JP2005028728A - 印刷装置 - Google Patents

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Masasane Yamada
匡実 山田
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Abstract

【課題】ドライバプログラムをインストールしていないコンピュータから出力されるアプリケーションデータを印刷すること。
【解決手段】MFP1は、プリントデータが入力されると画像を形成する画像形成部106と、アプリケーションプログラムを記憶する記憶部102と、アプリケーションデータを受信する通信I/F105と、受信されたアプリケーションデータに対応するアプリケーションプログラムがアプリケーションプログラム記憶手段に記憶されている場合、受信されたアプリケーションデータに対応するアプリケーションプログラムを実行して受信されたアプリケーションデータをプリントデータに変換するデータ変換部107と、変換されたプリントデータを、画像形成部に入力する制御部100とを備える。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は印刷装置に関し、特に、プリンタドライバがインストールされていないコンピュータと接続される印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータで作成された文書または画像などを紙などの記録媒体に印刷する場合、そのパーソナルコンピュータにプリンタを接続し、パーソナルコンピュータでプリンタを制御して印刷がなされる。この場合、パーソナルコンピュータには、それに接続されるプリンタを制御するためのプリンタドライバプログラムをインストールしておく必要がある。このプリンタドライバプログラムは、接続されるプリンタに対応しているため、プリンタが異なればプリンタドライバプログラムも異なる。
【0003】
ところで、近年パーソナルコンピュータは小型軽量化され、携帯に便利なノートブック型またはパームトップ型のパーソナルコンピュータが市場に流通している。このような携帯型のパーソナルコンピュータに記憶された文書または画像などのデータをプリンタで印刷するために、様々なプリンタが接続されることがある。この場合、パーソナルコンピュータにプリンタを接続するたびに、そのプリンタに対応したプリンタドライバを手動でインストールするか、接続されることが予想されるプリンタに対応するプリンタドライバを予めインストールしておかなければならない。また、パーソナルコンピュータと複数のプリンタとがネットワークに接続され、1つのパーソナルコンピュータからの印刷出力を複数のプリンタのいずれかに切換えて使用することがある。この場合でも、パーソナルコンピュータに、接続されることが予想されるプリンタに対応するプリンタドライバを予めインストールしておかなければならない。
【0004】
これに対応するために、パーソナルコンピュータからプリンタに印刷する際に、パーソナルコンピュータにプリンタドライバがインストールされていない場合に、プリンタからパーソナルコンピュータにプリンタドライバを送信してインストールする技術が知られている(たとえば、特許文献1、特許文献2、特許文献3および特許文献4)。
【0005】
【特許文献1】
特開2003−15841号公報
【0006】
【特許文献2】
特開2001−256170号公報
【0007】
【特許文献3】
特開2000−132353号公報
【0008】
【特許文献4】
特開2000−132378号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した特許文献1〜特許文献4に記載の技術は、いずれもプリンタに記憶されたプリンタドライバプログラムがパーソナルコンピュータに送信されて、パーソナルコンピュータにプリンタドライバプログラムがインストールされる。このため、パーソナルコンピュータには必ずプリンタドライバがインストールされる。このため、インストールするための時間が必要となり、印刷が終了するまでの時間が長くなり、使い勝手が悪いといった問題がある。
【0010】
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、ドライバプログラムをインストールしていないコンピュータから出力されるアプリケーションデータを印刷することが可能な印刷装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、印刷装置は、プリントデータが入力されると画像を形成する画像形成手段と、アプリケーションプログラムを記憶するアプリケーション記憶手段と、アプリケーションデータを受信する受信手段と、受信されたアプリケーションデータに対応するアプリケーションプログラムがアプリケーションプログラム記憶手段に記憶されている場合、受信されたアプリケーションデータに対応するアプリケーションプログラムを実行して受信されたアプリケーションデータをプリントデータに変換する変換手段と、変換されたプリントデータを、画像形成手段に入力する入力手段とを備える。
【0012】
この発明に従えば、受信されたアプリケーションデータに対応するアプリケーションプログラムが実行されて、受信されたアプリケーションデータがプリントデータに変換されて、画像形成される。このため、印刷装置に接続されたコンピュータではアプリケーションデータを印刷装置に出力すればよく、プリンタドライバをインストールしておく必要がない。その結果、ドライバプログラムをインストールしていないコンピュータから出力されるアプリケーションデータを印刷することが可能な印刷装置を提供することができる。
【0013】
好ましくは、コンピュータで実行可能なドライバプログラムを記憶するドライバ記憶手段と、受信されたアプリケーションデータに対応するアプリケーションプログラムがアプリケーションプログラム記憶手段に記憶されていない場合、ドライバプログラムをアプリケーションデータを送信したコンピュータに送信するドライバプログラム送信手段とをさらに備える。
【0014】
