JP2005018201A - 運賃預託管理システム,方法,運賃預託管理サーバおよびプログラム - Google Patents

運賃預託管理システム,方法,運賃預託管理サーバおよびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】運賃の精算を預託金により自動精算するとともに、携帯端末からの預託金の登録を簡単にする。
【解決手段】券売機10がユーザから入力された預託金額および支払い方法から預託金コードを生成して表示する手段と、ユーザ携帯端末20が預託金コードを撮影し預託金コードから預託金額および支払い方法を読み取る手段と、ユーザ携帯端末20が預託金額,支払い方法に携帯端末IDを付加して預託金管理サーバ30に送信する手段と、預託金管理サーバ30がユーザ毎の預託金の登録と支払い方法に応じた決済とを行う手段と、改札時に改札機システムが受信したユーザ携帯端末20の携帯端末IDと駅情報を預託金管理サーバ30に送信する手段と、預託金管理サーバ30が運賃を算出し預託金から運賃の精算を行う手段とを有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、運賃預託管理システム,方法,運賃預託管理サーバおよびプログラムに関し、特に携帯電話機等の携帯端末を利用した運賃預託管理システム,方法,運賃預託管理サーバおよびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電車等を利用する場合の運賃は、駅の券売機等で現金やプリペイドカードにより切符を購入するか、そのまま自動改札機を通過可能な近年普及しつつある現金チャージカードを購入することにより決済されている。
【0003】
しかし、切符を購入する従来例においては、現金やプリペイドカードを持っていないと購入できないことや、その都度行き先までの運賃を調べなくてはならないことや、混雑時等には券売機の前に順番に並んで購入しなければならず時間がかかって電車に乗り遅れるといった問題があった。また、現金チャージカードを利用する従来例においては、現金のチャージ専用カードを携帯していなければならないとともに、現金によるカードへのチャージに手間や時間を要するという問題があった。
【0004】
そして、これらの問題の解決に取り組んだ例としては、特開2002−230600公報(特許文献1)に記載の切符販売改札システム及び端末装置がある。
【0005】
この特許文献1においては、ユーザの携帯端末からブルートゥース等の短距離無線通信により券売機と通信し、行き先を携帯端末へのキー入力や音声入力により入力して券売機に送信し、券売機から通知された運賃を携帯端末に格納された電子マネーで支払い、券売機から送信された切符情報を携帯端末に記憶させることで、切符の購入を行っている。この後、改札機通過時には、携帯端末をかざすことで改札機と無線通信を行い、携帯端末に格納されている切符情報の正否を確認して通過を許可している。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−230600公報(段落「0005」、図1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した特許文献1に記載の発明は以下のような問題を有している。
【0008】
まず、携帯端末に格納した電子マネーで切符の支払いを行うようにしているため、電子マネーを携帯端末に予め入金しておく手間や、電子マネーを格納するICカード等を必要とするという問題がある。
【0009】
また、切符購入時におけるブルートゥース等の数十メートル程度の範囲の短距離無線通信インターフェース機能と、改札時における十数センチメートル程度の範囲の無線通信インターフェース機能の2種類の無線通信機能を携帯端末に備えなければならないという問題がある。
【0010】
また、切符購入の度に切符情報を携帯端末に格納するようにしているため、携帯端末に切符情報を格納するためのICカード等を必要とするとともに、電車等を利用する度に、短距離無線通信による切符購入操作をユーザが行わなければならないという問題がある。
【0011】
本発明は、以上の問題の少なくともいずれかを解決する運賃預託管理システム,方法,運賃預託管理サーバおよびプログラムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の運賃預託管理システムは、券売機と、ユーザ携帯端末と、預託金管理サーバと、改札機システムと、ユーザ携帯端末,預託金管理サーバ,改札機システムを相互に接続するネットワークとを備えた運賃預託管理システムであって、
前記ユーザ携帯端末が撮影した前記券売機画面上の預託金情報と携帯端末IDとを前記預託金管理サーバに送信することでユーザ毎の預託金の登録を行う手段と、改札時に前記改札機システムが受信した前記ユーザ携帯端末の携帯端末IDを前記預託金管理サーバに送信することで預託金から運賃の精算を行う手段とを有する。
【0013】
