JP2005035993A - カンナビノイド受容体調節剤 - Google Patents
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Abstract
Description
1)鎮痛作用を有する、一般式
(2)式(I0)で表される化合物またはその塩あるいはそのプロドラッグが、式(I)
(3)R1およびR2が水素原子である前記(2)記載の剤、
(4)R1およびR2がそれぞれ水素原子またはC1−4アルキル基である(但し、R1およびR2は同時に水素原子にはならない)である前記(2)記載の剤、
(5)式(I0)で表される化合物またはその塩がカンナビノイド受容体アゴニストである前記(1)記載の剤、
(6)カンナビノイド受容体がカンナビノイド・タイプ1受容体である前記(5)記載の剤、
(7)式(I0)で表される化合物またはその塩がカンナビノイド受容体アンタゴニストである前記(1)記載の剤、
(8)カンナビノイド受容体がカンナビノイド・タイプ1受容体である前記(7)記載の剤、
(9)式(I0)で表される化合物またはその塩がカンナビノイド・タイプ2受容体アゴニストである前記(1)記載の剤、
(10)脳血管障害急性期、脊髄損傷、頭部外傷、多発性硬化症、緑内障、うつ病、嘔吐、関節炎または喘息の予防・治療剤あるいは鎮痛剤である前記(1)に記載の剤、
(11)記憶障害、精神疾患、肥満、精神病、不安、うつ病、薬物依存症、アルツハイマー病、またはパーキンソン病の予防・治療剤あるいは禁煙補助剤である前記(1)記載の剤、
(12)多発性硬化症、神経変性疾患、過敏性腸炎、クローン病、逆流性食道炎、COPD、乾癬、自己免疫疾患、移植片拒絶反応、アレルギー性疾患、神経因性疼痛、肝炎ウイルス、または高血圧の予防・治療剤、あるいは免疫調整剤である前記(1)記載の剤、
(13)式(I’)
で表される化合物またはその塩、
(14)R1およびR2がそれぞれ独立して、水素原子、置換されていてもよい炭化水素基、または置換されていてもよい複素環基、置換されていてもよいヒドロキシ基、置換されていてもよいメルカプト基、または置換されていてもよいアミノ基である前記(13)記載の化合物、
(15)R1およびR2が水素原子である前記(13)記載の化合物、
(16)R1およびR2がそれぞれ水素原子またはC1−4アルキル基である(但し、R1およびR2は同時に水素原子にはならない)前記(13)記載の化合物、
(17)R3’が水素原子である前記(13)記載の化合物、
(18)R4’が置換されていてもよいC6−14アリール基、または置換されていてもよい5〜14員複素環基である前記(13)記載の化合物、
(19)R4’が置換されていてもよいフェニル基である前記(13)記載の化合物、
(20)R4’が置換されていてもよいC1−4アルキル基または置換されていてもよいC1−4アルコキシ基で置換されていてもよいフェニル基である前記(19)記載の化合物、
(21)Yが−CO−である前記(13)記載の化合物、
(23)Xが酸素原子である前記(13)記載の化合物、
(24)式
(25)置換されていてもよいC6−14アリール−C1−4アルキル基が式(I’)中に示す縮合複素環の7位に更に置換している前記(24)記載の化合物、
(26)置換されていてもよいC6−14アリール−C1−4アルキル基が置換されていてもよいベンジル基である前記(25)記載の化合物、
(27)環A’が、式
(28)式(I0)中に示す縮合複素環の7位に、置換されていてもよいC1−4アルキル基、置換されていてもよいC6−12アリール基、置換されていてもよい5または6員の複素環基、またはアシル基が置換している前記(27)記載の化合物、
(29)式(I0)中に示す縮合複素環の7位に、それぞれ置換されていてもよいフェニル基、フラニル基、チエニル基、ピリジル基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、またはベンゾイル基が置換している前記(27)記載の化合物、
(30)N−(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド、
(+)−N−((3R)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド
、
N−(7−アセチル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド、
N−(3−(4−イソプロピルフェニル)−7−メトキシ−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド、
(+)−N−((3R)−7−アセチル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド、
(+)−N−(tert−ブチル)−N’−((3R)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ウレア、
N−(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−7−フェニル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド、
N−(7−(3−ジメチルアミノフェニル)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド、
N−(3−ヒドロキシプロピル)−N’−(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ウレア、
N−((4−イソプロピル−3−(2−メトキシエトキシ)−4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル))−3,3−ジメチルブタンアミド、
N−(7−(4−イソプロピルベンジル)−3,4,6−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド、
N−(3−(4−tert−ブチルフェニル)−2,2,4,6,7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド、または
N−(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−3H−スピロ(1−ベンゾフラン−2,1’−シクロペンタン)−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド、
(31)前記(13)記載の化合物のプロドラッグ、
(32)前記(13)記載の化合物またはそのプロドラッグからなる医薬、
(33)脳血管障害急性期、脊髄損傷、頭部外傷、多発性硬化症、緑内障、うつ病、嘔吐、関節炎または喘息の予防または治療方法あるいは鎮痛方法であって、これらを必要とする対象に式(I0)
(34)記憶障害、精神疾患、肥満、精神病、不安、うつ病、薬物依存症、アルツハイマー病、またはパーキンソン病の予防または治療方法、あるいは禁煙の補助方法であって、これらを必要とする対象に式(I0)
(37)記憶障害、精神疾患、肥満、精神病、不安、うつ病、薬物依存症、アルツハイマー病、またはパーキンソン病の予防・治療剤あるいは禁煙補助剤を製造するための式(I0)
(38)多発性硬化症、神経変性疾患、過敏性腸炎、クローン病、逆流性食道炎、COPD、乾癬、自己免疫疾患、移植片拒絶反応、アレルギー性疾患、神経因性疼痛、肝炎ウイルス、または高血圧の予防・治療剤、あるいは免疫調整剤を製造するための式(I0)
(39)式
R1、R2、R3およびR4は、それぞれ独立して、水素原子、置換されていてもよい炭化水素基、置換されていてもよい複素環基、置換されていてもよいヒドロキシ基、置換されていてもよいメルカプト基、または置換されていてもよいアミノ基を示すか、あるいはR2とR3は一緒になって結合を形成してもよく、またはR1とR2は隣接する炭素原子と一緒になって置換されていてもよい環を形成してもよく、
R5は水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示し、R6は水素原子、置換されていてもよい炭化水素基、置換されていてもよいヒドロキシ基、または置換されていてもよいアミノ基を示すか、あるいはR5とR6は隣接する炭素原子または硫黄原子および窒素原子と一緒になって置換されていてもよい環を形成してもよく、
環Aは式−NHR5で(式中、各記号は前記と同意義を示す)で示される基以外に更に置換基を有していてもよいベンゼン環を示す。]で表される化合物またはその塩を、
R6YL、(R6Y)2OまたはR6N=Y(式中、Lは脱離基を、Yは−CO−、−SO−、または−SO2−を示す)と反応させることを含む
式
(1’)式(I0)で表される化合物またはその塩あるいはそのプロドラッグを含有するカンナビノイド受容体調節剤、
(2’)式(I0)で表される化合物またはその塩あるいはそのプロドラッグが、式(I)で表される化合物またはその塩あるいはそのプロドラッグである前記(1’)記載の剤、
(3’)R1およびR2がそれぞれ水素原子である前記(2’)記載の剤、
(4’)R1およびR2がそれぞれC1−4アルキル基である前記(2’)記載の剤、
(5’)R3が水素原子である前記(2’)記載の剤、
(6’)R4が置換されていてもよいC6−14アリール基または置換されていてもよい5〜14員複素環である前記(2’)記載の剤、
(7’)R5が水素原子である前記(2’)記載の剤、
(8’)R6が置換されていてもよいアルキル基または置換されていてもよいアミノ基であり、Yが−CO−である前記(2’)記載の剤、
(9’)R1、R2、R3およびR4が、それぞれ独立して、水素原子、置換されていてもよい炭化水素基、または置換されていてもよい複素環基、置換されていてもよいヒドロキシ基、置換されていてもよいメルカプト基、または置換されていてもよいアミノ基である前記(2’)記載の剤、
(10’)Xが酸素原子である前記(1’)記載の剤、
(11’)R0が式(I0)中に示す縮合複素環の5位に置換している前記(1’)記載の剤、
(12’)置換されていてもよいC6−14アリール−C1−4アルキル基が式(I0)中に示す縮合複素環の7位に更に置換している前記(11’)記載の剤、
(13’)環A0が、R0以外に更に1〜3個のC1−6アルキル基を有しているベンゼン環である前記(1’)記載の剤、
(14’)式(I0)で表される化合物またはその塩がカンナビノイド受容体アゴニストである前記(1’)記載の剤、
(15’)カンナビノイド受容体がカンナビノイド・タイプ1受容体である前記(14’)記載の剤、
(16’)式(I0)で表される化合物またはその塩がカンナビノイド受容体アンタゴニストである前記(1’)記載の剤、
(17’)カンナビノイド受容体がカンナビノイド・タイプ1受容体である前記(16’)記載の剤、
(18’)脳血管障害急性期、脊髄損傷、頭部外傷、多発性硬化症、緑内障、または喘息の予防・治療剤である前記(1’)記載の剤、
(19’)記憶障害、精神疾患、または肥満の予防・治療剤である前記(1’)記載の剤、
(20’)式(I”)
で表される化合物またはその塩、
(21’)R3’が水素原子である前記(20’)記載の化合物、
(22’)R4’が置換されていてもよいC6−14アリール基、または置換されていてもよい5〜14員複素環基である前記(20’)記載の化合物、
(23’)R4’が置換されていてもよいフェニル基である前記(20’)記載の化合物、
(24’)Xが酸素原子である前記(20’)記載の化合物、
(25’)式
ここで、Yとしては−CO−が好ましく、R5としては水素原子等が好ましく、R6としては置換されていてもよい炭化水素基および置換されていてもよいアミノ基等が好ましい。
で表される環が好ましい。ここで、R2とR3が一緒になって結合を表す場合、この環は、次式
で表される5員環である。
前記式中のXで示される「置換されていてもよい硫黄原子」としては、無置換の硫黄原子、または酸化された硫黄原子(例、SO、SO2)が好ましい。また、前記式中のXで示される「置換されていてもよいイミノ基」の置換基としては、例えば、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基またはヒドロキシ基でそれぞれ置換されていてもよい、C1−6アルキル基またはC2−6アルケニル基が挙げられる。
化合物(I)等のプロドラッグは、生体内における生理条件下で酵素や胃酸等による反応により、すなわち酵素的に酸化、還元、加水分解等を起こすか、あるいは胃酸等により加水分解などを起こして当該化合物に変化する化合物をいう。かかるプロドラッグとしては、化合物(I)等のアミノ基がアシル化、アルキル化、りん酸化された化合物(例、化合物(I)等のアミノ基がエイコサノイル化、アラニル化、ペンチルアミノカルボニル化、(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)メトキシカルボニル化、テトラヒドロフラニル化、ピロリジルメチル化、ピバロイルオキシメチル化、tert−ブチル化された化合物など);化合物(I)等の水酸基がアシル化、アルキル化、りん酸化、ほう酸化された化合物(例、化合物(I)等の水酸基がアセチル化、パルミトイル化、プロパノイル化、ピバロイル化、サクシニル化、フマリル化、アラニル化、ジメチルアミノメチルカルボニル化された化合物など);本発明の化合物のカルボキシル基がエステル化、アミド化された化合物(例、本発明の化合物のカルボキシル基がエチルエステル化、フェニルエステル化、カルボキシメチルエステル化、ジメチルアミノメチルエステル化、ピバロイルオキシメチルエステル化、エトキシカルボニルオキシエチルエステル化、フタリジルエステル化、(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)メチルエステル化、シクロヘキシルオキシカルボニルエチルエステル化、メチルアミド化された化合物など);等が挙げられる。これらの化合物は自体公知の方法によって化合物(I)等から製造することができる。
また、かかるプロドラッグは、広川書店1990年刊「医薬品の開発」第7巻分子設計163頁から198頁に記載されているような、生理的条件で化合物(I)等に変化するものであってもよい。
本発明の化合物(I)等は以下に示す方法またはそれらに準じた方法により製造することができる。
反応式1
「酸化剤」としては、無水クロム酸、クロロクロム酸ピリジニウム、二クロム酸ピリジニウム、重クロム酸ナトリウム、重クロム酸カリウム等のクロム酸塩類、パラ過ヨウ素酸、メタ過ヨウ素酸、メタ過ヨウ素酸ナトリウム等の過ヨウ素酸塩類、二酸化マンガン、酸化銀、酸化鉛等の、金属酸化物。ジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類と塩化オキザリル、N,N−ジシクロヘキシルカルボジイミド等の脱水剤との併用などが用いられる。酸化剤の使用量は、化合物(Ij)1モルに対し約1ないし約30モル、好ましくは約1ないし約5モルである。
反応式10
還元剤としては、例えば、水素化アルミニウム、水素化ジイソブチルアルミニウム等の金属水素化物類、水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素リチウム、水素化リチウムアルミニウム、水素化ビス(2−メトキシエトキシ)アルミニウムナトリウム等の金属水素錯化合物類、ボランテトラヒドロフラン錯体、ボランジメチルスルフィド等のボラン錯体類、テキシルボラン、ジシアミルボランなどのアルキルボラン類、ジボラン、などが挙げられる。
塩基としては、例えばトリエチルアミン、ピリジンなどの有機塩基類等が挙げられる。
還元に使用される還元剤としては、例えば、水素化アルミニウム、水素化ジイソブチルアルミニウム等の金属水素化物類、水素化ホウ素ナトリウム、水素化リチウムアルミニウム等の金属水素錯化合物類、ボランテトラヒドロフラン錯体、ボランジメチルスルフィド等のボラン錯体類、テキシルボラン、ジシアミルボランなどのアルキルボラン類、ジボラン、または亜鉛、アルミニウム,錫、鉄などの金属類、ナトリウム、リチウムなどのアルカリ金属/液体アンモニア(バーチ還元)などが挙げられる。また水素添加触媒として例えばパラジウム炭素、酸化白金、ラネーニッケル、ラネーコバルト等の触媒が用いられる。水素源としてはガス状水素のほかにギ酸,ギ酸アンモニウム、ヒドラジン等が用いられる。
銅触媒の使用量は、化合物(XXVII)1モルに対し約0.1ないし約10.0モル、好ましくは約0.5ないし約2.0モルである。
反応式11
還元反応としては、接触還元法、有機シリル試薬(アルキルシラン試薬等)を用いる方法等が挙げられる。
化合物(XXXVI)は、化合物(XXXV)とベンジルアミンを、所望により塩基の存在下反応させることにより製造される。必要に応じて例えば、銅、銅塩等の触媒を用いてもよく、またケミストリー レターズ(Chemistry Letters)1983年、927-928頁に記載の方法に準じてパラジウムやニッケルなどの触媒と配位子(例えば、ホスフィンやピリジン類など)を用いても良い。
銅触媒の使用量は、化合物(XXXV)1モルに対し約0.1ないし約10.0モル、好ましくは約0.5ないし約2.0モルである。
反応式12
反応式13
反応式14
金属化合物の使用量は、化合物(VIII)1モルに対し、約0.8ないし約30モル、好ましくは、約1.0ないし約10モルである。
d :ダブレット(doublet)
dd:ダブレット オブ ダブレッツ(doublet of doublets)
dt:ダブレット オブ トリプレッツ(doublet of triplets)
t :トリプレット(triplet)
q :カルテット(quartet)
septet :セプテット
m :マルチプレット(multiplet)
br:ブロード(broad)
J :カップリング定数(coupling constant)
Hz:ヘルツ(Hertz)
CDCl3 :重クロロホルム
DMSO-d6:重ジメチルスルホキシド
1H-NMR :プロトン核磁気共鳴
THF :テトラヒドロフラン
DMF :ジメチルホルムアミド
BINAP :2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル
また、1H-NMRについて、水酸基やアミノ基上のプロトンにおいて非常に緩やかなピークについては記載していない。また、塩を形成している化合物について、フリー体でのデータについてはフリー塩基と記載した。
[参考例1]
塩化リチウム (17.0 g, 418 mmol)、水酸化カリウム (44.9 g, 800 mmol) と氷 (150 g) の混合物に、ブロモホルム (17.5 mL, 200 mmol)と4−イソプロピルベンズアルデヒド (30.3 mL, 200 mmol) の1,4−ジオキサン (150 mL) 溶液を0℃で加え、5−10℃で24時間撹拌後、35℃で24時間撹拌した。混合物を水で希釈し、ジエチルエーテルで抽出した。水層を塩酸で酸性にして酢酸エチルで抽出した。抽出液を水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を減圧下留去し、得られた残さをヘキサン−酢酸エチルで結晶化し標題化合物28.5g(収率 73%)を得た。 融点 156−157℃。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.24 (6H, d, J = 7.0 Hz), 2.91 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 5.21 (1H, s), 7.24 (2H, d, J = 8.8 Hz), 7.36 (2H, d, J = 8.8 Hz), 2H 未確認。
[参考例2]
参考例1で合成したヒドロキシ(4−イソプロピルフェニル)酢酸 (11.8 g, 60.8 mmol)、2,3,5−トリメチルフェノール (12.4 g, 91.2 mmol)の混合物に、70%硫酸 (10 mL)を室温で加え、115℃で12時間撹拌した。混合物を水に加え、ジイソプロピルエーテルで抽出した。抽出液を水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を減圧下留去し、得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 8:1)により精製し、標題化合物10.9g(収率 65%)を得た。 融点 107−108℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.6 Hz), 1.93 (3H, s), 2.24 (3H, s), 2.29 (3H, s), 2.88 (1H, septet, J = 6.6 Hz), 4.76 (1H, s), 6.76 (1H, s), 7.07 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.17 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例3]
参考例2と同様にして、参考例1で合成したヒドロキシ(4−イソプロピルフェニル)酢酸と2,3−ジメチルフェノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 44%。 融点 58−60℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.27 (3H, s), 2.32 (3H, s), 2.88 (1H, septet, J = 6.6 Hz), 4.85 (1H, s), 6.91 (1H, d, J = 7.8 Hz), 6.95 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.19 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例4]
参考例2と同様にして、参考例1で合成したヒドロキシ(4−イソプロピルフェニル)酢酸と3,5−ジメチルフェノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 45%。 融点 76−77℃。(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.23 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.97 (3H, s), 2.38 (3H, s), 2.88 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 4.73 (1H, s), 6.78 (1H, s), 6.84 (1H, s), 7.07 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.18 (2H, d, J = 8.2 Hz)。
[参考例5]
参考例2と同様にして、参考例1で合成したヒドロキシ(4−イソプロピルフェニル)酢酸と4−ブロモフェノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 30%。 融点 157−158℃。(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.24 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.90 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.86 (1H, s), 7.06 (1H, d, J = 8.7 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.23 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.33 (1H, s), 7.47 (1H, d, J = 8.7 Hz)。
[参考例6]
参考例2で合成した3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−1−ベンゾフラン−2(3H)−オン (2.10 g, 7.13 mmol) のDMF (30 mL)溶液に水素化ナトリウム (60%流動パラフィン分散物, 314 mg, 7.84 mmol) を0℃で加え、室温で30分間撹拌した。反応液にヨウ化メチル (1.11 g, 7.84 mmol) を加え、室温で30分間撹拌した。反応液に水を加え、生成物を酢酸エチルで抽出した。合わせた抽出液を水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥後、減圧濃縮し、得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 4:1)により精製し油状物の標題化合物2.07g(収率 94%)を得た。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.94 (3H, s), 1.98 (3H, s), 2.25 (3H, s), 2.29 (3H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 6.77 (1H, s), 7.09-7.22 (4H, m)。
[参考例7]
参考例6と同様にして、参考例3で合成した3−(4−イソプロピルフェニル)−6,7−ジメチル−1−ベンゾフラン−2(3H)−オンを用い、標題化合物を合成した。 収率 59%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.21 (6H, d, J = 6.8 Hz), 1.87 (3H, s), 2.28 (3H, s), 2.33 (3H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 6.94 (1H, d, J = 7.8 Hz), 6.94 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.17 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.25 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
[参考例8]
参考例2で合成した3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−1−ベンゾフラン−2(3H)−オン (8.42 g, 28.6 mmol) のTHF (80 mL) 溶液に水素化アルミニウムリチウム (1.63 g, 42.9 mmol) を0℃で加え、1時間加熱還流した。反応液に水を加え、生成物を酢酸エチルで抽出した。合わせた抽出液を水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥後、減圧濃縮した。得られた残さをヘキサン−酢酸エチルで結晶化させ標題化合物を8.00g(収率 94%)を得た。 融点 101−102℃。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.13-2.35 (10H, m), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.24 (1H, dd, J = 10.8 Hz), 4.42 (1H, dd, J = 10.8, 5.1 Hz), 4.50 (1H, dd, J = 5.1, 2.7 Hz), 6.58 (1H, s), 7.15 (4H, s), 8.01 (1H, br s)。
[参考例9]
参考例8と同様にして、参考例3で合成した3−(4−イソプロピルフェニル)−6,7−ジメチル−1−ベンゾフラン−2(3H)−オンを用い、標題化合物を合成した。 収率 36%。 融点 83−84℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.24 (6H, d, J = 7.2 Hz), 2.03 (1H, br s), 2.18 (3H, s), 2.25 (3H, s), 2.87 (1H, septet, J = 7.2 Hz), 4.18-4.39 (3H, m), 6.68 (1H, d, J = 7.8 Hz), 6.77 (1H, d, J = 7.8 Hz), 6.84 (1H, s), 7.14 (2H, d, J = 9.0 Hz), 7.18 (2H, d, J = 9.0 Hz)。
[参考例10]
参考例8と同様にして、参考例4で合成した3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−1−ベンゾフラン−2(3H)−オンを用い、標題化合物を合成した。 収率 93%。 融点 101−102℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.19 (3H, s), 2.25 (3H, s), 2.27 (1H, br s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.21 (1H, dd, J = 11.1, 2.7 Hz), 4.39 (1H, dd, J = 11.1, 5.1 Hz), 4.48 (1H, dd, J = 5.1, 2.7 Hz), 6.57 (1H, s), 6.62 (1H, s), 7.15 (4H, s), 8.14 (1H, br s)。
[参考例11]
参考例8と同様にして、参考例5で合成した5−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−1−ベンゾフラン−2(3H)−オンを用い、標題化合物を合成した。 収率 44%。油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.24 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.38 (1H, br s), 2.88 (1H, septet, J = 7.2 Hz), 4.18-4.37 (3H, m), 6.76 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.08-7.25 (6H, m), 7.47 (1H, br s)。
[参考例12]
参考例8と同様にして、参考例6で合成した3−(4−イソプロピルフェニル)−3,4,6,7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−2(3H)−オンを用い、標題化合物を合成した。 収率 83%。 融点 116−117℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.73 (6H, s), 2.20 (3H, s), 2.21 (3H, s), 2.56-2.64 (1H, m), 2.88 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.77 (1H, dd, J = 11.1, 3.6 Hz), 4.13-4.22 (1H, m), 6.49 (1H, s), 7.11 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.15(2H, d, J = 8.4 Hz), 8.70 (1H, s)。
[参考例13]
参考例8で得た2−(2−ヒドロキシ−1−(4−イソプロピルフェニル)エチル)−3,5,6−トリメチルフェノール (7.85 g, 26.3 mmol)、トリフェニルホスフィン (7.58 g, 28.9 mmol) のTHF (60 mL) 溶液に、アゾジカルボン酸ジエチル (40% トルエン溶液, 12.6 g, 28.9 mmol) を氷冷下で加え、室温で1時間撹拌した。溶媒を減圧下濃縮し、得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 10:1)により精製後、標題化合物5.70g(収率84%)を得た。 融点 48−49℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.89 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.23 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.37-4.56 (2H, m), 4.79-4.88 (1H, m), 6.48 (1H, s), 7.06 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例14]
参考例13と同様にして、参考例9で合成した6−(2−ヒドロキシ−1−(4−イソプロピルフェニル)エチル)−2,3−ジメチルフェノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 80%。 融点 50−51℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.18 (3H, s), 2.25 (3H, s), 2.88 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.35-4.42 (1H, m), 4.62 (1H, t, J = 8.7 Hz), 4.82-4.90 (1H, m), 6.67 (1H, d, J = 7.8 Hz), 6.75 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.13 (2H, d, J = 9.0 Hz), 7.17 (2H, d, J = 9.0 Hz)。
[参考例15]
参考例13と同様にして、参考例10で合成した2−(2−ヒドロキシ−1−(4−イソプロピルフェニル)エチル)−3,5−ジメチルフェノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 85%。 融点 46−47℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.92 (3H, s), 2.29 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 4.35-4.53 (2H, m), 4.75-4.90 (1H, m), 6.47 (1H, s), 6.55 (1H, s), 7.05 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.0 Hz)。
[参考例16]
参考例13と同様にして、参考例11で合成した4−ブロモ−2−(2−ヒドロキシ−1−(4−イソプロピルフェニル)エチル)フェノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 62%。 融点 90−91℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.24 (6H, d, J = 6.8 Hz), 2.90 (1H, septet, J = 6.8 Hz), 4.37-4.47 (1H, m), 4.56-4.67 (1H, m), 4.89 (1H, dd, J = 9.6, 8.8 Hz), 6.74 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.07-7.29 (6H, m)。
[参考例17]
参考例13と同様にして、参考例12で合成した2−(2−ヒドロキシ−1−(4−イソプロピルフェニル)−1−メチルエチル)−3,5,6−トリメチルフェノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 95%。油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.74 (3H, s), 1.80 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.22 (3H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.38 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.46 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.45 (1H, s), 7.13 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.20 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
[参考例18]
参考例13で合成した3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン (6.10 g, 21.8 mmol)、酢酸ナトリウム (1.97 g, 24.0 mmol) のアセトニトリル (30 mL) 混合物に、室温で臭素 (1.17 mL, 22.9 mmol) を加え、同温で1時間撹拌した。反応混合物に水を注ぎ、酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥し、ろ過、減圧濃縮した。得られた残さをメタノールから結晶化させて標題化合物7.90g(収率 99%)を得た。 融点 86−87℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.04 (3H, s), 2.23 (3H, s), 2.38 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.41 (1H, dd, J = 8.4, 4.8 Hz), 4.54 (1H, dd, J = 9.0, 4.8 Hz), 4.81 (1H, t, J = 9.0 Hz), 7.01 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例19]
参考例18と同様にして、参考例14で合成した3−(4−イソプロピルフェニル)−6,7−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 68%。 融点 114−115℃(メタノール)。1H-NMR (CDCl3) δ : 1.24 (6H, d, J = 7.0 Hz), 2.23 (3H, s), 2.33 (3H, s), 2.89 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 4.39 (1H, dd, J = 8.4, 7.8 Hz), 4.54-4.66 (1H, m), 4.86 (1H, dd, J = 9.2, 8.4 Hz), 7.03 (1H, s), 7.11 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.18 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
[参考例20]
参考例18と同様にして、参考例17で合成した3−(4−イソプロピルフェニル)−3,4,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 98%。油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.74 (3H, s), 1.90 (3H, s), 2.23 (3H, s), 2.38 (3H, s), 2.88 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.37 (1H, d, J = 8.7 Hz), 4.42 (1H, d, J = 8.7 Hz), 7.14 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.19 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
[参考例21]
参考例18と同様にして、参考例7で合成した3−(4−イソプロピルフェニル)−3,6,7−トリメチル−1−ベンゾフラン−2(3H)−オンを用い、標題化合物を合成した。 収率 73%。 融点 116−117℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.86 (3H, s), 2.34 (3H, s), 2.41 (3H, s), 2.88 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 7.15-7.25 (5H, m)。
[参考例22]
参考例8と同様にして、参考例21で合成した5−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−3,6,7−トリメチル−1−ベンゾフラン−2(3H)−オンを用い、標題化合物を合成した。 収率 83%。 融点 110−111℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.24 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.58 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.37 (3H, s), 2.89 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.99 (1H, d, J = 11.7 Hz), 4.23 (1H, d, J = 11.7 Hz), 6.27 (1H, br s), 7.19 (4H, s), 7.40 (1H, s), 1H 未確認。
[参考例23]
参考例15で合成した3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン (5.62 g, 21.1 mmol) のアセトニトリル (60mL) 溶液に、0℃でN−ブロモコハク酸イミド (3.76 g, 21.1 mmol) を加え、同温で1時間撹拌した。溶媒を減圧下留去し、得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 10:1)により精製し標題化合物5.95g(収率 82%)を得た。 融点 90−91℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.05 (3H, s), 2.39 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.41 (1H, dd, J = 8.4, 4.5 Hz), 4.52 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.78-4.86 (1H, m), 6.66 (1H, s), 7.01 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例24]
参考例18で得た5−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン (920 mg, 2.56 mmol) およびベンジルアミン (0.34 mL, 3.07 mmol)のトルエン (10 mL) 溶液に、酢酸パラジウム (6 mg, 0.03 mmol) およびBINAP (48 mg, 0.09 mmol) を室温下加え、アルゴン気流下15分間撹拌した。反応液にナトリウム tert−ブトキシド (344 mg, 3.58 mmol) を室温下加えた後、アルゴン気流下18時間加熱還流した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、溶媒を減圧下留去した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 50:1)により精製し、油状物の標題化合物900mg(収率 91%)を得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.87 (3H, s), 2.20 (3H, s), 2.27 (3H, s), 2.67-3.02 (2H, m), 3.91 (2H, s), 4.38 (1H, dd, J = 8.4, 4.8 Hz), 4.52 (1H, dd, J = 9.0, 4.8 Hz), 4.80 (1H, t, J = 9.0 Hz), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.20-7.42 (5H, m)。
[参考例25]
参考例24と同様にして、参考例19で合成した5−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−6,7−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 85%。 融点 108−109℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.24 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.08 (3H, s), 2.22 (3H, s), 2.88 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 3.42 (1H, br s), 4.18 (2H, s), 4.28 (1H, t, J = 7.5 Hz), 4.55-4.64 (1H, m), 4.79 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.30 (1H, s), 7.11 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.15 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.21-7.37 (5H, m)。
[参考例26]
参考例24と同様にして、参考例23で合成した5−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 99%。 融点 82−83℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.90 (3H, s), 2.27 (3H, s), 2.67-3.02 (2H, m), 3.93 (2H, s), 4.38 (1H, dd, J = 8.4, 4.5 Hz), 4.49 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.75-4.83 (1H, m), 6.59 (1H, s), 7.02 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.19-7.39 (5H, m)。
[参考例27]
参考例24と同様にして、参考例16で合成した5−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 89%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.24 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.88 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.42 (1H, br s), 4.20 (2H, s), 4.31 (1H, dd, J = 8.7, 7.8 Hz), 4.51-4.59 (1H, m), 4.80 (1H, dd, J = 9.0, 8.7 Hz), 6.38 (1H, d, J = 2.4 Hz), 6.46 (1H, dd, J = 8.1, 2.4 Hz), 6.71 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.08-7.37 (9H, m)。
[参考例28]
参考例24と同様にして、参考例20で合成した5−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−3,4,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 25%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.73 (3H, s), 1.74 (3H, s), 2.20 (3H, s), 2.27 (3H, s), 2.78-3.10 (2H, m), 3.88 (1H, d, J = 13.2 Hz), 3.93 (1H, d, J = 13.2 Hz), 4.35 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.39 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.10-7.38 (9H, m)。
[参考例29]
参考例22で得た4−ブロモ−6−(2−ヒドロキシ−1−(4−イソプロピルフェニル)−1−メチルエチル)−2,3−ジメチルフェノール (830 mg, 2.21 mmol)、トリフェニルホスフィン (638 mg, 2.43 mmol) のTHF (60 mL) 溶液に、アゾジカルボン酸ジエチル (40% トルエン溶液, 1.06 g, 2.43 mmol) を氷冷下で加え、室温で1時間撹拌した。溶媒を減圧下濃縮し、得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 10:1)により精製後、油状の5−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−3,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン660mgを得た。この化合物 (660 mg, 1.84 mmol) およびベンジルアミン (0.24 mL, 2.21 mmol)のトルエン (10 mL) 溶液に、酢酸パラジウム (4 mg, 0.02 mmol) およびBINAP (34 mg, 0. 6 mmol) を室温下加え、アルゴン気流下15分間撹拌した。反応液にナトリウム tert−ブトキシド (248 mg, 2.58 mmol) を室温下加えた後、アルゴン気流下18時間加熱還流した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、溶媒を減圧下留去した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 50:1)により精製し、油状物の標題化合物660mg(収率77%)を得た。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.23 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.69 (3H, s), 2.09 (3H, s), 2.22 (3H, s), 2.87 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 3.47 (1H, br s), 4.23 (2H, s), 4.35 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.48 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.32 (1H, s), 7.07-7.42 (9H, m)。
[参考例30]
参考例24で得たN−ベンジル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミン (900 mg, 2.33 mmol)、10%−パラジウム炭素 (50%含水, 90 mg) ギ酸アンモニウム (294 mg, 4.66 mmol)のエタノール (10 mL) 混合物を2時間加熱還流した。固体を除き、ろ液を減圧下濃縮した。残さに水、酢酸エチルを加え有機層を分離し、水層を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を減圧下留去し、得られた残さを酢酸エチル−ヘキサンより結晶化させて標題化合物510mg(収率 74%)を得た。 融点 171−173℃。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.84 (3H, s), 2.11 (3H, s), 2.20 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.26 (2H, br s), 4.30-4.41 (1H, m), 4.47-4.60 (1H, m), 4.70-4.82 (1H, m), 7.05 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例31]
参考例30と同様にして、参考例25で合成したN−ベンジル−3−(4−イソプロピルフェニル)−6,7−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 88%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.00 (2H, br s), 2.08 (3H, s), 2.20 (3H, s), 2.88 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.31 (1H, t, J = 7.8 Hz), 4.56 (1H, t, J = 7.8 Hz), 4.75-4.83 (1H, m), 6.29 (1H, s), 7.14 (2H, d, J = 9.0 Hz), 7.17 (2H, d, J = 9.0 Hz)。
[参考例32]
参考例30と同様にして、参考例26で合成したN−ベンジル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 72%。 融点 81−82℃。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.85 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.07 (2H, br s), 4.35 (1H, dd, J = 8.4, 4.5 Hz), 4.49 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.71-4.80 (1H, m), 6.54 (1H, s), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例33]
参考例30と同様にして、参考例27で合成したN−ベンジル−3−(4−イソプロピルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 77%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.88 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.32 (2H, br s), 4.32 (1H, dd, J = 8.7, 7.5 Hz), 4.49-4.57 (1H, m), 4.80 (1H, dd, J = 9.0, 8.7 Hz), 6.38 (1H, d, J = 2.4 Hz), 6.49 (1H, dd, J = 8.1, 2.4 Hz), 6.67 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.16 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
[参考例34]
参考例30と同様にして、参考例28で合成したN−ベンジル−3−(4−イソプロピルフェニル)−3,4,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 79%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.69 (3H, s), 1.77 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.20 (3H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.10 (2H, br s), 4.30 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.34 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.22 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
[参考例35]
参考例30と同様にして、参考例29で合成したN−ベンジル−3−(4−イソプロピルフェニル)−3,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 71%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.69 (3H, s), 2.09 (3H, s), 2.20 (3H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.30 (2H, br s), 4.35 (1H, d, J = 8.7 Hz), 4.50 (1H, d, J = 8.7 Hz), 6.29 (1H, s), 7.14 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.23 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例36]
2,3−ジメチルフェノール (25.0 g, 205 mmol) のジメチルスルホキシド (200 mL) 溶液に、2−ブロモイソ酪酸エチル (60 mL, 409 mmol) および炭酸カリウム (56.5 g, 409 mmol) を室温下加え、36時間撹拌した。反応液を水に加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮して油状の2−(2,3−ジメチルフェノキシ)−2−メチルプロピオン酸エチルの粗精製物を得た。この化合物のTHF (160 mL)とメタノール (40 mL) 混合溶液に、12規定水酸化ナトリウム水溶液 (20 mL, 240 mmol) を室温下加え、12時間撹拌後、減圧下濃縮した。反応液に、水および塩酸を加え水層を酸性とし、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を減圧下留去し、得られた残さを酢酸エチル−ヘキサンより結晶化させて標題化合物21.3g(収率 50%)を得た。 融点 71−73℃。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.60 (6H, s), 2.16 (3H, s), 2.27 (3H, s), 6.72 (1H, d, J = 7.8 Hz), 6.88 (1H, d, J = 7.5 Hz), 7.00 (1H, 7, J = 7.8 Hz), 1H 未確認。
[参考例37]
参考例36と同様にして、3,5−ジメチルフェノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 96%。油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.59 (6H, s), 2.27 (6H, s), 6.56 (1H, s), 6.72 (1H, s)。
[参考例38]
参考例36と同様にして、2,5−ジメチルフェノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 57%。 融点 107−109℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.62 (6H, s), 2.20 (3H, s), 2.27 (3H, s), 6.64 (1H, s), 6.77 (1H, d, J = 7.5 Hz), 7.05 (1H, d, J = 7.5 Hz), 9.50 (1H, br s)。
[参考例39]
参考例36と同様にして、2,3,5−トリメチルフェノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 65%。 融点 91−94℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H−NMR (CDCl3) δ: 1.59 (6H, s), 2.12 (3H, s), 2.22 (3H, s), 2.23 (3H, s), 6.53 (1H, s), 6.71 (1H, s), 1H 未確認。
[参考例40]
参考例36と同様にして、3,4,5−トリメチルフェノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 57%。 融点 77−78℃(ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.56 (6H, s), 2.11 (3H, s), 2.24 (6H, s), 6.61 (2H, s), 1H 未確認。
[参考例41]
参考例36で得た、2−(2,3−ジメチルフェノキシ)−2−メチルプロピオン酸 (21.0 g, 101 mmol) のTHF (200 mL) 溶液に、DMF (0.1 mL) を加えた後、オキサリルクロリド (10.6 mL, 121 mmol) を氷冷下滴下した。反応液を室温まで昇温し、1時間撹拌後、減圧下濃縮した。残さを塩化メチレン (200 mL) に溶かし、塩化アルミニウム (32.3 g, 242 mmol) を−70℃以下で加えた後、12時間かけて室温まで昇温した。反応液を氷冷下、水に加えた後、塩化メチレンを減圧下留去し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を減圧下留去し、得られた残さをヘキサンより結晶化させて標題化合物17.5g(収率 71%)を得た。 融点 79−81℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.46 (6H, s), 2.21 (3H, s), 2.35 (3H, s), 6.88 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.40 (1H, d, J = 8.0 Hz)。
[参考例42]
参考例41と同様にして、参考例37で得た2−(3,5−ジメチルフェノキシ)−2−メチルプロピオン酸を用い、標題化合物を合成した。 収率 92%。油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.43 (6H, s), 2.37 (3H, s), 2.54 (3H, s), 6.62 (1H, s), 6.66 (1H, s)。
[参考例43]
参考例41と同様にして、参考例38で得た2−(2,5−ジメチルフェノキシ)−2−メチルプロピオン酸を用い、標題化合物を合成した。 収率 97%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.45 (6H, s), 2.25 (3H, s), 2.55 (3H, s), 6.70 (1H, d, J = 7.5 Hz), 7.26 (1H, d, J = 7.5 Hz)。
[参考例44]
参考例41と同様にして、参考例39で得た2−(2,3,5−トリメチルフェノキシ)−2−メチルプロピオン酸を用い、標題化合物を合成した。 収率 33%。 融点 99−101℃(ヘキサン)。
1H−NMR (CDCl3) δ: 1.44 (6H, s), 2.16 (3H, s), 2.30 (3H, s), 2.52 (3H, s), 6.63 (1H, s)。
[参考例45]
参考例41と同様にして、参考例40で得た2−(3,4,5−トリメチルフェノキシ)−2−メチルプロピオン酸を用い、標題化合物を合成した。 収率 90%。 融点 77−78℃(ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.42 (6H, s), 2.14 (3H, s), 2.34 (3H, s), 2.57 (3H, s), 6.73 (1H, s)。
[参考例46]
参考例41で得た、2,2,6,7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−3(2H)−オン (5.20 g, 27.3 mmol) の無水トリフルオロ酢酸 (50 mL) とクロロホルム (5 mL) 溶液に、硝酸アンモニウム (2.10 g, 32.8 mmol) を0℃で加え、同温で2時間撹拌後、減圧下濃縮した。残さに水を加え、酢酸エチルで抽出した。抽出液を水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を減圧下留去し、得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 50:1)により精製し標題化合物5.40g(収率 84%)を得た。 融点 131−132℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.50 (6H, s), 2.32 (3H, s), 2.52 (3H, s), 8.08 (1H, s)。
[参考例47]
参考例46と同様にして、参考例43で得た2,2,4,7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−3(2H)−オンを用い、標題化合物を合成した。 収率 46%。 融点 124−126℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.50 (6H, s), 2.32 (3H, s), 2.87 (3H, s), 8.11 (1H, s)。
[参考例48]
参考例18と同様にして、参考例42で得た2,2,4,6−テトラメチル−1−ベンゾフラン−3(2H)−オンを用い、標題化合物を合成した。 収率 73%。 融点 63−64℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.44 (6H, s), 2.48 (3H, s), 2.68 (3H, s), 6.83 (1H, s)。
[参考例49]
参考例18と同様にして、参考例44で得た2,2,4,6,7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3(2H)−オンを用い、標題化合物を合成した。 収率 73%。 融点 92−93℃(メタノール)。
1H−NMR (CDCl3) δ: 1.44 (6H, s), 2.26 (3H, s), 2.47 (3H, s), 2.66 (3H, s)。
[参考例50]
参考例18と同様にして、参考例45で得た2,2,4,5,6−ペンタメチル−1−ベンゾフラン−3(2H)−オンを用い、標題化合物を合成した。 収率 79%。 融点 145−146℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.49 (6H, s), 2.23 (3H, s), 2.49 (3H, s), 2.55 (3H, s)。
[参考例51]
参考例24と同様にして、参考例48で得た5−ブロモ−2,2,4,6−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3(2H)−オンを用い、標題化合物を合成した。 収率 75%。油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.43 (6H, s), 2.35 (3H, s), 2.54 (3H, s), 3.02 (1H, br s), 3.99 (2H, s), 6.73 (1H, s), 7.24-7.42 (5H, m)。
[参考例52]
参考例24と同様にして、参考例49で得た5−ブロモ−2,2,4,6,7−ペンタメチル−1−ベンゾフラン−3(2H)−オンを用い、標題化合物を合成した。 収率 88%。 融点 98−99℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.43 (6H, s), 2.21 (3H, s), 2.35 (3H, s), 2.50 (3H, s), 3.04 (1H, br s), 3.94 (2H, s), 7.26-7.41 (5H, m)。
[参考例53]
参考例24と同様にして、参考例50で得た7−ブロモ−2,2,4,5,6−ペンタメチル−1−ベンゾフラン−3(2H)−オンを用い、標題化合物を合成した。 収率 72%。 融点 108−109℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.38 (6H, s), 2.14 (3H, s), 2.28 (3H, s), 2.51 (3H, s), 3.61 (1H, br s), 4.27 (2H, s), 7.19-7.37 (5H, m)。
[参考例54]
参考例46で得た、2,2,6,7−テトラメチル−5−ニトロ−1−ベンゾフラン−3(2H)−オン (5.0 g, 21.3 mmol)、10%−パラジウム炭素 (50%含水, 500 mg)、ギ酸アンモニウム (7.06 g, 85.0 mmol)のメタノール (100 mL) 混合物を2時間加熱還流した。固体を除き、ろ液を減圧下濃縮した。残さに水、酢酸エチルを加え有機層を分離し、水層を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を減圧下留去し、得られた残さを酢酸エチル−ヘキサンより結晶化させて標題化合物4.0g(収率 92%)を得た。 融点 149−150℃。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.43 (6H, s), 2.19 (3H, s), 2.24 (3H, s), 3.50 (2H, br s), 6.78 (1H, s)。
[参考例55]
参考例30と同様にして、参考例51で得た5−(ベンジルアミノ)−2,2,4,6−テトラメチル−1−ベンゾフラン−3(2H)−オンを用い、標題化合物を合成した。 収率 95%。油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.43 (6H, s), 2.19 (3H, s), 2.24 (3H, s), 3.50 (2H, br s), 6.78 (1H, s)。
[参考例56]
参考例54と同様にして、参考例47で得た2,2,4,7−テトラメチル−5−ニトロ−1−ベンゾフラン−3(2H)−オンを用い、標題化合物を合成した。 収率 97%。 融点 124−126℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.42 (6H, s), 2.21 (3H, s), 2.40 (3H, s), 3.40 (2H, br s), 6.82 (1H, s)。
[参考例57]
参考例30と同様にして、参考例52で得た5−(ベンジルアミノ)−2,2,4,6,7−ペンタメチル−1−ベンゾフラン−3(2H)−オンを用い、標題化合物を合成した。 収率 88%。 融点 92−93℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.41 (6H, s), 2.19 (3H, s), 2.21 (3H, s), 2.45 (3H, s), 3.44 (2H, br s)。
[参考例58]
参考例30と同様にして、参考例53で得た7−(ベンジルアミノ)−2,2,4,5,6−ペンタメチル−1−ベンゾフラン−3(2H)−オンを用い、標題化合物を合成した。 収率 定量的。 融点 141−142℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.44 (6H, s), 2.16 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.50 (3H, s), 3.59 (2H, br s)。
[参考例59]
参考例54で得た5−アミノ−2,2,6,7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−3(2H)−オン (3.89 g, 19.5 mmol) および二炭酸ジtert−ブチル (6.73 mL, 29.3 mmol)のTHF (50 mL) 溶液を16時間加熱還流した。反応液に水を加え、有機層を分離し、水層を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、溶媒を減圧下留去した。得られた残さをヘキサン−酢酸エチルより結晶化し、標題化合物4.80g(収率 81%)を得た。 融点 154−155℃。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.44 (6H, s), 1.50 (9H, s), 2.24 (3H, s), 2.25 (3H, s), 6.12 (1H, br s), 7.58 (1H, s)。
[参考例60]
参考例59と同様にして、参考例55で得た5−アミノ−2,2,4,6−テトラメチル−1−ベンゾフラン−3(2H)−オンを用い、標題化合物を合成した。 収率 71%。 融点 156−157℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.44 (6H, s), 1.50 (9H, s), 2.24 (3H, s), 2.25 (3H, s), 6.12 (1H, br s), 7.58 (1H, s)。
[参考例61]
参考例59と同様にして、参考例56で得た5−アミノ−2,2,4,7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−3(2H)−オンを用い、標題化合物を合成した。 収率 96%。 融点 144−145℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.43 (6H, s), 1.51 (9H, s), 2.25 (3H, s), 2.47 (3H, s), 6.11 (1H, br s), 7.66 (1H, s)。
[参考例62]
参考例59と同様にして、参考例57で得た5−アミノ−2,2,4,6,7−ペンタメチル−1−ベンゾフラン−3(2H)−オンを用い、標題化合物を合成した。 収率 90%。 融点 105−106℃(酢酸エチル−ヘキサン)。1H-NMR (CDCl3) δ : 1.42 (6H, s), 1.51 (9H, s), 2.19 (3H, s), 2.25 (3H, s), 2.49 (3H, s), 5.81 (1H, br s)。
[参考例63]
参考例57で得た5−アミノ−2,2,4,6,7−ペンタメチル−1−ベンゾフラン−3(2H)−オン (3.00 g, 13.7 mmol) とtert−ブチルアセチルクロリド (2.03 g, 15.1 mmol) の塩化メチレン (30 mL) 溶液に室温でトリエチルアミン (2.3 mL, 16.4 mmol) を加え、室温で30分間撹拌した。反応液に水を加え、有機層を分離し、水層を塩化メチレンで抽出した。合わせた有機層を1規定塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。残さを酢酸エチル−ヘキサンから結晶化させて目的物2.34g(収率 54%)を得た。 融点 155−156℃。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.15 (9H, s), 1.43 (6H, s), 2.19 (3H, s), 2.22 (3H, s), 2.32 (2H, s), 2.47 (3H, s), 6.62 (1H, br s)。
[参考例64]
参考例63と同様にして、参考例58で得た7−アミノ−2,2,4,5,6−ペンタメチル−1−ベンゾフラン−3(2H)−オンを用い、標題化合物を合成した。 収率 76%。 融点 158−159℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.15 (9H, s), 1.40 (6H, s), 2.16 (3H, s), 2.24 (3H, s), 2.32 (2H, s), 2.54 (3H, s), 6.78 (1H, br s)。
