JP2002056331A - クレジットカードやプリペイドカードの決済システム - Google Patents

クレジットカードやプリペイドカードの決済システム

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JP2002056331A
JP2002056331A JP2000239388A JP2000239388A JP2002056331A JP 2002056331 A JP2002056331 A JP 2002056331A JP 2000239388 A JP2000239388 A JP 2000239388A JP 2000239388 A JP2000239388 A JP 2000239388A JP 2002056331 A JP2002056331 A JP 2002056331A
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 携帯電話機1の中にクレジットカード番
号を含む情報を記憶させて、クレジットカード利用登録
を行う。携帯電話会社4のデータベースにクレジットカ
ード番号を携帯電話機の電話番号と共に登録する。この
クレジットカードの決済を、携帯電話の通話料の支払い
によって行う。 【効果】 携帯電話機と基地局との間の位置登録のため
の通信により、携帯電話機番号とともにクレジットカー
ド番号を含む情報を基地局に登録して、クレジットカー
ドのスピーディーな認証を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリペイドカード
やクレジットカード機能を持つ携帯電話機を用いた決済
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】キャッシュレスシステムを実現するため
に、プリペイドカードやクレジットカードシステム、あ
るいは、電子マネーシステムが盛んに開発され改良され
ている。例えば、特開2000−175268号公報に
は、携帯電話機に電子マネーを記憶させて、金融機関と
電子マネーの受け渡しをするために携帯電話機の機能を
利用するシステムが紹介されている。また、特開200
0−20767号公報には、駅の改札で運賃の決済をす
るとき、携帯電話機を利用して、公衆回線経由で決済を
するシステムが紹介されている。
【0003】また、登録実用新案第3060179号公
報には、自動販売機でプリぺイドカードの入った携帯電
話機を使用する例が紹介されている。特開平11−20
3358号公報には、クレジットカードを用いた決済に
携帯電話機を通じた認証をする例が紹介されている。特
開平11−86098号公報には、1枚のカードに複数
のプリペイドカード機能を持たせる技術が紹介されてい
る。そのほか、特開2000−132605(携帯電話
機等を使用した決済システム)、特開8−87655
(ICカード搭載携帯電話機での無線通信による決済シス
テム)、特開9−312708(プリペイド方式移動体
での自販機決済)方法等が紹介されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には、次のような解決すべき課題があっ
た。 上記のような従来の技術では、携帯電話機が通信
手段に利用されコードレス化による利用の便宜を図って
いる。しかしながらいずれの場合においても、例えば決
済の場合には利用者の暗証番号の入力などが必要にな
る。電子マネーの場合には実際に電子マネーの受け渡し
場面においては暗証番号の入力などの操作を省略するこ
ともできる。プリペイドカードの場合も同様である。決
済額の上限が比較的少額のためこうした取り扱いをし
て、支払い手続きを簡略化している。このことから、不
正使用に対する防御措置はゆるやかにせざるを得ないと
いう問題がある。 クレジットカードの場合には必ず認
証手続きが必要になるがネットワークの状況やコストコ
ンピュータの処理能力によって非常に認証処理に時間が
かかる場合がある。これは店舗において混雑したレジで
の顧客への対応上サービス低下が問題になる。
【0005】また、プリペイドカードや電子マネーの場
合には、利用金額を銀行の口座から取り込むことによっ
て、何度でもプリペイドカードや電子マネーを利用する
ことができる。しかしながら、利用金額を銀行の口座か
ら取り込むための操作をしばしば行わなければならな
い。さもないと、せっかくのプリペイドカードや電子マ
ネーのシステムが用をなさない。
【0006】一般に銀行の口座を用いた電子マネーなど
の受け渡し時には比較的複雑な認証手続きが必要にな
る。しかも、このような電子マネーなどの受け渡し機能
を持ったATMを備えた銀行の窓口にしばしば行かなけれ
ばならないという不便さがあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉携帯電話機の中にクレジットカード番号を含
む情報を記憶させて、クレジットカード利用登録を行
い、携帯電話機会社のデータベースにクレジットカード
番号を携帯電話機の電話番号と共に登録し、このクレジ
ットカードの決済を、携帯電話機の通話料の支払いによ
って行うことを特徴とするクレジットカードの決済シス
