JP2005012253A - 操作体検出スイッチ - Google Patents

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勉 味岡
Keisuke Ishibashi
敬介 石橋
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Abstract

【課題】この発明は、スイッチの操作において、人体の接触有無の検出に基づいて、スイッチ機能の有効または無効を設定することにより、保安・安全面での信頼性、およびセキュリティー性を得る操作体検出スイッチの提供を目的とする。
【解決手段】この発明は、人体などの操作体で操作部が入力操作されたとき出力信号が状態変化するようにスイッチ動作を行う第1のスイッチ部と、人体大地間容量が接触電極に接続されたときその接触の検知に基づいて出力信号が状態変化するようにスイッチ動作を行う静電容量型電子スイッチ部とを備え、上記第1のスイッチ部の操作部と上記静電容量型電子スイッチ部の接触電極とを上記操作体の1つで同時操作を許容する形態に形成し、上記第1のスイッチ部と上記静電容量型電子スイッチ部の両方の出力信号が重畳して状態変化したとき、スイッチ信号が状態変化する出力部を形成した操作体検出スイッチであることを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、例えば、産業機器、アミューズメントの回動式遊技機やパチンコ遊技機などに有効利用できる操作体検出スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
上述例のアミューズメント遊技機においては、各種の操作スイッチが使用され、該操作スイッチに要求されることは、
操作時の感触が良好であること、
プレイヤーが指先の感触で操作状況が認識しやすいこと、
低コストであること、
であり、これらの要求を満たすために、有接点スイッチの使用頻度が非常に高く、簡単な用途から、確率設定スイッチなど、遊技性能に多大に影響を与える重要度の高い用途まで幅広く使用されている。
【0003】
一方、プレイヤーには、故意にこれらのスイッチを不正操作する悪質なプレイヤーもおり、通常、重要度の高い操作スイッチは遊技機の内部に配設されるが、遊技機外部から薄い板状物体、あるいは針金状物体を小さな隙間から内部に差込み、巧妙な操作で前述した操作スイッチを作動させる不正行為が発生している。
【0004】
したがって、回動式遊技機やパチンコ遊技機などに設定される確率設定スイッチのような遊技性能に影響を与える重要度の高いスイッチには、操作性以外に、保安・安全面での信頼性、セキュリティー性が要求される。
【0005】
総括すれば、人体(指)で操作された場合のみ作動するスイッチが最も遊技機に対して適合しているが、前述した有接点スイッチでは不可である。
【0006】
上述例の人体(指)で操作された場合のみ作動するスイッチに係るものとしては、人体の接近、もしくは、接触を検知する無接点スイッチの技術として、静電容量検知型電子スイッチ(タッチセンサ)の技術がある(特許文献1参照)。
【0007】
これは、非検出体が持つ大地間の静電容量を利用するものであって、図12に示すごとく、予め設けられた接触電極21に大地間容量C0(概ね150pF)を持った人体が接触すると、サージ保護回路22を介して静電容量値変化が発振回路23に伝達され、該発振回路23の発振出力が変化(発振振幅変化、あるいは発振周波数変化)する。
【0008】
この発振出力が検波・積分回路24にて平滑後、その積分電位を比較回路25の基準電位と比較して、その大小関係で、出力回路26の出力信号を状態変化させる。結局、接触電極21に対する人体の接触有無で、最終出力を変化させる構成である。
【0009】
このように、無接点スイッチの分野では、人体もしくは人体容量と同等の大地間容量を持つ物体のみが検知の対象となり、前述した重要度の高いスイッチの用途の適合に近いものとなる。しかし、操作時の感触がないこと、これに伴い無接点スイッチ独特の操作上の問題点が存在することになり、また、上述した電子スイッチでは、電磁誘導、電波照射などの外乱安定性が有接点スイッチより劣るため、前述の悪質なプレイヤーに別の不正行為の機会を与えることになりかねない。
結局、セキュリティーに問題が残るものの、有接点スイッチを使用してるのが現状であり、前述した不正行為への有効な対策がとられていない。
【0010】
