JP2005027755A - 浴槽洗浄装置 - Google Patents

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Fumihiko Koido
文彦 小井戸
Tomonori Ozaki
友則 尾崎
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Abstract

【課題】浴槽洗浄専用の配管工事が不要で、浴槽蓋や配管など全体の構成が簡素で実現性があり使い勝手のよい浴槽洗浄装置を提供する。
【解決手段】浴槽洗浄装置1は、浴槽2に設置される浴槽蓋3上に導水管4を配置し、導水管の一端5を給水・給湯水栓6に着脱可能に連通させ、導水管の他端7には、浴槽蓋が浴槽に設置された状態で浴槽の内部側に相対する散水部8を接続し、給水・給湯水栓から供給される冷水または湯水9を導水管を介して散水部から浴槽内に散水することにより浴槽を洗浄する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷水または湯水(温水。以下同じ)を浴槽内に散水して浴槽を洗浄するための浴槽洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時の浴室ユニットは全体として室内空間が広く、また、浴槽自体も容量が大きくなる傾向にある。こうした傾向は、入浴を快適にする反面、浴槽の清掃には大きな負担を強いることになり、特に、高齢者世帯にとってこの清掃作業の軽減が求められている。
そこで、近時は、浴槽を自動的に洗浄するための浴槽洗浄装置が提案されている。従来の浴槽洗浄装置としては、特許文献1(特開平11−313772号公報),特許文献2(実開昭63−71869号公報),特許文献3(特開平5−192293号公報),特許文献4(特開平3−277329号公報),特許文献5(実開平6−344号公報)に記載されているように、浴槽に設置される浴槽蓋を利用する構想が散見される。
すなわち、これら特許文献1ないし特許文献5に記載の技術において共通する構成は、浴槽蓋の下面に散水ノズルを設け、この散水ノズルまで導水して浴槽を洗浄する点である。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−313772号公報
【特許文献2】
実開昭63−71869号公報
【特許文献3】
特開平5−192293号公報
【特許文献4】
特開平3−277329号公報
【特許文献5】
実開平6−344号公報)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の各従来技術には以下のような課題があるので、実際の商品化は困難である。
すなわち、特許文献1に記載の浴槽洗浄装置は、配管を浴槽蓋(風呂蓋)の内部に配設する構造なので、洗浄専用の特殊な浴槽蓋を準備する必要がある。この浴槽蓋の構成は複雑であり、その成形が困難で耐久性も劣る可能性があり、また、浴槽蓋自体が重くなってその取扱いに支障が生じる可能性もある。
さらに、洗浄水の供給口を浴槽に別途設ける構成なので、必要な配管も複雑になる。給水・給湯用の水栓への供給経路とは別に、洗浄水専用の供給経路を設けているので、そのための配管工事が必要で、配管工事のための手間とコストが嵩む。
【0005】
特許文献2に記載の浴槽洗浄装置は、浴槽蓋に設けられたノズルまでの洗浄水の供給系統がどのように構成されているか明確でなく、また、液体洗剤と洗浄水の切替えをどのように行うかの構成も明確でないので、具体性を欠いている。
特許文献3に記載の自動洗浄浴槽は、アームによる浴槽蓋の開閉支持機構が設けられ、アームには水路が形成されているので、浴槽洗浄のための装置全体の構造が複雑で実現性の点で課題がある。
【0006】
特許文献4に記載の浴槽洗浄装置は、浴槽蓋に噴射ノズルを設け、浴槽壁面にも噴射ノズルを設けている。そのため、浴槽の穴加工などの施工が複雑化し、また、洗剤の散布にコンプレッサを使用するので、浴槽洗浄装置全体が複雑化しイニシャルコストも高額になる。
特許文献5に記載の浴槽洗浄装置は、浴槽蓋(風呂蓋)の内部に配管を配設する構造なので、浴槽蓋の構造が複雑化するとともにその成形が困難であり、耐久性も劣ることになり、浴槽蓋自体が重くなるという課題がある。また、水栓への供給経路とは別に専用の洗浄水供給経路を設けているので、そのための配管が必要になり手間とコストが嵩む。
【0007】
