JP2005001714A - 磁気処理機能を有する浅底容器 - Google Patents

磁気処理機能を有する浅底容器 Download PDF

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Abstract

【課題】構造簡単にして比較的安価に製造することができる磁気処理機能を有する浅底容器を提供する。
【解決手段】ペット用水飲み器や洗面器等と言った水を収容する広口浅底容器1であって、容器本体2の底面2aと側面2bとにそれぞれ磁石3、4を設け、これら磁石3、4間の磁力線による磁界Gを容器内5に形成した。容器の所定位置に磁石を設けると言った簡易な構成で容器自体で磁気式水処理器を構成し、別個に磁気式水処理器を用意することなく磁石間に形成される磁界によって容器内の水を手軽に磁気処理することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水を磁気処理することにより水道水に含まれている塩素成分の発散を促進させる等の効果をもたらす磁気式処理機能を有する浅底容器に関し、特に、ペット用水飲み容器や洗面器等と言った水を収容するための広口の浅底容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
殺菌や消毒のために水道水には塩素が含まれているが、この塩素成分が、水道水のカルキ臭や味の低下だけでなく、洗顔した際等における肌への刺激をもたらすことはよく知られるところである。更には、水道水を飲んだ場合の残留塩素による人体への影響は健康基準を満たすものと言っても、このような影響はないに超したことはなく、人間のみならず犬や猫等と言ったペットに対しても同様である。
水道水に含まれる塩素成分を除去するためには、水道水を汲み置きして残留塩素を自然に蒸発発散させる方法、水道水を活性炭で濾過することにより吸着させる方法など種々な方法が知られているが、その一つの方法として、磁石による磁気を利用した磁気式水処理方法が知られている。
【0003】
磁気式水処理方法を利用した水処理器は、本願出願人が提案するように、水道配管に設けることで赤水防止や水道配管の腐食防止等に効果がある(特許文献1参照。)。
また、同様に、本願出願人が提案するように、磁気式水処理器をポットや洗面器等と言った水を収容する容器内に設置することにより、水道水に含まれる残留塩素の除去促進して、水道水の味の向上、カルキ臭の低減、肌への刺激低減をもたらす効果がある(特許文献2参照。)。
なお、残留塩素の除去促進メカニズムは、磁界を与えることにより水分子間の結合を断って、水分子結合物内に囲まれている塩素を解放して水面から発散させ易くするものである。
【0004】
【特許文献1】
特許第2909891号公報
【特許文献2】
特開平11―290859号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように磁気式水処理方法は種々な態様で実用に供せられており、優れた効果が実証されている。
しかしながら、従来にあっては、磁気式水処理器を水道配管などに取り付けたり、小型の磁気式水処理器を水容器内に設置したりと言った態様でしか実用されていなかった。 上記のように小型の磁気式水処理器を水容器内に設置して使用する比較的簡易な方法であっても、水容器とは別個に磁気式水処理器を用意して使用しなければならず、磁気式水処理器を購入するための出費や、使用に際しては水容器内に磁気式水処理器を入れなければならない煩雑さ等があった。
【0006】
本発明は上記従来の事情に鑑みなされたもので、構造簡単にして比較的安価に製造することができる磁気処理機能を有する浅底容器を提供することを目的としている。
なお、本発明の更なる目的は以下の説明において明らかなところである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ペット用水飲み器や洗面器等と言った水を収容する広口の浅底容器であって、容器の底面と側面とにそれぞれ磁石を設けて、これら磁石間の磁力線による磁界を容器内に形成した構成を有している。
