JP2005004031A - 光ケーブル - Google Patents
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Abstract
【課題】抗張力体がシースに設けられた光ケーブルにおいて、光ファイバ素線の伝送損失を小さく抑えることの可能な光ケーブルを提供することにある。
【解決手段】内層介在23aと外層介在23bとの間に光ファイバ13を配置し、次いで、これらをシース17内に収納し、このシースに伸長方向の張力を吸収する抗張力体19a,19bとシース17の引き裂きに用いるリップコード21a,21bが設けられ、内層介在23aと外層介在23bの撚り合わせ方向を同方向とし、かつ光ファイバ13の撚り合わせ方向を内層介在23aと外層介在23bと逆方向にした。
【選択図】 図1
【解決手段】内層介在23aと外層介在23bとの間に光ファイバ13を配置し、次いで、これらをシース17内に収納し、このシースに伸長方向の張力を吸収する抗張力体19a,19bとシース17の引き裂きに用いるリップコード21a,21bが設けられ、内層介在23aと外層介在23bの撚り合わせ方向を同方向とし、かつ光ファイバ13の撚り合わせ方向を内層介在23aと外層介在23bと逆方向にした。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、抗張力体を構造中心ではなく、外層部分に配置した光ケーブルに係り、特に、光ファイバ素線の伝送損失を小さく抑えることを可能にした光ケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、光ケーブルは、光ケーブル延線、敷設時の引張力に抗して光ファイバの破断を防止するため、その光ケーブル中心に抗張力体(テンションメンバ)を配置している。この抗張力体の材料には、ヤング率の大きな鋼線などの金属単線や撚り線、あるいは非金属では、FRP(Fiber Reinforced Plastics)線やアラミド繊維などが使用されている。その抗張力体の周囲に光ファイバ素線(紫外線硬化性樹脂被覆250μm径)、光ファイバ心線(ナイロン被覆0.9mm径)、あるいは多心光ファイバテープを撚り合わせて束線している。
【0003】
しかしながら、近年、光ケーブルの構造としては、上記抗張力体を光ケーブルの中心に配置しないでファイバの周囲、とりわけシース内部に収納する構造の提案がなされている。図5(A)は、特許文献1に開示された発明の架空丸型24心光ファイバケーブルの従来例を示す。
【0004】
この従来例は、光ケーブル101中心に、4心光ファイバテープ103を6枚積層し、その4心光ファイバテープ103の周囲にPPヤーン(ポリプロピレンヤーン)からなる介在105を配置し、ポリエチレン,可塑化ポリ塩化ビニルなどからなるシース107の押出成形時に、光ケーブル101の長手方向にプラスチック紐などからなる2本のリップコード(引裂紐)109,109と鋼線,黄銅線などの金属線あるいは繊維強化プラスチックなどからなる2本の抗張力体111,111とを縦添えするように構成されている。
【0005】
2本の抗張力体111,111は、6枚積層した4心光ファイバテープ103を挟んで対称の位置に配置され、2本のリップコード109,109は2本の抗張力体111,111を結ぶ線に対して直交する線上に6枚積層した4心光ファイバテープ103を挟んで対称の位置に配置されている。
【0006】
また、図5(B)は他の従来例の光ケーブルを示す縦断面図である。なお、図5(B)では、図5(A)に示す従来例と同一の部分には同一の符号を用いて説明する。
【0007】
図5(B)に示す従来の光ケーブル113は、12本の光ファイバ素線115を介在105で覆い、シース107の押出成形時に、光ケーブル113の長手方向に2本のリップコード109,109と2本の抗張力体111,111を縦添えするように構成している。
【0008】
上記のような従来構造の各光ケーブル101,113にあっては、これを中間後分岐する際、両方のリップコード113を各光ケーブル101,113の径方向外側に引っ張ってシース107を切り裂くことで、光ケーブル101,113が径方向に二分割される。
