JP2005025299A - 勤怠管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】管理者が管理すべき人員の実態を迅速に把握することができる。
【解決手段】ネットワーク9を介して勤務者の勤怠情報を記録し管理する勤怠管理サーバ3が接続される勤怠管理システム1において、管理者が管理すべき勤務者を設定する部下設定手段20を備える構成とし、勤怠管理サーバ3及びネットワーク9を介して接続される管理者端末7は、部下設定手段20で設定される勤務者についてその勤怠情報を管理する。部下設定手段20は、人員が組織内や組織間等において移動することで変化する人員の実態に伴って、管理者が管理すべき勤務者を部下として設定し、この部下設定により、管理者は実態に対応した人員を把握し、勤務状況情報を承認する。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、企業等において勤務者の勤怠管理を行う勤怠管理システムに関し、特に、管理者による勤務者の管理に関する。
【0002】
【従来の技術】
企業組織においては、勤務者の勤務状況を把握することにより、企業活動の円滑化、勤務者の給与算定、人事考査等に利用している。一般に、勤務者の勤務状態の管理は、各組織が有する部門毎に管理者を設け、この管理者に対して各勤務者を部下として設定し、管理者は各勤務者の遅刻、欠勤、残業、早退、深夜勤務等の種々の勤怠項目を監督することで、個人あるいは全体の勤務状況を管理している。
【0003】
一方、企業組織では、組織を形成する人員構成として種々の形態がとられている。また、この人員の構成形態は必ずしも固定的なものではなく、組織内や所属内に限らず組織や所属の範囲を超えて人員が移動する場合があり、この人員構成の変化は日次レベルで生じる場合もある。例えば、階層化された部門間での人員の移動に限らず、本社,支社,営業所間やグループ会社間、さらには派遣社員など、組織を越えた人員の移動が日単位で行われることもある。
【0004】
各人員の構成は人事に係わる事項であるため、一般的には人事部等の人事を把握する部門において管理され、人事部門から各部門の管理者にその人事構成が伝えられることで管理すべき人員の把握及び勤怠管理が行われる。管理者は、部下として設定された各勤務者の遅刻、欠勤、残業、早退、深夜勤務等の種々の勤怠項目を含む勤務状況について管理することにより勤怠管理を行う。
【0005】
勤怠項目としては、例えば遅刻、欠勤、早退、残業、深夜勤務、有休取得、休日出勤、振り替え休暇取得、特別休暇取得、事前・事後の申請状況、日次確認状況、ログイン・ログアウトの実行状況等の各種の勤怠状況に係わる項目、これら項目データに基づいて形成される統計データ等があり、項目データ自体あるいは項目データの組み合わせにより得ることができる。
【0006】
なお、以上本発明についての従来技術を出願人の知得した一般的技術情報に基づいて説明したが、出願人の知る範囲において、出願前までに先行技術文献情報として開示すべき情報を出願人は有していない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、管理者は管理すべき人員として設定された勤務者に対して勤怠管理を行うが、会社組織は種々の形態により構成され、また、管理すべき人員はこれた組織単位を越えて移動し、さらに、この人員の移動は日レベルで変化する。そのため、管理者は管理すべき人員の実態を迅速に把握することができないという問題がある。
【0008】
そこで、本発明は、前記した課題を解決して、勤怠管理システムにおいて、管理者が管理すべき人員の実態を迅速に把握することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ネットワークを介して勤務者の勤怠情報を記録し管理する勤怠管理サーバが接続される勤怠管理システムにおいて、管理者が管理すべき勤務者を設定する部下設定手段を備える構成とし、勤怠管理サーバ及びネットワークを介して接続される管理者端末は、部下設定手段で設定される勤務者についてその勤怠情報を管理する。
【0010】
本発明の部下設定手段は、人員が組織内や組織間等において移動することで変化する人員の実態に伴って、管理者が管理すべき勤務者を部下として設定する。この部下設定により、管理者は実態に対応した人員を把握し、勤務状況情報を承認することができる。
【0011】
管理者端末及び勤怠管理サーバは、部下設定手段で設定される勤務者についてその勤怠情報を管理する。例えば、管理者端末は、部下設定手段で設定される勤務者の勤怠情報について承認し、勤怠管理サーバは管理者の承認操作に基づいて承認処理を行い勤怠データ記録手段に勤怠データとして逐次記録する。
【0012】
勤怠データは、所定の入力手段から入力する構成とする他、勤務者の認証情報を照合して認証処理を行う認証手段を利用する構成とすることもできる。
【0013】
この認証手段を利用する構成では、ネットワークを介して勤務者の勤怠情報を記録し管理する勤怠管理サーバと勤務者の認証情報を照合して認証処理を行う認証手段とが接続される勤怠管理システムにおいて、勤怠管理サーバは、認証手段による勤務者の認証において取得した認証取得時刻データ及びその取得順に基づいて、勤務者の出社時刻及び退社時刻を認定する出退社時刻認定手段と、出社時刻及び退社時刻を出社時刻データ及び退社時刻データとして記録する出退社時刻記録手段と、勤怠データを逐次記録する勤怠データ記録手段と、出社時刻データ及び退社時刻データを含む勤怠データを逐次記録する勤怠データ記録手段と、管理者が管理すべき勤務者を設定する部下設定手段を備え、勤怠管理サーバ及びネットワークを介して接続される管理者端末は、部下設定手段で設定される勤務者について勤怠データにより勤務情報を管理する。
【0014】
認証手段は、勤務者の認証において、勤務者が登録者本人であるかを判定し、この際、認証時の時刻を求めておく。この認証取得時刻データ及びその取得順に基づいて勤務者の出社時刻及び退社時刻を認定し、認定した出社時刻及び退社時刻を出社時刻データ及び退社時刻データとし、勤怠管理データベースに記録する。これにより、勤務者は、出退社時刻の管理を自らは何等意志することなく、自動で取得し、勤怠管理情報として記録することができる。また、認証手段は、ネットワーク上の勤怠管理サーバ内、又はネットワークに直接接続されて設けられ、勤務者の認証時において、その認証取得時刻データを取得する。
【0015】
本発明の部下設定手段は、勤怠管理システム内において複数の形態で設けることができ、管理者端末に設ける第1の構成形態、及び管理者端末及び勤怠管理サーバに設ける第2の構成形態とすることができる。
【0016】
第1の構成形態は、部下設定手段を管理者端末に設ける構成であって、管理者端末に部下設定手段として設定手段を備える。管理者は、管理者端末において管理すべき勤務者を部下として設定する。管理者端末は、この設定手段で設定する勤務者について勤怠情報を勤怠管理サーバから取得し、取得した勤怠情報を表示する。
【0017】
第1の構成形態において、管理者端末は、さらに設定手段で設定する勤務者を記録する設定記録手段を備える。管理者端末は、設定手段で設定する勤務者を設定記録手段に記録し、設定記録手段に記録される勤務者の勤怠情報を勤怠管理サーバから取得し、取得した勤怠情報を表示する。
【0018】
第2の構成形態において、部下設定手段を管理者端末に設ける構成であって、管理者端末に設けた設定手段と、設定手段で設定した勤務者を管理する設定管理手段とを備え、この設定管理手段はネットワーク上に設けられる。設定管理手段は、例えばネットワーク上に設けた設定管理サーバにより構成することができる。
【0019】
管理者は、管理者端末において設定手段により管理すべき勤務者を部下として設定する。設定管理手段はこの設定手段で設定する勤務者を管理する。設定管理手段は、管理者端末の求めに応じて、管理者が管理する勤務者を抽出し、抽出した勤務者の勤怠情報を勤怠管理サーバから取得する。管理者端末は、設定管理手段で得られた勤怠情報を入手し表示する。
【0020】
また、第1,第2の構成形態において、管理者端末は設定手段で設定する勤務者の勤怠情報を承認する承認手段を備え、また、勤怠管理サーバは承認に基づいて勤怠情報に承認情報を付加する承認処理手段を備える。管理者端末において承認手段により勤務者の勤怠情報が承認されると、勤怠管理サーバ側が備える承認処理手段は、この承認処理を記憶する。
【0021】
なお、第1の構成形態では、管理者端末側でのみ部下設定を行う構成であるため、人員の移動において、移動前の管理者端末で部下設定が変更されていない場合には、同一の勤務者に対して複数の管理者端末に部下設定が設定されている可能性がある。そこで、第1の構成形態が備える承認処理手段は、同一の勤怠情報に複数の承認情報が付加されている場合には、この承認の承認元である承認手段に確認信号を送る機能を備え、これにより、関連する管理者端末に対して承認のチェックするよう注意を喚起させることができる。
