JP2005026946A - 通信モジュールと通信モジュールを備えた電気機器 - Google Patents
通信モジュールと通信モジュールを備えた電気機器 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】電灯線通信においては、従来、通信マージンの多少や、通信障害が生じた場合の原因を解析するためには、計測器や施工用ツールを利用して、信号レベルや、ノイズレベルを計測する必要があった。
【解決手段】通信モジュール5は、受信データの誤り訂正機能部10と、前記誤り訂正機能部における受信データ内の誤りデータの有無に関する情報を表示する表示手段15を有する。本手段により、受信は成功しているが、復調のためのS/N比マージンが少ない場合に、これを報知可能となり、通信障害の発生の可能性がある箇所を予測したり、対応策を判断することが、通信モジュールや、通信モジュールを備えた電気機器で可能となった。
【選択図】 図1
【解決手段】通信モジュール5は、受信データの誤り訂正機能部10と、前記誤り訂正機能部における受信データ内の誤りデータの有無に関する情報を表示する表示手段15を有する。本手段により、受信は成功しているが、復調のためのS/N比マージンが少ない場合に、これを報知可能となり、通信障害の発生の可能性がある箇所を予測したり、対応策を判断することが、通信モジュールや、通信モジュールを備えた電気機器で可能となった。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信モジュールおよび通信モジュールを使用した電気機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータに代表される電気機器を複数台接続し、各電気機器が有する情報を共有化させることが一般的になっている。また、近年、住居内に張り巡らされた電灯線を介して住居内に存在する電気機器と、当該住居外に存在する電気機器との間を、または住居内に存在する複数の電気機器との間を通信が行えるように接続することが検討されている。すなわち、我が国では電灯線に流れる交流電圧の周波数は50Hzまたは60Hzであるが、この交流電圧に高周波を重畳させ、この高周波を用いて複数の電気機器の間で様々な情報を送受信することが検討されている。
【0003】
電灯線の先端は「電源コンセント」として住居内の壁面に臨ましているため、電灯線を利用して電気機器間で情報を送受信することは、既存の住居内に特別な設備を新たに設けることなく電気機器間で情報を送受信することができるという利点を有する。また、従来では、電気機器に電力を供給する電灯線と、電気機器に情報を送受信する信号線との2本の線に電気機器を接続する必要があるが、電灯線を介して情報を送受信する場合には、電気機器の電源プラグの先端を電源コンセントに挿入するだけで、電力の供給と情報の送受信のための接続が行えるので、この接続が簡便になる。
【0004】
さらに、通常、電源コンセントは住居内の各部屋に設けられているので、ある部屋から別の部屋に電気機器を移動させても単に電気機器の電源プラグの先端を電源コンセントに挿入するだけで、電力の供給および情報の送受信の接続がなされるという点でも大変便利である(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
図4は、電灯線を利用して情報を送受信する電灯線通信モジュールを内蔵した電気機器を概略的に表す図である。図4に示すように、この電灯線通信モジュールを内蔵する電気機器1は、回路部2と、この回路部2に従って電気機器1の状態表示、スイッチ操作等を行う表示操作部6と、電力を供給する電力供給線3と、電灯線4を通信線として情報通信を行うための通信モジュール5とを有している。
【0006】
また、この電気機器1では、交流電圧が送電されてくる電灯線4から電源供給を受けて電気機器1の回路部2に交流電圧が送られ、この電気機器1の回路部2などにより電気機器としての所定の動作・作用がもたらされる。一方、通信モジュール5は、送信するデータ(デジタルデータ)を高周波信号に変調して電灯線4を流れる交流電圧に重畳したり、或いは重畳された高周波信号を復調して受信データに変換する。また、通信モジュール5により電灯線4を介して通信される送受信データは、データインターフェース22により回路部2と送受信される。
【0007】
通信モジュール5は、送信データを高周波信号に変調する送信部8と受信した高周波信号をデータ列に復調する受信部7とを有する。送信部8は、回路部2より転送された送信データを、誤り訂正機能部12により符号化後、変調部11により高周波信号に変調して、電灯線4に出力する。また、逆に電灯線4より受信された高周波信号は受信部7の復調部9によりデータ列に復調され、誤り訂正機能部10により復号され、データインターフェース22を介して電気機器1の回路部2に転送される。
【0008】
