JP2005033679A - 制御ユニット及び携帯端末装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 データバスのシステム構成を工夫して単位データバス当たりのデータ転送制御負担を軽減できるようにすると共に、消費電力を低減化できるようにする。
【解決手段】 携帯端末用のモバイル用CPU10であって、動画情報を入力して圧縮し、又は、既に圧縮された動画情報を伸長する圧縮伸長部16と、動画情報を入力して圧縮及び伸長以外の画像処理をするCPU15と、このCPU15によって画像処理された動画情報を伝送するデータバス1と、圧縮伸長部16によって圧縮処理された動画情報を伝送するデータバス92と、CPU15に接続されるデータバス91又は圧縮伸長部16に接続されるデータバス92のいずれか一方を選択するバス切換部14を備えるものである。CPU15により画像処理された動画情報を伝送するデータバス91と圧縮伸長部16により圧縮処理された動画情報を伝送するデータバス92とを切り離す構成を採ることができる。
【選択図】 図1


Description

本発明は、撮ったその場で映像を確認できると共に相手方に転送可能なモバイル用CPU内蔵のカメラ付き携帯電話機や、モバイル用CPU内蔵のカメラ付きノート型のパーソナルコンピュータ(以下パソコンという)、テレビ電話システム等に適用して好適な制御ユニット及び携帯端末装置に関するものである。
詳しくは、動画情報を入力して画像処理をする制御装置に接続される第1のデータバスと、その動画情報を圧縮処理する圧縮伸長部に接続される第2のデータバスと、これらの第1又は第2のデータバスのいずれか一方を選択するバス切換部とを備え、第1のデータバスと第2のデータバスとを切り離すシステム構成を採用できるようにすると共に、単位データバス当たりのデータ転送制御負担を軽減できるようにしたものである。
近年、撮ったその場で映像を確認できると共に相手方に転送可能なモバイル用CPU内蔵のカメラ付き携帯電話機や、モバイル用CPU内蔵のカメラ付きノート型のパソコン等が使用される場合が多くなってきた。このようなモバイル機器において、テレビや、カメラ等により出力される外部映像を高い品質(例えば、CIF(Cell In Frames)の30fpsのエンコード)で画像処理する制御ユニットが取り入れられる。この種の制御ユニットはモバイル用CPUと呼ばれ、液晶表示部(LCD)に映像を表示する画像表示系と、圧縮もしくは伸張された映像データを扱う画像処理系の2系統が必要となる。
図6は、この種の従来例に係る携帯端末装置1の構成例を示すブロック図である。図6に示す携帯端末装置1には、SDRAM2、フラッシュメモリ3、圧縮伸長用のLSI6、モバイル用CPU8、テレビ又はカメラモジュール20、液晶表示部50、SDRAM60、メモリコントローラ61、フラッシュメモリ70及び記録メディア80が備えられる。
液晶表示部50に映像を表示する画像表示系は、モバイル用CPU8内のスケーリング回路21、FIFO&マトリクス回路12、VRAM13、LCD−インターフェース51から構成される。また、記録メディア80に圧縮した映像データを記録したり、記録メディア80から読み出した圧縮映像データを伸張する画像処理系は、SDRAM2、フラッシュメモリ3、圧縮伸長用のLSI6及び、モバイル用CPU8内のMS−インターフェース81から構成される。
スケーリング回路21、FIFO&マトリクス回路12、VRAM13、CPU15、LCD−インターフェース51、メモリコントローラ61、MS−インターフェース81は同一のデータバス91に接続され、当該CPU15によってデータ転送制御がなされる。
圧縮伸長用のLSI6はモバイル用CPU8に対して外付け部品としてプリント配線基板に実装される。図6において二点鎖線で示したのは、圧縮伸長用のLSI6とモバイル用CPU8との間で圧縮映像データを入出力するためのインターフェース4又はインターフェース5である。このインターフェース4は、圧縮伸長用のLSI6側に内蔵される場合であり、インターフェース5は、モバイル用CPU8側に内蔵される場合である。
このようなインターフェース4、5は、圧縮伸長用のLSI6と、モバイル用CPU8とで駆動電源が例えば、1.5Vシリーズ、3.0Vシリーズのように異なる場合にレベルコンバータとして機能する。レベルコンバータはTTL(トランジスタ−トランジスタレベル)変換機能を有している。
インターフェース4、5も上述したデータバス91に接続され、圧縮映像データを時分割で圧縮伸長用のLSI6から記録メディア80へ転送したり、スケーリング回路21や、FIFO&マトリクス回路12、VRAM13等にデータバス91を通じて制御データを出力し、テレビ又はカメラモジュール20から取得した映像データを画像処理した後のVRAMデータをLCD−インターフェース51を通じて液晶表示部50に出力するようになされる。
この種のモバイル用CPU8を取り入れた携帯端末装置に関して、特許文献1には、画像処理装置及び、方法、並びにプログラム及び記録媒体が記載されている。この画像処理装置によれば、複数の画像処理形式の画像情報を符号化又は復号化する複数のモジュールと、複数のモジュールの各々に対応する先入れ先出し方式による複数の一時記憶手段とを備える。画像処理装置は、複数の画像処理形式に応じて、複数のモジュールが実行する一連の作業に関する作業情報として複数のコマンドディスクリプタを作成し、複数のコマンドディスクリプタのうち最初のコマンドディスクリプタを実行するモジュールに対応する一時記憶手段に、最初のコマンドディスクリプタが記憶されている領域を指定する情報を書き込むようになされる。このようにすると、複数のモジュールの間で作業の受け渡しをする際に、複数の画像処理形式の画像情報を同時に符号化又は復号化することができるというものである。
