JP2005027956A - 医療用具 - Google Patents

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信雄 榎本
Takaki Okanda
高貴 大神田
Koji Hosoda
光司 細田
Kazuo Yamada
和夫 山田
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Abstract

【課題】製造、位置合せが容易である逆止弁または閉止弁を内蔵する医療用具を提供する。
【解決手段】内部に逆止弁あるいは閉止弁を備えた医療用具であって、逆止弁あるいは閉止弁を内部に取り付ける第1ケース部と、逆止弁あるいは閉止弁の流入側で第1ケース部と接続する第2ケース部とが、別部品である。
【選択図】図1

Description

本発明は人または動物用の治療用具である医療用具に関する。特に、動脈、静脈、尿道、胆道、脊髄、延髄のためのカテーテルの内針、外針(留置針)、翼状針、プラグ、点滴用チューブ、側枝管、血管用イントロデューサー、尿道用イントロデューサー、胆道用イントロデューサーに関する。
医療用具の例としてプラグを挙げ、従来のプラグについて説明する。図6は従来のプラグの概略図であり、(a)は正面断面図であり、(b)は(a)におけるA−A断面図であり、(c)は(a)におけるB−B断面図である。プラグ1は一体として形成され、透明または半透明の樹脂が用いられている。プラグ1の内部には、「カラス口」状の逆止弁32がステンレス鋼製の逆止弁ホルダー31によって取り付けられている。すなわち、逆止弁ホルダー31の直管部312の周囲に逆止弁32の直管部321が付着し支持され組立てられている。逆止弁ホルダー31の直管部312の一端には円錐管部311の小径部が接続されている。また、逆止弁ホルダー31の直管部312の他端には針ガイド部314が接続されている。そして、円錐管部311の大径部がプラグ1の内面に形成された係合溝121に係合して逆止弁32がプラグ1の内部に取り付けられる。
逆止弁32と逆止弁ホルダー31とを組立てた後に、プラグ1の雌コネクター部13の中へ逆止弁32の「カラス口」部322を先頭にして押し込みながら、円周方向の位置を調整しつつ係合させて位置決めを行うものである。
また、逆止弁32を取り付けた際の「カラス口」部322の周囲のプラグ1は薄肉部16が形成され、柔軟な樹脂が用いられている。プラグ1の他の部分には硬質樹脂が用いられている。
しかしながら、肉薄構造として柔軟性や弾性をもたせると、多少の気泡や不純物の混入によって肉薄部の製造欠陥となったり破損や漏れなど使用時に製品欠陥が出現し問題である。
また、逆止弁や閉止弁の取り付けが困難であり、特に円周方向の位置合わせが困難であり、位置のばらつきが大きく問題である。しかも円周方向の位置調整は、逆止弁や閉止弁がゴム質であることから、大変に難しい。
よって、本発明の目的は、製造、位置合せが容易である逆止弁または閉止弁内蔵の医療用具を提供することである。
上記目的は、請求項1に記載の本発明に係る医療用具、すなわち、内部に逆止弁を備えた医療用具であって、逆止弁を内部に取り付ける第1ケース部と逆止弁の流入側で第1ケース部と接続する第2ケース部とが、別部品である医療用具によって、達成される。
本発明の好ましい実施態様においては、請求項2に記載のように、第1ケース部の材質が柔軟質弾性材料である。
本発明の好ましい実施態様においては、請求項3に記載のように、第1ケース部に逆止弁を取り付けるために、円周方向位置合せ用の切り欠きが設けてあり、逆止弁には当該切り欠きに嵌合する突起が設けてある。
また、本発明の他の好ましい実施態様においては、請求項4に記載のように、逆止弁の流入側端の一部に第2ケース部の端の一部が密着し支持している。
さらに、上記目的は、請求項5に記載の本発明に係る医療用具、すなわち、底部と開放部とを有する有底円筒状であり軟質材で作られた閉止弁であって底部には容易に貫通開口を切り開くことが可能な切れ目が形成されている閉止弁を内部に備えた医療用具であって、閉止弁を内部に取り付ける第1ケース部と、閉止弁の開放部側で第1ケース部と接続する第2ケース部と、が別部品である医療用具によっても、達成される。
本発明の好ましい実施態様においては、請求項6に記載のように、第1ケース部の材質が柔軟質弾性材料である。
本発明の好ましい実施態様においては、請求項7に記載のように、第1ケース部に閉止弁を取り付けるために、円周方向位置合せ用の切り欠きが設けてあり、閉止弁には当該切り欠きに嵌合する突起が設けてある。
また、本発明の他の好ましい実施態様においては、請求項8に記載のように、逆止弁の開放部端の一部に第2ケース部の端の一部が密着し支持している。
本発明に係る医療用具は、ケースが2つの部品に分かれているため、逆止弁や閉止弁の取り付けや交換が容易であるという効果が得られる。通過させる予定の針部の太さに応じた逆止弁の複数種類用意して交換を行うことによって、針部を差し込んだ状態での漏れや意図しない逆流が生じない。その結果として、設計通り液体の流動方向を制御することができるという効果が得られる。
また、本発明に係る医療用具は、第1ケース部の内面に切欠きが設けてあり、逆止弁あるいは閉止弁には切欠きと嵌合する突起が設けてあるので、第1ケース部と第2ケース部と逆止弁あるいは閉止弁とを組み立てると同時に、逆止弁あるいは閉止弁の円周方向の位置調整が行われ、円周方向の位置精度が確保されるという効果が得られる。
以下、本発明に係る医療用具の実施形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る実施形態のカテーテル用外針の正面断面図である。図2は本発明に係る実施形態のカテーテル用外針の第1ケース部の正面断面図であり、図3は本発明に係る実施形態のカテーテル用外針の第2ケース部の正面断面図である。
第1実施形態
