JP2005021478A - 加熱装置 - Google Patents
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Abstract
【目的】消費電力が少なく加熱ができるポット、炊飯器及びドライヤーを提供する。
【構成】ポットの本体底部と側壁に発熱体10、30を取付け、炊飯器70の全面に亘って発熱体74、75、76を設け、ドライヤー100内に多数開口107を有する発熱体105を収納する。
【選択図】 図1
【構成】ポットの本体底部と側壁に発熱体10、30を取付け、炊飯器70の全面に亘って発熱体74、75、76を設け、ドライヤー100内に多数開口107を有する発熱体105を収納する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、お湯を沸かすポット、御飯を炊く炊飯器および物品又は髪を乾燥させるドライヤーに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、お湯を沸かすポットは消費電力が大きく、炊飯器においては底部のみ加熱して対流により熱を米に伝達しており、物、髪を乾燥させるドライヤーにおいては消費電力が大きいという問題があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は水を収納する本体の底部および又は側壁にヒータを配したポットを提供する。
【0004】
また、本発明は米を収納する本体の少なくとも底面および側面にヒータを配設した炊飯器を提供する。
【0005】
更にまた、本発明は複数の開口内に発熱粒子を蒸着せしめたセラミック発熱体を内蔵したドライヤーを提供する。
【0006】
【実施の態様】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
【0007】
図1において、お湯を沸かして保温するポット1は、ポット本体をなす金属又はガラス等からなる内筒2と、この内筒2を被う外被3を有し、内筒2の上端に形成された注入口4には蓋5が被せられている。また、外被3の底部近傍には外部電源接続部6が設けられている。
【0008】
前記内筒2の底面には、図2に示すようなドーナツ状の面状発熱体10が設けられ、この面状発熱体10の対向端には電極11、11が設けられ、この電極11、11からリード線12、12が引出される。このドーナツ状の面状発熱体10は、発熱素子13の上下を絶縁フィルム14で被ったものである。
【0009】
また、前記内筒2の側壁には、図3に示すように、帯状の発熱素子20、20…20を所定間隔で設け、その両端に電極21、21を設け、この電極21を外部電源接続部6に接続し、前記発熱素子20を絶縁プラスチックフィルム22で上下から挟持させて形成した面状発熱体30が巻き付けられている。
【0010】
前記面状発熱体10の代わりに図4に示すように、炭素繊維に発熱素子を蒸着した線状素子40を渦巻き状に形成した発熱体45を使用してもよく、図5に示すように前記面状発熱体30の代わりに、前記線状素子40を線状にセットした発熱体50を使うことも可能である。
【0011】
なお、図1に示すようにポット1の蓋4にはソーラ発電器60が設けられ、このソーラ発電器60内には、縦に複数のソーラパネルPが配設され、このソーラパネルPには電気二重層コンデンサ61が接続され、保温時にはコンデンサ61からの電極によって各発熱体が発熱するようになっている。
【0012】
前記各発熱体の発熱素子には、例えば特許第262851号又は特願2003−148347号に開示されているものが最適であり、他にPCT材、酸化錫材でも可能であり、かかる素子を使用すれば、消費電力がニクロム線を使用したものに比較して格安になり、また、ポットの全周囲を加熱するので、加熱時間が著しく短縮される。
【0013】
次に、図6を参照して炊飯器70について説明する。
【0014】
図6において、炊飯器70は着脱自在の内釜71と外被72を有し、この外被72の下部に外部電源接続部73が設けられている。前記外被72の内釜の底面、側面の対向面には、前記発熱体10、30、45、50と同じような発熱体74、75が設けられ、蓋77の下面にも面状又は線状の同一構造の発熱体76が設けられている。
【0015】
また、蓋77の取手部分には太陽電池78が設けられ、保温時には太陽電池78で各発熱体74、75、76が発熱するようになっている。
【0016】
このように構成すれば、炊飯器70の周面から米が加熱されるのでふっくらと炊き上がる。
【0017】
次に、図7を参照してドライヤー100について説明する。
【0018】
図7において、ドライヤー100はピストル型をなし、熱風を吹出す吹出口101を前方に備え、その後尾に空気取入口102を備えている。ケーシング103内には、ファン104とこのファン104の前方に発熱体105を備えている。そして把持部106の下面には外部電源接続部110が設けられている。
【0019】
