JP2005019070A - ロック装置 - Google Patents

ロック装置

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Masaaki Kobayashi
昌昭 小林
Takuji Akagi
琢士 赤城
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Abstract

【課題】大型化を招くことなく係止力を増大させる。
【解決手段】一対のカバー構成体21を結合状態に保持するためのロック装置30としては、各導出部25における互いに突き合わされる端縁26の一方に、ロック孔32が開口されたロック片31が、他方に、ロック孔32に嵌合可能なロック受け部33が形成される。それに加え、ロック片31の先端には下向きの鈎部35が形成されるとともに、ロック受け部33の形成位置の後方には、ロック片31とロック受け部33とが嵌合した場合に、鈎部35が嵌合可能なロック受け孔38が形成される。係止面積が増えて保持力が高められ、しかも外形形状が張り出すことがない。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コネクタの電線カバー、コネクタハウジング同士、あるいはアウタハウジングとインナハウジング等、一対の係合部材同士を互いに結合する場合に用いるロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、簡易防水等を目的として、コネクタハウジングの後面側に、引き出された電線の回りを覆うようにして電線カバーを装着したコネクタが知られている(例えば、特許文献1参照)。具体的には、図12に示すように、電線カバー1が一対の半割部品2から構成され、両半割部品2が筒状に一体結合されつつコネクタハウジング3の後面に嵌着されるようになっている。そして、両半割部品2の結合構造としては、一方の半割部品2の端縁に、ロック孔5が開口されたロック片4が撓み変形可能に形成されるとともに、相手の半割部品2の端縁にロック受け部6が突設され、両半割部品2の端縁同士を突き合わせることに伴い、ロック片4のロック孔5内に相手のロック受け部6が弾性的に嵌まることで、両半割部材2同士が結合状態にロックされるようになっている。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−27645号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに上記従来構造では、例えばカバー1の大きさ等の条件によっては、ロック片4が図らずもロック受け部6から外れてしまうこと、すなわち係止力が不足することが懸念される。そこで係止力を上げるには、ロック受け部6の背を高くして掛かり代を大きく取ることが考えられるが、それだけロック片4を厚みの大きいものに形成する必要があり、ひいては電線カバー1の外形の大型化を招くという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、大型化を招くことなく係止力を増大させるところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、互いに結合される一対の係合部材の一方には、ロック孔が開口されたロック片が撓み変形可能に設けられるとともに、他方にはロック受け部が設けられ、前記両係合部材が結合される途中では、前記ロック片が撓み変形しつつ前記ロック受け部を通過し、正規に結合されると、前記ロック片が復動して前記ロック孔内に前記ロック受け部が嵌まって係止することにより、前記両係合部材が結合状態にロックされるようにしたロック装置において、前記ロック片の外面以外の部位と、前記ロック受け部若しくはその周辺部の対向部位との間には、前記ロック片と前記ロック受け部とが係止した場合に互いに係止可能な係止部が付加して形成されている構成としたところに特徴を有する。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ロック片の先端には内向きの鈎部が形成される一方、前記ロック受け部が設けられた側の前記係合部材における前記ロック受け部よりも後方位置には、前記鈎部が嵌まるロック受け孔が形成されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記ロック受け孔には、前記鈎部に引っ掛けて前記ロック片を強制的に撓み操作すべく解除治具が挿入可能とされているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記ロック受け孔の後縁側には、前記鈎部に引っ掛けて前記解除治具を傾動操作する場合の支点となる突壁が形成されているところに特徴を有する。
