JP2005016982A - 温度センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】サーミスタ素子の周囲雰囲気中の酸素濃度をの低下を抑制し、且つ、シース部材の絶縁性の低下及びシース部材からシース芯線が抜けることを防止可能な温度センサを提供する。
【解決手段】温度センサのシース部材8の絶縁材17に、通気経路としての貫通孔24を有した中空線20をシース部材8の軸線方向に貫通させて、サーミスタを収納した金属キャップ内へ外部からその貫通孔24を介して通気可能とする。よって、金属キャップの内面が酸化しても、貫通孔24を介して酸素が供給されるので、金属キャップ内の空間の酸素濃度の低下を抑制してサーミスタの特性変化を抑え、検出精度の低下を防止することができる。また、絶縁材17の充填率を低下させなくても良いので、シース部材8の絶縁性を確保できると共に、シース部材8からシース芯線7が抜けることを防止することができる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、高温酸化雰囲気下で使用される温度センサに係り、詳しくは、 感熱素子が封入された部分からシース部材を通して外部に通気可能な温度センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、温度センサとして、負の温度係数を持つサーミスタ素子を、当該サーミスタ素子からの出力信号を取り出す一対のシース芯線を金属製の外筒であるシースパイプの内部に絶縁性粉末を充填して絶縁保持したシース部材の先端部分に設け、この先端部分を有底筒状の金属キャップで被覆し、シース部材の後端側周囲を取り囲むフランジに締付ナット及び継手等の金属部品が組み付けられたものが知られている。この種の温度センサは、例えば、自動車の排気温度等を検出するために1000℃程度の高温雰囲気下で使用されることにより、金属キャップの外面はもとより内面が急速に酸化することから、金属キャップ内の酸素が著しく減少することになる。このように、金属キャップ内部の酸素が減少することにより、同金属キャップに封入されたサーミスタ素子の周囲雰囲気が還元雰囲気となりサーミスタ素子が表面から還元され、同素子に特性変化が生じて温度センサとしての検出精度が低下するおそれがあった。
【0003】
そこで、上記不具合に対処するために、シース部材のシースパイプ内の絶縁性粉末の粒径を例えば、100μmのものを用いて適当な空隙ができるように絶縁性粉末の充填率を減らして充填し、シース部材を減径加工した後でも、絶縁性粉末が必要以上に密度が高く詰まらないようにすることで、シース部材を通気可能とし、金属キャップ内部の酸素が減少しないようにすることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−171308号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術のようにシース部材の絶縁材である絶縁性粉末の充填率を低下させたものでは、絶縁材がもろくなりやすい。そのため、振動等により、絶縁材によるシース芯線の保持力が低下し、シース芯線とシースパイプ、或いはシース芯線同士の絶縁が保てないという問題点があった。また、シース部材からシース芯線が抜けてしまうという問題があった。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、サーミスタ素子の周囲雰囲気中の酸素濃度の低下を抑制し、同素子の特性変化を抑えて検出精度の低下を防止でき、且つ、シース部材の絶縁性の確保及びシース部材からシース芯線が抜けることを防止できる温度センサを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明の温度センサは、感熱素子が封入された第1室と、当該感熱素子と電気的に接続され当該感熱素子からの出力信号を取り出すシース芯線を金属製の外筒であるシースパイプの内部に絶縁材により絶縁保持してなるシース部材とを備えた温度センサであって、前記シース部材の一端部は前記第1室内に面し、他端部は空気が流入可能な第2室内に面し、前記シース部材には、前記シースパイプの軸線方向に沿って貫通する通気経路が設けられている。
【0008】