[参考例65]
参考例63と同様に、参考例54で得た5−アミノ−2,2,6,7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−3(2H)−オンを用いて標題化合物を合成した。 収率 88%。 融点 175−176℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3)δ : 1.13 (9H, s), 1.44 (6H, s), 2.24-2.26 (8H, m), 6.84 (1H, br s), 7.50 (1H, s)。
[参考例66]
参考例60で得た(2,2,4,6−テトラメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 tert−ブチル(4.86 g, 15.9 mmol)のアセトニトリル(70 mL)溶液に、N−ブロモコハク酸イミド(5.67 g, 31.8 mmol)を加え、1.5時間加熱還流した。反応液を室温に冷却した後、水に加え、酢酸エチルにて抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 3:7)により精製後、酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し、標題化合物4.40g(収率 72%)を得た。 融点 131−132℃。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.33-1.55 (15H, m), 2.46 (3H, s), 2.49 (3H, s), 5.87 (1H, br s)。
[参考例67]
2,4,5−トリメチルベンズアルデヒド (21.3 g, 144 mmol) の塩化メチレン (200 mL) 溶液に、塩化アルミニウム (48.0 g, 360 mmol) を氷冷下加え、室温まで昇温した。反応液に臭素 (7.80 mL, 151 mmol) を室温下滴下し、4時間撹拌後、反応液を水に加え、塩化メチレンを減圧下留去した。残さを酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、5%亜硫酸ナトリウム水溶液、水、飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を減圧下留去し、標題化合物32.5g(収率 100%)を得た。 融点 108−110℃。
1H−NMR (CDCl3) δ: 2.38 (3H, s), 2.46 (3H, s), 2.73 (3H, s), 7.54 (1H, s), 10.21 (1H, s)。
[参考例68]
参考例67で得た3−ブロモ−2,4,5−トリメチルベンズアルデヒド (32.0 g, 141 mmol) のTHF (100 mL) 溶液に、メタノール (200 mL) を加えた後、p−トルエンスルホン酸一水和物 (5.40 g, 28.4 mmol) を氷冷下加えた。反応液に、過酸化水素水 (30%, 24.0 g, 212 mmol) を10℃以下で滴下後、室温まで昇温し、12時間撹拌した。さらに反応液を50℃で36時間撹拌後、亜硫酸ナトリウム水溶液を加え、メタノールおよびTHFを減圧下留去した。残さを、酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を減圧下留去し、得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 10:1)により精製後、得られた結晶をヘキサンにて洗浄し、標題化合物9.1g(収率 30%)を得た。 融点 86−88℃。
1H−NMR (CDCl3) δ: 2.25 (3H, s), 2.30 (3H, s), 2.32 (3H, s), 4.63 (1H, s), 6.56 (1H, s)。
[参考例69]
参考例36と同様にして、参考例68で得た3−ブロモ−2,4,5−トリメチルフェノールを用いて、標題化合物を合成した。 収率 40%。 融点151−153℃。(ヘキサン)
1H−NMR (CDCl3) δ: 1.59 (6H, s), 2.26 (3H, s), 2.33 (6H, s), 6.67 (1H, s), 9.60 (1H, br s)。
[参考例70]
参考例41と同様にして、参考例69で得た2−(3−ブロモ−2,4,5−トリメチルフェノキシ)−2−メチルプロピオン酸を用い、標題化合物を合成した。 収率 97%。 融点 125−127℃。
1H−NMR (CDCl3) δ: 1.44 (6H, s), 2.34 (3H, s), 2.37 (3H, s), 2.60 (3H, s)。
[参考例71]
参考例24と同様にして、参考例70で得た6−ブロモ−2,2,4,5,7−ペンタメチル−1−ベンゾフラン−3(2H)−オンを用い、標題化合物を合成した。 収率 95%。 融点 79−83℃。
1H−NMR (CDCl3) δ: 1.43 (6H, s), 2.11 (3H, s), 2.16 (3H, s), 2.55 (3H, s), 3.86 (1H, br s), 4.34 (2H, s), 7.26-7.42 (5H, m)。
[参考例72]
参考例30と同様にして、参考例71で得た6−(ベンジルアミノ)−2,2,4,5,7−ペンタメチル−1−ベンゾフラン−3(2H)−オンを用い、標題化合物を合成した。 収率 87%。 融点 150−151℃。
1H−NMR (CDCl3) δ: 1.41 (6H, s), 2.04 (3H, s), 2.06 (3H, s), 2.55 (3H, s), 4.27 (2H, br s)。
[参考例73]
参考例72で得た、6−アミノ−2,2,4,5,7−ペンタメチル−1−ベンゾフラン-3(2H)−オン (700 mg, 3.19 mmol) のギ酸 (5 mL) 混合物を5時間加熱還流した。溶媒を減圧下留去し、残さに水と酢酸エチルを加え、水層を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをヘキサン−酢酸エチルで結晶化させ標題化合物640mg(収率 81%)を得た。 融点 191−192℃。
1H−NMR (CDCl3) δ: 1.40-1.52 (6H, m), 2.00-2.28 (3H, m), 2.56, 2.57 (1.5H x2, s), 2.60 (3H, s), 7.07 (0.5H, br s), 7.20-7.35 (0.5H, m), 8.18 (0.5H, d, J = 11.6 Hz), 8.46 (0.5H, d, J = 1.4 Hz)。
[参考例74]
4−ブロモクメン (6.25 g, 31.4 mmol) のTHF (50 mL) 溶液に、アルゴン雰囲気下n−ブチルリチウムのヘキサン (1.60 M, 19.6 mL, 31.4 mmol) 溶液を−78℃で滴下し、同温で30分間撹拌した。さらに同温下で反応液に、参考例59で得た(2,2,6,7−テトラメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 tert−ブチル (500 mg, 2.02 mmol) のTHF (5 mL) 溶液を滴下し、反応液を室温で1時間撹拌後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 10:1)により精製し(3−ヒドロキシ−3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 tert−ブチルを得た。この化合物のトリフルオロ酢酸 (10 mL) 混合物に、トリエチルシラン (1.0 mL, 6.4 mmol) を氷冷下加え、室温で1時間撹拌した。反応液を減圧下濃縮後、残さに飽和炭酸水素ナトリウム水溶液溶液を加え、水層をアルカリ性とし、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 10:1)により精製し標題化合物のフリー塩を得た。次いで、4規定塩酸/メタノール溶液にて塩酸塩とし、標題化合物2.03g(収率 37%)を得た。 融点 166−168℃(分解)(メタノール)。
1H-NMR (DMSO-d6) δ : 0.90 (3H, s), 1.19 (6H, d, J = 6.8 Hz), 1.51 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.21 (3H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.8 Hz), 4.39 (1H, s), 6.96 (1H, s), 6.97 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.20 (2H, d, J = 8.0 Hz), 10.1 (2H, br s), 1H 未確認。
[参考例75]
参考例74と同様にして、参考例61で得た(2,2,4,7−テトラメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 tert−ブチルと4−ブロモクメンを用い、標題化合物を合成した。 収率 78%。 融点 239−240℃(分解)(メタノール)。
1H-NMR (DMSO-d6) δ : 0.97 (3H, s), 1.17 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.44 (3H, s), 1.85 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.29 (1H, s), 6.58-7.27 (5H, m), 9.98 (2H, br s), 1H 未確認。
[参考例76]
参考例74と同様にして、参考例62で得た(2,2,4,6,7−ペンタメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 tert−ブチルと4−ブロモ−tert−ブチルベンゼンを用い、標題化合物を合成した。 収率 23%。 融点 265−267℃(分解)(メタノール)。
1H-NMR (DMSO-d6) δ : 0.96 (3H, s), 1.25 (9H, s), 1.43 (3H, s), 1.90 (3H, s), 2.12 (3H, s), 2.24 (3H, s), 4.26 (1H, s), 6.60-7.40 (4H, m), 9.46 (2H, br s), 1H 未確認。
[参考例77]
4−ブロモクメン (2.01 g, 10.1 mmol) のTHF (20 mL) 溶液に、アルゴン雰囲気下n−ブチルリチウムのヘキサン (1.60 M, 6.25 mL, 10.0 mmol) 溶液を−78℃で滴下し、同温で30分間撹拌した。さらに同温下で反応液に参考例73で得た、(2,2,4,5,7−ペンタメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−6−イル)ホルムアミド (500 mg, 2.02 mmol) のTHF (5 mL) 溶液を滴下し、反応液を室温で1時間撹拌後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 4:1)により精製し(3−ヒドロキシ−3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,5,7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−6−イル)ホルムアミドを得た。この化合物のトリフルオロ酢酸 (5 mL) 混合物に、トリエチルシラン (0.5 mL, 3.2 mmol) を氷冷下加え、室温で1時間撹拌した。反応液を減圧下濃縮後、残さに飽和炭酸水素ナトリウム水溶液溶液を加え、水層をアルカリ性とし、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さのメタノール (20 mL) 溶液に濃塩酸を加え2時間加熱還流した。溶媒を減圧下留去し、残さを12規定水酸化ナトリウム水溶液で中和した。酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 4:1)により精製し標題化合物440mg(収率 67%)を得た。 融点 120−121℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.99 (3H, s), 1.21 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.48 (3H, s), 1.84 (3H, s), 2.01 (3H, s), 2.10 (3H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.58 (2H, br s), 4.07 (1H, s), 6.60-7.12 (4H, m)。
[参考例78]
参考例74と同様にして、参考例60で得た(2,2,4,6−テトラメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 tert−ブチルと4−ブロモクメンを用い、標題化合物を合成した。 収率 89%。 融点 98−100℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.99 (3H, s), 1.21 (6H, d, J = 7.2 Hz), 1.48 (3H, s), 1.79 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.85 (1H, septet, J = 7.2 Hz), 4.06 (1H, s), 4.60 (2H, br s), 6.49 (1H, s), 6.60-7.10 (4H, m)。
[参考例79]
アルゴン雰囲気下、参考例73で得た(2,2,4,5,7−ペンタメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−6−イル)ホルムアミド (600 mg, 2.43 mmol) のTHF (5 mL) 溶液をベンジルマグネシウムクロリド (2.0 M THF溶液, 10.0 mL, 20.0 mmol) のTHF (20 mL) 溶液に0℃で滴下し、室温で2時間撹拌した。水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、1規定塩酸で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 4:1)により精製し、(3−ベンジル−3−ヒドロキシ−2,2,4,5,7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−6−イル)ホルムアミドを得た。この化合物のトリフルオロ酢酸 (5 mL) 混合物に、トリエチルシラン (0.5 mL, 3.2 mmol) を氷冷下加え、室温で30分撹拌した。反応液を減圧下濃縮後、残さに飽和炭酸水素ナトリウム水溶液溶液を加え、水層をアルカリ性とし、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さのメタノール (20 mL) 溶液に濃塩酸(10 mL)を加え2時間加熱還流した。溶媒を減圧下留去し、残さを12規定水酸化ナトリウム水溶液で中和した。酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 4:1)により精製し標題化合物440mg(収率 62%)を得た。 融点 75−76℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.26 (3H, s), 1.40 (3H, s), 1.79 (3H, s), 1.98 (3H, s), 2.05 (3H, s), 2.74 (1H, dd, J = 14.4, 5.7 Hz), 2.88 (1H, dd, J = 14.4, 8.4 Hz), 3.25 (1H, dd, J = 14.4, 8.4 Hz), 3.53 (2H, br s), 7.10-7.28 (5H, m)。
[参考例80]
4−ブロモトルエン (2.73 g, 16.0 mmol) のTHF (30 mL) 溶液に、アルゴン雰囲気下n−ブチルリチウムのヘキサン (1.60 M, 10.0 mL, 16.0 mmol) 溶液を−78℃で滴下し、同温で30分間撹拌した。さらに同温下で反応液に参考例57で得た5−アミノ−2,2,4,6,7−ペンタメチル−1−ベンゾフラン−3(2H)−オン (1.0 g, 4.56 mmol) のTHF (10 mL) 溶液を滴下し、反応液を室温で1時間撹拌後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 10:1)により精製し標題化合物921mg(収率 65%)を得た。 融点 165−166℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.85 (3H, s), 1.50 (3H, s), 1.83 (3H, s), 2.11 (1H, s), 2.14 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.34 (3H, s), 3.31 (2H, br s), 6.80-7.70 (4H, m)。
[参考例81]
参考例80と同様にして、参考例57で得た5−アミノ−2,2,4,6,7−ペンタメチル−1−ベンゾフラン−3(2H)−オンと2−ブロモナフタレンを用い、標題化合物を合成した。 収率 66%。 融点 121−122℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.88 (3H, s), 1.56 (3H, s), 1.79 (3H, s), 2.16 (3H, s), 2.22 (3H, s), 2.42 (1H, s), 3.32 (2H, br s), 7.07-7.21 (1H, m), 7.37-8.00 (5H, m), 8.16-8.31 (1H, m)。
[参考例82]
2−ブロモアニソール (5.0 g, 26.7 mmol) のTHF (50 mL) 溶液に、−78℃でn−ブチルリチウム (1.6M, 18 mL, 29 mmol) を加え、同温で30分間撹拌した。反応液に1−(4−イソプロピルフェニル)−2−メチルプロパン−1−オン (5.70 g, 30.0 mmol) を加え、室温で1時間撹拌した。反応混合物に水を注ぎ、酢酸エチルで抽出し、合わせた有機層を水で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥後、ろ過、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 20:1)により精製し標題化合物3.4g(収率 43%)を得た。 融点 85−86℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.76 (3H, d, J = 6.9 Hz), 0.94 (3H, d, J = 6.9 Hz), 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.68 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 2.83 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.59 (3H, s), 4.91 (1H, s), 6.82 (1H, d, J = 8.1 Hz), 6.99 (1H, dt, J = 7.5, 1.5 Hz), 7.06 (2H, d, J = 7.5 Hz), 7.13-7.25 (3H, m), 7.52 (1H, dd, J = 7.5, 1.5 Hz)。
[参考例83]
参考例82で得られた1−(4−イソプロピルフェニル)−1−(2−メトキシフェニル)−2−メチルプロパン−1−オール (3.4 g, 11.4 mmol) と48%臭化水素酸 (50 mL) と 酢酸 (10 mL) の混合物をアルゴン雰囲気下で16時間加熱還流した。冷却後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出、合わせた有機層を水で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 20:1)により精製し標題化合物2.71g(収率 89%)を得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.96 (3H, s), 1.24 (6H, d, J = 7.2 Hz), 1.59 (3H, s), 2.89 (1H, septet, J = 7.2 Hz), 4.33 (1H, s), 6.77-6.89 (2H, m), 6.98-7.06 (3H, m), 7.12-7.19 (3H, m)。
[参考例84]
参考例23と同様にして、参考例83で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 定量的。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.97 (3H, s), 1.25 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.57 (3H, s), 2.89 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.30 (1H, s), 6.69 (1H, d, J = 8.2 Hz), 6.99 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12-7.28 (4H, m)。
[参考例85]
参考例24と同様にして、参考例84で得た5−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 46%。 融点 85−86℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.93 (3H, s), 1.25 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.57 (3H, s), 2.89 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 3.62 (1H, br s), 4.22 (2H, s), 4.26 (1H, s), 6.40-6.55 (2H, m), 6.68 (1H, d, J = 8.2 Hz), 7.02 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.15 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.20-7.40 (5H, m)。
[参考例86]
参考例30と同様にして、参考例85で得たN−ベンジル−3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 98%。 融点 109−110℃(ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.94 (3H, s), 1.24 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.55 (3H, s), 2.89 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.33 (2H, br s), 4.23 (1H, s), 6.44 (1H, d, J = 2.1 Hz), 6.52 (1H, d, J = 8.1, 2.1 Hz), 6.63 (1H, d, J = 8.2 Hz), 7.02 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.14 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例87]
p−クレゾール (3.50 g, 32.3 mmol) のDMF (70 mL) 溶液に窒素雰囲気下0℃で水素化ナトリウム(60%流動パラフィン分散物,1.42 g, 35,5 mmol) を加え、同温で30分間撹拌した。反応液に1−(3−ブロモ−2−メチル−1−プロペニル)−4−イソプロピルベンゼン (9.0 g, 35.5 mmol) を加え、室温で3時間撹拌した。反応液に水を加え、生成物をジイソプロピルエーテルで抽出した。抽出液を水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥後、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 20:1)で精製し標題化合物8.20g(収率 91%)を得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.25 (6H, d, J = 6.6 Hz), 1.98 (3H, s), 2.21 (3H, s), 2.90 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 4.53 (2H, s), 6.58 (1H, s), 6.86 (2H, d, J = 8.8 Hz), 7.08 (2H, d, J = 8.8 Hz), 7.14-7.25 (4H, m)。
[参考例88]
参考例87と同様にして、酢酸 4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニルを用い、標題化合物を合成した。 収率 83%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.26 (6H, d, J = 7.2 Hz), 1.97 (3H, s), 2.12 (6H, s), 2.32 (3H, s), 2.90 (1H, septet, J = 7.2 Hz), 4.49 (2H, s), 6.57 (1H, s), 6.66 (2H, s), 7.18-7.25 (4H, m)。
[参考例89]
参考例87で得た1−イソプロピル−4−(2−メチル−3−(4−メチルフェノキシ)プロペン−1−イル)ベンゼン (8.2 g, 29.2 mmol) のN,N−ジメチルアニリン (50mL) 溶液をアルゴン雰囲気下215℃で16時間撹拌した。反応混合物を冷却後、ジイソプロピルエーテルで希釈し、5規定塩酸、水で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥後、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 4:1)で精製し標題化合物7.80g(収率 95%)を得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.23 (6H, d, J = 7.2 Hz), 1.83 (3H, s), 2.22 (3H, s), 2.89 (1H, septet, J = 7.2 Hz), 4.61 (1H, s), 4.75 (1H, s), 5.04 (1H, s), 5.12 (1H, s), 6.70-6.78 (2H, m), 6.94 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.09 (2H, d, J = 8.6 Hz), 7.17 (2H, d, J = 8.6 Hz)。
[参考例90]
参考例83と同様にして、参考例89で得た2−(1−(4−イソプロピルフェニル)−2−メチル−2−プロペニル)−4−メチルフェノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 37%。 融点 65−66℃。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.95 (3H, s), 1.25 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.57 (3H, s), 2.25 (3H, s), 2.89 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.28 (1H, s), 6.71 (1H, d, J = 8.1 Hz), 6.86 (1H, s), 6.93-7.03 (3H, m), 7.15 (2H, d, J = 7.8 Hz)。
[参考例91]
参考例88で得た4−((3−(4−イソプロピルフェニル)−2−メチルプロペン−2−イル)オキシ)−2,6−ジメチルフェニル アセテート (6.3 g, 17.9 mmol) のN,N−ジメチルアニリン (30mL) 溶液をアルゴン雰囲気下215℃で16時間撹拌した。反応混合物を冷却後、ジイソプロピルエーテルで希釈し、5規定塩酸、水で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥後、減圧濃縮した。得られた残さと48%臭化水素酸 (30 mL)−酢酸 (5 mL) の混合物をアルゴン雰囲気下で16時間加熱還流した。冷却後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出、合わせた有機層を水で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。得られた残さのDMF (30 mL)溶液に水素化ナトリウム(60%流動パラフィン分散物, 556 mg, 13.9 mmol) を0℃で加え、室温で30分間撹拌した。反応液にヨウ化メチル (1.97 g, 13.9 mmol) を加え、室温で3時間撹拌した。反応液に水を加え、生成物を酢酸エチルで抽出した。合わせた抽出液を水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥後、減圧濃縮し、得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 4:1)により精製し油状物の標題化合物2.10g(収率 36%)を得た。 融点 121−123℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.99 (3H, s), 1.22 (6H, d, J = 7.2 Hz), 1.49 (3H, s), 1.85 (3H, s), 2.27 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.63 (3H, s), 4.06 (1H, s), 6.49 (1H, s), 6.51-7.11 (4H, m)。
[参考例92]
参考例18と同様にして、参考例90で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,5−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 86%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.00 (3H, s), 1.25 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.61 (3H, s), 2.23 (3H, s), 2.89 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.35 (1H, s), 6.77 (1H, s), 6.99 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.10-7.21 (3H, m)。
[参考例93]
参考例18と同様にして、参考例91で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−5−メトキシ−2,2,4,6−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 定量的。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.05 (3H, s), 1.23 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.53 (3H, s), 1.82 (3H, s), 2.36 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 3.62 (3H, s), 4.08 (1H, s), 6.60-7.20 (4H, m)。
[参考例94]
参考例24と同様にして、参考例92で得た7−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,5−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 79%。 融点 80−81℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.94 (3H, s), 1.24 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.56 (3H, s), 2.20 (3H, s), 2.89 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.01 (1H, br s), 4.28 (2H, s), 4.37 (1H, s), 6.27 (1H, s), 6.37 (1H, s), 7.02 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.14 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.21-7.44 (5H, m)。
[参考例95]
参考例24と同様にして、参考例93で得た7−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−5−メトキシ−2,2,4,6−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 79%。油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.98 (3H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.44 (3H, s), 1.78 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.42-3.67 (4H, m), 4.01 (1H, s), 4.35 (1H, d, J = 14.4 Hz), 4.42 (1H, d, J = 14.4 Hz), 6.50-7.18 (4H, m), 7.20-7.38 (5H, m)。
[参考例96]
参考例30と同様にして、参考例94で得たN−ベンジル−3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,5−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 65%。油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.95 (3H, s), 1.24 (6H, d, J = 7.2 Hz), 1.56 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.88 (1H, septet, J = 7.2 Hz), 3.50 (2H, br s), 4.26 (1H, s), 6.31 (1H, s), 6.43 (1H, s), 7.02 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.14 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例97]
参考例30と同様にして、参考例95で得たN−ベンジル−3−(4−イソプロピルフェニル)−5−メトキシ−2,2,4,6−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 83%。 融点 111−112℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.00 (3H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.50 (3H, s), 1.78 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.44 (2H, br s), 3.60 (3H, s), 4.08 (1H, s), 6.62-7.11 (4H, m)。
[参考例98]
参考例51で得た5−(ベンジルアミノ)−2,2,4,6−テトラメチル−1−ベンゾフラン−3(2H)−オン (8.5 g, 28.8 mmol) のメタノール (20 mL) 溶液 に水素化ホウ素ナトリウム (2.18 g, 57.6 mmol) を室温下加え、2時間撹拌した。反応液を減圧下濃縮後、残さを酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮し5−(ベンジルアミノ)−2,2,4,6−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3−オールの粗精製物を得た。この化合物のトリフルオロ酢酸 (30 mL) 混合物に、トリエチルシラン (10 mL, 64 mmol) を氷冷下加え、室温で1時間撹拌した。反応液を減圧下濃縮後、残さに飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、水層をアルカリ性とし、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さを酢酸エチル−ヘキサンより結晶化させて標題化合物4.1g(収率 51%)を得た。 融点 80−81℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.47 (6H, s), 2.18 (3H, s), 2.23 (3H, s), 2.83 (1H, br s), 2.91 (2H, s), 3.96 (2H, s), 6.43 (1H, s), 7.25-7.42 (5H, m)。
[参考例99]
水素化ナトリウム(60%流動パラフィン分散物,5.92 g,148 mmol)のDMF(150 mL)懸濁液に、0℃で2−ホスホノプロピオン酸トリエチル(35.0 g, 148 mmol)を加え、同温で10分間撹拌した。反応液に4−イソプロピルベンズアルデヒド(20.0 g,135 mmol)を加え、室温で30分間撹拌した。反応液に水を加え、生成物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた抽出液を水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥後、減圧濃縮し、油状の標題化合物30.1g(収率 96%)を得た。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.26 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.35 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.13 (3H, s), 2.92 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 4.27 (2H, q, J = 7.0 Hz), 7.21-7.38 (4H, m), 7.67 (1H, s)。
[参考例100]
参考例99と同様にして、4−メチルベンズアルデヒドを用い、標題化合物を合成した。 収率 91%。油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.34 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.12 (3H, d, J = 1.4 Hz), 2.37 (3H, s), 4.26 (2H, q, J = 7.0 Hz), 7.19 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.31 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.66 (1H, s)。
[参考例101]
参考例99と同様にして、4−フルオロベンズアルデヒドを用いて、標題化合物を合成した。 収率 97%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.35 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.10 (3H, d, J = 1.2 Hz), 4.28 (2H, q, J = 7.0 Hz), 7.08 (2H, t, J = 8.8 Hz), 7.32-7.43 (2H, m), 7.65 (1H, s)。
[参考例102]
水素化ナトリウム(60%流動パラフィン分散物,10.4 g, 260 mmol)のDMF(200 mL)懸濁液に、0℃でホスホノ酢酸トリエチル(58.2 g, 236 mmol)を加え、同温で10分間撹拌した。反応液に4−イソプロピルベンズアルデヒド(35.0 g, 260 mmol)を加え、室温で30分間撹拌した。反応液に水を加え、生成物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた抽出液を水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥後、減圧濃縮し、油状の標題化合物47.5g(収率 92%)を得た。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.25 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.33 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.92 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 4.26 (2H, q, J = 7.0 Hz), 6.40 (1H, d, J = 15.8 Hz), 7.24 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.46 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.67 (1H, d, J = 15.8 Hz)。
[参考例103]
参考例99で合成した3−(4−イソプロピルフェニル)−2−メチル−2−アクリル酸エチル(9.00 g, 38.7 mmol)と塩化セリウム(1.00 g, 4.06 mmol)のTHF(50 mL)懸濁液に−40℃で水素化アルミニウムリチウム(1.47 g, 38.7 mmol)を4回にわけて30分で加え、同温で30分間撹拌した。反応液に水を加え、生成物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた抽出液を水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥後、減圧濃縮した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 8:1)にて精製し、油状の標題化合物6.30g(収率 86%)を得た。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.25 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.91 (3H, d, J = 1.4 Hz), 2.90 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 4.17 (2H, d, J = 0.8 Hz), 6.49 (1H, dd, J = 2.6, 1.4 Hz), 7.15-7.25 (4H, m), 1H 未確認。
[参考例104]
参考例103と同様にして、参考例100で合成した2−メチル−3−(4−メチルフェニル)−2−アクリル酸エチルを用いて、標題化合物を合成した。 収率 42%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.87 (3H, s), 2.32 (3H, s), 4.13 (2H, s), 6.46 (1H, s), 7.08-7.22 (4H, m), 1H 未確認。
[参考例105]
参考例103と同様にして、参考例101で合成した3−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−2−アクリル酸エチルを用いて、標題化合物を合成した。 収率 95%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.98 (3H, d, J = 1.6 Hz), 4.11 (2H, s), 6.58 (1H, s), 7.01 (2H, t, J = 8.8 Hz), 7.18-7.28 (2H, m), 1H 未確認。
[参考例106]
アルゴン雰囲気下、ナトリウム tert-ブトキシド(10.6 g,110 mmol)のDMF(60 mL)の溶液に、ホスホノ酢酸トリエチル(26.2 g, 110 mmol)を−10℃にて加え、同温で1時間撹拌した。その溶液に4−ブロモベンズアルデヒド(18.5 g, 100 mmol)を10℃以下で加えた後、室温に昇温し2時間撹拌した。反応液を氷冷後、水(60 mL)を加え、トルエンにて抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた油状物を、トルエン(200 mL)に溶解し−10℃にてジヒドロビス(2−メトキシエトキシ)アルミン酸ナトリウム(70%トルエン溶液、41.5 g, 144 mmol)を滴下し、同温にて1時間撹拌した。10%酒石酸カリウムナトリウム水溶液を加え、有機層を分離した。有機層を10%酒石酸カリウムナトリウム水溶液、飽和食塩水にて洗浄後、硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さを、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 2:1)にて精製し、油状物の標題化合物 20.1g(収率 88%)を得た。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.54 (1H, t, J = 6.0 Hz), 1.87 (3H, d, J = 1.2 Hz), 4.19 (2H, d, J = 6.0 Hz), 6.46 (1H, s), 7.14 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.45 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
[参考例107]
参考例103と同様にして、参考例102で合成した(E)−3−(4−イソプロピルフェニル)−2−アクリル酸エチルを用いて、標題化合物を合成した。 収率 65%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.24 (6H, d, J = 7.0 Hz), 2.79-3.00 (2H, m), 4.30 (2H, d, J = 5.6 Hz), 6.35 (1H, dt, J = 15.8, 5.6 Hz), 6.59 (1H, d, J = 15.8 Hz), 7.10-7.39 (4H, m)。
[参考例108]
参考例103で合成した3−(4−イソプロピルフェニル)−2−メチル−2−プロペン−1−オール(6.30 g, 33.1 mmol)のイソプロピルエーテル(50 mL)溶液中に、三臭化リン(5.98 g, 22.1 mmol)を氷冷下で加え、室温で30分間撹拌した。反応液に水を加え、イソプロピルエーテルで抽出した。有機層を水および飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し、油状の標題化合物7.63g(収率 91%)を得た。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.25 (6H, d, J = 7.0 Hz), 2.03 (3H, d, J = 1.4 Hz), 2.90 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 4.15 (2H, d, J = 0.8 Hz), 6.62 (1H, s), 7.14-7.26 (4H, m)。
[参考例109]
参考例108と同様にして、2−メチル−3−フェニル−2−プロペン−1−オールを用いて、標題化合物を合成した。 収率 89%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ: 2.01 (3H, d, J = 1.4 Hz), 4.13 (2H, d, J = 0.8 Hz), 6.64 (1H, s), 7.19-7.44 (5H, m)。
[参考例110]
参考例108と同様にして、参考例104で合成した2−メチル−3−(4−メチルフェニル)−2−プロペン−1−オールを用いて、標題化合物を合成した。 収率 80%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ: 2.01 (3H, s), 2.34 (3H, s), 4.13 (2H, s), 6.60 (1H, s), 7.09-7.22 (4H, m)。
[参考例111]
参考例108と同様にして、参考例105で合成した3−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−2−プロペン−1−オールを用いて、標題化合物を合成した。 収率 79%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.87 (3H, s), 4.17 (2H, s), 6.48 (1H, s), 7.01 (2H, t, J = 8.8 Hz), 7.18-7.27 (2H, m)。
[参考例112]
トリフェニルホスフィン(24.3 g, 92.7 mmol)のアセトニトリル溶液(180 mL)に臭素(4.78 mL, 185 mmol)を0℃にて滴下し、同温にて30分撹拌した。その溶液に参考例106で得た、3−(4−ブロモフェニル)−2−メチル−2−プロペン−1−オール(20.1 g, 88.3 mmol)のアセトニトリル溶液(60 mL)を加え、0℃にて1時間撹拌した。反応液を減圧下濃縮し、残さにジエチルエーテル(200 mL)を加え、不溶物をろ過にて除いた。ろ液を、飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮し、標題化合物を油状物として25.0g(収率 98%)を得た。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.99 (3H, d, J = 1.4 Hz), 4.12 (2H, s), 6.57 (1H, s), 7.15 (2H, d, J = 8.4 Hz) , 7.45 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
[参考例113]
参考例108と同様にして、参考例107で合成した(E)−3−(4−イソプロピルフェニル)−2−プロペン−1−オールを用いて、標題化合物を合成した。 収率 72%。油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.24 (6H, d, J = 7.0 Hz), 2.89 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 4.16 (2H, dd, J = 7.8, 0.8 Hz), 6.35 (1H, dt, J = 15.4, 7.8 Hz), 6.63 (1H, d, J = 15.4 Hz), 7.14-7.35 (4H, m)。
[参考例114]
N−(4−ヒドロキシ−2,3,6−トリメチルフェニル)ホルムアミド(3.00 g, 16.7 mmol)のDMF(30mL)溶液に窒素雰囲気下0℃で水素化ナトリウム(60%流動パラフィン分散物,0.74 g, 18.4 mmol)を加え、同温で10分間撹拌した。反応液に参考例108で合成した1−(3−ブロモ−2−メチル−1−プロペニル)−4−イソプロピルベンゼン(4.66 g,18.4 mmol)を加え、室温で30分間撹拌した。反応液に水を加え、生成物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた抽出液を水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥後、減圧濃縮した。得られた残さを酢酸エチル−ヘキサンから結晶化させ標題化合物3.70g(収率 63%)を得た。 融点 153−155℃。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.26 (6H, d, J = 7.0 Hz), 2.00 (3H, s), 2.07-2.34 (9H, m), 2.91 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 4.54 (2H, d, J = 5.4 Hz), 6.59-6.84 (3H, m), 7.17-7.36 (4H, m), 7.98 (0.5H, d, J = 12.0 Hz), 8.41 (0.5H, s)。
[参考例115]
参考例114と同様にして、参考例109で合成した1−(3−ブロモ−2−メチル−1−プロペニル)ベンゼンを用いて標題化合物を合成した。 収率 41%。 融点 152−154℃。(酢酸エチル−ヘキサン)
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.98 (3H, d, J = 1.6 Hz), 2.10-2.32 (9H, m), 4.54 (2H, d, J = 5.2 Hz), 6.65 (1H, s), 6.67 (1H, s), 6.69-6.90 (1H, m), 7.11-7.41 (5H, m), 7.98 (0.5H, d, J = 12.0 Hz), 8.41 (0.5H, d, J = 1.4 Hz)。
[参考例116]
参考例114と同様にして、参考例110で合成した1−(3−ブロモ−2−メチル−1−プロペニル)−4−メチルベンゼンを用いて標題化合物を合成した。 収率 44%。 融点 167−169℃。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.98 (3H, s), 2.07-2.38 (9H, m), 2.35 (3H, s), 4.53 (2H, d, J = 6.6 Hz), 6.61 (1H, s), 6.66 (1H, d, J = 2.4 Hz), 6.82-7.09 (1H, m), 7.11-7.31 (4H, m), 7.98 (0.5H, d, J = 12.2 Hz), 8.38 (0.5H, s)。
[参考例117]
参考例114と同様にして、参考例111で合成した1−(3−ブロモ−2−メチル−1−プロペニル)−4−フルオロベンゼンを用いて、標題化合物を合成した。 収率 52%。 融点 164−165℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.96 (3H, s), 2.12-2.32 (9H, m), 4.53 (2H, d, J = 5.2 Hz), 6.60 (1H, s), 6.66 (1H, s), 6.71-6.95 (1H, m), 7.04 (2H, t, J = 8.8 Hz), 7.22-7.33 (2H, m), 8.04 (0.5H, d, J = 12.0 Hz), 8.40 (0.5H, d, J = 1.4 Hz)。
[参考例118]
参考例114と同様にして、参考例112で合成した1−ブロモ−4−(3−ブロモ−2−メチル−1−プロペニル)ベンゼンを用いて、標題化合物を合成した。 収率 79%。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.95-1.97 (3H, m), 2.18-2.27 (9H, m), 4.52 (2H, br d, J = 4.4 Hz), 6.58 (1H, br s), 6.65 (1H, br s), 6.78 (1H, br d, J = 15.0Hz), 7.17 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.47 (2H, d J = 8.2 Hz), 7.99 (0.5H, d, J = 8.1 Hz), 8.42 (0.5H, d, J = 1.5 Hz)。
[参考例119]
参考例113で合成した1−((E)−3−ブロモ−1−プロペニル)−4−イソプロピルベンゼンを用いて、標題化合物を合成した。 収率 59%。 融点 165−167℃。(酢酸エチル−ヘキサン)
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.25 (6H, d, J = 6.8 Hz), 2.13-2.27 (9H, m), 2.90 (1H, septet, J = 6.8 Hz), 4.66 (2H, t, J = 5.8 Hz), 6.37 (1H, dt, J = 15.8, 5.8 Hz), 6.65-6.88 (3H, m), 7.16-7.26 (2H, m), 7.35 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.98 (0.5H, d, J = 12.0 Hz), 8.40 (0.5H, d, J = 1.4 Hz)。
[参考例120]
参考例114で合成したN−(4−((3−(4−イソプロピルフェニル)−2−メチル−2−プロペニル)オキシ)−2,3,6−トリメチルフェニル)ホルムアミド(3.70 g, 10.5 mmol)のN,N−ジメチルアニリン(20 mL)溶液をアルゴン雰囲気下215℃で6時間撹拌した。反応混合物を冷却後、酢酸エチルで希釈し、2規定塩酸、水で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥後、減圧濃縮し、N−(4−ヒドロキシ−3−(1−(4−イソプロピルフェニル)−2−メチル−2−プロペニル)−2,5,6−トリメチルフェニル)ホルムアミドの粗生成物を得た。この化合物(2.98 g, 8.47 mmol)と濃塩酸(20 mL)−メタノール(60 mL)混合物を窒素雰囲気下で2時間加熱還流した。溶媒を減圧濃縮し、得られた残さを8規定水酸化ナトリウム水溶液で中和した。生成物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた抽出液を水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥後、減圧濃縮した。得られた残さをイソプロピルエーテル−ヘキサンから結晶化させ標題化合物2.23g(収率 66%)を得た。 融点 130−132℃。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.00 (3H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.6 Hz), 1.47 (3H, s), 1.78 (3H, s), 2.12 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.40-2.60 (3H, m), 4.08 (1H, s), 6.72-7.00 (2H, m), 7.07 (2H, d, J = 8.0 Hz)。
[参考例121]
参考例120と同様にして、参考例115で合成したN−(2,3,6−トリメチル−4−((2−メチル−3−フェニル−2−プロペニル)オキシ)フェニル)ホルムアミドを用いて、標題化合物を合成した。 収率 67%。 融点 129−131℃。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.00 (3H, s), 1.48 (3H, s), 1.77 (3H, s), 2.13 (3H, s), 2.19 (3H, s), 3.20 (2H, br s), 4.12 (1H, s), 6.70-7.30 (5H, m)。
[参考例122]
参考例120と同様にして、参考例116で合成したN−(2,3,6−トリメチル−4−((2−メチル−3−(4−メチルフェニル)−2−プロペニル)オキシ)フェニル)ホルムアミドを用いて、標題化合物を合成した。 収率 57%。 融点 114−115℃(石油エーテル)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.99 (3H, s), 1.47 (3H, s), 1.77 (3H, s), 2.12 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.30 (3H, s), 3.23 (2H, br s), 4.08 (1H, s), 6.60-7.23 (4H, m)。
[参考例123]
参考例120と同様にして、参考例117で合成したN−(4−((3−(4−フルオロフェニル)−2−メチル−2−プロペニル)オキシ)−2,3,6−トリメチルフェニル)ホルムアミドを用いて、標題化合物を合成した。 収率 78%。 融点 125−127℃(石油エーテル)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.99 (3H, s), 1.47 (3H, s), 1.77 (3H, s), 2.12 (3H, s), 2.19 (3H, s), 3.10 (2H, br s), 4.09 (1H, s), 6.62-7.20 (4H, m)。
[参考例124]
参考例120と同様にして、参考例118で合成したN−(4−((3−(4−ブロモフェニル)−2−メチル−2−プロペニル)オキシ)−2,3,6−トリメチルフェニル)ホルムアミドを用いて、標題化合物を合成した。 収率 56%。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.00 (3H, s), 1.47 (3H, s), 1.77 (3H, s), 2.12 (3H, s), 2.18 (3H, s), 3.23 (2H, br), 4.07 (1H, s), 6.83 (2H, br), 7.36 (2H, brd, J = 8.0 Hz)。
[参考例125]
参考例119で合成したN−(4−(((E)−3−(4−イソプロピルフェニル)−2−プロペニル)オキシ)−2,3,6−トリメチルフェニル)ホルムアミド(5.80 g, 17.2 mmol)のN,N−ジメチルアニリン(50 mL)溶液をアルゴン雰囲気下215℃で6時間撹拌した。反応混合物を冷却後、酢酸エチルで希釈し、2規定塩酸、水で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥後、減圧濃縮した。残さを酢酸エチルで結晶化させ標題化合物3.50g(収率 60%)を得た。 融点 170−171℃。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.18-1.40 (6H, m), 2.11-2.27 (9H, m), 2.77-3.00 (1H, m), 5.00-5.22 (2H, m), 5.30-5.42 (1H, m), 6.30-6.85 (2H, m), 7.10-7.37 (5H, m), 7.97 (0.5H, d, J = 12.2 Hz), 8.43 (0.5H, d, J = 1.4 Hz)。
[参考例126]
参考例125で合成したN−(4−ヒドロキシ−3−(1−(4−イソプロピルフェニル)−2−プロペニル)−2,5,6−トリメチルフェニル)ホルムアミド(3.50 g,10.4 mmol)と炭酸カルシウム(1.35 g, 13.5 mmol)のTHF(15 mL)−メタノール(15 mL)の懸濁液にベンジルトリメチルアンモニウムヨードジクロリド(3.90 g, 11.4 mmol)をゆっくりと加えた。反応液を室温で30分間撹拌した。不溶物をろ別後、溶媒を減圧濃縮し、残さに酢酸エチルと水を加えた。有機層を分離し、水層を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を10%ハイドサルファイトナトリウム水溶液、水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥後、減圧濃縮し、4.08gのN−(2−ヨードメチル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ホルムアミドを得た。この化合物(4.08 g, 8.81 mmol)と1,8−ジアザビシクロ(5,4,0)−7−ウンデセン(6.58 mL, 44.0 mmol)のトルエン(30 mL)溶液をアルゴン雰囲気下で100℃で3時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで2回抽出した。抽出液を2規定塩酸、水で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥後、減圧濃縮し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 20:1)にて精製し2.40gのN−(3−(4−イソプロピルフェニル)−2,4,6,7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−5−イル)ホルムアミドを得た。この化合物(2.40 g, 7.18 mmol)の濃塩酸(20 mL)−メタノール(60 mL)混合物を窒素雰囲気下で2時間加熱還流した。溶媒を減圧濃縮し、得られた残さを8規定水酸化ナトリウム水溶液で中和した。生成物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた抽出液を水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥後、減圧濃縮し、油状の遊離塩基1.80gを得た。この遊離塩基(0.50 g, 1.63 mmol)を塩酸−メタノール溶液に溶かし、溶媒を減圧濃縮し、得られた残さをメタノールにより結晶化させ目的物0.41g(収率 41%)を得た。 融点 194−197℃。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.29 (6H, d, J = 7.0 Hz), 2.30 (6H, s), 2.41 (3H, s), 2.60 (3H, s), 2.94 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 7.13-7.26 (4H, m), 10.1 (2H, br s), 1H 未確認。
[参考例127]
N−(4−ヒドロキシ−2,3,6−トリメチルフェニル)ホルムアミド(30.0 g, 167 mmol)を4規定水酸化カリウム水溶液(100mL)とメタノール(300 mL)の混合溶媒中に溶かし、その溶液に室温で硫酸ジメチル(42.0 g, 334 mmol)を加え、14時間加熱還流した。冷却後析出した結晶をろ取することによりN−(4−メトキシ−2,3,6−トリメチルフェニル)ホルムアミドの粗生成物を得た。この化合物のメタノール(200 mL)懸濁液に濃塩酸(50 mL)を加え、3時間加熱還流した。反応混合物を室温まで冷却した後、8規定水酸化ナトリウム水溶液で中和した。生成物を酢酸エチルで2回抽出し、合わせた抽出液を10%ハイドロサルファイトナトリウム水溶液、水で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、減圧濃縮した。残さをイソプロピルエーテルから結晶化させて目的物 21.0g(収率 76%)を得た。 融点 70−72℃。
1H-NMR (CDCl3) δ: 2.11 (3H, s), 2.16 (3H, s), 2.18 (3H, s), 3.16 (1H, br s), 3.74 (3H, s), 6.54 (1H, s)。
[参考例128]
参考例127で合成した4−メトキシ−2,3,6−トリメチルアニリン(21.0 g, 127 mmol)とトリエチルアミン(21.0 mL, 152 mmol)のTHF(150 mL)溶液に室温で二炭酸ジtert−ブチル(32 mL, 140 mmol)を加え、14時間加熱還流した。溶媒を減圧濃縮し、残さに水を注ぎ、酢酸エチルで2回抽出し、合わせた有機層を1規定塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。残さを酢酸エチル−ヘキサンから結晶化させて標題化合物25.2g(収率 75%)を得た。 融点 104−106℃。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.50 (9H, s), 2.12 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.24 (3H, s), 3.78 (3H, s), 5.81 (1H, br s), 6.58 (1H, s)。
[参考例129]
参考例128で合成した4−メトキシ−2,3,6−トリメチルフェニルカルバミド酸 tert−ブチル(12.7 g, 47.9 mmol)、酢酸ナトリウム(4.72 g, 57.5 mmol)の酢酸(50 mL)溶液に、室温で臭素(8.42 g, 52.7 mmol)を加え、同温で1時間撹拌した。反応混合物に水(80 mL)を注ぎ、析出した結晶をろ取し酢酸エチルに溶解させた。この溶液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。残さをメタノールから結晶化させて標題化合物15.0g(収率 91%)を得た。 融点 159−161℃。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.50 (9H, s), 2.15 (3H, s), 2.24 (3H, s), 2.35 (3H, s), 3.74 (3H, s), 5.92 (1H, br s)。
[参考例130]
参考例129で合成した3−ブロモ−4−メトキシ−2,5,6−トリメチルフェニルカルバミド酸 tert−ブチル(27.8 g, 80.8 mmol)のTHF(150 mL)溶液に、−78℃でn−ブチルリチウム(1.6M, 110 mL, 176 mmol)ヘキサン溶液を加え、同温で20分間撹拌した。反応液に2−メチル−1−(4−メチルフェニル)プロパン−1−オン(13.1 g, 80.7 mmol)を加え、室温で1時間撹拌した。反応混合物に水(150 mL)を注ぎ、酢酸エチルで3回抽出し、合わせた有機層を水で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥後、ろ過、減圧濃縮し3−(1−ヒドロキシ−2−メチル−1−(4−メチルフェニル)プロピル)−4−メトキシ−2,5,6−トリメチルフェニルカルバミド酸 tert−ブチルの粗生成物26.0gを得た。この化合物と47%臭化水素酸(100 mL)の混合物をアルゴン雰囲気下において、4時間加熱還流した。反応混合物を室温まで冷却した後、8規定水酸化ナトリウム水溶液で中和した。生成物を酢酸エチルで2回抽出し、合わせた抽出液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、減圧濃縮した。残さをイソプロピルエーテル−ヘキサンから結晶化させて標題化合物14.8g(収率 62%)を得た。 融点 114−115℃。
1H-NMR (CDCl3) δ:0.99 (3H, s), 1.47 (3H, s), 1.78 (3H, s), 2.12 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.30 (3H, s), 2.80 (2H, br s), 4.08 (1H, s), 6.60-7.10 (4H, m)。
[参考例131]
参考例130で合成した2,2,4,6,7−ペンタメチル−3−(4−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを高速液体クロマトグラフィー(機器:Watersセミ分取システム、カラム:CHIRALCEL OD(20(i,d)x 250mm)ダイセル化学工業株式会社製)、移動層:ヘキサン:イソプロピルアルコール=95:5,流速:5mL/min、カラム温度:30℃、注入量:40mg)を用いて保持時間の小さい方を分取した。 融点 87−89℃。[α]D 20=+4.7°(c=0.495,メタノール)。
[参考例132]
参考例130で合成した2,2,4,6,7−ペンタメチル−3−(4−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを高速液体クロマトグラフィー(機器:Watersセミ分取システム、カラム:CHIRALCEL OD(20(i,d)x 250mm)ダイセル化学工業株式会社製)、移動層:ヘキサン:イソプロピルアルコール=95:5,流速:5mL/min、カラム温度:30℃、注入量:40mg)を用いて保持時間の大きい方を分取した。 融点 88−90℃。[α]D 20=−4.3°(c=0.499,メタノール)。
[参考例133]
ジ−p−トルオイル−D−酒石酸(3.86 g, 10 mmol) を70℃にてイソプロピルアルコール (14.2 mL) に溶解し、参考例124で合成した3−(4−ブロモフェニル)−2,2,4,6,7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミン(3.60 g、10 mmol)のアセトニトリル (47.5 mL) 溶液を、内温60℃を保ちながら滴下した。3時間ほどかけて30℃にまで冷却し、さらに同温で2時間撹拌した。晶出結晶をろ取し、少量の冷アセトニトリルにて洗浄した。得られた粗ジアステレオマー塩をアセトニトリル(29.6 mL)に懸濁し、1晩撹拌した。結晶をろ取し、少量の冷アセトニトリルにて洗浄後、減圧下乾燥した。結晶を酢酸エチル(100 mL)に懸濁後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(100 mL)を加えて良く撹拌し、有機層を分液した。有機層を水(100 mL)および飽和食塩水(100 mL)にて洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を減圧下乾燥し、冷ヘキサンより結晶化し、標題化合物1.13g(収率 31%)を得た。 融点 143−144℃(ヘキサン)。 [α]D 20=+11。6° (c=0.5, メタノール)。
1H-NMR(CDCl3) δ: 1.00 (3H, s), 1.47 (3H,s), 1.77 (3H, s), 2.12 (3H, s), 2.18 (3H, s), 3.25 (2H, br s), 4.07 (1H, s), 6.85 (2H, br), 7.36 (2H, br d, J=6.9 Hz)。
[参考例134]
参考例133と同様に、参考例122で合成した2,2,4,6,7−ペンタメチル−3−(4−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を得た。 収率 39%。 融点 87−89℃(ヘキサン)。 [α]D 20=+4.7° (c=0.5, メタノール)。
1H-NMR(CDCl3) δ: 1.00 (3H, s), 1.47 (3H,s), 1.78 (3H, s), 2.12 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.30 (3H, s), 2.78 (2H, br), 4.09 (1H, s), 6.83 (2H, br), 7.04 (2H, br d, J = 7.4 Hz).
