JP2005011008A - Icカード - Google Patents
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Abstract
【課題】それぞれボーレートが異なる新旧複数のアプリケーションを搭載して、それらを任意に選択的に使用可能なICカードを提供する。
【解決手段】新旧複数のアプリケーションを搭載し、かつ、新旧アプリケーションによってボーレート(F・D)が異なるICカードにおいて、起動時あるいは再活性化時のATR直後のPPSリクエストで要求されたデータ伝送速度によってアプリケーションの選択を自動的に行なう。
【選択図】 図10
【解決手段】新旧複数のアプリケーションを搭載し、かつ、新旧アプリケーションによってボーレート(F・D)が異なるICカードにおいて、起動時あるいは再活性化時のATR直後のPPSリクエストで要求されたデータ伝送速度によってアプリケーションの選択を自動的に行なう。
【選択図】 図10
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば、書込み、書換えが可能な不揮発性メモリおよびこれらを管理、制御するためのCPUなどの制御素子を有し、外部からのデータの入出力を行なう手段を備えたICチップを内蔵したICカードに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯可能な記憶媒体として、書込み、書換えが可能な不揮発性メモリおよびこれらを管理、制御するためのCPU(セントラル・プロセッシング・ユニット)などの制御素子を有し、外部からのデータの入出力を行なう手段を備えたICチップを内蔵したICカードが産業各方面で利用されている。
【0003】
この種のICカード、特にEC(電子商取引)などの分野で注目されているICカードは、ほとんどのものが国際標準仕様であるISO/IEC7816−3にて規定される通信プロトコルに準拠しており、この通信プロトコルにより外部装置との間でデータの入出力を行なう。また、ICカードの起動時および再活性化時には、初期応答データであるATR(Answer To Reset)を出力することが 記述されている。ATRには、動作電圧などのICカードの物理的特性に関する情報やATR出力後の外部装置とのデータ伝送速度、動作モード(折衝可能モード、専用モード)に関する情報などが含まれている。
【0004】
また、複数の通信プロトコルおよび複数のデータ伝送速度をサポート可能なICカードでは、起動時と再活性化時では異なるATRを出力することで、伝送条件の変更を外部装置に通知する機能がISO/IEC7816−3の中に記述されている。
【0005】
さらに、折衝可能モードの場合は、外部装置からPPS(プロトコル・アンド・パラメータ・セレクション)リクエストを出力し、データ伝送速度であるボーレート(F・D)を変更することが規定されている。なお、ATRに含まれる情報は、実際にICカードで運用されるアプリケーションごとの準拠仕様にて規定されることとなる。この場合のアプリケーションとは、たとえば、クレジットやポイントシステムなどである。
通常、複数のアプリケーションを搭載するICカードは、リセットされた後、最初のアプリケーションが機能する前に、アプリケーションを選択する処理が実行される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、既存システムの端末装置によっては、アプリケーションの選択を行なわないでアプリケーションの処理を行なうものがあり、そのため新システムの端末装置に対応したアプリケーションと旧システムの端末装置に対応したアプリケーションを搭載することができない。
【0007】
そこで、本発明は、それぞれボーレートが異なる新旧複数のアプリケーションを搭載して、それらを任意に選択的に使用可能なICカードを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のICカードは、外部装置との間でデータを送受信する通信手段と、データを格納するメモリと、外部装置との間のデータ伝送速度が一部とされるファイル定義情報により前記メモリに対し複数のファイルを定義してファイル構造を構築するファイル構築手段と、前記通信手段を介して受信されたデータがPPSリクエストである場合、このPPSリクエストにより指定されるデータ伝送速度に一致するデータ伝送速度を持ったファイル定義情報により定義されたファイルを前記メモリから検索するファイル検索手段と、前記通信手段を介して受信された次のデータが処理コマンドである場合、前記ファイル検索手段により検索されたファイルを用いた処理を実行する処理手段とを具備している。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係るICカードの構成を概略的に示すものである。本ICカード100は、カード表面に設けられた磁気ストライプ部101、外部装置としての端末装置(カードリーダライタ)との間でデータの送受信を行なう通信手段としての通信部102、および、1つ(あるいは複数)のICチップ103から構成されている。
