JP2005004014A - 平面光波回路 - Google Patents

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Takaharu Ooyama
貴晴 大山
Shunichi Soma
俊一 相馬
Shinji Mino
真司 美野
Masayuki Okuno
将之 奥野
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Abstract

【課題】容易かつ低コストな高機能光回路モジュールの製造を可能とする平面光波回路を提供すること。
【解決手段】平面光波回路21は、入力側および出力側の光ファイバアレイ24と光導波路23とが2つの端面で光結合するように接続され、その余の2つの端面に引き出されるように電気配線22が設けられている。そして、電気コネクタは平面光波回路21の電気配線22に接続されるべき接続部品側に設けられる。また、電子部品27を実装したプリント基板26などの接続部品側に電気ネクタ25を設け、この電気コネクタ25を電気配線22のピッチ間隔と整合するようにして平面光波回路21の外部への電気信号取出しを可能としている。平面光波回路21をこのように構成することとすると、平面光波回路21の電気配線22に電気コネクタ25を接続するだけで平面光波回路21の電気的駆動が可能となる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は平面光波回路に関し、より詳細には、容易かつ低コストの高機能光回路モジュールの製造を可能とする平面光波回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、光導波路を備えた平面光波回路上に電気配線を形成した光回路モジュールが数多く開発されて市場にも出回るようになってきている。
【0003】
図1は、このような光回路モジュールの構成例を説明するための図で、この図において、11は平面光波回路、12および12´は電気配線、13は光導波路、14は電気配線基板、15はボンディングワイヤ、16はパッケージ、17は光ファイバアレイ、18は電気コネクタである。このような従来の平面光波回路モジュールでは、光導波路13が設けられた平面光波回路11上の電気配線12と、電気配線基板14上に配線され同じく電気配線基板14上に設けられた電気コネクタ18に接続されている電気配線12´とを、ボンディングワイヤ15により電気接続して平面光波回路11を実装して光回路モジュール10が構成されている。このような電気配線12を有する平面光波回路11の例としては、熱光学効果を利用した光スイッチがある。光スイッチには、光導波路13上に装荷したヒータヘ電力を供給するための多数の電気配線12が平面光波回路11上に形成されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
なお、平面光波回路11のうちの破線で囲んだ部分には、実際には光導波路13と電気配線12が形成されているが、これらの回路パタンは所望する信号処理機能を実現するために様々でありかつ非常に複雑な配置である。このため、本明細書では回路パタンの詳細を省略することとし、平面光波回路11上において外部接続のために引き出された電気配線12と光導波路13の部分のみを各々示している。
【0005】
【特許文献1】
特許第2619199号明細書
【0006】
【特許文献2】
特許第2619198号明細書
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の実装方法では、平面光波回路11を固定するためのパッケージ16(放熱フィンと一体になっている場合もある)と平面光波回路11との材質の相違に起因する線膨張係数の違いにより、温度変動に伴って膨張・収縮による歪みが生じ、これによりボンディングワイヤ15が断線したりショートしたりし易いという問題があった。
【0008】
このような故障の発生を低減させるための手法として、パッケージ16と平面光波回路11との間に、両者の線膨張係数の中間の線膨張係数値を有する材質からなるプレート(図1では省略)を設けることで両者の膨張・収縮差に基づく歪を緩和させる方法も提案されている(例えば、特許文献2参照)が、この方法では線膨張係数制御用の特殊なプレートが不可欠となって、平面光波回路モジュールの製造上必要となる部品点数が増加してコスト高を招くこととなる。また、このような断線故障を回避するためにボンディングワイヤ15の長さに余裕をもたせる(余長化)ことも考えられるが、モジュールの配線ルールが狭くなった場合には余長ワイヤがショートの原因になり易いことに加え、余長ワイヤは寄生インダクタンスを大きくする原因となるために平面光波回路の高速駆動化には適当な実装方法とはいえない。