この構成の発明では、シース部材のシースパイプの軸線方向に沿って貫通する通気経路により、感熱素子が封入された第1室と、空気が流入可能な第2室との間で、空気流通が可能となる。従って、感熱素子が封入された第1室内の酸素濃度の低下を抑制することができる。これにより、感熱素子の特性変化を抑えることができ、検出精度の低下を防止することができる。
【0009】
また、請求項2に記載の発明の温度センサは、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記通気経路は、前記シース部材に中空線を前記シースパイプの軸線方向に沿って延設して形成されていることを特徴とする。
【0010】
この構成の発明では、請求項1に記載の発明の作用に加えて、シース部材に中空線をシースパイプの軸線方向に沿って延設しているので、この中空線により、感熱素子が封入された第1室と、空気が流入可能な第2室との間で、空気流通が可能となる。また、中空線により通気経路を実現しているので、絶縁材の充填率を低下させる必要がない。このため、振動等により、絶縁材によるシース芯線の保持力が低下することを防止でき、シース部材の絶縁性を確保できると共に、シース部材からシース芯線が抜けることを防止することができる。
【0011】
また、請求項3に記載の発明の温度センサは、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記通気経路は、前記シース芯線を中空線により構成して形成されていることを特徴とする。
【0012】
この構成の発明では、請求項1に記載の発明の作用に加えて、シース芯線を中空線により構成して通気経路としているので、この中空線から構成されたシース芯線により、感熱素子が封入された第1室と、空気が流入可能な第2室との間で、空気流通が可能となる。また、中空線により構成されたシース芯線により通気経路を実現しているので、絶縁材の充填率を低下させる必要がない。このため、振動等により、絶縁材によるシース芯線の保持力が低下することを防止でき、シース部材の絶縁性を確保できると共に、シース部材からシース芯線が抜けることを防止することができる。
【0013】
また、請求項4に記載の発明の温度センサは、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記シースパイプは、第1のシースパイプと、当該第1のシースパイプを覆う第2のシースパイプから構成された二重構造となっており、当該第1のシースパイプと当該第2のシースパイプとの間に前記シースパイプの軸線方向に沿って貫通する通気経路が設けられていることを特徴とする。
【0014】
この構成の発明では、請求項1に記載の発明の作用に加えて、第1のシースパイプと、当該第1のシースパイプを覆う第2のシースパイプから構成された二重構造のシースパイプの第1のシースパイプと当該第2のシースパイプとの間に設けられた通気経路により、感熱素子が封入された第1室と、空気が流入可能な第2室との間で、空気流通が可能となる。また、二重構造のシースパイプにより通気経路を実現しているので、絶縁材の充填率を低下させる必要がない。このため、振動等により、絶縁材によるシース芯線の保持力が低下することを防止でき、シース部材の絶縁性を確保できると共に、シース部材からシース芯線が抜けることを防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]以下、本発明の第1の実施の形態である温度センサ1について、図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態の温度センサ1の構造を示す部分破断断面図である。この温度センサ1は、サーミスタ素子2を感熱素子として用いたものであり、同温度センサ1を自動車の排気管に装着することにより、サーミスタ素子2を内包した金属キャップ14を排気ガスが流れる排気管内に配置させて、排気ガスの温度検出に使用するものである。
【0016】
はじめに、図1を参照して、温度センサ1の概略構成を説明する。図1に示すように、温度センサ1は、温度センサ1の軸線方向に延びる円柱状のシース部材8、当該シース部材8の先端側(図1に示す下端側)に接合され、サーミスタ素子2を収納した金属キャップ14、当該温度センサ1の略中央部に設けられたフランジ4及びフランジ4に嵌挿されたナット5、及び筒状の継手6等から構成されている。
【0017】