したがって、磁石が設けられるより容器自体が磁気式水処理器を構成しているので、別個に磁気式水処理器を用意することなく磁石間に形成される磁界によって容器内の水を手軽に磁気処理することができ、しかも、容器の所定位置に磁石を設けると言った簡易な構成であるので、当該磁気処理機能を有する浅底容器を安価に製造することができる。
【0008】
更に、本発明は容器の側面だけでなく底面にも磁石を設けているため、磁気処理機能を有する広口の浅底容器を実現することができる。例えば、広口の浅底容器の側面にのみ磁石を設けた場合には、磁石の配置関係や磁石間の距離等から容器内の水中に大きな磁界を形成することはできないが、本発明では、側面と底面の磁石間に磁界が形成されるため、広口の浅底容器内に径方向に横切る大きな磁界が形成されて十分な磁気処理機能が得られる。すなわち、本発明によって初めて磁気処理機能を有する広口浅底容器が実現される。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明に係る磁気処理機能を有する広口浅底容器を、実施形態に基づいて具体的に説明する。
図1は本発明の第1の例に係る広口浅底容器の断面図(図2のA−A矢視断面図)を、図2は上方から見た平面図である。
【0010】
本例の広口浅底容器は図3に示すように犬の水飲み用容器1であり、直径約200mm、深さ約60mmの有底円筒状の容器である。
図1及び図2に示すように、本例の広口浅底容器1は、有底円筒状の容器本体2の底面2aに磁石3を1つ設けるとともに容器本体2の側面2bに4つの磁石4を設けて、互いに異極に設定した底面磁石3と側面磁石4と間に磁力線による磁界Gを形成するものである。
【0011】
容器本体2は合成樹脂や非磁性体金属から形成されており、極く一般的に市販されている公知のペット用水飲み器とほぼ同様なものである。すなわち、容器本体2は、側面2bを外壁板と内壁板との断面ハの字型2重構造として、外壁板は容器が安定設置されるように外側に若干開かせ、内壁板は低部の角が滑らかになるように内側に若干窄ませ、この内壁板からなる円筒を底板により塞いで底面2aを成したものであり、この内壁板と底板とにより形成される凹部5が水を収容する部分となる。
このような構成に加え、容器本体2は、底面2aの中央部を上方へ膨らませた中央凸部2cとして形成してある。
【0012】
中央凸部2cの内側には底面磁石3が設けられており、側面2bの内壁板の内側には側面磁石4が設けられている。なお、底面磁石3及び側面磁石4は、接着や溶着などと言った任意の方法によって容器本体2に固定されている。
4つの側面磁石4は底面磁石3を中心として十字対角の位置に配置されており、例えば側面磁石4がN極となり底面磁石3がS極と言った具合に互いに異なる極性に設定してあるので、これら側面磁石4と底面磁石3との間に水収容凹部5内を容器の直径方向に横切る磁界Gが形成される。なお、本例では、図1において、底面磁石3の上面側が一方の極性となり側面磁石4の側面側が他方の極性となって磁界Gが形成される。
【0013】
上記のように、本例に係る広口浅底容器1によると、側面磁石4と底面磁石3とによって、水収容凹部5内には容器の直径方向に横切る十字型に磁界Gが形成されるため、凹部5内に注がれて収容された水は、水を注ぐ際及び注がれた水の自然対流によって、磁界Gと交差して流れて磁気処理される。
したがって、広口浅底容器に磁石を設けたと言う極めて簡易な構成により、他に特別な器具を必要とせずに、水を磁気処理することができる。
【0014】
図4には、本発明の第2の例に係る広口浅底容器を図1と同様な矢視断面で示してある。なお、図中には第1の例と同様な部分には同一符号を付してあり、本例の特徴部分について説明する。
本例の広口浅底容器1は、上記の第1の例に較べて、中央凸部2cを形成せずに底面2aを平坦面としたものであり、底面2cを成す底板を若干上方位置として容器1を床などに設置したときに形成される空所に底面磁石3を取り付けてある。
【0015】
本例においても、底面2cの中央に位置する1つの底面磁石3を中心として4つの側面磁石4が十字対角の位置に配置されており、上記の第1の例と同様に、側面磁石4と底面磁石3との間に水収容凹部5内を容器の直径方向に横切る磁界Gが形成されて、凹部5内に収容された水が磁気処理される。
