起因する情報記録媒体の記録・再生エラーが無くなる。
前記着脱部材は、前記金属板の周縁部に形成されたつめ部であり、当該つめ部は、記録防止スイッチを動作させることで、記録・再生時にいずれか他方の前記カートリッジ部材に固定され、それ以外の場合にいずれか他方の前記カートリッジ部材に対して取り外し可能とされることを特徴とする。
このディスク用カートリッジでは、前記着脱部材を、前記金属板の周縁部に形成されたつめ部とし、記録防止スイッチにカートリッジ部材の固定機能及び取り外し機能を持たせることで、部品点数を増加させることなく、カートリッジ部材の着脱を容易に行うことが可能となる。
前記2つのカートリッジ部材は、いずれか一方がいずれか他方に対して着脱可能とされていることを特徴とする。
このディスク用カートリッジでは、2つのカートリッジ部材のいずれか一方をいずれか他方に対して着脱可能とすることにより、これら2つのカートリッジ部材を相互に取り外すことで、内部に収納された情報記録媒体の一主面を露出させることが可能となり、この情報記録媒体の一主面を容易に清浄化することが可能になる。これにより、埃等に起因する情報記録媒体の記録・再生エラーが無くなる。
前記カートリッジを収納する収納部を有し、かつ前記収納部に前記カートリッジ内の情報記録媒体を押圧し該情報記録媒体を所定位置に保持する弾性部材を設けケースを備えてなることを特徴とする。
このディスク用カートリッジでは、ケースの収納部に前記カートリッジを収納することにより、この収納部に設けられた弾性部材が該カートリッジ内の情報記録媒体を押圧し該情報記録媒体を所定位置に保持する。これにより、携帯もしくは搬送等の際に、情報記録媒体はカートリッジと接触する虞が無くなり、情報記録媒体の一主面に傷が付く虞も無くなる。
本発明のディスク用カートリッジによれば、前記2つのカートリッジ部材のうちいずれか一方のカートリッジ部材の少なくとも前記情報記録媒体を覆う部分を金属板により構成したので、情報記録媒体の上面とディスク用カートリッジの内部とのクリアランスを大きくとることができ、情報記録媒体を固定した際の該情報記録媒体の位置をより高い位置に設定することができる。
また、前記情報記録媒体に吸着部材を設け、前記いずれか一方のカートリッジ部材に前記吸着部材が外方に突出可能な穴を形成したので、前記吸着部材をカートリッジ部材から外方に突出させることができ、情報記録媒体の上面とカートリッジ部材とを、さらに近接させることができる。
また、前記2つのカートリッジ部材のいずれか一方に、記録・再生時に、これら2つのカートリッジ部材を相互に固定し、それ以外の場合に、これら2つのカートリッジ部材を相互に取り外し可能とする着脱部材を設けたので、記録・再生時以外の場合に、これら2つのカートリッジ部材を相互に取り外すことで、内部に収納された情報記録媒体の一主面を露出させることができ、この情報記録媒体の一主面を容易に清浄化することができる。したがって、埃等に起因する情報記録媒体の記録・再生エラーを防止することができる。
また、前記着脱部材を、前記金属板の周縁部に形成されたつめ部とし、当該つめ部を、記録防止スイッチを動作させることで、記録・再生時にいずれか他方の前記カートリッジ部材に固定され、それ以外の場合にいずれか他方の前記カートリッジ部材に対して取り外し可能としたので、記録防止スイッチにカートリッジ部材の固定機能及び取り外し機能を持たせることで、部品点数を増加させることなく、カートリッジ部材の着脱を容易に行うことができる。
また、前記2つのカートリッジ部材のいずれか一方をいずれか他方に対して着脱可能としたので、これら2つのカートリッジ部材を相互に取り外すことで、内部に収納された情報記録媒体の一主面を露出させることができ、この情報記録媒体の一主面を容易に清浄化することができる。したがって、埃等に起因する情報記録媒体の記録・再生エラーを防止することができる。
また、前記カートリッジを収納する収納部を有し、かつ前記収納部に前記カートリッジ内の情報記録媒体を押圧し該情報記録媒体を所定位置に保持する弾性部材を設けたケースを備えたので、携帯もしくは搬送等の際に、情報記録媒体がカートリッジに接触するのを防止することができ、情報記録媒体の一主面に傷が付くのを防止することができる。
本発明のディスク用カートリッジの各実施例について、図面に基づき説明する。
なお、係る各実施例は、本発明の実施態様を示すものであり、本発明はこれらの実施態様に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。
図1は、本発明の実施例1のクランパー付きディスク用カートリッジ(以下、単にカートリッジと称する)を示す平面図、図2は、図1のA−A線に沿う断面図、図3は、このカートリッジを構成要素毎に分解した平面図である。
