JP2005016133A - 床下収納庫 - Google Patents

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Keita Onodera
慶太 小野寺
Yoshio Tsumura
芳男 津村
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Abstract

【課題】利用者が床面にかがみ込んだ状態で面倒な作業をすることなく床下収納庫本体内から容易に収納容器を取り出すことができる床下収納庫を提供する
【解決手段】床面2から上方に開口する床下収納部3を備える。床下収納部3の上方開口部を閉塞する開閉自在な蓋4を備える。被収納物を収納するための収納容器本体6及び収納容器本体6に設けた取出し用の把手7を有すると共に床下収納部3内に取出し自在に収納される収納容器5を備える。該収納容器5に、床下収納部3内に収納容器本体6を収納し且つ蓋4が開いた状態において前記把手7の把持部8が床下収納部3の上方開口部3aよりも上方に位置するように把手7に付勢力を付与する付勢手段を設ける。収納容器本体6を収納し且つ蓋4が閉じた状態において蓋4により把手7を付勢力に抗して押し下げた状態で把手7を床下収納部3内に収納する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、床下収納庫部内に取出し自在に収納される収納容器を備えた床下収納庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から家庭内の備品等の被収納物を床下に収納するための床下収納庫として、床面から上方に開口する床下収納部と、床下収納部の上方開口部を閉塞する開閉自在な蓋と、床下収納部内に取出し自在に収納され且つ被収納物を収納するための収納容器と、を備えたものがある。この床下収納庫は、床下収納部内に収納した収納容器に被収納物を収納することで床下収納部内の収納空間において被収納物を分類して収納することが可能となっている(例えば特許文献1)。
【0003】
ところで上記収納容器は一般的に収納容器の主体を構成する被収納物を収納するための収納容器本体と、収納容器本体に回動自在に連結した把手とからなり、該把手は蓋を閉じた状態且つ収納容器本体を床下収納部に収納した状態において、床下収納部内に倒れた状態で収納されている。そして収納容器本体に収納された被収納物を取り出したい時には、利用者は蓋を開けた後、把手を倒れた状態から起立状態に回動させ、次いで該把手の把持部を把持して、収納容器を床下収納部内から取り出す。
【0004】
しかしながら、上記従来の収納容器を取り出す際には、利用者は把手を倒れた状態から回動させて起立状態にしなければならず面倒であり、またこの把手は収納状態において床面よりも下方に位置する床下収納部内に収納されているため、把手を回動する際には利用者は床面にかがみ込んで床下収納部内に手を入れなければならず不便である。
【0005】
また特許文献2には、被収納物を収納するための収納容器ではないが、上下方向に開口した筒状の枠体を床下収納部内に収納し、該枠体を床下収納部内から取り出す際に利用者がその都度枠体に枠体取出し用の把手を取付け、該把手の把持部を掴むことで枠体を取り出す床下収納庫が開示されている。しかしながらこの床下収納庫は、収納容器の取り出しの都度、把手を枠体に取付けなければならず面倒であり、しかもこの把手は床面よりも下方に位置する床下収納部内に収納された枠体に取付けなければならず、この場合も利用者は把手の取付けの際には床面にかがみ込んで床下収納部内に手を入れて作業をしなければならず不便であった。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−266550号公報
【特許文献2】
実開平05−068811号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、利用者が床面にかがみ込んだ状態で面倒な作業をすることなく床下収納庫本体内から容易に収納容器を取り出すことができる床下収納庫を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る床下収納庫は、床面2から上方に開口する床下収納部3と、床下収納部3の上方開口部を閉塞する開閉自在な蓋4と、被収納物を収納するための収納容器本体6及び収納容器本体6に設けた取出し用の把手7を有すると共に床下収納部3内に取出し自在に収納される収納容器5と、を備え、該収納容器5に、床下収納部3内に収納容器本体6を収納し且つ蓋4が開いた状態において前記把手7の把持部8が床下収納部3の上方開口部3aよりも上方に位置するように把手7に付勢力を付与する付勢手段を設け、収納容器本体6を収納し且つ蓋4が閉じた状態において蓋4により把手7を付勢力に抗して押し下げた状態で把手7を床下収納部3内に収納してなることを特徴とするものである。
