JP3868032B2 - Conveyor belt unit - Google Patents
Conveyor belt unit Download PDFInfo
- Publication number
- JP3868032B2 JP3868032B2 JP17008496A JP17008496A JP3868032B2 JP 3868032 B2 JP3868032 B2 JP 3868032B2 JP 17008496 A JP17008496 A JP 17008496A JP 17008496 A JP17008496 A JP 17008496A JP 3868032 B2 JP3868032 B2 JP 3868032B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- document
- frame
- groove
- belt
- extension direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、たとえば複写機に用いられる自動原稿供給装置に装備され、原稿を搬送する搬送ベルトを備えた搬送ベルトユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からたとえば複写機においては、複写機本体に装着され、原稿を自動的に複写機本体上の所定位置へ供給すると共に複写機本体上から排出する自動原稿搬送装置が公知である。自動原稿搬送装置には、種々の型式や形状のものがあるが、その一例として図9に示すようなタイプのものがある。
【0003】
図9を参照して、自動原稿搬送装置1は、複写機2の上部に装着されている。原稿は、まとめて原稿載置部4の載置板5上に載置する。原稿が載置されると、移動ユニット14が原稿サイズに合わせて矢印13の方向に沿って移動し、原稿のセットが完了する。各原稿は、一枚づつ原稿供給部6に引き込まれ、給紙経路7に沿って送られ、搬送ベルト8により複写機本体3のコンタクトガラス9上に配置される。複写機本体3は、この原稿に対して所定の画像形成動作を行う。その後原稿は、搬送ベルト8によって原稿排出部10に送られ、排紙経路11を経て再び原稿載置部4に排出される。なお、移動ユニット14は、原稿排出部10に対して進退するようになっている。
【0004】
ところで、搬送ベルト8は、フレーム15に装着されており、図示しないモータにより駆動される。搬送ベルト8は、その汚れや摩耗の程度等により新品と交換する必要があり、従来では、次のようにして交換作業を行っていた。図10ないし図14は、搬送ベルト8の交換作業を示している。
図10を参照して、まず、止めねじ16を外すと、フレーム15(図9参照)は、矢印17の方向に回動し、図10のような状態(いわゆる片持ち状態)になる。そして、フレーム15に設けられたテンション部材18を矢印19の方向に回動させる(折り曲げるようにする)と、テンション部材18によって突っ張った状態で張力が付与されていた搬送ベルト8が図11のように弛む。
【0005】
詳しく説明すると、図12を参照して、テンション部材18には、引張コイルばね23により図中右側に弾性付勢された支軸20が突設されており、この支軸20は、フレーム15に設けられたスライド溝21に挿入されている。これにより、テンション部材18は、フレーム15に回動自在に支持されていると共に、矢印22の方向に沿ってスライド可能となっている。一方、フレーム15側には、係止用突片24が突設されている。そして、テンション部材18が引張コイルばね23により図中右側へスライドされた結果、係止用突片24がテンション部材18に設けられた係止溝25と係合する。これにより、搬送ベルト8が引っ張られた状態で装着されている。
【0006】
搬送ベルト8を取り外すには、図13に示すように、テンション部材18を図中左側へ、すなわち、引張コイルばね23の弾性力に抗してスライドさせる。この状態では、搬送ベルト8に張力が生じないから、テンション部材18を矢印26の方向に容易に回動させることができ、その結果、図14に示す状態となる。そして、このまま搬送ベルト8を紙面に垂直な方向手前側へ引き抜いて取り外した後、新品の搬送ベルトと交換する。新品の搬送ベルトは、上述した取外作業と逆の作業をすることによって取り付けることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
搬送ベルト8の交換作業は上述のように行うのであるが、従来から次のような問題点があった。
新品の搬送ベルトを取り付けるには、まず、図14に示す状態となるように搬送ベルトをフレーム15に被せる。そして、この状態からテンション部材18を回動させて搬送ベルトを装着するのであるが、テンション部材18は、常時引張コイルばね23により搬送ベルトに張力を付与する方向に弾性付勢されているから、引張コイルばね23の弾性力に抗してテンション部材18を一旦図中左側へスライドさせておいて、その状態で搬送ベルトを取り付けなければならない。このため、作業者にとってきわめて作業がしにくいという問題があった。
【0008】