この発明に従えば、受信されたアプリケーションデータに対応するアプリケーションプログラムが記憶されていない場合、ドライバプログラムがアプリケーションデータを送信したコンピュータに送信される。このため、アプリケーションデータを送信したコンピュータでは、ドライバプログラムをインストールすることが可能となる。その結果、ドライバプログラムがインストールされていないコンピュータにドライバプログラムをインストールさせることが可能な印刷装置を提供することができる。
【0015】
好ましくは、ドライバ記憶手段は、ドライバプログラムをインストールするためのインストールプログラムをさらに記憶し、送信手段は、コンピュータに対して、送信したドライバプログラムをインストールさせるためのインストールプログラムと、インストールプログラムを起動させるためのインストールプログラム起動コマンドとをさらに送信する。
【0016】
この発明に従えば、コンピュータにドライバプログラムをインストールさせることができ、さらに、インストールするタイミングを印刷装置側で決定することができる。
【0017】
好ましくは、ドライバ記憶手段は、ドライバプログラムをアンインストールするためのアンインストールプログラムをさらに記憶し、送信手段は、コンピュータに対して、インストールされたドライバプログラムをアンインストールさせるためのアンインストールプログラムをさらに送信する。
【0018】
この発明に従えば、コンピュータに対して、インストールされたドライバプログラムをアンインストールさせるためのアンインストールプログラムが送信される。このため、コンピュータにドライバプログラムをアンインストールさせることができる。
【0019】
好ましくは、送信手段は、送信したアンインストールプログラムを起動させるためのアンインストールプログラム起動コマンドをコンピュータに対してさらに送信する。
【0020】
この発明に従えば、アンインストールプログラム起動コマンドがコンピュータに送信されるので、アンインストールするタイミングを印刷装置側で決定することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照した本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらのそれらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
【0022】
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるプリントシステムの全体概要を示す図である。図1を参照して、プリントシステム10は、ネットワーク3にそれぞれ接続された複合機1(以下、「MFP1」という)と、コンピュータ2とを含む。
【0023】
コンピュータ2は、一般的なパーソナルコンピュータである。そのハード構成は周知であるので、ここでは説明を繰返さない。コンピュータ2は、CD−ROM、ハードディスク等の記録媒体に記録された文書作成プログラム、表計算プログラム、描画プログラム、画像処理プログラムなどのアプリケーションプログラムを読出し、CPU(Central Processing Unit)で実行する。そのようなアプリケーションプログラムが実行されて作成されるデータが、ハードディスク等の記録媒体に記憶される。
【0024】
MFP(Multi Function Peripheral)1は、原稿を読取るためのスキャナ、画像データに基づいて紙などの記録媒体に画像を形成するための画像形成装置、ファクシミリを含み、画像読取機能、複写機能、ファクシミリ送受信機能、コンピュータ2からのデータプリントするプリント機能を備えている。なお、本実施の形態においては、MFP1を例に説明するが、MFPに代えて少なくとも画像を形成する機能を有するプリンタなどの画像形成装置であればよい。
【0025】
ネットワーク3は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネットまたは一般公衆回線であり、有線または無線を問わない。また、ここではネットワーク3でMFP1とコンピュータ2とが接続される例を示すが、MFP1とコンピュータ2とはシリアル回線またはパラレル回線を用いて接続するようにしてもよい。
【0026】
なお、第1の実施の形態においては、MFP1と1台のコンピュータ2とを接続する例を説明するが、MFP1には複数台のコンピュータ2が接続されてもよい。
【0027】
第1の実施の形態におけるプリントシステムでは、コンピュータ2には、MFP1に対応するプリンタドライバが予めインストールされている必要はない。このため、コンピュータ2のユーザが、アプリケーションデータをMFP1によるプリントアウトを指示した場合には、コンピュータ2からそのアプリケーションデータがMFP1に送信される。
【0028】
図2は、第1の実施の形態におけるMFP1の機能の概略を示す機能ブロック図である。図2を参照して、MFP1は、MFP1の全体を制御するための制御部100と、原稿を読取るためのスキャナ101と、ユーザによる操作の入力を受付けるための入力部104と、操作画面等を表示するための表示部103と、紙などの記録媒体に画像を形成する画像形成部106と、MFP1をコンピュータ2と接続するための通信インターフェイス(I/F)105と、アプリケーションプログラム等を記憶するための記憶部102と、アプリケーションプログラムを実行してアプリケーションデータを画像形成部106に入力するためのプリントデータに変換するデータ変換部107とを含む。
【0029】
制御部100は、中央演算装置(CPU)であり、EEPROM(electrically erasable/programable read only memory)およびランダムアクセスメモリ(RAM)を含む。制御部100は、EEPROMに記憶されたプログラムをCPUで実行する。またこのEEPROMは、プログラムを書き換えるまたは追加して書き込みすることが可能となる。このため、MFP1をネットワークに接続して、そのネットワークに接続された他のコンピュータが、MPP1のEEPROMに記憶されたプログラムを書き換えたり、新たなプログラムを追加して書き込みをするようにしてもよい。さらに、MFP1が、ネットワークに接続された他のコンピュータからプログラムをダウンロードして、そのプログラムをEEPROMに記憶するようにしてもよい。また、メモリカードなどをMFP1に装着して、メモリカードに記憶されたプログラムを読み込みできるようにしてもよい。
