JP2005013602A

JP2005013602A - Chair

Info

Publication number: JP2005013602A
Application number: JP2003185595A
Authority: JP
Inventors: Yutaka Takeuchi; 裕竹内; Hiroto Usumoto; 浩人臼本
Original assignee: Itoki Crebio Corp
Current assignee: Itoki Crebio Corp
Priority date: 2003-06-27
Filing date: 2003-06-27
Publication date: 2005-01-20
Anticipated expiration: 2023-06-27
Also published as: JP4151786B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To easily switch the specification between attaching a backrest and not attaching the backrest without deteriorating beauty in a round chair in which a gas cylinder is used for a leg post. <P>SOLUTION: This chair is provided with the gas cylinder 3 as the leg post, a seat receiving base 7 fixed to the upper end part of the gas cylinder 3, and a seat 2 supported by the seat receiving base 7. In the chair, a push valve 16 for unlocking projects from the upper end face of the gas cylinder 3, and a lever device for operating the push valve 16 of the gas cylinder 3 by applying fingers thereon and moving it is arranged at a height position at which a sitting person can apply the fingers so as to surround the shaft of the gas cylinder 3 further. The lever device is composed of four unit levers 9 and the inward part 9a of each unit lever 9 is attached to a first operation body 29 with screws 22. On a cover 8 constituting the lower surface of the seat 2, open-cut grooves 31 opened downwards to which the inward parts 9a of the unit lever 9 is loosely fitted is formed. In the case of attaching the backrest 11, the two adjacent unit levers 9 are detached and the inward branch part 12a of a back supporting frame 10 is fitted to the open-cut groove 31 and fixed to a reinforcing plate 21 or the like with screws 39. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、脚支柱としてガスシリンダを使用している椅子に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
座を回転自在に支持する脚支柱としてガスシリンダが使用されている椅子において、例えば座を平面視円形に形成して方向性を無くしたもの（丸型回転椅子）があり、この場合、座板の姿勢に関係なくガスシリンダを操作できるように、昇降用レバーをリングに形成したものがある。
【０００３】
その例として、特許文献１（実公昭５９−５４０１号公報）では、レバーを脚の下部に配置して人が足で操作するようにしており、他方、特許文献２（実公平７−１００３号公報）では、レバーを座板の下面近傍に配置して、人が手で操作するようになっている。
【０００４】
人が座の高さを調節する場合、人は中腰の状態で座への加圧状態を加減しながらレバーの操作を行うが、特許文献１の構成では、人は片足だけで姿態を支えた不安定な状態でレバー操作を行わねばならないため、レバー操作を行いにくく、また、不用意にレバーを踏んでしまうことがある虞がある。
【０００５】
これに対して特許文献２の構成は、人は両足を床に踏ん張って身体を安定させた状態でレバー操作を行えるため操作性が優れており、また、誤ってレバーを踏むような事故が生じない点でも優れていると言える。
【０００６】
【特許文献１】
実公昭５９−５４０１号公報
【特許文献２】
実公平７−１００３号公報
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
従来のレバーは単なるリングに過ぎないため、変化に乏しくてデザイン的に劣るという問題があった。
【０００８】
また、丸型回転椅子に背もたれを取付けることがあり、この場合、背もたれは、座受けベースや座に固定される背支持フレームに取付けることになるが、従来のようにレバーが単なるリングに過ぎない構成では、背支持フレームとレバーとの干渉を回避するには、レバーを背支持フレームの下方に配置するか、或いは、逆に、レバーの下方に背支持フレームを配置するかせねばならず、すると、レバー又は背支持フレームが下方に大きくはみ出た状態になるため、体裁が良くないという問題が生じる虞がある。
【０００９】
また、背もたれを取付けていて座板の姿勢に方向性があるにも拘らず、レバーはリングのままで全周にわたって延びているため、人が着座したまま椅子を後退させたときにレバーが後部において建物の壁等に当たることにより、座板が突然下降してしまうような不測の事態や、着座している椅子の近くを歩いている人がレバーに触れることによって座板が突然下降するという不測の事態が生じる。
