JP2005026836A - 画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】記憶媒体の容量を消費することなく画像表示時間を短縮することができる画像表示装置を提供する。
【解決手段】画像表示装置としてのデジタルカメラ20は、圧縮画像データを記録する記録装置10と、JPEG画像を伸長するJPEG伸長部11と、LCD16に画像を表示するLCDコントローラ17とを備える。記録装置10に圧縮画像データ31が記録されているときは、JPEG伸長部11は圧縮画像データ31を間引いた上で伸長して間引き画像データ35を生成し、LCDコントローラ17は、間引き画像データ35に基づいて間引き画像をLCD16に表示する。その後、JPEG伸長部11は圧縮画像データ31を間引くことなく伸長して詳細画像データ42を生成し、LCDコントローラ17は、詳細画像データ42に基づいて詳細画像をLCD16に表示する。
【選択図】 図3
【解決手段】画像表示装置としてのデジタルカメラ20は、圧縮画像データを記録する記録装置10と、JPEG画像を伸長するJPEG伸長部11と、LCD16に画像を表示するLCDコントローラ17とを備える。記録装置10に圧縮画像データ31が記録されているときは、JPEG伸長部11は圧縮画像データ31を間引いた上で伸長して間引き画像データ35を生成し、LCDコントローラ17は、間引き画像データ35に基づいて間引き画像をLCD16に表示する。その後、JPEG伸長部11は圧縮画像データ31を間引くことなく伸長して詳細画像データ42を生成し、LCDコントローラ17は、詳細画像データ42に基づいて詳細画像をLCD16に表示する。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像表示装置に関し、特に、画像を圧縮画像データとして記録媒体に記録している画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像表示装置は、オリジナル画像を圧縮した画像データを圧縮画像データとして記録媒体に記録しており、画像を表示するときは、圧縮画像データを伸長して詳細画像データを生成し、生成した詳細画像データに基づいて詳細画像を表示する。
【0003】
一方、近年ではデジタルカメラの技術が進み、撮影できる画像は高画素化の傾向にあり、より高精彩で詳細な画像を扱えるようになってきた。それに伴い、デジタルカメラにより撮影できる画像の画像データ量も増加の傾向にある。上記画像表示装置が、このような画像データ量の大きい画像を表示する場合において、上記詳細画像データの生成に長時間を要するので、画像表示の命令が入力されてから画像表示までの画像表示時間が長くなり、使用者に不快感を与える場合がある。
【0004】
このため、オリジナル画像を圧縮画像データとして記録媒体に記録する際に、画像のデータ数を間引いて生成された小サイズの非圧縮画像であるサムネイル画像を生成して、圧縮画像データと共に記録する画像表示装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この画像表示装置は、サムネイル画像を迅速に表示した後に、画像表示時間の長い詳細画像を表示することにより、画像表示時間を見かけ上短縮することができる。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−79912号公報
特開平10−79913号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記画像表示装置は、圧縮画像データとサムネイル画像を夫々生成して記憶媒体に記憶しておく必要があり、記憶媒体の容量を余計に消費する。
【0007】
本発明の目的は、記憶媒体の容量を消費することなく画像表示時間を短縮することができる画像表示装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、請求項1記載の画像表示装置は、画像データを記録する記録手段と、前記記録された画像データから詳細画像データを生成する詳細画像データ生成手段と、前記記録された画像データからデータを間引いて間引き画像データを生成する間引き画像データ生成手段と、前記間引き画像データ生成手段で生成された間引き画像データに基づいて間引き画像を表示手段に表示した後に、前記詳細画像データ生成手段で生成された詳細画像データに基づいて詳細画像を前記表示手段に表示する表示制御手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
【0010】
図1は、本発明の実施の形態に係る画像表示装置の内部構成を示すブロック図である。
【0011】
図1において、本発明の実施の形態に係る画像表示装置としてのデジタルカメラ20は、各種処理を制御するCPU1と、CPU1において実行される処理を記述したプログラム、及び該処理に必要なデータを格納するROM2と、該処理に必要となる読み書きメモリ領域を提供するRAM3と、レンズ5及びCCD6を介して取得した画像をデジタル信号に変換して、画像データとして取込むA/D変換器7と、取込まれた画像データに対して処理を行う信号処理部8と、処理された画像データをJPEG方式で圧縮して圧縮画像データを生成するJPEG圧縮部9と、生成された圧縮画像データを記録する記録装置10と、圧縮画像データを伸長するJPEG伸長部11と、各種入力を行うI/Oコントローラ15と、LCD16に画像を表示するLCDコントローラ17とを備え、これらはシステムバス4を介して互いに接続されている。
【0012】
また、デジタルカメラ20は、画像の撮影を入力するシャッターボタン12と、スクロール又はズームを入力する十字ボタン13と、画像への線分描画を入力するタッチパネル14とを備え、これらはI/Oコントローラ15に接続されている。
【0013】
デジタルカメラ20は、図2に示すような操作面を有し、この操作面には、LCD16と、十字ボタン13とが配置されている。LCD16は、スタイラスペンにより入力がなされるタッチパネル14も兼ねる。また、デジタルカメラ20の頂部には、シャッターボタン12が配置されている。
【0014】
上記デジタルカメラ20は、以下のように作動する。
【0015】
図3及び図4は、図1のデジタルカメラ20によって実行される第1の画像表示処理のフローチャートである。
【0016】
図3において、まず、記録装置10に、画像データが格納されているか否かを判別し(ステップS300)、画像データが記録されていればステップS301に移行し、記録されていなければステップS305に移行しイベント待ちとなる。
【0017】
ステップS301では、記録装置10に記録されている画像の中から最初のものが選ばれ、表示対象の画像であるカレント画像とし、ステップS302に進む。
【0018】
ステップS302では、記録装置10からカレント画像を読み出し、JPEG伸長部11により画像の解像度を間引いて高速に伸長処理を行う。JPEG画像からの間引き伸長は、例えば、Independent JPEG Group(IJG)が公開している一般にlibjpegと呼ばれるJPEGライブラリにおいて、画像伸長時のパラメータであるscale_num, scale_denomを1/n(nは2、4、8)に設定し、又はそれと同等の処理により行うことができる。
