JP2005023730A - スカートサクション基礎構造体および同構造体の設置方法 - Google Patents

スカートサクション基礎構造体および同構造体の設置方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 空間の隅々まで簡単に充填することが可能で、養生期間を必要としない基礎構造体の提供
【解決手段】 基礎構造体は、ケーソン躯体10を備えている。躯体10は、側壁部12と、上底版部14と、頂版部16とを備えている。版部14の下方には、下底版部18が、連結部20を介して一体に形成されている。底版部18の下端側には、スカート部22が設けられており、躯体10の下端には、スカート部22と下底版部18とで、外周と上方とが囲繞され、下端が開口した空間部24が形成されている。空間部24は、隔壁26により複数の小空間24aに区画されている。各小空間24a内には、不透水性袋体30が設置されている。袋体30は、ケーソン躯体10を水底地盤36の所定深度まで沈設した後に、水Wを注水して、各小空間24aを充満するように拡大されている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、スカートサクション基礎構造体および同構造体の設置方法に関するものである。
水中に基礎構造物を構築する工法の一種として、特許文献1に開示されているようなサクション基礎工法が知られている。特許文献1に開示されている基礎工法では、筒状の側壁部と、側壁部の下端に設けられた底版部と、側壁部の上端に設けられた上版部と、側壁部の下端から下方に延設されたスカート部とを備えたケーソン躯体が、サクション基礎構造体として用いられる。
このようなサクション基礎構造体を水底地盤中に設置する際には、スカート部の先端を水底地盤中に貫入させた状態で、サクション荷重を作用させて、ケーソン躯体を所定深度まで沈設させ、その後に、底版部とスカート部とで画成された空間部内に、コンクリートやモルタルなどの硬化性充填材を間詰め注入して、これを硬化させ、しかる後に、ケーソン躯体の上方に上部工を構築することになる。
しかしながら、このような従来のサクション基礎構造体ないしはその設置方法には、以下に説明する技術的な課題があった。
特開2001−311167号公報
すなわち、特許文献1に開示されているサクション基礎構造体においては、底版部とスカート部とで画成された空間部内に、コンクリートやモルタルなどの硬化性充填材を間詰め注入して、これを硬化させることで、上部荷重を水底地盤に伝達している。
ところが、コンクリートやモルタルなどの充填材は、粘性があるので、空間部内の隅々まで充填することが難しく、その上に、確実に充填されたか否かの確認も困難であり、さらに、仮に間隙が残存することが確認されたとしても、充填材が硬化した後に、間隙を埋めることは、非常に困難であった。
また、間詰め注入されたコンクリートやモルタルなどの充填材は、所定の強度が発現されるまでは、基礎の荷重を水底地盤に伝達させることができないので、養生期間が必要であり、これが施工期間の長期化の一因となっていた。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、空間の隅々まで簡単に充填することが可能で、しかも、養生期間を必要としないスカートサクション基礎構造体および同構造体の設置方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、筒状の側壁部と、底版部と、スカート部とを備えたケーソン躯体を、前記スカート部の先端を水底地盤中に貫入させた状態で、サクション荷重を作用させて、前記ケーソン躯体を所定深度まで沈設させるスカート・サクション基礎構造体において、前記底版部と前記スカート部とで囲繞された空間部内に、前記ケーソン躯体を所定深度まで設置した後に、低粘性流体を注入して拡大させる不透水性袋体を設置した。
このように構成したスカートサクション基礎構造体によれば、底版部とスカート部とで囲繞された空間部内に、ケーソン躯体を所定深度まで設置した後に、低粘性流体を注入して拡大させる不透水性袋体を設置しているので、不透水性袋体内に粘性流体を注入すると、袋体が拡大して、空間部に隙間を生じることなく低粘性流体を充満することができる。
空間部に低粘性流体を充満させると、上部荷重を、低粘性流体を介して水底地盤に伝達することができる。
この場合、低粘性流体は、従来のコンクリートやモルタルなどの充填材に比べて、粘性が低いので、空間部内の隅々まで簡単に充填することができ、隙間も生じない。
また、低粘性流体は、不透水性袋体内に注入されていて、外部へ流出しないので、これが空間部に充満すると、直ちに上部荷重を水底地盤に伝達することが可能になり、施工期間の短縮化を図ることができる。
