JP2005013632A - Pachinko game ball polishing device - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、搬送ベルト、ガイド部材及び研磨布によりパチンコ玉を搬送研磨可能なパチンコ玉研磨装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
これまでに知られているパチンコ玉研磨装置(以下、適宜「従来装置」という)として、図9に示すものがある。この従来装置は、パチンコ玉と接触する搬送面を有する搬送ベルト101と、搬送ベルト101のテンションを保持するためのテンションローラ103と、ガイド面側に複数のガイド溝105,...を備えるガイド部材107と、ガイド部材107のガイド面上に装着された研磨材109と、ガイド部材107をガイド面とは反対側から支持するためのカバーケース111と、ガイド部材107とカバーケース111との間に配された緩衝用ゴム材113と、を備えている。そしてこのような構成により、ガイド溝105,...に受け入れたパチンコ玉を、搬送ベルト101に押圧しながら搬送研磨するように構成されている。したがって、従来装置が稼動しているときのガイド部材107は、常にパチンコ玉の衝突や擦りにさらされている。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−276709号公報(段落0009、図7参照)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来装置のガイド部材は、稼動中において常にパチンコ玉の衝突や擦りにさらされているわけであるが、それらが最も激しい個所は、その下端部である。下端部は、勢いよく飛びこんでくるパチンコ玉を受け入れる部分であるから、パチンコ玉による衝撃を最も受けやすいためである。衝突や擦りにさらされる下端部は、磨耗したり、また、時には破損したりするおそれすらある。激しく磨耗したとき、また、破損したときは、もはやそのガイド部材は使用することができないので、ガイド部材全体を交換する必要がある。磨耗又は破損した下端部以外の部分は、まだ使用可能であるのに、ガイド部材全体を交換しなければならないとするのは、たいへん不経済であり、産業廃棄物の量をいたずらに増やしてしまうことになり、好ましいことではない。本発明が解決しようとする課題は、磨耗又は破損が生じるのはしかたがないとしても、そのようなときにガイド部材全体を交換せずに済むようなガイド部材を備えるパチンコ玉研磨装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために発明者は、ガイド部材を、磨耗又は破損に係る部分と、それ以外の部分とから構成し、前者のみ交換可能とすることにより、後者は交換せずに継続使用できるようにした。その詳しい内容については、項を改めて説明する。なお、何れかの請求項における発明の説明において行う用語の定義等は、その性質上可能な範囲において他の請求項における発明にも適用されるものとする。
【0006】
(請求項1記載の発明の特徴)
請求項1記載の発明に係るパチンコ玉研磨装置(以下、適宜「請求項1の研磨装置」という)は、搬送塔と、当該搬送塔内でパチンコ玉と接触可能な搬送面を有する搬送ベルトと、当該搬送面と対向するガイド面を有するガイド部材と、当該ガイド部材のガイド面側に形成したガイド溝と、当該ガイド面上に装着した研磨布と、を含み、当該ガイド溝に当該研磨布を介して受け入れたパチンコ玉を、当該搬送ベルトの回転により搬送研磨するための装置である。当該ガイド部材が、ガイド部材本体と、当該ガイド部材本体の下部に位置する下部部材と、当該ガイド部材本体と当該下部部材との間に設けた下部脱着構造と、を含むものである。
【0007】
請求項1の研磨装置によれば、搬送塔内での搬送ベルトの回転により、この搬送ベルト及び研磨布を介したガイド部材との間に挟持したパチンコ玉を研磨しながら所定方向に搬送する。ガイド部材の、特に下部部材は、研磨布を介しているとはいえ、その研磨布を介してパチンコ玉の衝突や擦りにさらされる。したがって、下部部材は磨耗したり、また、時には破損したりするおそれがある。磨耗したり破損したりした下部部材は、下部脱着構造の取付作用を解除してガイド部材本体から取り外し、その代わりに別の新しい下部部材を取付作用の駆動により取り付ける。ガイド部材本体はそのままであるが、下部部材の取り換えによりガイド部材を継続使用することができる。廃棄するのは磨耗又は破損した下部部材だけであるから、たいへん経済的であり、また、廃棄物の量もガイド部材全体を廃棄しなければならない場合に比べて、極めて少なくて済む。また、稀ではあろうが、ガイド部材本体が磨耗又は破損して、下部部材のみが継続使用可能な場合もあり得る。この場合は、ガイド部材本体のみ交換してガイド部材全体を継続使用することもできる。下部部材を継続使用できる点で、経済的であり、また、廃棄物減量のために好ましい。
【0008】
(請求項2記載の発明の特徴)