本発明の第2の運賃預託管理システムは、券売機と、ユーザ携帯端末と、預託金管理サーバと、改札機システムと、ユーザ携帯端末,預託金管理サーバ,改札機システムを相互に接続するネットワークとを備えた運賃預託管理システムであって、
前記券売機がユーザから入力された預託金額および支払い方法から預託金コードを生成して表示する手段と、前記ユーザ携帯端末が預託金コードを撮影し預託金コードから預託金額および支払い方法を読み取る手段と、前記ユーザ携帯端末が預託金額,支払い方法に携帯端末IDを付加して前記預託金管理サーバに送信する手段と、前記預託金管理サーバがユーザ毎の預託金の登録と支払い方法に応じた決済とを行う手段と、改札時に前記改札機システムが受信した前記ユーザ携帯端末の携帯端末IDと駅情報を前記預託金管理サーバに送信する手段と、前記預託金管理サーバが運賃を算出し預託金から運賃の精算を行う手段とを有する。
【0014】
本発明の第3の運賃預託管理システムは、券売機と、ユーザ携帯端末と、預託金管理サーバと、改札機用端末と、改札機と、ユーザ携帯端末,預託金管理サーバ,改札機用端末を相互に接続するネットワークとを備えた運賃預託管理システムであって、
前記券売機は、画面上でユーザから選択された預託金額と支払い方法とを判別し、支払い方法が券売機での決済を必要とするものかを判断する手段と、必要と判断したときに預託金の決済を行う手段と、預託金額と支払い方法とから預託金コードを生成して画面上に表示する手段とを有し、
前記ユーザ携帯端末は、前記券売機画面の預託金コードを撮影する手段と、撮影された預託金コードから預託金額と支払い方法とを読み取る手段と、携帯端末IDを記憶している記憶部と、預託金額,支払い方法および携帯端末IDを前記預託金管理サーバに送信する手段とを有し、
前記預託金管理サーバは、前記ユーザ携帯端末から受信した支払い方法により預託金の決済が必要かを判断する手段と、必要と判断したときに預託金額,支払い方法,携帯端末IDを基に預託金の決済を行う手段と、内部に備えた記憶部にユーザ毎の預託金の入金登録と残高更新を行う手段と、前記改札機用端末から携帯端末ID,駅情報を受信して運賃を算出し、該当ユーザの預託金残高が運賃以上あるかを照合する手段と、運賃以上の預託金残高があった場合に運賃分を預託金残高から減額して残高更新するとともに改札許可情報を回答する手段と、運賃以上の預託金残高がなかった場合に改札不許可情報を回答する手段とを有し、
前記改札機用端末は、前記改札機から受信した携帯端末IDに駅情報を付加して前記預託金管理サーバに送信する手段と、前記預託金管理サーバから送信された改札許可,不許可情報を前記改札機に送信する手段とを有し、
前記改札機は、前記ユーザ携帯端末から短距離無線通信により携帯端末IDを受信して前記改札機用端末に送信する手段と、前記改札機用端末から受信した改札許可,不許可情報により改札ゲートの開閉制御を行う手段とを有する。
【0015】
本発明の第4の運賃預託管理システムは、本発明の第3の運賃預託管理システムにおいて、前記支払い方法は、現金またはプリペイドカード支払い、口座引き落とし、クレジットカード、携帯端末の通信料金払い、を含み、前記券売機は、ユーザから選択された支払い方法が現金またはプリペイドカード支払いであった場合は、預託金額分の券売機への投入をユーザに要求して決済した後に前記預託金コードを生成,表示し、前記預託金管理サーバは、支払い方法が現金またはプリペイドカード支払い以外の場合に、予め登録されたユーザ毎の各支払い方法に応じた決済情報を参照して預託金の決済を行うことを特徴とする。
【0016】
本発明の第1の運賃預託管理方法は、券売機と、ユーザ携帯端末と、預託金管理サーバと、改札機システムと、ユーザ携帯端末,預託金管理サーバ,改札機システムを相互に接続するネットワークとを備えたシステムにおける運賃預託管理方法であって、
前記ユーザ携帯端末が撮影した前記券売機画面上の預託金情報と携帯端末IDとを前記預託金管理サーバに送信することでユーザ毎の預託金の登録を行い、改札時に前記改札機システムが受信した前記ユーザ携帯端末の携帯端末IDを前記預託金管理サーバに送信することで預託金から運賃の精算を行うことを特徴とする。
【0017】
本発明の第2の運賃預託管理方法は、券売機と、ユーザ携帯端末と、預託金管理サーバと、改札機システムと、ユーザ携帯端末,預託金管理サーバ,改札機システムを相互に接続するネットワークとを備えたシステムにおける運賃預託管理方法であって、
前記券売機がユーザから入力された預託金額および支払い方法から預託金コードを生成して表示するステップと、前記ユーザ携帯端末が預託金コードを撮影し預託金コードから預託金額および支払い方法を読み取るステップと、前記ユーザ携帯端末が預託金額,支払い方法に携帯端末IDを付加して前記預託金管理サーバに送信するステップと、前記預託金管理サーバがユーザ毎の預託金の登録と支払い方法に応じた決済とを行うステップと、改札時に前記改札機システムが受信した前記ユーザ携帯端末の携帯端末IDと駅情報を前記預託金管理サーバに送信するステップと、前記預託金管理サーバが運賃を算出し預託金から運賃の精算を行うステップとを有する。