前記発熱体105は、図8に示すように円形のセラミック本体106に多数の開口107、107…107を備え、この開口107の内周面に、同様の発熱粒子が真空蒸着により付着され、セラミック本体106の前後面にその開口に対応して開口させた金属電極108、109が付着され、これらの電極108、109がオン、オフスイッチ111を介して外部電源接続部110に接続されている。前記ファン104によって吸引された空気は発熱体105の開口107を通過するときに50〜80℃に加熱される。
【0020】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、ポットおよび炊飯器にあっては消費電力が少なく容器全体を加熱でき、ドライヤーにあっては効率よく空気を加熱できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はポットの構成図である。
【図2】図2は、ポット底面用の発熱体の構成図である。
【図3】図3はポット側壁用の発熱体の構成図である。
【図4】図4は、ポット底面用の他の発熱体の構成図である。
【図5】図5はポット側壁用の他の発熱体の構成図である。
【図6】図6は、炊飯器の構成図である。
【図7】図7は、ドライヤーの構成図である。
【図8】図8は、ドライヤーに内蔵されている発熱体の斜視図である。
【符号の説明】
1…ポット
2…内筒
10…発熱体
20…発熱素子
45…発熱体
60…ソーラ発電器
70…炊飯器
100…ドライヤー
105…発熱体
【発明の属する技術分野】
本発明は、お湯を沸かすポット、御飯を炊く炊飯器および物品又は髪を乾燥させるドライヤーに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、お湯を沸かすポットは消費電力が大きく、炊飯器においては底部のみ加熱して対流により熱を米に伝達しており、物、髪を乾燥させるドライヤーにおいては消費電力が大きいという問題があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は水を収納する本体の底部および又は側壁にヒータを配したポットを提供する。
【0004】
また、本発明は米を収納する本体の少なくとも底面および側面にヒータを配設した炊飯器を提供する。
【0005】
更にまた、本発明は複数の開口内に発熱粒子を蒸着せしめたセラミック発熱体を内蔵したドライヤーを提供する。
【0006】
【実施の態様】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
【0007】
図1において、お湯を沸かして保温するポット1は、ポット本体をなす金属又はガラス等からなる内筒2と、この内筒2を被う外被3を有し、内筒2の上端に形成された注入口4には蓋5が被せられている。また、外被3の底部近傍には外部電源接続部6が設けられている。
【0008】
前記内筒2の底面には、図2に示すようなドーナツ状の面状発熱体10が設けられ、この面状発熱体10の対向端には電極11、11が設けられ、この電極11、11からリード線12、12が引出される。このドーナツ状の面状発熱体10は、発熱素子13の上下を絶縁フィルム14で被ったものである。
【0009】
また、前記内筒2の側壁には、図3に示すように、帯状の発熱素子20、20…20を所定間隔で設け、その両端に電極21、21を設け、この電極21を外部電源接続部6に接続し、前記発熱素子20を絶縁プラスチックフィルム22で上下から挟持させて形成した面状発熱体30が巻き付けられている。
【0010】
前記面状発熱体10の代わりに図4に示すように、炭素繊維に発熱素子を蒸着した線状素子40を渦巻き状に形成した発熱体45を使用してもよく、図5に示すように前記面状発熱体30の代わりに、前記線状素子40を線状にセットした発熱体50を使うことも可能である。
【0011】
なお、図1に示すようにポット1の蓋4にはソーラ発電器60が設けられ、このソーラ発電器60内には、縦に複数のソーラパネルPが配設され、このソーラパネルPには電気二重層コンデンサ61が接続され、保温時にはコンデンサ61からの電極によって各発熱体が発熱するようになっている。
【0012】
前記各発熱体の発熱素子には、例えば特許第262851号又は特願2003−148347号に開示されているものが最適であり、他にPCT材、酸化錫材でも可能であり、かかる素子を使用すれば、消費電力がニクロム線を使用したものに比較して格安になり、また、ポットの全周囲を加熱するので、加熱時間が著しく短縮される。
【0013】
次に、図6を参照して炊飯器70について説明する。
【0014】
図6において、炊飯器70は着脱自在の内釜71と外被72を有し、この外被72の下部に外部電源接続部73が設けられている。前記外被72の内釜の底面、側面の対向面には、前記発熱体10、30、45、50と同じような発熱体74、75が設けられ、蓋77の下面にも面状又は線状の同一構造の発熱体76が設けられている。
【0015】
また、蓋77の取手部分には太陽電池78が設けられ、保温時には太陽電池78で各発熱体74、75、76が発熱するようになっている。
【0016】
このように構成すれば、炊飯器70の周面から米が加熱されるのでふっくらと炊き上がる。
【0017】
次に、図7を参照してドライヤー100について説明する。
【0018】