13、14は発光ダイオード(以下、LEDという)であり、送受信されたデータを、データインターフェース22を介して相互に転送する際、転送に同期して点灯し、LED13は電灯線4よりの受信データを回路部2に転送中であることを、LED14は回路部2より通信モジュール5への送信データを転送中であることを外部に報知する。
【0009】
しかし、電灯線4を介した高周波信号を使用した電灯線通信においては、電灯線4に接続される電気機器1の電源ノイズや、電灯線4を分岐伝播すること等による信号減衰により、通信に必要なS/N比を確保出来ない場合がある。このような場合、電気機器の故障と通信障害との分離や、通信障害の原因等により、その対応策が異なる。
【0010】
また、電灯線通信方式における通信環境は、家庭内における電気機器の接続状況によって随時変化する。従来、LED13、14により、回路部2と通信モジュール5との通信が出来ているかどうかは判断できるが、それ以外の通信は成功しているがS/N比が十分確保できているのか否かの情報や、万一、通信障害が生じた場合の原因を解析するための情報を得るためには、計測器や施工用ツールを利用して、電灯線4に重畳された高周波信号レベルや、ノイズレベルを計測する必要があるという問題があった。
【0011】
【特許文献1】
特開平8−163077号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術の問題点に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、通信モジュールや、通信モジュールを内蔵、或いは附属した電気機器のみで、通信におけるS/N比に関する通信マージンや、原因を解析するための情報を報知可能とする通信モジュールとそれを使用した電気機器を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の通信モジュールは、受信データの誤り訂正機能部と、前記誤り訂正機能部における受信データ内の誤りデータの有無に関する情報を表示する表示手段を有する。これにより、受信は成功しているが、復調のためのS/N比マージンが少なく、誤り訂正機能部の誤り訂正が実際に行われたことを報知可能となる。
【0014】
また、前記発明の表示手段は、受信パケット毎に表示することにより、受信パケット毎に報知可能となる。
【0015】
また、本発明の通信モジュールは、受信データの誤り訂正機能部と、前記誤り訂正機能部における受信データ内の誤りデータの有無に関する情報を信号として出力する信号出力手段を有する。これにより、本発明の通信モジュールを内蔵、或いは附属する電気機器へ、前記信号出力手段の出力信号により、誤り訂正機能部の誤り訂正が実際に行われたかどうかを報知することが可能となる。
【0016】
また、前記発明の信号出力手段は、受信パケット毎に出力することにより、受信パケット毎に報知可能となる。
【0017】
また、本発明の電気機器は、前記発明の通信モジュールの信号出力手段に基づき、前記受信データ内の誤りデータの有無に関する情報を表示する表示手段を有する。これにより、前記通信モジュールの誤り訂正機能部の誤り訂正が実際に行われたかどうかを、電気機器外部に報知することが可能となる。
【0018】
また、本発明の通信モジュールは受信データの誤り訂正機能部と、前記誤り訂正機能部における受信データ内の誤りデータの有無に関する情報を、データとして出力するデータ出力手段を有する。これにより、本発明の通信モジュールを内蔵、或いは附属する電気機器へ、誤り訂正機能部の誤り訂正が実際に行われたかどうかを報知することが可能となる。
【0019】
また、本発明の通信モジュールは受信データの高周波の受信信号レベルや、ノイズレベルに関する情報を、データとして出力するデータ出力手段を有する。これにより、本発明による通信モジュールを内蔵或いは附属する電気機器へ、受信信号レベルや、ノイズレベルに関する情報を報知可能となる。
【0020】
また、前記発明のデータ出力手段は、受信パケット毎に送信することにより、受信パケット毎に、受信信号レベルや、ノイズレベルに関する情報を報知可能となる。
【0021】
また、本発明の電気機器は、前記発明のデータ出力手段の出力データに基づき、前記受信データ内の誤りデータの有無に関する情報、および前記受信データの受信信号レベルやノイズレベルに関する情報を表示する表示手段を有する。これにより、前記通信モジュールの誤り訂正機能部の誤り訂正が実際に行われたかどうかや、受信信号レベルやノイズレベルに関する情報を、電気機器外部に報知することが可能となる。
【0022】
また、前記発明における受信データの受信信号レベルやノイズレベルを、レベルメータで表示することにより、通信マージン、受信信号レベル、ノイズレベルの個々、および比較が可能となり、通信状態の把握が容易になる。
【0023】