【0030】
スキャナ101は、たとえばCCD(Charge Coupled Device)等の光電変換素子を含み、原稿を光学的に読取って画像データとしての電子データを出力する。
【0031】
入力部104は、MFP1のユーザによる操作の入力を受付けるための、たとえばタッチパネルまたはキーボード等の入力装置である。表示部103は、たとえば、液晶表示装置または有機EL(electro−luminescence)ディスプレイパネルである。入力部104に透明な部材からなるタッチパネルを用いる場合には、表示部103上に入力部104を重ねて設置することで、表示部103に表示されたボタンの指示を検出することができる。これにより、種々の操作の入力が可能となる。
【0032】
通信I/F105は、MFP1をコンピュータ2と接続するための通信インターフェイスである。MFP1とコンピュータ2とは、ネットワーク3を介して接続されるが、シリアルインターフェイスまたはパラレルインターフェイスを用いて直接接続されてもよい。通信I/F105は、MFP1とコンピュータ2との接続形態に応じたインターフェイスが用いられる。
【0033】
記憶部102は、たとえばハードディスク等の記憶装置である。記憶部102には、文書作成プログラム、表計算プログラム、描画プログラム、画像処理プログラムなどのアプリケーションプログラムが記憶される。また、記憶部102には、コンピュータ2で実行可能なプログラムであって、MFP1に印刷データおよび制御データを送信して制御するためのプリンタドライバプログラム、そのプリンタドライバプログラムをコンピュータ2にインストールするためのインストールプログラム、および、そのプリンタドライバプログラムがコンピュータ2にインストールされている場合にそのプリンタドライバプログラムのインストールを解除するためのアンインストールプログラムが記憶されている。なお、図では、1種類のプリンタドライバプログラム、インストールプログラムおよびアンインストールプログラムが示されているが、実際には、プリンタドライバプログラムは、コンピュータに実装されるオペレーティングシステムの種類およびバージョンそれぞれに対応して複数が記憶される。
【0034】
データ変換部107は、記憶部102に記憶されているアプリケーションプログラムを実行してアプリケーションデータを画像形成部106に入力するためのプリントデータに変換する。
【0035】
画像形成部106は、プリントデータが入力されると、そのプリントデータに従って、紙などの記録媒体に画像を形成する。プリントデータは、たとえば、ページ記述言語(PostScript(R))で記載されたデータ等を含む。
【0036】
上述したように、コンピュータ2には、MFP1に対応したプリンタドライバがインストールされていない場合には、コンピュータ2からはアプリケーションデータが送信されてくる。MFP1では、このアプリケーションデータを通信I/F105で受信すると、制御部100は、受信されたアプリケーションデータに対応するアプリケーションプログラムを記憶部102から読出して実行するようにデータ変換部107を制御する。データ変換部107は、受信したアプリケーションデータを、画像形成部106に入力するためのプリントデータに変換する。データ変換部107で変換されたプリントデータは、データ変換部107から出力されて画像形成部106に入力される。
【0037】
また、コンピュータ2に、MFP1に対応したプリンタドライバがインストールされている場合には、コンピュータ2からはプリントデータが送信されてくる。制御部100は、通信I/Fによりプリントデータが受信された場合は、そのプリントデータが画像形成部106に入力されるように制御する。
【0038】
図3は、本実施の形態におけるプリントシステムで実行される処理の流れを示すフローチャートである。図では、説明のため、MFP1で実行される処理と、コンピュータ2で実行される処理とを別々に示している。図を参照して、まず、コンピュータ2で印刷指示が入力されたか否かが判断される(ステップS01)。印刷指示が入力された場合にはステップS02へ進み、そうでない場合には待機状態となる。なお、ここでは待機状態としたが、ここに示す処理は、印刷指示が入力された場合に実行される指示を示しているため、印刷指示が入力された段階で割り込みを発生させて、その割り込みをトリガとして以下の処理を実行するようにしてもよい。
【0039】
この印刷指示は、コンピュータ2のユーザがキーボードまたはマウス等の入力装置を用いた操作により、コンピュータ2に入力される。より具体的には、この印刷指示が入力される前の段階で、コンピュータ2ではアプリケーションプログラムが実行されており、アプリケーションデータが作成されている。したがって、この段階でアプリケーションデータは、たとえばコンピュータ2のRAMに記憶されており、そのアプリケーションデータが特定されている。コンピュータ2のディスプレイに印刷指示を入力するための印刷指示ボタンを含む画面が表示される。ユーザが、入力装置を操作して印刷指示ボタンを指示することにより、コンピュータ2において印刷指示の入力が受付けられる。また、印刷指示を入力するための画面には、印刷枚数、用紙サイズなどの印刷条件を指定する欄も含まれており、印刷指示の入力とともに、これら印刷条件もユーザによる入力装置の操作による入力が受付けられる。
【0040】
また、別の印刷指示としては、ファイル管理プログラムなどの他のアプリケーションプログラムがコンピュータ2で実行されている場合がある。そのファイル管理プログラムから別のアプリケーションプログラムで取り扱われる(作成などされた)アプリケーションデータを印刷指示するようにしてもよい。この場合には、ファイル管理プログラムがコンピュータ2で実行されて、印刷指示を入力するための画面がディスプレイに表示され、印刷の対象となるアプリケーションデータの特定と、印刷指示とが、ユーザによる入力装置の操作により入力される。この場合においても、印刷の対象となるアプリケーションデータの特定と、印刷指示を入力するための画面には、印刷枚数、用紙サイズなどの印刷条件を指定する欄も含まれており、アプリケーションデータを特定するための情報(たとえばファイル名)および印刷指示の入力とともに、これら印刷条件もユーザによる入力装置の操作による入力が受付けられる。