次に、フランジ4について説明する。フランジ4は、図1に示すように、温度センサ1の略中央部に設けられ、軸線方向後端側に延びる鞘部42と、この鞘部42の先端側(図1に於ける下側)に位置し、径方向外側に向かって突出する突出部41とを有している。突出部41は、先端側に図示しない排気管の取付部のテーパ部に対応したテーパ形状の座面45を有する環状に形成されており、座面45が上記取付部のテーパ部に密着することで、排気ガスが排気管外部へ漏出するのを防止するようになっている。また、鞘部42は環状に形成される一方、先端側に位置する先端側段部44と先端側段部44よりも小さい外径を有する後端側段部43とを備える二段形状をなしている。
【0018】
次に、シース部材8について説明する。シース部材8は、SUS310S等の耐熱合金から形成された円筒のシースパイプの内部にアルミナ(Al)、二酸化珪素(SiO)、酸化マグネシウム(MgO)等(例えば、二酸化珪素)からなる絶縁材17により、SUS310S等の耐熱合金から形成された一対のシース芯線7を絶縁保持し、更に後述する通気経路が形成されている。シース部材8の成形方法の詳細については後述する。
【0019】
また、シース部材8は、自身の後端側(図1に示す上側)がフランジ4の内側に挿通された状態で、鞘部42の外周面の所定位置において径方向内側に向かって加締められ、フランジ4に対して固定されている。さらに、シース部材8の外周面と鞘部42の後端側段部43の内周面との重なり合う部分が、周方向にわたってレーザー溶接されている。このレーザー溶接がなされることにより、図1に示すように、鞘部42の後端側段部43とシース部材8(詳細にはシース部材8の外筒)とに跨る溶接部L3が形成され、シース部材8がフランジ4に対して強固に固定される。
【0020】
次に、金属キャップ14について説明する。シース部材8の軸線方向に延びる金属キャップ14は、自身の先端側131が閉塞された筒状をなしており、この先端側131の内部にサーミスタ素子2が収納されている。この金属キャップ14は、SUS310S等の耐熱合金から形成されている。また、サーミスタ素子2は、自身の一対の電極線(Pt又は、Pt/Rh合金線)9を介してシース部材8の先端側から突出するシース芯線7に抵抗溶接により接続されている。そして、金属キャップ14の後端側132は開放されており、この後端側132の内周面が一対のシース芯線7を内包するシース部材8(詳細にはシース部材8の外筒)の外周面に重なり合った状態で、周方向にわたってレーザー溶接されている。これにより、金属キャップ14がシース部材8に固定されている。
【0021】
このように、シース部材8をフランジ4の鞘部42に加締め固定しつつ、鞘部42の後端側段部43にレーザー溶接を行うことにより、フランジ4とシース部材8との溶接強度に優れると共に、フランジ4とシース部材8との密着強度に優れる温度センサ1とすることができる。したがって、自動車等の振動の激しい環境下において温度センサ1が強い振動を受けても、シース部材8が振れ難く、シース部材8の折損等を抑制することができる。また、排気ガスに対する気密の信頼性を向上させることができる。
【0022】
また、フランジ4の周囲には、六角ナット部51及びネジ部52を有するナット5が回動自在に嵌挿されている。温度センサ1は、排気管の取付部にフランジ4の突出部41の座面45を当接させ、ナット5により固定される。また、フランジ4の内で鞘部42の先端側段部44の径方向外側には、筒状の継手6が気密状態で接合されている。具体的には、鞘部42の先端側段部44の外周面に継手6の内周面が重なり合うように、同継手6が鞘部42の先端側段部44に圧入され、継手6と先端側段部44とを周方向にわたってレーザー溶接されている。このレーザー溶接がなされることにより、図1に示すように、鞘部42の先端側段部44と継手6とに跨る溶接部L2が形成される。
【0023】
フランジ4及び継手6の内部には、一対のシース芯線7を内包するシース部材8が配置される。継手6の内部にてシース部材8の後端側へ突き出すシース芯線7は、加締め端子11を介して一対の外部回路(例えば車両のECU等)接続用のリード線12と接続される。一対のシース芯線7及び一対の加締め端子11は、絶縁チューブ15により互いに絶縁される。リード線12は、ステンレス合金製の導線と銅製の導線とからなる撚り線を絶縁性の被覆材にて被覆したものであり、継手6の後端側開口に備えられる耐熱ゴム製の補助リング13に挿通される。尚、リード線12としては、ステンレス合金製の導線を絶縁性の被覆材にて被覆したものでも良い。そして、図1に示す継手6内に於けるシース部材8の後端側の空間38には、外部からリード線12の内側の空隙を介して空気が流入可能となっている。そして、サーミスタ素子2の出力は、シース部材8のシース芯線7からリード線12により、図示しない外部回路に取り出され、排気ガスの温度が検出される。
