JP2005019760A - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005019760A
JP2005019760A JP2003183648A JP2003183648A JP2005019760A JP 2005019760 A JP2005019760 A JP 2005019760A JP 2003183648 A JP2003183648 A JP 2003183648A JP 2003183648 A JP2003183648 A JP 2003183648A JP 2005019760 A JP2005019760 A JP 2005019760A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiator
refrigerant
heat
refrigerant pump
air flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003183648A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Nakano
雅夫 中野
Akira Ikeda
明 池田
Hiromasa Ashitani
博正 芦谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003183648A priority Critical patent/JP2005019760A/ja
Publication of JP2005019760A publication Critical patent/JP2005019760A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

【課題】組み立て性が良好で、しかも、サイズの小さい放熱器を使用して、この放熱器をコンピュータシステムの内部の空気で空冷する場合にも良好な冷却効率が得られる冷却装置を提供することを目的とする。
【解決手段】冷媒ポンプ17と発熱体に熱結合した吸熱器18と放熱器19とを接続して内部に冷媒を入れて冷媒循環サイクルを構成し、放熱器19と放熱用ファン装置22が外側に載置され内側に冷媒ポンプ17が配置された架台21を設け、架台21には、放熱用ファン装置22によって発生する空気流の流れ方向の上手側の少なくとも一部に、冷媒ポンプ17の雰囲気から放熱器19の空気流入口19aに向かう空気流を規制する隔壁21aを形成したので、冷媒ポンプ17と放熱器19と放熱用ファン装置22を架台21に取り付けて組み立て性を改善した場合に、冷媒ポンプ17の雰囲気から放熱器22へ流入する空気流を隔壁21aによって規制して冷却効率の低下を防止する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコンピュータシステムなどにおける発熱体の冷却に使用される冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータシステムにおける、マイクロプロセッサ(CPU,MPU)などの半導体素子の集積度が極めて高くなるとともに、動作スピードの高速化に伴って消費電力が大きくなり、発熱量が増大している。
【0003】
このため、高信頼性の業務用コンピュータシステムでは、冷媒を使用した冷却装置が使用されている。
図9に示すように、発熱体であるCPU1を冷却する場合には、吸熱部2とポンプ機構3と放熱部4とを冷媒移送管5A,5B,5Cで連結して冷媒循環サイクルを構成したものがある。各部の実装の様子は、図10に示すようにプリント配線基板6に配置されたCPU1を冷却する場合に、ポンプ機構3をプリント配線基板6に配置し、放熱部4を前記プリント配線基板6の下方に位置する筐体7に設置したものが示されている。放熱部4には、ファン4aが組み込まれている。
【0004】
なお、この冷媒循環サイクルを循環する冷媒と前記ポンプ機構3とは、特殊な組み合わせであって、冷媒には電気感応作動媒体と呼ばれるものが使用されており、前記ポンプ機構3は前記冷媒移送管5A,5B,5Cの中の電気感応作動媒体に電圧を印加する電極(図示せず)と電源8とで構成されている(特許文献1)。
【0005】
別の従来例としては、図11に示すようにノートパソコン本体9に内蔵されたCPU10を冷却するために、吸熱器11とポンプ12と放熱器13との間を流路14A,14B,14Cで連結して冷媒循環サイクルを構成したものが開示されている。
【0006】