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、浴槽洗浄専用の配管工事が不要で、浴槽蓋や配管など全体の構成が簡素で実現性のある使い勝手のよい浴槽洗浄装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明にかかる浴槽洗浄装置は、浴槽に設置される浴槽蓋上に導水管を配置し、この導水管の一端を給水・給湯水栓に着脱可能に連通させ、前記導水管の他端には、前記浴槽蓋が前記浴槽に設置された状態でこの浴槽の内部側に相対する散水部を接続し、前記給水・給湯水栓から供給される冷水または湯水を前記導水管を介して前記散水部から前記浴槽内に散水することにより前記浴槽を洗浄している。
前記浴槽洗浄装置は、前記導水管の途中に洗剤を注入するように構成するのが好ましい。
前記洗剤は、タンクに貯留されるとともにこのタンクからポンプで吸入されて前記導水管の途中に注入されるように構成するのが好ましい。
たとえば、前記導水管は、この導水管の途中で並列に分岐し流量調節可能な分岐管を有し、この分岐管の途中に前記洗剤を注入するように構成するのが好ましい。
この場合、前記洗剤は、タンクに貯留されるとともにこのタンクからポンプで吸入されて前記分岐管の途中に注入されるように構成するのが好ましい。
上述の各浴槽洗浄装置において、前記給水・給湯水栓を通る冷水または湯水の流れ状態が自動制御されるのが好ましい。
たとえば、前記給水・給湯水栓を通る冷水または湯水の前記流れ状態は、少なくとも、前記浴槽に付着している汚れを除去しやすくするために放置される待機状態と、清浄な冷水または湯水を前記浴槽に散水する濯ぎ状態とをなすように自動制御される。
好ましくは、前記給水・給湯水栓を通る冷水または湯水の前記流れ状態は、前記洗剤を含む洗浄液を前記浴槽に吹き付ける洗浄状態と、前記浴槽に付着している汚れを除去しやすくするために放置される待機状態と、清浄な冷水または湯水を前記浴槽に散水する濯ぎ状態とをなすように自動制御される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる実施の形態の一例を、図1ないし図10を参照して説明する。
図1ないし図4は、本発明の第1の実施形態を示す図である。図1は、浴槽洗浄装置(以下、洗浄装置と記載)の概略断面図で、図1(A),(B)は、浴槽蓋を取付けた状態と取り外した状態とをそれぞれ示している。図2は、第1の実施形態における変形例にかかる洗浄装置の概略断面図で、図1(A)相当図である。
図3は、図1,図2に示す第1の実施形態において、定時間止水水栓を使用した場合の洗浄の手順を示すフローチャート、図4は、図1,図2に示す第1の実施形態において、定量止水水栓を使用した場合の洗浄の手順を示すフローチャートである。
図5ないし図10は本発明の第2の実施形態を示す図である。図5は、洗浄装置の概略断面図、図6,図7および図8は、それぞれ第2の実施形態における第1の変形例,第2の変形例および第3の変形例にかかる洗浄装置の概略断面図で、図5相当図である。
【0010】
図1ないし図10に示すように、浴室(たとえば、システムバスルーム)には洗浄装置(浴槽洗浄装置)1,1a〜1eが設置されている。浴室は、一戸建て住宅,集合住宅,ホテルなどに設置されており、浴室ユニットの場合が多いがユニット化されていなくてもよい。
浴室の内部には、浴槽2,洗い場,カウンターなどが設けられている。浴槽2は、防水機能を有して浴室の底部に配置された防水パン上に設置されている。浴槽2の上部の全周縁には、額縁形状のフランジ10が形成されている。浴槽蓋3は、フランジ10上に着脱自在に設置されて、浴槽2の上部開口部11を覆うことができるようになっている。
【0011】
洗浄装置1,1a〜1eは、浴槽2に設置される浴槽蓋3上に導水管4,4d,4eが配置され、導水管4,4d,4eの一端5が、給水・給湯水栓6に着脱可能に連通している。導水管4,4d,4eの他端7には、散水部8が着脱可能に接続されている。散水部8は、浴槽蓋3が浴槽2に設置された状態で、浴槽2の内部側に相対している。
給水・給湯水栓6を通る冷水または湯水(以下、湯水等と記載)9の流れ状態は、自動制御されている。給水・給湯水栓6から供給される湯水等9を、導水管4,4d,4eを介して散水部8から浴槽2内に散水することにより、浴槽2を洗浄する。
これにより、洗浄装置1,1a〜1eは、浴槽洗浄専用の配管工事が不要で、浴槽蓋3や配管(導水管4,4d,4e)など全体の構成が簡素で実現性があり使い勝手のよい構成になっている。
【0012】
(第1の実施形態)
図1ないし図4は、本発明の基本的な一実施形態を示している。
図1,図2に示すように、浴槽蓋3の上面には、蓋側接続部材15が所定位置に位置決め固定されている。浴槽蓋3の下面には、一つまたは複数の散水部8が配設されている。
