JP2004537903A - 非合焦レンズを有する音響撮像システム - Google Patents

非合焦レンズを有する音響撮像システム Download PDF

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Abstract

音響撮像システムが提供される。望ましいシステムは、トランスデューサ本体と結合するよう構成されるトランスデューサレンズを含む。トランスデューサレンズは、音響エネルギーを伝搬するよう構成される。望ましくは、トランスデューサレンズは、少なくとも部分的に、撮像されるべき体の音響的な性質に対応する音響的な性質を示す音響的に整合する材料から形成される。方法もまた提供される。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は概して音響イメージング法に係り、特に音響的に非合焦のレンズを用いる超音波イメージングシステム及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
超音波イメージングに用いられる従来の1次元(1D)フェーズド・アレイ・トランスデューサは、一般的にはトランスデューサから送信される音響ビームを合焦するレンズを組み込む。特に、かかるレンズの材料性質は、一般的には正面(elevation)次元にトランスデューサからの音響ビームを合焦するよう選択される。正面次元はまた、例えばトランスデューサアレイにおいて凹状の形とすることにより機械的に合焦されうる。横(lateral)次元は一般的には電子的に合焦される。
【0003】
例として、従来の1Dフェーズド・アレイ・トランスデューサは、例えば人体といった体の中での送信された音響エネルギーの合焦を促進するレンズを用いる。しばしば、かかるレンズの材料は、人体の音響速度(約1.5mm/マイクロ秒)よりも小さい音響速度を有する。このようなとき、レンズによって体の中へ伝搬される音響エネルギーは、体の中で集束又は合焦する傾向がある。従来の1Dトランスデューサから送信された音響エネルギーの体の中での合焦を、図1に概略的に示す。
【0004】
図1中、代表的な音響波12、14、16、18及び20は、合焦レンズ24を介してトランスデューサ22から送信されるとして示されている。図示するように、音響波は、少なくとも部分的にはレンズの材料により、体30の中へより深く伝搬するにつれて合焦する傾向がある。
【0005】
周知のように、音響エネルギーは、例えば音響エネルギーが伝搬される材料の音響速度及び音響インピーダンスに依存して様々な速度及び様々な波面形状で伝搬する。例えば、レンズ材料の音響速度が体の音響速度に近ければ近いほど、入射角でトランスデューサから体の中へ送信されるエネルギーはより近くなる。更に、レンズの材料の音響インピーダンスと体の音響インピーダンスが近ければ近いほど、トランスデューサから体の中へより多くの音響エネルギーが送信される。
【0006】
2次元(2D)トランスデューサから伝搬される音響ビームを正面次元及び横次元の両方に電子的に合焦することが知られているため、体の中へ伝搬される音響ビームを一般的に与えられる程度まで機械的に合焦することは、もはや所望でないかもしれない。しかしながら、多くの2Dトランスデューサは、伝搬された音響エネルギーを機械的に合焦する傾向のある凸レンズをなお用いている。従って、従来技術の上述の及び/又は他の問題について取り組む改善されたシステム及び方法が必要とされる。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0007】
概して、本発明は一般的に音響イメージング法に関する。これに関して、本発明の実施例は音響イメージングシステムを提供するものであるとみなすことができる。望ましい実施例では、システムは、トランスデューサ本体と結合するよう構成されるトランスデューサレンズを含む。トランスデューサレンズは、少なくとも部分的に、撮像されるべき体の音響性質に対応する音響性質を示す音響的に整合する材料から形成される。このように形成されると、トランスデューサレンズから体の中へ送信される音響エネルギーは、電子合焦技術によって変更されるまでは実質的に非合焦でありうる。
【0008】
本発明の他の実施例は、例えば患者を音響的に撮像する方法を与えると説明されうる。望ましい実施例は、(1)少なくとも部分的に音響的に整合する材料から形成されるトランスデューサレンズを有するトランスデューサを提供する段階と、(2)トランスデューサレンズから音響波を伝搬する段階とを有する。
【0009】
