JP2005023044A - 香気剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】手軽に使用でき、持続性のあるリラックス効果、睡眠導入効果、リフレッシュ効果または低下した気分の高揚効果を有し、かつ副作用のない香気剤を提供すること。
【解決手段】ハーブの精油を含有する軟膏剤よりなる香気剤。
【選択図】 なし
【解決手段】ハーブの精油を含有する軟膏剤よりなる香気剤。
【選択図】 なし
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はハーブの精油を含有する軟膏剤よりなる香気剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
香気を有する植物の精油には人の気分、意識をリラックスさせる、快い雰囲気を醸し出す等の効果があることが知られており、最近アロマテラピーとしてアロマバス、アロママッサージ、アロマアイマスク、アロマ枕等に使用されている。
【0003】
しかし、いずれも香りを楽しんだり、マッサージオイルとしての側面が強く、通常は使用者が各自で精油をバスタブに滴下したり、精油を植物油で薄めたものを用いてマッサージしたりするものであるため、使用のたびに使用者の手をわずらわせることになる。さらに使用するたびに滴下する精油の量が異なり、ハーブのもつ効果が有効に発揮されているかどうかは疑問である。
【0004】
一方、人間は年をとると生理的に熟睡できにくくなる傾向がある。また、現在はストレス社会と言われるようにストレスが多く、さらに生活の夜型化が進んでいるために不眠(最近の統計では成人5人に1人の割合)や日中の眠さ、だるさ、または沈みがちな気分を訴える人が増加しており、適正な睡眠を取りたいまたは気分をリフレッシュしたいという要望は極めて大きくなっている。これまでにも化学成分を含む睡眠薬や抗うつ薬は存在するが、習慣性等の副作用があることから、できることならこれら化学成分を含む睡眠薬や抗うつ薬の服用を避けたいと考える人は多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、手軽に使用でき、有効なリラックス効果、睡眠導入効果、リフレッシュ効果または低下した気分の高揚効果を有し、かつ副作用のない香気剤を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意研究を行った結果、ハーブの精油でリラックス効果、睡眠導入効果、リフレッシュ効果または低下した気分の高揚効果を有するものを軟膏剤に含有させることにより、手軽に使用でき、副作用もなくハーブの有する前記効果が有効に発揮されることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】
即ち、本発明は、
(1) ハーブの精油を0.1〜5重量%含有する軟膏剤よりなる香気剤、
(2) ハーブの精油がラベンダー油、サンダルウッド油、ジャスミン油、スイートマジョラム油、フランキンセンス油、ローズマリー油、ゼラニウム油、ベルガモット油、ローズ油、カモミール油、ネロリ油、ユーカリ油、ハッカ油およびレモングラス油よりなる群から選択される1種または2種以上であることを特徴とする、上記(1)記載の香気剤、
(3) ラベンダー油、サンダルウッド油、ジャスミン油、スイートマジョラム油、フランキンセンス油、カモミール油およびネロリ油よりなる群から選択される1種または2種以上の精油を0.1〜5重量%含有する軟膏剤よりなることを特徴とする、リラックスおよび/または睡眠導入効果を有する香気剤、
(4) ローズマリー油、ゼラニウム油、ベルガモット油、ハッカ油、メントール、レモングラス油およびユーカリ油よりなる群から選択される1種または2種以上の精油を0.1〜5重量%含有する軟膏剤よりなることを特徴とする、リフレッシュ効果を有する香気剤、
