JP2005004634A - 登記情報提供システム - Google Patents
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Abstract
【課題】地番はもとより地名さえわからない場合でも、登記情報を取得することができる登記情報提供システムを提供する。
【解決手段】登記情報と住所情報とを関連付けて記憶する登記情報管理DB46を有する登記情報管理サーバ4と、住所情報と位置情報とを関連付けて記憶する住所DB76を有する住所情報管理サーバ7と、携帯電話2の位置情報を生成する測位サーバ5をホストコンピュータ3に接続し、移動体通信網8を介して登記情報の取得要求を送信する携帯電話2を設け、ホストコンピュータ3により、測位サーバ5により生成される位置情報に対応する住所情報を住所情報管理サーバ7から取得し、取得した住所情報に対応する登記情報を登記情報管理サーバ4から取得する。
【選択図】 図1
【解決手段】登記情報と住所情報とを関連付けて記憶する登記情報管理DB46を有する登記情報管理サーバ4と、住所情報と位置情報とを関連付けて記憶する住所DB76を有する住所情報管理サーバ7と、携帯電話2の位置情報を生成する測位サーバ5をホストコンピュータ3に接続し、移動体通信網8を介して登記情報の取得要求を送信する携帯電話2を設け、ホストコンピュータ3により、測位サーバ5により生成される位置情報に対応する住所情報を住所情報管理サーバ7から取得し、取得した住所情報に対応する登記情報を登記情報管理サーバ4から取得する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動通信端末(移動機)を所持する者の所在地に対応した登記情報を提供する登記情報提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
登記簿に記録される情報(登記情報)を入手するには、登記所に出向く他、登記情報提供サービスを利用する方法がある。このサービスは、(財)民事法務協会が「電気通信回線による登記情報の提供に関する法律」に基づいて運営する登記情報提供システムによるものである。このサービスを利用すると、登記所が管轄する登記情報がインターネットを介して提供されるので、登記情報を自宅や事務所に居ながらパーソナルコンピュータ(以下「パソコン」という)等の画面上で確認することができる。
【0003】
上記の登記情報提供システムの他に、登記情報に関する従来技術としては、登記情報を格納した登記データベースから指定された不動産の登記情報を抽出し、他のデータベースから抽出したその土地に関する条文、判例等を付与して、妥当な登記処理が行えるようにした情報検索装置に関する技術があった(例えば、特許文献1参照。)。また、利用者が携帯電話やパソコンを利用してインターネットを介してサーバにアクセスし、そのサーバに設けられた登記所、登記の種別、登記の申請日等のデータを格納しているデータベースから登記申請の補正日を得られるシステムに関する技術もあった(例えば、特許文献2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−120196号公報
【特許文献2】
特開2002−245208号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の登記情報提供システムにより登記情報を入手するためには、例えば不動産登記情報を入手するときは、不動産の種別として土地又は建物を指定する等、物件を特定する情報を自ら入力しなければならない。しかし、物件を特定する情報を入力する際に、登記情報を必要とするその土地又は建物の所在、土地の地番や建物の家屋番号がはっきりせず、あいまいな場合がある。このような場合に対応して、従来の登記情報提供システムでは、土地又は建物の所在、土地の地番又は建物の家屋番号の一覧表示を行い、これらの入力を支援する機能が設けられている。しかし、この機能を用いても、なお地番や家屋番号がはっきりしないと正しい情報を入力できないから、実際の場所がわかるだけでその地番はもとより地名もわからない物件については、登記情報の提供を受けることができないこととなる。
【0006】
そこで、本発明は上記課題を解決するためになされたもので、地番はもとより地名さえわからない場合でも、登記情報を取得することができる登記情報提供システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、登記情報と住所情報とを関連付けて記憶した登記情報記憶手段と、その登記情報記憶手段から情報を取得する情報処理装置と、移動体通信網を介して登記情報の取得要求を情報処理装置に送信する移動通信端末と、その移動通信端末の位置を示す位置情報を生成する測位手段と、住所情報と位置情報とを関連付けて記憶した住所情報記憶手段とを有し、情報処理装置は、測位手段により生成された位置情報に対応する住所情報を住所情報記憶手段から取得し、その取得した住所情報に対応する登記情報を登記情報記憶手段から取得する登記情報提供システムを特徴とする。
この登記情報提供システムによれば、登記情報の取得要求を移動通信端末から情報処理装置に送信すると、その情報処理装置により、その移動通信端末の位置に対応する登記情報が取得される。
【0008】
また、上記登記情報提供システムは、上記移動通信端末がその移動通信端末固有の端末識別情報を情報処理装置に送信する手段を更に有し、上記移動通信端末から送信される端末識別情報を用いて認証を行う認証手段を更に有するとよい。
この登記情報提供システムでは、登記情報の取得要求を送信する移動通信端末の認証がその移動通信端末固有の端末識別情報を用いて行われるため、セキュリティレベルを高めることができる。
【0009】
また、これらの登記情報提供システムにおいて、上記測位手段により生成された位置情報を記憶する手段を更に有するとよい。
こうすると、移動通信端末の現在地だけではなく、過去の位置情報を用いて登記情報を取得することが可能になる。また、位置情報をその都度求める必要がなくなる。
さらに、これらの登記情報提供システムにおいて、上記測位手段を上記移動通信端末に設けることもできる。
この場合、位置情報を生成するためのデータのやりとりを移動通信端末内で行える。
そして、情報処理装置が、取得した住所情報に対応する登記情報を移動通信端末に送信する手段を更に有することが好ましい。
この場合、移動通信端末の利用者は、情報処理装置に接続していなくても、必要とする登記情報を移動通信端末内で確認することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、同一要素には同一符号を用い、重複する説明は省略する。
図1は、本発明による登記情報提供システム1全体のシステム構成図である。