【0019】
図5に、画像データのデータ構造を示す。
【0020】
図5(a)の31は、画像を表わす構造体(圧縮画像データのデータ構造)であり、32と33はオリジナル画像の幅とオリジナル画像の高さとを示し、間引きしなかった場合の画像サイズを示している。34は伸長された画像のデータのデータ構造を指示するポインタである。
【0021】
図5(b)の35は、伸長画像データ構造35(間引き画像データのデータ構造)であり、36と37は間引きされた画像の幅と高さと示し、38は1ピクセルあたりの色深さを示し、39と40と41はそれぞれ信号処理部8で画像処理したR、G、Bのデータ列である。
【0022】
図5(c)の42は、後述するステップS311によって起動される詳細伸長タスクにおいて伸長された、間引きされない詳細伸長データ構造(詳細画像データのデータ構造)であり、伸長画像データ構造35と同様のデータ構造を持つが、詳細伸長データ構造42においては、43と44で示される幅と高さは、オリジナル画像の幅と高さに等しくなり、46と47と48で示されるR、G、Bのデータ列もそのサイズに応じた大きさを持つ。
【0023】
ステップS302の処理では、表示する画像の縦横比を保存したまま、LCD16に表示できる最大の表示サイズと、その表示サイズの画像がLCD16の中心に配置される表示位置とをそれぞれ求めて、それらを保持する。さらに、オリジナル画像の幅32と高さ33と、表示サイズとの比をズーム率として保持する。
【0024】
次いで、一定時間、例えば0.5秒おきに詳細画像伸長の詳細伸長タスクの動作状態を監視するタイマ割込みが発生するように、タイマを設定し(ステップS303)、ポインタ34が指示している間引き画像データ35のRGBのデータを拡大又は縮小することにより、保持されている表示サイズと表示位置に変換した上で、間引き画像データ35をLCDコントローラ17に送り、LCDコントローラ17は、間引き画像データ35に基づいて間引き画像をLCD16に表示する(ステップS304)。
【0025】
続くステップS305では、次のイベントが有るか否かを判別し、次のイベントがなく、すべてのイベントの処理が終了したときは、本処理を終了し、一方、次のイベントがある場合は、ステップS306〜S309に進んで、ステップS303で設定したタイマ割込みが発生したか否かを判別し(ステップS306)、I/Oコントローラ15が十字ボタン13の入力を検出したか否かを判別し(ステップS307)、I/Oコントローラ15がタッチパネル14の入力を検出したか否かを判別し(ステップS308)、I/Oコントローラ15がシャッターボタン12の入力を検出したか否かを判別する(ステップS309)。
【0026】
ステップS306の判別の結果、ステップS303で設定したタイマ割込みが発生したときは、JPEG伸長部11は圧縮画像データ31を間引くことなく伸長して、後述する図5(c)の詳細画像データ42を生成する詳細伸長タスクが実行中か否かを判別し(ステップS310)、詳細伸長タスクが実行中であるときは、詳細伸長タスク終了フラグが立った(ステップS312でYES)後、上記タイマを終了し(ステップS313)、さらに、圧縮画像データ構造31のポインタ34が指している間引き画像データ構造35を開放し、ポインタ34により詳細伸長タスクで生成された詳細画像データ構造42を指示することにより画像を差替えた(ステップS314)後、ステップS304以降の処理を実行して、LCDコントローラ17は、詳細画像データ構造42に基づいて詳細画像をLCD16に表示し、本処理を終了する。
【0027】
ステップS310の判別の結果、詳細伸長タスクが実行中でないときは、詳細伸長タスクを開始し(ステップS311)、ステップS305に移行し、起動された詳細伸長タスクはバックグラウンドで処理を続ける。JPEG伸長部11は、詳細画像データの生成を終了すると、詳細伸長タスク終了フラグを立てて、詳細伸長タスクを終了する。
【0028】
ステップS307の判別の結果、I/Oコントローラ15が十字ボタン13の入力を検出したときは、表示サイズがLCD16のサイズより大きい(ズーム中)か否かを判別し(ステップS315)、表示サイズがLCD16のサイズより大きく(ズーム中で)ないときは、入力された十字ボタン13の方向が左/右か上/下かを判別する(ステップS316)。
【0029】
ステップS316の判別の結果、入力された十字ボタン13の方向が左/右であるときは、詳細伸長タスクが実行中でないときは(ステップS317でNO)、直ちに、詳細伸長タスクが実行中であるときは(ステップS317でYES)、詳細伸長タスクを停止且つタイマを終了した(ステップS318)後、記録装置10に圧縮画像データとして記録されている画像から、入力された十字ボタン13の方向が左であれば、1つ前の画像に、入力された十字ボタン13の方向が右であれば、1つ後の画像に表示画像を切替え(ステップS319)、次いで、切替えられた表示画像に対して、ステップS302以降の処理を実行して、本処理を終了する。
【0030】
ステップS316の判別の結果、入力された十字ボタン13の方向が上/下である場合は、ズームイン/ズームアウト処理を行った(ステップS320)後、ステップS304以降の処理を実行して、画像をLCD16に表示し、本処理を終了する。ステップS320では、入力された十字ボタン13の方向が上であれば、ステップS302で保持されたズーム率を増加させ(ズームイン)、入力された十字ボタン13の方向が下であれば、ステップS302で保持されたズーム率を減少させ(ズームアウト)、また、新しいズーム率に応じた表示サイズと、ズーム後も表示の中心が一致する表示位置とを求めて保持する。
【0031】
ステップS315の判別の結果、表示サイズがLCD16のサイズより大きい(ズーム中である)ときは、十字ボタン13で入力された方向に応じて、保持されている表示位置を変更し(ステップS321)、ステップS304以降の処理を実行して、画像をLCD16に表示し、本処理を終了する。
【0032】
ステップS308の判別の結果、I/Oコントローラ15がタッチパネル14の入力を検出したときは、タッチパネル14に入力された入力座標に従って表示画像への線分描画処理を行い(ステップS322)、ステップS305以降の処理を実行して、本処理を終了する。ステップS322の処理では、描画される線分の太さを、ステップS302又はステップS320で求められたズーム率に応じて変えることにより、画像と線分が同時にズームしているように表示する。
【0033】
ステップS309の判別の結果、I/Oコントローラ15がシャッターボタン12の入力を検出したときは、撮影処理を行い(ステップS323)、ステップS323の撮影処理では、A/D変換器7がレンズ5及びCCD6を介して取得した画像をデジタル信号に変換して、画像データとして取込み、信号処理部8が取込まれた画像データに対して処理を行い、JPEG圧縮部9が処理された画像データをJPEG方式で圧縮して圧縮画像データを生成し、記録装置10が生成された圧縮画像データを記録することにより行われる。