また、前記発明における受信信号レベルの表示において、一般に必要とされる受信信号レベルの範囲や、或いはノイズレベルに対して必要とされるS/N比を有する受信信号レベル範囲を明示したり、同様にノイズレベルの表示において、一般に電気機器より出力される範囲のノイズレベルの範囲や、或いは、受信信号レベルに対して必要とされるS/N比を超えるノイズレベルの範囲を明示することにより、通信状態の把握が極めて容易となる。
【0024】
また、前記発明における受信データ内の誤りデータの有無に関する情報が、受信データの誤り率とすることにより、前記表示手段や、前記信号出力手段、およびデータ送信手段により、受信データの、S/N比マージンに関する状態を、より詳細に報知することが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】
本発明の目的は各請求項に記載した構成を実施の形態の要部とすることにより達成できるので、以下には請求項1ないし19に対応する一実施例についての詳細を、図1〜図3に基き説明し、本発明の実施の形態についての説明とする。
【0026】
(実施の形態1)
図1、2、および3において実施の形態1を説明する。なお、本実施の形態において、従来例と同様の構成については同一の符号を付して、その基本動作に関する説明を省略し、異なるところを中心に説明する。
【0027】
図1において、15a、15b、15cは、本発明における受信データ内の誤りデータの有無に関する情報を表示する表示手段となるLEDであり、受信されたパケット内のビット誤り率に応じて点灯する。本実施の形態においては、受信パケット内のビット誤り率が、10−2オーダ以下の場合にLED15aが、10−3オーダ以下の場合にはLED15bが、10− 4オーダ以下の場合にはLED15cが、LED13に同期してそれぞれ点灯する。
【0028】
従って、電灯線4を介して、通信モジュール5に、受信、復調されたデータを、データインターフェース22を介して転送時に、転送中の受信データの電灯線4における通信マージンが、どの程度の状態かを、通信モジュール5上で視認することが出来る。
【0029】
また、16は、前記LED15a、15b、15cを点灯するための信号線を、通信モジュール5の外部である電気機器1の回路部2に出力する信号出力手段としての信号線である。図1では1本で表しているが、2本(2bit)のデジタル信号線であり、3つのLED15a、15b、15cのオン/オフ状態を、LED13に同期して出力する。
【0030】
従って、信号線6の本信号に基づき、電気機器1の回路部2は、表示操作部6に、通信モジュール5より、データインターフェース22を介して転送される受信データに関して、前記LED13、およびLED15a、15b、15cと同様な表示を行う。これにより、受信データの電灯線4における通信マージンが、どの程度の状態かを、電気機器1の外部より視認することが出来る。また、後述するようにデータインターフェース22を介しての通信によらないために、通常の通信効率を阻害することはない。
【0031】
また、表示操作部6により、通信モニターモードが選択された場合は、回路部2は通信モジュール5に対してデータインターフェース22を介して、モニターモード(テストモード)に通信モジュール5を設定すると、受信パケット毎に、電灯線4よりの受信データを回路部2に転送後に、転送した受信パケットに対応するビット誤り率、電灯線4における高周波受信信号のレベル、およびノイズレベル等に関する情報を電灯線通信状態データとして、回路部2にデータインターフェース22を介して転送する。
【0032】
なお、本実施の形態において受信信号レベルは、受信パケットに対応する電灯線4上での高周波受信信号の平均値を、ノイズレベルは、受信パケットを通信モジュール5が、電灯線4より受信される直前の一定時間における平均値の信号レベルをノイズレベルとして取り扱っている。また、受信データが全く受信されていない場合であっても、ノイズレベルに関するデータは、必要に応じて測定され、回路部2にデータインターフェース22を介して転送される。
【0033】
回路部2は、受信パケットに関する前記電灯線通信状態データに基づき表示操作部6に、受信データの誤り率のより詳細な数値データ、および受信信号レベル、およびノイズレベルを表示するとともに、図には示していないが、回路部2に構成される記憶部に、同じく図には示していないが、回路部2の内部タイマーによる時刻とともに記憶する。記憶したデータは、操作表示部6の操作に基づき、必要に応じて、受信データの電灯線の通信状況を、過去にさかのぼり、時間毎に表示する。
【0034】
これにより、受信パケットに関する電灯線通信状態に関して、ビット誤り率に関する詳細値や、受信信号レベルやノイズレベルの状態を、過去にさかのぼり、電気機器1の外部より、時刻毎の状態として知ることが出来る。そのため、操作者は、通信障害を予測したり、万一通信障害が生じた場合に、原因の可能性として受信信号レベルが低いことによるためか、或いは、受信信号レベルは十分であるがノイズレベルが高く、S/N比マージンが小さいのか等を区別して対応することが、計測器や施工用ツールを使用することなく可能となる。