上述の従来例では、アミューズメントの回動式遊技機やパチンコ遊技機について説明したが、他の産業においても、例えば、薬品を触る作業現場や高電圧が存在する周辺の作業現場などで、手袋などの保護具を必須とする場合、スイッチ操作を行う際に、保護具を介しての操作ではスイッチ動作を行わせ、直接的に人体が操作したとき、例えば、素手でスイッチを操作したとき、スイッチ動作をさせない、すなわち、人体接触判定非検出時のみスイッチ類の機能を有効にして、保安・安全面での信頼性を得る必要がある場合がある。
【0011】
しかし、前述した有接点スイッチや無接点スイッチではこのような機能を持たせることは不可能である。
【0012】
【特許文献1】
特開2002−263272公報。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、スイッチの操作において、人体の接触有無の検出に基づいて、スイッチ機能の有効または無効を設定することにより、保安・安全面での信頼性、およびセキュリティー性を得る操作体検出スイッチの提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この発明は、人体などの操作体で操作部が入力操作されたとき出力信号が状態変化するようにスイッチ動作を行う第1のスイッチ部と、人体大地間容量が接触電極に接続されたときその接触の検知に基づいて出力信号が状態変化するようにスイッチ動作を行う静電容量型電子スイッチ部とを備え、上記第1のスイッチ部の操作部と上記静電容量型電子スイッチ部の接触電極とを上記操作体の1つで同時操作を許容する形態に形成し、上記第1のスイッチ部と上記静電容量型電子スイッチ部の両方の出力信号が重畳して状態変化したとき、スイッチ信号が状態変化する出力部を形成した操作体検出スイッチであることを特徴とする。
【0015】
この構成によれば、1つの操作体で同時に、第1のスイッチ部が押圧操作あるいは接触操作などで入力操作されること、および静電容量型電子スイッチ部が人体で操作されることの2つの条件(AND条件)で操作体検出スイッチのスイッチ信号が状態変化して出力を得ることができる。
【0016】
さらに、この発明は、人体などの操作体で操作部が入力操作されたとき出力信号が状態変化するようにスイッチ動作を行う第1のスイッチ部と、人体大地間容量が接触電極に接続されたときその接触の検知に基づいて出力信号が状態変化するようにスイッチ動作を行う静電容量型電子スイッチ部とを備え、上記第1のスイッチ部の操作部と上記静電容量型電子スイッチ部の接触電極とを上記操作体の1つで同時操作を許容する形態に形成し、上記第1のスイッチ部の出力信号が状態変化し上記静電容量型電子スイッチ部の出力信号が状態変化しないとき、スイッチ信号が状態変化する出力部を形成した操作体検出スイッチであることを特徴とする。
【0017】
この構成によれば、第1のスイッチ部が操作体で、押圧操作あるいは接触操作などの入力操作を行うこと、および静電容量型電子スイッチ部が人体で操作されないことの2つの条件で操作体検出スイッチのスイッチ信号が状態変化して出力を得ることができる。
そのため、静電容量型電子スイッチ部が人体で操作された場合、第1のスイッチ部が入力操作されても、操作体検出スイッチのスイッチ信号は状態変化することがなく、例えば、素手による操作が規制される。
【0018】
この発明の形態として、前記第1のスイッチ部の操作部を非導電体の外殻部材に形成した窪み部の底部に配置し、待機状態にある操作部上面の位置を、上記窪み部上辺を下回る位置に設定することができる。
【0019】
この構成によれば、操作体が窪み部に入らないと入力操作ができないので、操作体の大きさ、形状、指のような弾性を備えた材質といった制限を設定することができる。
【0020】
この発明の形態として、前記第1のスイッチ部を有接点スイッチ、温度検知センサ、光学式電子スイッチなどで形成することができる。
【0021】
さらに、この発明は、上述した操作体検出スイッチを具備した遊技機を構成することができる。
【0022】
【発明の効果】
この発明によれば、操作体で第1のスイッチが入力操作されたこと、および操作体の持つ静電容量が人体と同等でないと操作体検出スイッチが動作しない、あるいは、操作体が人体の素手であるとき操作体検出スイッチが動作しない、といったように操作体に制限を加えることができるので、保安・安全面の信頼性、セキュリティー性を高めることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施の形態を以下図面とともに説明する。
図面は、アミューズメントの回動式遊技機におけるストップスイッチに利用する操作体検出スイッチを示し、図1、図2において、操作体検出スイッチ30は、外郭部材であるケース31の内部に基板32を収納しており、該基板32にはタクタイルスイッチで構成した有接点のスイッチ33と静電容量型の電子スイッチ34とを搭載している。なお、上述のケース31は非導電性の合成樹脂材で形成している。