請求項2記載の発明に係るパチンコ玉研磨装置(以下、適宜「請求項2の研磨装置」という)は、請求項1の研磨装置であって、前記下部脱着構造が、前記ガイド部材の長手方向に抜き差し可能な凹凸嵌合構造と、当該凹凸嵌合構造の抜けを解除可能に防止するための抜け止め構造と、を含ませることができる。凹凸嵌合構造とは、ガイド部材本体又は下部部材の何れか一方が凹部を有するときに他方が当該凹部と嵌合可能な凸部を有する構造のことをいう。前者が凹部を有するときは後者が凸部を有することになり、前者が凸部を有するときは後者が凹部を有することになる。
【0009】
請求項2の研磨装置によれば、請求項1の研磨装置の作用効果に加え、凹凸嵌合構造の作用により、ガイド部材に対する下部部材を抜き差しにより脱着することができる。抜き差し動作は、脱着動作の中でも比較的単純な動作であり、この単純な動作により脱着の目的を果たすことができるため、たいへん便利である。抜け止め構造が、下部部材の抜けを有効に防止する。下部部材を交換するときは、この抜け止め構造の抜け止め作用を解除して行う。
【0010】
(請求項3記載の発明の特徴)
請求項3記載の発明に係るパチンコ玉研磨装置は、請求項2のパチンコ玉研磨装置であって、前記凹凸嵌合構造が、前記ガイド部材本体を長手方向に貫通する少なくとも1筋の貫通路を含むものである。貫通路の断面形状に制限はないが、矩形や円形が一般的である。貫通路は少なくとも1筋あれば足り、複数筋としてもよい。
【0011】
請求項3のパチンコ玉研磨装置によれば、貫通路が凹凸嵌合構造の凹部として機能する。したがって、下部部材には、貫通路と嵌合可能な凸部を形成することになる。ガイド部材本体を長手方向に貫通路を貫通させたのは、強度を損なわずにガイド部材本体を軽量化するためである。また、ガイド部材本体を構成する素材や製造方法にもよるが、たとえば、アルミニウムのような金属材を押出成形により製造した場合に、貫通路の分だけ金属材を節約することができる。さらに、貫通路内にある空気が緩衝材として働くことにより、パチンコ玉を研磨するときに発生する騒音を軽減させる効果を期待することができる。
【0012】
(請求項4記載の発明の特徴)
請求項4記載の発明に係るパチンコ玉研磨装置(以下、適宜「請求項4の研磨装置」という)は、請求項1乃至3何れかの研磨装置であって、前記ガイド部材が、さらに、前記ガイド部材本体の上部に位置する上部部材と、当該ガイド部材本体と当該上部部材との間に設けた上部脱着構造と、を含むものである。
【0013】
請求項4の研磨装置によれば、請求項1乃至3何れかの研磨装置の作用効果に加え、上部脱着構造の脱着作用により、上部部材もガイド部材本体に対して脱着することができる。上部部材は、一般に下部部材ほどではないにしろ、磨耗又は破損する場合が想定される。そのようなときに、上部部材を新しいものと交換できるので、下部部材だけしか交換できない場合に比べ、さらに経済的であり、産業廃棄物量も軽減する。
【0014】
(請求項5記載の発明の特徴)
請求項5記載の発明に係るパチンコ玉研磨装置(以下、適宜「請求項5の研磨装置」という)は、請求項4の研磨装置であって、前記上部部材が、前記下部部材と同じ構造を備え、前記上部脱着構造が、前記下部脱着構造と同じ構造を備えている。「同じ構造」とは、下部部材をそのまま上部部材として、また、上部部材をそのまま下部部材として、それぞれ使用可能、すなわち、両部材が互換可能であることを意味する。
【0015】
請求項5の研磨装置によれば、請求項4の研磨装置の作用効果に加え、下部部材と上部部材とが互換可能であるから、製造すべき部材は、下部部材又は上部部材の何れか一方で足りる。すなわち、下部部材と上部部材とを別々に製造する場合に比べると、部品点数を少なくすることができるため、その分、製造コストを低くすることができる。
【0016】
(請求項6記載の発明の特徴)
請求項6記載の発明に係るパチンコ玉研磨装置(以下、適宜「請求項6の研磨装置」という)は、請求項1乃至5何れかの研磨装置であって、当該貫通路と直交する当該ガイド部材本体の横断面の形状を、横断面の位置にかかわらず一定とすることができる。
【0017】
請求項6の研磨装置によれば、請求項1乃至5記載の研磨装置の作用効果に加え、ガイド部材本体を、たとえば、金属や合成樹脂により構成する場合に、それらを押出成形することにより製造が可能になる。押出成形に使用する金型が射出成形等に使用する金型より単純な構造で済むため、前者は後者よりも安価で調達することができる。安価な金型はガイド部材本体の製造コストを抑制し、ひいては、パチンコ玉研磨装置全体のコストを引き下げる。
【0018】
(請求項7記載の発明の特徴)
請求項7記載の発明に係るパチンコ玉研磨装置(以下、適宜「請求項7の研磨装置」という)は、請求項1乃至6何れかの研磨装置であって、前記ガイド部材本体が、金属により構成してあるとともに、前記ガイド面とは反対側の面である背面を備え、当該ガイド部材本体の背面が、前記搬送塔外壁面の一部を構成している。すなわち、ガイド部材本体が、搬送塔の内部に位置するのではなく、搬送塔の外壁の一部を構成している。
【0019】