そこで、この発明の目的は、容易に搬送ベルトの交換作業を行うことができる搬送ベルトユニットを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的を達成するため、請求項1に係る搬送ベルトユニットは、第1ローラと第2ローラとの間に無端の搬送ベルトを掛け回し、当該搬送ベルトによって原稿を搬送する搬送ベルトユニットにおいて、一端部に第1ローラが設けられ、ベルトを掛け回す方向に延びたメインフレームと、メインフレームの延長方向に沿ってスライド可能に取り付けられ、延長方向に常時弾性付勢されると共に、上記弾性付勢力に抗して反延長方向にスライドさせた状態においてメインフレームに対して回動自在であり、且つ延長方向側端部に上記第2ローラが取り付けられ、メインフレームに対して回動することにより、上記第2ローラがメインフレームの延長方向から外れるようにされているサブフレームとを備え、上記メインフレームの他端部に上記延長方向に沿って長手のスライド溝が形成され、上記サブフレームの反延長方向側端部にはピンが突設され、両者が係合していることにより、サブフレームがメインフレームに対してスライド可能となっており、サブフレームを反延長方向側へスライドさせた状態で当該サブフレームをメインフレームに対して係止ためのする係止機構であって、この係止機構は、スライド溝の反延長方向側に連続して上記延長方向と交差する方向に延設された延設溝を含み、この延設溝には、サブフレームを反延設方向側へスライドさせた状態でサブフレームの反延設方向側端部を係止すべく上記ピンを延設溝の所定位置で保持するための凹部が形成されており、上記サブフレームのピンが上記凹部で保持された状態を維持するために、上記ピンに対し上記延設溝の延設方向へ力を加え、かつ、サブフレームを常時延長方向に弾性付勢しているばねが設けられていることを特徴とするものである。
【0010】
この構成によれば、搬送ベルトの交換時にサブフレームをスライドさせ、第1ローラと第2ローラとの間のローラ間距離を小さくした状態でサブフレームをメインフレームに対して係止することができる。
【0011】
サブフレームに設けられたピンをメインフレームに形成されたスライド溝に沿って移動させることによって上記ローラ間距離を変えることができる。そして、ピンをスライド溝に延設された延設溝に進入させると、延設溝は、スライド溝に対して交差方向に形成されていることから、ピンを延設溝内で保持することができる。
【0013】
加えて、ピンをスライド溝に延設された延設溝に進入させると、凹部によりピンを延設溝内で保持することができる。従って、第1ローラと第2ローラとの間のローラ間距離を小さくした状態でサブフレームをメインフレームに対して確実に係止しておくことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る搬送ベルトユニット600が採用された複写機Aの構造を示す断面図である。同図を参照して、この複写機Aは、複写機本体50と、複写機本体50の上部に装着され、複写機本体50側へ原稿を自動的に供給するエアファード式循環原稿搬送装置(以下、「RDH〕という。)100とを有している。このRDH100は、複写機本体50に対して回動可能に取り付けられており、複写機本体50の上部を覆う状態(図に示す状態)と、開放する状態とに変位することができるようになっている。
【0015】
本発明は、このRDH100に関するものであり、搬送ベルトユニット600は、RDH100に装着されている。以下、RDH100の概略構成および機能について説明する。
RDH100は、原稿を載置するための原稿載置部200と、載置された原稿を位置決めしてセットするための移動ユニット300と、セットされた原稿を複写機本体50へ供給するための原稿供給部400と、原稿供給部400へ原稿を一枚ずつ送るために、セットされた原稿を分離するための原稿分離機構500と、複写機本体50側へ供給された原稿を当該供給方向または反供給方向に移動させるための搬送ベルトユニット600と、複写機本体50側から原稿を排出するための原稿排出部700とを備えている。
【0016】
次に、RDH100の各部の機能について概括的に説明する。まず、原稿(図示せず)を原稿載置部200の載置板210上に配置するのであるが、本実施形態に係るRDH100は、B5〜A3サイズの原稿をセットすることができるようになっているため、原稿サイズに合わせて、基準板230に対向配置された位置決め板250を移動(図において紙面に垂直な方向に移動)させる。これにより、基準板230と位置決め板250との間で各サイズの原稿を図において紙面に垂直な方向に関して位置決めすることができる。
【0017】
一方、原稿を載置すると、これを載置板210の下方に設置された原稿有無センサ295により検知し、これと前述の原稿サイズ情報とに基づいて移動ユニット300が図の矢印P1の方向に移動する。これにより、原稿を図中左右方向に関して位置決めすることができる。また、移動ユニット300には、原稿押さえ機構310が備えられており、押さえバー311が一旦矢印P3の方向に回動して起立した後倒伏されることにより、原稿の後端部が押さえられる。このように原稿が2方向に位置決めされた状態で原稿のセットが完了する。
【0018】
原稿載置部200にセットされた原稿は、原稿供給部400に導かれ、給紙ローラ対401により給紙経路402に沿って送られた後、複写機本体50のコンタクトガラス51上に配置される。
なお、参照符号403は、レジストローラ対を示している。レジストローラ対403は、給紙経路402に沿って送られる原稿を給紙経路402中で一旦停止させてコンタクトガラス51上に送り込むタイミングを合わせるためのものである。また、参照符号404は、反転ローラ対を示している。反転ローラ対404は、いわゆる両面原稿を反転させるためのものであって、一旦コンタクトガラス51上に配置された原稿を引き戻して反転経路405に沿って送るようになっている。反転された原稿は、再びレジストローラ対403を介してコンタクトガラス51上に送り込まれる。