本発明の他のシステム、方法、特徴、及び利点は、当業者が以下の図面及び詳細な説明を調べることにより明らかとなろう。全てのかかる追加的なシステム、方法、特徴、及び利点は、本願に含まれ、本発明の範囲内であり、特許請求の範囲によって保護されることが意図される。
【0010】
本発明は、以下の図面を参照することによってよりよく理解されうる。図中の構成要素は、必ずしも縮尺が正しいものではなく、トランスデューサの原理を明確に示すために強調されたものでありうる。更に、幾つかの図に亘って、同様の参照番号は対応する部分を示す。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
図2に示すように、撮像システムの望ましい実施例200は、トランスデューサプローブ(「トランスデューサ」)202を組み入れている。例として、トランスデューサ202は、2次元(2D)フェーズド・アレイ・トランスデューサでありうるが、トランスデューサの他の形態が使用されうる。トランスデューサ202は、画像処理システム204と電気的に連通する。画像処理システム204は、トランスデューサ202がレンズ206を介して音響エネルギーを送信することを可能とするようトランスデューサ202に信号を与える。トランスデューサは、レンズ206を介して反射音響エネルギーを受信し、受信音響エネルギーに対応する信号を処理のために画像処理システムへ与える。
【0012】
レンズ206は、トランスデューサ本体のノーズ(nose)部210によってトランスデューサ本体208に対する所定の位置に維持される。特に、レンズ206は、少なくとも部分的にノーズ部210によって画成される開口内に座するよう適合される。しかしながら、様々な他の形態が使用されうる。
【0013】
望ましくは、レンズ206は、音響的に非合焦レンズとして構成される。より特定的には、レンズ206は、選択された(一つ又は複数の)材料から形成され、及び/又は、音響エネルギーを実質的に機械的に合焦することなく、音響エネルギーが例えば人体といった体の中へ伝搬することを可能とする特定形状を示す。例えば、本発明の実施例は、少なくとも部分的に音響的に整合する(acoustic matching)材料から形成されるレンズを使用しうる。かかる音響的に整合する材料は、望ましくは、一般的な体の音響速度及び音響インピーダンスに略整合する音響速度及びインピーダンスを示す。例えば、約1.4mm/マイクロ秒乃至約1.6mm/マイクロ秒の範囲内の音響速度を示す材料は、音響的に整合する材料であると考えられうる。音響的に整合する材料はまた、望ましくは約1.3Mrayl乃至約1.7MRaylの範囲の音響インピーダンスを示す。
【0014】
幾つかの実施例では、音響的に非合焦のレンズは、特に、ブタジエン、スチレンブタジエン、並びに/又は、ゴム及び/又はポリマーの関連するクラスから形成されうる。これらの材料は、一般的には2MHzで約3dB/cm、5MHzでは約8dB/cmで音響エネルギーを減衰する。周知のように、シリコーンといった従来のレンズ材料は、2MHzで約9dB/cm、5MHzでは約33dB/cmで音響エネルギーを減衰する。
【0015】
尚、当業者は、個々には音響的に整合する材料とは考えられない複数の材料から形成されるレンズを与えることを選択しうる。しかしながら、一緒には音響的に整合する性質を示す材料の組合せ、例えば約1.4mm/マイクロ秒乃至約1.6mm/マイクロ秒の範囲内の音響速度と約1.3Mrayl乃至約1.7MRaylの範囲の音響インピーダンス、を与えることは、十分に本発明の範囲内であると考えられる。
【0016】
音響的に非合焦のレンズを設けることにより、撮像システム200は、横次元及び正面次元の両方で電子的な合焦に適した患者の体の中への音響エネルギーの送信を可能とする。特に、撮像システムは、比較的感度の高い電子的な合焦を生じさせる音響ビームを与えうる。これは、機械的に合焦されるレンズを用いる他の超音波撮像システムと比較して改善されたズーム撮像機能を容易とする。また、音響的に非合焦のレンズを用いる撮像システムは、コントラスト撮像用途に特に良く適した音響ビームを与えうると考えられる。以下詳述するように、改善された撮像システムは、少なくとも部分的に音響的に整合する材料で形成されるレンズの様々な形を含みうる。
【0017】
ここで図3を参照するに、撮像システム200の望ましい実施例及び特に画像処理システム204について詳述する。図3は、望ましいシステムの全ての構成要素を必ずしも示したものではなく、そのかわりに、本願のシステム及び/又は方法に最も関連の深い構成要素が強調されていることが認められよう。
【0018】