散水部8から湯水等9が浴槽2内の全体に行き渡って散水されるように、散水部8の取付け位置および個数が設定されている。散水部8は、導水管4の他端7に着脱可能にねじ込み固定されており、散水部8としては、多数の噴出口12を有するノズルが使用されている。
導水管4の大部分が、浴槽蓋3の上面側に露出して配置され、導水管4の一端5は、蓋側接続部材15に連通接続されている。導水管4の他端7は、浴槽蓋3を貫通して散水部8に連通接続されている。
このように、浴槽蓋3は、導水管4,蓋側接続部材15および散水部8が付設された構成になっている。
【0013】
給水・給湯水栓6は、浴槽2のフランジ10(または、浴室の壁面など)に取付けられて浴室内に配置されている。給水・給湯水栓6には、浴室の外部に配管された給水・給湯管17が連通接続されている。湯水等9は、給水・給湯管17を流れて給水・給湯水栓6に供給される。
給水・給湯水栓6の出口側には、水栓側接続部材16が給水・給湯水栓6と連通して取付けられている。蓋側接続部材15と水栓側接続部材16は、互いに着脱可能な一組のカプラーなどにより構成されている。導水管4などが付設された浴槽蓋3は、蓋側接続部材15と水栓側接続部材16とを介して給水・給湯水栓6に対して着脱可能である。
導水管4は、給水・給湯水栓6と散水部8とに着脱可能に連通するようになっており、給水・給湯水栓6から取り外し可能であり、散水部8も導水管4から取り外し可能である。
したがって、これら構成部材の組み立て,メンテナンス,清掃が容易である。たとえば、導水管4を浴槽蓋3から取り外して、浴槽蓋3や流路内部などの清掃を容易に行うことができ、導水管4の修理や交換も容易である。
【0014】
導水管4などが付設された浴槽蓋3を浴槽2に設置すると、蓋側接続部材15が水栓側接続部材16に着脱可能に接続される(図1(A)参照)。蓋側接続部材15が水栓側接続部材16に接続されると、給水・給湯水栓6,水栓側接続部材16,蓋側接続部材15,導水管4,散水部8の順で連通状態になる。
浴槽蓋3を浴槽2から取り外すと、蓋側接続部材15は、水栓側接続部材16から分離した状態になる(図1(B)参照)。
【0015】
給水・給湯水栓6を通る湯水等9の流れ状態は、少なくとも待機状態S2と濯ぎ状態S3とをなすように自動制御される。待機状態S2は、浴槽2に付着している汚れを除去しやすくするために放置される状態であり、濯ぎ状態S3は、清浄な湯水等9を浴槽2に散水する状態である。
湯水等9の流れ状態を自動制御して、待機状態S2や濯ぎ状態S3などの組み合わせができるので、シンプルな構成で洗浄動作の制御が可能である。
また、人は、市販の浴槽用洗剤(液状洗剤)をハンドスプレーなどで浴槽2の内部全体に吹き付けて散布し、浴槽蓋3を浴槽2に設置した後は、洗浄開始のための操作を行うだけでよいので、そこに止まって時間待ちする必要はなく好都合である。
【0016】
図1ないし図10に示す各実施形態では、給水・給湯水栓6として、定時間止水機能付きの自動給水栓(すなわち、定時間止水水栓)、または定量止水機能付きの自動給水栓(すなわち、定量止水水栓)を使用している。
なお、これら定時間止水機能や定量止水機能を、給水・給湯管17の途中に接続された給湯器などに付加し、給水・給湯水栓6としては、これらの機能を有さない水栓を使用する場合であってもよい。
【0017】
図1に示す浴槽洗浄装置1では、洗浄開始時に給水・給湯水栓6を直接操作すれば、その後、給水・給湯水栓6の開閉動作が自動制御されて、定時間止水機能または定量止水機能を発揮する。
図2に示す浴槽洗浄装置1aでは、給水・給湯水栓6を自動的に制御するための操作部18が浴室の内部または外部に設けられている。洗浄開始時に操作部18を操作すれば、信号が給水・給湯水栓6に送出されて、給水・給湯水栓6が定時間止水機能または定量止水機能を発揮し、湯水等9の流れ状態を自動的に制御する。また、操作部18を操作すれば、給水・給湯水栓6を流れる冷水と湯水の切替えや湯水の温度調節などを行うことができる。
【0018】
次に、浴槽2を洗浄する手順について説明する。
図1,図2に示す浴槽洗浄装置1,1aにおいて、まず最初に、浴槽蓋3が浴槽2から取り外された状態で、浴槽2内の残り湯を抜き、ハンドスプレーなどで浴槽用洗剤を浴槽2の内部全体に吹き付けた後、導水管4などが付設された浴槽蓋3を浴槽2に設置する。
浴槽蓋3がフランジ10上に配置されると、蓋側接続部材15が水栓側接続部材16に接続されて、給水・給湯水栓6と導水管4が連通する。
【0019】