【0007】
請求項5の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ロック片におけるロック孔の側壁には係止孔が形成される一方、前記ロック受け部の側面には、前記係止孔に嵌まる突部が張り出し形成されているところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項5に記載のものにおいて、前記ロック片の先端の内面には、このロック片を強制的に撓み操作すべく解除治具が挿入可能な治具挿入孔が形成されているところに特徴を有する。
【0008】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
ロック片と相手のロック受け部側との間の係止面積が増え、両係合部材間の保持力が高められる。しかも、付加的な係止部は、ロック片の外面以外の部位に設けられているから、外形形状が張り出すことが抑えられ、すなわち係合部材が大型化することが防止される。
<請求項2の発明>
ロック片がロック受け部に係止されることに伴い、ロック片の先端の鈎部がロック受け孔に嵌って係止される。ロック片の外面側への大型化を招くことなく、係止面積が増大する。
【0009】
<請求項3の発明>
ロック受け孔を利用することで、解除治具の先端を鈎部に引っ掛け、引き続いてロック片を強制的に撓み変形させてロック受け部から外す作業がしやすくなる。係止力が高くなったにも拘わらず、ロック解除の作業を比較的簡単に行うことができる。
<請求項4の発明>
解除治具の先端を鈎部に引っ掛けたのち、解除治具を突壁を支点として傾動させることでロック片が撓み変形される。てこ作用によりロック片を撓ませることができ、ロック解除がより簡単に行える。
【0010】
<請求項5の発明>
ロック片がロック受け部に係止されることに伴い、ロック孔の側壁に設けられた係止孔内に、ロック受け部の側面の突部が嵌って係止される。ロック片の外面側への大型化を招くことなく、係止面積が増大する。
<請求項6の発明>
解除治具の先端を治具挿入孔に挿入し、引き続いてロック片を強制的に撓み変形させることでロック受け部から外すことができる。特に解除治具をロック片の先端に引っ掛ける作業がしやすく、かつ正確となり、係止力が高くなったにも拘わらず、ロック解除の作業を比較的簡単に行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態を図1ないし図7によって説明する。
この実施形態では電線カバー付きのコネクタを例示しており、図1に示すように、コネクタハウジング10(以下、ハウジングという)の後面にカバー20が取り付けられ、このカバー20の後面からコルゲートチューブ15が引き出されており、ハウジング10に設けられたキャビティ11内に、電線の端末に固着された端子金具(図示せず)が収容され、ハウジング10の後面から引き出された電線が一束にまとめられて、カバー20からコルゲートチューブ15を通って導出されるようになっている。ハウジング10の後面にカバー20、コルゲートチューブ15が取り付けられることにより、簡易防水が図られている。
【0012】
カバー20は、ハウジング10と同じく合成樹脂製であって、図2に示すように、縦向きに二つ割りされた一対のカバー構成体21を備えており、詳しくは後記するように、両カバー構成体21が結合されると、図3に示すように、長さ方向の中央部が絞られた筒状に形成されるようになっており、一端(同図の手前側)がハウジング10の後面に取り付けられる取付部22に、他端が電線を引き出す導出部25となっている。
【0013】
各カバー構成体21の取付部22には、枠状をなすロック片23が上下一対ずつ形成されるとともに、ハウジング10の後端部の外周面における対応位置には、図1に一部が示されるように、各ロック片23が弾性的に嵌合可能なロック受け部12が形成されている。