【００１０】
このような事態を回避するには、背もたれを取付ける場合のための非リング状のレバーを別に用意しなければならないが、これでは、レバーの種類が増えるため製造コストが嵩むという別の問題が生じる。
【００１１】
本発明は、このような現状を改善することを課題とするものである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】
請求項１の発明では、脚支柱としてのガスシリンダと、前記ガスシリンダの上端部に固定した座受けベースと、前記座受け枠で支持された座板とを備えており、前記ガスシリンダの上端面からロック解除用のプッシュバルブが突出しており、更に、着座した人が指を掛け得る高さ位置に、人が指を掛けて動かすことによってガスシリンダのプッシュバルブを操作するためのレバー装置が、ガスシリンダの軸心を囲うように配置されている椅子であって、前記レバー装置を、円周方向に沿って配置された複数の単位レバーに分離構成している。
【００１３】
請求項２の構成では、請求項１において、前記座受けベースは上向きに開口した中空状に形成されていて、ガスシリンダの上方には空間部が形成されており、前記空間部に、前記各単位レバーの動きをプッシュバルブの動きに変換するための作動体が配置されている一方、前記各単位レバーは、前記作動体に着脱可能な半径内向きの内向き部を備えており、前記座受けベースに、各単位レバーの内向き部が動き可能な状態で嵌まる複数の切り開き溝を上向きに開口するように形成している。
【００１４】
請求項３の発明では、請求項１において、前記座受けベースと座板との間に中空状のカバーが配置されていて、ガスシリンダの上方には空間部が形成されており、前記空間部に、前記各単位レバーの動きをプッシュバルブの動きに変換するための作動体が配置されている一方、前記各単位レバーは、前記作動体に着脱可能な半径内向きの内向き部を備えており、前記カバーに、各単位レバーの内向き部が動き可能な状態で嵌まる複数の切り開き溝を下向きに開口するように形成している。
【００１５】
請求項４の発明では、請求項２又は請求項３において、背支持フレームを介して背もたれが取付け可能であり、前記背支持フレームに、前記座受けベース又はカバーに形成された１つ又は複数の切り開き溝に嵌まる内向き突部を設け、背支持フレームの内向き突部が切り開き溝の箇所において座板又はカバー又は座受けベース若しくは他の部材に固定可能になっている。
【００１６】
【発明の作用・効果】
本願発明のように、レバー装置が複数の単位レバーに分離構成されていると、従来のような単純なリングに過ぎない場合に比べてレバー装置の形態は変化に富んだものになるため、人目を引く斬新なデザインとして商品価値を高めることが可能になる。
【００１７】
請求項２及び請求項３のように、各単位レバーの内向き部を作動体に固定していると、背もたれを取り付けることによって椅子に方向性が生じる場合、不要となる単位レバーを取り外せば足りるため、背もたれを取付けることに簡単に対応できる。
【００１８】
また、各単位レバーは同じ形態・寸法とすれば良いため、製造コストを抑制することができる。更に、背もたれを取付ける場合は椅子の背部に位置する単位レバーは取り外せば良いため、人が着座した状態で椅子を後ろに移動させることよって壁や家具類に当たったり、他の人が椅子の近くを歩いて触れたりしても単位レバーが動くようなことはないため、ガスシリンダのロックが不意に解除されるような事故はなく、安全性が高い。
【００１９】
請求項４のように構成すると、単位レバーの内向き部が入る切り開き溝を背支持フレームの内向き部に利用されるため、それだけ構造を簡単化してコスト抑制に貢献できる。また、単位レバーと背支持フレームとは互いに干渉しない状態でできるだけ上方に配置できるため、単位レバーや背支持フレームが大きく露出することを回避して体裁を良くすることができる。
【００２０】
【発明の実施形態】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【００２１】
（１）．第１実施形態（図１〜図１４）
図１〜図１４では第１実施形態を示している。まず、図１〜図４に基づいて概要を説明する。
【００２２】
（ａ）．概要
図１に示すように、椅子は、脚１と平面視円形の座２とを備えており、脚１は、脚支柱としてのガスシリンダ３と、これを支持する接地部４とを備えている。接地部４にはキャスター５を取付けている。また、ガスシリンダ３は脚カバー６で覆われている。
【００２３】
ガスシリンダ３の上端には金属板製の座受けベース７が固定されており、この座受けベース７で座２が支持されている。座２はカバー（アウターシェル）８を備えており、ガスシリンダ３のロックを解除するための４個の単位レバー９が、カバー８を囲うように配置されている（正確には、各単位レバー９の指掛け部がカバー８を囲うように延びている）。単位レバー９の群は全体として環状に延びているので、座２がどのような姿勢であっても、いずれかの単位レバー９に指を掛けることができる。
【００２４】
図２〜図４のように、椅子には、背支持フレーム１０を介して背もたれ１１が取付けられる。図２は正面図、図３は平面図、図４は右側面図である。本実施形態では、背支持フレーム１０は、座２のカバー８の半周程度を囲う平面視半円状の基部１２と、基部から側面視で斜め後方に向けて延びる立ち上がり部１３とから成っており、立ち上がり部１３に背もたれ１１を取付けている。
【００２５】
既述のとおり４個の単位レバー９が円周方向に配置されているが、各単位レバー９は着脱可能であり、隣合った２個の単位レバー９を取り外して、取り外した２個の単位レバー９の代わりに背支持フレーム１０を取付けることができる（詳細は後述する）。
【００２６】
背もたれ１１は背板の前面にクッションを張った構造になっている（クッションなしでも良い）。背板を背支持フレーム１０に一体成形しても良い。また、背もたれ１１は弾性に抗して後傾動するように背支持フレーム１０に取付けることも可能である。
【００２７】
（ｂ）．構造の詳細
次に、図５以下の図面を参照して構造の詳細を説明する。図５は図６のＶ−Ｖ視方向から見た縦断面図、図６のうち（Ａ）は図５のＶＩＡ−ＶＩＡ視平断面図、図７は図６（Ａ）のＶＩＩ−ＶＩＩ視方向から見た縦断面図、図８は主要部材の分離正面図、図９はカバーをひっくり返した状態での部分斜視図、図１０は座板の底面図、図１１のうち（Ａ）は主要部材の分離図、（Ｂ）（Ｃ）はそれぞれ（Ａ）のＢ−Ｂ視、Ｃ−Ｃ視平面図、図１２は動きを説明するための図である。
【００２８】