【0009】
【特許文献1】
特開2002−72032
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図5(B)に示す光ケーブル113の構造の場合には、抗張力体111,111がケーブル中心に配置されず、外層部分つまりシースに設けられているので、光ファイバ素線115と介在105を同一方向に撚り合わすと、介在105に光ファイバ素線115が埋没し、光ファイバ素線115の伝送損失が増大するという問題がある。
【0011】
また、図5(B)に示す光ケーブル113の構造の場合には、任意の光ファイバ素線115を取り出す際、介在105との識別性、分離性に乏しく、誤切断などの可能性が高いとともに、ファイバ取り出し時の損失変動の発生頻度が高く、また変動値も高いという問題がある。
【0012】
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的としては、抗張力体がシースに設けられた光ケーブルにおいて、光ファイバ素線の伝送損失を小さく抑えることの可能な光ケーブルを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、上記課題を解決するため、複数の素線からなる光ファイバと、前記光ファイバを収納するシースと、前記シースに設けられ伸長方向の張力を吸収する抗張力体と、前記シースの引き裂きに用いる少なくとも2本のリップコードと、前記シース内に前記光ファイバとともに収納した介在とを備え、前記介在は、内層介在と外層介在とを有し、これら内層介在と外層介在との間に前記光ファイバを配置し、前記内層介在と前記外層介在の撚り合わせ方向を同方向とし、かつ前記光ファイバの撚り合わせ方向を前記内層介在および前記外層介在と逆方向にしたことを要旨とする。
【0014】
また、請求項2記載の発明は、上記課題を解決するため、複数の素線からなる光ファイバと、前記光ファイバを収納するシースと、前記シースに設けられ伸長方向の張力を吸収する抗張力体と、前記シースの引き裂きに用いる少なくとも2本のリップコードと、前記シース内に前記光ファイバとともに収納した介在とを備え、前記介在は、内層介在と外層介在とを有し、これら内層介在と外層介在との間に前記光ファイバを配置し、前記内層介在と前記外層介在を直線方向とし、かつ前記光ファイバの撚り合わせ方向を前記内層介在および前記外層介在と交差する方向にしたことを要旨とする。
【0015】
さらに、請求項3記載の発明は、上記課題を解決するため、前記内層介在および前記外層介在は、ポリプロピレンヤーン、アラミド繊維、ナイロン繊維、各種繊維系プラスチックから選択された1種であることを要旨とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0017】
(本実施の形態)
図1は、本発明の一実施の形態に係る光ケーブル11の構成を示す径方向断面図である。
【0018】
図1に示す光ケーブル11は、複数の光ファイバ素線13aからなる光ファイバ13、光ファイバ13を収納する収納部15、当該ケーブルを構成する様々な部材を収納するシース17、伸長方向の張力を吸収する抗張力体19a,19b、シース17の引き裂きに用いるリップコード21a,21b、内層介在23aと外層介在23bを有する介在23から構成されている。
【0019】
光ファイバ13は、1本が125μm径のガラスファイバに紫外線硬化型樹脂を250μm径でコートした光ファイバ素線13aを12本有し、収納部15内にルースに収納されている。
【0020】
シース17内には、銅線、黄銅線などの金属線あるいは繊維強化プラスチックなどからなる2本の抗張力体19a,19bと、プラスチック紐などからなる2本のリップコード21a,21bとが埋設されている。そして、シース17には、光ファイバ13を挟んで対称位置にリブ17aが一体に成形され、収納部15内に配置された複数の光ファイバ13を介在23とともに収納して被覆する。なお、本実施の形態では、抗張力体19a,19bに0.7mm径の単鋼線が用いられ、リップコード21a,21bに3000d(デニール)のテトロン紐が用いられている。