【0009】
このように把手7を有する収納容器5を備え、該収納容器5に、床下収納部3内に収納容器本体6を収納し且つ蓋4が開いた状態において前記把手7の把持部8が床下収納部3の上方開口部3aよりも上方に位置するように把手7に付勢力を付与する付勢手段を設け、収納容器本体6を収納し且つ蓋4が閉じた状態において蓋4により把手7を付勢力に抗して押し下げた状態で把手7を床下収納部3内に収納することで、収納容器本体6を床下収納部3内に収納した状態において蓋4を開けた際には、付勢手段により把手7の把持部8が床下収納部3の上方開口部3aよりも上方に位置するように把手7を自動的に移動させることができ、これにより収納容器本体6を取り出す際には利用者は蓋4を開けるだけで床面2にかがみ込んで床下収納部3内に手を入れるといった動作をすることなく把手7の把持部8を把持することができ、利用者は容易に収納容器5を取り出すことができる。
【0010】
また請求項2は請求項1において、上記把手7を収納容器本体6に回動自在に連結し、付勢手段を、床下収納部3内に収納容器本体6を収納し且つ蓋4が開いた状態において前記把手7を起立させて把持部8が床下収納部3よりも上方に位置するように付勢力を付与するものとし、収納容器本体6を収納し且つ蓋4が閉じた状態において蓋4により付勢力に抗して把手7を倒して押し下げた状態で把手7を床下収納部3内に収納してなることを特徴とするものである。
【0011】
このように上記把手7を収納容器本体6に回動自在に連結し、付勢手段を、床下収納部3内に収納容器本体6を収納し且つ蓋4が開いた状態において前記把手7を起立させて把持部8が床下収納部3よりも上方に位置するように付勢力を付与するものとし、収納容器本体6を収納し且つ蓋4が閉じた状態において蓋4により付勢力に抗して把手7を倒して押し下げた状態で把手7を床下収納部3内に収納することで、収納容器本体6を床下収納部3内に収納した状態において蓋4を開けた際には、付勢手段により倒れた状態にある把手7を起立させて把手7の把持部8が床下収納部3の上方開口部3aよりも上方に位置するように自動的に回動させることができ、簡単な構成により把手7の把持部8が床下収納部3の上方開口部3aよりも上方に位置するように把手7を移動させることができる。
【0012】
また請求項3は請求項2において、上記蓋4は回動自在に設けられることで開閉自在となるものであって、該蓋4を閉じる際の回動方向イと把手7を倒す際の回動方向ロとを一致させてなることを特徴とするものである。
【0013】
このように蓋4を閉じる際の回動方向イと把手7を倒す際の回動方向ロとを一致させることで、床下収納部3内に収納容器本体6を収納した状態で蓋4を閉じる方向に回動させるだけで把手7を倒すことができ、これにより蓋4を閉じるだけで把手7を容易に床下収納部3内に収納することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下図1〜3に基づいて本実施形態の床下収納庫について説明する。図1に示す床下収納庫1は、床面2から上方に開口する床下収納部3と、床下収納部3の上方開口部3aを閉塞する開閉自在な蓋4と、床下収納部3内に取り出し自在に収納される収納容器5とを備えている。
【0015】
床下収納部3は、上端開口面が床面2と面一の床12に形成した上方開口部3aと、該上方開口部3aの下方に配設した上方に開口する箱状の収納庫本体11とを備えている。床下収納部3の上方開口部3aは、床12を形成する床材9に形成した平面視矩形状の開口部9aと、床材9の下面の開口部9a側の縁部に設けた開口部9aと平面視略同形同大の開口枠13と、開口枠13の内周面に設けた受け枠14と、からなる。収納庫本体11はその上端部から外方に突設したフランジ部を受け枠14に戴置することで上方開口部3aの下方に配設されており、該収納庫本体11の上方開口部11aを上方開口部3aに連通させている。
【0016】
床下収納部3の上方開口部3aには該上方開口部3aと平面視略同形同大(即ち矩形状)の蓋4を設けている。蓋4は閉状態において前記受け枠14に周縁部が載置されることで、蓋4の上面が床材9表面の床面2と略面一となるように上方開口部3aに配され、該蓋4は図示は省略するが床開口部3の内周縁に蓋4の一端部が回動自在に枢支されることで開閉自在となっている。
【0017】