【0009】
このようなモジュール実装段階で生じる問題以外にも、平面光波回路そのものの特性評価段階で生じる問題もあった。すなわち、平面光波回路の特性を評価する際には、電気コネクタ18を有する電気配線基板14を備えたパッケージ16内に平面光波回路11を入れ、平面光波回路11側の電気配線12と電気コネクタ18側の電気配線12´とをボンディングワイヤ15で電気接続して特性評価を実行することが必要となるが、このような煩雑な組立作業は平面光波回路11そのものの検査に要するコスト高を招く結果となる。
【0010】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、電気配線を有する平面光波回路の電気的に安定なモジュール化を図るとともに、容易かつ低コストの高機能光回路モジュールの製造を可能とする平面光波回路を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、平面光波回路であって、光導波路と電気配線とを備え、当該電気配線の端部には外部コネクタとの接続端子が設けられていることを特徴とする。
【0012】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の平面光波回路において、前記接続端子は、前記平面光波回路に固定されていることを特徴とする。
【0013】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の平面光波回路において、前記平面光波回路には前記外部コネクタと接続端子との嵌合基準部が設けられていることを特徴とする。
【0014】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の平面光波回路において、前記嵌合基準部は溝部または凸部であることを特徴とする。
【0015】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の平面光波回路において、前記嵌合基準部は少なくとも2つの溝部または凸部で構成されており、第1の溝部または凸部により嵌合位置を特定する一方、第2の溝部または凸部により前記外部コネクタとの嵌合を確実ならしめることを特徴とする。
【0016】
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れかに記載の平面光波回路において、前記接続端子は、前記電気配線が引出された前記平面光波回路の端面に設けられていることを特徴とする。
【0017】
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至5の何れかに記載の平面光波回路において、前記接続端子は、前記平面光波回路の主面上に設けられていることを特徴とする。
【0018】
請求項8に記載の発明は、請求項4または5に記載の平面光波回路において、前記嵌合基準部の溝部は、前記光導波路のクラッド部を除去して形成されたものであることを特徴とする。
【0019】
請求項9に記載の発明は、請求項6に記載の平面光波回路同士を、前記接続端子により相互接続して平面接続されていることを特徴とする。
【0020】
請求項10に記載の発明は、請求項7に記載の平面光波回路同士を、前記接続端子により相互接続し互いに積層させて接続されていることを特徴とする。
【0021】
請求項11に記載の発明は、請求項1乃至10の何れかに記載の平面光波回路において、前記接続端子には、電子部品実装基板が接続されていることを特徴とする。
【0022】
請求項12に記載の発明は、請求項1乃至11に記載の複数の平面光波回路が同一のボード上に実装されて構成されていることを特徴とする。
【0023】
請求項13に記載の発明は、請求項1乃至12に記載の複数の平面光波回路が相互に接続されて構成されていることを特徴とする。
【0024】
請求項14に記載の発明は、請求項1乃至13に記載の平面光波回路において、前記平面光波回路は、シリコン基板上に形成された石英系平面光波回路であることを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施形態)