なお、この(特許文献2)の冷媒循環サイクルを循環する冷媒は、半導体装置にて発生した熱により気化されて液冷媒が冷媒蒸気となるものである。ポンプ12としてはこの冷媒を送るダイアフラム型のポンプが使用されている。各部の実装の様子は、ノートパソコン本体9にポンプ12を配置し、前記ノートパソコン本体9に一端が回動自在に枢支されて上方に回動させて使用される表示部15の内部に放熱器13が組み付けられている(特許文献2)。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−222072号 (図2,図6)
【0008】
【特許文献2】
特開2002−314279号 (図1)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
図9と図10に示した従来例では、放熱部4での冷却効率を上げるためにファン4aによる強制空冷を実施しているが、プリント配線基板6と筐体7の間の内部空気は、吸熱部2において吸熱して暖まった電気感応作動媒体のために50℃〜60℃程度になっているポンプ機構3によって暖まっており、強制空冷による冷却効率の向上は僅かしか期待できない。
【0010】
図11に示した従来例では、放熱器13がノートパソコン本体9とは離れた表示部15に組み付けられているため、ノートパソコン本体9の内部空気の影響による冷却効率の低下は見られないが、放熱器13を強制空冷するファンを有していないため、放熱器13としては図9に示した放熱部4と比べて放熱面積の大きな寸法のものが必要になる上、ノートパソコン本体9から表示部15にわたって流路14B,14Cを形成して冷媒循環サイクルを構成しなければいけないため、組み立て性が悪い問題がある。
【0011】
本発明は、組み立て性が良好で、しかも、サイズの小さい放熱器を使用して、この放熱器をコンピュータシステムの内部の空気で空冷する場合にも良好な冷却効率が得られる冷却装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
冷媒循環サイクルを構成する冷媒ポンプと発熱体に熱結合した吸熱器と放熱器のうちの、冷媒ポンプと放熱器とを予め組み立てたユニットとして組み立て性を改善した場合には、冷媒ポンプと放熱器とが近接して放熱器の冷却効率の低下が予測されるが、本発明の冷却装置は、前記放熱器と前記冷媒ポンプが取り付けられた架台を設け、前記架台には、前記冷媒ポンプの雰囲気から前記放熱器の空気流入口に向かう空気流を規制する隔壁を形成したことを特徴とする。
【0013】
本発明の請求項1に記載の冷却装置は、冷媒ポンプと発熱体に熱結合した吸熱器と放熱器とを冷媒移送管で接続して内部に冷媒を入れて冷媒循環サイクルを構成するとともに、前記放熱器を空冷する放熱用ファン装置を設け、前記放熱器と放熱用ファン装置が外側に載置され内側に前記冷媒ポンプが配置された架台を設け、前記架台には、前記放熱用ファン装置によって発生する空気流の流れ方向の上手側の少なくとも一部に、前記冷媒ポンプの雰囲気から前記放熱器の空気流入口に向かう空気流を規制する隔壁を形成したことを特徴とする。
【0014】
この構成によると、冷媒ポンプと放熱器と放熱用ファン装置を架台に取り付けることによって組み立て性を改善することができ、しかも冷媒ポンプの雰囲気から放熱器へ流入する空気流を前記隔壁によって規制できるため冷却効率の低下を防止できる。
【0015】
本発明の請求項2に記載の冷却装置は、冷媒ポンプと発熱体に熱結合した吸熱器と放熱器とを冷媒移送管で接続して内部に冷媒を入れて冷媒循環サイクルを構成するとともに、前記放熱器を空冷する放熱用ファン装置を設け、前記放熱器が外側に載置され内側に前記冷媒ポンプが配置された架台を設け、前記架台には、前記放熱用ファン装置によって発生する空気流の流れ方向の上手側の少なくとも一部に、前記冷媒ポンプの雰囲気から前記放熱器の空気流入口に向かう空気流を規制する隔壁を形成したことを特徴とする。
【0016】
この構成によると、放熱器と放熱用ファン装置を架台に取り付けることによって組み立て性を改善することができ、しかも冷媒ポンプの雰囲気から放熱器へ流入する空気流を前記隔壁によって規制できるため冷却効率の低下を防止できる。
【0017】
本発明の請求項3に記載の冷却装置は、冷媒ポンプと発熱体に熱結合した吸熱器と放熱器とを冷媒移送管で接続して内部に冷媒を入れて冷媒循環サイクルを構成するとともに、前記放熱器を空冷する放熱用ファン装置を設け、前記放熱用ファン装置が外側に載置され内側に前記冷媒ポンプが配置された架台を設け、前記架台には、前記放熱用ファン装置によって発生する空気流の流れ方向の上手側の少なくとも一部に、前記冷媒ポンプの雰囲気から前記放熱器の空気流入口に向かう空気流を規制する隔壁を形成したことを特徴とする。