【0021】
抗張力体19a,19bは、光ファイバ13を挟んで対称の位置に配置され、2本のリップコード21a,21bは2本の抗張力体19a,19bを結ぶ線に対して直交する線上に光ファイバ13を挟んで対称の位置に配置されている。
【0022】
介在23は、PPヤーン(ポリプロピレンヤーン)、ケブラー繊維、アラミド繊維、ナイロン繊維、各種繊維系プラスチックからなり、図1に示すように収納部15内において光ファイバ13に撚りながら縦添えされて光ファイバ13とともに収納配置される。本実施の形態の内部介在23aには、5000d(デニール)4本のPPヤーンが、外層介在23bには5000d3本のPPヤーンがそれぞれ用いられ、ケーブル外径が8.5mmで、質量が70kg/kmである。
【0023】
また、本実施の形態では、図1および図2に示すように内層介在23aと外層介在23bとの間に光ファイバ13が配置され、内層介在23aと外層介在23bの撚り合わせ方向を同方向とし、かつ光ファイバ13の撚り合わせ方向を内層介在23aおよび外層介在23bと逆方向にしている。
【0024】
因みに、内層介在23a、外層介在23bおよび光ファイバ13の撚り合わせ方向を全て同一方向とした場合には、光ファイバ13が内層介在23aおよび外層介在23bの少なくとも一方に埋没することになる。
【0025】
次に、図1および図2を参照して、光ケーブル11の作用効果について説明する。
【0026】
まず、図1に示すように、1本が125μm径のガラスファイバに紫外線硬化型樹脂を250μm径でコートした光ファイバ素線13aを12本からなる光ファイバ13を準備しておく。
【0027】
次いで、内層介在23a上に光ファイバ素線13aを撚り合わせた後、その上に外層介在23bを配置し、これらをシース17内の収納部15内に収納配置する。このシース17には、ケーブルの伸長方向の張力を吸収する2本の抗張力体19a,19bと、シース17の引き裂きに用いる2本のリップコード21a,21bが埋設されている。
【0028】
したがって、本実施の形態では、内層介在23aと外層介在23bとの間に光ファイバ13を配置し、内層介在23aと外層介在23bの撚り合わせ方向を同方向とし、かつ光ファイバ13の撚り合わせ方向を内層介在23aおよび外層介在23bと逆方向にしたことにより、光ファイバ13に対して内層介在23aおよび外層介在23bが交差するように撚られるので、光ファイバ13が内層介在23aおよび外層介在23bの少なくとも一方に埋没するのを未然に防止することができ、光ファイバ素線13aの伝送損失を小さく抑えることが可能となる。
【0029】
また、既設の光ケーブル11に中間後分岐のために、シース17を部分的に除去したとき、外層介在23bをより分けてその内側の光ファイバ13の光ファイバ素線13aを容易に取り出すことが可能となり、その作業中の光ファイバ素線13aの伝送損失変動を抑えることができる。そして、中間後分岐時における光ファイバ素線13aの取り出し作業性および視認性を向上させることができる。
【0030】
そして、本実施の形態によれば、外層介在23bおよび内層介在23aは、ポリプロピレンヤーン、アラミド繊維、ナイロン繊維、各種繊維系プラスチックから選択された1種であるので、加工が容易で、取扱性の良好な材料で介在を作製することができる。
【0031】
なお、上記実施の形態では、内層介在23aと外層介在23bの撚り合わせ方向を同方向とし、かつ光ファイバ13の撚り合わせ方向を内層介在23aおよび外層介在23bと逆方向にしたが、これ以外に内層介在23aと外層介在23bを直線方向とし、かつ光ファイバ13の撚り合わせ方向を内層介在23aおよび外層介在23bと交差する方向にしても、上記実施の形態と同様の効果が得られるとともに、内層介在23aおよび外層介在23bを撚り合わせる必要がなくなるので、製造が容易になる。
【0032】
(実験例)
上記実施の形態の光ケーブルを上述したように製造し、伝送特性、中間分岐時の作業性を検証した。この検証に際しては、比較例として図5(B)に示す光ケーブルを挙げている。図5(B)に示す光ケーブル113は、5000d7本のPPヤーンを介在105として使用し、光ファイバ素線115は、125μm径のガラスファイバに紫外線硬化型樹脂を250μm径でコートしたものを12本用いている。