図7において、ドライヤー100はピストル型をなし、熱風を吹出す吹出口101を前方に備え、その後尾に空気取入口102を備えている。ケーシング103内には、ファン104とこのファン104の前方に発熱体105を備えている。そして把持部106の下面には外部電源接続部110が設けられている。
【0019】
前記発熱体105は、図8に示すように円形のセラミック本体106に多数の開口107、107…107を備え、この開口107の内周面に、同様の発熱粒子が真空蒸着により付着され、セラミック本体106の前後面にその開口に対応して開口させた金属電極108、109が付着され、これらの電極108、109がオン、オフスイッチ111を介して外部電源接続部110に接続されている。前記ファン104によって吸引された空気は発熱体105の開口107を通過するときに50〜80℃に加熱される。
【0020】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、ポットおよび炊飯器にあっては消費電力が少なく容器全体を加熱でき、ドライヤーにあっては効率よく空気を加熱できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はポットの構成図である。
【図2】図2は、ポット底面用の発熱体の構成図である。
【図3】図3はポット側壁用の発熱体の構成図である。
【図4】図4は、ポット底面用の他の発熱体の構成図である。
【図5】図5はポット側壁用の他の発熱体の構成図である。
【図6】図6は、炊飯器の構成図である。
【図7】図7は、ドライヤーの構成図である。
【図8】図8は、ドライヤーに内蔵されている発熱体の斜視図である。
【符号の説明】
1…ポット
2…内筒
10…発熱体
20…発熱素子
45…発熱体
60…ソーラ発電器
70…炊飯器
100…ドライヤー
105…発熱体
Claims (3)
- 水を収納する本体の底部および又は側壁にヒータを配したポット。
- 米を収納する本体の少なくとも底面および側面にヒータを配設した炊飯器。
- 複数の開口内に発熱粒子を蒸着せしめたセラミック発熱体を内蔵したドライヤー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003191833A JP2005021478A (ja) | 2003-07-04 | 2003-07-04 | 加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003191833A JP2005021478A (ja) | 2003-07-04 | 2003-07-04 | 加熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005021478A true JP2005021478A (ja) | 2005-01-27 |
Family
ID=34189289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003191833A Pending JP2005021478A (ja) | 2003-07-04 | 2003-07-04 | 加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005021478A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010135909A1 (zh) * | 2009-05-23 | 2010-12-02 | Shi Yang | 太阳能蒸汽加热方法及太阳能蒸汽锅 |
JP2011050624A (ja) * | 2009-09-03 | 2011-03-17 | Mitsubishi Electric Corp | 炊飯器 |
JP2011067388A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Mitsubishi Electric Corp | 炊飯器 |
JP2011167439A (ja) * | 2010-02-22 | 2011-09-01 | Mitsubishi Electric Corp | 炊飯器 |
-
2003
- 2003-07-04 JP JP2003191833A patent/JP2005021478A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010135909A1 (zh) * | 2009-05-23 | 2010-12-02 | Shi Yang | 太阳能蒸汽加热方法及太阳能蒸汽锅 |
JP2011050624A (ja) * | 2009-09-03 | 2011-03-17 | Mitsubishi Electric Corp | 炊飯器 |
JP2011067388A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Mitsubishi Electric Corp | 炊飯器 |
JP2011167439A (ja) * | 2010-02-22 | 2011-09-01 | Mitsubishi Electric Corp | 炊飯器 |
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