【0024】
尚、この温度センサ1は1000℃にも達する高温環境下で使用されるため、各々の構成部材は十分な耐熱性を有している必要がある。そのため、フランジ4、シース芯線7、シース部材8の外筒及び金属キャップ14は、Feを主成分とし、C、Si、Mn、P、S、Ni及び24.00〜26.00重量%でCrを含有する耐熱合金であるSUS310Sにより形成されている。また、継手6は、SUS304(Fe以外に、C,Si,Mn,P,S,Ni,Crを含有する耐熱合金であって、18.00〜20.00重量%でCrを含有する。)を材質とする。
【0025】
次に、図2及び図3を参照して、第1の実施の形態のシース部材8の内部構造及びその製造方法について説明する。図2は、第1の実施の形態のシース部材8の引き伸ばし加工前の横断面図であり、図3は、第1の実施の形態のシース部材8の引き伸ばし加工後の図1に示すA−A線断面に於ける矢視方向断面図(横断面図)である。
【0026】
第1の実施の形態のシース部材8は、成形の第1段階として、図2に示すように、耐熱合金(一例としてSUS310S)製の所定径(一例として外径10mm)のパイプより形成されたシースパイプ16の内部に、二酸化珪素(SiO)、酸化マグネシウム(MgO)、アルミナ(Al)の何れか(例えば、二酸化珪素)を円柱状に成形して1200℃の温度で仮焼した絶縁材17が貫通された引き伸ばし加工前のシース部材8を形成する。この絶縁材17には、その軸線方向にシース芯線7を貫通させる一対の貫通孔18と、通気経路として作用する貫通孔24が軸線方向に形成された金属線(中空線20)を貫通させる貫通孔19が穿設されている。各貫通孔18には、耐熱合金(一例としてSUS310S)製のシース芯線7が各々貫入され、シース芯線7の両端は、絶縁材17の両端面から突出した状態となっている。また、貫通孔19には、耐熱合金(一例としてSUS310S)製の中空線20が貫通している。
【0027】
次に、第2段階として、上記の状態のシース部材8をローラーにより引き伸ばし加工を行い、シース部材8の外径が所定径(一例として外径2.5mm)になるまで引き伸ばす。この結果、図3に示すように、シースパイプ16内に一対のシース芯線7及び中空線20が絶縁材17により、絶縁保持された状態で一体化される。
【0028】
以上説明したように、第1の実施の形態の温度センサ1では、シース部材8の絶縁材17に、通気経路として中空線20の貫通孔24がシース部材8の軸線方向に貫通している。従って、金属キャップ14内の空間37と外部から空気流入可能な空間38とは、中空線20の貫通孔24を介して通気可能となる。よって、温度センサ1が高温の排気ガスに曝される等により金属キャップ14の内面が酸化しても、中空線20の貫通孔24を介して酸素が供給されるので、金属キャップ14内の空間37の酸素濃度が低下するのを抑制することができる。従って、サーミスタ素子2の周囲雰囲気中の酸素濃度の低下を抑制することができ、サーミスタ素子2の特性変化を抑えて検出精度の低下を防止することができる。また、通気経路の確保のために絶縁材17の充填率を低下させなくても良いので、密度は、従来のものと変わらないので、シース部材8の絶縁性を確保できると共に、シース部材からシース芯線が抜けることを防止することができる。
【0029】
[第2の実施の形態]次に、本発明の第2の実施の形態を図4及び図5を参照して説明する。図4は、第2の実施の形態のシース部材8の引き伸ばし加工前の横断面図であり、図5は、第2の実施の形態のシース部材8の引き伸ばし加工後の図1に示すA−A線断面に於ける矢視方向断面図(横断面図)である。この第2の実施の形態は、シース部材8の構造以外は、第1の実施の形態と同じであるので、構造が異なるシース部材8のみ説明する。
【0030】