テム。
【0008】〈構成2〉構成1に記載のクレジットカー
ドの決済システムにおいて、携帯電話機と基地局との間
の位置登録のための通信により、携帯電話機番号ととも
に上記クレジットカード番号を含む情報を基地局に登録
するとともに、基地局に登録された情報を使用して、ク
レジットカードの予備的な認証を行うことを特徴とする
クレジットカードの決済システム。
【0009】〈構成3〉構成2に記載のクレジットカー
ドの決済システムにおいて、上記予備的な認証が終了し
た後、クレジットカード番号と有効年月日を含む等の情
報を電話番号と共に基地局に登録しておき、携帯電話機
のクレジットカードが使用されたとき、基地局にクレジ
ットカード番号の照会を行い、クレジットカードの認証
をすることを特徴とするクレジットカードの決済システ
ム。
【0010】〈構成4〉携帯電話機の中にプリペイドカ
ードの与信金額と支払い済金額とを表示する領域を設
け、携帯電話機と携帯電話機会社のサービスシステムと
の間の通信により上記与信金額を増額させることによっ
てプリペイドカードへの入金処理を実行し、該当するプ
リペイドカードの決済機と携帯電話機との通信により、
上記プリペイドカードの支払い済金額を増加させること
によって利用料金の支払い処理を実行し、上記プリペイ
ドカードの決済機は、上記携帯電話機会社のサービスシ
ステムに対し利用料金の決済を要求する処理を実行し、
上記携帯電話機会社のサービスシステムは、上記プリペ
イドカードの与信金額を、携帯電話機の通話料に含める
処理を実行することを特徴とするプリペイドカード決済
システム。
【0011】〈構成5〉構成1に記載のプリペイドカー
ド決済システムにおいて、プリペイドカードへの入金処
理を開始し当該入金処理が完結するまでの間プリペイド
カードの使用を禁止することを特徴とするプリペイドカ
ード決済システム。
【0012】〈構成6〉構成1に記載のプリペイドカー
ド決済システムにおいて、携帯電話機内部に、所定の制
御によりプリペイドカードの使用を禁止する手段を設け
たことを特徴とするプリペイドカード決済システム。
【0013】〈構成7〉構成1に記載のプリペイドカー
ド決済システムにおいて、プリペイドカードの使用を禁
止する手段は、携帯電話機会社側の制御により動作する
ことを特徴とするプリペイドカード決済システム。 〈構成8〉構成1に記載のプリペイドカード決済システ
ムにおいて、プリペイドカードの使用を禁止する手段
は、決済機の制御により動作することを特徴とするプリ
ペイドカード決済システム。 〈構成9〉構成1に記載のプリペイドカード決済システ
ムにおいて、プリペイドカードの使用を禁止する手段
は、携帯電話機利用者のダイヤル制御により動作するこ
とを特徴とするプリペイドカード決済システム。
【0014】〈構成10〉携帯電話機と他の機器との間
で無線通信により決済処理を実行する場合に、取引開始
から取引の終了まで、決済処理に必要な情報の交換の際
に同一の取引番号を相互に通知し合い、同一の取引番号
で同一の処理が重複して実行されていないことを確認し
ながら上記決済処理に必要な全ての処理を実行すること
を特徴とする携帯電話機を利用した決済方法。
【0015】〈構成11〉他の機器との間で無線通信に
より決済処理を実行するものであって、上記他の機器か
ら暗証番号の送信指示が入力する直前に、予め暗証番号
の入力を受け付けて一時記憶する記憶領域と、上記他の
機器から暗証番号の送信指示があったとき、その暗証番
号を上記記憶領域から読み出して他の機器へ一括して送
信する送信キーとを設けたことを特徴とする携帯電話
機。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。図1は、本発明を実施するための
システムの具体的なブロック図である。本発明では携帯
電話機1の通信機能を利用して、クレジットカード2や
プリペイドカード3の決済を行う。クレジットカード2
やプリペイドカード3は、携帯電話機1の内部の図示し
ないメモリ中に保存される。この携帯電話機の通信技術
は既知のものを利用する。例えばプリペイドカード3の
場合、入金操作を携帯電話機の電話会社4と携帯電話機
1との間で行う。即ち、携帯電話会社4からプリペイド
カード3へ所定の金額が入金される。利用者は入金され
た金額の範囲でプリペイドカード3を使用することがで
きる。また利用者は入金された金額を携帯電話会社4に
対し携帯電話機の通信料として支払うことで決済をす
る。クレジットカードについても同様の取り扱いにす
る。
【0017】以上のようにすれば、クレジットカードや
プリペイドカード3利用のためにわざわざ銀行に出向く
必要がなくなる。また、プリペイドカードへの入金が自
宅でもどこでもできるというメリットがある。また、携
帯電話会社4への通話料として該当する金額を支払うの
で、送金の窓口が1本化され、利用者にとっても送金手
数料などの支払いを節約することができる。同時に、プ
リペイドカード3の利用範囲を拡大することができるの
で、いっそう利便性が高まる。
【0018】特に、自動改札や入場料の支払いなどに携
帯電話機の通信機能を利用したプリペイドシステムを活
用すれば、入退場管理が非常に簡便にできる。暗証番号