また、特許文献2には表示装置及びその駆動方法が記載されている。この表示装置によれば、表示パネル、ドライバ、表示コントローラ及びフレームレイト検出回路を備え、マトリクス状に複数の表示素子を有した表示パネルにおいて、当該表示素子はドライバにより駆動される。ドライバは外部供給源から供給される表示信号に基づいて表示コントローラにより制御される。フレームレイト検出回路は表示信号の更新状況を検出し、この更新状況に応じて表示パネルの映像更新速度を制御するようになされる。このようにすることで、表示パネルで画面の更新前後の画像が混在して見苦しい画面を表示する事態を避けられるというものである。
更に、特許文献3には、カメラ装置及び当該カメラ装置を具備する電子装置が記載されている。このカメラ装置によれば、圧縮手段を備えた一の経路と、圧縮手段を備えていない他の経路とを接続した出力手段を備え、映像信号処理手段から出力したデジタル画像データを圧縮手段を備えた一の経路と、圧縮手段を備えていない他の経路に並列に入力し、一の経路から圧縮手段を経て入力された圧縮データと、他の経路から入力された非圧縮デジタル映像データを出力手段で選択して同一の信号線により同一の信号タイミングで外部機器へ出力する。このような構成にすると、外部機器でデジタル映像データを受信する場合と、圧縮データを受信する場合とで、別々の回路を設ける必要がなく、回路構成を共通化できるというものである。
特開2003−09149号公報(第8頁、図1) 特開2003−36046号公報(第4頁、図1) 特開2002−330326号公報(第8頁、図1)
ところで、従来例に係る携帯端末装置1によれば、液晶表示部50に映像を表示する画像表示系と、記録メディア80に圧縮した映像データを記録したり、そこから読み出した圧縮映像データを伸張する画像処理系とを備えて、これらの処理を並行して行う際に、以下のような問題がある。
i.特許文献1乃至3の画像処理技術を含めて、圧縮伸長用のLSI6がモバイル用CPU8に対して外付け部品としてプリント配線基板に実装されることから、動画像の圧縮伸張を行いながら、液晶表示部50に表示する場合に、圧縮伸長用のLSI6の各pinの信号変化の急増によって消費電力が増加する。
特に、圧縮伸長用のLSI6とモバイル用CPU8との間に設けられたインターフェース4又はインターフェース5で消費電力が飛躍的に増加する傾向がある。従って、バッテリー駆動式の携帯端末装置1の連続使用時間が短くなってしまう。
ii.また、圧縮伸張用のLSI6で画像のスケーリング処理をする際に、一度フレームメモリに展開してからスケーリングを行うため、圧縮伸張用のLSI6に接続されているSDRAM2等を含めて消費電力が増加するおそれがある。
iii.更に、動画像の圧縮伸張時にデータバス(CPUバス)91のCPU15によるデータ転送制御負担が重たくなり、他の作業に影響を与えることになる。SDRAM2,フラッシュメモリ3が、SDRAM60,フラッシュメモリ70のように2重に必要となるなど、圧縮伸長用のLSI6をモバイル用CPU8に対して外付け部品とすることが、モバイル機器のコストと消費電力の増加の要因となっている。
そこで、この発明はこのような従来の課題を解決したものであって、データバスのシステム構成を工夫して単位データバス当たりのデータ転送制御負担を軽減できるようにすると共に、消費電力を低減化できるようにした制御ユニット及び携帯端末装置を提供することを目的とする。
上述した課題は、動画情報を画像処理する携帯端末用の制御ユニットであって、動画情報を入力して圧縮し、又は、既に圧縮された動画情報を伸長する圧縮伸長部と、動画情報を入力して圧縮及び伸長以外の画像処理をする制御装置と、この制御装置によって画像処理された動画情報を伝送する第1のデータバスと、圧縮伸長部によって圧縮処理された動画情報を伝送する第2のデータバスと、制御装置に接続される第1のデータバス又は圧縮伸長部に接続される第2のデータバスのいずれか一方を選択するバス切換部とを備えることを特徴とする制御ユニットによって解決される。
本発明に係る制御ユニットによれば、動画情報を画像処理する場合に、圧縮伸長部は動画情報を入力して圧縮し、又は、既に圧縮された動画情報を伸長する。制御装置は、動画情報を入力して圧縮及び伸長以外の画像処理をする。制御装置によって画像処理された動画情報は第1のデータバスを伝送する。圧縮伸長部によって圧縮処理された動画情報は第2のデータバスを伝送する。バス切換部は、制御装置に接続される第1のデータバス又は圧縮伸長部に接続される第2のデータバスのいずれか一方を選択する。これを前提にして、例えば、制御装置は、制御モードに基づいて第1又は第2のデータバスのいずれか一方を選択するようにバス切換部を制御する。
従って、制御装置により画像処理された動画情報を伝送する第1のデータバスと圧縮伸長部により圧縮処理された動画情報を伝送する第2のデータバスとを切り離す構成を採ることができる。これにより、データバスを共通にして制御装置により画像処理された動画情報や、圧縮伸長部により圧縮処理された動画情報等を伝送する場合に比べて、単位データバス当たりのデータ転送制御負担を軽減することができる。しかも、独立した圧縮伸長部を外付けする場合に比べ、TTL変換を伴うインターフェースを削減できるので、当該制御ユニットにおける消費電力の低減化を図ることができる。