(5) ローズ油、ベルガモット油およびフランキンセンス油よりなる群から選択される1種または2種以上の精油を0.1〜5重量%含有する軟膏剤よりなることを特徴とする、低下した気分の高揚効果を有する香気剤等に関する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において、香気剤とは、ハーブから抽出または精製した精油の香り成分を用いた製剤をいう。また、ハーブとは、葉、茎、花、実または根のいずれかの部分に芳香成分を有し、健康、美容等の日常生活において有用な植物をいう。かかるハーブとしては、ラベンダー、サンダルウッド、ジャスミン、スイートマジョラム、フランキンセンス、ローズマリー、ゼラニウム、ベルガモット、ローズ、カモミール、ネロリ、ユーカリ、ハッカ、レモングラス等が好ましいものとして挙げられる。ラベンダー、サンダルウッド、ジャスミン、スイートマジョラム、フランキンセンス、カモミール、ネロリ等の睡眠導入効果を有するものや、ローズマリー、ゼラニウム、ベルガモット、ハッカ、レモングラス、ユーカリ等のリフレッシュ効果を有するもの、またはローズ、ベルガモット、フランキンセンス等の低下した気分の高揚効果を有するものを用いることにより、睡眠導入効果、リフレッシュ効果または低下した気分の高揚効果を有する香気剤を得ることができる。
【0009】
また、精油とは植物に含まれている揮発性の芳香物質で、脂溶性で水に溶けない成分をいう。精油の採れる植物は250〜300種類存在するといわれ、花、葉、根、樹木、果皮や樹皮等、種々の部位から水蒸気蒸留法、圧搾法、薬剤抽出法等により抽出することができる。
【0010】
ラベンダー油とはラベンダーの花から、サンダルウッド油とはサンダルウッドの木部から、ジャスミン油とはジャスミンの花から、スイートマジョラム油とはスイートマジョラムの葉から、フランキンセンス油とはフランキンセンスの樹脂から、ローズマリー油とはローズマリーの葉から、ゼラニウム油とはゼラニウムの葉から、ベルガモット油とはベルガモットの果皮から、ローズ油とはローズの花から、カモミール油とはカモミールの花から、ネロリ油とはネロリの花から、ユーカリ油とはユーカリの葉から、ハッカ油とはハッカの葉から、レモングラス油とはレモングラスの葉および茎から得られた精油である。
【0011】
本発明においては、ハーブの1種または2種以上より得られた精油を用いる。ハーブの精油としては、香料の用途で市販されている精油が好ましく使用できる。なお、香気剤に含有されるハーブの精油の濃度は0.1〜5重量%とすることが好ましい。含有量が0.1重量%より少ないと、本発明の効果が十分には得られず、5重量%より多いと、人の嗅覚などの感覚器、神経などに有益でない影響が現れることがあり好ましくない。さらには0.5〜1重量%とすることが特に好ましい。
【0012】
本発明の香気剤は、効果に持続性があることから軟膏剤とし、リップスティック、スティックのり等のスティックタイプ、またはビン、軟膏つぼもしくはチューブ等の容器に充填して提供することができる。ここで、軟膏剤は精油成分のほかに少なくとも基剤を含み、さらに安定剤、着色剤、防腐剤等を含んでもよい。基剤としては、オリーブ油、ヒマワリ油、ヒマシ油等の油脂類、スクワラン、流動パラフィン、ワセリン、固形パラフィン等の炭化水素類、ホホバ油、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、サラシミツロウ等のロウ類、オレインアルコール、オクチルドデカノール、セタノール等の高級アルコール類、パルミチン酸イソプロピル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル等のエステル類などを使用することができる。安定剤としてはビタミンE、ジブチルヒドロキシトルエン等を、着色剤としては顔料、タール色素等を、防腐剤としてはパラオキシ安息香酸エステル類等を用いることができる。軟膏剤は、通常の方法で容易に製造可能であるが、例えば、原料を加熱融解し混合した後型に入れて冷やすことによって製造することができる。
【0013】
香気剤の剤型をスティックタイプまたはビン、軟膏つぼまたはチューブ等の容器に入れた軟膏剤にすることによって、使用のたびに使用者の手をわずらわせることがないので手軽に使用でき、しかも持続的な効果が期待できる。
【0014】
本発明の香気剤は精油が揮発して鼻から吸入されるように使用すればよいが、例えば、1日に5〜6回、適当な量を、鼻の近く、耳たぶの後ろ側や手の甲などに塗擦して使用することができる。
【0015】
【実施例】
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
【0016】
[実施例1] スティック状香気剤
(1)固形パラフィン 18.0(重量%)
(2)ワセリン 10.0
(3)サラシミツロウ 8.0
(4)流動パラフィン 30.0
(5)セレシン 4.0
(6)吸着精製ラノリン 10.0
(7)スクワラン 10.0
(8)ホホバ油 9.0