【0010】
通信部102は、当該ICカード100が無線式ICカードの場合にはアンテナおよび送受信部として構成され、無線式カードリーダライタから送信された変調波を非接触で受信したり外部へ変調波を送信するようになっている。また、受信した変調波から内部回路に供給するための電源やクロックパルスを生成するようになっている。また、当該ICカード100が接触式ICカードの場合にはコンタクト部として構成され、カードリーダライタに設けられたICカード接触端子部と接触することにより、データの送受信を行なうとともに、電源やクロックパルスを得るようになっている。
【0011】
ICチップ103は、制御手段としての制御素子(たとえばCPU)104、記憶手段としてのデータメモリ105、ワーキングメモリ106、および、プログラムメモリ107から構成され、通信部102と接続された状態でICカード本体内に埋設されている。
【0012】
制御素子104は、ファイル創成処理を行なうとともに、各種の判定処理/判断処理及びメモリへの書込みや読出しなどのデータ処理を行なう。
データメモリ105は、アプリケーションデータなどの各種データの記憶に使用され、たとえば、EEPROM(エレクトリカリ・イレーザブル・アンド・プログラマブル・リード・オンリ・メモリ)などの消去(書き換え)可能な不揮発性メモリで構成されている。
【0013】
ワーキングメモリ106は、制御素子104が処理を行なう際の処理データを一時的に保持するための作業用メモリであり、たとえば、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)などの揮発性メモリで構成されている。
プログラムメモリ107は、たとえば、マスクROM(リード・オンリ・メモリ)などの書換え不可能な固定メモリで構成されており、各基本機能を実現するサブルーチンを備えた制御素子104の制御プログラムなどを記憶している。
【0014】
データメモリ105には、たとえば、図2に示すように、複数のアプリケーションに関する情報がファイル構造で記憶されている。このファイル構造は、ISO/IEC7816−4に基づき、色々なフォルダの種類を持ったディレクトリのツリー構造になっており、複数のアプリケーションが登録可能である。
【0015】
図2に示すように、最上位がMF(Master File)201で、その配下に各アプリケーションごとに設定されるフォルダとしてDF(Dedicated File)202,203,204が設けられ、さらに、それらの配下に実際にアプリケーションで使われるユーザデータの格納に使用されるEF(Elementary File)205,206,207,208,209,210が設けられている構成になっている。
また、MF201の配下には、アクセス権を確立するためのキーの格納に使用されるキーEF211が設けられている。
【0016】
そして、本実施の形態では、DF202(以後、DF1とも称す)には、たとえば、旧システムの端末装置に対応したアプリケーション用ファイルとしてDF名が「旧システムアプリケーション」と設定され、その配下には、旧システムアプリケーションで使用されるEF205(以後、EF1−1とも称す)、EF206(以後、EF1−2とも称す)の2つのファイルが存在する。
【0017】
また、DF203(以後、DF2とも称す)には、たとえば、新システムの端末装置に対応したアプリケーション用ファイルとしてDF名が「新システムアプリケーション」と設定され、その配下には、新システムアプリケーションで使用されるEF207(以後、EF2−1とも称す)、EF208(以後、EF2−2とも称す)の2つのファイルが存在する。
【0018】
さらに、DF204(以後、DF3とも称す)には、たとえば、サービスZ社向けアプリケーション用ファイルとしてDF名が「サービスZ社」と設定され、その配下には、サービスZ社向けアプリケーションで使用されるEF209(以後、EF3−1とも称す)、EF210(以後、EF3−2とも称す)の2つのファイルが存在する。
【0019】
図3は、図2で例示したファイル構造例に基づいたデータメモリ105におけるメモリマップである。図3に示すように、データメモリ105には、MF201の定義情報エリア30、キーEF211のキーエリア31、ディレクトリ領域32、空き領域33およびエリア群34が存在する。
【0020】
ディレクトリ領域32には、DF1,DF2,DF3、EF1−1,EF1−2,EF2−1,EF2−2,EF3−1,EF3−2の各定義情報301〜309がそれぞれ格納されている。また、エリア群34には、複数のデータエリア、すなわち、EF3−2のデータエリア375、EF3−1のデータエリア376、EF2−2のデータエリア377、EF2−1のデータエリア378、EF1−2のデータエリア379、EF1−1のデータエリア380がそれぞれ設けられている。