本発明に係る携帯端末装置は動画情報を画像処理する携帯型の端末装置であって、制御ユニットと、この制御ユニットにより画像処理された動画像を表示する表示手段と、制御ユニットにより圧縮処理された動画情報を記憶する記憶装置とを備え、制御ユニットは、動画情報を入力して圧縮し、又は、既に圧縮された動画情報を伸長する圧縮伸長部と、動画情報を入力して圧縮及び伸長以外の画像処理をする制御装置と、制御装置によって画像処理された動画情報を伝送する第1のデータバスと、圧縮伸長部によって圧縮処理された動画情報を伝送する第2のデータバスと、第1又は第2のデータバスのいずれか一方を選択するように制御装置によって制御されるバス切換部とを有することを特徴とするものである。
本発明に係る携帯端末装置によれば、本発明に係る制御ユニットが応用され、制御装置は、第1又は第2のデータバスのいずれか一方を選択するようにバス切換部を制御する。バス切換部では、例えば、制御モードに基づいて第2のデータバスを選択する。この第2のデータバスの選択によって、記憶装置には、圧縮伸長部により圧縮処理された動画情報が記憶される。第1のデータバスに接続される表示手段には制御装置により画像処理された動画像が表示される。
従って、データバスを共通にして制御装置により画像処理された動画情報や、圧縮伸長部により圧縮処理された動画情報等を伝送する従来方式の制御ユニットに比べて消費電力の低減化を図ることができる。これにより、バッテリーの単位充電時間当たりの当該携帯端末装置の使用時間を長くすることができる。
以上説明したように、本発明に係る制御ユニットによれば、動画情報を入力して画像処理をする制御装置に接続される第1のデータバス又は、その動画情報を圧縮処理する圧縮伸長部に接続される第2のデータバスのいずれか一方を選択するバス切換部を備えるものである。
この構成によって、第1又は第2のデータバスのいずれか一方を選択するようにバス切換制御をすることができるので、制御装置により画像処理された動画情報を伝送する第1のデータバスと圧縮伸長部により圧縮処理された動画情報を伝送する第2のデータバスとを切り離す構成を採ることができる。従って、データバスを共通にして制御装置により画像処理された動画情報や、圧縮伸長部により圧縮処理された動画情報等を伝送する場合に比べて、単位データバス当たりのデータ転送制御負担を軽減することができる。
しかも、独立した圧縮伸長部を外付けする場合に比べ、TTL変換を伴うデータ入出力部を削減できるので、当該制御ユニットにおける消費電力の低減化を図ることができる。
本発明に係る携帯端末装置によれば、本発明に係る制御ユニットが応用されるので、データバスを共通にして制御装置により画像処理された動画情報や、圧縮伸長部により圧縮処理された動画情報等を伝送する従来方式の制御ユニットに比べて消費電力の低減化を図ることができる。これにより、バッテリーの単位充電時間当たりの当該携帯端末装置の使用時間を長くすることができる。
続いて、この発明に係る制御ユニット及び携帯端末装置の一実施の形態について、図面を参照しながら説明をする。
図1は本発明に係る実施形態としての携帯端末装置100の構成例を示すブロック図である。
この実施形態では、本発明に係る制御ユニットを応用した携帯端末装置100を構成すると共に、動画情報を入力して画像処理をする制御装置に接続される第1のデータバスと、その動画情報を圧縮処理する圧縮伸長部に接続される第2のデータバスと、これらの第1又は第2のデータバスのいずれか一方を選択するバス切換部とを備え、第1のデータバスと第2のデータバスとを切り離すシステム構成を採用できるようにすると共に、単位データバス当たりのデータ転送制御負担を軽減できるようにしたものである。
図1に示す携帯端末装置100は、動画情報を画像処理する携帯型の情報処理端末装置であって、本発明に係る制御ユニットを応用したものである。携帯端末装置100は、撮ったその場で映像を確認できると共に相手方に映像転送可能なモバイル用CPU内蔵のカメラ付き携帯電話機、モバイル用CPU内蔵のカメラ付きノート型のパーソナルコンピュータ(以下パソコンという)、テレビ電話システム等に適用して好適である。
携帯端末装置100は、制御ユニットの一例となるモバイル用CPU10と、表示手段の一例となる液晶表示部(LCD)50と、記憶装置の一例となる記録メディア80とを有している。この他に、テレビやカメラ等の機能モジュール(以下TV又はカメラモジュールという)20、操作部30、通信モジュール40、SDRAM60,フラッシュメモリ70を有している。
液晶表示部50にはモバイル用CPU10により画像処理された動画像が表示される。記録メディア80にはモバイル用CPU10により圧縮処理された動画情報を記憶するようになされる。記録メディア80にはメモリスティック(MS)等の不揮発メモリが使用される。
図1に示すモバイル用CPU10は、バス・スイッチ回路11、FIFO&マトリクス回路12、ビデオRAM(以下単にVRAMという)13、バス切換部14、CPU15、圧縮伸長部16、スケーリング(ReSize)回路21、操作部用のインターフェース31、LCD−インターフェース(I/F)51、MS−インターフェース(Memory Stick I/F)81を有しており、液晶表示部50を表示する画像処理系と動画を圧縮する画像処理系の2つを同時に動作させるようになされる。
この例では、これらの回路11、12、VRAM13、バス切換部14、CPU15、圧縮伸長部16、インターフェース31,51,81に加えて第1及び第2のデータバス91,92が同一の半導体チップに形成されて成る。圧縮伸長部16を同一の半導体チップ内に形成したことで、駆動電圧を揃えることができ、従来方式に比べて外付け圧縮伸長用のインターフェースが省略できるようになる。
スケーリング回路21はインターフェース機能を有しており、テレビ又はカメラモジュール20に接続され、これらのモジュール20から出力される垂直同期信号VDや、水平同期信号HD及び、例えば、8ビットのデジタルの映像データ(動画情報)Dinを入力する。スケーリング回路21では垂直同期信号VDや、水平同期信号HD等に基づいて映像データDinを画像データ圧縮に適した画サイズに調整したり、そのフレームレートを調整するようになされる。例えば、スケーリング回路21は、映像データDinをVGA方式からQVGA方式へ変換する。