の入力やその他の認証処理を必要としない上に、携帯電
話機が通信機能を利用して自動的に支払い処理を行うか
ら利用者はプリペイドカードの支払いにまったく特別の
操作を必要としない。従って、交通機関や劇場その他の
施設の自動改札システムの構成を簡略化することができ
る。特に認証処理が不要になるため決済処理のスピード
アップが図れる。また利用者の支払いは従来通りの携帯
電話会社への支払い手続きで済むため新たな設備やシス
テムの導入が不要という効果がある。
【0019】[クレジットカードの登録]本発明におい
ては、携帯電話機にクレジットカード機能や複数の種類
のプリペイドカード機能を付与することができる。全て
の機能を付与する必要はない。例えばクレジットカード
機能のみを搭載してもよい。携帯電話機を購入するとき
には、クレジットカード利用登録を行う。携帯電話会社
のデータベース6にはクレジットカード番号が携帯電話
機の電話番号と共に登録される。この場合には、クレジ
ットカード2が携帯電話会社4から発行されたことにな
る。このクレジットカード2の決済は、銀行引き落とし
ではなく携帯電話機の通話料の支払いによって行う。
【0020】[クレジットカードの認証準備]図2は、
クレジットカードの認証システムを示すブロック図であ
る。クレジットカードの支払いには本人確認のための認
証が欠かせない。ここでは携帯電話機網の固有の機能を
本人確認のための認証に利用する。携帯電話機1は通話
をしない場合にも所定のタイミングで基地局7と交信し
て自己の位置登録を行う。この位置登録手続きの際にク
レジットカード番号を電話番号と共に基地局7に通知す
る。
【0021】すでに説明したように、携帯電話会社4の
データベース6にはクレジットカード番号が携帯電話機
の電話番号と共に登録されている。もし同一のクレジッ
トカード番号であって携帯電話機番号が異なる通知があ
った場合、その携帯電話機には不正なクレジットカード
が登録されたと判断できる。それぞれ別々の基地局で、
同一のクレジットカード番号の通知があった場合にも、
不正なクレジットカードが登録されたと判断できる。こ
れらの場合には直ちにそのクレジットカードの使用を禁
止する。即ちこの発明のシステムではクレジットカード
が使用される前にクレジットカードの予備的な認証を行
うことができる。
【0022】また、上記のような予備的な認証が終了し
た後、クレジットカード番号や有効年月日や暗証番号等
の情報を電話番号と共に基地局に登録しておく。有効年
月日や暗証番号は、予備的認証時にデータベース6から
基地局7へ転送する。こうすれば、その携帯電話機1の
クレジットカードが使用されたとき、基地局7で直ちに
クレジットカード番号の照会を行い、クレジットカード
の認証をすることができる。このように、クレジットカ
ードの認証を基地局7で行えば非常に短時間で認証がで
きるという効果がある。即ち利用者が気づかないほど短
時間で認証が終了するからクレジットカードもプリペイ
ドカードと同様の感覚で手軽に利用できるという効果が
ある。また、銀行での決済や問い合わせ等も不要にな
る。さらに、予備的認証には通話料が加算されないとい
う効果がある。
【0023】[携帯電話機によるクレジットカードの使
用]図3は、クレジットカード使用時のシステム動作フ
ローチャートである。今度は、携帯電話機に搭載された
クレジットカードの使用方法について具体的な例を説明
する。携帯電話機1をクレジットカードとして使用する
場合には、まず、商店のレジスター11に商品の商品コ
ードを入力する(ステップS1,2)。商品コードを入
力すると自動的にレジスター11に商品の金額が表示さ
れる。もちろん商品コードとともに商品の金額を直接入
力してもよい。ここでレジスター11の所定のキーを押
す。これによってレジスターから携帯電話機に対しクレ
ジットカード番号の問い合わせが行われる(ステップS
3)。
【0024】携帯電話機1はレジスター11に対し携帯
電話機の電話番号とクレジットカード番号とクレジット
カードの有効年月日と通知する(ステップS4,5)。
さらに、携帯電話機の電話会社のクレジット認証サービ
ス番号を通知する。レジスター11はこれらの通知を受
けると商品の金額を携帯電話機1に対して通知する(ス
テップS6)。携帯電話機のディスプレイには商品の金
額が表示される(ステップS7)。さらにレジスター1
1は携帯電話機1に対して暗証番号の入力指示を行う
(ステップS8)。この入力指示のメッセージも携帯電
話機のディスプレイに表示される。利用者が携帯電話機
のダイヤルキーを用いて暗証番号を入力すると、その暗
証番号がレジスターに通知される(ステップS9)。そ
の後、認証処理が開始される(ステップS10)。
【0025】図4は、認証処理の動作フローチャートで
ある。レジスター11は、携帯電話機の電話会社のクレ
ジット認証サービス電話番号を用いて、サービスセンタ
ーを発呼し、上記の携帯電話機の電話番号とクレジット
カード番号とクレジットカードの有効年月日を通知する
(ステップS11)。サービスセンターでは、携帯電話
機が位置登録された基地局に認証を依頼する。基地局に
はすでに説明したように携帯電話機の電話番号とクレジ
ットカード番号とクレジットカードの有効年月日と登録