図3に示すように、撮像システム200は、画像処理システム204のT/Rスイッチ302に電気的に接続されるトランスデューサ202を含む。T/Rスイッチ302は、トランスデューサを、送信モード又は受信モードのいずれかとする。送信モードでの動作中にトランスデューサ202を介した音響エネルギーの送信を容易とするため、画像処理システム204は、様々な送信信号の送信周波数f0と振幅を設定する送信周波数制御器304と、様々な送信された信号線を変調する送信波形変調器306とを含む。送信周波数制御器304及び送信波形変調器306は、中央制御器310の制御の下で動作する。
【0019】
受信モードでの動作中のトランスデューサを介した音響エネルギーの受信を容易とするため、画像処理システム204は、トランスデューサ202から受信したアナログ信号をディジタル信号へ変換するA/D変換器312を含む。例えばRFフィルタであるディジタルフィルタ314は、所望の受信帯域外の信号を受信されたデータからフィルタリングする。画像プロセッサ316は、受信されたデータを処理するために設けられ、処理されたデータは次に、一般的には必要に応じて、格納のためにメモリ320へ与えられる。ビデオプロセッサ322はまた、受信されたデータに対応する情報を表示装置324上に表示することを可能とするために設けられることが望ましい。
【0020】
ここで、図4及び図5を参照するに、トランスデューサ202の望ましい実施例について詳細に説明する。図4に説明するように、トランスデューサ202は、本体402及びレンズ206を含む。本体402は、望ましくは、レンズ206を介した音響エネルギーの送信及び/又は受信を容易とするのに必要な1つ又はそれ以上の様々な構成要素を収容するよう構成される。例えば、かかる構成要素は、特に、圧電素子のアレイを含みうる。本体402はまた、撮像手順を実行するためにトランスデューサの正しい位置決めを容易とするよう構成される。
【0021】
図4に示す実施例では、本体402は、操作者の手で把持されるのに適切に適合される中間部404を含む。望ましくは中間部404から外向きに半径方向に広がるレンズ取付け部406は、レンズに係合する(かみ合う)よう適合される。本体402の近位端では、即ち部分406の反対の端では、傾斜した又は細くなった部分408が設けられる。部分408は、電気コード410を受容する開口を画成する。コード410は、トランスデューサと画像処理機器(図示せず)の間の電気的な連通を容易とするよう適合される。
【0022】
様々な形のレンズが使用されうる。例えば、平坦な面を有するレンズが使用される場合、レンズを通って伝搬される音響エネルギーの波面は一般的には非合焦である。しかしながら、例えば、レンズと患者の間の良い患者接触を促進したいといった様々な条件は、他の形状をより望ましいものとしうる。例えば、幾つかの実施例では、レンズは、トランスデューサを患者の音響ウィンドウに対して都合良く整列させることを容易とするよう、物理的に構成されうる。特に、かかるレンズは、望ましくは平坦な面から外向きに後ろ向きに延びる曲面を有する平坦な組織係合面を組み込むものでありうる。この形態は、例えば患者の隣り合った肋骨によって画成される音響ウィンドウといった音響ウィンドウに対してレンズを都合良く位置決めすることを容易とする傾向がある。更に特定的には、曲面は一般的には肋骨に係合し、組織係合面を音響ウィンドウに整列させる傾向がある。以下説明するように、組織係合面は、様々な形態で与えられうる。
【0023】
図4及び図5に示すように、組織係合面412は、望ましくは、トランスデューサの横軸(transverse axis)414に略平行に配置される。このように形成されると、本実施例は、トランスデューサから音響エネルギーを送信し、そのエネルギーを、一般的にはトランスデューサの長手軸(longitudinal axis)416と略同じ広がりを有する経路に沿ってエネルギーを伝搬することが可能である。望ましくは、組織係合面の長さX4は、トランスデューサから本体へ適切な量の音響エネルギーが伝搬しうるよう、体と係合する適切な断面積を与えるよう選択される。
【0024】
組織係合面412の幅Z4(図5)は、音響エネルギーの伝搬を容易とするよう選択される。しかしながら、幅はまた、適切に選択された音響ウィンドウを利用するために選択されてもよい。より特定的には、レンズ206が胸部音響イメージング手順中に使用されるべきであるとき、例えば、撮像されるべき体の隣接して位置する肋骨、例えば肋骨502と504の間でのトランスデューサの位置決めを改善させようとするべく、幅Z4が選択されてもよい。このように位置決めされると、トランスデューサから肋骨の間を通り体の深くへの音響エネルギーの効率的な伝搬が容易とされうる。