【0033】
図3は本実施の形態の光ケーブルと比較例の光ケーブルとの損失温度特性を示すグラフである。図3に示すように、本実施の形態の光ケーブルは、ヒートサイクル試験時ともに良好な損失変動特性を示すのに対し、比較例の光ケーブルは製造時に損失増加が認められ、ヒートサイクル試験において損失が増加した。
【0034】
評価後のケーブルについて解体調査を行ったところ、損失増加した比較例の光ケーブルでは、介在105へ光ファイバ素線115が潜り込み、光ファイバ素線115同士のまとわりつきなどが発生していた。
【0035】
また、上記2種類の光ケーブルの中間後分岐実験を実施した。この中間後分岐実験では、シース17を剥ぎ取り、内部の光ファイバ素線を取り出すまでの作業を行い、作業性を確認するとともに、作業中における損失変動(@1.55μm)をサンプリング周期10msecでモニタした結果を図4に示す。
【0036】
したがって、図4に示すように、本実施の形態の光ケーブルは、後分岐時のファイバの視認性に優れ、かつ作業時のの損失変動も発生しなかったのに対し、比較例の光ケーブルでは、光ファイバ素線115と介在105との視認性に劣り、作業時にも損失変動の発生が多く認められた。
【0037】
したがって、上記の結果から本実施の形態の光ケーブルは、比較例の光ケーブルの構造と比較して伝送特性に優れ、中間後分岐性も良好であるという知見が得られた。
【0038】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明によれば、内層介在と外層介在との間に光ファイバを配置し、次いで、これらをシース内に収納し、このシースに伸長方向の張力を吸収する抗張力体とシースの引き裂きに用いるリップコードが設けられ、内層介在と外層介在の撚り合わせ方向を同方向とし、かつ光ファイバの撚り合わせ方向を内層介在および外層介在と逆方向にしたことにより、光ファイバが内層介在および外層介在の少なくとも一方に埋没するのを未然に防止することができ、また、既設の光ケーブルに中間後分岐するとき、光ファイバ素線の取り出しを容易にし、かつその作業中の光ファイバ素線の伝送損失を抑えることができる。
【0039】
また、請求項2記載の本発明によれば、前記内層介在と前記外層介在を直線方向とし、かつ前記光ファイバの撚り合わせ方向を前記内層介在および前記外層介在と交差する方向にしたので、請求項1と同様に光ファイバが内層介在および外層介在の少なくとも一方に埋没するのを未然に防止することができ、また、既設の光ケーブルに中間後分岐するとき、光ファイバ素線の取り出しを容易にし、かつその作業中の光ファイバ素線の伝送損失を抑えることができるとともに、内層介在23aおよび外層介在23bを撚り合わせる必要がなくなるので、製造が容易になる。
【0040】
さらに、請求項3記載の本発明によれば、内層介在および外層介在は、ポリプロピレンヤーン、アラミド繊維、ナイロン繊維、各種繊維系プラスチックから選択された1種であるので、加工が容易で、取扱性の良好な材料で介在を作製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る光ケーブル11の構成を示す径方向断面図である。
【図2】本実施の形態において内層介在、外層介在および光ファイバの撚り合わせ方向を示す部分正面図である。
【図3】本実施の形態の光ケーブルと比較例の光ケーブルとの損失温度特性を示すグラフである。
【図4】本実施の形態の光ケーブルと比較例の光ケーブルとの中間後分岐実験結果を示す説明図である。
【図5】(A),(B)はそれぞれ従来の光ケーブルの構成を示す断面図である。
【符号の説明】
11 光ケーブル
13 光ファイバ
13a 光ファイバ素線
15 収納部
17 シース
17a リブ
19a,19b 抗張力体
21a,21b リップコード
23 介在
23a 内層介在
23b 外層介在
【発明の属する技術分野】
