JP2005023816A - 両吸込み渦巻ポンプ - Google Patents

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JP2005023816A
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Taiji Hashimoto
泰司 橋本
Hideki Akiba
秀樹 秋庭
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Hitachi Plant Technologies Ltd
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Abstract

【課題】動力伝達手段の軸受けをポンプ本体の軸受けに利用した両吸込み渦巻ポンプを提供する。
【解決手段】ポンプ側回転軸8と動力伝達手段4の出力軸4eを一体化すると共に、ポンプ運転中に羽根車10に作用するラジアル荷重とスラスト荷重のうち、ラジアル荷重の一部をケーシング3に設けられたポンプ側の軸受け14により支持し、残りのラジアル荷重とスラスト荷重を動力伝達手段4の出力軸4eを支承する軸受け20により支持したもので、ポンプ側回転軸8を支承する軸受け14の1個を廃止することができるため、ポンプ本体1から動力伝達手段4までの全長の短縮化により据付寸法の短縮化とコモンベースの小型化が可能になる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はポンプ本体と駆動手段を接続する動力伝達手段の軸受けをポンプ本体の軸受けに利用した両吸込み渦巻ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来両吸込み型の渦巻ポンプとしては、例えば特許文献1及び2に記載されたものが公知である。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−236894号公報
【特許文献2】
特開2002−303297号公報
【0004】
前記従来の両吸込み渦巻ポンプは、何れも図2に示すように渦巻室aを有するケーシングbに、両端側に軸受けcにより回転自在に支承された回転軸dが水平方向に設けられており、渦巻室a内に設けられた羽根車eは、回転軸dに固定されて、回転軸dと一体に回転されるようにポンプ本体Aが構成されている。
また回転軸dの一端側には、例えば電動機よりなる駆動手段の回転軸gが継手hを介して接続されていて、駆動手段fにより回転軸dを回転させると、渦巻室aの両側に設けられた吸込み流路iより渦巻室aへ流入した流体(水)が羽根車eの回転により渦巻室aの外周側に設けられた吐出口(図示せず)より吐出されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし前記従来両吸込み渦巻ポンプでは、図2に示すようにポンプ本体Aの回転軸dの両端側が軸受けcにより支承されている。
また駆動手段fの回転軸gも両端側が軸受けjにより回転自在に支承されている上、各回転軸d、gの間が継手hにより接続されている。
このためポンプ本体Aから駆動手段fまでの全長が長くなって両吸込み渦巻ポンプを設置するのに広い据付け場所を必要とすると共に、ポンプ本体A及び駆動手段fを載置するコモンベースkも大型となる等の問題がある。
また軸受けc、jや継手h等の部品点数も多くなるため、部品コストが嵩む等の問題もある。
一方水平方向に回転軸が設けられた両吸込み渦巻ポンプに対して、回転軸が垂直方向となるように駆動手段を設置し、両回転軸の間をベベルギヤボックスよりなる動力伝達手段で接続した両吸込み渦巻ポンプもすでに公知である。
この両吸込み渦巻ポンプでは、回転軸が垂直方向となるよう駆動手段を設置することにより、ポンプ全体の水平方向の全長が短縮できるため、図2に示す従来の両吸込み渦巻ポンプより狭い据付け場所に設置できる効果を有している。
しかしこの両吸込み渦巻ポンプの場合でも、ポンプ本体の回転軸の両端側がケーシングに設けられた軸受けにより支承していることから、軸受けの分だけ水平方向の長さが長くなるため、ポンプ全体の据付け寸法をさらに短縮することができない等の問題がある。
【0006】