[参考例135]
2,3−ジメチルフェノール(12.2 g, 100 mmol)と炭酸カリウム(27.4 g, 200 mmol)のジメチルスルホキシド(138 mL)混合物に、2−ブロモ−1−(4−ブロモフェニル)−2−メチルプロパン−1−オン(42.2 g, 175 mmol)を室温にて加え、35℃に昇温した。同温にて24時間撹拌後、冷水(300 mL)に注ぎ、ジエチルエーテルにて抽出した。有機層を4規定水酸化ナトリウム水溶液および飽和食塩水にて洗浄し、硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を減圧濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:9)にて精製し2−(2,3−ジメチルフェノキシ)−2−メチル−1−(4−メチルフェニル)プロパン−1−オンを油状物として得た。得られた油状物をメタノール(200 mL)に溶解し、0℃にて水素化ホウ素ナトリウム(3.8 g, 100 mmol)を加えた後、室温に昇温した。同温にて1時間撹拌後、0℃に冷却し、1規定塩酸にて中和し、減圧下溶媒を留去した。残さを酢酸エチルにて抽出し、抽出液を飽和食塩水にて洗浄し、硫酸ナトリウムにて乾燥した。減圧下溶媒を留去し、標題化合物17.1g(収率 60%)を油状物として得た。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.12 (3H,s), 1.23 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.27 (3H, s), 2.35 (3H, s), 3.38 (1H, d, J = 2.0 Hz), 4.88 (1H, d, J = 2.0 Hz), 6.83-7.07 (3H, m), 7.14 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.37 (2H, d, J = 8.0 Hz)。
[参考例136]
参考例135で合成した、2−(2,3−ジメチルフェノキシ)−2−メチル−1−(4−メチルフェニル)プロパン−1−オール(17.0 g, 60 mmol)のトルエン溶液(200 mL)に、0℃にてトリフルオロメタンスルホン酸(0.53 mL, 6 mmol)を加え、50℃に昇温した。同温にて30分撹拌後、還流条件下2時間反応した。反応液を0℃に冷却し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液に注いだ。有機層を分離し、飽和食塩水にて洗浄し、硫酸ナトリウムにて乾燥後、減圧下溶媒を留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:9)にて精製し、標題化合物9.3 g(収率 58%)を油状物として得た。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.95 (3H, s), 1.57 (3H, s), 2.16 (3H, s), 2.26 (3H, s), 2.33 (3H, s), 4.29 (1H, s), 6.66 (1H, d, J = 7.6 Hz), 6.74 (1H, d, J = 7.6, Hz), 6.98 (2H, d, J =8.0 Hz), 7.19 (2H, d, J =8.0 Hz)。
[参考例137]
参考例18と同様にして、参考例136で得られた、2,2,6,7−テトラメチル−3−(4−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 92%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.95 (3H, s), 1.55 (3H, s), 2.22 (3H, s), 2.33 (3H, s), 2.34 (3H, s), 4.27 (1H, s), 6.96 (2H, d, J =8.0 Hz), 7.04 (1H, s),7.11 (2H, d, J =8.0 Hz)。
[参考例138]
参考例24と同様にして、参考例137で得られた、5−ブロモ−2,2,6,7−テトラメチル−3−(4−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 99%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.92 (3H, s), 1.55 (3H, s), 2.09 (3H, s), 2.21 (3H, s), 2.33 (3H, s), 3.47 (2H, s), 4.17 (1H, s), 4.27 (1H, s), 6.31 (1H, s), 6.97 (2H, d, J =7.8 Hz), 7.09 (2H, d, J =7.8 Hz), 7.20-7.36 (5H, m)。
[参考例139]
参考例138で得られた、N−ベンジル−2,2,6,7−テトラメチル−3−(4−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミン(6.60 g, 17.8 mmol)のエタノール溶液(70 mL)に、12規定塩酸(0.1 mL)と10%−パラジウム炭素(50%含水、0.33 g)を加え、5気圧の水素条件下室温にて2時間撹拌した。触媒をろ過にて除き、ろ液を減圧下濃縮した。残さを酢酸エチルにて希釈し、飽和食塩水にて洗浄後、硫酸ナトリウムにて乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:4)にて精製し、標題化合物4.42 g(収率 88%)を油状物として得た。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.94 (3H, s), 1.54 (3H, s), 2.09 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.33 (3H, s), 3.25 (2H, br), 4.23 (1H, s), 6.30 (1H, s), 7.00 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.10 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例140]
実施例63と同様にして、参考例126で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−2,4,6,7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−5−アミン塩酸塩を用い、標題化合物を合成した。 収率 24%。 融点 253−254℃(酢酸エチル-ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.14 (9H, s), 1.30 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.97 (3H, s), 2.25 (3H, s), 2.30 (5H, s), 2.43 (3H, s), 2.96 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 6.62 (1H, br s), 7.23 (4H, s)。
[参考例141]
参考例32で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミン (22.5 g, 80 mmol) と(2S,3S)−(4’−メチル)−タートラニル酸 (19.14 g, 80 mmol) をエタノール (480 mL) の懸濁液を、85℃に加熱し溶解した。その溶液を2時間かけて0℃に冷却し、析出した結晶をろ取した。冷エタノールにて洗浄し、減圧下乾燥した。得られた結晶を2規定水酸化ナトリウム水溶液 (400 mL) に懸濁し、ジエチルエーテルにて抽出し、抽出液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水にて洗浄後、硫酸ナトリウムにて乾燥した。減圧下溶媒を留去し、標題化合物を油状物として 9.44 g(収率 34%)得た。得られた油状物は必要に応じて冷ヘキサンより結晶化した。 融点 53−55℃。[α]D 20=+64.0°(c=0.44,クロロホルム)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.85 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.52 (2H, br), 4.34 (1H, dd, J = 4.7, 8.8 Hz), 4.50 (1H, dd, J = 4.7, 8.8 Hz), 4.76 (1H, t, J = 8.8 Hz), 6.56 (1H, s), 7.04 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.0 Hz)。
[参考例142]
クメン (27.8 mL, 200 mmol) と塩化アルミニウム (32.0 g, 240 mmol) のジクロロメタン溶液 (300 mL) にブロモアセチルブロミド (19.1 mL, 220 mmol) を−10℃にて加え、同温にて2時間撹拌した。反応液を氷冷水に注ぎ、有機層を分離した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水にて洗浄後、硫酸ナトリウムにて乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さを少量のシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:9)にて精製し、2−ブロモ−1−(4−イソプロピルフェニル)エタノンを油状物として得た。得られた油状物を、3,5−ジメチルフェノール (29.3 g, 240 mmol) と炭酸カリウム (33.2 g, 240 mmol) のアセトン溶液 (500 mL) に加え、加熱還流下12時間撹拌した。反応液を氷冷し、冷水に注ぎジエチルエーテルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水にて洗浄後、硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:4)にて精製した。得られた油状物をヘキサンより結晶化し、標題化合物39.4g(収率 75%)を得た。 融点 68−69℃。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.28 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.27 (3H, s), 2.28 (3H, s), 2.98 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 5.22 (2H, s), 6.57 (2H, s), 6.63 (1H, s), 7.35 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.95 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
[参考例143]
参考例142で得られた1−(4−イソプロピルフェニル)−2−(3,5−ジメチルフェノキシ)エタノン (38.1 g, 135 mmol) とモンモリオナイトKSF (57.2 g) のトルエン溶液 (400 mL) を95℃に加熱し、16時間反応した。反応液を室温に冷却後、モンモリオナイトKSFをろ過にて除いた。ろ液を少量のシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:9)にて精製し減圧下溶媒を留去し、標題化合物を油状物として、35.6g(収率 100%)を得た。油状物は必要に応じて、メタノールより結晶化させた。 融点 44−45℃。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.30 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.30 (3H, s), 2.43 (3H, s), 2.96 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 6.83 (1H, s), 7.18 (1H, s), 7.25 (2H, d, J = 8.6 Hz), 7.45 (2H, d, J = 8.6 Hz)。
[参考例144]
参考例143で得られた3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−1−ベンゾフラン (36.5 g, 135 mmol) と10%−パラジウム炭素 (50%含水, 3.7 g) をエタノール (400 mL) に懸濁し、5気圧の水素雰囲気下、60℃にて6時間還元反応を行った。反応液を室温に冷却後、触媒をろ過にて除き、ろ液を減圧下濃縮した。得られた油状物をメタノールより結晶化し、標題化合物 27.5g(収率 77%)を得た。 融点 48−50℃。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.92 (3H, s), 2.29 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.35-4.53 (2H, m),4.83 (1H, t, J = 8.1 Hz), 6.47 (1H, s), 6.56 (1H, s), 7.04 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.2 Hz)。
[参考例145]
参考例359と同様に、参考例139で得た2,2,6,7−テトラメチル−3−(4−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンと3−(4−メトキシフェニル)プロピオン酸を用いて標題化合物を得た。 収率 64%。 融点 149−150℃。(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.94 (3H, s), 1.55 (3H, s), 1.98 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.32 (3H, s), 2.58 (2H, d, J = 7.5 Hz), 2.94 (2H, d, J = 7.5 Hz),3.73 (3H, s), 4.28 (1H, s), 6.63-6.98 (6H, m), 7.03-7.18 (4H, m)。
[参考例146]
3,5−ジメチルフェノール(20.0 g, 164 mmol)、パラホルムアルデヒド(14.8 g, 492 mmol)、塩化マグネシウム(23.4 g, 246 mmol)、及びトリエチルアミン(80 mL, 573 mmol)のアセトニトリル(500 mL)混合液を4時間加熱還流した。反応液を塩酸で酸性にした後、ジエチルエーテルで抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:9)により精製し、標題化合物20.8g(収率 84%)を得た。 融点 48−49℃(ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 2.31 (3H, s), 2.55 (3H, s), 6.53 (1H, s), 6.62 (1H, s), 10.23 (1H, s), 11.95 (1H, s)。
[参考例147]
1−ブロモ−4−イソプロピルベンゼン(3.32 g, 16.7 mmol)のTHF(30 mL)溶液にn−ブチルリチウム(1.59 M ヘキサン溶液, 9.2 mL, 14.7 mmol)をアルゴン雰囲気下、−78℃で滴下した。反応液を30分間撹拌後、参考例146で得た2−ヒドロキシ−4,6−ジメチルベンズアルデヒド(1.0 g, 6.7 mmol)のTHF(10 mL)溶液を−78℃で滴下し、30分間撹拌した。反応液を室温に昇温後、水を加え、有機層を分離し、水層を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し、得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:2)により精製し、標題化合物1.64g(収率 91%)を得た。 融点 103−104℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.13 (3H, s), 2.26 (3H, s), 2.77 (1H, d, J = 2.4 Hz), 2.88 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 6.14 (1H, d, J = 2.4 Hz), 6.50 (1H, s), 6.62 (1H, s), 7.17 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.28 (2H, d, J = 8.1 Hz), 8.56 (1H, s)。
[参考例148]
参考例147で得た2−(ヒドロキシ(4−イソプロピルフェニル)メチル)−3,5−ジメチルフェノール(12.3 g, 45.5 mmol)と10%−パラジウム炭素(50%含水,1.23 g)の酢酸(90 mL)混合液を水素雰囲気下、90℃で16時間加熱した。触媒を除去後、反応液を減圧濃縮し、得られた残さを酢酸エチルに溶解し、1規定水酸化ナトリウム水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:3)により精製し、標題化合物10.5g(収率 90%)を得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.24 (3H, s), 2.25 (3H, s), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.97 (2H, s), 4.58 (1H, s), 6.50 (1H, s), 6.62 (1H, s), 7.05-7.12 (4H, m)。
[参考例149]
3,5−ジメチルフェノール(15.0 g, 123 mmol)の二硫化炭素(330 mL)溶液に氷冷下でN−ブロモコハク酸イミド(21.9 g, 123 mmol)を数回に分けてゆっくり加え、室温で1時間撹拌した。溶媒を減圧下で留去し、析出した結晶をろ過し、酢酸エチル−ヘキサン(10:1)にて洗浄した。ろ液を濃縮し、残さをシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:9)により精製し、標題化合物16.3g(収率 66%)を得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ :2.24 (3H, s), 2.34 (3H, s), 5.52 (1H, s), 6.62 (1H, s), 6.68 (1H, s)。
[参考例150]
参考例149と同様にして、参考例148で得た2−(4−イソプロピルベンジル)−3,5−ジメチルフェノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 75%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.20 (3H, s), 2.34 (3H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.04 (2H, s), 5.66 (1H, s), 6.68 (1H, s), 7.09 (4H, s)。
[参考例151]
2−ブロモ−3−イソプロピルフェノール
3−イソプロピルフェノール(10.0 g, 73.4 mmol)の二硫化炭素(200 mL)溶液に氷冷下でN−ブロモコハク酸イミド(13.1 g, 73.4 mmol)をゆっくりと加え、1時間撹拌した。反応液を室温で1時間撹拌後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥後、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 15:85)により精製し、2−ブロモ−5−イソプロピルフェノール、2−ブロモ−3−イソプロピルフェノールの3:1の混合物11.0g(収率 70%)を得た。
[参考例152]
2−ブロモ−1−イソプロピル−3−メトキシベンゼン
参考例151で得た2−ブロモ−5−イソプロピルフェノール、2−ブロモ−3−イソプロピルフェノールの混合物(10.0 g, 51.3 mmol)、ヨウ化メチル(7.28 g, 51.3 mmol)、炭酸カリウム(7.08 g, 51.3 mmol)のアセトン(200 mL)混合液をアルゴン雰囲気下で8時間加熱還流した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥後、減圧濃縮し、1−ブロモ−4−イソプロピル−2−メトキシベンゼン、2−ブロモ−1−イソプロピル−3−メトキシベンゼンの混合物9.81g(収率 83%)を得た。
[参考例153]
参考例148で得た2−(4−イソプロピルベンジル)−3,5−ジメチルフェノール(5.0 g, 19.7 mmol)、2−ブロモイソ酪酸エチル(11.5 g, 59.0 mmol)、炭酸カリウム(8.13 g, 59.0 mmol)のジメチルスルホキシド(20 mL)溶液を、アルゴン雰囲気下、50℃で40時間撹拌した。反応液に水を加え、、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥後、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:4)により精製し、標題化合物6.64g(収率 92%)を合成した。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.18-1.28 (9H, m), 1.47 (6H, s), 2.19 (3H, s), 2.22 (3H, s), 2.83 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.97 (2H, s), 4.23 (2H, q, J = 6.9 Hz), 6.33 (1H, s), 6.61 (1H, s), 7.07 (4H, s)。
[参考例154]
参考例153と同様にして、参考例148で得た2−(4−イソプロピルベンジル)−3,5−ジメチルフェノールとブロモ酢酸エチルを用い、標題化合物を合成した。 収率 95%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.27 (3H, t, J = 7.5 Hz), 2.22 (3H, s), 2.27 (3H, s), 2.83 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.04 (2H, s), 4.24 (2H, q, J = 7.5 Hz), 4.58 (2H, s), 6.46 (1H, s), 6.66 (1H, s), 7.03-7.13 (4H, m)。
[参考例155]
参考例153と同様にして、2,3,5−トリメチルフェノールとブロモ酢酸エチルを用い、標題化合物を合成した。 収率 定量的。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.30 (3H, t, J = 7.5 Hz), 2.17 (3H, s), 2.23 (3H, s), 2.36 (3H, s), 4.26 (2H, q, J = 7.5 Hz), 4.60 (2H, s), 6.42 (1H, s), 6.65 (1H, s)。
[参考例156]
参考例153で得た2−(2−(4−イソプロピルベンジル)−3,5−ジメチルフェノキシ)−2−メチルプロパン酸エチル(6.65 g, 18.1 mmol)と8規定水酸化ナトリウム水溶液(4.5 mL)のメタノール(40 mL)−THF(20 mL)混合液を室温で16時間撹拌した。反応液を塩酸で酸性にし、水層を酢酸エチルで抽出後、有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し、標題化合物5.59g(収率 91%)を得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.49 (6H, s), 2.22 (3H, s), 2.26 (3H, s), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.97 (2H, s), 6.50 (1H, s), 6.71 (1H, s), 7.01 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.09 (2H, d, J = 8.4 Hz)、1H未確認。
[参考例157]
参考例156と同様にして、参考例154で得た(2−(4−イソプロピルベンジル)−3,5−ジメチルフェノキシ)酢酸エチルを用い、標題化合物を合成した。 収率 75%。 融点 104−105℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.26 (3H, s), 2.30 (3H, s), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.02 (2H, s), 4.57 (2H, s), 6.48 (1H, s), 6.73 (1H, s), 7.04 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.10 (2H, d, J = 8.1 Hz)、1H未確認。
[参考例158]
参考例156と同様にして、参考例155で得た(2,3,5−ジメチルフェノキシ)酢酸エチルを用い、標題化合物を合成した。 収率 92%。 融点 129−130℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 2.16 (3H, s), 2.24 (3H, s), 2.27 (3H, s), 4.67 (2H, s), 6.44 (1H, s), 6.68 (1H, s)、1H未確認。
[参考例159]
参考例148で得た2−(4−イソプロピルベンジル)−3,5−ジメチルフェノール(1.0 g, 3.93 mmol)、炭酸カリウム(1.30 g, 9.44 mmol)、クロロアセトン(436 mg, 4.72 mmol)、及びヨウ化カリウム(100 mg)のアセトン(15 mL)混合液を16時間加熱還流した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し、得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:4)により精製し、標題化合物888mg(収率 73%)を得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.10 (3H, s), 2.24 (3H, s), 2.28 (3H, s), 2.80-2.90 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.04 (2H, s), 4.42 (2H, s), 6.40 (1H, s), 6.68 (1H, s), 7.02 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.07 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例160]
参考例159と同様にして、参考例148で得た2−(4−イソプロピルベンジル)−3,5−ジメチルフェノールと1−ブロモブタン−2−オンを用い、標題化合物を合成した。 収率 88%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.97 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.45 (3H, s), 2.88 (3H, s), 2.42 (2H, q, J = 7.2 Hz), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.05 (2H, s), 4.45 (2H, s), 6.42 (1H, s), 6.69 (1H, s), 7.04 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.08 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例161]
参考例159と同様にして、2,3,5−トリメチルフェノールと2−ブロモ−1−(3−ブロモフェニル)エタノンを用い、標題化合物を合成した。 収率 52%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ: 2.16 (3H, s), 2.24 (3H, s), 2.26 (3H, s), 5.16 (2H, s), 6.46 (1H, s), 6.66 (1H, s), 7.37 (1H, t, J = 8.0 Hz), 7.70-7.76 (1H, m), 7.91-7.96 (1H, m), 8.15-8.17 (1H, m)。
[参考例162]
参考例159と同様にして、2,3,5−トリメチルフェノールと2−ブロモ−1−(3−メトキシフェニル)エタノンを用い、標題化合物を合成した。 収率 88%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ: 2.18 (3H, s), 2.23 (3H, s), 2.25 (3H, s), 3.86 (3H, s), 5.22 (2H, s), 6.46 (1H, s), 6.65 (1H, s), 7.13-7.20 (1H, m), 7.40 (1H, t, J = 7.5 Hz), 7.53-7.61 (2H, m)。
[参考例163]
参考例159と同様にして、2,3,5−トリメチルフェノールと2−ブロモ−1−(4−メチルフェニル)エタノンを用い、標題化合物を合成した。 収率 75%。 融点 94−95℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 2.17 (3H, s), 2.23 (3H, s), 2.25 (3H, s), 2.42 (3H, s), 5.18 (2H, s), 6.45 (1H, s), 6.63 (1H, s), 7.27 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.91 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例164]
クメン (42 g, 350 mmol) と塩化アルミニウム (56.0 g, 420 mmol) のジクロロメタン溶液 (500 mL) にブロモアセチルブロミド (33.5 mL, 385 mmol) を−40℃で40分かけて加え、2時間で−10℃になるまで昇温しながら撹拌した。反応液を氷冷水に注ぎ、有機層を分離した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水にて洗浄後、硫酸ナトリウムにて乾燥した。減圧下溶媒を留去し、標題化合物84g(収率 99%)を得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.28 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.98 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.44 (2H, s), 7.34 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.92 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
[参考例165]
参考例23と同様にして、2,3,5−トリメチルフェノールを用いて、4−ブロモ−2,3,5−トリメチルフェノールを合成した。この化合物と参考例164で得た2−ブロモ−1−(4−イソプロピルフェニル)エタノンを用い、参考例159と同様にして、標題化合物を合成した。 収率 51%。 融点 71−72℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.28 (6H, d, J = 6.6 Hz), 2.28 (3H, s), 2.35 (3H, s), 2.40 (3H, s), 2.98 (1H, septet, J = 6.6 Hz), 5.23 (2H, s), 6.55 (1H, s), 7.35 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.94 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例166]
参考例157で得た(2−(4−イソプロピルベンジル)−3,5−ジメチルフェノキシ)酢酸(9.00 g, 28.8 mmol)のTHF(90 mL)溶液に氷冷下で、オキザリルクロリド(3.77 mL, 43.2 mmol)を滴下し、ついでDMF(4滴)を加え30分間撹拌した。反応液を室温で30分間撹拌後、溶媒を減圧下で留去した。得られた酸クロリドのTHF(10 mL)溶液を、プロピレンイミン(1.97 g, 34.6 mmol)とトリエチルアミン(4.82 mL, 34.6 mmol)のTHF(80 mL)溶液に氷冷下で滴下した。30分間撹拌後、室温に昇温し、反応液を水に加え酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥後、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 2:3)により精製し、標題化合物10.0g(収率 99%)を得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.15 (3H, d, J = 5.7 Hz), 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.86 (1H, d, J = 3.6 Hz), 2.23 (3H, s), 2.26-2.30 (4H, m), 2.40-2.50 (1H, m), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.05 (2H, s), 4.56 (1H, d, J = 15.6 Hz), 4.63 (1H, d, J = 15.6 Hz), 6.53 (1H, s), 6.69 (1H, s), 7.05-7.10 (4H, m)。
[参考例167]
参考例166と同様にして、参考例158で得た(2,3,5−トリメチルフェノキシ)酢酸を用い、標題化合物を得た。 収率 77%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.32 (3H, d, J = 5.4 Hz), 2.03-2.05 (1H, m), 2.18 (3H, s), 2.24 (3H, s), 2.26 (3H, s), 2.45 (1H, d, J = 5.4 Hz), 2.60-2.69 (1H, m), 4.63 (2H, s),
6.46 (1H, s), 6.65 (1H, s)。
[参考例168]
2−ブロモ−5−メチルピリジン(958 mg, 5.57 mmol)のTHF(3 mL)−エーテル(10 ml)溶液にn−ブチルリチウム(1.56 M ヘキサン溶液,3.9 mL, 6.13 mmol)を−78℃、アルゴン雰囲気下で滴下した。反応液を30分間撹拌後、参考例167で得た(2,3,5−トリメチルフェノキシ)アセチル)−2−メチルアジリジン(1.43 g, 6.13 mmol)のTHF(5 ml)溶液を同温度で滴下した。反応液を室温に昇温し、氷に加え、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥後、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:4)により精製し、標題化合物795mg(収率 53%)を得た。 融点 94−95℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 2.25 (9H, s), 2.45 (3H, s), 5.60 (2H, s), 6.52 (1H, s), 6.64 (1H, s), 7.65-7.70 (1H, m), 8.00 (1H, d, J = 7.8 Hz), 8.49-8.51 (1H, m)。
[参考例169]
参考例166で得た1−((2−(4−イソプロピルベンジル)−3,5−ジメチルフェノキシ)アセチル)−2−メチルアジリジン(1.0 g, 2.85 mmol)のTHF(20 mL)溶液にアルゴン雰囲気下で、n−プロピルマグネシウムブロミド(2.0 M THF溶液, 1.43 mL, 2.85 mmol)を氷冷下で滴下し、30分間撹拌した。反応液を室温に昇温し、反応液を水に加え酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥後、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:4)により精製し、標題化合物920mg(収率 95%)を得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.83 (3H, t, J = 7.5 Hz), 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.40-1.59 (2H, m), 2.25 (3H, s), 2.29 (3H, s), 2.39 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.05 (2H, s), 4.43 (2H, s), 6.41 (1H, s), 6.69 (1H, s), 7.03 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.08 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
[参考例170]
参考例169と同様にして、参考例166で得た1−((2−(4−イソプロピルベンジル)−3,5−ジメチルフェノキシ)アセチル)−2−メチルアジリジンとイソプロピルマグネシウムブロミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 24%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.98 (6H, d, J = 7.8 Hz), 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.25 (3H, s), 2.29 (3H, s), 2.75-2.89 (2H, m), 4.05 (2H, s), 4.51 (2H, s), 6.42 (1H, s), 6.69 (1H, s), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.08 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例171]
1−(4−イソプロピル−2−メトキシフェニル)−2−(2,3,5−トリメチルフェノキシ)エタノン
参考例152で得た1−ブロモ−4−イソプロピル−2−メトキシベンゼン、2−ブロモ−1−イソプロピル−3−メトキシベンゼンの混合物(5.73 g, 25.0 mmol)のTHF(100 mL)溶液に、アルゴン雰囲気下、−70℃でn−ブチルリチウム(1.60 M ヘキサン溶液, 17.2 mL, 27.5 mmol)を滴下した。反応液を30分間撹拌後、参考例167で得た2−メチル−1−((2,3,5−トリメチルフェノキシ)アセチル)アジリジン(5.84 g, 25.0 mmol)のTHF(20 mL)溶液を滴下し、−70℃で30分間撹拌後、室温に昇温した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥後、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:4)により精製し、標題化合物の混合物6.27 g(収率 77%)を得た。
[参考例172]
酢酸 4−(アセチルオキシ)−2−メチル−1−ナフチル (25 g, 96.8 mmol)のメタノール (300 mL) 溶液に、炭酸カリウム (58.1 g, 420 mmol)を加え、アルゴン雰囲気下室温で15分間撹拌した。水に注ぎ、塩酸で中和した後、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水にて洗浄後、硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下溶媒を留去し、標題化合物21g(収率 定量的)を得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 2.19 (3H, s), 2.48 (3H, s), 5.90 (1H, br s), 6.43 (1H, s), 7.34-7.51 (2H, m), 7.63 (1H, d, J = 8.4 Hz), 8.00 (1H, d, J = 9.6 Hz)。
[参考例173]
水素化ナトリウム (60%流動パラフィン分散物, 1.8 g, 40 mmol) のDMF (60 mL) 懸濁液に、0℃で3−メチル−4−ホスホノクロトン酸トリエチル (11 g, 41.6 mmol) を加え、室温で1時間撹拌した。反応液にシクロヘキサノン (3.93 g, 40 mmol) を加え、室温で3時間撹拌した。反応液に水を加え、生成物をジイソプロピルエーテルで抽出した。合わせた抽出液を水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥後、減圧濃縮し、油状の4−シクロヘキシリデン−3−メチル−2−ブテン酸エチルの粗成績体を得た。この化合物のTHF (160 mL)とメタノール (40 mL) 混合溶液に、12規定水酸化ナトリウム水溶液 (4.0 mL) を室温下加え、16時間撹拌後減圧下濃縮した。残さに、水および塩酸を加え酸性とし、酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を減圧下留去し、4−シクロヘキシリデン−3−メチル−2−ブテン酸の粗成績体を得た。この化合物 (6.1 g, 33.8 mmol) の酢酸 (150 mL) 混合物に、酢酸ナトリウム (12 g, 33.8 mmol) を室温下加え、アルゴン雰囲気下24時間加熱還流した。溶媒を減圧濃縮し、残さに水を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:10)により精製し、標題化合物5.1g(収率 63%)を得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.68-1.87 (4H, m), 2.27 (3H, s), 2.29 (3H, s), 2.44-2.58 (2H, m), 2.68-2.79 (2H, m), 6.64 (1H, s), 6.78 (1H, s)。
[参考例174]
参考例173と同様にして、シクロペンタノンを用い、標題化合物を合成した。 収率 21%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 2.00-2.14 (2H, m), 2.28 (3H, s), 2.31 (3H, s), 2.73 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.90 (2H, t, J = 7.5 Hz), 6.65 (1H, s), 6.91 (1H, s)。
[参考例175]
参考例173で合成した酢酸 3−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−1−ナフタレニル (5.1 g, 25.1 mmol) のTHF (120 mL)とメタノール (30 mL) 混合溶液に、12規定水酸化ナトリウム水溶液 (2.5 mL) を室温下加え、30分間撹拌後減圧下濃縮した。残さに、水および塩酸を加え酸性とし、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を減圧下留去し、得られた残さを酢酸エチル−ヘキサンより結晶化させて標題化合物4.1g(収率 99%)を得た。 融点 95−96℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.68-1.87 (4H, m), 2.23 (3H, s), 2.58 (2H, t, J = 6.0 Hz), 2.70 (2H, t, J = 6.0 Hz), 4.67 (1H, br s), 6.42 (1H, s), 6.50 (1H, s)。
[参考例176]
参考例175と同様にして、参考例174で合成した酢酸 6−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イルを用い、標題化合物を合成した。 収率 81%。 融点 82−83℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 2.02-2.14 (2H, m), 2.27 (3H, s), 2.80 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.87 (2H, t, J = 7.5 Hz), 4.62 (1H, br s), 6.43 (1H, s), 6.65 (1H, s)。
[参考例177]
参考例164で得た2−ブロモ−1−(4−イソプロピルフェニル)エタノン (20 g, 82.9 mmol)、3,4,5−トリメチルフェノール (10.3 g, 75.4 mmol) と炭酸カリウム (12.5 g, 90.5 mmol) のアセトニトリル溶液 (200 mL) に加え、加熱還流下6時間撹拌した。反応液を氷冷し、冷水に注ぎ酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水にて洗浄後、硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:10)にて精製した。得られた油状物をヘキサン−酢酸エチルより結晶化し、標題化合物21.5g(収率 96%)を得た。 融点96−98℃。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.28 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.09 (3H, s), 2.23 (6H, s), 2.97 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 5.19 (2H, s), 6.61 (2H, s), 7.33 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.93 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
[参考例178]
参考例177と同様にして、参考例172で合成した酢酸 4−ヒドロキシ−2−メチル−1−ナフチルを用い、標題化合物を合成した。 収率 65%。 融点 105−106℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.28 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.27 (3H, s), 2.45 (3H, s), 2.98 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 5.36 (2H, s), 6.60 (1H, s), 7.35 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.40-7.56 (2H, m), 7.66 (1H, d, J = 8.7 Hz), 7.99 (2H, d, J = 8.1 Hz), 8.30 (1H, d, J = 8.7 Hz)。
[参考例179]
参考例177と同様にして、参考例175で合成した3−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−1−ナフタレノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 65%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.28 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.65-1.82 (4H, m), 2.25 (3H, s), 2.62-2.75 (4H, m), 2.98 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 5.20(2H, s), 6.39 (1H, s), 6.55 (1H, s), 7.33 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.95 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例180]
参考例177と同様にして、参考例176で合成した6−メチル−4−インダノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 91%。 融点 68−69℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.28 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.65-1.82 (2H, quintet, J = 7.5 Hz), 2.27 (3H, s), 2.82-3.05 (5H, m), 5.22(2H, s), 6.38 (1H, s), 6.70 (1H, s), 7.34 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.96 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
[参考例181]
参考例177と同様にして、3,5−ジメチルチオフェノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 81%。 融点 46−47℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.27 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.26 (6H, s), 2.97 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.24 (2H, s), 6.85 (1H, s), 7.01 (2H, s), 7.31 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.88 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例182]
参考例143と同様にして、参考例159で得た1−(2−(4−イソプロピルベンジル)−3,5−ジメチルフェノキシ)アセトンを用い、標題化合物を得た。 収率 76%。 融点 106−107℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.19 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.30 (3H, s), 2.36 (3H, s), 2.58 (3H, s), 2.80-2.90 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.19 (2H, s), 6.79 (1H, s), 7.07 (4H, s), 7.29 (1H, s)。
[参考例183]
参考例143と同様にして、参考例160で得た1−(2−(4−イソプロピルベンジル)−3,5−ジメチルフェノキシ)ブタン−2−オンを用い、標題化合物を得た。 収率 98%。 融点 62−64℃(ジイソプロピルエーテル−メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.19 (6H, d, J = 6.6 Hz), 1.31 (3H, t, J = 7.6 Hz), 2.31 (3H, s), 2.76 (3H, s), 2.77-2.89 (3H, m), 4.19 (2H, s), 6.79 (1H, s), 7.07 (4H, s), 7.29 (1H, s)。
[参考例184]
参考例143と同様にして、参考例169で得た1−(2−(4−イソプロピルベンジル)−3,5−ジメチルフェノキシ)ペンタン−2−オンを用い、標題化合物を得た。 収率 92%。 融点 89−90℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.03 (3H, t, J = 7.5 Hz), 1.19 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.70 (2H, m), 2.31 (3H, s), 2.57 (3H, s), 2.74 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.83 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.20 (2H, s), 6.80 (1H, s), 7.08 (4H, s), 7.30 (1H, s)。
[参考例185]
参考例143と同様にして、参考例170で得た1−(2−(4−イソプロピルベンジル)−3,5−ジメチルフェノキシ−3−メチルブタン−2−オンを用い、標題化合物を合成した。 収率 87%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.19 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.33 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.32 (3H, s), 2.59 (3H, s), 2.83 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.28 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.20 (2H, s), 6.81 (1H, s), 7.08 (4H, s), 7.30 (1H, s)。
[参考例186]
参考例143と同様にして、参考例161で得た1−(3−ブロモフェニル)−2−(2,3,5−トリメチルフェノキシ)エタノンを用い、標題化合物を合成した。 収率 82%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 2.19 (3H, s), 2.36 (3H, s), 2.43 (3H, s), 6.84 (1H, s), 7.28 (1H, t, J = 8.1 Hz), 7.35-7.39 (1H, m), 7.48-7.53 (2H, m), 7.59-7.60 (1H, m)。
[参考例187]
参考例143と同様にして、参考例162で得た1−(3−メトキシフェニル)−2−(2,3,5−トリメチルフェノキシ)エタノンを用い、標題化合物を合成した。 収率 82%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 2.21 (3H, s), 2.36 (3H, s), 2.43 (3H, s), 3.83 (3H, s), 6.84 (1H, s), 6.90-7.04 (3H, m), 7.32 (1H, t, J = 7.5 Hz), 7.51 (1H, s)。
[参考例188]
参考例171で得た1−(2−イソプロピル−6−メトキシフェニル)−2−(2,3,5−トリメチルフェノキシ)エタノン、1−(4−イソプロピル−2−メトキシフェニル)−2−(2,3,5−トリメチルフェノキシ)エタノンの混合物(6.27 g, 19.2 mmol)、モンモリオナイト KSF(9.40 g)のトルエン(100 mL)混合液をアルゴン雰囲気下、90℃で5時間撹拌した。反応液をセライトろ過し、ろ液を減圧濃縮した。残さをシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 15:85)により精製し、標題化合物2.34g(収率 40%)を得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.31 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.10 (3H, s), 2.34 (3H, s), 2.41 (3H, s), 3.00 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.76 (3H, s), 6.77-6.80 (2H, m), 6.83-6.86 (1H, m), 7.17 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.44 (1H, s)。
[参考例189]
参考例23と同様にして、参考例159で得た1−(2−(4−イソプロピルベンジル)−3,5−ジメチルフェノキシ)アセトンを用い、標題化合物を合成した。 収率 73%。 融点 93−94℃(メタノール−THF)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.12 (3H, s), 2.39 (6H, s), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.13 (2H, s), 4.44 (2H, s), 6.51 (1H, s), 7.00 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.08 (2H, d, J = 8.4 Hz).
[参考例190]
参考例143と同様にして、参考例189で得た1−(4−ブロモ−1−(2−(4−イソプロピルベンジル)−3,5−ジメチルフェノキシ)アセトンを用いて標題化合物を合成した。 収率 84%。 融点 76−77℃(メタノール−THF)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.37 (3H, s), 2.44 (3H, s), 2.71 (3H, s), 2.83 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.28 (2H, s), 7.04 (2H, d, J = 8.7 Hz), 7.08 (2H, d, J = 8.7 Hz), 7.32 (1H, s)。
[参考例191]
参考例163で得た1−(4−メチルフェニル)−2−(2,3,5−トリメチルフェノキシ)エタノン(1.0 g, 3.73 mmol)とポリリン酸(6.0 g)の混合物を80℃で、1.5時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥後、減圧濃縮し、標題化合物770mg(収率 83%)を得た。 融点 112−113℃(酢酸エチル−メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 2.19 (3H, s), 2.35 (3H, s), 2.41 (3H, s), 2.42 (3H, s), 6.81 (1H, s), 7.20 (2H, d, J = 7.8 Hz), 7.31 (2H, d, J = 7.8 Hz), 7.46 (1H, s)。
[参考例192]
参考例191と同様にして、参考例168で得た1−(5−メチルピリジン−2−イル)−2−(2,3,5−トリメチルフェノキシ)エタノンを用い、標題化合物を合成した。 収率 87%。 融点 134−135℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 2.30 (3H, s), 2.36 (3H, s), 2.39 (3H, s), 2.42 (3H, s), 6.85 (1H, s), 7.37 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.53 (1H, dd, J = 2.1, 8.1 Hz), 7.67 (1H, s), 8.54 (1H, d, J = 2.1 Hz)。
[参考例193]
参考例143と同様にして、参考例165で得た4−ブロモ−1−(4−イソプロピルフェニル)−2−(2,3,5−トリメチルフェノキシ)エタノンを用い、標題化合物を合成した。 収率 86%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.31 (6H, d, J = 7.0 Hz), 2.30 (3H, s), 2.51 (6H, s), 2.97 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 7.24-7.35 (4H, m), 7.48 (1H, s)。
[参考例194]
参考例143と同様にして、参考例177で得た2−(3,4,5−トリメチルフェノキシ)−1−(4−イソプロピルフェニル)エタノンを用い、標題化合物を合成した。 収率 96%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.30 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.18 (3H, s), 2.21 (3H, s), 2.39 (3H, s), 2.96 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 7.19 (1H, s), 7.25 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.33 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.39 (1H, s)。
[参考例195]
参考例143と同様にして、参考例178で得た酢酸 4−(2−(4−イソプロピルフェニル)−2−オキソエトキシ)−2−メチル−1−ナフチルを用い、標題化合物を合成した。 収率 88%。 融点 118−119℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.31 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.15 (3H, s), 2.47 (3H, s), 2.98 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 7.28 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.39 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.47-7.59 (2H, m), 7.67 (1H, s), 7.77 (1H, d, J = 8.7 Hz), 8.31 (1H, d, J = 8.7 Hz)。
[参考例196]
参考例143と同様にして、参考例179で得た1−(4−イソプロピルフェニル)−2−((3−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−1−ナフタレニル)オキシ)エタノンを用い、標題化合物を合成した。 収率 56%。 融点 97−98℃。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.30 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.75-1.98 (4H, m), 2.20 (3H, s), 2.75-3.02 (5H, m), 6.74 (1H, s), 7.26 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.35 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.48 (1H, s)。
[参考例197]
参考例143と同様にして、参考例180で得た1−(4−イソプロピルフェニル)−2−((6−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)オキシ)エタノンを用い、標題化合物を合成した。 収率 77%。 融点 70−72℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.30 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.11-2.24 (5H, m), 2.90-3.06 (3H, m),3.13 (2H, t, J = 7.5 Hz), 6.91 (1H, s), 7.24 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.34 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.46 (1H, s)。
[参考例198]
参考例143と同様にして、参考例181で得た2−((3,5−ジメチルフェニル)チオ)−1−(4−イソプロピルフェニル)エタノンを用い、標題化合物を合成した。 収率 86%。 融点 83−84℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.30 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.06 (3H, s), 2.43 (3H, s), 2.97 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 6.91 (1H, s), 7.10 (1H, s), 7.22 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.28 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.53 (1H, s)。
[参考例199]
参考例183で得た3−エチル−7−(4−イソプロピルベンジル)−4,6−ジメチル−3−プロピル−1−ベンゾフラン(941 mg, 2.94 mmol)のトリフルオロ酢酸 (5 mL)混合液にトリエチルシラン(0.94 mL, 5.87 mmol)を滴下し、室温で1時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出後、有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:4)により精製し、標題化合物940mg(収率 99%)を得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.95 (3H, t, J = 7.6 Hz), 1.19 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.48-1.64 (2H, m), 2.16 (3H, s), 2.24 (3H, s), 2.83 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.30-3.36 (1H, m), 3.90 (2H, s), 4.36 (1H, dd, J = 3.6, 8.7 Hz), 4.50 (1H, t, J = 8.7 Hz), 4.52 (1H, s), 7.08 (4H, s)。
[参考例200]
参考例199と同様にして、参考例182で得た7−(4−イソプロピルベンジル)−3,4,6−トリメチル−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 定量的。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.28 (3H, d, J = 6.9 Hz), 2.16 (3H, s), 2.24 (3H, s), 2.80-2.90 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.40-3.55 (1H, m), 3.90 (2H, s), 3.17 (1H, dd, J = 4.2, 8.4 Hz), 4.56 (1H, t, J = 4.2, 8.4 Hz), 6.48 (1H, s), 7.07 (4H, s)。
[参考例201]
参考例199と同様にして、参考例184で得た7−(4−イソプロピルベンジル)−4,6−ジメチル−3−プロピル−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 99%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.94 (3H, t, J = 7.5 Hz), 1.15 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.37 (2H, m), 1.47-1.69 (2H, m), 2.16 (3H, s), 2.24 (3H, s), 2.83 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.30-3.90 (1H, m), 3.89 (2H, s), 4.34 (1H, dd, J = 3.3, 8.7 Hz), 4.48 (1H, t, J = 8.7 Hz), 6.48 (1H, s), 7.06 (4H, s)。
[参考例202]
参考例199と同様にして、参考例185で得た3−イソプロピル−7−(4−イソプロピルベンジル)−4,6−ジメチル−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 定量的。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.73 (3H, d, J = 6.9 Hz), 0.99 (3H, d, J = 6.9 Hz), 1.19 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.05-2.17 (1H, m), 2.15 (3H, s), 2.24 (3H, s), 2.83 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.33-3.38 (1H, m), 3.84 (1H, d, J = 15.6 Hz), 3.95 (1H, d, J = 15.6 Hz),4.36 (1H, t, J = 9.0 Hz), 4.50 (1H, dd, J = 2.7, 9.0 Hz), 6.49 (1H, s), 7.06 (4H, s)。
[参考例203]
参考例199と同様にして、参考例186で得た3−(3−ブロモフェニル)−4,6,7−トリメチル−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 82%。 融点 73−74℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.90 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.23 (3H, s), 4.39 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.50 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.83 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.50 (1H, s), 7.06 (1H, d, J = 7.5 Hz), 7.15 (1H, t, J = 7.7 Hz), 7.30 (1H, s), 7.35 (1H, d, J = 7.7 Hz)。
[参考例204]
参考例199と同様にして、参考例187で得た3−(3−メトキシフェニル)−4,6,7−トリメチル−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 82%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.91 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.23 (3H, s), 3.76 (3H, s), 4.42 (1H, dd, J = 4.8, 8.7 Hz), 4.52 (1H, dd, J = 4.8, 8.7 Hz), 4.84 (1H, t, J = 8.7 Hz), 6.48 (1H, s), 6.68-6.77 (3H, m), 7.20 (1H, t, J = 7.8 Hz)。
[参考例205]
参考例199と同様にして、参考例188で得た3−(4−イソプロピル−2−メトキシフェニル)−4,6,7−トリメチル−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 79%。 融点 102−103℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.95 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.24 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.87 (3H, s), 4.34 (1H, dd, J = 3.3, 7.5 Hz), 4.78-4.88 (2H, m), 6.52 (1H, s), 6.66 (2H, s), 6.73 (1H, s)。
[参考例206]
参考例144と同様にして、参考例191で得た4,6,7−トリメチル−3−(4−メチルフェニル)−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 81%。 融点 65−66℃(THF−メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.88 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.23 (3H, s), 2.31 (3H, s), 4.39 (1H, dd, J = 5.2, 8.8 Hz), 4.51 (1H, dd, J = 5.2, 8.8 Hz), 4.84 (1H, t, J = 8.8 Hz), 6.48 (1H, s), 7.02 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.09 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
[参考例207]
参考例144と同様にして、参考例192で得た5−メチル−2−(4,6,7−トリメチル−1−ベンゾフラン−3−イル)ピリジンを用い、標題化合物を合成した。 収率 89%。 融点 69−70℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.92 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.22 (3H, s), 2.29 (3H, s), 4.55 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.72 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.88 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.49 (1H, s), 6.89 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.37 (1H, dd, J = 2.1, 7.8 Hz), 8.37 (1H, d, J = 2.1 Hz)。
[参考例208]
参考例199と同様にして、参考例194で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,5,6−トリメチル−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 74%。 融点 70−71℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.93 (3H, s), 2.06 (3H, s), 2.26 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.38 (1H, dd, J = 8.7, 4.5 Hz), 4.49 (1H, dd, J = 9.0, 4.2 Hz), 4.78 (1H, t, J = 8.7 Hz), 6.59 (1H, s), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.0 Hz)。
[参考例209]
参考例199と同様にして、参考例195で得た酢酸 3−(4−イソプロピルフェニル)−4−メチルナフト[1,2−b]フラン−5−イルを用い、標題化合物を合成した。 収率 74%。 融点 109−110℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.93 (3H, s), 2.42 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.63 (1H, dd, J = 8.7, 5.1 Hz), 4.74 (1H, dd, J = 9.3, 5.1 Hz), 5.06 (1H, t, J = 9.0 Hz), 7.05 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.38-7.50 (2H, m), 7.66 (1H, d, J = 8.7 Hz), 7.97 (1H, d, J = 8.7 Hz)。
[参考例210]
参考例199と同様にして、参考例196で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロナフト[1,2−b]フランを用い、標題化合物を合成した。 収率 80%。 融点 54−55℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.70-1.98 (7H, m), 2.57-2.76 (4H, m), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.43 (1H, dd, J = 8.4, 5.4 Hz), 4.50 (1H, dd, J = 9.0, 5.7 Hz), 4.85 (1H, t, J = 8.7 Hz), 6.40 (1H, s), 7.07 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例211]
参考例199と同様にして、参考例197で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロ−6H−インデノ[4,5−b]フランを用い、標題化合物を合成した。 収率 59%。 融点 77−78℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.93 (3H, s), 2.10 (2H, quintet, J = 7.5 Hz), 2.75-2.95 (5H, m), 4.40-4.54 (2H, m), 4.86 (1H, t, J = 8.1 Hz), 6.57 (1H, s), 7.06 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例212]
参考例199と同様にして、参考例198で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−1−ベンゾチオフェンを用い、標題化合物を合成した。 収率 85%。 融点 74−75℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.96 (3H, s), 2.28 (3H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.15 (1H, dd, J = 11.1, 2.4 Hz), 3.90 (1H, dd, J = 11.1, 8.4 Hz), 4.64 (1H, dd, J = 8.4, 2.4 Hz), 6.63 (1H, s), 6.95 (1H, s), 7.02 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.10 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例213]
水素化ナトリウム(60%流動パラフィン分散物, 757 mg, 18.9 mmol)のDMF (50 mL) 混合液に、アルゴン雰囲気下、0℃で、参考例148で得た2−(4−イソプロピルベンジル)−3,5−ジメチルフェノール(4.01 g, 15.8 mmol)のDMF(15 mL)溶液を滴下し、30分間撹拌した。反応液にヨウ化メチル(2.69 mL, 18.9 mmol)のDMF(8 mL)溶液を同温度で滴下し、30分間撹拌した。反応液を室温に昇温し、水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 8:1)により精製し、標題化合物3.49g(収率 82%)を得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.19 (3H, s), 2.31 (3H, s), 2.83 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.78 (3H, s), 3.97 (2H, s), 6.59 (1H, s), 6.61 (1H, s), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.06 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例214]
参考例213と同様にして、3,5−ジメチルフェノールとアリルブロミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 78%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ :2.28 (6H, s), 4.48-4.52 (2H, m), 5.24-5.29 (1H, m), 5.36-5.43 (1H, m), 5.99-6.10 (1H, m), 6.55 (2H, s), 6.60 (1H, s)。
[参考例215]
参考例214で得た1−(アリルオキシ)−3,5−ジメチルベンゼン(1.0 g, 6.2 mmol)のN,N−ジエチルアニリン (4 mL) 溶液をアルゴン雰囲気下、210℃で5時間撹拌した。反応液に酢酸エチルを加えた後、塩酸、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 7:3)により精製し、標題化合物938mg(収率 94%)を得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ :2.24 (6H, s), 3.37-3.40 (2H, m), 4.79 (1H, s), 4.98-5.08 (2H, m), 5.88-6.01 (1H, m), 6.50 (1H, s), 6.50 (1H, s)。
[参考例216]
参考例215で得た2−アリル−3,5−ジメチルフェノール(935 mg, 5.77 mmol)のメタノール(5 mL)溶液に濃塩酸(5 mL)を加え、20時間アルゴン雰囲気下で加熱還流した。反応液を水酸化ナトリウム水溶液により中和し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し、得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:4)により精製し、標題化合物472mg(収率 50%)を得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.45 (3H, d, J = 6.3 Hz), 2.18 (3H, s), 2.26 (3H, s), 2.67 (1H, dd, J = 7.5, 15.0 Hz), 3.19 (1H, dd, J = 8.7, 15.0 Hz), 4.86-4.96 (1H, m), 6.41 (1H, s), 6.47 (1H, s)。
[参考例217]
参考例149で得た2−ブロモ−3,5−ジメチルフェノール(16.3 g, 74.6 mmol)、ベンジル−トリ−n−ブチルアンモニウムクロリド(23.3 g, 7.46 mmol)の1,2−ジクロロエタン(150 mL)−8規定水酸化ナトリウム水溶液(26 mL)−水(110 mL)混合液を5時間加熱還流した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:4)により精製し、標題化合物16.6g(収率 90%)を得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ :2.28 (3H, s), 2.37 (3H, s), 3.85 (2H, t, J = 6.3 Hz), 4.25 (2H, t, J = 6.3 Hz), 6.57 (1H, s), 6.73 (1H, s)。
[参考例218]
参考例217と同様にして、参考例150で得た2−ブロモ−6−(4−イソプロピルベンジル)−3,5−ジメチルフェノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 定量的。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.15 (3H, s), 2.37 (3H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.75 (2H, t, J = 6.0 Hz), 3.98-4.07 (4H, m), 6.89 (1H, s), 7.00 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.09 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
[参考例219]
参考例217で得た1−ブロモ−2−(2−クロロエトキシ)−2,4−ジメチルベンゼン(8.70 g, 33.0 mmol)のTHF(210 mL)溶液にアルゴン雰囲気下、0℃でn−ブチルリチウム(1.6 M ヘキサン溶液, 31 mL, 49.5 mmol)を素早く加え、30分間撹拌した。反応液を室温に昇温し、氷に加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し、標題化合物4.70g(収率 96%)を得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ :2.20 (3H, s), 2.26 (3H, s), 3.06 (2H, t, J = 8.7 Hz), 4.54 (2H, t, J = 8.7 Hz), 6.45 (1H, s), 6.48 (1H, s)。
[参考例220]
参考例219と同様にして、参考例218で得た2−ブロモ−3−(2−クロロエトキシ)−4−(4−イソプロピルフェニル)−1,5−ジメチルベンゼンを用い、標題化合物を合成した。 収率 81%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.17 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.83 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.11 (2H, t, J = 8.7 Hz), 3.90 (2H, s), 4.56 (2H, t, J = 8.7 Hz), 6.49 (1H, s), 7.07 (4H, s)。
[参考例221]
参考例23と同様にして、参考例200で得た7−(4−イソプロピルベンジル)−3,4,6−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 87%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.28 (3H, d, J = 6.9 Hz), 2.30 (3H, s), 2.35 (3H, s), 2.80-2.90 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.40-3.55 (1H, m), 3.98 (2H, s), 4.21 (1H, dd, J = 3.0, 8.7 Hz), 4.54 (1H, t, J = 8.7 Hz), 7.03 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.08 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
[参考例222]
参考例23と同様にして、参考例199で得た3−エチル−7−(4−イソプロピルベンジル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 99%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ :0.93 (3H, t, J = 7.6 Hz), 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.49-1.64 (2H, m), 2.30 (3H, s), 2.34 (3H, s), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.31-3.37 (1H, m), 3.97 (2H, s), 4.38 (1H, dd, J = 3.0, 8.7 Hz), 4.48 (1H, t, J = 8.7 Hz), 7.04 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.09 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例223]
参考例23と同様にして、参考例201で得た7−(4−イソプロピルベンジル)−4,6−ジメチル−3−プロピル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 定量的。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.94 (3H, t, J = 7.5 Hz), 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.22-1.42 (2H, m), 1.47-1.62 (2H, m), 2.29 (3H, s), 2.34 (3H, s), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.30-3.40 (1H, m), 3.98 (2H, s), 4.38 (1H, dd, J = 3.3, 9.0 Hz), 4.47 (1H, t, J = 9.0 Hz), 7.04 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.09 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
[参考例224]
参考例23と同様にして、参考例202で得た3−イソプロピル−7−(4−イソプロピルベンジル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 定量的。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.73 (3H, d, J = 6.9 Hz), 0.98 (3H, d, J = 6.9 Hz), 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.01-2.10 (1H, m), 2.29 (3H, s), 2.34 (3H, s), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.34-3.39 (1H, m), 3.92 (1H, d, J = 15.3 Hz), 4.02 (1H, d, J = 15.3 Hz), 4.36 (1H, t, J = 9.0 Hz), 4.50 (1H, dd, J = 2.7, 9.0 Hz), 7.03 (2H, d, J = 8.7 Hz), 7.08 (2H, d, J = 8.7 Hz)。
[参考例225]
参考例23と同様にして、参考例216で得た2,4,6−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 89%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.44 (3H, d, J = 6.3 Hz), 2.28 (3H, s), 2.35 (3H, s), 2.74 (1H, dd, J = 7.5, 15.0 Hz), 3.26 (1H, dd, J = 8.7, 15.0 Hz), 4.85-4.97 (1H, m), 6.52 (1H, s)。
[参考例226]
参考例23と同様にして、参考例219で得た4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 92%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ :2.31 (3H, s), 2.35 (3H, s), 3.15 (2H, t, J = 8.7 Hz), 4.56 (2H, t, J = 8.7 Hz), 6.56 (1H, s)。
[参考例227]
参考例23と同様にして、参考例220で得た7−(4−イソプロピルベンジル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 92%。 融点 95−96℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.31 (6H, s), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.19 (2H, t, J = 8.4 Hz), 3.97 (2H, s), 4.56 (2H, t, J = 8.7 Hz), 7.04 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.08 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
[参考例228]
参考例2と同様にして、2,3,5−トリメチルフェノールとヒドロキシ(フェニル)酢酸を用い、標題化合物を合成した。 収率 37%。 融点 129−130℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.92 (3H, s), 2.25 (3H, s), 2.30 (3H, s), 4.80 (1H, s), 6.78 (1H, s), 7.16-7.20 (2H, m), 7.27-7.40 (3H, m)。
[参考例229]
参考例2と同様にして、2,3,5−トリメチルフェノールとヒドロキシ(4−ブロモフェニル)酢酸を用い、標題化合物を合成した。 収率 43%。 融点 168−169℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.93 (3H, s), 2.24 (3H, s), 2.30 (3H, s), 4.76 (1H, s), 6.79 (1H, s), 7.06 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.47 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例230]
参考例2と同様にして、参考例1で合成したヒドロキシ(4−イソプロピルフェニル)酢酸と2,5−ジメチルフェノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 20%。 融点 107−109℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.97 (3H, s), 2.33 (3H, s), 2.89 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 4.77 (1H, s), 6.86 (1H, d, J = 7.6 Hz), 7.05-7.13 (3H, m), 7.19 (2H, d, J = 8.0 Hz)。
[参考例231]
参考例8と同様にして、参考例228で得た3−フェニル−4,6,7−トリメチル−1−ベンゾフラン−2(3H)−オンを用い、標題化合物を合成した。 収率 82%。 融点 103−104℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :2.15 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.24 (3H, s), 4.26 (1H, d, J = 10.8 Hz), 4.47 (1H, dd, J = 5.1, 10.8 Hz), 4.53 (1H, br), 6.60 (1H, s), 7.20-7.35 (5H, m), 8.00 (1H, br)、1H未確認。
[参考例232]
参考例8と同様にして、参考例229で得た3−(4−ブロモフェニル)−4,6,7−トリメチル−1−ベンゾフラン−2(3H)−オンを用い、標題化合物を合成した。 収率 93%。 融点 114−115℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :2.13 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.23 (3H, s), 4.20-4.30 (1H, m), 4.40-4.52 (2H, m), 6.60 (1H, s), 7.13 (2H, d, J = 8.4 H), 7.41 (2H, d, J = 8.4 H), 7.72 (1H, s)、1H未確認。
[参考例233]
参考例8と同様にして、参考例230で合成した3−(4−イソプロピルフェニル)−4,7−ジメチル−1−ベンゾフラン−2(3H)−オンを用い、標題化合物を合成した。 収率 88%。 融点 88−89℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.21 (3H, s), 2.23 (3H, s), 2.25 (1H, br s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.20-4.30 (1H, m), 4.32-4.52 (2H, m), 6.65 (1H, d, J = 7.2 Hz), 6.96 (1H, d, J = 7.2 Hz), 7.17 (4H, s), 8.18 (1H, br s)。
[参考例234]
参考例1で合成したヒドロキシ(4−イソプロピルフェニル)酢酸 (10.0 g, 46.5 mmol)、参考例68で合成した3−ブロモ−2,4,5−トリメチルフェノール (8.2 g, 42.2 mmol)の混合物に、70%硫酸 (10 mL)を室温で加え、115℃で4時間撹拌した。混合物を水に加え、ジイソプロピルエーテルで抽出した。抽出液を水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を減圧下留去し、得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:8)により精製し、6−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,5,7−トリメチル−1−ベンゾフラン−2(3H)−オンを得た。この化合物のTHF (80 mL) 溶液に水素化アルミニウムリチウム (2.40 g, 63.3 mmol) を0℃で加え、1時間加熱還流した。反応液に水を加え、生成物を酢酸エチルで抽出した。合わせた抽出液を水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥後、減圧濃縮した。得られた残さをヘキサン−酢酸エチルで結晶化させ標題化合物を15.5g(収率 97%)を得た。 融点 96−97℃。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.19 (3H, s), 2.38 (3H, s), 2.39 (3H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.24 (1H, dt, J = 11.4, 2.7 Hz), 4.42(1H, ddd, J = 11.4, 5.4, 2.7 Hz), 4.60 (1H, dd, J = 5.4, 2.7 Hz), 4.93 (1H, d, J = 6.3 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.7 Hz), 7.17 (2H, d, J = 8.7 Hz), 8.27 (1H, br s)。
[参考例235]
参考例13と同様にして、参考例231で得た2−(2−ヒドロキシ−1−(フェニル)エチル)−3,5,6−トリメチルフェノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 95%。 融点 72−73℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.88 (3H, s), 2.16 (3H, s), 2.23 (3H, s), 4.43 (1H, dd, J = 5.1, 9.0 Hz), 4.55 (1H, dd, J = 5.1, 9.0 Hz), 4.86 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.49 (1H, s), 7.13-7.31 (5H, m)。
[参考例236]
参考例13と同様にして、参考例232で得た2−(2−ヒドロキシ−1−(4−ブロモフェニル)エチル)−3,5,6−トリメチルフェノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 95%。 融点 72−73℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.88 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.23 (3H, s), 4.36 (1H, dd, J = 5.1, 9.0 Hz), 4.50 (1H, dd, J = 5.1, 9.0 Hz), 4.83 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.49 (1H, s), 7.01 (2H, d, J = 8.7 Hz), 7.40 (2H, d, J = 8.7 Hz)。
[参考例237]
参考例13と同様にして、参考例233で合成した2−(2−ヒドロキシ−1−(4−イソプロピルフェニル)エチル)−3,6−ジメチルフェノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 85%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.92 (3H, s), 2.29 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 4.35-4.53 (2H, m), 4.75-4.90 (1H, m), 6.47 (1H, s), 6.55 (1H, s), 7.05 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.0 Hz)。
[参考例238]
参考例13と同様にして、参考例234で合成した3−ブロモ−6−(2−ヒドロキシ−1−(4−イソプロピルフェニル)エチル)−2,4,5−トリメチルフェノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 57%。 融点 56−57℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.95 (3H, s), 2.28 (3H, s), 2.32 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.42 (1H, dd, J = 8.7, 4.8 Hz), 4.50 (1H, dd, J = 9.0, 4.2 Hz), 4.81 (1H, t, J = 8.7 Hz), 7.01 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例239]
参考例23と同様にして、参考例235で得た4,6,7−トリメチル−3−フェニル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 79%。 融点 107−108℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 2.03 (3H, s), 2.24 (3H, s), 2.39 (3H, s), 4.41 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.59 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.84 (1H, t, J = 9.0 Hz), 7.08-7.13 (2H, m), 7.18-7.34 (3H, m)。
[参考例240]
参考例23と同様にして、参考例206で得た4,6,7−トリメチル−3−(4−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 96%。 融点 108−109℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 2.03 (3H, s), 2.23 (3H, s), 2.31 (3H, s), 2.38 (3H, s), 4.38 (1H, dd, J = 4.8, 8.4 Hz), 4.55 (1H, dd, J = 4.8, 8.4 Hz), 4.82 (1H, t, J = 8.4 Hz), 6.99 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.09 (2H, d, J = 8.0 Hz)。
[参考例241]
参考例23と同様にして、参考例237で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,7−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 77%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.99 (3H, s), 2.21 (3H, s), 2.87 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 4.43 (1H, dd, J = 8.2, 4.8 Hz), 4.53 (1H, dd, J = 9.0, 4.4 Hz), 4.85 (1H, t, J = 8.3 Hz), 7.02 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.14 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.19 (1H, s)。
[参考例242]
参考例23と同様にして、参考例207で得た5−メチル−2−(4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3−イル)ピリジンを用い、標題化合物を合成した。 収率 84%。 融点 105−106℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 2.06 (3H, s), 2.22 (3H, s), 2.29 (3H, s), 2.37 (3H, s), 4.63 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.76 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.87 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.86 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.37 (1H, d, J = 8.1 Hz), 8.37 (1H, s)。
[参考例243]
参考例236で得た3−(4−ブロモフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン(1.0 g, 3.15 mmol)、フェニルボロン酸(500 mg, 4.10 mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(73 mg, 0.063 mmol)の2規定炭酸ナトリウム水溶液(4 mL)−エタノール(4 mL)−トルエン(15 mL)混合液をアルゴン雰囲気下、80℃で5時間反応させた。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥後、減圧濃縮し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:4)より精製し、(3−ビフェニル−4−イル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン750mg(収率 76%)を得た。この化合物を用い、参考例23と同様にして、標題化合物873mgを合成した。 収率 93%。 融点 153−154℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 2.08 (3H, s), 2.26 (3H, s), 2.40 (3H, s), 4.46 (1H, dd, J = 5.0, 9.0 Hz), 4.62 (1H, dd, J = 5.0, 9.0 Hz), 4.88 (1H, t, J = 9.0 Hz), 7.15-7.60 (9H, m)。
[参考例244]
参考例213で得た2−(4−イソプロピルベンジル)−1−メトキシ−3,5−ジメチルベンゼン(3.45 g, 12.9 mmol)のアセトニトリル(40 mL)に、氷冷下でN−ブロモコハク酸イミド (2.29 g, 12.9 mmol)を加え、30分間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出後、有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。残さに酢酸エチル−ヘキサン(1:9)を加え、析出した結晶をろ過し、ろ液を濃縮して標題化合物4.50g(収率 定量的)を得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.34 (3H, s), 2.42 (3H, s), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.78 (3H, s), 4.06 (2H, s), 6.70 (1H, s), 7.00 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.04 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例245]
参考例203で得た3−(3−ブロモフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン(1.77 g, 5.57 mmol)のTHF(20 mL)溶液にアルゴン雰囲気下、−78℃でn−ブチルリチウム(1.6 M ヘキサン溶液, 4.18 mL, 6.68 mmol)を滴下し、30分間撹拌した。反応液にDMF(0.86 mL, 11.14 mmol)を同温度で滴下し、30分間撹拌後、室温に昇温した。反応液を水に加え、酢酸エチルで抽出後、有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し、標題化合物1.48g(収率 定量的)を得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.88 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.24 (3H, s), 4.42 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.63 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.88 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.50 (1H, s), 7.39-7.49 (2H, m), 7.67-7.69 (1H, m), 7.73-7.76 (1H, m), 9.98 (1H, s)。
[参考例246]
参考例245と同様にして、参考例236で得た3−(4−ブロモフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 73%。 融点 87−88℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.88 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.24 (3H, s), 4.43 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.62 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.88 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.51 (1H, s), 7.32 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.81 (2H, d, J = 8.1 Hz), 9.98 (1H, s)。
[参考例247]
参考例245で得た3−(3−ホルミルフェニル)−4,6,7−トリメチル−1−ベンゾフラン (1.48 g, 5.57 mmol)、エチレングリコール(0.62 mL, 11.14 mmol)、及びp−トルエンスルホン酸一水和物(50 mg)のトルエン(20 mL)溶液を、Dean−Starks装置を用いて16時間加熱還流した。反応液を酢酸エチルで希釈し、水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し、標題化合物1.52g(収率 88%)を得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.87 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.23 (3H, s), 3.98-4.13 (4H, m), 4.39 (1H, dd, J = 5.4, 9.0 Hz), 4.57 (1H, dd, J = 5.4, 9.0 Hz), 4.85 (1H, t, J = 9.0 Hz), 5.75 (1H, s), 6.47 (1H, s), 7.08-7.12 (1H, m), 7.25-7.35 (3H, m)。
[参考例248]
参考例247と同様にして、参考例246で得た3−(4−ホルミルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 73%。 融点 107−108℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.87 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.23 (3H, s), 3.97-4.16 (4H, m), 4.39 (1H, dd, J = 4.5, 8.4 Hz), 4.56 (1H, dd, J = 4.5, 8.4 Hz), 4.85 (1H, t, J = 8.4 Hz), 5.77 (1H, s), 6.48 (1H, s), 7.17 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.40 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
[参考例249]
参考例23と同様にして、参考例247で得た3−(3−(1,3−ジオキソラン−2−イル)フェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 73%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ :2.02 (3H, s), 2.24 (3H, s), 2.39 (3H, s), 4.00-4.16 (4H, m), 4.39 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.62 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.84 (1H, t, J = 9.0 Hz), 5.76 (1H, s), 7.05-7.09 (1H, m), 7.26-7.38 (3H, m)。
[参考例250]
参考例23と同様にして、参考例248で得た3−(4−(1,3−ジオキソラン−2−イル)フェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 定量的。 融点 146−147℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 2.01 (3H, s), 2.24 (3H, s), 2.39 (3H, s), 4.00-4.15 (4H, m), 4.38 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.60 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.83 (1H, t, J = 9.0 Hz), 5.77 (1H, s), 7.13 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.40 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
[参考例251]
参考例23と同様にして、参考例205で得た3−(4−イソプロピル−2−メトキシフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 96%。 融点 102−103℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.07 (3H, s), 2.22 (3H, s), 2.39 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.87 (3H, s), 4.33 (1H, dd, J = 3.3, 9.0 Hz), 4.82 (1H, t, J = 9.0 Hz), 4.90 (1H, dd, J = 3.3, 9.0 Hz), 6.60 (1H, d, J = 7.5 Hz), 6.67 (1H, d, J = 7.5 Hz), 6.74 (1H, s)。
[参考例252]
参考例175と同様にして、参考例209で合成した酢酸 3−(4−イソプロピルフェニル)−4−メチル−2,3−ジヒドロナフト[1,2−b]フラン−5−イルを用い、標題化合物を合成した。 収率 91%。 融点 94−96℃。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.04 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.52-4.74 (3H, m), 4.92-5.08 (1H, m), 7.04 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.35-7.53 (2H, m), 7.91-8.12 (2H, m)。
[参考例253]
参考例252で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4−メチル−2,3−ジヒドロナフト[1,2−b]フラン−5−オール (2.60 g, 8.17 mmol) と4−ジメチルアミノピリジン (2.0 g, 16.3 mmol) のピリジン (30 mL) 溶液に室温で無水トリフルオロメタンスルホン酸 (1.51 mL, 9.00 mmol) を0℃で加え、50℃で8時間撹拌した。反応液に水を加え、有機層を分離し、水層を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を1規定塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し、標題化合物2.8g(収率 76%)を得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.23 (6H, d, J = 7.0 Hz), 2.16 (3H, s), 2.87 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 4.62-4.80 (2H, m), 5.10 (1H, t, J = 9.0 Hz), 7.04 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.15 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.46-7.64 (2H, m), 7.96-8.05 (2H, m)。
[参考例254]
参考例253で得たトリフルオロメタンスルホン酸 3−(4−イソプロピルフェニル)−4−メチル−2,3−ジヒドロナフト[1,2−b]フラン−5−イル (2.23 g, 4.96 mmol)、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム (210 mg, 0.30 mmol)、 1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン (310 mg, 0.750 mmol)、及びトリブチルアミン (5 mL, 21 mmol)のトルエン (15 mL) 溶液にギ酸 (0.5 mL) を室温下加え、アルゴン雰囲気下90℃で16時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、溶媒を減圧下留去した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:20)により精製し、標題化合物270mg(収率 18%)を得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.11 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.64 (1H, dd, J = 8.7, 4.8 Hz), 4.72 (1H, dd, J = 9.3, 5.1 Hz), 5.06 (1H, t, J = 8.7 Hz), 7.07 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.14 (1H, s), 7.39-7.48 (2H, m), 7.70-7.76 (1H, m), 7.94-8.02 (1H, m)。
[参考例255]