【0035】
また、表示操作部6は前記誤り率のより詳細な数値データ、および受信信号レベル、およびノイズレベルの表示とは別に、レベルメータにて、受信信号レベル、およびノイズレベルを並べて表示する機能を有する。表示操作部6における受信信号レベル、およびノイズレベルのレベルメータ表示部の仕様を図3および図4を用いて説明する。
【0036】
図2において17は、受信信号レベルメータで、受信パケットに対応する電灯線4における高周波受信信号レベルの平均値を表示する。18はノイズレベルメータで、受信パケットに対応する電灯線4における前記受信パケットを受信する直前における一定期間の信号レベルの平均値を表示する。
【0037】
なお、図中、網掛けで表示したレベルは、受信信号レベル19とノイズレベル20の1例を示す。ここで、本実施の形態においては、ノイズレベル20に対して、受信に必要なS/N比(レベルで2目盛り)21を加えたレベル以上の受信信号レベルに対しては網掛けデザインを異なるデザインで表示した(受信信号レベル19の下2目盛り)。
【0038】
逆に受信信号レベルが、ノイズレベルに対してS/N比を確保できていない場合の表示仕様を図3に示す。図3において、図2と同一符号は図2と同一内容を示す。
【0039】
図3に示すように、この場合は、受信信号レベルに対して、受信に必要とされるS/N比のレベル以上のノイズレベルの範囲を明示する表示仕様とした。これにより、受信信号レベルが、ノイズレベルに対して通信に必要なS/N比を確保しているかどうかを、直感的に即座に認識可能となった。
【0040】
なお、本実施の形態においては、受信データ内の誤りデータの有無に関する情報としてビット誤り率を用いたが、ビット誤りの有無のみでもよく、また、ビット誤りの多少を表す方式ならば、いずれでもよいことはもちろんである。
【0041】
また、本実施の形態の受信信号レベルや、ノイズレベルの表示は、必要とされるS/N比が確保されているかを基準に表示したが、大方の電気機器のノイズレベルに鑑み、一定値以上の受信信号レベルを明示したり、或いは逆に一定値以下のノイズレベルを明示してもよい。
【0042】
また、本実施の形態の受信信号レベルや、ノイズレベルの表示はモニターモード時としたが、本実施の形態はこれらのモードによらず、通常通信状態であってもよいことはもちろんである。
【0043】
また、本実施の形態の受信信号レベルや、ノイズレベルの表示は、通信モジュールよりのデータ送信手段によったが、誤りデータの有無と同様に信号出力手段によってもよいことはもちろんである。
【0044】
また、本実施の形態では、通信モジュール5の変復調方式、誤り訂正機能部10、12の訂正方式、回路部2の回路構成、信号線16の信号形態、表示操作部6の操作仕様等に限定されないことはもちろんである。
【0045】
さらに、誤り訂正機能部がない場合や誤り訂正機能を使用しない通信モードにおいても受信信号レベル、ノイズレベルに関する情報のデータとしての出力および表示機能を有する構成のみでもよいことももちろんである。
【0046】
【発明の効果】
以上のように、本発明は、誤り訂正機能部における受信データ内の誤りデータの有無に関する情報を表示する表示手段を有することにより、受信は成功しているが、復調のためのS/N比マージンが少ない場合に、これを報知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信モジュール、および電気機器の実施の形態1における構成を示す図
【図2】本発明の通信モジュール、および電気機器の実施の形態1における受信信号レベルとノイズレベルの表示構成を示す図
【図3】本発明の通信モジュール、および電気機器の実施の形態1における受信信号レベル、およびノイズレベルの表示構成を示す図
【図4】従来の通信モジュール、および電気機器の構成を示す図
【符号の説明】
1 電気機器
2 回路部
5 通信モジュール
6 操作表示部(表示手段)
10 誤り訂正機能部
15a、15b、15c LED(表示手段)
16 信号線(信号出力手段)
17 受信信号レベルメータ
18 ノイズレベルメータ
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信モジュールおよび通信モジュールを使用した電気機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータに代表される電気機器を複数台接続し、各電気機器が有する情報を共有化させることが一般的になっている。また、近年、住居内に張り巡らされた電灯線を介して住居内に存在する電気機器と、当該住居外に存在する電気機器との間を、または住居内に存在する複数の電気機器との間を通信が行えるように接続することが検討されている。すなわち、我が国では電灯線に流れる交流電圧の周波数は50Hzまたは60Hzであるが、この交流電圧に高周波を重畳させ、この高周波を用いて複数の電気機器の間で様々な情報を送受信することが検討されている。