敢えて説明するまでもないが、ガスシリンダ３は、摺動可能に嵌まり合った外筒と内筒とを備えており、例えば図５に示すように、ガスシリンダ３の上部はホルダー１５に嵌着している。ガスシリンダ３の上端面からはロック解除用のプッシュバルブ１６が突出している。プッシュバルブ１６を下方に押すとロックが解除されてガスシリンダ３はガス圧によって伸長する。
【００２９】
例えば図５から理解できるように、座受けベース７は平面視円形で上向きに開口した碗状に形成されており、上端にはフランジ７ａを設けている。また、座受けベース７の内部には補助板１７を固着しており、この補助板１７にガスシリンダ用ホルダー１５の上部が固着されている。かつ、補助板１７には、ガスシリンダ３を囲う受け筒１８が固着されている。
【００３０】
座２は、合成樹脂製の座板（インナーシェル）１９と、その上面に張ったクッション２０と、座板１９の下面に配置した金属板製の補強板２１と、補強板２１を下方から覆う中空状のカバー８とで構成されている。
【００３１】
カバー８は、座受けベース７のフランジ７ａに重なって上向きに広がるようにドーナツ状でかつテーパ状に形成されており、座板１９に、平面視で座受けベース７のフランジ７ａに重なる足部１９ａを円周方向に沿って等間隔で４個設け、この足部１９ａとカバー８と座受けベース７とをボルト２２及びナット２３で共締めしている。
【００３２】
本実施形態のようにナット２３を使用する場合は、ナット２３は足部１９ａに埋設しておくのが好ましい。また、ナット２３を使用せずに、タッピンねじ等のボルト２２を座板１９の足部１９ａにねじ込むことも可能である。
【００３３】
補強板２１は、座板１９における足部１９ａの群を囲うようにリング状に形成されている。また、補強板２１は、カバー８に設けたねじ筒２４にタッピンねじ等のねじ２５で固定されている（ねじ止めは必ずしも必要ない）。
【００３４】
更に、座板１９の円周方向に沿って複数の箇所に係合爪２６を形成し、この係合爪２６を補強板２１に設けた係合穴に嵌め入れることにより、補強板２１を座板１９に一体に取付けている。座板１９の下面には放射状に延びる多数の補強リブ２７を設けている。
【００３５】
図５や図７に示すように、カバー８で囲われた空間部内には金属板製の第１作動体２９が配置されている一方、座板１９には、第１作動体２９の上面に当たる平面視円形の支点用リブ３０が形成されている。支点用リブ３０は座板１９と同心に形成されている。図６に示すように、第１作動体２９は平面視略四角形に形成されている。
【００３６】
各単位レバー９は合成樹脂製で略板状に形成されており（金属板製でも良い）、図７から理解できるように、外周部が低くて内周部が高くなるように傾斜している。また、各単位レバー９は、その内周面に指を掛けて上方や水平方向に引くことができる。
【００３７】
図６（Ａ）から理解できるように、各単位レバー９の両端には平面視で椅子の軸心に向けて延びる一対の内向き部９ａが一体成形されており、両内向き部９ａの先端部は一体に繋がって内向き端部９ｂになっている。
【００３８】
各単位レバー９の内向き先端部９ｂは平面視で直角の形態を成しており、このため、内向き先端部９ｂの群は全体として１枚板の状態を呈している。そして、各内向き先端部９ｂをビス３２で第１作動体２９に固定している。従って、各単位レバー９は第１作動体２９に取付け・取り外しは自在である。
【００３９】
隣合った単位レバー９の内向き部９ａは、半径内側に位置した半分程度の部分は側面同士が互いに重なっており、その外側の部分は半径外側に行くに従って間隔が広がっている。このため、４個の単位レバー９の群で恰かも花びらのような形態が構成されており、このため斬新なデザインとなって美感に優れている。
【００４０】
カバー８には、隣合った２本の内向き部９ａが遊嵌する下向き開口の切り開き溝３１が形成されている。切り開き溝３１は、単位レバー９の内向き部９ａが水平方向にある程度の寸法だけ移動し得る幅寸法であり、かつ、カバー８の上端部近傍まで位置する深さになっている。
【００４１】
第１作動体２９には中心穴３３が空いている一方、各単位レバー９の内向き先端部９ｂの群には、下向きに開口した作動筒３４が重なっており、作動筒３４に設けた上向きの中心突起３５を第１作動体２９の中心穴３３に強制嵌合している。また、作動筒３４には、位置決め手段の一例として、各単位レバー９の内向き先端部９ｂに対応して嵌合ピン３６を上向きに突設し、この嵌合ピン３６を、各単位レバー９の内向き先端部９ｂに形成した係合穴３７に強制嵌合している。
【００４２】
このように、作動筒３４が第１作動体２９と各単位レバー９の内向き先端部９ｂとに強制嵌合していることにより、作動筒３４はねじ止めしなくても脱落不能に保持され、また、単位レバー９を２個だけ設けた場合でも、ガタ付き不能に保持される。
【００４３】
座受けベース７に設けた受け筒１８の内部には、合成樹脂製等の第２作動体３８が上下動自在で水平動不能に嵌まっている。第２作動体３８の中心部には上窄まりの山形部３８ａが形成されており、作動筒３４は山形部３８ａの裾を囲うような状態で第２作動体３８の上面に当接している。
【００４４】
本実施形態では第１作動体２９に支点用リブ３０を座板１９に形成しているが、支点用リブ３０はカバー８に形成することも可能である。この場合は、補強板２１は中心部まで広がる非リング状に形成するのが好ましい（そうすると、着座した人の重みで座板１９が変形しても、その影響が両作動体２９，３８に及ぶことを防止できる）。
【００４５】
（ｃ）．座の昇降操作
図１２（Ａ）に示すように、任意の単位レバー９に指を掛けて上方に引き上げたり下方に押し下げたりすると、単位レバー９の群全体及び第１作動体２９は座板１９の支点用リブ３０を支点にして傾斜し、すると、第２作動体３８がてこ作用で押し下げられる。
【００４６】
また、図１２（Ｂ）に示すように、任意の単位レバー９に指を掛けて水平方向に引いたり押したりすると、単位レバー９の群及び第１作動体２９は水平動し、すると、第２作動体３８は、その山形部３８ａがテーパ状であるために作動筒３４に下降動し、これまたプッシュバルブ１６が押し下げられてガスシリンダ３のロックが解除される。
【００４７】
このように、任意の単位レバー９に指を掛けてどのように動かしてもプッシュバルブ１６を押してガスシリンダ３のロック解除できるため便利である。なお、人が単位レバー９を操作する場合、単位レバー９を斜め上向きに引くというように、水平方向の引っ張り力と上下方向の引っ張り力とが複合していることが多いが、本実施形態では、このような場合も第２作動体３８が確実に下降してプッシュバルブ１６を押し下げることができる。
【００４８】
ところで、人が座２の昇降操作を行う場合、一般に、手の平のうち手首寄りの部分を座板１９の縁に当ててレバーに指を掛けるもので、このため、レバーを水平方向に引く傾向が強い。その場合、特許文献２のようにレバーが上下動（傾動）しかしない構成では、人が指で引く方向とレバーの動き方向とがマッチせずに、レバーが引っ掛かったような状態になってスムースに操作できない虞がある。