参考例23と同様にして、参考例254で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4−メチル−2,3−ジヒドロナフト[1,2−b]フランを用い、標題化合物を合成した。 収率 88%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.26 (3H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.64 (1H, dd, J = 8.7, 4.5 Hz), 4.75 (1H, dd, J = 9.6, 4.5 Hz), 5.05 (1H, t, J = 8.7 Hz), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.40-7.62 (2H, m), 7.98 (1H, d, J = 8.1 Hz), 8.24 (1H, d, J = 8.4 Hz)。
[参考例256]
参考例23と同様にして、参考例208で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,5,6−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 95%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.90 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.40 (3H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.48 (1H, dd, J = 8.4, 4.5 Hz), 4.63 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.90 (1H, t, J = 9.0 Hz), 7.04 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例257]
参考例23と同様にして、参考例210で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4−メチル−2,3,6,7,8,9−ヘキサヒドロナフト[1,2−b]フランを用い、標題化合物を合成した。 収率 85%。 融点 108−109℃。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.68-1.90 (4H, m), 2.03 (3H, s), 2.60-2.89 (4H, m), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.42 (1H, dd, J = 8.7, 4.8 Hz), 4.54 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.83 (1H, t, J = 9.0 Hz), 7.01 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例258]
参考例23と同様にして、参考例211で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4−メチル−3,6,7,8−テトラヒドロ−2H−インデノ[4,5−b]フランを用い、標題化合物を合成した。 収率 84%。 融点 127−128℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.01 (3H, s), 2.13 (2H, quintet, J = 7.5 Hz), 2.80-3.03 (5H, m), 4.45 (1H, dd, J = 8.7, 4.8 Hz), 4.53 (1H, dd, J = 9.0, 4.8 Hz), 4.86 (1H, t, J = 8.7 Hz), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.14 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例259]
参考例212で合成した3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチオフェン (4.45 g, 15.8 mmol)、鉄粉 (59 mg, 1.05 mmol) の塩化メチレン (20mL) 混合物に、臭素 (0.81 mL, 15.8 mmol) を0℃で加え、同温で1時間撹拌した。反応混合物に水を注ぎ、酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥し、ろ過、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:10)により精製し、標題化合物4.6g(収率 80%)を得た。 融点 98−100℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.12 (3H, s), 2.39 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.15 (1H, dd, J = 11.1, 1.8 Hz), 3.93 (1H, dd, J = 11.1, 8.7 Hz), 4.64 (1H, d, J = 8.7 Hz), 7.01 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.05 (1H, s), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例260]
参考例41と同様にして、参考例158で得た(2,3,5−トリメチルフェノキシ)酢酸を用い、標題化合物を合成した。 収率 75%。 融点 92−93℃(ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 2.17 (3H, s), 2.30 (3H, s), 2.53 (3H, s), 4.58 (2H, s), 6.64 (1H, s)。
[参考例261]
参考例23と同様にして、参考例260で得た4,6,7−トリメチル−1−ベンゾフラン−3(2H)−オンを用い、5−ブロモ−4,6,7−トリメチル−1−ベンゾフラン−3(2H)−オンを合成した。収率 86%。この化合物(1.0 g, 5.7 mmol)の塩化メチレン(10 mL)溶液にアルゴン雰囲気下、−30℃でジイソプロピルエチルアミン(1.14 mL, 6.53 mmol)を滴下した。反応液にトリフルオロメタンスルホン酸無水物(0.96 mL, 5.70 mmol)を滴下後、室温に昇温し、16時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥後、減圧濃縮し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:4)より精製し、標題化合物1.38g(収率 63%)を合成した。融点 54−55℃(ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 2.46 (3H, s), 2.50 (3H, s), 2.64 (3H, s), 7.77 (1H, s)。
[参考例262]
参考例261で得たトリフルオロメタンスルホン酸 5−ブロモ−4,6,7−トリメチル−1−ベンゾフラン−3−イル(1.35 g, 3.49 mmol)、4−エチルフェニルボロン酸(523 mg, 3.49 mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(81 mg, 0.07 mmol)の2規定炭酸ナトリウム水溶液(4 mL)−エタノール(4 mL)−トルエン(15 mL)混合液をアルゴン雰囲気下、80℃で5時間反応させた。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥後、減圧濃縮し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン)より精製し、標題化合物1.10g(収率 92%)を合成した。 油状物。。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.30 (3H, t, J = 7.5 Hz), 2.30 (3H, s), 2.52 (6H, s), 2.72 (2H, q, J = 7.5 Hz), 7.25 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.32 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.48 (1H, s)。
[参考例263]
参考例24と同様にして、参考例221で得た5−ブロモ−7−(4−イソプロピルベンジル)−3,4,6−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 84%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.28 (3H, d, J = 6.9 Hz), 2.16 (3H, s), 2.24 (3H, s), 2.80-2.90 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.40-3.55 (1H, m), 3.85-3.95 (4H, m), 4.17 (1H, dd, J = 3.3, 8.7 Hz), 4.53 (1H, t, J = 8.7 Hz), 7.07 (4H, s), 7.25-7.38 (5H, m)。1H未確認。
[参考例264]
参考例24と同様にして、参考例222で得た5−ブロモ−3−エチル−7−(4−イソプロピルベンジル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 76%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.92 (3H, t, J = 7.5 Hz), 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.50-1.66 (2H, m), 2.15 (3H, s), 2.21 (3H, s), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 2,88 (1H, br), 3.26-3.37 (1H, m), 3.87-4.00 (4H, m), 4.34 (1H, dd, J = 3.0, 9.0 Hz), 4.46 (1H, t, J = 9.0 Hz), 7.06 (4H, s), 7.25-7.38 (5H, s)。
[参考例265]
参考例24と同様にして、参考例223で得た5−ブロモ−7−(4−イソプロピルベンジル)−4,6−ジメチル−3−プロピル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 85%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.94 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.27-1.42 (2H, m), 1.50-1.63 (2H, m), 2.15 (3H, s), 2.22 (3H, s), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 2.89 (1H, br), 3.30-3.39 (1H, m), 3.93 (2H, s), 4.34 (1H, dd, J = 3.3, 9.0 Hz), 4.45 (1H, t, J = 9.0 Hz), 7.08 (4H, s), 7.09 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.16-7.40 (5H, m)。
[参考例266]
参考例24と同様にして、参考例224で得た5−ブロモ−3−イソプロピル−7−(4−イソプロピルベンジル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 73%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.73 (3H, d, J = 6.9 Hz), 0.99 (3H, d, J = 6.9 Hz), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.01-2.10 (1H, m), 2.14 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 2.90 (1H, br), 3.30-3.35 (1H, m), 3.81-4.01 (4H, m), 4.34 (1H, t, J = 9.0 Hz), 4.47 (1H, dd, J = 2.7, 9.0 Hz), 7.06 (4H, s), 7.24-7.36 (5H, m)。
[参考例267]
参考例24と同様にして、参考例244で得た5−ブロモ−2,4,6−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 定量的。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.19 (3H, s), 2.28 (3H, s), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.76 (3H, s), 3.95 (2H, s), 4.02 (2H, s), 6.63 (1H, s), 7.01 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.07 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.24-7.37 (5H, m)、1H未確認。
[参考例268]
参考例24と同様にして、参考例225で得た4−ブロモ−2−(4−イソプロピルベンジル)−1−メトキシ−3,5−ジメチルベンゼンを用い、標題化合物を合成した。 収率 70%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.45 (3H, d, J = 6.3 Hz), 2.19 (3H, s), 2.23 (3H, s), 2.70 (1H, dd, J = 7.5, 15.0 Hz), 3.21 (1H, dd, J = 8.7, 15.0 Hz), 3.95 (2H, s), 4.85-4.97 (1H, m), 6.45 (1H, s), 7.25-7.41 (5H, m)、1H未確認。
[参考例269]
参考例24と同様にして、参考例190で得た5−ブロモ−7−(4−イソプロピルベンジル)−3,4,6−トリメチル−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を得た。 収率 93%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.26 (3H, s), 2.38 (3H, s), 2.60 (3H, s), 2.83 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.11 (1H, br s), 3.98 (2H, s), 4.23 (2H, s), 7.05 (4H, s), 7.24-7.41 (6H, m)。
[参考例270]
参考例24と同様にして、参考例226で得た5−ブロモ−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用いて標題化合物を得た。 収率 89%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ :2.21 (3H, s), 2.22 (3H, s), 3.10 (2H, t, J = 8.7 Hz), 3.96 (2H, s), 4.53 (2H, t, J = 8.7 Hz), 6.49 (1H, s), 7.24-7.40 (5H, m)、1H未確認。
[参考例271]
参考例24と同様にして、参考例227で得た5−ブロモ−7−(4−イソプロピルベンジル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を得た。 収率 84%。 融点 115−116℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.15 (3H, s), 2.20 (3H, s), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.14 (2H, t, J = 8.7 Hz), 3.92 (2H, s), 3.94 (2H, s), 4.53 (2H, t, J = 8.7 Hz), 7.07 (4H, s), 7.24-7.40 (5H, m)、1H未確認。
[参考例272]
参考例156で得た2−(2−(4−イソプロピルベンジル)−3,5−ジメチルフェノキシ)−2−メチルプロパン酸(5.55 g, 16.3 mmol)のTHF(50 mL)溶液にオキザリルクロリド(2.13 mL, 24.5 mmol)を氷冷下で滴下した。20分間撹拌後、DMF(3滴)加え、氷冷下で30分間撹拌後、室温に昇温した。溶媒を減圧濃縮により除去し、残さの塩化メチレン(50 mL)溶液に、−78℃で塩化アルミニウム(3.26 g, 24.5 mmol)を加え、徐々に室温に昇温した。反応液に氷を加え、有機層を分離し、水層を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:4)により精製し、7−(4−イソプロピルベンジル)−2,2,4,6−テトラメチル−1−ベンゾフラン−3(2H)−オンを粗成績体として3.35g(収率 64%)得た。この化合物(3.35 g, 10.4 mmol)のアセトニトリル(40 mL)溶液に、氷冷下でN−ブロモコハク酸イミド(1.85 g, 10.4 mmol)を加え30分間撹拌した。反応液を室温に昇温し、水を加え、酢酸エチルで抽出した有。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:19)により精製し、5−ブロモ−7−(4−イソプロピルベンジル)−2,2,4,6−テトラメチル−1−ベンゾフラン−3(2H)−オンを粗成績体として2.76g(収率 66%)得た。この化合物(2.76 g, 6.89 mmol)、酢酸パラジウム(31 mg, 0.14 mmol)、及びBINAP (257 mg, 0.41 mmol) を室温下加え、アルゴン気流下15分間撹拌した。反応液にナトリウム tert−ブトキシド (926 mg, 9.63 mmol) を室温下加えた後、アルゴン気流下110℃で16時間加熱した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥、ろ過、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:9)により精製し、標題化合物675mg(収率 23%)を得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.57 (6H, s), 2.28 (3H, s), 2.54 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.03 (1H, br s), 3.93 (2H, s), 4.04 (2H, s), 7.10 (4H, s), 7.26-7.47 (5H, m)。
[参考例273]
実施例24と同様にして、参考例251で得た5−ブロモ−3−(4−イソプロピル−2−メトキシフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 98%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.90 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.28 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.00 (1H, br s), 3.87 (3H, s), 3.95 (2H, s), 4.30 (1H, dd, J = 3.3, 8.4 Hz), 4.78 (1H, t, J = 8.4 Hz), 4.85 (1H, dd, J = 3.3, 8.4 Hz), 6.60 (1H, d, J = 7.5 Hz), 6.66 (1H, d, J = 7.5 Hz), 6.73 (1H, s), 7.26-7.40 (5H, m)。
[参考例274]
参考例24と同様にして、参考例249で得た5−ブロモ−3−(3−(1,3−ジオキソラン−2−イル)フェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 90%。 融点 97−99℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.85 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.26 (3H, s), 2.83 (1H, br s), 3.90 (2H, s), 4.00-4.16 (4H, m), 4.37 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.59 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.82 (1H, t, J = 9.0 Hz), 5.76 (1H, s), 7.06-7.10 (1H, m), 7.23-7.36 (8H, m)。
[参考例275]
参考例23と同様にして、参考例204で得た3−(3−メトキシフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、5−ブロモ−3−(3−メトキシフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを得た。この化合物を用い、参考例24と同様にして、標題化合物を合成した。 収率 76%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.88 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.26 (3H, s), 3.90 (1H, br), 3.77 (3H, s), 3.91 (2H, s), 4.38 (1H, dd, J = 4.8, 8.7 Hz), 4.53 (1H, dd, J = 4.8, 8.7 Hz), 4.81 (1H, t, J = 8.7 Hz), 6.70-6.77 (3H, m), 7.17-7.38 (6H, m)。
[参考例276]
参考例24と同様にして、参考例239で得た5−ブロモ−4,6,7−トリメチル−3−フェニル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 91%。 融点 107−108℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.86 (3H, s), 2.20 (3H, s), 2.27 (3H, s), 2.93 (1H, br s), 3.91 (2H, s), 4.38 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.55 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.83 (1H, t, J = 9.0 Hz), 7.09-7.34 (10H, m)。
[参考例277]
参考例24と同様にして、参考例240で得た5−ブロモ−4,6,7−トリメチル−3−(4−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 88%。 融点 99−100℃(ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.87 (3H, s), 2.20 (3H, s), 2.27 (3H, s), 2.31 (3H, s), 2.91 (1H, br s), 3.90 (2H, s), 4.35 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.52 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.81 (1H, t, J = 9.0 Hz), 7.01 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.08 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.23-7.40 (5H, m)。
[参考例278]
参考例24と同様にして、参考例242で得た5−メチル−2−(5−ブロモ−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3−イル)ピリジンを用い、標題化合物を合成した。 収率 79%。 融点 104−105℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.90 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.26 (3H, s), 2.30 (3H, s), 2.92 (1H, br s), 3.91 (2H, s), 4.52 (1H, dd, J = 4.5, 8.4 Hz), 4.73 (1H, dd, J = 4.5, 8.4 Hz), 4.85 (1H, t, J = 8.4 Hz), 6.84 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.25-7.37 (6H, m), 8.36 (1H, s)。
[参考例279]
参考例24と同様にして、参考例243で得た5−ブロモ−3−(ビフェニル−4−イル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 85%。 融点 77−78℃(ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.90 (3H, s), 2.22 (3H, s), 2.28 (3H, s), 2.94 (1H, br s), 3.92 (2H, s), 4.42 (1H, dd, J = 4.4, 8.8 Hz), 4.59 (1H, dd, J = 4.4, 8.8 Hz), 4.85 (1H, t, J = 8.8 Hz), 7.19 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.25-7.64 (12H, m)。
[参考例280]
参考例24と同様にして、参考例193で得た5−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 定量的。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.30 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.18 (3H, s), 2.39 (3H, s), 2.47 (3H, s), 2.97 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.13 (1H, br s), 3.99 (2H, s), 7.25-7.44 (10H, m)。
[参考例281]
参考例24と同様にして、参考例262で得た5−ブロモ−3−(4−エチルフェニル)−4,6,7−トリメチル−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 93%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.29 (3H, t, J = 7.5 Hz), 2.17 (3H, s), 2.38 (3H, s), 2.47 (3H, s), 2.71 (2H, q, J = 7.5 Hz), 3.13 (1H, br s), 3.99 (2H, s), 7.20-7.47 (10H, m)。
[参考例282]
参考例262と同様にして、参考例261で得たトリフルオロメタンスルホン酸 5−ブロモ−4,6,7−トリメチル−1−ベンゾフラン−3−イルと(4−イソブチルフェニル)ボロン酸を用い、5−ブロモ−3−(4−イソブチルフェニル)−4,6,7−トリメチル−1−ベンゾフランを合成した。この化合物を用い、参考例24と同様にして、標題化合物を合成した。 収率 74%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.94 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.91 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 2.16 (3H, s), 2,38 (3H, s), 2.47 (3H, s), 2.53 (2H, d, J = 7.0 Hz), 3.12 (1H, br), 3.99 (2H, s), 7.15-7.47 (10H, m)。
[参考例283]
参考例262と同様にして、参考例261で得たトリフルオロメタンスルホン酸 5−ブロモ−4,6,7−トリメチル−1−ベンゾフラン−3−イルと(4−シクロヘキシルフェニル)ボロン酸を用い、5−ブロモ−3−(4−シクロヘキシルフェニル)−4,6,7−トリメチル−1−ベンゾフランを合成した。この化合物を用い、参考例24と同様にして、標題化合物を合成した。 収率 61%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.26-1.52 (4H, m), 1.73-2.00 (6H, m), 2.17 (3H, s), 2.38 (3H, s), 2.47 (3H, s), 2.50-2.60 (1H, m), 3.15 (1H, br), 3.99 (2H, s), 7.20-7.48 (10H, m)。
[参考例284]
参考例24と同様にして、参考例250で得た5−ブロモ−3−(4−(1,3−ジオキソラン−2−イル)フェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 88%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.85 (3H, s), 1.20 (3H, s), 2.26 (3H, s), 3.89 (2H, s), 3.98-4.17 (4H, m), 4.35 (1H, dd, J = 4.4, 9.0 Hz), 4.56 (1H, dd, J = 4.4, 9.0 Hz), 4.82 (1H, t, J = 9.0 Hz), 5.77 (1H, s), 7.l4 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.25-7.41 (7H, m)。1H未確認。
[参考例285]
参考例24と同様にして、参考例241で合成した5−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,7−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 96%。 融点 82−83℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.90 (3H, s), 2.27 (3H, s), 2.67-3.02 (2H, m), 3.93 (2H, s), 4.38 (1H, dd, J = 8.4, 4.5 Hz), 4.49 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.75-4.83 (1H, m), 6.59 (1H, s), 7.02 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.19-7.39 (5H, m)。
[参考例286]
参考例24と同様にして、参考例238で合成した6−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,5,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 76%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.91 (3H, s), 2.13 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.05 (2H, s), 4.38 (1H, dd, J = 8.7, 4.5 Hz), 4.52 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.79 (1H, t, J = 9.0 Hz), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.21-7.42 (5H, m), 1H 未確認。
[参考例287]
参考例24と同様にして、参考例256で合成した7−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,5,6−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 81%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.89 (3H, s), 2.07 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.23-4.52 (4H, m), 4.75 (1H, t, J = 8.7 Hz), 6.99 (2H, d, J = 7.8 Hz), 7.12 (2H, d, J = 7.8 Hz), 7.19-7.39 (5H, m), 1H 未確認。
[参考例288]
参考例24と同様にして、参考例255で合成した5−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4−メチル−2,3−ジヒドロナフト[1,2−b]フランを用い、標題化合物を合成した。 収率 53%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.95 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.25 (1H, br s), 4.14 (2H, s), 4.60 (1H, dd, J = 8.7, 4.8 Hz), 4.70 (1H, dd, J = 9.3, 4.8 Hz), 5.02 (1H, t, J = 9.0 Hz), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.20-7.57 (7H, m), 7.98-8.04 (1H, m), 8.13-8.18 (1H, m)。
[参考例289]
参考例24と同様にして、参考例257で合成した5−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4−メチル−2,3,6,7,8,9−ヘキサヒドロナフト[1,2−b]フランを用い、標題化合物を合成した。 収率 84%。 融点 98−99℃(ヘキサン−酢酸エチル)。1H-NMR (CDCl3) δ : 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.72-1.87 (4H, m), 1.91 (3H, s), 2.60-2.78 (4H, m), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.92 (2H, s), 4.41 (1H, dd, J = 8.7, 5.1 Hz), 4.52 (1H, dd, J = 9.3, 5.1 Hz), 4.82 (1H, t, J = 9.0 Hz), 7.06 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.20-7.40 (5H, m), 1H 未確認。
[参考例290]
参考例24と同様にして、参考例258で合成した5−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4−メチル−3,6,7,8−テトラヒドロ−2H−インデノ[4,5−b]フランを用い、標題化合物を合成した。 収率 76%。 融点 95−96℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.87 (3H, s), 2.10 (2H, quintet, J = 7.5 Hz), 2.76-2.93 (6H, m), 4.05 (2H, s), 4.41 (1H, dd, J = 8.7, 4.8 Hz), 4.50 (1H, dd, J = 9.0, 4.8 Hz), 4.83 (1H, t, J = 8.7 Hz), 7.04 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.20-7.37 (5H, m)。
[参考例291]
参考例259で得た5−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチオフェン (870 mg, 2.41 mmol) およびベンゾフェノンイミン (0.76 mL, 2.89 mmol) のトルエン (15 mL) 溶液に、トリス(ジベンジリデンアセトン)二パラジウム (22 mg, 0.024 mmol)、及びBINAP (45 mg, 0.072 mmol) を室温下加え、アルゴン雰囲気下15分間撹拌した。反応液にナトリウム tert−ブトキシド (324 mg, 3.37 mmol) を室温下加えた後、アルゴン気流下16時間加熱還流した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、溶媒を減圧下留去し、N−(ジフェニルメチレン)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエン−5−アミンの粗成績体を得た。この化合物をTHF (10 mL) に溶かし1規定塩酸 (2 mL) を加え30分間加熱還流した。溶媒を減圧濃縮し、得られた残さを1規定水酸化ナトリウム水溶液で中和した。生成物を酢酸エチルで抽出した。合わせた抽出液を水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥後、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:10)により精製し、標題化合物521mg(収率 73%)を得た。 融点 121−122℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.88 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.11 (1H, dd, J = 11.1, 1.8 Hz), 3.42 (2H, br s), 3.89 (1H, dd, J = 11.1, 8.7 Hz), 4.64 (1H, d, J = 8.7 Hz), 6.90 (1H, s), 7.02 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.09 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例292]
参考例30と同様にして、参考例263で得たN−ベンジル−7−(4−イソプロピルベンジル)−3,4,6−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 84%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.19 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.27 (3H, d, J = 7.2 Hz), 2.02 (3H, br s), 2.15 (3H, br s), 2.80-2.90 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.29 (2H, br s), 3.44 (1H, br s), 3.95 (2H, m), 4.15 (1H, br s), 4.74 (1H, br s), 7.06 (4H, s)。
[参考例293]
参考例30と同様にして、参考例264で得たN−ベンジル−3−エチル−7−(4−イソプロピルベンジル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 93%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.93 (3H, t, J = 7.5 Hz), 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.50-1.61 (2H, m), 2.02 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.83 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.23-3.31 (3H, m), 3.94 (2H, s), 4.32 (1H, dd, J = 2.7, 8.7 Hz), 4.40 (1H, t, J = 9.0 Hz), 7.05 (4H, s)。
[参考例294]
参考例30と同様にして、参考例265で得たN−ベンジル−7−(4−イソプロピルベンジル)−4,6−ジメチル−3−プロピル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 85%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.93 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.30-1.43 (2H, m), 1.50-1.63 (2H, m), 2.02 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.83 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.30-3.39 (3H, m), 3.94 (2H, s), 4.31 (1H, dd, J = 3.3, 8.7 Hz), 4.39 (1H, t, J = 8.7 Hz), 7.06 (4H, s)。
[参考例295]
参考例30と同様にして、参考例266で得たN−ベンジル−3−イソプロピル−7−(4−イソプロピルベンジル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 74%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.72 (3H, d, J = 6.9 Hz), 0.99 (3H, d, J = 6.9 Hz), 1.19 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.01 (3H, s), 2.01-2.08 (1H, m), 2.14 (3H, s), 2.82 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.23-3.35 (3H, m), 3.88 (1H, d, J = 15.6 Hz), 3.99 (1H, d, J = 15.6 Hz), 4.29 (1H, t, J = 9.0 Hz), 4.44 (1H, dd, J = 2.4, 9.0 Hz), 7.04 (4H, s)。
[参考例296]
参考例30と同様にして、参考例269で得たN−ベンジル−7−(4−イソプロピルベンジル)−3,4,6−トリメチル−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 87%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.19 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.16 (3H, s), 2.38 (3H, s), 2.44 (3H, s), 2.82 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.46 (2H, br s), 4.24 (2H, s), 7.06 (4H, s), 7.24 (1H, s)。
[参考例297]
参考例30と同様にして、参考例270で得たN−ベンジル−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 86%。 融点 85−86℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :2.11 (3H, s), 2.15 (3H, s), 3.10 (2H, t, J = 8.7 Hz), 3.27 (2H, br s), 4.48 (2H, t, J = 8.7 Hz), 6.44 (1H, s)。
[参考例298]
参考例30と同様にして、参考例271で得たN−ベンジル−7−(4−イソプロピルベンジル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 92%。 融点 114−115℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.19 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.03 (3H, s), 2.11 (3H, s), 2.83 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.14 (2H, t, J = 8.7 Hz), 3.20 (2H, br), 3.95 (2H, s), 4.48 (2H, t, J = 8.7 Hz), 7.06 (4H, s)。
[参考例299]
参考例30と同様にして、参考例272で得た5−(ベンジルアミノ)−7−(4−イソプロピルベンジル)−2,2,4,6−テトラメチル−1−ベンゾフラン−3(2H)−オンを用い、標題化合物を合成した。 収率 99%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.43 (6H, s), 2.14 (3H, s), 2.47 (3H, s), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.42 (2H, br s), 4.04 (2H, s), 7.08 (4H, s)。
[参考例300]
参考例30と同様にして、参考例267で得たN−ベンジル−3−(4−イソプロピルベンジル)−4−メトキシ−2,6−ジメチルアニリンを用い、標題化合物を合成した。 収率 86%。 融点 91−92℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.06 (3H, s), 2.21 (3H, s), 2.83 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.26 (2H, br s), 3.73 (3H, s), 4.04 (2H, s), 6.61 (1H, s), 7.02 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.07 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例301]
参考例30と同様にして、参考例274で得たN−ベンジル−3−(3−(1,3−ジオキソラン−2−イル)フェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 81%。 融点 138−139℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.81 (3H, s), 2.12 (3H, s), 2.20 (3H, s), 3.26 (2H, br s), 4.00-4.16 (4H, m), 4.32 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.59 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.77 (1H, t, J = 9.0 Hz), 5.75 (1H, s), 7.08-7.12 (1H, m), 7.26-7.36 (3H, m)。
[参考例302]
参考例30と同様にして、参考例275で得たN−ベンジル−3−(3−メトキシフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用いて標題化合物を得た。 収率 定量的。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.84 (3H, s), 2.11 (3H, s), 2.20 (3H, s), 3.26 (2H, br s), 3.75 (3H, s), 4.33 (1H, dd, J = 4.8, 8.7 Hz), 4.53 (1H, dd, J = 4.8, 8.7 Hz), 4.76 (1H, t, J = 8.7 Hz), 6.67-6.75 (3H, m), 7.18 (1H, t, J = 7.8 Hz)。
[参考例303]
参考例30と同様にして、参考例273で得たN−ベンジル−3−(4−イソプロピル−2−メトキシフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 87%。 融点 120−121℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.88 (3H, s), 2.13 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.29 (2H, br s), 3.88 (3H, s), 4.27 (1H, dd, J = 3.3, 8.7 Hz), 4.73 (1H, t, J = 8.7 Hz), 4.86 (1H, dd, J = 3.3, 8.7 Hz), 6.65 (2H, s), 6.73 (1H, s)。
[参考例304]
参考例30と同様にして、参考例268で得たN−ベンジル−2,4,6−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用いて標題化合物を得た。 収率 71%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.43 (3H, d, J = 6.3 Hz), 2.09 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.71 (1H, dd, J = 7.5, 15.0 Hz), 3.18-3.27 (3H, m), 4.80-4.91 (1H, m), 6.42 (1H, s)。
[参考例305]
参考例30と同様にして、参考例280で得たN−ベンジル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 80%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.30 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.08 (3H, s), 2.24 (3H, s), 2.47 (3H, s), 2.97 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.49 (2H, br s), 7.27 (2H, d, J = 7.8 Hz), 7.36 (2H, d, J = 7.8 Hz), 7.42 (1H, s)。
[参考例306]
参考例30と同様にして、参考例276で得たN−ベンジル−4,6,7−トリメチル−3−フェニル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 72%。 融点 94−95℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.82 (3H, s), 2.11 (3H, s), 2.21 (3H, s), 3.26 (2H, br s), 4.33 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.56 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.77 (1H, t, J = 9.0 Hz), 7.11-7.29 (5H, m)。
[参考例307]
参考例30と同様にして、参考例277で得たN−ベンジル−4,6,7−トリメチル−3−(4−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 91%。 融点 121−122℃(ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.83 (3H, s), 2.12 (3H, s), 2.24 (3H, s), 2.31 (3H, s), 3.26 (2H, s), 4.31 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.53 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.76 (1H, t, J = 9.0 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.08 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例308]
参考例30と同様にして、参考例278で得たN−ベンジル−4,6,7−トリメチル−3−(5−メチルピリジン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 85%。 融点 125−127℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.87 (3H, s), 2.11 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.29 (3H, s), 3.27 (2H, br s), 4.48 (1H, dd, J = 3.9, 9.0 Hz), 4.73 (1H, dd, J = 3.9, 9.0 Hz), 4.81 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.87 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.35 (1H, dd, J = 1.8, 7.8 Hz), 8.36 (1H, d, J = 1.8 Hz)。
[参考例309]
参考例30と同様にして、参考例279で得たN−ベンジル−3−(ビフェニル−4−イル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 89%。 融点 149−150℃(ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.88 (3H, s), 2.13 (3H, s), 2.22 (3H, s), 3.29 (2H, br s), 4.38 (1H, dd, J = 4.4, 8.8 Hz), 4.60 (1H, dd, J = 4.4, 8.8 Hz), 4.81 (1H, t, J = 8.8 Hz), 7.20 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.28-7.59 (7H, m)。
[参考例310]
参考例30と同様にして、参考例284で得たN−ベンジル−3−(4−(1,3−ジオキソラン−2−イル)フェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 87%。 融点 125−136℃(ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.81 (3H, s), 2.11 (3H, s), 2.20 (3H, s), 3.26 (2H, br s), 3.97-4.17 (4H, m), 4.30 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.57 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.77 (1H, t, J = 9.0 Hz), 5.77 (1H, s), 7.15 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.42 (2H, d, J = 8.0 Hz)。
[参考例311]
参考例30と同様にして、参考例281で得たN−ベンジル−3−(4−エチルフェニル)−4,6,7−トリメチル−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 85%。 融点 68−69℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.30 (3H, t, J = 7.5 Hz), 2.07 (3H, s), 2.24 (3H, s), 2.47 (3H, s), 2.72 (2H, q, J = 7.5 Hz), 3.48 (2H, br s), 7.24 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.35 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.42 (1H, s)。
[参考例312]
参考例30と同様にして、参考例282で得たN−ベンジル−3−(4−イソブチルフェニル)−4,6,7−トリメチル−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 88%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.95 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.94 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 2.05 (3H, s), 2.24 (3H, s), 2.47 (3H, s), 2.53 (2H, d, 6.9 Hz), 3.48 (2H, br s), 7.18 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.33 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.43 (1H, s)。
[参考例313]
参考例30と同様にして、参考例283で得たN−ベンジル−3−(4−シクロヘキシルフェニル)−4,6,7−トリメチル−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 79%。 融点 139−140℃(ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.26-1.50 (4H, m), 1.74-1.92 (6H, m), 1.95 (3H, s), 2.23 (3H, s), 2.47 (3H, s), 2.50-2.60 (1H, m), 3.48 (2H, br s), 7.24 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.34 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.41 (1H, s)。
[参考例314]
参考例144と同様にして、参考例311で得た3−(4−エチルフェニル)−4,6,7−トリメチル−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 80%。 融点 88−89℃(ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.21 (3H, t, J = 7.5 Hz), 1.84 (3H, s), 2.12 (3H, s), 2.21 (3H, s), 2.61 (2H, q, J = 7.5 Hz), 3.27 (2H, br s), 4.53 (1H, dd, J = 4.8, 8.4 Hz), 4.53 (1H, dd, J = 4.8, 8.4 Hz), 4.76 (1H, t, J = 8.4 Hz), 7.05 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.10 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例315]
参考例30と同様にして、参考例285で合成したN−ベンジル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,7−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 92%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.79 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.73 (2H, br s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.36 (1H, dd, J = 8.7, 4.5 Hz), 4.49 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.77 (1H, t, J = 8.7 Hz), 6.40 (1H, s), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例316]
参考例30と同様にして、参考例286で合成したN−ベンジル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,5,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−6−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 83%。 融点 88−89℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.91 (3H, s), 2.00 (3H, s), 2.11 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.59 (2H, br s), 4.36 (1H, dd, J = 8.7, 4.5 Hz), 4.50 (1H, dd, J = 9.0, 4.2 Hz), 4.77 (1H, t, J = 8.7 Hz), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例317]
参考例30と同様にして、参考例287で合成したN−ベンジル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,5,6−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 80%。 融点 122−123℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.88 (3H, s), 2.09 (3H, s), 2.13 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.40 (2H, br s), 4.42 (1H, dd, J = 8.7, 4.5 Hz), 4.53 (1H, dd, J = 9.3, 4.5 Hz), 4.81 (1H, t, J = 9.3 Hz), 7.04 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例318]
参考例30と同様にして、参考例288で合成したN−ベンジル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4−メチル−2,3−ジヒドロナフト[1,2−b]フラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 83%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.01 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.54 (2H, br s), 4.47-4.58 (2H, m), 4.90-5.03 (1H, m), 7.04 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.10 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.30-7.50 (2H, m), 7.74-7.85 (1H, m), 7.89-8.05 (1H, m)。
[参考例319]
参考例30と同様にして、参考例289で合成したN−ベンジル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4−メチル−2,3,6,7,8,9−ヘキサヒドロナフト[1,2−b]フラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 76%。 融点 106−107℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.59-1.92 (7H, m), 2.49 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.67 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.20 (2H, br s), 4.36 (1H, dd, J = 8.7, 5.1 Hz), 4.52 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.77 (1H, t, J = 8.7 Hz), 7.06 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例320]
参考例30と同様にして、参考例290で合成したN−ベンジル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4−メチル−3,6,7,8−テトラヒドロ−2H−インデノ[4,5−b]フラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 91%。 融点 112−113℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.83 (3H, s), 2.10-2.25 (2H, m), 2.68-2.98 (5H, m), 3.22 (2H, br s), 4.38 (1H, dd, J = 8.4, 4.5 Hz), 4.49 (1H, dd, J = 8.7, 4.5 Hz), 4.79 (1H, t, J = 8.7 Hz), 7.05 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例321]
水素化ナトリウム (60%流動パラフィン分散物, 430 mg, 10.8 mmol) のDMF (50 mL) 懸濁液に、0℃でホスホノ酢酸トリエチル (2.19 g, 9.78 mmol) を加え、同温で30分間撹拌した。反応液に実施例60で得た(7−ホルミル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ホルムアミド (3.0 g, 8.89 mmol) を加え、室温で30分間撹拌した。反応液に水を加え、生成物をジイソプロピルエーテルで抽出した。合わせた抽出液を水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥後、減圧濃縮し、油状の(2E)−3−(5−(ホルミルアミノ)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)−2−プロペン酸エチルの粗成績体を得た。この化合物と、10%−パラジウム炭素 (50%含水, 300 mg)、ギ酸アンモニウム (1.26 g, 20 mmol) のエタノール (50 mL) 混合物を2時間加熱還流した。固体を除き、ろ液を減圧下濃縮した。残さに水、酢酸エチルを加え有機層を分離し、水層を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を減圧下留去し、3−(5−(ホルミルアミノ)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)プロパン酸エチルの粗成績体を得た。この化合物と濃塩酸 (10 mL) −エタノール (30 mL) 混合物を窒素雰囲気下で1.5時間加熱還流した。溶媒を減圧濃縮し、得られた残さを12規定水酸化ナトリウム水溶液で中和した。生成物を酢酸エチルで抽出した。合わせた抽出液を水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥後、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:4)により精製し、標題化合物1.55g(収率 46%)を得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.26 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.84 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.53 (2H, dd, J = 9.6, 6.0 Hz), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 2.99 (2H, dd, J = 9.3, 7.2 Hz), 3.26 (2H, br s), 4.14 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.33 (1H, dd, J = 8.7, 4.8 Hz), 4.50 (1H, dd, J = 9.3, 4.8 Hz), 4.74 (1H, t, J = 9.0 Hz), 7.02 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例322]
参考例321で合成した3−(5−アミノ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)プロパン酸エチル (1.28 g, 3.36 mmol) のTHF懸濁液に0℃で水素化アルミニウムリチウム (255 mg, 6.72 mmol) を加え、同温で30分間撹拌し、30分間加熱還流した。反応液に水を加え、生成物を酢酸エチルで抽出した。合わせた抽出液を水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥後、減圧濃縮した。得られた残さをヘキサン−酢酸エチルで結晶化させ標題化合物750mg(収率 66%)を得た。 融点110−111℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.70-1.90 (5H, m), 2.13 (3H, s), 2.70-2.91 (3H, m), 3.24 (2H, br s), 3.56 (2H, t, J = 5.4 Hz), 4.36 (1H, dd, J = 8.4, 4.0 Hz), 4.53 (1H, dd, J = 8.8, 4.4 Hz), 4.75 (1H, t, J = 8.6 Hz), 7.02 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.0 Hz), 1H 未確認。
[参考例323]
参考例31で合成した3−(4−イソプロピルフェニル)−6,7−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミン (5.62 g, 21.1 mmol) のアセトニトリル (60mL) 溶液に、−20℃でN−ブロモコハク酸イミド (3.76 g, 21.1 mmol) を加え、同温で10分間撹拌した。溶媒を減圧下留去し、得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:4)により精製し標題化合物0.90g(収率 34%)を得た。 融点 191−193℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.13 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.68 (2H, br s), 4.42 (1H, dd, J = 8.4, 3.9 Hz), 4.50 (1H, dd, J = 8.7, 3.9 Hz), 4.76 (1H, t, J = 8.7 Hz), 7.07 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
[参考例324]
クメン (16.4 g, 137 mmol) と塩化アルミニウム (21.9 g, 164 mmol) のジクロロメタン溶液 (200 mL) にシクロペンタンカルボニルクロリド (20 g, 151 mmol) を−50℃(内温)にて加え、−10℃(内温)になるまで2時間撹拌した。反応液を氷冷水に注ぎ、有機層を分離した。有機層を12規定水酸化ナトリウム水溶液、及び飽和食塩水にて洗浄後、硫酸ナトリウムにて乾燥した。減圧下溶媒を留去し、標題化合物22.5g(収率 80%)を油状物として得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.27 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.57-1.92 (8H, m), 2.96 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.69 (1H, quartet, J = 7.8 Hz), 7.29 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.90 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
[参考例325]
参考例129で合成した3−ブロモ−4−メトキシ−2,5,6−トリメチルフェニルカルバミド酸 tert−ブチル (2.0 g, 5.81 mmol) のTHF (20 mL) 溶液に、−78℃でn−ブチルリチウム(1.6M ヘキサン溶液,8mL,12.8mmol)を加え、同温で20分間撹拌した。反応液に参考例324で合成したシクロペンチル(4−イソプロピルフェニル)メタノン (1.38 g, 6.39 mmol)のTHF (5 mL) 溶液を加え、室温で1時間撹拌した。反応混合物に水を注ぎ、酢酸エチルで抽出し、有機層を水で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥後、ろ過、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 4:1)により精製し、3−(シクロペンチル(ヒドロキシ)(4−イソプロピルフェニル)メチル)−4−メトキシ−2,5,6−トリメチルフェニルカルバミド酸 tert−ブチルを得た。この化合物と47%臭化水素酸 (50 mL) の混合物をアルゴン雰囲気下において、3時間加熱還流した。反応混合物を室温まで冷却した後、12規定水酸化ナトリウム水溶液で中和した。生成物を酢酸エチルで抽出し、抽出液を水で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 4:1)により精製し、標題化合物400mg(収率 22%)を得た。 融点 132−133℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11-1.35 (7H, m), 1.45-1.92 (9H, m), 1.96-2.22 (7H, m), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.21 (2H, br s), 4.13 (1H, s), 6.88 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.05 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例326]
参考例141と同様にして、参考例32で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−3,5−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンと(2R,3R)−(4’−メチル)−タートラニル酸を用い、標題化合物を合成した。 収率 40%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.85 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.07 (2H, br s), 4.35 (1H, dd, J = 8.4, 4.5 Hz), 4.49 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.71-4.80 (1H, m), 6.54 (1H, s), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例327]
実施例59で合成した(7−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ホルムアミド (800 mg, 2.06 mmol)、臭化銅(I) (296 mg, 2.06 mmol)、酢酸エチル (0.402 mL, 4.12 mmol) と28%ナトリウムメトキシド−メタノール溶液 (20 mL) の混合物を、6時間加熱還流した。反応液に1規定塩酸を加え、生成物を酢酸エチルで抽出し、(3−(4−イソプロピルフェニル)−7−メトキシ−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ホルムアミドの粗成績体を得た。この化合物をメタノール (6 mL) に溶かし濃塩酸 (2 mL) を加え24時間加熱還流した。溶媒を減圧濃縮し、得られた残さを12規定水酸化ナトリウム水溶液で中和した。生成物を酢酸エチルで抽出し、抽出液を水で洗浄して硫酸マグネシウム上で乾燥後、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:4)により精製し、標題化合物310mg(収率 48%)を得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.81 (3H, s), 2.12 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.28 (2H, br s), 3.88 (3H, s), 4.39 (1H, dd, J = 4.5, 8.7 Hz), 4.50 (1H, dd, J = 4.2, 9.0 Hz), 4.79 (1H, t, J = 8.7 Hz), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例328]
メチルマグネシウムブロミドの (1.0 M THF溶液, 10 mL, 10 mmol) THF溶液に、実施例60で得た(7−ホルミル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ホルムアミド (600 mg, 1.78 mmol) を0℃で加えた後、反応液を室温で、1時間撹拌した。反応液を水に加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を1規定塩酸、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さのトリフルオロ酢酸 (5 mL) 混合物に、トリエチルシラン (0.27 mL, 2.46 mmol) を氷冷下加え、室温で1時間撹拌した。反応液を減圧下濃縮後、残さに飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、水層をアルカリ性とし、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをメタノール (6 mL) に溶かし濃塩酸 (2 mL) を加え24時間加熱還流した。溶媒を減圧濃縮し、得られた残さを12規定水酸化ナトリウム水溶液で中和した。生成物を酢酸エチルで抽出し、抽出液を水で洗浄して硫酸マグネシウム上で乾燥後、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:4)により精製し、標題化合物250mg(収率 45%)を得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.15 (3H, t, J = 7.5 Hz), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.84 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.67 (2H, q, J = 7.5 Hz), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz),4.20-4.60 (2H, m), 4.61-4.82 (1H, m), 7.04 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.1 Hz), 2H, 未確認。
[参考例329]
実施例59で得た(7−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ホルムアミド (1.0 g, 2.58 mmol)、フェニルボロン酸 (345 mg, 2.83 mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム (99 mg, 0.086 mmol) の2規定炭酸ナトリウム水溶液(30 mL)−1,2−ジメトキシエタン(15 mL)混合物を窒素雰囲気下で16時間加熱還流した。反応液を酢酸エチルで希釈し、不溶物をろ取し、ろ液を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、溶媒を減圧下留去し、(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−7−フェニル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ホルムアミドの粗成績体を得た。この化合物をメタノール (18 mL) に溶かし濃塩酸 (6 mL) を加え2時間加熱還流した。溶媒を減圧濃縮し、得られた残さを12規定水酸化ナトリウム水溶液で中和した。生成物を酢酸エチルで抽出した。抽出液を水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥後、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:4)により精製し、標題化合物642mg(収率 70%)を得た。 融点 101−102℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.91 (3H, s), 2.03 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.34 (2H, br s), 4.31 (1H, dd, J = 4.2, 9.0 Hz), 4.55 (1H, dd, J = 4.8, 9.3 Hz), 4.72 (1H, t, J = 8.7 Hz), 7.09 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.28-7.45 (5H, m)。
[参考例330]
参考例63と同様にして、参考例299で得た5−アミノ−7−(4−イソプロピルベンジル)−2,2,4,6−テトラメチル−1−ベンゾフラン−3(2H)−オンを用い、標題化合物を合成した。 収率 86%。 融点 193−194℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.14 (9H, s), 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.44 (6H, s), 2.20 (3H, s), 2.29 (2H, s), 2.49 (3H, s), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.02 (2H, s), 6.56 (1H, br s), 7.09 (4H, s)。
[参考例331]
参考例63と同様にして、参考例296で得た7−(4−イソプロピルベンジル)−3,4,6−トリメチル−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 90%。 融点 171−172℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.16 (9H, s), 1.19 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.21 (3H, s), 2.32 (2H, s), 2.36 (3H, s), 2.56 (3H, s), 2.82 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.22 (2H, br s), 6.64 (1H, s), 7.04 (4H, s), 7.29 (1H, s)。
[参考例332]
実施例63と同様にして、参考例267で得たN−ベンジル−3−(4−イソプロピルベンジル)−4−メトキシ−2,6−ジメチルアニリンを用いて標題化合物を得た。 収率 94%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ :0.98 (9H, s), 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.61 (3H, s), 1.73 (2H, s), 1.91 (3H, s), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.79 (3H, s), 3.89 (1H, d, J = 15.6 Hz), 4.00 (1H, d, J = 15.6 Hz), 4.55 (1H, d, J = 13.5 Hz), 4.83 (1H, d, J = 13.5 Hz), 6.63 (1H, s), 6.89 (2H, d, J = 7.8 Hz), 7.07 (2H, d, J = 7.8 Hz), 7.11-7.20 (5H, m)。
[参考例333]
実施例63と同様にして、参考例300で得た(3−(4−イソプロピルベンジル)−4−メトキシ−2,6−ジメチルフェニル)アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 94%。 融点 181−182℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.13 (9H, s), 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.10 (3H, s), 2.25 (3H, s), 2.27 (2H, s), 2.83 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.78 (3H, s), 4.00 (2H, s), 6.55 (1H, br s), 6.67 (1H, s), 7.01 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.06 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例334]
実施例223で得た(7−(1−ヒドロキシ−1−(4−イソプロピルフェニル)エチル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 tert−ブチル(306 mg, 0.72 mmol)の酢酸エチル(5 mL)溶液に4規定塩酸−酢酸エチル(5 mL)溶液を氷冷下で滴下し、反応液を30分間撹拌した。反応液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液に加え、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し、標題化合物221mg(収率 定量的)を得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.97 (3H, s), 2.16 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.14 (2H, t, J = 8.4 Hz), 3.34 (2H, br s), 4.44 (2H, t, J = 8.4 Hz), 5.14 (1H, s), 5.94 (1H, s), 7.10 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.25 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例335]
参考例333で得たN−(3−(4−イソプロピルベンジル)−4−メトキシ−2,6−ジメチルフェニル)−3,3−ジメチルブタンアミド(1.99 g, 5.21 mmol)の塩化メチレン(25 mL)溶液にアルゴン雰囲気下、−78℃で三臭化ホウ素(1.0 M 塩化メチレン溶液, 10.4 mL, 10.4 mmol)を滴下し、30分間撹拌した。反応液を室温に昇温し、14時間撹拌した。反応液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液に加え、有機層を分離後、水層を酢酸エチルで抽出した。全ての有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し、標題化合物1.83g(収率 97%)を得た。 融点 202−203℃(酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.15 (9H, s), 1.19 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.11 (3H, s), 2.12 (3H, s), 2.29 (2H, s), 2.82 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.93 (2H, s), 6.34 (1H, s), 6.37 (1H, br), 6.62 (1H, s), 7.06 (4H, s)。
[参考例336]
参考例335と同様にして、参考例332で得たN−ベンジル−N−(3−(4−イソプロピルベンジル)−4−メトキシ−2,6−ジメチルフェニル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 83%。 融点 167−168℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :0.99 (9H, s), 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.66 (3H, s), 1.80 (2H, s), 1.87 (3H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.90 (1H, d, J = 16.2 Hz), 3.97 (1H, d, J = 16.2 Hz), 4.54 (1H, d, J = 13.5 Hz), 4.57 (1H, d, J = 13.5 Hz), 4.98 (1H, br), 6.59 (1H, s), 6.94 (2H, d, J = 7.8 Hz), 7.11 (2H, d, J = 7.8 Hz), 7.10-7.16 (5H, m)。
[参考例337]
参考例66と同様にして、参考例336で得たN−ベンジル−N−(3−(4−イソプロピルベンジル)−4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−3,3−ジメチルブタンアミドを、標題化合物を合成した。 収率 98%。 融点 107−108℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :0.99 (9H, s), 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.66 (3H, s), 1.76 (2H, s), 2.00 (3H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.96 (1H, d, J = 15.6 Hz), 4.08 (1H, d, J = 15.6 Hz), 4.49 (1H, d, J = 13.5 Hz), 4.87 (1H, d, J = 13.5 Hz), 5.76 (1H, s), 6.93 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.09-7.21 (7H, m)。
[参考例338]
参考例217と同様にして、参考例337で得たN−ベンジル−N−(3−ブロモ−5−(4−イソプロピルベンジル)−4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 87%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ :0.98 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.54 (3H, s), 1.73 (2H, s), 2.07 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.75 (2H, t, J = 6.0 Hz), 3.99-4.13 (4H, m), 4.42 (1H, d, J = 13.5 Hz), 4.96 (1H, d, J = 13.5 Hz), 6.84 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.00-7.20 (7H, m)。
[参考例339]
参考例335で得たN−(3−(4−イソプロピルベンジル)−4−メトキシ−2,6−ジメチル)−アミノ−2−(4−イソプロピルベンジル)−1−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)−3,3−ジメチルブタンアミド(300 mg, 0.82 mmol)、塩化メタリル(89 mg, 0.98 mmol)、炭酸カリウム(135 mg, 0.98 mmol)のDMF(5 mL)混合液をアルゴン雰囲気下、80℃で18時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 2:3)により精製し、標題化合物280mg(収率 81%)を得た。 融点 129−130℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.13 (9H, s), 1.19 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.72 (3H, s), 2.12 (3H, s), 2.22 (3H, s), 2.26 (2H, s), 2.82 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.03 (2H, s), 4.38 (2H, s), 4.90 (1H, s), 5.02 (1H, s), 6.53 (1H, s), 6.63 (1H, br), 7.04 (4H, s)。
[参考例340]
参考例66と同様にして、参考例335で得たN−(3−(4−イソプロピルベンジル)−4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用い、N−(3−ブロモ−5−(4−イソプロピルベンジル)−4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフェニル)−3,3−ジメチルブタンアミドを合成した。この化合物を用い、参考例213と同様にして、標題化合物を合成した。 収率 33%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.14 (9H, s), 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.06 (3H, s), 2.28 (2H, s), 2.37 (3H, s), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.08 (2H, br s), 4.29 (2H, br s), 5.20 (1H, d, J = 10.5 Hz), 5.28-5.36 (1H, m), 5.98-6.20 (1H, m), 6.65 (1H, s), 7.00 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.08 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例341]
参考例215と同様にして、参考例339で得たN−(3−(4−イソプロピルベンジル)−2,6−ジメチル−4−((2−メチルプロパ−2−エン−1−イル)オキシ)フェニル)−3,3−ジメチルブタンアミド を用い、標題化合物を合成した。 収率 93%。 融点 124−125℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.14 (9H, s), 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.78 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.16 (3H, s), 2.29 (2H, s), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.38 (2H, s), 4.03 (2H, br s), 4.65 (1H, s), 4.84 (1H, s), 5.05 (1H, s), 6.60 (1H, s), 7.04 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.09 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例342]
実施例1と同様にして、参考例55で得た5−アミノ−2,2,4,6−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3(2H)−オンを用いて、標題化合物を合成した。 収率 91%。 融点 181−182℃(THF−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.15 (9H, s), 1.42 (6H, s), 2,30-2.32 (5H, m), 2.49 (3H, s), 6.55 (1H, br s), 6.79 (1H, s)。
[参考例343]
実施例63と同様にして、参考例305で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 50%。 融点 229−230℃(THF−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.15 (9H, s), 1.30 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.11 (3H, s), 2.27 (3H, s), 2.31 (2H, s), 2.45 (3H, s), 2.96 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 6.67 (1H, br s), 7.24 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.33 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.48 (1H, s)。
[参考例344]
実施例203で得た、N−(7−アセチル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ホルムアミド (808 mg, 2.3 mmol) をメタノール (10 mL) と濃塩酸 (5 mL) の溶液に加え、加熱還流下2時間撹拌した。反応液を室温に冷却後、冷重曹水に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水にて洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 1:1)により精製し、標題化合物を油状物として得た。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.87 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.60 (3H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.34 (2H, br), 4.36-4.43 (1H, m), 4.48-4.56 (1H, m), 4.76-4.85 (1H, m), 7.03 (2H, d, J = 8.1Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
[参考例345]
参考例164と同様にして塩化 2−ブロモプロパノイルを用い、標題化合物を合成した。 収率 97%。 油状物。
1H-NMR (200 MHz, CDCl3) δ :1.28 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.90 (3H, d, J = 7.0 Hz), 2.98 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 5.28 (1H, q, J = 7.0 Hz), 7.34 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.97 (2H, d, J = 8.0 Hz)。
[参考例346]
参考例159と同様にして、参考例345で得た2−ブロモ−1−(4−イソプロピルフェニル)プロパン−1−オンと2,3,5−トリメチルフェノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 定量的。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.26 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.69 (3H, d, J = 7.0 Hz), 2.16 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.21 (3H, s), 2.95 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 5.37 (1H, q, J = 7.0 Hz), 6.40 (1H, s), 6.59 (1H, s), 7.29-7.32 (2H, m), 8.00-8.04 (2H, m)。
[参考例347]
参考例346で得た1−(4−イソプロピルフェニル)−2−(2,3,5−トリメチルフェノキシ)プロパン−1−オン(61.3 g, 194 mmol)、Amberlyst 15 (61.0 g)、及びモレキュラーシーブMS4A(30 g)のトルエン(200 mL)混合液を80℃で2時間加熱還流した。反応液をセライトろ過し、ろ液を減圧濃縮した。残さをシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:100)により精製し、標題化合物54.4g(収率 96%)で得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.30 (6H, d, J = 7.0 Hz), 2.06 (3H, s), 2.32 (3H, s), 2.34 (3H, s), 2.41 (3H, s), 2.96 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 6.75 (1H, s), 7.25 (4H, s)。
[参考例348]
参考例159と同様にして、参考例345で得た2−ブロモ−1−(4−イソプロピルフェニル)プロパン−1−オンと2,3−ジメチルフェノールを用い、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−(2,3−ジメチルフェノキシ)プロパン−1−オンを得た。この化合物を参考例143と同様にして、標題化合物を得た。 収率 81%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.31 (6H, d, J = 7.0 Hz), 2.38 (3H, s), 2.44 (3H, s), 2.53 (3H, s), 2.97 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 7.02 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.29-7.45 (5H, m)。
[参考例349]
参考例144と同様にして、参考例347で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−2,4,6,7−テトラメチル−1−ベンゾフランを用いて、標題化合物を合成した。 収率 63%。 融点 79−80℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.09 (3H, d, J = 7.0 Hz), 1.21 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.90 (3H, s), 2.16 (3H, s), 2.24 (3H,s), 2.85 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 4.30 (1H, d, J = 7.0 Hz), 4.91-5.05 (1H, m), 6.49 (1H, s), 6.83 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.08 (2H, d, J = 8.0 Hz)。
[参考例350]
参考例144と同様にして、参考例348で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−2,6,7−トリメチル−1−ベンゾフランを用い、3−(4−イソプロピルフェニル)−2,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを得た。この化合物を用い、参考例23と同様にして、5−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−2,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを得た。この化合物を用い、参考例24と同様にして、標題化合物を合成した。 収率 22%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.00 (3H, d, J = 7.0 Hz), 1.23 (6H, d, J = 7.0 Hz), 2.10 (3H, s), 2.24 (3H, s), 2.87 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 3.44 (1H, br s), 4.19 (2H, s), 4.44 (1H, d, J = 8.0 Hz), 4.90-4.99 (1H, m), 6.37 (1H, s), 6.90 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.10 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.23-7.36 (5H, m)。
[参考例351]
参考例30と同様にして、参考例350で得た(cis)−N−ベンジル−3−(4−イソプロピルフェニル)−2,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 96%。 融点 189−190℃(ジイソプロピルエーテル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.02 (3H, d, J = 6.0 Hz), 1.22 (6H, d, J = 7.0 Hz), 2.09 (3H, s), 2.21 (3H,s), 2.86 (1H, sept, J = 7.0 Hz), 3.23 (3H, br), 4.39 (1H, d, J = 8.0 Hz), 4.89-4.99 (1H, m), 6.36 (1H, s), 6.90 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.0 Hz)。
[参考例352]
参考例23と同様にして、参考例349で得た(cis)−3−(4−イソプロピルフェニル)−2,4,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用いて、(cis)−5−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−2,4,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを合成した。この化合物を用いて、参考例24と同様にして、(cis)−N−ベンジル−3−(4−イソプロピルフェニル)−2,4,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミン合成した。この化合物を用いて、参考例30と同様にして、標題化合物を合成した。 収率 83%。
融点 91−92℃(ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.06 (3H, d, J = 7.0 Hz), 1.21 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.84 (3H, s), 2.12 (3H, s), 2.21 (3H,s), 2.85 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 3.25 (2H, br s), 4.29 (1H, d, J = 8.0 Hz), 4.83-4.96 (1H, m), 6.83 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.07 (2H, d, J = 8.0 Hz)。
[参考例353]
参考例177と同様にして、3,5−ジメチルフェノールとフェナシルブロマイドを用い、標題化合物を合成した。 収率 86%。 融点 104−105℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 2.28 (6H, s), 5.23 (2H, s), 6.58 (2H, s), 6.63 (1H, s), 7.46-7.54 (2H, m), 7.58-7.65 (1H, m), 7.98-8.04 (2H, m)。
[参考例354]
参考例143と同様にして、参考例353で得た2−(3,5−ジメチルフェノキシ)−1−フェニルエタノンを用い、標題化合物を合成した。 収率 定量的。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 2.21 (3H, s), 2.43 (3H, s), 6.83 (1H, s), 7.17 (1H, s), 7.38-7.50 (6H, m)。
[参考例355]
参考例199と同様にして、参考例354で得た4,6−ジメチル−3−フェニル−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 91%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.91 (3H, s), 2.29 (3H, s), 4.41 (1H, dd, J = 8.4, 4.8 Hz), 4.51 (1H, dd, J = 9.0, 5.1 Hz), 4.85 (1H, d, J = 9.0 Hz), 6.48 (1H, s), 6.57 (1H, s), 7.11-7.31 (5H, m)。
[参考例356]
参考例23と同様にして、参考例355で得た4,6−ジメチル−3−フェニル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 78%。 融点 135−136℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 2.04 (3H, s), 2.39 (3H, s), 4.41 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.56 (1H, dd, J = 9.3, 4.2 Hz), 4.85 (1H, d, J = 9.0 Hz), 6.67 (1H, s), 7.07-7.25 (2H, m), 7.19-7.32 (3H, m)。
[参考例357]
参考例24と同様にして、参考例356で得た5−ブロモ−4,6−ジメチル−3−フェニル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用い、標題化合物を合成した。 収率 72%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.89 (3H, s), 2.26 (3H, s), 2.87 (1H, br s), 3.92 (2H, s), 4.37 (1H, dd, J = 8.4, 4.8 Hz), 4.52 (1H, dd, J = 9.0, 4.2 Hz), 4.82 (1H, d, J = 9.0 Hz), 6.60 (1H, s), 7.05-7.40 (10H, m)。
[参考例358]
参考例30と同様にして、参考例357で得たN−ベンジル−4,6−ジメチル−3−フェニル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 84%。 融点 127−128℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.84 (3H, s), 2.19 (3H, s), 3.26 (2H, br s), 4.33 (1H, dd, J = 8.7, 4.5 Hz), 4.53 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.78 (1H, dd, J = 9.0, 8.7 Hz), 6.56 (1H, s), 7.09-7.29 (5H, m)。
[参考例359]
参考例134で得た(3R)−(+)−2,2,4,6,7−ペンタメチル−3−(4−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミン(0.89 g, 3 mmol)のDMF溶液に、トリエチルアミン(0.84 mL, 6 mmol)、(4−トリフルオロメチル)フェニル酢酸(0.67 g, 3.3 mmol)、シアノリン酸ジエチル(0.46 mL, 3.3 mmol)を0℃にて加え、室温に昇温した。同温にて1時間撹拌後、反応液を冷水(50 mL)に注いだ。析出した結晶をろ取し、結晶を再び酢酸エチルに溶解した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を減圧下乾燥し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:1)にて精製後、ジエチルエーテル−ヘキサンより結晶化し、標題化合物1.19g(収率 83%)を得た。 融点 187−189℃(ジエチルエーテル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.99 (3H, s), 1.47 (3H, s), 1.65 (3H, s), 2.04 (3H, s), 2.13 (3H, s), 2.29 (3H, s), 3.79 (2H, s), 4.06 (1H, s), 6.44 (1H, br), 7.02 (4H, br), 7.49 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.62 (2H, d, J = 8.2 Hz)。
[参考例360]
参考例359と同様に、参考例134で得た(+)−(3R)−2,2,4,6,7−ペンタメチル−3−(4−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンと4−メトキシフェニル酢酸を用いて、標題化合物を合成した。 収率 74%。 融点 186−188℃(酢酸エチル−ヘキサン)。1H-NMR (CDCl3) δ: 0.99 (3H, s), 1.46 (3H, s), 1.64 (3H, s), 2.04 (3H, s), 2.13 (3H, s), 2.28 (3H, s), 3.68 (2H, s), 3.80 (3H, s), 4.06 (1H, s), 6.44 (1H, br), 6.89 (2H, d, J = 8.6 Hz), 7.02 (4H, br), 7.25 (2H, d, J = 8.6 Hz)。
[参考例361]
参考例359と同様に、参考例134で得た(+)−(3R)−2,2,4,6,7−ペンタメチル−3−(4−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンと4−メトキシフェニルプロピオン酸を用いて、標題化合物を合成した。 収率 21%。 融点 170−172℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.99 (3H, s), 1.48 (3H, s), 1.63 (3H, s), 1.99 (3H, s), 2.13 (3H, s), 2.29 (3H, s), 2.64 (2H, d, J = 7.4 Hz), 2.99 (2H, d, J = 7.4 Hz),3.76 (3H, s), 4.08 (1H, s), 6.44 (1H, br), 6.81 (2H, d, J = 8.5 Hz), 7.02 (4H, br), 7.16 (2H, d, J = 8.5 Hz)。
[参考例362]
参考例359と同様に、参考例130で得た2,2,4,6,7−ペンタメチル−3−(4−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンと4−メトキシフェニルプロピオン酸を用いて、標題化合物を合成した。収率 29%。 融点 180−183℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.99 (3H, s), 1.48 (3H, s), 1.63 (3H, s), 1.99 (3H, s), 2.13 (3H, s), 2.29 (3H, s), 2.64 (2H, d, J = 7.3 Hz), 2.99 (2H, d, J = 7.3 Hz),3.76 (3H, s), 4.08 (1H, s), 6.45 (1H, br), 6.81 (2H, d, J = 8.5 Hz), 7.02 (4H, br), 7.16 (2H, d, J = 8.5 Hz)。
[参考例363]
参考例359と同様に、参考例130で得た2,2,4,6,7−ペンタメチル−3−(4−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンと4−メトキシフェニル酢酸を用いて、標題化合物を合成した。 収率 62%。 融点 166−167℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.99 (3H, s), 1.46 (3H, s), 1.63 (3H, s), 2.03 (3H, s), 2.12 (3H, s), 2.28 (3H, s), 3.68 (2H, s), 3.79 (3H, s), 4.05 (1H, s), 6.43 (1H, br), 6.87 (2H, d, J = 8.6 Hz), 7.00 (4H, br), 7.25 (2H, d, J = 8.6 Hz)。
[参考例364]
参考例359と同様に、参考例130で得た2,2,4,6,7−ペンタメチル−3−(4−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンと4−(4−メトキシフェニル)ブタン酸を用いて、標題化合物を合成した。 収率 11%。 融点 166−167℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.99 (3H, s), 1.46 (3H, s), 1.63 (3H, s), 2.03 (3H, s), 2.12 (3H, s), 2.28 (3H, s), 3.68 (2H, s), 3.79 (3H, s), 4.05 (1H, s), 6.43 (1H, br), 6.87 (2H, d, J = 8.6 Hz), 7.00 (4H, br), 7.25 (2H, d, J = 8.6 Hz)。
[参考例365]
参考例63と同様にして、参考例120で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンと4−メトキシフェニルアセチルクロリドを用いて、標題化合物を合成した。 収率 74%。 融点 171−173℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ:0.98 (3H, s), 1.20 (6H, d, J = 6.6 Hz), 1.46 (3H, s), 1.64 (3H, s), 2.03 (3H, s), 2.12 (3H, s), 2.84 (1H, septet, J = 6.6 Hz), 3.68 (2H, s), 3.80 (3H, s), 4.06 (1H, s), 6.45 (1H, br), 6.6-6.9 (2H, m), 6.89 (2H, d, J = 8.6 Hz), 7.05 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.26 (d, 2H, J = 8.6 Hz)。
[参考例366]
参考例63と同様にして、参考例120で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンと4−メトキシフェニルプロピオニルクロリドを用いて、標題化合物を合成した。収率 72%。 融点 188−191℃。(酢酸エチル−ヘキサン)
1H-NMR (CDCl3) δ:0.99-1.01 (3H, m), 1.19-1.26 (6H, m), 1.48 (3H, s), 1.64-1.68 (3H, m), 1.99 (3H, s), 2.05-2.13 (5H, m), 2.65-3.04 (3H, m), 3.72-3.77 (3H, m), 4.08 (1H, s), 6.47-7.19 (9H, m)。
[参考例367]