本発明は、抗張力体を構造中心ではなく、外層部分に配置した光ケーブルに係り、特に、光ファイバ素線の伝送損失を小さく抑えることを可能にした光ケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、光ケーブルは、光ケーブル延線、敷設時の引張力に抗して光ファイバの破断を防止するため、その光ケーブル中心に抗張力体(テンションメンバ)を配置している。この抗張力体の材料には、ヤング率の大きな鋼線などの金属単線や撚り線、あるいは非金属では、FRP(Fiber Reinforced Plastics)線やアラミド繊維などが使用されている。その抗張力体の周囲に光ファイバ素線(紫外線硬化性樹脂被覆250μm径)、光ファイバ心線(ナイロン被覆0.9mm径)、あるいは多心光ファイバテープを撚り合わせて束線している。
【0003】
しかしながら、近年、光ケーブルの構造としては、上記抗張力体を光ケーブルの中心に配置しないでファイバの周囲、とりわけシース内部に収納する構造の提案がなされている。図5(A)は、特許文献1に開示された発明の架空丸型24心光ファイバケーブルの従来例を示す。
【0004】
この従来例は、光ケーブル101中心に、4心光ファイバテープ103を6枚積層し、その4心光ファイバテープ103の周囲にPPヤーン(ポリプロピレンヤーン)からなる介在105を配置し、ポリエチレン,可塑化ポリ塩化ビニルなどからなるシース107の押出成形時に、光ケーブル101の長手方向にプラスチック紐などからなる2本のリップコード(引裂紐)109,109と鋼線,黄銅線などの金属線あるいは繊維強化プラスチックなどからなる2本の抗張力体111,111とを縦添えするように構成されている。
【0005】
2本の抗張力体111,111は、6枚積層した4心光ファイバテープ103を挟んで対称の位置に配置され、2本のリップコード109,109は2本の抗張力体111,111を結ぶ線に対して直交する線上に6枚積層した4心光ファイバテープ103を挟んで対称の位置に配置されている。
【0006】
また、図5(B)は他の従来例の光ケーブルを示す縦断面図である。なお、図5(B)では、図5(A)に示す従来例と同一の部分には同一の符号を用いて説明する。
【0007】
図5(B)に示す従来の光ケーブル113は、12本の光ファイバ素線115を介在105で覆い、シース107の押出成形時に、光ケーブル113の長手方向に2本のリップコード109,109と2本の抗張力体111,111を縦添えするように構成している。
【0008】
上記のような従来構造の各光ケーブル101,113にあっては、これを中間後分岐する際、両方のリップコード113を各光ケーブル101,113の径方向外側に引っ張ってシース107を切り裂くことで、光ケーブル101,113が径方向に二分割される。
【0009】
【特許文献1】
特開2002−72032
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図5(B)に示す光ケーブル113の構造の場合には、抗張力体111,111がケーブル中心に配置されず、外層部分つまりシースに設けられているので、光ファイバ素線115と介在105を同一方向に撚り合わすと、介在105に光ファイバ素線115が埋没し、光ファイバ素線115の伝送損失が増大するという問題がある。
【0011】
また、図5(B)に示す光ケーブル113の構造の場合には、任意の光ファイバ素線115を取り出す際、介在105との識別性、分離性に乏しく、誤切断などの可能性が高いとともに、ファイバ取り出し時の損失変動の発生頻度が高く、また変動値も高いという問題がある。
【0012】
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的としては、抗張力体がシースに設けられた光ケーブルにおいて、光ファイバ素線の伝送損失を小さく抑えることの可能な光ケーブルを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、上記課題を解決するため、複数の素線からなる光ファイバと、前記光ファイバを収納するシースと、前記シースに設けられ伸長方向の張力を吸収する抗張力体と、前記シースの引き裂きに用いる少なくとも2本のリップコードと、前記シース内に前記光ファイバとともに収納した介在とを備え、前記介在は、内層介在と外層介在とを有し、これら内層介在と外層介在との間に前記光ファイバを配置し、前記内層介在と前記外層介在の撚り合わせ方向を同方向とし、かつ前記光ファイバの撚り合わせ方向を前記内層介在および前記外層介在と逆方向にしたことを要旨とする。