【0019】
原稿分離機構500は、原稿が原稿供給部400に導かれるに先立ってエアーを用いて原稿を分離するものであり、エアーを用いて原稿を分離する方法は公知である(特開昭61−291339号公報参照)。この原稿分離機構500は、載置された原稿のうち最下段の原稿から順に原稿供給部400に引き込むようになっており、エアーにより最下段の原稿を吸い付ける原稿吸着部510と、吸い付けられた原稿よりも上段側の原稿をエアーにより浮揚させる原稿浮揚部550と、吸い付けられた原稿を原稿供給部400側へ引き込むための原稿引込部570とを有している。
【0020】
具体的に説明すると、原稿吸着部510は、図示しない吸込ファンを駆動することによって、吸込ダクト511の、載置板210上に開口された吸込口512から空気を吸い込んで最下段の原稿を吸い付けるようになっている。また、原稿浮揚部550は、図示しない送風ファンを駆動することにより送風ダクト551の送風口552から空気を吹き出し、最下段の原稿よりも上段側の原稿を浮揚させるようになっている。さらに、原稿引込部570は、無端の引込ベルト571を有している。この引込ベルト571は、ローラ513,514に掛け回され、上記吸込口512を覆う状態で配置されている。引込ベルト571には、複数の貫通孔(図示せず)が形成されており、このため、上記吸込口512からエアーが吸い込まれると、最下段の原稿は、各貫通孔に吸い付けられる結果、引込ベルト571に付着した状態となる。そして、ローラ513が図示しないモータにより駆動されて引込ベルト571が矢印P2の方向に駆動されることにより、最下段の原稿が引き込まれて原稿供給部400に導かれるようになっている。
【0021】
さて、コンタクトガラス51上に配置された原稿は、複写機本体50による所定の複写操作がなされた後に搬送ベルトユニット600によって原稿排出部700に送られる。搬送ベルトユニット600は、図に示す状態でコンタクトガラス51と対向配置されており、図示しないモータにより駆動される。これにより、コンタクトガラス51上の原稿は、原稿排出部700側へ送られる。なお、原稿を反転させるときには、搬送ベルトユニット600を逆回転させて反転ローラ対404側に原稿を送るようになっている。
【0022】
原稿排出部700へ送られた原稿は、排紙ローラ対701により排紙経路702内に引き込まれる。その後、原稿は、排紙ローラ対703により排紙経路702に沿って送られ、排紙ローラ対704,705により再び原稿載置部200に排出されるようになっている。なお、上記移動ユニット300は、原稿排出部700に対して進退するようになっており、排紙経路702の一部(排紙方向の下流側)は、原稿排出部700と移動ユニット300との間に形成される隙間により構成されている。また、移動ユニット300が原稿排出部700に対して進退することから、上記排紙ローラ対705は、移動ユニット300側に設けられており、移動ユニット300の移動に伴って移動するようになっている。
【0023】
本実施形態の特徴とするところは、搬送ベルトユニット600は、原稿に接触して原稿を搬送する搬送ベルト601を備えており、この搬送ベルト601の交換作業を容易かつ正確に行うことができるようになっている点にある。以下、搬送ベルトユニット600について詳しく説明する。
図2は、搬送ベルトユニット600のフレーム602の要部斜視図である。図1および図2を参照して、搬送ベルトユニット600は、フレーム602と、これに装着された搬送ベルト601とを有しており、図8および図9に示したような状態で、RDH100のケーシング115の底部に回動可能に取り付けられている。
【0024】
フレーム602は、本体603(メインフレーム)と、本体603に回動自在に取り付けられたテンション部材604(サブフレーム)とを有している。本体603の一端側およびテンション部材604の先端側には、ベルト支持ローラ605,606が設けられており、テンション部材604を図2中矢印607の向きにスライドさせることによって、両ベルト支持ローラ605,606間の距離を延ばして搬送ベルト601に張力を付与することができるようになっている。なお、図2では、両ベルト支持ローラ605,606間の距離を延ばした状態となっている。
【0025】
本体603は、たとえば断面略コ字状の骨部材608,609を用いて組み立てることができ、図2では一部しか図示されていないが全体として矩形の枠体を形成している。本体603の内部には、板部材606が嵌め込まれるようにして取り付けられており、本体603の剛性を向上させている。なお、板部材606には、適宜くり抜き穴607が形成されており、図示していないが、これらくり抜き穴607の内側には、掛け回された搬送ベルト601の撓みを抑えるためのローラ等が配置されるようになっている。また、この抜き穴607によって、本体603の軽量化を図ることもできる。
【0026】
対向する骨部材608には、それぞれ、互いに対向する位置にL形の貫通溝610が形成されている。この貫通溝610は、テンション部材604のスライドを案内するものであって、スライド溝部611と、これに直交して上方に延設された延設溝部612とを有している。貫通溝610の溝幅は、テンション部材604に設けられているピン613の外径に対応している。また、図3は、貫通溝610の拡大図である。図3を参照して、延設溝部612には、上記ピン613の一部が嵌まり込むことができる凹部614が形成されている。この凹部614は、ピン613が嵌まり込むことによって、ピン613を仮保持することができるようになっている(図7参照)。なお、この凹部614を構成する壁面形状は、ピン613の外径に対応させておくのが好ましい。