スケーリング回路21にはデータバス91が接続される。データバス91にはCPU15や、メモリコントローラ61が接続される。データバス91は例えば、24ビットのバス幅を有している。データバス91に沿ってアドレスバス93が配置される。アドレスバス93は例えば、32ビットのバス幅を有している。
CPU15は、メモリコントローラ61に接続されたSDRAM60及びフラッシュメモリ70を使用して、映像データDinに関して圧縮及び伸長以外の画像処理をする。CPU15によって画像処理された映像データDinは、メモリコントローラ61の制御を受け、データバス91を通じてSDRAM60や、フラッシュメモリ70等に伝送される。
この例で、動画圧縮伸張用エンジンをモバイル用CPU10に内蔵することにより、従来方式で動画圧縮伸張処理に必要なSDRAM等をモバイル用のSDRAMと兼用することができる。
また、データバス91には、CPU15やメモリコントローラ61の他にFIFO&マトリクス回路12及びVRAM13が接続される。スケーリング回路21とFIFO&マトリクス回路12との間にはバス・スイッチ回路11を介してローカルバス91Aが接続される。バス・スイッチ回路11は圧縮伸長部16によって制御される。例えば、圧縮伸長部16は、制御モードに基づいてバス・スイッチ回路11を切換制御する。この例で、制御モードに関しては、入力映像表示&映像圧縮記録モード(以下Aモードという)、映像伸長再生表示モード(以下Bモードという)及び、入力映像表示&圧縮映像送信モード(以下Cモードという)が準備されている。
Aモード、Bモード、又はCモードは、ユーザにより、操作部30を使用して設定される。操作部30は操作部用のインターフェース(I/F)31に接続される。ユーザにより設定されたAモード、Bモード、又はCモードは、インターフェース31及びデータバス91を通じてCPU15や圧縮伸長部16等に供給される。
この例で、Aモードが設定されたときは、バス・スイッチ回路11をオンする。バス・スイッチ回路11がオンされると、スケーリング回路21とFIFO&マトリクス回路12との間が接続される。Bモード及びCモードが設定されたときは、バス・スイッチ回路11をオフする。バス・スイッチ回路11がオフされると、スケーリング回路21とFIFO&マトリクス回路12との間が切り離される。
このFIFO&マトリクス回路12では、図示しないFIFOメモリに映像データDinが順次記録されると共に、その最初に記録された映像データDinから順にマトリクス回路12に読み出される。マトリクス回路12では、例えば、カラー映像データDinであるY、U、V信号をR色、G色、B色成分の映像データR,G、Bに変換するようになされる。
このFIFO&マトリクス回路12にはVRAM(Video−RAM領域)13が接続され、カラーマトリクス変換後の映像データR,G,Bを垂直同期信号VDや、水平同期信号HD等に基づいて読み出すようになされる。FIFO&マトリクス回路12とVRAM13との間には、ローカルバス91Bが接続される。
VRAM13から読み出された映像データR,G,BをVRAMデータという。VRAM13にはローカルバス91Cを通じてLCD−インターフェース51が接続される。ローカルバス91A〜91Cはデータバス91を補助するものであり、データバス91と同じ機能を有している。このLCD−インターフェース51には液晶表示部50が接続され、VRAMデータに基づいて動画を表示するようになされる。
また、スケーリング回路21には圧縮伸長部16が接続される。圧縮伸長部16には、スケーリング回路21から画サイズ及びフレームレート調整後の映像データDinが供給される。圧縮伸長部16は映像データDinを入力して、例えば、MPEG4等のデータ圧縮方式により、映像データDinを圧縮符号化し、又は、既に圧縮符号化された映像データDinを伸長復号化するようになされる。
この例で、スケーリング(画像サイズ調整)処理を行った後に、映像データDinの圧縮処理をするようになされるので、従来方式のようにSDRAM等の外部メモリに入力画素を全展開する必要が無くなり消費電力を削減することができる。従来例に比べて、スケーリング回路21を圧縮伸長部16の前段に設けたことで、圧縮伸長部16の負荷を低減でき、消費電力を削減できるようになる。これは圧縮伸長部16をモバイル用CPU内部の同一電源で駆動でき、TTL(トランジスタ−トランジスタレベル)変換を伴う従来方式のようなインターフェースが省略できるためである。
圧縮伸長部16にはデータバス92が接続され、この圧縮伸長部16によって圧縮処理された映像データDoutが伝送される。データバス92は例えば、24ビットのバス幅を有している。データバス92に沿ってアドレスバス94が配置される。アドレスバス94は例えば、32ビットのバス幅を有している。データバス92には、バス切換部14が接続され、データバス91又はデータバス92のいずれか一方を選択するようにCPU15によって制御される。例えば、CPU15は、上述した制御モードに基づいてデータバス91又はデータバス92のいずれか一方を選択するようにバス切換部14を制御する。
CPU15は、例えば、Bモード(入力映像表示&映像圧縮記録モード)が設定され、圧縮伸長部16によって映像データDinが圧縮処理されるとき、データバス92を選択し、データバス91を非選択とするようにバス切換部14を制御する。その後、データバス92は、CPU15から圧縮伸長部16への制御に切り替わる。CPU15は、圧縮伸長部16が映像データDinを圧縮処理している間、データバス91を使用して当該映像データDinに基づく動画表示処理を実行する。