【0021】
DF1〜DF3の定義情報301,304,307は、たとえば、図4に示すようなフォーマットを持つ情報である。すなわち、ファイル識別子401、DF名402、アクセス条件情報403、ボーレート(F・D)404、DF固有番号405、DF固有情報406、および、ファイルチェックバイト407から構成されている。
【0022】
ファイル識別子401は、当該DFを識別するためのファイルの種類ごとにファイルの作成順で付与される作成番号からなるDFファイル識別子であり、本情報により処理対象ファイルの種類か否かを確認する。DF名402は、当該DFを識別するために付与された識別情報としてのDF名である。アクセス条件情報403は、当該DFへのアクセスの際に必須な照合条件を示す情報である。
【0023】
ボーレート(F・D)404は、端末装置(カードリーダライタ)との間のデータ伝送速度である。DF固有番号405は、当該DFの創成時にカード内部で生成されるDFごとに固有な「00h」以外の番号である。DF固有情報406は、DFごとに固有の情報である。ファイルチェックバイト407は、創生された当該DFの正当性をチェックするために、ファイル識別子401からファイルチェックバイト407までをEX−ORしたときに「00h」となる値が設定される。
【0024】
EF1−1,EF1−2,EF2−1,EF2−2,EF3−1,EF3−2の各定義情報302,303,305,306,308,309は、たとえば、図5に示すようなフォーマットを持つ情報である。すなわち、ファイル識別子501、DF固有番号502、EF−ID503、サイズ情報504、データエリア先頭アドレス505、アクセス条件情報506、および、ファイルチェックバイト507から構成されている。
【0025】
ファイル識別子501は、当該EFを識別するためのファイルの種類ごとにファイルの作成順で付与される作成番号からなるEFファイル識別子であり、本情報により処理対象ファイルの種類か否かを確認する。DF固有番号502は、当該EFの創成時にカード内部で生成されるEFごとに固有な番号である。EF−ID503は、当該EFを識別するために付与された識別情報としてのID番号である。
【0026】
サイズ情報504は、当該EFのサイズ情報である。データエリア先頭アドレス505は、データエリア34の先頭アドレスである。アクセス条件情報506は、当該EFへのアクセスの際に必須な照合条件を示す情報である。ファイルチェックバイト507は、創生された当該EFの正当性をチェックするために、ファイル識別子501からファイルチェックバイト507までをEX−ORしたときに「00h」となる値が設定される。
【0027】
データメモリ105のファイルに対して、外部からアクセスが行なわれた場合、ワーキングメモリ106には、たとえば、図6に示すように、アクセス権が確立されたことを示すステータスフラグ601、カレントDFが定義されているアドレスであるカレントDF定義情報アドレス602、カレントになっているDFの定義情報であるカレントDF定義情報603〜608、カレントEFが定義されているアドレスであるカレントEF定義情報アドレス609、カレントになっているEFの定義情報であるカレントEF定義情報610〜614が格納される。ステータスフラグ601は、キーエリア31内のキーの照合あるいは認証によって設定される。
【0028】
これらのカレントDF定義情報602〜614は、データメモリ105に対して外部からアクセスが行なわれたときに、データメモリ105のディレクトリ領域32のアクセス対象DF定義情報から記憶される。
【0029】
図7は、端末装置(カードリーダ・ライタ)から供給されるDF選択コマンドのフォーマット例を示している。DF選択コマンドは、コマンドヘッダ701およびDF名702から構成されている。制御素子104は、このDF選択コマンド内のDF名702でデータメモリ105のディレクトリ領域32を検索することにより、指定されたDFを探し出すようになっている。
【0030】
図8は、DF選択コマンドのコマンドヘッダ701のフォーマット例を示している。コマンドヘッダ701は、命令データ(CLA)801、(INS)802、パラメータデータ(P1)803、(P2)804、(Lc)805から構成されており、パラメータデータ(Lc)805はDF名702の長さを示し、パラメータデータ(P1)803で全DF名選択かパーシャルDF名選択かを示し、パラメータデータ(P2)804でDF情報出力ありか否かを示している。
【0031】
次に、上記のような構成において動作を説明する。
まず、ICカード100と図示しない端末装置(カードリーダ・ライタ)との間の通信の流れについて、図9に示すフローチャートを参照して簡単に説明する。