【0022】
本発明の部下設定手段は、同一の勤怠管理サーバが管理する勤務者について部下設定を設定することができる。勤怠管理サーバは、管理している勤務者の中から設定された勤務者についてその勤怠情報を取得して管理者端末に送る。
【0023】
また、本発明の部下設定手段は、異なる勤怠管理サーバが管理する勤務者について部下設定を設定することができる。勤怠管理サーバは、管理者が部下設定した勤務者の中に管理していない勤務者が含まれている場合には、その勤務者のデータを他の勤怠管理サーバに転送する。転送された勤怠管理サーバは、当該勤務者が管理している勤務者であるかを検索し、管理する勤務者であればその勤怠情報を転送元の勤怠管理サーバあるいは要求元の管理者端末に送る。また、管理していない勤務者である場合には、その勤務者のデータを更に別の勤怠管理サーバに転送する。この操作を繰り返すことにより、管理者端末は部下設定した勤務者の勤怠情報を取得することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて詳細に説明する。
【0025】
図1は本発明の勤怠管理システムの概要を説明するための概略図である。図1において、勤怠情報は勤怠データ記録手段40に記録されて管理される。管理者は、管理する部下の勤怠情報を承認手段10で承認する。承認処理手段30は、承認手段10で承認された勤怠情報は、勤怠データ記録手段40に記録し管理する。
【0026】
勤怠管理システムは、管理者が管理すべき勤務者を設定する部下設定手段20を備える。各管理者は、部下設定手段20により勤務者を部下として設定することにより、設定した勤務者の勤怠情報を取得することができる他、承認手段10によりその勤務者の勤怠情報を承認することができる。
【0027】
勤怠データ記録手段40の勤怠情報の管理処理は、勤怠情報管理手段140で行う。この勤怠情報管理手段140に対する勤怠情報の入力は、管理者端末等の入力手段(図示していない)で行う他に、勤務者の認証処理を利用することもできる。
【0028】
これら承認手段10、部下設定手段20、承認処理手段30、及び勤怠データ記録手段40は、勤務者端末や管理者端末等と共にネットワークに接続された勤怠管理サーバに設けることができる。
【0029】
以下、勤務者の認証処理を利用して勤怠情報を入力する場合について説明する。
【0030】
勤務者は、勤務室内への入室、あるいは勤務室からの出室等の出入りの際、ネットワークに接続される端末を使用する際等において、予め登録した登録者であることを勤怠管理サーバ等の勤怠管理手段に確認させるために、認証処理を行う。なお、上記の入室及び出室は、勤務室に限らず所定の領域の出入りとすることができる。
【0031】
図1において、勤務室や所定領域の出入口、あるいは端末部分には、勤務者を認証するために認定するための認証情報取得手段100が設けられる。認証情報取得手段100は、例えば、磁気カード、ICカード、非接触カード等の利用者が携帯するカードの記録媒体に記録された認証データに基づいて認証を行うカードリーダ、各個人の指紋を読み取って個人認証を行う指紋読み取り装置、各個人の虹彩を読み取って個人認証を行う虹彩読み取り装置、各個人の音声を取得する音声読み取り装置など、各個人が固有に備える身体的特徴を認証情報として取得する任意の手段を用いることができる。
【0032】
認証手段110は、認証情報取得手段100で取得した勤務者の認証情報に基づいて、予め登録した登録者であるか否かの認証を行う。この認証は、認証情報取得手段100で取得される認証情報の形態に応じて行う。例えば、個人認証を行う指紋で行う場合には、予め取得しておいた勤務者の指紋データを記録手段(図示していない)に記憶して、認証情報取得手段100で取得した勤務者の指紋データと登録しておいた指紋データとを比較して、個人認証を行う。この際、認証手段110は認証時刻を時計手段(図示していない)から取得し、取得した認証取得時刻データを出退社時刻認定手段120に送る。
【0033】
出退社時刻認定手段120は、認証手段110から送られた認証取得時刻データに基づいて、勤務者の出社時刻、あるいは退社時刻を認定する。出退社時刻記録手段130は、出退社時刻認定手段120から送られた出退社時刻データを勤怠情報管理手段140に記録する。勤怠情報管理手段140は、勤務者の勤怠情報を管理しており、勤怠情報の一情報として出退社時刻データを勤怠データ記録手段に記録し管理する。
【0034】
出退社時刻データは、入室や出室、あるいは端末へのアクセス等において、認証情報取得手段100による認証処理時に、自動で取得される認証取得時刻に基づいて自動で取得する。そのため、勤怠管理手段は、出退社時刻を取得し記録するために勤務者になんらの操作も要求することなく、また、勤務者自身もなんら意識することなく出退社時刻を自動設定することができる。
【0035】
本発明の勤怠管理システムは、勤務者を管理する部下設定において、勤務者の移動形態は複数の想定され、それぞれの移動形態に対応することができる。
【0036】
図2から図4は、勤務者の移動形態を説明するための概略図である。
【0037】
第1の勤務者の移動形態は、会社組織等の組織を構成する部門間において人員が移動する形態である。図2において、組織は部門(1課、2課で表示している)により構成され、図2(a)中の1課は管理者Aに対して勤務者a,b,cが部下として設定され、図2(b)中の2課は管理者Bに対して勤務者d,e,fが部下として設定されている。
【0038】
ここで、図2(b)は、2課に所属する勤務者dが2課から1課に移動する移動形態を示している。この勤務者の移動に伴って、管理者Aは勤務者dを管理すべき勤務者として設定する。この部下設定により、管理者Aは勤務者a〜cに加えて勤務者dの勤怠情報を取得し、各勤怠情報の承認を行う。
【0039】
また、図2(c)は、図2(b)の移動によって1課の所属となった勤務者dを再び2課に移動する移動形態を示している。この勤務者の移動に伴って、管理者Bは勤務者dを管理すべき勤務者として再度設定する。この部下設定により、管理者Bは勤務者e,fと共に勤務者dの勤怠情報を取得し、各勤怠情報の承認を行うことになる。
【0040】
第2の勤務者の移動形態は、異なる勤怠管理組織間において人員が移動する形態である。この異なる勤怠管理組織間としては、例えば、グループ会社間、本社,支社,営業所間等のように勤怠管理を個々に行う組織間がある。図3では、個々に勤怠管理を行う勤怠管理組織1と勤怠管理組織2との間の場合について示している。
【0041】
勤怠管理組織1は、前記図2で示したように、管理者Aに対して勤務者a,b,cが設定された部門と管理者Bに対して勤務者d,e,fが設定された部門を備え、一方、勤怠管理組織2は、前記図2で示したように、管理者Pに対して勤務者p,q,rが設定された部門と管理者Qに対して勤務者s,t,uが設定された部門とにより構成される。
【0042】
ここで、図3(b)は、勤怠管理組織2の管理者Pが管理する勤務者pが勤怠管理組織1の管理者Bの管理下に移動する移動形態を示している。この勤務者の移動に伴って、管理者Bは勤務者pを管理すべき勤務者として設定する。この部下設定により、管理者Bは勤務者d〜fに加えて勤務者pの勤怠情報を取得し、各勤怠情報の承認を行う。
【0043】
また、図3(c)は、図3(b)の移動によって勤怠管理組織1の所属となった勤務者pを再び勤怠管理組織1に移動する移動形態を示している。この勤務者の移動に伴って、管理者Pは勤務者pを管理すべき勤務者として再度設定する。この部下設定により、管理者Pは勤務者q,rと共に勤務者pの勤怠情報を取得し、各勤怠情報の承認を行うことになる。
【0044】
第3の勤務者の移動形態は、第2の形態と同様に、異なる勤怠管理組織間において人員が移動する形態であり、この異なる勤怠管理組織に属する派遣社員を管理すべき人員として設定する。図4はこの形態の概要を示している。
【0045】
勤怠管理組織は、前記図4(a)に示すように、管理者Aに対して勤務者a,b,cが設定された部門を備える。
【0046】
ここで、図4(b)は、派遣社員gが勤怠管理組織の管理者Aの管理下に移動する移動形態を示している。この派遣社員gの移動に伴って、管理者Aは派遣社員gを管理すべき勤務者として設定する。この部下設定により、管理者Aは勤務者a〜cに加えて派遣社員gの勤怠情報を取得し、各勤怠情報の承認を行う。
【0047】
また、図4(c)は、図4(b)の移動によって勤怠管理組織の所属となった派遣社員gを派遣元あるいは他の部門に移動させる移動形態を示している。このとき、他の部門の管理者が派遣社員gを管理すべき勤務者として部下設定した場合には、新たな管理者は派遣社員gの勤怠情報を取得し、各勤怠情報の承認を行うことになる。
【0048】
次に、本発明の勤怠管理システムの各形態の構成例について図5〜図22を用いて説明する。
【0049】