【0014】
また、請求項2記載の発明は、上記課題を解決するため、複数の素線からなる光ファイバと、前記光ファイバを収納するシースと、前記シースに設けられ伸長方向の張力を吸収する抗張力体と、前記シースの引き裂きに用いる少なくとも2本のリップコードと、前記シース内に前記光ファイバとともに収納した介在とを備え、前記介在は、内層介在と外層介在とを有し、これら内層介在と外層介在との間に前記光ファイバを配置し、前記内層介在と前記外層介在を直線方向とし、かつ前記光ファイバの撚り合わせ方向を前記内層介在および前記外層介在と交差する方向にしたことを要旨とする。
【0015】
さらに、請求項3記載の発明は、上記課題を解決するため、前記内層介在および前記外層介在は、ポリプロピレンヤーン、アラミド繊維、ナイロン繊維、各種繊維系プラスチックから選択された1種であることを要旨とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0017】
(本実施の形態)
図1は、本発明の一実施の形態に係る光ケーブル11の構成を示す径方向断面図である。
【0018】
図1に示す光ケーブル11は、複数の光ファイバ素線13aからなる光ファイバ13、光ファイバ13を収納する収納部15、当該ケーブルを構成する様々な部材を収納するシース17、伸長方向の張力を吸収する抗張力体19a,19b、シース17の引き裂きに用いるリップコード21a,21b、内層介在23aと外層介在23bを有する介在23から構成されている。
【0019】
光ファイバ13は、1本が125μm径のガラスファイバに紫外線硬化型樹脂を250μm径でコートした光ファイバ素線13aを12本有し、収納部15内にルースに収納されている。
【0020】
シース17内には、銅線、黄銅線などの金属線あるいは繊維強化プラスチックなどからなる2本の抗張力体19a,19bと、プラスチック紐などからなる2本のリップコード21a,21bとが埋設されている。そして、シース17には、光ファイバ13を挟んで対称位置にリブ17aが一体に成形され、収納部15内に配置された複数の光ファイバ13を介在23とともに収納して被覆する。なお、本実施の形態では、抗張力体19a,19bに0.7mm径の単鋼線が用いられ、リップコード21a,21bに3000d(デニール)のテトロン紐が用いられている。
【0021】
抗張力体19a,19bは、光ファイバ13を挟んで対称の位置に配置され、2本のリップコード21a,21bは2本の抗張力体19a,19bを結ぶ線に対して直交する線上に光ファイバ13を挟んで対称の位置に配置されている。
【0022】
介在23は、PPヤーン(ポリプロピレンヤーン)、ケブラー繊維、アラミド繊維、ナイロン繊維、各種繊維系プラスチックからなり、図1に示すように収納部15内において光ファイバ13に撚りながら縦添えされて光ファイバ13とともに収納配置される。本実施の形態の内部介在23aには、5000d(デニール)4本のPPヤーンが、外層介在23bには5000d3本のPPヤーンがそれぞれ用いられ、ケーブル外径が8.5mmで、質量が70kg/kmである。
【0023】
また、本実施の形態では、図1および図2に示すように内層介在23aと外層介在23bとの間に光ファイバ13が配置され、内層介在23aと外層介在23bの撚り合わせ方向を同方向とし、かつ光ファイバ13の撚り合わせ方向を内層介在23aおよび外層介在23bと逆方向にしている。
【0024】
因みに、内層介在23a、外層介在23bおよび光ファイバ13の撚り合わせ方向を全て同一方向とした場合には、光ファイバ13が内層介在23aおよび外層介在23bの少なくとも一方に埋没することになる。
【0025】
次に、図1および図2を参照して、光ケーブル11の作用効果について説明する。
【0026】