されている。従ってサービスセンターから通知を受けた
携帯電話機番号とクレジットカード番号が登録されたも
のと一致すれば直ちに認証が終了する(ステップS1
2,13)。また、請求額が、利用限度額以下かどうか
も判定される(ステップS14)。認証が終了するとサ
ービスセンターからレジスターに対しその旨が通知され
る(ステップS15)。
【0026】その後、レジスターは商品販売のためのレ
シートを印字する(ステップS16)。このレシートは
利用者に手渡される。こうした一連の操作をするにあた
って、利用者は携帯電話機のディスプレイを見ながら要
求に応じて暗証番号を入力するだけでよい。携帯電話機
の電話番号とクレジットカード番号とは携帯電話機から
レジスターに対して自動的に通知されるから、店員や第
三者の目に触れる恐れがない。これに加えて、携帯電話
機には記録されていない暗証番号を、携帯電話機の利用
者本人が入力する操作を要求するので、クレジットカー
ドの不正使用が防止できるという効果がある。
【0027】なお、認証がされない場合は、その旨のレ
シートを印字すればよい。また、認証終了後は、携帯電
話会社がその商品の代金を通話料に加算する。その後、
クレジットカード利用先から携帯電話会社に請求がある
と、携帯電話会社からクレジットカード利用先に商品の
代金が支払われる。また、ステップS8でレジスターが
暗証番号の入力指示を行うと、この入力指示のメッセー
ジが携帯電話機のディスプレイに表示されて、利用者が
携帯電話機のダイヤルキーを用いて暗証番号を入力する
ようにした。この場合、利用者による暗証番号の入力の
時間は取引全体の処理時間に影響を与える。この時間を
短縮するためには、予め携帯電話中に暗証番号を記憶さ
せておくのがよい。しかしながら、記憶させたままでは
不正使用を防止できない。そこで、暗証番号の送信指示
の直前に、予め暗証番号の入力を受け付けて一時記憶し
ておく記憶領域を設ける。そして、暗証番号の送信指示
があったとき、その暗証番号を一括して送信する送信キ
ーを設ける。一時記憶であるから、暗証番号送信後は記
憶内容が消去されて安全を確保する。具体的には次のよ
うにする。利用者は、入力指示のメッセージが携帯電話
機のディスプレイに表示される前に、予め暗証番号を携
帯電話機のメモリに記憶しておく。例えば、携帯電話機
でダイヤルをする場合に相手方の電話番号をダイヤルし
てメモリに記憶させておき最後に送信キーを押す。暗証
番号も全く同様の機能を利用する。予め暗証番号をキー
入力しておき、レジスターから暗証番号入力指示がディ
スプレイに表示されたとき送信キーを押すと、暗証番号
がレジスターに通知されるようにする。こうすれば、送
信指示のある前に暗証番号の入力操作をしておけるの
で、取引全体の処理時間を短縮することができる。この
場合に、予め暗証番号を入力してくださいといったメッ
セージを携帯電話機のディスプレイに表示するようにし
てもよい。
【0028】[プリペイドカードの登録]次に、図1に
戻って携帯電話機を用いてプリペイドカードサービスを
受ける場合の手順を説明する。携帯電話機1の利用者
は、希望するサービスを受けるためのプリペイドカード
を利用する認証用パスワードを取得する。例えば、電鉄
会社のサービス窓口に電話をして、鉄道の自動改札用プ
リペイドカードを利用する認証用パスワードを取得す
る。また、自動販売機を管理するサービス窓口に電話し
て、清涼飲料水を自動販売機で購入する場合のプリペイ
ドカードを利用する認証用パスワードを取得する。プリ
ペイドカードの認証用パスワード取得処理を携帯電話機
購入時の手続きに含めなかったのは、認証用パスワード
の発行はプリペイドカードを利用する例えば電鉄会社2
2や自動販売機会社23で行うからである。
【0029】[プリペイドカードへの入金]例えば鉄道
の自動改札用プリペイドカードに5000円の金額を入
金する例を説明する。まず、プリペイドカード処理のた
めに指定された電話番号にダイヤルする。もちろんこれ
はプリペイドカード機能を内蔵した携帯電話機を用いて
行う。電話がつながるとサービスコードの入力を求めら
れる。例えば自動改札用のサービスは1番、清涼飲料水
の自動販売機に使用するサービスは2番、というように
サービスコードを入力する。
【0030】サービスコードを入力するとサービスの対
象が特定される。ここで個人を認識するための番号と認
証用パスワードの入力が求められる。個人を認識するた
めの番号は携帯電話機の電話番号でよい。従って発信者
番号通知サービスによって自動的に通知できる。認証用
パスワードは利用者がダイヤルキーを操作して入力す
る。認証用パスワードが正しく入力されると、入金金額
の入力が求められる。この場合にもダイヤルキーが利用
される。入金金額が携帯電話機のディスプレイに表示さ
れると、確認ボタンを押してプリペイドカードへの入金
が完了する。
【0031】プリペイドカードへ5000円の入金が行
われると携帯電話会社がその時点で5000円の電話使
用が行われたのと同様の取り扱いをする。即ち、携帯電
話機の使用料に5000円を加算する。利用者は定期的
に通知される携帯電話機の使用料を支払うことによっ
て、プリペイドカードのサービスを自由に利用できる。