請求項7の研磨装置によれば、請求項1乃至6何れかの研磨装置の作用効果に加え、ガイド部材本体を搬送塔内に位置させる部材を不要とする。そのような部材とガイド部材本体とを一体化させた、とも言える。この結果、部品点数の減少によるコスト抑制を図ることができるとともに、上記部材を不要としたことにより、そのような部材とガイド部材本体との共存による熱膨張に伴う不都合を回避することができる。すなわち、研磨布を介したガイド部材本体と搬送ベルトとによるパチンコ玉の研磨は、そのパチンコ玉を研磨布に擦りつけることにより行うわけであるが、その擦りつけにより多量の熱が発生する。この熱は、ガイド部材本体はもとより、上記部材をも加熱して両者を膨張させる。しかし、一般に両者の膨張係数が異なるため、その膨張度合いに差が生じ、その差によるストレスが、たとえば、ガイド部材本体の破損につながるおそれがある。請求項7の研磨装置に係るガイド部材本体は、そのような併存する部材を要しないので、膨張係数の異なりに起因する不都合を未然に防止することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、各図を参照しながら、本発明の実施の形態(以下、適宜「本実施形態」という)について説明する。図1は、パチンコ玉研磨装置の正面図及び側面図である。図2は、図1に示すパチンコ玉研磨装置のガイド部材本体を搬送塔に対して開放した状態を示す正面図である。図3は、図1に示す搬送塔のA―A断面図である。図4及び5は、ガイド部材の斜視図である。図6は、抜け止め部材の斜視図である。図7は、図4に示すガイド部材のB−B断面図である。図8は、図4に示すガイド部材のC−C断面図に搬送ベルトと研磨布とを付加した図である。
【0021】
(搬送研磨装置の概略構造)
図1乃至4を参照しながら、パチンコ玉搬送研磨装置(以下、「研磨装置」という)について説明する。研磨装置1は、床面に設置するベース部3と、このベース部から起立する搬送塔5と、から概ね構成してある。搬送塔5は、ガイド部材7と、ガイド部材7のガイド面9上に装着した研磨布13(図3参照)と、搬送ベルト15と、を備えている。図3に示す符号19は、搬送ベルト15をガイドするためのガイドローラを示している。
【0022】
(搬送ベルトの構造)
図1乃至4に示すように、搬送ベルト15は、下ローラ21と上ローラ23に巻き渡した無端ベルトであって、モータ25を駆動源として回転するようにしてある。また、下ローラ21から見た往路で搬送塔5内を通過し、復路でベルトカバー27内を通過するようにしてある。搬送ベルト15は、搬送しようとするパチンコ玉と接触する搬送面17を有し、パチンコ玉に押圧力を加えるために充分な弾性を備えている。搬送ベルト15を構成する素材は、合成ゴムが一般的であるが、合成ゴム以外の素材(たとえば、布材、合成皮革材)やこれらの複合体等であってもよい。
【0023】
(ガイド部材の構造)
図2乃至4を参照しながら、ガイド部材7について説明する。ガイド部材7は、ガイド部材本体31と、ガイド部材本体31の上部に位置する上部部材55と、ガイド部材本体31の下部に位置する下部部材51と、から構成してある。ガイド部材7の搬送塔5内部側の面、すなわち、ガイド面9側には、研磨布13を介してパチンコ玉を搬送方向に沿って一列縦列で受入可能なほぼ半円状のガイド溝11を複数筋(本実施形態では7筋)形成してある。上述したように、ガイド部材7は複数の部材により構成してあるが、各ガイド溝11は、これらの部材全体に渡って形成してある。ガイド面9とは反対側に位置する面は、背面10となっている。
【0024】
ガイド部材本体31は、合成樹脂製としてもよいが、金属製としてある。本実施形態では、アルミニウム製とした。アルミニウムは、主として、比較的軽量であること、適度な強度を備えていること、後述するように押出成形を行いやすいこと、から採用した。ガイド部材本体31の長手方向には、複数筋(本実施形態では6筋)の貫通路33を貫通形成してある。図3乃至5に示すように、貫通路33は、断面形状をほぼ正方形に形成してあるが、これは、円形でも、それ以外の形状でも構わない。図7に示すように、各貫通路33の幅寸法は、常に一定、すなわち、横断面の形状が常に一定になっている。この点は、製造方法と関連して後述する。貫通路33を形成したのは、第1にガイド部材本体31の強度を損なわない軽量化と、第2に使用するアルミニウム材の節約と、最後に後述する凹凸嵌合構造の一部の形成と、を図るためである。
【0025】
図3乃至6に示すように、ガイド部材本体31には、前述したガイド溝11及び貫通路33のほかに、その幅方向両端には両端方向に開口する断面T字状のT字スロット35,36が長手方向に貫通形成してあり、さらに、ガイド面9端部から起立してガイド面9内側方向に屈曲するほぼL字状の押え片37,38を設けてある。T字スロット35は、スライドネジ47を、ガイド部材本体31の長手方向にスライド可能かつ固定可能とするための溝であり、T字スロット36は、スライドネジ43を、ガイド部材本体31の長手方向にスライド可能かつ固定可能とするための溝である。押え片37,38は、ガイド面9上に装着した研磨布13の幅方向両端が、ガイド面9から浮くのを防止することを主目的とする。
【0026】
ガイド部材本体31は、押出成形することにより製造することが好ましい。前述したように、ガイド部材本体31は、ガイド溝11、貫通路33、T字スロット35,36及び押え片37,38を含むが、押出成形により製造すると、これらは何れも、貫通路33と直交する横断面の形状が、横断面の位置にかかわらず一定になる。すなわち、貫通路33と直交するガイド部材本体31の横断面の形状が、横断面の位置にかかわらず一定になる。無垢のアルミ材を切削加工等することにより製造したり、射出成形により製造したりすることもできるが、前者は加工の手間がかかりすぎるし、後者は押出成形の金型に比べて複雑にならざるを得ない。よって、比較的手間がかからず金型も比較的安価で済む押出成形を採用した。