【0025】
組織係合面412から出る面420、422、424、及び426は、一般的には湾曲し平滑であり、音響ウィンドウとの組織係合面の整列を容易としうる。特に、組織係合面が適切な大きさであるとき、面424及び426は肋骨、例えば肋骨502及び504と係合する傾向があり、従って、組織係合面が肋骨と係合する又は肋骨の間にぴったり収まることを可能とする。従って、面は、組織係合面を音響ウィンドウと整列させる傾向がある。湾曲した面はまた、湾曲していない面が局所化された心地の悪さを生じさせる傾向がある一方で、撮像手順中の患者の心地よさを高めうる。
【0026】
図6に概略的に示すように、撮像システム200と、特に、トランスデューサ202及び対応するレンズ206の使用は、音響エネルギーの比較的非合焦の波動、例えば波動602及び604の伝搬を容易とする。
【0027】
再び画像処理システム204(図3)を参照するに、そのシステムの部分は、ソフトウエア(例えばファームウエア)、ハードウエア、又はそれらの組合せで実施されうる。図3に示す実施例では、特に、中央制御器310、画像プロセッサ316、及び/又はビデオプロセッサ322は、実行可能なプログラムとしてソフトウエア中で実施されえ、パーソナルコンピュータ(PC;IBM互換、Apple互換、等)、ワークステーション、ミニコンピュータ、又はメインフレームコンピュータといった専用又は汎用ディジタルコンピュータによって実行される。図7に、本発明の画像処理システムの画像プロセッサ316及びビデオプロセッサ322を実施しうる汎用コンピュータの例を示す。以下、中央制御器310、画像プロセッサ316、及びビデオプロセッサ332によって与えられる機能を、集合的に、画像/ビデオ処理システムと称するものとする。
【0028】
一般的に、図7に示すようなハードウエアアーキテクチャでは、コンピュータ710は、ローカルインタフェース718を介して通信可能に結合されるプロセッサ712、メモリ714、及び1つ又はそれ以上の入力及び/又は出力(I/O)装置716(又は周辺機器)を含む。ローカルインタフェース718は、例えば、従来技術で周知のように、1つ又はそれ以上のバス、又は、他の有線或いは無線の接続でありうるが、これらに限られるものではない。ローカルインタフェース718は、簡単化のために無視されているが、通信を可能とするよう制御器、バッファ(キャッシュ)、ドライバ、リピータ、及び受信器といった追加的な要素を有しうる。更に、ローカルインタフェースは、上述の構成要素間で適切な通信を可能とするよう、アドレス接続、制御接続、及び/又はデータ接続を含みうる。
【0029】
プロセッサ712は、メモリ714中に格納されうるソフトウエアを実行するハードウエア装置である。プロセッサ712は、任意の特注又は市販のプロセッサ、中央処理装置(CPU)又はコンピュータ710につながれる幾つかのプロセッサのうちの補助プロセッサ、又は、半導体ベースのマイクロプロセッサ(マイクロチップの形)又はマクロプロセッサでありうる。適切な市販のマイクロプロセッサの例は、以下の通りである。米国インテル(Intel)社の80x86又はPentium(登録商標)シリーズのマイクロプロセッサ、米国IBM社製のPowerPC(登録商標)マイクロプロセッサ、サンマイクロシステムス(Sun Microsystems)社のSparcマイクロプロセッサ、米国ヒューレットパッカード(Hewlett−Packard)社製のPA−RISC(登録商標)シリーズ、又は米国モトローラ(Morotola)社製の68xxシリーズマイクロプロセッサである。
【0030】
メモリ714は、揮発性記憶素子(例えばランダムアクセスメモリ(RAM、例えばDRAM,SRAM等))及び不揮発性記憶素子(例えばROM、ハードドライブ、テープ、CDROM等)のうちのいずれか又は組合せを含みうる。更に、メモリ714は、電子記憶媒体、磁気記憶媒体、光記憶媒体、及び/又は、他の種類の記憶媒体を組み込みうる。尚、メモリ714は、様々な構成要素が互いに遠隔に配置されるが、プロセッサ712によってアクセスされうる、分散アーキテクチャを有しうる。
【0031】