まず、図1に示すように、1本が125μm径のガラスファイバに紫外線硬化型樹脂を250μm径でコートした光ファイバ素線13aを12本からなる光ファイバ13を準備しておく。
【0027】
次いで、内層介在23a上に光ファイバ素線13aを撚り合わせた後、その上に外層介在23bを配置し、これらをシース17内の収納部15内に収納配置する。このシース17には、ケーブルの伸長方向の張力を吸収する2本の抗張力体19a,19bと、シース17の引き裂きに用いる2本のリップコード21a,21bが埋設されている。
【0028】
したがって、本実施の形態では、内層介在23aと外層介在23bとの間に光ファイバ13を配置し、内層介在23aと外層介在23bの撚り合わせ方向を同方向とし、かつ光ファイバ13の撚り合わせ方向を内層介在23aおよび外層介在23bと逆方向にしたことにより、光ファイバ13に対して内層介在23aおよび外層介在23bが交差するように撚られるので、光ファイバ13が内層介在23aおよび外層介在23bの少なくとも一方に埋没するのを未然に防止することができ、光ファイバ素線13aの伝送損失を小さく抑えることが可能となる。
【0029】
また、既設の光ケーブル11に中間後分岐のために、シース17を部分的に除去したとき、外層介在23bをより分けてその内側の光ファイバ13の光ファイバ素線13aを容易に取り出すことが可能となり、その作業中の光ファイバ素線13aの伝送損失変動を抑えることができる。そして、中間後分岐時における光ファイバ素線13aの取り出し作業性および視認性を向上させることができる。
【0030】
そして、本実施の形態によれば、外層介在23bおよび内層介在23aは、ポリプロピレンヤーン、アラミド繊維、ナイロン繊維、各種繊維系プラスチックから選択された1種であるので、加工が容易で、取扱性の良好な材料で介在を作製することができる。
【0031】
なお、上記実施の形態では、内層介在23aと外層介在23bの撚り合わせ方向を同方向とし、かつ光ファイバ13の撚り合わせ方向を内層介在23aおよび外層介在23bと逆方向にしたが、これ以外に内層介在23aと外層介在23bを直線方向とし、かつ光ファイバ13の撚り合わせ方向を内層介在23aおよび外層介在23bと交差する方向にしても、上記実施の形態と同様の効果が得られるとともに、内層介在23aおよび外層介在23bを撚り合わせる必要がなくなるので、製造が容易になる。
【0032】
(実験例)
上記実施の形態の光ケーブルを上述したように製造し、伝送特性、中間分岐時の作業性を検証した。この検証に際しては、比較例として図5(B)に示す光ケーブルを挙げている。図5(B)に示す光ケーブル113は、5000d7本のPPヤーンを介在105として使用し、光ファイバ素線115は、125μm径のガラスファイバに紫外線硬化型樹脂を250μm径でコートしたものを12本用いている。
【0033】
図3は本実施の形態の光ケーブルと比較例の光ケーブルとの損失温度特性を示すグラフである。図3に示すように、本実施の形態の光ケーブルは、ヒートサイクル試験時ともに良好な損失変動特性を示すのに対し、比較例の光ケーブルは製造時に損失増加が認められ、ヒートサイクル試験において損失が増加した。
【0034】
評価後のケーブルについて解体調査を行ったところ、損失増加した比較例の光ケーブルでは、介在105へ光ファイバ素線115が潜り込み、光ファイバ素線115同士のまとわりつきなどが発生していた。
【0035】
また、上記2種類の光ケーブルの中間後分岐実験を実施した。この中間後分岐実験では、シース17を剥ぎ取り、内部の光ファイバ素線を取り出すまでの作業を行い、作業性を確認するとともに、作業中における損失変動(@1.55μm)をサンプリング周期10msecでモニタした結果を図4に示す。
【0036】
したがって、図4に示すように、本実施の形態の光ケーブルは、後分岐時のファイバの視認性に優れ、かつ作業時のの損失変動も発生しなかったのに対し、比較例の光ケーブルでは、光ファイバ素線115と介在105との視認性に劣り、作業時にも損失変動の発生が多く認められた。
【0037】
したがって、上記の結果から本実施の形態の光ケーブルは、比較例の光ケーブルの構造と比較して伝送特性に優れ、中間後分岐性も良好であるという知見が得られた。