【0018】
この構成によると、冷媒ポンプと放熱用ファン装置を架台に取り付けることによって組み立て性を改善することができ、しかも冷媒ポンプの雰囲気から放熱器へ流入する空気流を前記隔壁によって規制できるため冷却効率の低下を防止できる。
【0019】
本発明の請求項4に記載の冷却装置は、冷媒ポンプと発熱体に熱結合した吸熱器と放熱器とを冷媒移送管で接続して内部に冷媒を入れて冷媒循環サイクルを構成するとともに、前記放熱器が外側に載置され内側に前記冷媒ポンプが配置された架台を設け、前記架台には、前記放熱器を通過する空気流の流れ方向の上手側の少なくとも一部に、前記冷媒ポンプの雰囲気から前記放熱器の空気流入口に向かう空気流を規制する隔壁を形成したことを特徴とする。
【0020】
この構成によると、冷媒ポンプと放熱器を架台に取り付けることによって組み立て性を改善することができ、しかも冷媒ポンプの雰囲気から放熱器へ流入する空気流を前記隔壁によって規制できるため冷却効率の低下を防止できる。
【0021】
本発明の請求項5に記載の冷却装置は、請求項1〜請求項4の何れかにおいて、前記架台を、密閉した箱形にしたことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施の形態を図1〜図8に基づいて説明する。
なお、以下の実施の形態ではコンピュータシステムにおける発熱体の冷却に使用される冷却装置を例に挙げて説明する。
【0023】
(実施の形態1)
図1(a)(b)は本発明の(実施の形態1)の冷却装置を示す。
図1(a)に示すように、コンピュータシステムの筐体に納められた基板15に搭載されたマイクロプロセッサなどの半導体装置16を冷却するこの冷却装置は、冷媒ポンプ17と吸熱器18と放熱器19とを冷媒移送管20A,20B,20Cで接続して内部に冷媒を入れて冷媒循環サイクルを構成している。冷媒としては、ここでは代替フロンR134aやR410A、プロパンなどを使用する。
【0024】
冷媒ポンプ17は、液冷媒を移送する容積型ポンプが使用されている。
吸熱器18は、発熱体である半導体装置16の外装表面に熱結合するようにシリコングリスまたは熱伝導シートなどを介して吸熱面が当接した状態に保持されており、内部には冷媒流路が形成されている。
【0025】
冷媒ポンプ17は図1(b)に示すように箱形の架台21の内部に設けられており、この架台21の外側の上面には放熱器19と放熱用ファン装置22が取り付けられている。
【0026】
冷媒ポンプ17から送り出された冷媒は、冷媒移送管20Aを介して吸熱器18に流れ、ここで潜熱を用いて半導体装置16の熱を吸熱して気液二相流となり、半導体装置16を冷却して暖まった冷媒は、冷媒移送管20Bを介して放熱器19の上部に供給される。放熱器19を通過する際に放熱用ファン装置22によって発生する空気流23によって冷却されて放熱器19の下部から冷媒移送管20Bを介して冷媒ポンプ17に戻って循環している。
【0027】
このように構成したため、冷媒ポンプ17と放熱器19と放熱用ファン装置22とを架台21に取り付けたユニットを構成しておくことによって、冷却装置をコンピュータシステムに組み付ける際には、コンピュータシステムへの架台21の取り付けと、半導体装置16への吸熱器18の組み付けと、この吸熱器18と冷媒移送管20Aとの接続と、吸熱器18と冷媒移送管20Bとの接続だけで済む。
【0028】
なお、冷媒ポンプ17と放熱器19と放熱用ファン装置22とをユニットとして一体に組み付ける第1比較例,第2の比較例として図2(a)(b),図3に示すものが考えられる。同様の作用をなすものには図1と同一の符号を付けた。
【0029】
この第1の比較例の場合、ベース板24に冷媒ポンプ17と放熱器19と放熱用ファン装置22とを組み付けたため、放熱用ファン装置22で発生する空気流23は、運転中に50℃〜60℃になっている冷媒ポンプ17の表面に接触して暖められた空気を吸い込むため、放熱器19の冷却効率が低下する。
【0030】
また、図3に示す第2の比較例のように架台25の内側に冷媒ポンプ17を配置し、外側の上面に放熱器19と放熱用ファン装置22とを組み付けた場合には、放熱用ファン装置22で発生する空気流23は、冷媒ポンプ17の表面に接触して暖められた空気(冷媒ポンプ17の雰囲気)27を架台25の開口部26から吸い込むため、放熱器19の冷却効率が低下する。
【0031】