バス切換部14にはインターフェース(外部記録媒体用ペリフェラル)81が接続される。インターフェース81には記憶装置の一例となる記録メディア80(外部記録媒体)が接続され、圧縮符号化後の映像データDoutを記憶するようになされる。記録メディア80にはメモリスティック(Memory Stick)や、磁気ディスク、光磁気ディスクが使用される。このように、LCD−インターフェース51を通じて液晶表示部50へ転送されるVRAMデータと、インターフェース81を通じて記録メディア80へ転送される映像データDoutとは、各々別々のデータバス91,92を使用することとなる。これはCPU15のデータバス制御負担を軽減するためである。
なお、圧縮伸長部16には通信−インターフェース41が接続される。インターフェース41には通信モジュール40が接続される。通信モジュール40には、例えば、カード型の無線通信モデムが使用される。この例で、Cモードが設定されたとき、自機で取得した映像データDinは、圧縮伸長部16によって画像圧縮処理される。その後、圧縮動画映像データDoutは、通信インターフェース41及び、通信モジュール40を通じて相手方へ送信され、これと共に、相手方からの映像データを通信モジュール40及びインターフェース41を通じて受信する。相手方から受信した映像データは、圧縮伸長部16によって画像伸長処理される。その後、伸長された映像データに基づいて映像表示するようになされる。通信−インターフェース41は、CPU15や圧縮伸長部16等と共に同一半導体チップに形成されて成る。
続いて、A,B,Cモードにける各々のデータ処理及びデータ転送例について3つに分けて説明をする。
[Aモード]
図2は入力映像表示&映像圧縮記録モード(Aモード)時にけるデータ処理及びデータ転送例を示す図である。
この例では、モバイル用CPU10に圧縮伸張部16を内蔵し、TV又はカメラモジュール20から供給される映像データDinを液晶表示部50にプレビューしつつ、圧縮した映像データDoutをモバイル用CPU10に拡張される記録メディア80に記録するようにして、CPU15の負荷と消費電力を最小限に抑えるシステムを構築したものである。
図2に示す操作部30によって「Aモード」が操作入力されると、インターフェース31を通じて「Aモード」がCPU15及び圧縮伸長部16に設定される。CPU15はバス切換部14を制御して、圧縮伸長部16がデータバス92を選択し、データバス91を非選択とするようになされる。その後、データバス92は、CPU15から圧縮伸長部16への制御に切り替わる。これと共に、圧縮伸長部16はバス・スイッチ回路11をオンする。バス・スイッチ回路11がオンされると、スケーリング回路21とFIFO&マトリクス回路12との間が接続される。
スケーリング回路21ではTV又はカメラモジュール20から供給される垂直同期信号VDや、水平同期信号HD等に基づいて映像データDinを画像データ圧縮に適した画サイズに調整したり、そのフレームレートを調整するようになされる。FIFO&マトリクス回路12では、この映像データDinをスケーリング回路21及び、バス・スイッチ回路21を通じて図示しないFIFOメモリに順次記録するようになされる。
これと共に、その最初に記録された映像データDinから順に、図示しないマトリクス回路に読み出される。マトリクス回路では、例えば、カラー映像データDinであるY、U、V信号をR色、G色、B色成分の映像データR,G、Bに変換するようになされる。この変換後の映像データR,G,Bは、FIFO&マトリクス回路12からVRAM13へ格納される。なお、映像データDinがR色,G色,B色成分に係る映像データR,G,Bの場合は、マトリクス回路をスルー(映像データR,G,Bをそのまま通過)してVRAM13に転送される。
マトリクス変換後の映像データR,G,BはVRAMデータとなって、垂直同期信号VDや、水平同期信号HD等に基づいてVRAM13からLCD−インターフェース51を通じて液晶表示部50に転送される。液晶表示部50は、このVRAMデータに基づいて動画を表示(プレビュー表示)するようになされる。
一方、スケーリング回路21から分岐した映像データDinは圧縮伸長部16に転送される。圧縮伸長部16では、例えば、MPEG4の圧縮規格により映像データDinを圧縮符号化処理するようになされる。圧縮処理後の映像データDoutはバス切換部14及び、MS−インターフェース81を通じて記録メディア80に記録するようになされる。圧縮伸長部16が映像データDinを圧縮処理する間、CPU15は、データバス91を使用して当該映像データDinに基づく動画表示処理を実行する。
これにより、TV又はカメラモジュール20から供給される映像データDinを液晶表示部50にプレビューしつつ、圧縮した映像データDoutを記録メディア80に記録することができる。このとき、記録メディア80のMS−インターフェース81と液晶表示部50のLCD−インターフェース51とは独立して使用することになり、CPU15のデータ転送制御負担を低減することができる。
[Bモード]
図3は、映像伸長再生表示モード(Bモード)時にけるデータ処理及びデータ転送例を示すデータ処理例を示す図である。Bモードでは、映像データDinを記録メディア80が読み出して伸長し、伸長後の映像データDoutに基づいて液晶表示部50で動画再生表示するようにして、CPU15のデータ転送制御負担と消費電力を最小限に抑えるシステムを構築したものである。