登記情報提供システム1はシステムの利用者(登記情報の閲覧者)a,bが所持する携帯電話2と、ホストコンピュータ3と、登記情報管理サーバ4とを有している。また、登記情報提供システム1は、測位サーバ5と、認証サーバ6と、住所情報生成サーバ7とを有している。そして、各携帯電話2は、移動体通信網8を介してホストコンピュータ3と通信可能になっている。ホストコンピュータ3は、インターネット9を介して登記情報管理サーバ4に接続可能であり、LAN10を介して、測位サーバ5、認証サーバ6および住所情報生成サーバ7に接続されている。なお、図1では、携帯電話2が2台示されているが、登記情報提供システム1を構成する携帯電話2は少なくとも1台あればよい。
【0011】
携帯電話2は図2に示すように、操作入力表示部21と送受信部22を有し、認証情報記憶部23、制御部24とGPS受信部25を有している。操作入力表示部21は、複数の操作ボタンとLCD(Liquid Crystal Display)等による情報の表示を行う表示パネルを備えている。送受信部22はアンテナ22aと、アンテナ22aに接続された送受信回路22bとを有し、ホストコンピュータ3と通信を行うため、移動体通信網8を構成する基地局と電波の送受信を行う。すなわち、送受信回路22bとアンテナ22aとが基地局に送信すべき情報を移動体通信網8で扱われる信号に変換した後、電波に重畳して基地局に送信する一方、基地局から電波を受信し、その受信した電波に重畳されている信号から情報を取り出す。
【0012】
認証情報記憶部23は認証情報を記憶している。本実施の形態では、その認証情報として利用者a,bが独自に決めた利用者IDおよびパスワードとともに、携帯電話2の電話番号と、携帯電話2を他の携帯電話から識別するための携帯電話2に固有の端末識別情報とを記憶している。制御部24はCPU(Central Processing Unit)とROM(Read Only Memory)を有している。そのCPUがROMに記憶されたプログラムにしたがい処理を実行することにより、携帯電話2全体の動作が制御されている。GPS受信部25は、図示しないGPS衛星(GPS:Global Positioning Systemを構成する衛星)からの電波を受信して、経度および緯度を含み、携帯電話2の位置を示す情報(位置情報)を求めるために必要な情報(衛星情報)を生成する。この位置情報のうち、携帯電話2の現在の位置を示す情報を以下「現在地情報」という。
【0013】
ホストコンピュータ3は、本発明による登記情報提供システムを構成する情報処理装置であって、図3に示すように、CPU31、ROM32、RAM(Random Access Memory)33を有し、通信制御部34、送受信部35およびデータ記憶部36を有している。
CPU31は、ROM32に記憶されているプログラムにしたがって作動し、ホストコンピュータ3全体の動作制御を司る。このCPU31の制御により、送受信部35が測位サーバ5により生成された携帯電話2の位置情報に対応する住所情報を住所情報生成サーバ7から受信し、その受信した住所情報に対応する登記情報(以下この登記情報を「対応登記情報」という)を登記情報管理サーバ4から受信する。この送受信部35の受信により、対応登記情報が取得される。また、CPU31は取得した対応登記情報をデータ記憶部36に記憶させるとともに、その対応登記情報の携帯電話2への送信を送受信部35に行わせる。ROM32はCPU3が実行するプログラムを記憶し、RAM33はCPU31によるプログラムの実行に必要なデータを記憶している。
【0014】
通信制御部34は、CPU31の指示を受けて作動し、移動体通信網8を介して携帯電話2と通信を行うための回線の接続および切断を制御する。また、通信制御部34は、LAN10を介して測位サーバ5、認証サーバ6および住所情報生成サーバ7と通信を行うための回線の接続および切断を制御し、インターネット9を介して登記情報管理サーバ4と通信を行うための回線の接続および切断を制御する。送受信部35は通信制御部34の制御にしたがい、データの送受信を実行する。データ記憶部36は、登記情報提供システム1の管理に必要な恒久的なデータや、対応登記情報が記憶されている。
【0015】
登記情報管理サーバ4は、図4に示すように、CPU41、ROM42、RAM43を有し、通信制御部44、送受信部45および登記情報管理DB46を有している。
CPU41は、ROM42に記憶されているプログラムにしたがって作動し、登記情報管理サーバ4全体の動作制御を司る。このCPU41は登記情報管理DB46にアクセスして、送受信部45から入力される後述の登記情報出力要求に含まれる住所情報に基づき対応登記情報を読み出し、その読み出した対応登記情報を送受信部45に送信させるための制御を行う。ROM42はCPU41が実行するプログラムを記憶し、RAM43はCPU41によるプログラムの実行に必要なデータを記憶する。
【0016】
通信制御部44はCPU41の指示を受けて作動し、インターネット9を介してホストコンピュータ3と通信を行うための回線の接続および切断を制御する。
送受信部45は通信制御部44の制御にしたがい、データの送受信を実行する。
登記情報管理DB46は登記情報と、住所情報(登記情報を構成する物件の所在地を示し、都道府県名、市町村名、地番または家屋番号をコード化した情報)とを関連付けて記憶している。この登記情報管理DB46は、住所情報を検索キーとする検索により、対応する登記情報を抽出することができる。例えば、登記情報管理DB46は、図8に示すように、住所情報エリア46aと登記情報エリア46bを有するレイアウトのレコードが記憶されていて、その住所情報エリア46aには住所情報が記憶され、登記情報エリア46bには登記情報が記憶されている。
【0017】
測位サーバ5は、図5に示すように、CPU51、ROM52、RAM53を有し、通信制御部54および送受信部55を有している。
CPU51は、ROM52に記憶されているプログラムにしたがって作動し、測位サーバ5全体の動作制御を司る。このCPU51は、送受信部55から入力されるホストコンピュータ3からの測位要求にしたがい、携帯電話2の位置情報を生成する測位手段として作動する。ROM52はCPU51が実行するプログラムを記憶し、RAM53はCPU51によるプログラムの実行に必要なデータを記憶している。通信制御部54はCPU51の指示を受けて作動し、LAN10を介してホストコンピュータ3と通信を行うための回線の接続および切断を制御する。送受信部55は通信制御部54の制御にしたがい、データの送受信を実行する。
【0018】
認証サーバ6は、図6に示すように、CPU61、ROM62、RAM63を有し、通信制御部64、送受信部65および認証DB66を有している。
CPU61は、ROM62に記憶されているプログラムにしたがって作動し、認証サーバ6全体の動作制御を司る。このCPU61は、送受信部65から入力されるホストコンピュータ3からの認証要求にしたがい、携帯電話2の認証を行う認証手段として作動する。ROM62はCPU61が実行するプログラムを記憶し、RAM63はCPU61によるプログラムの実行に必要なデータを記憶する。通信制御部64はCPU61の指示を受けて作動し、LAN10を介してホストコンピュータ3と通信を行うための回線の接続および切断を制御する。送受信部65は通信制御部64の制御にしたがい、データの送受信を実行する。
【0019】