【００４９】
これに対して本実施形態では、人がどのような方向に力を掛けても単位レバー９は確実に動いてプッシュバルブ１６が押し下げられるため、使用者に引っ掛かり感を与えることなく、レバー操作を軽快に行うことができる。
【００５０】
（ｃ）．背もたれの取付け仕様
図１３は２個の単位レバー９を取り外して背もたれ１１を取付けた状態での底断面図、図１４は図１３のＸＩＶ−ＸＩＶ視断面図である。これらの図に示すように、背支持フレーム１０の基部１２には、カバー８の切り開き溝３１に嵌まる３本の内向き枝部１２ａを一体に設けており、この内向き枝部１２ａをねじ３９で補強板２１に締結している。
【００５１】
背支持フレーム１０の内向き枝部１２ａはカバー８における切り開き溝３１の底板を貫通しており、従って、背支持フレーム１０の内向き枝部１２ａとカバー８と補強板２１とが共締めされている。
【００５２】
補強板２１に予め雌ねじを造形するか、又はナットを溶接しておいても良いし、ねじ３９としてタッピンねじやドリルねじを使用することにより、予め雌ねじを造形したりナットを溶接したりする工程を省くことも可能である。
【００５３】
カバー８の切り開き溝３１は、単位レバー９が上向き動してもその上方に十分な空間が空くような深さに設定されている。そして、背支持フレーム１０の内向き枝部１２ａのうち手前側に位置した２本の内向き枝部１２ａは、単位レバー９を上向き動させても干渉しない厚さに設定している。このため、切り開き溝３１に単位レバー９の内向き部９ａが嵌まっていても、単位レバー９の操作を阻害することなく、背支持フレーム１０の内向き枝部１２ａを固定することができる。
【００５４】
背支持フレーム１０における３本の内向き枝部１２ａのうち背部に位置したものは、他のものと同じ形状でも良いし、切り開き溝３１の深さと同じ程度の厚さに設定しても良い。
【００５５】
このように、単位レバー９は背支持フレーム１０の箇所には存在しないため、単位レバー９が壁に当たったり人が過って触ったりすることによって突然にガスシリンダ３のロックが解除されるような不具合は生じない。
【００５６】
また、単位レバー９を取付けるための切り開き溝３１を利用して背支持フレーム１０を取付けるものであるため、背支持フレーム１０は座板１９の下面に近づけることができて、体裁が悪化することもないのである。なお、背支持フレーム１０は合成樹脂製でも良いし、金属製でも良い。
【００５７】
（２）．第２実施形態（図１５）
図１５では第２実施形態を示している。この実施形態では、レバー手段は３個の単位レバー９に分割されており、各単位レバー９に２本ずつの内向き部９ａを設けている。この場合、各単位レバー９の内向き部９ａと互いに離反しており、このため、カバー８には円周方向に等間隔を隔てて（すなわち６０°間隔で）６つの切り開き溝３１を形成している。
【００５８】
そして、背支持フレーム１０には４本の内向き枝部１２ａが形成されており、これらをカバー８又は補強板にねじで締結している。この実施形態では背支持フレーム１０の内向き枝部１２ａと単位レバー９の内向き部９ａとが同じ切り開き溝３１に入ることはないので、背支持フレーム１０の内向き枝部１２ａの厚さは任意の寸法に設定できる。
【００５９】
（３）．第３実施形態（図１６）
図１６では、第３実施形態を示している。本実施形態は請求項２に対応したもので、座受けベース７に、単位レバー９の内向き部９ａと背支持フレーム１０の内向き枝部１２ａとが選択的に又は同時に嵌まる上向き開口の切り開き溝３１を形成している。
【００６０】
この実施形態では、座受けベース７で囲われた空間部にガスシリンダ３の上部を囲う円形の囲い枠４１を設け、囲い枠４１の内部に円板状の作動体４２を配置し、作動体４２にカバー８の内向き部９ａをねじ４３で着脱できるようになっている。
【００６１】
作動体４２には、ガスシリンダのプッシュバルブ１６にヘッド４４が下方から高さ調節可能にねじ込まれており、ヘッド４４はロックナット４５で作動体４２に固定されている。背支持フレーム１０の内向き端部１２ａは補助板４６に締結されている。
【００６２】
（４）．その他
本発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化することができる。例えばレバー内は４分割方式や３分割方式には限らず、２分割方式や５分割方式など、任意の個数の単位レバーに分割できる。
【００６３】
また、背支持フレームや背もたれの形状もデザイン等に応じて任意に設定することができる。背支持フレームとその内向き枝部とは一体成形する必要はなく、例えば内向き枝部に対して、トーションバーのような弾性支持手段を介して背支持フレームを取付けることにより、背もたれが後傾動するように構成することも可能である。
【００６４】
また、本発明は、移動自在な椅子には限らず、脚支柱を床に固定した椅子にも適用することができる。各単位レバーは銀杏葉状（或いは扇状）に形成して、各単位レバーに１つの内向き部を設けても良い。
【図面の簡単な説明】
【図１】背もたれを取付けていない使用での第１実施形態の正面図である。
【図２】背もたれを取り付けた仕様の正面図である。
【図３】背もたれを取り付けた仕様の平面図である。
【図４】背もたれを取り付けた仕様の右側面図である。
【図５】図６のＶ−Ｖ視方向から見た縦断面図である。
【図６】（Ａ）は図５のＶＩＡ−ＶＩＡ視平断面図、（Ｂ）は第１作動体の平面図である。
【図７】図６（Ａ）のＶＩＩ−ＶＩＩ視方向から見た縦断面図である。
【図８】部材の分離正面図である。
【図９】カバーの部分斜視図である。
【図１０】座板の底面図である。
【図１１】（Ａ）は主要部材の分離図、（Ｂ）（Ｃ）はそれぞれ（Ａ）のＢ−Ｂ視、Ｃ−Ｃ視平面図である。
【図１２】作用を説明するための図である。
【図１３】背もたれを取付けた状態での底断面図である。
【図１４】図１３のＸＩＶ−ＸＩＶ視断面図である。
【図１５】第２実施形態の底面図である。
【図１６】第３実施形態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
１脚
２座
３脚支柱としてのガスシリンダ
７座受けベース
８カバー
９単位レバー
９ａ内向き部
９ｂ内向き端部
１０背支持フレーム
１２ａ内向き枝部
１６プッシュバルブ
１８受け筒
２９第１作動体
３０支点用リブ
３１切り開き溝
３８第２作動体[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a chair using a gas cylinder as a leg column.