上記床下収納部3内の蓋4の下方に位置する部分に取出し自在に収納される収納容器5は、図2に示すように、被収納物を収納するための収納容器本体6と、収納容器本体6に設けた収納容器取出し用の把手7とを有する。
【0018】
収納容器本体6は平面視矩形状で且つ上方に開口する有底筒状であって、該収納容器本体6は複数本の金属製の線材からなる籠である。該収納容器本体6は把手7を回動自在に支持するための係止部16、16を備えている。該係止部16は、収納容器本体6の側壁のうち、蓋4の回動軸の軸方向と直交する一組の側壁17、17の上端部中央に夫々設けられており、各係止部16、16は上方に凸となるように略横く字状に屈曲形成した金属製の線材である。また両側壁17、17の上部には、後述する各コイルばね18、18の一端部を取付けるためのばね取付け部22、22を各係止部16の下方に夫々配設している。
【0019】
把手7は収納容器本体6の上部に回動自在に連結されており、回動中心となる回動中心部25と、利用者が収納容器5の取り出しの際に把持する部分である前記回動中心部25と反対側の端部に設けた把持部8と、を備えている。具体的には把手7は、両側片20、20と、両側片20、20の端部同士を連結する中央片21とを備えて、略コ字状に形成されており、該把手7の中央片21が把持部8となっている。両側片20、20の夫々の把持部8と反対側の端部には前記各係止部16、16に引掛けられる引掛け部19、19を形成してあり、各引掛け部19、19は両側片20、20の夫々の把持部8と反対側の端部を把持部8側に折り返すことで形成されている。そして各引掛け部19、19を対応する前記各係止部16に引掛けることで、把手7は収納容器本体11の係止部16、16に回動自在に支持される。即ち、本実施形態では両引掛け部19、19が把手7の回動中心部25となっている。また把手7の各引掛け部19、19と把持部8の間には各コイルばね18、18の他端部を取付けるためのばね取付け部23、23を夫々設けている。
【0020】
そして収納容器5は、前記回動中心部25が蓋4の下方に位置するように収納されており、これにより蓋4を閉じる際の蓋4の回動方向イと把手7を倒す際の把手7の回動方向ロ、及び蓋4を開く際の蓋4の回動方向ハと把手7を起立する際の把手7の回動方向ニとが一致することとなる。
【0021】
上記収納容器5には床下収納部3内に収納容器本体6を収納し且つ蓋4が開いた状態において前記把手7の把持部8が床下収納部3の上方開口部3aよりも上方に位置するように把手7に付勢力を付与するばね等の付勢手段を設けている。本実施形態の付勢手段は収納容器本体6の両側壁17、17に配設した2つのコイルばね18、18としており、両コイルばね18、18は夫々一端部が前述した収納容器本体6に設けた各ばね取付け部22、22に、他端部が把手7に設けた各ばね取付け部23、23に、固着具26、27にて取付けられている。各コイルばね18、18は図3に示すように把手7が起立した状態を維持するように把手7にばね力を付与するものである。
【0022】
そして収納容器本体6を収納し且つ蓋4が閉じた状態においては、上記収納容器5の把手7は、蓋4により把手7を両コイルばね18、18によるばね力(付勢手段による付勢力)に抗して押し下げた状態で把手7が床下収納部3内に位置する状態、即ち把手7が倒れた位置まで回動して押し下げられた状態で収納されており(図1の二点鎖線に示す)、またこの場合把手7は、把手7の上端部に位置することとなる把持部8が蓋4の下面に弾接した状態で、且つ把手7が起立して把持部8が床下収納部3よりも上方に位置するように両コイルばね18、18によりばね力を付与された状態で床下収納部3内に収納されている。なお上記蓋4による把手7の押し下げは蓋4の自重によるものとする。
【0023】
上記床下収納庫1は床下収納部3内に収納した収納容器5の収納容器本体6に家庭内の備品等の被収納物を収納することで、床下収納部3内において被収納物を分類して収納することが可能となる。
【0024】
また被収納物を取り出す際に床下収納部3内に収納した収納容器本体6を取り出す場合は、利用者は蓋4を回動させて蓋4を開ける。蓋4を開けると、前述した両コイルばね18、18は図1中矢印イに示す方向に把手7を回動(移動)させる。そして両コイルばね18、18は図3に示すように把手7が起立状態になるまで回動(移動)させ、把手7の把持部8が床下収納部3の上方開口部3aよりも上方に位置する状態で保持する。このように蓋4を開けた際に両コイルばね18、18により該蓋4の開動作に連動して自動的に把手7の把持部8が床下収納部3の上方開口部3aよりも上方に位置するように把手7を回動(移動)させることで、収納容器本体6を取り出す際には利用者は床面2にかがみ込んで床下収納部3内に手を入れるといった動作をすることなく蓋4を開けるだけで上方開口部3aより上方に突出した把手7の把持部8を把持することができ、しかもこの場合、自動的に把手の把持部8が回動(移動)するため、従来例のように把手7を取付けたり、起立状態まで回動させる等の面倒な作業をする必要がなく便利であり、上記により利用者は容易に収納容器5を床下収納部3内から取り出すことができる。