前記空間部には、当該空間部を複数の小空間に区画する隔壁が設けられ、前記不透水性袋体を前記小空間のそれぞれに設置することができる。
この構成によれば、水底地盤に傾斜があって、小空間の大きさが異なる場合に簡単に対応することができる。
前記低粘性流体は、水で構成することができる。
この構成によれば、水は、非圧縮性材料なので、上部荷重をそのまま水底地盤に伝達することができる。
前記不透水性袋体は、圧力センサーを設置して、自動的に一定圧力に制御することができる。
また、本発明は、筒状の側壁部と、前記側壁部の下端に設けられた底版部と、前記側壁部の下端から下方に延設されたスカート部とを備えたケーソン躯体を、前記スカート部の先端を水底地盤中に貫入させた状態で、サクション荷重を作用させて、前記ケーソン躯体を所定深度まで沈設させるスカート・サクション基礎構造体の設置方法において、前記底版部と前記スカート部とで囲繞された空間部内に、予め不透水性袋体を設置し、前記ケーソン躯体を所定深度まで設置した後に、前記不透水性袋体内に低粘性流体を注入して拡大させるようにした。
このように構成したスカートサクション基礎構造体の設置方法によれば、底版部とスカート部とで囲繞された空間部内に、予め不透水性袋体を設置し、ケーソン躯体を所定深度まで設置した後に、不透水性袋体内に低粘性流体を注入して拡大させるので、不透水性袋体内に粘性流体を注入すると、袋体が拡大して、空間部に隙間を生じることなく低粘性流体が充満する。
空間部に低粘性流体を充満させると、上部荷重を、低粘性流体を介して水底地盤に伝達することができる。
この場合、低粘性流体は、従来のコンクリートやモルタルなどの充填材に比べて、粘性が低いので、空間部内の隅々まで簡単に充填することができ、隙間も生じない。
また、低粘性流体は、不透水性袋体内に注入されていて、外部へ流出しないので、これが空間部に充満すると、直ちに上部荷重を水底地盤に伝達することが可能になり、施工期間の短縮化を図ることができる。
前記空間部には、当該空間部を複数の小空間に区画する隔壁が設けられ、前記不透水性袋体を前記小空間のそれぞれに設置し、前記不透水性袋体内に順次前記低粘性流体を注入することができる。
前記低粘性流体は、非圧縮性の水で構成することができる。
前記不透水性袋体内に圧力センサーを設置し、前記不透水性袋体内に充満させた前記低粘性流体圧を一定に保つことができる。
本発明にかかるスカートサクション基礎構造体および同構造体の設置方法によれば、空間の隅々まで簡単に充填することが可能で、しかも、養生期間を必要としないので、施工期間の短縮化が図れる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1から図4は、本発明にかかるスカートサクション基礎構造体および同構造体の設置方法の一実施例を示している。
図1は、本発明にかかるスカートサクション基礎構造体の一実施例を示している。同図に示したスカートサクション基礎構造体は、ケーソン躯体10を備えている。
ケーソン躯体10は、鋼製のものであって、両端が開口した筒状の側壁部12と、側壁部の下端に設けられた上底版部14と、側壁部12の上端に設けられた頂版部16とを備えている。
上底版部14は、半球状のものを、4個端部同士を相互に連結した形状に形成され、側壁部12の下端開口を閉塞するように設けられている。頂版部16は、比較的厚みの厚い平板であって、側壁部12の上端開口閉塞するように設けられている。
上底版部14の下方には、半球状の下底版部18が、連結部20を介して一体に形成されていて、本実施例の場合は、上,下底版部14,18で概略球形状の底版部が形成されている。
また、下底版部18の下端側には、外周の連結部20をそのまま垂直下方に延設するようにして、環状のスカート部22が設けられており、ケーソン躯体10の下端には、スカート部22と下底版部18とで、外周と上方とが囲繞され、下端が開口した空間部24が形成されている。
本実施例の場合、空間部24は、隔壁26により複数の小空間24aに区画されている。隔壁26は、スカート部22の内側にあって、連結部20の垂直延長上に配置されていて、各隔壁26の下端は、スカート部22の下端と同じ位置になっている。
隔壁26により区画された小空間24a内には、下,上底版部18,14を貫通して、上底版部14の上方に開口する水抜き管28がそれぞれ設置されている。また、各小空間24a内には、不透水性袋体30が設置されている。