給水・給湯水栓6として定時間止水水栓を使用した場合には、たとえば、図3(A)に示すように、浴槽蓋3が浴槽2に設置された状態で、浴槽洗浄装置1,1aの給水・給湯水栓6を動作させる。
洗浄開始時には、浴槽洗浄装置1では給水・給湯水栓6を直接操作し、浴槽洗浄装置1aでは、操作部18を操作して給水・給湯水栓6に信号を出力する。
【0020】
待機状態S2では、給水・給湯水栓6(定時間止水水栓)は時間(設定時間)により制御され、浴槽2の全体に浴槽用洗剤が吹き付けられた状態で所定の設定時間のあいだこのまま放置される(ステップ101)。
この待機状態S2では、給水・給湯水栓6は閉じた止水状態なので、浴槽2内には湯水等9は散水されない。この状態で放置することにより、浴槽2内に付着していた汚れが、洗剤により付着面から浮き上がって除去しやすくなる。
所定の設定時間が経過した後(ステップ101)、清浄な湯水等9を浴槽2に散水する濯ぎ状態S3に移行する。
【0021】
濯ぎ状態S3では、給水・給湯水栓6が開いて大流量の給水が開始され(ステップ102)、この給水は、所定の設定時間が経過するまで継続する(ステップ103)。
濯ぎ状態S3では、清浄な湯水等9が、給水・給湯管17,給水・給湯水栓6,水栓側接続部材16,蓋側接続部材15,導水管4を通って、散水部8の噴出口12から勢いよく噴射して拡散放出される。
これにより、浴槽2の内面に付着していた汚れや洗剤が、清浄な湯水等9とともに排出口19から排出され、浴槽2の内部が濯がれて清浄になる。所定の設定時間が経過して濯ぎが完了すると(ステップ103)、給水・給湯水栓6が閉じて出水を停止する(ステップ104)。
【0022】
こうして一連の洗浄の手順が終了すると、浴槽蓋3などを浴槽2から取り外し、浴槽2の排水口19に排水栓を取付け、給水・給湯水栓6を開いて湯水を水栓側接続部材16から浴槽2に給水して溜めれば入浴可能になる。
浴槽蓋3を取り外した後は、給水・給湯水栓6を、通常の定時間止水水栓(または、定量止水水栓)と同様に、浴室内の通常の給水・給湯用水栓として使用することができる。
【0023】
図3(B)は、より好ましい洗浄の手順を示している。
この手順において、待機状態S2は図3(A)と同じであるが、濯ぎ状態S3の手順が改良されている。すなわち、待機状態S2における所定の設定時間が経過すると(ステップ101)、濯ぎ状態S3に移行する。
濯ぎ状態S3では、給水・給湯水栓6が開いて大流量の給水が開始され(ステップ102)、散水部8から清浄な湯水等9を散水する。この大流量の給水は、所定の第1の設定時間のあいだ継続する(ステップ103)。
所定の第1の設定時間が経過すると(ステップ103)、給水・給湯水栓6が閉じて出水が停止し(ステップ104)、この出水停止の状態は所定の第2の設定時間のあいだ継続する(ステップ105)。その結果、浴槽2内に溜まっていた濯ぎ水は所定の第2の設定時間のあいだに排出口19から排出されて、浴槽2内は空になる。
【0024】
この出水停止状態は所定の第2の設定時間のあいだ維持されるが、第2の設定時間が経過すると(ステップ105)、所定の全設定時間が経過したか否かが判別され(ステップ106)、経過していない場合にはステップ102に戻る。
そうして、ステップ102からステップ106までの手順を繰り返して、大流量の給水と出水停止とを繰り返して、間欠的に給水する。これにより、濯ぎ中に濯ぎ水が浴槽2内に溜まるのを防ぐことができるので、濯ぎ水が次第に清浄になっていき、浴槽2内をより清浄になるまで濯ぐことができる。
すなわち、濯ぎ中に、汚れた濯ぎ水の排水が間に合わずに浴槽2内に溜まり、濯ぎが完了して濯ぎ水全部が排水された後に浴槽2に汚れが残ってしまう、といった不具合を防止することができる。
所定の全設定時間が経過すると(ステップ106)、給水・給湯水栓6は閉じて濯ぎが完了し、一連の洗浄の手順が終了する。
【0025】
図4に示すように、給水・給湯水栓6に定量止水水栓を使用した場合、定量止水水栓の多くは、水流による水車の回転を制御の動力として使用しているので、もし待機状態S2で完全に止水すると制御が停止してしまう。
そのため、定量止水水栓の場合には、待機状態S2のときに完全には止水せずに少量の水が流れ続けるように定量止水水栓を絞って少流量の給水を維持することで、上述の定時間止水水栓と同様の効果を得るようにしている。
したがって、待機状態S2のときの少流量の給水は、給水・給湯水栓6の制御のために流す捨て水となっている。
【0026】
この定量止水水栓を使用した場合も、定時間止水水栓を使用した場合と同様に、まず最初に、浴槽蓋3が取り外された状態で浴槽2の残り湯を抜き、ハンドスプレーなどで浴槽用洗剤を浴槽2の内面全体に吹き付けた後、浴槽蓋3を浴槽2に設置する。