図2、図3(a)および図3(b)は、本発明の平面光波回路の第1の実施形態を説明するための図で、図2は平面光波回路の斜視図、図3(a)は上面図、図3(b)は図3(a)中のA−A´における断面図である。これらの図において、21は平面光波回路、22は電気配線、23は光導波路、24は光ファイバアレイ、25は電気コネクタである。平面光波回路21は、例えば、シリコンを基板とした石英系平面光波回路を用いた光スイッチなどであり、平面光波回路21は、入力側および出力側の光ファイバアレイ24と光導波路23とが2つの端面で光結合するように接続され、その余の2つの端面に引き出されるように電気配線22が設けられている。なお、光ファイバアレイ24の心線数に特に制限はなく、アレイではなく単心の光ファイバであってもよく、フレキシブルポリマ導波路であってもよい。
【0026】
そして、図1に示した従来の平面光波回路ではその電気配線基板14上に設けられていた電気コネクタは、この平面光波回路21の電気配線22に接続されるべき接続部品側に設けることとされる。例えば、図2に示すように、電子部品27(ICなどの電子素子やLDなどの光素子)を実装したプリント基板26などの接続部品側に電気コネクタ25を設け、この電気コネクタ25を電気配線22のピッチ間隔と整合させることによって平面光波回路21の外部への電気信号取出しを可能としている。
【0027】
なお、平面光波回路21のうちの破線で囲んだ部分には、実際には光導波路23と電気配線22が形成されているが、これらの回路パタンは所望する信号処理機能を実現するために様々でありかつ非常に複雑な配置である。このため、回路パタンの詳細は省略されており、平面光波回路21上において外部接続のために引き出された電気配線22と光導波路23の部分のみを図示している。
【0028】
平面光波回路21をこのように構成することとすると、平面光波回路の特性評価を実行する際に、平面光波回路21の電気配線22にケーブル付きの電気コネクタ25を接続するだけで平面光波回路21の電気的駆動が可能となるため、従来の平面光波回路の特性評価のように平面光回路をパッケージ内に収納してボンディングワイヤで電気的接続をとる必要がなくなり、特性検査を簡易化することが可能となる。特に、プリント基板26に平面光波回路21の制御駆動回路を実装させた場合には、モジュール実装する前段階においてモジュール化した状態と同等の特性評価が可能となり、動作特性検査を簡易化することが可能となる。
【0029】
また、電気配線22が数十本以上となるような平面光波回路パタンの場合には、多数回のワイヤボンディングが不要となり、検査工程のみならずモジュール製造工程での大幅なコスト削減を図ることができるようになる。さらに、コネクタ部にバネ押えやクリップなどの固定機構を有する電気コネクタ25を使用することとすれば、平面光波回路21上に形成された複数の電気配線22からの多ピン電気接続を確実に得ることが可能となる。
【0030】
(第2の実施形態)
図4、図5(a)および図5(b)は、本発明の平面光波回路の第2の実施形態を説明するための図で、図4は平面光波回路の斜視図、図5(a)は上面図、図5(b)は図5(a)中のA−A´における断面図である。これらの図において、21は平面光波回路、22は電気配線、23は光導波路、24は光ファイバアレイ、28および29は電気コネクタである。平面光波回路21は、例えば、シリコンを基板とした石英系平面光波回路を用いた光スイッチなどであり、入力側および出力側の光ファイバアレイ24と光導波路23とが2つの端面で光結合するように接続され、その余の2つの端面に引き出されるように電気配線22が設けられている。なお、光ファイバアレイ24の心線数に特に制限はなく、アレイではなく単心の光ファイバであってもよく、フレキシブルポリマ導波路であってもよい。
【0031】
平面光波回路21の上に形成された電気配線22が外部に引き出されている端面には、この電気配線22と接続される電気コネクタ28が挿入されて取り付けられている。この電気コネクタ28と電気配線22とは、半田や導電性接着剤により固定されて電気的に接続されている。例えば図4では、電子部品27(ICなどの電子素子やLDなどの光素子)を実装したプリント基板26などの接続部品側に設けられた電気コネクタ29を電気コネクタ28を介し電気配線22のピッチ間隔と整合させることによって平面光波回路21の外部への電気信号取出しを可能としている。平面光波回路21に接続固定される電気コネクタ28の形状は、オス型でもメス型でもよい。例えば、平面光波回路21にオス型の電気コネクタ28を固定した場合には、これに接続される電気コネクタ29の形状はメス型となる。すなわち、これらの電気コネクタの形状の組み合わせは任意である。