第2の実施の形態のシース部材8は成形の第1段階として、図4に示すように、耐熱合金(一例としてSUS310S)製の所定径(一例として外径10mm)のパイプより形成されたシースパイプ16の内部に、二酸化珪素(SiO)、酸化マグネシウム(MgO)、アルミナ(Al)の何れか(例えば、二酸化珪素)を円柱状に成形して1200℃の温度で仮焼した絶縁材17が貫通された引き伸ばし加工前のシース部材8を形成する。この絶縁材17には、その軸線方向にシース芯線21を貫通させる一対の貫通孔18が穿設されている。各貫通孔18には、耐熱合金(一例としてSUS310S)製のシース芯線21が各々貫入され、シース芯線21の両端は、絶縁材17の両端面から突出した状態となっている。また、このシース芯線21には、通気経路として作用する貫通孔25が軸線方向に形成されている。つまり、シース芯線21は、中空線となっている。
【0031】
次に、第2段階として、上記の状態のシース部材8をローラーにより引き伸ばし加工を行い、シース部材8の外径が所定径(一例として外径2.5mm)になるまで引き伸ばす。この結果、図5に示すように、シースパイプ16内に一対のシース芯線21が絶縁材17により、絶縁保持された状態で一体化される。
【0032】
以上説明したように、第2の実施の形態の温度センサ1では、シース部材8の絶縁材17に、通気経路としてシース芯線21の貫通孔25がシース部材8の軸線方向に貫通している。従って、金属キャップ14内の空間37と外部から空気流入可能な空間38とは、シース芯線21の貫通孔25を介して通気可能となる。よって、温度センサ1が高温の排気ガスに曝される等により金属キャップ14の内面が酸化しても、シース芯線21の貫通孔25を介して酸素が供給されるので、金属キャップ14内の空間37の酸素濃度が低下するのを抑制することができる。従って、サーミスタ素子2の周囲雰囲気中の酸素濃度の低下を抑制することができ、サーミスタ素子2の特性変化を抑えて検出精度の低下を防止することができる。また、通気経路の確保のために絶縁材17の充填率を低下させなくても良いので、シース部材8の絶縁性を確保できると共に、シース部材からシース芯線が抜けることを防止することができる。
【0033】
[第3の実施の形態]次に、本発明の第3の実施の形態を図6及び図7を参照して説明する。図6は、第3の実施の形態のシース部材8の引き伸ばし加工前の横断面図であり、図7は、第3の実施の形態のシース部材8の引き伸ばし加工後の図1に示すA−A線断面に於ける矢視方向断面図(横断面図)である。この第3の実施の形態は、シース部材8の構造以外は、第1の実施の形態と同じであるので、構造が異なるシース部材8のみ説明する。
【0034】
第3の実施の形態のシース部材8は、図6に示すように、成形の第1段階として、耐熱合金製のシースパイプ16(第1のシースパイプ)と仮焼状態の絶縁材17と一対のシース芯線7から構成された内側シース部材28を耐熱合金(一例としてSUS310S)製の所定径(一例として外径10mm)のパイプより形成されたシースパイプ22(第2のシースパイプ)の内部に貫通させた引き伸ばし加工前のシース部材8を形成する。そして、シースパイプ22と内側シース部材28との間隙に耐熱合金(一例としてSUS310S)製の金属線23をシース部材8の軸線方向に貫通させる。
【0035】
次に、第2段階として、上記の状態のシース部材8をローラーにより引き伸ばし加工を行い、シース部材8の外径が所定径(一例として外径2.5mm)になるまで引き伸ばす。この結果、図7に示すように、シースパイプ22とシースパイプ16との間に挟まれた金属線23の近傍には、間隙26が形成される。
【0036】
以上説明したように、第3の実施の形態の温度センサ1では、シース部材8のシースパイプ22とシースパイプ16との二重構造の間に挟まれた金属線23の近傍に形成された間隙26がシース部材8の軸線方向に貫通している。従って、金属キャップ14内の空間37と外部から空気流入可能な空間38とは、間隙26を介して通気可能となる。よって、金属キャップ14の内面が酸化しても、シース部材8に形成された間隙26を介して酸素が供給されるので、金属キャップ14内の空間37の酸素濃度が低下するのを抑制することができる。従って、サーミスタ素子2の周囲雰囲気中の酸素濃度の低下を抑制することができ、サーミスタ素子2の特性変化を抑えて検出精度の低下を防止することができる。また、シース部材8のシースパイプ22とシースパイプ16とが二重構造であるので、通気経路の確保のために内側シース部材28の絶縁材17の充填率を低下させなくても良く、シース部材8の絶縁性を確保できると共に、シース部材からシース芯線が抜けることを防止することができる。