これに対して図1に示した(実施の形態1)では、内部が密閉された箱形の架台21を使用し、冷媒ポンプ17をこの架台21の内部に閉じ込めたため、放熱用ファン装置22によって発生する空気流23の流れ方向の上手側の少なくとも一部に、前記冷媒ポンプ17の雰囲気から前記放熱器19の空気流入口19aに向かう空気流(図3の空気流27)を規制する隔壁として前記架台21の正面壁21aが作用しており、放熱器19の冷却効率が第1,第2の比較例のようには低下せず、良好な冷却性能を得ることができ、半導体装置16を良好に冷却できる。
【0032】
(実施の形態2)
図4(a)(b)は本発明の(実施の形態2)を示す。
なお、図1と同様の作用をなすものには同じ符号を付けた。
【0033】
(実施の形態1)の架台21は箱形で密閉されていたが、この(実施の形態2)の架台21Aは正面壁21aと対向する背面が開放されて開口28が形成されている。
【0034】
この場合には、開口28を形成したことによって冷媒ポンプ17より発生する熱が架台21の内部に溜まることが無く、開口28と放熱器19の空気流入口19aとの距離もあるため、架台21の内部の暖まった空気が放熱用ファン装置22によって発生する空気流23によって開口28から吸い出されることもない。開口28の位置は、好ましくは図4(b)に示すように放熱用ファン装置22の吐出口22aの近傍に形成する。
【0035】
また、放熱器19の空気流入口19aにおける放熱用ファン装置22による空気の吸い込み特性は、空気流入口19aの中央部よりも両端の方が弱くなるため、図4(b)に示したように架台21Aの背面に開口28を形成するのに代わって、架台21の側面21bに開口を形成して架台21Aの内部の熱を放出することもできる。
【0036】
また、図4(b)に示したように架台21Aの背面に開口28を形成すると共に、架台21Aの側面21bにも開口を形成して架台21Aの内部の熱を放出することもできる。
【0037】
(実施の形態3)
図5は本発明の(実施の形態3)を示す。
なお、図1と同様の作用をなすものには同じ符号を付けた。
【0038】
(実施の形態1)の架台21には冷媒ポンプ1と放熱器19と放熱用ファン装置22との三者が組み付けられていたが、この図5では架台21の内部に冷媒ポンプ1を配置し、架台21の外側の上面に放熱器19を取り付けて冷媒移送管20Cで接続してユニット化し、放熱用ファン装置22は架台21とは別にコンピュータシステムの筐体29に取り付けて構成した。その他は(実施の形態1)と同じである。
【0039】
(実施の形態4)
図6は本発明の(実施の形態4)を示す。
なお、図1と同様の作用をなすものには同じ符号を付けた。
【0040】
(実施の形態1)の架台21には冷媒ポンプ17と放熱器19と放熱用ファン装置22との三者が組み付けられていたが、この図6では架台21の内部に冷媒ポンプ1を配置し、架台21の外側の上面に放熱用ファン装置22を取り付けてユニット化し、このユニットとは別に放熱器19を設け、コンピュータシステムに組み込む際に冷媒ポンプ1と放熱器19の間を冷媒移送管20Cで接続して組み立てる。
【0041】
この場合には、冷媒ポンプの電源ラインと放熱用ファン装置22の電源ラインとを予め配線しておくことができ、組み立て性が良好である。
(実施の形態5)
図7は本発明の(実施の形態5)を示す。
【0042】
なお、図5と同様の作用をなすものには同じ符号を付けた。
図5に示した(実施の形態3)では放熱器19だけで使われる放熱用ファン装置22を設けたが、この図7では架台21に冷媒ポンプ17と放熱器19を組み付けてユニット化したものを、放熱用ファン装置30が組み込まれた電源ユニット31などの空気通路32に前記放熱器19を近接して配置し、放熱用ファン装置30の発生する空気流で放熱器19を強制空冷することもできる。
【0043】
(実施の形態6)
図8は本発明の(実施の形態6)を示す。
なお、図1と同様の作用をなすものには同じ符号を付けた。
【0044】
(実施の形態1)では、架台21の正面壁21aが前面にわたって閉塞していたが、図8では正面壁21aの一部に開口33を形成した点が異なっている。その他は(実施の形態1)と同じである。
【0045】
図8に示すように空気流入口19aにおける放熱用ファン装置22による空気の吸い込み特性は、空気流入口19aの中央部よりも両端の方が弱くなるため、正面壁21aの両端付近に開口33を形成して架台21の内部の熱を放出している。
【0046】
このように空気の吸い込みが弱い付近の前記開口33から熱が放出されても、その全部が空気流入口19aに流れ込むことが無く、放熱器19の冷却効率の低下を僅かに抑えることができる。
【0047】
上記の各実施の形態では、発熱体の具体例としてマイクロプロセッサなどの半導体装置を例に挙げて説明したが、コンピュータシステムにおけるハードディスクなどの各種ドライブ装置の発熱個所を冷却するために同様に使用することができる。
【0048】