【0032】
なお、平面光波回路21のうちの破線で囲んだ部分には、実際には光導波路23と電気配線22が形成されているが、これらの回路パタンは所望する信号処理機能を実現するために様々でありかつ非常に複雑な配置である。このため、回路パタンの詳細は省略されており、平面光波回路21上において外部接続のために引き出された電気配線22と光導波路23の部分のみを図示している。
【0033】
平面光波回路21をこのように構成することとすると、平面光波回路21の電気配線22に電気コネクタ28を介してケーブル付きの電気コネクタ29を接続するだけで平面光波回路21の電気的駆動が可能となるため、従来の平面光波回路のように平面光波回路をパッケージ30内に収納してボンディングワイヤで電気的接続をとる必要がなくなり、パッケージ30(放熱フィンと一体になっている場合もある)と平面光波回路21との線膨張係数の違いに起因する温度変動による膨張・収縮や振動などによるボンディングワイヤの断線やショートの問題をなくすことができる。従って、従来必要とした線膨張係数制御用の特殊プレートも不要であり、モジュール化のために必要な部品点数の削減と製造コストの低減を図ることができる。
【0034】
また、ボンディングワイヤが不要となるため、高速駆動時に問題となるワイヤ起因の寄生インダクタンスを排除できる構造となり、平面光波回路モジュールのGbit/s級の高速駆動化にも対応可能となるとともに、平面光波回路21そのものに何らかの故障が生じた場合、電気コネクタ28と29とを切り離して容易に取り替えることが可能となる。
【0035】
さらに、平面光波回路21に取り付ける電気コネクタ28として規格統一品の電気コネクタを採用すれば、同様に規格統一された電気コネクタ29を具備している様々な電気回路を実装させたプリント基板26などとの接続が可能となり、平面光波回路21を用いて構築できるハードウェアの新規変更やバージョンアップ交換にも迅速に対応できるようになる。
【0036】
(第3の実施形態)
図6および図7は、本発明の平面光波回路の第3の実施形態を説明するための図で、本実施例の平面光波回路は、平面光波回路21の電気配線22に接続される電気コネクタ25の取付精度を高めるとともに、その取付をより容易にするための構成が採用されている。なお、これらの図では、本実施例の平面光波回路の特徴部分のみを説明するために、平面光波回路21上の電気配線22の電気コネクタ25との接続部分のみを図示している。図6(a)および(b)は電気コネクタ25を平面光波回路21に接続する前の状態を示しており、図6(a)は電気配線22と電気コネクタ25の接続前の上面図であり、図6(b)は図6(a)中のA−A´における断面図である。また、図7(a)および(b)は、平面光波回路21の電気配線22に電気コネクタ25を接続した後の様子を示しており、図7(a)は電気配線22と電気コネクタ25の接続後の上面図であり、図7(b)は図7(a)中のA−A´における断面図である。
【0037】
電気配線22のピッチ間隔が狭い場合には、電気コネクタ25を平面光波回路21の端面より挿入して平面光波回路21上の電気配線22に整合させる際に、電気コネクタ25の電極パッド31を電気配線22の所望位置で接触させることを容易に実行することが困難となる。このような問題を解消するために、平面光波回路21の電気配線22を引出した断面部分に電気コネクタ25との嵌合基準となる第1の溝32が設けられている一方、電気コネクタ25側には第1の溝32に嵌合する第1の凸部33が設けられている。このような第1の溝32と第1の凸部33を設けることとすると、電気コネクタ25を電気配線22に接続する際に、第1の凸部33を第1の溝32に沿ってスライドさせるだけで容易に所望位置に電気接続させることが可能となる。
【0038】
さらに、平面光波回路21側に第2の溝34を設ける一方、電気コネクタ25側に第2の凸部35を設けることとし、電気接続の際に第2の凸部35を第2の溝34に嵌め込むこととすれば、電気コネクタ25が平面光波回路21から容易には抜け難くなりストッパとしての機能をもたせることが可能となる。なお、第2の凸部35の先端形状や第2の溝34の形状を適当に選択することにより、電気コネクタ25の挿抜を容易にすることが可能であることは言うまでもない。
【0039】
