JP2005004389A - 認証デバイス排出時の状態遷移決定プログラムおよびプログラム記憶媒体 - Google Patents

認証デバイス排出時の状態遷移決定プログラムおよびプログラム記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】計算機から認証デバイスが排出された後に、直ちにシャットダウン処理への移行を可能とし、操作性を向上させる。
【解決手段】認証デバイス排出後の状態遷移決定プログラムにおいて、認証デバイス排出を検出する手順1と、計算機のロック中を示すとともに、ロック解除画面表示手順への移行を利用者が指示するためのボタンと、シャットダウン画面表示手順への移行を利用者が指示するために、あらかじめ定められた時間だけ表示されるボタンとの2つのボタンを含むロック画面を表示する手順2とを計算機に実行させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は計算機や端末における認証方式に係わり、更に詳しくは、認識デバイスを計算機や端末からぬいた時に、計算機や端末のその後の状態遷移、例えばロック状態やシャットダウン可能状態などへの状態遷移を決定する状態遷移決定プログラム、およびそのプログラムを記憶する記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
計算機や端末を使用する場合には、一般に例えばその端末の正当なユーザであることを認証するために利用者照合処理が行なわれる。
【0003】
この利用者照合処理においては、例えばユーザIDやパスワードを利用者に入力させ、ユーザ認証が行なわれるのが普通であるが、最近ではその代わりにICカードを利用して、ICカードを端末などに挿入することによって利用者照合処理が行なわれるようになっている。
【0004】
そして例えば、利用者が一時的に計算機や端末の使用を中止したり、あるいは仕事をやめて帰宅するような場合には、計算機や端末をロック状態として、他の利用者が利用者照合処理を行なうことなしには、その計算機や端末を使用できない状態とするのが一般的である。
【0005】
このように計算機や端末のロック状態への遷移は、例えばコントロールとオルト(オルタネート)、およびデリートのキーを同時に押したり、スクリーンセーバを起動したりすることによっても可能となるが、ICカードを利用している場合にはそのICカードを排出する、例えば端末(のカードリーダ)からぬくことによって、計算機や端末をロック状態とすることができる。
【0006】
【非特許文献1】
http://www.systemneeds.co.jp/winsafe/tsupport/e−gate.pdf
次世代セキュリティシステム WinSafe for TOSHIBA Ver.3.1
【非特許文献2】
http://www.nttdata.co.jp/services/smartbio/index.html
Smart BIO ICカードとバイオメトリクスの融合によるセキュアな本人認証の実現
【非特許文献3】
http://www.mallservice.co.jp/product/confirm.html
認証システム Smart Logon System
【0007】
これらの文献には、ICカードなどを利用したセキュリティシステム、ICカードとバイオメトリクスの融合による認証方式、複数のID・パスワードを一括管理する認証システムが開示されており、例えばWindows(R)を終了させずに認証デバイスを抜くだけでパソコンをロックさせることができるものとされている。
【0008】
しかしながら、例えば利用者が仕事をやめて帰宅しようとするような場合には、計算機をシャットダウン可能な状態とするために、計算機がロックしていることを示すロック画面を表示するだけでなく、シャットダウンを可能とするシャットダウン選択画面への移行ができることが望ましいが、従来においては、例えばICカードを端末からぬいた場合には、計算機や端末がロック中であることを示すロック画面が表示されるだけであり、シャットダウン処理に移行するためには認証デバイスを排出するという操作とは関係しない操作を行うことによってシャットダウンを行っているため、認証デバイスを計算機や端末につけたまま帰宅してしまう等、セキュリティ上の問題があった。
【0009】
本発明の課題は、上述の問題点に鑑み、例えば端末からICカードをぬいた時に、単に計算機や端末がロック中であることを示すロック画面を表示するだけでなく、必要に応じて直ちにシャットダウン処理に移行することを可能とし、利用者の操作性を向上させる状態遷移決定プログラム、およびそのプログラムを記憶する記憶媒体を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明の状態遷移決定プログラムの原理的な機能ブロック図である。同図は、例えばICカードなどの認証デバイスの計算機や端末から排出時における計算機や端末の状態、例えば画面表示状態の遷移を決定するプログラムの原理的な機能ブロック図である。