メモリ714中のソフトウエアは、1つ又はそれ以上の別々のプログラムを含みうるものであり、各プログラムは論理機能を行うための実行可能な命令の順序付けされたリストからなる。図7の例では、メモリ714中のソフトウエアは、画像/ビデオ処理システム及び適切なオペレーティングシステム(O/S)722を含む。網羅的な列挙ではないが、適切な市販のオペレーティングシステム722の例のリストは以下の通りである。米国マイクロソフト社製のWindows(登録商標)オペレーティングシステム、米国ノベル(Novell)社から市販されるNetware(登録商標)オペレーティングシステム、サンマイクロシステムス(Sun Microsystems)社、米国ヒューレットパッカード(Hewlett−Packard)社、米国エー・ティー・アンド・ティー(AT&T)社等の多くのベンダから市販のUNIX(登録商標)オペレーティングシステム。オペレーティングシステム722は、画像/ビデオ処理システム700等の他のコンピュータプログラムの実行を本質的に制御し、スケジューリング、入力・出力制御、ファイル及びデータ管理、メモリ管理、並びに、通信制御及び関連するサービスを与える。
【0032】
画像/ビデオ処理システム700は、ソースプログラム、実行可能プログラム(オブジェクトコード)、スクリプト、又は実行されるべき一組の命令を含む任意の他の実体である。ソースプログラムであるとき、プログラムは、O/S722に関連して正しく動作するよう、メモリ714中に含まれていてもいなくともよいコンパイラ、アセンブラ、インタプリタ等を通じて変換される必要がある。更に、画像/ビデオ処理システム700は、(a)データのクラス及びメソッドを有するオブジェクト指向プログラム言語、又は、(b)ルーチン、サブルーチン、及び/又は関数を有する手続き型プログラム言語として記述されえ、例えば、C、C++、Pascal、Basic、Fortran、Cobol、Perl、Java(登録商標)及びAdaであるがこれらに限られるものではない。
【0033】
I/O装置716は、キーボード、マウス、A/D変換器、フィルタ等を含むがこれらに限られない入力装置を含みうる。更に、I/O装置716は、波形変調器、プリンタ、ディスプレイ等を含むがこれらに限られない出力装置を含みうる。最後に、I/O装置716は、更に、トランスデューサ、T/Rスイッチ、変調器/復調器(モデム;他の装置、システム、又はネットワークへのアクセス用)、無線周波数(RF)又は他の送受信器、電話インタフェース、ブリッジ、ルータ等であるがこれらに限られない、入力及び出力のいずれとも通信する装置を含みうる。
【0034】
コンピュータ710がPC、ワークステーション等である場合、メモリ714中のソフトウエアは、更に、基本入出力システム(BIOS)(簡単化するために無視)を更に含みうる。BIOSは、起動時にハードウエアを初期化しテストし、O/S722を開始させ、ハードウエア装置間のデータ転送をサポートする一組の本質的なソフトウエアルーチンである。BIOSは、コンピュータ710が作動されたときにBIOSが実行されうるよう、ROM内に記憶される。
【0035】
コンピュータ710が動作中であるとき、プロセッサ712は、メモリ714へ及びメモリ714からデータを通信するようメモリ714内に格納されたソフトウエアを実行し、ソフトウエアに従ってコンピュータの動作を一般的に制御するよう構成される。画像/ビデオ処理システム700及びO/S722は、全体として又は部分的に、しかし典型的には部分的に、プロセッサ712によって読まれ、おそらくはプロセッサ712中にバッファ記憶され、次に実行される。
【0036】
画像/ビデオ処理システム700が、図7に示されるようにソフトウエア中で実施されると、画像/ビデオ処理システム700は、任意のコンピュータ関連のシステム又は方法によって又はシステム或いは方法とともに使用される任意のコンピュータ読み取り可能な媒体上に格納されうる。この文書の文脈では、コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ関連のシステム又は方法によって又はシステム任意のコンピュータ関連のシステム又は方法によって又はシステム或いは方法とともに使用されるコンピュータプログラムを含むか格納しうる電子的、磁気的、光学的、又は他の物理的な装置である。画像/ビデオ処理システム700は、命令実行システム、装置、又は装置から命令を取り出し、命令を実行しうる、コンピュータベースのシステム、プロセッサを含むシステム、又は他のシステムといった命令実行システム、機器、又は装置によって又はこれらと共に使用される任意のコンピュータ読み取り可能な媒体中に実施されうる。この文脈では、「コンピュータ読み取り可能な媒体」は、命令実行システム、機器、又は装置によって、又はこれらと共に使用されるプログラムを格納し、通信し、伝搬し、又は転送しうる任意の手段でありうる。
【0037】