【0041】
ステップS02では、アプリケーションプログラムがコンピュータ2で実行されることにより作成されたアプリケーションデータが、MFP1に送信される。ステップS01では、アプリケーションデータが特定されていた。したがって、このステップS02では、ステップS01で特定されているアプリケーションデータがMFP1に送信される。この場合、アプリケーションデータに対応するアプリケーションプログラムを特定するための情報、たとえば、ファイル名の拡張子も併せて送信される。アプリケーションデータに対応するアプリケーションプログラムとは、そのアプリケーションデータをコンピュータ2で取り扱う(表示する、作成するなど)ときにコンピュータ2で実行されるアプリケーションプログラムをいう。なお、アプリケーションデータだけから、そのアプリケーションデータに対応するアプリケーションプログラムを特定することが可能な場合には、アプリケーションプログラムを特定するための情報を送信する必要はない。
【0042】
一方、MFP1では、コンピュータ2からデータの受信待ち状態となっている。データが受信されると、その受信されたデータが、アプリケーションデータであるか否かが判断される(ステップS21)。アプリケーションデータと判断された場合にはステップS22へ進み、そうでない場合にはステップS25に進む。アプリケーションデータか否かは、アプリケーションデータとともにアプリケーションプログラムを特定するための情報が受信されたか否かにより判断される。また、アプリケーションデータを解析して、それに対応するアプリケーションプログラムが特定できる場合には、その解析の結果により判断される。
【0043】
なお、ここでは受信されたデータが、アプリケーションデータでない場合は、プリントデータである場合を例に説明する。受信されるデータは、アプリケーションデータおよびプリントデータとは異なるデータ、たとえばプリント制御データである場合もあるが、そのようなデータが受信された場合には、MFP1で通常実行される処理が実行されればよく、そのような処理は周知であるので、ここでは説明を繰返さない。
【0044】
ステップS22では、受信されたアプリケーションデータに対応するアプリケーションプログラムが、記憶部102に記憶されているか否かが判断される。記憶されている場合にはステップS23に進み、そうでない場合にはステップS26に進む。ステップS21において、アプリケーションとともにアプリケーションプログラムを特定するための情報が受信された。ここでは、その情報を基に、特定されるアプリケーションプログラムが、記憶部102に記憶されているか否かが判断される。また、アプリケーションデータを解析してアプリケーションデータか否かが判断される場合には、その解析結果に基づいて特定されるアプリケーションプログラムが、記憶部102に記憶されているか否かが判断される。
【0045】
この記憶されているか否かの判断は、アプリケーションプログラムのバージョンを考慮するようにしてもよい。通常、新しいバーションのアプリケーションプログラムをコンピュータで実行した場合、古いバージョンのアプリケーションプリグラムが実行されて作成されたアプリケーションデータを処理することが可能である。逆に、古いバーションのアプリケーションプログラムをコンピュータで実行した場合、新しいバージョンのアプリケーションプリグラムが実行されて作成されたアプリケーションデータを処理することができない。このため、受信したアプリケーションデータに対応するアプリケーションプログラムが、記憶部102に記憶されている場合であって、記憶されているアプリケーションプログラムのバージョンが、受信したアプリケーションデータに対応するアプリケーションプログラムのバージョンと同じまたは新しい場合に、受信したアプリケーションデータに対応するアプリケーションプログラムが記憶されていると判断し、そうでない場合には記憶されていないと判断する。
【0046】
そして、MFP1は、受信されたアプリケーションデータに対応するアプリケーションプログラムを記憶部102から読出し(ステップS23)、ステップS21で受信したアプリケーションデータをプリントデータに変換する(ステップS24)。ステップS23およびステップS24における処理は、データ変換部107で実行される処理である。変換されたプリントデータは、制御部100で受信され、その後画像形成部106に出力される。画像形成部106においては、プリントデータに基づいて紙などの記録媒体に画像を形成する処理が実行される(ステップS25)。ステップS21で印刷条件が受信された場合には、制御部100においては、印刷条件に基づくプリントデータが生成され、それをデータ変換部107より受信したプリントデータに付加して、画像形成部106に出力される。このため、コンピュータ2で入力された印刷条件に従った画像形成が実行される。
【0047】
このように、コンピュータ2は、MFP1に対応するプリンタドライバプログラムをインストールする必要がない。このため、MFP1のユーザは、MFP1に対応するプリンタドライバがインストールされているか否かを意識することなく、MFP1からアプリケーションデータを印刷することができる。
【0048】
また、MFP1に接続されるコンピュータ2は、プリンタドライバプログラムがインストールされたコンピュータに限定されることはなく、MFP1は、受信されるアプリケーションデータに対応するアプリケーションプログラムが記憶されていれば、そのコンピュータから出力されるアプリケーションデータを印刷することができる。
【0049】
記憶部102の記憶容量が限られる場合には、全てのアプリケーションプログラムを記憶しておくことはできない。このためMFP1の記憶部102に記憶されるアプリケーションプログラムは、一般的によく用いられるアプリケーションプログラムとするのが好ましい。
【0050】