【0027】
図2及び3に示すように、ガイド部材本体31は、ヒンジ41により搬送塔5に対して開閉自在に取り付けてある。ヒンジ41は、ネジ42とスライドネジ43とにより取り付けてあり、スライドネジ43は、T字スロット36内を上下方向(図3の紙面垂直方向)にスライド可能、かつ、任意の位置で締めつけることにより固定可能に構成してある。他方、ガイド部材本体31のヒンジ41と反対側には、T字スロット35内を上下方向にスライド可能、かつ、任意の位置で締めつけることにより固定可能に構成したスライドネジ47を配してある。また、搬送塔5の本体に設けた軸ピン45と、軸ピン45を中心に揺動可能な揺動アーム46を設けてある。揺動アーム46は、その先端に、スライドネジ47と係合可能な切欠を有しており、図3に示す状態から紙面手前方向に揺動したときに、スライドネジ47との係合を解除可能に構成してある。揺動アーム46をスライドネジ47に係合させるときは、揺動アーム46を、図3の紙面裏側方向に揺動させる。この係合が、ガイド部材本体31を搬送塔5の本体にロックする。ロックしたガイド部材本体31の背面10は、図1乃至3に示すように、搬送塔5の外壁面の一部を構成する。すなわち、ガイド部材本体31は、それ自体が搬送塔5を開閉するためのドアとしての役割を果たしている。
【0028】
従来であれば、搬送塔を開閉するためのドアがあり、そのドアの内面にガイド部材本体が配されていたが、本実施形態によれば、そのようなドアは不要である。不要としたため、その分、部品点数の減少によるコスト抑制を図ることができる。さらに、仮に、ガイド部材本体31を、ドアのような他の部材と一体化させたとすると、そのような他の部材とガイド部材本体31との共存による熱膨張に伴う不都合を回避することができる。パチンコ玉研磨に伴って発生する熱が、ガイド部材本体31はもとより、上記他の部材をも加熱して両者を膨張させるが、一般に両者の膨張係数が異なるため、その膨張度合いに差が生じ、その差によるストレスが、ガイド部材本体31の破損につながるおそれがある。この破損を防ぐために、ドアを不要としたのである。なお、本実施形態におけるガイド部材本体31は、一気に製造ができて組み立てを不要とするために単一部材により構成してあるが、これを長手方向に並ぶ複数の部材により構成してもよい。複数の部材により構成する場合は、両者を結合する結合手段が必要となる。
【0029】
(上部部材と下部部材)
図4乃至6及び8に基づいて説明する。上部部材55と下部部材51は、何れも合成樹脂により構成してある。金属製としても構わないが合成樹脂製としたのは、上部部材55及び下部部材51は、ガイド部材本体31と比べてより複雑な構造を有しているため、合成樹脂材を、たとえば、射出成形により成形するほうが、金属の成形や加工に比べて容易であるからである。上部部材55と下部部材51とは、相異なる形状に形成することも可能であるが、共通化することにより製造金型の種類を減らすとともに、製造手順を単純化するために、本実施形態では両部材を同形状とした。したがって、製造にあたって、上部部材55と下部部材51の何れか一方だけを製造すれば足り、たとえば、下部部材51を製造するのであれば、それをそのまま上部部材55として使用することができる。逆も、同じである。なお、両部材を同形状としたため、以下の説明においては、上部部材55についてだけ説明するが、形状の説明に必要なときは下部部材51をも参照する。
【0030】
上部部材55は、その幅寸法がガイド部材本体31の幅寸法とほぼ同じに形成してあり、そのガイド面57側にはガイド溝11の一部が形成してある。前述したようにガイド溝11は、この上部部材55とガイド部材本体31と下部部材51の三者に渡って形成してある。上部部材55のガイド面57は、その先端(ガイド部材本体31と反対側の端)に向って先細りするなだらかな曲面(図8参照)になっている。これは、図8に示すように、ガイド面57に装着する研磨布13を、なるべく磨耗させないためである。すなわち、パチンコ玉は、これを研磨布13に擦りつけることにより研磨するわけであるが、この擦りにより研磨布13が上部部材55に対して、図8の上下方向にずれることになる。このずれは、研磨布13の磨耗の主因となり得るので、ずれる研磨布13が上部部材55から受ける摩擦を最小限に食い止めるためである。なお、図4に示す符合60は、後述する抜け止め構造71の一部を構成する係合凹部を示している。
【0031】
(凹凸嵌合構造)
図4乃至6を参照しながら説明する。上部部材55のガイド部材本体31側の端面には、6本の凸部59を形成してある。各凸部59の横断面の形状は、貫通路33の横断面の形状より僅かに小径の相似形に形成してある。これは、上部部材55とガイド部材本体31とを接合する際に、各凸部59を、各貫通路33に差し込むだけで両者間の位置決めがなされるようにするためである。各凸部59と各貫通路33とにより、本実施形態における凹凸嵌合構造(上部脱着構造)61を構成する。上記構成を有する凹凸嵌合構造61は、ガイド部材7の長手方向に抜き差しできる構造となっているが、そのように構成したのは、主として、ガイド部材本体31を押出成形により製造し、その後、格別な後加工をせずにそのまま使用可能とするためである。なお、ガイド部材本体31と下部部材51との間にも、同様に凹凸嵌合構造61(下部脱着構造)を形成してある。