コンピュータ読み取り可能な媒体は、例えば、電子的、磁気的、光学的、電磁気、赤外線、又は半導体システム、機器、装置、又は伝搬媒体であるが、これらに限られるものではない。コンピュータ読み取り可能な媒体のより特定的な例(網羅的でないリスト)は、1又はそれ以上のワイヤを有する電気的接続(電子)、携帯型ディスケット(磁気)、ランダムアクセスメモリ(RAM)(電気)、読み出し専用メモリ(ROM)(磁気),消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(EPROM、EEPROM、又はFlashメモリ)(電子)、光ファイバ(光学)、携帯型コンパクトディスク読み出し専用メモリ(CDROM)(光学)を含む。尚、コンピュータ読み取り可能な媒体は、プログラムがその上に印刷されうる紙又は他の適切な媒体であってもよく、なぜならばプログラムは例えば紙又は他の媒体の光学的な走査を介して電子的に捕捉され、次に、コンパイルされ、解釈され、必要であれば任意の方法で処理され、次にコンピュータメモリ上に格納されうるからである。
【0038】
画像/ビデオ処理システム700がハードウエア中に実施される他の実施例では、画像/ビデオ処理システム700は、従来技術で周知の以下の技術、即ち、データ信号があると論理機能を行うための論理ゲートを有する離散論理回路、適切に組み合わされる論理ゲートを有する特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラム可能なゲートアレイ(PGA)、フィールドプログラム可能なゲートアレイ(FPGA)等のいずれか又は組合せで実施されうる。
【0039】
図8に記載のように、画像/ビデオ処理システム700又は方法は、適切な信号がトランスデューサへ与えられるブロック802において始まると考えられうる。ブロック804において、音響エネルギーは、音響的に非合焦のレンズとして構成されるトランスデューサのレンズを通じて伝搬される。これらの実施例では、音響エネルギーは、横次元及び正面次元で合焦されうる。その後、ブロック806に示されるように、音響的に非合焦なレンズを通じて伝搬される反射信号が受信される。
【0040】
動作
図9に示されるように、本発明のトランスデューサ202の望ましい実施例は、代表的な音響ウィンドウと動作的に係合した状態で示されている。例として、トランスデューサは、例えば心臓906の音響イメージングを可能とするよう音響ウィンドウ902に又は代表的な胸部904の肋骨アクセス点に適切に位置決めされる。図9からわかるように、肋骨アクセス点は、幾何学的に制限された構造である傾向があり、即ち、肋骨アクセス点は、それを通じて音響エネルギーが伝搬されうる境界付けされた領域を与える(音響エネルギーは、撮像のために有用であるようには骨を透過することができない)。音響エネルギーは、トランスデューサレンズを通じて、音響ウィンドウを介して患者の中へ送信される。レンズ206の形により、骨の多い胸部内の組織の音響撮像を与えるよう肋骨アクセス点を利用する可能性は潜在的に増加される。更に、体の音響速度及びインピーダンスと同様の音響速度及びインピーダンスを有するレンズの材料は、肋骨アクセス点を通じて伝搬する音響エネルギーの量を高める傾向がある。上述のように、音響エネルギーは、横次元及び正面次元の両方で電子的に合焦されうる。
【0041】
ここで、図10及び図11を参照するに、撮像システムの他の実施例をより詳細に説明する。図10に示すように、トランスデューサ1002は、本体1002とレンズ1006を含む。レンズ1006は、音響的に非合焦レンズとして構成される。レンズ1006は、音響エネルギーが電子的に合焦されない限り体の中に略合焦される傾向がないよう、選択された材料から形成されること及び/又は音響エネルギーを例えば人間の体といった体の中へ伝搬させるよう特定の形状を有するよう、構成される。レンズ1006は、少なくとも部分的には、音響的に整合する材料から形成されることが望ましい。望ましくは、レンズ1006は、概して円筒状の組織係合面1012を組み込み、例えば組織係合面は一般的には円筒の一部分として形成される。組織係合面1012は、望ましくはトランスデューサの横軸1014に対して略平行に配置され、トランスデューサから送信される音響エネルギーがトランスデューサの長手軸1016と略同じ広がりを有する経路に沿って伝搬されることを可能とするよう設けられる。
【0042】
望ましくは、組織係合面の長さX10は、音響エネルギーをトランスデューサから本体へ伝搬させるよう適切な係合の断面積を与えるよう選択される。図11に示すように、組織係合面1012の幅Z10もまた、音響エネルギーの伝搬を容易とするよう選択される。しかしながら、幅はまた、適切に選択された音響ウィンドウを利用するよう選択されうる。組織係合面1012から出る面1016及び1018は、一般的には、(平面図で見たときに)球の一部を形成するようトランスデューサ本体へ向かって外向き及び後ろ向きに延びる湾曲した滑らかな面である。