認証DB66には、ホストコンピュータ3へのアクセス、すなわち、登記情報提供システム1へのアクセスが許されていない利用者からのアクセスを排除するため、登記情報提供システム1へのアクセス可否を判断するための情報(認証可否情報)が記憶されている。例えば、認証DB66には、図9に示すように、電話番号エリア66a、利用者IDエリア66b、パスワードエリア66cおよび端末識別情報エリア66dを有するレイアウトのレコードが記憶されている。各エリアには、それぞれ携帯電話2の電話番号、利用者a,bが独自に決めた利用者IDおよびパスワード、携帯電話2に固有の端末識別情報が記憶されている。
【0020】
住所情報生成サーバ7は図7に示すように、CPU71、ROM72、RAM73を有し、通信制御部74、送受信部75および住所DB76を有している。CPU71は、ROM72に記憶されているプログラムにしたがって作動し、住所情報生成サーバ7全体の動作制御を司る。このCPU71は住所DB76にアクセスして、送受信部75から入力される後述の住所情報出力要求に含まれる位置情報に対応する住所情報を読み出し、その読み出した住所情報を送受信部75に送信させるための制御を行う。ROM72はCPU71が実行するプログラムを記憶し、RAM73はCPU71によるプログラムの実行に必要なデータを記憶する。
【0021】
通信制御部74はCPU71の指示を受けて作動し、LAN10を介してホストコンピュータ3と通信を行うための回線の接続および切断を制御する。送受信部75は通信制御部74の制御にしたがい、データの送受信を実行する。住所DB76は住所情報と位置情報とを関連付けて記憶している。この住所DBは位置情報を検索キーとする検索により、対応する住所情報を抽出することができる。
例えば、住所DBは、図10に示すように、位置情報エリア76aと住所情報エリア76bとを有するレイアウトのレコードが記憶されていて、その位置情報エリア76aには位置情報が記憶され、住所情報エリア76bには住所情報が記憶されている。
【0022】
次に、登記情報システム1の動作内容について、図11に示すフローチャートを参照して説明する。図11は、登記情報システム1の動作手順を示すフローチャートである。なお、図11では、ステップをSと略記している。
登記情報システム1では、予め利用者a(または利用者b)が、所持している携帯電話2の操作入力部21を操作して認証情報の入力画面を呼び出し、その入力画面から利用者IDおよびパスワードを入力している。ここで、入力された利用者IDおよびパスワードは認証情報記憶部23に認証情報として記憶される。
認証情報記憶部23の他のエリアには、電話番号および端末識別情報が設定されている。また、認証情報記憶部23の内容は携帯電話2から、ホストコンピュータ3、認証サーバ6へと送信され、認証サーバ6の認証DB66に記憶される。
利用者aが携帯電話2の操作入力部21を操作して現在地情報の生成画面を選択すると、制御部24のCPUがROMに記憶されているプログラムにしたがい作動して、GPS受信部25に衛星情報を生成させる。
【0023】
続いて、利用者aが携帯電話2の操作入力部21を操作して、登記情報の取得画面を選択すると、ステップ1に進み、携帯電話2から移動体通信網8を介して登記情報の取得要求が送信され、その取得要求をホストコンピュータ3が受信する。このとき、携帯電話2では、制御部24のCPUがROMに記憶されているプログラムにしたがい作動して認証情報記憶部23に記憶されている認証情報を読み出し、その読み出された認証情報と、GPS受信部25が生成した衛星情報とを含む取得要求を送受信部22に送信させ、送受信部22が取得要求を送信する。なお、GPS受信部25がGPS衛星による測位がなしえず衛星情報を生成できない場合には、衛星情報の代わりに移動通信網8が掴んでいる基地局情報が送信される。この基地局情報により、携帯電話2で大体の位置を把握することが可能である。
【0024】
次に、ホストコンピュータ3が、移動体通信網8を介して送受信部35により登記情報の取得要求を受信するとステップ2に進み、CPU31が通信制御部34を作動させるとともに、認証サーバ6への認証要求を送受信部35に送信させて携帯電話2の認証を認証サーバ6に要求する。すると、認証サーバ6では、CPU61が、受信した認証要求に含まれる端末識別情報等により認証可否を判断し、その判断結果に応じ、携帯電話2の認証を行う。この場合、CPU61は、送受信部65に対し、ホストコンピュータ3からの認証要求を受信させるとともに、認証DB66にアクセスして認証可否を判定する。この判定は認証要求に含まれる認証情報と一致する(電話番号、利用者ID、パスワードおよび端末識別情報のすべてが一致する)レコードが認証DB66に存在するか否かで行われ、対応するレコードが存在する場合には認証可とされ、存在しなければ認証不可とされる。この認証可否の判定結果は、認証可否データとして、認証サーバ6からホストコンピュータ3に送信される。
【0025】
続くステップ3に進むと、ホストコンピュータ3が送受信部35により、認証サーバ6からの認証可否データを受信する。続いて、ステップ4に進み、ホストコンピュータ3において、受信された認証可否データに基づき、CPU31が携帯電話2のアクセス可否を判断する。ここで、アクセス可と判断されればステップ5に進むが、アクセス不可と判断されれば、ステップ1での登記情報の取得要求に対する処理が終了する。
【0026】
ステップ5に進むと、CPU31が通信制御部34を作動させ、測位サーバ5への測位要求を送受信部35に送信させて、携帯電話2の現在地の特定を測位サーバ5に要求する。このとき、CPU31は、送受信部35に対して、取得要求に含まれていた衛星情報を測位サーバ5へ送信させる。すると、測位サーバ5では、衛星情報を送受信部55により受信して、その受信した衛星情報により、CPU51がGPS衛星から携帯電話2までの距離を算出する等して携帯電話2の現在地を示す経緯度を求めて現在地情報を生成する。生成された現在地情報は送受信部55により、ホストコンピュータ3に送信される。
【0027】
なお、携帯電話2において、GPS受信部25がGPS衛星による測位を行うときに誤差は避けられないため、利用者aの意思とは異なった場所が求まっていることがある。また、登記情報を必要とする場所が他人の所有地の場合、その所有地内で携帯電話2を操作することは難しく、ほとんどの場合は登記情報を必要とする場所の付近で測位を行わざるを得ない。そのため、上記で生成された現在地情報を修正できるようにするとよい。
【0028】
そのためには、後述するステップ6とステップ7との間に、ホストコンピュータ3から現在地情報を携帯電話2に送信し、携帯電話2においてその現在地情報を修正するステップを設けるとよい。この場合、例えば、求められた現在地情報を含む地図を携帯電話2の操作入力表示部21に表示し(例えば、求めた現在地を地図上に「*」で表示)、利用者aが操作ボタンを操作しながら、その現在地を所望の位置まで移動させて、(決定)ボタンの操作で確定させるとよい。また、求めた現在地と修正(移動)後の現在地のいずれかを選択可能にしてもよい。
このような修正機能を携帯電話2に設けると、正確な登記情報を取得可能になる。
