JP2005018693A - 画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】色空間変換において、全入力色に対して1対1のテーブルを全て実装する系で、メディア等の変更によってテーブルを再構成しなければならない際に生じる遅延をなくす。
【解決手段】出力値にフラグ、ID、フラグ列を付加してテーブルを構成することによって、必要になった入力色分の出力色を随時、補間演算によって算出しながら動作する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は画像処理方法及び装置に関し、特に色空間変換処理を高速に行うためのものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、3次元LUTを用いる色空間変換等、高次元、高精度の入力値を処理する色空間変換においては、空間をいくつかの格子上に区切りその頂点のデータを用いて補間演算を行って算出されている。これらに関してはさまざまな補間方法が開示されている(特開昭63−162248号公報、特開平5−46750号公報、特公昭58−16180号公報)。
【0003】
一方、メモリーの低価格化によって、すべてのテーブルを持つことも可能となってきた。たとえれば、RGB各々8bitの入力値から、CMYK各々8ビットの出力値を得るためのテーブルは64メガバイトで実装可能である。こういった実装を行えば、特に補間方式に工夫をすることもなく高速処理が可能となる。しかし、複数の変換を必要とする系においては、これをすべて実装することは困難である。たとえれば、印字装置においては、サポートする用紙の種類に応じて色空間変換テーブルを用意しなければならないが、これをすべて用意することはできない。したがって、これを従来技術のように格子点データから補間によって生成することを考えると膨大な時間をようする。たとえれば、300dpiのA4画像は約8,000,000画素であるが、テーブルの再構成にはこの2倍にあたる16777216色分演算しなくてはならない。また、一枚の画像で必要な色数は限られており、1枚毎に印刷用紙の種類を変更するような場合を想定すると現実的ではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
(1)色空間変換において、すべての入力色に対して、1対1にテーブルを持つ系において、色空間変換のパラメタの変更によってテーブルを変更しなければならない時に発生する遅延を削減することを目的としている。
(2)色空間変換において、すべての入力色に対して、1対1にテーブルを持つ系において、色空間変換のパラメタの変更によってテーブルを変更しなければならない時に発生する遅延を削減するとともに、テーブルの各レコードを得るための補間演算の回数を削減することを目的としている。
(3)色空間変換において、すべての入力色に対して、1対1にテーブルを持つ系において、色空間変換のパラメタの変更によってテーブルを変更しなければならない時に発生する遅延を削減するとともに、同じ入力/出力ペアをもつ複数の色空間変換を行わなければならない系の場合にテーブルの各レコードを得るための補間演算の回数を削減することを目的としている。
(4)色空間変換において、入力色と系で必要な色空間変換の数の積より少ない数のテーブルを持つ系において、色空間変換のパラメタの変更によってテーブルを変更しなければならない時に発生する遅延を削減するとともに、補間演算の回数を削減することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1)図1に示すように現在設定されている色空間変換に用いる出力値が各テーブルエントリに格納されていることをしめすフラグを設け、色空間変換のパラメタが変更になった場合にはこのフラグをすべて無効にする。このテーブルのおのおのの要素を変換に必要になった際に更新し、更新したことをフラグで記憶する。テーブルの更新は補間計算、より低速な記憶装置からの読み込み等考えられる。
(2)図2に示すように変換パラメタにそれぞれ固有のIDをつけ、このIDを出力テーブルに付加する。これによって、初期状態暮ID=1でテーブルがあったとき、ID=2の変換が必要になりいくつかのテーブルエントリがID=2の出力値に置き換えられる。こののちID=1の変換に再び戻った場合、いくつかのテーブルエントリは再利用が可能となる。
(3)図3は変換パラメタに固有のフラグビットを割り振り、現在テーブルに登録されている値が現在設定されている変換パラメタで使用可能な値であるかを示すビットフラグを設け、色空間変換のパラメタが変更になった場合に、同じ入力値にたいして同じ出力値を用いるかどうかの判定を行い、同じ出力値ならばフラグをセットすることによって共用のテーブルエントリとして使用する。
(4)図4はハッシュテーブルを用いて全入力数より少ない数のエントリに出力値を記憶し、これにヒットした場合にはこの値を出力値とし、これにヒットしなかった場合、再計算あるいは、低速の記憶媒体から読み込むという技術を用いた場合に、ヒットの確認キーにRGB値に変換パラメタに固有なID値を付加する。これによって、初期状態ID=1でテーブルがあったとき、ID=2の変換が必要になりいくつかのテーブルエントリがID=2の出力値に置き換えられる。こののちID=1の変換に再び戻った場合、いくつかのテーブルエントリは再利用が可能となる。