【0011】
図1において、まず1で認証デバイスの排出を検出する手順が実行され、2でロック画面を表示する手順が実行される。このロック画面は、計算機がロック中であることを示すと共に、押し下げによりロック解除画面表示手順への移行を利用者が指示するためのボタンRと、あらかじめ定められた時間以内、例えば10秒間だけ表示され、押し下げによってシャットダウン画面表示手順への移行を利用者が指示するためのボタンSとの2つのボタンを含むものである。
【0012】
そして利用者が定められた時間、例えば10秒以内にボタンSを押し下げた時には、3でシャットダウン画面を表示する手順が実行され、これに対して利用者がボタンRを押し下げた時には、4でロック解除画面を表示する手順が実行される。
【0013】
発明の実施の形態においては、前述のシャットダウン画面表示手順において、押し下げにより前述のロック画面表示手順への戻りを利用者が指示するためのキャンセルボタンを表示し、そのキャンセルボタンが利用者によって押し下げられた時、ロック画面表示手順において、前述のあらかじめ定められた時間が経過していない時には前述の2つのボタンを含むロック画面を表示し、またすでに経過している時には、ロック解除画面移行指示ボタンを含み、シャットダウン画面移行指示ボタンを含まないロック画面を表示することもできる。
【0014】
発明の実施の形態においては、前述の認証デバイスは例えばICカードであることもできる。
次に本発明の記憶媒体は、計算機における認証デバイス排出時の状態遷移を決定するプログラムを格納する記憶媒体であり、認証デバイスの排出を検出するステップと、計算機がロック中であることを示すと共に、ロック解除画面表示手順への移行の指示を受け取るためのボタンと、あらかじめ定められた時間だけ表示され、シャットダウン画面表示手順への移行の指示を受け取るためのボタンとの、2つのボタンを含むロック画面を表示する手順とを計算機に実行させるプログラムを格納する計算機読出し可能可搬型記憶媒体である。
【0015】
以上のように本発明によれば認証デバイスの排出後に、ロック画面上にシャットダウン画面表示手順への移行の指示を受け取るためのボタンがあらかじめ定められた時間だけ表示され、利用者がそのボタンを押し下げることによりシャットダウン処理への移行が可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図2は本発明の状態遷移決定プログラムが用いられるシステムの全体構成図である。同図においてシステムは、クライアントのパソコン(PC)10、クライアントPC10(のカードリーダ)に挿入されるICカード11、利用者照合処理を行なうための認証サーバ12、例えば図示しない、他のサーバに対するログオン認証を行なうためのドメインコントローラ13を備えている。
【0017】
クライアントPC10は、オペレーティングシステム(OS)10a、ブラウザ10b、およびICカード/ログオン認証部10bを備えている。そしてICカード11を用いる照合処理、ドメインコントローラ13との間でのログオン認証処理は、ICカード/ログオン認証部10bによって行なわれる。また認証サーバ12との間のデータ転送は、HTTPプロトコルによって行なわれる。
【0018】
認証サーバ12は、OS12a、ハードディスク(HD)などの記憶装置12b、および認証部12cを備えており、クライアントPC10側との間でのログオン認証処理は認証部12cによって行なわれる。
【0019】
図3は、利用者によりパソコンが起動されてから、ログオン認証処理が行なわれるまでの、図2のシステムにおける処理の流れの説明図である。同図においてクライアントPC10が起動され、ICカードが挿入され、ICカードが活性化される。ICカード活性化とは、通信のためのデバイスの立ち上げなどを意味する。
【0020】
続いて利用者によりICカードの暗証番号PINが入力され、ICカード11を用いてその照合が行なわれると共に、ICカード11から、例えばカードIDが認証情報として読み出され、クライアントPC10にそのカードIDが保存される。
【0021】
続いて認証サーバ12との間で認証情報の照合が行なわれ、ドメインコントローラ13に送信するためのログオン情報が受信され、そのログオン情報がドメインコントローラ13に送られて、ログオン認証が行なわれる。
【0022】
図4は本発明が対象とするICカード排出後の画面ロック解除までの処理の流れの説明図である。同図においてクライアントPC10からICカード11がぬかれると、画面ロック状態となる。本発明が対象とする状態遷移方式は、この直後の、例えば画面遷移状態を決定するものであるが、その詳細は後述することとし、ここでは一般的なその後の画面ロック解除について説明する。
【0023】
利用者が画面ロックを解除するために再びICカードを挿入すると、ICカードの活性化、暗証番号PINの照合に続いて、認証情報の照合、すなわちICカードがぬかれる前に、図3において保存されたカードIDとの照合が行なわれ、照合結果がOKであれば、画面ロックが解除される。
【0024】