一方、記憶しているアプリケーションプログラムがバージョンアップした場合、または、全く新たなアプリケーションプログラムが製品化された場合などは、そのようなアプリケーションプログラムを記憶部102に記憶すればよい。しかしながら、記憶部102の記憶容量が限られる場合、記憶する時期が遅れて、あるアプリケーションプログラムが記憶されていない場合がある。これらの場合に対応するために、MFP1は、コンピュータ2に対してMFP1に対応するプリンタドライバプログラムを送信し、コンピュータ2でそのプリンタドライバプログラムをインストールするようにしている。
【0051】
以下、これについて説明する。図3を参照して、MFP1では、ステップS22において、受信されたアプリケーションデータに対応するアプリケーションプログラムが記憶部102に記憶されていないと判断した場合には、ステップS26〜ステップS31を実行する。ステップS26では、コンピュータ2の状態情報を取得するために、状態情報を要求する信号をコンピュータ2に送信する。コンピュータ2の状態情報とは、コンピュータ2に搭載されているオペレーティングシステムの情報(種類、バージョン等)、コンピュータ2に設定されているネットワーク環境に関する情報を含む。
【0052】
コンピュータ2では、MFP1から状態情報を要求する信号を受信したか否かを判断し(ステップS03)、受信したと判断した場合にはステップS04に進み、受信しないと判断した場合には処理を終了する。ステップS03において、状態情報を要求する信号を受信しないと判断する場合には、ステップS02で送信したアプリケーションデータが、MFP1で印刷されたと判断するのと同じである。このため、ステップS03における判断は、たとえば、ステップS02でアプリケーションデータを送信してから、予め定められた時間経過しても状態情報を要求する信号が受信されないことを検出するようにすればよい。この期間に状態情報を要求する信号が受信された場合に、ステップS04に進み、そうでない場合に処理を終了する。
【0053】
ステップS04では、コンピュータ2は、自身の状態情報をMFP1に送信する。これに対して、MFP1は、コンピュータ2から送信されてくる状態情報を受信し(ステップS27)、その状態情報に適合するプリンタドライバプログラム、インストールプログラムおよびアンインストールプログラムを記憶部102から読出して、それらをコンピュータ2に送信する(ステップS28)。上述したように、記憶部102には、コンピュータに実装されるオペレーティングシステムの種類およびバージョンそれぞれに対応して複数のプリンタドライバプログラムが記憶されている。このため、コンピュータ2の状態情報に適合するプリンタドライバプログラムとは、そのコンピュータ2に搭載されているオペレーティングシステムの種類およびバージョンに対応するプリンタドライバプログラムである。また、インストールプログラムおよびアンインストールプログラムは、プリンタドライバプログラムと関連付けて記憶されているため、プリンタドライバプログラムが特定されれば、それに応じてインストールプログラムおよびアンインストールプログラムが決定される。
【0054】
MFP1は、また、プリンタドライバプログラム、インストールプログラムおよびアンインストールプログラムを送信した後、インストール起動指示(コマンド)をコンピュータ2へ送信する(ステップS29)。インストール起動指示は、コンピュータ2で設定されているネットワーク環境情報を用いて生成される、MFP1を出力ポートに設定するための指示を含む。コンピュータ2で設定されているネットワーク環境情報は、ステップS27で受信されたコンピュータ2の状態情報に含まれている。
【0055】
一方、コンピュータ2では、MFP1からプリンタドライバプログラム、インストールプログラムおよびアンインストールプログラムを受信し(ステップS05)、インストール起動指示が受信されるまで待機状態となる(ステップS06)。インストール起動指示が受信されると、ステップS07に進む。ステップS07では、受信されたインストール起動指示に基づいてインストールプログラムを実行し、ステップS05で受信されたプリンタドライバプログラムをインストールする。このように、コンピュータ2へのプリンタドライバプログラムのインストールは、MFP1からインストール起動指示が受信されてから行われるので、コンピュータ2へプリンタドライバプログラムのインストールするタイミングをMFP1で制御することができる。
【0056】
そして、インストールされたプリンタドライバプログラムを実行することによって、ステップS01で特定されているアプリケーションデータをプリントデータに変換し(ステップS08)、プリントデータをMFP1に送信する(ステップS09)。
【0057】
MFP1では、コンピュータ2からプリントデータを受信し(ステップS30)、受信したプリントデータを画像形成部106に出力する。画像形成部106においては、プリントデータに基づいて紙などの記録媒体に画像を形成する処理が実行される(ステップS25)。
【0058】
また、MFP1は、アンインストール起動指示(コマンド)をコンピュータ2に送信する(ステップS31)。図では、ステップS31は、ステップS30の次の処理としているが、ステップS30の後であればよく、ステップS25の後であってもよい。アンインストール起動指示は、ステップS28で送信したアンインストールプログラムをコンピュータ2で実行させるための指示である。アンインストールプログラムは、コンピュータ2にインストールされているプリンタドライパプログラムを削除し、インストール前の状態に戻す処理をコンピュータ2に実行させるプログラムである。
【0059】
コンピュータ2は、MFP1からアンインストール起動指示を受信すると(ステップS10でYES)、ステップS05で受信したアンインストールプログラムを実行して、インストールされているプリンタドライパプログラムをアンインストールする(ステップS11)。これにより、コンピュータ2のオペレーティングシステムに組み込まれているプリンタドライバプログラムの組み込みが解除される。このように、コンピュータ2でのプリンタドライバプログラムのアンインストールは、MFP1からアンインストール起動指示が受信されてから行われるので、コンピュータ2からプリンタドライバプログラムをアンインストールするタイミングをMFP1で制御することができる。
【0060】