【0043】
図12及び図13において、トランスデューサの他の実施例(トランスデューサ1200)は、本体1202及びレンズ1206を含むものとして示される。レンズ1206は、音響的に非合焦レンズとして構成される。レンズ1206は、選択された材料から形成されること及び/又は音響エネルギーを体の中へ伝搬させる特定形状を有すること等によって、音響エネルギーが電子的に合焦されない限り体の中で合焦する傾向がないよう、構成される。レンズ1206は、望ましくは、少なくとも部分的に音響的に整合する材料で形成される。望ましくは、レンズ1206は、複合した、略球状の形状の、組織係合面1212を組み込む。より特定的には、組織係合面1212は、図12に示すような(平面図)第1の曲率半径、及び、図13に示すような(断面図)第2の曲率半径を有することによって特徴付けられる。望ましくは、組織係合面の第1の曲率半径R12は、トランスデューサから体への音響エネルギーの伝搬のための適切な係合の断面積を与えるよう選択される。図13に示すように、組織係合面1212の第2の曲率半径R13もまた、音響エネルギーの伝搬を容易とするよう選択される。しかしながら、第2の半径は、例えば隣接して離間された肋骨間の音響アクセスを可能とすることによって、適切に選択された音響ウィンドウの利用のために選択されうる。
【0044】
組織係合面1212から出る面1216及び1218は、トランスデューサ本体へ向かって外向きに後ろ向きに延びる湾曲した滑らかな面である。平面図(図12)に示すように、面1216及び1218は、平面視したときに、レンズの全体的に球状に形作られた外面を与えるよう、略同じ曲率半径、例えばR12によって特徴付けられる。
【0045】
図14及び図15中、トランスデューサの他の実施例(トランスデューサ1200)は、本体1402及びレンズ1406を含むものとして示される。レンズ1406は、音響的に非合焦レンズとして構成される。レンズ1406は、選択された材料から形成されること及び/又は音響エネルギーを、体、例えば人間の体の中へ伝搬するよう特定形状を有することによって、音響エネルギーが電気的に合焦されない限り体の中で実質的に収束又は合焦する傾向がないように構成される。レンズ1406は、望ましくは、少なくとも部分的に、音響的に整合する材料から形成されることが望ましい。望ましくは、レンズ1406は、複合的な、略球状の、組織係合面1412を組み込む。より特定的には、組織係合面1412は、図14中に見たときは(平面図)第1の曲率半径及び第2の曲率半径を有し、図15中に見たときは(断面図)第3の曲率半径及び第4の曲率半径を有することによって特徴付けられる。
【0046】
図16及び図17に示すように、図14及び図15に示す実施例の複合的な幾何学構造は明らかに示されている。より特定的には、図16に示されるように、レンズは、(平面図では)主に半径R1によって決められる組織係合面を含む。曲率半径R1によって決められる面は、その両端において、曲率半径R2によって決められる面へ遷移する。望ましくは、半径R2は、半径R1の長さよりも短い長さによって決められる。同様に、側面から見たとき(図17)、組織係合面はまた、主に曲率半径R3によって決められる。組織係合面の各端は、半径R3よりも短い曲率半径R4によって決まるよう遷移する。このような場合、組織係合面は、組織係合面を境界付けるレンズの表面と比較して、相対的に平坦な面を示す。従って、組織係合面は、有利には特に幾何学的に制限された肋骨アクセス点を利用しようとしつつ、最適に近い伝搬媒体を与えるものであると見ることができる。
【0047】
本発明の上述の実施例、特に、どの「望ましい」実施例も、単に本発明の原理の明らかな理解のために述べられた、単に可能な実施の例を示すものである。本発明の趣旨及び原理から実質的に逸脱することなく、本発明の上述の実施例に対して多くの変形及び変更がなされうる。
【0048】
例えば、ここでは本発明は、患者に対するもののような医療用途に使用されるものとして超音波撮像システムとの関連について説明されたが、かかるシステムは様々な他の用途とともに使用されうる。更に、本願ではレンズに関連する様々な面は、音響ウィンドウに対するトランスデューサの都合の良い位置決めを可能とするものとして説明された。他の実施例では、これらの面のうちの1つ又はそれ以上は、同様の機能を与えるよう、例えばトランスデューサのノーズ部といったトランスデューサの一部として形成されうる。このような全ての変更及び変形は、本願の開示及び本発明の範囲に含まれることが意図され、特許請求の範囲によって保護される。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】図示された体の中へ音響エネルギーを送信する従来技術のトランスデューサを示す図である。