【0006】
(作用)
色空間変換のパラメタが変更になり、テーブルの再構成が必要になった場合にすべてのテーブルエントリを更新する必要がないので、処理の遅延を生じない系を構築することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
【0008】
(1)図1は、第1の発明の構成を示すブロック図であり、図5は第1の発明の実施例の動作を示すフローチャートである。色空間のパラメタの変更が必要になった場合、例えば、印刷する用紙の種類が異なる等の事象の発生した場合に、テーブル11内の当該レコードの有効性をあらわすフラグ13を全て無効とする。しかる後、順次色空間変換が必要な入力値に対して、対応するレコードの有効フラグ13をしらべ(50)、有効であれば、当該レコードの出力色フィールド12に保持している値を出力値とし(51)、無効であれば、補間演算処理によって値を算出し(52)これを出力値とし(53)、当該レコードの出力値フィールド12に保存し(54)、有効フラグ13をセットする(55)。
【0009】
(2)図2は、第2の発明の構成を示すブロック図であり、図6は第2の発明の実施例の動作を示すフローチャートである。色空間のパラメタの変更が必要になった場合、色空間変換のパラメタに固有にあらかじめ割り振った色空間パラメタIDを21に保持する。しかる後、順次色空間変換が必要な入力値に対して、対応するレコードの色空間パラメタ川のフィールド24をしらべ(60)、21に保存している値と一致すれば、当該レコードの出力色フィールド23に保持している値を出力値とし(61)、一致しなければ、補間演算処理によって値を算出し(62)これを出力値とし(63)、当該レコードの出力値フィールド23に保存し(64)、21に保存している現在の色空間パラメタIDを24の色空間パラメタIDのフィールドに書き込む(65)。
【0010】
(3)図3は、第3の発明の構成を示すブロック図であり、図7は第3の発明の実施例の動作を示すフローチャートである。色空間のパラメタの変更が必要になった場合、色空間変換のパラメタに固有にあらかじめ割り振った色空間パラメタIDをあらかじめ割り振ったビットのみを1としたビットフラグ列に変換しこれを現在のフラグビット列32に保持する。しかる後、順次色空間変換が必要な入力値に対して、対応するレコードのフラグビット列のフィールド35に保持されている値と現在のフラグビット列32のAND演算を行い(70)、0でなければ、当該レコードの出力色フィールド34に保持している値を出力値とし(72)、0であれば、補間演算処理によって値を算出し(73)これを出力値とし(74)、当該レコードの出力値フィールド34に保存している値と73の算出値を比較し(75)、一致すれば、32に保存している現在のフラグビット列と当該レコードのフラグビット列のOR演算を行い(78)、これをフラグビット列のフィールド35に書き込む(79)、当該レコードの出力値フィールド34に保存している値と73の算出値を比較した結果、一致しなければ、73の算出値を当該レコードの出力値のフィールド34に書き込み、32に保存している現在のフラグビット列をフラグビット列のフィールド35に書き込む(77)。
【0011】
(4)図4は、第4の発明の構成を示すブロック図であり、図8は第4の発明の実施例の動作を示すフローチャートである。色空間のパラメタの変更が必要になった場合、色空間変換のパラメタに固有にあらかじめ割り振った色空間パラメタIDを21に保持する。しかる後、順次色空間変換が必要な入力値に対して、ハッシュ関数を適応し、テーブルインデクスを得る。(80)対応するレコードの入力色フィールド45および色空間パラメタIDフィールド46をしらべ(8り、40および41に保持している値と一致すれば、当該レコードの出力色フィールド44に保持している値を出力値とし(82)、一致しなければ、補間演算処理によって値を算出し(83)これを出力値とし(84)、当該レコードの出力値フィールド23に保存し(85)、40に保持している入力色を当該レコードに41に保存している現在の色空間パラメタIDを46の色空間パラメタIDのフィールドにそれぞれ書き込む(86)。
【0012】
【発明の効果】
以上説明したように、第1の発明を実施すれば、色空間変換のパラメタが変更になった場合にもテーブルを全て再構成することなく、処理を行いながら必要な部分のみを構成することになり、色変換のパラメタを変更した際の遅延を押さえることができる。第2の発明を実施すれば、色空間変換のパラメタが変更になった際の遅延を押さえるとともに、以前、同じ変換パラメタで作成したレコードを使用出来る可能性があり、補間演算の回数を削減することが可能となり、より高速な変換が可能となる。第3の発明を実施すれば、異なる色空間パラメタで、ある入力色に対する出力色が同じになる場合に、補間演算が不要となり高速処理が可能となる。第4の発明を用いた場合、同じインデクス値となる入力色、IDの組みを使用していなければ、以前作成したレコードを使用可能となり、高速処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の構成を示すブロック図。