本発明の勤怠管理システムは、部下設定を複数の形態により行うことができる。部下設定の第1の形態は、部下設定を行う手段を管理者端末側に設けた設定手段で構成する形態であり、以下の図5〜図10を用いて説明する。
【0050】
また、部下設定の第2の形態は、部下設定を行う手段を、管理者端末に設けた設定手段と、ネットワーク上に設けれ設定手段で設定した勤務者を管理する設定管理手段とにより構成する形態であり、以下の図11〜図22を用いて説明する。なお、第2の形態において、同じ勤怠管理組織内において人員の移動がある場合の態様を図11〜図14を用いて説明し、異なる勤怠管理組織間において人員の移動がある場合の態様を図15〜図18を用いて説明し、派遣社員による人員の移動がある場合の態様を図19〜図22を用いて説明する。
【0051】
はじめに、部下設定の第1の形態について図5〜図10を用いて説明する。
【0052】
図5は勤怠管理システムにおいて部下設定の第1の形態による概略構成を示す図である。なお、図5は、勤務者の認証処理を利用して勤怠情報を入力する構成について示している。
【0053】
図5において、ネットワーク9には、勤務者の勤怠情報を管理する勤怠管理サーバ3、業務管理を管理する業務管理サーバ4、ネットワーク9にアクセスするアクセス者の個人を認証するための認証サーバ2、認証されたアクセス者の端末(勤務者端末6、管理者端末7)が備える各表示手段に対して、勤怠管理システムが提供する機能やサービスを表示すると共に選択を行うメニューを表示させるメニューサーバ5、勤務者や管理者等の利用者が勤怠管理サーバ3を利用するための端末(勤務者端末6、管理者端末7)が接続されている。
【0054】
また、ネットワーク9には、勤務者を特定する認証情報を取得するための認証情報取得手段8が接続される。認証情報取得手段8は、ネットワーク9に直接接続する構成、あるいは、勤務者端末6に設ける構成とすることができる。ネットワーク9に直接接続する構成では、例えば勤務室の出入口に設け、勤務室の出入する勤務者の認証情報を取得することにより認証を行う。また、勤務者端末6に設ける構成では、勤務者が勤務者端末6からネットワーク9にアクセスする際に、そのアクセス者の認証情報を取得することにより認証を行う。なお、図示していないが、認証情報取得手段8は管理者端末7に対して設ける構成とすることもできる。
【0055】
なお、図5には、機能管理サーバとして、勤務者の勤務状況を管理する勤怠管理サーバ3、業務スケジュールや業務実績等を管理する業務管理サーバ4が示されているが、この勤怠管理サーバ3や業務管理サーバ4に限らず、各利用者の勤怠記録をまとめた出勤状況を管理するサーバ、各種営業実績を管理する営業実績管理サーバ、受注状況を管理する受注サーバ、給与関係を管理する給与管理サーバ、利用者の福利厚生を管理する福利厚生管理サーバ、会議室や応接室等の設備を管理する設備管理サーバ、種々のお知らせを管理するお知らせ管理サーバ等、使用態様に応じて任意に設定することができる。また、この他に、利用者の入退出を管理するゲート管理システムをネットワーク9に接続することもできる。
【0056】
認証サーバ2は、各端末(勤務者端末6、管理者端末7)から入力されたパスワードを認証データベース2aにあらかじめ格納しておき、認証手段2bによって個人識別用の登録パスワードと比較し、認証を求める者が登録された利用者であるかを認証する他、各端末(勤務者端末6、管理者端末7)あるいはネットワーク9に直接に接続される認証情報取得手段8やゲート管理システムに接続される認証情報取得手段(図示していない)から取得される認証情報を取得し、認証データベース2aにあらかじめ登録しておいた各個人の認証元データと比較し、認証を求める者が登録された利用者であるかを認証する。
【0057】
認証情報取得手段8は、前記したように、磁気カード、ICカード、非接触カード等の利用者が携帯するカードの記録媒体に記録された認証データに基づいて認証を行うカードリーダ、各個人の指紋を読み取って個人認証を行う指紋読み取り装置、各個人の虹彩を読み取って個人認証を行う虹彩読み取り装置、各個人の音声を取得して個人認証を行う音声読み取り装置など、各個人が固有に備える身体的特徴を取得する任意の手段を用いることができる。
【0058】
また、各端末(勤務者端末6、管理者端末7)は、ネットワーク9にLAN等により直接に接続されたり、インターネット等の通信網(図示していない)を介して接続され、ログイン操作によりネットワーク9に接続した後、勤怠管理サーバ3や業務管理サーバ4等を利用する。なお、ネットワーク9との信号接続を切り離す場合には、ログアウト操作を行う。
【0059】
なお、ゲート管理システム(図示していない)は、管理領域の内外の通過状態を管理するシステムであり、認証情報取得手段により開閉を管理し、予め登録された利用者のみの通過を許容する。また、この他、タイムカード読取装置を接続することもできる。
【0060】
認証サーバ2は、認証情報取得手段8からの認証情報に基づいて、勤務者の認証処理を行う。
【0061】
また、ネットワーク9は、LAN等の閉じられた通信網の他、インターネット(図示していない)を用いることもできる。このインターネットを介して接続される端末(図示していない)を利用する場合には、在宅勤務や出張先からネットワーク9へのアクセスに適用することができる。
【0062】
また、管理者端末7は、認証情報取得手段8の他に、承認手段10及び設定手段21を備え、さらに設定記録手段22を備えることもできる。
【0063】
承認手段10は、管理すべき勤務者の勤怠情報を勤怠管理サーバ3から取得し、この勤怠情報の承認操作を行う手段であり、例えば、勤務者の休暇申請、欠勤や早退の申請及び承諾等の承認項目について承認処理を行う。管理者端末7において管理者が承認手段10により各承認項目について承認操作を行うと、勤怠管理サーバ3の承認処理手段30は、この承認操作を受けて勤怠データ記録手段3a内に記録される勤怠情報の各承認項目について承認処理を行う。
【0064】
本発明の勤怠管理システム1は、管理者端末7に設定手段21を備える。設定手段21は、部下設定手段を構成するものであって、管理者端末側において管理者が管理すべき勤務者を設定する。この設定手段21により部下設定を行うと、勤怠管理サーバ3は部下設定された勤務者の勤怠情報を管理者端末7の承認手段10に送る。承認手段10は前記と同様にして承認を行う。
【0065】
本発明の勤怠管理システム1は、管理者端末7にさらに設定記録手段22を備えることができる。設定記録手段22は、設定手段21で新たに部下設定した勤務者を記録し、以後の承認処理において再度の部下設定を要することなく、勤怠情報を取得し、承認処理を行うことができる。
【0066】
この部下設定の第1の形態によれば、管理者端末の操作のみにより部下設定を行うことができる。
【0067】
なお、勤怠管理サーバ3は、勤務者の出退社時刻データを含む勤怠情報を記録する勤怠データ記録手段3a、及び勤怠情報記録手段(図示していない)を備える。上記の他、勤怠事項申請情報を記録することもできる。勤怠情報記録手段は、入力した勤怠情報や勤怠事項申請情報を勤怠データ記録手段3a記録する他、管理者端末から入力された承認結果を勤怠データ記録手段3aに記録する。
【0068】
また、勤怠管理サーバ3は、出退社時刻認定手段(図示していない)及び出退社時刻記録手段(図示していない)を備える。出退社時刻認定手段は、ネットワーク9を介して認証情報取得手段8の認証取得時刻データを入力し、この認証情報時刻データに基づいて勤務者の出社時刻、退社時刻を認定する。また、出退社時刻記録手段は、出退社時刻認定手段で認定した出社時刻、退社時刻の時刻データを勤怠データ記録手段3aに記録する。なお、出退社時刻記録手段による出退社時刻データは、勤怠情報記録手段を介して勤怠データ記録手段3aに記録するように構成してもよい。
【0069】
また、勤怠情報記録手段は、管理者端末により各勤務者の勤怠状況や出退社時刻による出勤状態、勤怠事項申請情報等を承認した場合には、この承認結果についても、勤怠データ記録手段3aに記録する。
【0070】
この他に、勤怠管理サーバ3は勤怠状況送信手段(図示していない)を備える構成とすることもできる。勤怠情報記録手段は、端末(勤務者端末6,管理者端末7)から勤怠情報や勤怠事項申請情報の参照要求を受けると、勤怠データ記録手段3aから勤怠情報、勤怠事象申請情報、あるいは承認結果を勤怠情報記録手段を介して読み出し、端末(勤務者端末6,管理者端末7)に送信する。
【0071】
勤務者端末6や管理者端末7は、勤怠状況送信手段(図示していない)から送信された,勤怠情報、勤怠事象申請情報、あるいは承認結果を表示することができる。
【0072】
なお、認証サーバ2は、勤怠管理サーバ3内に設ける構成とすることも、勤怠管理サーバ3とは別にネットワーク9に接続して設ける構成とすることもできる。
【0073】
なお、勤怠データ記録手段3a及び出力手段は勤怠管理サーバ3内に限らず、ネットワーク9を介して外部に設ける構成とすることもできる。
【0074】