(9)ジャスミン油 1.0
製法:(1)〜(8)を70〜80℃に加熱融解して均一とし、(9)を加えて混合し、均一とした後冷却し、65℃付近で型に流し込み成型した。
【0017】
[実施例2] バーム状香気剤
(1)ワセリン 25.00(重量%)
(2)トリイソステアリン酸ポリグリセリル 20.00
(3)重質流動イソパラフィン 20.00
(4)マイクロクリスタリンワックス 5.00
(5)キャンデリラロウ 3.00
(6)トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル 10.00
(7)ヒマシ油 16.20
(8)パラオキシ安息香酸ブチル 0.05
(9)ジブチルヒドロキシトルエン 0.05
(10)ラベンダー油 0.40
(11)スイートマジョラム油 0.10
(12)フランキンセンス油 0.20
製法:(1)〜(9)を70〜80℃に加熱融解して均一とし、(10)〜(12)を加えて混合し、均一とした後冷却し、60℃付近で容器に充填した。
【0018】
[実施例3] ジェル状睡眠導入剤
(1)ワセリン 40.00(重量%)
(2)ミリスチン酸オクチルドデシル 8.00
(3)オリーブ油 8.00
(4)スクワラン 10.00
(5)オクチルドデカノール 10.00
(6)マイクロクリスタリンワックス 8.50
(7)固形パラフィン 3.50
(8)流動パラフィン 10.95
(9)天然ビタミンE 0.05
(10)ラベンダー油 1.00
製法:(1)〜(9)を70〜80℃に加熱融解して均一とし、(10)を加えて混合し、均一とした後冷却し、58℃付近で容器に充填した。
【0019】
[実施例4] スティック状リラックス剤
(1)固形パラフィン 11.0(重量%)
(2)マイクロクリスタリンワックス 10.0
(3)セレシン 7.0
(4)キャンデリラロウ 2.0
(5)パルミチン酸イソプロピル 5.0
(6)吸着精製ラノリン 5.0
(7)ワセリン 10.0
(8)流動パラフィン 49.0
(9)ラベンダー油 0.5
(10)スイートマジョラム油 0.2
(11)フランキンセンス油 0.3
製法:(1)〜(8)を70〜80℃に加熱融解して均一とし、(9)〜(11)を加えて混合し、均一とした後冷却し、60℃付近で型に流し込み成型した。
【0020】
[実施例5] スティック状リフレッシュ剤
(1)固形パラフィン 11.0(重量%)
(2)マイクロクリスタリンワックス 10.0
(3)セレシン 7.0
(4)キャンデリラロウ 2.0
(5)パルミチン酸イソプロピル 5.0
(6)吸着精製ラノリン 5.0
(7)ワセリン 10.0
(8)流動パラフィン 49.0
(9)l−メントール 0.2
(10)ローズマリー油 0.6
(11)ゼラニウム油 0.2
製法:(1)〜(8)を70〜80℃に加熱融解して均一とし、(9)〜(11)を加えて混合し、均一とした後冷却し、60℃付近で型に流し込み成型した。
【0021】
[実施例6] スティック状抗うつ剤
(1)固形パラフィン 11.0(重量%)
(2)マイクロクリスタリンワックス 10.0
(3)セレシン 7.0
(4)キャンデリラロウ 2.0
(5)パルミチン酸イソプロピル 5.0
(6)吸着精製ラノリン 5.0
(7)ワセリン 10.0
(8)流動パラフィン 49.0
(9)フランキンセンス油 0.3
(10)ローズ油 0.7
製法:(1)〜(8)を70〜80℃に加熱融解して均一とし、(9)〜(10)を加えて混合し、均一とした後冷却し、60℃付近で型に流し込み成型した。
【0022】
[実施例7] バーム状抗うつ剤
(1)ワセリン 20.00(重量%)
(2)トリイソステアリン酸ポリグリセリル 20.90
(3)重質流動イソパラフィン 20.00
(4)マイクロクリスタリンワックス 5.00
(5)キャンデリラロウ 3.00
(6)オクタン酸セチル 10.00
(7)ヒマワリ油 20.00
(8)パラオキシ安息香酸ブチル 0.05
(9)ジブチルヒドロキシトルエン 0.03
(10)黄色4号アルミニウムレーキ 0.02
(11)ローズ油 0.40
(12)ベルガモット油 0.60
製法:(1)〜(9)を70〜80℃に加熱融解して均一とし、(10)〜(12)を加えて混合し、均一とした後冷却し、60℃付近で容器に充填した。
【0023】
[試験例1] 実施例4のスティック剤のリラックス効果の評価
