JP2005001727A - 牛乳容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】学習性・娯楽性に富むとともに、飲み残しの改善に好適な牛乳容器を提供する。
【解決手段】牛乳パック10の側面12には、文字32と問題34が設けられている。また、牛乳パック12の底面20の内側には、前記問題34に対する解答38が設けられている。これら文字32,問題34,解答38は印刷などにより形成される。前記解答38は、中身の牛乳を全て飲みきって牛乳パック10が空になったら、屋根22の上端24の貼り合わせ部分を剥がして広げることにより、開口30から確認することができる。すなわち、牛乳を飲み終わらないと見えない位置に解答38を設けることにより、飲み残しの防止を促進するとともに、学習性・娯楽性を得ることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、牛乳パックや牛乳ビンなどの牛乳容器に関し、特に、飲み残しの改善に好適な牛乳容器に関するものである。
【0002】
【背景技術】
牛乳を一定量単位で収容する牛乳容器としては、ポリエチレン樹脂などを紙にコーティングした紙パックが主に使用されている。紙パックは、軽量で持ち運びがしやすく、使用後には切り開いて薄く折り畳めるなどの点から、一般家庭などで消費される牛乳の容器としてばかりでなく、多数の児童・生徒などに配られる学校給食などにも広く利用されている。また、一部では、従来からの牛乳ビンも使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のような背景技術では、牛乳容器の表側には商品名,製造・販売元の情報,製造年月日,消費期限,内容物の成分表示,絵柄などが表示されているに過ぎず、これらの表示以外のスペースが有効活用されていないものが大半であり、学習性や娯楽性に欠けている。特に、学校給食などで配布される容器の表示が単調であると、飽きやすく、飲み残しの原因にもなりかねない。
【0004】
この発明は、以上の点に着目したもので、学習性・娯楽性に富み、表示の単調性などから生じる飲み残しを防止するのに好適な牛乳容器を提供することを、その目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は、容器の少なくとも一部が開放可能な牛乳容器であって、前記容器の外側に設けられた第1の表示,前記容器の内側であって、該容器内の牛乳が所定量以下まで達した時,あるいは、前記容器内がほぼ空になった時に見える位置に設けられた第2の表示,を備えており、前記第2の表示が、前記第1の表示で表される問題に対する解答を含むことを特徴とする。
【0006】
主要な形態の一つでは、前記容器が、上方が開放可能で、かつ、内部が空の状態の時に全体を略平面状に展開可能な紙パックであることを特徴とする。他の形態は、前記第1の表示が設けられた面の裏側であって、該第1の表示と対応する位置に前記第2の表示を設けたことを特徴とする。
【0007】
更に他の形態は、前記容器が、上方に飲み口が形成されたビンであることを特徴とする。更に他の形態は、前記ビンが透明であるときに、前記第2の表示が設けられた印刷物の表示側の面を、前記ビンの側面または底面に向けて外側から貼着したことを特徴とする。更に他の形態は、前記印刷物の反対側の面に、前記第1の表示を設けるとともに、該印刷物の第2の表示側の面を、前記ビンの側面に向けて外側から貼着したことを特徴とする。
【0008】
更に他の形態は、前記第1及び第2の表示を、複数設けたことを特徴とする。更に他の形態は、前記第1及び第2の表示の内容を、前記容器の配布対象ごとに異なるものとしたことを特徴とする。更に他の形態は、前記容器に、該容器の配布対象ごとに区別する第3の表示を設けたことを特徴とする。更に他の形態によれば、牛乳以外の他の飲料全般に対する容器にも適用可能である。本発明の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
【0009】
【発明の実施の形態】
<実施形態1>・・・以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。最初に、図1を参照して、本発明の実施形態1について説明する。図1は、本実施形態の一例を示す図であり、同図(A)は全体を示す斜視図,同図(B)は作用を示す図である。本形態は、本発明を学校給食で生徒に配られる牛乳パックに適用したものである。
【0010】