浴槽蓋3がフランジ10上に配置されると、蓋側接続部材15が水栓側接続部材16に接続されて、給水・給湯水栓6と導水管4が連通する。
次いで、給水・給湯水栓6を通る湯水等9の流れ状態を自動制御する。すなわち、給水・給湯水栓6を通る湯水等9の流れ状態が、待機状態S2と濯ぎ状態S3とをなすように自動制御される。
【0027】
たとえば、図4(A)に示すように、浴槽洗浄装置1,1aにおいて、待機状態S2では、給水・給湯水栓6を制御し、少流量の給水を開始した後(ステップ201)、所定の設定量の出水が終了するまで、この少流量の給水を維持して放置する(ステップ202)。
待機状態S2では、散水部8からは少量の水が出ているが、散水状態にはなっていない。すなわち、給水・給湯水栓6(定量止水水栓)を出水流量(設定量)により制御し、所定の設定量の出水が完了するまでのあいだ(ステップ202)、浴槽2の全体に浴槽用洗剤が吹き付けられた状態のままで放置する。これにより、浴槽2内に付着していた汚れは、洗剤により付着面から浮き上がって除去しやすくなる。
所定の設定量の出水が終了すると(ステップ202)、待機状態S2が完了して濯ぎ状態S3に移行する。
【0028】
濯ぎ状態S3では、大流量の給水が開始され(ステップ203)、散水部8から清浄な湯水等9が散水されて浴槽2の内面が濯がれる。この濯ぎは、所定の設定量の出水が終了するまで継続される(ステップ204)。
所定の設定量の出水が終了すると(ステップ204)、濯ぎが終了し、給水・給湯水栓6が閉じて出水が停止する(ステップ205)。このようにして、一連の洗浄の手順が終了する。
【0029】
一方、図4(B)に示す手順では、濯ぎ時に大流量の給水と少流量の給水とを繰り返し、間欠的に給水することにより、濯ぎ水が浴槽2に溜まるのを防いでいる。なお、この場合の待機状態S2は、図4(A)に示す手順と同じである。
待機状態S2の完了後の濯ぎ状態S3では、まず大流量の給水を開始し(ステップ203)、清浄な湯水等9を散水部8から散水する。この大流量の給水は、所定の第1の設定量の出水が終了するまで継続する(ステップ204)。
所定の第1の設定量の出水が終了すると(ステップ204)、少流量の給水を開始する(ステップ205)。この少流量の給水は所定の第2の設定量の出水が終了するまで継続する(ステップ206)。この少流量の給水状態では、散水部8からは少量の水が出るだけであり散水状態にはなっていない。
【0030】
少流量の給水がなされて所定の第2の設定量の出水が終了すると(ステップ206)、所定の全設定量の出水が終了したか否かを判別し(ステップ207)、終了していない場合には、ステップ203に戻って大流量の給水を再開する。
その後、ステップ203からステップ207までの手順、すなわち、大流量の給水と少流量の給水を繰り返して、間欠的に給水する。これにより、濯ぎ水が浴槽2に溜まるのを防ぐことができるので、濯ぎ水が次第に清浄になっていき、浴槽2をより清浄になるまで濯ぐことができる。
所定の全設定量の出水が終了すると(ステップ207)、濯ぎが終了し、給水・給湯水栓6を閉じて出水を停止する(ステップ208)。こうして、一連の洗浄の手順が終了する。
【0031】
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図5ないし図10を参照して説明する。なお、図5ないし図10に示す第2の実施形態において、図1ないし図4に示す第1の実施形態と同一または相当部分には同一符号を付してその説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
第2の実施形態にかかる浴槽洗浄装置1b〜1eにおいて、給水・給湯水栓6を通る湯水等9の流れ状態が自動制御される点は、第1の実施形態と同じである。
【0032】
浴槽洗浄装置1b〜1eでは、導水管4,4d,4eの途中に洗剤30を注入するようにしている。そして、給水・給湯水栓6の開閉動作を自動制御することにより、給水・給湯水栓6を通る湯水等9の流れ状態は、洗剤30を含む洗浄液を浴槽2に吹き付ける洗浄状態S1と、浴槽2に付着している汚れを除去しやすくするために放置される待機状態S2と、清浄な湯水等9を浴槽2に散水する濯ぎ状態S3とをなすように自動制御される。
ここで、「洗剤30を含む洗浄液」は、たとえば、洗剤30の原液のまま、または、洗剤30と湯水等9との混合水のことである。なお、洗剤30としては、市販の浴槽洗浄用の液体洗剤が好ましい。
【0033】