図3に示す操作部30によって「Bモード」が操作入力されると、インターフェース31を通じて「Bモード」がCPU15及び圧縮伸長部16に設定される。CPU15はバス切換部14を制御して、圧縮伸長部16がデータバス92を選択し、データバス91を非選択とするようになされる。その後、データバス92は、CPU15から圧縮伸長部16への制御に切り替わる。これと共に、圧縮伸長部16はバス・スイッチ回路11をオフする。バス・スイッチ回路11がオフされると、スケーリング回路21とFIFO&マトリクス回路12との間が切り離される。
圧縮伸長部16は、インターフェース81及びバス切換部81を通じて記録メディア80から映像データDoutを読み出して伸長処理をする。伸長処理後の映像データDoutはバス・スイッチ回路11を経由してFIFO&マトリクス回路12に転送される。FIFO&マトリクス回路12では、この映像データDinを図示しないFIFOメモリに順次記録するようになされる。
これと共に、その最初に記録された映像データDinから順に、図示しないマトリクス回路に読み出される。マトリクス回路では、映像データDinをR色、G色、B色成分の映像データR,G、Bに変換するようになされる。この変換後の映像データR,G,BはFIFO&マトリクス回路12からVRAM13へ格納される。
マトリクス変換後の映像データR,G,BはVRAMデータとなって、垂直同期信号VDや、水平同期信号HD等に基づいてVRAM13からLCDーインターフェース51を通じて液晶表示部50に転送される。液晶表示部50は、このVRAMデータに基づいて動画を表示(再生表示)するようになされる。
これにより、記録メディア80から読み出した映像データDinを伸長し、伸長後の映像データDoutに基づいて液晶表示部50で動画再生表示することができる。このとき、記録メディア80のMS−インターフェース81と液晶表示部50のLCD−インターフェース51とは独立して使用することになり、CPU15のデータ転送制御負荷を低減することができる。
[Cモード]
図4は、入力映像表示&圧縮映像送信モード(Cモード)時のデータ処理例を示す図である。Cモードでは、テレビ又はカメラモジュール20から映像データDoutを取得し、これを圧縮伸長部16で圧縮符号化して相手方へ送信すると共に、相手方から受信した映像データDinを圧縮伸長部16で伸長復号化し、伸長後の映像データDoutに基づいて液晶表示部50で動画受信表示処理をするようにして、CPU15の負荷と消費電力を最小限に抑えるシステムを構築したものである。
図4に示す操作部30によって「Cモード」が操作入力されると、インターフェース31を通じて「Cモード」がCPU15及び圧縮伸長部16に設定される。圧縮伸長部16はバス・スイッチ回路11をオフする。バス・スイッチ回路11がオフされると、スケーリング回路21とFIFO&マトリクス回路12との間が切り離される。
一方で、テレビ又はカメラモジュール20等で取得された映像データDinはスケーリング回路21を通じて圧縮伸長部16に転送される。圧縮伸長部16では、MPEG4等の圧縮規格により映像データDinを圧縮符号化処理するようになされる。圧縮処理後の映像データDoutは通信−インターフェース41を通じて通信モジュール40に転送され、相手方の端末装置等へ送信される。
他方、相手方から通信モジュール40及び通信−インターフェース41を通じて受信された映像データDinは圧縮伸長部16に転送される。圧縮伸長部16は、映像データDoutを伸長処理をする。伸長処理後の映像データDoutはバス・スイッチ回路11を経由してFIFO&マトリクス回路12に転送される。FIFO&マトリクス回路12では、この映像データDinを図示しないFIFOメモリに順次記録するようになされる。
これと共に、その最初に記録された映像データDinから順に、図示しないマトリクス回路に読み出される。マトリクス回路では、映像データDinをR色、G色、B色成分の映像データR,G、Bに変換するようになされる。この変換後の映像データR,G,BはFIFO&マトリクス回路12からVRAM13へ格納される。
マトリクス変換後の映像データR,G,BはVRAMデータとなって、垂直同期信号VDや、水平同期信号HD等に基づいてVRAM13からLCDーインターフェース51を通じて液晶表示部50に転送される。液晶表示部50は、このVRAMデータに基づいて動画を表示(再生表示)するようになされる。これにより、カメラモジュール20から映像データDoutを取得し、これを圧縮伸長部16で圧縮符号化して相手方へ送信すると共に、相手方から受信した映像データDinを伸長復号化し、伸長後の映像データDoutに基づいて動画表示処理をすることができる。
このようにデータバスシステムを構築すると、液晶表示部50に外部映像を表示処理すること、及び、映像データDoutの圧縮格納処理を同時に、しかも、低消費電力で実現できるようになる。これは従来方式のような外付け圧縮伸長用のインターフェースが省略できるためである。また、動画の圧縮伸張時は、モバイル用CPU10に内蔵されているMS−インターフェース81を制御するデータバス92を圧縮伸張部側に渡してデータバス(CPUバス)91のデータ転送制御負担を低減させる。CPU15はその余った処理能力を他の負荷の作業処理に充当できるようになる。
続いて、本発明に係る携帯端末装置100の動作例について説明をする。図5は携帯端末装置100の全体の動作例を示すフローチャートである。
この実施形態では、図2〜図4に示したA〜Cモードが準備されると共に、A〜Cモードのいずれの制御モードが選択されない場合は、他の制御モードを実行する場合を例に挙げる。
これを動作条件にして、図5に示すフローチャートのステップP1で電源をオンして情報処理要求を待機する。情報処理要求が有った場合は、ステップP2でユーザは操作部30を操作して制御モードを入力し、当該制御モードをCPU15及び圧縮伸長部16に設定する。CPU15はステップP3で「Aモード」が設定されたか否かを判別する。この際に、CPU15は操作部30からのAモードを示す操作データD3と例えば、基準データとを比較し、この比較結果に基づいて「Aモード」が設定されたか否かを判別する。