図1に示すように、本実施形態の牛乳パック10は、側面12〜18,底面20,屋根22からなる、いわゆるゲーブルトップタイプの形状となっており、前記屋根22の部分は、側面14,18の上方を内側に押し込んで上端24を接着し、斜面26が形成されている。該斜面26には、ストローの差込口27とその覆い28,更に、「給食牛乳」の文字36が設けられている。また、前記側面12の外側(表側)には、「とけるかな?」の文字32と、「1+□=2」という算数の問題34が設けられている。そして、同図(B)に示すように、牛乳パック10の底面20の内側には、前記問題34に対する解答38が設けられている。このほか、必要に応じてメーカーのロゴマークや牛乳の成分表などが側面12〜18の外側のいずれかの位置に設けられる。
【0011】
前記牛乳パック10としては、公知の各種の材質を用いることができるが、例えば、必要な強度を備えた紙の内側と外側に、耐水性を補うためのポリエチレンフィルムを薄くラミネートしたものが用いられる。このようなポリエチレンフィルムを用いることにより、牛乳が内側から漏れるのを防ぐとともに、外部からの液体の浸入を防ぐことができる。
【0012】
前記側面12及び斜面26に設けられた文字32,36や問題34は、前記紙やその表面のフィルムに、公知の手法によって印刷することによって形成される。また、底面20の内側に設けられる解答38も、印刷により形成することができるが、印刷面が直接牛乳に接することがないよう紙に文字や解答を印刷し、その表面を前記ポリエチレンフィルムなどで覆うようにすると、インクが牛乳に溶け出したりする恐れがなく衛生面や人体への安全性の点からも好都合である。このような牛乳パック10本体や文字32,36,問題34,解答38などの色彩は任意に変更してよいが、本実施形態では、牛を連想させる色合いという点から、白地の牛乳パック10に、黒で文字32,36,問題34,解答34を印刷した単色刷りとなっている。このように単色刷りとすることで印刷コストを減らし、多くのパターンを製作する上でのコストと手間を低減させることができる。
【0013】
また、側面12に設ける問題34としては、各種形式のものを記載するようにしてよいが、図示の例では「1+□=2」という穴埋め形式の算数の問題となっている。このように、答えを順番に計算する問題ではなく、答えから逆に数式中の数値を導き出すという出題形式とすることで、頭の柔軟性を鍛えることができる。本形式の問題は、一問解いて一つ知識を増やすという問題ではなく、根本的な部分を鍛えることができる問題であるため、本形態のように学校給食でほぼ毎日配られるような場合には、問題に接する機会が多いため学習効果が上がりやすい。
【0014】
次に、本実施形態の作用について説明する。牛乳パック10は、例えば、小学校の給食の時間に、生徒一人一人に配られる。生徒は、斜面26の覆い28を捲り、図示しないストローを差込口27に差して牛乳を飲む。牛乳を飲み終わったら、屋根22の上端24の貼り合わせ部分を剥がして広げる。すると、図1(B)に示すように、開口30から牛乳パック10の底面20の内側に記載された解答38が見えるという具合である。すなわち、牛乳を飲み残した場合は、上端24を剥がしても、牛乳が白濁しているため、解答38を見ることができない。
【0015】
このように、牛乳パック10の側面12に設けられた問題34に対する解答38を、底面20の内側に設けることとしたので、牛乳パック10を完全に空にしないと解答38を見ることができない。すなわち、牛乳を飲み終わらないと見えない部分に解答38を記載することで、心理的に問題34に気を引く効果をあげ、牛乳の飲み残し防止に役立つほか、簡単な問題に日々接することにより、頭脳を鍛えることもできる。なお、側面12に記載する問題は、全生徒に対して同じ問題とし、日替わりで内容を変えるようにしてもよいし、異なる問題が設けられた牛乳パック10を用意し、多数の生徒にランダムに配るようにしてもよい。
【0016】
<実施形態2>・・・次に、図2を参照して、本発明の実施形態2について説明する。前記形態1は、牛乳パック10を配る対象を特に限定しない構成となっていたが、本実施形態は、牛乳パックの配布対象ごとに異なる問題を設けたものである。なお、上述した実施形態と同一または対応する構成要素には、同一の符号を用いることとする。
【0017】
本実施形態の構成は、基本的には上述した実施形態1と同様であるが、図2(A)に示すように、本形態の牛乳パック10A,10B,10Cは、それぞれ、例えば小学校の1年生,2年生,3年生用となっている。牛乳パック10Aは、側面12Aに、「1+□=2」という問題34Aと「一年生」という文字40Aが設けられるとともに、斜面26Aにも前記文字40が設けられており、該牛乳パック10Aが一年生用であることを示している。同様に、牛乳パック10Bでは、側面12Bと斜面26Bに、「「北海道」の読み方は?」という問題34Bと「2年生」という文字40Bが記載され、牛乳パック10Cでは、側面12Cと斜面26Cに、国旗のマークとともに「この国旗の国名は?」という問題34Cと「3年生」という文字40Cが記載されている。そして、これらの問題34A〜34Cに対する解答が、各牛乳パック10A〜10Cの底面内側に記載されている。