本発明は前記従来の問題を改善するためになされたもので、ポンプ本体と駆動手段を接続する動力伝達手段の出力軸とポンプ本体の回転軸を一体化して、動力伝達手段の軸受けをポンプ本体の軸受けに利用した両吸込み渦巻ポンプを提供して、ポンプ全体の小型化と据付け寸法を短縮化及び部品コストの削減を図ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本発明の両吸込み渦巻ポンプは、渦巻室を有するケーシングと、ケーシングに軸受けを介してほぼ水平に支承されたポンプ側回転軸と、渦巻室内に設けられ、かつポンプ側回転軸に固定された羽根車と、回転軸がほぼ垂直に支承され、かつポンプ側回転軸を回転駆動する駆動手段と、ポンプ側回転軸と駆動手段側回転軸との間を接続する動力伝達手段とからなる両吸込み渦巻ポンプであって、ポンプ側回転軸と動力伝達手段の出力軸を一体化すると共に、ポンプ運転中に羽根車に作用するラジアル荷重とスラスト荷重のうち、ラジアル荷重の一部をケーシングに設けられたポンプ側の軸受けにより支持し、残りのラジアル荷重とスラスト荷重を動力伝達手段の出力軸を支承する軸受けにより支持したものである。
【0008】
前記構成により、ポンプ側回転軸を支承する軸受けの1個を廃止することができるため、ポンプ本体から動力伝達手段までの全長の短縮化により据付け寸法の短縮化とコモンベースの小型化が可能になり、これによって狭い据付け場所にも両吸込み渦巻ポンプが容易に設置できると共に、軸受け等の部品数の削減と、コモンベースの小型化により両吸込み渦巻ポンプのコスト低減が図れるようになる。
【0009】
前記目的を達成するため本発明の両吸込み渦巻ポンプは、ポンプ側回転軸を支承する軸受けの少なくとも摺動面を、熱可塑性樹脂により形成すると共に、軸受の摺動面を水により潤滑したものである。
【0010】
前記構成により、熱可塑性樹脂が有する滑性と、摺動面に形成される水膜により、回転軸との摺動面における摺動特性が向上することから、高い摺動面圧下で長時間使用しても摺動面が焼き付いたり早期に摩耗することがないため、ポンプ側軸受けの耐久性が向上すると共に、金属軸受けに比べて高い摺動面圧で使用できるため、軸受けの小型化が図れるようになる。
【0011】
前記目的を達成するため本発明の両吸込み渦巻ポンプは、熱可塑性樹脂よりなる軸受けに、ポンプ自身の取り扱い水や、水道水、工業用水等を強制的に供給したものである。
【0012】
前記構成により、ポンプ側軸受けの潤滑と冷却を同時に行うことができるため、さらに耐久性が向上すると共に、軸受けの潤滑や冷却にポンプ自身の取り扱い水を使用すれば、別に水源を必要としないので、軸受けの潤滑や冷却が容易かつ経済的に行えるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、図1に示す図面を参照して詳述する。
両吸込み渦巻ポンプ本体1(以下単にポンプ本体1という)は、ベベルギヤボックスよりなる動力伝達手段4とともにコモンベース5上に設置され、動力伝達手段4上に縦型電動機よりなる駆動手段6が設置されている。
ポンプ本体1は、中央部に渦巻室2を有するケーシング3を有していて、ケーシング3の底部がコモンベース5の上面に固着具7により固定されている。
ケーシング3は、例えば上下方向に2分割された分割構造のダブルボリュート形状となっていて、上部ケーシング3aと下部ケーシング3bの間がボルト等の締結手段(図示せず)により水密に締結されていると共に、下部ケース3b側に吸込み口と吐出口(ともに図示せず)が設けられている。
【0014】
ケーシング3には、渦巻室2の中心部を水平方向に貫通する回転軸8が設けられており、この回転軸8はポンプ本体1と駆動手段6の間を接続する動力伝達手段4の出力軸4bと共通一体化されていて、一端側がポンプ本体1の回転軸8に、そして他端側が動力伝達手段4の出力軸4bとなっている。
ポンプ側回転軸8の中間部には、渦巻室2内に設けられた両吸込み遠心型の羽根車10が固定されていて、回転軸8と一体に羽根車10が回転するようになっており、渦巻室2の両側には吸込み流路11が設けられ、渦巻室2は吐出流路12に接続されている。
渦巻室2と吸込み流路11の間には、吸込み口2aが開口されていて、これら吸込み口2aにはマウスリング13が嵌着されている。
【0015】
ポンプ本体1の回転軸8は、一端側がケーシング3に設けられた軸受け14に回転自在に支承され、この軸受け14が設けられたケーシング3の端面側は、ケーシングカバー3cにより閉鎖されていて、外部への液漏れが防止されていると共に、軸受け14の反対側には、メカニカルシールよりなる軸封手段16が設置されていて、吸込み流路11からの液漏れを防止している。
ケーシング3に設けられたポンプ本体1側の軸受け14は、ラジアル方向の荷重を支承する滑り軸受けよりなり、外層が金属スリーブにより形成され、内層が樹脂により形成された2層構造となっていて、回転軸8の外周面と内周面が摺動する内層は、熱可塑性樹脂により形成されている。
【0016】