【0032】
端末装置からICカード100にリセット信号が入力され、解除されると(ステップS91)、ICカード100は初期応答データ(ATR)を端末装置へ送信する(ステップS92)。このとき、初期応答データ内の動作モードが折衝可能モードになっている場合、端末装置はPPSリクエストをICカード100へ送信する(ステップS93)。
【0033】
ICカード100は、PPSリクエストで指定されたボーレート(データ伝送速度)に応じたアプリケーション(DF)を選択し(ステップS94)、PPS成功のレスポンスを端末装置へ送信する(ステップS95)。これを受けた端末装置は、電文ブロック(選択したアプリケーションを機能させるためのコマンド)をICカード100へ送信する(ステップS96)。このコマンドを受けたICカード100は、先に選択されたアプリケーション(DF)に対する処理を実行する。
【0034】
次に、ICカード100におけるステップS94のアプリケーション(DF)の選択処理について図10に示すフローチャートを参照して説明する。
制御素子104は、端末装置から送信されるPPSリクエストを受信すると、データメモリ105のディレクトリ領域32に登録されている定義情報を1つずつワーキングメモリ106に読込む(ステップS101)。次に、制御素子104は、読込んだ定義情報のファイル識別子401,501に基づき、当該定義情報がDF定義情報であるか否かを確認する(ステップS102)。この確認の結果、DF定義情報である場合、制御素子104は、当該DF定義情報のボーレート(データ伝送速度)404とPPSリクエストで指定されたボーレートとが一致するかを確認する(ステップS103)。
【0035】
この確認の結果、両ボーレートが一致する場合、制御素子104は、ボーレートが一致したDF定義情報のDFを選択し(ステップS104)、PPSレスポンスを端末装置へ送信する処理(図9のステップS95の処理)へ移行する。
ステップS102における確認の結果、DF定義情報でない場合、あるいは、ステップS103における確認の結果、両ボーレートが一致しない場合、制御素子104は、ディレクトリ領域32に次の定義情報があるか否かを確認する(ステップS105)。
【0036】
この確認の結果、次の定義情報があれば、制御素子104は、ステップS101に戻って上記動作を繰り返し、次の定義情報がなければ、データメモリ105の定義情報エリア30に登録されているMF定義情報をワーキングメモリ106に読込み(ステップS106)、PPSレスポンスを端末装置へ送信する処理(図9のステップS95の処理)へ移行する。
【0037】
このように、新旧複数のアプリケーションを搭載し、かつ、新旧アプリケーションによってボーレート(F・D)が異なるICカードにおいて、起動時あるいは再活性化時のATR直後のPPSリクエストで要求されたデータ伝送速度によってアプリケーションの選択を自動的に行なう機能を搭載することにより、新旧アプリケーション搭載時の問題点を解決することができる。
【0038】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、それぞれボーレートが異なる新旧複数のアプリケーションを搭載して、それらを任意に選択的に使用可能なICカードを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るICカードの構成を概略的に示すブロック図。
【図2】データメモリに複数のアプリケーションを構成した場合のファイル構造の概念図。
【図3】データメモリのメモリマップを示す図。
【図4】DF定義情報の構成を説明するための図。
【図5】EF定義情報の構成を説明するための図。
【図6】ワーキングメモリの構成を示す図。
【図7】DF選択コマンドの構成を説明するための図。
【図8】DF選択コマンドのコマンドヘッダのフォーマットを示す図。
【図9】ICカードと端末装置との間の通信の流れを説明するフローチャート。
【図10】ICカードにおけるアプリケーションの選択処理について説明するフローチャート。
【符号の説明】
100…ICカード、102…通信部(通信手段)、103…ICチップ、104…制御素子(CPU)、105…データメモリ、106…ワーキングメモリ、107…プログラムメモリ、201…MF、202…DF1、203…DF2、204…DF3。
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば、書込み、書換えが可能な不揮発性メモリおよびこれらを管理、制御するためのCPUなどの制御素子を有し、外部からのデータの入出力を行なう手段を備えたICチップを内蔵したICカードに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯可能な記憶媒体として、書込み、書換えが可能な不揮発性メモリおよびこれらを管理、制御するためのCPU(セントラル・プロセッシング・ユニット)などの制御素子を有し、外部からのデータの入出力を行なう手段を備えたICチップを内蔵したICカードが産業各方面で利用されている。