なお、本例では、底面磁石3から側面磁石4を見た仰角が若干大きくなることから、凹部5内に形成される磁界Gの領域が若干大きくなり、水の磁気処理効率が向上する。
【0016】
図5には本発明の第3の例に係る広口浅底容器を図1と同様な矢視断面で示し、図6には上方から見た平面視で示してある。
なお、図中には第1の例と同様な部分には同一符号を付してあり、本例の特徴部分について説明する。
本例の広口浅底容器1は、上記の第1の例に較べて、底面磁石3の個数及び配置及び極性関係を変更したものであり、底面2aには上方へ膨らませた4つの凸部2cが側面磁石4に対応するように環状に形成され、これら凸部2cの内側にそれぞれ底面磁石3が設けられている。
【0017】
本例においては、底面2cに位置する4つの底面磁石3とこれらに対応する4つの側面磁石4との間に水収容凹部5内を横切る磁界Gが形成されて、凹部5内に収容された水が磁気処理される。
すなわち、図6に示すように、隣り合う底面磁石3同士及び隣り合う側面磁石4を互いに異極に設定し、且つ、対向する底面磁石3と側面磁石4とが異極になるように設定することにより、異極同士で対向する底面磁石3と側面磁石4との間の磁界に加えて、異極同士で隣り合う底面磁石3間の磁界更には隣り合う側面磁石4間の磁界も形成することができ、凹部5内により大きな領域の磁界Gを形成して水を磁気処理することができる。
【0018】
なお、ペット用の水飲み器を例にとって説明したが、本発明は、例えば洗面器に適用すれば洗顔時の肌への刺激を低減できるなどの効果も得られ、種々な広口浅底容器に適用することができ、更には、円形の容器のみならず角張った容器など種々な形状の容器に適用することができる。
また、本発明は、底面磁石や側面磁石の個数や配置等について上記例示に限定されるものではなく、設計等の必要に応じて種々設定すればよく、要は、広口浅底容器の底面と側面とにそれぞれ磁石を設けて、これら磁石間の磁力線による磁界を容器内に形成して容器内の水を磁気処理できる構成とすればよい。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、容器の底面と側面とにそれぞれ磁石を設けて、これら磁石間の磁界を容器内に形成するようにしたため、容器自体で磁気式水処理器を構成することができ、別個に磁気式水処理器を用意することなく磁石間に形成される磁界によって容器内の水を手軽に磁気処理することができ、しかも、容器に磁石を設ると言った簡易な構成であるので、磁気処理機能を有する浅底容器を安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の例に係る広口浅底容器の断面図である。
【図2】本発明の第1の例に係る広口浅底容器の平面図である。
【図3】本発明に係る広口浅底容器の使用例を説明する図である。
【図4】本発明の第2の例に係る広口浅底容器の断面図である。
【図5】本発明の第3の例に係る広口浅底容器の断面図である。
【図6】本発明の第3の例に係る広口浅底容器の平面図である。
【符号の説明】
1:広口浅底容器、 2:容器本体、
2a:底面、 2b:側面、
2c:凸部、 3:底面磁石、
4:側面磁石、 5:水収容凹部、
G:磁界、

Claims (1)

  1. 水を収容する広口の浅底容器であって、
    容器の底面と側面とにそれぞれ磁石を設けて、これら磁石間の磁力線による磁界を容器内に形成したことを特徴とする磁気処理機能を有する広口浅底容器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8069297B2 (en) 2005-11-30 2011-11-29 Sony Corporation Storage device, computer system, and storage device access method
JP2015093690A (ja) * 2013-11-11 2015-05-18 百子 小松 磁気処理容器
CN105731612A (zh) * 2016-02-23 2016-07-06 李军 一种磁化饮用水的容器

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