【0003】
電灯線の先端は「電源コンセント」として住居内の壁面に臨ましているため、電灯線を利用して電気機器間で情報を送受信することは、既存の住居内に特別な設備を新たに設けることなく電気機器間で情報を送受信することができるという利点を有する。また、従来では、電気機器に電力を供給する電灯線と、電気機器に情報を送受信する信号線との2本の線に電気機器を接続する必要があるが、電灯線を介して情報を送受信する場合には、電気機器の電源プラグの先端を電源コンセントに挿入するだけで、電力の供給と情報の送受信のための接続が行えるので、この接続が簡便になる。
【0004】
さらに、通常、電源コンセントは住居内の各部屋に設けられているので、ある部屋から別の部屋に電気機器を移動させても単に電気機器の電源プラグの先端を電源コンセントに挿入するだけで、電力の供給および情報の送受信の接続がなされるという点でも大変便利である(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
図4は、電灯線を利用して情報を送受信する電灯線通信モジュールを内蔵した電気機器を概略的に表す図である。図4に示すように、この電灯線通信モジュールを内蔵する電気機器1は、回路部2と、この回路部2に従って電気機器1の状態表示、スイッチ操作等を行う表示操作部6と、電力を供給する電力供給線3と、電灯線4を通信線として情報通信を行うための通信モジュール5とを有している。
【0006】
また、この電気機器1では、交流電圧が送電されてくる電灯線4から電源供給を受けて電気機器1の回路部2に交流電圧が送られ、この電気機器1の回路部2などにより電気機器としての所定の動作・作用がもたらされる。一方、通信モジュール5は、送信するデータ(デジタルデータ)を高周波信号に変調して電灯線4を流れる交流電圧に重畳したり、或いは重畳された高周波信号を復調して受信データに変換する。また、通信モジュール5により電灯線4を介して通信される送受信データは、データインターフェース22により回路部2と送受信される。
【0007】
通信モジュール5は、送信データを高周波信号に変調する送信部8と受信した高周波信号をデータ列に復調する受信部7とを有する。送信部8は、回路部2より転送された送信データを、誤り訂正機能部12により符号化後、変調部11により高周波信号に変調して、電灯線4に出力する。また、逆に電灯線4より受信された高周波信号は受信部7の復調部9によりデータ列に復調され、誤り訂正機能部10により復号され、データインターフェース22を介して電気機器1の回路部2に転送される。
【0008】
13、14は発光ダイオード(以下、LEDという)であり、送受信されたデータを、データインターフェース22を介して相互に転送する際、転送に同期して点灯し、LED13は電灯線4よりの受信データを回路部2に転送中であることを、LED14は回路部2より通信モジュール5への送信データを転送中であることを外部に報知する。
【0009】
しかし、電灯線4を介した高周波信号を使用した電灯線通信においては、電灯線4に接続される電気機器1の電源ノイズや、電灯線4を分岐伝播すること等による信号減衰により、通信に必要なS/N比を確保出来ない場合がある。このような場合、電気機器の故障と通信障害との分離や、通信障害の原因等により、その対応策が異なる。
【0010】
また、電灯線通信方式における通信環境は、家庭内における電気機器の接続状況によって随時変化する。従来、LED13、14により、回路部2と通信モジュール5との通信が出来ているかどうかは判断できるが、それ以外の通信は成功しているがS/N比が十分確保できているのか否かの情報や、万一、通信障害が生じた場合の原因を解析するための情報を得るためには、計測器や施工用ツールを利用して、電灯線4に重畳された高周波信号レベルや、ノイズレベルを計測する必要があるという問題があった。
【0011】
【特許文献1】
特開平8−163077号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術の問題点に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、通信モジュールや、通信モジュールを内蔵、或いは附属した電気機器のみで、通信におけるS/N比に関する通信マージンや、原因を解析するための情報を報知可能とする通信モジュールとそれを使用した電気機器を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の通信モジュールは、受信データの誤り訂正機能部と、前記誤り訂正機能部における受信データ内の誤りデータの有無に関する情報を表示する表示手段を有する。これにより、受信は成功しているが、復調のためのS/N比マージンが少なく、誤り訂正機能部の誤り訂正が実際に行われたことを報知可能となる。
【0014】
また、前記発明の表示手段は、受信パケット毎に表示することにより、受信パケット毎に報知可能となる。