第2の実施形態では、浴槽2に洗浄液を自動的に散布しており、また、洗浄状態S1に続いて待機状態S2としたのち濯ぎを行なっているので、洗浄液が汚れを浮き上がらせたのちの濯ぎ洗いまでの一連の洗浄作業を自動的に行うことができる。
給水・給湯水栓6内の水圧の方が導水管4,4d,4e内の水圧より高いので、導水管4内に注入された洗剤30が、給水・給湯水栓6側に逆流する恐れは少ない。
特に、浴槽2の洗浄後に浴槽蓋3を浴槽2から取り外せば、導水管4,4d,4eは給水・給湯水栓6から分離するので、洗剤30が逆流して上流側の給水・給湯源を汚染するといった恐れはない。
【0034】
図5に示す浴槽洗浄装置1bでは、導水管4の途中に洗剤投入口31が形成されており、洗剤投入口31には、キャップ32が着脱可能に取付けられている。洗剤投入口31に洗剤30を注入した後は、キャップ32で洗剤投入口31を閉じる。
洗剤投入口31に注入された洗剤30は、導水管4内で希釈されず原液のままの洗浄液、または湯水等9と混合した洗浄液になり、散水部8から勢いよく噴出して浴槽2内の全体に吹き付けられる。
【0035】
図6に示す浴槽洗浄装置1cでは、洗剤30は、タンク33に貯留されるとともにタンク33からポンプ34で吸入されて、導水管4の途中に注入されるようになっている。
導水管4の途中には、枝管35が連通接続されている。枝管35の上端部にタンク33が連通接続され、枝管35の途中にポンプ34が接続されている。タンク33には、複数回(たとえば、一週間分)の洗浄に使用する量の洗剤30を貯留可能である。タンク33を設けたので、洗浄を行う毎に洗剤30を準備する必要がなくなり、洗浄の準備作業が簡略化する。
ポンプ34を手動などで操作すれば、タンク33内の洗剤30のうち一回の洗浄に必要な分量の洗剤30が、枝管35を通って導水管4に注入される。洗剤30は、導水管4内で、希釈されず原液のままの洗浄液、または湯水等9と混合した洗浄液になり、散水部8から勢いよく噴出して浴槽2内の全体に吹き付けられる。
【0036】
図7,図8に示す浴槽洗浄装置1d,1eにおける導水管4d,4eは、この導水管4d,4eの途中で並列に分岐し流量調節可能な分岐管40を有している。分岐管40は、導水管4d,4eに対して、上流側の分岐部42で分岐し、下流側の合流部43で合流している。
分岐管40の途中に洗剤30を注入するようにしており、また、分岐管40の途中には、分岐管40を流れる流量を調節するための流量調節弁41が接続されている。
【0037】
図7に示す浴槽洗浄装置1dの分岐管40には、キャップ32を有し洗剤30を分岐管40に注入するための洗剤投入口31が設けられている。分岐管40を流れる湯水等9の量は、流量調節弁41で調節可能であり、また、洗剤投入口31から洗剤30を注入することができる。
図8に示す浴槽洗浄装置1eでは、洗剤30は、タンク33に貯留されるとともにこのタンク33からポンプ34で吸入されて分岐管40の途中に注入されるようになっている。
【0038】
前記構成の浴槽洗浄装置1d,1eは、図6に示す浴槽洗浄装置1cと同じ作用効果を奏する。また、導水管4d,4eの途中に分岐管40と流量調節弁41を設け、分岐管40に洗剤30を注入するようにしたので、洗剤30と湯水等9とを混合してできた洗浄液を浴槽2に吹き付けることができる。
流量調節弁41を操作して分岐管40を流れる流量を調節すれば、洗剤30が混合された洗浄液の濃度(湯水等9に対する洗剤30の混合比)を、任意に且つ容易に調節することができる。
たとえば、流量調節弁41を絞れば、分岐管40に流れ込む湯水等9の流量が少なくなるので、分岐管40から押出される洗剤30の量が減り、合流部43より下流での洗剤30の混合比は小さくなる。
これとは逆に、流量調節弁41を開ければ、分岐管40に流れ込む湯水等9の流量が多くなるので、分岐管40から押出される洗剤30の量が増え、合流部43より下流での洗剤30の混合比は大きくなる。
【0039】
次に、図5ないし図8に示す浴槽洗浄装置1b〜1eにおける洗浄の手順を説明する。
図9は、浴槽洗浄装置1b〜1eで、給水・給湯水栓6として定時間止水水栓を使用した場合の洗浄の手順を示すフローチャートである。この場合の準備作業としては、まず始めに、浴槽2の残り湯を抜いた後、浴槽蓋3を浴槽2に設置する。浴槽蓋3がフランジ10上に配置されると、蓋側接続部材15が水栓側接続部材16に接続されて、給水・給湯水栓6と導水管4(または、導水管4d,4e)が連通する。
次いで、図5,図7に示す浴槽洗浄装置1b,1dでは、一回の洗浄に使用する分量の洗剤30を、洗剤投入口31から導水管4(図5)または分岐管40(図7)に投入する。