【0037】
[第4の実施の形態]次に、本発明の第4の実施の形態を図8及び図9を参照して説明する。図8は、第4の実施の形態のシース部材8の引き伸ばし加工前の横断面図であり、図9は、第2の実施の形態のシース部材8の引き伸ばし加工後の図1に示すA−A線断面に於ける矢視方向断面図(横断面図)である。この第4の実施の形態は、シース部材8の構造以外は、第1の実施の形態と同じであるので、構造が異なるシース部材8のみ説明する。
【0038】
第4の実施の形態のシース部材8は、図8に示すように、成形の第1段階として、開口部が六角形に形成された耐熱合金(一例としてSUS310S)製のシースパイプ16(第1のシースパイプ)と仮焼状態の絶縁材17と一対のシース芯線7から構成された内側シース部材29を耐熱合金(一例としてSUS310S)製の所定径(一例として外径10mm)のパイプより形成されたシースパイプ22(第2のシースパイプ)の内部に貫通させた引き伸ばし加工前のシース部材8を形成する。
【0039】
次に、第2段階として、上記の状態のシース部材8をローラーにより引き伸ばし加工を行い、シース部材8の外径が所定径(一例として外径2.5mm)になるまで引き伸ばす。この結果、図9に示すように、シースパイプ22と六角形のシースパイプ16との間には、間隙27が形成される。
【0040】
以上説明したように、第4の実施の形態の温度センサ1では、シース部材8のシースパイプ22と六角形のシースパイプ16との二重構造の間には、間隙27がシース部材8の軸線方向に貫通している。従って、金属キャップ14内の空間37と外部から空気流入可能な空間38とは、間隙27を介して通気可能となる。よって、金属キャップ14の内面が酸化しても、間隙27を介して酸素が供給されるので、金属キャップ14内の空間37の酸素濃度が低下するのを抑制することができる。従って、サーミスタ素子2の周囲雰囲気中の酸素濃度の低下を抑制することができ、サーミスタ素子2の特性変化を抑えて検出精度の低下を防止することができる。また、シース部材8のシースパイプ22と六角形のシースパイプ16とが二重構造であるので、通気経路の確保のために内側シース部材29の絶縁材17の充填率を低下させなくても良く、シース部材8の絶縁性を確保できると共に、シース部材からシース芯線が抜けることを防止することができる。
【0041】
ここで、上記第1〜第4の実施の形態の温度センサ1において、請求項1の「第1室」とは、金属キャップ14とシース部材8とで形成される内部空間を意味する。また、「第2室」とは、継手6とシース部材8と補助リング13とで形成される内部空間を意味する。
【0042】
尚、本発明においては、上述した具体的な実施形態に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施形態とすることができる。例えば、第1の実施の形態の温度センサ1においては、シース部材8に金属キャップ14を嵌合させて溶接した構造としているが、必ずしもこの構造に限られない。たとえば、図10に示すように、シース部材8及びサーミスタ素子2を温度センサ100の軸線方向に延びる金属チューブ3内に収容するようにしても良い。この金属チューブ3は、耐熱合金(一例としてSUS310S)製の鋼板の深絞り加工により先端側31が閉塞した筒状に形成されており、この先端側31の内部にサーミスタ素子2が収納されている。そして、金属チューブ3の内部のサーミスタ素子2の周囲には、サーミスタ素子2の揺動の防止用のセメント10が充填されており、これにより使用時の振動等による電極線9の断線等の不具合が回避できる。金属チューブ3の後端側32は開放されており、この後端側32は耐熱合金製のフランジ4の内側に挿通されている。なお、セメント10は、アルミナ粉末を主体とする骨材と、Siを含むガラス成分とからなる。
【0043】
金属チューブ3は、自身の後端側32からフランジ4の突出部41の先端側に挿入されて、鞘部42の内側に圧入されている。そして、金属チューブ3の外周面と鞘部42の後端側段部43の内周面との重なり合う部分が、周方向にわたってレーザー溶接されている。このレーザー溶接がなされることにより、図10に示すように、鞘部42の後端側段部43と金属チューブ3とに跨る溶接部LIが形成され、金属チューブ3がフランジ4に対して強固に固定されている。