一方、各カバー構成体21の導出部25には、図2に示すように、その内面に、コルゲートチューブ15の溝16内に嵌まる半円状をなす係止突条28が、3条ずつ形成されている。
【0014】
また、両カバー構成体21を結合状態にロックするために、4箇所にロック装置30が設けられている。
両カバー構成体21の導出部25における互いに突き合わされる端縁26の一方にはロック片31が、他方にはロック受け部33がそれぞれ形成され、前後一対ずつが上下両面に設けられ、上記のように都合4組が配されている。ただし、前後及び上下では、ロック片31とロック受け部33とが設けられる端縁26が逆、言い換えるとロック片31とロック受け部33とが互い違いに設けられている。
【0015】
図3における上面の手前側のロック装置30を例に取り、図4ないし図6によってさらに詳細に説明する。
ロック片31は、ロック孔32が開口された方形の枠状をなし、一方の導出部25における端縁26の上面から片持ち状に突出して形成され、突出端側が撓み変形可能となっている。一方のロック受け部33は、相手の導出部25における端縁26に沿った位置の上面に形成され、ロック片31のロック孔32内に嵌合可能となっており、後面側(図6の左側)が切り立った係止面33Aに、前面側がテーパ状のガイド面33Bとなっている。
【0016】
さて、ロック片31の先端には、下向きに屈曲された鈎部35が形成されている。この鈎部35はロック片31の全幅にわたって形成されているとともに、導出部25の上壁の厚さよりも少し短い寸法だけ突出している。鈎部35の表面側(図6の左側の面)は、下方に向けて次第に薄肉となるようなテーパ面36とされている。
一方、ロック受け部33が設けられた側の導出部25の上面におけるロック受け部33の形成位置の後方には、ロック片31とロック受け部33とが嵌合した場合に、ロック片31の先端の鈎部35が嵌合可能なロック受け孔38が、内外の面を貫通して形成されている。なお、鈎部35がロック受け孔38に嵌った場合、鈎部35の前方に後記する解除治具J1を挿入するスペース39が確保できるように、ロック受け孔38の奥面が奥に広がって形成されている(図6,7参照)。
また、他の3箇所のロック装置30も同様の構造である。
【0017】
続いて、本実施形態の作用を説明する。
コネクタを組み付けるに当たっては、電線の端末に固着された端子金具がハウジング10のキャビティ11内に後方から挿入されて収容され、ハウジング10の後面から引き出された電線は一束にまとめられ、その外周にコルゲートチューブ15が嵌装される。次にコルゲートチューブ15における先端側の端部の半周分を、いずれか一方のカバー構成体21の導出部25内に入れて、係止突条28に嵌める。
【0018】
続いて、もう一方のカバー構成体21を電線の束を挟んで対向するように配し、両カバー構成体21を合わせるようにして、それぞれの取付部22をハウジング10の後端部の外周に側方から嵌める。それにより、各取付部22の上下のロック片23が、撓み変形しつつ相手のロック受け部12を乗り越え、両カバー構成体21が突き合わされたところで、ロック片23が復元して弾性的にロック受け部12に係止し、カバー20の取付部22側がハウジング10の後面に取り付けられた状態となる(図1参照)。
【0019】
上記の操作に伴い、コルゲートチューブ15の端部の反対側の半周分が、もう一方のカバー構成体21の導出部25内の係止突条28に嵌められつつ、両カバー構成体21の導出部25の端縁26同士も次第に突き合わされる。その過程において、一方の端縁26から突出したロック片31の鈎部35が相手の端縁26に当たり、鈎部35の表面のテーパ面36に倣ってロック片31が外方に次第に撓み変形し、引き続いて鈎部35が相手のロック受け部33のガイド面33Bに沿って乗り上げる。
【0020】
両カバー構成体21の導出部25の端縁26同士が正規に突き合わされた状態となると、ロック片31の鈎部35さらにはロック孔32の前面32Aがロック受け部33を通過するため、ロック片31が元姿勢に復元しつつ、図5及び図6に示すように、ロック受け部33がロック孔32内に嵌合するとともに、鈎部35がロック受け孔38内に嵌合する。これにより、ロック孔32の前面32Aがロック受け部33の係止面33Aと対向して係止され、また鈎部35の裏面35Aがロック受け孔38の手前側の面38Aと対向して係止される。この係止が4箇所のロック装置30で行われることにより、両カバー構成体21同士が結合状態にロックされる。併せて、コルゲートチューブ15の端部が両カバー構成体21の導出部25の内部に嵌められて保持された状態となり、コネクタの組み付けが完了する。