一方、図6,図8に示す浴槽洗浄装置1c,1eの場合には、一回の洗浄に使用する分量の洗剤30を、ポンプ34によりタンク33から導水管4(図6)または分岐管40(図8)に注入する。
【0040】
その後、洗浄動作が開始する。図9(A)に示す手順では、給水・給湯水栓6を動作させれば、洗剤30を含む洗浄液(洗剤30の原液または混合液)を浴槽2に吹き付ける洗浄状態S1になる。
この洗浄状態S1では、給水・給湯水栓6が開いて大流量の給水を開始する(ステップ301)。これにより、洗剤30を含む洗浄液が、散水部8から勢いよく噴出して浴槽2内の全体に吹き付けられる。
この大流量の給水は所定の設定時間のあいだ継続して行われて浴槽2が洗浄される(ステップ302)。この所定の設定時間が経過すると(ステップ302)、洗浄状態S1から待機状態S2に移行する。
【0041】
待機状態S2では、給水・給湯水栓6が自動的に閉じて出水が停止する(ステップ303)。この出水停止状態は所定の設定時間のあいだ維持され(ステップ304)、放置される。これにより、浴槽2内に付着していた汚れが、洗浄液により付着面から浮き上がって除去しやすくなる。
所定の設定時間が経過すると(ステップ304)、待機状態S2から濯ぎ状態S3に移行する。濯ぎ状態S3では、給水・給湯水栓6が開いて、大流量の給水が開始される(ステップ305)。この大流量の給水は所定の所定の設定時間のあいだ継続するので(ステップ306)、清浄な湯水等9が浴槽2内に散水されて浴槽2が濯がれる。
所定の設定時間が経過すると(ステップ306)、濯ぎ状態S3が終了し、給水・給湯水栓6が閉じて出水を停止する(ステップ307)。このようにして、一連の洗浄の手順が終了する。
【0042】
図9(B)は、他の洗浄の手順の一例を示している。
この場合の洗浄状態S1と待機状態S2の手順は、図9(A)に示す洗浄状態S1と待機状態S2における手順と同じであるが、濯ぎ状態S3では、濯ぎ時に出水と止水を繰り返して、間欠的に給水することにより、濯ぎ水が浴槽2に溜まるのを防止している。
すなわち、濯ぎ状態S3における手順(ステップ305からステップ309まで)は、図3(B)に示す濯ぎ状態S3における手順(ステップ102からステップ106まで)と同じであり、同様の作用効果を奏する。
【0043】
図10は、浴槽洗浄装置1b〜1eで、給水・給湯水栓6として定量止水水栓を使用した場合の洗浄の手順を示すフローチャートである。
たとえば、図10(A)に示す手順では、まず始めに、給水・給湯水栓6を動作させれば洗浄状態S1が開始する。すなわち、給水・給湯水栓6が開いて、大流量の給水を開始する(ステップ401)。
この大流量の給水は、所定の設定量出水するまで継続する(ステップ402)。これにより、浴槽2内の全体に洗浄液(洗剤30の原液または混合液)が吹き付けられる。
この所定の設定量の出水が終了すると(ステップ402)、洗浄状態S1から待機状態S2に移行する。待機状態S2以降の手順(ステップ403からステップ407まで)は、図4(A)に示す手順(ステップ201からステップ205まで)と同じである。
【0044】
図10(B)は、他の洗浄の手順の一例を示している。この場合の洗浄状態S1と待機状態S2の手順(ステップ401からステップ404まで)は、図10(A)に示す洗浄状態S1と待機状態S2における手順(ステップ401からステップ404まで)と同じである。
また、濯ぎ状態S3以降の手順(ステップ405からステップ410まで)は、図4(B)に示す濯ぎ状態S3以降の手順(ステップ203からステップ208まで)と同じであり、同様の作用効果を奏する。
浴槽洗浄装置1b〜1eでは、洗浄状態S1,待機状態S2,濯ぎ状態S3の順で順次自動的に洗浄ができるので、ハンドスプレーなどで浴槽用洗剤を浴槽2の内面に吹き付ける手作業が不要になり、浴槽2を容易に洗浄することができる。
また、導水管4,4d,4e内に残っている洗剤30は濯ぎ時に洗い流されるので、洗剤30が逆流して上流側の給水・給湯源を汚染するといった恐れはない。
【0045】
上述の浴槽洗浄装置1,1a〜1eによれば、浴槽2を洗浄するための専用の配管工事は不要である。したがって、既設の浴室であっても、浴槽蓋3や導水管4,4d,4eなどを手配して若干の工事を行えば、既設の浴槽2に浴槽洗浄装置1,1a〜1eを容易に増設することができる。
浴槽蓋3や配管(主として、導水管4,4d,4e)などは、全体の構成が簡素なので使い勝手がよく耐久性もあって容易に実現することができ、また、浴槽蓋3自体が軽量なので取扱いも容易である。
なお、図2,図5〜図8に示す浴槽洗浄装置1a〜1eにおいて、導水管4,4d,4eなどが付設された浴槽蓋3を浴槽2から取り外すと、図1(B)に示すのと同じように、蓋側接続部材15が水栓側接続部材16から分離した状態になる。