【0034】
図3及び図4の処理によれば、LCDコントローラ17は、短い処理時間で生成された間引き画像データに基づいて間引き画像をLCD16に表示した(ステップS301〜S302)後、表示画像を詳細画像データに基づく詳細画像に差替えるので(ステップS314)、記憶媒体の容量を消費することなく画像表示時間を短縮することができる。
【0035】
また、ステップS303で設定されるタイマにより詳細伸長タスクの開始を遅延させ(ステップS311)、遅延時間中に表示画像の切替えが入力されたときは(ステップS316で左/右)、詳細伸長タスクを実行しないので、表示画像の切替えを直ちに実行することができる。
【0036】
さらに、間引き画像と詳細画像を同じ表示サイズでLCD16に表示するので、ステップS314における間引き画像から詳細画像への差替えを、使用者に違和感を与えることなく行うことができる。
【0037】
図6及び図7は、図1のデジタルカメラ20によって実行される第2の画像表示処理のフローチャートである。
【0038】
図6及び図7において、図3及び図4のステップと同一のステップには同一符号を付した上で、その説明を省略すると共に、異なる点のみ以下に説明する。
【0039】
図6において、まず、記録装置10に、画像データが記録されているか否かを判別し(ステップS300)、記録装置10に画像データが記録されているときは、画像データの中から最初の画像データをカレント画像として選択する(ステップS301)。
【0040】
記録装置10から選択されたカレント画像の圧縮画像データを読み出し、JPEG伸長部11が間引き画像データ構造35を生成し(ステップS303)、タイマの設定を行うことなく、LCDコントローラ17は間引き画像を表示する(ステップS304)。
【0041】
続くステップS305では、次のイベントが有るか否かを判別し、次のイベントがなく、すべてのイベントの処理が終了したときは、本処理を終了し、一方、次のイベントがある場合は、ステップS306〜S309の各判別を行う。
【0042】
ステップS307の判別の結果、I/Oコントローラ15が十字ボタン13の入力を検出したときは、表示サイズがLCD16のサイズより大きい(ズーム中)か否かを判別し(ステップS315)、表示サイズがLCD16のサイズより大きく(ズーム中で)ないときは、入力された十字ボタン13の方向が左/右か上/下かを判別する(ステップS316)。
【0043】
ステップS316の判別の結果、入力された十字ボタン13の方向が上/下であるときは、入力された十字ボタン13の方向に応じてズームイン/ズームアウト処理を行った(ステップS320)後、表示サイズがLCD16のサイズより大きく(ズーム中)(ステップS501でYES)、詳細伸長タスクが実行中でないときは(ステップS502でNO)、詳細伸長タスクを開始し(ステップS503)、詳細伸長タスクの動作状態を監視するタイマを設定した(ステップS504)後、ステップS304以降の処理を実行して、画像をLCD16に表示し、本処理を終了する。
【0044】
図6及び図7の処理によれば、特に詳細画像を必要とする画像のズーム中にのみ(ステップS501でYES)、詳細伸長タスクを開始する(ステップS503)ので、記憶媒体の容量を消費することなく画像表示時間を短縮することができる。
【0045】
図3及び図4において、撮影時に通常のJPEG画像の他に間引いてサイズを小さくしたJPEG画像を生成し、ステップS302における間引き伸長を、この間引きJPEG画像から行ってもよい。
【0046】
本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(図3及び図4と、図6及び図7とのフローチャート)をコンピュータ又はCPU1に供給し、CPU1が該供給されたプログラムを読出して実行することによって、達成することができる。
【0047】
この場合、上記プログラムは、該プログラムを記憶した記憶媒体から直接供給されるか、又はインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続される不図示のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
【0048】
上記プログラムの形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラムコード、OS(オペレーティングシステム)に供給されるスクリプトデータ等の形態から成ってもよい。
【0049】
また、本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記憶した記憶媒体をCPU1に供給し、CPU1が記憶媒体に記憶されたプログラムを読出して実行することによっても、達成することができる。
【0050】
この場合、格納媒体から読出されたプログラムコード自体が上述した各実施の形態の機能を実現すると共に、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成する。
【0051】
プログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えば、ROM2、RAM3、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク(登録商標)、光磁気ディスク、CD−ROM、MO、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等がある。
【0052】
本発明の実施態様を以下に列記する。
【0053】
〔実施態様1〕 画像データを記録する記録手段と、前記記録された画像データから詳細画像データを生成する詳細画像データ生成手段と、前記記録されている画像データからデータを間引いた間引き画像データを生成する間引き画像データ生成手段と、前記間引き画像データ生成手段で生成された間引き画像データに基づいて間引き画像を表示手段に表示した後に、前記詳細画像データ生成手段で生成された詳細画像データに基づいて詳細画像を前記表示手段に表示する表示制御手段とを備えることを特徴とする画像表示装置。
【0054】
〔実施態様2〕 前記詳細画像データ生成手段(S311)は、前記画像データを間引くことなく伸長することにより前記詳細画像データを生成し、前記間引き画像データ生成手段(S302)は、前記画像データを間引いた上で伸長することにより前記間引き画像データを生成することを特徴とする実施態様1記載の画像表示装置。
【0055】
この実施態様により、記憶媒体の容量を消費することなく画像表示時間を短縮することができる。
【0056】
〔実施態様3〕 前記表示制御手段(S304)は、前記間引き画像を表示してから一定時間後に前記詳細画像を表示することを特徴とする実施態様1又は2記載の画像表示装置。
【0057】
この実施態様により、一定時間内に表示画像の切替えが入力されたときは、表示画像の切替えを直ちに実行することができる。