【図2】本発明の撮像システムの望ましい実施例を示す図である。
【図3】図2の実施例の画像処理システムの細部を示す図である。
【図4】概略的に示された肋骨に対して示される本発明のトランスデューサの望ましい実施例を示す平面図である。
【図5】概略的に示された肋骨に対するトランスデューサの典型的な位置決めを示す図4の実施例の側面図である。
【図6】非合焦音響エネルギーがトランスデューサの非合焦レンズを通して送信されることを示す図4及び図5の実施例を示す図である。
【図7】本発明の撮像システムを実施するために使用されうるコンピュータ又はプロセッサベースのシステムを示す図である。
【図8】図7の撮像システムの望ましい機能を示すフローチャートである。
【図9】典型的な胸部撮像手順中の図4及び図5のトランスデューサの典型的な配置を示す図である。
【図10】本発明の他の実施例を示す平面図である。
【図11】図10の実施例の側面図である。
【図12】本発明の他の実施例を示す平面図である。
【図13】図12の実施例の側面図である。
【図14】本発明の他の実施例を示す平面図である。
【図15】図14の実施例の側面図である。
【図16】図14のレンズの細部の製造を示す概略図である。
【図17】図15のレンズの細部の製造を示す概略図である。

Claims (11)

  1. トランスデューサ本体と結合するよう構成され、少なくとも部分的に音響的に整合する材料から形成されるトランスデューサレンズを有し、前記音響的に整合する材料は、前記トランスデューサレンズから撮像されるべき体の中へ送信される音響エネルギーが前記トランスデューサレンズによって略機械的に非合焦であるよう前記撮像されるべき体の音響的な性質に対応する音響的な性質を示す、音響撮像システム。
  2. 前記トランスデューサレンズは、約1.4mm/マイクロ秒乃至約1.6mm/マイクロ秒の範囲内の音響速度を有する、請求項1記載の音響撮像システム。
  3. 前記トランスデューサレンズは、約1.3MRayl乃至約1.7MRaylの間の音響インピーダンスを有する、請求項1記載の音響撮像システム。
  4. 前記トランスデューサレンズは、トランスデューサ係合端及び組織係合面を有し、前記トランスデューサ係合端はトランスデューサ本体に係合するよう構成され、前記組織係合面は、略平坦な領域、略円筒状の形状の領域、及び略球状の形状の領域のうちから選択される領域として形成される、請求項1記載の音響撮像システム。
  5. トランスデューサ本体及び音響アレイを有するトランスデューサを更に有し、前記トランスデューサ本体は前記音響アレイを実装し、前記トランスデューサレンズは前記音響アレイが前記トランスデューサレンズ及び前記トランスデューサ本体によって囲まれるように前記トランスデューサ本体に係合するよう構成される、請求項1記載の音響撮像システム。
  6. 前記トランスデューサレンズから音波を伝搬する手段を更に有する、請求項1記載の音響撮像システム。
  7. 前記音響的に整合する材料は、ブタジエン及びスチレンブタジエンからなる群の少なくとも一つから選択される、請求項1記載の音響撮像システム。
  8. 前記トランスデューサと電気的に連通する画像処理システムを更に有し、前記画像処理システムは、前記音響アレイが音響エネルギーを発生し前記トランスデューサレンズを通じて前記音響エネルギーを送信するよう、前記トランスデューサへ信号を与え、それにより前記トランスデューサレンズから音波を伝搬するよう構成される、請求項5記載の音響撮像システム。
  9. 前記音波を伝搬する手段は、患者の隣接して位置する肋骨間に形成される音響ウィンドウにアクセスする手段を有する、請求項6記載の音響撮像システム。
  10. 前記画像処理システムは、前記トランスデューサレンズから伝搬される前記音波を電気的に合焦するよう構成される、請求項8記載の音響撮像システム。
  11. 少なくとも部分的に音響的に整合する材料から形成されるトランスデューサレンズを有するトランスデューサを与える段階と、
    前記トランスデューサレンズから音波を伝搬する段階と有する、患者を音響的に撮像する方法。
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