ユーザによって設定された制御モードがAモードであると判別された場合は、ステップP4に移行してCPU15は、図2に示した入力映像表示&映像圧縮記録モードを実行する。Aモードでは、TV又はカメラモジュール20から供給される映像データDinを液晶表示部50にプレビューしつつ、圧縮した映像データDoutをモバイル用CPU10に拡張される記録メディア80に記録するようになされる。
また、ステップP3でAモードを除く他の制御モードが設定された場合は、ステップP5に移行して「Bモード」が設定されたかを判別する。この際も、CPU15は操作部30からのBモードを示す操作データD3と例えば、基準データとを比較し、この比較結果に基づいて判別する。
ユーザによって設定された制御モードがBモードであると判別された場合は、ステップP6に移行して、CPU15は図3に示した映像伸長再生表示モードを実行する。このBモードでは、映像データDinを記録メディア80が読み出して伸長し、伸長後の映像データDoutに基づいて液晶表示部50で動画再生表示するようになされる。
更に、ステップP7でA及びBモードを除く他の制御モードが設定された場合は、ステップP5に移行して「Cモード」又は他の制御モードが設定されたかを判別する。この際に、CPU15は操作部30からのCモードを示す操作データD3と基準データとを比較し、この比較結果に基づいて判別する。
ユーザによって設定された制御モードがCモードであると判別された場合は、ステップP8に移行して、CPU15は、図4に示した入力映像表示&圧縮映像送信モードを実行する。Cモードでは、テレビ又はカメラモジュール20から映像データDoutを取得し、これを圧縮伸長部16で圧縮符号化して相手方へ送信すると共に、相手方から受信した映像データDinを圧縮伸長部16で伸長復号化し、伸長後の映像データDoutに基づいて液晶表示部50で動画受信表示処理をするようになされる。
なお、ステップP7でA〜Cモードを除く他の制御モードが設定された場合は、ステップP9に移行してCPU15は他の制御モードに基づいて画像処理を実行する。例えば、CPU15はバス切換部14を制御してデータバス91及びデータバス92とを接続し、フラッシュメモリ70からデータを読出して圧縮伸長部16へ転送する。圧縮伸長部16はフラッシュメモリ70から読み出されたデータを圧縮して通信−インターフェース41及び、通信モジュール40を通じてサーバー等に送信するようになされる。この逆のデータ処理もなされる。バージョンアップ時のプログラムデータのダウンロードや、IDデータの認証処理等がなされる場合を想定したものである。
このように、本発明に係る実施形態としての携帯端末装置によれば、本発明に係る制御ユニットを成すモバイル用CPU10が内蔵(実装)され、映像データDinを画像処理するようになされる。モバイル用CPU10において、圧縮伸長部16を同一半導体基板内に形成し、従来方式のデータバスを2つに分割することで、当該CPU15により画像処理された映像データDinを伝送するデータバス91と圧縮伸長部16により圧縮処理された映像データDinを伝送するデータバス92とを切り離す構成を採ることができる。
従って、液晶表示部50に動画映像を表示し、記録メディア80に映像データDoutを記録する際に、モバイル用CPU10の外部から入力する映像入力系を1系統に集約することができる。また、データバスを共通にしてCPU15により画像処理された映像データDinや、圧縮伸長部16により圧縮処理された映像データDin等を伝送する場合に比べて、単位データバス当たりのデータ転送制御負担を軽減することができる。
しかも、独立した圧縮伸長部16を外付けする場合に比べ、TTL変換を伴うインターフェース等を削減できるので、これによって、インターフェースにおける消費電力を削減することができる。従来例ではインターフェース+外付け圧縮伸張エンジンのインターフェースを要していた。本発明によれば、当該モバイル用CPU10における消費電力の低減化を図ることができ、バッテリーの単位充電時間当たりの当該携帯端末装置100の使用時間を長くすることができる。
この発明は、撮ったその場で映像を確認できると共に相手方に映像転送可能なモバイル用CPU内蔵のカメラ付き携帯電話機や、モバイル用CPU内蔵のカメラ付きノート型のパソコン、テレビ電話システム等に適用して極めて好適である。
本発明に係る実施形態としての携帯端末装置100の構成例を示すブロック図である。 入力映像表示&映像圧縮記録モード(Aモード)時にけるデータ処理転送例を示す図である。 映像伸長再生表示モード(Bモード)時にけるデータ処理転送例を示すデータ処理例を示す図である。 入力映像表示&圧縮映像送信モード(Cモード)時のデータ処理転送例を示す図である。 携帯端末装置100の全体の動作例を示すフローチャートである。 従来例に係る携帯端末装置1の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
10・・・モバイル用CPU(制御ユニット)、11・・・バス・スイッチ回路、12・・・FIFO&マトリクス回路、14・・・バス切換部、15・・・CPU(制御装置)、16・・・圧縮伸長部、21・・・スケーリング回路、30・・・操作部、40・・・通信モジュール、50・・・液晶表示部(表示手段)、80・・・記録メディア(記憶装置)、91・・・第1のデータバス、91A〜91C・・・ローカルバス(第1のデータバス)、92・・・第2のデータバス、100・・・携帯端末装置

Claims (20)

  1. 動画情報を画像処理する携帯端末用の制御ユニットであって、