【0018】
本発明の第3の運賃預託管理方法は、券売機と、ユーザ携帯端末と、預託金管理サーバと、改札機システムと、ユーザ携帯端末,預託金管理サーバ,改札機システムを相互に接続するネットワークとを備えたシステムにおける運賃預託管理方法であって、
前記券売機がユーザから入力された預託金額および支払い方法を判別し、支払い方法が現金またはプリペイドカード支払いでなかった場合には預託金額および支払い方法から預託金コードを生成して表示するステップと、支払い方法が現金またはプリペイドカード支払いであった場合には券売機への現金またはプリペイドカードの投入を依頼し、投入確認後に預託金額および支払い方法から預託金コードを生成して表示するステップと、前記ユーザ携帯端末が預託金コードを撮影し預託金コードから預託金額および支払い方法を読み取るステップと、前記ユーザ携帯端末が預託金額,支払い方法に携帯端末IDを付加して前記預託金管理サーバに送信するステップと、支払い方法が現金またはプリペイドカード支払いでなかった場合に、前記預託金管理サーバが予め登録されたユーザ毎の各支払い方法に応じた決済情報を参照して預託金の決済を行うステップと、前記預託金管理サーバが支払い方法に関係なくユーザ毎の預託金の入金登録と残高更新を行うステップと、改札時に前記改札機システムが受信した前記ユーザ携帯端末のIDと駅情報を前記預託金管理サーバに送信するステップと、前記預託金管理サーバが運賃を算出し、該当ユーザの預託金残高が運賃以上あるかを照合するステップと、運賃以上の預託金残高があった場合に運賃分を預託金残高から減額して残高更新するとともに改札許可情報を前記改札機システムに送信するステップと、運賃以上の預託金残高がなかった場合に改札不許可情報を前記改札機システムに送信するステップとを有する。
【0019】
本発明の第1の預託金管理サーバは、ユーザ携帯端末と、預託金管理サーバと、改札機システムと、ユーザ携帯端末,預託金管理サーバ,改札機システムを相互に接続するネットワークとを備えたシステムにおける預託金管理サーバであって、
前記ユーザ携帯端末から受信した支払い方法により預託金の決済が必要かを判断する手段と、必要と判断したときに前記ユーザ携帯端末から受信した預託金額,支払い方法,携帯端末IDを基に預託金の決済を行う手段と、内部に備えた記憶部にユーザ毎の預託金の入金登録と残高更新を行う手段と、前記改札機システムから携帯端末ID,駅情報を受信して運賃を算出し、該当ユーザの預託金残高が運賃以上あるかを照合する手段と、運賃以上の預託金残高があった場合に運賃分を預託金残高から減額して残高更新するとともに改札許可情報を回答する手段と、運賃以上の預託金残高がなかった場合に改札不許可情報を回答する手段とを有する。
【0020】
本発明の第2の預託金管理サーバは、本発明の第1の預託金管理サーバにおいて、前記支払い方法は、現金またはプリペイドカード支払い、口座引き落とし、クレジットカード、携帯端末の通信料金払い、を含み、支払い方法が現金またはプリペイドカード支払い以外の場合に、予め登録されたユーザ毎の各支払い方法に応じた決済情報を参照して預託金の決済を行うことを特徴とする。
【0021】
本発明のプログラムは、ユーザ携帯端末と、預託金管理サーバと、改札機システムと、ユーザ携帯端末,預託金管理サーバ,改札機システムを相互に接続するネットワークとを備えたシステムにおける預託金管理サーバに適用されるプログラムであって、
前記ユーザ携帯端末から受信した支払い方法により預託金の決済が必要かを判断する機能、必要と判断したときに前記ユーザ携帯端末から受信した預託金額,支払い方法,携帯端末IDを基に預託金の決済を行う機能、内部に備えた記憶部にユーザ毎の預託金の入金登録と残高更新を行う機能、前記改札機システムから携帯端末ID,駅情報を受信して運賃を算出し、該当ユーザの預託金残高が運賃以上あるかを照合する機能、運賃以上の預託金残高があった場合に運賃分を預託金残高から減額して残高更新するとともに改札許可情報を回答する機能、運賃以上の預託金残高がなかった場合に改札不許可情報を回答する機能、をコンピュータに実現させる。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0023】
図1は、本発明の一実施の形態の構成を示す図であり、券売機10と、ユーザ携帯端末20と、預託金管理サーバ30と、改札機用端末40と、改札機50と、ユーザ携帯端末20,預託金管理サーバ30,改札機用端末40を相互に接続するインターネット等のネットワーク100とを備えている。
【0024】