【0058】
〔実施態様4〕 前記表示手段に表示された画像の切替え指示が入力されたか否かを検出する切替え指示検出手段(S319)を備え、前記詳細画像データ生成手段は、前記切替え指示が入力されたときは、前記詳細画像データの生成を停止し、前記間引き画像データ生成手段は前記間引き画像データを生成することを特徴とする実施態様1乃至3のいずれか1項に記載の画像表示装置。
【0059】
この実施態様により、切替え指示が入力されたときは、表示された画像を直ちに切替えることができる。
【0060】
〔実施態様5〕 前記表示手段に表示された画像を加工する指示が入力されたか否かを検出する加工指示検出手段(13,14)を備え、前記加工指示が入力されたときは、前記間引き画像データ及び前記詳細画像データを夫々加工することを特徴とする実施態様1乃至4のいずれか1項に記載の画像表示装置。
【0061】
この実施態様により、間引き画像から詳細画像への差替えを、使用者に違和感を与えることなく行うことができる。
【0062】
〔実施態様6〕 前記表示手段に前記間引き画像が拡大して表示されているときにのみ、前記詳細画像データ生成手段は前記詳細画像データを生成することを特徴とする実施態様1乃至5のいずれか1項に記載の画像表示装置。
【0063】
この実施態様により、記憶媒体の容量を消費することなく画像表示時間を短縮することができる。
【0064】
〔実施態様7〕 前記記録手段(10)は、画像データに対応して、前記間引き画像データ及び前記詳細画像データを記録することを特徴とする実施態様1乃至6のいずれか1項に記載の画像表示装置。
【0065】
〔実施態様8〕 前記記録手段が記録する画像データを取得すべく撮影を行う撮影手段(S323)を備える実施態様1乃至7のいずれか1項に記載の画像表示装置。
【0066】
〔実施態様9〕 画像データを記録手段に記録する記録ステップと、前記記録された画像データから詳細画像データを生成する詳細画像データ生成ステップと、前記記録された画像データからデータを間引いた間引き画像データを生成する間引き画像生成ステップと、前記間引き画像生成ステップで生成された間引き画像データに基づいて間引き画像を表示手段に表示した後に、前記詳細画像データ生成ステップで生成された詳細画像データに基づいて詳細画像を前記表示手段に表示する表示制御ステップとを備えることを特徴とする画像表示方法。
【0067】
この実施態様により、記憶媒体の容量を消費することなく画像表示時間を短縮することができる。
【0068】
〔実施態様10〕 前記詳細画像データ生成ステップは、前記画像データを間引くことなく伸長することにより前記詳細画像データを生成し、前記間引き画像データ生成ステップは、前記画像データを間引いた上で伸長することにより前記間引き画像データを生成することを特徴とする実施態様9記載の画像表示方法。
【0069】
この実施態様により、記憶媒体の容量を消費することなく画像表示時間を短縮することができる。
【0070】
〔実施態様11〕 前記表示制御ステップは、前記間引き画像データに基づいて間引き画像を表示してから一定時間後に前記詳細画像データに基づいて詳細画像を表示することを特徴とする実施態様9又は10記載の画像表示方法。
【0071】
この実施態様により、一定時間内に表示画像の切替えが入力されたときは、表示画像の切替えを直ちに実行することができる。
【0072】
〔実施態様12〕 前記表示手段に表示された画像の切替え指示が入力されたか否かを検出する切替え指示検出ステップを備え、前記詳細画像データ生成ステップは、前記切替え指示が入力されたときは、前記詳細画像データの生成を停止し、前記間引き画像データ生成ステップは前記間引き画像データを生成することを特徴とする実施態様9乃至11のいずれか1項に記載の画像表示方法。
【0073】
この実施態様により、切替え指示が入力されたときは、表示された画像を直ちに切替えることができる。
【0074】
〔実施態様13〕 前記表示手段に表示された画像を加工する指示が入力されたか否かを検出する加工指示検出ステップを備え、前記加工指示が入力されたときは、前記間引き画像データ及び前記詳細画像データを夫々加工することを特徴とする実施態様9乃至12のいずれか1項に記載の画像表示方法。
【0075】
この実施態様により、間引き画像から詳細画像への差替えを、使用者に違和感を与えることなく行うことができる。
【0076】
〔実施態様14〕 前記表示手段に前記間引き画像が拡大して表示されているときにのみ、前記詳細画像データ生成ステップは前記詳細画像データを生成することを特徴とする実施態様9乃至13のいずれか1項に記載の画像表示方法。
【0077】
この実施態様により、記憶媒体の容量を消費することなく画像表示時間を短縮することができる。
【0078】
〔実施態様15〕 前記記録ステップは、画像データに対応して、前記間引き画像データ及び前記詳細画像データを記録することを特徴とする実施態様9乃至14のいずれか1項に記載の画像表示方法。
【0079】
〔実施態様16〕 前記記録ステップが記録する画像データを取得すべく撮影を行う撮影ステップを備える実施態様9乃至15のいずれか1項に記載の画像表示方法。
【0080】
〔実施態様17〕 画像データを記録手段に記録する記録ステップと、前記記録された画像データから詳細画像データを生成する詳細画像データ生成ステップと、前記記録された画像データからデータを間引いた間引き画像データを生成する間引き画像生成ステップと、前記間引き画像データ生成ステップで生成した間引き画像データに基づいて間引き画像を表示手段に表示した後に、前記詳細画像データ生成ステップで生成された詳細画像データに基づいて詳細画像を前記表示手段に表示する表示ステップとを備えることを特徴とする画像表示プログラム。
【0081】
この実施態様により、記憶媒体の容量を消費することなく画像表示時間を短縮することができる。
【0082】
〔実施態様18〕 実施態様17記載のプログラムを格納することを特徴とするコンピュータ読取り可能な記憶媒体。
【0083】
この実施態様により、記憶媒体の容量を消費することなく画像表示時間を短縮することができる。
【0084】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、請求項1記載の画像表示装置によれば、記録された画像データから間引き画像データを生成し、生成された間引き画像データに基づいて間引き画像を表示した後、詳細画像データに基づいて詳細画像を表示するので、記憶媒体の容量を消費することなく画像表示時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像表示装置の内部構成を示すブロック図である。
【図2】図1のデジタルカメラ20の操作面を示す図である。
【図3】図1のデジタルカメラ20によって実行される第1の画像表示処理のフローチャートである。
【図4】図1のデジタルカメラ20によって実行される第1の画像表示処理のフローチャートである。