【0032】
(抜け止め構造)
図4乃至6に基づいて説明する。抜け止め構造71は、前述した上部部材55側面の係合凹部60と、係合部材73と、により構成してある。係合部材73は、L字板75と、ネジ77と、台形スライド部79と、から構成してある。L字片75は、金属板をほぼ直角に曲げることにより形成したものであって、係合凹部60と係合可能に形成した係合片75aと、ネジ77を介して台形スライド部79を支持する支持片75bと、から構成してある。台形スライド部79は、図4に示すように、T字スロット36内を、同図の上下方向にスライド可能な扁平T字状に形成してあり、所定位置にスライド移動させた台形スライド部79は、ネジ77を締めつけることによりガイド部材本体31に対して固定する役目を担っている。凹凸嵌合構造61により上部部材55をガイド部材本体31に嵌合させた後に、係合部材73を上下方向にスライドさせて係合片75aを係合凹部60に差し込み、両者を係合させる。係合させたら、ネジ77を締めつけて台形スライド部79をガイド部材本体31に対して固定する。これにより、上部部材55がガイド部材本体31から抜けなくなる。逆に、ネジ77を弛めて係合片75aと係合凹部60との間の係合を解除すれば、上部部材55をガイド部材本体31から抜き取ることができる。図4に示すガイド部材本体31の右端のT字スロット35も、これを使用して係合部材73(図示を省略)による抜け止めを行う。下部部材51についても同じである。抜け止め構造71を設けたのは、上部部材55とガイド部材本体31との脱着を、長さ方向の抜き差しだけで行えるように構成したため必要だからであって、嵌合構造だけで抜け止めが図れるのであれば抜け止め構造を省略することができる。
【0033】
(本実施形態特有の作用効果)
図1乃至6に基づいて説明する。研磨装置1によれば、搬送塔5内での搬送ベルト15の回転により、この搬送ベルト15及び研磨布13を介したガイド部材7との間に挟持したパチンコ玉を研磨しながら所定方向に搬送する。ガイド部材7の、下部部材51と上部部材55は、研磨布13を介しているとはいえ、その研磨布13を介してパチンコ玉の衝突や擦りにさらされる。したがって、下部部材51と上部部材55は、特に前者は、磨耗したり、また、時には破損したりするおそれがある。磨耗したり破損したりした下部部材51は、凹凸嵌合構造(下部脱着構造)61の取付作用を解除してガイド部材本体31から取り外し、その代わりに別の新しい下部部材51を取付作用の駆動により取り付ける。ガイド部材本体31はそのままであるが、下部部材51の取り換えによりガイド部材7を継続使用することができる。上部部材55についても、同じことが言える。したがって、廃棄するのは磨耗又は破損した下部部材51及び上部部材55だけであるから、たいへん経済的であり、また、廃棄物の量もガイド部材全体を廃棄しなければならない場合に比べて、極めて少なくて済む。さらに、下部部材51(下部部材55)の脱着は、凹凸嵌合構造61による長手方向の抜き差しと、抜け止め構造71の働きにより容易に行うことができる。
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、ガイド部材に磨耗又は破損が生じたときに、ガイド部材全体ではなく一部分のみを交換すれば済むようなパチンコ玉研磨装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ玉研磨装置の正面図及び側面図である。
【図2】図1に示すパチンコ玉研磨装置のガイド部材本体を搬送塔に対して開放した状態を示す正面図である。
【図3】図1に示す搬送塔のA―A断面図である。
【図4】ガイド部材の斜視図である。
【図5】ガイド部材の斜視図である。
【図6】抜け止め部材の斜視図である。
【図7】図4に示すガイド部材のB−B断面図である。
【図8】図4に示すガイド部材のC−C断面図に搬送ベルトと研磨布とを付加した図である。
【図9】従来のパチンコ玉研磨装置の横断面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ玉研磨装置(研磨装置)
3 ベース部
5 搬送塔
7 ガイド部材
9 ガイド面
10 背面
11 ガイド溝
13 研磨布
15 搬送ベルト
17 搬送面
19 ガイドローラ
21 下ローラ
23 上ローラ
25 モータ
27 ベルトカバー
31 ガイド部材本体
33 貫通路
35,36 T字スロット
37,38 押え片
41 ヒンジ
42 ネジ
43 スライドネジ
45 軸ピン
46 揺動アーム
47 スライドネジ
51 下部部材
55 上部部材
57 ガイド面
59 凸部
60 係合凹部
61 凹凸嵌合構造
71 抜け止め構造
73 係合部材
75 L字板
75a 係合片
75b 支持片
77 ネジ
79 台形スライド部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a pachinko ball polishing apparatus capable of transporting and polishing pachinko balls with a transport belt, a guide member, and a polishing cloth.