この不透水性袋体30は、例えば、膜構造建築の天井材として用いられているガラス繊維を四フッ化エチレン樹脂、ないしは、塩化ビニル樹脂で被覆した膜材料や、ポリエステル繊維を塩化ビニル樹脂で被覆した膜材料、高耐久性ゴム,ゴムアスファルトなどで構成され、これらで構成されたシート材の外周を封止して袋状に形成したものであって、伸縮性を備えたものが用いられている。
不透水性袋体30には、注水管32の一端が個別に接続され、各注水管32の他端側は、下,上底版部18,14と頂版部16とを貫通して、ケーソン躯体10の上端まで延設され、上端側に止水弁34が設けられている。
不透水性袋体30は、ケーソン躯体10を水底地盤36の所定深度まで沈設した後に、低粘性流体、例えば、水Wを注水して、各小空間24aを充満するように拡大されている。
袋体30が水Wの注入により拡大する際には、小空間24a内の水は、袋体30の拡大に伴って、水抜き管28から外部に排出され、これにより袋体30が、小空間24aの全域を満たすようにして拡大させることができる。
この場合、ケーソン躯体10を水底地盤36の所定深度まで沈設した際に、小空間24aの容積は、図1に示すように、水底地盤36の傾斜で異なることになるが、本実施例では、隔壁26で区画された小空間24a内にそれぞれ不透水性袋体30が設置されているので、小空間24a内に容積に合わせて水Wを注水することができ、過剰な注水により、部分的な水底地盤36の圧密化を回避することができる。
各不透水性袋体30内に所定量の水Wの注水が終了すると、止水弁34を閉じて、袋体30の拡大状況を維持する。なお、不透水性袋体30が各小空間24aを充満するように拡大したか否かの確認は、例えば、注水管32ないしは袋体30内に圧力センサーを設置して、圧力センサーの検出圧力により確認することができ、圧力に過不足があれば、水Wの注水量で調節すればよい。
また、この場合、止水弁34に替えて、例えば、電磁制御弁を設置し、この電磁制御弁の開閉を、前述した圧力センサーに基づいて行うようにすれば、自動的に不透水性袋体30の充満状態(所定の圧力状態)を維持することもできる。
なお、不透水性袋体30内に注入する低粘性流体は、水Wに限る必要はなく、例えば、水にベントナイトなどを懸濁させた泥水や、オイルなどであっても良い。
さて、以上のように構成したスカートサクション基礎構造体によれば、下底版部18とスカート部22とで囲繞された空間部24内に、ケーソン躯体10を所定深度まで設置した後に、低粘性流体(水W)を注入して拡大させる不透水性袋体30を設置しているので、不透水性袋体30内に粘性流体(水W)を注入すると、袋体30が拡大して、空間部24に隙間を生じることなく低粘性流体(水W)を充満することができる。
空間部24に低粘性流体(水W)を充満させると、上部荷重を、低粘性流体(水W)を介して水底地盤36に伝達することができる。
この場合、低粘性流体(水W)は、従来のコンクリートやモルタルなどの充填材に比べて、粘性が低いので、空間部24内の隅々まで簡単に充填することができ、隙間も生じない。
また、低粘性流体(水W)は、不透水性袋体30内に注入されていて、外部へ流出しないので、これが空間部24に充満すると、直ちに上部荷重を水底地盤36に伝達することが可能になり、施工期間の短縮化を図ることができる。
また、本実施例の場合、空間部24は、隔壁26を設けて複数の小空間24aに区画し、不透水性袋体30を小空間24aのそれぞれに設置しているので、水底地盤36に傾斜があって、小空間24aの大きさが異なる場合に簡単に対応することができる。さらに、本実施例の場合には、低粘性流体は、水Wで構成しており、水は、非圧縮性材料なので、上部荷重をそのまま水底地盤36に伝達することができる。
次に、上記構成のスカートサクション基礎構造体の設置方法について、図2〜図4に基づいて説明する。図1に示した構造のケーソン躯体10は、沈設現場近傍の製作ヤードで製造されて、沈設現場まで曳航される。
この際に、不透水性袋体30は、図2に示すように、収縮させた状態て、各注水管32の先端に係止して、小空間24a内に予め設置される。沈設現場まで曳航されたケーソン躯体10は、側壁部12内に注水することや、バラスト荷重の載荷などにより、水底地盤36上に沈設される。
そして、スカート部22および隔壁26の先端が水底地盤36内にある程度貫入して、図3に示すように、小空間24aの下端側が水底地盤36により閉塞されると、小空間24a内を排水して、減圧することにより、サクション荷重をケーソン躯体10に作用させる。
このようなサクション荷重の印加により、ケーソン躯体10が水底地盤36の所定深度まで沈下すると、サクション荷重の印加を停止して、図4に示すように、各小空間24a内に設置されている不透水性袋体30内に水W(低粘性流体)を注入して拡大させる。