なお、プリペイドカードへの入金処理の際に利用する携
帯電話の通話料は、プリペイドカードサービス提供者
側、例えば、電鉄会社側で負担するようにすればよい。
【0032】[携帯電話機の通信機能]携帯電話機には
電話をかけるための特定の周波数帯における通信機能が
備わっている。しかしながら自動販売機や自動改札など
とのプリペイドカード決済のための通信には電話機用の
周波数帯は適さない。また、携帯電話機による通信のみ
では、通信費用がかさむという欠点がある。従って、携
帯電話機に、既知の微弱電波無線設備機能を持たせる。
この場合のハードウェア追加費用はきわめて少額でよい
ことも本発明の利点である。この種の携帯電話機の構成
や通信機能や、レジスター、自動販売機、自動改札装置
等との通信動作は、すでに紹介した従来技術文献に掲載
されているため説明を省略する。
【0033】[プリペイドカードへの入金手続きの具体
例]図5は、プリペイドカードの入金手続きの詳細なフ
ローチャートである。プリペイドカードへの入金手続き
についてはすでに簡単に説明を行ったがさらに具体的な
動作を図面を参照しながら説明する。携帯電話機の利用
者が該当するサービス受付用のホストコンピュータ30
にダイヤルする。このホストコンピュータは例えば、携
帯電話会社のものである。このとき、サービス対象を特
定するサービスコードと、利用者を識別するための識別
IDと、入金依頼金額例えば、10000円と、与信残
高例えば、1000円と、支払い済金額例えば、300
0円と、登録済の暗証番号YYYとがホストコンピュー
タに通知される(ステップS31)。
【0034】このとき携帯電話機のプリペイドカード中
に用意された、支払い禁止フラグをオンにする(ステッ
プS32)。この支払い禁止フラグは、プリペイドカー
ドへの入金処理が何らかの原因で中断した場合に、この
入金処理が完結するまでプリペイドカードを用いた支払
いを禁止するモードを設定するためのものである。従っ
て、入金処理が開始されるとフラグがオンになり入金処
理が完結するとフラグがオフになる。ホストコンピュー
タがサービスコードを認識すると、サービス対象が特定
される(ステップS33)。そして、携帯電話機から受
信した上記のデータを一時記憶して(ステップS3
4)、以下の処理を実行する。
【0035】はじめに、識別IDと暗証番号とを確認す
る(ステップS35)。ここで、ホストコンピュータの
データベースに登録されていないものと判断すると、携
帯電話に障害表示をさせる(ステップS36)。この場
合にはステップS37で、支払い禁止フラグをもとに戻
して入金処理開始前の状態に復帰させる。登録された利
用者と判断すると、ステップS38で、与信金額と支払
い済金額とを加算した額と前回の入金金額とが一致して
いるかどうかをしらべる。これらの関係に誤りがあれば
データエラーか、プリペイドカードデータの改ざんとい
うことが考えられる。従って、入金を拒絶する旨が電話
回線を通じて利用者に通知され、ステップS36とステ
ップS37の処理が実行される。
【0036】今度は与信残高と入金依頼金額との合計値
を計算する。この合計値がプリペイドカードへの入金限
度額以下でなければ、ステップS36とステップS37
の処理が実行される。ステップS35、ステップS3
8、ステップS39の判定処理でいずれも正常であれ
ば、携帯電話機のディスプレイに例えば入金処理中とい
う案内表示を行う。このように、識別ID、与信金額、
支払い済金額および与信残高等の関係を利用して認証を
行うので、プリペイドカードの改ざん防止にきわめて有
効である。
【0037】ステップS40で、入金処理が開始される
と、識別IDと、入金金額10000円と、新与信残高
11000円と、支払い済金額0円のデータがセットさ
れてホストコンピュータから携帯電話機に送信される。
携帯電話機では、ステップS41でこのセットデータを
受け入れるとともに、支払い不可フラグをオフにする。
同時に、携帯電話会社の通話料へ10000円を加算す
る。
【0038】[プリペイドカード情報の表示]利用者が
携帯電話機に内蔵されたプリペイドカードの与信金額や
支払い済金額を知りたいときは、次のようにする。その
操作は携帯電話機の特定のキーをダイヤルして暗証番号
を入力することによって行う。さらに、携帯電話機のデ
ィスプレイに取引履歴を具体的に表示できるようにして
もよい。即ち、支払い時期と支払い金額とを順番に日付
順に表示させるといった操作が行えるようにしてもよ
い。また例えば第三者による不正使用を防止するため、
携帯電話機のプリペイドカード利用機能を停止する操作
ができるとよい。
【0039】この場合には、すでに説明した支払い不可
フラグを利用する。例えば、携帯電話機が基地局と通信
して位置登録をする際に、基地局側で不正な携帯電話機
番号と認識したときは、自動的に携帯電話機の支払い不
可フラグをオンにする。また例えば、自動改札装置等が
不正なプリペイドカードを認識したときは、この時点で
携帯電話機の支払い不可フラグをオンにして、決済機の
制御によりプリペイドカード利用機能を自動的に停止す
る。この支払い不可フラグは携帯電話機の利用者本人が
携帯電話機のダイヤルキーを操作してオンにすることも
できるとよい。これによりその後のプリペイドカードの