券売機10は、駅等に設置される切符の自動販売機であり、通常の切符販売機能の他に、プログラムにより制御される預託金受付機能を備えている。ここで、預託金とは、予めユーザが鉄道会社に預けておくお金のことであり、電車利用時には預託金から運賃を支払うようにすることで、現金やプリペイドカードを持たないでも電車の利用を可能にするものである。また、預託金受付機能とは、ユーザが券売機において預託金申し込みキーを押下したときに、図4(券売機の運賃預託金受付画面の一例を示す図)に示すような受付画面を表示させ、ユーザが画面上で選択した預託金額と支払い方法とからバーコードやQRコード(Quick Response Code)等を生成し、図5(券売機における預託金コード表示画面の一例を示す図)に示すように、生成したバーコードやQRコードを預託金コードとして画面に表示させる機能を意味している。
【0025】
ユーザ携帯端末20は、ユーザが携帯する携帯電話機,PHS(Personal Handyphone System),PDA(Personal Digital Assistance)等の携帯端末であり、券売機10の表示画面を撮影するカメラと、カメラで撮影した預託金コードから預託金額と支払い方法を読み取るリーダ(例えば、バーコードリーダやQRコードリーダ等)と、携帯端末ID(例えば、携帯電話番号や装置識別子等)を記憶している記憶部と、預託金管理サーバ30からの通知内容を表示する表示手段と、ネットワーク100を介して預託金管理サーバ30に預託金申し込み情報(預託金額,支払い方法,携帯端末ID)を送信する手段とを備えている。
【0026】
預託金管理サーバ30は、鉄道会社に備えられるワークステーション・サーバ等の情報処理装置であり、制御部31と、記憶部32とを備えている。
【0027】
制御部31は、例えばCPU等の制御装置であり、プログラムによりその動作を制御される。この制御部31は、ユーザ携帯端末20から受信した預託金申し込み情報(預託金額,支払い方法,携帯端末ID)により、預託金の決済を行う手段と、ユーザ別預託金管理データベース322に預託金の入金登録と残高更新を行う手段と、改札機用端末40から携帯端末ID情報,駅情報を受信して、改札の許可,不許可を判断し回答する手段と、運賃を算出する手段と、算出した運賃分を預託金残高から減額して更新する手段とを備えている。
【0028】
記憶部32は、会員情報データベース321と、ユーザ別預託金管理データベース322と、ユーザ別乗車情報データベース323と、運賃情報データベース324とを格納している。会員情報データベース321には、図2(会員情報データベース321に格納されるデータの一例を示す図)に示すように、会員であるユーザの携帯端末IDと、氏名と、メールアドレスと、決済情報とが予め格納されている。決済情報は、預託金の入金の度に変更可能なように、複数種類の決済情報(例えば、金融機関の口座引き落とし、クレジットカード、携帯端末の通信料金等)が予め登録されている。ユーザ別預託金管理データベース322には、図3(ユーザ別預託金管理データベース322に格納されるデータの一例を示す図)に示すように、会員の携帯端末ID対応に、預託金の受付年月日毎の預託金額と現在の預託金残高とが格納される。ユーザ別乗車情報データベース323には、会員であるユーザがユーザ携帯端末20をかざして駅の改札を通過したときの、乗車駅,下車駅情報が登録される。運賃情報データベース324には、駅間距離や距離に対応した運賃情報等が予め登録されている。
【0029】
改札機用端末40は、複数の改札機50に対応して駅に設置されるパーソナルコンピュータ等の情報処理装置である。この改札機用端末40は、改札機から受信した携帯端末ID,改札機IDに駅情報を付加して預託金管理サーバ30に送信する手段と、預託金管理サーバ30から送信された改札許可,不許可情報を受信し、該当する改札機50に対してこれらの情報を送信する手段とを備えている。
【0030】
改札機50は、駅の改札に設けられて改札ゲートの開閉を行う装置であり、改札機用端末40とはLAN等のネットワークにより接続されている。この改札機50は、ユーザ携帯端末20との間で十数センチメートル程度の短距離無線通信(例えば、赤外線通信等)を行って携帯端末IDを受信し、これに改札機IDを付加して改札機用端末40に送信する手段と、改札機用端末40から受信した改札許可,不許可情報により改札ゲートの開閉制御を行う手段とを備えている。
【0031】
次に、本発明の一実施の形態の動作について図1〜図8を参照して説明する。を示すフローチャートである。
【0032】
最初に、券売機10の預託金コード表示画面を表示させるまでの動作について、図4〜図6を参照して説明する。なお、図6は券売機における預託金コード表示時の動作を示すフローチャートである。
【0033】