【0018】
本実施形態の作用・効果は上述した実施形態と同様であるが、本形態では、上述した効果に加え、牛乳を配る対象の学年毎に、側面12A〜12Cに設ける問題34A〜34Cの内容を異なるものとしたので、より生徒の興味を惹きやすく、優れた学習効果を発揮する。また、配布対象の学年を表す文字40A〜40Cを設けることとしたので、配布対象を誤ることなく世代に適合した問題のものを配布することが可能となる。なお、図示の例では、1年生用の牛乳パック10Aには、算数の問題34A,2年生用の牛乳パック10Bには漢字の読みの問題34B,3年生の牛乳パック10Cには、地理の問題34Cを設けることとしたが、全ての学年で同じ科目の問題として難易度を変えるようにしてもよい。また、複数の面に同一科目で難易度の異なる問題を設けておき、牛乳パックを受け取った側で自分の学年に適した任意の問題にのみ取り組むようにしてもよい。
【0019】
図2(B)には、本形態の他の例が示されている。上述した例では、配布対象の学年を示す文字40A〜40Cを設けることとしたが、本例では、例えば、1年生の牛乳パック10Aには、斜面26Aから上端へ向けて1年生の任意のカラーを示すカラー表示42Aが設けられている。同様に、2年生用の牛乳パック10Bの斜面26Bには、2年生を表すカラー表示42Bが設けられており、3年生用の牛乳パック10Cの斜面26Cには、3年生を表すカラー表示42Cが設けられている。このように、学年毎に異なるカラーでカラー表示42A〜42Cを設けることとしたので、更に、配布対象学年を区別しやすい。また、このようにすることで、同図(C)に示すように、各牛乳パック10A〜10Cを、各学年毎の運搬ケース44A〜44Cに詰めた状態でも、牛乳パック10A〜10Cの上方にカラー表示42A〜42Cが設けられているため、一目で配布対象学年を確認することができる。
【0020】
<実施形態3>・・・次に、図3を参照して、本発明の実施形態3について説明する。上述した実施形態1及び2は、いずれも問題に対する解答を、牛乳パックの底面内側に設け、牛乳を飲み終わったあとに、屋根の上端の貼り合わせ部分を剥がして形成した開口30から確認することとしたが、本形態は、解答を容器の側面内側に設けた例である。
【0021】
まず、図3(A)に示す例について説明すると、牛乳パック50は、側面52〜58と底面60及び屋根62から構成されており、屋根62の上端64は接着剤などで貼り合わせられており、斜面66にはストロー差込口67の覆い68が設けられている。前記側面52には、「まちがいさがし」,「5こあるよ」の文字70A,70Bとイラスト72が設けられている。隣の側面54には、他のイラスト74が設けられている。本例では、側面54のイラスト74のうち、側面52のイラスト72と異なる部分を5つ探す問題となっており、側面52及び54の2面を利用して1つの問題が記載された構成となっている。また、側面56の内側56Aには、前記イラスト72と同様のものが設けられており、側面52の内側52Aには、前記イラスト74とその間違い部分を囲むマーク76が5つ設けられている。この内側52Aのイラスト74とマーク76が解答である。
【0022】
本形態の作用・効果は、基本的には上述した実施形態と同様であるが、本形態の牛乳パック50では、牛乳を飲み終えて空になったら、屋根62の上端64の貼り合わせ部分を剥がすとともに、側面56と58の境及び側面54〜58と底面60との境をハサミなどで切り離して図示のように展開する。すると、側面内側56Aには、正しいイラスト72が設けられており、側面内側52Aには、間違いイラスト74とその間違い部分を示すマーク76が印されている。このように、側面の内側を2面使用することとしたので、本例の間違い探しのような問題の場合には、正しいイラストと間違ったイラストを見比べやすい。また、牛乳パック50を切り開いて正誤の解答の見比べを行うこととしたので、解答の確認後、そのまま集めることができるため、リサイクルを促進することもできる。
【0023】
次に、図3(B)に示す例について説明する。本例の牛乳パック80は、一側面82に「猿も□から落ちる。」という諺の穴埋め問題94が設けられており、その外側には、切り取り線96が点線で設けられている。また、該切り取り線96で囲まれた部分の左側には、穴99の穴あけ位置を示す円98が点線で設けられている。また、前記側面内側82Aには、展開図に示すように、前記問題94に対応する位置に、解答100が記載されている。
【0024】
すなわち、本例の牛乳パック80が空になったら、屋根92の上端部分を剥がすとともに、側面86と88の境目及び側面84,86,88と底面90の境目をハサミなどで切り離し、全体を略平面状に展開して解答100を確認する。解答100を確認したら、前記切り取り線96に沿って切り離すと、表側に問題94,裏側に解答100が記載された諺カード100Aをつくることができる。このような諺カード100A〜100Dを複数集めて穴99にリング102を通すと、諺帳104を作って学習に利用することができる。