次に、本発明の勤務者端末の一構成例について説明する。図6は本発明の勤務者端末6の一構成例を説明するためのブロック図である。
【0075】
勤務者端末6は、ネットワーク9の間で信号の授受を行うI/O手段6aと、このI/O手段6aに接続される認証情報取得手段6b,勤怠情報入力手段6c,勤怠事項申請手段6d,個人勤怠情報表示手段6eを備える。認証情報取得手段6bは、勤務者端末6を利用する者が予め登録された者であるかを認証するために、勤務者を認証するための情報を取得する手段、例えば、指紋,虹彩,声紋等の種々の個人を特定する認証情報を入力する手段(例えば、指紋を検出するセンサ)とすることができる。
【0076】
勤怠情報入力手段6cは勤務者の勤怠情報を入力する手段であり、また、勤怠事項申請手段6dは、勤務者が休暇や遅刻等の勤怠事項を事前に申請する手段である。認証情報取得手段6b,勤怠情報入力手段6c,及び勤怠事項申請手段6dには時刻読取手段6fが接続され、各手段の操作時の時刻を取得する。時刻読取手段6fで読み取った操作時の時刻データは、認証情報取得手段6b,勤怠情報入力手段6c,及び勤怠事項申請手段6dにおいて得られた情報に付加されて、勤怠管理サーバに送信される。
【0077】
個人勤怠情報表示手段6eは、勤怠管理サーバ3の勤怠データベース3aに記憶されている、勤務者の出退社時刻を含む勤怠情報や勤怠事項申請情報や承認結果を取り込んで表示する。
【0078】
次に、本発明の管理者端末の一構成例について説明する。図7は本発明の管理者端末7の一構成例を説明するためのブロック図である。
【0079】
管理者端末7は、勤務者の勤怠情報や勤怠事項申請情報の承認を行う端末であり、ネットワーク9の間で信号の授受を行うI/O手段7aと、このI/O手段7aに接続される認証情報取得手段7b,設定手段7c,記録設定手段7d,承認手段7e,勤務者勤怠情報表示手段7fを備える。認証情報取得手段7bは、管理者端末7を利用する者(例えば、管理者、承認者、承認の権限を委託された者)が予め登録された者であるかを認証するために、利用者を認証するための情報を取得する手段であり、認証情報取得手段6bと同様に、例えば、指紋,虹彩,声紋等の種々の個人を特定する認証情報を入力する手段(例えば、指紋を検出するセンサ)とすることができる。
【0080】
設定手段7cは、管理対象の勤務者を設定する手段であり、氏名や社員番号等で特定することができる。また、承認手段7eは、勤務者の勤怠状況や出勤状況、勤務者が休暇や遅刻等の勤怠事項を事前あるいは事後に申請した勤怠事項申請情報等の各種の承認処理を行う手段であり、承認あるいは非承認を行い、この承認結果は、勤怠管理サーバ3に送信される。認証情報取得手段7b,設定手段7c,及び承認手段7eには時刻読取手段7gが接続され、各手段の操作時の時刻を取得する。時刻読取手段7gで読み取った操作時の時刻データは、認証情報取得手段7b,設定手段7c,及び承認手段7eにおいて得られた各情報に付加されて、勤怠管理サーバ3に送信される。
【0081】
勤務者勤怠情報表示手段7fは、勤怠管理サーバ3の勤怠データベース3aに記憶されている、勤務者の出勤状況情報、勤怠情報、勤怠事項申請情報、承認結果を取り込んで表示する。
【0082】
図8は、管理者端末で行う部下設定、及び管理者端末と勤怠管理サーバとの間で行う承認処理の動作を説明するための図である。この動作例は、同一の勤怠管理組織内に所属する勤務者について部下設定を行う場合を示している。なお、以下文中で()で示す番号は図8中に示す番号と対応している。
【0083】
第1の形態では、管理者端末側に設けた設定手段により部下設定を行う。管理者は管理者端末側が備える設定手段により管理すべき勤務者を設定し(1)、設定記録手段に選択した勤務者を部下設定する(2)。
【0084】
部下設定した後、管理者が承認手段から承認要求を行うと(3)、設定記録手段から記録しておいた設定部下の情報を読み出し(4)、読み出した勤務者の勤怠データを勤怠管理サーバに要求する(5)。
【0085】
勤怠管理サーバの承認処理手段は、管理者端末からの要求に基づいて勤怠データ記録手段から勤怠データを読み出し(6,7,8)、管理者端末に送信する(9)。
【0086】
管理者端末は、送信された勤怠データを受信して(10)、表示手段に表示する(11)。管理者は、部下の勤怠データを確認して承認手段により承認処理を行い(12)、勤怠管理サーバに送信する(13)。
【0087】
勤怠管理サーバは承認データを受信し(14)、二重承認等のチェックを行った後(15)、勤怠データ記録手段に記録する承認処理を行う(16,17)。
【0088】
承認処理後の更新データは、管理者端末に送信し、管理者により管理することができる(18〜20)。
【0089】
二重承認のチェックは、管理者端末のみで部下設定を行うことにより、同一の勤務者が複数の管理者によって承認処理が行われるおそれを解消するために行う。この二重承認のチェックは、例えば、勤怠データ記録手段から当該勤務者の勤怠データが既に承認されているかを調べ、既承認である場合にはその勤怠データの承認者を抽出し、当該承認者及び承認を要求している管理者に通知する(15a)。既承認者及び承認を要求した管理者はこの通知を受信し(15b)、確認した後(15c)、勤怠管理サーバに確認結果を送信する(15d)。
【0090】
なお、ここでは、設定手段で部下設定した勤務者を設定記録手段に記録しているが、部下設定と共に承認要求を行うことにより、設定記録手段を用いない形態にも適用することができる。
【0091】
図9は管理者端末での部下設定の表示例を示している。図9(a)は部下設定画面50において、設定する部下を指定する画面表示であり、職員番号や氏名を入力することにより勤務者を指定し、指定した勤務者を新たに管理すべき勤務者として追加するか、あるいは部下設定から外すかを設定する。
【0092】
また、同表示画面には、現在の部下設定の状況をツリー構造で表示することができる。ここでは、一例として1課の部門において、管理者Aに対して勤務者a,b,cが部下として設定されている状態を示している。
【0093】
図9(b)は、新たに勤務者dを追加設定した状態と示している。表示画面上には、追加設定された勤務者の職員番号(あるいは氏名)を表示すると共に、追加後の部下設定の状況をツリー構造で表示している。なお、画面上で追加した部下設定を、色表示等によって既設定と区別して表示することもできる。
【0094】
また、図9(c)は、勤務者dを削除設定した状態と示している。表示画面上には、削除設定された勤務者の職員番号(あるいは氏名)を表示すると共に、変更後の部下設定の状況をツリー構造で表示している。なお、画面上で削除した部下設定を、色表示等によって既設定と区別して表示することもできる。
【0095】
前記図8で示した動作例では、同一の勤怠管理組織内に所属する勤務者について部下設定を行う場合を示しているが、本発明の勤怠管理システムは、異なる勤怠管理組織に所属する勤務者についても部下設定を行うことができる。
【0096】
図10は、異なる勤怠管理組織に所属する勤務者について、管理者端末で行う部下設定、及び管理者端末と勤怠管理サーバとの間で行う承認処理の動作を説明するための図である。なお、ここでは、異なる勤怠管理組織として勤怠管理組織1と勤怠管理組織2の例について示している。異なる勤怠管理組織間としては、例えば、グループ会社間、本社,支社,営業所間等のように勤怠管理を個々に行う組織間とすることができる。なお、以下文中で()で示す番号は図10中に示す番号と対応している。
【0097】
この例では、図8に示した例と同様に、管理者端末側に設けた設定手段により部下設定を行う。管理者は管理者端末側が備える設定手段により管理すべき勤務者を設定し(21)、設定記録手段に選択した勤務者を部下設定する(22)。
【0098】
部下設定した後、管理者が承認手段から承認要求を行うと(23)、設定記録手段から記録しておいた設定部下の情報を読み出し(24)、読み出した勤務者の勤怠データを勤怠管理サーバに要求する(25)。
【0099】
勤怠管理サーバの承認処理手段は、管理者端末からの要求を受けて(26)勤怠データ記録手段から勤怠データを読み出しを行う。このとき、要求する勤怠データに係わる勤務者が、管理者と同じ勤怠管理組織(ここでは勤怠管理組織1とする)である場合には、その勤怠管理組織1に設けられる勤怠管理サーバ中の勤怠データ記録手段から勤怠データを読み出す(27,28)。
【0100】
また、要求する勤怠データに係わる勤務者が、管理者と異なる勤怠管理組織(ここでは勤怠管理組織2とする)である場合には、その勤怠管理組織2に設けられる勤怠管理サーバ中の勤怠データ記録手段から勤怠データを読み出す。異なる勤怠管理組織2への勤怠データの要求転送は、勤怠管理組織1の勤怠管理サーバ内に勤怠管理組織2が管理する勤務者リストを持たせ、この勤務者リストを参照することにより行う他、自己の勤怠管理サーバが管理する勤務者リスト中に該当する勤務者がない場合に、その勤務者データを他の勤怠管理組織に転送し、転送先の勤怠管理組織において該当する勤務者を検索させて勤怠データを読み出させるようにすることもできる(27,29)。