【0021】
このように本実施形態では、従前からあるロック片31のロック孔32と、ロック受け部33との間の係止に加え、ロック片31の先端の鈎部35とロック受け孔38との間の係止構造を設け、要するところロック片31と、相手のロック受け部33側との係止面積を増加させたから、両導出部25間、ひいては両カバー構成体21間の結合力を高めることができる。
しかも付加された係止構造であるところの鈎部35は、ロック片31の先端から内方を向いて形成されているし、相手のロック受け孔38も、導出部25の壁面内に形成されているのであるから、導出部25の外形形状が外方に張り出すことが回避され、カバー20ひいてはコネクタが大型化することが防止される。
【0022】
メンテナンス等において、カバー20をハウジング10から外す必要がある場合は、図7に示すように、例えば先端を鈎形に曲げた解除治具J1を用意し、この解除治具J1をロック受け孔38の奥側のスペース39から挿入して、先端を鈎部35に引っ掛ける。続いて、解除治具J1を引き上げて、鈎部35がロック受け部33の上方(外方)に達するまでロック片31を強制的に撓み変形させることで、ロックを外すことができる。
【0023】
この実施形態では、係止力を増すために実質的に掛かり代が大きくなっており、それだけロックを外す場合には、ロック片31を大きく撓み変形させる必要があるが、ロック受け孔38内に設けたスペース39を利用することで、解除治具J1の先端を鈎部35に対して正確にかつ簡単に引っ掛けることが可能となって、引き続くロック片31の撓み変形操作がしやすくなる。すなわち、係止力が高くなったにも拘わらず、ロック解除の作業を比較的簡単に行うことができる。
【0024】
<第2実施形態>
図8は、本発明の第2実施形態を示す。この第2実施形態では、上記第1実施形態に対し、ロック受け孔38の奥側の孔縁において突壁40が立てられている。
この第2実施形態では、解除治具J2をロック受け孔38のスペース39に入れて先端をロック片31の鈎部35に引っ掛けたのち、解除治具J2を突壁40を支点として、同図の矢線方向に傾動させることにより、ロック片31が撓み変形される。てこ作用を利用してロック片31を撓ませることができるから、ロック解除がより簡単に行える。
突壁40の高さを、ロック片31の厚み以下に抑えておけば、導出部25の外形が張り出すことも避けられる。
【0025】
<第3実施形態>
図9ないし図11は、本発明の第3実施形態を示す。
この第3実施形態のロック装置30Aでは、係止面積を増加する部分の構造に変更が加えられている。
この実施形態では、ロック受け部43の左右の面には突部44が張り出し形成されているとともに、ロック片41におけるロック孔42の左右の側壁には、突部44が嵌まる係止孔45が開口されている。また、ロック片41の先端の下面(内面)には、図11に示すように、解除治具J3が挿入可能な治具挿入孔47が形成されている。
その他の構造は前記第1実施形態と同様であって、第1実施形態と同一機能を有する部位については、同一符号を付すことで重複した説明は省略する。
【0026】
この第3実施形態では、両カバー構成体21の導出部25の端縁26同士が突き合わされると、ロック片41が撓み変形しつつロック受け部43のガイド面43Bに沿って乗り上げ、正規に突き合わされると、ロック片41のロック孔42の前面42Aがロック受け部43を通過するため、ロック片41が元姿勢に復元しつつ、図10及び図11に示すように、ロック受け部43がロック孔42内に嵌合するとともに、突部44が係止孔45内に嵌合する。これにより、ロック孔42の前面42Aがロック受け部43の係止面43Aと対向して係止され、また係止孔45の前面45Aが突部44の後面44Aと対向して係止される。
【0027】
このように、従前からあるロック片41のロック孔42と、ロック受け部43との間の係止に加え、係止孔45と突部44との間の係止構造を設け、ロック片41と相手のロック受け部43との係止面積を増加させたから、同様に両カバー構成体21間の結合力を高めることができる。