[0002]
[Prior art]
In a chair in which a gas cylinder is used as a leg column for rotatably supporting a seat, for example, there is a chair that has a circular shape in a plan view and has no directionality (round rotating chair). Some lift levers are formed in a ring so that the gas cylinder can be operated regardless of the posture.
[0003]
As an example, in Patent Document 1 (Japanese Utility Model Publication No. 59-5401), a lever is arranged at the lower part of the leg so that a person can operate with a foot, while Patent Document 2 (Japanese Utility Model Publication No. 7-1003). In the publication, a lever is arranged in the vicinity of the lower surface of a seat plate so that a person can operate it by hand.
[0004]
When a person adjusts the height of the seat, the person operates the lever while adjusting the pressure applied to the seat in the middle waist state. However, in the configuration of Patent Document 1, the person supported the figure with only one foot. Since the lever must be operated in an unstable state, it is difficult to operate the lever, and the lever may be stepped on carelessly.
[0005]
On the other hand, the configuration of Patent Document 2 is excellent in operability because a person can step on both feet on the floor and stabilize the body, and the operability is excellent, and accidents such as accidental stepping on the lever occur. It can be said that there is no point.
[0006]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 59-5401 [Patent Document 2]
Japanese Utility Model Publication No. 7-1003 [0007]
[Problems to be solved by the invention]
Since the conventional lever is merely a ring, there is a problem that the change is poor and the design is inferior.
[0008]
In addition, the backrest may be attached to the round swivel chair. In this case, the backrest is attached to the seat support base or the back support frame fixed to the seat, but the lever is merely a ring as in the past. In the configuration, in order to avoid interference between the back support frame and the lever, the lever must be disposed below the back support frame, or conversely, the back support frame must be disposed below the lever. Since the lever or the back support frame protrudes greatly downward, there is a possibility that a problem of poor appearance may occur.
[0009]
In addition, despite the fact that the seat has a direction and the orientation of the seat plate, the lever extends around the entire circumference with the ring in place. In the event that the seat plate suddenly descends by hitting the wall of the building, or the seat plate suddenly descends when a person walking near the seated chair touches the lever. This happens.
[0010]
In order to avoid such a situation, it is necessary to prepare a separate non-ring-shaped lever for mounting the backrest, but this causes another problem that the number of levers increases and the manufacturing cost increases. .
[0011]
An object of the present invention is to improve such a current situation.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, a gas cylinder as a leg column, a seat receiving base fixed to the upper end of the gas cylinder, and a seat plate supported by the seat receiving frame are provided. A push valve for unlocking protrudes from the end face, and there is a lever device for operating the push valve of the gas cylinder by moving the person with his finger to a height position where the person who is seated can hook his finger. The chair device is disposed so as to surround the axis of the gas cylinder, and the lever device is separated into a plurality of unit levers disposed along the circumferential direction.
[0013]
In the structure of Claim 2, in Claim 1, the said seat receiving base is formed in the hollow shape opened upwards, The space part is formed above the gas cylinder, In each said space part, each said Actuators for converting the movements of the unit levers into the movements of the push valves are arranged. Each unit lever includes a radially inwardly detachable portion that can be attached to and detached from the actuating bodies. A plurality of slit grooves that fit in the receiving base in a state in which the inward portions of the unit levers are movable are formed in the receiving base so as to open upward.
[0014]
According to a third aspect of the present invention, in the first aspect, a hollow cover is disposed between the seat receiving base and the seat plate, and a space is formed above the gas cylinder. In addition, an operation body for converting the movement of each unit lever into the movement of a push valve is disposed, while each unit lever includes a radially inward portion that can be attached to and detached from the operation body. A plurality of slit grooves that are fitted in the cover in a state where the inward portions of the unit levers are movable are formed in the cover so as to open downward.
[0015]
According to a fourth aspect of the present invention, in the second or third aspect, a backrest can be attached via a back support frame, and the back support frame is provided with one or more formed on the seat receiving base or the cover. An inward protrusion that fits into the slit groove is provided, and the inward protrusion of the back support frame can be fixed to a seat plate, a cover, a seat receiving base, or another member at the position of the slit groove.
[0016]
[Operation and effect of the invention]
If the lever device is configured to be separated into a plurality of unit levers as in the present invention, the shape of the lever device is more varied than the conventional simple ring. It is possible to increase the value of the product as a novel design that pulls down.
[0017]
If the inward portion of each unit lever is fixed to the actuating body as in claim 2 and claim 3, if the chair is oriented by attaching the backrest, it is sufficient to remove the unnecessary unit lever. Therefore, it can easily cope with mounting the backrest.
[0018]
Moreover, since each unit lever should just be made into the same form and dimension, manufacturing cost can be suppressed. Furthermore, when attaching the backrest, it is only necessary to remove the unit lever located on the back of the chair, so that when the person is seated, the chair can be moved backward to hit the wall or furniture, or another person can be near the chair. Since the unit lever does not move even if you touch it while walking, there is no accident that the lock of the gas cylinder is unexpectedly released, and the safety is high.
[0019]
According to the fourth aspect of the present invention, since the slit groove into which the inward portion of the unit lever enters is used for the inward portion of the back support frame, the structure can be simplified and the cost can be reduced. In addition, since the unit lever and the back support frame can be arranged as high as possible without interfering with each other, the unit lever and the back support frame can be prevented from being exposed greatly, and the appearance can be improved.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0021]
(1). 1st Embodiment (FIGS. 1-14)
1 to 14 show the first embodiment. First, an outline will be described with reference to FIGS.