図5は、図3および図4で説明したログオン処理から画面ロック状態、それに続くロック解除の動作についての更に詳細な説明図である。ここではICカードを用いてログオンが行なわれる場合について、その動作を説明する。
【0025】
まず20でICカードと暗証番号を用いてログオン処理が行なわれると、デスクトップが表示され、計算機や端末の実質的利用が可能となる。計算機のロック、すなわち画面ロックを行なうためには、21でICカードをぬくか、22でコントロール、オルト、およびデリートのキーを同時に押すか、23でスクリーンセーバを起動するかのいずれかの方法を使用することができる。
【0026】
いずれの方法を用いてロックさせた場合にも、ここでは24でICカードと暗証番号を用いるか、25で(ユーザ)IDとパスワードを用いるかのいずれかの方法によってロック解除が可能となり、その後デスクトップが表示された後に画面ロックを再び行なうためには、前述のように21、22、または23のいずれかの方法を用いることができる。
【0027】
図6は本発明の実施形態における基本画面表示の説明図である。ICカードがぬかれると、図6においてまず左側のロック画面が表示される。これを以後、ロック画面Aと呼ぶことにする。このロック画面Aには、コンピュータがロックしていることと同時に、OKボタンと、シャットダウンボタンとが表示されている。このうちOKボタンは、本実施形態においてICカードがぬかれたことに対応してロックを解除するためのボタンであり、従来から一般的に用いられているものである。
【0028】
これに対してシャットダウンボタンは、ロック画面Aが表示されてから一定時間、例えば10秒間だけ表示されるものであり、このボタンの表示が消えるまでの時間も同時に表示される。そして利用者がこのボタンが消えるまでにこのボタンを押し下げることによって、右に示すシャットダウン(選択)画面への画面表示状態遷移が行なわれる。
【0029】
これに対して例えば10秒以内に利用者がシャットダウンボタンを押し下げない場合には、ロック画面Aからシャットダウンボタンが消え、画面が下の画面、すなわちシャットダウンボタンを含まないロック画面Bに遷移する。なお本実施形態では、図5で説明したロック状態への遷移のための動作としての、21ICカードをぬく、22コントロール、オルト、およびデリートキーを同時に押す、および23スクリーンセーバ起動の3つの動作のうち、ICカードをぬくという21の動作とコントロール、オルト、およびデリートキーを同時に押すという22の動作に対してのみ、図6の画面表示の状態遷移が可能になるものとする。
【0030】
次に本実施形態における処理について、図7〜図11のフローチャートを用いて更に詳細に説明する。図7は本実施形態における全体処理としての、ICカード状態監視処理のフローチャートである。同図において、まずステップS1でICカードがぬかれたか否かが判定され、ぬかれていない場合にはその判定処理が繰返される。ぬかれたと判定された時には、ステップS2で図8で説明するロック画面の表示処理が起動され、処理を終了する。
【0031】
図8はロック画面の表示処理のフローチャートである。同図において、まずステップS5で初期表示がTrueであるか否か、すなわちロック画面の表示開始時点であるか否かが判定され、判定結果がYESである時には、ステップS6でカウンタの値が10(秒)とされ、ステップS7で1秒周期でロック画面の表示処理が起動するような設定が行なわれ、ステップS8で初期表示がFalseとされ、ステップS9でロック画面Aの表示処理が行なわれて、処理を終了する。ここでロック画面Aとは、図6で説明した左側の画面である。
【0032】
図9はロック画面Aの表示処理のフローチャートである。同図において、まずステップS10でロック画面Aが表示され、ステップS11でロック画面A上においてOKボタンが押し下げられたか否かが判定され、押し下げられた場合にはステップS12でロック画面を解除するための利用者照合画面が表示されて、処理を終了する。
【0033】
これに対してOKボタンが押し下げられていない場合には、ステップS13でシャットダウンボタンが押し下げられたか否かが判定され、押し下げられた時にはステップS14でシャットダウン選択画面、すなわち図6の右上の画面が表示されて処理を終了し、シャットダウンボタンも押し下げられていない場合には、ステップS11以降の処理が繰返される。
【0034】
図9においてOKボタンも、またシャットダウンボタンも押し下げられていないうちに、図8において1秒周期でのロック画面の表示処理が起動されると、ステップS5で初期表示がTrueでないと判定され、ステップS16でカウンタの値が2(秒)以上であるか否かが判定され、2(秒)以上である場合にはステップS17でカウンタの値がデクリメントされ、ステップS18でカウンタの再描画、すなわち図6の左側の画面で“シャットダウンが消えるまであとt秒”のtの値がデクリメントされて表示され、処理を終了する。
【0035】