塩化アルミニウム(1.23 g,9.25 mmol)のTHF(40 mL)懸濁液に、氷冷下で水素化リチウムアルミニウム(354 mg,9.31 mmol)を少しずつ加え同温下で10分間撹拌した。この混合物に参考例365で合成したN−(3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−4−メトキシフェニルアセトアミド(536 mg,1.14 mmol)を加え3時間加熱還流した。反応混合物を氷水中に加え、8規定水酸化ナトリウム水溶液で中和した後、生成物を酢酸エチルで2回抽出し、合わせた有機層を水で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 3:1)にて精製し、3−(4−イソプロピルフェニル)−N−(2−(4−メトキシフェニル)エチル)−2,2,4,6,7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを得た。この化合物(537.9 mg, 1.18 mmol)を水素化ナトリウム(60%パラフィン分散物,232.1 mg, 5.80 mmol)のDMF(25 mL)懸濁液に加え60℃で20分間撹拌した。塩化アセチル(0.5 mL, 7.03 mmol)を加え、1時間同温度で撹拌した。反応混合物を室温まで冷却した後、混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで2回抽出した。抽出液を水で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 3:1)にて精製し、目的物の回転異性体(Rf=0.38;ヘキサン−酢酸エチル 3:1)を(収率 43%)を得た。 融点 134−136℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ:1.03 (3H, s), 1.22 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.54 (3H, s), 1.66 (3H, s), 1.72 (3H, s), 2.12 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.77-2.89 (3H, m), 3.59-3.70 (2H, m), 3.77 (3H, s), 4.11 (1H, s), 6.77-7.13 (8H, m)。
[参考例368]
参考例367と同様に操作した残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 3:1)にて精製し、目的物の回転異性体(Rf=0.25;ヘキサン−酢酸エチル 3:1)を(収率 34%)を得た。 非晶質。
1H-NMR (CDCl3) δ:1.03 (3H, s), 1.23 (6H, d, J = 6.8 Hz), 1.53 (3H, s), 1.73 (3H, s), 1.75 (3H, s), 2.12 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.67-2.75 (2H, m), 2.80-2.94 (1H, septet, J = 6.8 Hz), 3.57-3.74 (2H, m), 3.77 (3H, s), 4.14 (1H, s), 6.77-7.13 (8H, m)。
参考例30で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミン (430 mg, 1.46 mmol) とtert−ブチルアセチルクロリド (0.22 mL, 1.53 mmol) の塩化メチレン (10 mL) 溶液に室温でトリエチルアミン (0.22 mL, 1.61 mmol) を加え、室温で1時間撹拌した。反応液に水を加え、有機層を分離し、水層を塩化メチレンで抽出した。合わせた有機層を1規定塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 8:1)により精製し、標題化合物400 mg(収率 70%)を得た。 融点 171−173℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.81 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.41 (1H, dd, J = 8.7, 4.8 Hz), 4.52 (1H, dd, J = 8.7, 4.8 Hz), 4.82 (1H, t, J = 8.7 Hz), 6.49 (1H, br s), 7.04 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
実施例1と同様にして、参考例31で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−6,7−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 54%。 融点 177−178℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.09 (9H, s), 1.24 (6H, d, J = 7.2 Hz), 2.13 (3H, s), 2.18 (2H, s), 2.20 (3H, s), 2.87 (1H, septet, J = 7.2 Hz), 4.28 (1H, dd, J = 9.0, 7.5 Hz), 4.56-4.63 (1H, m), 4.84 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.69 (1H, br s), 6.94 (1H, s), 7.11 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.15 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
実施例1と同様にして、参考例32で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 67%。 融点 130−131℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.85 (3H, s), 2.21 (3H, s), 2.23 (2H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.40 (1H, dd, J = 8.4, 4.8 Hz), 4.49 (1H, dd, J = 9.0, 4.8 Hz), 4.77-4.85 (1H, m), 6.48 (1H, br s), 6.62 (1H, s), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例1と同様にして、参考例33で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 71%。 融点 119−120℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.06 (9H, s), 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.13 (2H, s), 2.88 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.40 (1H, dd, J = 9.0, 7.5 Hz), 4.56-4.64 (1H, m), 4.87 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.79 (1H, d, J = 8.7 Hz), 6.89 (1H, br s), 7.08-7.23 (6H, m)。
実施例1と同様にして、参考例34で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−3,4,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 37%。 融点 194−195℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.72 (3H, s), 1.74 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.24 (2H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.37 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.42 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.48 (1H, br s), 7.13 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.21 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
実施例1と同様にして、参考例35で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−3,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 59%。 融点 132−133℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.71 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.20 (2H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.40 (1H, d, J = 8.7 Hz), 4.57 (1H, d, J = 8.7 Hz), 6.72 (1H, br s), 6.97 (1H, s), 7.13 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.20 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
実施例1で得た、N−(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを高速液体クロマトグラフィー(機器:GIGAPREP SK-1 資生堂社製、カラム:CHIRALCEL OD(50(i,d)x 500mm)ダイセル化学工業株式会社製)、移動層:ヘキサン:エタノール=95:5,流速:60mL/min、カラム温度:35℃、注入量:30 mg/回、検出:UV 220 nm)を用いて保持時間の小さい方を分取した。 回収率 44%。 融点 186−187℃ (酢酸エチル−ヘキサン)。[α]D 20=+64.0°(c=0.44,クロロホルム)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.84 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.40 (1H, dd, J = 8.7, 4.8 Hz), 4.51 (1H, dd, J = 9.3, 4.8 Hz), 4.81 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.47 (1H, br s), 7.03 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
実施例1で得た、N−(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを高速液体クロマトグラフィー(機器:GIGAPREP SK-1 資生堂社製、カラム:CHIRALCEL OD(50(i,d)x 500mm)ダイセル化学工業株式会社製)、移動層:ヘキサン:エタノール=95:5,流速:60mL/min、カラム温度:35℃、注入量:30 mg/回、検出:UV 220 nm)を用いて保持時間の大きい方を分取した。 回収率 42%。 融点 185−186℃。(酢酸エチル−ヘキサン)。[α]D=−61.2°(c=0.42,クロロホルム)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.84 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.24 (2H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.40 (1H, dd, J = 8.7, 4.8 Hz), 4.51 (1H, dd, J = 9.0, 4.8 Hz), 4.81 (1H, t, J = 8.7 Hz), 6.49 (1H, br s), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.10 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例1と同様にして、参考例30で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンとプロピオニルクロリドを用い、標題化合物を合成した。 収率 74%。 融点 164−165℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.00-1.37 (9H, m), 1.82 (3H, s), 2.09-2.45 (8H, m), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.37-4.60 (2H, m), 4.77-4.89 (1H, m), 6.54 (1H, br s), 6.99-7.19 (4H, m)。
実施例1と同様に、参考例30で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンとブチリルクロリドを用いて標題化合物を合成した。 収率 80%。 融点 177−178℃(THF−ジイソプロピルエーテル)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.02 (3H, t, J = 7.5 Hz), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.71-1.87 (5H, m), 2.13 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.35 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.42 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.53 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.83 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.54 (1H, br s), 6.99-7.06 (2H, m), 7.11-7.15 (2H, m)。
実施例1と同様にして、参考例30で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンとペンタノイルクロリドを用い、標題化合物を合成した。 収率 72%。 融点 128−129℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.72-1.00 (3H, m), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.36-1.90 (7H, m), 2.11-2.42 (8H, m), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.37-4.59 (2H, m), 4.77-4.89 (1H, m), 6.53 (1H, br s), 6.99-7.17 (4H, m)。
実施例1と同様に、参考例30で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンと(4−メトキシフェニル)アセチルクロリドを用いて標題化合物を合成した。 収率 62%。 融点 166−167℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.72 (3H, s), 2.02 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.83 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.69 (2H, s), 3.80 (3H, s), 4.39 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.48 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.80 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.46 (1H, br s), 6.90 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.01 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.26 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
実施例1と同様にして、参考例30で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンと3−(4−メトキシフェニル)プロピオニルクロリドを用い、標題化合物を合成した。 収率 83%。 融点 119−120℃(酢酸エチル−ヘキサン)。1H-NMR (CDCl3) δ : 1.21 (6H, d, J = 7.2 Hz), 1.66-1.75 (3H, m), 1.97-2.20 (6H, m), 2.61-3.02 (5H, m), 3.71-3.78 (3H, m), 4.35-4.56 (2H, m), 4.77-4.85 (1H, m), 6.45 (1H, br s), 6.62-7.20 (8H, m)。
参考例30で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミン(300 mg, 1.02 mmol)の塩化メチレン(5 mL)溶液にイソシアン酸 tert−ブチル(0.14 mL, 1.22 mmol)を加え20時間還流した。反応液を水に加え、酢酸エチルにて抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 2:1)により精製後、THF−ヘキサンより再結晶し、標題化合物283mg(収率 70%)を得た。 融点 201−202℃。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.10-1.40 (15H, m), 1.87 (3H, s), 2.19 (6H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.00 (1H, br s), 4.45 (1H, dd, J = 8.7, 4.5 Hz), 4.55 (1H, dd, J = 8.7, 4.5 Hz), 4.86 (1H, t, J = 8.7 Hz), 5.31 (1H, br s), 7.00 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.0 Hz)。
実施例1と同様に、参考例30で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンとエチルオキザリルクロリドを用いて標題化合物を合成した。 収率 76%。 融点 83−84℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.42 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.83 (3H, s), 2.13 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.37-4.46 (3H, m), 4.54 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.85 (1H, t, J = 9.0 Hz), 7.04 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz), 8.27 (1H, br s)。
実施例15で得た(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)オキサミド酸エチル(100 mg, 0.25 mmol)のTHF(3 mL)溶液に、アルゴン雰囲気下、tert−ブチルマグネシウムクロリド(2.0 M THF溶液, 0.26 mL, 0.5 mmol)を0℃で滴下し、30分間撹拌した。反応液を室温で1時間撹拌後、氷に加え、酢酸エチルにて抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 4:1)により精製後、酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し、標題化合物29mg(収率 28%)を得た。 融点 142−143℃。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.37 (9H, s), 1.81 (3H, s), 2.10 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.42 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.52 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.82 (1H, t, J = 9.0 Hz), 7.03 (2H, d, J = 7.8 Hz), 7.12 (2H, d, J = 7.8 Hz), 8.00 (1H, br s)。
2−オキソブタン酸(259 mg, 2.54 mmol)のTHF (5 mL)溶液に オキザリルクロリド (0.33 mL, 3.80 mmol) を氷冷下で滴下後、DMF (3滴) を加え、30分間撹拌した。反応液を室温に昇温し、1時間撹拌後、溶媒を減圧下で留去した。残さを塩化メチレン (5 mL) に溶かし、参考例30で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミン(500 mg, 1.69 mmol)とトリエチルアミン(0.24 mL, 1.69 mmol)のTHF (5 mL) 溶液に氷冷下で滴下し、30分間撹拌した。室温に昇温後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し、得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 2:1)により精製し、標題化合物363mg(収率 57%)を合成した。 収率 57%。融点 97−98℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.15 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.79 (3H, s), 2.09 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.01 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.42 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.53 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.83 (1H, t, J = 9.0 Hz), 7.03 (2H, d, J = 7.8 Hz), 7.12 (2H, d, J = 7.8 Hz), 8.13 (1H, s)。
実施例17で得たN−(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−2−オキソブタンアミド(237 mg, 0.62 mmol)のメタノール(5 mL)溶液に水素化ホウ素ナトリウム(24 mg, 0.62 mmol)を0℃で加え,室温で30分間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルにて抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。残さを酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し、標題化合物170mg(収率 72%)を得た。 融点146−147℃。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.06 (3H, t, J = 7.5 Hz), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.70-1.88 (4H, m), 1.88-2.05 (1H, m), 2.12 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.50-2.60 (2H×0.5, m), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.22-4.28 (2H×0.5, m), 4.41 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.52 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.82 (1H, t, J = 9.0 Hz), 7.03 (2H, d, J = 7.5 Hz), 7.11 (2H, d, J = 7.5 Hz), 7.58 (1H×0.5, br s), 7.60 (1H×0.5, br s)。
実施例15で得た(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)オキサミド酸エチル(500 mg, 1.26 mmol)のTHF(10 mL)溶液に、アルゴン雰囲気下、tert−ブチルマグネシウムクロリド(2.0 M THF溶液, 1.9 mL, 3.78 mmol)を0℃で滴下し、30分間撹拌した。反応液を室温に昇温し、1時間撹拌後、氷に加え、酢酸エチルにて抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 4:1)により精製後、酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し、標題化合物をジアステレオマー混合物として194mg(収率 38%)を得た。 融点 165−166℃。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.09 (9H, s), 1.20-1.26 (6H, m), 1.84 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.64 (1H×0.5, d, J = 5.1 Hz), 2.70 (1H×0.5, d, J = 5.1 Hz), 2.80-2.92 (1H, m), 3.91 (1H×0.5, d, J = 5.1 Hz), 3.92 (1H×0.5, d, J = 5.1 Hz), 4.41 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.52 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.82 (1H, t, J = 9.0 Hz), 7.03 (2H, d, J = 7.8 Hz), 7.12 (2H, d, J = 7.8 Hz), 7.36 (1H×0.5, br s), 7.47 (1H×0.5, br s)。
実施例3で得たN−(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (650 mg, 1.71 mmol) と1,1−ジクロロメチルメチルエーテル (237 mg, 2.06 mmol) の塩化メチレン (5 mL) 溶液にアルゴン雰囲気下、四塩化チタン (0.34 mL, 3.07 mmol) を氷冷下で加えた後、同温下で20分間撹拌した。反応液に水を加え、塩化メチレンで抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 4:1)により精製し標題化合物520mg(収率 75%)を得た。 融点 177−178℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.91 (3H, s), 2.26 (2H, s), 2.51 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.49-4.61 (2H, m), 4.92-5.05 (1H, m), 6.55 (1H, br s), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz), 10.4 (1H, s)。
実施例20で得た、N−(7−ホルミル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (370 mg, 0.91 mmol) のメタノール (5 mL) 溶液 に水素化ホウ素ナトリウム (34 mg, 0.91 mmol) を室温下加え、1時間撹拌した。反応液を減圧下濃縮後、残さを酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さを酢酸エチル−ヘキサンで結晶化させ、標題化合物290mg(収率 78%)を得た。 融点 274−275℃。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.86 (3H, s), 2.00 (1H, br s), 2.26 (5H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.43 (1H, dd, J = 8.1, 4.8 Hz), 4.52 (1H, dd, J = 9.3, 4.8 Hz), 4.64-4.93 (3H, m), 6.54 (1H, br s), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
メチルマグネシウムブロミド(2.0 M THF溶液, 5.0 mL, 10.0 mmol)に、実施例20で得たN−(7−ホルミル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (780 mg, 1.91 mmol) を0℃で加えた後、反応液を同温下で、1時間撹拌した。反応液を水に加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをヘキサン−酢酸エチルより結晶化させて、標題化合物をジアステレオマー混合物として590mg(収率 73%)を得た。 融点 156−157℃ (酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.87-1.32 (15H, m), 1.50-1.62 (3H, m), 1.86 (3H, s), 2.17-2.25 (5H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.42-3.52 (1H, m), 4.47-4.52 (2H, m), 4.82-5.09 (2H, m), 6.50 (1H, br s), 7.00-7.05 (2H, m), 7.03-7.15 (2H, m)。
実施例22で得たN−(7−(1−ヒドロキシエチル)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド(200 mg, 0.47 mmol)の トリフルオロ酢酸 (3 mL) 混合物に、トリエチルシラン (0.5 mL, 3.2 mmol)を氷冷下加え、室温で30分間撹拌した。反応液を減圧下濃縮後、残さに飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、水層をアルカリ性とし、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 10:1)により精製しヘキサンより結晶化させ標題化合物100mg(収率 52%)を得た。 融点 135−136℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.90-1.25 (18H, m), 1.84 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.24 (2H, s), 2.65 (2H, q, J = 7.5 Hz), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.40 (1H, dd, J = 8.7, 4.8 Hz), 4.50 (1H, dd, J = 9.0, 4.8 Hz), 4.81 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.50 (1H, br s), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例1で合成したN−(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (200 mg, 0.51 mmol) のDMF (3 mL) 溶液に水素化ナトリウム(60%流動パラフィン分散物, 24 mg, 0.6 mmol) を0℃で加え、室温で30分間撹拌した。反応液にヨウ化メチル (78 mg, 0.55 mmol) を加え、室温で30分間撹拌した。反応液に水を加え、ジイソプロピルエーテルで抽出した。抽出液を水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥後、減圧濃縮し、得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 4:1)により精製し、標題化合物の2種の回転異性体のうち低極性の目的物を25mg(収率 12%)得た。 融点 122−123℃(石油エーテル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.99 (9H, s), 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.75 (3H, s), 1.79 (2H, s), 2.06 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.00 (3H, s), 4.44 (1H, dd, J = 8.7, 4.8 Hz), 4.55 (1H, dd, J = 9.0, 4.8 Hz), 4.87 (1H, t, J = 9.0 Hz), 7.02 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例24のシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 4:1)により、2種の回転異性体のうち高極性の標題化合物を28mg(収率 14%)得た。 融点 80−82℃(石油エーテル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.91 (9H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.72 (2H, s), 1.73 (3H, s), 2.07 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.06 (3H, s), 4.43 (1H, dd, J = 8.7, 4.8 Hz), 4.55 (1H, dd, J = 9.0, 4.8 Hz), 4.86 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.95 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
ピロリジン (0.20 mL, 2.4 mmol) のメタノール (5 mL) 溶液 にチタンテトライソプロポキシド (0.36 mL, 1.20 mmol)、実施例20で得たN−(7−ホルミル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (250 mg, 0.61 mmol) を0℃で加え、室温で14時間撹拌した。反応液に水素化ホウ素ナトリウム (23.2 mg, 0.61 mol) を室温下加え、1.5時間撹拌した。反応液に水を加え、減圧下濃縮後、残さを酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さを塩基性シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 2:1)により精製し、標題化合物140mg(収率 49%)を得た。 非晶質。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.09 (9H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.62-1.87 (7H, m), 2.22 (2H, s), 2.26 (3H, s), 2.47-2.62 (4H, m), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.58 (1H, d, J = 12.0 Hz) , 3.67 (1H, d, J = 12.0 Hz), 4.38 (1H, dd, J = 8.4, 4.5 Hz), 4.48 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.78 (1H, t, J = 9.0 Hz) , 6.65 (1H, br s), 7.01 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.10 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例26と同様にして、実施例20で得たN−(7−ホルミル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドとジメチルアミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 37%。 非晶質。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.85 (3H, s), 2.20-2.32 (11H, m), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.39 (1H, d, J = 12.3 Hz) , 3.45 (1H, d, J = 12.3 Hz), 4.40 (1H, dd, J = 8.7, 4.8 Hz), 4.51 (1H, dd, J = 9.0, 4.8 Hz), 4.80 (1H, t, J = 8.7 Hz), 6.51 (1H, br s), 7.01 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.10 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
メチルマグネシウムブロミド(2.0 M THF溶液, 5.0 mL, 10.0 mmol)に、実施例20で得たN−(7−ホルミル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (1.0 g, 1.91 mmol) を0℃で加えた後、反応液を同温下で、1時間撹拌した。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、1規定塩酸で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 4:1)により精製し、標題化合物192mg(収率 19%)を低極性体として得た。 融点 147−148℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.51 (3H, d, J = 6.6 Hz), 1.86 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.51 (1H, d, J = 10.5 Hz), 4.43-4.58 (2H, m), 4.82-5.11 (2H, m), 6.51 (1H, br s), 7.02 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例28と同様に操作した残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 4:1)により精製し、標題化合物122mg(収率 12%)を高極性体として得た。 融点 169−170℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.55 (3H, d, J = 6.6 Hz), 1.85 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.49 (1H, d, J = 9.9 Hz), 4.43-4.58 (2H, m), 4.82-5.12 (2H, m), 6.53 (1H, br s), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
エチルマグネシウムクロリド (2.0 M THF溶液, 5.0 mL, 10.0 mmol)に、実施例20で得たN−(7−ホルミル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (0.7 g, 1.72 mmol) を0℃で加えた後、反応液を同温下で、1時間撹拌した。反応液を水に加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、1規定塩酸で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 4:1)により精製し、標題化合物264mg(収率 35%)を低極性体として得た。 融点 145−146℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.90-1.05 (3H, m), 1.11 (9H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.69-1.95 (5H, m), 2.17 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.32 (1H, d, J = 10.2 Hz), 4.41-4.57 (2H, m), 4.72-4.90 (2H, m), 6.51 (1H, br s), 7.01 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
実施例30と同様に操作した残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 4:1)により精製し、標題化合物160mg(収率 21%)を高極性体として得た。 融点 165−167℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.87-1.09 (3H, m), 1.11 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.77-1.93 (5H, m), 2.17 (3H, s), 2.24 (2H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.36 (1H, d, J = 10.2 Hz), 4.40-4.52 (2H, m), 4.72-4.90 (2H, m), 6.56 (1H, br s), 7.01 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
実施例22で得たN−(7−(1−ヒドロキシエチル)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (580 mg, 1.37 mmol) と二酸化マンガン (1.43 g, 16.4 mmol) 混合物を100℃で、2時間撹拌した。不溶物をろ過で除き、ろ液を減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 4:1)により精製し、標題化合物440mg(収率 76%)を得た。 融点 200−201℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.8 Hz), 1.89 (3H, s), 2.23 (3H, s), 2.26 (2H, s) , 2.58 (3H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.8 Hz), 4.41-4.58 (2H, m), 4.78-4.96 (1H, m), 6.47 (1H, br s), 7.03 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.14 (2H, d, J = 8.2 Hz)。
実施例22と同様にして、実施例32で得たN−(7−アセチル−3−(4−イソプロピルフェニル)))−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル))−3,3−ジメチルブタンアミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 34%。 融点 133−134℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.8 Hz), 1.68 (3H, s), 1.70 (3H, s), 1.86 (3H, s), 2.26 (2H, s), 2.35 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.8 Hz), 4.37-4.55 (3H, m), 4.75-4.88 (1H, m), 6.47 (1H, br s), 7.03 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.2 Hz)。
実施例23と同様にして、実施例30および31の合成の際に得られたN−(7−(1−ヒドロキシプロピル)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドのジアステレオ混合物を用い、標題化合物を合成した。 収率 86%。 融点 145−148℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.80-1.35 (18H, m), 1.45-1.65 (2H, m), 1.80 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.57-2.68 (2H, m), 2.85 (1H, septet, J = 6.8 Hz), 4.40 (1H, dd, J = 8.4, 6.6 Hz), 4.50 (1H, dd, J = 8.8, 6.6 Hz), 4.80 (1H, t, J = 8.4 Hz), 6.49 (1H, br s), 7.04 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
実施例3で合成したN−(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (1.0 g, 2.63 mmol) のアセトニトリル (30mL) 溶液に、0℃でN−ブロモコハク酸イミド (468 mg, 2.63 mmol) を加え、室温で2時間撹拌した。反応液に水を加え、有機層を分離し、水層を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を水で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。溶媒を減圧下留去し、得られた残さをエタノールから結晶化させて標題化合物1.10g(収率 91%)を得た。 融点 191−193℃。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.82 (3H, s), 2.24 (2H, s), 2.33 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.51 (1H, dd, J = 9.0, 4.8 Hz), 4.63 (1H, dd, J = 9.0, 4.8 Hz), 4.93 (1H, t, J = 9.3 Hz), 6.54 (1H, br s), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例35で合成したN−(7−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (250 mg, 0.545 mmol)、臭化銅(I) (78 mg, 0.545 mmol)、酢酸エチル (88 mg, 1.00 mmol) と28%ナトリウムメトキシド−メタノール溶液 (20 mL) の混合物を、6時間加熱還流した。反応液に1規定塩酸を加え、生成物をジイソプロピルエーテルで抽出した。抽出液を水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 4:1)により精製し、ヘキサン−酢酸エチルで結晶化させ標題化合物130mg(収率 58%)を得た。 融点 191−193℃。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.83 (3H, s), 2.16 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.89 (3H, s), 4.44-4.55 (2H, m), 4.87 (1H, t, J = 8.1 Hz), 6.47 (1H, br s), 7.05 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例1と同様にして、参考例141で得た(+)−(3R)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 93%。 融点 148−149℃(酢酸エチル−ヘキサン)。[α]D 20=+93.2°(c=0.54,クロロホルム)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.86 (3H, s), 2.22 (3H, s), 2.24 (2H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.41 (1H, dd, J = 9.0, 4.8 Hz), 4.50 (1H, dd, J = 9.0, 4.8 Hz), 4.83 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.47 (1H, br s), 6.63 (1H, s), 7.04 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例37で得た(+)−N−((3R)−3-(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (933 mg, 2.46 mmol) の塩化メチレン (20 mL) 溶液にアルゴン雰囲気下、−70℃で塩化アルミニウム (721 mg, 5.40 mmol) を加え20分間撹拌した。反応液に塩化アセチル (424 mg, 5.40 mmol) を同温度で滴下後、徐々に10℃に昇温した。反応液を氷に加え、有機層を分離し、水層を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 2:1)により精製し、標題化合物873mg(収率 84%)を合成した。 融点 176−177℃(酢酸エチル−ヘキサン)。[α]D 20=+6.2°(c=0.53,クロロホルム)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.88 (3H, s), 2.22 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.58 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.46-4.55 (2H, m), 4.89 (1H, t, J = 8.4 Hz), 6.53 (1H, br s), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.14 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例20と同様にして、実施例37で得た(+)−N−((3R)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 83%。 融点 179−180℃(酢酸エチル−ヘキサン)。[α]D 20=−25.8°(c=0.48,クロロホルム)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.92 (3H, s), 2.23 (2H, s), 2.52 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.45-4.60 (2H, m), 4.97 (1H, t, J = 10.8 Hz), 6.49 (1H, br s), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.14 (2H, d, J = 8.1 Hz), 10.43 (1H, s)。
実施例28と同様にして、実施例39で得た(−)−N−((3R)−7−ホルミル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用い得られた化合物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 4:1)により精製し、低極性体として標題化合物を得た。 収率 33%。 融点 188−189℃(酢酸エチル−ヘキサン)。[α]D 20=+63.4°(c=0.49,クロロホルム)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.52 (3H, d, J = 6.6 Hz), 1.85 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.50 (1H, br d), 4.45-4.54 (2H, m), 4.85-4.94 (1H, m), 5.00-5.10 (1H, m), 6.50 (1H, br s), 7.02 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例28と同様にして、実施例39で得た(−)−N−((3R)−7−ホルミル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用い得られた化合物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 4:1)により精製し、高極性体として標題化合物を得た。 収率 49%。 融点 149−150℃(酢酸エチル−ヘキサン)。[α]D 20=+15.2°(c=0.49,クロロホルム)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.55 (3H, d, J = 6.6 Hz), 1.85 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.47 (1H, br d), 4.40-4.55 (2H, m), 4.83-4.91 (1H, m), 5.01-5.11 (1H, m), 6.50 (1H, br s), 7.03 (2H, d, J = 7.8 Hz), 7.13 (2H, d, J = 7.8 Hz)。
実施例40および41で得た(+)−N−((3R)−7−(1−ヒドロキシエチル)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (746 mg, 1.77 mmol) と10%パラジウム炭素 (50%含水, 75 mg) のエタノール (8 mL) 溶液を2時間加熱還流した。触媒を除去後、反応液を減圧濃縮した。得られた残さをTHF−ヘキサンより再結晶し、標題化合物589mg(収率 96%)を得た。 融点 156−157℃。[α]D 20=+50.7°(c=0.46,クロロホルム)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.14 (3H, t, J = 7.5 Hz), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.85 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.66 (2H, q, J = 7.5 Hz), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.41 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.51 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.82 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.47 (1H, br s), 7.04 (2H, d, J = 7.8 Hz), 7.12 (2H, d, J = 7.8 Hz)。
実施例30と同様にして、実施例39で得た(−)−N−((3R)−7−ホルミル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用い得られた化合物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 4:1)により精製し、低極性体として標題化合物を得た。収率 25%。 融点 205−206℃(酢酸エチル−ヘキサン)。[α]D 20=+54.8°(c=0.44,クロロホルム)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.99 (3H, t, J = 7.5 Hz), 1.11 (9H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.70-1.93 (5H, m), 2.17 (3H, s), 2.23 (2H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.31 (1H, br d), 4.42-4.52 (2H, m), 4.74-4.80 (1H, m), 4.85 (1H, t, J = 8.1 Hz), 6.49 (1H, br s), 7.01 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
実施例30と同様にして、実施例39で得た(−)−N−((3R)−7−ホルミル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用い得られた化合物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 4:1)により精製し、高極性体として標題化合物を得た。 収率 38%。 非晶状粉末。[α]D 20=+16.1°(c=0.54,クロロホルム)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.00 (3H, t, J = 7.5 Hz), 1.09 (9H, s), 1.24 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.76-1.95 (5H, m), 2.15 (3H, s), 2.23 (2H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.41 (1H, br d), 4.41-4.49 (2H, m), 4.73-4.88 (2H, m), 6.85 (1H, br s), 7.02 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例43および44で得た(+)−N−((3R)−7−(1−ヒドロキシプロピル)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (620 mg, 1.42 mmol)のジアステレオ混合物と10%パラジウム炭素 (50%含水, 62 mg) の酢酸 (3 mL) 溶液を80℃で2時間反応させた。触媒を除去後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、および飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。得られた残さを酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し、標題化合物423mg(収率 71%)を得た。 融点 184−185℃。[α]D 20=+41.6°(c=0.51,クロロホルム)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.98 (3H, t, J = 7.5 Hz), 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.50-1.60 (2H, m), 1.85 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.57-2.63 (2H, m), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.40 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.50 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.80 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.46 (1H, br s), 7.04 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例22と同様にして、実施例38で得た(+)−N−((3R)−7−アセチル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 82%。 融点 141−142℃(酢酸エチル−ヘキサン)。[α]D 20=+40.8°(c=0.46,クロロホルム)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.68 (3H, s), 1.70 (3H, s), 1.86 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.35 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.37 (1H, s), 4.37-4.50 (2H, m), 4.75-4.87 (1H, m), 6.52 (1H, br s), 7.03 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.0 Hz)。
参考例141で得た(+)−(3R)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミン (1.0 g, 3.55 mmol) のTHF (10 mL) 溶液に、氷冷下でクロロぎ酸 2,2,2−トリクロロエチル (0.49 mL, 3.55 mmol) を滴下後、トリエチルアミン (0.52 mL, 3.73 mmol) を加え、30分間撹拌後、室温に昇温した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、および飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。得られた(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 2,2,2−トリクロロエチル (1.60 g, 3.50 mmol) とtert−ブチルアミン (779 mg, 10.65 mmol) のジメチルスルホキシド (20 mL)溶液をアルゴン雰囲気下、45℃で5時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、および飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 2:1)で精製し、標題化合物1.19g(収率 88%)を得た。 融点 205−206℃(酢酸エチル−ヘキサン)。[α]D 20=+81.0°(c=0.51,クロロホルム)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.18-1.30 (15H, m), 1.89 (3H, s), 2.25 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.00 (1H, br s), 4.45 (1H, dd, J = 8.7, 4.8 Hz), 4.53 (1H, dd, J = 8.7, 4.8 Hz), 4.88 (1H, t, J = 8.7 Hz), 5.25 (1H, br s), 6.66 (1H, s), 7.00 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.14 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例20と同様にして、実施例47で得た(+)−N−(tert−ブチル)−N’−((3R)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ウレアを用い、標題化合物を合成した。 収率 78%。 融点 209−210℃(酢酸エチル−ヘキサン)。[α]D 20=−31.2°(c=0.48,クロロホルム)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.10-1.40 (15H, m), 1.96 (3H, s), 2.57 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.97 (1H, br s), 4.50-4.63 (2H, m), 4.95-5.05 (1H, m), 5.40 (1H, br s), 7.01 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.15 (2H, d, J = 8.1 Hz), 10.47 (1H, s)。
実施例21と同様にして、実施例48で得た(−)−N−(tert−ブチル)−N’−((3R)−7−ホルミル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ウレアを用い、標題化合物を合成した。収率 97%。 融点 187−188℃(酢酸エチル−ヘキサン)。[α]D 20=+34.0°(c=0.43,クロロホルム)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12-1.28 (15H, m), 1.89 (3H, s), 2.05 (1H, br s), 2.31 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.99 (1H, br s), 4.48 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.56 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.72-4.82 (2H, m), 4.88 (1H, t, J = 9.0 Hz), 5.30 (1H, br s), 6.97 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例45と同様にして、実施例49で得た(+)−N−(tert−ブチル)−N’−((3R)−7−(ヒドロキシメチル)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ウレアを用い、標題化合物を合成した。 収率 57%。 融点 209−210℃(酢酸エチル−ヘキサン)。[α]D 20=+53.2°(c=0.47,クロロホルム)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.10-1.38 (15H, m), 1.87 (3H, s), 2.19 (6H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.99 (1H, br s), 4.44 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.54 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.86 (1H, t, J = 9.0 Hz), 5.29 (1H, br s), 6.99 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例35と同様にして、実施例37で得た(+)−N−((3R)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 90%。 融点 118−119℃(酢酸エチル−ヘキサン)。[α]D 20=−13.0°(c=0.52,クロロホルム)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.82 (3H, s), 2.24 (2H, s), 2.32 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.51 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.62 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.93 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.56 (1H, br s), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例36と同様にして、実施例51で得た(−)−N−((3R)−7−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 98%。 融点 150−151℃(酢酸エチル−ヘキサン)。[α]D 20=+55.9°(c=0.50,クロロホルム)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.82 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.24 (2H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.88 (3H, s), 4.44-4.53 (2H, m), 4.86 (1H, t, J = 8.1 Hz), 6.48 (1H, br s), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
参考例30で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミン(200 mg, 0.68 mmol)とトリエチルアミン(0.09 mL, 0.68 mmol)のTHF(4 mL)溶液に、0℃でメタンスルホニルクロリド(0.06 mL, 0.81 mmol)を滴下した。反応液を室温で30分間撹拌後、水に加え、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧濃縮した。得られた残さを塩基性シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 3:2)により精製し、標題化合物185mg(収率 73%)を得た。 融点 139−140℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.02 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.33 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 2.99 (3H, s), 4.44 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.53 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.84 (1H, t, J = 9.0 Hz), 5.66 (1H, br s), 7.02 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
参考例30で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミン(200 mg, 0.68 mmol)のピリジン(10 mL)溶液に、1−ブタンスルホニルクロリド(0.11 mL, 0.82 mmol)を0℃で滴下後、4−ジメチルアミノピリジン(91 mg, 0.75 mmol)を加え、6時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を1規定塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥後、減圧濃縮した。得られた残さを塩基性シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 3:7)により精製し、標題化合物174mg(収率 64%)を得た。 融点 96−97℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.92 (3H, t, J = 7.5 Hz), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.44 (2H, sixtet, J = 7.5 Hz), 1.81-1.82 (2H, m), 2.01 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.32 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.03-3.09 (2H, m), 4.43 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.52 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.84 (1H, t, J = 9.0 Hz), 5.58 (1H, s), 7.02 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例53と同様にして、参考例30で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンと4,4,4−トリフルオロ−1−ブタンスルホニルクロリドを用い、標題化合物を合成した。 収率 62%。 融点 149−150℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.00 (3H, s), 2.10-2.40 (10H, m), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.14 (2H, t, J = 7.3 Hz), 4.40-4.56 (2H, m), 4.84 (1H, t, J = 8.9 Hz), 5.67 (1H, br s),7.02 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.14 (2H, d, J = 8.0 Hz)。
実施例54と同様にして、参考例30で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンと塩化 エタンスルホニルを用い、標題化合物を合成した。 収率 56%。 融点 132−133℃(エタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.42 (3H, t, J = 7.5 Hz), 2.02 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.32 (3H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.11 (2H, q, J = 7.5 Hz), 4.43 (1H, dd, J = 8.7, 4.8 Hz), 4.52 (1H, dd, J = 9.6, 5.1Hz), 4.83 (1H, t, J = 9.0 Hz), 5.53 (1H, br s), 7.02 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例54と同様にして、参考例30で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンと塩化 1−プロパンスルホニルを用い、標題化合物を合成した。 収率 54%。 融点 133−134℃(エタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.04 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.81-2.05 (5H, m), 2.18 (3H, s), 2.32 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.00-3.09 (2H, m), 4.40-4.58 (2H, m), 4.84 (1H, t, J = 8.7 Hz), 5.55 (1H, br s), 7.02 (2H, d, J = 7.5 Hz), 7.13 (2H, d, J = 7.5 Hz)。
参考例73と同様にして、参考例32で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 81%。 融点 193−196℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.19-1.25 (6H, m), 1.87 (1.5H, s), 1.91 (1.5H, s), 2.22 (1.5H, s), 2.26 (1.5H, s), 2.79-2.93 (1H, m), 4.39-4.58 (2H, m), 4.79-4.90 (1H, m), 6.59-6.80 (2H, m), 6.98-7.04 (2H, m), 7.10-7.16 (2H, m), 7.94 (0.5H, d, J = 12.6 Hz), 8.35 (0.5H, d, J = 1.2 Hz)。
実施例35と同様にして、実施例58で得た(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ホルムアミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 91%。 融点 151−152℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.18-1.30 (6H, m), 1.82-1.92 (3H, m), 2.32-2.44 (3H, m), 2.80-2.97 (1H, m), 4.45-4.65 (2H, m), 4.89-5.00 (1H, m), 6.80 (1H, br s), 7.00-7.17 (4H, m), 7.91 (0.4H, d, J = 12.0 Hz), 8.35 (0.6H, d, J = 1.5 Hz)。
実施例20と同様にして、実施例58で得た(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ホルムアミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 92%。 融点 123−124℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.20-1.25 (6H, m), 1.94 (1.8H, s), 1.97 (1.2H, s), 2.53 (1.8H, s), 2.58 (1.2H, s), 2.80-2.95 (1H, m), 4.47-4.63 (2H, m), 4.93-5.04 (1H, m), 6.67 (1H, br s), 7.00-7.06 (2H, m), 7.12-7.18 (2H, m), 7.91 (0.4H, d, J = 12.0 Hz), 8.39 (0.6H, d, J = 1.2 Hz), 10.4 (0.6H, s), 10.5 (0.4H, s)。
実施例1と同様にして、参考例321で得た3−(5−アミノ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)プロパン酸エチルを用い、標題化合物を合成した。 収率 59%。 融点150−151℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.26 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.84 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.54 (2H, dd, J = 9.0, 6.0 Hz), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 2.96 (2H, dd, J = 10.2, 7.2 Hz), 4.14 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.40 (1H, dd, J = 8.7, 4.8 Hz), 4.50 (1H, dd, J = 9.3, 4.5 Hz), 4.81 (1H, t, J = 9.3 Hz), 6.47 (1H, br s), 7.02 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例1と同様にして、参考例322で得た3−(5−アミノ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)プロパン−1−オールを用い、標題化合物を合成した。 収率 36%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.66-1.90 (5H, m), 2.18 (3H, s), 2.24 (2H, s), 2.56 (1H, br s), 2.77 (2H, t, J = 6.9 Hz), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.50-3.65 (2H, m), 4.43 (1H, dd, J = 8.7, 4.5 Hz), 4.53 (1H, dd, J = 8.7, 4.5 Hz), 4.81 (1H, t, J = 8.7 Hz), 6.59 (1H, br s), 7.02 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例1と同様にして、参考例323で得た(4−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−6,7−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 51%。 融点 150−151℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.13 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.17 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.26 (2H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.44-4.57 (2H, m), 4.83 (1H, t, J = 7.5 Hz), 6.64 (1H, br s), 7.06 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
実施例1と同様にして、参考例315で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,7−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 61%。 融点 135−136℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.10 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.84 (3H, s), 2.19 (2H, s), 2.22 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.42 (1H, dd, J = 8.7, 4.8 Hz), 4.52 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.83 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.64 (1H, br s), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.15 (1H, s)。
実施例1と同様にして、参考例316で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,5,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−6−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 58%。 融点 214−215℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.16 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.90 (3H, s), 2.04 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.31 (2H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.40 (1H, dd, J = 8.7, 4.5 Hz), 4.52 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.81 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.60 (1H, br s), 7.04 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例1と同様にして、参考例317で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,5,6−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 59%。 融点 190−191℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.15 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.90 (3H, s), 2.09 (3H, s), 2.16 (3H, s), 2.29 (2H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.38 (1H, dd, J = 8.7, 5.1 Hz), 4.55 (1H, dd, J = 9.3, 4.5 Hz), 4.81 (1H, t, J = 9.3 Hz), 6.71 (1H, br s), 7.04 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
実施例1と同様にして、参考例30で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンと4−ベンジルオキシブチリルクロリドを用い、標題化合物を合成した。 収率 52%。 融点 85−86℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.78 (3H, s), 1.98-2.21 (8H, m), 2.50 (2H, t, J = 6.9 Hz), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.58 (2H, t, J = 6.0 Hz), 4.37-4.56 (4H, m), 4.81 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.80 (1H, br s), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.18-7.37 (5H, m)。
実施例1と同様にして、参考例318で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4−メチル−2,3−ジヒドロナフト[1,2−b]フラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 29%。 融点 183−184℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.18 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.03 (3H, s), 2.37 (2H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.64 (1H, dd, J = 8.7, 5.1 Hz), 4.72 (1H, dd, J = 8.4, 4.5 Hz), 5.05 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.86 (1H, br s), 7.06 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.37-7.52 (2H, m), 7.80 (1H, d, J = 8.1 Hz), 8.00 (1H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例1と同様にして、参考例319で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4−メチル−2,3,6,7,8,9−ヘキサヒドロナフト[1,2−b]フラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 62%。 融点 183−184℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.68-1.95 (7H, m), 2.24 (2H, s), 2.55-2.70 (4H, m), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.43 (1H, dd, J = 8.7, 5.1 Hz), 4.52 (1H, dd, J = 9.0, 5.1 Hz), 4.84 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.38 (1H, br s), 7.06 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例1と同様にして、参考例320で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4−メチル−3,6,7,8−テトラヒドロ−2H−インデノ[4,5−b]フラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 59%。 融点 201−202℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.85 (3H, s), 2.04-2.28 (4H, m), 2.77-3.01 (5H, m), 4.41-4.57 (2H, m), 4.85 (1H, t, J = 8.1 Hz), 6.52 (1H, br s), 7.05 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例1と同様にして、参考例326で得た(S)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 84%。 融点 147−148℃(ヘキサン−酢酸エチル)。[α]D 20=−93°(c=0.497、クロロホルム)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.85 (3H, s), 2.21 (3H, s), 2.23 (2H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.40 (1H, dd, J = 8.4, 4.8 Hz), 4.49 (1H, dd, J = 9.0, 4.8 Hz), 4.82 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.49 (1H, br s), 6.62 (1H, s), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例1と同様にして、参考例302で得た3−(3−メトキシフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 87%。 融点 169−170℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.85 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.25 (2H, s), 3.76 (3H, s), 4.41 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.53 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.83 (1H, t, J = 8.7 Hz), 6.50 (1H, br s), 6.68-6.76 (3H, m), 7.19 (1H, t, J = 7.8 Hz)。
実施例1と同様にして、参考例301で得た3−(3−(1,3−ジオキソラン−2−イル)フェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を得た。 収率 91%。 融点 168−169℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.82 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.25 (2H, s), 3.98-4.17 (4H, m), 4.32 (1H, dd, J = 5.0, 8.8 Hz), 4.58 (1H, dd, J = 5.0, 8.8 Hz), 4.84 (1H, t, J = 8.8 Hz), 5.75 (1H, s), 6.49 (1H, br s), 7.08-7.12 (1H, m), 7.24-7.37 (3H, m)。
実施例1と同様にして、参考例303で得た3−(4−イソプロピル−2−メトキシフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を得た。 収率 97%。 融点 195−196℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.14 (9H, s), 1.18 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.88 (3H, s), 2.16 (6H, s), 2.27 (2H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.86 (3H, s), 4.33 (1H, dd, J = 3.3, 8.4 Hz), 4.82 (1H, t, J = 8.4 Hz), 4.87 (1H, dd, J = 3.3, 8.4 Hz), 6.54 (1H, br s), 6.66 (2H, s), 6.72 (1H, s)。
実施例1と同様にして、参考例306で得た4,6,7−トリメチル−3−フェニル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 50%。 融点 146−147℃(酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.83 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.20 (3H, s), 2.25 (2H, s), 4.41 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.56 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.84 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.50 (1H, br s), 7.06-7.18 (2H, m), 7.20-7.30 (3H, m)。
実施例1と同様にして、参考例307で得た4,6,7−トリメチル−3−(4−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 80%。 融点 176−177℃(酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.82 (3H, s), 2.13 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.23 (2H, s), 2.30 (3H, s), 4.38 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.51 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.82 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.57 (1H, br s), 6.98 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.07 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例1と同様にして、参考例309で得た3−(ビフェニル−4−イル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 71%。 融点 218−219℃(酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.88 (3H, s), 2.16 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.26 (2H, s), 4.45 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.60 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.87 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.52 (1H, br s), 7.20 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.32 (1H, t, J = 8.4 Hz), 7.42 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.50 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.55 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
実施例1と同様にして、参考例308で得た4,6,7−トリメチル−3−(5−メチルピリジン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 78%。 融点 170−171℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.87 (3H, s), 2.05 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.26 (2H, s), 4.55 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.74 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.88 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.54 (1H, br s), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.38 (1H, dd, J = 1.8, 8.4 Hz), 8.36 (1H, d, J = 1.8 Hz)。
実施例1と同様にして、参考例314で得た3−(4−エチルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 87%。 融点 162−163℃(THF−ジイソプロピルエーテル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.20 (3H, t, J = 7.5 Hz), 1.84 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.60 (2H, q, J = 7.5 Hz), 4.40 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.53 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.82 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.50 (1H, br s), 7.04 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.10 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
参考例144と同様にして、参考例312で得た3−(4−イソブチルフェニル)−4,6,7−トリメチル−1−ベンゾフラン−5−アミンを用いて、3−(4−イソブチルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを合成した。この化合物とtert−ブチルアセチルクロリドを用い、実施例1と同様にして、標題化合物を合成した。 収率 34%。 融点 153−154℃(酢酸エチル−ヘキサン)
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.87 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.12 (9H, s), 1.72-1.86 (4H, m), 2.14 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.42 (2H, d, J = 7.2 Hz), 4.40 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.53 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.83 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.51 (1H, br s), 7.03 (4H, s)。
参考例144と同様にして、参考例313で得た3−(4−シクロヘキシルフェニル)−4,6,7−トリメチル−1−ベンゾフラン−5−アミンを用いて、3−(4−シクロヘキシルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを得た。この化合物を用い、実施例1と同様にして標題化合物を合成した。 収率 43%。 融点 146−148℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.19-1.45 (4H, m), 1.70-1.95 (9H, m), 2.14 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.45 (1H, br), 4.41 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.52 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.81 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.51 (1H, br s), 7.04 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.10 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例1と同様にして、参考例310で得た3−(4−(1,3−ジオキソラン−2−イル)フェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 96%。 融点 193−194℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.81 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.25 (2H, s), 3.99-4.06 (2H, m), 4.07-4.14 (2H, m), 4.36 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.57 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.83 (1H, t, J = 9.0 Hz), 5.76 (1H, s), 6.47 (1H, br s), 7.14 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.38 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例22で合成したN−(7−(1−ヒドロキシエチル)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (1.23 g, 3.02 mmol) とp−トルエンスルホン酸一水和物 (20mg) のトルエン (20 mL) 溶液をアルゴン雰囲気下、80℃で1時間加熱還流した。反応液を飽和炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥後、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:9)により精製し、標題化合物1.09g(収率 89%)を得た。 融点 171−172℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.86 (3H, s), 2.246 (3H, s), 2.249 (2H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.42-4.58 (2H, m), 4.80-4.92 (1H, m), 5.49 (1H, dd, J = 11.7, 2.1 Hz), 5.92 (1H, dd, J = 17.7, 2.1 Hz), 6.51 (1H, br s), 6.76 (1H, dd, J = 17.7, 11.7 Hz), 7.04 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
AD−mixβ (4.62 g) の水 (15 mL)、tert−ブタノール (15 mL)、及びTHF (15 mL) の混合溶液中に、実施例83で合成したN−(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−7−ビニル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (670 mg, 1.65 mmol) を氷冷下加え、80℃で3時間撹拌した。反応液に水、亜硫酸ナトリウムを加え、室温で30分撹拌した。酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、溶媒を減圧下留去した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:20)により精製し、標題化合物558mg(収率 77%)を得た。 融点 159−161℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.10 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.85 (3H, s), 2.10-2.24 (5H, m), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.60-3.84 (2H, m), 4.40-4.57 (2H, m), 4.80-5.00 (2H, m), 6.70 (1H, br s), 7.01 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz), 2H 未確認。
実施例84で得たN−(7−(1,2−ジヒドロキシエチル)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (200 mg, 0.455 mmol) と水酸化パラジウム炭素 (20 mg) のエタノール (20 mL) 溶液を水素雰囲気下、60℃で3時間撹拌した。触媒を除去後、反応液を減圧濃縮した。残さに水を加え、酢酸エチルにて抽出し、有機層を水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 7:3)により精製し、標題化合物40mg(収率 21%)を得た。 非晶状粉末。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.85 (3H, s), 2.20(3H, s), 2.25 (2H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 2.94 (2H, t, J = 6.6 Hz), 3.80 (2H, t, J = 6.6 Hz), 4.40 (1H, dd, J = 8.4, 4.8 Hz), 4.52 (1H, dd, J = 9.0, 5.1 Hz), 4.81 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.53 (1H, br s), 7.02 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.1 Hz), 1H 未確認。
実施例32と同様にして、実施例30および31の合成の際に得られたN−(7−(1−ヒドロキシプロピル)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドのジアステレオ混合物を用い、標題化合物を合成した。 収率 18%。 融点 163−164℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.16 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.22 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.88 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.78-3.01 (3H, m), 4.43-4.57 (2H, m), 4.87 (1H, t, J = 8.0 Hz), 6.48 (1H, br s), 7.03 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.14 (2H, d, J = 8.2 Hz)。
参考例23と同様にして、実施例64で得たN−(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,7−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 32%。 融点 174−175℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.13 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.89 (3H, s), 2.26 (2H, s), 2.31 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.44 (1H, dd, J = 8.7, 4.5 Hz), 4.52 (1H, dd, J = 9.0, 4.8 Hz), 4.93 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.68 (1H, br s), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例36と同様にして、実施例63で得たN−(4−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−6,7−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 21%。 融点161−162℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.13 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.24 (2H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.44 (3H, s), 4.41 (1H, dd, J = 8.4, 4.8 Hz), 4.71 (1H, dd, J = 9.3, 4.8 Hz), 4.82 (1H, dd, J = 9.3, 8.4 Hz), 6.66 (1H, br s), 7.08 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.14 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例36と同様にして、実施例87で得たN−(6−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,7−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 37%。 融点 162−163℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.83 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.69 (3H, s), 4.42 (1H, dd, J = 8.7, 4.8 Hz), 4.51 (1H, dd, J = 9.0, 5.1 Hz), 4.83 (1H, t, J = 8.7 Hz), 6.67 (1H, br s), 7.04 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
プロピルマグネシウムクロリド (2.0 M, THF溶液, 10.0 mL, 20.0 mmol) に、実施例20で得たN−(7−ホルミル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (2.2 g, 5.40 mmol) を0℃で加えた後、反応液を同温下で、1時間撹拌した。反応液を水に加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、1規定塩酸で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 4:1)により精製し、標題化合物627mg(収率 26%)を低極性体として得た。 融点 162−163℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.87-1.05 (3H, m), 1.11 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.30-2.00 (7H, m), 2.15 (3H, s), 2.24 (2H, s), 2.86 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 3.30 (1H, d, J = 10.2 Hz), 4.40-4.58 (2H, m), 4.78-4.92 (2H, m), 6.54 (1H, br s), 7.02 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.2 Hz)。
実施例90と同様に操作した残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル4:1)により精製し、標題化合物547mg(収率 22%)を高極性体として得た。 融点 150−151℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.88-1.04 (3H, m), 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.30-2.00 (7H, m), 2.19 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.86 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 3.28 (1H, d, J = 10.2 Hz), 4.40-4.55 (2H, m), 4.79-4.93 (2H, m), 6.47 (1H, br s), 7.02 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.14 (2H, d, J = 8.2 Hz)。
実施例23と同様にして、実施例90および91の合成の際に得られたN−(7−(1−ヒドロキシブチル)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドのジアステレオ混合物を用い、標題化合物を合成した。 収率 33%。 融点149−151℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.83-1.00 (3H, m), 1.11 (9H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.34-1.58 (4H, m), 1.83 (3H, s), 2.16 (3H, s), 2.23 (2H, s), 2.62 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.39 (1H, dd, J = 8.4, 4.5 Hz), 4.49 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.79 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.52 (1H, br s), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
参考例30で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミン (300 mg, 1.02 mmol)のTHF (20 mL) 溶液に、アルゴン雰囲気下、n−ブチルリチウム(1.6 M, ヘキサン溶液, 1.25 mL, 2.04 mmol)を0℃で滴下し、同温下で1時間撹拌した。反応液にγ−ブチロラクトン(300 mg, 0.98 mmol)を滴下し、1時間撹拌した。水を加え、酢酸エチルにて抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:1)により精製後、標題化合物174mg(収率 45%)を得た。 融点 156−157℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.20-1.30 (6H, m), 1.80-2.20 (11H, m), 2.56 (2H, t, J = 6.8 Hz), 2.70 (1H, br s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.55-3.78 (2H, m), 4.38-4.57 (2H, m), 4.78-4.90 (1H, m), 6.78 (1H, br s), 7.00-7.18 (4H, m)。
ブロモベンゼン (770 mg, 4.91 mmol) のTHF(10 mL)溶液を、アルゴン雰囲気下、マグネシウム (119 mg, 4.91 mmol) と触媒量のヨウ素の混合物に滴下し、室温で20分間撹拌した。反応液に実施例20で得たN−(7−ホルミル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (400 mg, 0.98 mmol) のTHF(5 mL)溶液を滴下し、室温で1時間撹拌した。反応液を氷に加え、酢酸エチルにて抽出し、有機層を1規定塩酸、水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:2)により精製し、標題化合物を512mg(収率 99%)を得た。 収率 99%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.10 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.89 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.24 (2H, s), 2.78-2.91 (1H, m), 3.88-3.99 (1H, m), 4.37-4.55 (2H, m), 4.75-4.90 (1H, m), 6.03 (1H, d, J = 9.3 Hz), 6.58-6.62 (1H, m), 6.98-7.45 (9H, m)。