[0022]
(A). As shown in FIG. 1, the chair includes a leg 1 and a circular seat 2 in plan view, and the leg 1 includes a gas cylinder 3 as a leg column and a grounding portion 4 that supports the gas cylinder 3. Yes. A caster 5 is attached to the grounding portion 4. The gas cylinder 3 is covered with a leg cover 6.
[0023]
A seat base 7 made of a metal plate is fixed to the upper end of the gas cylinder 3, and the seat 2 is supported by the seat base 7. The seat 2 includes a cover (outer shell) 8, and four unit levers 9 for releasing the lock of the gas cylinder 3 are arranged so as to surround the cover 8 (more precisely, each unit lever) 9 is extended so as to surround the cover 8). Since the group of unit levers 9 extends in an annular shape as a whole, a finger can be placed on any unit lever 9 regardless of the posture of the seat 2.
[0024]
As shown in FIGS. 2 to 4, a backrest 11 is attached to the chair via a back support frame 10. 2 is a front view, FIG. 3 is a plan view, and FIG. 4 is a right side view. In the present embodiment, the back support frame 10 is composed of a base 12 having a semicircular shape in plan view that surrounds about a half circumference of the cover 8 of the seat 2 and a rising portion 13 that extends obliquely rearward from the base in a side view. The backrest 11 is attached to the rising portion 13.
[0025]
As described above, the four unit levers 9 are arranged in the circumferential direction, but each unit lever 9 is detachable, and the two adjacent unit levers 9 are removed and the two removed unit levers 9 are removed. A back support frame 10 can be attached instead of the lever 9 (details will be described later).
[0026]
The backrest 11 has a structure in which a cushion is stretched on the front surface of the back plate (the cushion may be omitted). The back plate may be integrally formed with the back support frame 10. Further, the backrest 11 can be attached to the back support frame 10 so as to tilt backward against elasticity.
[0027]
(B). Details of the structure Next, the details of the structure will be described with reference to FIG. 5 is a longitudinal sectional view as seen from the direction of VV in FIG. 6, FIG. 6A is a sectional view taken along the line VIA-VIA in FIG. 5, and FIG. 7 is a view taken along the line VII-VII in FIG. FIG. 8 is a front view of the separated main members, FIG. 9 is a partial perspective view with the cover turned over, FIG. 10 is a bottom view of the seat plate, and FIG. FIGS. 12A and 12B are separated views of the main members, FIGS. 12B and 12C are plan views of BB and CC, respectively, and FIGS. 12A and 12B are diagrams for explaining movement.
[0028]
Needless to say, the gas cylinder 3 is provided with an outer cylinder and an inner cylinder that are slidably fitted together. For example, as shown in FIG. I wear it. A push release valve 16 for unlocking projects from the upper end surface of the gas cylinder 3. When the push valve 16 is pushed downward, the lock is released and the gas cylinder 3 is extended by the gas pressure.
[0029]
For example, as can be understood from FIG. 5, the seat receiving base 7 is formed in a bowl shape having a circular shape in plan view and opened upward, and a flange 7a is provided at the upper end. An auxiliary plate 17 is fixed inside the seat receiving base 7, and an upper portion of the gas cylinder holder 15 is fixed to the auxiliary plate 17. A receiving cylinder 18 surrounding the gas cylinder 3 is fixed to the auxiliary plate 17.
[0030]
The seat 2 covers a synthetic resin seat plate (inner shell) 19, a cushion 20 stretched on the upper surface thereof, a metal plate reinforcement plate 21 disposed on the lower surface of the seat plate 19, and the reinforcement plate 21 from below. And a hollow cover 8.
[0031]
The cover 8 is formed in a donut shape and a taper shape so as to overlap the flange 7a of the seat receiving base 7 and spread upward, and a foot portion that overlaps the flange 7a of the seat receiving base 7 on the seat plate 19 in a plan view. Four 19a are provided at equal intervals along the circumferential direction, and the foot 19a, the cover 8, and the seat receiving base 7 are fastened together by bolts 22 and nuts 23.
[0032]
When the nut 23 is used as in the present embodiment, the nut 23 is preferably embedded in the foot portion 19a. It is also possible to screw a bolt 22 such as a tapping screw into the foot portion 19 a of the seat plate 19 without using the nut 23.
[0033]
The reinforcing plate 21 is formed in a ring shape so as to surround the group of the foot portions 19 a in the seat plate 19. The reinforcing plate 21 is fixed to a screw cylinder 24 provided on the cover 8 with a screw 25 such as a tapping screw (screwing is not necessarily required).
[0034]
Further, the engaging claws 26 are formed at a plurality of locations along the circumferential direction of the seat plate 19, and the engaging claws 26 are fitted into the engaging holes provided in the reinforcing plate 21, so that the reinforcing plate 21 is seated. The plate 19 is integrally attached. A number of reinforcing ribs 27 extending radially are provided on the lower surface of the seat plate 19.
[0035]
As shown in FIGS. 5 and 7, a first working body 29 made of a metal plate is disposed in a space surrounded by the cover 8, while the seat plate 19 hits the upper surface of the first working body 29. A fulcrum rib 30 having a circular shape in plan view is formed. The fulcrum rib 30 is formed concentrically with the seat plate 19. As shown in FIG. 6, the first operating body 29 is formed in a substantially rectangular shape in plan view.
[0036]
Each unit lever 9 is made of a synthetic resin and is formed in a substantially plate shape (may be made of a metal plate), and as can be understood from FIG. 7, is inclined so that the outer peripheral portion is low and the inner peripheral portion is high. . Each unit lever 9 can be pulled upward or horizontally by placing a finger on its inner peripheral surface.
[0037]
As can be understood from FIG. 6A, a pair of inward portions 9a extending toward the axis of the chair in a plan view are integrally formed at both ends of each unit lever 9, and the tips of both inward portions 9a The portions are integrally connected to form an inward end portion 9b.