[0002]
[Prior art]
As a pachinko ball polishing apparatus known so far (hereinafter referred to as “conventional apparatus” as appropriate), there is one shown in FIG. This conventional apparatus includes a
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 11-276709 (see paragraph 0009, FIG. 7)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, the guide member of the conventional apparatus is always exposed to the collision and rubbing of the pachinko balls during operation, but the most intense part is the lower end portion. This is because the lower end portion is a portion that receives a pachinko ball that jumps in vigorously, and is therefore most susceptible to an impact by the pachinko ball. The lower end exposed to collision and rubbing can be worn and sometimes even damaged. When severely worn or damaged, the guide member can no longer be used and the entire guide member must be replaced. It is very uneconomical to have to replace the entire guide member, even though parts other than the worn or damaged lower end can still be used, and the amount of industrial waste is increased unnecessarily. This is not preferable. The problem to be solved by the present invention is to provide a pachinko ball polishing apparatus provided with a guide member that does not require replacement of the entire guide member in such a case even if wear or breakage is unlikely to occur. There is.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the inventor comprises a guide member composed of a part related to wear or breakage and the other part, and only the former can be replaced, and the latter can be used without replacement. I was able to do it. The details will be explained anew in the section. It should be noted that the definitions of terms used in the description of the invention in any claim shall be applied to the inventions in other claims as far as possible in nature.
[0006]
(Characteristics of the invention of claim 1)
A pachinko ball polishing apparatus according to the invention of claim 1 (hereinafter referred to as “the polishing apparatus of
[0007]
According to the polishing apparatus of the first aspect, the pachinko ball sandwiched between the conveyance belt and the guide member via the polishing cloth is conveyed in a predetermined direction by the rotation of the conveyance belt in the conveyance tower. The guide member, particularly the lower member, is exposed to the collision and rubbing of the pachinko balls through the polishing cloth, even though the polishing cloth is interposed. Therefore, the lower member may be worn or sometimes damaged. The worn or damaged lower member is removed from the guide member main body by releasing the attachment action of the lower detachable structure, and another new lower member is attached by driving the attachment action instead. The guide member main body remains as it is, but the guide member can be continuously used by replacing the lower member. Since only the worn or broken lower member is discarded, it is very economical and the amount of waste is much smaller than when the entire guide member has to be discarded. Moreover, although it is rare, the guide member main body may be worn or damaged, and only the lower member may continue to be used. In this case, only the guide member main body can be replaced and the entire guide member can be used continuously. It is economical in that the lower member can be used continuously, and is preferable for waste reduction.
[0008]
(Characteristics of the invention described in claim 2)
A pachinko ball polishing apparatus according to a second aspect of the present invention (hereinafter referred to as “the polishing apparatus according to the second aspect” as appropriate) is the polishing apparatus according to the first aspect, wherein the lower detachment structure is a longitudinal direction of the guide member. And a concave / convex fitting structure that can be inserted / removed, and a retaining structure for releasably preventing the concave / convex fitting structure from coming off. The concave-convex fitting structure refers to a structure in which when either the guide member main body or the lower member has a concave portion, the other has a convex portion that can be fitted to the concave portion. When the former has a concave portion, the latter has a convex portion, and when the former has a convex portion, the latter has a concave portion.
[0009]
According to the polishing apparatus of the second aspect, in addition to the effect of the polishing apparatus of the first aspect, the lower member with respect to the guide member can be attached and detached by the operation of the concave-convex fitting structure. The insertion / removal operation is a relatively simple operation among the attachment / detachment operations, and this simple operation can fulfill the purpose of attachment / detachment, which is very convenient. The retaining structure effectively prevents the lower member from coming off. When replacing the lower member, the retaining structure of the retaining structure is released.
[0010]
(Characteristics of Claim 3)
A pachinko ball polishing apparatus according to a third aspect of the present invention is the pachinko ball polishing apparatus according to the second aspect, wherein the concave-convex fitting structure has at least one through-passage that penetrates the guide member body in the longitudinal direction. Is included. Although there is no restriction | limiting in the cross-sectional shape of a penetration path, A rectangle and circular are common. It is sufficient that at least one muscle penetrates the through path, and a plurality of muscles may be used.