【0025】
なお、図3(B)の例では、「諺」の問題を設けることとしたが、このように、普段接することの少ない「諺」の問題を毎日目につくところにおくことにより、日本語に対する理解や「行間を読む」という感覚を身に付けるとともに、正しい日本語の語彙を増やすこともできる。なお、ここでは、穴埋め形式の出題としたが、普通に諺を記載してその意味を問う問題としてもよい。また、日本語に限らず、簡単な英単語や、中学生などを対象とする場合には英熟語などの問題を記載するようにしてもよい。
【0026】
<実施形態4>・・・次に、図4を参照して、本発明の実施形態4について説明する。上述した実施形態1〜3は、いずれも本発明を牛乳パックに適用したものであるが、本形態は牛乳ビンに適用した例である。図4(A)に示すように、本形態の牛乳ビン110は、全体が透明なガラスで形成されており、胴部112の上方には飲み口114が形成されている。
【0027】
前記胴部112の上方には「給食牛乳」の文字118Aが設けられており、下方には「200ml」の文字118Bが設けられている。また、胴部112の略中央には、シール120が設けられており、その表面には、5年生を対象として、アメリカ合衆国の首都を問う問題120Aが解答の選択肢とともに記載されている。該シール120の裏面には、同図(B)に示すように、前記問題120Aに対する解答120Bが、地図に記載された地名を矢印で示す方法で記載されている。
【0028】
このような牛乳ビン110に牛乳が満たされている場合には、牛乳が白濁しているためシール裏面の解答120Bを見ることができないが、一定量以上の牛乳を飲むと、同図(B)に示すように透明なビンを介してシール120の裏面の解答120Bを確認することができる。また、同図(C)に示す例のように、胴部112に貼るシール120には問題120Aのみを記載し、牛乳ビン110の底面116に、裏側に解答120Bが記載された解答シール122を貼るようにしてもよい。この例の場合、牛乳を全て飲んでビンを空にしないと解答120Bを確認することができないため、より飲み残しを防止する効果を得ることができる。本形態の他の効果は、上述した実施形態と同様である。
【0029】
<他の実施形態>・・・本発明には数多くの実施形態があり、以上の開示に基づいて多様に改変することが可能である。例えば、次のようなものも含まれる。
(1)前記形態で示した牛乳パックないし牛乳ビンの形状・大きさは一例であり、必要に応じて適宜変更してよい。また、色彩や模様についても同様に、必要に応じて適宜変更可能である。
(2)前記形態で示した牛乳パックの材質は一例であり、公知の各種の材質のものを利用してよい。また、牛乳ビンについても、内側に凹凸などで解答を表示するようにすれば、必ずしも透明のビンを用いる必要はない。
【0030】
(3)前記形態で示した問題は一例であり、各種科目の問題を設けるようにしてもよいし、その難易度も必要に応じて任意に変更可能である。また、学校で教える学科以外の問題や娯楽用のクイズ,迷路など各種のものを設けるようにしてもよい。例えば、図5(A)〜(C)に示す牛乳パック130A〜130Cは、前記形態1と同様に、側面132A〜132Cに算数の問題が設けられているが、配布対象の生徒の年齢に応じて異なる問題が記載されている。牛乳パック130Aの側面132Aには、「1+□=3」という足し算の問題134Aが設けられており、斜面136Aには、「さんすう」の文字138Aが示されている。牛乳パック130Bの側面132Bには、「2×□=8」という掛け算の問題134Bが示されており、斜面136Bには、「低学年」の文字138Bが記載され配布対象が1〜3年生の低学年であることが明記されている。また、牛乳パック130Cの側面132Cには、「0.5=□/2」という割り算の問題134Cが示されており、斜面136Cには、「高学年」の文字138Cが記載され配布対象が4〜6年生の高学年であることが明記されている。また、これら文字や問題は、配布対象ごとに異なった色で表現されている。
【0031】
また、図5(D)〜(F)に示す牛乳パック140A〜140Cは、諺を問題とした他の例であり、例えば、牛乳パック140Aの側面142Aには、「急がば回れ」という諺144Aが示されており、その意味を問う問題となっている。同様に、牛乳パック140Bの側面142Bには、「弘法にも筆も誤り」という諺144Bが示され、その意味が問われている。牛乳パック140Cの側面142Cに記載された諺144Cは、「□の耳に念仏」というように、穴埋め問題となっている。本例の場合も、上述した例と同様に、配布対象に応じて色で識別できるようにしてもよい。なお、これらの問いに対する解答は、牛乳パックの内側の側面や底面に設けられている。