【0025】
また取り出した収納容器5を床下収納部3内に収納する場合は、蓋4を開けた状態且つ収納容器本体6を床下収納部3内に収納した状態にし、この後蓋4を閉じる方向に回動させて蓋4にて床下収納部3の上方開口部3aを閉塞する。この際、前述したように蓋4を閉じる際の回動方向イと、把手7を倒す際の回動方向ロとが一致しているため、閉方向に回動する蓋4の下面により把手7を両コイルばね18、18によるばね力に抗して把手7が倒れた状態にまで回動させて押し下げることができ、これにより利用者は蓋4を閉じる方向に回動させるだけで把手7を倒すことができ、つまりは蓋4を閉じるだけで把手7を容易に床下収納部3内に収納することができ便利である。
【0026】
なお上記では蓋4を床下収納部3の上方開口部3aに回動自在に連結することで、蓋4を開閉自在なものとしたが、例えば蓋4は単に着脱自在に床下収納部3の上方開口部3aに取付けてあっても良く、つまり蓋4は床下収納部3の上方開口部3aを閉塞でき開閉自在なものであれば良いものとする。また上記では床下収納部3内に一つの収納容器5を収納したが、該床下収納部3内には複数の収納容器5を収納しても良いものとする。
【0027】
次に上記とは異なる実施形態を図4に示す。なお上記図1に示す実施形態と同一の構成については同一の番号を付与してあり、重複する説明については説明を省略する。
【0028】
本実施形態では図4に示すように上記蓋4を、2つの蓋体24、24からなる観音開き式の蓋4とし、把手7を倒す際の回動方向ロと、該把手7の回動中心部25、25の上方に位置する一方の蓋体24aを閉じる際の回動方向イとを一致させている。詳述すると、各蓋体24、24の片側端部は床下収納部3の上方開口部3aの対向する2辺に相当する部分に回動自在に枢支されており、これにより蓋4は観音開き式に回動自在となっている。床下収納部3内における一方の蓋体24aの下方に位置する部分には、上記図1に示す実施形態と同じ収納容器5が収納されており、該収納容器5の収納容器本体6は把手7の回動中心部25を一方の蓋体24aの下方に配されるように収納されており、これにより一方の蓋体24aを閉じる際の回動方向と把手7を倒す際の回動方向とを一致させている。なお本実施形態では収納容器5を床下収納部3の一方の蓋体24aの下方に位置する部分にのみ収納した例を示したが、例えば床下収納部3内に複数の収納容器5を収納し、各収納容器5の収納容器本体6を床下収納部3内に収納した状態において、各収納容器5の把手7を閉じる際の回動方向と、各収納容器5の上方に位置する蓋体24の閉じる際の回動方向とを一致させても良いものとする。
【0029】
このように構成することで、観音開き式の蓋4を有する床下収納庫1においても、上記図1に示す実施形態と同様に、蓋体24aを閉じる方向に回動させるだけで該蓋体24aの下方に位置する収納容器5の把手7を倒すことができ、これにより蓋体24aを閉じるだけで把手7の把持部8を容易に床下収納部3内に収納することができる。
【0030】
次に上記図1及び図4に示す実施形態とは更に異なる例の実施形態を図5に示す。なお上記図1の実施形態と同一の構成については同一の番号を付与してあり、重複する説明については説明を省略する。
【0031】
本実施形態の床下収納庫1は図5に示すように、上記把手7を収納庫本体6に上下移動自在に設け、上記付勢手段を、床下収納部3内に収納容器本体6を収納し且つ蓋4が開いた状態において、把手7が上方に移動して把手7の把持部8が床下収納部3の上方開口部よりも上方に位置するように把手7に付勢力を付与するものとし、収納容器本体6を収納し且つ蓋4が閉じた状態において蓋4により把手6を付勢力に抗して下方に押し下げた状態で床下収納部3内に収納している。詳述すると、把手7の両側片20、20は収納容器本体6の両側壁17、17の夫々の上下方向の複数箇所に設けた支持部材28により上下移動自在に支持されている。把手7の両側片20、20の下端部には夫々ストッパ29、29を設けてあり、中間部には付勢手段となる2つのコイルばね31、31の上端部が取り付けられるばね取り付け部30、30が夫々形成されている。そして各ばね取り付け部30、30の下面には各コイルばね31、31の上端部が設けてあり、各コイルばね31、31の下端部は各側壁17、17に設けた複数の支持部材28のうち、一つの支持部材28に取り付けられている。