【0044】
また、フランジ4の内で鞘部42の先端側段部44の径方向外側には、筒状の継手6が気密状態で接合されている。具体的には、鞘部42の先端側段部44の外周面に継手6の内周面が重なり合うように、同継手6が鞘部42の先端側段部44に圧入され、継手6と先端側段部44とを周方向にわたってレーザー溶接されている。このレーザー溶接がなされることにより、図10に示すように、鞘部42の先端側段部44と継手6とに跨る溶接部L2が形成される。
【0045】
金属チューブ3、フランジ4及び継手6の内部には、一対のシース芯線7を内包するシース部材8が配置される。金属チューブ3の内部においてシース部材8の先端側から突出するシース芯線7には、サーミスタ素子2の電極線を構成するPt又はPt/Rh合金製の電極線9を介して接続される。電極線9及びシース芯線7は互いに抵抗溶接される。ここで、シース部材8は、上記第1乃至第4の実施の形態のいずれかと同様の構造となっている。
【0046】
また、継手6の内部にてシース部材8の後端側へ突き出すシース芯線7は、加締め端子11を介して一対の外部回路(例えば車両のECU等)接続用のリード線12と接続される。一対のシース芯線7及び一対の加締め端子11は、絶縁チューブ15により互いに絶縁される。リード線12は、ステンレス合金製の導線と銅製の導線とからなる撚り線を絶縁性の被覆材にて被覆したものであり、継手6の後端側開口に備えられる耐熱ゴム製の補助リング13に挿通される。尚、リード線12としては、ステンレス合金製の導線を絶縁性の被覆材にて被覆したものでも良い。そして、図10に示す継手6内に於けるシース部材8の後端側の空間38には、外部からリード線12の内側の空隙を介して空気が流入可能となっている。そして、サーミスタ素子2の出力は、シース部材8のシース芯線7からリード線12により、図示しない外部回路に取り出され、排気ガスの温度が検出される。
【0047】
ここで、上記構造の温度センサ100において、請求項1の「第1室」とは、金属チューブ3とシース部材8とで形成される内部空間を意味する。また、「第2室」とは、継手6とシース部材8と補助リング13とで形成される内部空間を意味する。
【0048】
上記構造の温度センサ100においてもシース部材8に設けられた通気経路を介して、金属チューブ3の先端側31内に酸素が供給されるので、当該金属チューブ3の先端側31の内面が酸化しても、金属チューブ3の先端側31内の空間の酸素濃度が低下するのを抑制することができる。従って、サーミスタ素子2の周囲雰囲気中の酸素濃度を安定に保ち、サーミスタ素子2の特性変化を抑えて検出精度の低下を防止することができる。また、通気経路の確保のために絶縁材17の充填率を低下させなくても良いので、シース部材8の絶縁性を確保できると共に、シース部材からシース芯線が抜けることを防止することができる。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明の温度センサによれば、シース部材のシースパイプの軸線方向に沿って貫通する通気経路により、感熱素子が封入された第1室と、空気が流入可能な第2室との間で、空気流通が可能となる。従って、感熱素子が封入された第1室内の酸素濃度の低下を抑制することができ、感熱素子の周囲雰囲気中の酸素濃度の低下を抑制することができる。よって、感熱素子が表面から還元され、同素子に特性変化が生じて温度センサとしての検出精度が低下することを防止できる。また、絶縁材の充填率を低下させなくても良いので、シース部材の絶縁性を確保できると共に、シース部材からシース芯線が抜けることを防止することができる。
【0050】
また、請求項2に記載の発明の温度センサでは、請求項1に記載の発明の作用に加えて、シース部材に中空線をシースパイプの軸線方向に沿って延設しているので、この中空線により、感熱素子が封入された第1室と、空気が流入可能な第2室との間で、空気流通が可能となる。従って、中空線を用いて容易に通気経路をシース部材に形成することができる。また、絶縁材の充填率を低下させなくても良いので、シース部材の絶縁性を確保できると共に、シース部材からシース芯線が抜けることを防止することができる。
【0051】