室内事務に従事する20代から50代の男女8人(男:4人、女:4人)に、普段より少し多い業務量の仕事をしながら実施例4のスティック剤を耳の後部に適量塗布してもらい、15分後および30分後にリラックス効果の有無について聞き取り調査を行った。その結果を表1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】
表1から、実施例4のスティック剤を塗布することにより、リラックス効果が得られることがわかる。
【0026】
[試験例2] 実施例5のスティック剤のリフレッシュ効果の評価
室内事務に従事する20代から50代の男女8人(男:2人、女:6人)に、普段の業務量の仕事をしながら実施例5のスティック剤を耳の後部に適量塗布してもらい、15分後および30分後にリフレッシュ効果の有無について聞き取り調査を行った。その結果を表2に示す。
【0027】
【表2】
【0028】
表2から、実施例5のスティック剤を塗布することにより、リフレッシュ効果が得られることがわかる。
【0029】
[試験例3] 実施例6のスティック剤の気分高揚効果の評価
室内事務に従事する気分の沈みがちな20代から50代の男女8人(男:2人、女:6人)に、普段の業務量の仕事をしながら実施例6のスティック剤を耳の後部に適量塗布してもらい、15分後および30分後に気分高揚効果の有無について聞き取り調査を行った。その結果を表3に示す。
【0030】
【表3】
【0031】
表3から、実施例6のスティック剤を塗布することにより、気分高揚効果が得られることがわかる。
【0032】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明により、手軽に使用でき、持続性のあるリラックス効果、睡眠導入効果、リフレッシュ効果または低下した気分の高揚効果を有し、かつ副作用のない香気剤を得ることができる。
【発明の属する技術分野】
本発明はハーブの精油を含有する軟膏剤よりなる香気剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
香気を有する植物の精油には人の気分、意識をリラックスさせる、快い雰囲気を醸し出す等の効果があることが知られており、最近アロマテラピーとしてアロマバス、アロママッサージ、アロマアイマスク、アロマ枕等に使用されている。
【0003】
しかし、いずれも香りを楽しんだり、マッサージオイルとしての側面が強く、通常は使用者が各自で精油をバスタブに滴下したり、精油を植物油で薄めたものを用いてマッサージしたりするものであるため、使用のたびに使用者の手をわずらわせることになる。さらに使用するたびに滴下する精油の量が異なり、ハーブのもつ効果が有効に発揮されているかどうかは疑問である。
【0004】
一方、人間は年をとると生理的に熟睡できにくくなる傾向がある。また、現在はストレス社会と言われるようにストレスが多く、さらに生活の夜型化が進んでいるために不眠(最近の統計では成人5人に1人の割合)や日中の眠さ、だるさ、または沈みがちな気分を訴える人が増加しており、適正な睡眠を取りたいまたは気分をリフレッシュしたいという要望は極めて大きくなっている。これまでにも化学成分を含む睡眠薬や抗うつ薬は存在するが、習慣性等の副作用があることから、できることならこれら化学成分を含む睡眠薬や抗うつ薬の服用を避けたいと考える人は多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、手軽に使用でき、有効なリラックス効果、睡眠導入効果、リフレッシュ効果または低下した気分の高揚効果を有し、かつ副作用のない香気剤を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意研究を行った結果、ハーブの精油でリラックス効果、睡眠導入効果、リフレッシュ効果または低下した気分の高揚効果を有するものを軟膏剤に含有させることにより、手軽に使用でき、副作用もなくハーブの有する前記効果が有効に発揮されることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】
即ち、本発明は、
(1) ハーブの精油を0.1〜5重量%含有する軟膏剤よりなる香気剤、
(2) ハーブの精油がラベンダー油、サンダルウッド油、ジャスミン油、スイートマジョラム油、フランキンセンス油、ローズマリー油、ゼラニウム油、ベルガモット油、ローズ油、カモミール油、ネロリ油、ユーカリ油、ハッカ油およびレモングラス油よりなる群から選択される1種または2種以上であることを特徴とする、上記(1)記載の香気剤、