【0027】
再び図2を参照して、対向する骨部材608の他端部には、それぞれ、突片616が設けられている。この突片616は、テンション部材604と係合することによって、テンション部材604を図に示す状態(両ベルト支持ローラ605,606間の距離を延ばした状態)に保持するためのものである。
次に、テンション部材604は、フレーム602の本体608に連結された一対の連結板615と、両連結板615の先端部間に架け渡すように設けられたベルト支持ローラ606とを有している。ベルト支持ローラ606は、軸617により回動自在に支持されている。なお、図1を参照して、本体603の一端側に設けられたベルト支持ローラ605も、このベルト支持ローラ606と同様のものであり、図示しない回転中心軸を介して本体603に回動自在に取り付けられている。
【0028】
図2を参照して、連結板615の基端部には、ピン613が突設されている。このピン613は、上述したように本体603に設けられた貫通溝610に挿入されており、これにより、テンション部材604が本体603に対して矢印619の方向に沿って回動自在に、しかも矢印607の方向に沿ってスライド自在に取り付けられている。
【0029】
各連結板615の先端側には、上記突片616が係合し得る係合溝618が形成されている。この係合溝618は、図において連結板615の上縁620から下方に切り込まれ、さらに基端側(ピン613が突設された側)に所定長さだけ延ばされている。従って、突片616が係合溝618と係合するためには、連結板616を回動させることにより突片616を係合溝618の開口部621から挿入させ、その後、連結板616をスライドさせることにより突片616を係合溝618に沿って移動させるようにする必要がある。
【0030】
また、本実施形態では、本体603の骨部材609とピン613との間に引張コイルばね(以下、「ばね」という。)622が介装されている。これにより、ピン613は常時矢印607の方向に弾性付勢されている。つまり、テンション部材604は、常時矢印607の方向に付勢され、その結果、両ベルト支持ローラ605,606間の距離は、常に拡げられるようになっている。
【0031】
図1を参照して、搬送ベルト601は、たとえば布製のベルトに軟質の合成樹脂をコーティングすることにより構成することができる。この搬送ベルト601は、無端のベルトであって、両ベルト支持ローラ605,606間に掛け回すようにして装着されている。そして、ベルト支持ローラ605が駆動されることにより、搬送ベルト601がフレーム602の長手方向に沿って循環するように送られ、このように送られる搬送ベルト601によって原稿が搬送されるようになっている。
【0032】
ところで、搬送ベルト601は、原稿に接触して搬送するものであるため、汚れや、場合によっては損傷を受けることもある。このため、搬送ベルト601は、定期的に交換すべき部品である。このような交換部品は、その交換作業が容易であることが好ましい。本実施形態に係る搬送ベルトユニット600では、次のようにして搬送ベルト601を交換することができる。
【0033】
▲1▼ まず、図4を参照して、同図は、搬送ベルト601が装着されている状態を示しており、ばね622の弾性力によってテンション部材604が図中右側へ付勢されている。つまり、両ベルト支持ローラ(605),606間の距離が大きくなっており、搬送ベルト601に張力が付与されている。従って、この状態では、搬送ベルト601を取り外すことはできない。
【0034】
▲2▼ 図5を参照して、ベルト支持ローラ606を手で把持し、ばね622の弾性力に抗してテンション部材604を図中左側へ押圧すると、ピン613がスライド溝部611に沿ってスライドする。これにより、両ベルト支持ローラ(605),606間の距離が小さくなり、搬送ベルト601は、若干弛んだ状態(張力が生じていない状態)となる。また、突片616が係合溝618を相対的に右側に移動し、係合溝618の開口部621の位置に配置される。
【0035】
▲3▼ 図6を参照して、テンション部材604を図中右回りに回動させると、搬送ベルト601は図中下方に垂れ下がった状態となる。この状態で搬送ベルト601を紙面に対して垂直方向手前側に引き抜くようにして容易に取り外すことができる。
▲4▼ 次いで、新品の搬送ベルト601を取り付ける。この取り付けは、テンション部材604が図6の状態となっているから、搬送ベルト601をフレーム602に被せるようにして容易に行うことができる。そして、テンション部材604を図中左側に回動させる。
【0036】
▲5▼ このとき、図7に示すように、ピン613を一旦延設溝部612に進入させて凹部614に嵌め込む。これにより、ピン613は、凹部614によって延設溝部612内で仮保持され、その結果、テンション部材604の基端部が図に示す位置で係止され、ベルト支持ローラ(605),606間の距離が小さくされた状態を維持することができる。しかも、この状態では、搬送ベルト601に張力は生じていないので、搬送ベルト601の位置を修正して、ベルト支持ローラ(605),606およびフレーム602に対する傾き等を直して正しく配置することができる。
【0037】