【0015】
また、本発明の通信モジュールは、受信データの誤り訂正機能部と、前記誤り訂正機能部における受信データ内の誤りデータの有無に関する情報を信号として出力する信号出力手段を有する。これにより、本発明の通信モジュールを内蔵、或いは附属する電気機器へ、前記信号出力手段の出力信号により、誤り訂正機能部の誤り訂正が実際に行われたかどうかを報知することが可能となる。
【0016】
また、前記発明の信号出力手段は、受信パケット毎に出力することにより、受信パケット毎に報知可能となる。
【0017】
また、本発明の電気機器は、前記発明の通信モジュールの信号出力手段に基づき、前記受信データ内の誤りデータの有無に関する情報を表示する表示手段を有する。これにより、前記通信モジュールの誤り訂正機能部の誤り訂正が実際に行われたかどうかを、電気機器外部に報知することが可能となる。
【0018】
また、本発明の通信モジュールは受信データの誤り訂正機能部と、前記誤り訂正機能部における受信データ内の誤りデータの有無に関する情報を、データとして出力するデータ出力手段を有する。これにより、本発明の通信モジュールを内蔵、或いは附属する電気機器へ、誤り訂正機能部の誤り訂正が実際に行われたかどうかを報知することが可能となる。
【0019】
また、本発明の通信モジュールは受信データの高周波の受信信号レベルや、ノイズレベルに関する情報を、データとして出力するデータ出力手段を有する。これにより、本発明による通信モジュールを内蔵或いは附属する電気機器へ、受信信号レベルや、ノイズレベルに関する情報を報知可能となる。
【0020】
また、前記発明のデータ出力手段は、受信パケット毎に送信することにより、受信パケット毎に、受信信号レベルや、ノイズレベルに関する情報を報知可能となる。
【0021】
また、本発明の電気機器は、前記発明のデータ出力手段の出力データに基づき、前記受信データ内の誤りデータの有無に関する情報、および前記受信データの受信信号レベルやノイズレベルに関する情報を表示する表示手段を有する。これにより、前記通信モジュールの誤り訂正機能部の誤り訂正が実際に行われたかどうかや、受信信号レベルやノイズレベルに関する情報を、電気機器外部に報知することが可能となる。
【0022】
また、前記発明における受信データの受信信号レベルやノイズレベルを、レベルメータで表示することにより、通信マージン、受信信号レベル、ノイズレベルの個々、および比較が可能となり、通信状態の把握が容易になる。
【0023】
また、前記発明における受信信号レベルの表示において、一般に必要とされる受信信号レベルの範囲や、或いはノイズレベルに対して必要とされるS/N比を有する受信信号レベル範囲を明示したり、同様にノイズレベルの表示において、一般に電気機器より出力される範囲のノイズレベルの範囲や、或いは、受信信号レベルに対して必要とされるS/N比を超えるノイズレベルの範囲を明示することにより、通信状態の把握が極めて容易となる。
【0024】
また、前記発明における受信データ内の誤りデータの有無に関する情報が、受信データの誤り率とすることにより、前記表示手段や、前記信号出力手段、およびデータ送信手段により、受信データの、S/N比マージンに関する状態を、より詳細に報知することが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】
本発明の目的は各請求項に記載した構成を実施の形態の要部とすることにより達成できるので、以下には請求項1ないし19に対応する一実施例についての詳細を、図1〜図3に基き説明し、本発明の実施の形態についての説明とする。
【0026】
(実施の形態1)
図1、2、および3において実施の形態1を説明する。なお、本実施の形態において、従来例と同様の構成については同一の符号を付して、その基本動作に関する説明を省略し、異なるところを中心に説明する。
【0027】
図1において、15a、15b、15cは、本発明における受信データ内の誤りデータの有無に関する情報を表示する表示手段となるLEDであり、受信されたパケット内のビット誤り率に応じて点灯する。本実施の形態においては、受信パケット内のビット誤り率が、10−2オーダ以下の場合にLED15aが、10−3オーダ以下の場合にはLED15bが、10− 4オーダ以下の場合にはLED15cが、LED13に同期してそれぞれ点灯する。
【0028】
従って、電灯線4を介して、通信モジュール5に、受信、復調されたデータを、データインターフェース22を介して転送時に、転送中の受信データの電灯線4における通信マージンが、どの程度の状態かを、通信モジュール5上で視認することが出来る。
【0029】
また、16は、前記LED15a、15b、15cを点灯するための信号線を、通信モジュール5の外部である電気機器1の回路部2に出力する信号出力手段としての信号線である。図1では1本で表しているが、2本(2bit)のデジタル信号線であり、3つのLED15a、15b、15cのオン/オフ状態を、LED13に同期して出力する。
