JP2005029752A5 - - Google Patents
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Description
上記の目的を達成するために、本発明は、以下の生分解性樹脂組成物製機械部品及び転がり軸受を提供する。
(1)鹸化度の異なる2種以上のポリビニルアルコール系化合物からなり、鹸化度の最も高いポリビニルアルコール系化合物Aと、鹸化度の最も低いポリビニルアルコール系化合物Bとの鹸化度の差が5モル%以上で、かつポリビニルアルコール系化合物Aとポリビニルアルコール系化合物Bとが重量比で5:95〜95:5である樹脂成分を含む生分解性樹脂組成物からなることを特徴とする生分解性樹脂組成物製機械部品。
(2)生分解性樹脂組成物からなり、かつ表面の少なくとも一部に防湿被膜が形成されていることを特徴とする生分解性樹脂組成物製機械部品。
(3)生分解性樹脂組成物の樹脂成分が、ポリビニルアルコール系化合物及びポリエチレンテレフタレート系化合物の少なくとも一種であることを特徴とする上記(2)記載の生分解性樹脂組成物製機械部品。
(4)内輪と外輪との間に保持器を介して複数の転動体を転動自在に保持してなり、シール部材を備える転がり軸受であって、少なくとも内輪、外輪、転動体、保持器及びシール部材の一つが上記(1)記載の生分解性樹脂組成物からなることを特徴とする転がり軸受。
(5)内輪と外輪との間に保持器を介して複数の転動体を転動自在に保持してなり、シール部材を備える転がり軸受であって、少なくとも内輪、外輪、転動体、保持器及びシール部材の一つが生分解性樹脂組成物からなり、かつ表面の少なくとも一部に防湿被膜が形成されていることを特徴とする転がり軸受。
(6)生分解性樹脂組成物の樹脂成分が、ポリビニルアルコール系化合物及びポリエチレンテレフタレート系化合物の少なくとも一種であることを特徴とする上記(5)記載の転がり軸受。
(7)防湿被膜が樹脂被膜、金属被膜または金属酸化膜被膜であることを特徴とする上記(2)記載の生分解性樹脂組成物製機械部品。
(8)樹脂被膜の膜厚が0.1〜10μm、金属被膜の膜厚が0.008〜0.1μm、金属酸化物被膜の膜厚が0.02〜0.1μmであることを特徴とする上記(7)記載の生分解性樹脂組成物製機械部品。
(9)防湿被膜がアルミニウム、シリカまたはアルミナからなる被膜であることを特徴とする上記(7)または(8)記載の生分解性樹脂組成物製機械部品。
(1)鹸化度の異なる2種以上のポリビニルアルコール系化合物からなり、鹸化度の最も高いポリビニルアルコール系化合物Aと、鹸化度の最も低いポリビニルアルコール系化合物Bとの鹸化度の差が5モル%以上で、かつポリビニルアルコール系化合物Aとポリビニルアルコール系化合物Bとが重量比で5:95〜95:5である樹脂成分を含む生分解性樹脂組成物からなることを特徴とする生分解性樹脂組成物製機械部品。
(2)生分解性樹脂組成物からなり、かつ表面の少なくとも一部に防湿被膜が形成されていることを特徴とする生分解性樹脂組成物製機械部品。
(3)生分解性樹脂組成物の樹脂成分が、ポリビニルアルコール系化合物及びポリエチレンテレフタレート系化合物の少なくとも一種であることを特徴とする上記(2)記載の生分解性樹脂組成物製機械部品。
(4)内輪と外輪との間に保持器を介して複数の転動体を転動自在に保持してなり、シール部材を備える転がり軸受であって、少なくとも内輪、外輪、転動体、保持器及びシール部材の一つが上記(1)記載の生分解性樹脂組成物からなることを特徴とする転がり軸受。
(5)内輪と外輪との間に保持器を介して複数の転動体を転動自在に保持してなり、シール部材を備える転がり軸受であって、少なくとも内輪、外輪、転動体、保持器及びシール部材の一つが生分解性樹脂組成物からなり、かつ表面の少なくとも一部に防湿被膜が形成されていることを特徴とする転がり軸受。
(6)生分解性樹脂組成物の樹脂成分が、ポリビニルアルコール系化合物及びポリエチレンテレフタレート系化合物の少なくとも一種であることを特徴とする上記(5)記載の転がり軸受。
(7)防湿被膜が樹脂被膜、金属被膜または金属酸化膜被膜であることを特徴とする上記(2)記載の生分解性樹脂組成物製機械部品。
(8)樹脂被膜の膜厚が0.1〜10μm、金属被膜の膜厚が0.008〜0.1μm、金属酸化物被膜の膜厚が0.02〜0.1μmであることを特徴とする上記(7)記載の生分解性樹脂組成物製機械部品。
(9)防湿被膜がアルミニウム、シリカまたはアルミナからなる被膜であることを特徴とする上記(7)または(8)記載の生分解性樹脂組成物製機械部品。
Claims (9)
- 鹸化度の異なる2種以上のポリビニルアルコール系化合物からなり、鹸化度の最も高いポリビニルアルコール系化合物Aと、鹸化度の最も低いポリビニルアルコール系化合物Bとの鹸化度の差が5モル%以上で、かつポリビニルアルコール系化合物Aとポリビニルアルコール系化合物Bとが重量比で5:95〜95:5である樹脂成分を含む生分解性樹脂組成物からなることを特徴とする生分解性樹脂組成物製機械部品。
- 生分解性樹脂組成物からなり、かつ表面の少なくとも一部に防湿被膜が形成されていることを特徴とする生分解性樹脂組成物製機械部品。
- 生分解性樹脂組成物の樹脂成分が、ポリビニルアルコール系化合物及びポリエチレンテレフタレート系化合物の少なくとも一種であることを特徴とする請求項2記載の生分解性樹脂組成物製機械部品。
- 内輪と外輪との間に保持器を介して複数の転動体を転動自在に保持してなり、シール部材を備える転がり軸受であって、少なくとも内輪、外輪、転動体、保持器及びシール部材の一つが請求項1記載の生分解性樹脂組成物からなることを特徴とする転がり軸受。
- 内輪と外輪との間に保持器を介して複数の転動体を転動自在に保持してなり、シール部材を備える転がり軸受であって、少なくとも内輪、外輪、転動体、保持器及びシール部材の一つが生分解性樹脂組成物からなり、かつ表面の少なくとも一部に防湿被膜が形成されていることを特徴とする転がり軸受。
- 生分解性樹脂組成物の樹脂成分が、ポリビニルアルコール系化合物及びポリエチレンテレフタレート系化合物の少なくとも一種であることを特徴とする請求項5記載の転がり軸受。
- 防湿被膜が樹脂被膜、金属被膜または金属酸化膜被膜であることを特徴とする請求項2記載の生分解性樹脂組成物製機械部品。
- 樹脂被膜の膜厚が0.1〜10μm、金属被膜の膜厚が0.008〜0.1μm、金属酸化物被膜の膜厚が0.02〜0.1μmであることを特徴とする請求項7記載の生分解性樹脂組成物製機械部品。
- 防湿被膜がアルミニウム、シリカまたはアルミナからなる被膜であることを特徴とする請求項7または8記載の生分解性樹脂組成物製機械部品。
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JP2003273532A JP4117478B2 (ja) | 2003-07-11 | 2003-07-11 | 生分解性樹脂組成物成形体、転がり軸受及びリニアガイド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003273532A JP4117478B2 (ja) | 2003-07-11 | 2003-07-11 | 生分解性樹脂組成物成形体、転がり軸受及びリニアガイド装置 |
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