なお、図1は、実際に目視した場合に他の構成要素に隠れてしまう構成要素の位置関係を明らかにするために、各々の構成要素を実線で表したものであり、実際に目視した場合の図とは異なる。
図において、符号10はカートリッジであり、平板状の下カートリッジ部材11と平板状の上カートリッジ部材12を組み合わせ固定することにより、カートリッジ本体13が構成され、このカートリッジ本体13内の空間部は光ディスク(情報記録媒体)5を収納するための収納部14とされ、この収納部14に収納される光ディスク5の中心部には、この光ディスク5をターンテーブル(図示せず)に固定するためのクランパー(吸着部材)15が設けられている。
下カートリッジ部材11は、合成樹脂からなる平面視略正方形状のもので、その中央部から一端部に向かって、ターンテーブルの挿入及び光源からのレーザ光を入射するための略L字状の開口部21が形成され、この開口部21には、開閉するためのシャッター22が摺動自在に設けられ、この開口部21の周囲には、シャッター22用のスプリング23及び記録防止スイッチ24が設けられ、さらに、シャッター22の先端部22aを一方向に案内するための溝25及び位置決め用の穴26が形成されている。このシャッター22は、上端部に設けられた案内部材22bを下カートリッジ部材11の一端部に沿って移動させることにより、開口部21を開状態または閉状態とするようになっている。
上カートリッジ部材12は、下カートリッジ部材11と同一形状の合成樹脂からなる平面視略正方形状のもので、その中央部には光ディスク5より僅かに大径の円形状の開口部31が形成され、この開口部31の内周面の上端には円環状かつ断面矩形状の切欠部32が形成され、この切欠部32には、光ディスク5より大径の円形状の金属板33が嵌め込まれ、この金属板33により光ディスク5が覆われるようになっている。この開口部31の周囲には、カートリッジをドライブに位置決めするための穴34が形成されている。
この金属板33としては、ステンレス鋼板、圧延鋼板のいずれかが好適に用いられる。
この金属板33の中央部には、クランパー15が進入可能なように、このクランパー15より大径の穴35が形成されている。
このクランパー15は、Fe、Co、Ni、Cr等の磁性材料を主成分とする磁性体により構成され、ターンテーブルから発生する磁力線によりターンテーブル側に引き付けられることで、このクランパー15が設けられた光ディスク5をターンテーブルに吸着固定するようになっている。
このカートリッジ10は、図2及び図3に示すように、下カートリッジ部材11の穴26、26に上カートリッジ部材12の穴34、34を合わせることで相互の位置合わせを行うと同時に、下カートリッジ部材11と上カートリッジ部材12を互いに組み合わせて固定し、カートリッジ本体13とする。
次いで、このカートリッジ本体13の収納部14に光ディスク5を収納し、上カートリッジ部材12の切欠部32に金属板33を嵌め込み、シャッター22の先端部22aを溝25に挿入するとともに案内部材22bを下カートリッジ部材11の一端部に取り付けることにより得られる。
このカートリッジ10は、図4及び図5に示すケースに収納される。
このケース41は、合成樹脂からなる一対の平板状のケース部材を互いに貼り合わせて筐体42としたもので、この筐体42の一端面はカートリッジ10が挿入できるように全面が開放された開口部42aとされ、他端面はカートリッジ10の外方への飛び出しを阻止できるように中央部のみが開放された開口部42bとされ、この筐体42の内部空間がカートリッジを収納する収納部43とされている。
この筐体42の互いに対向する主面各々の中央部には、スリット44により主要部が分離された弾性部(材)45、45が互いに対向する様に形成されている。
これら弾性部45、45は、円板の中央部に収納部43内に突出する突部46aが形成された押圧部46と、この押圧部46の一端を筐体42に接続する片持ち梁47とにより構成されている。
これら弾性部45、45は、カートリッジ10を開口部42a側から収納部43に収納した際に、図6に示すように、上側の押圧部46の突部46aがカートリッジ10内のクランパー15を上方から押圧し、下側の押圧部46の突部46aもクランパー15を下方から押圧する。
これにより、光ディスク5は上下の押圧部46、46により挟まれ、下カートリッジ部材11に触れない様に、下カートリッジ部材11に近い位置に保持される。