第1実施形態のカテーテル用外針は、第1ケース部21と、第2ケース部22と、外針部23と、カシメピン24と、からなり、内部に逆止弁4を取り付けてある。すなわち、ケースは第1ケース部21と第2ケース部22の2つの別個の部品からできている。
第1ケース部21の先端部211の中には、中央側から内部にステンレス鋼製のカシメピン24が挿入され、カシメピン24の大径端が第1ケース部21の内面の嵌合溝に嵌合し取り付けられているとともに、端側から内部に樹脂製、ゴム製の外針部23の一部が挿入され、接着剤によって固定されている。第1ケース部21の中央には薄肉部212,216とボタン部213,217がある。薄肉部212の内部には逆止弁4の「カラス口」部42が位置している。「カラス口」部42の先端は平板部421,422が通常状態では互いに長辺が直線状に接している。また、第1ケース部21の中央の内面には、逆止弁4の円周方向の位置合せを行うために、切欠き部215,218が形成されている。第1ケース部21の接続部214の内面は第2ケース部22の接続部221の外面と接して接合する。第1ケース部21は軟質の透明または半透明の樹脂で作られている。
図4は「カラス口」状の逆止弁の概略図であり、(a)は正面図であり、(b)は平面図である。この「カラス口」状の逆止弁は、従来の「カラス口」状の逆止弁とは異なり、直管部41の外面に直方体状の位置調整突起411,412が形成されている。位置調整突起411,412は中心のまわりに180°離れて配置されている。他の実施形態としては、位置調整突起を3個とし、中心のまわりに120°ずつ離れしてもよい。位置調整突起411,412はそれぞれ第1ケース部21の内面に形成した切欠き部215,218に嵌合して、円周方向の位置調整が自動的に行われる。
また、従来の「カラス口」状の逆止弁とは異なり、直管部41の端にフランジ部43が形成されている。フランジ部43は直管部41より外径が大きく円環状である。フランジ部43の一部は第1ケース部21の内面に形成した溝に当接して、中心軸方向の位置調整を自動的に確保している。フランジ部43の内面は端から中央に向かって内径が直線状に減少したテーパー面となっている。
第2ケース部22の接続部221の外面は、第1ケース部21の接続部214の内面に接して接合するとともに、逆止弁4のフランジ部43の端面431や内面432に接して逆止弁4を固定している。すなわち、第2ケース部22は端面当接面222と内面当接面224を有している。
第2実施形態
第2実施形態のカテーテル用外針においても、ケースは第1ケース部21と第2ケース部22の2つの別個の部品からできている。
第1実施形態のカテーテル用外針では内部に逆止弁4を取り付けているが、第2実施形態のカテーテル用外針では、逆止弁の代わりに閉止弁を取り付けてある。
図5は閉止弁の概略図であり、(a)はその正面図であり、(b)はその左側面図である。
閉止弁5は有底円筒形であり、底部52と直管部51とフランジ部53と位置調整突起511を有している。
底部52の内側中央には円形くぼみ521が形成されている。カテーテル用内針を挿入する際に、内針の針先が中央に来るように円形くぼみ521は案内する。底部52の内側には、中心から放射する、中心角が120°ずつ離れた3本のスリット525が切り込まれており、底部52の外側には3本のスリット522,523,524が切り込まれている。しかし、スリット522と525等は貫通していないで、わずかな厚さの切り残し部分を有している。閉止弁5はシリコーンゴムなど弾性可撓性材料でできている。
直方体状の位置調整突起511,512が直管部51の外面に形成されている。位置調整突起511,512はそれぞれ第1ケース部21の内面に形成した切欠き部215,218に嵌合して、円周方向の位置調整が自動的に行われる。
直管部51の端にはフランジ部53が形成されている。フランジ部53の一部は第1ケース部21の内面に形成した溝に当接して、中心軸方向の位置調整を自動的に確保している。フランジ部53の内面はテーパー面となっている。
第2ケース部22の接続部221の外面は、第1ケース部21の接続部214の内面に接して接合するとともに、閉止弁5のフランジ部53の端面531や内面532に接して閉止弁5を固定している。
以上、カテーテル用外針について、本発明の実施形態を説明してきたが、内部に逆止弁または閉止弁を有する医療用具について、本発明を適用することができる。さらに、試験用具、検査用具、工業装置にも本発明は応用することができる。
本発明に係る実施形態のカテーテル用外針の正面断面図である。 本発明に係る実施形態のカテーテル用外針の第1ケース部の正面断面図である。 本発明に係る実施形態のカテーテル用外針の第2ケース部の正面断面図である。 「カラス口」状の逆止弁の概略図であり、(a)は正面図であり、(b)は平面図である。 閉止弁の概略図であり、(a)はその正面図であり、(b)はその左側面図である。 従来のプラグの概略図であり、(a)は正面断面図であり、(b)は(a)におけるA−A断面図であり、(c)は(a)におけるB−B断面図である。
符号の説明
1 プラグ
13 雌コネクター部
16 薄肉部
21 第1ケース部
211 先端部
212 薄肉部
213 ボタン部
214 接続部
215 切欠き部
216 薄肉部
217 ボタン部
218 切欠き部
22 第2ケース部
221 接続部
222 端面当接面
224 内面当接面
23 外針部
24 カシメピン
31 逆止弁ホルダー
311 円錐管部
312 直管部
314 針ガイド部
32 逆止弁
321 直管部
322 「カラス口」部
4 逆止弁
41 直管部
411 位置調整突起
412 位置調整突起
42 「カラス口」部
421 平板部
422 平板部
43 フランジ部
431 端面
432 内面
5 閉止弁
51 直管部
511 位置調整突起
512 位置調整突起
52 底部
521 円形くぼみ
522 スリット
523 スリット
524 スリット
525 スリット
53 フランジ部
531 端面
532 内面