[0011]
According to the pachinko ball polishing apparatus of claim 3, the through path functions as a concave portion of the concave-convex fitting structure. Therefore, the lower member is formed with a convex portion that can be fitted to the through path. The reason why the guide member main body is penetrated through the through passage in the longitudinal direction is to reduce the weight of the guide member main body without impairing the strength. Further, although depending on the material constituting the guide member main body and the manufacturing method, for example, when a metal material such as aluminum is manufactured by extrusion, the metal material can be saved by the amount of the through path. Furthermore, since the air in the through passage functions as a buffer material, it is possible to expect an effect of reducing noise generated when polishing the pachinko balls.
[0012]
(Feature of the invention of claim 4)
The pachinko ball polishing apparatus according to the invention of claim 4 (hereinafter referred to as “the polishing apparatus of claim 4” as appropriate) is the polishing apparatus according to any one of
[0013]
According to the polishing apparatus of the fourth aspect, in addition to the function and effect of the polishing apparatus of any one of the first to third aspects, the upper member can also be detached from the guide member main body by the desorption action of the upper desorption structure. It is envisaged that the upper member will wear or break, if not generally as much as the lower member. In such a case, the upper member can be replaced with a new one, which is more economical and reduces the amount of industrial waste compared to the case where only the lower member can be replaced.
[0014]
(Feature of the invention of claim 5)
The pachinko ball polishing apparatus (hereinafter referred to as “the polishing apparatus of
[0015]
According to the polishing apparatus of the fifth aspect, in addition to the function and effect of the polishing apparatus of the fourth aspect, since the lower member and the upper member are interchangeable, the member to be manufactured is either the lower member or the upper member. Is enough. That is, since the number of parts can be reduced as compared with the case where the lower member and the upper member are manufactured separately, the manufacturing cost can be reduced accordingly.
[0016]
(Characteristics of the invention described in claim 6)
A pachinko ball polishing apparatus according to a sixth aspect of the invention (hereinafter referred to as “the polishing apparatus of the sixth aspect” as appropriate) is the polishing apparatus according to any one of the first to fifth aspects, wherein the guide is orthogonal to the through passage. The shape of the cross section of the member body can be constant regardless of the position of the cross section.
[0017]
According to the polishing apparatus of claim 6, in addition to the effects of the polishing apparatus of
[0018]
(Feature of the invention of claim 7)
The pachinko ball polishing apparatus according to the invention of claim 7 (hereinafter referred to as “the polishing apparatus of
[0019]
According to the polishing apparatus of the seventh aspect, in addition to the function and effect of the polishing apparatus according to any one of the first to sixth aspects, a member for positioning the guide member main body in the transport tower is unnecessary. It can be said that such a member and the guide member main body are integrated. As a result, it is possible to reduce costs by reducing the number of parts, and by eliminating the need for the above members, it is possible to avoid inconveniences associated with thermal expansion due to the coexistence of such members and the guide member main body. That is, polishing of the pachinko balls by the guide member main body and the conveying belt via the polishing cloth is performed by rubbing the pachinko balls against the polishing cloth, but a large amount of heat is generated by the rubbing. This heat heats not only the guide member main body but also the above members to expand both of them. However, since the expansion coefficients of the two are generally different, a difference occurs in the degree of expansion, and stress due to the difference may lead to damage of the guide member main body, for example. Since the guide member main body according to the polishing apparatus of the seventh aspect does not require such coexisting members, it is possible to prevent inconvenience due to the difference in expansion coefficient.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention (hereinafter referred to as “this embodiment” as appropriate) will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a front view and a side view of a pachinko ball polishing apparatus. FIG. 2 is a front view showing a state in which the guide member main body of the pachinko ball polishing apparatus shown in FIG. 3 is a cross-sectional view taken along the line AA of the transfer tower shown in FIG. 4 and 5 are perspective views of the guide member. FIG. 6 is a perspective view of the retaining member. 7 is a cross-sectional view of the guide member shown in FIG. 4 taken along the line BB. FIG. 8 is a view in which a conveyance belt and a polishing cloth are added to the CC cross-sectional view of the guide member shown in FIG.
[0021]
(Schematic structure of the transfer polishing device)
A pachinko ball conveying and polishing apparatus (hereinafter referred to as “polishing apparatus”) will be described with reference to FIGS. The polishing
[0022]
(Conveyor belt structure)
As shown in FIGS. 1 to 4, the
[0023]
(Guide member structure)
The
[0024]
The guide member
[0025]
As shown in FIGS. 3 to 6, the guide member
[0026]
The guide member
[0027]
As shown in FIGS. 2 and 3, the guide member
[0028]
Conventionally, there is a door for opening and closing the transfer tower, and the guide member main body is arranged on the inner surface of the door. However, according to the present embodiment, such a door is unnecessary. Since it is not necessary, the cost can be reduced by reducing the number of parts. Furthermore, if the guide member
[0029]
(Upper member and lower member)
This will be described with reference to FIGS. Both the
[0030]
The
[0031]
(Uneven fitting structure)
This will be described with reference to FIGS. Six
[0032]
(Retaining structure)
This will be described with reference to FIGS. The retaining
[0033]
(Functions and effects peculiar to the present embodiment)
This will be described with reference to FIGS. According to the
[0034]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to provide a pachinko ball polishing apparatus in which when the guide member is worn or damaged, only a part of the guide member needs to be replaced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view and a side view of a pachinko ball polishing apparatus.