このような第1の溝32や第2の溝34は、平面光波回路21の回路特性に影響を及ぼさない位置にエッチングを施すことにより形成することができる。例えば、平面光波回路21を用いたTOスイッチやハイブリッド集積モジュールを作製する工程には、基板表面に堆積させた光導波路のクラッド層を部分的に除去するためのエッチング工程がある。従って、このエッチング工程において第1の溝32や第2の溝34を形成することとすれば、本実施例の平面光波回路21を作製する際のプロセス負担が増えることはない。エッチング加工はミクロンオーダの精度があり、電気コネクタ25との嵌合精度は数十ミクロンオーダで充分であるため、コネクタの接続精度としては充分である。また、電気コネクタ25に形成する第1の凸部33および第2の凸部35は電気コネクタ25を形成加工する際に突起部をもたせて作製することが可能であるから、この場合もプロセス上の負担が増えることはない。なお、第1の溝32と第2の溝34の各々は、電気コネクタ25側の第1の凸部33と第2の凸部35の各々と整合可能に形成できるのであれば、どのような位置にも配置してもよい。
【0040】
本実施例の平面光波回路の構成は、実施例1に示したような電気配線を多数有する平面光波回路の検査工程において特に有効である。すなわち、平面光波回路21上に設けた電気配線22に直接に電気コネクタ25を挿抜する場合に、多数の電気配線22と簡易接続可能となり、平面光波回路の特性評価のための検査をよりスムーズに実施することが可能となる。
【0041】
また、実施例2で示した電気コネクタ28を平面光波回路21の端面に半田あるいは導電性接着剤により電気的に接続固定する場合においても、本実施例のように溝と凸部を設ける構成とすることで、電気コネクタ28の取付位置の間違いをなくすことができるとともに、平面光波回路に複数個の電気コネクタを取付けする場合にも一括取付が可能となって、平面光波回路の作製工程の短縮化を図ることが可能となる。
【0042】
なお、実施例2において、平面光波回路21に接続固定される電気コネクタ28の形状は、オス型でもメス型でもよいこととしたのと同様に、平面光波回路21の電気配線22を引出した断面部分に電気コネクタ25との嵌合基準となる凸部を設ける一方、電気コネクタ25側にはこの凸部に嵌合する溝を設けることとしてもよいことはいうまでもない。
【0043】
(第4の実施形態)
図8は、本発明の平面光波回路の第4の実施形態を説明するための図で、本実施例の平面光波回路21は、電気配線22を有する平面光波回路21の主面上の任意の位置に電気コネクタ25を取り付けるようにした構成とされている。なお、図8では、本発明のポイントとなる平面光波回路21上の電気配線22の一部のみを図示している。
【0044】
電気配線22のピッチ間隔が狭くなると、電気コネクタ25を平面光波回路21上の電気配線22に固定する工程において、電気コネクタ25の電極パッド31´を電気配線22の所望位置で接触させたまま保持することが困難となる。そこで本実施例では、平面光波回路21上の任意位置に配置された電気配線22に電気コネクタ25を精度よく取り付けるために、平面光波回路21の主面側に電気コネクタ25の取り付け位置基準となるガイド溝36を設ける一方、電気コネクタ25側にはガイド溝36に整合する凸部37を設けている。このようにすることで、電気コネクタ25を平面光波回路21上に接続する際に、凸部37をガイド溝36に嵌合するだけで容易に設置することが可能となる。そして嵌合させた後に、半田付けもしくは導電性接着剤を用いて電気コネクタ25を平面光波回路21上に固定すると、取付位置の間違いを起こすことなく精度のよい取付けができるようになる。さらに、電気コネクタ25に設けた凸部37が平面光波回路21主面上のガイド溝36に嵌合しているので、複数個の電気コネクタ25を一括して精度良く取付けることも可能となり、作製工程の短縮化を図ることできる。
【0045】
なお、ガイド溝36は、平面光波回路21の主面内で回路特性に影響を及ぼさない位置にエッチングを施すことにより形成することができる。平面光波回路21を用いたTOスイッチやハイブリッド集積モジュールの作製工程では、基板表面に堆積させた光導波路のクラッド層を部分的に除去するためのエッチング工程があるから、このエッチング工程においてガイド溝36を形成することとすれば、平面光波回路21を作製する上でのプロセス負担が増えることはない。
【0046】
このエッチング精度はミクロンオーダであるから、数十ミクロンオーダの精度で充分な電気コネクタ25との嵌合部分の形成は容易に実行可能である。また、電気コネクタ25に設けられる凸部37は、電気コネクタ25の形成加工時に突起部として作製するため、こちらの作製プロセスにおいても何ら負担が増えることはない。なお、電気コネクタ25の配置は、平面光波回路21の特性に影響を与えない範囲でガイド溝36と凸部37とが整合するように形成できるのであれば、平面光波回路21の主面上の任意の位置に配置してよい。