【0029】
次に、ステップ6に進み、ホストコンピュータ3が測位サーバ5から現在地情報を受信する。続くステップ7では、CPU31が送受信部35に指示して、ステップ6で受信した現在地情報を含む住所情報出力要求を住所情報生成サーバ7宛てに送信させる。住所情報生成サーバ7は、その住所情報出力要求を送受信部75により受信する。また、住所情報生成サーバ7では、CPU71が住所DB76にアクセスして、受信した住所情報出力要求に含まれる現在地情報を検索キーとして位置情報エリア76aをサーチし、受信した現在地情報に関連付けて記憶されている住所情報を住所情報エリア76bから抽出する。このとき、抽出された住所情報は、送受信部75によりホストコンピュータ3に送信される。
【0030】
そして、ステップ8に進み、ホストコンピュータ3が住所情報生成サーバ7から住所情報を受信する。すると、ステップ9に進み、CPU31が送受信部35に指示して、ステップ8で受信した住所情報を含む登記情報出力要求を登記情報管理サーバ4宛てに送信させる。すると、登記情報管理サーバ4は、その登記情報出力要求を送受信部45により受信する。また、登記情報管理サーバ4では、CPU41が登記情報管理DB46にアクセスして、受信した登記情報出力要求に含まれる住所情報を検索キーとして住所情報エリア46aをサーチし、受信した住所情報に関連付けて記憶されている登記情報を登記情報エリア46bから抽出する。このとき、抽出された登記情報は、対応登記情報として、送受信部45によりホストコンピュータ3に送信される。
【0031】
続いて、ステップ10に進み、ホストコンピュータ3が登記情報管理サーバ4から対応登記情報を受信する。続くステップ11で、この対応登記情報をホストコンピュータ3のCPU31がデータ記憶部36に記憶させ、さらに、送受信部35に指示すると、送受信部35が携帯電話2に対応登記情報を送信し、これによって一連の処理が終了する。
このように、本実施の形態にかかる登記情報提供システム1によれば、位置情報に対応した登記情報を取得できるので、土地の地番や建物の家屋番号等、物件の情報が不明でも、利用者は自分の居場所(現在地)に対応した登記情報を取得することができ、利便性が高い。また、利用者は登記情報の取得のために土地の地番等を入力する必要がないので、情報の入力操作を省略することができ、従来よりも入力操作手順を軽減することができる。
【0032】
さらに、登記情報提供システム1では、従来の登記情報提供システムとは異なり、必要とする登記情報を無線通信により取得することができるから、登記情報を屋外でも容易に取得することができる。したがって、登記情報提供システム1はシステムの利用者にとって利便性が高くなっている。
また、登記情報提供システム1では、携帯電話2の利用者に登記情報を提供するにあたって、その利用者の認証を行い、アクセスが許可された者にだけ登記情報を提供するようにしているから、いわゆる「なりすまし」によるアクセスが排除され、登記情報の有効利用が図られる。そして、その認証の際に、単に利用者IDとパスワードだけではなく、携帯電話の端末識別情報を含む情報を用いているので、セキュリティレベルが高くなっている。
【0033】
上述の実施の形態では、ホストコンピュータ3が取得した対応登記情報を携帯電話2に送信しているため、携帯電話2では、利用者が必要とする登記情報を操作入力部21に表示させることができる。したがって、利用者は、ホストコンピュータ3に接続していなくても、必要とする登記情報を容易に確認することができる。また、ホストコンピュータ3では、対応登記情報を携帯電話2に送信することなく、データ記憶部36に記憶して保持するようにしてもよい。この場合、携帯電話2の利用者が対応登記情報の閲覧を希望するときは、携帯電話2をホストコンピュータ3に接続させて、データ記憶部36から必要とする登記情報を読み出すようにすればよい。
【0034】
また、測位手段として作動する測位サーバ5を設け、この測位サーバ5をホストコンピュータ3に接続した構成を例にとって説明している。本発明による登記情報提供システムでは、測位サーバ5を設けることなく、携帯電話2のGPS受信部25が測位手段として作動するようにしてもよい。すなわち、GPS受信部25により、衛星情報に基づいて携帯電話2の現在地を示す位置情報を生成し、その生成された位置情報を携帯電話2からホストコンピュータ3に送信するようにしてもよい。こうすると、位置情報を生成するためのホストコンピュータ3と測位サーバ5とのデータの送受信が不要になるため、システム内のネットワークを介して行われるデータのやりとりを少なくすることができる。
【0035】
さらに、測位サーバ5により生成された位置情報をホストコンピュータ3のデータ記憶部36に逐次記憶させて蓄積するようにしてもよい(すなわち、データ記憶部36を位置情報の記憶手段としてもよい)。こうすると、携帯電話2の現在地だけではなく、過去に登記情報を取得するために用いた位置情報(位置情報の履歴情報)を用いて登記情報を取得することが可能になる。しかも、位置情報の履歴情報を用いることにより、位置情報をその都度求める必要がなくなるので、システム内で処理を簡略化することができる。なお、図示しないが、データ記憶部36を位置情報の記憶手段とする代わりに、位置情報の記憶手段を携帯電話2に設けてもよい。
携帯電話2を移動通信端末の例にとって説明したが、携帯電話2の他、本発明では、PHSや携帯情報端末も本発明を構成するものである。
【0036】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、実際の場所がわかるだけでその地番はもとより地名もわからない物件についても、登記情報を取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】登記情報提供システム全体のシステム構成図である。
【図2】携帯電話の内部構成を示すブロック図である。
【図3】ホストコンピュータの内部構成を示すブロック図である。
【図4】登記情報管理サーバの内部構成を示すブロック図である。
【図5】測位サーバの内部構成を示すブロック図である。
【図6】認証サーバの内部構成を示すブロック図である。
【図7】住所情報生成サーバの内部構成を示すブロック図である。
【図8】登記情報管理DBに記憶されるレコードのレイアウトの一例を示す図である。
【図9】認証DBに記憶されるレコードのレイアウトの一例を示す図である。
【図10】住所DBに記憶されるレコードのレイアウトの一例を示す図である。
【図11】登記情報提供システムの動作手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…登記情報提供システム、2…携帯電話
3…ホストコンピュータ
4…登記情報管理サーバ
5…測位サーバ、6…認証サーバ
7…住所情報生成サーバ
8…移動体通信網、23…認証情報記憶部
24…制御部、25…GPS受信部
31,41,51,61,71…CPU
36…データ記憶部、46…登記情報管理DB
66…認証DB、76…住所DB