軸受け14の内層を形成する材料としては、好ましくは次のような熱可塑性樹脂が使用されている。PA(ポリアミド)、POM(ポリアセタール)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PPE(ポリフェニルン・エ一テル)、PC(ポリカーボネート)、UHMW−PE(超高分子ポリエチレン)IPTFE(ポリ四フッ化エチレン)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、PI(ポリイミド)、PEEK(ポリ・エ一テル・エ一テル・ケトン)、PAR(ポリアリレート)、PSF(ポリサルフォン)、PEI(ポリエーテルイミド)、PAI(ポリアミドイミド)、PES(ポリエーテルスルホン)、のうち少なくとも一種類を含むものを材料としている。さらに好ましくは、炭素繊維で強化させたPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、炭素繊維で強化させたPPS(ポリフェニレンサルファイド)等である。
【0017】
内層が熱可塑性樹脂により円筒形に成形された軸受け14の内径は、回転軸8の外周面との間で最小隙間となるように設定されていて、回転軸8の外周面との微小な隙間からの漏れ量が最小限となるように予め成形されている。
軸受け14の端面側を閉鎖するケーシングカバー3cには、ほぼ中央に注水口17が設けられていて、この注水口17に図示しない給水管により渦巻室2内の加圧水の一部が強制的に注入されている。
注水口17よりケーシングカバー3c内へ注入された水は、軸受け14へ流入して熱可塑性樹脂によりなる軸受け14の摺動面に水膜を形成して摺動面を潤滑すると同時に、軸受け14全体を冷却するようになっている。
【0018】
一方動力伝達手段4は、互いに噛合する一対のベベルギヤ4a,4bより構成されていて、これらベベルギヤ4a,4bは、台座5aを介してコモンベース5上に固定されたギヤケース4c内に収容されている。
ギヤケース4c内には、ポンプ本体1の回転軸8と一体となった出力軸4eがポンプ本体1側より挿入されていて、この出力軸4eにベベルギヤ4a,4bの一方4bが固着されており、出力軸4eのギヤゲース4c内側の端部は、動力伝達手段4の軸受け20に回転自在に支承されている。
動力伝達手段4側の軸受け20は、ギヤケース4c内に突設されたブラケット4fの上部に設けられていて、動力伝達手段4自身のラジアル荷重及び、ポンプ本体1の羽根車10に作用するラジアル荷重の一部を支持するラジアル軸受けと、羽根車10に作用するスラスト荷重を支持するスラスト軸受けとから構成されている。
【0019】
下部が台座5aを介してコモンベース5上に固定されたギヤケース4cは密閉構造となっていて、ギヤケース4c内には、ベベルギヤ4a,4bの噛合部や軸受け20を潤滑する潤滑油が出力軸4eよりやや下側に達するように収容されており、出力軸4bが貫通するギヤケース4cの貫通部には、ケース4c内の潤滑油が外部へ漏出するのを防止するシール部材21が設けられている。
ポンプ本体1を駆動する駆動手段6は、回転軸6aがほぼ垂直となるようにギヤケース4c上に設置されていて、回転軸6aの上端側と下端側が軸受け22に回転自在に支承されており、回転軸6aの下端側は動力伝達手段4の入力軸4dと一体化されていて、ギヤケース4cの上方よりギヤケース4c内に突出されており、ギヤケース4c内の端部にベベルギヤ4a,4bの他方4aが固着されている。
【0020】
次に前記構成された両吸込み渦巻ポンプの作用を説明する。
前記両吸込み渦巻ポンプは、主として水道水や農業用水、灌漑用水等の揚水に使用するが、使用に当たっては、駆動手段6により回転軸6aを回転駆動すると、駆動手段6側の回転軸6aとポンプ本体1側の回転軸8を接続する動力伝達手段4のベベルギヤ4a,4bを介してポンプ本体1側の回転軸8が回転され、回転軸8に固定された羽根車10が渦巻室2内で回転する。
【0021】
これによってケーシング3に設けられた吸水口より吸水された水は、渦巻室2内で回転する羽根車10により加圧される。
羽根車10により加圧された水は、渦巻室2に接続された吐出流路12を経て吐出口へと達し、吐出口より吐出される。
またポンプ本体1の運転中に羽根車10に作用するラジアル荷重の一部は、回転軸8の一端側を支承する軸受け14により支承され、残りのラジアル荷重と、スラスト荷重は動力伝達手段4の出力軸4eを支承する軸受け20により支持される。
これによってポンプ本体1側回転軸8の他端を支承する軸受けが不要となるため、ポンプ本体1と駆動手段4の水平方向の全長を短縮することができると共に、全長が短縮されることにより、ポンプ本体1及び動力伝達手段4を設置するコモンベース5の小型化が図れるようになる。