特に、本実施形態では、ばね622の取付位置は、図7の状態で、ピン613を所定の角度aだけ上方に引っ張るように、すなわち、ピン613に対して当該ピン613を延設溝部612の上方へ引き上げる方向に力が加わるように設定されている。従って、作業中にピン613が不用意に凹部614から外れてテンション部材604が右側にスライドしてしまうことがなく、確実にベルト支持ローラ(605),606間の距離が小さくされた状態を維持することができる。
【0038】
▲6▼ 搬送ベルト601の位置を修正した後、ベルト支持ローラ606を上方へ押し上げる。つまり、本体603に突設された突片616を支点にして、テンション部材604を矢印625の方向に回動させる。これにより、凹部614に嵌まり込んでいたピン613が外れ、図5に示したようにスライド溝部611に進入する。その後、ピン613は、ばね622に引っ張られてスライド溝部613をスライドするので、ベルト支持ローラ(605),606間の距離は、フレーム602の長手方向に沿って大きくなり、搬送ベルト601に張力が付与される。
【0039】
以上のように本実施形態に係る搬送ベルトユニット600によれば、搬送ベルト601の交換作業時に、予めベルト支持ローラ605,606間の距離を小さくしておき、その状態で新品の搬送ベルト601をフレーム602の長手方向に沿って掛け回した後、その位置を修正して正しく配置したうえで、フレーム602の長手方向に沿って直線的にベルト支持ローラ605,606間の距離を大きくすることにより搬送ベルト601に張力を付与するので、フレーム602に対して搬送ベルト601を容易に装着することができる。しかも、装着時に搬送ベルト601のずれ等を生じさせることもない。また、上記ばね622により、搬送ベルト601の交換作業中に不用意にテンション部材604が右側にスライドしてしまうことがないので、搬送ベルト601の位置修正作業も簡単に行うことができるという利点もある。
【0040】
加えて、本実施形態では、ピン613を仮保持してテンション部材604の基端部を、両ベルト支持ローラ605,606のローラ間距離が小さくなるように係止する手段として貫通溝610,630を採用しているので、テンション部材604を係止するための構造を簡略化でき、搬送ベルトユニット600を安価に製造することができるという利点もある。
【0041】
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、次のような設計変更を施すことができる。図8は、本体603に設けられた貫通溝610(図3参照)の設計変更例を示す図である。
図8を参照して、本設計変更例に係る貫通溝630が上記貫通溝610と異なるところは、貫通溝610の延設溝部612に設けられた凹部614は、ピン613の外径に対応させた、いわゆるアール面により構成されているのに対し、本設計変更例では、延設溝部631に形成された凹部632は、延設溝部631の溝幅を延設溝部631の延設方向に沿って漸次拡げる屈曲した傾斜面により構成されている点にある。このような傾斜面により凹部632を構成しても、図に示すように、ピン613を延設溝部631内で仮保持することができる。
【0042】
なお、本実施形態では、ピン613を仮保持するために凹部614,632を設けたが、ピン613と延設溝部612,633との間の摩擦係数を適当に設定することにより、ばね622の弾性力によって両者間に所定の摩擦力が生じ、ピン613を延設溝部612,631内で仮保持するが可能である。つまり、凹部614,632を無くすこともできる。
【0043】
また、本実施形態では、ピン613を仮保持するために貫通溝610,630を採用しているが、ピン613をベルト支持ローラ605,606間の距離が小さくなる位置に係止でき、かつ所望時に当該係止状態を解除してベルト支持ローラ605,606間の距離を大きくすることができる機構であれば他の機構を用いることもできる。
【0044】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、搬送ベルトの交換作業時に、予め搬送ベルトを支持する第1および第2ローラ間の距離を小さくしておき、その状態で新品の搬送ベルトをメインフレームの延長方向に沿って掛け回した後、サブフレームをメインフレームに対してスライドさせることによって、搬送ベルトに張力を付与することができるので、搬送ベルトの装着作業がきわめて容易である。その結果、搬送ベルトのずれを防止して正確に装着することができる。
【0045】
請求項2に係る発明によれば、請求項1に係る発明と同様の効果を奏する。加えて、ローラ間距離を小さくしておくために、サブフレームに設けたピンをメインフレームに設けた延設溝の凹部に嵌め込むというごく簡単な構造を採用しているので、大幅なコストアップにつまがらないという利点がある。
請求項3に係る発明によれば、請求項2に係る発明と同様の効果を奏する。加えて、保持手段によって上記ローラ間距離を確実に小さくしておくことができるので、搬送ベルトの交換作業中に係止状態が不用意に解除されることがなく、装着ミスを極力抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る複写機の構造を示す模式図である。
【図2】本実施形態に係る搬送ベルトユニットの本体の要部斜視図である。
【図3】貫通溝の拡大図である。
【図4】搬送ベルトが装着されている状態での搬送ベルトユニットの要部側面図である。
【図5】ベルト支持ローラ間の距離を小さくした状態での搬送ベルトユニットの要部側面図である。