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動通信端末(移動機)を所持する者の所在地に対応した登記情報を提供する登記情報提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
登記簿に記録される情報(登記情報)を入手するには、登記所に出向く他、登記情報提供サービスを利用する方法がある。このサービスは、(財)民事法務協会が「電気通信回線による登記情報の提供に関する法律」に基づいて運営する登記情報提供システムによるものである。このサービスを利用すると、登記所が管轄する登記情報がインターネットを介して提供されるので、登記情報を自宅や事務所に居ながらパーソナルコンピュータ(以下「パソコン」という)等の画面上で確認することができる。
【0003】
上記の登記情報提供システムの他に、登記情報に関する従来技術としては、登記情報を格納した登記データベースから指定された不動産の登記情報を抽出し、他のデータベースから抽出したその土地に関する条文、判例等を付与して、妥当な登記処理が行えるようにした情報検索装置に関する技術があった(例えば、特許文献1参照。)。また、利用者が携帯電話やパソコンを利用してインターネットを介してサーバにアクセスし、そのサーバに設けられた登記所、登記の種別、登記の申請日等のデータを格納しているデータベースから登記申請の補正日を得られるシステムに関する技術もあった(例えば、特許文献2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−120196号公報
【特許文献2】
特開2002−245208号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の登記情報提供システムにより登記情報を入手するためには、例えば不動産登記情報を入手するときは、不動産の種別として土地又は建物を指定する等、物件を特定する情報を自ら入力しなければならない。しかし、物件を特定する情報を入力する際に、登記情報を必要とするその土地又は建物の所在、土地の地番や建物の家屋番号がはっきりせず、あいまいな場合がある。このような場合に対応して、従来の登記情報提供システムでは、土地又は建物の所在、土地の地番又は建物の家屋番号の一覧表示を行い、これらの入力を支援する機能が設けられている。しかし、この機能を用いても、なお地番や家屋番号がはっきりしないと正しい情報を入力できないから、実際の場所がわかるだけでその地番はもとより地名もわからない物件については、登記情報の提供を受けることができないこととなる。
【0006】
そこで、本発明は上記課題を解決するためになされたもので、地番はもとより地名さえわからない場合でも、登記情報を取得することができる登記情報提供システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、登記情報と住所情報とを関連付けて記憶した登記情報記憶手段と、その登記情報記憶手段から情報を取得する情報処理装置と、移動体通信網を介して登記情報の取得要求を情報処理装置に送信する移動通信端末と、その移動通信端末の位置を示す位置情報を生成する測位手段と、住所情報と位置情報とを関連付けて記憶した住所情報記憶手段とを有し、情報処理装置は、測位手段により生成された位置情報に対応する住所情報を住所情報記憶手段から取得し、その取得した住所情報に対応する登記情報を登記情報記憶手段から取得する登記情報提供システムを特徴とする。
この登記情報提供システムによれば、登記情報の取得要求を移動通信端末から情報処理装置に送信すると、その情報処理装置により、その移動通信端末の位置に対応する登記情報が取得される。
【0008】
また、上記登記情報提供システムは、上記移動通信端末がその移動通信端末固有の端末識別情報を情報処理装置に送信する手段を更に有し、上記移動通信端末から送信される端末識別情報を用いて認証を行う認証手段を更に有するとよい。
この登記情報提供システムでは、登記情報の取得要求を送信する移動通信端末の認証がその移動通信端末固有の端末識別情報を用いて行われるため、セキュリティレベルを高めることができる。
【0009】
また、これらの登記情報提供システムにおいて、上記測位手段により生成された位置情報を記憶する手段を更に有するとよい。
こうすると、移動通信端末の現在地だけではなく、過去の位置情報を用いて登記情報を取得することが可能になる。また、位置情報をその都度求める必要がなくなる。
さらに、これらの登記情報提供システムにおいて、上記測位手段を上記移動通信端末に設けることもできる。
この場合、位置情報を生成するためのデータのやりとりを移動通信端末内で行える。
そして、情報処理装置が、取得した住所情報に対応する登記情報を移動通信端末に送信する手段を更に有することが好ましい。
この場合、移動通信端末の利用者は、情報処理装置に接続していなくても、必要とする登記情報を移動通信端末内で確認することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、同一要素には同一符号を用い、重複する説明は省略する。
図1は、本発明による登記情報提供システム1全体のシステム構成図である。
登記情報提供システム1はシステムの利用者(登記情報の閲覧者)a,bが所持する携帯電話2と、ホストコンピュータ3と、登記情報管理サーバ4とを有している。また、登記情報提供システム1は、測位サーバ5と、認証サーバ6と、住所情報生成サーバ7とを有している。そして、各携帯電話2は、移動体通信網8を介してホストコンピュータ3と通信可能になっている。ホストコンピュータ3は、インターネット9を介して登記情報管理サーバ4に接続可能であり、LAN10を介して、測位サーバ5、認証サーバ6および住所情報生成サーバ7に接続されている。なお、図1では、携帯電話2が2台示されているが、登記情報提供システム1を構成する携帯電話2は少なくとも1台あればよい。
【0011】
携帯電話2は図2に示すように、操作入力表示部21と送受信部22を有し、認証情報記憶部23、制御部24とGPS受信部25を有している。操作入力表示部21は、複数の操作ボタンとLCD(Liquid Crystal Display)等による情報の表示を行う表示パネルを備えている。送受信部22はアンテナ22aと、アンテナ22aに接続された送受信回路22bとを有し、ホストコンピュータ3と通信を行うため、移動体通信網8を構成する基地局と電波の送受信を行う。すなわち、送受信回路22bとアンテナ22aとが基地局に送信すべき情報を移動体通信網8で扱われる信号に変換した後、電波に重畳して基地局に送信する一方、基地局から電波を受信し、その受信した電波に重畳されている信号から情報を取り出す。
【0012】