【0003】
この種のICカード、特にEC(電子商取引)などの分野で注目されているICカードは、ほとんどのものが国際標準仕様であるISO/IEC7816−3にて規定される通信プロトコルに準拠しており、この通信プロトコルにより外部装置との間でデータの入出力を行なう。また、ICカードの起動時および再活性化時には、初期応答データであるATR(Answer To Reset)を出力することが 記述されている。ATRには、動作電圧などのICカードの物理的特性に関する情報やATR出力後の外部装置とのデータ伝送速度、動作モード(折衝可能モード、専用モード)に関する情報などが含まれている。
【0004】
また、複数の通信プロトコルおよび複数のデータ伝送速度をサポート可能なICカードでは、起動時と再活性化時では異なるATRを出力することで、伝送条件の変更を外部装置に通知する機能がISO/IEC7816−3の中に記述されている。
【0005】
さらに、折衝可能モードの場合は、外部装置からPPS(プロトコル・アンド・パラメータ・セレクション)リクエストを出力し、データ伝送速度であるボーレート(F・D)を変更することが規定されている。なお、ATRに含まれる情報は、実際にICカードで運用されるアプリケーションごとの準拠仕様にて規定されることとなる。この場合のアプリケーションとは、たとえば、クレジットやポイントシステムなどである。
通常、複数のアプリケーションを搭載するICカードは、リセットされた後、最初のアプリケーションが機能する前に、アプリケーションを選択する処理が実行される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、既存システムの端末装置によっては、アプリケーションの選択を行なわないでアプリケーションの処理を行なうものがあり、そのため新システムの端末装置に対応したアプリケーションと旧システムの端末装置に対応したアプリケーションを搭載することができない。
【0007】
そこで、本発明は、それぞれボーレートが異なる新旧複数のアプリケーションを搭載して、それらを任意に選択的に使用可能なICカードを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のICカードは、外部装置との間でデータを送受信する通信手段と、データを格納するメモリと、外部装置との間のデータ伝送速度が一部とされるファイル定義情報により前記メモリに対し複数のファイルを定義してファイル構造を構築するファイル構築手段と、前記通信手段を介して受信されたデータがPPSリクエストである場合、このPPSリクエストにより指定されるデータ伝送速度に一致するデータ伝送速度を持ったファイル定義情報により定義されたファイルを前記メモリから検索するファイル検索手段と、前記通信手段を介して受信された次のデータが処理コマンドである場合、前記ファイル検索手段により検索されたファイルを用いた処理を実行する処理手段とを具備している。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係るICカードの構成を概略的に示すものである。本ICカード100は、カード表面に設けられた磁気ストライプ部101、外部装置としての端末装置(カードリーダライタ)との間でデータの送受信を行なう通信手段としての通信部102、および、1つ(あるいは複数)のICチップ103から構成されている。
【0010】
通信部102は、当該ICカード100が無線式ICカードの場合にはアンテナおよび送受信部として構成され、無線式カードリーダライタから送信された変調波を非接触で受信したり外部へ変調波を送信するようになっている。また、受信した変調波から内部回路に供給するための電源やクロックパルスを生成するようになっている。また、当該ICカード100が接触式ICカードの場合にはコンタクト部として構成され、カードリーダライタに設けられたICカード接触端子部と接触することにより、データの送受信を行なうとともに、電源やクロックパルスを得るようになっている。
【0011】
ICチップ103は、制御手段としての制御素子(たとえばCPU)104、記憶手段としてのデータメモリ105、ワーキングメモリ106、および、プログラムメモリ107から構成され、通信部102と接続された状態でICカード本体内に埋設されている。
【0012】
制御素子104は、ファイル創成処理を行なうとともに、各種の判定処理/判断処理及びメモリへの書込みや読出しなどのデータ処理を行なう。
データメモリ105は、アプリケーションデータなどの各種データの記憶に使用され、たとえば、EEPROM(エレクトリカリ・イレーザブル・アンド・プログラマブル・リード・オンリ・メモリ)などの消去(書き換え)可能な不揮発性メモリで構成されている。