【0024】
上述のスイッチ33の操作部35はプランジャタイプで形成されているため押圧操作されることにより内方に沈む(押下)ように動作する。また、この操作部35の周囲部であって、スイッチ33の上面には導電体で形成した接触電極36を一体形成し、この接触電極36は後述する電子スイッチ34の一部を構成している。
【0025】
なお、上述の有接点スイッチ33は、タクタイルスイッチを利用し、さらに、このタクタイルスイッチのアース接続タイプが、操作部35の周囲に金属を貼着しているため、これを接触電極36に流用することができる。
【0026】
前述のケース31における上述したスイッチ33の操作部35に対応する位置は、すり鉢状に形成した窪み部37を形成して開口し、この窪み部37の底部に操作部35を配置している。また、窪み部37の底部の開口量は操作部35の直径より大きくて、接触電極36の一部が露出する大きさに形成し、操作体である人体の指先40(図5参照)で操作部35を押圧して押下したとき、指先40の弾性変形でその一部が接触電極36に接触できる大きさに形成している。すなわち、操作部35と接触電極36とが1つの指先40で同時に操作されることを許容する形態に形成している。
【0027】
さらに、前述の操作部35の上面高さ位置は、該操作部35が入力操作の待機時様態にあるとき、ケース31の上面、すなわち、窪み部37の上辺を下回る位置に設定している。そのため、操作部35を操作するには、上述の窪み部37に入る大きさおよび形状の操作体であることに規制される。なお、図中38は、ケース31の裏蓋である。
【0028】
図3は、操作体検出スイッチ30の構成図を示し、前述の接触電極36は静電容量型電子スイッチ34の接触電極を構成し、この接触電極36に人体の指先40(図5参照)が接触すると、大地間容量C0(概ね150pF)が接続されることになって人体の接触を検出した検出信号をその出力段39に出力する。
【0029】
この出力を有接点スイッチ33に接続し、該スイッチ33の操作部35が操作されて、両スイッチ33,34のスイッチ動作が重畳してONしたとき、操作体検出スイッチ30による操作体検出信号Voutを出力する。
【0030】
換言すれば、スイッチ33と静電容量型電子スイッチ34との両方の出力信号または出力動作が重畳して状態変化したとき、操作体検出スイッチ30としてのスイッチ信号が状態変化して出力されることになる。
【0031】
この構成によれば、有接点スイッチ33が操作体(指先)で押圧操作を行うこと、および静電容量型電子スイッチ34が人体(指先)で操作されたことの2つの条件(AND条件)で操作体検出スイッチ30のスイッチ信号が状態変化して出力を得ることができる。
【0032】
ここで、他の実施例について述べると、図3の静電容量型電子スイッチ34の出力段39と有接点スイッチ33との間にノット回路(図示省略) を介装して、電子スイッチ34の出力を反転して有接点スイッチ33 に接続すると、この操作体検出スイッチ30は静電容量型電子スイッチ34が人体を検出しない状態で有接点スイッチ33が操作されることにより、スイッチ信号が状態変化する構成となる。そのため、素手による操作を規制することができる。
【0033】
図4は、図3で示した操作体検出スイッチ30の回路ブロック図を示し、該検出スイッチ30は、有接点スイッチ33と、静電容量型電子スイッチ34とで構成している。
【0034】
上述の静電容量型電子スイッチ34は、導電体で形成した接触電極36に大地間容量C0(概ね150pF)を持った人体(指先40)が接触すると、サージ保護回路41を介して静電容量値変化が発振回路42に伝達され、この例では該発振回路42の発振振幅が変化する。
【0035】
この発振出力を検波積分回路43で平滑して積分し、その積分電位を比較回路44の基準電位と比較して、その大小関係で、出力回路45の出力信号を状態変化させる。すなわち、検知信号を出力する。なお、電源回路46は必要回路に電源を供給する。
【0036】
このように構成した静電容量型電子スイッチ34は、すでに説明した特許文献1と等価な構成である。
【0037】
上述した静電容量型電子スイッチ34の検知信号は、有接点スイッチ33の操作部35が押圧操作(入力操作)されることによって、操作体である人体検知のスイッチ信号が出力される。すなわち、操作体検出スイッチ30のスイッチ信号が状態変化して出力される。
【0038】
図5は、操作体検出スイッチ30の操作部35の操作状態を示し、そのa図に示すように、人体の指先40が窪み部37に入って操作部35に接触し、さらにそのb図に示すように、操作部35を押圧押下すると、有接点スイッチ33はON操作されると共に、操作部35の上面よりはみ出した指先40の一部が弾性変位して接触電極36に接触し、該接触電極36に大地間容量が接続される。