また、上記の各実施の形態の冷媒としては、代替えフロン、プロパンなどの他、水を使用することもできる。
【0049】
【発明の効果】
以上のように本発明の冷却装置は、冷媒ポンプと発熱体に熱結合した吸熱器と放熱器とを冷媒移送管で接続して内部に冷媒を入れて冷媒循環サイクルを構成するとともに、冷媒ポンプと放熱器を近接して配置した場合であっても、冷媒ポンプが組み付けられた架台に、前記冷媒ポンプの雰囲気から前記放熱器の空気流入口に向かう空気流を規制する隔壁を形成したため、冷媒ポンプと放熱器または放熱用ファン装置を架台に取り付けて組み立て性を改善した場合に、冷媒ポンプの雰囲気から放熱器へ流入する空気流を前記隔壁によって規制できるため冷却効率の低下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の(実施の形態1)に係る冷却装置の正面図と側面図
【図2】第1の比較例の正面図と側面図
【図3】第2の比較例の冷却装置の側面図
【図4】本発明の(実施の形態2)に係る冷却装置の正面図と側面図
【図5】本発明の(実施の形態3)に係る冷却装置の側面図
【図6】本発明の(実施の形態4)に係る冷却装置の側面図
【図7】本発明の(実施の形態5)に係る冷却装置の側面図
【図8】本発明の(実施の形態6)に係る冷却装置の正面図
【図9】従来の冷却装置の構成図
【図10】同従来例の実装状態を示す断面図
【図11】別の従来例の実装状態を示す斜視図
【符号の説明】
16 半導体装置(発熱体)
17 冷媒ポンプ
18 吸熱器
19 放熱器
19a 放熱器19の空気流入口
20A,20B,20C 冷媒移送管
21,21A 架台
22 放熱用ファン装置
21a 架台21Aの正面壁
28 開口
29 コンピュータシステムの筐体
30 放熱用ファン装置
31 電源ユニット
32 電源ユニット31の空気通路
33 正面壁21aの開口

Claims (5)

  1. 冷媒ポンプと発熱体に熱結合した吸熱器と放熱器とを冷媒移送管で接続して内部に冷媒を入れて冷媒循環サイクルを構成するとともに、
    前記放熱器を空冷する放熱用ファン装置を設け、
    前記放熱器と放熱用ファン装置が外側に載置され内側に前記冷媒ポンプが配置された架台を設け、
    前記架台には、前記放熱用ファン装置によって発生する空気流の流れ方向の上手側の少なくとも一部に、前記冷媒ポンプの雰囲気から前記放熱器の空気流入口に向かう空気流を規制する隔壁を形成した
    冷却装置。
  2. 冷媒ポンプと発熱体に熱結合した吸熱器と放熱器とを冷媒移送管で接続して内部に冷媒を入れて冷媒循環サイクルを構成するとともに、
    前記放熱器を空冷する放熱用ファン装置を設け、
    前記放熱器が外側に載置され内側に前記冷媒ポンプが配置された架台を設け、前記架台には、前記放熱用ファン装置によって発生する空気流の流れ方向の上手側の少なくとも一部に、前記冷媒ポンプの雰囲気から前記放熱器の空気流入口に向かう空気流を規制する隔壁を形成した
    冷却装置。
  3. 冷媒ポンプと発熱体に熱結合した吸熱器と放熱器とを冷媒移送管で接続して内部に冷媒を入れて冷媒循環サイクルを構成するとともに、
    前記放熱器を空冷する放熱用ファン装置を設け、
    前記放熱用ファン装置が外側に載置され内側に前記冷媒ポンプが配置された架台を設け、
    前記架台には、前記放熱用ファン装置によって発生する空気流の流れ方向の上手側の少なくとも一部に、前記冷媒ポンプの雰囲気から前記放熱器の空気流入口に向かう空気流を規制する隔壁を形成した
    冷却装置。
  4. 冷媒ポンプと発熱体に熱結合した吸熱器と放熱器とを冷媒移送管で接続して内部に冷媒を入れて冷媒循環サイクルを構成するとともに、
    前記放熱器が外側に載置され内側に前記冷媒ポンプが配置された架台を設け、
    前記架台には、前記放熱器を通過する空気流の流れ方向の上手側の少なくとも一部に、前記冷媒ポンプの雰囲気から前記放熱器の空気流入口に向かう空気流を規制する隔壁を形成した
    冷却装置。
  5. 前記架台を、密閉した箱形にした請求項1〜請求項4の何れかに記載の冷却装置。
JP2003183648A 2003-06-27 2003-06-27 冷却装置 Pending JP2005019760A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003183648A JP2005019760A (ja) 2003-06-27 2003-06-27 冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003183648A JP2005019760A (ja) 2003-06-27 2003-06-27 冷却装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005019760A true JP2005019760A (ja) 2005-01-20