【0101】
管理者端末は、送信された勤怠データを受信して(31)、表示手段に表示する(32)。管理者は、部下の勤怠データを確認して承認手段により承認処理を行い(33)、勤怠管理サーバに送信する(34)。
【0102】
勤怠管理サーバは承認データを受信し(35)、二重承認等のチェックを行った後(36)、勤怠データ記録手段に記録する承認処理を行う。このとき、勤務者が異なる勤怠管理組織2に属する場合には、勤怠管理組織2の勤怠データ記録手段に記録させて承認処理を行う(37,38)。
【0103】
承認処理後の更新データは、管理者端末に送信し、管理者により管理することができる(40〜42)。
【0104】
二重承認のチェックは、前記と同様とすることができ、例えば、勤怠データ記録手段から当該勤務者の勤怠データが既に承認されているかを調べ、既承認である場合にはその勤怠データの承認者を抽出し、当該承認者及び承認を要求している管理者に通知する(36a)。既承認者及び承認を要求した管理者はこの通知を受信し(36b)、確認した後(36c)、勤怠管理サーバに確認結果を送信する(36d)。また、勤務者が異なる勤怠管理組織に属する場合には、前記した勤怠データの読み出しと同様の処理により行うことができる。
【0105】
なお、ここでは、設定手段で部下設定した勤務者を設定記録手段に記録しているが、部下設定と共に承認要求を行うことにより、設定記録手段を用いない形態にも適用することができる。
【0106】
次に、第2の形態について、同じ勤怠管理組織内において人員の移動がある場合の態様を図11〜図14を用いて説明する。
【0107】
図11は勤怠管理システムにおいて部下設定の第2の形態による概略構成を示す図である。なお、図11は、勤務者の認証処理を利用して勤怠情報を入力する構成について示している。
【0108】
図11において、ネットワーク9には、勤務者の勤怠情報を管理する勤怠管理サーバ3、業務管理を管理する業務管理サーバ4、ネットワーク9にアクセスするアクセス者の個人を認証するための認証サーバ2、認証されたアクセス者の端末(勤務者端末6、管理者端末7)が備える各表示手段に対して、勤怠管理システムが提供する機能やサービスを表示すると共に選択を行うメニューを表示させるメニューサーバ5、勤務者や管理者等の利用者が勤怠管理サーバ3を利用するための端末(勤務者端末6、管理者端末7)が接続されて備える。
【0109】
これらの構成は前記図5で示した構成とほぼ同様であるが、第2の形態はこの構成に加えて、部下設定手段20としてネットワーク9上に設ける設定管理手段(設定管理サーバ23)と、管理者端末7に設ける設定手段21とを備える。第2の形態では、第1の形態の管理者端末7が備える設定記録手段を省くことができる。
【0110】
上記した構成の内、前記図5と異なる部分のみ説明し、共通する部分の説明は省略する。第2の形態が備える部下設定手段20は、ネットワーク9上に設けた設定管理手段としての設定管理サーバ23と管理者端末7に設けた設定手段21とにより構成する。
【0111】
設定管理サーバ23は、予め設定されている管理者と管理されるべき勤務者との関係を記録すると共に、設定手段21で設定された管理者と勤務者との関係を記録する設定データ記録手段23aと、この設定処理を行う設定処理手段23bとを備える。なお、設定管理手段は、上記した設定データのみを管理する設定管理サーバ23を用いる他に、人員の構成関係を記録する例えば人事管理サーバを用いることもできる。
【0112】
第2の形態において同じ勤怠管理組織内で人員の移動がある場合の動作例を図12を用いて説明する。図12は、管理者端末の設定手段と設定管理サーバとにより行う部下設定、及び管理者端末と勤怠管理サーバとの間で行う承認処理の動作を説明するための図である。なお、この動作例は、同一の勤怠管理組織内に所属する勤務者について部下設定を行う場合を示している。なお、以下文中で()で示す番号は図12中に示す番号と対応している。
【0113】
第2の形態では、管理者端末側に設けた設定手段とネットワーク上に設けた設定管理サーバにより部下設定を行う。管理者は管理者端末側が備える設定手段により管理すべき勤務者を設定し、設定管理サーバに設定事項を送る(51)。設定管理サーバの設定管理手段は、管理者端末から受けた設定事項に基づいて人事データ設定を変更し記録する。これにより、部下設定が行われる(52,53)。
【0114】
部下設定した後、管理者が承認手段から承認要求を行うと(54)、勤怠管理サーバの承認処理手段はこの承認要求を受け(55)、設定管理サーバに人事データを要求する(56)。設定管理サーバは人事データを読み出し、勤怠管理サーバに送信する(57)。勤怠管理サーバは受信した人事データに基づいて(58)、勤務者の勤怠データを勤怠データ記録手段に要求する(59)。勤怠データ記録手段は要求された勤怠データを読み出して承認処理手段に送り(60)、承認処理手段はこの勤怠データを管理者端末に送信する(61)。
【0115】
管理者端末は、送信された勤怠データを受信して(62)、表示手段に表示する(63)。管理者は、部下の勤怠データを確認して承認手段により承認処理を行い(64)、勤怠管理サーバに送信する(65)。
【0116】
勤怠管理サーバは承認データを受信し(66)、勤怠データ記録手段に記録する承認処理を行う(67,68)。
【0117】
承認処理後の更新データは、管理者端末に送信し、管理者により管理することができる(69〜71)。
【0118】
ここで、図13,14は設定データ記録手段に記録される、管理者と勤務者との関係を設定するデータ構成例である。図13(a)に示すデータ構成例は、部門,管理者,勤務者及びこれらの設定期間、移動元及び移動先等の項目を備える。例えば、1課の部門では、現在管理者Aに対して勤務者a,b,cが部下として設定され、2課の部門では、現在管理者Bに対して勤務者d,e,fが部下として設定されている。
【0119】
ここで、2課の勤務者dが1課に移動して、管理者Aが管理する勤務者となる場合には、図13(b)に示すように、2課の部門に設定されていた勤務者dの期間に移動日を設定し移動先として1課を記録すると共に、1課の部門に勤務者dを設定して期間に移動日を設定し移動元として2課を記録する。図13(b)中の矢印は、この移動状態を示している。
【0120】
また、1課に移動した勤務者dが2課に戻る場合には、図13(c)に示すように、1課の部門に設定されていた勤務者dの期間に移動日を設定し移動先として2課を記録すると共に、2課の部門の勤務者dの期間に移動日を設定し移動元として1課を記録する。図13(c)中の矢印は、この移動状態を示している。図13に示すデータ構成とすることにより、部下設定の状況の他に、勤務者の移動履歴を記録することができる。
【0121】
図14に示すデータ構成例は、管理者と管理すべき勤務者との部下設定関係のみを記録する例である。図14(a)に示すデータ構成例では、例えば、管理者Aに対して勤務者a,b,cが設定され、管理者Bに対して勤務者d,e,fが設定される。勤務者dが管理者Aの管理下となる場合には、図14(b)に示すように、管理者Aが管理する勤務者の中にdを追加し、管理者Bが管理する勤務者の中からdを削除する。図14(b)中の矢印は、この移動状態を示している。
【0122】
また、勤務者dが管理者Bの管理下に戻る場合には、図14(c)に示すように、管理者Bが管理する勤務者の中にdを追加し、管理者Aが管理する勤務者の中からdを削除する。図14(c)中の矢印は、この移動状態を示している。
【0123】
次に、第2の形態について、異なる勤怠管理組織間において人員の移動がある場合の態様を図15〜図18を用いて説明する。
【0124】
図15は勤怠管理システムにおいて部下設定の第2の形態による概略構成を示す図である。なお、図15は、勤務者の認証処理を利用して勤怠情報を入力する構成について示している。
【0125】
図15において、ネットワーク9には、勤務者の勤怠情報を管理する勤怠管理サーバ3、業務管理を管理する業務管理サーバ4、ネットワーク9にアクセスするアクセス者の個人を認証するための認証サーバ2、認証されたアクセス者の端末(勤務者端末6、管理者端末7)が備える各表示手段に対して、勤怠管理システムが提供する機能やサービスを表示すると共に選択を行うメニューを表示させるメニューサーバ5等の構成が各勤怠管理組織に設けられ、また、ネットワーク9に勤務者や管理者等の利用者が勤怠管理サーバ3を利用するための端末(勤務者端末6、管理者端末7)が接続されている。図15では、複数の勤怠管理組織として勤怠管理組織1と勤怠管理組織2が設けられた例を示し、勤怠管理組織2の構成要素の番号には勤怠管理組織1の構成要素の番号に「′」を付して示している。なお、これらの構成は前記図11で示した構成とほぼ同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