また、コンピュータ2のハードディスクに記憶されているプリンタドライバ、インストールプログラムおよびアンインストールプログラムが消去される。これにより、コンピュータ2には、オペレーティングシステムにMFP1に対応するプリンタドライバプログラムを常に組み込んでおく必要がない。また、プリンタドライバ、インストールプログラムおよびアンインストールプログラムをハードディスクに記憶しておく必要もないので、ハードディスクの記憶領域が無駄に用いられることがない。
【0061】
このように、コンピュータ2は、MFP1に対応するプリンタドライバプログラムがユーザの知らないうちにインストールされるので、MFP1のユーザは、MFP1に対応するプリンタドライバがインストールされているか否かを意識することなく、MFP1からアプリケーションデータを印刷することができる。
【0062】
<変形例>
上述した実施の形態においては、インストールプログラムとアンインストールプログラムとが、別々のプログラムとして説明したが、インストールとアンインストールとが一体となった1つのプログラムであってもよい。
【0063】
また、ステップS28において、アンインストールプログラムをプリンタドライバプログラムと共に送信するようにしたが、アンインストールプログラムをステップS31において、アンインストール起動指示と共に送信するようにしてもよい。
【0064】
さらに、コンピュータ2では、ステップS11でプリンタドライバプログラムをアンインストールするタイミングを定める条件は、ステップS10でMFP1からアンインストール起動指示が受信されることとしている。この条件を、ステップS09におけるプリントデータの送信が完了したこととしてもよい。この場合にはステップS10では、アンインストール起動指示を受信することなく、プリントデータの送信が完了したか否かが判断される。
【0065】
また、ステップS10でアンインストール起動指示に代えて、MFP1からプリントデータの受信が完了したことを示す信号、または、MFP1からプリントデータの印刷が終了したことを示す信号を受信するようにしてもよい。
【0066】
[第2の実施の形態]
図4は、第2の実施の形態におけるプリントシステムの全体概要を示す図である。図4を参照して、プリントシステム10Aは、ネットワーク3にそれぞれ接続された、プリンタ1Aと、コンピュータ2と、プリンタ1Aを制御するためのサーバ4とを含む。
【0067】
サーバ4は、コンピュータ2と同様に一般的なパーソナルコンピュータである。そのハード構成は周知であるので、ここでは説明を繰返さない。サーバ4は、プリンタ1Aを管理するためのコンピュータである。したがって、プリンタ1Aは、サーバ4からプリントデータを受信して、受信したプリントデータに従って画像形成する。プリンタ1Aとサーバ4とはネットワーク3で接続される。なお、プリンタ1Aとサーバ4とをシリアル回線またはパラレル回線を用いて直接接続するようにしてもよい。それらの接続は、無線または有線を問わない。
【0068】
第2の実施の形態におけるプリントシステム10Aは、第1の実施の形態におけるMFP1で実行される処理の一部を、サーバ4で実行するようにしたものである。
【0069】
図5は、第2の実施の形態におけるサーバとプリンタとの機能の概略を示す機能ブロック図である。図を参照して、サーバ4は、全体を制御するための制御部100と、ユーザによる操作の入力を受付けるための入力部104と、操作画面等を表示するための表示部103と、サーバ4をネットワーク3に接続するための通信インターフェイス(I/F)105と、アプリケーションプログラム等を記憶するための記憶部102とを含む。上述したように、サーバ4は一般的なコンピュータであるため、制御部100AはCPU、ROMおよびRAMに、入力部104はマウスまたはキーボードに、表示部103はディスプレイに、通信I/F105は通信インインターフェースカードに、記憶部102はハードディスクにそれぞれれ相当する。
【0070】
サーバ4は、CD−ROM6に記憶されたプリントプログラムを読込むためのCD−ROMドライブを有している。一般的にCD−ROM6に記憶されたプリントプログラムは、CD−ROMドライブによりCD−ROM6から読取られてサーバ4が備えるハードディスクに一旦格納される。さらにハードディスクから制御部100A内のRAMに読出されてCPUで実行される。これにより、制御部100Aにデータ変換部107が実現される。
【0071】
プリンタ1Aは、プリンタ1Aの全体を制御する制御部100Bと、紙などの記録媒体に画像を形成する画像形成部106と、プリンタ1Aをネットワーク3に接続するための通信I/F105Aとを含む。
【0072】
通信I/F105Aは、プリンタ1Aをサーバ4と接続するための通信インターフェイスである。プリンタ1Aとサーバ4とは、ネットワーク3を介して接続されるが、シリアルインターフェイスまたはパラレルインターフェイスを用いて直接接続されてもよい。通信I/F105Aは、プリンタ1Aとサーバ4との接続形態に応じたインターフェイスが用いられる。
【0073】
第2の実施の形態におけるプリントシステム10Aでは、コンピュータ2からアプリケーションデータの印刷を指示した場合には、そのアプリケーションデータまたはプリントデータが、サーバ4に送信される。コンピュータ2から直接MFP1Aにデータが送信されることはない。また、コンピュータ2には、プリンタ1Aに対応するプリンタドライバが予めインストールされている必要はない。
【0074】
図6は、第2の実施の形態におけるプリントシステムで実行される処理の流れを示すフローチャートである。図では、説明のため、コンピュータ2で実行される処理を左側に示し、サーバ4で実行される処理を右側に示している。図3と異なるところは、図3では、MFP1で実行される処理を示したが、図6ではサーバ4で実行される処理を示している。また、図3におけるステップS25を図6ではステップS25Aに変更している。その他の点に付いては、異なるところはないため、ここでは説明を繰返さない。
【0075】
ステップS25Aでは、サーバ4からプリントデータがプリンタ1Aに送信される。プリンタ1Aでは、受信したプリントデータに従って、紙などの記録媒体に画像を形成する。
【0076】