【0032】
(4)問題や解答を設ける位置や出題数も任意であり、必要に応じて増減してよい。例えば、牛乳パックの場合には、4つの側面それぞれに異なる教科の問題を設けるようにするなどである。
(5)前記形態では、学校給食用の牛乳パックや牛乳ビンを例に挙げて説明したが、一般家庭や各種施設などで消費される牛乳用の容器全般や、コーヒー牛乳やヨーグルト飲料などの他の飲料全般の容器に対しても本発明は適用可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、牛乳容器の外側に第1の表示を設け、該第1の表示で表される問題に対する解答を含む第2の表示を、前記容器の内側に設けて、一定量以上の牛乳を飲むか前記容器を空にしないと解答を確認できないこととした。このため、牛乳の飲み残し防止を促進するとともに、問題に対する解答を考えることで学習性や娯楽性を得ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1を示す図である。
【図2】本発明の実施形態2を示す図である。
【図3】本発明の実施形態3を示す図である。
【図4】本発明の実施形態4を示す図である。
【図5】本発明の他の実施形態を示す図である。
【符号の説明】
10,10A〜10C・・・牛乳パック
12,12A〜12C,14〜18・・・側面
20・・・底面
22・・・屋根
24・・・上端
26,26A〜26C・・・斜面
27・・・差込口
28・・・覆い
30・・・開口
32,36,40A〜40C・・・文字
34,34A〜34C・・・問題
38・・・解答
42A〜42C・・・カラー表示
44A〜44C・・・運搬ケース
50・・・牛乳パック
52〜58・・・側面
52A〜58A・・・側面内側
60・・・底面
62・・・屋根
64・・・上端
66・・・斜面
67・・・差込口
68・・・覆い
70A,70B・・・文字
72,74・・・イラスト
76・・・マーク
80・・・牛乳パック
82・・・側面
82A〜88D・・・側面内側
90・・・底面
92・・・屋根
94・・・問題
96・・・切り取り線
98・・・円
99・・・穴
100・・・解答
100A〜100D・・・諺カード
102・・・リング
104・・・諺帳
110・・・牛乳ビン
112・・・胴部
114・・・飲み口
116・・・底面
118A,118B・・・文字
120・・・シール
120A・・・問題
120B・・・解答
122・・・解答シール
130A〜130C,140A〜140C・・・牛乳パック
132A〜132C,142A〜142C・・・側面
134A〜134C,144A〜144C・・・問題
136A〜136C・・・斜面
138A〜138C・・・文字

Claims (9)

  1. 容器の少なくとも一部が開放可能な牛乳容器であって、
    前記容器の外側に設けられた第1の表示,
    前記容器の内側であって、該容器内の牛乳が所定量以下まで達した時,あるいは、前記容器内がほぼ空になった時に見える位置に設けられた第2の表示,
    を備えており、前記第2の表示が、前記第1の表示で表される問題に対する解答を含むことを特徴とする牛乳容器。
  2. 前記容器が、上方が開放可能で、かつ、内部が空の状態の時に全体を略平面状に展開可能な紙パックであることを特徴とする請求項1記載の牛乳容器。
  3. 前記第1の表示が設けられた面の裏側であって、該第1の表示と対応する位置に前記第2の表示を設けたことを特徴とする請求項2記載の牛乳容器。
  4. 前記容器が、上方に飲み口が形成されたビンであることを特徴とする請求項1記載の牛乳容器。
  5. 前記ビンが透明であるときに、
    前記第2の表示が設けられた印刷物の表示側の面を、前記ビンの側面または底面に向けて外側から貼着したことを特徴とする請求項4記載の牛乳容器。
  6. 前記印刷物の反対側の面に、前記第1の表示を設けるとともに、該印刷物の第2の表示側の面を、前記ビンの側面に向けて外側から貼着したことを特徴とする請求項5記載の牛乳容器。
  7. 前記第1及び第2の表示を、複数設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の牛乳容器。
  8. 前記第1及び第2の表示の内容を、前記容器の配布対象ごとに異なるものとしたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の牛乳容器。
  9. 前記容器に、該容器の配布対象ごとに区別する第3の表示を設けたことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の牛乳容器。
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