[0038]
The inward tip portions 9b of the unit levers 9 form a right angle in plan view, and therefore the group of inward tip portions 9b has a single plate state as a whole. Each inward leading end portion 9 b is fixed to the first operating body 29 with a screw 32. Therefore, each unit lever 9 can be freely attached to and detached from the first operating body 29.
[0039]
As for the inward part 9a of the adjacent unit lever 9, the side part overlaps about the half part located inside the radius, and the space | interval spreads as the outer part goes to a radius outer side. For this reason, the group of four unit levers 9 forms a petal-like form, and thus has a novel design and excellent aesthetics.
[0040]
The cover 8 is formed with a slit 31 having a downward opening in which two adjacent inwardly facing portions 9a are loosely fitted. The slit groove 31 has a width that allows the inward portion 9a of the unit lever 9 to move by a certain amount in the horizontal direction, and has a depth that is located near the upper end of the cover 8.
[0041]
A central hole 33 is formed in the first operating body 29, while a group of inwardly leading end portions 9b of each unit lever 9 is overlapped with an operating cylinder 34 that opens downward, and an upward direction provided in the operating cylinder 34 is provided. The center projection 35 is forcibly fitted into the center hole 33 of the first operating body 29. Further, as an example of the positioning means, the operating cylinder 34 is provided with a fitting pin 36 protruding upward corresponding to the inward tip portion 9 b of each unit lever 9, and the fitting pin 36 is connected to each unit lever 9. Is forcibly fitted into an engagement hole 37 formed in the inward tip portion 9b.
[0042]
As described above, the operating cylinder 34 is forcibly fitted to the first operating body 29 and the inward end portion 9b of each unit lever 9, so that the operating cylinder 34 is held so as not to fall off without being screwed. Further, even when only two unit levers 9 are provided, the unit lever 9 is held so as not to be loose.
[0043]
A second operating body 38 made of synthetic resin or the like is fitted in the receiving cylinder 18 provided on the seat receiving base 7 so as to be vertically movable but not horizontally movable. A central portion 38a is formed in the central portion of the second working body 38, and the working cylinder 34 is in contact with the upper surface of the second working body 38 so as to surround the bottom of the chevron portion 38a. .
[0044]
In the present embodiment, the fulcrum ribs 30 are formed on the seat plate 19 in the first operating body 29, but the fulcrum ribs 30 can also be formed on the cover 8. In this case, it is preferable that the reinforcing plate 21 is formed in a non-ring shape that extends to the center (so that even if the seat plate 19 is deformed by the weight of the person who is seated, the effect is exerted on both the operating bodies 29 and 38. Can be prevented).
[0045]
(C). As shown in FIG. 12 (A), when the user puts a finger on any unit lever 9 and pulls it up or pushes it down, the entire group of unit levers 9 and the first operating body 29 are placed on the seat plate 19. Then, the second actuating body 38 is pushed down by a lever action.
[0046]
Further, as shown in FIG. 12B, when a unit lever 9 is put on a finger and pulled or pushed in the horizontal direction, the group of unit levers 9 and the first operating body 29 move horizontally, The two actuating bodies 38 are moved downward to the actuating cylinder 34 because the angle portions 38a thereof are tapered, and the push valve 16 is pushed down to unlock the gas cylinder 3.
[0047]
Thus, it is convenient because the lock of the gas cylinder 3 can be released by pushing the push valve 16 no matter how the arbitrary unit lever 9 is put on a finger and moved. When a person operates the unit lever 9, a horizontal pulling force and a vertical pulling force are often combined, such as pulling the unit lever 9 obliquely upward, but in this embodiment, Even in such a case, the second operating body 38 can surely descend and push down the push valve 16.
[0048]
By the way, when a person performs the raising / lowering operation of the seat 2, generally, a portion of the palm close to the wrist is applied to the edge of the seat plate 19 and a finger is put on the lever. Therefore, there is a tendency to pull the lever horizontally. strong. In such a case, in the configuration in which the lever only moves up and down (tilt) as in Patent Document 2, the direction in which the person pulls with the finger does not match the direction in which the lever moves, and the lever is caught smoothly. There is a possibility that it cannot be operated.
[0049]
On the other hand, in this embodiment, the unit lever 9 moves reliably and the push valve 16 is pushed down no matter what direction the person applies a force, so that the lever operation can be performed without giving the user a feeling of being caught. It can be done lightly.
[0050]
(C). FIG. 13 is a bottom cross-sectional view with the two unit levers 9 removed and the backrest 11 attached, and FIG. 14 is a cross-sectional view taken along line XIV-XIV in FIG. As shown in these drawings, the base portion 12 of the back support frame 10 is integrally provided with three inward branch portions 12a that fit into the slits 31 of the cover 8, and the inward branch portions 12a are screwed. 39 is fastened to the reinforcing plate 21.
[0051]
The inward branch portion 12a of the back support frame 10 passes through the bottom plate of the slit 31 in the cover 8, so that the inward branch portion 12a of the back support frame 10, the cover 8, and the reinforcing plate 21 are fastened together. Yes.
[0052]
A step of forming a female screw in advance on the reinforcing plate 21 or welding a nut, or using a tapping screw or a drill screw as the screw 39 to form a female screw or welding a nut in advance. Can be omitted.
[0053]
The slit 31 of the cover 8 is set to such a depth that even if the unit lever 9 moves upward, a sufficient space is left above the unit lever 9. The two inward branch portions 12a located on the front side of the inward branch portions 12a of the back support frame 10 are set to have a thickness that does not interfere even when the unit lever 9 is moved upward. For this reason, even if the inward portion 9a of the unit lever 9 is fitted in the slit groove 31, the inward branch portion 12a of the back support frame 10 can be fixed without hindering the operation of the unit lever 9.
[0054]
Of the three inward branch portions 12 a in the back support frame 10, the one located at the back may have the same shape as the other ones, or may be set to a thickness that is about the same as the depth of the slit groove 31.