使用を禁止できる。
【0040】[決済]携帯電話機の使用料は、一般に、
指定の銀行口座から毎月自動的に引き落とされる。ま
た、毎月携帯電話会社から発行される請求書をコンビニ
エンスストアに持参して支払われる。いずれの場合にお
いても、この携帯電話機の通話料の支払いによって、実
際の携帯電話機の通話料のみならずプリペイドカードの
決済や電子マネーの決済あるいはクレジットカードの決
済が可能になる。また、携帯電話会社は支払われた通話
料から手数料を差し引いて、電鉄会社や清涼飲料水の自
動販売機の会社に送金する。
【0041】[プリペイドカードの支払い処理]プリペ
イドカードの場合、与信金額が比較的少額でありその限
度を超えての支払いは許可されないことから、利用者の
便宜を優先して、プリペイドカードの使用時には暗証番
号の入力などの操作なしに決済が行なえるようにでき
る。
【0042】図6は、プリペイドカード支払い処理のフ
ローチャートである。例えば鉄道の自動改札の場合、利
用者は、携帯電話機をポケットに入れたまま自動改札を
通過する(ステップS50)。このとき携帯電話機と自
動改札装置との間で無線通信が行われる。自動改札装置
は携帯電話機に対し識別番号の通知を依頼する(ステッ
プS51)。携帯電話機はサービスコードと識別IDを
自動改札装置に通知する(ステップS52、53)。
【0043】なお図示していないが、自動改札装置と携
帯電話機との間の通信中は、取引の開始から取引終了ま
で、その取引を特定する取引番号が相互に通知される。
この取引番号は、取引開始から終了までの通信情報全て
に付加する。これは、二重払いや二重取引を防止するた
めに役立つ。例えば、通信障害により、プリペイドカー
ドの与信金額から運賃に相当する金額を差し引く要求が
2回繰り返された場合に、同一の取引番号の2重要求と
判断すると、後のほうの要求を拒絶するようにする。こ
の動作は、携帯電話機と自動改札装置の間のみならず、
携帯電話と自動販売機との間の取引でも同様に有効であ
る。また、クレジットカードによる取引の場合にも、無
線通信の場合には同様に二重払いや二重取引が発生し得
る。従って、携帯電話機とレジスターとの間でも、取引
開始から取引の終了まで、決済処理に必要な情報の交換
の際に、同一の取引番号を相互に通知し合い、同一の取
引番号で同一の処理が重複して実行されていないことを
確認しながら全ての処理を実行することが好ましい。
【0044】ステップS54で、自動改札装置は鉄道路
線や出発駅情報と、改札を通過した日時に関する情報を
携帯電話機に伝える。これらの情報交換が正常に終了す
ると、改札が開き利用者が改札を通過できる。これらの
情報は携帯電話機を所持した利用者が、目的地の自動改
札を出るまでメモリに保持される(ステップS55)。
利用者が目的地の自動改札を出ようとすると、自動改札
装置は携帯電話機に対し識別番号の通知を依頼する(ス
テップS56、57)。携帯電話機は、サービスコード
や識別IDの通知をする(ステップS59)。
【0045】このとき同時に携帯電話機から自動改札装
置に対して鉄道路線や出発駅情報と、改札を通過した日
時に関する情報が通知される。これらの情報は、オンラ
インで電鉄会社の管理システムで監視される。不正使用
が発見された場合、電話回線からの使用禁止指示の他、
改札機に対して不正使用プリペイド番号を通知し、次回
の使用を防止することができる。
【0046】自動改札装置はこれらの情報を受信すると
運賃を計算して携帯電話機に対しその運賃に相当する金
額の支払いを要求する(ステップS60)。携帯電話機
は該当するプリペイドカードの支払い済み金額に運賃に
相当する金額例えば、500円を加算する(ステップS
61)。与信残高が不足している場合には運賃の支払い
を拒否する旨の情報が自動改札装置に送信される。この
場合には自動改札装置は開かない。一方、与信残高から
運賃に相当する金額を差し引くことができた場合には、
与信残高が更新されて(ステップS62)、その旨を自
動改札装置に通知する。自動改札装置はこれを受けて改
札を開く(ステップS63)。
【0047】以上の処理においては、携帯電話機と自動
改札装置との自動的な通信が行われるだけで利用者には
何の操作も要求されない。また、この通信の間に必要最
小限の情報の送受信を実行するだけで、パスワードの送
受信などが行われないため、短時間で効率のよい処理が
できる。従って自動改札装置を通過する大量の利用者か
らスピーディーに運賃を自動徴収することができる。
【0048】なお、各図に示した各機能ブロックは、そ
れぞれ別々のプログラムモジュールにより構成してもよ
いし、一体化したプログラムモジュールにより構成して
もよい。また、これらの機能ブロックの全部または一部
を論理回路によるハードウェアで構成しても構わない。
また、各プログラムモジュールは、既存のアプリケーシ
ョンプログラムに組み込んで動作させてもよいし、独立
のプログラムとして動作させてもよい。
【0049】上記のような本発明を実現するためのコン
ピュータプログラムは、例えばCD−ROMのようなコ
ンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して、イン