【0047】
なお、図8では平面光波回路21の主面側に電気コネクタ25の取り付け位置基準となるガイド溝36を設ける一方、電気コネクタ25側にはガイド溝36に整合する凸部37を設ける構成としたが、平面光波回路21の主面側に電気コネクタ25の取り付け位置基準となる凸部を設け、電気コネクタ25側にこの凸部に整合するガイド溝を設ける構成としてもよい。
【0048】
(第5の実施形態)
図9は本発明の平面光波回路の第5の実施形態を説明するための斜視図で、平面光波回路21上には光導波路と電気配線とが設けられているが、この図ではこれらを省略することとし、本発明のポイントとなる電気コネクタ28の配置のみを図示している。電気コネクタ28は、平面光波回路21上の電気配線とは、半田または導電性接着剤により電気的に接続固定されている。この図に示すように、電気コネクタ28は、平面光波回路21の端面のみならず主面上にも設置され、これにより電気接続上の配線レイアウトの自由度が増すこととなる。
【0049】
図4に示した平面光波回路のように端面にのみ電気コネクタを設けた構成では、電気配線を平面光波回路の端面にまで引出すことが必要であったが、電気配線数が多くなり超高密度光波回路では、電気配線のデザインルールが非常に厳しくなり電気配線の作製も難易度が高くなる。図9に示したように、平面光波回路21上の、電気的取出が必要となる任意位置に電気コネクタ28を配置することとすれば、電気配線の引回しによる配線形成リスクを低減することが可能となる。また、平面光波回路21上での総電気配線長が短くできるため、高周波駆動の際に問題となる配線損失や電気信号遅延等の問題を解決することができ、平面光波回路モジュールのGbit/s級の高速化にも対応できるようになる。
【0050】
さらに、電子部品27(ICなどの電子素子やLDなどの光素子)を実装したプリント基板26やフレキシブルプリント回路などの接続部品側に設けられた電気コネクタ29を電気コネクタ28を介し電気配線のピッチ間隔と整合させることによって、平面光波回路21の外部への電気信号取出しを可能とできるため、平面光波回路21の駆動・制御に必要な電気回路機能を高密度に付加実装することができるようになり、従来にないパッケージの小型化も可能となる。
【0051】
(第6の実施形態)
図10は本発明の平面光波回路の第6の実施形態を説明するための図で、本実施例では、第1の平面光波回路21Aと第2の平面光波回路21Bの各々に電気コネクタ28Aおよび28Bを設け、これらの電気コネクタ28Aと28Bとを嵌合させることで、両平面光波回路21Aと21Bを積層させて電気的に接続させるようにしたもので、図10(a)は接続前の状態を示し、図10(b)は接続後の積層状態を示している。また、第1と第2の平面光波回路の間の光結合には、光損失を生じないようなレベルで曲げられる光ファイバアレイ38を用いた。なお、この光ファイバアレイ38の光ファイバ心線数は特に制限はなく、フレキシブルポリマ導波路などで光結合させるようにしてもよい。
【0052】
このような積層型の平面光波回路は、大規模化した光スイッチなどへ適用可能である。すなわち、1枚のウェハ上に所望規模の光スイッチ全部を作製できないような場合に、平面光波回路を任意部分で分割して別々のウェハ上に第1の平面光波回路21Aと第2の平面光波回路21Bとして作製し、これらの平面光波回路間を光ファイバアレイ38により光結合させる。一方、両平面光波回路間の電気接続は、平面光波回路21A上に設けた電気コネクタ28Aと平面光波回路21B上に設けた電気コネクタ28Bとの嵌め合わせにより行う。電気コネクタ(28A、28B)を介して平面光波回路(21A、21B)を積層化すると、平面的にコネクタ接続するよりもモジュール全体をコンパクト化することが可能となる。
【0053】
本実施例によれば、従来のボンディングワイヤ接続による実装では不可能であった平面光波回路の積層化が可能となる。また、第2の平面光波回路21Bの電気的取出しを、第1の平面光波回路21Aに設けた電気コネクタ28Aを介して集約させることなどが可能となり、駆動電源配線の共通化や電気配線レイアウトの自由度を増やすことが可能となる。なお、分割した平面光波回路の例として光スイッチを例に挙げたが、本実施例の形態はこれに限定されるものではない。