    前記動画情報を入力して圧縮し、又は、既に圧縮された動画情報を伸長する圧縮伸長部と、
    前記動画情報を入力して圧縮及び伸長以外の画像処理をする制御装置と、
    前記制御装置によって画像処理された動画情報を伝送する第1のデータバスと、
    前記圧縮伸長部によって圧縮処理された動画情報を伝送する第2のデータバスと、
    前記制御装置に接続される第1のデータバス又は前記圧縮伸長部に接続される第2のデータバスのいずれか一方を選択するバス切換部とを備えることを特徴とする制御ユニット。
  2. 前記制御装置は、
    制御モードに基づいて前記第1又は第2のデータバスのいずれか一方を選択するように前記バス切換部を制御することを特徴とする請求項1に記載の制御ユニット。
  3. 前記制御装置は、
    前記圧縮伸長部によって動画情報が圧縮処理されるとき、前記第2のデータバスを選択し、前記第1のデータバスを非選択とするように前記バス切換部を制御することを特徴とする請求項1に記載の制御ユニット。
  4. 前記制御装置は、
    前記圧縮伸長部によって前記動画情報を圧縮処理されるとき、前記第1のデータバスを使用して当該動画情報に基づく動画表示処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の制御ユニット。
  5. 前記バス切換部に記憶装置が接続され、
    前記圧縮伸長部によって圧縮処理された動画情報が記憶されることを特徴とする請求項1に記載の制御ユニット。
  6. 前記制御装置は、
    前記記憶装置から圧縮された動画情報を読み出して伸長し、伸長後の動画情報に基づく表示処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の制御ユニット。
  7. 前記圧縮伸長部、制御装置、第1及び第2のデータバスが同一の半導体チップに形成されて成ることを特徴とする請求項1に記載の制御ユニット。
  8. 前記動画情報の画サイズ及びフレームレートを調整するスケーリング回路を備え、
    前記画サイズ及びフレームレート調整後の動画情報が前記スケーリング回路から圧縮伸長部へ供給されることを特徴とする請求項1に記載の制御ユニット。
  9. 前記圧縮伸長部に接続された通信インターフェース部を備え、
    前記圧縮伸長部によって画像圧縮処理された後の圧縮動画像情報が前記通信インターフェース部を通じて外部出力するようになされることを特徴とする請求項1に記載の制御ユニット。
  10. 前記通信インターフェース部は、
    前記圧縮伸長部が形成された同一半導体チップに形成されて成ることを特徴とする請求項9に記載の制御ユニット。
  11. 動画情報を画像処理する携帯型の端末装置であって、
    制御ユニットと、
    前記制御ユニットにより画像処理された動画像を表示する表示手段と、
    前記制御ユニットにより圧縮処理された動画情報を記憶する記憶装置とを備え、
    前記制御ユニットは、
    前記動画情報を入力して圧縮し、又は、既に圧縮された動画情報を伸長する圧縮伸長部と、
    前記動画情報を入力して圧縮及び伸長以外の画像処理をする制御装置と、
    前記制御装置によって画像処理された動画情報を伝送する第1のデータバスと、
    前記圧縮伸長部によって圧縮処理された動画情報を伝送する第2のデータバスと、
    前記第1又は第2のデータバスのいずれか一方を選択するように前記制御装置によって制御されるバス切換部とを有することを特徴とする携帯端末装置。
  12. 前記制御装置は、
    制御モードに基づいて前記第1又は第2のデータバスのいずれか一方を選択するように前記バス切換部を制御することを特徴とする請求項11に記載の携帯端末装置。
  13. 前記制御装置は、
    前記圧縮伸長部によって動画情報が圧縮処理されるとき、前記第2のデータバスを選択し、前記第1のデータバスを非選択とするように前記バス切換部を制御することを特徴とする請求項11に記載の携帯端末装置。
  14. 前記制御装置は、
    前記圧縮伸長部によって前記動画情報を圧縮処理されるとき、前記第1のデータバスを使用して当該動画情報に基づく動画表示処理を実行することを特徴とする請求項11に記載の携帯端末装置。
  15. 前記バス切換部に記憶装置が接続され、
    前記圧縮伸長部によって圧縮処理された動画情報が記憶されることを特徴とする請求項11に記載の携帯端末装置。
  16. 前記制御装置は、
    前記記憶装置から圧縮された動画情報を読み出して伸長し、伸長後の動画情報に基づく表示処理を実行することを特徴とする請求項11に記載の携帯端末装置。
  17. 前記圧縮伸長部、制御装置、第1及び第2のデータバスが同一の半導体チップに形成されて成ることを特徴とする請求項11に記載の携帯端末装置。
  18. 前記動画情報の画サイズ及びフレームレートを調整するスケーリング回路を備え、
    前記画サイズ及びフレームレート調整後の動画情報が前記スケーリング回路から圧縮伸長部へ供給されることを特徴とする請求項11に記載の携帯端末装置。
  19. 前記圧縮伸長部に接続された通信インターフェース部を備え、
    前記圧縮伸長部によって画像圧縮処理された後の圧縮動画像情報が前記通信インターフェース部を通じて外部出力するようになされることを特徴とする請求項11に記載の携帯端末装置。
  20. 前記通信インターフェース部は、
    前記圧縮伸長部が形成された同一半導体チップに形成されて成ることを特徴とする請求項19に記載の携帯端末装置。
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