第2の実施の形態においては、サーバ4は、受信されるアプリケーションデータに対応するアプリケーションプログラムが記憶されていれば、コンピュータ2から出力されるアプリケーションデータをプリントデータに変換して、プリンタ1Aから印刷させる。このため、コンピュータ2は、プリンタ1Aに対応するプリンタドライバプログラムをインストールしておく必要がない。さらに、コンピュータ2のユーザは、プリンタ1Aに対応するプリンタドライバがインストールされているか否かを意識することなく、プリンタ1Aからアプリケーションデータを印刷させることができる。
【0077】
また、サーバ4に、受信されるアプリケーションデータに対応するアプリケーションプログラムが記憶されていない場合には、コンピュータ2にプリンタ1Aに対応しコンピュータ2に適合するプリンタドライバプログラムがインストールされる。そして、プリントデータが生成された後に、インストールされたプリントドライバプログラムがアンインストールされる。このため、コンピュータ2は、プリンタ1Aに対応するプリンタドライバプログラムがユーザの知らないうちにインストールされるので、コンピュータ2のユーザは、プリンタ1Aに対応するプリンタドライバがインストールされているか否かを意識することなく、プリンタ1Aからアプリケーションデータを印刷することができる。また、コンピュータ2のハードディスクにプリンタドライバ、インストールプログラムおよびアンインストールプログラムを記憶しておく必要がないので、ハードディスクの記憶領域が無駄に用いられることがない。
【0078】
なお、上述した具体的実施形態には異化の構成を有する発明が含まれている。
(1) 請求項2に記載の印刷装置は、前記アプリケーションデータを送信したコンピュータにインストールされているオペレーティングシステムに関する情報を取得する情報取得手段と、
前記取得された情報で特定されるオペレーティングシステムに対応するプリンタドライバプログラムを前記ドライバ記憶手段に記憶されているドライバプログラムの中から抽出する抽出手段とをさらに備える。
【0079】
(2) プリントデータが入力されると画像を形成する印刷装置に接続されたプリンタサーバであって、アプリケーションプログラムを記憶するアプリケーション記憶手段と、前記印刷装置と通信するための通信手段とを有するプリンタサーバを、
他のコンピュータからアプリケーションデータを受信する受信手段と、
前記受信されたアプリケーションデータに対応するアプリケーションプログラムが前記アプリケーションプログラム記憶手段に記憶されている場合、前記受信されたアプリケーションデータに対応するアプリケーションプログラムを実行する手段と、
前記受信されたアプリケーションデータをプリントデータに変換する変換手段と、
前記変換されたプリントデータを、前記印刷装置に送信する送信手段として機能させるためのプリンタサーバプログラム。
【0080】
(3) (2)に記載のプリンタサーバプログラムにおいて、
前記プリンタサーバは、コンピュータで実行可能なドライバプログラムを記憶するドライバ記憶手段をさらに有し、
前記プリンタサーバを、
前記受信されたアプリケーションデータに対応するアプリケーションプログラムが前記アプリケーションプログラム記憶手段に記憶されていない場合、前記ドライバプログラムを前記アプリケーションデータを送信した前記他のコンピュータに送信する送信手段と、
前記他のコンピュータからプリントデータを受信すると、前記受信されたプリントデータを前記印刷装置に転送する転送手段として機能させる。
【0081】
(4) (3)に記載のプリンタサーバプログラムは、さらに、前記プリンタサーバを、
前記アプリケーションデータを送信した前記他のコンピュータにインストールされているオペレーティングシステムに関する情報を取得する情報取得手段と、
前記取得された情報で特定されるオペレーティングシステムに対応するドライバプログラムを前記ドライバ記憶手段に記憶されているドライバプログラムの中から抽出する抽出手段として機能させる。
【0082】
(5) (3)に記載のプリンタサーバプログラムにおいて、
前記プリンタサーバのドライバ記憶手段が、前記ドライバプログラムをインストールするためのインストールプログラムをさらに記憶しており、
前記送信手段が、前記他のコンピュータに対して、前記送信したドライバプログラムをインストールさせるためのインストールプログラムと、前記インストールプログラムを起動させるためのインストールプログラム起動コマンドとをさらに送信するよう前記プリンタサーバを機能させる。
【0083】
(6) (3)に記載のプリンタサーバプログラムにおいて、
前記プリンタサーバの前記ドライバ記憶手段が、前記ドライバプログラムをアンインストールするためのアンインストールプログラムをさらに記憶しており、
前記送信手段が、前記他のコンピュータに対して、前記インストールされたドライバプログラムをアンインストールさせるためのアンインストールプログラムをさらに送信するよう前記プリンタサーバを機能させる。
【0084】
(7) (6)に記載のプリンタサーバプログラムは、さらに、前記プリンタサーバを、
前記送信手段が、前記送信したアンインストールプログラムを起動させるためのアンインストールプログラム起動コマンドを前記他のコンピュータに対してさらに送信するよう機能させる。
【0085】
(8) プリントデータが入力されると画像を形成する印刷装置に接続され、アプリケーションプログラムを記憶する記憶手段を備えたコンピュータを、
前記記憶手段からアプリケーションプログラムを読出して実行する制御手段と、
ユーザによる印刷指示を受付けるための受付手段と、
前記受付手段による前記印刷指示の受付けに応じて、前記制御手段が前記アプリケーションプログラムを実行することにより生成されたアプリケーションデータを前記印刷装置に送信する送信手段として機能させる、プリンタドライバプログラム。
【0086】
(9) (8)に記載のプリンタドライバプログラムは、さらに、前記コンピュータを、
前記印刷装置から送信されてくる前記コンピュータの状態情報を要求する信号を受信する状態要求信号受信手段と、
前記受信手段による状態要求信号の受信に応じて、前記コンピュータの状態情報を前記印刷装置に送信する状態情報送信手段として機能させる。
【0087】
(10) (9)に記載のプリンタドライバプログラムは、さらに、前記コンピュータを、