図6を参照すると、まず、ユーザが券売機10において預託金申し込みキーを押下する(ステップA1)と、券売機10は図4に示すような運賃預託金受付画面を表示する(ステップA2)。ユーザは、受付画面上で預託金額と支払い方法を選択する(ステップA3)。券売機10は、支払い方法が現金払いまたはプリペイドカードによる支払いかを判断する(ステップA4)。そうであれば、券売機10はユーザに対し、現金またはプリペイドカードの券売機10への投入依頼を画面に表示する(ステップA5)。ユーザから現金またはプリペイドカードが券売機10に投入されると(ステップA6)、券売機10は預託金分の決済処理を行い、投入額と預託金額の差額の釣り銭の返却や、プリペイドカードから預託金分の減額処理を行う(ステップA7)。支払い方法が現金払いまたはプリペイドカードによる支払いであった場合はステップA7に続き、また、支払い方法が現金払いまたはプリペイドカードによる支払い以外の方法(クレジットカード、金融機関口座引き落とし、携帯端末の通信料金)であった場合はステップA4に続き、券売機10は預託金額と支払い方法とから預託金コードを生成し、図5のように画面表示する。この預託金コードは一次元コードでも二次元コードでもよく、例えば、バーコードやQRコードである(ステップA8)。
【0034】
次に、券売機10に表示されユーザ携帯端末20により撮影された預託金の登録時の動作について、図1〜図3,図5および図7を参照して説明する。なお、図7は預託金登録時の動作を示すフローチャートである。
【0035】
ここで、図7のフローチャートによる説明に入る前に、会員登録について説明する。本発明の運賃預託管理サービスを受けたいユーザは、鉄道会社に会員申し込みを行い、ユーザの会員情報を預託金管理サーバ30の会員情報データベース321に予め登録しておくものとする。例えば、申し込みはネットワーク100上に開設された運賃預託管理ホームページにおいて行い、制御部31がユーザから入力された会員情報を会員情報データベース321に登録しておく。
【0036】
次に、図7を参照すると、ユーザは、図5に示す券売機10の預託金コード表示画面により預託金額と支払い方法が間違いないかを確認した後、ユーザ携帯端末20に内蔵されたカメラにより預託金コードを撮影する(ステップB1)。ユーザ携帯端末20は、内蔵のコードリーダにより預託金コードから預託金額と支払い方法を読み取り(ステップB2)、記憶部に格納している携帯端末IDとともに預託金申し込み情報として預託金管理サーバ30に送信する(ステップB3)。
【0037】
預託金管理サーバ30の制御部31は、預託金申し込み情報(預託金額,支払い方法,携帯端末ID)を受信すると、まず支払い方法を確認する(ステップB4)。現金またはプリペイドカード支払いであった場合は、券売機10において既に支払いが完了しているため決済処理は行わないが、そうでなかった場合は決済処理を行う。制御部31は会員情報データベース321を参照し、受信した携帯端末IDおよび支払い方法に対応して登録されている決済情報を取得する。図2を参照すると、支払い方法が口座引き落としであった場合は金融機関名,支店名,口座番号等が決済情報となる。制御部31は、これらの決済情報を基に、図示しない記憶部に接続先アドレスを格納した該当の金融機関サーバに対し、ユーザの口座から鉄道会社の口座への預託金額分の振り込みを依頼する。また、支払い方法が携帯端末の通信料金払いであった場合は、制御部31は、通信事業者サーバに預託金額分の鉄道会社口座への振り込みを依頼し、通信事業者サーバは預託金額を通信料金に含めてユーザに請求する(ステップB5→ステップB6)。
【0038】
預託金の振り込み処理が完了したことを金融機関サーバから受信すると、預託金管理サーバ30の制御部31は、ユーザ別預託金管理データベース322の該当ユーザの入金預託金を登録するとともに、預託金残高を預託金額分増額して更新する(図3参照)(ステップB6→ステップB7)。なお、ステップB5において、支払い方法が現金またはプリペイドカード支払いであった場合は、券売機10において既に支払いが完了しているため決済処理を行わず、制御部31は、ユーザ別預託金管理データベース322の該当ユーザの入金預託金を登録するとともに、預託金残高を預託金額分増額して更新する(ステップB5→ステップB7)。
【0039】
その後、制御部21は預託金の受け付けが完了したことを通知する預託受付通知をユーザ携帯端末20に送信する。預託受付通知には今回入金された預託金額と入金後の預託金残高とが含まれている(ステップB8)。ユーザ携帯端末20は預託受付通知を受信して表示する(ステップB9)。
【0040】
次に、ユーザが電車等を利用した場合の運賃精算時の動作について、図1および図8を参照して説明する。なお、図8は運賃精算時の動作を示すフローチャートである。
【0041】
図8を参照すると、電車等を利用するユーザは駅の改札機50にユーザ携帯端末20をかざし、改札機50とユーザ携帯端末20の間で短距離無線通信(例えば、赤外線通信やブルートゥース通信等)を行う。改札機50は、ユーザ携帯端末20から携帯端末IDを受信し、自機の改札機IDを付加して改札機用端末40に送信する(ステップC1)。改札機用端末40は、受信した携帯端末ID,改札機IDに駅情報(例えば、駅名,駅識別番号等)を付加して預託金管理サーバ30に送信する(ステップC2)。
【0042】
預託金管理サーバ30の制御部31は、まず、受信した携帯端末IDが会員情報データベース321に登録されているかを検索する(ステップC3)。登録されていなかった場合は、制御部31は改札不許可情報を改札機用端末40に送信して処理を終了する(ステップC4)。