【0054】
(第7の実施形態)
図11は本発明の平面光波回路の第7の実施形態を説明するための図で、本実施例は、電気コネクタ28を備えた平面光波回路21を、ボード39の上に直接実装することとしている。ここで、ボード39上に本来配置されている電気配線や各種電子部品(ICやLSIなど)は省略して図示した。このようにボード39の上に平面光波回路21を直接実装することとすると、個々の平面光波回路をパッケージ化した後にボード上に実装するよりも、格段に省スペースで高密度な平面光波回路21のボード実装が可能となる。このため、平面光波回路を実装させたボード39を架40に実装した場合には、占有するスロット41を従来に比較して低減させることも可能となり、架40に収容される平面光波回路21の数を増やすことができ、システムとして一層の低コスト化が実現される。
【0055】
(第8の実施形態)
図12は本発明の平面光波回路の第8の実施形態を説明するための図で、本実施例では、平面光波回路21の端面および主面上の任意の位置に電気コネクタ28を配置し、この平面光波回路21と他の平面光波回路やプリント基板26などを相互に光結合させている。すなわち、電気コネクタ28を備えている平面光波回路21に対して、水平方向あるいは垂直方向から別の平面光波回路21やプリント基板26などを結合させることが可能である。このような結合方法では、ボンディングワイヤによる結線の手間が不要となり、電気コネクタ28同士を相互に接続させるだけで自由な結線が可能となる。なお、これらの平面光波回路21やプリント基板26などには、各種電子部品(ICやLSIや光素子など)が実装されていてもよい。さらに、これらがボード39の上に実装され、さらには架40に収納されてもよい。
【0056】
本実施例によれば、光信号と電気信号の信号処理機能をブロックごとに作製した平面光波回路21同士を容易にサブシステム化できることとなることに加え、様々な電気回路機能を有するプリント基板26などとも複合化実装可能となって、従来にないコンパクトさで新たな平面光波回路モジュールを容易に実現することができる。また、ボンディングワイヤを使用しない本発明の平面光波回路の実装形態は、基板相互間の高周波電気配線による接続も容易にし、Gbit/s級の高速駆動にも対応可能となる。さらに、平面光波回路モジュールの機能拡張を容易に実現することができるようになる。
【0057】
以上、実施例1から8で説明してきた本発明の平面光波回路は、光スイッチへの応用だけに限定されるものでなく、電気配線を有する平面光波回路であればその回路構成を問わないことはいうまでもない。また、これらの実施例では、基板にシリコンを用いた石英系平面光波回路を例に説明してきたが、電気コネクタの取り付けが可能であるものであればこれに限定されるものではなく、コネクタを挿抜する際に平面光波回路に破壊や特性劣化などの信頼性を損ねるようなことがなければ使用する平面光波回路の素材は問わない。例えば、実施例で挙げた石英系平面光波回路でもよいしポリマー系平面光波回路でもよい。また、平面光波回路に接続もしくは取付ける電気コネクタも、コネクタを挿抜する際に平面光波回路に破壊や特性劣化などの信頼性を損ねるようなことがなければ使用するコネクタの構成は問わない。例えば、日本工業規格(JIS)のコネクタ接続に関する仕様や試験をクリアできるコネクタなどであればよい。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、光導波路と電気配線とを備えた平面光波回路において、電気配線の端部に外部コネクタとの接続端子たる電気コネクタを設けることとし、この電気コネクタを電気配線が引出された平面光波回路の端面または平面光波回路の主面上に設けることとした。また、この電気コネクタに外部コネクタとの嵌合基準となる部分を設けて外部コネクタとの嵌合を確実ならしめることとした。
【0059】
これにより、平面光波回路の特性評価や平面光波回路のモジュール化を簡易にすることが可能となり、製造コストも大幅に削減することができるようになる。また、平面光波回路に接続される外部コネクタの取付位置の間違いをなくして高い精度での取付けが可能となる。
また、平面光波回路のワイヤボンディングを不要とし、平面光波回路モジュールの小型化を図ることが可能となり、さらにはGbit/s級の高速電気駆動を可能とし電気的特性の改善が望める。
【0060】