【図5】(a)図1の記録装置10に記録される圧縮画像データのデータ構造を示す図であり、(b)図3のステップS302で生成される間引き画像データのデータ構造を示す図であり、(c)図3のステップS311で生成される詳細画像データのデータ構造を示す図である。
【図6】図1のデジタルカメラ20によって実行される第2の画像表示処理のフローチャートである。
【図7】図1のデジタルカメラ20によって実行される第2の画像表示処理のフローチャートである。
【符号の説明】
10 記録装置
11 JPEG伸長部
13 十字ボタン
14 タッチパネル
16 LCD
17 LCDコントローラ
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像表示装置に関し、特に、画像を圧縮画像データとして記録媒体に記録している画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像表示装置は、オリジナル画像を圧縮した画像データを圧縮画像データとして記録媒体に記録しており、画像を表示するときは、圧縮画像データを伸長して詳細画像データを生成し、生成した詳細画像データに基づいて詳細画像を表示する。
【0003】
一方、近年ではデジタルカメラの技術が進み、撮影できる画像は高画素化の傾向にあり、より高精彩で詳細な画像を扱えるようになってきた。それに伴い、デジタルカメラにより撮影できる画像の画像データ量も増加の傾向にある。上記画像表示装置が、このような画像データ量の大きい画像を表示する場合において、上記詳細画像データの生成に長時間を要するので、画像表示の命令が入力されてから画像表示までの画像表示時間が長くなり、使用者に不快感を与える場合がある。
【0004】
このため、オリジナル画像を圧縮画像データとして記録媒体に記録する際に、画像のデータ数を間引いて生成された小サイズの非圧縮画像であるサムネイル画像を生成して、圧縮画像データと共に記録する画像表示装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この画像表示装置は、サムネイル画像を迅速に表示した後に、画像表示時間の長い詳細画像を表示することにより、画像表示時間を見かけ上短縮することができる。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−79912号公報
特開平10−79913号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記画像表示装置は、圧縮画像データとサムネイル画像を夫々生成して記憶媒体に記憶しておく必要があり、記憶媒体の容量を余計に消費する。
【0007】
本発明の目的は、記憶媒体の容量を消費することなく画像表示時間を短縮することができる画像表示装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、請求項1記載の画像表示装置は、画像データを記録する記録手段と、前記記録された画像データから詳細画像データを生成する詳細画像データ生成手段と、前記記録された画像データからデータを間引いて間引き画像データを生成する間引き画像データ生成手段と、前記間引き画像データ生成手段で生成された間引き画像データに基づいて間引き画像を表示手段に表示した後に、前記詳細画像データ生成手段で生成された詳細画像データに基づいて詳細画像を前記表示手段に表示する表示制御手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
【0010】
図1は、本発明の実施の形態に係る画像表示装置の内部構成を示すブロック図である。
【0011】
図1において、本発明の実施の形態に係る画像表示装置としてのデジタルカメラ20は、各種処理を制御するCPU1と、CPU1において実行される処理を記述したプログラム、及び該処理に必要なデータを格納するROM2と、該処理に必要となる読み書きメモリ領域を提供するRAM3と、レンズ5及びCCD6を介して取得した画像をデジタル信号に変換して、画像データとして取込むA/D変換器7と、取込まれた画像データに対して処理を行う信号処理部8と、処理された画像データをJPEG方式で圧縮して圧縮画像データを生成するJPEG圧縮部9と、生成された圧縮画像データを記録する記録装置10と、圧縮画像データを伸長するJPEG伸長部11と、各種入力を行うI/Oコントローラ15と、LCD16に画像を表示するLCDコントローラ17とを備え、これらはシステムバス4を介して互いに接続されている。
【0012】
また、デジタルカメラ20は、画像の撮影を入力するシャッターボタン12と、スクロール又はズームを入力する十字ボタン13と、画像への線分描画を入力するタッチパネル14とを備え、これらはI/Oコントローラ15に接続されている。
【0013】
デジタルカメラ20は、図2に示すような操作面を有し、この操作面には、LCD16と、十字ボタン13とが配置されている。LCD16は、スタイラスペンにより入力がなされるタッチパネル14も兼ねる。また、デジタルカメラ20の頂部には、シャッターボタン12が配置されている。
【0014】
上記デジタルカメラ20は、以下のように作動する。
【0015】
図3及び図4は、図1のデジタルカメラ20によって実行される第1の画像表示処理のフローチャートである。
【0016】
図3において、まず、記録装置10に、画像データが格納されているか否かを判別し(ステップS300)、画像データが記録されていればステップS301に移行し、記録されていなければステップS305に移行しイベント待ちとなる。
【0017】
ステップS301では、記録装置10に記録されている画像の中から最初のものが選ばれ、表示対象の画像であるカレント画像とし、ステップS302に進む。
【0018】
ステップS302では、記録装置10からカレント画像を読み出し、JPEG伸長部11により画像の解像度を間引いて高速に伸長処理を行う。JPEG画像からの間引き伸長は、例えば、Independent JPEG Group(IJG)が公開している一般にlibjpegと呼ばれるJPEGライブラリにおいて、画像伸長時のパラメータであるscale_num, scale_denomを1/n(nは2、4、8)に設定し、又はそれと同等の処理により行うことができる。
【0019】
図5に、画像データのデータ構造を示す。
【0020】
図5(a)の31は、画像を表わす構造体(圧縮画像データのデータ構造)であり、32と33はオリジナル画像の幅とオリジナル画像の高さとを示し、間引きしなかった場合の画像サイズを示している。34は伸長された画像のデータのデータ構造を指示するポインタである。
【0021】
図5(b)の35は、伸長画像データ構造35(間引き画像データのデータ構造)であり、36と37は間引きされた画像の幅と高さと示し、38は1ピクセルあたりの色深さを示し、39と40と41はそれぞれ信号処理部8で画像処理したR、G、Bのデータ列である。
【0022】
図5(c)の42は、後述するステップS311によって起動される詳細伸長タスクにおいて伸長された、間引きされない詳細伸長データ構造(詳細画像データのデータ構造)であり、伸長画像データ構造35と同様のデータ構造を持つが、詳細伸長データ構造42においては、43と44で示される幅と高さは、オリジナル画像の幅と高さに等しくなり、46と47と48で示されるR、G、Bのデータ列もそのサイズに応じた大きさを持つ。