【0126】
設定管理サーバ23及び設定管理サーバ23′は、予め設定されている管理者と管理されるべき勤務者との関係をそれぞれの勤怠管理組織について記録する。また、各設定管理サーバ23,23′は、設定手段21で設定された管理者と勤務者との関係を記録する設定データ記録手段23a,23a′と、この設定処理を行う設定処理手段23b,23b′とを備える。なお、設定管理手段は、上記した設定データのみを管理する設定管理サーバ23,23′を用いる他に、人員の構成関係を記録する例えば人事管理サーバを用いることもできる。
【0127】
この構成により、図15に示す構成例では、ネットワークを介して複数の異なる勤怠管理組織(勤怠管理組織1,2)が接続され、管理者端末7はこれらの複数の異なる勤怠管理組織間で移動する勤務者に対して部下設定を行う。
【0128】
第2の形態において異なる勤怠管理組織内で人員の移動がある場合の動作例を図16を用いて説明する。図16は、管理者端末の設定手段と設定管理サーバとにより行う部下設定、及び管理者端末と勤怠管理サーバとの間で行う承認処理の動作を説明するための図である。なお、この動作例は、異なる勤怠管理組織内に所属する勤務者について部下設定を行う場合を示している。なお、以下文中で()で示す番号は図16中に示す番号と対応している。
【0129】
第2の形態では、管理者端末側に設けた設定手段とネットワーク上に設けた設定管理サーバにより部下設定を行う。管理者は管理者端末側が備える設定手段により管理すべき勤務者を設定し、同じ勤怠管理組織(ここでは勤怠管理組織1とする)内の設定管理サーバに設定事項を送る(81)。設定管理サーバの設定管理手段は、管理者端末から受けた設定事項に基づいて人事データ設定を変更し記録する。これにより、部下設定が行われる(82,83)。管理者端末から送られた部下設定において、設定される勤務者が勤怠管理組織1に属していない場合には、ネットワーク9を介して別の勤怠管理組織(ここでは勤怠管理組織2とする)に転送する(84)。
【0130】
転送された他の勤怠管理組織(勤怠管理組織2)では、転送された部下設定に基づいて設定変更を行う(86)。なお、転送先の勤怠管理組織においても、該当する勤務者が見つからない場合には、ネットワーク9を介して更に別の勤怠管理組織(ここでは図示していない)に転送し、同様に処理を行う。
【0131】
部下設定した後、管理者が承認手段から承認要求を行うと(87)、同じ勤怠管理組織内の勤怠管理サーバの承認処理手段はこの承認要求を受け(88)、設定管理サーバに人事データ(部下設定データ)を要求する(89)。設定管理サーバは人事データ(部下設定データ)を読み出し、勤怠管理サーバに送信する(90)。勤怠管理サーバは受信した人事データ(部下設定データ)に基づいて(91)、勤務者の勤怠データを勤怠データ記録手段に要求する(92)。勤怠データ記録手段は要求された勤怠データを読み出して(93)承認処理手段に送る(97)。
【0132】
また、勤務者の勤怠データを勤怠データ記録手段に要求する場合、求める勤務者が同じ勤怠管理組織内に属していない場合には、ネットワーク9を介して別の勤怠管理組織(ここでは勤怠管理組織2とする)に転送する(92)。
【0133】
転送された他の勤怠管理組織(勤怠管理組織2)において、承認処理手段は、転送された要求に基づいて勤怠データ記録手段かた勤怠データを読み出し(94,95)、転送元の勤怠管理組織(勤怠管理組織1)の承認処理手段を介して管理者端末に送る(98)。管理者端末は、送信された勤怠データを受信して(99)、表示手段に表示する(100)。管理者は、部下の勤怠データを確認して承認手段により承認処理を行い(101)、勤怠管理サーバに送信する(102)。
【0134】
勤怠管理サーバは承認データを受信し(103)、勤怠データ記録手段に記録する承認処理を行う(104,105)。
【0135】
承認処理後の更新データは、管理者端末に送信し、管理者により管理することができる(106〜108)。
【0136】
ここで、図17,18は設定データ記録手段に記録される、管理者と勤務者との関係を設定するデータ構成例である。なお、このデータ構成は図3に対応している。図17(a)に示すデータ構成例は、勤怠管理組織毎に部門,管理者,勤務者及びこれらの設定期間、移動元及び移動先等の項目を備える。例えば、勤怠管理組織1では2課の部門において、現在管理者Bに対して勤務者d,e,fが部下として設定され、勤怠管理組織2では1課の部門において、現在管理者Pに対して勤務者p,q,rが部下として設定されている。
【0137】
ここで、勤怠管理組織2の1課の勤務者pが勤怠管理組織1の2課に移動して、管理者Bが管理する勤務者となる場合には、図17(b)に示すように、勤怠管理組織2の1課の部門に設定されていた勤務者pの期間に移動日を設定し移動先として勤怠管理組織1の2課を記録し、勤怠管理組織1の2課の部門に勤務者pを設定して期間に移動日を設定し移動元として勤怠管理組織2の1課を記録する。図17(b)中の矢印は、この移動状態を示している。図17に示すデータ構成とすることにより、部下設定の状況の他に、勤務者の移動履歴を記録することができる。
【0138】
図18に示すデータ構成例は、管理者と管理すべき勤務者との部下設定関係のみを記録する例である。図18(a)に示すデータ構成例では、例えば、勤怠管理組織1の管理者Bに対して勤務者d,e,fが設定され、勤怠管理組織2の管理者Pに対して勤務者p,q,rが設定される。勤務者pが管理者Bの管理下となる場合には、図18(b)に示すように、管理者Bが管理する勤務者の中に勤務者pを追加し、管理者Pが管理する勤務者の中から勤務者pを削除する。図18(b)中の矢印は、この移動状態を示している。
【0139】
次に、第2の形態について、派遣社員による人員の移動がある場合の態様を図19〜図22を用いて説明する。
【0140】
図19は勤怠管理システムにおいて部下設定の第2の形態による概略構成を示す図である。なお、図19は、勤務者の認証処理を利用して勤怠情報を入力する構成について示している。
【0141】
図19において、ネットワーク9には、勤務者の勤怠情報を管理する勤怠管理サーバ3、業務管理を管理する業務管理サーバ4、ネットワーク9にアクセスするアクセス者の個人を認証するための認証サーバ2、認証されたアクセス者の端末(勤務者端末6、管理者端末7)が備える各表示手段に対して、勤怠管理システムが提供する機能やサービスを表示すると共に選択を行うメニューを表示させるメニューサーバ5等の構成が各勤怠管理組織に設けられ、また、ネットワーク9に勤務者や管理者等の利用者が勤怠管理サーバ3を利用するための端末(勤務者端末6、管理者端末7)が接続されている。
【0142】
図19では、勤怠管理組織と派遣管理組織が設けられた例を示し、派遣管理組織の構成要素の番号には勤怠管理組織の構成要素の番号に「″」を付して示している。なお、これらの構成は前記図15で示した構成とほぼ同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
【0143】
設定管理サーバ23は、予め設定されている管理者と管理されるべき勤務者との関係をそれぞれの勤怠管理組織について記録する。また、設定管理サーバ23は、設定手段21で設定された管理者と勤務者との関係を記録する設定データ記録手段23aと、この設定処理を行う設定処理手段23bとを備える。なお、設定管理手段は、上記した設定データのみを管理する設定管理サーバ23を用いる他に、人員の構成関係を記録する例えば人事管理サーバを用いることもできる。なお、派遣管理組織においても同様に人事を管理する管理サーバを備えることもできる。
【0144】
この構成により、図19に示す構成例では、ネットワークを介して勤怠管理組織と派遣管理組織が接続され、管理者端末7はこれらの勤怠管理組織と派遣管理組織との間で移動する勤務者に対して部下設定を行う。
【0145】
第2の形態において勤怠管理組織と派遣管理組織の間で人員の移動がある場合の動作例を図20を用いて説明する。図20は、管理者端末の設定手段と設定管理サーバとにより行う部下設定、及び管理者端末と勤怠管理サーバ及び派遣管理組織との間で行う承認処理の動作を説明するための図である。なお、この動作例は、派遣管理組織に所属する勤務者(派遣社員)について部下設定を行う場合を示している。なお、以下文中で()で示す番号は図20中に示す番号と対応している。
【0146】
第2の形態では、管理者端末側に設けた設定手段とネットワーク上に設けた設定管理サーバにより部下設定を行う。管理者は管理者端末側が備える設定手段により管理すべき勤務者を設定し、同じ勤怠管理組織内の設定管理サーバに設定事項を送る(111)。設定管理サーバの設定管理手段は、管理者端末から受けた設定事項に基づいて人事データ設定を変更し記録する。これにより、部下設定が行われる。このとき、派遣社員の勤怠データは、派遣元である派遣管理組織側で管理するものとし、勤怠管理組織側では勤怠情報の承認と部下設定を行い、勤怠データ自体の管理は行わないものとする(112,113)。