【0013】
ワーキングメモリ106は、制御素子104が処理を行なう際の処理データを一時的に保持するための作業用メモリであり、たとえば、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)などの揮発性メモリで構成されている。
プログラムメモリ107は、たとえば、マスクROM(リード・オンリ・メモリ)などの書換え不可能な固定メモリで構成されており、各基本機能を実現するサブルーチンを備えた制御素子104の制御プログラムなどを記憶している。
【0014】
データメモリ105には、たとえば、図2に示すように、複数のアプリケーションに関する情報がファイル構造で記憶されている。このファイル構造は、ISO/IEC7816−4に基づき、色々なフォルダの種類を持ったディレクトリのツリー構造になっており、複数のアプリケーションが登録可能である。
【0015】
図2に示すように、最上位がMF(Master File)201で、その配下に各アプリケーションごとに設定されるフォルダとしてDF(Dedicated File)202,203,204が設けられ、さらに、それらの配下に実際にアプリケーションで使われるユーザデータの格納に使用されるEF(Elementary File)205,206,207,208,209,210が設けられている構成になっている。
また、MF201の配下には、アクセス権を確立するためのキーの格納に使用されるキーEF211が設けられている。
【0016】
そして、本実施の形態では、DF202(以後、DF1とも称す)には、たとえば、旧システムの端末装置に対応したアプリケーション用ファイルとしてDF名が「旧システムアプリケーション」と設定され、その配下には、旧システムアプリケーションで使用されるEF205(以後、EF1−1とも称す)、EF206(以後、EF1−2とも称す)の2つのファイルが存在する。
【0017】
また、DF203(以後、DF2とも称す)には、たとえば、新システムの端末装置に対応したアプリケーション用ファイルとしてDF名が「新システムアプリケーション」と設定され、その配下には、新システムアプリケーションで使用されるEF207(以後、EF2−1とも称す)、EF208(以後、EF2−2とも称す)の2つのファイルが存在する。
【0018】
さらに、DF204(以後、DF3とも称す)には、たとえば、サービスZ社向けアプリケーション用ファイルとしてDF名が「サービスZ社」と設定され、その配下には、サービスZ社向けアプリケーションで使用されるEF209(以後、EF3−1とも称す)、EF210(以後、EF3−2とも称す)の2つのファイルが存在する。
【0019】
図3は、図2で例示したファイル構造例に基づいたデータメモリ105におけるメモリマップである。図3に示すように、データメモリ105には、MF201の定義情報エリア30、キーEF211のキーエリア31、ディレクトリ領域32、空き領域33およびエリア群34が存在する。
【0020】
ディレクトリ領域32には、DF1,DF2,DF3、EF1−1,EF1−2,EF2−1,EF2−2,EF3−1,EF3−2の各定義情報301〜309がそれぞれ格納されている。また、エリア群34には、複数のデータエリア、すなわち、EF3−2のデータエリア375、EF3−1のデータエリア376、EF2−2のデータエリア377、EF2−1のデータエリア378、EF1−2のデータエリア379、EF1−1のデータエリア380がそれぞれ設けられている。
【0021】
DF1〜DF3の定義情報301,304,307は、たとえば、図4に示すようなフォーマットを持つ情報である。すなわち、ファイル識別子401、DF名402、アクセス条件情報403、ボーレート(F・D)404、DF固有番号405、DF固有情報406、および、ファイルチェックバイト407から構成されている。
【0022】
ファイル識別子401は、当該DFを識別するためのファイルの種類ごとにファイルの作成順で付与される作成番号からなるDFファイル識別子であり、本情報により処理対象ファイルの種類か否かを確認する。DF名402は、当該DFを識別するために付与された識別情報としてのDF名である。アクセス条件情報403は、当該DFへのアクセスの際に必須な照合条件を示す情報である。
【0023】
ボーレート(F・D)404は、端末装置(カードリーダライタ)との間のデータ伝送速度である。DF固有番号405は、当該DFの創成時にカード内部で生成されるDFごとに固有な「00h」以外の番号である。DF固有情報406は、DFごとに固有の情報である。ファイルチェックバイト407は、創生された当該DFの正当性をチェックするために、ファイル識別子401からファイルチェックバイト407までをEX−ORしたときに「00h」となる値が設定される。