認証情報記憶部23は認証情報を記憶している。本実施の形態では、その認証情報として利用者a,bが独自に決めた利用者IDおよびパスワードとともに、携帯電話2の電話番号と、携帯電話2を他の携帯電話から識別するための携帯電話2に固有の端末識別情報とを記憶している。制御部24はCPU(Central Processing Unit)とROM(Read Only Memory)を有している。そのCPUがROMに記憶されたプログラムにしたがい処理を実行することにより、携帯電話2全体の動作が制御されている。GPS受信部25は、図示しないGPS衛星(GPS:Global Positioning Systemを構成する衛星)からの電波を受信して、経度および緯度を含み、携帯電話2の位置を示す情報(位置情報)を求めるために必要な情報(衛星情報)を生成する。この位置情報のうち、携帯電話2の現在の位置を示す情報を以下「現在地情報」という。
【0013】
ホストコンピュータ3は、本発明による登記情報提供システムを構成する情報処理装置であって、図3に示すように、CPU31、ROM32、RAM(Random Access Memory)33を有し、通信制御部34、送受信部35およびデータ記憶部36を有している。
CPU31は、ROM32に記憶されているプログラムにしたがって作動し、ホストコンピュータ3全体の動作制御を司る。このCPU31の制御により、送受信部35が測位サーバ5により生成された携帯電話2の位置情報に対応する住所情報を住所情報生成サーバ7から受信し、その受信した住所情報に対応する登記情報(以下この登記情報を「対応登記情報」という)を登記情報管理サーバ4から受信する。この送受信部35の受信により、対応登記情報が取得される。また、CPU31は取得した対応登記情報をデータ記憶部36に記憶させるとともに、その対応登記情報の携帯電話2への送信を送受信部35に行わせる。ROM32はCPU3が実行するプログラムを記憶し、RAM33はCPU31によるプログラムの実行に必要なデータを記憶している。
【0014】
通信制御部34は、CPU31の指示を受けて作動し、移動体通信網8を介して携帯電話2と通信を行うための回線の接続および切断を制御する。また、通信制御部34は、LAN10を介して測位サーバ5、認証サーバ6および住所情報生成サーバ7と通信を行うための回線の接続および切断を制御し、インターネット9を介して登記情報管理サーバ4と通信を行うための回線の接続および切断を制御する。送受信部35は通信制御部34の制御にしたがい、データの送受信を実行する。データ記憶部36は、登記情報提供システム1の管理に必要な恒久的なデータや、対応登記情報が記憶されている。
【0015】
登記情報管理サーバ4は、図4に示すように、CPU41、ROM42、RAM43を有し、通信制御部44、送受信部45および登記情報管理DB46を有している。
CPU41は、ROM42に記憶されているプログラムにしたがって作動し、登記情報管理サーバ4全体の動作制御を司る。このCPU41は登記情報管理DB46にアクセスして、送受信部45から入力される後述の登記情報出力要求に含まれる住所情報に基づき対応登記情報を読み出し、その読み出した対応登記情報を送受信部45に送信させるための制御を行う。ROM42はCPU41が実行するプログラムを記憶し、RAM43はCPU41によるプログラムの実行に必要なデータを記憶する。
【0016】
通信制御部44はCPU41の指示を受けて作動し、インターネット9を介してホストコンピュータ3と通信を行うための回線の接続および切断を制御する。
送受信部45は通信制御部44の制御にしたがい、データの送受信を実行する。
登記情報管理DB46は登記情報と、住所情報(登記情報を構成する物件の所在地を示し、都道府県名、市町村名、地番または家屋番号をコード化した情報)とを関連付けて記憶している。この登記情報管理DB46は、住所情報を検索キーとする検索により、対応する登記情報を抽出することができる。例えば、登記情報管理DB46は、図8に示すように、住所情報エリア46aと登記情報エリア46bを有するレイアウトのレコードが記憶されていて、その住所情報エリア46aには住所情報が記憶され、登記情報エリア46bには登記情報が記憶されている。
【0017】
測位サーバ5は、図5に示すように、CPU51、ROM52、RAM53を有し、通信制御部54および送受信部55を有している。
CPU51は、ROM52に記憶されているプログラムにしたがって作動し、測位サーバ5全体の動作制御を司る。このCPU51は、送受信部55から入力されるホストコンピュータ3からの測位要求にしたがい、携帯電話2の位置情報を生成する測位手段として作動する。ROM52はCPU51が実行するプログラムを記憶し、RAM53はCPU51によるプログラムの実行に必要なデータを記憶している。通信制御部54はCPU51の指示を受けて作動し、LAN10を介してホストコンピュータ3と通信を行うための回線の接続および切断を制御する。送受信部55は通信制御部54の制御にしたがい、データの送受信を実行する。
【0018】
認証サーバ6は、図6に示すように、CPU61、ROM62、RAM63を有し、通信制御部64、送受信部65および認証DB66を有している。
CPU61は、ROM62に記憶されているプログラムにしたがって作動し、認証サーバ6全体の動作制御を司る。このCPU61は、送受信部65から入力されるホストコンピュータ3からの認証要求にしたがい、携帯電話2の認証を行う認証手段として作動する。ROM62はCPU61が実行するプログラムを記憶し、RAM63はCPU61によるプログラムの実行に必要なデータを記憶する。通信制御部64はCPU61の指示を受けて作動し、LAN10を介してホストコンピュータ3と通信を行うための回線の接続および切断を制御する。送受信部65は通信制御部64の制御にしたがい、データの送受信を実行する。
【0019】
認証DB66には、ホストコンピュータ3へのアクセス、すなわち、登記情報提供システム1へのアクセスが許されていない利用者からのアクセスを排除するため、登記情報提供システム1へのアクセス可否を判断するための情報(認証可否情報)が記憶されている。例えば、認証DB66には、図9に示すように、電話番号エリア66a、利用者IDエリア66b、パスワードエリア66cおよび端末識別情報エリア66dを有するレイアウトのレコードが記憶されている。各エリアには、それぞれ携帯電話2の電話番号、利用者a,bが独自に決めた利用者IDおよびパスワード、携帯電話2に固有の端末識別情報が記憶されている。
【0020】
住所情報生成サーバ7は図7に示すように、CPU71、ROM72、RAM73を有し、通信制御部74、送受信部75および住所DB76を有している。CPU71は、ROM72に記憶されているプログラムにしたがって作動し、住所情報生成サーバ7全体の動作制御を司る。このCPU71は住所DB76にアクセスして、送受信部75から入力される後述の住所情報出力要求に含まれる位置情報に対応する住所情報を読み出し、その読み出した住所情報を送受信部75に送信させるための制御を行う。ROM72はCPU71が実行するプログラムを記憶し、RAM73はCPU71によるプログラムの実行に必要なデータを記憶する。
【0021】
通信制御部74はCPU71の指示を受けて作動し、LAN10を介してホストコンピュータ3と通信を行うための回線の接続および切断を制御する。送受信部75は通信制御部74の制御にしたがい、データの送受信を実行する。住所DB76は住所情報と位置情報とを関連付けて記憶している。この住所DBは位置情報を検索キーとする検索により、対応する住所情報を抽出することができる。