【0147】
部下設定した後、管理者が承認手段から承認要求を行うと(114)、勤務者が勤怠管理組織に属する場合には前記した例(図16)と同様にして、勤怠管理組織内の勤怠管理サーバの承認処理手段はこの承認要求を受け(115)、設定管理サーバに人事データ(部下設定データ)を要求する(116)。設定管理サーバは人事データ(部下設定データ)を読み出し、勤怠管理サーバに送信する(117)。勤怠管理サーバは受信した人事データ(部下設定データ)に基づいて(118)、勤務者の勤怠データを勤怠データ記録手段に要求する(119)。勤怠データ記録手段は要求された勤怠データを読み出して(120)承認処理手段に送る(123)。
【0148】
また、勤務者の勤怠データを勤怠データ記録手段に要求する場合、求める勤務者が派遣社員である場合には、ネットワーク9を介して派遣管理組織に転送する(119)。
【0149】
転送された派遣管理組織において、承認処理手段は、転送された要求に基づいて勤怠データ記録手段かた勤怠データを読み出し(121,122)、転送元の勤怠管理組織の承認処理手段を介して管理者端末に送る(125)。
【0150】
管理者端末は、送信された勤怠データを受信して(126)、表示手段に表示する(127)。管理者は、部下の勤怠データを確認して承認手段により承認処理を行い(128)、勤怠管理サーバに送信する(129)。
【0151】
勤怠管理サーバは承認データを受信し(130)、勤怠データ記録手段に記録する承認処理を行う(131,132)。
【0152】
承認処理後の更新データは、管理者端末に送信し、管理者により管理することができる(133〜135)。
【0153】
ここで、図21,22は、設定データ記録手段に記録される、管理者と勤務者との関係を設定するデータ構成例である。なお、このデータ構成は図4に対応している。図21(a)に示すデータ構成例は、勤怠管理組織の部門,管理者,勤務者及びこれらの設定期間、移動元及び移動先等の項目を備える。例えば、1課の部門において、現在管理者Aに対して勤務者a,b,cが部下として設定されている。
【0154】
ここで、派遣社員gが1課に移動して、管理者Aが管理する勤務者となる場合には、図21(b)に示すように、1課の部門に勤務者gを設定して期間に移動日を設定し移動元として派遣Gを記録する。また、派遣社員gが1課から派遣元に戻る場合には、図21(c)に示すように、1課の部門の勤務者gの期間に移動日を設定し移動先として派遣Gを記録する。図21に示すデータ構成とすることにより、部下設定の状況の他に、勤務者の移動履歴を記録することができる。
【0155】
図22に示すデータ構成例は、管理者と管理すべき勤務者との部下設定関係のみを記録する例である。図22(a)に示すデータ構成例では、例えば、管理者Aに対して勤務者a,b,cが設定される。派遣社員gが管理者Aの管理下となる場合には、図22(b)に示すように、管理者Aが管理する勤務者の中に派遣社員gを追加する。また、派遣社員gが管理者Aの管理から派遣元に戻る場合には、図22(c)に示すように、管理者Aが管理する勤務者の中から派遣社員gを削除する。
【0156】
図23は、端末(勤務者端末6,管理者端末7)において、ネットワークに接続する際のログイン時の表示例を示している。この個人認証画面51の表示例では、端末画面上に、ログインするために、例えば社員番号(あるいはパスワード)を入力する入力枠表示51a、ログイン用のボタン表示51b、利用者が登録者であるかを認証するために、認証情報取得手段(例えば、指紋センサ)の操作を促す表示51c等が示される。
【0157】
入力枠表示51aに社員番号を入力し、ボタン表示51bをマウス等のクリックで操作すると、社員番号の照合が行われる。社員番号が照合されると、表示51cが表示され、認証情報の取得が求められる。表示51cには、例えば、指紋センサに指を置く旨の指示が表示される。
【0158】
パスワードの照合と認証情報の取得により個人認証が確認されると、ログイン処理が行われ、次にメニュー画面が表示される。このとき、図示しない時計手段(時刻読取手段)から認証取得時刻(ログイン時刻)を取得し、認証取得時刻データ(ログイン時刻情報)を各種機能管理システムに送る。時刻読取手段は、認証サーバ2やメニューサーバ4等の任意のサーバあるいは端末に設けることも、又は単独でクロックをネットワークに接続することもできる。
【0159】
このログイン処理により勤務者が登録者であることが認証されると、メニューサーバ5により、端末(勤務者端末6,管理者端末7)の画面上に図24に示すようなメニュー画面が表示される。図24に示すメニュー画面52の例では、例えば、業務管理システム52a,勤怠管理システム52b等の機能管理システムの選択ボタン表示や、各種のお知らせの選択ボタン表示52cが表示される。また、このメニュー画面52には、ログアウトの選択を行うボタン表示52dが表示される。なお、このメニュー画面は一例であって、他の表示内容とすることもできる。
【0160】
なお、メニュー画面52において、ログアウトの選択ボタン52dがクリックされた場合には、時刻読取手段から認証取得時刻(ログアウト時刻)が取得され、認証取得時刻データ(ログアウト時刻情報)を各種機能管理システムに送る。また、メニュー画面52において機能管理システムを選択すると、選択された機能管理システムの処理画面が表示される。
【0161】
メニュー画面52において、例えば、勤怠管理システムの選択してボタン52bを選択してクリックすると、メニューサーバ5は勤怠管理サーバ3に接続する。選択された勤怠管理サーバ3は、ホームページを表示する表示データを端末(勤務者端末6,管理者端末7)に送りホームページを表示する。
【0162】
ホームページ上には、勤怠管理サーバが処理する処理内容を表示する。処理内容として、例えば、出勤簿,有休・振休,マニュアル,管理用,お知らせ等がある。出勤簿のページでは、勤務者の勤怠状況の一覧表の他、欠勤、有給休暇,振替休日,出張,遅刻,直行,早退,直帰,残業,早出勤務,時間外勤務等の勤怠事項の申請を行う。
【0163】
勤務者端末に表示されるホームページ上において出勤簿のページを選択すると、出勤簿ページが表示される。図25は、出勤簿登録画面の一例を示している。なお、図25に示す出勤簿登録画面は通常勤務の場合を示している。
【0164】
出勤簿登録画面53上には、勤務者に設定された勤務種別53a、及びその勤務種別の勤務時間53bが表示される。なお、勤務種別53a及び勤務時間53bは、勤務者に応じて設定することができる。また、出勤簿登録画面53上には、出勤を登録するためのボタン表示62cが表示される。このボタン表示53cをクリックすることにより出勤登録が行われ、勤怠情報記録手段を介して勤怠データ記録手段に記録される。この際、出勤時刻を記録することができる。出勤時刻は、この出勤登録を行った時刻とすることも、あるいは、認証を行った時刻とすることもできる。出勤登録時刻や認証時刻は、例えば、端末が備える時刻読取手段を用いて取得することができる。
【0165】
図26は、出勤簿の一表示例である。この表示例では、出勤簿の表示画面54に、勤務内容、勤務開始時刻、勤務終了時刻、総残業時間、深夜勤務、申請1、申請2、出社時刻、退社時刻、ログイン時刻(認証取得時刻)、ログアウト時刻(認証取得時刻)等が、各日付毎に表示される。なお、勤務内容の欄には、例えば休日勤務等の通常勤務と異なる勤務状態が記述される。また、勤務開始時刻及び勤務終了時刻は、勤務者に通常設定されている勤務時間や、遅刻や残業等の事前申請により変更された勤務時間が記述される。総残業時間には、当日及び当月のおける残業時間の合計が記述される。当日の総残業時間は、通常勤務の勤務終了時刻と、退社時刻と実際の勤務終了時刻との時間差から算出される。なお、この時間差は、所定時間(例えば、5分や10分等)を単位として設定することができる。
【0166】
申請1及び申請2には、事前申請と事後申請、及び承認済み、申請済み、未申請、却下等を区分して表示することができる。
【0167】
図27は勤怠管理システムメニュー画面の一例であり、図24に示すメニュー画面において勤怠管理システム52bを選択することにより表示される。勤怠管理システムメニュー画面55には、出勤簿55c,有給休暇・振り替え休暇55d,統計機能55e,部下設定55g等の勤怠管理に係わる各種選択ボタンが表示される。また、ホーム55a、お知らせ55b、マニュアル55f、ログアウト55hの選択を行う選択ボタン表示も表示される。なお、この勤怠管理システムメニュー画面は一例であって、他の表示内容とすることもできる。
【0168】
本発明の実施の形態によれば、部下設定をツリー状の人員構成表示により設定することができる。
【0169】
本発明の実施の形態によれば、グループ社間等の勤怠管理形態が異なること組織の間における人員の移動に対しても部下設定を行うことができる。
【0170】