【0024】
EF1−1,EF1−2,EF2−1,EF2−2,EF3−1,EF3−2の各定義情報302,303,305,306,308,309は、たとえば、図5に示すようなフォーマットを持つ情報である。すなわち、ファイル識別子501、DF固有番号502、EF−ID503、サイズ情報504、データエリア先頭アドレス505、アクセス条件情報506、および、ファイルチェックバイト507から構成されている。
【0025】
ファイル識別子501は、当該EFを識別するためのファイルの種類ごとにファイルの作成順で付与される作成番号からなるEFファイル識別子であり、本情報により処理対象ファイルの種類か否かを確認する。DF固有番号502は、当該EFの創成時にカード内部で生成されるEFごとに固有な番号である。EF−ID503は、当該EFを識別するために付与された識別情報としてのID番号である。
【0026】
サイズ情報504は、当該EFのサイズ情報である。データエリア先頭アドレス505は、データエリア34の先頭アドレスである。アクセス条件情報506は、当該EFへのアクセスの際に必須な照合条件を示す情報である。ファイルチェックバイト507は、創生された当該EFの正当性をチェックするために、ファイル識別子501からファイルチェックバイト507までをEX−ORしたときに「00h」となる値が設定される。
【0027】
データメモリ105のファイルに対して、外部からアクセスが行なわれた場合、ワーキングメモリ106には、たとえば、図6に示すように、アクセス権が確立されたことを示すステータスフラグ601、カレントDFが定義されているアドレスであるカレントDF定義情報アドレス602、カレントになっているDFの定義情報であるカレントDF定義情報603〜608、カレントEFが定義されているアドレスであるカレントEF定義情報アドレス609、カレントになっているEFの定義情報であるカレントEF定義情報610〜614が格納される。ステータスフラグ601は、キーエリア31内のキーの照合あるいは認証によって設定される。
【0028】
これらのカレントDF定義情報602〜614は、データメモリ105に対して外部からアクセスが行なわれたときに、データメモリ105のディレクトリ領域32のアクセス対象DF定義情報から記憶される。
【0029】
図7は、端末装置(カードリーダ・ライタ)から供給されるDF選択コマンドのフォーマット例を示している。DF選択コマンドは、コマンドヘッダ701およびDF名702から構成されている。制御素子104は、このDF選択コマンド内のDF名702でデータメモリ105のディレクトリ領域32を検索することにより、指定されたDFを探し出すようになっている。
【0030】
図8は、DF選択コマンドのコマンドヘッダ701のフォーマット例を示している。コマンドヘッダ701は、命令データ(CLA)801、(INS)802、パラメータデータ(P1)803、(P2)804、(Lc)805から構成されており、パラメータデータ(Lc)805はDF名702の長さを示し、パラメータデータ(P1)803で全DF名選択かパーシャルDF名選択かを示し、パラメータデータ(P2)804でDF情報出力ありか否かを示している。
【0031】
次に、上記のような構成において動作を説明する。
まず、ICカード100と図示しない端末装置(カードリーダ・ライタ)との間の通信の流れについて、図9に示すフローチャートを参照して簡単に説明する。
【0032】
端末装置からICカード100にリセット信号が入力され、解除されると(ステップS91)、ICカード100は初期応答データ(ATR)を端末装置へ送信する(ステップS92)。このとき、初期応答データ内の動作モードが折衝可能モードになっている場合、端末装置はPPSリクエストをICカード100へ送信する(ステップS93)。
【0033】
ICカード100は、PPSリクエストで指定されたボーレート(データ伝送速度)に応じたアプリケーション(DF)を選択し(ステップS94)、PPS成功のレスポンスを端末装置へ送信する(ステップS95)。これを受けた端末装置は、電文ブロック(選択したアプリケーションを機能させるためのコマンド)をICカード100へ送信する(ステップS96)。このコマンドを受けたICカード100は、先に選択されたアプリケーション(DF)に対する処理を実行する。
【0034】
次に、ICカード100におけるステップS94のアプリケーション(DF)の選択処理について図10に示すフローチャートを参照して説明する。
制御素子104は、端末装置から送信されるPPSリクエストを受信すると、データメモリ105のディレクトリ領域32に登録されている定義情報を1つずつワーキングメモリ106に読込む(ステップS101)。次に、制御素子104は、読込んだ定義情報のファイル識別子401,501に基づき、当該定義情報がDF定義情報であるか否かを確認する(ステップS102)。この確認の結果、DF定義情報である場合、制御素子104は、当該DF定義情報のボーレート(データ伝送速度)404とPPSリクエストで指定されたボーレートとが一致するかを確認する(ステップS103)。