ストールして利用することができる。また、ネットワー
クを通じてコンピュータのメモリ中にダウンロードして
利用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するためのシステムの具体的なブ
ロック図である。
【図2】クレジットカードの認証システムを示すブロッ
ク図である。
【図3】クレジットカード使用時のシステム動作フロー
チャートである。
【図4】認証処理の動作フローチャートである。
【図5】プリペイドカードの入金手続きの詳細なフロー
チャートである。
【図6】プリペイドカード支払い処理のフローチャート
である。
【符号の説明】
1 携帯電話 2 クレジットカード 3 プリペイドカード 4 携帯電話会社 6 データベース 22 電鉄会社 23 自動販売機会社
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年7月18日(2001.7.1
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】〈構成5〉構成4に記載のプリペイドカー
ド決済システムにおいて、プリペイドカードへの入金処
理を開始し当該入金処理が完結するまでの間プリペイド
カードの使用を禁止することを特徴とするプリペイドカ
ード決済システム。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】〈構成6〉構成4に記載のプリペイドカー
ド決済システムにおいて、携帯電話機内部に、所定の制
御によりプリペイドカードの使用を禁止する手段を設け
たことを特徴とするプリペイドカード決済システム。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】〈構成7〉構成4に記載のプリペイドカー
ド決済システムにおいて、プリペイドカードの使用を禁
止する手段は、携帯電話機会社側の制御により動作する
ことを特徴とするプリペイドカード決済システム。 〈構成8〉構成4に記載のプリペイドカード決済システ
ムにおいて、プリペイドカードの使用を禁止する手段
は、決済機の制御により動作することを特徴とするプリ
ペイドカード決済システム。 〈構成9〉構成4に記載のプリペイドカード決済システ
ムにおいて、プリペイドカードの使用を禁止する手段
は、携帯電話機利用者のダイヤル制御により動作するこ
とを特徴とするプリペイドカード決済システム。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】はじめに、識別IDと暗証番号とを確認す
る(ステップS35)。ここで、ホストコンピュータの
データベースに登録されていないものと判断すると、携
帯電話に障害表示をさせる(ステップS36)。この場
合にはステップS37で、支払い禁止フラグをもとに戻
して入金処理開始前の状態に復帰させる。登録された利
用者と判断すると、ステップS38で、与信金額と支払
い済金額とを加算した額と前回入金時の与信金額と支払
済み金額合計とが一致しているかどうかをしらべる。こ
れらの関係に誤りがあればデータエラーか、プリペイド
カードデータの改ざんということが考えられる。従っ
て、入金を拒絶する旨が電話回線を通じて利用者に通知
され、ステップS36とステップS37の処理が実行さ
れる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】自動改札装置はこれらの情報を受信すると
運賃を計算して携帯電話機に対しその運賃に相当する金
額の支払いを要求する(ステップS60)。携帯電話機
は運賃に相当する金額例えば、500円と与信残高を比
べ、与信残高が不足している場合(ステップS61)に
は運賃の支払いを拒否する旨の情報が自動改札装置に送
信される。この場合には自動改札装置は開かない。一
方、与信残高から運賃に相当する金額を差し引くことが
できた場合には、与信残高と支払済み金額が共に更新さ
れて(ステップS62)、その旨を自動改札装置に通知
する。自動改札装置はこれを受けて改札を開く(ステッ
プS63)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 506 G06F 17/60 506 5K025 G07F 7/02 G07F 7/02 Z 5K101 7/08 H04M 3/42 Z H04M 3/42 11/00 302 11/00 302 15/00 E 15/00 G07B 15/00 J // G07B 15/00 G07F 7/08 L Fターム(参考) 3E027 DA07 DA08 DA10 3E044 AA01 AA03 BA05 BA06 DA06 DC05 EA01 5B049 AA01 AA05 BB11 CC05 CC39 EE21 GG05 GG06 5B055 BB10 BB12 CB09 CB10 EE27 FA00 FB00 JJ00 KK00 KK07 5K024 AA74 BB04 CC11 GG05 5K025 BB10 CC01 DD06 EE18 GG04 KK06 5K101 KK15 LL12 MM07 NN21 PP04