両コイルばね31、31は把手7の把持部8が床下収納部3の上方開口部よりも上方に位置した状態を維持するように把手7に上方向のばね力を付与するものであって、両コイルばね31、31は把手6がばね力に抗して下方に位置する際に縮んで上方にばね力を付与した状態となり、把持部8が床下収納部3の上方開口部よりも上方に位置した際には膨らんだ状態となる。またこの両コイルばね31、31が膨らんだ状態では図に示すようにストッパ29、29の上面が前記コイルばね18の上端部を取り付けた支持部材28に当接するものであって、これにより利用者が把手7の把持部8を把持した際にストッパ29、29にて収納容器本体6を支持できるようになっている。
【0032】
そして収納容器本体6を収納し且つ蓋4が閉じた状態においては、上記収納容器5の把手7は、両コイルばね31、31によるばね力に抗して把手7の把持部8が床下収納部3内に位置する状態、即ち把手7の把持部8が蓋4の下面に弾接した状態で且つ把手7を上方に移動させて把持部8が床下収納部3の上方開口部3aよりも上方に位置するように両コイルばね31、31によりばね力を付与された状態で床下収納部3内に収納されている。
【0033】
収納容器本体11を取り出す際は、利用者は蓋4を回動させて開ける。蓋4を開けると、前述した両コイルばね31、31は、蓋4の開動作に連動して把手7の把持部8が上方開口部3aよりも上方に突出する位置(図5中二点鎖線に示す)まで把手7を上方に移動させ、この位置で把手7を保持する。
【0034】
また収納容器5を床下収納部3内に収納する際は、蓋4を開けた状態とした後、収納容器本体6を床下収納部3内に収納し、この後蓋4を閉じる方向に回動させて蓋4を閉じる。この際、把手7は蓋4の閉じる方向への回動により把手7上端部が蓋4の下面に押されて両コイルばね31、31のばね力に抗して下方に押し下げられ、これにより把手7が床下収納部3内に収納されることとなる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の床下収納庫は利用者が床面にかがみ込んだ状態で面倒な作業をすることなく床下収納庫本体内から容易に収納容器を取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示す床下収納庫の正面断面図である。
【図2】同上の収納容器の斜視図である。
【図3】(a)図2のA部拡大正面図であり、(b)は(a)の側断面図である。
【図4】異なる実施形態の一例の床下収納庫の正面断面図である。
【図5】更に異なる実施形態の一例の床下収納庫の収納容器を示す要部拡大正面図である。
【符号の説明】
イ 蓋を閉じる際の回動方向
ロ 把手を倒す際の回動方向
1 床下収納庫
2 床面
3 床下収納部
3a 上方開口部
4 蓋
5 収納容器
6 収納容器本体
7 把手
8 把持部

Claims (3)

  1. 床面から上方に開口する床下収納部と、床下収納部の上方開口部を閉塞する開閉自在な蓋と、被収納物を収納するための収納容器本体及び収納容器本体に設けた取出し用の把手を有すると共に床下収納部内に取出し自在に収納される収納容器と、を備え、該収納容器に、床下収納部内に収納容器本体を収納し且つ蓋が開いた状態において前記把手の把持部が床下収納部の上方開口部よりも上方に位置するように把手に付勢力を付与する付勢手段を設け、収納容器本体を収納し且つ蓋が閉じた状態において蓋により把手を付勢力に抗して押し下げた状態で把手を床下収納部内に収納してなることを特徴とする床下収納庫。
  2. 上記把手を収納容器本体に回動自在に連結し、付勢手段を、床下収納部内に収納容器本体を収納し且つ蓋が開いた状態において前記把手を起立させて把持部が床下収納部よりも上方に位置するように付勢力を付与するものとし、収納容器本体を収納し且つ蓋が閉じた状態において蓋により付勢力に抗して把手を倒して押し下げた状態で把手を床下収納部内に収納してなることを特徴とする請求項1記載の床下収納庫。
  3. 上記蓋は回動自在に設けられることで開閉自在となるものであって、該蓋を閉じる際の回動方向と把手を倒す際の回動方向とを一致させてなることを特徴とする請求項2記載の床下収納庫。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009264700A (ja) * 2008-04-28 2009-11-12 Sekisui Chem Co Ltd 加湿器、加湿システム、床下暖房システム及び建物

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