【図2】第2の発明の構成を示すブロック図。
【図3】第3の発明の構成を示すブロック図。
【図4】第4の発明の構成を示すブロック図。
【図5】第1の発明の実施例の動作を示すフローチャート。
【図6】第2の発明の実施例の動作を示すフローチャート。
【図7】第3の発明の実施例の動作を示すフローチャート。
【図8】第4の発明の実施例の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
10 入力値を保持する領域、
11 入力値10をインデクスとして出力値が保持されているテーブル
12 ある入力値RGBに対する出力値が格納されている出力色フィールド
13 ある入力値RGBに対して出力値が有効であることを示す有効フラグを格納するフィールド
20 入力値を保持する領域
21 現在実行中の色空間変換パラメタに固有の変換パラメタIDを保持する領域
23 入力値20をインデクスとして出力値が保持されているテーブル
24 ある入力値RGBに対する出力値が格納されている出力色フィールド
25 ある入力値RGBに対する出力フィールドが有効な変換パラメタに対応するフラグビット列を格納するフィールド
30 入力値を保持する領域
31 現在実行中の色空間変換パラメタに固有の変換パラメタIDを保持する領域
32 変換パラメタIDに対応するビットのみを1としたフラグビット列を保持する領域
33 入力値30をインデクスとして出力値が保持されているテーブル
34 ある入力値RGBに対する出力値が格納されている出力色フィールド
35 ある入力値RGBに対する出力フィールドの変換パラメタIDを格納するフィールド
40 入力値を保持する領域
41 現在実行中の色空間変換パラメタに固有の変換パラメタIDを保持する領域
42 入力値、変換パラメタIDからテーブルインデクスを算出するハッシュ関数機能
43 ハッシュ関数機能42の出力値をインデクスとして出力値が保持されているテーブル
44 ある入力値RGBに対する出力値が格納されている出力色フィールド
45 入力色RGBを格納するフィールド
46 出力値が、有効である変換パラメタIDを格納するフィールド

Claims (4)

  1. 色空間変換テーブルを全入力色に1対1で持つ系において変換パラメタが変更になり変換のテーブルの変更が必要になった場合に、当該テーブルの各入力色毎に設けたフラグをすべて無効にし、順次、変換に必要になった入力色に対してフラグを調べ、無効であれば補間演算によって算出し、出力値とすると同時にテーブルに書き込みフラグを有効とし、フラグが有効であれば当該テーブルの値を出力値とする機能をそなえた色空間変換方法。
  2. 色空間変換テーブルを全入力色に1対1で持つ系において変換テーブルに出力色とともに変換パラメタをあらわすID情報を各入力色毎に付加し、変換パラメタのID情報が一致すれば、テーブルの当該値を出力値とし、ID情報が一致しなければ、補間演算によって算出し、出力値とすると同時にテーブルの値を置き換えるとともに現在のID情報を記録する機能をそなえた色空間変換方法。
  3. 色空間変換テーブルを全入力色に1対1で持つ系において変換パラメタが変更になり変換のテーブルの変更が必要になった場合に、変換パラメタにそれぞれ固有のフラグビットを定義し、順次、変換に必要になった入力色に対してフラグをしらべ、当該変換パラメタに割り当てられたフラグビットがセットされていなければ、補間演算によって算出し、出力値とすると同時にテーブルの保持している値と比較し、同じであれば、フラグビットのみをセットし、ことなっていれば、当該フラグビットをセットし当該フラグビット以外をクリアするとともに出力値をテーブルに書き込み、当該変換パラメタに割り当てられたフラグビットがセットされていれば、テーブルに保持されている値を出力値とする機能をそなえた色空間変換方法。
  4. 色空間変換テーブルを全入力色数と系で必要とする色空間変換の種類の積より少ない数だけもつ系において、入力色から変換された変換テーブルエントリにキーとなる入力色を保持する方式を採用する場合において、色空間変換に固有の変換パラメタID情報を各入力色に付加して保持し、入力色と変換パラメタのID情報が一致すれば、テーブルの当該値を出力値とし、一致しなければ、補間演算によって算出し、出力値とすると同時にテーブルの値を置き換えるとともに現在のID情報、入力色を記録する機能をそなえた色空間変換方法。
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JP2013193984A (ja) * 2012-03-19 2013-09-30 Rohto Pharmaceutical Co Ltd コンタクトレンズ用眼科組成物

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