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話機の中にクレジットカード番号
    を含む情報を記憶させて、クレジットカード利用登録を
    行い、 携帯電話機会社のデータベースにクレジットカード番号
    を携帯電話機の電話番号と共に登録し、 このクレジットカードの決済を、携帯電話機の通話料の
    支払いによって行うことを特徴とするクレジットカード
    の決済システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のクレジットカードの決
    済システムにおいて、携帯電話機と基地局との間の位置
    登録のための通信により、携帯電話機番号とともに前記
    クレジットカード番号を含む情報を基地局に登録すると
    ともに、基地局に登録された情報を使用して、クレジッ
    トカードの予備的な認証を行うことを特徴とするクレジ
    ットカードの決済システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のクレジットカードの決
    済システムにおいて、 前記予備的な認証が終了した後、クレジットカード番号
    と有効年月日を含む等の情報を電話番号と共に基地局に
    登録しておき、 携帯電話機のクレジットカードが使用されたとき、基地
    局にクレジットカード番号の照会を行い、クレジットカ
    ードの認証をすることを特徴とするクレジットカードの
    決済システム。
  4. 【請求項4】 携帯電話機の中にプリペイドカードの与
    信金額と支払い済金額とを表示する領域を設け、携帯電
    話機と携帯電話機会社のサービスシステムとの間の通信
    により前記与信金額を増額させることによってプリペイ
    ドカードへの入金処理を実行し、 該当するプリペイドカードの決済機と携帯電話機との通
    信により、前記プリペイドカードの支払い済金額を増加
    させることによって利用料金の支払い処理を実行し、 前記プリペイドカードの決済機は、前記携帯電話機会社
    のサービスシステムに対し利用料金の決済を要求する処
    理を実行し、 前記携帯電話機会社のサービスシステムは、前記プリペ
    イドカードの与信金額を、携帯電話機の通話料に含める
    処理を実行することを特徴とするプリペイドカード決済
    システム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のプリペイドカード決済
    システムにおいて、 プリペイドカードへの入金処理を開始し当該入金処理が
    完結するまでの間プリペイドカードの使用を禁止するこ
    とを特徴とするプリペイドカード決済システム。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のプリペイドカード決済
    システムにおいて、 携帯電話機内部に、所定の制御によりプリペイドカード
    の使用を禁止する手段を設けたことを特徴とするプリペ
    イドカード決済システム。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のプリペイドカード決済
    システムにおいて、 プリペイドカードの使用を禁止する手段は、携帯電話機
    会社側の制御により動作することを特徴とするプリペイ
    ドカード決済システム。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のプリペイドカード決済
    システムにおいて、 プリペイドカードの使用を禁止する手段は、決済機の制
    御により動作することを特徴とするプリペイドカード決
    済システム。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のプリペイドカード決済
    システムにおいて、 プリペイドカードの使用を禁止する手段は、携帯電話機
    利用者のダイヤル制御により動作することを特徴とする
    プリペイドカード決済システム。
  10. 【請求項10】 携帯電話機と他の機器との間で無線通
    信により決済処理を実行する場合に、取引開始から取引
    の終了まで、決済処理に必要な情報の交換の際に同一の
    取引番号を相互に通知し合い、同一の取引番号で同一の
    処理が重複して実行されていないことを確認しながら前
    記決済処理に必要な全ての処理を実行することを特徴と
    する携帯電話機を利用した決済方法。
  11. 【請求項11】 他の機器との間で無線通信により決済
    処理を実行するものであって、 前記他の機器から暗証番号の送信指示が入力する直前
    に、予め暗証番号の入力を受け付けて一時記憶する記憶
    領域と、 前記他の機器から暗証番号の送信指示があったとき、そ
    の暗証番号を前記記憶領域から読み出して他の機器へ一
    括して送信する送信キーとを設けたことを特徴とする携
    帯電話機。
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