[0055]
Thus, since the unit lever 9 does not exist at the place of the back support frame 10, the lock of the gas cylinder 3 is suddenly released when the unit lever 9 hits the wall or is touched by a person. There is no problem.
[0056]
Further, since the back support frame 10 is attached using the slit groove 31 for attaching the unit lever 9, the back support frame 10 can be brought close to the lower surface of the seat plate 19, and the appearance may deteriorate. There is no. The back support frame 10 may be made of synthetic resin or metal.
[0057]
(2). Second Embodiment (FIG. 15)
FIG. 15 shows a second embodiment. In this embodiment, the lever means is divided into three unit levers 9, and each unit lever 9 is provided with two inward portions 9a. In this case, the unit levers 9 are separated from the inward portions 9a of the unit levers 9, and thus the cover 8 is formed with six slits 31 at equal intervals in the circumferential direction (that is, at intervals of 60 °). ing.
[0058]
The back support frame 10 is formed with four inward branch portions 12a, which are fastened to the cover 8 or the reinforcing plate with screws. In this embodiment, the inward branch portion 12a of the back support frame 10 and the inward portion 9a of the unit lever 9 do not enter the same slit groove 31, so the thickness of the inward branch portion 12a of the back support frame 10 is Can be set to any size.
[0059]
(3). Third Embodiment (FIG. 16)
FIG. 16 shows a third embodiment. This embodiment corresponds to claim 2, and the seat base 7 has an upward opening in which the inward portion 9a of the unit lever 9 and the inward branch portion 12a of the back support frame 10 are selectively or simultaneously fitted. A slit groove 31 is formed.
[0060]
In this embodiment, a circular enclosure frame 41 that surrounds the upper portion of the gas cylinder 3 is provided in a space surrounded by the seat receiving base 7, and a disk-like operation body 42 is disposed inside the enclosure frame 41. 42, the inwardly facing portion 9 a of the cover 8 can be attached and detached with a screw 43.
[0061]
The operating body 42 is screwed into the push valve 16 of the gas cylinder so that the height can be adjusted from below, and the head 44 is fixed to the operating body 42 with a lock nut 45. The inward end portion 12 a of the back support frame 10 is fastened to the auxiliary plate 46.
[0062]
(4). Others The present invention can be embodied in various ways other than the above-described embodiment. For example, the lever can be divided into an arbitrary number of unit levers, such as a two-split method or a five-split method, without being limited to a four-split method or a three-split method.
[0063]
Further, the shape of the back support frame and the backrest can be arbitrarily set according to the design and the like. The back support frame and its inward branch need not be integrally formed. For example, by attaching the back support frame to the inward branch via elastic support means such as a torsion bar, the backrest tilts backward. It is also possible to configure so as to.
[0064]
Further, the present invention is not limited to a movable chair, but can be applied to a chair in which a leg column is fixed to the floor. Each unit lever may be formed in a ginkgo leaf shape (or fan shape), and one inward portion may be provided in each unit lever.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a first embodiment when used without a backrest.
FIG. 2 is a front view of a specification with a backrest attached.
FIG. 3 is a plan view of a specification with a backrest attached.
FIG. 4 is a right side view of the specification with a backrest attached.
5 is a longitudinal sectional view as seen from the direction of VV in FIG. 6. FIG.
6A is a cross-sectional view taken along the line VIA-VIA in FIG. 5, and FIG. 6B is a plan view of the first operating body.
7 is a longitudinal sectional view as seen from the VII-VII viewing direction of FIG.
FIG. 8 is a separated front view of members.
FIG. 9 is a partial perspective view of a cover.
FIG. 10 is a bottom view of the seat plate.
FIGS. 11A and 11B are separated views of main members, and FIGS. 11B and 11C are plan views of FIGS.
FIG. 12 is a diagram for explaining the operation.
FIG. 13 is a bottom cross-sectional view with a backrest attached.
14 is a cross-sectional view taken along the line XIV-XIV in FIG. 13;
FIG. 15 is a bottom view of the second embodiment.
FIG. 16 is a longitudinal sectional view showing a third embodiment.
[Explanation of symbols]
1 leg 2 seat 3 gas cylinder 7 as leg support 7 seat receiving base 8 cover 9 unit lever 9a inward portion 9b inward end portion 10 back support frame 12a inward branch portion 16 push valve 18 receiving cylinder 29 first operating body 30 Rib 31 for fulcrum Cut groove 38 Second operating body

Claims

A gas cylinder as a leg column, a seat receiving base fixed to the upper end of the gas cylinder, and a seat plate supported by the seat receiving frame;
A push valve for unlocking the gas cylinder protrudes from the upper end surface of the gas cylinder. Further, the push valve of the gas cylinder is operated by a person holding and moving the finger to a height position where the person can sit on the finger. The lever device for the chair is arranged so as to surround the axis of the gas cylinder,
The lever device is configured to be separated into a plurality of unit levers arranged along the circumferential direction.
Chair.

The seat base is formed in a hollow shape that opens upward, and a space is formed above the gas cylinder, and the movement of each unit lever is converted into the movement of a push valve in the space. Each of the unit levers includes a radially inward portion that is detachable from the operating body,
A plurality of slit grooves that fit in the seat receiving base in a state in which the inward portion of each unit lever is movable are formed to open upward.
The chair according to claim 1.

A hollow cover is disposed between the seat receiving base and the seat plate, and a space is formed above the gas cylinder,
In the space portion, an actuating body for converting the movement of each unit lever into the movement of a push valve is disposed, while each unit lever is a radially inwardly detachable part that can be attached to and detached from the actuating body. With
In the cover, a plurality of slit grooves that fit in a state in which the inward portion of each unit lever is movable are formed so as to open downward.
The chair according to claim 1.

A backrest can be attached via a back support frame, and an inward projection that fits into one or a plurality of slits formed in the seat receiving base or cover is provided on the back support frame. The inward projection can be fixed to the seat plate or cover or seat receiving base or other member at the location of the slit groove,
The chair according to claim 2 or claim 3.