Family

ID=34183634

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003183648A Pending JP2005019760A (ja) 2003-06-27 2003-06-27 冷却装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005019760A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7652884B2 (en) 2006-07-25 2010-01-26 Fujitsu Limited Electronic apparatus including liquid cooling unit
US7672125B2 (en) 2006-07-25 2010-03-02 Fujitsu Limited Electronic apparatus
US7701715B2 (en) 2006-07-25 2010-04-20 Fujitsu Limited Electronic apparatus
US7710722B2 (en) 2006-07-25 2010-05-04 Fujitsu Limited Liquid cooling unit and heat exchanger therefor

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7652884B2 (en) 2006-07-25 2010-01-26 Fujitsu Limited Electronic apparatus including liquid cooling unit
US7672125B2 (en) 2006-07-25 2010-03-02 Fujitsu Limited Electronic apparatus
US7701715B2 (en) 2006-07-25 2010-04-20 Fujitsu Limited Electronic apparatus
US7710722B2 (en) 2006-07-25 2010-05-04 Fujitsu Limited Liquid cooling unit and heat exchanger therefor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3651677B2 (ja) 発熱素子冷却装置及び電子機器
JP3594900B2 (ja) ディスプレイ装置一体型コンピュータ
JP4132680B2 (ja) 電子機器の冷却装置
JP4372193B2 (ja) 吸熱部材、冷却装置及び電子機器
JP4551261B2 (ja) 冷却ジャケット
JP2001159931A (ja) コンピュータ
TWI254440B (en) Frequency converter
JP4039316B2 (ja) 電子機器の冷却構造
KR100939992B1 (ko) 전기전자기기의 냉각장치 및 이를 장착한 전기전자기기
US7215544B2 (en) Apparatus for enhancing heat transfer efficiency of endothermic/exothermic article
JP2005019760A (ja) 冷却装置
JP5297353B2 (ja) 電子機器装置
JP2004134742A (ja) 電子機器の冷却装置
JP2003008274A (ja) 電子機器装置
JP2007109991A (ja) 制御装置
JP2001291982A (ja) 自然空冷式密閉型電子機器筐体
JP3827594B2 (ja) Cpu冷却装置
JP4324364B2 (ja) 放熱装置
KR100488104B1 (ko) 전자칩 냉각장치의 방열핀 조립구조
JP2004094961A (ja) ディスプレイ装置一体型コンピュータ及びこれに用いる冷却モジュール
JPH10107469A (ja) 発熱部品の冷却装置および電子機器
JP2000332476A (ja) ヒートシンク
JP2006269575A (ja) 電子機器ユニットの冷却構造
JP2009193463A (ja) 電子機器
JP3960102B2 (ja) 冷却モジュール