(3) ラベンダー油、サンダルウッド油、ジャスミン油、スイートマジョラム油、フランキンセンス油、カモミール油およびネロリ油よりなる群から選択される1種または2種以上の精油を0.1〜5重量%含有する軟膏剤よりなることを特徴とする、リラックスおよび/または睡眠導入効果を有する香気剤、
(4) ローズマリー油、ゼラニウム油、ベルガモット油、ハッカ油、メントール、レモングラス油およびユーカリ油よりなる群から選択される1種または2種以上の精油を0.1〜5重量%含有する軟膏剤よりなることを特徴とする、リフレッシュ効果を有する香気剤、
(5) ローズ油、ベルガモット油およびフランキンセンス油よりなる群から選択される1種または2種以上の精油を0.1〜5重量%含有する軟膏剤よりなることを特徴とする、低下した気分の高揚効果を有する香気剤等に関する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において、香気剤とは、ハーブから抽出または精製した精油の香り成分を用いた製剤をいう。また、ハーブとは、葉、茎、花、実または根のいずれかの部分に芳香成分を有し、健康、美容等の日常生活において有用な植物をいう。かかるハーブとしては、ラベンダー、サンダルウッド、ジャスミン、スイートマジョラム、フランキンセンス、ローズマリー、ゼラニウム、ベルガモット、ローズ、カモミール、ネロリ、ユーカリ、ハッカ、レモングラス等が好ましいものとして挙げられる。ラベンダー、サンダルウッド、ジャスミン、スイートマジョラム、フランキンセンス、カモミール、ネロリ等の睡眠導入効果を有するものや、ローズマリー、ゼラニウム、ベルガモット、ハッカ、レモングラス、ユーカリ等のリフレッシュ効果を有するもの、またはローズ、ベルガモット、フランキンセンス等の低下した気分の高揚効果を有するものを用いることにより、睡眠導入効果、リフレッシュ効果または低下した気分の高揚効果を有する香気剤を得ることができる。
【0009】
また、精油とは植物に含まれている揮発性の芳香物質で、脂溶性で水に溶けない成分をいう。精油の採れる植物は250〜300種類存在するといわれ、花、葉、根、樹木、果皮や樹皮等、種々の部位から水蒸気蒸留法、圧搾法、薬剤抽出法等により抽出することができる。
【0010】
ラベンダー油とはラベンダーの花から、サンダルウッド油とはサンダルウッドの木部から、ジャスミン油とはジャスミンの花から、スイートマジョラム油とはスイートマジョラムの葉から、フランキンセンス油とはフランキンセンスの樹脂から、ローズマリー油とはローズマリーの葉から、ゼラニウム油とはゼラニウムの葉から、ベルガモット油とはベルガモットの果皮から、ローズ油とはローズの花から、カモミール油とはカモミールの花から、ネロリ油とはネロリの花から、ユーカリ油とはユーカリの葉から、ハッカ油とはハッカの葉から、レモングラス油とはレモングラスの葉および茎から得られた精油である。
【0011】
本発明においては、ハーブの1種または2種以上より得られた精油を用いる。ハーブの精油としては、香料の用途で市販されている精油が好ましく使用できる。なお、香気剤に含有されるハーブの精油の濃度は0.1〜5重量%とすることが好ましい。含有量が0.1重量%より少ないと、本発明の効果が十分には得られず、5重量%より多いと、人の嗅覚などの感覚器、神経などに有益でない影響が現れることがあり好ましくない。さらには0.5〜1重量%とすることが特に好ましい。
【0012】
本発明の香気剤は、効果に持続性があることから軟膏剤とし、リップスティック、スティックのり等のスティックタイプ、またはビン、軟膏つぼもしくはチューブ等の容器に充填して提供することができる。ここで、軟膏剤は精油成分のほかに少なくとも基剤を含み、さらに安定剤、着色剤、防腐剤等を含んでもよい。基剤としては、オリーブ油、ヒマワリ油、ヒマシ油等の油脂類、スクワラン、流動パラフィン、ワセリン、固形パラフィン等の炭化水素類、ホホバ油、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、サラシミツロウ等のロウ類、オレインアルコール、オクチルドデカノール、セタノール等の高級アルコール類、パルミチン酸イソプロピル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル等のエステル類などを使用することができる。安定剤としてはビタミンE、ジブチルヒドロキシトルエン等を、着色剤としては顔料、タール色素等を、防腐剤としてはパラオキシ安息香酸エステル類等を用いることができる。軟膏剤は、通常の方法で容易に製造可能であるが、例えば、原料を加熱融解し混合した後型に入れて冷やすことによって製造することができる。
【0013】
香気剤の剤型をスティックタイプまたはビン、軟膏つぼまたはチューブ等の容器に入れた軟膏剤にすることによって、使用のたびに使用者の手をわずらわせることがないので手軽に使用でき、しかも持続的な効果が期待できる。
【0014】
本発明の香気剤は精油が揮発して鼻から吸入されるように使用すればよいが、例えば、1日に5〜6回、適当な量を、鼻の近く、耳たぶの後ろ側や手の甲などに塗擦して使用することができる。
【0015】
【実施例】
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
【0016】
[実施例1] スティック状香気剤
(1)固形パラフィン 18.0(重量%)
(2)ワセリン 10.0
(3)サラシミツロウ 8.0
(4)流動パラフィン 30.0
(5)セレシン 4.0
(6)吸着精製ラノリン 10.0
(7)スクワラン 10.0
(8)ホホバ油 9.0
(9)ジャスミン油 1.0
製法:(1)〜(8)を70〜80℃に加熱融解して均一とし、(9)を加えて混合し、均一とした後冷却し、65℃付近で型に流し込み成型した。
【0017】
[実施例2] バーム状香気剤
(1)ワセリン 25.00(重量%)
(2)トリイソステアリン酸ポリグリセリル 20.00
(3)重質流動イソパラフィン 20.00
(4)マイクロクリスタリンワックス 5.00
(5)キャンデリラロウ 3.00
(6)トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル 10.00
(7)ヒマシ油 16.20
(8)パラオキシ安息香酸ブチル 0.05
(9)ジブチルヒドロキシトルエン 0.05
(10)ラベンダー油 0.40
(11)スイートマジョラム油 0.10
(12)フランキンセンス油 0.20
製法:(1)〜(9)を70〜80℃に加熱融解して均一とし、(10)〜(12)を加えて混合し、均一とした後冷却し、60℃付近で容器に充填した。
【0018】
[実施例3] ジェル状睡眠導入剤
(1)ワセリン 40.00(重量%)
(2)ミリスチン酸オクチルドデシル 8.00
(3)オリーブ油 8.00
(4)スクワラン 10.00
(5)オクチルドデカノール 10.00
(6)マイクロクリスタリンワックス 8.50
(7)固形パラフィン 3.50
(8)流動パラフィン 10.95
(9)天然ビタミンE 0.05
(10)ラベンダー油 1.00
製法:(1)〜(9)を70〜80℃に加熱融解して均一とし、(10)を加えて混合し、均一とした後冷却し、58℃付近で容器に充填した。
【0019】
[実施例4] スティック状リラックス剤
(1)固形パラフィン 11.0(重量%)
(2)マイクロクリスタリンワックス 10.0
(3)セレシン 7.0
(4)キャンデリラロウ 2.0
(5)パルミチン酸イソプロピル 5.0
(6)吸着精製ラノリン 5.0
(7)ワセリン 10.0
(8)流動パラフィン 49.0
(9)ラベンダー油 0.5
(10)スイートマジョラム油 0.2
(11)フランキンセンス油 0.3
製法:(1)〜(8)を70〜80℃に加熱融解して均一とし、(9)〜(11)を加えて混合し、均一とした後冷却し、60℃付近で型に流し込み成型した。
【0020】
[実施例5] スティック状リフレッシュ剤
(1)固形パラフィン 11.0(重量%)
(2)マイクロクリスタリンワックス 10.0
(3)セレシン 7.0
(4)キャンデリラロウ 2.0
(5)パルミチン酸イソプロピル 5.0
(6)吸着精製ラノリン 5.0
(7)ワセリン 10.0
(8)流動パラフィン 49.0
(9)l−メントール 0.2
(10)ローズマリー油 0.6
(11)ゼラニウム油 0.2
製法:(1)〜(8)を70〜80℃に加熱融解して均一とし、(9)〜(11)を加えて混合し、均一とした後冷却し、60℃付近で型に流し込み成型した。
【0021】
[実施例6] スティック状抗うつ剤
(1)固形パラフィン 11.0(重量%)
(2)マイクロクリスタリンワックス 10.0
(3)セレシン 7.0
(4)キャンデリラロウ 2.0
(5)パルミチン酸イソプロピル 5.0
(6)吸着精製ラノリン 5.0
(7)ワセリン 10.0
(8)流動パラフィン 49.0
(9)フランキンセンス油 0.3
(10)ローズ油 0.7
製法:(1)〜(8)を70〜80℃に加熱融解して均一とし、(9)〜(10)を加えて混合し、均一とした後冷却し、60℃付近で型に流し込み成型した。
【0022】
[実施例7] バーム状抗うつ剤
(1)ワセリン 20.00(重量%)
(2)トリイソステアリン酸ポリグリセリル 20.90
(3)重質流動イソパラフィン 20.00
(4)マイクロクリスタリンワックス 5.00
(5)キャンデリラロウ 3.00
(6)オクタン酸セチル 10.00
(7)ヒマワリ油 20.00
(8)パラオキシ安息香酸ブチル 0.05
(9)ジブチルヒドロキシトルエン 0.03
(10)黄色4号アルミニウムレーキ 0.02
(11)ローズ油 0.40
(12)ベルガモット油 0.60
製法:(1)〜(9)を70〜80℃に加熱融解して均一とし、(10)〜(12)を加えて混合し、均一とした後冷却し、60℃付近で容器に充填した。
【0023】
[試験例1] 実施例4のスティック剤のリラックス効果の評価
室内事務に従事する20代から50代の男女8人(男:4人、女:4人)に、普段より少し多い業務量の仕事をしながら実施例4のスティック剤を耳の後部に適量塗布してもらい、15分後および30分後にリラックス効果の有無について聞き取り調査を行った。その結果を表1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】
表1から、実施例4のスティック剤を塗布することにより、リラックス効果が得られることがわかる。
【0026】
[試験例2] 実施例5のスティック剤のリフレッシュ効果の評価
室内事務に従事する20代から50代の男女8人(男:2人、女:6人)に、普段の業務量の仕事をしながら実施例5のスティック剤を耳の後部に適量塗布してもらい、15分後および30分後にリフレッシュ効果の有無について聞き取り調査を行った。その結果を表2に示す。
【0027】
【表2】
【0028】
表2から、実施例5のスティック剤を塗布することにより、リフレッシュ効果が得られることがわかる。
【0029】
[試験例3] 実施例6のスティック剤の気分高揚効果の評価
室内事務に従事する気分の沈みがちな20代から50代の男女8人(男:2人、女:6人)に、普段の業務量の仕事をしながら実施例6のスティック剤を耳の後部に適量塗布してもらい、15分後および30分後に気分高揚効果の有無について聞き取り調査を行った。その結果を表3に示す。
【0030】
【表3】
【0031】
表3から、実施例6のスティック剤を塗布することにより、気分高揚効果が得られることがわかる。
【0032】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明により、手軽に使用でき、持続性のあるリラックス効果、睡眠導入効果、リフレッシュ効果または低下した気分の高揚効果を有し、かつ副作用のない香気剤を得ることができる。
Claims (5)
- ハーブの精油を0.1〜5重量%含有する軟膏剤よりなる香気剤。
- ハーブの精油がラベンダー油、サンダルウッド油、ジャスミン油、スイートマジョラム油、フランキンセンス油、ローズマリー油、ゼラニウム油、ベルガモット油、ローズ油、カモミール油、ネロリ油、ユーカリ油、ハッカ油およびレモングラス油よりなる群から選択される1種または2種以上であることを特徴とする、請求項1記載の香気剤。
- ラベンダー油、サンダルウッド油、ジャスミン油、スイートマジョラム油、フランキンセンス油、カモミール油およびネロリ油よりなる群から選択される1種または2種以上の精油を0.1〜5重量%含有する軟膏剤よりなることを特徴とする、リラックスおよび/または睡眠導入効果を有する香気剤。
- ローズマリー油、ゼラニウム油、ベルガモット油、ハッカ油、メントール、レモングラス油およびユーカリ油よりなる群から選択される1種または2種以上の精油を0.1〜5重量%含有する軟膏剤よりなることを特徴とする、リフレッシュ効果を有する香気剤。
- ローズ油、ベルガモット油およびフランキンセンス油よりなる群から選択される1種または2種以上の精油を0.1〜5重量%含有する軟膏剤よりなることを特徴とする、低下した気分の高揚効果を有する香気剤。
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