Claims (9)

  1. 内部に逆止弁を備えた医療用具であって、逆止弁を内部に取り付ける第1ケース部と逆止弁の流入側で第1ケース部と接続する第2ケース部とが、別部品である医療用具。
  2. 第1ケース部の材質が柔軟質弾性材料であることを特徴とする請求項1に記載の医療用具。
  3. 第1ケース部に逆止弁を取り付けるために、円周方向位置合せ用の切り欠きが設けてあり、逆止弁には当該切り欠きに嵌合する突起が設けてあることを特徴とする請求項1または2に記載の医療用具。
  4. 逆止弁の流入側端の一部に第2ケース部の端の一部が密着し支持していることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1つに記載の医療用具。
  5. 底部と開放部とを有する有底円筒状であり軟質材で作られた閉止弁であって底部には容易に貫通開口を切り開くことが可能な切れ目が形成されている閉止弁を内部に備えた医療用具であって、
    閉止弁を内部に取り付ける第1ケース部と、閉止弁の開放部側で第1ケース部と接続する第2ケース部と、が別部品である医療用具。
  6. 第1ケース部の材質が柔軟質弾性材料であることを特徴とする請求項5に記載の医療用具。
  7. 第1ケース部に閉止弁を取り付けるために、円周方向位置合せ用の切り欠きが設けてあり、閉止弁には当該切り欠きに嵌合する突起が設けてあることを特徴とする請求項5または6に記載の医療用具。
  8. 閉止弁の開放部端の一部に第2ケース部の端の一部が密着し支持していることを特徴とする請求項5から7までのいずれか1つに記載の医療用具。
  9. 医療用具がカテーテル用内針、カテーテル用外針(留置針)、翼状針、プラグ、点滴用チューブ、透析用チューブ血管用イントロデューサー、尿道用イントロデューサー、胆道用イントロデューサー、または側枝管である請求項1から8までのいずれか1つに記載の医療用具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019038035A (ja) * 2017-08-23 2019-03-14 Jfeスチール株式会社 ハット形鋼矢板、ハット形鋼矢板の製造方法、およびその製造設備

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