【0030】
従って、信号線6の本信号に基づき、電気機器1の回路部2は、表示操作部6に、通信モジュール5より、データインターフェース22を介して転送される受信データに関して、前記LED13、およびLED15a、15b、15cと同様な表示を行う。これにより、受信データの電灯線4における通信マージンが、どの程度の状態かを、電気機器1の外部より視認することが出来る。また、後述するようにデータインターフェース22を介しての通信によらないために、通常の通信効率を阻害することはない。
【0031】
また、表示操作部6により、通信モニターモードが選択された場合は、回路部2は通信モジュール5に対してデータインターフェース22を介して、モニターモード(テストモード)に通信モジュール5を設定すると、受信パケット毎に、電灯線4よりの受信データを回路部2に転送後に、転送した受信パケットに対応するビット誤り率、電灯線4における高周波受信信号のレベル、およびノイズレベル等に関する情報を電灯線通信状態データとして、回路部2にデータインターフェース22を介して転送する。
【0032】
なお、本実施の形態において受信信号レベルは、受信パケットに対応する電灯線4上での高周波受信信号の平均値を、ノイズレベルは、受信パケットを通信モジュール5が、電灯線4より受信される直前の一定時間における平均値の信号レベルをノイズレベルとして取り扱っている。また、受信データが全く受信されていない場合であっても、ノイズレベルに関するデータは、必要に応じて測定され、回路部2にデータインターフェース22を介して転送される。
【0033】
回路部2は、受信パケットに関する前記電灯線通信状態データに基づき表示操作部6に、受信データの誤り率のより詳細な数値データ、および受信信号レベル、およびノイズレベルを表示するとともに、図には示していないが、回路部2に構成される記憶部に、同じく図には示していないが、回路部2の内部タイマーによる時刻とともに記憶する。記憶したデータは、操作表示部6の操作に基づき、必要に応じて、受信データの電灯線の通信状況を、過去にさかのぼり、時間毎に表示する。
【0034】
これにより、受信パケットに関する電灯線通信状態に関して、ビット誤り率に関する詳細値や、受信信号レベルやノイズレベルの状態を、過去にさかのぼり、電気機器1の外部より、時刻毎の状態として知ることが出来る。そのため、操作者は、通信障害を予測したり、万一通信障害が生じた場合に、原因の可能性として受信信号レベルが低いことによるためか、或いは、受信信号レベルは十分であるがノイズレベルが高く、S/N比マージンが小さいのか等を区別して対応することが、計測器や施工用ツールを使用することなく可能となる。
【0035】
また、表示操作部6は前記誤り率のより詳細な数値データ、および受信信号レベル、およびノイズレベルの表示とは別に、レベルメータにて、受信信号レベル、およびノイズレベルを並べて表示する機能を有する。表示操作部6における受信信号レベル、およびノイズレベルのレベルメータ表示部の仕様を図3および図4を用いて説明する。
【0036】
図2において17は、受信信号レベルメータで、受信パケットに対応する電灯線4における高周波受信信号レベルの平均値を表示する。18はノイズレベルメータで、受信パケットに対応する電灯線4における前記受信パケットを受信する直前における一定期間の信号レベルの平均値を表示する。
【0037】
なお、図中、網掛けで表示したレベルは、受信信号レベル19とノイズレベル20の1例を示す。ここで、本実施の形態においては、ノイズレベル20に対して、受信に必要なS/N比(レベルで2目盛り)21を加えたレベル以上の受信信号レベルに対しては網掛けデザインを異なるデザインで表示した(受信信号レベル19の下2目盛り)。
【0038】
逆に受信信号レベルが、ノイズレベルに対してS/N比を確保できていない場合の表示仕様を図3に示す。図3において、図2と同一符号は図2と同一内容を示す。
【0039】
図3に示すように、この場合は、受信信号レベルに対して、受信に必要とされるS/N比のレベル以上のノイズレベルの範囲を明示する表示仕様とした。これにより、受信信号レベルが、ノイズレベルに対して通信に必要なS/N比を確保しているかどうかを、直感的に即座に認識可能となった。
【0040】
なお、本実施の形態においては、受信データ内の誤りデータの有無に関する情報としてビット誤り率を用いたが、ビット誤りの有無のみでもよく、また、ビット誤りの多少を表す方式ならば、いずれでもよいことはもちろんである。
【0041】
また、本実施の形態の受信信号レベルや、ノイズレベルの表示は、必要とされるS/N比が確保されているかを基準に表示したが、大方の電気機器のノイズレベルに鑑み、一定値以上の受信信号レベルを明示したり、或いは逆に一定値以下のノイズレベルを明示してもよい。
【0042】
また、本実施の形態の受信信号レベルや、ノイズレベルの表示はモニターモード時としたが、本実施の形態はこれらのモードによらず、通常通信状態であってもよいことはもちろんである。