実施例94と同様にして、4−イソプロピル−1−ブロモベンゼンを用い、標題化合物を合成した。 収率 70%。 非晶状粉末。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.10 (9H, s), 1.18-1.31 (12H, m), 1.89 (3H, s), 2.13 (3H, s), 2.23 (2H, s), 2.79-2.95 (2H, m), 3.89-4.07 (1H, m), 4.39-4.48 (2H, m), 4.77-4.91 (1H, m), 5.98 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.55 (1H, d, J = 6.6 Hz), 6.98-7.22 (6H, m), 7.29 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例94で得たN−(7−(ヒドロキシ(フェニル)メチル)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (512 mg, 1.05 mmol) と10%−パラジウム炭素 (50%含水, 50 mg) の酢酸 (20 mL) 溶液を水素雰囲気下、80℃で1.5時間撹拌した。触媒を除去後、反応液を減圧濃縮した。残さに水を加え、酢酸エチルにて抽出し、有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをヘキサン−酢酸エチルで結晶化させ、標題化合物330mg(収率 67%)を得た。 融点 153−154℃。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.10 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.88 (3H, s), 2.10 (3H, s), 2.23 (2H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.04 (2H, s), 4.43 (1H, dd, J = 8.4, 4.2 Hz), 4.56 (1H, dd, J = 9.0, 4.8 Hz), 4.83 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.46 (1H, br s), 7.03-7.28 (9H, m)。
実施例96と同様にして、実施例95で得たN−(7−(ヒドロキシ(4−イソプロピルフェニル)メチル)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 64%。 融点 157−158℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.10 (9H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.87 (3H, s), 2.10 (3H, s), 2.22 (2H, s), 2.77-2.92 (2H, m), 3.99 (2H, s), 4.42 (1H, dd, J = 9.0, 4.8 Hz), 4.55 (1H, dd, J = 9.3, 4.8 Hz), 4.82 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.45 (1H, br s), 7.00-7.17 (8H, m)。
実施例20で得たN−(7−ホルミル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (500 mg, 1.23 mmol)、リン酸二水素ナトリウム (40 mg)、過酸化水素水 (0.125 mL) のアセトニトリル (5 mL)−水 (2 mL) 混合溶液に亜塩素酸ナトリウム (190 mg, 1.69 mmol)の水 (2 mL)溶液を室温で加え、同温下で2時間加熱した。亜硫酸水素ナトリウム水溶液を加え、1規定塩酸で酸性にしてから、酢酸エチルで抽出し、抽出液を水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをヘキサン−酢酸エチルにより結晶化させ標題化合物380mg(収率 73%)を得た。 融点 194−195℃。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.91 (3H, m), 2.28 (2H, s), 2.51 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.47-4.65 (2H, m), 5.01 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.59 (1H, br s), 7.02 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.14 (2H, d, J = 8.1 Hz), 1H 未確認。
実施例35で得たN−(7−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (0.5 g, 1.09 mmol)、シアン化銅 (300 mg 3.27 mmol) のジメチルスルホキシド (30 mL)溶液を180℃で14時間加熱した。反応液にアンモニア水を加え、酢酸エチルで抽出した。抽出液をを飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、溶媒を減圧下留去した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 3:1)により精製し、標題化合物360mg(収率 82%)を得た。 融点 135−136℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.89 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.38 (3H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.50-4.65 (2H, m), 5.01 (1H, t, J = 10.8 Hz), 6.58 (1H, br s), 7.02 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.15 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例38と同様にして、実施例71で得たN−((3S)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用い、標題化合物を合成した。収率 46%。 融点 177−178℃(ヘキサン−酢酸エチル)。[α]D 20=−6.0°(c=0.510、クロロホルム)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.88 (3H, s), 2.22 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.58 (3H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.44-4.56 (2H, m), 4.89 (1H, t, J = 8.1 Hz), 6.54 (1H, br s), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.14 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例35で得たN−(7−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (300 mg, 0.654 mmol)、フェニルボロン酸 (88 mg, 0.720 mmol)、パラジウム(0)テトラキストリフェニルホスフィン(27 mg, 0.023 mmol) の2M炭酸ナトリウム水溶液(10 mL)−1,2−ジメトキシエタン(5 mL)混合物を、窒素雰囲気下で16時間加熱還流した。反応液を酢酸エチルで希釈し、不溶物をろ取し、ろ液を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、溶媒を減圧下留去した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:4)により精製し、標題化合物170mg(収率 57%)を得た。 融点 178−182℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.92 (3H, s), 2.06 (3H, s), 2.26 (2H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.37 (1H, dd, J = 9.0, 4.8 Hz), 4.56 (1H, dd, J = 9.3, 5.1 Hz), 4.79 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.59 (1H, br s), 7.09 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.14 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.30-7.50 (5H, m)。
実施例101と同様にして、実施例35で得たN−(7−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドと(6−メトキシピリジン−3−イル)ボロン酸を用い、標題化合物を合成した。 収率 48%。 融点 120−123℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.92 (3H, s), 2.08 (3H, s), 2.26 (2H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.97 (3H, s), 4.38 (1H, dd, J = 8.7, 4.8 Hz), 4.56 (1H, dd, J = 9.3, 5.1 Hz), 4.79 (1H, t, J = 9.3 Hz), 6.52 (1H, br s), 6.81 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.09 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.13(2H, d, J = 8.4 Hz), 7.57 (1H, dd, J = 8.4, 2.4 Hz), 8.13 (1H, d, J = 2.4 Hz)。
実施例101と同様にして、実施例35で得たN−(7−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドと(4−メトキシフェニル)ボロン酸を用い、標題化合物を合成した。 収率 40%。 融点 129−131℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.92 (3H, s), 2.07 (3H, s), 2.26 (2H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.84 (3H, s), 4.38 (1H, dd, J = 9.0, 4.8 Hz), 4.56 (1H, dd, J = 9.3, 4.8 Hz), 4.79 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.53 (1H, br s), 6.97 (2H, d, J = 8.7 Hz), 7.09 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.14 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.27 (2H, d, J = 8.7 Hz)。
実施例101と同様にして、実施例35で得たN−(7−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドと(6−フルオロピリジン−3−イル)ボロン酸を用い、標題化合物を合成した。 収率 58%。 融点 135−137℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.93 (3H, s), 2.07 (3H, s), 2.27 (2H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.38 (1H, dd, J = 8.7, 4.8 Hz), 4.58 (1H, dd, J = 9.0, 4.8 Hz), 4.81 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.60 (1H, br s), 7.00 (1H, dd, J = 8.4, 3.0 Hz), 7.08 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.15 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.79 (1H, dt, J = 8.4, 2.1 Hz), 8.19 (1H, s)。
実施例101と同様にして、実施例35で得たN−(7−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドと(3−メトキシフェニル)ボロン酸を用い、標題化合物を合成した。 収率 64%。 融点 209−210℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.92 (3H, s), 2.07 (3H, s), 2.27 (2H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.82 (3H, s), 4.38 (1H, dd, J = 8.7, 4.8 Hz), 4.56 (1H, dd, J = 9.0, 5.1 Hz), 4.80 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.52 (1H, br s), 6.86-6.94 (3H, m), 7.10 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.14 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.35 (1H, dd, J = 8.7, 7.8 Hz)。
実施例101と同様にして、実施例87で得たN−(6−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,7−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドとフェニルボロン酸を用い、標題化合物を合成した。 収率 42%。 融点 212−213℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.82 (9H, s), 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.85-1.93 (8H, m), 2.88 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.48 (1H, dd, J = 8.7, 4.8 Hz), 4.60 (1H, dd, J = 9.0, 5.1 Hz), 4.89 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.21 (1H, br s), 7.09-7.43 (9H, m)。
実施例35で得た、N−(7−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (321 mg, 0.7 mmol)、(3−(アセチルアミノ)フェニル)ボロン酸 (188 mg, 0.7 mmol)、パラジウム(0)テトラキストリフェニルホスフィン (40.5 mg, 0.035 mmol)、2規定炭酸ナトリウム水溶液 (1.05 mL) のジメトキシエタン (2.1 mL)−エタノール (0.7 mL) の溶液を、マイクロウエーブ反応装置にて150℃に加熱し5分間反応した。反応液を室温に冷却後、水で希釈し酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水にて洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 2:1)により精製し、標題化合物308mg(収率 86%)を得た。 融点 247−248℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.91 (3H, s), 2.05 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.26 (2H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.36 (1H, dd, J = 4.9, 9.0 Hz), 4.54 (1H, dd, J = 4.9, 9.0 Hz), 4.77 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.54 (1H, s), 7.07-7.15 (5H, m), 7.26-7.39 (3H, m), 7.60 (1H, br)。
実施例107と同様にして、実施例35で得たN−(7−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドと(3−フルオロフェニル)ボロン酸を用い、標題化合物を得た。 収率 67%。 融点 182−183℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.92 (3H, s), 2.06 (3H, s), 2.26 (2H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.38 (1H, dd, J = 4.9, 9.0 Hz), 4.56 (1H, dd, J = 4.9, 9.0 Hz), 4.80 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.51 (1H, s), 6.99-7.17 (7H, m), 7.34-7.42 (1H, m)。
実施例107と同様にして、実施例35で得たN−(7−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドと(3−ニトロフェニル)ボロン酸を用い、標題化合物を得た。 収率 59%。 融点 209−210℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.13 (9H, s), 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.94 (3H, s), 2.07 (3H, s), 2.27 (2H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.38 (1H, dd, J = 4.9, 9.0 Hz), 4.57 (1H, dd, J = 4.9, 9.0 Hz), 4.81 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.52 (1H, s), 6.63-6.73 (3H, m), 7.07 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.15 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.59 (1H, t, J = 7.7 Hz), 7.66-7.71 (1H, m), 8.17-8.23 (2H, m)。
実施例107と同様にして、実施例35で得たN−(7−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドと(3−メトキシカルボニル)フェニルボロン酸を用い、標題化合物を得た。 収率 55%。 融点 206−208℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.93 (3H, s), 2.05 (3H, s), 2.26 (2H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.91 (3H, s), 4.37 (1H, dd, J = 4.9, 9.0 Hz), 4.57 (1H, dd, J = 4.9, 9.0 Hz), 4.80 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.57 (1H, s), 7.08 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.47-7.56 (2H, m), 7.98-8.03 (2H, m)。
実施例107と同様にして、実施例35で得たN−(7−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドと(3−アセチルフェニル)ボロン酸を用い、標題化合物を得た。 収率 79%。 融点 209−210℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.93 (3H, s), 2.05 (3H, s), 2.27 (2H, s), 2.62 (3H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.37 (1H, dd, J = 4.9, 9.0 Hz), 4.57 (1H, dd, J = 4.9, 9.0 Hz), 4.80 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.53 (1H, s), 7.08 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.14 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.50-7.56 (2H, m), 7.91-7.97 (2H, m)。
実施例107と同様にして、実施例35で得たN−(7−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドと3−(エトキシカルボニル)フェニルボロン酸を用い、標題化合物を得た。 収率 63%。 融点 175−177℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.39 (3H, t, J = 7.1 Hz), 1.93 (3H, s), 2.04 (3H, s), 2.27 (2H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.34-4.42 (3H, m), 4.57 (1H, dd, J = 4.7, 9.3 Hz), 4.79 (1H, dd, J = 8.8, 9.3 Hz), 6.52 (1H, s), 7.08 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.14 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.45-7.55 (2H, m), 8.00-8.05 (2H, m)。
実施例107と同様にして、実施例35で得たN−(7−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドと(4−メチルフェニル)ボロン酸を用い、標題化合物を得た。 収率 68%。 融点 194−195℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.92 (3H, s), 2.06 (3H, s), 2.26 (2H, s), 2.38 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.36 (1H, dd, J = 4.9, 8.8 Hz), 4.55 (1H, dd, J = 4.9, 9.3 Hz), 4.81 (1H, dd, J = 8.8, 9.3 Hz), 6.50 (1H, s), 7.07 (2H, d, J = 8.3 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.3 Hz), 7.22 (4H, s)。
実施例107と同様にして、実施例35で得たN−(7−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドとピリジン−3−イルボロン酸を用い、標題化合物を得た。 収率 32%。 融点 142−144℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.93 (3H, s), 2.08 (3H, s), 2.27 (2H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.39 (1H, dd, J = 5.0, 9.1 Hz), 4.58 (1H, dd, J = 5.0, 9.1 Hz), 4.81 (1H, t, J = 9.1 Hz), 6.56 (1H, s), 7.09 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.15 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.26-7.38 (1H, m), 7.67-7.72 (1H, m), 8.56-8.61 (2H, m)。
実施例107と同様にして、実施例35で得たN−(7−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドとピリジン−4−イルボロン酸を用い、標題化合物を得た。 収率 72%。 融点 150−152℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.93 (3H, s), 2.07 (3H, s), 2.27 (2H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.39 (1H, dd, J = 4.9, 8.8 Hz), 4.57 (1H, dd, J = 4.9, 9.3 Hz), 4.81 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.53 (1H, s), 7.07 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.14 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.27 (2H, d, J = 5.9 Hz), 8.65 (2H, d, J = 5.9 Hz)。
実施例35で得たN−(7−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (1.38 g, 3 mmol) のTHF溶液 (20 mL) を−72℃に冷却し、n−ブチルリチウム (1.6 M THF溶液, 5.63 mL, 9 mmol) を加え、30分間撹拌し、さらにボロン酸トリイソプロピル (2.42 mL, 10.5 mmol) を加えた。反応液を1時間かけて室温まで昇温した後、1規定塩酸にて処理し、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水にて洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−メタノール 9:1)により精製し、標題化合物613mg(収率 48%)を得た。 融点 151−153℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.90 (3H, s), 2.26 (2H, s), 2.49 (3H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.45-4.55 (2H, m), 4.87 (1H, t, J = 9.0 Hz), 5.88 (2H, s), 6.49 (1H, s), 7.01 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.2 Hz)。
実施例107と同様にして、実施例116で得た(5−((3,3−ジメチルブタノイル)アミノ)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)ボロン酸と2−ブロモピリジンを用い、標題化合物を得た。 収率 53%。 融点 198−200℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.91 (3H, s), 2.04 (3H, s), 2.26 (2H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.37 (1H, dd, J = 4.9, 9.0 Hz), 4.57 (1H, dd, J = 4.9, 9.0 Hz), 4.83 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.75 (1H, s), 7.05-7.13 (4H, m), 7.22-7.26 (1H, m), 7.43 (1H, d, J = 7.7 Hz), 7.74 (1H, td, J =7.7, 0.8 Hz), 8.69-8.73 (1H, m)。
実施例107と同様にして、実施例116で得た(5−((3,3−ジメチルブタノイル)アミノ)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)ボロン酸と2−ブロモ−5−メチルピリジンを用い、標題化合物を得た。 収率 67%。 融点 228−229℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.90 (3H, s), 2.01 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.37 (3H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.36 (1H, dd, J = 4.9, 9.0 Hz), 4.57 (1H, dd, J = 4.9, 9.0 Hz), 4.81 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.90 (1H, s), 7.09 (2H, d, J = 8.3 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.3 Hz), 7.32 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.53-7.58 (1H, m), 8.54 (1H, br s)。
実施例107と同様にして、実施例116で得た(5−((3,3−ジメチルブタノイル)アミノ)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)ボロン酸と2−アミノ−6−ブロモピリジンを用い、標題化合物を得た。 収率 68%。 融点 237−239℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.88 (3H, s), 2.10 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.36 (1H, dd, J = 4.9, 9.0 Hz), 4.54 (2H, brs), 4.56 (1H, dd, J = 4.9, 9.0 Hz), 4.83 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.45 (1H, d, J = 8.2 Hz), 6.47 (1H, s), 6.77 (1H, d, J = 7.4 Hz), 7.08 (2H, d, J = 8.6 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.6 Hz), 7.50 (1H, dd, J = 7.4, 8.2 Hz)。
実施例107と同様にして、実施例116で得た(5−((3,3−ジメチルブタノイル)アミノ)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)ボロン酸と3−ブロモ−N,N−ジメチルアニリンを用い、標題化合物を得た。 収率 77%。 融点 197−199℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.91 (3H, s), 2.06 (3H, s), 2.26 (2H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 2.95 (6H, s), 4.34-4.39 (1H, m), 4.53-4.58 (1H, m), 4.77 (1H, t, J = 9.1 Hz), 6.50 (1H, s), 6.63-6.77 (3H, m), 7.06-7.16 (4H, m), 7.27-7.33 (1H, m)。
実施例119で得た、N−(7−(6−アミノピリジン−2−イル)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (94.3 mg, 0.2 mmol) とトリエチルアミン (0.042 mL, 0.3 mmol) のTHF (1 mL) 溶液にアセチルクロリド (0.015 mL, 0.22 mmol) を0℃にて加え、室温にて1時間撹拌した。反応液を飽和重曹水で希釈し、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水にて洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 1:1)により精製し、標題化合物51mg(収率 50%)を得た。 融点 205−208℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.59 (3H, s), 1.90 (3H, s), 2.07 (3H, s), 2.26 (2H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.33-4.39 (1H, m), 4.57 (1H, dd, J = 4.9, 9.3 Hz), 4.82 (1H, t, J = 9.1 Hz), 6.49 (1H, s), 7.03-7.18 (5H, m), 7.76 (1H, t, J = 7.9 Hz), 7.99 (1H, br), 8.14 (1H, d, J = 7.9 Hz)。
実施例109で得た、N−(7−(3−ニトロフェニル)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (2.50 g, 5 mmol) とギ酸アンモニウム (1.26 g, 20 mmol) のエタノール (50 mL) 溶液に10%−パラジウム炭素(50%含水,0.25 g) を加え、65℃に加熱し、2時間撹拌した。反応液を室温に冷却後、触媒をろ過にて除き、ろ液を減圧下濃縮した。残さを水にて希釈し、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水にて洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル)により精製し、標題化合物2.15g(収率 92%)を得た。 融点 170−172℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.91 (3H, s), 2.05 (3H, s), 2.26 (2H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.67 (2H, brs), 4.37 (1H, dd, J = 4.9, 9.0 Hz), 4.54 (1H, dd, J = 4.9, 9.0 Hz), 4.77 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.51 (1H, s), 6.63-6.73 (3H, m), 7.05-7.15 (4H, m), 7.19 (1H, dd, J = 5.0, 5.8 Hz)。
実施例121と同様にして、実施例122で得たN−(7−(3−アミノフェニル)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドとプロピオニルクロリドを用い、標題化合物を得た。 収率 84%。 融点 237−239℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.20-1.26 (9H, m), 1.91 (3H, s), 2.05 (3H, s), 2.26 (2H, s), 2.37 (2H, q, J = 7.4 Hz), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.35 (1H, dd, J = 4.9, 8.5 Hz), 4.54 (1H, dd, J = 4.9, 9.2 Hz), 4.77 (1H, t, J = 9.1 Hz), 6.50 (1H, s), 7.02-7.09 (3H, m), 7.13 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.24 (1H, br), 7.30-7.40 (2H, m), 7.63 (1H, br)。
実施例107と同様にして、実施例116で得た(5−((3,3−ジメチルブタノイル)アミノ)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)ボロン酸と5−ブロモピリミジンを用い、標題化合物を得た。 収率 77%。 融点 167−169℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.13 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.94 (3H, s), 2.12 (3H, s), 2.28 (2H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.40 (1H, dd, J = 4.9, 9.0 Hz), 4.58 (1H, dd, J = 4.9, 9.0 Hz), 4.83 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.53 (1H, s), 7.07 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.15 (2H, d, J = 8.4 Hz), 8.76 (2H, s), 9.18 (1H, s)。
実施例107と同様にして、実施例116で得た(5−((3,3−ジメチルブタノイル)アミノ)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)ボロン酸と2−ブロモ−1,3−チアゾールを用い、標題化合物を得た。 収率 64%。 融点 164−166℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.91 (3H, s), 2.25 (3H, s), 2.27 (2H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.46 (1H, dd, J = 4.9, 9.0 Hz), 4.58 (1H, dd, J = 4.9, 9.0 Hz), 4.90 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.72 (1H, s), 7.07 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.14 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.47 (1H , d, J = 3.2 Hz), 7.93 (1H, d, J = 3.2 Hz)。
実施例107と同様にして、実施例116で得た(5−((3,3−ジメチルブタノイル)アミノ)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)ボロン酸と3−ブロモチオフェンを用い、標題化合物を得た。 収率 49%。 融点 172−174℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.91 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.27 (2H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.40 (1H, dd, J = 4.9, 9.0 Hz), 4.55 (1H, dd, J = 4.9, 9.0 Hz), 4.82 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.51 (1H, s), 7.05-7.17 (5H, m), 7.26-7.43 (2H, m)。
実施例107と同様にして、実施例116で得た(5−((3,3−ジメチルブタノイル)アミノ)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)ボロン酸と4−ブロモイミダゾールを用い、標題化合物を得た。 収率 48%。 融点 277−279℃(酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.91 (3H, s), 2.28 (2H, s), 2.34 (3H, brs), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.40-4.58 (2H, m), 4.81-4.88 (1H, m), 6.50 (1H, s), 6.92 (1H, s), 7.06 (2H, d, J = 8.3Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.3 Hz), 7.21 (1H, br s), 7.68 (1H, s)。
実施例107と同様にして、実施例35で得たN−(7−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドと3−フリルボロン酸を用い、標題化合物を得た。 収率 51%。 融点 183−185℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.90 (3H, s), 2.21 (3H, s), 2.26 (2H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.41 (1H, dd, J = 8.5, 4.9 Hz), 4.55 (1H, dd, J = 9.6, 4.9 Hz), 4.83 (1H, dd, J = 8.5, 9.6 Hz), 6.50 (1H, s), 6.57 (1H, d, J = 1.9 Hz), 7.06 (2H, d, J = 8.3Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.3 Hz), 7.48-7.50 (1H, m), 7.53-7.55 (1H, m)。
実施例107と同様にして、実施例35で得たN−(7−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドと(1−(tert−ブトキシカルボニル)−1H−ピロール−2−イル)ボロン酸を用い、標題化合物を得た。 収率 19%。 融点 188−190℃(酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.13 (9H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.90 (3H, s), 2.27 (2H, s), 2.39 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.45-4.50 (1H, m), 4.53-4.59 (1H, m), 4.87 (1H, t, J = 8.6 Hz), 6.30-6.34 (1H, m), 6.42 (1H, br), 6.53 (1H, s), 6.87 (1H, br), 7.05 (2H, d, J = 8.0Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.0 Hz), 9.32 (1H, br)。
実施例107と同様にして、実施例116で得た(5−((3,3−ジメチルブタノイル)アミノ)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)ボロン酸と2−ブロモチオフェンを用い、標題化合物を合成した。 収率 58%。 融点 155−156℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.91 (3H, s), 2.16 (3H, s), 2.26 (2H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.41 (1H, dd, J = 8.7, 5.1 Hz), 4.57 (1H, dd, J = 9.3, 5.1 Hz), 4.84 (1H, t, J = 10.8 Hz), 6.50 (1H, br s), 7.00-7.16 (6H, m), 7.38 (1H, dd, J = 5.1, 1.2 Hz)。
実施例107と同様にして、実施例116で得た(5−((3,3−ジメチルブタノイル)アミノ)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)ボロン酸と2−アセチル−5−ブロモチオフェンを用い、標題化合物を合成した。 収率 65%。 融点 157−158℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.92 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.27 (2H, s), 2.57 (3H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.43 (1H, dd, J = 8.1, 4.8 Hz), 4.58 (1H, dd, J = 9.9, 4.5 Hz), 4.85 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.54 (1H, br s), 7.05-7.21 (5H, m), 7.71 (1H, d, J = 3.9 Hz)。
実施例107と同様にして、実施例116で得た(5−((3,3−ジメチルブタノイル)アミノ)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)ボロン酸と2−アセチル−4−ブロモチオフェンを用い、標題化合物を合成した。 収率 62%。 融点 133−134℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.13 (9H, s), 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.92 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.27 (2H, s), 2.58 (3H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.41 (1H, dd, J = 8.7, 4.8 Hz), 4.58 (1H, dd, J = 9.3, 5.1 Hz), 4.83 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.56 (1H, br s), 7.08 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.15 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.58 (1H, d, J = 1.2 Hz), 7.74 (1H, d, J = 1.2 Hz)。
実施例107と同様にして、実施例116で得た(5−((3,3−ジメチルブタノイル)アミノ)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)ボロン酸と2−ブロモ−4−メチル−1,3−チアゾールを用い、標題化合物を合成した。 収率 62%。 融点 240−241℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.90 (3H, s), 2.22 (3H, s), 2.26 (2H, s), 2.53 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.44 (1H, dd, J = 8.7, 5.4 Hz), 4.64 (1H, dd, J = 9.3, 5.7 Hz), 4.90 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.61 (1H, br s), 7.01 (1H, s), 7.07 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例52で得た(+)−N−((3R)−3−(4−イソプロピルフェニル)−7−メトキシ−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド(500 mg, 1.22 mmol)の塩化メチレン(20 mL)溶液に三臭化ホウ素(1.0 M 塩化メチレン溶液, 3.0 mL, 3.0 mmol)をアルゴン雰囲気下、−78℃で滴下した。反応液を室温に昇温し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液に加え、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:2)により精製し、標題化合物378mg(収率 78%)を合成した。 融点 202−203℃(酢酸エチル−ヘキサン)。[α]D 20=+79.0°(c=0.49,クロロホルム)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.80 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.24 (2H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.46 (1H, dd, J = 4.5, 8.7 Hz), 4.55 (1H, dd, J = 4.5, 8.7 Hz), 4.86 (1H, t, J = 8.7 Hz), 4.89 (1H, br s), 6.49 (1H, br s), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例134と同様にして、実施例36で得たN−(3−(4−イソプロピルフェニル)−7−メトキシ−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 78%。 融点 181−182℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.80 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.46 (1H, dd, J = 4.5, 8.7 Hz), 4.55 (1H, dd, J = 4.5, 8.7 Hz), 4.84 (1H, t, J = 8.7 Hz), 4.95 (1H, br s), 6.51 (1H, br s), 7.04 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例135で得たN−(7−ヒドロキシ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド(300 mg, 0.76 mmol)、炭酸カリウム(105 mg, 0.76 mmol)、及び硫酸ジエチル(117 mg, 0.76 mmol)のアセトン(15 mL)混合液を14時間加熱還流した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:2)により精製し、標題化合物378mg(収率 78%)を得た。 融点 174−175℃(ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.37 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.82 (3H, s), 2.16 (3H, s), 2.24 (2H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.07-4.20 (2H, m), 4.43-4.53 (2H, m), 4.85 (1H, t, J = 8.1 Hz), 6.47 (1H, br s), 7.04 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
参考例59と同様にして、参考例30で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 53%。 融点 121−122℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.20-1.50 (9H, m), 1.87 (3H, s), 2.17 (6H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.40 (1H, dd, J = 4.5, 8.7 Hz), 4.47-4.51 (1H, m), 4.80 (1H, t, J = 8.7 Hz), 5.71 (1H, br s), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
参考例30で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミン (1.48 g, 5 mmol) とトリエチルアミン (0.22 mL, 1.61 mmol) のTHF (15 mL) 溶液にクロロギ酸 2,2,2−トリクロロエチル (0.76 mL, 5.5 mmol) を0℃で加え、室温で1時間撹拌した。反応液を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。有機層を1規定塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 3:1)により精製し、標題化合物2.19g(収率 93%)を得た。 融点 137−140℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.88 (3H, s), 2.10 (6H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.38-4.45 (1H, m), 4.50-4.56 (1H, m), 4.75-4.86 (3H, m), 6.15 (1H, s), 7.03 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.0 Hz)。
実施例138と同様にして、参考例328で得た7−エチル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 82%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.15 (3H, t, J = 7.5 Hz), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.88 (3H, s), 2.22 (3H, s), 2.66 (2H, q, J = 7.5 Hz), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.42 (1H, dd, J = 5.1, 8.7 Hz), 4.53 (1H, dd, J = 4.8, 9.3 Hz), 4.75-4.90 (3H, m), 6.15 (1H, br s), 7.04 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例138と同様にして、参考例327で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−7−メトキシ−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 68%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.86 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.90 (3H, s), 4.45-4.58 (2H, m), 4.77-4.92 (3H, m), 6.15 (1H, br s), 7.04 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.14 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例138と同様にして、参考例322で得た3−(5−アミノ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)プロパン−1−オールを用い、標題化合物を合成した。 収率 51%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.85-2.05 (5H, m), 2.21 (3H, s), 2.70-2.92 (3H, m), 4.27 (2H, t, J = 6.6 Hz), 4.40 (1H, dd, J = 5.1, 8.7 Hz), 4.52 (1H, dd, J = 5.1, 9.1 Hz), 4.77-4.92 (3H, m), 6.15 (1H, br s), 7.02 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz), 1H 未確認。
実施例138と同様にして、参考例329で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−7−フェニル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 89%。 非晶状粉末。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.95 (3H, s), 2.10 (3H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.38 (1H, dd, J = 5.1, 8.7 Hz), 4.56 (1H, dd, J = 4.8, 9.3 Hz), 4.75-4.90 (3H, m), 6.20 (1H, br s), 7.08 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.14 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.24-7.50 (5H, m)。
実施例138で得た(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 2,2,2−トリクロロエチル (353 mg, 0.75 mmol) とピロリジン (0.076 mL, 0.9 mmol) のジメチルスルホキシド (5 mL) 溶液に、ジイソプロピルエチルアミン (0.13 mL, 0.75 mmol) を室温にて加え、50℃に加熱し16時間反応した。反応液を室温に冷却後、水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 1:1)により精製し、標題化合物130mg(収率 44%)を得た。 融点 186−188℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.87 (3H, s), 1.92-2.00 (4H, m), 2.17 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.43 (4H, br), 4.38-4.43 (1H, m), 4.48-4.53 (1H, m), 4.78-4.84 (1H, m), 5.43 (1H, s), 7. 04 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.10 (2H, d, J = 8.2 Hz)。
実施例143と同様にして、実施例138で得た (3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 2,2,2−トリクロロエチルとジエチルアミンを用い、標題化合物を得た。 収率 68%。 融点 79−81℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.18-1.23 (12H, m), 1.86 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.85 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 3.31-3.40 (4H, m), 4.38-4.43 (1H, m), 4.48-4.54 (1H, m), 4.80 (1H, t, J = 8.8 Hz), 5.54 (1H, s), 7.04 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.10 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例143と同様にして、実施例138で得た(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 2,2,2−トリクロロエチルと2−ヒドロキシエチルアミンを用い、標題化合物を得た。 収率 89%。 融点 186−188℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.89 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.20 (3H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.23 (1H, br), 3.32 (2H, br), 3.64 (2H, br), 4.43-4.48 (1H, m), 4.50-4.56 (1H, m), 4.65 (1H, br), 4.85 (1H, t, J = 8.8 Hz), 5.64 (1H, br), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.14 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例143と同様にして、実施例138で得た(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 2,2,2−トリクロロエチルと2−メトキシエチルアミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 58%。 融点 172−173℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.88 (3H, s), 2.18 (6H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.05-3.44 (7H, m), 4.40-4.63 (3H, m), 4.85 (1H, t, J = 9.0 Hz), 5.53 (1H, br s), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例143と同様にして、実施例138で得た(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 2,2,2−トリクロロエチルと2−(ジメチルアミノ)エチルアミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 54%。 融点 133−134℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.89 (3H, s), 2.10 (6H, br s), 2.19 (6H, s), 2.28 (2H, br s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.10-3.35 (2H, m), 4.44 (1H, dd, J = 8.7, 4.8 Hz), 4.53 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.69 (1H, br s), 4.85 (1H, t, J = 9.0 Hz), 5.70 (1H, br s), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例143と同様にして、実施例139で得た(7−エチル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 2,2,2−トリクロロエチルと2−アミノエタノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 57%。 融点 147−148℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.15 (3H, t, J = 7.5 Hz), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.89 (3H, s), 2.23 (3H, s), 2.25-2.75 (2H, m), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.17-3.40 (3H, m), 3.44-3.70 (2H, m), 4.40-4.58 (2H, m), 4.68 (1H, br s), 4.85 (1H, t, J = 8.4 Hz), 5.71 (1H, br s), 7.03 (2H, d, J = 7.8 Hz), 7.14 (2H, d, J = 7.8 Hz)。
実施例143と同様にして、実施例140で得た(3−(4−イソプロピルフェニル)−7−メトキシ−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 2,2,2−トリクロロエチルと2−アミノエタノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 59%。 融点 127−129℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.86 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.17-3.40 (3H, m), 3.44-3.72 (2H, m), 3.91 (3H, s), 4.40-4.90 (4H, m), 5.83 (1H, br s), 7.03 (2H, d, J = 7.8 Hz), 7.14 (2H, d, J = 7.8 Hz)。
実施例143と同様にして、実施例141で得た(7−(3−ヒドロキシプロピル)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 2,2,2−トリクロロエチルと2−アミノエタノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 53%。 融点 153−154℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.69-1.94 (5H, m), 2.07-2.40 (4H, m), 2.72-2.90 (3H, m), 3.00-3.40 (3H, m), 3.42-3.75 (4H, m), 4.41-4.70 (3H, m), 4.85 (1H, t, J = 8.4 Hz), 5.63 (1H, br s), 7.00 (2H, d, J = 7.8 Hz), 7.13 (2H, d, J = 7.8 Hz)。
実施例143と同様にして、実施例138で得た(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 2,2,2−トリクロロエチルと1−プロピルアミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 53%。 融点 177−178℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.81 (3H, br s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.41 (2H, br s), 1.87 (3H, s), 2.19 (6H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.14 (2H, br s), 4.18 (1H, br s), 4.45 (1H, dd, J = 8.4, 4.8 Hz), 4.53 (1H, dd, J = 9.3, 4.8 Hz), 4.85 (1H, t, J = 9.0 Hz), 5.51 (1H, br s), 7.01 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 7.8 Hz)。
実施例143と同様にして、実施例142で得た(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−7−フェニル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 2,2,2−トリクロロエチルと2−アミノエタノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 59%。 融点 152−155℃(ヘキサン−酢酸エチル)。 1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.71 (2H, br s), 1.88 (3H, s), 2.19 (6H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.15-3.40 (3H, m), 3.42-3.67 (2H, m), 4.35-4.58 (3H, m), 4.85 (1H, t, J = 8.7 Hz), 5.64 (1H, br s), 7.04 (2H, br s), 7.14 (2H, d, J = 7.8 Hz)。
実施例143と同様にして、実施例142で得た(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−7−フェニル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 2,2,2−トリクロロエチルと3−アミノ−1−プロパノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 65%。 融点 145−146℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.40-1.60 (4H, m), 1.88 (3H, br s), 2.19 (6H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.00-3.70 (5H, m), 4.36 (1H, br s), 4.45 (1H, dd, J = 8.4, 4.8 Hz), 4.52 (1H, dd, J = 8.7, 4.8 Hz), 4.85 (1H, t, J = 9.0 Hz), 5.50 (1H, br s), 7.02 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例143と同様にして、実施例138で得た(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 2,2,2−トリクロロエチルと3−アミノ−1−プロパノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 33%。 融点 185−186℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.97 (3H, s), 2.12 (3H, s), 2.88 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.24-3.78 (5H, m), 4.43 (1H, dd, J = 9.0, 4.8 Hz), 4.57 (1H, dd, J = 9.1, 4.5 Hz), 4.72-4.90 (2H, m), 5.66 (1H, br s), 7.09 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.16 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.28-7.50 (5H, m)。
実施例143と同様にして、実施例138で得た(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 2,2,2−トリクロロエチルと4−アミノ−1−ブタノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 28%。 融点 145−146℃(エタノール−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.40-1.60 (4H, m), 1.88 (3H, s), 2.19 (6H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.00-3.30 (2H, m), 3.40-3.71 (2H, m), 4.36 (1H, br s), 4.45 (1H, dd, J = 8.4, 4.8 Hz), 4.52 (1H, dd, J = 8.7, 4.8 Hz), 4.85 (1H, t, J = 9.0 Hz), 5.50 (1H, br s), 7.02 (2H, d, J = 7.8 Hz), 7.13 (2H, d, J = 7.8 Hz), 1H 未確認。
実施例143と同様にして、実施例138で得た(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 2,2,2−トリクロロエチルと2−アミノ−2−メチル−1−プロパノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 39%。 融点 157−158℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.00-1.30 (12H, m), 1.86 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.20 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.42-3.60 (2H, m), 4.07-4.30 (1H, m), 4.45 (1H, dd, J = 8.7, 4.8 Hz), 4.54 (1H, dd, J = 9.0, 5.1 Hz), 4.87 (1H, t, J = 9.0 Hz), 5.38-5.62 (2H, m), 6.94-7.05 (2H, m), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例143と同様にして、実施例142で得た(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−7−フェニル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 2,2,2−トリクロロエチルと2−アミノ−2−メチル−1−プロパノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 49%。 融点 181−182℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.00-1.37 (12H, m), 1.95 (3H, s), 2.11 (3H, s), 2.88 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.42-3.60 (2H, m), 4.10-4.47 (2H, m), 4.59 (1H, dd, J = 9.3, 4.8 Hz), 4.85 (1H, t, J = 9.0 Hz), 5.34 (1H, br s), 5.61 (1H, br s), 7.06 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.16 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.26-7.50 (5H, m)。
実施例143と同様にして、実施例138で得た(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 2,2,2−トリクロロエチルと3−アミノ−2,2−メチル−1−プロパノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 61%。 融点 117−118℃(エタノール−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.48-0.80 (6H, m), 1.19 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.89 (3H, s), 2.20 (6H, s), 2.57-3.35 (5H, m), 4.22-4.67 (4H, m), 4.88 (1H, t, J = 9.0 Hz), 5.64 (1H, d, J = 20.7 Hz), 7.02 (2H, d, J = 6.6 Hz), 7.10-7.18 (2H, m)。
実施例143と同様にして、実施例142で得た(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−7−フェニル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 2,2,2−トリクロロエチルと3−アミノ−2,2−メチル−1−プロパノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 77%。 非晶状粉末。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.48-0.85 (6H, m), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.97 (3H, s), 2.11 (3H, s), 2.57-3.35 (5H, m), 4.22-4.67 (4H, m), 4.84 (1H, t, J = 9.0 Hz), 5.72 (1H, d, J = 21.6 Hz), 7.07 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.14 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.27-7.45 (5H, m)。
実施例143と同様にして、実施例142で得た(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−7−フェニル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 2,2,2−トリクロロエチルと1−アミノ−2−プロパノールを用い、標題化合物を合成した。 収率 58%。 融点 171−182℃(エタノール−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (3H, br s), 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.97 (3H, s), 2.12 (3H, s), 2.60-3.50 (4H, m), 3.83 (1H, br s), 4.42 (1H, dd, J = 9.0, 4.5 Hz), 4.56 (1H, dd, J = 9.3, 4.8 Hz), 4.74 (1H, br s), 4.83 (1H, t, J = 9.0 Hz), 5.65 (1H, br s), 7.07 (2H, d, J = 6.6 Hz), 7.15 (2H, d, J = 6.6 Hz), 7.27-7.48 (5H, m)。
実施例1と同様にして、参考例291で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチオフェン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 81%。 融点 151−152℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.90 (3H, s), 2.21 (3H, s), 2.24 (2H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.14 (1H, dd, J = 11.4, 1.8 Hz), 3.92 (1H, dd, J = 11.4, 8.4 Hz), 4.64 (1H, d, J = 7.8 Hz), 6.51 (1H, br s), 7.02 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.03 (1H, s), 7.09 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
参考例259と同様にして、実施例161で得たN−(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 55%。 融点 207−208℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.86 (3H, s), 2.24 (2H, s), 2.32 (3H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.13 (1H, dd, J = 11.1, 2.1 Hz), 3.92 (1H, dd, J = 11.1, 8.7 Hz), 4.83 (1H, d, J = 8.1 Hz), 6.61 (1H, br s), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.10 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例20と同様にして、実施例161で得たN−(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 65%。 融点 134−140℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.13 (9H, s), 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.99 (3H, s), 2.29 (2H, s), 2.55 (3H, s), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.16 (1H, dd, J = 11.4, 1.8 Hz), 3.83 (1H, dd, J = 11.4, 9.0 Hz), 4.64 (1H, d, J = 9.0 Hz), 6.64 (1H, br s), 7.00 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.09 (2H, d, J = 8.1 Hz), 10.5 (1H, s)。
メチルマグネシウムブロミド (1.0 M, THF溶液, 10 mL, 10 mmol)に、実施例163で得たN−(7−ホルミル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (600 mg, 1.42 mmol) を0℃で加えた後、反応液を室温で、1時間撹拌した。反応液を水に加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を1規定塩酸、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さのトリフルオロ酢酸 (3 mL) 混合物に、トリエチルシラン (1.0 mL) を氷冷下加え、室温で30分間撹拌した。反応液を減圧下濃縮後、残さに飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、水層をアルカリ性とし、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:4)により精製し、標題化合物345mg(収率 57%)を得た。 融点 172−173℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.18 (3H, t, J = 7.8 Hz), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.89 (3H, s), 2.20 (3H, s), 2.26 (2H, s), 2.66 (2H, q, J = 7.8 Hz), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.12 (1H, dd, J = 11.4, 1.8 Hz), 3.87 (1H, dd, J = 11.4, 8.7 Hz), 4.69 (1H, d, J = 8.7 Hz), 6.51 (1H, br s), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.10 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例164と同様にして、実施例163で得たN−(7−ホルミル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドとエチルマグネシウムブロミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 22%。 融点 159−160℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.02 (3H, t, J = 7.5 Hz), 1.12 (9H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.50-1.70 (2H, m), 1.89 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.26 (2H, s), 2.61 (2H, t, J = 6.9 Hz), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.11 (1H, d, J = 14.4 Hz), 3.86 (1H, dd, J = 14.4, 8.4 Hz), 4.69 (1H, dd, J = 8.4 Hz), 6.53 (1H, br s), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.10 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例38と同様にして、実施例161で得たN−(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 69%。 融点 218−219℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.94 (3H, s), 2.20 (3H, s), 2.27 (2H, s), 2.57 (3H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.15 (1H, dd, J = 11.1, 1.8 Hz), 3.87 (1H, dd, J = 11.1, 8.4 Hz), 4.66 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.63 (1H, br s), 7.04 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例164で合成したN−(7−エチル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (225 mg, 0.512 mmol) と炭酸水素ナトリウム (65 mg, 1.01 mmol) の塩化メチレン (10mL) 混合物に、0℃でm−クロロ過安息香酸 (124 mg, 0.716 mmol) を加え、室温で2時間撹拌した。亜硫酸水素ナトリウム水溶液を加え、有機層を分離した。水層を塩化メチレンで抽出し、合わせた有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 3:1)により精製し標題化合物50mg(収率 22%)を得た。 融点 195−196℃(ジエチルエーテル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.18 (3H, t, J = 7.8 Hz), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.72 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.26 (1H, d, J = 13.2 Hz), 2.32 (1H, d, J = 13.2 Hz), 2.87-2.98 (2H, m), 3.04-3.17 (1H, m), 3.26 (1H, dd, J = 14.4, 7.2 Hz), 3.55 (1H, dd, J = 13.8, 7.2 Hz), 5.10 (1H, d, J = 6.6 Hz), 6.90 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.82 (1H, br s)。
実施例166で合成したN−(7−アセチル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (960 mg, 2.19 mmol) と炭酸水素ナトリウム (276 mg, 3.29 mmol) の塩化メチレン (20mL) 混合物に、0℃でm−クロロ過安息香酸 (530 mg, 3.07 mmol) を加え、室温で2時間撹拌した。亜硫酸水素ナトリウム水溶液を加え、有機層を分離した。水相を塩化メチレンで抽出し、合わせた有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル)により精製し標題化合物123mg(収率 12%)を低極性体として得た。 融点 214−216℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.98 (3H, s), 2.20 (3H, s), 2.29 (2H, s), 2.71 (3H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.15 (1H, dd, J = 14.4, 2.1 Hz), 3.70 (1H, dd, J = 14.4, 8.7 Hz), 4.72 (1H, d, J = 8.7 Hz), 6.81 (1H, br s), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.21 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例168と同様に操作した残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル)により精製し、標題化合物274mg(収率 28%)を高極性体として得た。 融点 214−215℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.84 (3H, s), 2.20 (3H, s), 2.30(2H, s), 2.65 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.30-3.40 (1H, m), 3.56 (1H, dd, J = 13.2, 7.5 Hz), 5.07 (1H, d, J = 6.3 Hz), 6.90 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.56 (1H, br s)。
実施例161で得たN−(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (560 mg, 1.41 mmol)、鉄粉 (5.2 mg, 0.094 mmol) の塩化メチレン (10mL) 混合物に、臭素 (225 mg, 1.41 mmol) を0℃で加え、同温で1時間撹拌した。反応混合物に水を注ぎ、酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥し、ろ過、減圧濃縮した。得られた残さと炭酸水素ナトリウム (150 mg, 1.79 mmol) の塩化メチレン (5mL) 混合物に、0℃でm−クロロ過安息香酸 (161 mg, 1.01 mmol) を加え、室温で1時間撹拌した。亜硫酸水素ナトリウム水溶液を加え、有機層を分離した。水相を塩化メチレンで抽出し、合わせた有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 3:1)により精製し標題化合物393mg(収率 55%)を得た。 融点 211−213℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.10 (9H, s), 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.86 (3H, s), 2.28 (2H, s), 2.36 (3H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.47 (1H, dd, J = 13.8, 2.4 Hz), 3.95 (1H, dd, J = 13.8, 9.6 Hz), 4.65 (1H, d, J = 9.6 Hz), 7.00 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.07 (1H, br s), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例168,169で合成したN−(7−アセチル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−1−オキシド−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドのジアステレオ混合物(540 mg, 1.19 mmol) と炭酸水素ナトリウム (150 mg, 1.79 mmol) の塩化メチレン (5mL) 混合物に、0℃でm−クロロ過安息香酸 (287 mg, 1.67 mmol) を加え、室温で2時間撹拌した。亜硫酸水素ナトリウム水溶液を加え、有機層を分離した。水層を塩化メチレンで抽出し、合わせた有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 4:1)により精製し標題化合物320mg(収率 57%)を得た。 融点 184−186℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.92 (3H, s), 2.07 (3H, s), 2.32 (2H, s), 2.68 (3H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.42 (1H, dd, J = 14.4, 2.4 Hz), 3.86 (1H, dd, J = 14.4, 9.3 Hz), 4.71 (1H, dd, J = 9.3, 2.4 Hz), 7.00-7.21 (5H, m)。
実施例164で合成したN−(7−エチル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (225 mg, 0.512 mmol) と炭酸水素ナトリウム (250 mg, 0.590 mmol) の塩化メチレン (20mL) 混合物に、0℃でm−クロロ過安息香酸 (283 mg, 1.65 mmol) を加え、室温で2時間撹拌した。亜硫酸水素ナトリウム水溶液を加え、有機層を分離した。水層を塩化メチレンで抽出し、合わせた有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 4:1)により精製し標題化合物74mg(収率 28%)を得た。 非晶状粉末。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.29 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.86 (3H, s), 2.25 (3H, s), 2.27 (2H, s), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.07 (2H, q, J = 7.8 Hz), 3.12 (1H, d, J = 13.5 Hz), 3.87 (1H, dd, J = 13.5, 9.6 Hz), 4.66 (1H, d, J = 8.7 Hz), 6.86 (1H, br s), 7.01 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例73で得たN−(3−(3−(1,3−ジオキソラン−2−イル)フェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド(910 mg, 2.15 mmol)、ピリジニウム p−トルエンスルホン酸(25 mg)のアセトン(20 mL)−水(1.5 mL)混合液を30分間加熱還流した。反応液を酢酸エチルで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し、標題化合物784mg(収率 96%)を得た。 融点 178−179℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.83 (3H, s), 2.16 (3H, s), 2.21 (3H, s), 2.25 (2H, s), 4.41 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.64 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.87 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.52 (1H, br s), 7.39-7.48 (2H, m), 7.66 (1H, s), 7.72-7.76 (1H, m), 9.97 (1H, s)。
実施例173と同様にして、実施例82で得たN−(3−(4−(1,3−ジオキソラン−2−イル)フェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 95%。 融点 195−196℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.83 (3H, s), 2.16 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.25 (2H, s), 6.51 (1H, br s), 7.31 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.80 (2H, d, J = 8.4 Hz), 9.97 (1H, s)。
実施例22と同様にして、実施例174で得たN−(3−(4−ホルミルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドとメチルマグネシウムブロミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 93%。 融点 144−145℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.47 (3H, d, J = 6.3 Hz), 1.78 (1H, br s), 1.83 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.24 (2H, s), 4.39 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.54 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.79-4.90 (2H, m), 6.50 (1H, br s), 7.10 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.27 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例32と同様にして、実施例175で得たN−(3−(4−(1−ヒドロキシエチル)フェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 65%。 融点 181−182℃(THF−ジイソプロピルエーテル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.82 (3H, s), 2.16 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.57 (3H, s), 4.40 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.61 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.86 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.51 (1H, br s), 7.23 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.87 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
水素化ナトリウム(60%流動パラフィン分散物, 79 mg, 1.98 mmol)のDMF(10 mL)溶液にジエチルホスホノ酢酸エチル(444 mg, 1.98 mmol)をアルゴン雰囲気下、0℃で滴下し、30分間撹拌した。反応液に実施例173で得たN−(3−(3−ホルミルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド(684 mg, 1.80 mmol)のDMF(5 mL)溶液を0℃で滴下し、30分間撹拌した。反応液を室温に昇温し、水に加え、酢酸エチル−THFで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し、標題化合物750mg(収率 93%)を得た。 融点 199−200℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.33 (3H, t, J = 7.5 Hz), 1.83 (3H, s), 2.16 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.25 (2H, s), 4.27 (2H, q, J = 7.5 Hz), 4.39 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.54 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.84 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.38 (1H, d, J = 15.3 Hz), 6.50 (1H, br s), 7.14 (1H, d, J = 7.5 Hz), 7.24-7.31 (2H, m), 7.37 (1H, d, J = 7.5 Hz), 7.61 (1H, d, J = 15.3 Hz)。
実施例177と同様にして、実施例174で得たN−(3−(4−ホルミルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 81%。 融点 176−177℃(酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.33 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.84 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.25 (2H, s), 4.26 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.40 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.57 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.84 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.38 (1H, d, J = 13.8 Hz), 6.51 (1H, br s), 7.15 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.43 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.64 (1H, d, J = 13.8 Hz)。
実施例177と同様にして、実施例176で得たN−(3−(4−アセチルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用い、標題化合物を得た。 収率 75%。 融点 179−180℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.31 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.84 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.54 (3H, s), 4.20 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.40 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.56 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.84 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.09 (1H, s), 6.49 (1H, s), 7.12 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.37 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
実施例177で得た(2E)−3−(3−(5−((3,3−ジメチルブタノイル)アミノ)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3−イル)フェニル)アクリル酸エチル(400 mg, 0.89 mmol)と10%−パラジウム炭素(50%含水、40 mg)のエタノール(3 mL)−酢酸エチル(5 mL)混合液を水素雰囲気下、室温で2時間撹拌した。反応液をセライトろ過し、ろ液を減圧濃縮し、標題化合物326mg(収率 81%)を得た。 融点 136−138℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.82 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.57 (2H, t, J = 7.8 Hz), 2.89 (2H, t, J = 7.8 Hz), 4.27 (2H, q, J = 7.5 Hz), 4.39 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.54 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.84 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.50 (1H, br s), 7.14 (1H, d, J = 7.5 Hz), 7.24-7.31 (1H, t, J = 7.5 Hz), 7.37 (1H, d, J = 7.5 Hz), 7.61 (1H, d, J = 15.3 Hz)。
実施例180と同様にして、実施例178で得た(2E)−3−(4−(5−((3,3−ジメチルブタノイル)アミノ)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3−イル)フェニル)アクリル酸エチルを用い、標題化合物を合成した。 収率 84%。 融点 103−105℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.82 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.58 (2H, t, J = 7.8 Hz), 2.90 (2H, t, J = 7.8 Hz), 4.11 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.38 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.51 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.81 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.49 (1H, br s), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.09 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例180と同様にして、実施例179で得た(2E)−3−(4−(5−((3、3−ジメチルブタノイル)アミノ)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3−イル)フェニル)ブタ−2−エン酸エチルを用い、標題化合物を合成した。 収率 76%。 融点 100−101℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.17 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.26 (3H, d, J = 6.6 Hz), 1.83 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.44-2.60 (2H, m), 3.18-3.30 (1H, m), 4.11 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.39 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.52 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.81 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.49 (1H, br s), 7.05 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
実施例72で得たN−(3−(3−メトキシフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド(1.0 g, 2.62 mmol)の塩化メチレン(20 mL)溶液にアルゴン雰囲気下、−50℃で塩化アルミニウム(769 mg, 5.77 mmol)を加えた。10分間撹拌後、同温度で塩化アセチル(0.62 mL, 8.65 mmol)を滴下し、徐々に室温に昇温した。反応液を氷に加え、酢酸エチルで抽出後した。合わせた有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥後、減圧濃縮し、標題化合物を993mg(収率 89%)を得た。 融点 131−133℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.84 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.26 (2H, s), 2.58 (3H, s), 3.84 (3H, s), 4.39 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.58 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.85 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.54 (1H, br s), 6.72 (1H, s), 6.76 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.65 (1H, d, J = 8.1 Hz)。
カリウム tert−ブトキシド(818 mg, 7.29 mmol)のトルエン(45 mL)溶液に、メチルトリフェニルホスホニウムヨージド(2.94 g, 7.29 mmol)を加え、アルゴン雰囲気下、120℃で1時間撹拌した。反応液に実施例183で得たN−(3−(4−アセチル−3−メトキシフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド(2.32 g, 5.48 mmol)を加え、120℃で2時間撹拌した。反応液に水を加え、有機層を分離後、水層を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥後、減圧濃縮し、得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 2:3)で精製し、標題化合物を1.93g(収率 84%)得た。 融点 186−187℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.87 (3H, s), 2.08 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.26 (2H, s), 3.76 (3H, s), 4.42 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.54 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.83 (1H, t, J = 9.0 Hz), 5.03 (1H, s), 5.11 (1H, s), 6.51 (1H, br s), 6.64-6.67 (2H, m), 7.60 (1H, d, J = 7.5 Hz)。
実施例184で得たN−(3−(4−イソプロペニル−3−メトキシフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド(1.93 g, 4.58 mmol)と10%−パラジウム炭素(50%含水、193 mg)のエタノール(10 mL)混合液を水素雰囲気下、室温で2時間撹拌した。触媒をろ過後、ろ液を濃縮し、標題化合物1.80g(収率 93%)を得た。 融点 170−171℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.17 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.86 (3H, s), 2.04 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.25 (2H, s), 3.24 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.75 (3H, s), 4.42 (1H, dd, J = 5.1, 9.0 Hz), 4.52 (1H, dd, J = 5.1, 9.0 Hz), 4.85 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.50 (1H, br s), 6.61 (1H, s),6.66 (1H, d, J = 8.1 Hz) 7.60 (1H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例185で得たN−(3−(4−イソプロピル−3−メトキシフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド(500 mg, 1.18 mmol)の塩化メチレン(5 mL)溶液に、三臭化ホウ素(1.0 M, 塩化メチレン溶液、2.36 mL, 2.36 mmol)をアルゴン雰囲気下、−70℃で滴下し、徐々に室温に昇温した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥後、減圧濃縮し、標題化合物465mg(収率 96%)を得た。 融点 220−221℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.10 (9H, s), 1.17 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.81 (3H, s), 2.09 (3H, s), 2.12 (3H, s), 2.24 (2H, s), 3.15 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.30-4.45 (2H, m), 4.74 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.42 (1H, br s), 6.61 (1H, d, J = 8.1 Hz), 6.87 (1H, br s), 7.03 (1H, d, J = 8.1 Hz)、1H未確認。
実施例186と同様にして実施例74で得たN−(4−イソプロピル−2−メトキシフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 98%。 融点 265−266℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.13 (9H, s), 1.18 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.90 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.16 (3H, s), 2.27 (2H, s), 2.78 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.42 (1H, dd, J = 9.9, 13.8 Hz), 4.75-4.85 (2H, m), 5.26 (1H, br), 6.53 (1H, br s), 6.62 (1H, s), 6.64 (1H, d, J = 8.1 Hz), 6.76 (1H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例186で得たN−(3−(3−ヒドロキシ−4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド(500 mg, 1.22 mmol)、ブロモ酢酸エチル(245 mg, 1.47 mmol)、炭酸カリウム(253 mg, 1.83 mmol)、及びヨウ化カリウム(10 mg)のアセトン(10 mL)混合液をアルゴン雰囲気下で16時間加熱した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出後、有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥後、減圧濃縮し、標題化合物548mg(収率 91%)を得た。 融点 149−150℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.26 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.84 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.25 (2H, s), 3.34 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.21 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.38 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.49 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.55 (2H, s), 4.80 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.47 (1H, s), 6.50 (1H, br s), 6.72 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.10 (1H, d, J = 7.8 Hz)。
実施例188と同様にして、実施例186で得たN−(3−(3−ヒドロキシ−4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドとクロロアセトンを用い、標題化合物を得た。 収率 82%。 融点 133−135℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.13 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.85 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.26 (2H, s), 2.28 (3H, s), 3.34 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.39 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.44 (2H, s), 4.50 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.81 (1H, t, J = 8.4 Hz), 6.39 (1H, s), 6.52 (1H, s), 6.76 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.14 (1H, d, J = 7.8 Hz)。
実施例188と同様にして、実施例187で得たN−(2−ヒドロキシ−4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用い、標題化合物を得た。 収率 90%。 融点 183−184℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.14 (9H, s), 1.19 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.29 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.90 (3H, s), 2.16 (6H, s), 2.27 (2H, s), 2.82 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.26 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.38 (1H, dd, J = 3.9, 9.0 Hz), 4.68 (2H, s), 4.83 (1H, t, J = 9.0 Hz), 4.97 (1H, dd, J = 3.9, 9.0 Hz), 6.53 (1H, br s), 6.58 (1H, s), 6.69 (2H, s).
実施例186で得たN−(3−(3−ヒドロキシ−4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド(200 mg, 0.49 mmol)、2−ブロモエチルメチルエーテル(0.069 mL, 0.49 mmol)、炭酸カリウム(135 mg, 0.98 mmol)、ヨウ化カリウム(10 mg)のアセトニトリル(5 mL)混合液をアルゴン雰囲気下で16時間加熱した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出後、有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥後、減圧濃縮した。得られた残さを塩基性シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 2:3)により精製し、標題化合物176mg(収率 77%)を得た。 融点 155−156℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.18 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.85 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.25 (2H, s), 3.28 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.44 (3H, s), 3.70-3.77 (2H, m), 4.02-4.06 (2H, m), 4.41 (1H, dd, J = 4.8, 8.7 Hz), 4.51 (1H, dd, J = 4.8, 8.7 Hz), 4.82 (1H, t, J = 8.7 Hz), 6.49 (1H, br s), 6.60 (1H, s), 6.69 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.08 (1H, d, J = 7.8 Hz)。
実施例191と同様にして、実施例187で得たN−(2−ヒドロキシ−4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 59%。 融点 119−120℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.13 (9H, s), 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.88 (3H, s), 2.15 (6H, s), 2.27 (2H, s), 2.83 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.45 (3H, s), 3.70-3.78 (2H, m), 4.14-4.18 (2H, m), 4.36 (1H, dd, J = 4.2, 8.7 Hz), 4.83 (1H, t, J = 8.7 Hz), 4.91 (1H, dd, J = 4.2, 8.7 Hz), 6.55 (1H, br s), 6.65-6.75 (3H, m)。
実施例188で得た(5−(5−((3,3−ジメチルブタノイル)アミノ)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3−イル)−2−イソプロピルフェノキシ)酢酸エチル(200 mg, 0.49 mmol)のTHF(5 mL)溶液にテトラ水素化ホウ素リチウム(43 mg, 2.00 mmol)を氷冷下加えた。反応液を室温に昇温し、60時間撹拌した。反応液を氷に加え、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥後、減圧濃縮し、標題化合物157mg(収率 71%)を得た。 融点 155−156℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.18 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.86 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.26 (2H, s), 3.25 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.80-3.93 (2H, m), 4.00-4.04 (2H, m), 4.40 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.50-4.58 (1H, m), 4.82 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.54 (1H, br s), 6.58 (1H, s), 6.73 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.10 (1H, d, J = 8.1 Hz)、1H未確認。
実施例193と同様にして実施例180で得た3−(3−(5−((3,3−ジメチルブタノイル)アミノ)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3−イル)フェニル)プロパン酸エチルを用い、標題化合物を合成した。 収率 95%。非晶状粉末。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.79 (3H, s), 1.79-1.92 (2H, m), 2.15 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.57-2.70 (2H, m), 3.53 (2H, br), 4.39 (1H, dd, J = 5.1, 9.0 Hz), 4.57 (1H, dd, J = 5.1, 9.0 Hz), 4.86 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.56 (1H, br s), 6.91 (1H, br s), 6.99-7.05 (2H, m), 7.23 (1H, t, J = 7.8 Hz)、1H未確認。
実施例193と同様にして、実施例181で得た3−(4−(5−((3,3−ジメチルブタノイル)アミノ)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3−イル)フェニル)プロパン酸エチルを用い、標題化合物を合成した。 収率 77%。 融点 119−120℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.80-1.90 (5H, m), 2.14 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.24 (2H, s), 2.65 (2H, t, J = 7.8 Hz), 3.64 (2H, t, J = 7.8 Hz), 4.39 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.52 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.82 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.56 (1H, br s), 7.04 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.10 (2H, d, J = 8.1 Hz)、1H未確認。
実施例193と同様にして、実施例182で得た3−(4−(5−((3,3−ジメチルブタノイル)アミノ)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3−イル)フェニル)ブタン酸エチルを用い、標題化合物を合成した。 収率 85%。 融点 145−147℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.24 (3H, d, J = 7.2 Hz), 1.76-1.90 (2H, m), 1.84 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.80-2.90 (1H, m), 3.54 (2H, br), 4.41 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.52 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.82 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.49 (1H, br s), 7.05 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.10 (2H, d, J = 8.1 Hz)。 1H未確認。
実施例193と同様にして、実施例190で得た2−(5−((3,3−ジメチルブタノイル)アミノ)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3−イル)−5−イソプロピルフェノキシ)酢酸エチルを用いて、標題化合物を合成した。 収率 79%。 非晶状粉末。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.87 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.24 (2H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.70-3.78 (2H, m), 3.93-4.00 (2H, m), 4.54 (1H, dd, J = 4.5, 8.1 Hz), 4.66 (1H, dd, J = 4.5, 8.1 Hz), 4.80 (1H, t, J = 8.1 Hz), 6.49 (1H, br s), 6.66 (1H, s), 6.74 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.01 (1H, d, J = 7.8 Hz)、1H未確認。
実施例182で得た3−(4−(5−((3,3−ジメチルブタノイル)アミノ)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3−イル)フェニル)ブタン酸エチル(150 mg, 0.32 mmol)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2 mL)のTHF(3 mL)−メタノール(3 mL)を室温で16時間撹拌した。反応液を塩酸により酸性とし、水層を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥後、減圧濃縮し、標題化合物107mg(収率 74%)を得た。 融点 209−210℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.28 (3H, d, J = 6.9 Hz), 1.81 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.24 (2H, s), 2.48-2.62 (2H, m), 3.15-3.26 (1H, m), 4.38-4.42 (1H, m), 4.51 (1H, dd, J = 4.2, 8.7 Hz), 4.81 (1H, t, J = 8.7 Hz), 6.53 (1H, br s), 7.05 (2H, d, J = 7.8 Hz), 7.10 (2H, d, J = 7.8 Hz)、1H未確認。
実施例22と同様にして、実施例176で得たN−(3−(4−アセチルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドとメチルマグネシウムブロミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 42%。 融点 132−134℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.55 (6H, s), 1.73 (1H, br s), 1.84 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.25 (2H, s), 4.41 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.54 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.82 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.53 (1H, br s), 7.10 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.38 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
参考例30で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミン(200 mg, 0.68 mmol)、4,4,4−トリフルオロブタン酸(116 mg, 0.82 mmol)、N−ヒドロキシベンゾトリアゾール(111 mg, 0.82 mmol)、(3−(ジメチルアミノ)プロピル)エチルカルボジイミド塩酸塩(196 mg, 1.02 mmol)、N,N−ジメチルアミノピリジン(25 mg, 0.2 mmol)のDMF(5 mL)混合液を14時間室温で撹拌した。反応液を水に加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥後、減圧濃縮した。得られた残さを塩基性シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 3:7)により精製し、標題化合物194mg(収率 68%)を得た。 融点 206−207℃(THF−ジイソプロピルエーテル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.81 (3H, s), 1.96-2.35 (8H, m), 2.38-2.62 (2H, m), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.42 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.52 (1H, dd, J = 4.8, 9.0 Hz), 4.86 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.61 (1H, s), 7.00-7.05 (2H, m), 7.11-7.15 (2H, m)。
実施例200と同様にして、参考例30で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンとN,N−ジメチルグリシンを用い、標題化合物を合成した。 収率 40%。 融点 95−96℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.84 (3H, s), 2.13 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.40 (6H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.11 (2H, s), 4.42 (1H, dd, J=4.5, 9.0 Hz), 4.53 (1H, dd, J = 4.5, 9.0 Hz), 4.83 (1H, t, J = 9.0 Hz), 7.05 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.1 Hz), 8.45 (1H, br s)。
実施例1と同様にして、参考例30で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンとピバロイルクロリドを用い、標題化合物を合成した。 収率 76%。 融点 177−178℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.21 (6H, d, J =6.9 Hz), 1.31 (9H, s), 1.80 (3H, s), 2. 09 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.38-4.43 (1H, m), 4.48-4.54 (1H, m), 4.81 (1H, t, J = 8.8 Hz), 6.75 (1H, br), 7. 03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.10 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例38と同様にして、実施例58で得たN−(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ホルムアミドと塩化アセチルを用い、標題化合物を得た。 収率 48%。 融点 177−179℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.24 (6H, m), 1.88 and 1.94 (3H), 2.25 and 2.28 (3H), 2.59 and 2.61 (3H), 2.81-2.85 (1H, m), 4.43-4.58 (2H, m), 4.88-4.98 (1H, m), 6.63 and 6.66 (1H), 7.01-7.05 (2H, m), 7.13-7.18 (2H, m), 7.92 and 8.39 (1H)。
参考例344で得た、7−アセチル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミン (711 mg, 2.2 mmol) をN,N−ジメチルアセトアミド (10 mL) に溶解後、tert−ブチルイソシアネート (0.30 mL, 2.64 mmol) を室温にて加え、60℃に加熱した。16時間加熱後、さらにtert−ブチルイソシアネート (0.30 mL, 2.64 mmol) を加え、24時間60℃にて撹拌した。反応液を室温に冷却後、水に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水にて洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 1:1)により精製し、標題化合物70mg(収率 12%)を得た。 融点 207−208℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.20-1.18 (15H, m), 1.92 (3H, s), 2.29 (3H, s), 2.61 (3H, s), 2.88 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 3.98 (1H, br), 4.50-4.59 (2H, m), 4.90-4.98 (1H, m), 5.28 (1H, br), 7.00 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.15 (2H, d, J = 8.2 Hz)
実施例143と同様にして、実施例138で得た(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 2,2,2−トリクロロエチルとシクロヘキシルアミンを用い、標題化合物を得た。 収率 92%。 融点 210−211℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.78-1.17 (3H, m), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.21-1.38 (2H, m), 1.50-1.67 (3H, m), 1.78-1.88 (4H, m), 2.14-2.20 (7H, m), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.61 (1H, br), 3.98 (1H, br), 4.42-4.47 (1H, m), 4.51-4.57 (1H, m), 4.86 (1H, t, J = 9.0 Hz), 5.42 (1H, s), 6.99 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.12 (2H, d, J = 8.2 Hz)。
実施例138と同様にして、参考例344で得た7−アセチル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンとクロロギ酸 2,2,2−トリクロロエチルを用い、標題化合物を得た。 収率 91%。 融点 186−189℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.93 (3H, s), 2.28 (3H, s), 2.60 (3H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.47-4.59 (2H, m), 4.75-4.96 (3H, m), 6.16 (1H, s), 7.03 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.15 (2H, d, J = 8.0 Hz)
実施例143と同様にして、実施例206で得た(7−アセチル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 2,2,2−トリクロロエチルと3−ヒドロキシプロピルアミンを用い、標題化合物を得た。 収率 59%。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.57 (2H, br), 1.93 (3H, s), 2.28 (3H, s), 2.61 (3H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.33 (2H, br), 3.58 (2H, br), 4.50-4.59 (3H, m), 4.92 (1H, t, J = 10.3 Hz), 5.52 (1H, br), 7.02 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.15 (2H, d, J = 8.1 Hz)
実施例204で得た、N−(7−アセチル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−N’−(tert−ブチル)ウレア (718 mg, 1.7 mmol) のメタノール (10 mL) 溶液に水素化ホウ素ナトリウム (64.3 mg, 1.7 mmol) を0℃にて加え、3時間撹拌した。反応液を水で希釈し、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水にて洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 1:1)により精製し、2種の異性体の内、高極性の標題化合物115mg(収率 16%)を得た。 融点 212−214℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.20-1.27 (15H, m), 1.52-1.58 (3H, m), 1.89 (3H, s), 2.23 (3H, s), 2.87 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 3.57 (1H, br), 4.03 (1H, br), 4.47-4.57 (2H, m), 4.88-4.97 (1H, m), 5.01-5.08 (1H, m), 5.26 (1H, br), 6.98 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.2 Hz)
実施例23と同様にして、実施例208で得たN−(tert−ブチル)−N’−(3−(4−イソプロピルフェニル)−7−(1−ヒドロキシエチル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ウレアを用いて、標題化合物を得た。 収率 53%。 融点 207−209℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12-1.30 (18H, m), 1.87 (3H, s), 2.22 (3H, s), 2.61-2.72 (2H, m), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.00 (1H, br), 4.42-4.46 (1H, m), 4.50-4.56 (1H, m), 4.86 (1H, t, J = 9.0 Hz), 5.28 (1H, br), 6.98 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例143と同様にして、実施例206で得た(7−アセチル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 2,2,2−トリクロロエチルと2−ヒドロキシエチルアミンを用い、標題化合物を得た。収率 66%。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.94 (3H, s), 2.29 (3H, s), 2.60 (3H, s), 2.80-2.97 (2H, m), 3.32 (2H, br), 3.63 (2H, br), 4.49-4.57 (2H, m), 4.63 (1H, br), 4.92 (1H, t, J = 10.1 Hz), 5.63 (1H, br), 7.01 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.15 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例107と同様にして、実施例35で得たN−(7−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドと(3−(1−ピロリジニル)フェニル)ボロン酸を用い、標題化合物を得た。 収率 17%。 融点 206−207℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.13 (9H, s), 1.24 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.92 (3H, s), 1.95-2.04 (4H, m), 2.10 (3H, s), 2.26 (2H, d, J = 1.4 Hz), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.23-3.33 (4H, m), 4.36 (1H, dd, J = 5.2, 8.7 Hz), 4.57 (1H, dd, J = 5.2, 9.2 Hz), 4.79 (1H, dd, J = 8.7, 9.2 Hz), 6.48-6.65 (4H, m), 7.11 (2H, d, J = 8.7 Hz), 7.15 (2H, d, J = 8.7 Hz), 7.27 (1H, t, J = 7.7Hz)。
実施例107と同様にして、実施例35で得たN−(7−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドと(4−(ジメチルアミノ)フェニル)ボロン酸を用い、標題化合物を得た。 収率 17%。 融点 180−181℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.13 (9H, s), 1.23 (6H, d, J = 7.1 Hz), 1.92 (3H, s), 2.11 (3H, s), 2.27 (2H, d, J = 1.4 Hz), 2.87 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 2.98 (6H, s), 4.38 (1H, dd, J = 4.9, 8.5 Hz), 4.55 (1H, dd, J = 4.9, 9.4 Hz), 4.79 (1H, dd, J = 8.5, 9.4 Hz), 6.50 (1H, s), 6.80 (2H, d, J = 7.7 Hz), 7.10 (2H, d, J = 8.6 Hz), 7.14 (2H, d, J = 8.6 Hz), 7.21 (2H, d, J = 7.7Hz)。
実施例107と同様にして、実施例35で得たN−(7−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドと(6−(ジメチルアミノ)ピリジン−3−イル)ボロン酸を用い、標題化合物を得た。 収率 26%。 融点 217−220℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.92 (3H, s), 2.12 (3H, s), 2.26 (2H, d, J = 1.4 Hz), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.12 (6H, s), 4.38 (1H, dd, J = 4.9, 8.8 Hz), 4.56 (1H, dd, J = 4.9, 9.4 Hz), 4.79 (1H, dd, J = 8.8, 9.4 Hz), 6.53 (1H, s), 6.59 (1H, dd, J = 0.8, 8.8 Hz), 7.09 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.47 (1H, dd, J = 2.3, 8.8 Hz), 8.15 (1H, dd, J = 0.8, 2.3 Hz)。
実施例1と同様にして、参考例292で得た7−(4−イソプロピルベンジル)−3,4,6−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用いて、標題化合物を合成した。 収率 66%。 融点 185−186℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.13 (9H, s), 1.19 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.27 (3H, d, J = 6.9 Hz), 2.07 (3H, s), 2.27 (2H, s), 2.30 (3H, s), 2.80-2.90 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.40-3.55 (1H, m), 3.93 (2H, m), 4.20 (1H, dd, J = 3.3, 8.7 Hz), 4.55 (1H, t, J = 8.7 Hz), 6.51 (1H, br s), 7.07 (4H, s)。
実施例1と同様にして、参考例293で得た3−エチル−7−(4−イソプロピルベンジル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 53%。 融点 156−157℃(ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :0.92 (3H, t, J = 7.5 Hz), 1.13 (9H, s), 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.50-1.61 (2H, m), 2.07 (3H, s), 2.16 (3H, s), 2.27 (2H, s), 2.83 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.24-3.33 (1H, m), 3.92 (2H, s), 4.37 (1H, dd, J = 3.0, 9.0 Hz), 4.48 (1H, t, J = 9.0 Hz), 6.50 (1H, br s), 7.06 (4H, s)。
実施例1と同様にして、参考例294で得た7−(4−イソプロピルベンジル)−4,6−ジメチル−3−プロピル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 57%。 融点 144−145℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.93 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.13 (9H, s), 1.19 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.30-1.43 (2H, m), 1.50-1.63 (2H, m), 2.06 (3H, s), 2.16 (3H, s), 2.26 (2H, s), 2.83 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.30-3.41 (1H, m), 3.92 (2H, s), 4.35 (1H, dd, J = 3.3, 9.0 Hz), 4.46 (1H, t, J = 8.7 Hz), 6.48 (1H, br s), 7.05 (4H, s)。
実施例1と同様にして、参考例295で得た3−イソプロピル−7−(4−イソプロピルベンジル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 88%。 非晶状粉末。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.73 (3H, d, J = 6.9 Hz), 0.99 (3H, d, J = 6.9 Hz), 1.19 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.06 (3H, s), 2.16 (3H, s), 2.26 (2H, s), 2.82 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.31-3.36 (1H, m), 3.85 (1H, d, J = 15.6 Hz), 3.96 (1H, d, J = 15.6 Hz), 4.35 (1H, t, J = 9.0 Hz), 4.49 (1H, dd, J = 2.7, 9.0 Hz), 6.48 (1H, br s), 7.04 (4H, s)。
実施例1と同様にして、参考例298で得た7−(4−イソプロピルベンジル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンとn−ブタノイルクロリドを用い、標題化合物を合成した。 収率 81%。 融点 168−169℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.03 (3H, t, J = 7.5 Hz), 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.72-1.89 (2H, m), 2.06 (3H, s), 2.10 (3H, s), 2.36 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.15 (2H, t, J = 8.7 Hz), 3.92 (2H, s), 4.55 (2H, t, J = 8.7 Hz), 6.55 (1H, br s), 7.06 (4H, s)。
実施例1と同様にして、参考例298で得た7−(4−イソプロピルベンジル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンとn−プロパノイルクロリドを用い、標題化合物を合成した。 収率 78%。 融点 177−178℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.29 (3H, t, J = 7.5 Hz), 2.06 (3H, s), 2.10 (3H, s), 2.41 (2H, q, J = 7.5 Hz), 2.78-2.88 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.15 (2H, t, J = 8.7 Hz), 3.92 (2H, s), 4.56 (2H, t, J = 8.7 Hz), 6.56 (1H, br s), 6.99-7.10 (4H, m)。
実施例1と同様にして、参考例298で得た7−(4−イソプロピルベンジル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンとn−ペンタノイルクロリドを用い、標題化合物を合成した。 収率 82%。 融点 172−173℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :0.96 (3H, t, J = 7.5 Hz), 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.33-1.53 (2H, m), 1.69-1.79 (2H, m), 2.06 (3H, s), 2.10 (3H, s), 2.39 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.78-2.88 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.18 (2H, t, J = 8.4 Hz), 3.92 (2H, s), 4.56 (2H, t, J = 8.4 Hz), 6.54 (1H, br s), 7.01-7.13 (4H, m)。
参考例59と同様にして、参考例297で得た4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 96%。 融点 121−122℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.50 (9H, br), 2.14 (3H, s), 2.20 (3H, s), 3.09 (2H, t, J = 8.7 Hz), 4.54 (2H, t, J = 8.7 Hz), 5.73 (1H, br s), 6.50 (1H, s)。
参考例66と同様にして、実施例221で得た(4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 tert−ブチルを用い、標題化合物を合成した。 収率 93%。 融点 176−177℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.50 (9H, br), 2.13 (3H, s), 2.32 (3H, s), 3.23 (2H, t, J = 8.4 Hz), 4.66 (2H, t, J = 8.4 Hz), 5.83 (1H, br s)。
実施例222で得た(7−ブロモ−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 tert−ブチル(500 mg, 1.46 mmol)と塩化セリウム(360 mg, 3.21 mmol)のTHF(8 mL)混合液にアルゴン雰囲気下で、−78℃でn−ブチルリチウム(1.6 M ヘキサン溶液, 2.0 mL, 3.21 mmol)を滴下した。同温度で30分間撹拌後、反応液に4−イソプロピルアセトフェノン(261 mg, 1.61 mmol)のTHF(4 mL)溶液を滴下し、30分間撹拌後、室温に昇温した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出後した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 2:3)により精製し、標題化合物118mg(収率 19%)を得た。 融点 185−186℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.46 (9H, br), 1.56 (3H, br s), 1.97 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.12 (2H, t, J = 8.7 Hz), 4.58 (2H, t, J = 8.7 Hz), 4.81 (1H, br s), 5.66 (1H, br s), 7.11 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.28 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例223で得た(7−(1−ヒドロキシ−1−(4−イソプロピルフェニル)エチル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 tert−ブチル(120 mg, 0.28 mmol)のトリフルオロ酢酸(1.5 mL)混合液にトリエチルシラン(66 mg, 0.56 mmol)を滴下し、室温で1時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出後、有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し、N−(7−(1−(4−イソプロピルフェニル)エチル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)アミンを得た。この化合物とトリエチルアミン(0.047 mL, 0.34 mmol)のTHF(3 mL)溶液にn−ブタノイルクロリド(0.034 mL, 0.34 mmol)を氷冷下で滴下した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し、標題化合物62mg(収率 58%)を得た。 融点 152−153℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.03 (3H, t, J = 7.5 Hz), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.66 (3H, d, J = 7.5 Hz), 1.71-1.89 (2H, m), 2.04 (3H, s), 2.09 (3H, s), 2.36 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.09 (2H, t, J = 8.7 Hz), 4.43-4.60 (3H, m), 6.52 (1H, br s), 7.07 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.16 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例224と同様にして、実施例223で得た(7−(1−ヒドロキシ−1−(4−イソプロピルフェニル)エチル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 tert−ブチルとtert−ブチルアセチルクロリドを用い、標題化合物を合成した。 収率 61%。 融点 189−190℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.13 (9H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.66 (3H, d, J = 7.2 Hz), 2.05 (3H, s), 2.11 (3H, s), 2.26 (2H, s), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.09 (2H, t, J = 8.7 Hz), 4.40-4.55 (3H, m), 6.47 (1H, br s), 7.07 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.16 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例1と同様にして、参考例334で得た(7−(1−(4−イソプロピルフェニル)ビニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 51%。 融点 188−189℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.14 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.99 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.28 (2H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.15 (2H, t, J = 8.7 Hz), 4.51 (2H, t, J = 8.7 Hz), 5.14 (1H, s), 5.92 (1H, s), 6.53 (1H, br s), 7.10 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.24 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例47と同様にして、参考例298で得た7−(4−イソプロピルベンジル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンとtert−ブチルアミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 83%。 融点 197−198℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.24 (9H, s), 2.11 (3H, s), 2.16 (3H, s), 2.78-2.88 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.17 (2H, t, J = 8.4 Hz), 3.94 (2H, s), 4.04 (1H, br s), 4.60 (2H, t, J = 8.4 Hz), 5.30 (1H, br s), 7.02 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.07 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例47と同様にして、参考例298で得た7−(4−イソプロピルベンジル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンと2−ヒドロキシエチルアミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 80%。 融点 176−177℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.14 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.78-2.88 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.06 (1H, t, J = 4.5 Hz), 3.16 (2H, t, J = 8.4 Hz), 3.28-3.34 (2H, m), 3.60-3.66 (2H, m), 3.94 (2H, br s), 4.60 (2H, t, J = 8.4 Hz), 4.65 (1H, br s), 5.64 (1H, s), 7.07 (4H, s)。
参考例338で得たN−ベンジル−N−(3−ブロモ−4−クロロエトキシ−5−(4−イソプロピルベンジル)−2,6−ジメチルフェニル)−3,3−ジメチルブタンアミド(486 mg, 0.81 mmol)のTHF(8 mL)溶液にアルゴン雰囲気下、−50℃でn−ブチルリチウム(1.6 M ヘキサン溶液, 0.56 mL, 0.89 mmol)を滴下し、30分間撹拌した。反応液を室温に昇温した後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:4)により精製し、N−ベンジル−N−(7−(4−イソプロピルベンジル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを186mg(収率47%)を得た。この化合物(186 mg, 0.38 mmol)、10%−パラジウム炭素(50%含水、19 mg)の酢酸(2 mL)混合液を水素雰囲気下、85℃で14時間撹拌した。反応液をセライトろ過し、ろ液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し、標題化合物60mg(収率 40%)を得た。 融点 201−202℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.14 (9H, s), 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.08 (3H, s), 2.13 (3H, s), 2.27 (2H, s), 2.83 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.15 (2H, t, J = 5.7 Hz), 3.92 (2H, s), 4.56 (2H, t, J = 5.7 Hz), 6.51 (1H, br s), 7.07 (4H, s)。
参考例340で得たN−(4−(アリルオキシ)−3−ブロモ−5−(4−イソプロピルベンジル)−2,6−ジメチルフェニル)−3,3−ジメチルブタンアミド(674 mg, 1.39 mmol)の塩化メチレン(7 mL)溶液に、氷冷下でm−クロロ過安息香酸(239 mg, 1.39 mmol) を加え30分間撹拌した。反応液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液に加え、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を10%亜硫酸ナトリウム水溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し、N−(3−ブロモ−5−(4−イソプロピルベンジル)−2,6−ジメチルフェニル−4−(オキシラン−2−イルメトキシ)−3,3−ジメチルブタンアミドを得た。この化合物のTHF(5 mL)溶液にアルゴン雰囲気下、−78℃でn−ブチルリチウム(1.6 M ヘキサン溶液, 0.83 mL, 1.33 mmol)を滴下し、反応液を30分間撹拌した。反応液を室温に昇温し、水に加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(酢酸エチル−ヘキサン 1:4)、標題化合物162mg(収率 28%)を得た。 融点 136−137℃(THF−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.07 (9H, s), 1.19 (6H, d, J = 6.9 Hz), 2.07 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.26 (2H, s), 2.82 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.50-3.76 (3H, m), 3.92 (2H, s), 4.48 (1H, t, J = 9.0 Hz), 4.61 (1H, dd, J = 2.4, 9.0 Hz), 6.52 (1H, br s), 7.05 (4H, s)、1H未確認。
実施例1と同様にして、参考例358で得た4,6−ジメチル−3−フェニル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 97%。 融点 158−159℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.85 (3H, s), 2.22 (3H, s), 2.24 (2H, s), 4.41 (1H, dd, J = 8.7, 4.8 Hz), 4.53 (1H, dd, J = 9.3, 4.8 Hz), 4.85 (1H, t, J = 9.3 Hz), 6.45 (1H, br s), 6.63 (1H, s), 7.09-7.30 (5H, m)。
実施例20と同様にして、実施例231で得たN−(4,6−ジメチル−3−フェニル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 74%。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.91 (3H, s), 2.27 (2H, s), 2.53 (3H, s), 4.53-4.62 (2H, m), 5.00 (1H, dd, J = 10.2 Hz), 6.45 (1H, br s), 7.13 (2H, d, J = 7.8 Hz), 7.20-7.35 (3H, m), 10.5 (1H, s)。
4−イソプロピル−1−ブロモベンゼン (978 mg, 4.91 mmol) のTHF (10 mL) 溶液を、アルゴン雰囲気下、マグネシウム (119 mg, 4.91 mmol) と触媒量のヨウ素の混合物に滴下し、室温で20分間撹拌した。反応液に実施例232で得たN−(7−ホルミル−4,6−ジメチル−3−フェニル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (200 mg, 0.547 mmol) のTHF (5 mL) 溶液を滴下し、室温で1時間撹拌した。反応液を氷に加え、酢酸エチルにて抽出し、有機層を1規定塩酸、水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:2)により精製し、N−(7−(ヒドロキシ(4−イソプロピルフェニル)メチル)−4,6−ジメチル−3−フェニル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを得た。この化合物の トリフルオロ酢酸 (5 mL) 混合物に、トリエチルシラン (0.161 mL, 1.01 mmol)を氷冷下加え、室温で30分間撹拌した。反応液を減圧下濃縮後、残さに飽和重曹水溶液を加え、水層をアルカリ性とし、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 4:1)により精製しヘキサンより結晶化させ標題化合物70mg(収率 28%)を得た。 融点 137−141℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.10 (9H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.85 (3H, s), 2.11 (3H, s), 2.23 (2H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.00 (2H, s), 4.42 (1H, dd, J = 8.7, 4.8 Hz), 4.58 (1H, dd, J = 13.8, 4.8 Hz), 4.85 (1H, d, J = 6.6 Hz), 6.45 (1H, br s), 7.05-7.35 (9H, m)。
参考例63で得た3,3−ジメチル−N−(2,2,4,6,7−ペンタメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ブタンアミド (1.0 g, 3.15 mmol) のメタノール (100 mL) 溶液に、水素化ホウ素ナトリウム (238 mg, 6.30 mmol) を室温下加え、1時間撹拌した。反応液を減圧下濃縮後、残さを酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さを酢酸エチルで結晶化させ、標題化合物950mg(収率 94%)を得た。 融点 204−206℃。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.15 (9H, s), 1.29 (3H, s), 1.49 (3H, s), 2.09 (3H, s), 2.11 (3H, s), 2.23 (3H, s), 2.30 (2H, s), 4.70 (1H, d, J = 9.2 Hz), 6.61 (1H, br s), 1H 未確認。
実施例234と同様に、参考例65で得た3,3−ジメチル−N−(2,2,6,7−テトラメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ブタンアミドを用いて標題化合物を合成した。 収率 92%。 融点 184−185℃(THF−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.13 (9H, s), 1.32 (3H, s), 1.48 (3H, s), 1.81 (1H, brs), 2.13 (6H, s), 2.25 (2H, s), 4.73 (1H, brs), 6.79 (1H, brs), 7.34 (1H, s)。
実施例234と同様に、参考例66で得た(7−ブロモ−2,2,4,6−テトラメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 tert−ブチルを用いて標題化合物を合成した。 収率 98%。 融点 187−188℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.28-1.71 (15H, m), 1.70 (1H, brs), 2.26 (3H, s), 2.34 (3H, s), 4.80 (1H, d, J=9.0 Hz), 5.84 (1H, brs)。
参考例98で得たN−ベンジル−2,2,4,6−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミン (4.1 g, 14.6 mmol)、10%−パラジウム炭素 (50%含水, 400 mg) ギ酸アンモニウム (1.84 g, 29.2 mmol)のメタノール (70 mL) 混合物を2時間加熱還流した。触媒をろ過で除き、ろ液を減圧下留去した。残さに水、酢酸エチルを加え有機層を分離し、水層を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を減圧下留去し、得られた残さを酢酸エチル−ヘキサンより結晶化させて2,2,4,6−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イルアミン2.60gを得た。この化合物 (2.60 g, 13.5 mmol) および二炭酸ジtert−ブチル (6.20 mL, 27.0 mmol) のTHF (50 mL) 溶液を16時間加熱還流した。反応液に水を加え、有機層を分離し、水層を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、溶媒を減圧下留去した。得られた残さをヘキサン−酢酸エチル結晶化し標題化合物2.57g(収率60%)を得た。 融点 121−123℃。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.45 (6H, s), 1.50 (9H, s), 2.11 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.90 (2H, s), 5.72 (1H, br s), 6.44 (1H, s)。
参考例18と同様にして、実施例237で得た(2,2,4,6−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸を用い、標題化合物を合成した。 収率 54%。 融点 115−117℃。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.38-1.59 (15H, m), 2.08 (3H, s), 2.31 (3H, s), 3.01 (2H, s), 5.81 (1H, br s)。
参考例65で得た3,3−ジメチル−N−(2,2,6,7−テトラメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ブタンアミド(303 mg, 1 mmol)のTHF (10 mL) 溶液に、3−トリルマグネシウムブロミド (1.0 M, 10 mL, 10 mmol) THF溶液をアルゴン雰囲気下、0℃で滴下し、室温まで昇温した。1時間撹拌後、反応液を氷に加え、酢酸エチルにて抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さを酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し、標題化合物265mg(収率 67%)を得た。 融点 113−114℃。
2−クロロエチルベンゼン(648 mg, 4.6 mmol)のTHF(5 mL)溶液を、アルゴン雰囲気下、マグネシウム(112 mg, 4.6 mmol)と触媒量のヨウ素の混合物に滴下し、30分間撹拌した。反応液に参考例65で得た3,3−ジメチル−N−(2,2,6,7−テトラメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ブタンアミド(300 mg, 0.98 mmol)のTHF(3 mL)溶液を滴下し、室温で1時間撹拌した。反応液を氷に加え、酢酸エチルにて抽出した。抽出液を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 2:3)により精製後、酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し、標題化合物201mg(収率 51%)を得た。 融点 99−100℃。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.12 (9H, s), 1.37 (3H, s), 1.54 (3H, s), 1.99-2.30 (11H, m), 2.80 (1H, dt, J = 12.9, 4.8 Hz), 2.97 (1H, dt, J = 12.9, 4.8 Hz), 6.77 (1H, brs), 7.15-7.31 (6H, m)。
1−ブロモ−2−(トリフルオロメトキシ)ベンゼン(827 mg, 3.43 mmol)のTHF(8 mL)溶液に、アルゴン雰囲気下、n−ブチルリチウム(1.59 M ヘキサン溶液, 1.85 mL, 2.94 mmol)を−78℃で滴下し、30分間撹拌した。反応液に参考例65で得た3,3−ジメチル−N−(2,2,6,7−テトラメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ブタンアミド(300 mg, 0.98 mmol)のTHF(3 mL)溶液を−78℃で滴下し、30分間撹拌した。反応液を室温に昇温し、1時間撹拌した後、水を加え、酢酸エチルにて抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 2:3)により精製後、酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し、標題化合物267mg(収率 59%)を得た。 融点 160−161℃。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.97 (3H, s), 1.11 (9H, s), 1.62 (3H, s), 2.18 (6H, s), 2.22 (2H, s), 3.00 (1H, brs), 6.79 (1H, brs), 7.15-7.36 (5H, m)。
実施例239と同様に、参考例65で得た3,3−ジメチル−N−(2,2,6,7−テトラメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ブタンアミドと2−トリルマグネシウムブロミドを用いて標題化合物を合成した。 収率 43%。 融点 111−112℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.95 (3H, s), 1.10 (9H, s), 1.68 (3H, s), 2.17-2.26 (9H, m), 2.64 (3H, s), 6.82 (1H, brs), 6.90-7.26 (5H, m)。
実施例241と同様に、参考例65で得た3,3−ジメチル−N−(2,2,6,7−テトラメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ブタンアミドとフェニルリチウムを用いて標題化合物を合成した。 収率 58%。 融点 109−111℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.85 (3H, s), 1.10 (9H, s), 1.62 (3H, s), 2.18-2.22 (8H, m), 2.37 (1H, brs), 6.79 (1H, brs), 7.12 (1H, s), 7.27-7.38 (3H, m), 7.47-7.50 (2H, m)。
実施例240と同様に、参考例65で得た3,3−ジメチル−N−(2,2,6,7−テトラメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ブタンアミドと2−ブロモナフタレンを用いて標題化合物を合成した。 収率 65%。 融点 142−144℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.89 (3H, s), 1.09 (9H, s), 1.65 (3H, s), 2.20-2.24 (8H, m), 2.46 (1H, brs), 6.82 (1H, brs), 7.16 (1H, s), 7.46-7.51 (2H, m), 7.60 (1H, d, J = 8.8 Hz), 7.80-7.86 (3H, m), 7.99 (1H, s)。
実施例240と同様に、参考例65で得た3,3−ジメチル−N−(2,2,6,7−テトラメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ブタンアミドと1−ブロモ−3−イソプロピルベンゼンを用いて標題化合物を合成した。 収率 76%。 融点 136−137℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.84 (3H, s), 1.10 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz),1.60 (3H, s), 2.14-2.22 (9H, m), 2.90 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 6.77 (1H, brs), 7.14-7.18 (2H, m), 7.23-7.28 (2H, m), 7.39 (1H, s)。
実施例239と同様に、参考例65で得た3,3−ジメチル−N−(2,2,6,7−テトラメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ブタンアミドと2−メトキシフェニルマグネシウムブロミドを用いて標題化合物を合成した。 収率 58%。 融点 168−169℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.92 (3H, s), 1.10 (9H, s), 1.66 (3H, s), 2.15-2.21 (8H, m), 3.94 (3H, s), 5.17 (1H, brs), 6.82 (1H, brs), 6.89-6.97 (2H, m), 7.09 (1H, s), 7.12 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.28 (1H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例240と同様に、参考例65で得た3,3−ジメチル−N−(2,2,6,7−テトラメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ブタンアミドと1−ブロモ−4−イソプロピルベンゼンを用いて標題化合物を合成した。 収率 42%。 融点 119−121℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.84 (3H, s), 1.11 (9H, s), 1.26 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.60 (3H, s), 2.18-2.22 (8H, m), 2.29 (1H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 6.80 (1H, br s), 7.15 (1H, s), 7.21 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.41 (2H, d, J = 8.0 Hz)。
実施例240と同様に、参考例65で得た3,3−ジメチル−N−(2,2,6,7−テトラメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ブタンアミドと2−ブロモチオフェンを用いて標題化合物を油状物として得た。 収率 86%。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.95 (3H, s), 1.12 (9H, s), 1.64 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.23 (2H, s), 2.63 (1H, brs), 6.81 (1H, brs), 6.94-7.01 (2H, m), 7.29-7.32 (2H, m)。
参考例239と同様に、参考例65で得た3,3−ジメチル−N−(2,2,6,7−テトラメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ブタンアミドとベンジルマグネシウムクロリドを用いて標題化合物を合成した。収率 88%。 融点 212−213℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.08 (9H, s), 1.31 (3H, s), 1.43 (3H, s), 1.75 (1H, s), 2.09-2.17 (8H, m), 3.02 (1H, d, J = 13.6 Hz), 3.16 (1H, d, J = 13.6 Hz), 6.56 (1H, s), 6.66 (1H, brs), 7.20-7.38 (5H, m)。
実施例240と同様に、参考例65で得た3,3−ジメチル−N−(2,2,6,7−テトラメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ブタンアミドと4−イソプロピルベンジルクロリドを用いて標題化合物を合成した。 収率 94%。 融点 177−178℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.10 (9H, s), 1.25 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.33 (3H, s), 1.43 (3H, s), 2.04 (1H, s), 2.11 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.19 (2H, m), 2.90 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.00 (1H, d, J = 13.6 Hz), 3.13 (1H, d, J = 13.6 Hz), 6.66 (2H, brs), 7.15 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.24 (2H, d, J = 8.0 Hz)。
実施例241と同様に、参考例65で得た3,3−ジメチル−N−(2,2,6,7−テトラメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ブタンアミドとn−ブチルリチウムを用いて標題化合物を合成した。 収率 78%。 融点 161−162℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.91 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.13 (9H, s), 1.30-1.43 (6H, m), 1.49 (3H, s), 1.60-1.79 (3H, m), 1.90-1.99 (1H, m), 2.13 (6H, s), 2.24 (2H, s), 6.77 (1H, brs), 7.23 (1H, s)。
実施例241と同様に、参考例65で得た3,3−ジメチル−N−(2,2,6,7−テトラメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ブタンアミドとフランを用いて標題化合物を合成した。 収率 88%。 融点 108−110℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.96 (3H, s), 1.13 (9H, s), 1.59 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.24 (2H, s), 2.59 (1H, brs), 6.35-6.37 (2H, m), 6.79 (1H, brs), 7.37 (1H, s), 7.43 (1H, s)。
実施例240と同様に、参考例65で得た3,3−ジメチル−N−(2,2,6,7−テトラメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ブタンアミドと1−ブロモ−2,4−ジメトキシベンゼンを用いて標題化合物を合成した。 収率 62%。 融点 150−151℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.91 (3H, s), 1.10 (9H, s), 1.65 (3H, s), 2.12-2.20 (8H, m), 3.79 (3H, s), 3.91 (3H, s), 5.03 (1H, brs), 6.43 (1H, dd, J = 8.4, 2.4 Hz), 6.52 (1H, d, J = 2.4 Hz), 6.92 (1H, brs), 7.05-7.08 (2H, m)。
実施例241と同様に、参考例65で得た3,3−ジメチル−N−(2,2,6,7−テトラメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ブタンアミドと1,4−ジブロモベンゼンを用いて標題化合物を合成した。 収率 93%。 融点 118−119℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.86 (3H, s), 1.10 (9H, s), 1.56 (3H, s), 2.17-2.22 (8H, m), 2.44 (1H, brs), 6.80 (1H, brs), 7.10 (1H, s), 7.36 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.48 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
実施例240と同様に、参考例65で得た3,3−ジメチル−N−(2,2,6,7−テトラメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ブタンアミドと1−ブロモ−4−メトキシベンゼンを用いて標題化合物を合成した。 収率 72%。 融点 110−111℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.84 (3H, s), 1.11 (9H, s), 1.58 (3H, s), 2.18-2.24 (9H, m), 3.81 (3H, s), 6.78 (1H, brs), 6.88 (2H, d, J = 9.0 Hz), 7.12 (1H, s), 7.40 (2H, d, J = 9.0 Hz)。
実施例239と同様に、参考例63で得た3,3−ジメチル−N−(2,2,4,6,7−ペンタメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ブタンアミドとシクロヘキシルマグネシウムブロミドを用いて標題化合物を合成した。 収率 66%。 融点 170−171℃(酢酸エチル-ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.60-2.10 (30H, m), 2.12 (3H, s), 2.20-2.40 (5H, m), 6.55 (1H, br s)。
実施例241と同様に、参考例63で得た3,3−ジメチル−N−(2,2,4,6,7−ペンタメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ブタンアミドと2−ブロモピリジンを用いて標題化合物を合成した。 収率 45%。 融点 205−207℃。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.89 (3H, s), 1.12 (9H, s), 1.53 (3H, s), 1.64 (3H, s), 2.13 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.25 (2H, s), 6.01 (1H, br s), 6.85 (1H, br s), 7.06 (1H, d, J = 6.0 Hz), 7.18-7.24 (1H, m), 7.60 (1H, dt, J = 7.8, 1.8 Hz), 8.56 (1H, dd, J = 7.8, 4.8 Hz)。
実施例241と同様に、参考例63で得た3,3−ジメチル−N−(2,2,4,6,7−ペンタメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ブタンアミドと4−ブロモアニソールを用いて標題化合物を合成した。 収率 47%。 融点 98−99℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.86 (3H, s), 1.13 (9H, s), 1.51 (3H, s), 1.85 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.16 (3H, s), 2.27 (2H, s), 3.79 (3H, s), 6.59 (1H, br), 6.83 (3H, br), 7.38 (1H, br)。
実施例241と同様に、参考例63で得た3,3−ジメチル−N−(2,2,4,6,7−ペンタメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン5−イル)ブタンアミドと3−ブロモアニソールを用い、標題化合物を合成した。 収率 46%。 融点 154−155℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.89 (3H, s), 1.13 (9H, s), 1.52 (3H, s), 1.87 (3H, s), 2.16 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.27 (2H, s), 3.80 (3H, brs), 6.45 (1H, br), 6.53 (1H, s), 6.75-6.84 (1H, m), 7.20 (2H, br)。
実施例240と同様に、参考例64で得た3,3−ジメチル−N−(2,2,4,5,6−ペンタメチル−3−オキソ-2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)ブタンアミドと1−ブロモ−4−イソプロピルベンゼンを用いて標題化合物を合成した。 収率 71%。 融点 178−179℃(酢酸エチル-ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.82 (3H, s), 1.14 (9H, s), 1.24 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.49 (3H, s), 1.91 (3H, s), 2.12 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.29 (2H, s), 2.35 (1H, s), 2.89 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 6.40-7.80 (5H, m)。
実施例241と同様に、参考例62で得た(2,2,4,6,7−ペンタメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 tert−ブチルと1−ブロモ−4−メチルベンゼンを用いて標題化合物を合成した。 収率 64%。 非晶状粉末。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.85 (3H, s), 1.20-1.60 (9H, m), 1.50 (3H, s), 1.88 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.34 (3H, s), 5.77 (1H, br s), 6.40-8.20 (4H, m),1H未確認。
実施例241と同様に、参考例62で得た(2,2,4,6,7−ペンタメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸tert−ブチルと1−ヨード−4−イソプロピルベンゼンを用いて標題化合物を合成した。 収率 34%。 融点 155−157℃(ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.85 (3H, s), 1.24 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.20-1.64 (9H, m), 1.52 (3H, s), 1.89 (3H, s), 2.08 (1H, s), 2.16 (3H, s), 2.20 (3H, s), 2.74-3.06 (1H, m), 5.75 (1H, br s), 6.40-8.20 (4H, m)。
実施例241と同様に、参考例62で得た(2,2,4,6,7−ペンタメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 tert−ブチルと2−ブロモナフタレンを用いて標題化合物を合成した。収率 50%。非晶状粉末。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.90 (3H, br s), 1.20-1.70 (9H, m), 1.57 (3H, s), 1.86 (3H, br s), 2.19 (3H, s), 2.22 (3H, s), 2.29 (1H, s), 5.77 (1H, br s), 6.60-8.60 (7H, m)。
2−(3−ブロモフェニル)−1,3−ジオキソラン(1.65 mL, 10.9 mmol)のTHF(20 mL)溶液に、アルゴン雰囲気下、n−ブチルリチウム(1.59 M ヘキサン溶液, 6.4 mL, 10.2 mmol)を−78℃で滴下し、30分間撹拌した。反応液に参考例65で得た3,3−ジメチル−N−(2,2,6,7−テトラメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ブタンアミド(1.0 g, 3.30 mmol)のTHF(10 mL)溶液を−78℃で滴下し、30分間撹拌した。反応液を室温に昇温し、1時間撹拌した後、水を加え、酢酸エチルにて抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 2:3)により精製し、N−(3−(3−(1,3−ジオキソラン−2−イル)フェニル)−3−ヒドロキシ−2,2,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを非晶状粉末として1.38g(収率 92%)で得た。得られたN−(3−(3−(1,3−ジオキソラン−2−イル)フェニル)−3−ヒドロキシ−2,2,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド(300 mg, 0.66 mmol)のアセトン(4 mL)−水(0.3 mL)混合溶液中にピリジニウム p−トルエンスルホナート(5 mg, 0.03 mmol)を加え30分間撹拌した。反応液を室温に冷却後、水を加え、酢酸エチルにて抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをTHF−ジイソプロピルエーテルより再結晶し、標題化合物194mg(収率 72%)を得た。 融点 189−190℃。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.86 (3H, s), 1.09 (9H, s), 1.59 (3H, s), 2.18-2.22 (8H, m), 2.66 (1H, s), 6.86 (1H, br s), 7.11 (1H, s), 7.52 (1H, t, J = 7.5 Hz), 7.76 (1H, d, J = 7.5 Hz), 7.84 (1H, d, J = 7.5 Hz), 7.99 (1H, s), 10.01 (1H, s)。
実施例21と同様に、実施例264で得たN−(3−(3−ホルミルフェニル)−3−ヒドロキシ−2,2,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用いて標題化合物を得た。 収率 86%。 融点 169−171℃(THF−ジイソプロピルエーテル)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.85 (3H, s), 1.09 (9H, s), 1.60 (3H, s), 1.65 (1H, brs), 2.17-2.20 (8H, m), 2.41 (1H, br s), 4.60 (2H, s), 6.85 (1H, br s), 7.10 (1H, s), 7.25-7.42 (3H, m), 7.49 (1H, s)。
実施例22と同様に、参考例264で得たN−(3−(3−ホルミルフェニル)−3−ヒドロキシ−2,2,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド、およびメチルマグネシウムブロミドを用いて標題化合物を合成した。 収率 43%。 融点 206−207℃(THF−ジイソプロピルエーテル)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.85 (3H, s), 1.09 (9H, s), 1.46-1.49 (3H, m), 1.60 (3H, s), 2.17-2.21 (9H, m), 2.27 (1H, brs), 4.88 (1H, br s), 6.80 (1H, s), 7.14 (1H, s), 7.30-7.45 (3H, m), 7.52 (1H, s)。
参考例63と同様に、参考例80で得た5−アミノ−2,2,4,6,7−ペンタメチル−3−(4−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3−オールを用いて標題化合物を合成した。収率 59%。 融点 146−148℃(酢酸エチル-ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.86 (3H, s), 1.12 (9H, s), 1.51 (3H, s), 1.71 (1H, s), 1.85 (3H, s), 2.16 (6H, s), 2.27 (2H, s), 2.33 (3H, s), 6.60 (1H, br s), 6.82-7.80 (4H, m)。
参考例63と同様に、参考例81で得た5−アミノ−2,2,4,6,7−ペンタメチル−3−(2−ナフチル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3−オールを用いて標題化合物を合成した。収率 82%。非晶状粉末。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.90 (3H, br. s), 1.11 (9H, s), 1.58 (3H, s), 1.83 (3H, br. s), 2.19 (6H, s), 2.26 (2H, s), 2.38 (1H, br. s), 6.40-8.60 (7H, m), 6.60 (1H, br s)。
参考例63と同様に、参考例81で得た5−アミノ−2,2,4,6,7−ペンタメチル−3−(2−ナフチル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3−オールと3−メチルブチリルクロリドを用いて標題化合物を合成した。 収率 32%。 融点 108−110℃(酢酸エチル-ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.80-1.10 (9H, m), 1.50-1.95 (7H, m), 2.05-2.80 (9H, m), 6.65 (1H, br s), 7.00-8.32 (7H, m)。
実施例14と同様に、参考例81で得た5−アミノ−2,2,4,6,7−ペンタメチル−3−(2−ナフチル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3−オールを用いて標題化合物を合成した。 収率 74%。 融点212−214℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.92 (3H, br s), 1.27 (9H, s), 1.60 (3H, s), 1.88 (3H, br s), 2.21 (3H, s), 2.23 (3H, s), 2.44 (1H, br s), 4.12 (1H, br s), 5.33 (1H, br. s), 6.60-8.60 (7H, m)。
実施例242で得たN−(3−ヒドロキシ−2,2,6,7−テトラメチル−3−(2−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド(120 mg, 0.3 mmol)のトリフルオロ酢酸(2 mL)溶液に、氷冷下でトリエチルシラン(71 mg, 0.6 mmol)を加え,室温で1時間撹拌した。反応液を水に加え、酢酸エチルにて抽出し、有機層を1規定水酸化ナトリウム水溶液、水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:2)により精製後、酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し、標題化合物93mg(収率 79%)を得た。 融点 161−162℃。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.00 (3H, s), 1.09 (9H, s), 1.56 (3H, s), 2.15-2.19 (8H, m), 2.39 (3H, s), 4.57 (1H, s), 6.60-6.75 (2H, m), 6.91 (1H, s), 7.00-7.18 (3H, m)。
実施例271と同様に、実施例239で得たN−(3−ヒドロキシ−2,2,6,7−テトラメチル−3−(3−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用いて標題化合物を合成した。 収率 87%。 融点 156−157℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.96 (3H, s), 1.09 (9H, s), 1.55 (3H, s), 2.15-2.19 (8H, m), 2.31 (3H, s), 4.27 (1H, s), 6.70 (1H, br s), 6.85-6.92 (3H, m), 7.04 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.16 (1H, t, J = 8.4 Hz)。
実施例271と同様に、実施例245で得たN−(3−ヒドロキシ−3−(3−イソプロピルフェニル)−2,2,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用いて標題化合物を合成した。 収率 65%。 融点 162−163℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.93 (3H, s), 1.09 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.57 (3H, s), 2.15-2.20 (8H, m), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.32 (1H, s), 6.72 (1H, br s), 6.90-7.09 (3H, m), 7.08-7.25 (2H, m)。
実施例271と同様に、実施例243で得たN−(3−ヒドロキシ−2,2,6,7−テトラメチル−3−フェニル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用いて標題化合物を合成した。 収率 82%。 融点 182−183℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.95 (3H, s), 1.09 (9H, s), 1.57 (3H, s), 2.15-2.20 (8H, m), 4.32 (1H, s), 6.72 (1H, br s), 6.95 (1H, s), 7.06-7.11 (2H, m), 7.23-7.31 (3H, m)。
実施例271と同様に、実施例244で得たN−(3−ヒドロキシ−2,2,6,7−テトラメチル−3−(2−ナフチル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用いて標題化合物を油状物として得た。 収率 84%。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.99 (3H, s), 1.06 (9H, s), 1.60 (3H, s), 2.16-2.22 (8H, m), 4.47 (1H, s), 6.77 (1H, brs), 6.93 (1H, s), 7.18 (1H, dd, J = 8.6, 1.6 Hz), 7.42-7.49 (2H, m), 7.58 (1H, br s), 7.73-7.82 (3H, m)。
実施例271と同様に、実施例246で得たN−(3−ヒドロキシ−3−(2−メトキシフェニル)−2,2,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用いて標題化合物を合成した。 収率 82%。 融点 169−170℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.97 (3H, s), 1.10 (9H, s), 1.57 (3H, s), 2.15-2.19 (8H, m), 3.85 (3H, s), 4.82 (1H, s), 6.72 (1H, br s), 6.75-6.91 (4H, m), 7.15-7.26 (1H, m)。
実施例271と同様に、実施例249で得たN−(3−ベンジル−3−ヒドロキシ−2,2,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用いて標題化合物を合成した。 収率 56%。 融点 186−187℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.08 (9H, s), 1.33 (3H, s), 1.37 (3H, s), 2.09 (3H, s), 2.12 (3H, s), 2.17 (2H, s), 2.89 (2H, d, J = 7.8 Hz), 3.42 (1H, t, J = 7.8 Hz), 6.49 (1H, s), 6.62 (1H, br s), 7.17-7.33 (5H, m)。
実施例271と同様に、実施例250で得たN−(3−ヒドロキシ−3−(4−イソプロピルベンジル)−2,2,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用いて標題化合物を合成した。 収率 63%。 融点 130−132℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.10 (9H, s), 1.25 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.33 (3H, s), 1.43 (3H, s), 2.04 (1H, s), 2.11 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.19 (2H, m), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.00 (1H, d, J = 13.6 Hz), 3.13 (1H, d, J = 13.6 Hz), 6.66 (2H, br s), 7.15 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.24 (2H, d, J = 8.0 Hz)。
実施例271と同様に、実施例248で得たN−(3−ヒドロキシ−2,2,6,7−テトラメチル−3−(2−チエニル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用いて標題化合物を合成した。 収率 65%。 融点 137−138℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.05 (3H, s), 1.10 (9H, s), 1.58 (3H, s), 2.15-2.21 (8H, m), 4.61 (1H, s), 6.77 (1H, br s), 6.85 (1H, d, J = 3.4 Hz), 6.97 (1H, dd, J = 4.8, 3.4 Hz), 7.10 (1H, s), 7.19 (1H, d, J = 4.8 Hz)。
実施例271と同様に、実施例241で得たN−(3−ヒドロキシ−2,2,6,7−テトラメチル−3−(2−(トリフルオロメトキシ)フェニル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用いて標題化合物を合成した。 収率 47%。 融点 155−156℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.97 (3H, s), 1.11 (9H, s), 1.62 (3H, s), 2.18 (6H, s), 2.22 (2H, s), 3.00 (1H, br s), 6.79 (1H, br s), 7.15-7.36 (5H, m)。
実施例271と同様に、実施例251で得たN−(3−ブチル−3−ヒドロキシ−2,2,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用いて標題化合物を合成した。 収率 77%。 融点 129−130℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.91 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.13 (9H, s), 1.30-1.43 (6H, m), 1.49 (3H, s), 1.60-1.79 (3H, m), 1.90-1.99 (1H, m), 2.13 (6H, s), 2.24 (2H, s), 6.77 (1H, br s), 7.23 (1H, s)。
実施例271と同様に、実施例252で得たN−(3−(2−フリル)−3−ヒドロキシ−2,2,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用いて標題化合物を合成した。 収率 67%。 融点 126−127℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.06 (3H, s), 1.12 (9H, s), 1.59 (3H, s), 2.12-2.22 (8H, m), 4.44 (1H, s), 6.10 (1H, d, J = 3.2 Hz), 6.30-6.33 (1H, m), 6.74 (1H, br s), 7.10 (1H, s), 7.35-7.36 (1H, m)。
実施例271と同様に、実施例240で得たN−(3−ヒドロキシ−2,2,6,7−テトラメチル−3−(2−フェニルエチル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用いて標題化合物を合成した。 収率 92%。 融点 158−159℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.13 (9H, s), 1.37 (3H, s), 1.45 (3H, s), 1.86-1.96 (2H, m), 2.12 (6H, s), 2.33 (2H, s), 2.65-2.83 (2H, m), 3.03 (1H, t, J = 7.8 Hz), 6.73 (1H, br s), 7.17-7.31 (6H, m)。
実施例271と同様に、実施例254で得たN−(3−(4−ブロモフェニル)−3−ヒドロキシ−2,2,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用いて標題化合物を合成した。 収率 88%。 融点 171−172℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.95 (3H, s), 1.10 (9H, s), 1.54 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.20 (2H, s), 4.28 (1H, s), 6.72 (1H, br s), 6.94-6.98 (3H, m), 7.41 (2H, d, J = 8.4 Hz)。
実施例271と同様に、実施例255で得たN−(3−ヒドロキシ−3−(4−メトキシフェニル)−2,2,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用いて標題化合物を合成した。 収率 82%。 融点 169−170℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.95 (3H, s), 1.10 (9H, s), 1.54 (3H, s), 2.14-2.20 (8H, m), 3.79 (3H, s), 4.27 (1H, s), 6.71 (1H, br s), 6.82 (2H, d, J = 8.7 Hz), 6.93 (1H, s), 7.01 (2H, d, J = 8.7 Hz)。
実施例271と同様に、実施例253で得たN−(3−(2,4−ジメトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2,2,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用いて標題化合物を合成した。 収率 82%。 融点 146−147℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.97 (3H, s), 1.09 (9H, s), 1.55 (3H, s), 2.14-2.19 (8H, m), 3.78 (3H, s), 3.82 (3H, s), 4.73 (1H, s), 6.35 (1H, dd, J = 8.4, 2.4 Hz), 6.45 (1H, d, J = 2.4 Hz), 6.66 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.76 (1H, br s), 6.90 (1H, s)。
実施例271と同様に、実施例256で得たN−(3−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−2,2,4,6,7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用いて標題化合物を合成した。 収率 48%。 融点 198−199℃(酢酸エチル-ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.50-2.20 (35H, m), 2.24-2.35 (2H, m), 2.67 (1H, d, J = 2.7 Hz), 6.55 (1H, br s)。
実施例271と同様に、実施例257で得たN−(3−ヒドロキシ−2,2,4,6,7−ペンタメチル−3−(2−ピリジル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用いて標題化合物を合成した。 収率 52%。 融点 210−212℃。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.04 (3H, s), 1.12 (9H, s), 1.55 (3H, s), 1.79 (3H, s), 2.17 (6H, s), 2.26 (2H, s), 4.41 (1H, s), 6.52 (1H, br s), 6.78 (1H, d, J = 7.6 Hz), 7.12 (1H, dd, J = 7.6, 4.4 Hz), 7.54-7.61 (1H, m), 8.53 (1H, d, J = 4.4 Hz)。
実施例271と同様に、実施例258で得たN−(3−ヒドロキシ−3−(4−メトキシフェニル)−2,2,4,6,7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 40%。 融点 175−176℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.00 (3H, s), 1.12 (9H, s), 1.48 (3H, s), 1.77 (3H, s), 2.15 (6H, s), 2.24 (2H,s), 3.76 (3H, s), 4.08 (1H, s), 6.48 (1H, s), 6.76 (1H, br d, J = 5.4 Hz), 6.83 (2H, br)。
実施例271と同様に、実施例259で得たN−(3−ヒドロキシ−3−(3−メトキシフェニル)−2,2,4,6,7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 77%。 融点 166−167℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.04 (3H, s), 1.12 (9H, s), 1.49 (3H, s), 1.79 (3H, s), 2.15 (6H, s), 2.25 (2H,s), 3.76 (3H, s), 4.09 (1H, s), 6.25 (1H, br), 6.47 (1H, s), 6.60-6.85 (2H, m), 7.08 (1H, br)。
実施例271と同様に、実施例260で得た、N−(3−ヒドロキシ−3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,5,6−ペンタメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 53%。 融点 152−153℃(酢酸エチル-ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.97 (3H, s), 1.14 (9H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.46 (3H, s), 1.83 (3H, s), 2.08 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.29 (2H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.11 (1H, s), 6.40-7.15 (5H, m)。
実施例284で得たN−(3−(4−ブロモフェニル)−2,2,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド(500 mg, 1.13 mmol)のTHF(10 mL)溶液に、アルゴン雰囲気下、n−ブチルリチウム(1.59 M ヘキサン溶液, 1.56 mL, 2.48 mmol)を−78℃で滴下し、30分間撹拌した。同温度で反応液にDMF(90 mg, 1.24 mmol)を加え30分間撹拌した後、室温まで昇温し1時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルにて抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 2:3)により精製後、酢酸エチル−ヘキサンより再結晶し、標題化合物204mg(収率 46%)を得た。 融点 169−170℃。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.97 (3H, s), 1.09 (9H, s), 1.58 (3H, s), 2.04-2.20 (8H, m), 4.38 (1H, s), 6.74 (1H, br s), 6.99 (1H, s), 7.25 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.81 (2H, dd, J = 8.4 Hz), 9.99 (1H, s)。
実施例292と同様に、実施例284で得たN−(3−(4−ブロモフェニル)−2,2,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドとN,N−ジメチルアセトアミドを用いて標題化合物を合成した。 収率 20%。 融点 195−196℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.96 (3H, s), 1.09 (9H, s), 1.57 (3H, s), 2.16-2.19 (8H, m), 2.59 (3H, s), 4.36 (1H, s), 6.73 (1H, br s), 6.97 (1H, s), 7.18 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.88 (2H, d, J = 8.0 Hz)。
実施例21と同様に、実施例292で得たN−(3−(4−ホルミルフェニル)−2,2,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用いて標題化合物を合成した。 収率 80%。 融点 162−163℃(THF−ジイソプロピルエーテル)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.95 (3H, s), 1.09 (9H, s), 1.56 (3H, s), 1.65 (1H, t, J = 6.0 Hz), 2.15-2.19 (8H, m), 4.32 (1H, s), 4.67 (2H, d, J = 6.0 Hz), 6.72 (1H, br s), 6.94 (1H, s), 7.09 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.29 (2H, d, J = 8.0 Hz)。
実施例21と同様に、実施例293で得たN−(3−(4−アセチルフェニル)−2,2,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用いて標題化合物を油状物として合成した。 収率 65%。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.95 (3H, s), 1.09 (9H, s), 1.48 (3H, d, J = 6.4 Hz), 1.55 (3H, s), 1.66 (1H, brs), 2.14-2.19 (8H, m), 4.30 (1H, s), 4.87 (1H, q, J = 6.4 Hz), 6.79 (1H, br s), 6.93 (1H, s), 7.07 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.29 (2H, d, J = 8.0 Hz)。
1−ブロモ−2−イソプロピルベンゼン(1.20 g, 6.03 mmol)のTHF(5 mL)溶液を、アルゴン雰囲気下、マグネシウム(147 mg, 6.03 mmol)と触媒量のヨウ素の混合物に滴下し、70℃で30分間撹拌した。反応液に参考例65で得た3,3−ジメチル−N−(2,2,6,7−テトラメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ブタンアミド(350 mg, 1.15 mmol)のTHF(3 mL)溶液を滴下し、12時間加熱還流した。反応液を氷に加え、酢酸エチルにて抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:2)により精製し、N−(3−ヒドロキシ−3−(3−イソプロピルフェニル)−2,2,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを79mg(収率 16%)を得た。この化合物(79 mg, 0.19 mmol)をのトリフルオロ酢酸(1 mL)溶液に、氷冷下でトリエチルシラン(44 mg, 0.38 mmol)を加え,室温で1時間撹拌した。反応液を水に加え、酢酸エチルにて抽出し、有機層を1規定水酸化ナトリウム水溶液、水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:2)により精製し、標題化合物39mg(収率 51%)を得た。 収率 51%。 融点 188−189℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.01 (3H, s), 1.09 (9H, s), 1.27 (3H, d, J = 7.0 Hz), 1.32 (3H, d, J = 7.0 Hz), 1.57 (3H, s), 2.15-2.20 (8H, m), 3.15-3.30 (1H, m), 4.67 (1H, s), 6.67 (1H, d, J = 7.8 Hz), 6.69 (1H, br s), 6.88 (1H, s), 7.02 (1H, t, J = 7.8 Hz), 7.17 (1H, t, J = 7.8 Hz), 7.29 (1H, d, J = 7.8 Hz)。
実施例234で得た、N−(3−ヒドロキシ−2,2,4,6,7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (450 mg, 1.41 mmol) の塩化メチレン (3 mL) 溶液に、トリエチルアミン (0.79 mL, 5.64 mmol) を加えた後、塩化メタンスルホニル (0.22 mL, 2.82 mmol) を氷冷下で滴下した。反応液を30分間撹拌後、ピペリジン (0.70 mL, 7.05 mmol) を加え、室温で16時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 20:1)により精製し、標題化合物270mg(収率 50%)を得た。 融点 229−230℃(酢酸エチル-ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.10-1.82 (22H, m), 2.08 (3H, s), 2.12 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.22-2.43 (3H, m), 2.78 (1H, br s), 2.95 (1H, br s), 3.68 (1H, s), 6.56 (1H, s)。
実施例297と同様にして、実施例234で得た、N−(3−ヒドロキシ−2,2,4,6,7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドとピロリジンを用い、標題化合物を合成した。 収率 36%。 融点 197−198℃(酢酸エチル-ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.16 (9H, s), 1.23 (3H, s), 1.49 (3H, s), 1.58-1.72 (4H, m), 2.09 (3H, s), 2.13 (6H, s), 2.30 (2H, s), 2.48-2.80 (4H, m), 4.02 (1H, s), 6.55 (1H, br s)。
実施例297と同様に、実施例235で得たN−(3−ヒドロキシ−2,2,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドとアニリンを用いて標題化合物を合成した。 収率 79%。 融点 151−152℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.11 (9H, s), 1.37 (3H, s), 1.53 (3H, s), 2.14 (6H, s), 2.22 (2H, s), 3.93 (1H, d, J = 8.7 Hz), 4.81 (1H, d, J = 8.7 Hz), 6.60 (2H, d, J = 7.8 Hz), 6.67-6.75 (2H, m), 7.17 (3H, t, J = 7.8 Hz)。
実施例297と同様に、実施例235で得たN−(3−ヒドロキシ−2,2,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドと(2−メトキシフェニル)アミンを用いて標題化合物を合成した。 収率 75%。 融点 184−185℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.11 (9H, s), 1.34 (3H, s), 1.53 (3H, s), 2.14 (6H, s), 2.22 (2H, s), 3.78 (3H, s), 4.53 (1H, d, J = 8.1 Hz), 4.86 (1H, d, J = 8.1 Hz), 6.63-6.68 (2H, m), 6.75-6.77 (2H, m), 6.86 (1H, t, J = 9.0 Hz), 7.16 (1H, s)。
実施例297と同様に、実施例235で得たN−(3−ヒドロキシ−2,2,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドと(2−(トリフルオロメトキシ)フェニル)アミンを用いて標題化合物を合成した。 収率 73%。 融点 196−197℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.11 (9H, s), 1.35 (3H, s), 1.54 (3H, s), 2.15 (6H, s), 2.23 (2H, s), 4.32 (1H, d, J = 9.0 Hz), 4.85 (1H, d, J = 9.0 Hz), 6.67 (1H, t, J = 6.9 Hz), 6.70-6.80 (2H, m), 7.12-7.17 (3H, m)。
実施例297と同様に、実施例236で得た(7−ブロモ−3−ヒドロキシ−2,2,4,6−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 tert−ブチルとピロリジンを用いて標題化合物を合成した。 収率 43%。 融点 128−130℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.28-1.57 (15H, m), 1.60-1.70 (4H, m), 2.14 (3H, s), 2.33 (3H, s), 2.40-2.67 (2H, m) 2.70-2.80 (2H, m), 4.13 (1H, s), 5.82 (1H, br s)。
実施例297と同様に、実施例236で得た(7−ブロモ−3−ヒドロキシ−2,2,4,6−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 tert−ブチルとジメチルアミンを用いて標題化合物を合成した。 収率 89%。 融点 111−112℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.27 (3H, s), 1.36-1.60 (12H, m), 2.04-2.60 (12H, m), 3.86 (1H, s), 5.84 (1H, b rs)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.00 (3H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.6 Hz), 1.25-1.58 (12H, m), 1.81 (3H, s), 2.16 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.08 (1H, s), 5.72 (1H, s), 6.64-7.10 (4H, m)。
参考例59と同様にして、参考例122で得た2,2,4,6,7−ペンタメチル−3−(4−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 18%。 融点 124−125℃(ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.01 (3H, s), 1.20-1.64 (9H, m), 1.48 (3H, s), 1.80 (3H, s), 2.16 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.30 (3H, s), 4.08 (1H, s), 5.71 (1H, br s), 6.20-7.60 (4H, m)。
実施例238で得た(7−ブロモ−2,2,4,6−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 tert−ブチル (1.77 g, 4.78 mmol) のTHF(20 mL)溶液に、アルゴン雰囲気下、n−ブチルリチウム (1.60 M ヘキサン溶液, 6.25 mL, 10.0 mmol) を−78℃で滴下し、30分間撹拌した。反応液に4−イソプロピルベンズアルデヒド(815 mg, 5.50 mmol)のTHF(5 mL)溶液を−78℃で滴下した。反応液を室温に昇温し、1時間撹拌した後、水を加え、酢酸エチルにて抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:4)により精製し、(7−(ヒドロキシ(4−イソプロピルフェニル)メチル)−2,2,4,6−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 tert−ブチル1.20g(収率 59%)を得た。この化合物 (1.00 g, 2.27 mmol) のトリフルオロ酢酸 (5 mL) 混合物に、トリエチルシラン (1.0 mL, 6.4 mmol) を氷冷下加え、室温で1時間撹拌した。反応液を減圧下濃縮後、残さに飽和炭酸水素ナトリウム水溶液溶液を加え、水層をアルカリ性とし、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、減圧下濃縮し、7−(4−イソプロピルベンジル)−2,2,4,6−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンの粗生成物を得た。この化合物 (330 mg, 約 1.02 mmol)とtert−ブチルアセチルクロリド (0.16 mL, 1.12 mmol) の塩化メチレン (30 mL) 溶液に室温でトリエチルアミン (0.16 mL, 1.12 mmol) を加え、室温で1時間撹拌した。反応液に水を加え、有機層を分離し、水層を塩化メチレンで抽出した。合わせた有機層を1規定塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 4:1)により精製し標題化合物273mg(収率 17%)を得た。 融点 170−171℃(酢酸エチル-ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.13 (9H, s), 1.19 (6H, d, J = 7.2 Hz), 1.46 (6H, s), 2.05 (3H, s), 2.08 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.82 (1H, septet, J = 7.2 Hz), 2.96 (2H, s), 3.89 (2H, s), 6.46 (1H, br s), 7.04 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.09 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例306と同様に、実施例302で得た(7−ブロモ−2,2,4,6−テトラメチル−3−(ピロリジン−1−イル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 tert−ブチルを用いて、標題化合物を合成した。 収率 61%。 融点 179−180℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.13 (9H, s), 1.18 (3H, s), 1.21 (3H, s), 1.25 (3H, s), 1.49 (3H, s), 1.62-1.72 (4H, m), 2.05 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.25 (2H, dd, J = 17.1, 13.2 Hz), 2.59 (2H, br), 2.70-2.90 (3H, m), 3.80-3.95 (2H, br), 4.05 (1H, s), 6.48 (1H, s), 7.00-7.10 (4H, m)。
実施例306と同様に、実施例303で得た(7−ブロモ−3−(ジメチルアミノ)−2,2,4,6−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 tert−ブチルを用いて、標題化合物を合成した。 収率 33%。 融点 138−139℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.13 (9H, s), 1.18 (3H, s), 1.21 (3H, s), 1.24 (3H, s), 1.51 (3H, s), 2.03-2.06 (14H, m), 2.70-2.88 (1H, m), 3.78 (1H, s), 3.90 (2H, br s), 6.49 (1H, s), 6.98-7.05 (4H, m)。
参考例63と同様にして、参考例139で得た2,2,6,7−テトラメチル−3−(4−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用いて標題化合物(収率 88%)を得た。 非晶状粉末。
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.95 (3H, s), 1.08 (9H, s), 1.54 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.17 (5H, s), 2.32 (3H,s), 4.28 (1H, s), 6.75 (1H, brs),6.90 (1H, s), 6.96 (2H, d, J = 7.9 Hz), 7.08 (2H, d, J = 7.9 Hz)。
参考例63と同様にして、参考例122で得た2,2,4,6,7−ペンタメチル−3−(4−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンとブチリルクロリドを用い、標題化合物を合成した。 収率 50%。 融点 138−139℃(酢酸エチル-ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.74-2.41 (25H, m), 4.10 (1H, s), 6.54 (1H, br s), 7.03 (4H, br s)。
参考例63と同様にして、参考例122で得た2,2,4,6,7−ペンタメチル−3−(4−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンとペンタノイルクロリドを用い、標題化合物を合成した。 収率 62%。 融点 156−157℃(酢酸エチル-ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.78-2.43 (27H, m), 4.10 (1H, s), 6.55 (1H, br s), 7.04 (4H, br s)。
参考例63と同様にして、参考例122で得た2,2,4,6,7−ペンタメチル−3−(4−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンとヘキサノイルクロリドを用い、標題化合物を合成した。 収率 52%。 融点 96−97℃(酢酸エチル-ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.77-2.41 (29H, m), 4.10 (1H, s), 6.55 (1H, br s), 7.03 (4H, br s)。
参考例63と同様にして、参考例123で得た3−(4−フルオロフェニル)−2,2,4,6,7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 60%。 融点 194−195℃(酢酸エチル-ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.00 (3H, s), 1.12 (9H, s), 1.49 (3H, s), 1.77 (3H, s), 2.15 (6H, s), 2.25 (2H, s), 4.11 (1H, s), 6.40-7.20 (5H, m)。
参考例63と同様にして、参考例121で得た2,2,4,6,7−ペンタメチル−3−フェニル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 55%。 融点 214−215℃(酢酸エチル-ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.92-1.20 (12H, m), 1.50 (3H, s), 1.77 (3H, s), 2.16 (6H, s), 2.25 (2H, s), 4.13 (1H, s), 6.40-7.38 (6H, m)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.92-1.18 (12H, m), 1.49 (3H, s), 1.76 (3H, s), 2.15 (6H, s), 2.25 (2H, s), 4.09 (1H, s), 6.51-7.44 (5H, m)。
参考例76で得た3−(4−tert−ブチルフェニル)−2,2,4,6,7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミン塩酸塩 (400 mg, 1.16 mmol) とtert−ブチルアセチルクロリド (0.17 mL, 1.22 mmol) の塩化メチレン (10 mL) 溶液に室温でトリエチルアミン (0.35 mL, 2.50 mmol) を加え、室温で1時間撹拌した。反応液に水を加え、有機層を分離し、水層を塩化メチレンで抽出した。合わせた有機層を1規定塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 8:1)により精製し標題化合物110mg(収率 41%)を得た。 非晶質。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.99 (3H, s), 1.06 (9H, s), 1.12 (9H, s), 1.49 (3H, s), 1.78 (3H, s), 2.16 (6H, s), 2.25 (2H, s), 4.10 (1H, s), 6.50 (1H, br s), 6.70-7.24 (4H, m)。
実施例316と同様にして、参考例74で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミン塩酸塩を用い、標題化合物を合成した。 収率 38%。 融点 172−173℃(酢酸エチル-ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.94 (3H, s), 1.06 (9H, s), 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.55 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.18 (3H, s), 2.19 (2H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.6 Hz), 4.29 (1H, s), 6.71 (1H, br s), 6.94 (1H, s), 7.00 (2H, d, J = 7.8 Hz), 7.13 (2H, d, J = 7.8 Hz)。
実施例316と同様にして、参考例75で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミン塩酸塩を用い、標題化合物を合成した。 収率 23%。 融点 118−119℃(酢酸エチル-ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.01 (3H, s), 1.10 (9H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.48 (3H, s), 1.78 (3H, s), 2.19 (2H, s), 2.21 (3H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.08 (1H, s), 6.52-7.24 (6H, m)。
参考例63と同様にして、参考例78で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 52%。 非晶質。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.00 (3H, s), 1.11 (9H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.49 (3H, s), 1.79 (3H, s), 2.21 (3H, s), 2.23 (2H, s), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.08 (1H, s), 6.53 (1H, br s), 6.56 (1H, s), 6.70-7.10 (4H, m)。
参考例63と同様にして、参考例86で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 52%。 融点 126−127℃(酢酸エチル-ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.96 (3H, s), 1.07 (9H, s), 1.24 (6H, d, J = 6.6 Hz), 1.56 (3H, s), 2.12 (2H, s), 2.88 (1H, septet, J = 6.6 Hz), 4.29 (1H, s), 6.75 (1H, d, J = 8.1 Hz), 6.91 (1H, br s), 6.99 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.14 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.16-7.25 (2H, m)。
参考例63と同様にして、参考例86で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンとブチリルクロリドを用い、標題化合物を合成した。 収率 27%。 非晶質。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.97 (3H, s), 0.98 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.24 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.56 (3H, s), 1.60-1.80 (2H, m), 2.26 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.88 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.29 (1H, s), 6.75 (1H, d, J = 9.3 Hz), 6.90-7.05 (3H, m), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.17-7.22 (2H, m)。
参考例63と同様にして、参考例120で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンとブチリルクロリドを用い、標題化合物を合成した。 収率 59%。 融点 120−122℃(酢酸エチル-ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.78-1.10 (6H, m), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.60-1.90 (8H, m), 2.10-2.40 (8H, m), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.10 (1H, s), 6.50-7.20 (5H, m)。
参考例63と同様にして、参考例120で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンとペンタノイルクロリドを用い、標題化合物を合成した。 収率 44%。 融点 106−107℃(酢酸エチル-ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.70-1.90 (22H, m), 2.05-2.41 (8H, m), 2.84 (1H, septet, J = 6.6 Hz), 4.10 (1H, s), 6.42-7.18 (5H, m)。
参考例63と同様にして、参考例120で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 41%。 非晶質。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.90-1.20 (12H, m), 1.21 (6H, d, J = 7.2 Hz), 1.48 (3H, s), 1.78 (3H, s), 2.15-2.27 (8H, m), 2.84 (1H, septet, J = 7.2 Hz), 4.09 (1H, s), 6.40-7.10 (5H, m)。
参考例63と同様にして、参考例77で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,5,7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−6−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 50%。 融点 128−129℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.02 (3H, s), 1.17 (9H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.48 (3H, s), 1.83 (3H, s), 2.04 (3H, s), 2.12 (3H, s), 2.31 (2H, s), 2.84 (1H, septet, J = 7.2 Hz), 4.10 (1H, s), 6.50-7.18 (5H, m)。
参考例63と同様にして、参考例79で得た3−ベンジル−2,2,4,5,7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−6−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 38%。 融点 209−210℃(酢酸エチル-ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.15 (9H, s), 1.26 (3H, s), 1.40 (3H, s), 1.80 (3H, s), 2.01 (3H, s), 2.07 (3H, s), 2.29 (2H, s), 2.75 (1H, dd, J = 14.7, 6.0 Hz), 2.89 (1H, dd, J = 14.7, 8.4 Hz), 3.29 (1H, dd, J = 8.4, 6.0 Hz), 6.60 (1H, br s), 7.10-7.30 (5H, m)。
参考例63と同様にして、参考例96で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,5−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 51%。 融点 64−68℃(ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.95 (3H, s), 1.12 (9H, s), 1.24 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.57 (3H, s), 2.25 (3H, s), 2.27 (2H, s), 2.89 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.30 (1H, s), 6.59 (1H, s), 6.99 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.14 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.17 (1H, br s), 7.98 (1H, s)。
参考例63と同様にして、参考例97で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−5−メトキシ−2,2,4,6−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 67%。 融点 140−141℃(酢酸エチル-ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.96 (3H, s), 1.14 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.47 (3H, s), 1.83 (3H, s), 2.20 (3H, s), 2.28 (2H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.64 (3H, s), 4.10 (1H, s), 6.40-7.18 (5H, m)。
実施例320で合成したN−(3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド (110 mg, 290 mmol) のDMF (3 mL) 溶液に水素化ナトリウム(60%流動パラフィン分散物, 12.8 mg, 319 mmol) を0℃で加え、室温で30分間撹拌した。反応液にヨウ化メチル (8.0 g, 319 mmol) を加え、室温で30分間撹拌した。反応液に水を加え、生成物をジイソプロピルエーテルで抽出した。合わせた抽出液を水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥後、減圧濃縮し、得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 4:1)により精製し標題化合物47mg(収率 41%)を得た。 融点 78−79℃(酢酸エチル-ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 0.93 (9H, s), 1.00 (3H, s), 1.24 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.62 (3H, s), 1.94-2.10 (2H, m), 2.90 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 3.19 (3H, s), 4.36 (1H, s), 6.77-6.92 (3H, m), 6.98 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.16 (2H, d, J = 8.0 Hz)。
参考例120で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミン (350 mg, 1.08 mmol) と塩化 3−クロロプロピオニル (0.39 mL, 3.72 mmol) の塩化メチレン (15 mL) 溶液に室温でトリエチルアミン (0.18 mL, 1.30 mmol) を加え、室温で1時間撹拌した。反応液に水を加え、有機層を分離し、水層を塩化メチレンで抽出した。合わせた有機層を1規定塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。N−(3−(4−イソプロピルフェニル)−2,2,4,6,7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3−クロロプロピオンアミドの粗精製物を得た。この化合物とモルホリンと炭酸カリウムのエタノール混合物を16時間加熱還流した。混合物を水に注ぎ酢酸エチルで抽出した。誘起層を水で洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。得られた残さを塩基性シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル 10:1)にて精製し、標題化合物のフリー塩基を得た。この化合物を4規定塩酸―酢酸エチルで結晶化させ標題化合物230mg(収率 42%)を得た。 融点 158−161℃(メタノール-ジエチルエーテル)。
1H-NMR (DMSO-d6) δ : 0.94 (3H, s), 1.17 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.43 (3H, s), 1.66 (3H, s), 2.02 (3H, s), 2.09 (3H, s), 2.77-2.98 (3H, m), 3.08-3.18 (2H, m), 3.25-3.47 (4H, m), 3.80 (2H, t, J = 12.0 Hz), 3.94 (2H, d, J = 11.4 Hz), 4.18 (1H, s), 4.42 (1H, br s), 6.60-7.20 (4H, m), 9.35 (1H, s)。
参考例59と同様にして、参考例304で得た2,4,6−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 定量的。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.43 (3H, d, J = 6.3 Hz), 1.45 (9H, s), 2.12 (3H, s), 2.19 (3H, s), 2.69 (1H, dd, J = 7.5, 15.0 Hz), 3.21 (1H, dd, J = 8.7, 15.0 Hz), 4.80-4.97 (1H, m), 5.72 (1H, br s), 6.46 (1H, s)。
参考例66と同様にして、実施例331で得た(2,4,6−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 tert−ブチルを用い、標題化合物を合成した。 収率 75%。 融点 115−116℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.35-1.58 (12H, m), 2.10 (3H, s), 2.31 (3H, s), 2.82 (1H, dd, J = 7.5, 15.0 Hz), 3.34 (1H, dd, J = 8.7, 15.0 Hz), 4.96-5.08 (1H, m), 5.83 (1H, br s)。
参考例82と同様にして、実施例332で得た(7−ブロモ−2,4,6−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 tert−ブチルを用いて、標題化合物を合成した。 収率 71%。 融点 141−142℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.38 (3H, d, J = 6.0 Hz), 1.49 (9H, s), 2.14 (6H, s), 2.71 (1H, dd, J = 7.5, 15.0 Hz), 2.80-2.90 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.24 (1H, dd, J = 8.7, 15.0 Hz), 4.07 (1H, br d, J = 9.9 Hz), 4.93-5.08 (1H, m), 5.75 (1H, br s), 5.90 (1H, d, J = 9.9 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.27 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例224と同様にして、実施例333で得た(7−(ヒドロキシ(4−イソプロピルフェニル)メチル)−2,4,6−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)カルバミド酸 tert−ブチルを用い、標題化合物を合成した。 収率 32%。 融点 179−180℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.13 (9H, s), 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.44 (3H, d, J = 6.0 Hz), 2.06 (3H, s), 2.10 (3H, s), 2.26 (2H, s), 2.71-2.90 (2H, m), 3.27 ( 1H, dd, J = 8.7, 15.0 Hz), 3.91 (2H, s), 4.80-4.97 (1H, m), 6.49 (1H, br s), 7.07 (4H, s)。
参考例341で得たN−(4−ヒドロキシ−3−(4−イソプロピルベンジル)−2,6−ジメチル−5−(2−メチルプロパ−2−エン−1−イル)フェニル)−3,3−ジメチルブタンアミド(300 mg, 0.71 mmol)の塩化メチレン(2 mL)溶液に氷冷下で、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(1 mL)とm−クロロ過安息香酸(302 mg, 1.75 mmol)を加えた。反応液を室温で1時間撹拌後、水に加え、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を10%亜硫酸ナトリウム水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 3:2)により精製し、標題化合物61mg(収率 20%)を得た。 融点 186−187℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.13 (9H, s), 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.42 (3H, s), 2.09 (6H, s), 2.27 (2H, s), 2.76-2.90 (2H, m), 3.14 (1H, d, J = 15.0 Hz), 3.56 (2H, m), 3.87 (1H, d, J = 15.6 Hz), 3.93 (1H, d, J = 15.6 Hz), 6.49 (1H, br s), 7.06 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.09 (2H, d, J = 8.1 Hz)、1H未確認。
参考例341で得たN−(4−ヒドロキシ−3−(4−イソプロピルベンジル)−2,6−ジメチル−5−(2−メチルプロパ−2−エン−1−イル)フェニル)−3,3−ジメチルブタンアミド(300 mg, 0.71 mmol)、ベンジルトリメチルアンモニウムヨードジクロリド(272 mg, 0.78 mmol)、及び炭酸カルシウム(92 mg, 0.92 mmol)のTHF(5 mL)−メタノール(5 mL)溶液を室温で12時間撹拌した。反応液に水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を10%亜硫酸ナトリウム水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し、標題化合物380mg(収率 98%)を得た。 油状物。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.04 (9H, s), 1.19 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.65 (3H, s), 2.03 (3H, s), 2.06 (3H, s), 2.21 (2H, s), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 2.98 (1H, d, J = 15.6 Hz), 3.26 (1H, d, J = 15.6 Hz), 3.41 (2H, s), 3.87 (2H, s), 6.68 (1H, br s), 7.05 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.10 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例336で得たN−(2−(ヨードメチル)−7−(4−イソプロピルベンジル)−2,4,6−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド(102 mg, 0.19 mmol)とピロリジン(1.5 mL)混合物を、マイクロウェーブ装置を用いて反応させた(110 ℃, hold time 20 min, 250 W)。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し、標題化合物86mg(収率 95%)得た。 融点 143−144℃(THF−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.13 (9H, s), 1.19 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.43 (3H, s), 1.50-1.75 (4H, m), 2.07 (3H, s), 2.09 (3H, s), 2.26 (2H, s), 2.42-2.63 (4H, m), 2.69 (2H, s), 2.73-2.90 (2H, m), 3.23 (1H, d, J = 15.0 Hz), 3.84 (1H, d, J = 15.3 Hz), 3.92 (1H, d, J = 15.3 Hz), 6.47 (1H, br s), 7.03 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.07 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例234と同様にして、参考例342で得た3,3−ジメチル−N−(2,2,4,6−テトラメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ブタンアミドを用いて、標題化合物を合成した。 収率 82%。 融点 217−218℃(THF−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.15 (9H, s), 1.30 (3H, s), 1.49 (3H, s), 1.78 (1H, d, J = 9.0 Hz), 2.19 (3H, s), 2.25 (3H, s), 2.28 (2H, s), 4.69 (1H, d, J = 9.0 Hz), 6.51 (1H, s), 6.57 (1H, br s)。
実施例338で得た3,3−ジメチル−N−(3−ヒドロキシ−2,2,4,6−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ブタンアミド(2.0 g, 6.55 mmol)のトリフルオロ酢酸(3 mL)混合液にトリエチルシラン(2.09 g, 13.10 mmol)を氷冷下で滴下した。室温に昇温し30分間撹拌後、反応液を水に加え、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を1規定水酸化ナトリウム水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥、ろ過、減圧濃縮し、標題化合物1.75g(収率 92%)を得た。 融点 181−182℃(THF−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.14 (9H, s), 1.46 (6H, s), 2.08 (3H, s), 2.17 (3H, s), 2.27 (2H, s), 2.91 (2H, s), 6.45 (1H, s), 6.48 (1H, br s)。
実施例20と同様にして、実施例339で得た3,3−ジメチル−N−(2,2,4,6−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ブタンアミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 85%。 融点 180−181℃(THF−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.14 (9H, s), 1.52 (6H, s), 2.13 (3H, s), 2.20 (2H, s), 2.47 (3H, s), 2.92 (2H, s), 6.54 (1H, br s), 10.33 (1H, s)。
マグネシウム(198 mg, 8.13 mmol)と触媒量のヨウ素の混合物に、アルゴン雰囲気下、室温で1−ブロモ−4−イソプロピルベンゼン(1.62 g, 8.13 mmol)のTHF(5 mL)溶液を滴下し、反応液をヨウ素の色が消失するまで加熱した。この反応液に室温で、実施例340で得たN−(7−ホルミル−2,2,4,6−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチル−ブタンアミド(860 mg, 2.71 mmol)のTHF(5 mL)溶液を滴下し、1時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し、標題化合物1.15g(収率 97%)を合成した。 非晶状粉末。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.13 (9H, s), 1.21 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.42 (3H, s), 1.49 (3H, s), 2.07 (3H, s), 2.10 (3H, s), 2.27 (2H, s), 2.85 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 2.92 (2H, s), 4.17 (1H, d, J = 10.2 Hz), 5.86 (1H, d, J = 10.2 Hz), 6.59 (1H, br s), 7.11 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.25 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例341で得たN−(7−(ヒドロキシ(4−イソプロピルフェニル)メチル)−2,2,4,6−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド(209 mg, 0.48 mmol)の塩化メチレン(7 mL)溶液に二酸化マンガン(415 mg, 4.8 mmol)を加え室温で8時間撹拌した。反応液をろ過後、ろ液を濃縮し、得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 2:3)により精製し、標題化合物156mg(収率 75%)を得た。 融点 194−195℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.15 (9H, s), 1.26 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.35 (6H, s), 2.00 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.30 (2H, s), 2.84-3.05 (3H, m), 6.62 (1H, br s), 7.25 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.80 (2H, d, J = 8.0 Hz)。
参考例66と同様にして、実施例339で得た3,3−ジメチル−N−(2,2,4,6−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ブタンアミドを用いて、標題化合物を合成した。 収率 85%。 融点 205−206℃(メタノール)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.15 (9H, s), 1.51 (6H, s), 2.05 (3H, s), 2.28 (2H, s), 2.28 (3H, s), 3.02 (2H, s), 6.58 (1H, br s)。
実施例343で得たN−(7−ブロモ−2,2,4,6−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド(500 mg, 1.36 mmol)、4−イソプロピルフェノール(556 mg, 4.08 mmol)、及び炭酸カリウム(188 mg, 1.36 mmol)のピリジン(16 mL)混合液をアルゴン雰囲気下、140℃で1時間撹拌した。反応液にヨウ化銅(259 mg, 1.36 mmol)を加え140℃で60時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を1規定塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:4)、Gilson HPLCにより精製し、標題化合物230mg(収率 40%)を得た。 融点 148−149℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.14 (9H, s), 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.42 (6H, s), 2.00 (3H, s), 2.11 (3H, s), 2.27 (2H, s), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 2.97 (2H, s), 6.56 (1H, br s), 6.77 (2H, d, J = 8.7 Hz), 7.06 (2H, d, J = 8.7 Hz)。
実施例344と同様にして、実施例343で得たN−(7−ブロモ−2,2,4,6−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドと4−メチルフェノールを用いて、標題化合物を合成した。 収率 19%。 融点182−184℃(ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.35 (3H, s), 1.48 (3H, s), 1.98 (3H, br s), 2.08 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.86-2.97 (2H, m), 5.28 (1H, br s), 6.14 (1H, d, J = 3.84 Hz), 6.66 (1H, br s), 7.11-7.17 (2H, m), 7.54-7.59 (1H, m), 8.51 (1H, d, J = 5.0 Hz)。
実施例234と同様にして、参考例330で得たN−(7−(4−イソプロピルベンジル)−2,2,4,6−テトラメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用いて、標題化合物を合成した。 収率 81%。 融点 244−245℃(THF−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.13 (9H, s), 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.33 (3H, s), 1.51 (3H, s), 2.09 (3H, s), 2.26 (5H, m), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.91 (2H, d, J = 15.0 Hz), 4.76 (1H, d, J = 8.7 Hz), 6.53 (1H, br s), 7.07 (4H, s)、1H未確認。
実施例239と同様にして、参考例330で得たN−(7−(4−イソプロピルベンジル)−2,2,4,6−テトラメチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドとメチルマグネシウムブロミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 92% 融点 170−171℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ :1.13 (9H, s), 1.20 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.33 (3H, s), 1.41 (3H, s), 1.44 (3H, s), 2.08 (3H, s), 2.27 (2H, s), 2.32 (3H, s), 2.83 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 3.91 (2H, br), 6.49 (1H, br s), 7.06 (4H, s)、1H未確認。
実施例1と同様にして、参考例325で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−3H−スピロ(1−ベンゾフラン−2,1’−シクロペンタン)−5−アミンを用い、標題化合物を合成した。 収率 57%。 融点 209−210℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.06-1.38 (16H, m), 1.50-1.92 (9H, m), 1.99-2.08 (1H, m), 2.14 (3H, s), 2.15 (3H, s), 2.24 (2H, s), 2.84 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.16 (1H, s), 6.48 (1H, br s), 6.88 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.05 (2H, d, J = 8.1 Hz)。
実施例316と同様にして、参考例351で得た(cis)−3−(4−イソプロピルフェニル)−2,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミン 塩酸塩とtert−ブチルアセチルクロリドを用い、標題化合物を合成した。 収率 83%。 融点 94−95℃(ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.03 (3H, d, J = 7.0 Hz), 1.09 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 7.0 Hz), 2.15 (3H, s), 2.19 (2H, s), 2.21 (3H,s), 2.86 (1H, sept, J = 7.0 Hz), 4.31 (1H, d, J = 8.0 Hz), 4.96-5.05 (1H, m), 6.72 (1H, s), 6.89 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.00 (1H, s), 7.11 (2H, d, J = 8.0 Hz)。
参考例23と同様にして、参考例352で得た(cis)−3−(4−イソプロピルフェニル)−2,4,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを用いて、(cis)−5−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−2,4,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランを合成した。この化合物を用いて、参考例24と同様にして、(cis)−N−ベンジル−3−(4−イソプロピルフェニル)−2,4,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−アミン合成した。この化合物を用いて、参考例30と同様にして、標題化合物を合成した。 収率 83%。
融点 91−92℃(ヘキサン)。
1H-NMR (200 MHz, CDCl3) δ : 1.06 (3H, d, J = 7.0 Hz), 1.21 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.84 (3H, s), 2.12 (3H, s), 2.21 (3H,s), 2.85 (1H, septet, J = 7.0 Hz), 3.25 (2H, br s), 4.29 (1H, d, J = 8.0 Hz), 4.83-4.96 (1H, m), 6.83 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.07 (2H, d, J = 8.0 Hz)。
参考例199と同様にして、参考例347で得た3−(4−イソプロピルフェニル)−2,4,6,7−テトラメチル−1−ベンゾフランを用い、3−(4−イソプロピルフェニル)−2,4,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランのcis体、trans体(3:2)の混合物を合成した。この化合物を混合物のまま、参考例23と同様にして、5−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−2,4,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフランのcis体、trans体の混合物を得た。この化合物を用い、参考例24と同様にして、N−ベンジル−(3−(4−イソプロピルフェニル)−2,4,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)アミンのcis体、trans体混合物を得た。この化合物を用いて、参考例30と同様にして、(3−(4−イソプロピルフェニル)−2,4,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)アミンを合成した。この化合物とtert−ブチルアセチルクロリドを用いて、実施例1と同様にして、N−(3−(4−イソプロピルフェニル)−2,4,6,7−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドのcis体、trans体混合物を得た。この混合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:4)により精製し、標題化合物を合成した。 収率 18%。 融点 143−144℃(ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 7.0 Hz), 1.46 (3H, d, J = 6.0 Hz), 1.76 (3H, s), 2.14 (3H, s), 2.17 (3H,s), 2.24 (2H, s), 2.86 (1H, sept, J = 7.0 Hz), 4.08 (1H, d, J = 6.0 Hz), 4.58-4.67 (1H, m), 6.48 (1H, s), 7.05 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.0 Hz)。
2−ブロモピリジン(553 mg, 3.5 mmol)のジエチルエーテル(3.0 mL)溶液に、アルゴン雰囲気下、−70℃でn−ブチルリチウム(1.6 M, ヘキサン溶液, 2.13 mL, 3.4 mmol)を滴下し、30分間撹拌した。反応液に実施例340で得たN−(7−ホルミル−2,2,4,6−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド(317 mg, 1.0 mmol)のTHF(4.0 mL)溶液を−70℃で滴下し、30分間撹拌後、室温に昇温した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出後、有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。残さを塩基性シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:10)、ついでシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン 1:1)により精製し、標題化合物270mg(収率 68%)を得た。 融点 176−177℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.35 (3H, s), 1.48 (3H, s), 1.98 (3H, br s), 2.08 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.86-2.97 (2H, m), 5.28 (1H, br s), 6.14 (1H, d, J = 3.84 Hz), 6.66 (1H, br s), 7.11-7.17 (2H, m), 7.54-7.59 (1H, m), 8.51 (1H, d, J = 5.0 Hz)。
実施例341と同様にして、実施例340で得たN−(7−ホルミル−2,2,4,6−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチル−ブタンアミドと4−イソプロピルベンジルクロリドを用いて、標題化合物を合成した。 収率 92%。 非晶質。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 and 1.17 (9H, s x 2), 1.20-1.25 (6H, m), 1.45 and 1.48 (6H, s x 2), 1.88 (3H, s), 2.05 and 2.07 (3H, s x 2), 2.24 and 2.25 (2H, s x 2), 2.79-3.11 (5H, m), 3.76 (1H, br d, J = 16.0 Hz), 4.87-5.00 (1H, m), 6.69 (1H, br s), 7.03-7.13 (4H, m)。
実施例271と同様にして、実施例353で得たN−(7−(1−ヒドロキシ−2−(4−イソプロピルフェニル)エチル)−2,2,4,6−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用いて、標題化合物を合成した。 収率 64%。 融点 144−145℃(ヘキサン−酢酸エチル)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.15 (9H, s), 1.23 (3H, s), 1.25 (3H, s), 1.43 (6H, s), 2.07 (3H, s), 2.13 (3H, s), 2.29 (2H, s), 2.69-2.88 (5H, m), 2.92 (2H, br s), 6.51(1H, br s), 7.15 (4H, s)。
実施例239と同様にして、実施例340で得たN−(7−ホルミル−2,2,4,6−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチル−ブタンアミドとフェニルマグネシウムブロミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 定量的。 非晶質。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.13 (9H, s), 1.38 (3H, s), 1.49 (3H, s), 2.07 (3H, s), 2.10 (3H, s), 2.27 (2H, s), 2.92 (2H, s), 4.24 (1H, br d, J = 10.0 Hz), 5.91 (1H, d, J = 10.0 Hz), 6.68(1H, br s), 7.20-7.36 (5H, m)。
実施例271と同様にして、実施例355で得たN−(7−(1−ヒドロキシ(フェニル)メチル)−2,2,4,6−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを用い、標題化合物を合成した。 収率 74%。 融点 129−130℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.46 (6H, s), 2.04 (3H, s), 2.08 (3H, s), 2.25 (2H, s), 2.96 (2H, br s), 3.93 (2H, br s), 6.49 (1H, br s), 7.10-7.20 (5H, m)。
実施例239と同様にして、実施例340で得たN−(7−ホルミル−2,2,4,6−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチル−ブタンアミドと2−メチルフェニルマグネシウムブロミドを用い、N−(7−(ヒドロキシ(2−メチルフェニル)メチル)−2,2,4,6−テトラメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドを合成した。この化合物を実施例271と同様にして、標題化合物を合成した。 収率 24%。 融点 175−176℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.13 (9H, s), 1.41 (6H, s), 1.94 (3H, s), 2.12 (3H, s), 2.27 (2H, s), 2.38 (3H, s), 2.96 (2H, br s), 3.85 (2H, br s), 6.54 (1H, br s), 6.76 (1H, d, J = 7.0 Hz), 6.98-7.14 (3H, m)。
実施例107と同様にして、実施例51で得た(−)−N−((3R)−7−ブロモ−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドと2−フリル(ジフェニル)メタノール用い、標題化合物を得た。 収率 6%。 融点 214−217℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.12 (9H, s), 1.22 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.89 (3H, s), 2.27 (5H, s), 2.86 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.46 (1H, dd, J = 4.9, 8.6 Hz), 4.56 (1H, dd, J = 4.9, 9.1 Hz), 4.87 (1H, dd, J = 8.6, 9.1 Hz), 6.51 (1H, dd, J = 1.6, 3.3 Hz), 6.53 (1H, s), 6.58 (1H, d, J = 3.3 Hz), 7.07 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.53 (1H, d, J = 1.6 Hz)。
実施例38と同様にして、実施例37で得た(+)−N−((3R)−3-(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミドとベンゾイルクロリドを用い、標題化合物を得た。 収率 74%。 融点 205−206℃(酢酸エチル−ヘキサン)。
1H-NMR (CDCl3) δ : 1.11 (9H, s), 1.23 (6H, d, J = 6.9 Hz), 1.93 (3H, s), 2.07 (3H, s), 2.27 (2H, s), 2.87 (1H, septet, J = 6.9 Hz), 4.34 (1H, dd, J = 4.9, 8.6 Hz), 4.54 (1H, dd, J = 4.9, 9.1 Hz), 4.77 (1H, dd, J = 8.6, 9.1 Hz), 6.59 (1H, s), 7.06 (2H, d, J = 7.9 Hz), 7.14 (2H, d, J = 7.9 Hz), 7.46 (2H, dd, J = 7.4, 7.7 Hz), 7.57 (1H, t, J = 7.4 Hz), 7.92 (2H, d, J = 7.7 Hz)。
[製剤例2]
[製剤例3]
(2)ラクトース 34mg
(3)トウモロコシ澱粉 10.6mg
(4)トウモロコシ澱粉(のり状) 5mg
(5)ステアリン酸マグネシウム 0.4mg
(6)カルボキシメチルセルロースカルシウム 20mg
計 120mg
常法に従い前記(1)〜(6)を混合し、打錠機により打錠し、錠剤を得た。
[実験例1]
[3H]−CP55940結合阻害アッセイは、CB1受容体発現CHO細胞膜画分と被検化合物および500pM [3H]−CP55940を反応用緩衝液(50mM Tris−HCl(pH7.4),5mM MgCl2,2.5mM EDTA,0.5%BSA (fatty acid free))中、室温で60分間保温して行った。反応液をGF/Cフィルターでろ過し、300μlの洗浄用緩衝液(50mM Tris−HCl (pH7.4),0.05% BSA (fatty acid free))で4回洗浄後、フィルターの放射活性をトップカウントシンチレーションカウンター(Packard)で測定した。被検化合物は濃度依存的に膜画分への[3H]−CP55940の結合を阻害した。
本発明の化合物のin vivoにおけるCB1受容体作動活性は、マウスに薬物を投与し、その後の体温への影響を調べることにより評価した。実験にはJcl:ICR系雄性マウス(5週齢)を用いた。体温測定用プローブを接続した温度計(Physitemp BAT−12)にて直腸温を測定した後、2.2%EtOH,5% G2−β−シクロデキストリン(溶媒)に溶解した化合物を腹腔内に投与した。対照群には溶媒のみ投与した。投与後30分に再び直腸温を測定した。一群4例で実験を行った。
[実験例3]
実験にはJcl:SD系雄性ラット(8週齢)を用いた。ハロタン麻酔下に左側総頚静脈よりカニューレを挿入し、持続注入用とした。左側総頚動脈よりシリコンコーティングナイロン栓子を挿入し、中大脳動脈を閉塞する(MCAO)。120分間閉塞後、再びハロタンにて軽麻酔した後、栓子を取り除き再潅流した。MCAO中にラットの神経症状を観察し典型的な症状が発現しているラットのみを実験に使用した。薬物は、2.2%EtOH,5% G2-β-シクロデキストリン(溶媒)に溶解した。試験化合物は、再灌流直後に体温低下作用が認められる最小用量の3倍量を腹腔内投与し、さらに2、4、6時間後に同量を投与した。ここで、試験化合物としては、実験例1および実験例2において優れた活性を示した化合物の中から一化合物を選択して用いた。対照群には、同様に同量の溶媒を投与した。MCAO処置2日後に、ラットを断頭し、脳を摘出し氷冷下に2mm厚の脳前額断切片を6枚作成した。各切片は1%TTC溶液で37℃にて15分間染色し、デジタルカメラで撮影した。画像解析ソフト(フォトショップ(商品名))により各断面の白色部分を梗塞巣として面積を測定し、切片の厚さを乗じて梗塞体積を求めた。その結果、0.5 mg / kg投与にて実施したとき、30%以上の有意な梗塞体積の縮小を認めた。
Claims (39)
- 式(I0)で表される化合物またはその塩あるいはそのプロドラッグが、式(I)
- R1およびR2が水素原子である請求項2記載の剤。
- R1およびR2がそれぞれ水素原子またはC1−4アルキル基である(但し、R1およびR2は同時に水素原子にはならない)請求項2記載の剤。
- 式(I0)で表される化合物またはその塩がカンナビノイド受容体アゴニストである請求項1記載の剤。
- カンナビノイド受容体がカンナビノイド・タイプ1受容体である請求項5記載の剤。
- 式(I0)で表される化合物またはその塩がカンナビノイド受容体アンタゴニストである請求項1記載の剤。
- カンナビノイド受容体がカンナビノイド・タイプ1受容体である請求項7記載の剤。
- 式(I0)で表される化合物またはその塩がカンナビノイド・タイプ2受容体アゴニストである請求項1記載の剤。
- 脳血管障害急性期、脊髄損傷、頭部外傷、多発性硬化症、緑内障、うつ病、嘔吐、関節炎または喘息の予防・治療剤あるいは鎮痛剤である請求項1に記載の剤。
- 記憶障害、精神疾患、肥満、精神病、不安、うつ病、薬物依存症、アルツハイマー病、またはパーキンソン病の予防・治療剤あるいは禁煙補助剤である請求項1記載の剤。
- 多発性硬化症、神経変性疾患、過敏性腸炎、クローン病、逆流性食道炎、COPD、乾癬、自己免疫疾患、移植片拒絶反応、アレルギー性疾患、神経因性疼痛、肝炎ウイルス、または高血圧の予防・治療剤、あるいは免疫調整剤である請求項1記載の剤。
- 式(I’)
で表される化合物またはその塩。 - R1およびR2がそれぞれ独立して、水素原子、置換されていてもよい炭化水素基、または置換されていてもよい複素環基、置換されていてもよいヒドロキシ基、置換されていてもよいメルカプト基、または置換されていてもよいアミノ基である請求項13記載の化合物。
- R1およびR2が水素原子である請求項13記載の化合物。
- R1およびR2がそれぞれ水素原子またはC1−4アルキル基である(但し、R1およびR2は同時に水素原子にはならない)請求項13記載の化合物。
- R3’が水素原子である請求項13記載の化合物。
- R4’が置換されていてもよいC6−14アリール基、または置換されていてもよい5〜14員複素環基である請求項13記載の化合物。
- R4’が置換されていてもよいフェニル基である請求項13記載の化合物。
- R4’が置換されていてもよいC1−4アルキル基または置換されていてもよいC1−4アルコキシ基で置換されていてもよいフェニル基である請求項19記載の化合物。
- Yが−CO−である請求項13記載の化合物。
- R5が水素原子である請求項13記載の化合物。
- Xが酸素原子である請求項13記載の化合物。
- 置換されていてもよいC6−14アリール−C1−4アルキル基が式(I’)中に示す縮合複素環の7位に更に置換している請求項24記載の化合物。
- 置換されていてもよいC6−14アリール−C1−4アルキル基が置換されていてもよいベンジル基である請求項25記載の化合物。
- 式(I0)中に示す縮合複素環の7位に、置換されていてもよいC1−4アルキル基、置換されていてもよいC6−12アリール基、置換されていてもよい5または6員の複素環基、またはアシル基が置換している請求項27記載の化合物。
- 式(I0)中に示す縮合複素環の7位に、それぞれ置換されていてもよいフェニル基、フラニル基、チエニル基、ピリジル基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、またはベンゾイル基が置換している請求項27記載の化合物。
- N−(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド、
(+)−N−((3R)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド
、
N−(7−アセチル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド、
N−(3−(4−イソプロピルフェニル)−7−メトキシ−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド、
(+)−N−((3R)−7−アセチル−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド、
(+)−N−(tert−ブチル)−N'−((3R)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ウレア、
N−(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−7−フェニル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド、
N−(7−(3−ジメチルアミノフェニル)−3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド、
N−(3−ヒドロキシプロピル)−N’−(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ウレア、
N−((4−イソプロピル−3−(2−メトキシエトキシ)−4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル))−3,3−ジメチルブタンアミド、
N−(7−(4−イソプロピルベンジル)−3,4,6−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド、
N−(3−(4−tert−ブチルフェニル)−2,2,4,6,7−ペンタメチル−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド、または
N−(3−(4−イソプロピルフェニル)−4,6,7−トリメチル−3H−スピロ(1−ベンゾフラン−2,1’−シクロペンタン)−5−イル)−3,3−ジメチルブタンアミド。 - 請求項13記載の化合物のプロドラッグ。
- 請求項13記載の化合物またはそのプロドラッグからなる医薬。
- 式
R1、R2、R3およびR4は、それぞれ独立して、水素原子、置換されていてもよい炭化水素基、置換されていてもよい複素環基、置換されていてもよいヒドロキシ基、置換されていてもよいメルカプト基、または置換されていてもよいアミノ基を示すか、あるいはR2とR3は一緒になって結合を形成してもよく、またはR1とR2は隣接する炭素原子と一緒になって置換されていてもよい環を形成してもよく、
R5は水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示し、R6は水素原子、置換されていてもよい炭化水素基、置換されていてもよいヒドロキシ基、または置換されていてもよいアミノ基を示すか、あるいはR5とR6は隣接する炭素原子または硫黄原子および窒素原子と一緒になって置換されていてもよい環を形成してもよく、
環Aは式−NHR5で(式中、各記号は前記と同意義を示す)で示される基以外に更に置換基を有していてもよいベンゼン環を示す。]で表される化合物またはその塩を、
R6YL、(R6Y)2OまたはR6N=Y(式中、Lは脱離基を、Yは−CO−、−SO−、または−SO2−を示す)と反応させることを含む
式
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