【図6】テンション部材を回動させた状態での搬送ベルトユニットの要部側面図である。
【図7】ピンを仮保持した状態での搬送ベルトユニットの要部側面図である。
【図8】貫通溝の設計変更例を示す図である。
【図9】従来の自動原稿搬送装置の一例を示す模式図である。
【図10】自動原稿搬送装置を回動起立させ、搬送ベルト装置を取り外す作業を示す要部斜視図である。
【図11】搬送ベルトを取り外す作業を示す要部斜視図である。
【図12】搬送ベルトが装着されている状態での搬送ベルトユニットの側面図である。
【図13】搬送ベルトを取り外すためにテンション部材をスライドさせた状態を示す搬送ベルトユニットの要部側面図である。
【図14】搬送ベルトを取り外すためにテンション部材を回動させた状態を示す搬送ベルトユニットの要部側面図である。
【符号の説明】
100 RDH
600 搬送ベルトユニット
601 搬送ベルト
602 フレーム
603 本体
604 テンション部材
605 ベルト支持ローラ
606 ベルト支持ローラ
610 貫通溝
611 スライド溝部
612 延設溝部
613 ピン
614 凹部
615 連結板
616 突片
618 係合溝
622 ばね
630 貫通溝
631 延設溝部
632 凹部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a transport belt unit that is provided in an automatic document feeder used in, for example, a copying machine and includes a transport belt that transports a document.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, for example, in a copying machine, an automatic document feeder that is mounted on a copying machine body and automatically supplies a document to a predetermined position on the copying machine body and discharges the document from the copying machine body is known. There are various types and shapes of automatic document feeders, and an example is the type shown in FIG.
[0003]
Referring to FIG. 9,
[0004]
By the way, the
Referring to FIG. 10, first, when the
[0005]
More specifically, referring to FIG. 12, the
[0006]
In order to remove the
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
Although the replacement operation of the
To attach a new transport belt, first, the transport belt is put on the
[0008]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a conveyor belt unit that can easily perform a conveyor belt replacement operation.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the object of the present invention, a conveyor belt unit according to
[0010]
According to this configuration, the sub-frame can be locked with respect to the main frame in a state where the distance between the first roller and the second roller is reduced by sliding the sub-frame when the transport belt is replaced..
[0011]
SThe distance between the rollers can be changed by moving a pin provided on the frame along a slide groove formed on the main frame. When the pin is inserted into the extended groove extending in the slide groove, the extended groove is formed in the crossing direction with respect to the slide groove, so that the pin can be held in the extended groove. it can.