本発明の実施の形態によれば、派遣社員であっても部下設定を行うことができる。
【0171】
本発明の実施の形態によれば、管理者端末のみの設定によって部下設定を行うことができる。
【0172】
本発明の勤怠管理システムは、会社組織に限らず、勤務者の勤怠状況を管理する組織に適用することができる。
【0173】
【発明の効果】
本発明の勤怠管理システムによれば、管理者が管理すべき人員の実態を迅速に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の勤怠管理システムの概要を説明するための概略図である。
【図2】本発明の勤怠管理システムが適用する勤務者の移動形態を説明するための概略図である。
【図3】本発明の勤怠管理システムが適用する勤務者の移動形態を説明するための概略図である。
【図4】本発明の勤怠管理システムが適用する勤務者の移動形態を説明するための概略図である。
【図5】本発明の勤怠管理システムにおいて部下設定の第1の形態による概略構成を示す図である。
【図6】本発明の勤務者端末の一構成例を説明するためのブロック図である。
【図7】本発明の管理者端末の一構成例を説明するためのブロック図である。
【図8】本発明の管理者端末で行う部下設定、及び管理者端末と勤怠管理サーバとの間で行う承認処理の動作を説明するための図である。
【図9】本発明の管理者端末での部下設定の表示例を示す図である。
【図10】本発明の異なる勤怠管理組織に所属する勤務者について、管理者端末で行う部下設定、及び管理者端末と勤怠管理サーバとの間で行う承認処理の動作を説明するための図である。
【図11】本発明の勤怠管理システムにおいて部下設定の第2の形態による概略構成を示す図である。
【図12】本発明の管理者端末の設定手段と設定管理サーバとにより行う部下設定、及び管理者端末と勤怠管理サーバとの間で行う承認処理の動作を説明するための図である。
【図13】本発明の設定データ記録手段に記録される、管理者と勤務者との関係を設定するデータ構成例である。
【図14】本発明の設定データ記録手段に記録される、管理者と勤務者との関係を設定するデータ構成例である。
【図15】本発明の勤務者の認証処理を利用して勤怠情報を入力する構成を示す図である。
【図16】本発明の管理者端末の設定手段と設定管理サーバとにより行う部下設定、及び管理者端末と勤怠管理サーバとの間で行う承認処理の動作を説明するための図である。
【図17】本発明の設定データ記録手段に記録される、管理者と勤務者との関係を設定するデータ構成例である。
【図18】本発明の設定データ記録手段に記録される、管理者と勤務者との関係を設定するデータ構成例である。
【図19】本発明の勤怠管理システムにおいて部下設定の第2の形態による概略構成を示す図である。
【図20】本発明の管理者端末の設定手段と設定管理サーバとにより行う部下設定、及び管理者端末と勤怠管理サーバ及び派遣管理組織との間で行う承認処理の動作を説明するための図である。
【図21】本発明の設定データ記録手段に記録される、管理者と勤務者との関係を設定するデータ構成例である。
【図22】本発明の設定データ記録手段に記録される、管理者と勤務者との関係を設定するデータ構成例である。
【図23】端末においてネットワークに接続する際のログイン時の表示例を示す図である。
【図24】メニュー画面の一例である。
【図25】出勤簿登録画面の一例である。
【図26】出勤簿の一表示例である。
【図27】勤怠管理システムメニュー画面の一例である。
【符号の説明】
1 勤怠管理システム
2,2′,2″ 認証サーバ
2a,2a′ 認証データベース
3,3′,3″ 勤怠管理サーバ
3a I/O手段
4,4′,4″ 業務管理サーバ
5,5′,5″ メニューサーバ
6 勤務者端末
6a I/O手段
6b 認証情報取得手段
6c 勤怠情報入力手段
6d 勤怠事項申請手段
6e 個人勤怠情報表示手段
6f 時刻読取手段
7 管理者端末
7a I/O手段
7b 認証情報取得手段
7c 設定手段
7d 設定記録手段
7e 承認手段
7f 勤務者勤怠情報表示手段
7g 時刻読取手段
8 認証情報取得手段
9 ネットワーク
10 承認手段
20 部下設定手段
21 設定手段
23,23′ 設定管理サーバ
23a,23a′ 設定データ記録手段
23b 設定処理手段
30 承認処理手段
40 勤怠データ記録手段
50 部下設定画面
51 個人認証画面
51a 入力枠表示
51b ログイン用のボタン表示
51c 認証情報取得手段の操作を促す表示
52 メニュー画面
52a 業務管理システムの選択ボタン表示
52b 勤怠管理システムの選択ボタン表示
52c お知らせの選択ボタン表示
52d ログアウトの選択を行うボタン表示
53 出勤簿登録画面
53a 勤務種別ボタン表示
53b 勤務時間ボタン表示
53c 出勤登録のボタン表示
54 出勤簿の表示画面
55 勤怠管理システムメニュー画面
55a ホームの選択ボタン表示
55b お知らせの選択ボタン表示
55c 出勤簿の選択ボタン表示
55d 有給休暇・振り替え休暇の選択ボタン表示
55e 統計機能の選択ボタン表示
55f マニュアルの選択ボタン表示
55g 部下設定の選択ボタン表示
55h ログアウトの選択ボタン表示
100 認証情報取得手段
110 認証手段
120 出退社時刻認定手段
130 出退社時刻記録手段
140 勤怠情報管理手段

Claims (9)

  1. ネットワークを介して勤務者の勤怠情報を記録し管理する勤怠管理サーバが接続される勤怠管理システムにおいて、
    管理者が管理すべき勤務者を設定する部下設定手段を備え、
    前記勤怠管理サーバ及び前記ネットワークを介して接続される管理者端末は、前記部下設定手段で設定される勤務者について勤務状況情報を管理することを特徴とする、勤怠管理システム。
  2. ネットワークを介して勤務者の勤怠情報を記録し管理する勤怠管理サーバと勤務者の認証情報を照合して認証処理を行う認証手段とが接続される勤怠管理システムにおいて、
    前記勤怠管理サーバは、
    前記認証手段による勤務者の認証において取得した認証取得時刻データ及びその取得順に基づいて、勤務者の出社時刻及び退社時刻を認定する出退社時刻認定手段と、
    前記出社時刻及び退社時刻を出社時刻データ及び退社時刻データとして記録する出退社時刻記録手段と、
    前記出社時刻データ及び退社時刻データを含む勤怠データを逐次記録する勤怠データ記録手段と、
    管理者が管理すべき勤務者を設定する部下設定手段を備え、
    前記勤怠管理サーバ及び前記ネットワークを介して接続される管理者端末は、前記部下設定手段で設定される勤務者について前記勤怠データにより勤務状況情報を管理することを特徴とする、勤怠管理システム
  3. 前記部下設定手段は、前記管理者端末に設けた設定手段を含み、
    当該管理者端末は、前記設定手段で設定する勤務者の勤怠情報を勤怠管理サーバから取得し、当該取得した勤怠情報を表示することを特徴とする、請求項1又は2に記載の勤怠管理システム。
  4. 前記管理者端末は、前記設定手段で設定する勤務者を記録する設定記録手段を備え、
    当該管理者端末は当該設定記録手段に記録される勤務者の勤怠情報を勤怠管理サーバから取得し、当該取得した勤怠情報を表示することを特徴とする、請求項1又は2に記載の勤怠管理システム。
  5. 前記管理者端末は、前記設定手段で設定する勤務者の勤怠情報を承認する承認手段を備え、
    前記勤怠管理サーバは、当該承認に基づいて勤怠情報に承認情報を付加する承認処理手段を備え、
    前記承認処理手段は、同一の勤怠情報に複数の承認情報が付加されている場合には、当該承認の承認元である承認手段に確認信号を送ることを特徴とする、請求項1乃至4の何れかに記載の勤怠管理システム。
  6. 前記部下設定手段は、前記管理者端末に設けた設定手段及び前記ネットワーク上に設けられ前記設定手段で設定した勤務者を管理する設定管理手段を含み、
    前記設定管理手段は、前記設定手段で設定される勤務者を抽出し、抽出した勤務者の勤怠情報を勤怠管理サーバから取得し、
    前記管理者端末は、前記設定管理手段が勤怠管理サーバから取得しから勤怠情報を取得し表示することを特徴とする、請求項2に記載の勤怠管理システム。
  7. 前記管理者端末は、前記設定手段で設定する勤務者の勤怠情報を承認する承認手段を備え、
    前記勤怠管理サーバは、当該承認に基づいて勤怠情報に承認情報を付加する承認処理手段を備えることを特徴とする、請求項6に記載の勤怠管理システム。
  8. 前記部下設定手段は、同一の勤怠管理サーバが管理する勤務者の設定を行うことを特徴とする、請求項1乃至7の何れかに記載の勤怠管理システム。
  9. 前記部下設定手段は、異なる勤怠管理サーバが管理する勤務者の設定を行うことを特徴とする、請求項1乃至7の何れかに記載の勤怠管理システム。
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