【0043】
受信した携帯端末IDが会員情報データベース321に登録されていた場合は、制御部31はユーザ別乗車情報データベース323を参照し、乗車駅か下車駅かを判別する。ユーザ別乗車情報データベース323には、ユーザ別に乗車駅と下車駅とを組み合わせた利用履歴が時系列で記録されており、最新の記録として乗車駅だけが記録され下車駅が記録されていないときは、今回は下車駅の改札であると判断する。また、最新の記録が乗車駅および下車駅の組み合わせの記録であった場合は、今回は乗車駅の改札であると判断できる(ステップC5)。乗車駅であった場合は、制御部31は、乗車駅情報をユーザ別乗車情報データベース323の該当携帯端末IDに対応付けて登録する(ステップC6→ステップC7)。続いて、制御部31は改札許可情報を改札機IDとともに改札機用端末40に送信する(ステップC13)。
【0044】
ステップC5における判別の結果、下車駅であった場合は、制御部31はユーザ別乗車情報データベース323に登録された最新の乗車駅を取得し(ステップC6→ステップC8)、改札機用端末40から受信した下車駅情報と合わせて、運賃情報データベース324を参照して乗車駅,下車駅間の運賃を算出する(ステップC9)。次に、制御部31はユーザ別預託金管理データベース322を参照し、該当携帯端末IDに対応して登録されている預託金残高を取得し、算出した運賃以上の預託金残高があるかを照合する(ステップC10)。運賃未満の預託金残高であった場合は、制御部31は改札不許可情報を改札機IDとともに改札機用端末40に送信する(ステップC11)。運賃以上の預託金残高であった場合は、制御部31は預託金残高から運賃を差し引いた値を新たな預託金残高としてユーザ別預託金管理データベース322を更新し(ステップC12)、改札許可情報を改札機IDとともに改札機用端末40に送信する(ステップC13)。
【0045】
改札機用端末40は、預託金管理サーバ30から改札許可情報(ステップC13)または改札不許可情報(ステップC4、ステップC11)と改札機IDとを受信し、受信した改札機IDの改札機50に対して改札許可情報または改札不許可情報を送信する(ステップC14)。改札機50は、改札機用端末40から改札許可情報を受信すると改札ゲートを開き、改札不許可情報を受信すると改札ゲートを閉じたままとする(ステップC15)。
【0046】
なお、ステップC10,C11で説明したように、下車時に運賃以下の預託金残高しか残っていなかった場合は改札が不許可となり改札を抜けられないため、その時点で預託金の入金ができるよう精算機にも預託金受付機能を持たせたり、改札を抜ける前の精算等の場所に預託金受付機を設置するのが望ましい。または、駅員に預託金不足を説明し、駅員が預託金管理サーバ30にアクセスしてユーザ別乗車情報データベース323から該当ユーザの乗車駅情報を取得し、その場で現金精算するようにしてもよい。
【0047】
また、以上の説明においては、支払い方法は、現金またはプリペイドカード支払い、口座引き落とし、クレジットカード、携帯端末の通信料金払い、の中から選択するようにしたが、現金またはプリペイドカード支払いを削除し、預託金の決済は全て預託金管理サーバ30にて自動的に行うようにしてもよい。
【0048】
【発明の効果】
本発明は、携帯端末から預託金管理サーバに預託金を一度登録しておけば、改札時に携帯端末IDを送信するだけで預託金により運賃を自動精算するようにしたため、毎回キップを買ったり、毎回切符情報を携帯端末に取り込んだりする必要がなく、簡易に運賃の自動決済を済ませることができるという効果がある。
【0049】
また、本発明における預託金の登録は、券売機の画面上に表示された預託金コードを携帯端末のカメラで撮影して預託金管理サーバに送信するだけであるため、面倒な操作を行うことなく簡単に登録できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示す図である。
【図2】会員情報データベース321に格納されるデータの一例を示す図である。
【図3】ユーザ別預託金管理データベース322に格納されるデータの一例を示す図である。
【図4】券売機の運賃預託金受付画面の一例を示す図である。
【図5】券売機における預託金コード表示画面の一例を示す図である。
【図6】券売機における預託金コード表示時の動作を示すフローチャートである。
【図7】預託金登録時の動作を示すフローチャートである。
【図8】運賃精算時の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 券売機
20 ユーザ携帯端末
30 預託金管理サーバ
31 制御部
32 記憶部
321 会員情報データベース
322 ユーザ別預託金管理データベース
323 ユーザ別乗車情報データベース
324 運賃情報データベース
40 改札機用端末
50 改札機