また、請求項3に記載の発明の温度センサでは、請求項1に記載の発明の作用に加えて、シース芯線を中空線により構成して通気経路としているので、この中空線から構成されたシース芯線により、感熱素子が封入された第1室と、空気が流入可能な第2室との間で、空気流通が可能となる。従って、シース芯線自体が通気経路となるので、シース部材に特別に通気経路を形成する部材を設ける必要がない。また、絶縁材の充填率を低下させなくても良いので、シース部材の絶縁性を確保できると共に、シース部材からシース芯線が抜けることを防止することができる。
【0052】
また、請求項4に記載の発明の温度センサでは、請求項1に記載の発明の作用に加えて、第1のシースパイプと、当該第1のシースパイプを覆う第2のシースパイプから構成された二重構造のシースパイプの第1のシースパイプと当該第2のシースパイプとの間に設けられた通気経路により、感熱素子が封入された第1室と、空気が流入可能な第2室との間で、空気流通が可能となる。従って、第1のシースパイプ内の絶縁材の充填率を低下させなくても良いので、シース部材の絶縁性を確保できると共に、シース部材からシース芯線が抜けることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態の温度センサ1の構造を示す部分破断断面図である。
【図2】図2は、第1の実施の形態のシース部材8の引き伸ばし加工前の横断面図である。
【図3】図3は、第1の実施の形態のシース部材8の引き伸ばし加工後の図1に示すA−A線断面に於ける矢視方向断面図(横断面図)である。
【図4】図4は、第2の実施の形態のシース部材8の引き伸ばし加工前の横断面図である。
【図5】図5は、第2の実施の形態のシース部材8の引き伸ばし加工後の図1に示すA−A線断面に於ける矢視方向断面図(横断面図)である。
【図6】図6は、第3の実施の形態のシース部材8の引き伸ばし加工前の横断面図である。
【図7】図7は、第3の実施の形態のシース部材8の引き伸ばし加工後の図1に示すA−A線断面に於ける矢視方向断面図(横断面図)である。
【図8】図8は、第4の実施の形態のシース部材8の引き伸ばし加工前の横断面図である。
【図9】図9は、第2の実施の形態のシース部材8の引き伸ばし加工後の図1に示すA−A線断面に於ける矢視方向断面図(横断面図)である。
【図10】図10は、変形例の温度センサ100の構造を示す部分破断断面図である。
【符号の説明】
1 温度センサ
2 サーミスタ素子
3 金属チューブ
4 フランジ
7 シース芯線
8 シース部材
9 電極線
14 金属キャップ
16 シースパイプ(第1のシースパイプ)
17 絶縁材
18 貫通孔(通気経路)
19 貫通孔(通気経路)
20 中空線
21 シース芯線
22 シースパイプ(第2のシースパイプ)
23 金属線
24 貫通孔(通気経路)
25 貫通孔(通気経路)
26 間隙(通気経路)
27 間隙(通気経路)
28 内側シース部材
29 内側シース部材
37 空間
38 空間
100 温度センサ

Claims (4)

  1. 感熱素子が封入された第1室と、当該感熱素子と電気的に接続され当該感熱素子からの出力信号を取り出すシース芯線を金属製の外筒であるシースパイプの内部に絶縁材により絶縁保持してなるシース部材とを備えた温度センサであって、
    前記シース部材の一端部は前記第1室内に面し、他端部は空気が流入可能な第2室内に面し、
    前記シース部材には、前記シースパイプの軸線方向に沿って貫通する通気経路が設けられていることを特徴とする温度センサ。
  2. 前記通気経路は、前記シース部材に中空線を前記シースパイプの軸線方向に沿って延設して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の温度センサ。
  3. 前記通気経路は、前記シース芯線を中空線により構成して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の温度センサ。
  4. 前記シースパイプは、第1のシースパイプと、当該第1のシースパイプを覆う第2のシースパイプから構成された二重構造となっており、
    当該第1のシースパイプと当該第2のシースパイプとの間に前記シースパイプの軸線方向に沿って貫通する通気経路が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の温度センサ。
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