これに対してステップS16でカウンタの値が2(秒)以上でない、すなわち1(秒)になっていたと判定されると、ステップS19でロック画面表示処理が起動されないように設定が行なわれ、ステップS20でロック画面Bの表示処理が行なわれて、処理を終了する。
【0036】
図10はロック画面B表示処理のフローチャートである。この処理ではロック画面B、すなわち図6で説明した下の画面がステップS21で表示され、ステップS22でOKボタンが押し下げられたか否かが判定され、押し下げられた場合にはステップS23で図9のステップS12におけると同様に、照合画面の表示処理が行なわれて処理を終了し、OKボタンが押し下げられていない場合には、ステップS22以降の処理が繰返される。
【0037】
図11は、シャットダウン選択画面表示処理のフローチャートである。同図において、ステップS24で図6の右上のシャットダウン選択画面が表示され、その画面上においてキャンセルボタンが押し下げられたか否かがステップS25で判定され、押し下げられていない場合にはその判定が繰返され、押し下げられた場合にはステップS26でロック画面Aの表示処理が行なわれて処理を終了する。なお、ここではロック画面A自体は、シャットダウン選択図面と別のウインドウに表示されており、前述のtの値が2以上であれば、図8のステップS16〜S18の処理によってカウンタの再描画が行なわれる。
【0038】
このキャンセルボタンの押下に伴うロック画面Aの表示処理は、利用者がシャットダウンを中止し、ロック画面に戻るか、ロックを解除して再びパソコンなどを利用する場合に行なわれることになるが、図8で説明したように、ロック画面Aが表示開始されてから10秒間は再びシャットダウン選択画面を表示することも可能である。しかしながら10秒以上経過していれば、図6の下の画面、すなわちロック画面BにおいてOKボタンしか表示されていない状態となり、この状態ではロック解除処理への移行のみが可能である。
【0039】
本実施形態における画面表示例について、図12〜図15を用いて更に詳細に説明する。図12は、前述のロック画面Aからロック画面Bへの表示状態の遷移を示し、ロック画面A(1))上でOKボタンが押されるか、シャットダウンボタンが押されない状態で10秒以上経過した場合には、ロック画面B(2))が表示されることを示している。
【0040】
図13は、図12の上の1)の画面でシャットダウンボタンが押し下げられた場合に表示される、シャットダウン選択画面の表示例を示し、初期表示状態ではシャットダウンボタンがフォーカスされていることと、キャンセルボタンが押された場合には1)の表示状態に移ることが示されている。なお前述のように1)の画面が表示されてから10秒以上経過している場合には、2)の画面が表示されることになる。
【0041】
図14は、図12の1)、または2)、すなわちロック画面A、またはBでOKボタンが押された時に表示される利用者照合画面の例を示し、キャンセルボタンが押された時には2)、すなわちロック画面Bへの移行が行なわれること、ICカード読み取り装置が未接続である時、挿入されたカードが利用できない時、登録情報が異常である時、暗証番号が空である時などには、再びICカードの挿入と暗証番号の入力を促す3)の画面を表示するためのOKボタンが表示され、その他の正常な場合には図15に示す4)の画面への遷移が行なわれる。
【0042】
以上において本発明の状態遷移決定プログラムについてその詳細を説明したが、このプログラムを用いる計算機は当然一般的なコンピュータシステムとして構成することが可能である。図15はそのようなコンピュータシステム、すなわちハードウエア環境の構成ブロック図である。
【0043】
図15においてコンピュータシステムは中央処理装置(CPU)30、リードオンリメモリ(ROM)31、ランダムアクセスメモリ(RAM)32、通信インタフェース33、記憶装置34、入出力装置35、可搬型記憶媒体の読み取り装置36、およびこれらの全てが接続されたバス37によって構成されている。
【0044】
記憶装置34としてはハードディスク、磁気ディスクなど様々な形式の記憶装置を使用することができ、このような記憶装置34、またはROM31に図7〜図11などのフローチャートに示されたプログラムや、本発明の特許請求の範囲の請求項1〜3のプログラムなどが格納され、そのようなプログラムがCPU30によって実行されることにより、本実施形態における認証デバイス排出後の画面表示の状態遷移が可能となる。
【0045】
このようなプログラムは、プログラム提供者38側から、ネットワーク39、および通信インタフェース33を介して、例えば記憶装置34に格納されることも可能とする。
【0046】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば計算機や端末から認証デバイス、例えばICカードがぬかれ、計算機や端末がロック状態となった後に、簡単にシャットダウン処理に移行することが可能となり、計算機や端末の操作性向上に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の状態遷移決定プログラムの原理的な機能ブロック図である。