【0038】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明によれば、内層介在と外層介在との間に光ファイバを配置し、次いで、これらをシース内に収納し、このシースに伸長方向の張力を吸収する抗張力体とシースの引き裂きに用いるリップコードが設けられ、内層介在と外層介在の撚り合わせ方向を同方向とし、かつ光ファイバの撚り合わせ方向を内層介在および外層介在と逆方向にしたことにより、光ファイバが内層介在および外層介在の少なくとも一方に埋没するのを未然に防止することができ、また、既設の光ケーブルに中間後分岐するとき、光ファイバ素線の取り出しを容易にし、かつその作業中の光ファイバ素線の伝送損失を抑えることができる。
【0039】
また、請求項2記載の本発明によれば、前記内層介在と前記外層介在を直線方向とし、かつ前記光ファイバの撚り合わせ方向を前記内層介在および前記外層介在と交差する方向にしたので、請求項1と同様に光ファイバが内層介在および外層介在の少なくとも一方に埋没するのを未然に防止することができ、また、既設の光ケーブルに中間後分岐するとき、光ファイバ素線の取り出しを容易にし、かつその作業中の光ファイバ素線の伝送損失を抑えることができるとともに、内層介在23aおよび外層介在23bを撚り合わせる必要がなくなるので、製造が容易になる。
【0040】
さらに、請求項3記載の本発明によれば、内層介在および外層介在は、ポリプロピレンヤーン、アラミド繊維、ナイロン繊維、各種繊維系プラスチックから選択された1種であるので、加工が容易で、取扱性の良好な材料で介在を作製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る光ケーブル11の構成を示す径方向断面図である。
【図2】本実施の形態において内層介在、外層介在および光ファイバの撚り合わせ方向を示す部分正面図である。
【図3】本実施の形態の光ケーブルと比較例の光ケーブルとの損失温度特性を示すグラフである。
【図4】本実施の形態の光ケーブルと比較例の光ケーブルとの中間後分岐実験結果を示す説明図である。
【図5】(A),(B)はそれぞれ従来の光ケーブルの構成を示す断面図である。
【符号の説明】
11 光ケーブル
13 光ファイバ
13a 光ファイバ素線
15 収納部
17 シース
17a リブ
19a,19b 抗張力体
21a,21b リップコード
23 介在
23a 内層介在
23b 外層介在
Claims (3)
- 複数の素線からなる光ファイバと、
前記光ファイバを収納するシースと、
前記シースに設けられ伸長方向の張力を吸収する抗張力体と、
前記シースの引き裂きに用いる少なくとも2本のリップコードと、
前記シース内に前記光ファイバとともに収納した介在とを備え、
前記介在は、内層介在と外層介在とを有し、これら内層介在と外層介在との間に前記光ファイバを配置し、前記内層介在と前記外層介在の撚り合わせ方向を同方向とし、かつ前記光ファイバの撚り合わせ方向を前記内層介在および前記外層介在と逆方向にしたことを特徴とする光ケーブル。 - 複数の素線からなる光ファイバと、
前記光ファイバを収納するシースと、
前記シースに設けられ伸長方向の張力を吸収する抗張力体と、
前記シースの引き裂きに用いる少なくとも2本のリップコードと、
前記シース内に前記光ファイバとともに収納した介在とを備え、
前記介在は、内層介在と外層介在とを有し、これら内層介在と外層介在との間に前記光ファイバを配置し、前記内層介在と前記外層介在を直線方向とし、かつ前記光ファイバの撚り合わせ方向を前記内層介在および前記外層介在と交差する方向にしたことを特徴とする光ケーブル。 - 前記内層介在および前記外層介在は、
ポリプロピレンヤーン、アラミド繊維、ナイロン繊維、各種繊維系プラスチックから選択された1種であることを特徴とする請求項1又は2項記載の光ケーブル。
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2003
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