【0046】
以上、本発明の実施形態(変形例を含む)を説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲で種々の変形,付加などが可能である。
なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
【0047】
【発明の効果】
本発明は上述のように構成したので、浴槽洗浄専用の配管工事が不要で、浴槽蓋や配管など全体の構成が簡素で使い勝手のよい浴槽洗浄装置を容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図4は本発明の第1の実施形態を示す図であり、図1は浴槽洗浄装置の概略断面図である。
【図2】第1の実施形態における変形例にかかる浴槽洗浄装置の概略断面図である。
【図3】第1の実施形態において定時間止水水栓を使用した場合の洗浄の手順を示すフローチャートである。
【図4】第1の実施形態において定量止水水栓を使用した場合の洗浄の手順を示すフローチャートである。
【図5】図5ないし図10は本発明の第2の実施形態を示す図であり、図5は浴槽洗浄装置の概略断面図である。
【図6】第2の実施形態における第1の変形例にかかる浴槽洗浄装置の概略断面図である。
【図7】第2の実施形態における第2の変形例にかかる浴槽洗浄装置の概略断面図である。
【図8】第2の実施形態における第3の変形例にかかる浴槽洗浄装置の概略断面図である。
【図9】第2の実施形態において定時間止水水栓を使用した場合の洗浄の手順を示すフローチャートである。
【図10】第2の実施形態において定量止水水栓を使用した場合の洗浄の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,1a〜1e 浴槽洗浄装置
2 浴槽
3 浴槽蓋
4,4d,4e 導水管
5 導水管の一端
6 給水・給湯水栓
7 導水管の他端
8 散水部
9 冷水または湯水
30 洗剤
33 タンク
34 ポンプ
40 分岐管
S1 洗浄状態
S2 待機状態
S3 濯ぎ状態

Claims (8)

  1. 浴槽に設置される浴槽蓋上に導水管を配置し、
    この導水管の一端を給水・給湯水栓に着脱可能に連通させ、
    前記導水管の他端には、前記浴槽蓋が前記浴槽に設置された状態でこの浴槽の内部側に相対する散水部を接続し、
    前記給水・給湯水栓から供給される冷水または湯水を前記導水管を介して前記散水部から前記浴槽内に散水することにより前記浴槽を洗浄することを特徴とする浴槽洗浄装置。
  2. 請求項1に記載の浴槽洗浄装置であって、前記導水管の途中に洗剤を注入するようにしたことを特徴とする浴槽洗浄装置。
  3. 請求項2に記載の浴槽洗浄装置であって、
    前記洗剤は、タンクに貯留されるとともにこのタンクからポンプで吸入されて前記導水管の途中に注入されるようにしたことを特徴とする浴槽洗浄装置。
  4. 請求項2に記載の浴槽洗浄装置であって、
    前記導水管は、この導水管の途中で並列に分岐し流量調節可能な分岐管を有し、この分岐管の途中に前記洗剤を注入するようにしたことを特徴とする浴槽洗浄装置。
  5. 請求項4に記載の浴槽洗浄装置であって、
    前記洗剤は、タンクに貯留されるとともにこのタンクからポンプで吸入されて前記分岐管の途中に注入されるようにしたことを特徴とする浴槽洗浄装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかの項に記載の浴槽洗浄装置であって、前記給水・給湯水栓を通る冷水または湯水の流れ状態が自動制御されることを特徴とする浴槽洗浄装置。
  7. 請求項6に記載の浴槽洗浄装置であって、
    前記給水・給湯水栓を通る冷水または湯水の前記流れ状態は、少なくとも、前記浴槽に付着している汚れを除去しやすくするために放置される待機状態と、清浄な冷水または湯水を前記浴槽に散水する濯ぎ状態とをなすように自動制御されることを特徴とする浴槽洗浄装置。
  8. 請求項6に記載の浴槽洗浄装置であって、
    前記給水・給湯水栓を通る冷水または湯水の前記流れ状態は、前記洗剤を含む洗浄液を前記浴槽に吹き付ける洗浄状態と、前記浴槽に付着している汚れを除去しやすくするために放置される待機状態と、清浄な冷水または湯水を前記浴槽に散水する濯ぎ状態とをなすように自動制御されることを特徴とする浴槽洗浄装置。
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