【図2】本発明の状態遷移決定プログラムが用いられる計算機システムの構成例を示すブロック図である。
【図3】図2のシステムにおけるICカード挿入からログオン認証処理までの動作の説明図である。
【図4】図2のシステムにおけるICカード排出後の動作の説明図である。
【図5】ICカードでログオンした場合のロック動作とロック解除動作の説明図である。
【図6】本実施形態における表示画面の基本的な状態遷移の説明図である。
【図7】ICカード状態監視処理のフローチャートである。
【図8】ロック画面の表示処理のフローチャートである。
【図9】ロック画面Aの表示処理のフローチャートである。
【図10】ロック画面Bの表示処理のフローチャートである。
【図11】シャットダウン選択画面の表示処理のフローチャートである。
【図12】ロック画面Aからロック画面Bへの表示状態遷移の説明図である。
【図13】シャットダウン選択画面の表示例の説明図である。
【図14】利用者照合画面の表示例の説明図である。
【図15】本実施形態におけるプログラムのコンピュータへのローディングを説明する図である。
【符号の説明】
10 クライアントPC
10a オペレーティングシステム
10b ICカード/ログオン認証部
11 ICカード
12 認証サーバ
12a オペレーティングシステム
12b ハードディスク
12c 認証部
13 ドメインコントローラ
30 中央処理装置(CPU)
31 リードオンリーメモリ(ROM)
32 ランダムアクセスメモリ(RAM)
33 通信インタフェース
34 記憶装置
35 入力出力装置
36 読み取り装置
37 バス
38 プログラム提供者
39 ネットワーク
40 可搬型記憶媒体

Claims (7)

  1. 計算機における状態遷移を決定するプログラムにおいて、
    認証デバイスの排出を検出する手順と、
    該排出後に、計算機がロック中であることを示すと共に、ロック解除画面表示手順への移行の指示を受け取るためのボタンと、シャットダウン画面表示手順への移行の指示を受け取るために、あらかじめ定められた時間だけ表示されるボタンとの2つのボタンを含むロック画面を表示する手順とを計算機に実行させるための状態遷移決定プログラム。
  2. 前記シャットダウン画面表示手順において、前記ロック画面表示手順への戻りの指示を受け取るためのキャンセルボタンを表示し、
    該キャンセルボタンが押し下げられた時、該ロック画面表示手順において、前記あらかじめ定められた時間が経過していない時には前記2つのボタンを含むロック画面を、すでに経過している時には前記ロック解除画面移行指示ボタンを含み、前記シャットダウン画面移行指示ボタンを含まないロック画面を表示することを特徴とする請求項1記載の状態遷移決定プログラム。
  3. 前記ロック解除画面表示手順において、利用者の正当性をチェックするための利用者照合画面を表示し、
    該利用者照合画面に対応して利用者によって挿入された前記認証デバイスの認証情報が、該認証デバイスの前記排出の前の挿入時に該認証デバイスから読み出されて記憶され、前記計算機の利用者の照合を行なう認証サーバによって認証されていた認証情報と一致するとき、ロックの解除を行なう手順をさらに計算機に実行させることを特徴とする請求項1記載の状態遷移決定プログラム。
  4. 前記認証デバイス挿入時の認証情報の認証サーバによる認証後に、
    前記認証サーバから、他のサーバに対するログオン認証を行なうためのログオン情報を受け取り、該ログオン情報を該ログオン認証を行なうドメインコントローラに送ってログオン認証を受ける手順をさらに計算機に実行させることを特徴とする請求項3記載の状態遷移決定プログラム。
  5. 前記認証デバイスがICカードであることを特徴とする請求項1記載の状態遷移決定プログラム。
  6. 計算機における状態遷移を決定するプログラムを格納する記憶媒体において、
    認証デバイスの排出を検出するステップと、
    該排出後に、計算機がロック中であることを示すと共に、ロック解除画面表示ステップへの移行の指示を受け取るためのボタンと、シャットダウン画面表示ステップへの移行の指示を受け取るために、あらかじめ定められた時間だけ表示されるボタンとの2つのボタンを含むロック画面を表示するステップとを計算機に実行させるためのプログラムを格納した計算機読出し可能可搬型記憶媒体。
  7. 前記シャットダウン画面表示ステップにおいて、前記ロック画面表示ステップへの戻りの指示を受け取るためのキャンセルボタンを表示し、該キャンセルボタンが押し下げられた時、該ロック画面表示ステップにおいて、前記あらかじめ定められた時間が経過していない時には前記2つのボタンを含むロック画面を、すでに経過している時には前記ロック解除画面移行指示ボタンを含み、前記シャットダウン画面移行指示ボタンを含まないロック画面を表示することを特徴とする請求項6記載の計算機読出し可能可搬型記憶媒体。
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