【0035】
この確認の結果、両ボーレートが一致する場合、制御素子104は、ボーレートが一致したDF定義情報のDFを選択し(ステップS104)、PPSレスポンスを端末装置へ送信する処理(図9のステップS95の処理)へ移行する。
ステップS102における確認の結果、DF定義情報でない場合、あるいは、ステップS103における確認の結果、両ボーレートが一致しない場合、制御素子104は、ディレクトリ領域32に次の定義情報があるか否かを確認する(ステップS105)。
【0036】
この確認の結果、次の定義情報があれば、制御素子104は、ステップS101に戻って上記動作を繰り返し、次の定義情報がなければ、データメモリ105の定義情報エリア30に登録されているMF定義情報をワーキングメモリ106に読込み(ステップS106)、PPSレスポンスを端末装置へ送信する処理(図9のステップS95の処理)へ移行する。
【0037】
このように、新旧複数のアプリケーションを搭載し、かつ、新旧アプリケーションによってボーレート(F・D)が異なるICカードにおいて、起動時あるいは再活性化時のATR直後のPPSリクエストで要求されたデータ伝送速度によってアプリケーションの選択を自動的に行なう機能を搭載することにより、新旧アプリケーション搭載時の問題点を解決することができる。
【0038】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、それぞれボーレートが異なる新旧複数のアプリケーションを搭載して、それらを任意に選択的に使用可能なICカードを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るICカードの構成を概略的に示すブロック図。
【図2】データメモリに複数のアプリケーションを構成した場合のファイル構造の概念図。
【図3】データメモリのメモリマップを示す図。
【図4】DF定義情報の構成を説明するための図。
【図5】EF定義情報の構成を説明するための図。
【図6】ワーキングメモリの構成を示す図。
【図7】DF選択コマンドの構成を説明するための図。
【図8】DF選択コマンドのコマンドヘッダのフォーマットを示す図。
【図9】ICカードと端末装置との間の通信の流れを説明するフローチャート。
【図10】ICカードにおけるアプリケーションの選択処理について説明するフローチャート。
【符号の説明】
100…ICカード、102…通信部(通信手段)、103…ICチップ、104…制御素子(CPU)、105…データメモリ、106…ワーキングメモリ、107…プログラムメモリ、201…MF、202…DF1、203…DF2、204…DF3。
Claims (2)
- 外部装置との間でデータを送受信する通信手段と、
データを格納するメモリと、
外部装置との間のデータ伝送速度が一部とされるファイル定義情報により前記メモリに対し複数のファイルを定義してファイル構造を構築するファイル構築手段と、
前記通信手段を介して受信されたデータがPPSリクエストである場合、このPPSリクエストにより指定されるデータ伝送速度に一致するデータ伝送速度を持ったファイル定義情報により定義されたファイルを前記メモリから検索するファイル検索手段と、
前記通信手段を介して受信された次のデータが処理コマンドである場合、前記ファイル検索手段により検索されたファイルを用いた処理を実行する処理手段と、
を具備したことを特徴とするICカード。 - 前記PPSリクエストは、当該ICカードの起動時あるいは再活性化時に出力される初期応答データの直後に外部装置から出力されることを特徴とする請求項1記載のICカード。
Priority Applications (1)
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Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011108225A (ja) * | 2009-11-20 | 2011-06-02 | Intel Corp | 商品パッケージのマイクロエレクトロニクスシステムの無線周波数再構成 |
US8499141B2 (en) | 2010-08-02 | 2013-07-30 | Intel Corporation | Multi-socket server management with RFID |
-
2003
- 2003-06-18 JP JP2003173563A patent/JP2005011008A/ja active Pending
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