[0013]
AdditionIf the pin is inserted into the extended groove extending in the slide groove, the pin can be held in the extended groove by the recess. Therefore, the sub-frame can be securely locked to the main frame in a state where the distance between the first roller and the second roller is reduced.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 is a cross-sectional view showing the structure of a copying machine A employing a
[0015]
The present invention relates to the
The
[0016]
Next, the function of each part of the
[0017]
On the other hand, when a document is placed, this is detected by a document presence /
[0018]
The document set on the
Reference numeral 403 indicates a registration roller pair. The registration roller pair 403 is for temporarily stopping the document fed along the
[0019]
The
[0020]
Specifically, the
[0021]
The document placed on the
[0022]
A document sent to the
[0023]
A feature of the present embodiment is that the
FIG. 2 is a perspective view of a main part of the
[0024]
The
[0025]
The
[0026]
In the opposing
[0027]
Referring to FIG. 2 again, projecting
Next, the
[0028]
Referring to FIG. 2, a
[0029]
An engaging
[0030]
In this embodiment, a tension coil spring (hereinafter referred to as “spring”) 622 is interposed between the
[0031]
With reference to FIG. 1, the
[0032]
By the way, since the
[0033]
(1) First, referring to FIG. 4, this figure shows a state in which the
[0034]
(2) Referring to FIG. 5, when the
[0035]
(3) Referring to FIG. 6, when the
(4) Next, a
[0036]
{Circle around (5)} At this time, as shown in FIG. 7, the
[0037]
In particular, in the present embodiment, the mounting position of the
[0038]
(6) After correcting the position of the
[0039]
As described above, according to the
[0040]
In addition, in the present embodiment, the through
[0041]
In addition, this invention is not limited to the said embodiment, The following design changes can be given. FIG. 8 is a diagram illustrating a design change example of the through groove 610 (see FIG. 3) provided in the
Referring to FIG. 8, the through groove 630 according to the present design modification is different from the through
[0042]
In this embodiment, the
[0043]
In the present embodiment, the through
[0044]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, the distance between the first and second rollers that support the conveyor belt is previously reduced during the replacement operation of the conveyor belt, and the new conveyor belt is extended from the main frame in this state. Since the tension can be applied to the conveyor belt by sliding the sub-frame with respect to the main frame after being hung along the direction, it is very easy to mount the conveyor belt. As a result, it is possible to prevent the transport belt from being displaced and to mount it accurately.
[0045]
According to the invention of
According to the invention of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram showing the structure of a copying machine according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of a main part of a main body of a conveyor belt unit according to the present embodiment.
FIG. 3 is an enlarged view of a through groove.
FIG. 4 is a side view of a main part of the transport belt unit in a state where the transport belt is mounted.
FIG. 5 is a side view of a main part of the transport belt unit in a state where a distance between belt support rollers is reduced.
FIG. 6 is a side view of a main part of the transport belt unit in a state where a tension member is rotated.
FIG. 7 is a side view of a main part of the conveyor belt unit in a state where pins are temporarily held.
FIG. 8 is a diagram showing a design change example of a through groove.
FIG. 9 is a schematic diagram illustrating an example of a conventional automatic document feeder.
FIG. 10 is a perspective view of an essential part showing an operation of rotating and raising the automatic document feeder and removing the conveyor belt device.
FIG. 11 is a perspective view of a main part showing an operation of removing the conveyor belt.
FIG. 12 is a side view of the conveyor belt unit in a state where the conveyor belt is attached.
FIG. 13 is a side view of a main part of the conveyor belt unit showing a state in which a tension member is slid in order to remove the conveyor belt.
FIG. 14 is a side view of a main part of the conveyor belt unit showing a state in which a tension member is rotated in order to remove the conveyor belt.