100 ネットワーク

Claims (10)

  1. 券売機と、ユーザ携帯端末と、預託金管理サーバと、改札機システムと、ユーザ携帯端末,預託金管理サーバ,改札機システムを相互に接続するネットワークとを備えた運賃預託管理システムであって、
    前記ユーザ携帯端末が撮影した前記券売機画面上の預託金情報と携帯端末IDとを前記預託金管理サーバに送信することでユーザ毎の預託金の登録を行う手段と、改札時に前記改札機システムが受信した前記ユーザ携帯端末の携帯端末IDを前記預託金管理サーバに送信することで預託金から運賃の精算を行う手段とを有することを特徴とする運賃預託管理システム。
  2. 券売機と、ユーザ携帯端末と、預託金管理サーバと、改札機システムと、ユーザ携帯端末,預託金管理サーバ,改札機システムを相互に接続するネットワークとを備えた運賃預託管理システムであって、
    前記券売機がユーザから入力された預託金額および支払い方法から預託金コードを生成して表示する手段と、前記ユーザ携帯端末が預託金コードを撮影し預託金コードから預託金額および支払い方法を読み取る手段と、前記ユーザ携帯端末が預託金額,支払い方法に携帯端末IDを付加して前記預託金管理サーバに送信する手段と、前記預託金管理サーバがユーザ毎の預託金の登録と支払い方法に応じた決済とを行う手段と、改札時に前記改札機システムが受信した前記ユーザ携帯端末の携帯端末IDと駅情報を前記預託金管理サーバに送信する手段と、前記預託金管理サーバが運賃を算出し預託金から運賃の精算を行う手段とを有することを特徴とする運賃預託管理システム。
  3. 券売機と、ユーザ携帯端末と、預託金管理サーバと、改札機用端末と、改札機と、ユーザ携帯端末,預託金管理サーバ,改札機用端末を相互に接続するネットワークとを備えた運賃預託管理システムであって、
    前記券売機は、画面上でユーザから選択された預託金額と支払い方法とを判別し、支払い方法が券売機での決済を必要とするものかを判断する手段と、必要と判断したときに預託金の決済を行う手段と、預託金額と支払い方法とから預託金コードを生成して画面上に表示する手段とを有し、
    前記ユーザ携帯端末は、前記券売機画面の預託金コードを撮影する手段と、撮影された預託金コードから預託金額と支払い方法とを読み取る手段と、携帯端末IDを記憶している記憶部と、預託金額,支払い方法および携帯端末IDを前記預託金管理サーバに送信する手段とを有し、
    前記預託金管理サーバは、前記ユーザ携帯端末から受信した支払い方法により預託金の決済が必要かを判断する手段と、必要と判断したときに預託金額,支払い方法,携帯端末IDを基に預託金の決済を行う手段と、内部に備えた記憶部にユーザ毎の預託金の入金登録と残高更新を行う手段と、前記改札機用端末から携帯端末ID,駅情報を受信して運賃を算出し、該当ユーザの預託金残高が運賃以上あるかを照合する手段と、運賃以上の預託金残高があった場合に運賃分を預託金残高から減額して残高更新するとともに改札許可情報を回答する手段と、運賃以上の預託金残高がなかった場合に改札不許可情報を回答する手段とを有し、
    前記改札機用端末は、前記改札機から受信した携帯端末IDに駅情報を付加して前記預託金管理サーバに送信する手段と、前記預託金管理サーバから送信された改札許可,不許可情報を前記改札機に送信する手段とを有し、
    前記改札機は、前記ユーザ携帯端末から短距離無線通信により携帯端末IDを受信して前記改札機用端末に送信する手段と、前記改札機用端末から受信した改札許可,不許可情報により改札ゲートの開閉制御を行う手段とを有することを特徴とする運賃預託管理システム。
  4. 前記支払い方法は、現金またはプリペイドカード支払い、口座引き落とし、クレジットカード、携帯端末の通信料金払い、を含み、前記券売機は、ユーザから選択された支払い方法が現金またはプリペイドカード支払いであった場合は、預託金額分の券売機への投入をユーザに要求して決済した後に前記預託金コードを生成,表示し、前記預託金管理サーバは、支払い方法が現金またはプリペイドカード支払い以外の場合に、予め登録されたユーザ毎の各支払い方法に応じた決済情報を参照して預託金の決済を行うことを特徴とする請求項3記載の運賃預託管理システム。
  5. 券売機と、ユーザ携帯端末と、預託金管理サーバと、改札機システムと、ユーザ携帯端末,預託金管理サーバ,改札機システムを相互に接続するネットワークとを備えたシステムにおける運賃預託管理方法であって、
    前記ユーザ携帯端末が撮影した前記券売機画面上の預託金情報と携帯端末IDとを前記預託金管理サーバに送信することでユーザ毎の預託金の登録を行い、改札時に前記改札機システムが受信した前記ユーザ携帯端末の携帯端末IDを前記預託金管理サーバに送信することで預託金から運賃の精算を行うことを特徴とする運賃預託管理方法。
  6. 券売機と、ユーザ携帯端末と、預託金管理サーバと、改札機システムと、ユーザ携帯端末,預託金管理サーバ,改札機システムを相互に接続するネットワークとを備えたシステムにおける運賃預託管理方法であって、
    前記券売機がユーザから入力された預託金額および支払い方法から預託金コードを生成して表示するステップと、前記ユーザ携帯端末が預託金コードを撮影し預託金コードから預託金額および支払い方法を読み取るステップと、前記ユーザ携帯端末が預託金額,支払い方法に携帯端末IDを付加して前記預託金管理サーバに送信するステップと、前記預託金管理サーバがユーザ毎の預託金の登録と支払い方法に応じた決済とを行うステップと、改札時に前記改札機システムが受信した前記ユーザ携帯端末の携帯端末IDと駅情報を前記預託金管理サーバに送信するステップと、前記預託金管理サーバが運賃を算出し預託金から運賃の精算を行うステップとを有することを特徴とする運賃預託管理方法。
  7. 券売機と、ユーザ携帯端末と、預託金管理サーバと、改札機システムと、ユーザ携帯端末,預託金管理サーバ,改札機システムを相互に接続するネットワークとを備えたシステムにおける運賃預託管理方法であって、
    前記券売機がユーザから入力された預託金額および支払い方法を判別し、支払い方法が現金またはプリペイドカード支払いでなかった場合には預託金額および支払い方法から預託金コードを生成して表示するステップと、支払い方法が現金またはプリペイドカード支払いであった場合には券売機への現金またはプリペイドカードの投入を依頼し、投入確認後に預託金額および支払い方法から預託金コードを生成して表示するステップと、前記ユーザ携帯端末が預託金コードを撮影し預託金コードから預託金額および支払い方法を読み取るステップと、前記ユーザ携帯端末が預託金額,支払い方法に携帯端末IDを付加して前記預託金管理サーバに送信するステップと、支払い方法が現金またはプリペイドカード支払いでなかった場合に、前記預託金管理サーバが予め登録されたユーザ毎の各支払い方法に応じた決済情報を参照して預託金の決済を行うステップと、前記預託金管理サーバが支払い方法に関係なくユーザ毎の預託金の入金登録と残高更新を行うステップと、改札時に前記改札機システムが受信した前記ユーザ携帯端末のIDと駅情報を前記預託金管理サーバに送信するステップと、前記預託金管理サーバが運賃を算出し、該当ユーザの預託金残高が運賃以上あるかを照合するステップと、運賃以上の預託金残高があった場合に運賃分を預託金残高から減額して残高更新するとともに改札許可情報を前記改札機システムに送信するステップと、運賃以上の預託金残高がなかった場合に改札不許可情報を前記改札機システムに送信するステップとを有することを特徴とする運賃預託管理方法。
  8. ユーザ携帯端末と、預託金管理サーバと、改札機システムと、ユーザ携帯端末,預託金管理サーバ,改札機システムを相互に接続するネットワークとを備えたシステムにおける預託金管理サーバであって、
    前記ユーザ携帯端末から受信した支払い方法により預託金の決済が必要かを判断する手段と、必要と判断したときに前記ユーザ携帯端末から受信した預託金額,支払い方法,携帯端末IDを基に預託金の決済を行う手段と、内部に備えた記憶部にユーザ毎の預託金の入金登録と残高更新を行う手段と、前記改札機システムから携帯端末ID,駅情報を受信して運賃を算出し、該当ユーザの預託金残高が運賃以上あるかを照合する手段と、運賃以上の預託金残高があった場合に運賃分を預託金残高から減額して残高更新するとともに改札許可情報を回答する手段と、運賃以上の預託金残高がなかった場合に改札不許可情報を回答する手段とを有することを特徴とする預託金管理サーバ。
  9. 前記支払い方法は、現金またはプリペイドカード支払い、口座引き落とし、クレジットカード、携帯端末の通信料金払い、を含み、支払い方法が現金またはプリペイドカード支払い以外の場合に、予め登録されたユーザ毎の各支払い方法に応じた決済情報を参照して預託金の決済を行うことを特徴とする請求項8記載の預託金管理サーバ。
  10. ユーザ携帯端末と、預託金管理サーバと、改札機システムと、ユーザ携帯端末,預託金管理サーバ,改札機システムを相互に接続するネットワークとを備えたシステムにおける預託金管理サーバに適用されるプログラムであって、
    前記ユーザ携帯端末から受信した支払い方法により預託金の決済が必要かを判断する機能、必要と判断したときに前記ユーザ携帯端末から受信した預託金額,支払い方法,携帯端末IDを基に預託金の決済を行う機能、内部に備えた記憶部にユーザ毎の預託金の入金登録と残高更新を行う機能、前記改札機システムから携帯端末ID,駅情報を受信して運賃を算出し、該当ユーザの預託金残高が運賃以上あるかを照合する機能、運賃以上の預託金残高があった場合に運賃分を預託金残高から減額して残高更新するとともに改札許可情報を回答する機能、運賃以上の預託金残高がなかった場合に改札不許可情報を回答する機能、をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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