例えば、住所DBは、図10に示すように、位置情報エリア76aと住所情報エリア76bとを有するレイアウトのレコードが記憶されていて、その位置情報エリア76aには位置情報が記憶され、住所情報エリア76bには住所情報が記憶されている。
【0022】
次に、登記情報システム1の動作内容について、図11に示すフローチャートを参照して説明する。図11は、登記情報システム1の動作手順を示すフローチャートである。なお、図11では、ステップをSと略記している。
登記情報システム1では、予め利用者a(または利用者b)が、所持している携帯電話2の操作入力部21を操作して認証情報の入力画面を呼び出し、その入力画面から利用者IDおよびパスワードを入力している。ここで、入力された利用者IDおよびパスワードは認証情報記憶部23に認証情報として記憶される。
認証情報記憶部23の他のエリアには、電話番号および端末識別情報が設定されている。また、認証情報記憶部23の内容は携帯電話2から、ホストコンピュータ3、認証サーバ6へと送信され、認証サーバ6の認証DB66に記憶される。
利用者aが携帯電話2の操作入力部21を操作して現在地情報の生成画面を選択すると、制御部24のCPUがROMに記憶されているプログラムにしたがい作動して、GPS受信部25に衛星情報を生成させる。
【0023】
続いて、利用者aが携帯電話2の操作入力部21を操作して、登記情報の取得画面を選択すると、ステップ1に進み、携帯電話2から移動体通信網8を介して登記情報の取得要求が送信され、その取得要求をホストコンピュータ3が受信する。このとき、携帯電話2では、制御部24のCPUがROMに記憶されているプログラムにしたがい作動して認証情報記憶部23に記憶されている認証情報を読み出し、その読み出された認証情報と、GPS受信部25が生成した衛星情報とを含む取得要求を送受信部22に送信させ、送受信部22が取得要求を送信する。なお、GPS受信部25がGPS衛星による測位がなしえず衛星情報を生成できない場合には、衛星情報の代わりに移動通信網8が掴んでいる基地局情報が送信される。この基地局情報により、携帯電話2で大体の位置を把握することが可能である。
【0024】
次に、ホストコンピュータ3が、移動体通信網8を介して送受信部35により登記情報の取得要求を受信するとステップ2に進み、CPU31が通信制御部34を作動させるとともに、認証サーバ6への認証要求を送受信部35に送信させて携帯電話2の認証を認証サーバ6に要求する。すると、認証サーバ6では、CPU61が、受信した認証要求に含まれる端末識別情報等により認証可否を判断し、その判断結果に応じ、携帯電話2の認証を行う。この場合、CPU61は、送受信部65に対し、ホストコンピュータ3からの認証要求を受信させるとともに、認証DB66にアクセスして認証可否を判定する。この判定は認証要求に含まれる認証情報と一致する(電話番号、利用者ID、パスワードおよび端末識別情報のすべてが一致する)レコードが認証DB66に存在するか否かで行われ、対応するレコードが存在する場合には認証可とされ、存在しなければ認証不可とされる。この認証可否の判定結果は、認証可否データとして、認証サーバ6からホストコンピュータ3に送信される。
【0025】
続くステップ3に進むと、ホストコンピュータ3が送受信部35により、認証サーバ6からの認証可否データを受信する。続いて、ステップ4に進み、ホストコンピュータ3において、受信された認証可否データに基づき、CPU31が携帯電話2のアクセス可否を判断する。ここで、アクセス可と判断されればステップ5に進むが、アクセス不可と判断されれば、ステップ1での登記情報の取得要求に対する処理が終了する。
【0026】
ステップ5に進むと、CPU31が通信制御部34を作動させ、測位サーバ5への測位要求を送受信部35に送信させて、携帯電話2の現在地の特定を測位サーバ5に要求する。このとき、CPU31は、送受信部35に対して、取得要求に含まれていた衛星情報を測位サーバ5へ送信させる。すると、測位サーバ5では、衛星情報を送受信部55により受信して、その受信した衛星情報により、CPU51がGPS衛星から携帯電話2までの距離を算出する等して携帯電話2の現在地を示す経緯度を求めて現在地情報を生成する。生成された現在地情報は送受信部55により、ホストコンピュータ3に送信される。
【0027】
なお、携帯電話2において、GPS受信部25がGPS衛星による測位を行うときに誤差は避けられないため、利用者aの意思とは異なった場所が求まっていることがある。また、登記情報を必要とする場所が他人の所有地の場合、その所有地内で携帯電話2を操作することは難しく、ほとんどの場合は登記情報を必要とする場所の付近で測位を行わざるを得ない。そのため、上記で生成された現在地情報を修正できるようにするとよい。
【0028】
そのためには、後述するステップ6とステップ7との間に、ホストコンピュータ3から現在地情報を携帯電話2に送信し、携帯電話2においてその現在地情報を修正するステップを設けるとよい。この場合、例えば、求められた現在地情報を含む地図を携帯電話2の操作入力表示部21に表示し(例えば、求めた現在地を地図上に「*」で表示)、利用者aが操作ボタンを操作しながら、その現在地を所望の位置まで移動させて、(決定)ボタンの操作で確定させるとよい。また、求めた現在地と修正(移動)後の現在地のいずれかを選択可能にしてもよい。
このような修正機能を携帯電話2に設けると、正確な登記情報を取得可能になる。
【0029】
次に、ステップ6に進み、ホストコンピュータ3が測位サーバ5から現在地情報を受信する。続くステップ7では、CPU31が送受信部35に指示して、ステップ6で受信した現在地情報を含む住所情報出力要求を住所情報生成サーバ7宛てに送信させる。住所情報生成サーバ7は、その住所情報出力要求を送受信部75により受信する。また、住所情報生成サーバ7では、CPU71が住所DB76にアクセスして、受信した住所情報出力要求に含まれる現在地情報を検索キーとして位置情報エリア76aをサーチし、受信した現在地情報に関連付けて記憶されている住所情報を住所情報エリア76bから抽出する。このとき、抽出された住所情報は、送受信部75によりホストコンピュータ3に送信される。
【0030】
そして、ステップ8に進み、ホストコンピュータ3が住所情報生成サーバ7から住所情報を受信する。すると、ステップ9に進み、CPU31が送受信部35に指示して、ステップ8で受信した住所情報を含む登記情報出力要求を登記情報管理サーバ4宛てに送信させる。すると、登記情報管理サーバ4は、その登記情報出力要求を送受信部45により受信する。また、登記情報管理サーバ4では、CPU41が登記情報管理DB46にアクセスして、受信した登記情報出力要求に含まれる住所情報を検索キーとして住所情報エリア46aをサーチし、受信した住所情報に関連付けて記憶されている登記情報を登記情報エリア46bから抽出する。このとき、抽出された登記情報は、対応登記情報として、送受信部45によりホストコンピュータ3に送信される。
【0031】