【0023】
ステップS302の処理では、表示する画像の縦横比を保存したまま、LCD16に表示できる最大の表示サイズと、その表示サイズの画像がLCD16の中心に配置される表示位置とをそれぞれ求めて、それらを保持する。さらに、オリジナル画像の幅32と高さ33と、表示サイズとの比をズーム率として保持する。
【0024】
次いで、一定時間、例えば0.5秒おきに詳細画像伸長の詳細伸長タスクの動作状態を監視するタイマ割込みが発生するように、タイマを設定し(ステップS303)、ポインタ34が指示している間引き画像データ35のRGBのデータを拡大又は縮小することにより、保持されている表示サイズと表示位置に変換した上で、間引き画像データ35をLCDコントローラ17に送り、LCDコントローラ17は、間引き画像データ35に基づいて間引き画像をLCD16に表示する(ステップS304)。
【0025】
続くステップS305では、次のイベントが有るか否かを判別し、次のイベントがなく、すべてのイベントの処理が終了したときは、本処理を終了し、一方、次のイベントがある場合は、ステップS306〜S309に進んで、ステップS303で設定したタイマ割込みが発生したか否かを判別し(ステップS306)、I/Oコントローラ15が十字ボタン13の入力を検出したか否かを判別し(ステップS307)、I/Oコントローラ15がタッチパネル14の入力を検出したか否かを判別し(ステップS308)、I/Oコントローラ15がシャッターボタン12の入力を検出したか否かを判別する(ステップS309)。
【0026】
ステップS306の判別の結果、ステップS303で設定したタイマ割込みが発生したときは、JPEG伸長部11は圧縮画像データ31を間引くことなく伸長して、後述する図5(c)の詳細画像データ42を生成する詳細伸長タスクが実行中か否かを判別し(ステップS310)、詳細伸長タスクが実行中であるときは、詳細伸長タスク終了フラグが立った(ステップS312でYES)後、上記タイマを終了し(ステップS313)、さらに、圧縮画像データ構造31のポインタ34が指している間引き画像データ構造35を開放し、ポインタ34により詳細伸長タスクで生成された詳細画像データ構造42を指示することにより画像を差替えた(ステップS314)後、ステップS304以降の処理を実行して、LCDコントローラ17は、詳細画像データ構造42に基づいて詳細画像をLCD16に表示し、本処理を終了する。
【0027】
ステップS310の判別の結果、詳細伸長タスクが実行中でないときは、詳細伸長タスクを開始し(ステップS311)、ステップS305に移行し、起動された詳細伸長タスクはバックグラウンドで処理を続ける。JPEG伸長部11は、詳細画像データの生成を終了すると、詳細伸長タスク終了フラグを立てて、詳細伸長タスクを終了する。
【0028】
ステップS307の判別の結果、I/Oコントローラ15が十字ボタン13の入力を検出したときは、表示サイズがLCD16のサイズより大きい(ズーム中)か否かを判別し(ステップS315)、表示サイズがLCD16のサイズより大きく(ズーム中で)ないときは、入力された十字ボタン13の方向が左/右か上/下かを判別する(ステップS316)。
【0029】
ステップS316の判別の結果、入力された十字ボタン13の方向が左/右であるときは、詳細伸長タスクが実行中でないときは(ステップS317でNO)、直ちに、詳細伸長タスクが実行中であるときは(ステップS317でYES)、詳細伸長タスクを停止且つタイマを終了した(ステップS318)後、記録装置10に圧縮画像データとして記録されている画像から、入力された十字ボタン13の方向が左であれば、1つ前の画像に、入力された十字ボタン13の方向が右であれば、1つ後の画像に表示画像を切替え(ステップS319)、次いで、切替えられた表示画像に対して、ステップS302以降の処理を実行して、本処理を終了する。
【0030】
ステップS316の判別の結果、入力された十字ボタン13の方向が上/下である場合は、ズームイン/ズームアウト処理を行った(ステップS320)後、ステップS304以降の処理を実行して、画像をLCD16に表示し、本処理を終了する。ステップS320では、入力された十字ボタン13の方向が上であれば、ステップS302で保持されたズーム率を増加させ(ズームイン)、入力された十字ボタン13の方向が下であれば、ステップS302で保持されたズーム率を減少させ(ズームアウト)、また、新しいズーム率に応じた表示サイズと、ズーム後も表示の中心が一致する表示位置とを求めて保持する。
【0031】
ステップS315の判別の結果、表示サイズがLCD16のサイズより大きい(ズーム中である)ときは、十字ボタン13で入力された方向に応じて、保持されている表示位置を変更し(ステップS321)、ステップS304以降の処理を実行して、画像をLCD16に表示し、本処理を終了する。
【0032】
ステップS308の判別の結果、I/Oコントローラ15がタッチパネル14の入力を検出したときは、タッチパネル14に入力された入力座標に従って表示画像への線分描画処理を行い(ステップS322)、ステップS305以降の処理を実行して、本処理を終了する。ステップS322の処理では、描画される線分の太さを、ステップS302又はステップS320で求められたズーム率に応じて変えることにより、画像と線分が同時にズームしているように表示する。
【0033】
ステップS309の判別の結果、I/Oコントローラ15がシャッターボタン12の入力を検出したときは、撮影処理を行い(ステップS323)、ステップS323の撮影処理では、A/D変換器7がレンズ5及びCCD6を介して取得した画像をデジタル信号に変換して、画像データとして取込み、信号処理部8が取込まれた画像データに対して処理を行い、JPEG圧縮部9が処理された画像データをJPEG方式で圧縮して圧縮画像データを生成し、記録装置10が生成された圧縮画像データを記録することにより行われる。
【0034】
図3及び図4の処理によれば、LCDコントローラ17は、短い処理時間で生成された間引き画像データに基づいて間引き画像をLCD16に表示した(ステップS301〜S302)後、表示画像を詳細画像データに基づく詳細画像に差替えるので(ステップS314)、記憶媒体の容量を消費することなく画像表示時間を短縮することができる。
【0035】
また、ステップS303で設定されるタイマにより詳細伸長タスクの開始を遅延させ(ステップS311)、遅延時間中に表示画像の切替えが入力されたときは(ステップS316で左/右)、詳細伸長タスクを実行しないので、表示画像の切替えを直ちに実行することができる。
【0036】
さらに、間引き画像と詳細画像を同じ表示サイズでLCD16に表示するので、ステップS314における間引き画像から詳細画像への差替えを、使用者に違和感を与えることなく行うことができる。
【0037】
図6及び図7は、図1のデジタルカメラ20によって実行される第2の画像表示処理のフローチャートである。