以上説明したように、本実施例のカートリッジ10によれば、合成樹脂からなる上カートリッジ部材11の中央部に円形状の開口部31を形成し、この開口部31に光ディスク5より大径の円形状の金属板33を嵌め込む構成としたので、光ディスク5の上面と収納部14の上面とのクリアランスを大きくとることができ、光ディスク5をターンテーブルに固定した際の光ディスク5の位置をより高い位置に設定することができる。
また、光ディスク5の中央部にクランパー15を設け、金属板33の中央部にクランパー15が進入可能な穴35を形成したので、クランパー15を上カートリッジ部材12側に進出させることができ、光ディスク5の上面と上カートリッジ部材12とを、さらに近接させることができる。
本実施例のケース41によれば、筐体42の互いに対向する主面各々の中央部に弾性部45、45を形成したので、押圧部46によりカートリッジ10内のクランパー15を押圧することで、光ディスク5が上カートリッジ部材12及び下カートリッジ部材11に触れないように、上カートリッジ部材12と下カートリッジ部材11との間の所定位置に保持することができる。
したがって、携帯もしくは搬送等の際に、光ディスク5がカートリッジ10に接触するのを防止することができ、光ディスク5の記録面に傷が付くのを防止することができる。
図7〜図10は、本発明の実施例2のクランパー付きディスク用カートリッジ(以下、単にカートリッジと称する)を構成する構成要素のそれぞれの要部を示す図である。ここでは、この実施例2のカートリッジが実施例1のカートリッジと異なる点のみを説明することとし、これ以外の点については、実施例1のカートリッジと全く同様であるから、説明を省略する。
図7は、カートリッジの金属板を示す平面図、図8は、同金属板を示す側面図であり、この金属板51は、実施例1の金属板33の周縁部に、外方に突出する突片からなるつめ部52、53が所定の間隔をおいて形成されている。
図9は、カートリッジの上カートリッジ部材を示す平面図であり、この上カートリッジ部材54は、実施例1の上カートリッジ部材12の切欠部32に金属板51のつめ部52を挿通する穴55が形成されている。
図10は、カートリッジの下カートリッジ部材を示す平面図であり、この下カートリッジ部材56は、実施例1の下カートリッジ部材11の案内用の溝25及び位置決め用の穴26の近傍に、上記の金属板51のつめ部53を固定するための凹部57が形成されている。
この下カートリッジ部材56の1つの角部にはピン61が立設され、このピン61には記録防止スイッチ24が設けられている。
この記録防止スイッチ24は、多角形の板状(図10では5角形)のコマ62に、一方の端部が開放されたスリット63が形成されたもので、このスリット63をピン61に嵌め込んだ状態で、コマ62をピン61の回りに回転自在かつ下カートリッジ部材56の一辺に沿って移動可能とされている。また、この下カートリッジ部材56には、記録禁止用の穴64が形成されている。
例えば、ピン61をスリット62の奥に密着するように挿入した状態で、コマ62をピン61を中心に回転させれば、コマ62が下カートリッジ部材56に対して突出した状態(図11)となる。
この状態で、下カートリッジ部材56と上カートリッジ部材54を互いに組み合わせて固定しカートリッジ本体とし、このカートリッジ本体の収納部に光ディスク5を収納し、上カートリッジ部材54の切欠部32に金属板51を嵌め込む。
この場合、金属板51のつめ部52はコマ62と並列に配置されるので、金属板51を上カートリッジ部材54に挿入すると、金属板51のつめ部52はコマ62に対して並列配置され、コマ62により固定されることはない。したがって、金属板51は、カートリッジ本体に対して着脱自在となり、金属板51の交換が容易となる。
また、この状態で、コマ62をピン61を中心に回転させれば、コマ62が下カートリッジ部材56に対して没した状態(図12)となる。
この場合、金属板51のつめ部52はコマ62に覆われ固定された状態となるので、金属板51はカートリッジ本体に固定されることとなる。
この状態では、記録禁止用の穴64はコマ62に覆われていないので、光ディスク5への記録を行うことができる。
さらに、この状態で、コマ62を下カートリッジ部材56の一辺に沿って移動させれば、記録禁止用の穴64がコマ62に覆われることとなり、光ディスク5への記録を行うことはできない。したがって、光ディスク5に記録された情報の再生専用となる。
以上により、記録防止スイッチ24のコマ62をピン61の回りに回転、もしくは下カートリッジ部材56の一辺に沿って移動させることにより、金属板51の交換、光ディスク5への記録・再生を選択することができる。
コンパクトディスク(CD)、ミニディスク(MD)等の光情報記録媒体を収納するカートリッジのさらなる薄型化、小型化が可能なのはもちろんのこと、より薄型化、小型化が求められる次世代光ディスク用のカートリッジに対しても適用することが可能であり、特に、次世代光ディスク用のカートリッジの場合、その効果は非常に大きなものである。