図4には、水Wを不透水性袋体30内に注入して、小空間24a内に拡大充満させる過程が示されている。これらの図に示した過程では、左から2個目までの袋体30が既に拡大が完了した状態で、3番目の袋体30が拡大途中にあり、4番目の袋体30は、まだ水Wが注入されていない。
水Wは、注水管32を介して、各袋体30内に注入され、袋体30の拡大充満が確認されると、止水弁34が閉塞される。そして、不透水性袋体30に順次水Wを注水して、全部が拡大されると、ケーソン躯体10の設置が完了する。なお、拡大された不透水性袋体30は、前述した圧力センサーと電磁制御弁とにより、一定の圧力状態に保つことができる。
以上のように構成したスカートサクション基礎構造体の設置方法によれば、不透水性袋体30内に水Wを注入すると、袋体30が拡大して、小空間部24aに隙間を生じることなく水Wが充満する。このようにして、小空間部24aに水Wを充満させると、上部荷重を、低粘性流体を介して水底地盤に伝達することができる。
この場合、低粘性流体である水Wは、従来のコンクリートやモルタルなどの充填材に比べて、粘性が低いので、小空間部24a内の隅々まで簡単に充填することができ、隙間も生じない。
また、水Wは、不透水性袋体30内に注入されていて、外部へ流出しないので、これが小空間部24aに充満すると、直ちに上部荷重を水底地盤36に伝達することが可能になり、施工期間の短縮化を図ることができる。
なお、上記実施例では、側壁部12の下端に上底版部14と下底版部18とを設け、下底版部18の下方にスカート部22を延設したケーソン躯体10を例示したが、本発明の実施は、この形態に限定されることはなく、例えば、筒状の側壁部12の下端に直接スカート部22を延設するケーソン躯体にも適用することができる。
本発明にかかるスカートサクション基礎構造体の一実施例を示す縦断面図である。 図1の構造体を設置する際に沈設現場まで曳航した際の説明図である。 図2に引き続いて行われる工程の説明図である。 図3に引き続いて行われる工程の説明図である。
符号の説明
10 ケーソン躯体
12 側壁部
14 上底版部
16 頂版部
18 下底版部
22 スカート部
24 空間部
24a 小空間部
26 隔壁
30 不透水性袋体
36 水底地盤
W 水(低粘性流体)

Claims (8)

  1. 筒状の側壁部と、底版部と、スカート部とを備えたケーソン躯体を、前記スカート部の先端を水底地盤中に貫入させた状態で、サクション荷重を作用させて、前記ケーソン躯体を所定深度まで沈設させるスカート・サクション基礎構造体において、
    前記底版部と前記スカート部とで囲繞された空間部内に、前記ケーソン躯体を所定深度まで設置した後に、低粘性流体を充満して、上部荷重を前記水底地盤に伝達する不透水性袋体を設置することを特徴とするスカートサクション基礎構造体。
  2. 前記空間部には、当該空間部を複数の小空間に区画する隔壁が設けられ、前記不透水性袋体を前記小空間のそれぞれに設置することを特徴とする請求項1記載のスカートサクション基礎構造体。
  3. 前記低粘性流体は、水で構成することを特徴とする請求項1または2記載のスカートサクション基礎構造体。
  4. 前記不透水性袋体は、圧力センサーを設置して、自動的に一定圧力に制御されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のスカートサクション基礎構造体。
  5. 筒状の側壁部と、底版部と、スカート部とを備えたケーソン躯体を、前記スカート部の先端を水底地盤中に貫入させた状態で、サクション荷重を作用させて、前記ケーソン躯体を所定深度まで沈設させるスカート・サクション基礎構造体の設置方法において、
    前記底版部と前記スカート部とで囲繞された空間部内に、予め不透水性袋体を設置し、前記ケーソン躯体を所定深度まで設置した後に、前記不透水性袋体内に低粘性流体を充満して、上部荷重を前記水底地盤に伝達することを特徴とするスカートサクション基礎構造体の設置方法。
  6. 前記空間部には、当該空間部を複数の小空間に区画する隔壁が設けられ、前記不透水性袋体を前記小空間のそれぞれに設置し、前記不透水性袋体内に順次前記低粘性流体を注入することを特徴とする請求項5記載のスカートサクション基礎構造体の設置方法。
  7. 前記低粘性流体は、非圧縮性の水で構成することを特徴とする請求項5または6記載のスカートサクション基礎構造体の設置方法。
  8. 前記不透水性袋体内に圧力センサーを設置し、前記不透水性袋体内に充満させた前記低粘性流体圧を一定に保つことを特徴とする請求項4から7のいずれか1項記載のスカートサクション基礎構造体の設置方法。
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