【0038】
図6及び図7において、図3及び図4のステップと同一のステップには同一符号を付した上で、その説明を省略すると共に、異なる点のみ以下に説明する。
【0039】
図6において、まず、記録装置10に、画像データが記録されているか否かを判別し(ステップS300)、記録装置10に画像データが記録されているときは、画像データの中から最初の画像データをカレント画像として選択する(ステップS301)。
【0040】
記録装置10から選択されたカレント画像の圧縮画像データを読み出し、JPEG伸長部11が間引き画像データ構造35を生成し(ステップS303)、タイマの設定を行うことなく、LCDコントローラ17は間引き画像を表示する(ステップS304)。
【0041】
続くステップS305では、次のイベントが有るか否かを判別し、次のイベントがなく、すべてのイベントの処理が終了したときは、本処理を終了し、一方、次のイベントがある場合は、ステップS306〜S309の各判別を行う。
【0042】
ステップS307の判別の結果、I/Oコントローラ15が十字ボタン13の入力を検出したときは、表示サイズがLCD16のサイズより大きい(ズーム中)か否かを判別し(ステップS315)、表示サイズがLCD16のサイズより大きく(ズーム中で)ないときは、入力された十字ボタン13の方向が左/右か上/下かを判別する(ステップS316)。
【0043】
ステップS316の判別の結果、入力された十字ボタン13の方向が上/下であるときは、入力された十字ボタン13の方向に応じてズームイン/ズームアウト処理を行った(ステップS320)後、表示サイズがLCD16のサイズより大きく(ズーム中)(ステップS501でYES)、詳細伸長タスクが実行中でないときは(ステップS502でNO)、詳細伸長タスクを開始し(ステップS503)、詳細伸長タスクの動作状態を監視するタイマを設定した(ステップS504)後、ステップS304以降の処理を実行して、画像をLCD16に表示し、本処理を終了する。
【0044】
図6及び図7の処理によれば、特に詳細画像を必要とする画像のズーム中にのみ(ステップS501でYES)、詳細伸長タスクを開始する(ステップS503)ので、記憶媒体の容量を消費することなく画像表示時間を短縮することができる。
【0045】
図3及び図4において、撮影時に通常のJPEG画像の他に間引いてサイズを小さくしたJPEG画像を生成し、ステップS302における間引き伸長を、この間引きJPEG画像から行ってもよい。
【0046】
本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(図3及び図4と、図6及び図7とのフローチャート)をコンピュータ又はCPU1に供給し、CPU1が該供給されたプログラムを読出して実行することによって、達成することができる。
【0047】
この場合、上記プログラムは、該プログラムを記憶した記憶媒体から直接供給されるか、又はインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続される不図示のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
【0048】
上記プログラムの形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラムコード、OS(オペレーティングシステム)に供給されるスクリプトデータ等の形態から成ってもよい。
【0049】
また、本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記憶した記憶媒体をCPU1に供給し、CPU1が記憶媒体に記憶されたプログラムを読出して実行することによっても、達成することができる。
【0050】
この場合、格納媒体から読出されたプログラムコード自体が上述した各実施の形態の機能を実現すると共に、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成する。
【0051】
プログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えば、ROM2、RAM3、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク(登録商標)、光磁気ディスク、CD−ROM、MO、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等がある。
【0052】
本発明の実施態様を以下に列記する。
【0053】
〔実施態様1〕 画像データを記録する記録手段と、前記記録された画像データから詳細画像データを生成する詳細画像データ生成手段と、前記記録されている画像データからデータを間引いた間引き画像データを生成する間引き画像データ生成手段と、前記間引き画像データ生成手段で生成された間引き画像データに基づいて間引き画像を表示手段に表示した後に、前記詳細画像データ生成手段で生成された詳細画像データに基づいて詳細画像を前記表示手段に表示する表示制御手段とを備えることを特徴とする画像表示装置。
【0054】
〔実施態様2〕 前記詳細画像データ生成手段(S311)は、前記画像データを間引くことなく伸長することにより前記詳細画像データを生成し、前記間引き画像データ生成手段(S302)は、前記画像データを間引いた上で伸長することにより前記間引き画像データを生成することを特徴とする実施態様1記載の画像表示装置。
【0055】
この実施態様により、記憶媒体の容量を消費することなく画像表示時間を短縮することができる。
【0056】
〔実施態様3〕 前記表示制御手段(S304)は、前記間引き画像を表示してから一定時間後に前記詳細画像を表示することを特徴とする実施態様1又は2記載の画像表示装置。
【0057】
この実施態様により、一定時間内に表示画像の切替えが入力されたときは、表示画像の切替えを直ちに実行することができる。
【0058】
〔実施態様4〕 前記表示手段に表示された画像の切替え指示が入力されたか否かを検出する切替え指示検出手段(S319)を備え、前記詳細画像データ生成手段は、前記切替え指示が入力されたときは、前記詳細画像データの生成を停止し、前記間引き画像データ生成手段は前記間引き画像データを生成することを特徴とする実施態様1乃至3のいずれか1項に記載の画像表示装置。
【0059】
この実施態様により、切替え指示が入力されたときは、表示された画像を直ちに切替えることができる。
【0060】
〔実施態様5〕 前記表示手段に表示された画像を加工する指示が入力されたか否かを検出する加工指示検出手段(13,14)を備え、前記加工指示が入力されたときは、前記間引き画像データ及び前記詳細画像データを夫々加工することを特徴とする実施態様1乃至4のいずれか1項に記載の画像表示装置。
【0061】
この実施態様により、間引き画像から詳細画像への差替えを、使用者に違和感を与えることなく行うことができる。
【0062】
〔実施態様6〕 前記表示手段に前記間引き画像が拡大して表示されているときにのみ、前記詳細画像データ生成手段は前記詳細画像データを生成することを特徴とする実施態様1乃至5のいずれか1項に記載の画像表示装置。