【0039】
この結果、図6にも示すように、1つの操作体(指先)で同時に、有接点スイッチ33が入力操作されること、および静電容量型電子スイッチ34が人体(指先)で操作されることの2つの条件(AND条件)で操作体検出スイッチ30のスイッチ信号が前述したように状態変化(図示のハイレベルからロウレベルの状態変化)して出力を得ることができる。
【0040】
この実施例の操作体検出スイッチ30によれば、操作体により有接点スイッチ33が閉じること、電子スイッチ34により操作体が人体であることのAND条件で動作するため、従来のスイッチ単独使用時と比べて、保安・安全面の信頼性およびセキュリティー性が向上する。
【0041】
さらに、有接点スイッチ33の操作部35は窪み部37の底部にあって、その上面は窪み部37内に位置するので、操作体の大きさや形状が窪み部37に入り得る形態であること、さらに、操作部35を押下した状態で接触電極36に接触でき得る弾性を備えること、のように操作体に制限や規制を設定することができ、より一層の保安・安全面の信頼性およびセキュリティー性を高めることができる。
【0042】
図7は、有接点スイッチ33の上面に併設した接触電極36の形態を示し、該接触電極36は前述したように導電性の金属板で形成しており、そのa図は、操作部35を環状に囲繞する形態で形成している。この場合、入力操作は操作部35の全周囲から可能となる。
【0043】
また、b図は、環状の一部を切欠いたC型に形成した接触電極36の形態を示し、この形態では、切欠いた位置では接触電極36への接触ができないため、入力操作は操作部35の周囲一部に制限がかけられる。
【0044】
また、c図は、操作部35の周囲の一部に接触電極36を配置した例を示すが、この形態の場合、配置した接触電極36の位置のみ入力操作が可能となり、入力操作が規制される。
【0045】
図8は、操作体検出スイッチ30の他の例を示し、上述した第1の実施例では、第1のスイッチに有接点スイッチ33を使用した例を示したが、この例では、この有接点スイッチに代えて、無接点スイッチであって反射型光学式電子スイッチを使用した例を示し、他の構成は同じであるため、同一機能の構成要素には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0046】
上述の反射型光学式電子スイッチ(または光学式センサ)53は、その操作部35を形成する部材を、可視光をカットする合成樹脂材で形成して、これを位置固定に配置し、内部には投光素子54と受光素子55を傾斜配置して、投光素子54の射光が操作部35の表面で反射したとき受光素子55に入射するように設けている。
【0047】
操作体の指先40が入力操作のために操作部35の表面に接触したとき、その指先40が反射体となって投光素子54の射光を受光素子55側に反射して電子スイッチ53の出力が状態変化し、また、指先40が操作部35に接触したとき、同時に接触電極36と接触することにより、操作体検出スイッチ30のスイッチ信号が状態変化する。
【0048】
このように、反射型光学式電子スイッチ53を使用した場合は、入力操作時の操作感触は有接点スイッチ33に劣るが、しかし、スイッチの寿命が長いこと、小型化が可能であること、低コストであることなどの効果を得ることができる。
【0049】
図9は、第1のスイッチの有接点スイッチ33に代わる他の例として、フォトインタラプタタイプの光学式電子スイッチ(または光学式センサ)63を示し、該電子スイッチ63は、図示を省略しているが、図1および図2で示した窪み部37の底部に配設される。そのため、同一の機能を有する構成要素に対しては同一の符号を付してその説明を省略する。
【0050】
操作部35は、プランジャタイプで形成されるため、押圧操作されると押下し、操作が解除されると、元の待機位置に復帰する。操作部35の下面には光軸を遮ることができる遮光部材64を備え、この遮光部材64の移動軌跡を挟んで対向する位置に投光素子65と受光素子66とを配設している。
【0051】
また、操作部35の周囲には環状の接触電極36を配設し、そのb図に示すように、操作体である指先40が操作部35を押圧操作すると、同時に接触電極36と接触するように設けられる。
上述の光学式電子スイッチ63を入力操作する場合、その操作部35を押圧して押下することにより、遮光部材64が投光素子65の光軸を遮光して、該電子スイッチ63の出力状態変化を得ることができ、また、接触電極36に指先40が接触することによって、操作体検出スイッチ30のスイッチ信号が状態変化する。
【0052】