しかも付加された係止構造であるところの突部44は、ロック受け部43の側面に形成されているのであるし、係止孔45もロック孔42の側壁に凹み形成されているだけであるから、導出部25の外形形状が外方に張り出すことが回避され、ひいてはコネクタが大型化することが防止される。
【0028】
メンテナンス等において、カバー20をハウジング10から外す場合は、図11に示すように、解除治具J3の先端を治具挿入孔47に挿入し、続いて解除治具J3を傾動させてロック片41を強制的に撓み変形させることで、ロック受け部43から外すことができる。ロック片41の先端の内面に治具挿入孔47を形成したことで、解除治具J3をロック片41の先端に引っ掛ける作業がしやすくかつ正確となり、ロック解除の作業を比較的簡単に行うことができるようになる。
【0029】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)本発明は、上記実施形態におけるハウジング10とカバー20間のロック装置にも適用可能である。
(2)カバーに関しては、ハウジングの後面から引き出された電線を、直角方向に曲げて導出することに用いるL型のものであってもよく、また、二つ割りされたカバー構成体同士がヒンジを介して一体的に形成されたものであってもよい。
(3)さらに本発明は、コネクタの雌雄のハウジング同士、あるいはアウタハウジングとインナハウジング等、一対の係合部材同士を互いに結合する場合のロック装置全般に広く適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るコネクタの組付完了状態の斜視図
【図2】カバーの分解斜視図
【図3】カバーの組付状態の斜視図
【図4】ロック装置のロック前の斜視図
【図5】ロック後の斜視図
【図6】その断面図
【図7】ロック解除動作を示す断面図
【図8】第2実施形態に係るロック装置のロック後の断面図
【図9】第3実施形態に係るロック装置のロック前の斜視図
【図10】ロック後の斜視図
【図11】その断面図
【図12】従来例の分解斜視図
【符号の説明】
20…カバー
21…カバー構成体
25…導出部(係合部材)
26…(導出部25の)端縁
30,30A…ロック装置
31,41…ロック片
32,42…ロック孔
33,43…ロック受け部
35…鈎部(係止部)
38…ロック受け孔(係止部)
39…スペース
40…突壁
44…突部(係止部)
45…係止孔(係止部)
47…治具挿入孔
J1,J2,J3…解除治具

Claims (6)

  1. 互いに結合される一対の係合部材の一方には、ロック孔が開口されたロック片が撓み変形可能に設けられるとともに、他方にはロック受け部が設けられ、前記両係合部材が結合される途中では、前記ロック片が撓み変形しつつ前記ロック受け部を通過し、正規に結合されると、前記ロック片が復動して前記ロック孔内に前記ロック受け部が嵌まって係止することにより、前記両係合部材が結合状態にロックされるようにしたロック装置において、
    前記ロック片の外面以外の部位と、前記ロック受け部若しくはその周辺部の対向部位との間には、前記ロック片と前記ロック受け部とが係止した場合に互いに係止可能な係止部が付加して形成されていることを特徴とするロック装置。
  2. 前記ロック片の先端には内向きの鈎部が形成される一方、前記ロック受け部が設けられた側の前記係合部材における前記ロック受け部よりも後方位置には、前記鈎部が嵌まるロック受け孔が形成されていることを特徴とする請求項1記載のロック装置。
  3. 前記ロック受け孔には、前記鈎部に引っ掛けて前記ロック片を強制的に撓み操作すべく解除治具が挿入可能とされていることを特徴とする請求項2記載のロック装置。
  4. 前記ロック受け孔の後縁側には、前記鈎部に引っ掛けて前記解除治具を傾動操作する場合の支点となる突壁が形成されていることを特徴とする請求項3記載のロック装置。
  5. 前記ロック片におけるロック孔の側壁には係止孔が形成される一方、前記ロック受け部の側面には、前記係止孔に嵌まる突部が張り出し形成されていることを特徴とする請求項1記載のロック装置。
  6. 前記ロック片の先端の内面には、このロック片を強制的に撓み操作すべく解除治具が挿入可能な治具挿入孔が形成されていることを特徴とする請求項5記載のロック装置。
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