続いて、ステップ10に進み、ホストコンピュータ3が登記情報管理サーバ4から対応登記情報を受信する。続くステップ11で、この対応登記情報をホストコンピュータ3のCPU31がデータ記憶部36に記憶させ、さらに、送受信部35に指示すると、送受信部35が携帯電話2に対応登記情報を送信し、これによって一連の処理が終了する。
このように、本実施の形態にかかる登記情報提供システム1によれば、位置情報に対応した登記情報を取得できるので、土地の地番や建物の家屋番号等、物件の情報が不明でも、利用者は自分の居場所(現在地)に対応した登記情報を取得することができ、利便性が高い。また、利用者は登記情報の取得のために土地の地番等を入力する必要がないので、情報の入力操作を省略することができ、従来よりも入力操作手順を軽減することができる。
【0032】
さらに、登記情報提供システム1では、従来の登記情報提供システムとは異なり、必要とする登記情報を無線通信により取得することができるから、登記情報を屋外でも容易に取得することができる。したがって、登記情報提供システム1はシステムの利用者にとって利便性が高くなっている。
また、登記情報提供システム1では、携帯電話2の利用者に登記情報を提供するにあたって、その利用者の認証を行い、アクセスが許可された者にだけ登記情報を提供するようにしているから、いわゆる「なりすまし」によるアクセスが排除され、登記情報の有効利用が図られる。そして、その認証の際に、単に利用者IDとパスワードだけではなく、携帯電話の端末識別情報を含む情報を用いているので、セキュリティレベルが高くなっている。
【0033】
上述の実施の形態では、ホストコンピュータ3が取得した対応登記情報を携帯電話2に送信しているため、携帯電話2では、利用者が必要とする登記情報を操作入力部21に表示させることができる。したがって、利用者は、ホストコンピュータ3に接続していなくても、必要とする登記情報を容易に確認することができる。また、ホストコンピュータ3では、対応登記情報を携帯電話2に送信することなく、データ記憶部36に記憶して保持するようにしてもよい。この場合、携帯電話2の利用者が対応登記情報の閲覧を希望するときは、携帯電話2をホストコンピュータ3に接続させて、データ記憶部36から必要とする登記情報を読み出すようにすればよい。
【0034】
また、測位手段として作動する測位サーバ5を設け、この測位サーバ5をホストコンピュータ3に接続した構成を例にとって説明している。本発明による登記情報提供システムでは、測位サーバ5を設けることなく、携帯電話2のGPS受信部25が測位手段として作動するようにしてもよい。すなわち、GPS受信部25により、衛星情報に基づいて携帯電話2の現在地を示す位置情報を生成し、その生成された位置情報を携帯電話2からホストコンピュータ3に送信するようにしてもよい。こうすると、位置情報を生成するためのホストコンピュータ3と測位サーバ5とのデータの送受信が不要になるため、システム内のネットワークを介して行われるデータのやりとりを少なくすることができる。
【0035】
さらに、測位サーバ5により生成された位置情報をホストコンピュータ3のデータ記憶部36に逐次記憶させて蓄積するようにしてもよい(すなわち、データ記憶部36を位置情報の記憶手段としてもよい)。こうすると、携帯電話2の現在地だけではなく、過去に登記情報を取得するために用いた位置情報(位置情報の履歴情報)を用いて登記情報を取得することが可能になる。しかも、位置情報の履歴情報を用いることにより、位置情報をその都度求める必要がなくなるので、システム内で処理を簡略化することができる。なお、図示しないが、データ記憶部36を位置情報の記憶手段とする代わりに、位置情報の記憶手段を携帯電話2に設けてもよい。
携帯電話2を移動通信端末の例にとって説明したが、携帯電話2の他、本発明では、PHSや携帯情報端末も本発明を構成するものである。
【0036】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、実際の場所がわかるだけでその地番はもとより地名もわからない物件についても、登記情報を取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】登記情報提供システム全体のシステム構成図である。
【図2】携帯電話の内部構成を示すブロック図である。
【図3】ホストコンピュータの内部構成を示すブロック図である。
【図4】登記情報管理サーバの内部構成を示すブロック図である。
【図5】測位サーバの内部構成を示すブロック図である。
【図6】認証サーバの内部構成を示すブロック図である。
【図7】住所情報生成サーバの内部構成を示すブロック図である。
【図8】登記情報管理DBに記憶されるレコードのレイアウトの一例を示す図である。
【図9】認証DBに記憶されるレコードのレイアウトの一例を示す図である。
【図10】住所DBに記憶されるレコードのレイアウトの一例を示す図である。
【図11】登記情報提供システムの動作手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…登記情報提供システム、2…携帯電話
3…ホストコンピュータ
4…登記情報管理サーバ
5…測位サーバ、6…認証サーバ
7…住所情報生成サーバ
8…移動体通信網、23…認証情報記憶部
24…制御部、25…GPS受信部
31,41,51,61,71…CPU
36…データ記憶部、46…登記情報管理DB
66…認証DB、76…住所DB
Claims (5)
- 登記情報と住所情報とを関連付けて記憶した登記情報記憶手段と、該登記情報記憶手段から情報を取得する情報処理装置と、移動体通信網を介して登記情報の取得要求を前記情報処理装置に送信する移動通信端末と、該移動通信端末の位置を示す位置情報を生成する測位手段と、前記住所情報と前記位置情報とを関連付けて記憶した住所情報記憶手段とを有し、
前記情報処理装置は、前記測位手段により生成された前記位置情報に対応する住所情報を前記住所情報記憶手段から取得し、該取得した住所情報に対応する登記情報を前記登記情報記憶手段から取得することを特徴とする登記情報提供システム。 - 前記移動通信端末が該移動通信端末固有の端末識別情報を前記情報処理装置に送信する手段を更に有し、
前記移動通信端末から送信される端末識別情報を用いて認証を行う認証手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の登記情報提供システム。 - 前記測位手段により生成された前記位置情報を記憶する手段を更に有することを特徴とする請求項1または2記載の登記情報提供システム。
- 前記測位手段を前記移動通信端末に設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の登記情報提供システム。
- 前記情報処理装置が、前記取得した住所情報に対応する登記情報を前記移動通信端末に送信する手段を更に有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の登記情報提供システム。
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