FIG. 2 is a front view showing a state in which a guide member body of the pachinko ball polishing apparatus shown in FIG.
FIG. 3 is a cross-sectional view taken along the line AA of the transfer tower shown in FIG.
FIG. 4 is a perspective view of a guide member.
FIG. 5 is a perspective view of a guide member.
FIG. 6 is a perspective view of a retaining member.
7 is a cross-sectional view of the guide member shown in FIG. 4 taken along the line B-B.
8 is a view in which a conveyor belt and a polishing cloth are added to the C-C cross-sectional view of the guide member shown in FIG.
FIG. 9 is a cross-sectional view of a conventional pachinko ball polishing apparatus.
[Explanation of symbols]
1 Pachinko ball polishing equipment (polishing equipment)
3 Base part
5 Transport tower
7 Guide members
9 Guide surface
10 Back
11 Guide groove
13 Abrasive cloth
15 Conveyor belt
17 Transport surface
19 Guide roller
21 Lower roller
23 Upper roller
25 motor
27 Belt cover
31 Guide member body
33 Throughway
35, 36 T-slot
37, 38 Presser piece
41 Hinge
42 screws
43 Slide screw
45 axis pin
46 Swing arm
47 Slide screw
51 Lower part
55 Upper member
57 Guide surface
59 Convex
60 engaging recess
61 Concavity and convexity fitting structure
71 Retaining structure
73 engaging member
75 L-shaped board
75a engagement piece
75b support piece
77 screws
79 Trapezoidal slide
Claims (7)
当該搬送塔内でパチンコ玉と接触可能な搬送面を有する搬送ベルトと、
当該搬送面と対向するガイド面を有するガイド部材と、
当該ガイド部材のガイド面側に形成したガイド溝と、
当該ガイド面上に装着した研磨布と、を含み、
当該ガイド溝に当該研磨布を介して受け入れたパチンコ玉を、当該搬送ベルトの回転により搬送研磨するためのパチンコ玉研磨装置において
当該ガイド部材が、ガイド部材本体と、当該ガイド部材本体の下部に位置する下部部材と、当該ガイド部材本体と当該下部部材との間に設けた下部脱着構造と、を含む
ことを特徴とするパチンコ玉研磨装置。A transport tower;
A transport belt having a transport surface capable of contacting pachinko balls in the transport tower;
A guide member having a guide surface facing the transport surface;
A guide groove formed on the guide surface side of the guide member;
An abrasive cloth mounted on the guide surface,
In the pachinko ball polishing apparatus for transporting and polishing pachinko balls received through the polishing cloth into the guide grooves by rotation of the transport belt, the guide members are positioned at the guide member main body and the lower part of the guide member main body. A pachinko ball polishing apparatus comprising: a lower member that performs a lower member attaching / detaching structure provided between the guide member main body and the lower member.
ことを特徴とする請求項1記載のパチンコ玉研磨装置。The lower attachment / detachment structure includes an uneven fitting structure that can be inserted and removed in a longitudinal direction of the guide member, and a retaining structure for preventing the uneven fitting structure from being released. Item 2. A pachinko ball polishing apparatus according to item 1.
ことを特徴とする請求項2記載のパチンコ玉研磨装置。The pachinko ball polishing apparatus according to claim 2, wherein the concave-convex fitting structure includes at least one through-passage that penetrates the guide member main body in the longitudinal direction.
ことを特徴とする請求項1乃至3何れか記載のパチンコ玉研磨装置。The said guide member further contains the upper member located in the upper part of the said guide member main body, and the upper attachment / detachment structure provided between the said guide member main body and the said upper member, The thru | or 1 characterized by the above-mentioned. 3. The pachinko ball polishing apparatus according to any one of 3 above.
前記上部脱着構造が、前記下部脱着構造と同じ構造を備えている
ことを特徴とする請求項4記載のパチンコ玉研磨装置。The upper member has the same structure as the lower member;
The pachinko ball polishing apparatus according to claim 4, wherein the upper detachable structure has the same structure as the lower detachable structure.
ことを特徴とする請求項1乃至5何れか記載のパチンコ玉研磨装置。The pachinko ball polishing apparatus according to any one of claims 1 to 5, wherein a shape of a cross section of the guide member main body orthogonal to the through passage is constant regardless of a position of the cross section.
当該ガイド部材本体の背面が、前記搬送塔外壁面の一部を構成している
ことを特徴とする請求項1乃至6記載のパチンコ玉研磨装置。The guide member body is made of metal, and includes a back surface that is a surface opposite to the guide surface,
The pachinko ball polishing apparatus according to claim 1, wherein a rear surface of the guide member main body constitutes a part of the outer wall surface of the transport tower.
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