【0043】
また、本実施の形態の受信信号レベルや、ノイズレベルの表示は、通信モジュールよりのデータ送信手段によったが、誤りデータの有無と同様に信号出力手段によってもよいことはもちろんである。
【0044】
また、本実施の形態では、通信モジュール5の変復調方式、誤り訂正機能部10、12の訂正方式、回路部2の回路構成、信号線16の信号形態、表示操作部6の操作仕様等に限定されないことはもちろんである。
【0045】
さらに、誤り訂正機能部がない場合や誤り訂正機能を使用しない通信モードにおいても受信信号レベル、ノイズレベルに関する情報のデータとしての出力および表示機能を有する構成のみでもよいことももちろんである。
【0046】
【発明の効果】
以上のように、本発明は、誤り訂正機能部における受信データ内の誤りデータの有無に関する情報を表示する表示手段を有することにより、受信は成功しているが、復調のためのS/N比マージンが少ない場合に、これを報知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信モジュール、および電気機器の実施の形態1における構成を示す図
【図2】本発明の通信モジュール、および電気機器の実施の形態1における受信信号レベルとノイズレベルの表示構成を示す図
【図3】本発明の通信モジュール、および電気機器の実施の形態1における受信信号レベル、およびノイズレベルの表示構成を示す図
【図4】従来の通信モジュール、および電気機器の構成を示す図
【符号の説明】
1 電気機器
2 回路部
5 通信モジュール
6 操作表示部(表示手段)
10 誤り訂正機能部
15a、15b、15c LED(表示手段)
16 信号線(信号出力手段)
17 受信信号レベルメータ
18 ノイズレベルメータ
Claims (19)
- 受信データの誤り訂正機能部と、前記誤り訂正機能部における受信データ内の誤りデータの有無に関する情報を表示する表示手段を有する通信モジュール。
- 前記表示手段は、受信パケット毎に表示することを特徴とする請求項1記載の通信モジュール。
- 受信データの誤り訂正機能部と、前記誤り訂正機能部における受信データ内の誤りデータの有無に関する情報を信号として出力する信号出力手段を有することを特徴とする通信モジュール。
- 前記信号出力手段は、受信パケット毎に出力することを特徴とする請求項3記載の通信モジュール。
- 請求項3または請求項4記載の通信モジュールにおける信号出力手段の出力信号に基づき、受信データ内の誤りデータの有無に関する情報を表示する表示手段を有する電気機器。
- 受信データの誤り訂正機能部と、前記誤り訂正機能部における受信データ内の誤りデータの有無に関する情報を、データとして出力するデータ出力手段を有することを特徴とする通信モジュール。
- 受信信号レベルや、ノイズレベルに関する情報を、データとして出力するデータ出力手段を有することを特徴とする通信モジュール。
- 前記データ出力手段は、受信パケット毎に出力することを特徴とする請求項6または7記載の通信モジュール。
- 請求項6から請求項8のいずれかに記載の通信モジュールにおけるデータ出力手段の出力データに基づき、前記受信データ内の誤りデータの有無に関する情報、および前記受信データの受信信号レベルやノイズレベルに関する情報を表示する表示手段を有する電気機器。
- 前記受信信号レベルに関する情報を表示する表示手段は、レベルメータであることを特徴とする請求項9記載の電気機器。
- 前記受信信号レベルに関する情報を表示する表示手段は、一定レベル以上の範囲を明示することを特徴とする請求項9または10記載の電気機器。
- 前記一定レベル以上の範囲は、受信に必要なS/N比を有する範囲であることを特徴とする請求項11記載の電気機器。
- 前記ノイズレベルに関する情報を表示する表示手段は、レベルメータであることを特徴とする請求項9記載の電気機器。
- 前記ノイズレベルに関する情報を表示する表示手段は、一定レベル以上の範囲を明示することを特徴とする請求項9または13記載の電気機器。
- 前記一定レベル以上の範囲は、受信に必要なS/N比を有するレベルを超えた範囲であることを特徴とする請求項14記載の電気機器。
- 前記受信データ内の誤りデータの有無に関する情報が、受信データの誤り率であることを特徴とする請求項5または9記載の電気機器。
- 前記受信データ内の誤りデータの有無に関する情報が、受信データの誤り率であることを特徴とする請求項1から4、または請求項6から8のいずれかに記載の通信モジュール。
- 前記通信モジュールは、電灯線や電力線を通信線として情報通信を行うことを特徴とする請求項1から4または請求項6から8のいずれかに記載の通信モジュール
- 請求項18に記載の通信モジュールを備えたことを特徴とする請求項5または請求項9から16のいずれかに記載の電気機器。
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