【0022】
一方、ポンプ本体1の運転中は、羽根車10により加圧された水の一部が注水口17より軸受け14へ注入され、これによって摺動面が熱可塑性樹脂により形成された軸受け14の摺動面に水膜が形成されて摺動面が潤滑されると同時に、軸受け14全体が冷却されるため、安定した軸受け特性が得られるようになる。
ちなみに軸受け14の摺動面にメタル等の金属材料を使用した場合、ポンプ本体1の運転中に焼き付き等の事故を防止するための軸受け面積を大きくして、摺動面の面圧をできるだけ小さくする必要がある。
このため金属材料よりなる軸受けは、軸受け面積の増大により大型となるが、前記実施の形態で使用した摺動面が熱可塑性樹脂によりなる軸受け14を使用することにより、摺動特性が金属軸受けに比べて向上するため、軸受け自体の小型化が図れると同時に、焼き付き事故等の防止も図れるようになる。
【0023】
なお前記実施の形態では、ポンプ自身が扱う自水を注水口17へ注入するようにしたが、水道水や工業用水を別系統で注入するようにしてもよい。
また前記実施の形態では、駆動手段4に縦型の電動機を使用した場合について説明したが、タービンや内燃機関等の駆動手段を用いても勿論よい。
【0024】
【発明の効果】
本発明は以上詳述したように、ポンプ側回転軸と動力伝達手段の出力軸を一体化すると共に、ポンプ運転中に羽根車に作用するラジアル荷重とスラスト荷重のうち、ラジアル荷重の一部をケーシングに設けられたポンプ側の軸受けにより支持し、残りのラジアル荷重とスラスト荷重を動力伝達手段の出力軸を支承する軸受けにより支持するようにしたことから、ポンプ側回転軸を支承する軸受けの1個を廃止することができるため、ポンプ本体から動力伝達手段までの全長の短縮化により据付け寸法の短縮化とコモンベースの小型化が可能になり、これによって狭い据付け場所にも両吸込み渦巻ポンプが容易に設置できると共に、軸受け等の部品数の削減と、コモンベースの小型化により両吸込み渦巻ポンプのコスト低減が図れるようになる。
【0025】
またポンプ側回転軸を支承する軸受けの少なくとも摺動面を、熱可塑性樹脂により形成すると共に、軸受の摺動面を水により潤滑するようにしたことから、熱可塑性樹脂が有する滑性と、摺動面に形成される水膜により、回転軸との摺動面における摺動特性が向上し、これによって高い摺動面圧下で長時間使用しても摺動面が焼き付いたり早期に摩耗することがないため、ポンプ側軸受けの耐久性が向上すると共に、金属軸受けに比べて高い摺動面圧で使用できるため、軸受けの小型化が図れるようになる。
【0026】
さらに熱可塑性樹脂よりなる軸受けに、ポンプ自身の取り扱い水や、水道水、工業用水等を強制的に供給するようにしたことにより、ポンプ側軸受けの潤滑と冷却を同時に行うことができるため、さらに耐久性が向上すると共に、軸受けの潤滑や冷却にポンプ自身の取り扱い水を使用すれば、別に水源を必要としないので、軸受けの潤滑や冷却が容易かつ経済的に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態になる両吸込み渦巻ポンプの断面図である。
【図2】従来の両吸込み渦巻ポンプの断面図である。
【符号の説明】
1 ポンプ本体
2 渦巻室
3 ケーシング
4 動力伝達手段
4e 出力軸
5 コモンベース
6 駆動手段
6a 駆動手段側回転軸
8 ポンプ側回転軸
10 羽根車
14、20 軸受け

Claims (3)

  1. 渦巻室を有するケーシングと、前記ケーシングに軸受けを介してほぼ水平に支承されたポンプ側回転軸と、前記渦巻室内に設けられ、かつ前記ポンプ側回転軸に固定された羽根車と、回転軸がほぼ垂直に支承され、かつ前記ポンプ側回転軸を回転駆動する駆動手段と、前記ポンプ側回転軸と前記駆動手段側回転軸との間を接続する動力伝達手段とからなる両吸込み渦巻ポンプであって、前記ポンプ側回転軸と前記動力伝達手段の出力軸を一体化すると共に、ポンプ運転中に前記羽根車に作用するラジアル荷重とスラスト荷重のうち、ラジアル荷重の一部を前記ケーシングに設けられたポンプ側の軸受けにより支持し、残りのラジアル荷重とスラスト荷重を前記動力伝達手段の出力軸を支承する軸受けにより支持したことを特徴とする両吸込み渦巻ポンプ。
  2. 前記ポンプ側軸受けの少なくとも摺動面を、熱可塑性樹脂により形成すると共に、前記軸受の摺動面を水により潤滑してなる請求項1に記載の両吸込み渦巻ポンプ。
  3. 熱可塑性樹脂よりなる前記軸受けに、ポンプ自身の取り扱い水や、水道水、工業用水等を強制的に供給してなる請求項2に記載の両吸込み渦巻ポンプ。
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