[Explanation of symbols]
100 RDH
600 Conveyor belt unit
601 Conveyor belt
602 frames
603 body
604 Tension member
605 belt support roller
606 Belt support roller
610 Through groove
611 Slide groove
612 Extension groove
613 pin
614 recess
615 connecting plate
616 Projection
618 engaging groove
622 spring
630 Through groove
631 Extension groove
632 recess
Claims (1)
一端部に第1ローラが設けられ、ベルトを掛け回す方向に延びたメインフレームと、
メインフレームの延長方向に沿ってスライド可能に取り付けられ、延長方向に常時弾性付勢されると共に、上記弾性付勢力に抗して反延長方向にスライドさせた状態においてメインフレームに対して回動自在であり、且つ延長方向側端部に上記第2ローラが取り付けられ、メインフレームに対して回動することにより、上記第2ローラがメインフレームの延長方向から外れるようにされているサブフレームとを備え、
上記メインフレームの他端部に上記延長方向に沿って長手のスライド溝が形成され、上記サブフレームの反延長方向側端部にはピンが突設され、両者が係合していることにより、サブフレームがメインフレームに対してスライド可能となっており、
サブフレームを反延長方向側へスライドさせた状態で当該サブフレームをメインフレームに対して係止ためのする係止機構であって、この係止機構は、スライド溝の反延長方向側に連続して上記延長方向と交差する方向に延設された延設溝を含み、この延設溝には、サブフレームを反延設方向側へスライドさせた状態でサブフレームの反延設方向側端部を係止すべく上記ピンを延設溝の所定位置で保持するための凹部が形成されており、
上記サブフレームのピンが上記凹部で保持された状態を維持するために、上記ピンに対し上記延設溝の延設方向へ力を加え、かつ、サブフレームを常時延長方向に弾性付勢しているばねが設けられていることを特徴とする搬送ベルトユニット。In a transport belt unit that wraps an endless transport belt between the first roller and the second roller and transports the document by the transport belt,
A main frame provided with a first roller at one end and extending in a direction around which the belt is wound;
It is slidably mounted along the extension direction of the main frame, and is always elastically biased in the extension direction, and is rotatable with respect to the main frame in a state of sliding in the anti-extension direction against the elastic biasing force. , and the and the second roller is mounted on the extending direction side end portion, by rotating relative to the main frame, and a subframe the second roller is to deviate from the extension direction of the main frame Prepared ,
A longitudinal slide groove is formed in the other end portion of the main frame along the extension direction, and a pin is protruded from the end portion on the side opposite to the extension direction of the sub frame, and both are engaged. The sub frame is slidable with respect to the main frame,
The sub-frame in a state in which slide the sub-frame to the opposite extension direction a locking mechanism for the for locking relative to the main frame, the locking mechanism is continuously in the counter-extension direction of the slide groove And extending in a direction crossing the extension direction, and the extension groove has an end in the counter-extension direction side of the sub-frame in a state where the sub-frame is slid in the counter-extension direction. A recess is formed to hold the pin at a predetermined position in the extending groove,
In order to maintain the pin of the subframe held in the recess, a force is applied to the pin in the extending direction of the extending groove, and the subframe is always elastically biased in the extending direction. A conveyor belt unit characterized in that a spring is provided .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17008496A JP3868032B2 (en) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | Conveyor belt unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17008496A JP3868032B2 (en) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | Conveyor belt unit |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1017174A JPH1017174A (en) | 1998-01-20 |
JP3868032B2 true JP3868032B2 (en) | 2007-01-17 |
Family
ID=15898355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17008496A Expired - Fee Related JP3868032B2 (en) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | Conveyor belt unit |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3868032B2 (en) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100958772B1 (en) * | 2008-03-25 | 2010-05-18 | 이홍우 | Folder type bed |
JP6107032B2 (en) * | 2012-09-28 | 2017-04-05 | コニカミノルタ株式会社 | Belt unit and image forming apparatus including the same |
CN114347525B (en) * | 2021-11-17 | 2023-08-01 | 山东赢丰建材有限公司 | Multi-layer stretching system of forming equipment |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP17008496A patent/JP3868032B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1017174A (en) | 1998-01-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3868032B2 (en) | Conveyor belt unit | |
JP2000025966A (en) | Paper feeder | |
JP2692745B2 (en) | Image forming device | |
JP2001106346A (en) | Sheet feeding device and image forming device with the same | |
JP2006264834A (en) | Sheet feeding device and image forming device | |
JPH0333723Y2 (en) | ||
JPS63212629A (en) | Paper feed device for copying machine or the like | |
JPH0318448Y2 (en) | ||
JP3381506B2 (en) | Duplex copying machine | |
JP2006176241A (en) | Paper feeding device and image forming device | |
JP4453949B2 (en) | Paper skew correction mechanism | |
JP3401140B2 (en) | Air-feed circulation type document feeder | |
JP4145599B2 (en) | Automatic document feeder | |
JPH1017218A (en) | Circulation type document conveyance device and driving mechanism | |
JP2024135858A (en) | Media transport device and recording device | |
JP4030029B2 (en) | Paper transport device | |
JP3834981B2 (en) | Paper supply device | |
JPH10297794A (en) | Paper carrying device | |
KR920003467Y1 (en) | Paper supply cassette for copy machine | |
JPS591226Y2 (en) | Copy machine automatic document feeder | |
JPH1017217A (en) | Automatic document conveying device | |
JPH1017219A (en) | Circulation type document conveyance device | |
JPH05286596A (en) | Feeding device for uppermost sheet | |
JPH1020569A (en) | Recirculating document feeder | |
JP2019202467A (en) | Conveying device and recording device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040602 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040806 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060714 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060828 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061010 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091020 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101020 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111020 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111020 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121020 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121020 Year of fee payment: 6 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121020 Year of fee payment: 6 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121020 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131020 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |