JP2005034453A - 止血用部材およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】止血用パッドを用いて穿刺傷の止血を行う際に、板状プレートを用いることなく、良好な止血が行える安価な止血用部材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】(1) 不織布を巻回した長尺円柱状物をその長手方向に対して直角方向に切断した円柱状パッドであって、該円柱状パッドの長さ(L)と直径(D)の比(L/D)が0.1〜1であり、円柱断面を止血面とした止血用部材。(2) 前記止血用部材を、基材上の一部に凸設させた止血用貼付材。(3) 回転方向の相反する一対のベルトコンベアの間に、不織布を挟み押さえつけながら、該2つのベルトの相反する回転方向により生じる相対速度により該不織布を巻き上げて長尺円柱状物とした後、該長尺円柱状物をその長手方向に対して直角方向に切断することを特徴とする止血用部材の製造方法。
【選択図】 図1

Description

本発明は止血用部材およびその製造方法に関し、さらに詳しくは注射、採血などの注射針等による穿刺傷に用いる止血用部材およびその製造方法に関する。
従来より、注射、輸血、採血等の医療行為において、血管に注射針や採血針を刺した後にできる穿刺傷からの出血を押さえる方法として、穿刺傷部に脱脂綿・ガーゼ等を当てて手で押さえる方法が採用されている。しかし、人が手で押さえる場合には圧力が不均一になり易く、また所定の時間を押さえることができない場合は止血が不十分となり、さらに看護スタッフが押さえる場合は時間をとられるなどの問題があった。
またステプティ(ニチバン株式会社製)のような厚手の止血パッドを備えた止血用貼付材を用いる方法も採用されている。
例えば、特許文献1にはパッド部材を備えた止血用貼付材が提案されている。しかし、このパッド部材は積層構造を有し、クッション性があるため、充分な圧力が加えられず、止血に時間がかかるという問題があった。また特許文献2には、パッドに板状プレートを付加して強い圧力が加わるようにした止血用貼付材が提案されているが、コスト高になるという問題があった。
このように板状プレートを用いることなく止血用パッドのみを用いた止血用貼付材では、強い圧迫を加えるとパッドが変形しやすく、均一な圧迫をすることができずに充分な止血効果が得られないという問題があった。
特開平7−241313号公報 特開平9−135838号公報
本発明の課題は、上記従来技術の問題を解消し、止血用パッドを用いて穿刺傷の止血を行う際に、板状プレートを用いることなく、良好な止血が行える安価な止血用部材およびその製造方法を提供することにある。
本発明者は、上記課題について鋭意検討した結果、不織布を巻回した長尺円柱状物をカットして円柱状パッドとし、この円柱断面を止血面に用いることにより、止血効果が良好で、かつ安価な穿刺傷用の止血材が得られることを見出し、本発明に到達した。
本願で特許請求される発明は以下のとおりである。
(1)不織布を巻回した長尺円柱状物をその長手方向に対して直角方向に切断した円柱状パッドであって、該円柱状パッドの長さ(L)と直径(D)の比(L/D)が0.1〜1であり、かつ円柱断面を止血面としたことを特徴とする止血用部材。
(2)前記円柱状パッドの空隙率が50〜90%であることを特徴とする請求項1に記載の止血用部材。
(3)前記円柱状パッドの円柱断面半径5mmあたりの不織布の巻回層が50〜200層であることを特徴とする(1)または(2)に記載の止血用部材。
(4)前記不織布のセルロース繊維含有率が40質量%以上であることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の止血用部材。
(5)前記セルロース繊維が長繊維であることを特徴とする(4)に記載の止血用部材。
(6)(1)〜(5)のいずれかに記載の止血用部材を、基材上の一部に凸設させたことを特徴とする止血用貼付材。
(7)回転方向の相反する一対のベルトコンベアの間に、不織布を挟み押さえつけながら、該2つのベルトの相反する回転方向により生じる相対速度により該不織布を巻き上げて長尺円柱状物とした後、該長尺円柱状物をその長手方向に対して直角方向に切断することを特徴とする止血用部材の製造方法。
本発明の止血用部材は、不織布を巻回した長尺円柱状物の円柱状切断面を止血面とするため、止血用部材の圧縮変形が少なく、高い圧力での圧迫が可能であり、板状プレートを用いなくても十分な止血効果が得られる。
また本発明の止血用部材の製造方法によれば、不織布を巻回用芯線を用いることなく巻回できるため、緻密に巻回された長尺円柱状物を得ることができ、従って、該長尺円柱状物を切断した円柱状パットの切断面を強く圧迫した場合でも、その圧縮変形を防止でき、止血効果の向上を図ることができる。
本発明の止血用部材は、不織布を巻回した長尺円柱状物をその長手方向に対して直角方向に切断することにより得られる円柱状のパットであり、該円柱状パッドの長さ(L)と直径(D)の比(L/D)が0.1〜1、好ましくは0.2〜0.7であり、かつ該円柱状の切断面が止血面に用いられる。
本発明に用いられる不織布の素材には特に制限はないが、医療用具としての安全性の観点から、綿、レーヨン、キュプラ等のセルロース繊維またはポリエステル繊維が好ましい。使用する繊維の繊度は1〜10dtexの範囲が好ましく、より好ましくは1.5〜3dtexである。
不織布の目付は10〜60g/m2 が好ましく、より好ましくは15〜50g/m2 である。また不織布の厚みは0.2〜0.8mmの範囲が好ましい。
不織布を巻回して円柱状にする場合には、2種類以上の素材を混繊または積層複合した不織布を巻回してもよく、また素材の異なる2種以上の不織布を重ね合わせて巻回してもよい。特にセルロース繊維不織布とポリエステル繊維不織布との積層不織布を用いるのが好ましい。このような積層不織布を使用することにより、積層時の熱エンボス加工により積層不織布が一体化されて離れにくく、巻回し易くなり、また巻回終了後に不織布の外周終端部を熱接着により容易に固定でき、該端部の剥がれを防ぐことができる。
使用する不織布のセルロース繊維含有量は、吸液性、風合い等の点から、40質量%以上とするのが好ましく、より好ましくは50質量%以上である。またセルロース繊維は肌への刺激性等の点から長繊維とするのが好ましい。
本発明に用いられる長尺円柱状物は、上記不織布を、例えば、後述する方法により巻き上げることにより得られるが、該不織布の巻き強さを調節することにより、その硬度を適宜調整することができる。この硬度の調整により長尺円柱状物(円柱状パット)の空隙率や吸液倍率を適正な範囲に調整することが好ましい。該長尺円柱状物の空隙率は、止血効果等の点から、50〜90%であるのが好ましく、より好ましくは60〜80%である。ここで、空隙率とは、試料を構成する素材のみの体積(A)と試料の見かけ体積(B)を測定し、次式で算出した値をいう。
空隙率(%)=〔1−(A/B)〕×100
また長尺円柱状物の巻回密度は、止血効果等の点から、円柱断面の半径5mmあたりの不織布の巻回層を50〜200層とするのが好ましく、より好ましくは70〜150層である。長尺円柱状物の巻き直径には特に限定はないが、通常は5〜40mmの範囲、好ましくは10〜30mmの範囲で使用される。
上記長尺円柱状物は、その長さ方向に対して直角方向に切断されて円柱状パット(止血用部材)とされるが、該円柱状パッドの長さ(L)と直径(D)の比(L/D)が0.1〜1であることが止血効果の点から必要である。好ましいL/Dは0.2〜0.7である。切断する円柱状パットの長さ(L)は止血部位に応じて適宜選定されるが、通常は5〜30mmの範囲で使用される。該円柱状パットの断面部が止血面として使用されるため、不織布が硬く巻かれており、かつ切断された断面の硬度が断面全域に渡って均一であることが必要となるが、このような円柱状パットは上記L/Dの範囲とすることにより、容易に得ることができる。
本発明の止血用部材を用いて止血する際には、円柱状パットの切断面を止血部にあてて指で押さえてもよく、またサージカルテープ、粘着包帯、ベルクロベルト等により固定して押さえつけてもよい。また粘着基材の一部にあらかじめ止血用部材を凸設させて止血用貼付材としても使用してもよい。この粘着基材は、伸縮性を有する素材でも、伸縮性の少ない素材を用いてもよい。例えば、該粘着基材の一面に接着層を設け、円柱状の止血用部材の一方の切断面を固着させることにより止血用貼付材を得ることができる。
図1は、本発明の一実施例を示す止血用部材の説明図であり、図2は、該止血用部材に用いられる長尺円柱状物の説明図である。
図1において、止血用部材1は、セルロース長繊維不織布2とポリエステル長繊維不織布3の積層体が該セルロース長繊維不織布2が外側になるように巻回された長尺円柱状物7(図2)を、長さ10mmに切断して得られる円柱状のパットである。巻回した不織布の外周端部5は熱圧着により固定されて止着部4を構成し、切断面6が止血面として使用される。
図3は、長尺円柱状物の製造方法の一例を示す説明図である。
図3において、不織布8は、上下に設置された互いに逆の回転方向を有する一対のベルトコンベア(不織布の供給方向と同じ方向に回転する下部ベルト10と、不織布の供給方向と逆の方向に回転する上部ベルト11)の間に挟み込まれた後、該下部ベルト10と上部ベルト11の相反する回転方向により生じる相対速度により巻き上げられ、円柱状巻回物9とされる。不織布8を上下のベルトに挟んで巻き上げる際には、上部ベルト11を押圧して下部ベルト10に圧力を加えながら回転させるのが好ましい。この上下のベルトに加える圧力の調整により、不織布の巻き上がりの硬度を調整することができる。不織布の終端部は熱融着により止着することができるが、接着剤を使用して止着してもよい。
不織布を巻回する際の一対のベルトコンベアの下部ベルト10と上部ベルト11の互いに逆の回転方向を有する移動速度は5〜20m/分とするのが好ましく、従って、これら上下ベルトの相対速度は10〜40m/分程度とするのが好ましい。この相対速度は巻回しの状態または円柱状物の直径の大きさにより適宜変化させることができる。
より好ましい態様としては、実施例で用いているように、巻回始めから巻回終了にかけて徐々に上下のベルトの移動速度を高め、巻回の径が大きくなるにつれて大きな相対速度とし、外周部での巻き締めを強くした方が巻きゆるみがなくより均一な硬度が得られるので好ましい。
巻回直径が20mmの場合、巻回終了時のベルトの移動速度は各々20m/分付近が好ましく、巻回直径30mmの場合には30m/分付近が好ましい。
上記の製造方法によれば、芯線がなくても、ベルト移動速度の差により不織布の端部が巻き込まれ、それが芯部を形成し、そのうえに順次不織布が巻き回されて筒巻状に積層された円柱状巻回物9が得られる。この円柱状巻回物9は、長手方向に繊維が揃った構造となるため、これを切断して止血用部材とした場合に、円柱断面全域において均一な硬度が得られ、均一な圧迫による良好な止血効果を得ることができる。
なお、本発明の止血用部材は、上記方法に限定されず、巻回用の芯線の回りに不織布を巻回した後、該芯線を抜き取って得ることもできる。
以下、本発明を実施例により説明する。例中の各特性は以下の方法で測定した。
1)空隙率={1−(素材のみの体積/見かけ体積)}×100
2)止血試験:供血者120名から採血後、採血針によりできた穿刺傷部の止血処理を行った。実施例1、2および比較例1、2で得られた止血用パッドに伸縮性の基材の両端を粘着材で連結可能にした物を用い、止血処理後1分、3分、5分後の止血効果を観察し、判定した。
〔実施例1、2〕
実施例1、2において、表1に示したキュプラ長繊維不織布(ベンリーゼ:旭化成社製商品名、登録商標)およびポリエステルスパンボンド長繊維の不織布を熱エンボスした積層不織布を用い、図3に示した方法により巻回し、直径20mmの長尺円柱状物を得た。なお、実施例1では長さ193cmの積層不織布を、実施例2では長さ420cmの積層不織布を用いた。この時の図3に示した上、下の2つのベルトの回転方向は互いに逆であり、下ベルトの回転方向は、不織布の進行方向とし、移動速度は上下同一とした。巻回始めから上下の2つのベルトの移動速度を徐々に高め、巻回直径20mmで20m/分の移動速度として巻回終了した。従って、上下ベルトの相対速度は巻回始めから徐々に大きくなり、巻回終了時に40m/分であった。
得られた長尺円柱状物の外周終端部を熱圧着した後、丸刃を用いてその長手方向に対して直角方向にカットし、直径20mm、長さ10mmの円柱状パッドを製造した。
得られた円柱状パットは、巻き芯がなく断面全体が均一に巻回されており、カット面は水平なものであった。
止血試験用として、上記円柱状パッドを伸縮性の基材に凸設し、基材の両端を粘着材により連結可能にして止血用貼付材とし、円柱断面を止血面側に用いて止血試験を行った。その結果を表1に示した。
〔比較例1〕
キュプラ長繊維不織布のみを40層に積層して層状形態とし、これを円柱状に打ち抜き、直径20mm、厚み10mmの積層状のパッドを作製し、このパットを実施例1と同様に基材に凸設して止血用貼付材とし、積層面を止血面側に用いて止血試験に供し、その結果を表1に示した。
〔比較例2〕
実施例1で作製した長尺円柱状物を、その外周終端部を熱圧着した後、回転丸刃を用いて円柱状にカットし、直径20cm、長さ30mmの円柱状パットを製造した。止血試験用として上記の円柱状パットを横にして伸縮性の基材に円柱の側面側を敷設し、基材の両端を粘着材により連結可能にして止血用貼付材とし、円柱状パットの側面を止血面側に用いて止血試験に供し、その結果を表1に示した。
Figure 2005034453
表1から、本発明の止血用部材は、巻回円柱状で緻密な構造となっており、止血処理後1分後でも十分な止血効果が得られることがわかった。これに対し、比較例1では、不織布が単に積層されているにすぎないため、緻密な構造が得られず、止血効果の低いものであった。また比較例2では、実施例1と同様の円柱状パットを使用しているが、止血面として円柱状の側面を用いているため、止血時の圧迫の際に円柱形状に変形が生じ、止血効果が低下した。
本発明の止血用部材は、板状プレートを用いることなく、良好な止血を行うことができるため、注射、採血などの注射針等による穿刺傷の止血を行う医療分野において特に有用である。また本発明の製造方法によれば上記止血用部材を安価に製造することができる。
本発明の止血用部材の一例を示す説明図。 本発明の止血用部材に用いる長尺円柱状物の一例を示す説明図。 本発明の止血用部材の製造方法の説明図。
符号の説明
1…止血用部材(円柱状パット)、2…セルロース長繊維不織布、3…ポリエステル長繊維不織布、4…止着部、5…不織布の外周端部、6…切断面、7…長尺円柱状物、8…不織布、9…円柱状巻回物、10…下部ベルト、11…上部ベルト。

Claims (7)

  1. 不織布を巻回した長尺円柱状物をその長手方向に対して直角方向に切断した円柱状パッドであって、該円柱状パッドの長さ(L)と直径(D)の比(L/D)が0.1〜1であり、かつ円柱断面を止血面としたことを特徴とする止血用部材。
  2. 前記円柱状パッドの空隙率が50〜90%であることを特徴とする請求項1に記載の止血用部材。
  3. 前記円柱状パッドの円柱断面半径5mmあたりの不織布の巻回層が50〜200層であることを特徴とする請求項1または2に記載の止血用部材。
  4. 前記不織布のセルロース繊維含有率が40質量%以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の止血用部材。
  5. 前記セルロース繊維が長繊維であることを特徴とする請求項4に記載の止血用部材。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の止血用部材を、基材上の一部に凸設させたことを特徴とする止血用貼付材。
  7. 回転方向の相反する一対のベルトコンベアの間に、不織布を挟み押さえつけながら、該2つのベルトの相反する回転方向により生じる相対速度により該不織布を巻き上げて長尺円柱状物とした後、該長尺円柱状物をその長手方向に対して直角方向に切断することを特徴とする止血用部材の製造方法。
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