前記印刷装置から送信されてくる前記印刷装置を制御するためのドライバプログラムを受信するためのドライバプログラムを受信するためのドライバプログラム受信手段として機能させる。
【0088】
(11) (10)に記載のプリンタドライバプログラムは、さらに、前記コンピュータを、
前記印刷装置から送信されてくる、前記ドライバプログラムをインストールするためのインストールプログラムを受信するためのインストールプログラム受信手段として機能させる。
【0089】
(12) (11)に記載のプリンタドライバプログラムは、さらに、前記コンピュータを、
前記印刷装置から送信されてくる、前記インストールプログラムを起動させるためのインストールプログラム起動コマンドを受信するためのインストールプログラム起動コマンド受信手段と、
前記インストールプログラム起動コマンドの受信に応じて、前記受信されたインストールプログラムを起動するインストールプログラム起動手段として機能させる。
【0090】
(13) (10)に記載のプリンタドライバプログラムは、さらに、前記コンピュータを、
前記印刷装置から送信されてくる、前記コンピュータにインストールされたドライバプログラムをアンインストールするためのアンインストールプログラムを受信するアンインストールプログラム受信手段として機能させる。
【0091】
(14) (13)に記載のプリンタドライバプログラムは、さらに、前記コンピュータを、、
前記印刷装置から送信されてくる、前記アンインストールプログラムを起動させるためのアンインストールプログラム起動コマンドを受信するためのアンインストールプログラム起動コマンド受信手段と、
前記アンインストールプログラム起動コマンドの受信に応じて、前記受信されたアンインストールプログラムを起動するアンインストールプログラム起動手段として機能させる。
【0092】
(15) プリントデータが入力されると画像を形成する印刷装置に接続されたコンピュータであって、
アプリケーションプログラムを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段からアプリケーションプログラムを読出して実行する制御手段と、
ユーザによる印刷指示を受付けるための受付手段と、
前記受付手段による前記印刷指示の受付けに応じて、前記制御手段が前記アプリケーションプログラムを実行することにより生成されたアプリケーションデータを前記印刷装置に送信する送信手段とを備えた、コンピュータ。
【0093】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるプリントシステムの全体概要を示す図である。
【図2】第1の実施の形態におけるMFPの機能の概略を示す機能ブロック図である。
【図3】第1の実施の形態におけるプリントシステムで実行される処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】第2の実施の形態におけるプリントシステムの全体概要を示す図である。
【図5】第2の実施の形態におけるプリントシステムの機能の概略を示す機能ブロック図である。
【図6】第2の実施の形態におけるプリントシステムで実行される処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 MFP、2 コンピュータ、3 ネットワーク、10 プリントシステム、100 制御部、101 スキャナ、102 記憶部、103 表示部、104 入力部、106 画像形成部、107 データ変換部、105 通信I/F。

Claims (5)

  1. プリントデータが入力されると画像を形成する画像形成手段と、
    アプリケーションプログラムを記憶するアプリケーション記憶手段と、
    アプリケーションデータを受信する受信手段と、
    前記受信されたアプリケーションデータに対応するアプリケーションプログラムが前記アプリケーションプログラム記憶手段に記憶されている場合、前記受信されたアプリケーションデータに対応するアプリケーションプログラムを実行して前記受信されたアプリケーションデータをプリントデータに変換する変換手段と、
    前記変換されたプリントデータを、前記画像形成部に入力する入力手段とを備えた、印刷装置。
  2. コンピュータで実行可能なドライバプログラムを記憶するドライバ記憶手段と、
    前記受信されたアプリケーションデータに対応するアプリケーションプログラムが前記アプリケーションプログラム記憶手段に記憶されていない場合、前記ドライバプログラムを前記アプリケーションデータを送信したコンピュータに送信するドライバプログラム送信手段とをさらに備えた、請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記ドライバ記憶手段は、前記ドライバプログラムをインストールするためのインストールプログラムをさらに記憶し、
    前記送信手段は、前記コンピュータに対して、前記送信したドライバプログラムをインストールさせるためのインストールプログラムと、前記インストールプログラムを起動させるためのインストールプログラム起動コマンドとをさらに送信する、請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記ドライバ記憶手段は、前記ドライバプログラムをアンインストールするためのアンインストールプログラムをさらに記憶し、
    前記送信手段は、前記コンピュータに対して、前記インストールされたドライバプログラムをアンインストールさせるためのアンインストールプログラムをさらに送信する、請求項1に記載の印刷装置。
  5. 前記送信手段は、前記送信したアンインストールプログラムを起動させるためのアンインストールプログラム起動コマンドを前記コンピュータに対してさらに送信する、請求項4に記載の印刷装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016184190A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 ブラザー工業株式会社 情報処理装置、出力プログラム、及び外部プログラム

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