本発明の実施例1のクランパー付きディスク用カートリッジを示す平面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 本発明の実施例1のクランパー付きディスク用カートリッジを構成要素毎に分解した平面図である。 本発明の実施例1のケースを示す平面図である。 図4のB−B線に沿う断面図である。 本発明の実施例1のクランパー付きディスク用カートリッジをケースに収納した状態を示す断面図である。 本発明の実施例2のクランパー付きディスク用カートリッジの金属板を示す平面図である。 本発明の実施例2のクランパー付きディスク用カートリッジの金属板を示す側面図である。 本発明の実施例2のクランパー付きディスク用カートリッジの上カートリッジ部材を示す平面図である。 本発明の実施例2のクランパー付きディスク用カートリッジの下カートリッジ部材を示す平面図である。 本発明の実施例2のクランパー付きディスク用カートリッジの記録防止スイッチの動作を示す平面図であり、(a)は下カートリッジ部材上のコマの位置を示す平面図、(b)はコマと金属板のつめ部との位置関係を示す平面図である。 本発明の実施例2のクランパー付きディスク用カートリッジの記録防止スイッチの動作を示す平面図であり、(a)は下カートリッジ部材上のコマの位置を示す平面図、(b)はコマと金属板のつめ部との位置関係を示す平面図である。 本発明の実施例2のクランパー付きディスク用カートリッジの記録防止スイッチの動作を示す平面図であり、(a)は下カートリッジ部材上のコマの位置を示す平面図、(b)はコマと金属板のつめ部との位置関係を示す平面図である。 従来のクランパー付きディスク用カートリッジを示す断面図である。
符号の説明
5 光ディスク(情報記録媒体)
10 カートリッジ
11 下カートリッジ部材
12 上カートリッジ部材
13 カートリッジ本体
14 収納部
15 クランパー(吸着部材)
21 開口部
22 シャッター
24 記録防止スイッチ
31 開口部
32 切欠部
33 金属板
34 穴
35 穴
41 ケース
42 筐体
43 収納部
45 弾性部(材)
51 金属板
52,53 つめ部
61 コマ

Claims (7)

  1. 2つの平板状のカートリッジ部材を組み合わせてなるカートリッジ本体の内部に情報記録媒体を収納してなるディスク用カートリッジであって、
    前記2つのカートリッジ部材のうちいずれか一方のカートリッジ部材の少なくとも前記情報記録媒体を覆う部分を金属板により構成してなることを特徴とするディスク用カートリッジ。
  2. 前記情報記録媒体に吸着部材を設け、前記いずれか一方のカートリッジ部材に前記吸着部材が進入可能な穴を形成してなることを特徴とする請求項1記載のディスク用カートリッジ。
  3. 前記吸着部材は、磁性体からなることを特徴とする請求項2記載のディスク用カートリッジ。
  4. 前記2つのカートリッジ部材のいずれか一方に、記録・再生時に、これら2つのカートリッジ部材を相互に固定し、それ以外の場合に、これら2つのカートリッジ部材を相互に取り外し可能とする着脱部材を設けてなることを特徴とする請求項1、2または3記載のディスク用カートリッジ。
  5. 前記着脱部材は、前記金属板の周縁部に形成されたつめ部であり、当該つめ部は、記録防止スイッチを動作させることで、記録・再生時にいずれか他方の前記カートリッジ部材に固定され、それ以外の場合にいずれか他方の前記カートリッジ部材に対して取り外し可能とされることを特徴とする請求項4記載のディスク用カートリッジ。
  6. 前記2つのカートリッジ部材は、いずれか一方がいずれか他方に対して着脱可能とされていることを特徴とする請求項1、2または3記載のディスク用カートリッジ。
  7. 前記カートリッジを収納する収納部を有し、かつ該収納部に前記カートリッジ内の情報記録媒体を押圧し該情報記録媒体を所定位置に保持する弾性部材を設けたケースを備えてなることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項記載のディスク用カートリッジ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009509288A (ja) * 2005-09-23 2009-03-05 ブイメディア・リサーチ・インコーポレイテッド 超小型の光学ディスクドライブを含む携帯電話または他の携帯型送受話器

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