さらに、電気コネクタを介して複数の平面光波回路や電気回路を実装したプリント基板などとの接続が可能となるため、平面光波回路モジュールの機能拡張にも容易に対応することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の光回路モジュールの構成例を説明するための図である。
【図2】本発明の平面光波回路の第1の実施形態を説明するための斜視図である。
【図3】(a)は本発明の平面光波回路の第1の実施形態を説明するための平面図であり、(b)は(a)中のA−A´における断面図である。
【図4】本発明の平面光波回路の第2の実施形態を説明するための平面光波回路の斜視図である。
【図5】本発明の平面光波回路の第2の実施形態を説明するための図で、(a)は上面図であり、(b)は(a)中のA−A´における断面図である。
【図6】(a)は電気配線と電気コネクタの接続前の上面図であり、(b)は(a)中のA−A´における断面図である。
【図7】(a)は電気配線と電気コネクタの接続後の上面図であり、(b)は(a)中のA−A´における断面図である。
【図8】本発明の平面光波回路の第4の実施形態を説明するための図である。
【図9】本発明の平面光波回路の第5の実施形態を説明するための斜視図である。
【図10】本発明の平面光波回路の第6の実施形態を説明するための図である。
【図11】本発明の平面光波回路の第7の実施形態を説明するための図である。
【図12】本発明の平面光波回路の第8の実施形態を説明するための図である。
【符号の説明】
21 平面光波回路
22 電気配線
23 光導波路
24 光ファイバアレイ
25 電気コネクタ
26 プリント基板
27 電子部品
28、29 電気コネクタ
30 パッケージ
31 電極パッド
32 第1の溝
33 第1の凸部
34 第2の溝
35 第2の凸部
36 ガイド溝
37 凸部
38 光ファイバアレイ
39 ボード
40 架
41 スロット

Claims (14)

  1. 光導波路と電気配線とを備え、当該電気配線の端部には外部コネクタとの接続端子が設けられていることを特徴とする平面光波回路。
  2. 前記接続端子は、前記平面光波回路に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の平面光波回路。
  3. 前記平面光波回路には前記外部コネクタと接続端子との嵌合基準部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の平面光波回路。
  4. 前記嵌合基準部は溝部または凸部であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の平面光波回路。
  5. 前記嵌合基準部は少なくとも2つの溝部または凸部で構成されており、第1の溝部または凸部により嵌合位置を特定する一方、第2の溝部または凸部により前記外部コネクタとの嵌合を確実ならしめることを特徴とする請求項4に記載の平面光波回路。
  6. 前記接続端子は、前記電気配線が引出された前記平面光波回路の端面に設けられていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の平面光波回路。
  7. 前記接続端子は、前記平面光波回路の主面上に設けられていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の平面光波回路。
  8. 前記嵌合基準部の溝部は、前記光導波路のクラッド部を除去して形成されたものであることを特徴とする請求項4または5に記載の平面光波回路。
  9. 請求項6に記載の平面光波回路同士を、前記接続端子により相互接続して平面接続されていることを特徴とする平面光波回路。
  10. 請求項7に記載の平面光波回路同士を、前記接続端子により相互接続し互いに積層させて接続されていることを特徴とする平面光波回路。
  11. 前記接続端子には、電子部品実装基板が接続されていることを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の平面光波回路。
  12. 請求項1乃至11に記載の複数の平面光波回路が同一のボード上に実装されて構成されていることを特徴とする平面光波回路。
  13. 請求項1乃至12に記載の複数の平面光波回路が相互に接続されて構成されていることを特徴とする平面光波回路。
  14. 前記平面光波回路は、シリコン基板上に形成された石英系平面光波回路であることを特徴とする請求項1乃至13に記載の平面光波回路。
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