図10、図11は、操作体検出スイッチ30の他の例を示し、この実施例では電子体温計に操作体検知スイッチを利用した例を示す。
電子体温計70の検温部71の外周部に環状の接触電極36を嵌着固定して、該検温部71が人体の肌に接触されたとき、該接触電極36も人体の肌に接触するように形成している。
【0053】
図11において、温度検知センサ回路72と検温部71とにより温度検知センサを構成し、検温部71から入力される温度変化に対応する信号を温度検知センサ回路72に取り込んで、検知温度に対応した信号を出力する。
【0054】
静電容量型電子スイッチ34は、既に第1の実施例で説明したように、接触電極36が人体に接触したことを検知し、人体の接触を検知したとき、温度検知センサの検温出力を許容する。
【0055】
このように電子体温計70を構成した場合、検温部71が確実に人体に接触しなければ、正しく検温されない機能を搭載した電子体温計を得ることができる。
【0056】
この発明の構成と、実施例との対応において、
この発明の第1のスイッチ部は、実施例の有接点スイッチ33、反射型光学式電子スイッチ53、光学式電子スイッチ63、検温部71と温度検知センサ回路72を備えた温度検知センサに対応し、
同様に、静電容量型電子スイッチ部は、静電容量型電子スイッチ34に対応し、
出力部は、図4で示す有接点スイッチ33の出力部分に対応し、
操作体は、指先40に対応し、
外殻部材は、ケース31に対応するも、この発明は実施例の構成に限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】操作体検出スイッチの斜視図。
【図2】操作体検出スイッチの断面図。
【図3】操作体検出スイッチの構成図。
【図4】操作体検出スイッチの回路ブロック図。
【図5】操作体検出スイッチの操作部の操作状態を示す説明図。
【図6】操作体検出スイッチの出力状態を示すタイムチャート。
【図7】接触電極の形態を平面図で示す説明図。
【図8】他の例を示す操作体検出スイッチの断面図。
【図9】他の例を示す光学式電子スイッチの断面図。
【図10】他の例を示す電子体温計の部分斜視図。
【図11】電子体温計の構成図。
【図12】従来の静電容量検知型電子スイッチの回路ブロック図。
【符号の説明】
30…操作体検出スイッチ
33…有接点スイッチ
34…静電容量型電子スイッチ
35…操作部
36…接触電極
37…窪み部
40…指先
53…反射型光学式電子スイッチ
63…光学式電子スイッチ
70…電子体温計
71…検温部
72…温度検知センサ回路

Claims (7)

  1. 人体などの操作体で操作部が入力操作されたとき出力信号が状態変化するようにスイッチ動作を行う第1のスイッチ部と、
    人体大地間容量が接触電極に接続されたときその接触の検知に基づいて出力信号が状態変化するようにスイッチ動作を行う静電容量型電子スイッチ部とを備え、上記第1のスイッチ部の操作部と上記静電容量型電子スイッチ部の接触電極とを上記操作体の1つで同時操作を許容する形態に形成し、
    上記第1のスイッチ部と上記静電容量型電子スイッチ部の両方の出力信号が重畳して状態変化したとき、スイッチ信号が状態変化する出力部を形成した
    操作体検出スイッチ。
  2. 人体などの操作体で操作部が入力操作されたとき出力信号が状態変化するようにスイッチ動作を行う第1のスイッチ部と、
    人体大地間容量が接触電極に接続されたときその接触の検知に基づいて出力信号が状態変化するようにスイッチ動作を行う静電容量型電子スイッチ部とを備え、上記第1のスイッチ部の操作部と上記静電容量型電子スイッチ部の接触電極とを上記操作体の1つで同時操作を許容する形態に形成し、
    上記第1のスイッチ部の出力信号が状態変化し上記静電容量型電子スイッチ部の出力信号が状態変化しないとき、スイッチ信号が状態変化する出力部を形成した操作体検出スイッチ。
  3. 前記第1のスイッチ部の操作部を非導電体の外殻部材に形成した窪み部の底部に配置し、
    待機状態にある操作部上面の位置を、上記窪み部上辺を下回る位置に設定した
    請求項1又は2に記載の操作体検出スイッチ。
  4. 前記第1のスイッチ部を有接点スイッチで形成した
    請求項1又は2に記載の操作体検出スイッチ。
  5. 前記第1のスイッチ部を温度検知センサで形成した
    請求項1又は2に記載の操作体検出スイッチ。
  6. 前記第1のスイッチ部を光学式電子スイッチで形成した
    請求項1又は2に記載の操作体検出スイッチ。
  7. 請求項1〜6の1つに記載の操作体検出スイッチを具備した遊技機。
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