【0063】
この実施態様により、記憶媒体の容量を消費することなく画像表示時間を短縮することができる。
【0064】
〔実施態様7〕 前記記録手段(10)は、画像データに対応して、前記間引き画像データ及び前記詳細画像データを記録することを特徴とする実施態様1乃至6のいずれか1項に記載の画像表示装置。
【0065】
〔実施態様8〕 前記記録手段が記録する画像データを取得すべく撮影を行う撮影手段(S323)を備える実施態様1乃至7のいずれか1項に記載の画像表示装置。
【0066】
〔実施態様9〕 画像データを記録手段に記録する記録ステップと、前記記録された画像データから詳細画像データを生成する詳細画像データ生成ステップと、前記記録された画像データからデータを間引いた間引き画像データを生成する間引き画像生成ステップと、前記間引き画像生成ステップで生成された間引き画像データに基づいて間引き画像を表示手段に表示した後に、前記詳細画像データ生成ステップで生成された詳細画像データに基づいて詳細画像を前記表示手段に表示する表示制御ステップとを備えることを特徴とする画像表示方法。
【0067】
この実施態様により、記憶媒体の容量を消費することなく画像表示時間を短縮することができる。
【0068】
〔実施態様10〕 前記詳細画像データ生成ステップは、前記画像データを間引くことなく伸長することにより前記詳細画像データを生成し、前記間引き画像データ生成ステップは、前記画像データを間引いた上で伸長することにより前記間引き画像データを生成することを特徴とする実施態様9記載の画像表示方法。
【0069】
この実施態様により、記憶媒体の容量を消費することなく画像表示時間を短縮することができる。
【0070】
〔実施態様11〕 前記表示制御ステップは、前記間引き画像データに基づいて間引き画像を表示してから一定時間後に前記詳細画像データに基づいて詳細画像を表示することを特徴とする実施態様9又は10記載の画像表示方法。
【0071】
この実施態様により、一定時間内に表示画像の切替えが入力されたときは、表示画像の切替えを直ちに実行することができる。
【0072】
〔実施態様12〕 前記表示手段に表示された画像の切替え指示が入力されたか否かを検出する切替え指示検出ステップを備え、前記詳細画像データ生成ステップは、前記切替え指示が入力されたときは、前記詳細画像データの生成を停止し、前記間引き画像データ生成ステップは前記間引き画像データを生成することを特徴とする実施態様9乃至11のいずれか1項に記載の画像表示方法。
【0073】
この実施態様により、切替え指示が入力されたときは、表示された画像を直ちに切替えることができる。
【0074】
〔実施態様13〕 前記表示手段に表示された画像を加工する指示が入力されたか否かを検出する加工指示検出ステップを備え、前記加工指示が入力されたときは、前記間引き画像データ及び前記詳細画像データを夫々加工することを特徴とする実施態様9乃至12のいずれか1項に記載の画像表示方法。
【0075】
この実施態様により、間引き画像から詳細画像への差替えを、使用者に違和感を与えることなく行うことができる。
【0076】
〔実施態様14〕 前記表示手段に前記間引き画像が拡大して表示されているときにのみ、前記詳細画像データ生成ステップは前記詳細画像データを生成することを特徴とする実施態様9乃至13のいずれか1項に記載の画像表示方法。
【0077】
この実施態様により、記憶媒体の容量を消費することなく画像表示時間を短縮することができる。
【0078】
〔実施態様15〕 前記記録ステップは、画像データに対応して、前記間引き画像データ及び前記詳細画像データを記録することを特徴とする実施態様9乃至14のいずれか1項に記載の画像表示方法。
【0079】
〔実施態様16〕 前記記録ステップが記録する画像データを取得すべく撮影を行う撮影ステップを備える実施態様9乃至15のいずれか1項に記載の画像表示方法。
【0080】
〔実施態様17〕 画像データを記録手段に記録する記録ステップと、前記記録された画像データから詳細画像データを生成する詳細画像データ生成ステップと、前記記録された画像データからデータを間引いた間引き画像データを生成する間引き画像生成ステップと、前記間引き画像データ生成ステップで生成した間引き画像データに基づいて間引き画像を表示手段に表示した後に、前記詳細画像データ生成ステップで生成された詳細画像データに基づいて詳細画像を前記表示手段に表示する表示ステップとを備えることを特徴とする画像表示プログラム。
【0081】
この実施態様により、記憶媒体の容量を消費することなく画像表示時間を短縮することができる。
【0082】
〔実施態様18〕 実施態様17記載のプログラムを格納することを特徴とするコンピュータ読取り可能な記憶媒体。
【0083】
この実施態様により、記憶媒体の容量を消費することなく画像表示時間を短縮することができる。
【0084】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、請求項1記載の画像表示装置によれば、記録された画像データから間引き画像データを生成し、生成された間引き画像データに基づいて間引き画像を表示した後、詳細画像データに基づいて詳細画像を表示するので、記憶媒体の容量を消費することなく画像表示時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像表示装置の内部構成を示すブロック図である。
【図2】図1のデジタルカメラ20の操作面を示す図である。
【図3】図1のデジタルカメラ20によって実行される第1の画像表示処理のフローチャートである。
【図4】図1のデジタルカメラ20によって実行される第1の画像表示処理のフローチャートである。
【図5】(a)図1の記録装置10に記録される圧縮画像データのデータ構造を示す図であり、(b)図3のステップS302で生成される間引き画像データのデータ構造を示す図であり、(c)図3のステップS311で生成される詳細画像データのデータ構造を示す図である。
【図6】図1のデジタルカメラ20によって実行される第2の画像表示処理のフローチャートである。
【図7】図1のデジタルカメラ20によって実行される第2の画像表示処理のフローチャートである。
【符号の説明】
10 記録装置
11 JPEG伸長部
13 十字ボタン
14 タッチパネル
16 LCD
17 LCDコントローラ
Claims (1)
- 画像データを記録する記録手段と、
前記記録された画像データから詳細画像データを生成する詳細画像データ生成手段と、
前記記録された画像データからデータを間引いた間引き画像データを生成する間引き画像データ生成手段と、
前記間引き画像データ生成手段で生成された間引き画像データに基づいて間引き画像を表示手段に表示した後に、前記詳細画像データ生成手段で生成された詳細画像データに基づいて詳細画像を前記表示手段に表示する表示制御手段とを備えることを特徴とする画像表示装置。
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