JP2004535747A - パケット伝送ネットワークにおいてumtsコールを処理する方法、およびumtsネットワークのための、前記方法を実施するためのノード - Google Patents
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Abstract
本発明は、UMTSネットワークノードにおいて新しいコールの確立を受け入れるために使用される方法に関する。該方法は、本質的に、前記新しいコールについて、(i)前記新しいコールについて要求されたサービス品質と、(ii)前記コールに対応するUMTS支援のサービス品質属性とにより、等価通過帯域を計算することと、新しいコールの等価通過帯域と、前記UMTSネットワークノードにおいてすでに確立されているすべてのコールの等価通過帯域との合計を、最大所定値と比較することと、合計が、前記最大所定値より小さいか、またはそれと等しい場合にのみ、要求されたサービス品質を保証しながら、新しいコールを受け入れることとである。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、パケット伝送ネットワークにおいてUMTSコールを処理する方法と、該方法を実施するためのノードとに関する。ユニバーサル移動通信システム(UMTS)は、第3世代の移動電話システムである。このシステムは、データパケットを伝送するためのネットワークによって構成されたネットワークコアを有する。
【背景技術】
【0002】
欧州で現在使用されている移動電話システムは、第2世代(GSMまたは移動通信のためのグローバルシステム)であり、基本的に、電話およびデータ伝送サービスを回路モードで供給し、ならびにショートメッセージサービス(SMS)などの少数の遠隔サービスをパケットモードで供給するように設計されている。このシステムは、基本的に、回路切替えネットワークによって構成されたコアネットワークを備える。無線サブシステムが、無線トラフィックチャネルを回路モードで割り付け、セル間転送手続きによって確立されたコールの継続性を移動ユーザのために維持するのに役立つ。サービス品質は、主に、回路切替え固定ネットワークの品質に依拠する。
【0003】
データサービスは、トラフィック全体の限界基準のみを表し、したがって、サービス品質の基準は、主に、輻輳時中に遮断される確率、コールカットオフ率、および主観的な音声品質である。このコンテキストでは、周波数設計および無線源の容量設計が、適切な無線有効範囲およびトラフィック容量を提供する際に主に重要である。
【0004】
無線サブシステムにおける適応マルチデータ率符号化およびコード変換のない動作など、最近の開発は、回路モードにおける移動電話のサービス品質を向上させることを目的としている。インターネットが拡大するにつれ、汎用パケット無線サービス(GPRS)が、GSMネットワークの端末間で事実上パケットモードであるデータサービスを提供するために導入されてきた。アプリケーションと加入者とを区別する必要性を考慮に入れることによって、サービス品質の管理を改善するための標準化組織による努力にもかかわらず、現在のGPRSシステムは、「ベストエフォート」のサービスを提供するものであると一般に見なされている。それにもかかわらず、コアネットワークの制御の下では、相対的なサービス品質のレベルを供給することが可能である。
【0005】
第2世代システムは、欧州のオペレータによって搬送されるトラフィックの75%が、基本的に電話のトラフィックである時代に、音声を伝達するために開発された。このシステムは、音声の同期化を同相で維持し、知的アーキテクチャのネットワークを使用することによって電話サービスを提供するように最適化された。インターネットの導入とともに、データトラフィックが増大した。この段階で、インターネットトラフィックおよび音声トラフィックの両方を伝達するように構成された移動ネットワークを配備するという問題が生じる。
【0006】
第3世代は、すべてのタイプのサービス(電話、データ、またはマルチメディアサービス)について状況をかなり改善することになるが、その理由は、サービス品質の管理は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)において策定された仕様の基本となる概念の1つであるからである。第3世代システムは、アプリケーションをパケットモードおよび回路モードで移送するために、無線であるか地上波であるかにかかわらず、共通の伝送媒体を使用するように設計される。さまざまな独立した源から来る情報は、共通の伝送媒体にわたって多重化される。したがって、UMTSインフラストラクチャは、互いに非常に異なるサービス品質の要件および帯域幅を有する異なる種類のトラフィックに対処するはずである。
【0007】
データ転送サービスおよびインターネットアクセスサービスによって生成されたトラフィックは、具体的には散発的で予測不可能である。マシン間のデータ伝送は、損失に不十分に対応するが、一般に、端末間伝送時間またはジッタに鋭敏ではない。対照的に、スピーチ、より一般的にはすべてのリアルタイムアプリケーションは、妥当な損失率を許容することができるが、厳密に限定された伝送時間を必要とする。たとえば、音声の端末間伝送時間は、エコーキャンセラを使用するときでも、依然として400ミリ秒(ms)未満でなければならない。
【0008】
したがって、UMTSインフラストラクチャを作成する際の主な困難の1つは、異なるタイプのアプリケーションのためのデータを同じ媒体上で移送し、一方、サービス品質について定められた目的を満たすことである。
【0009】
これらの要件を満たすために、3GPPは、会話式、ストリーミング、対話式、およびバックグラウンドのアプリケーションについて、それぞれ、サービス品質の4つのクラス(勧告TS23.107)を確定した。以下の表は、サービス品質のさまざまなクラスに関連するアプリケーションの例を示し、UMTSシステムにおいてサービス品質のこれらのクラスを確定するために使用されるサービス品質の属性を規定する。
【表1】
【0010】
また、UMTSインフラストラクチャの伝送源は、具体的にはアクセス部分において、効率的に使用されるべきである(無線スペクトルであるが、地上波伝送源もまた)ことが本質的である。転送サービスを低コストで提供し、投資支出および動作コストを最小限に抑えることができなければならない。統計多重化利得を達成することが本質的である。具体的には、伝送リンクおよび無線インタフェースに最大限負荷をかけ、一方、サービス品質の要件を満たすことが必要である。したがって、負荷最適化の探索は、非常に重要である。
【0011】
そのような最適化を達成するための手段の1つは、UMTSアプリケーションレベルにおいてコールを処理することである。所定のサービス品質を確立されたコールに対してコールの持続時間を通して保証することができなければならず、かつすでに確立されている他のUMTSコールのサービス品質を維持しなければならないとすれば、これにより、UMTSコールをUMTSコールネットワークによって受け取ることができるかが決定される。このコール処理は、UMTSネットワークのすべてのポートおよびすべてのノードにおいて実施される。データパケットが、容量が限定されているバッファメモリに一時的に記憶されるということを考慮に入れる必要がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
本発明の目的は、UMTSアプリケーションレベルにおいてUMTSコールを処理する簡単、迅速、効率的、および頑強な(すなわち、重い負荷の下でも軽い負荷の下と同様に良好に動作する)方法を提案することである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明は、パケット伝送ネットワークにおいてUMTSコールを処理する方法を提供する。ネットワークは、UMTSネットワークのためのノードを備え、この方法は、UMTSネットワークノードにおいてセットアップするための新しいUMTSコールを受け取るために、具体的には、新しいコールについて要求されるサービス品質と、そのコールに対応するUMTS媒体のサービス品質属性と応じて、等価通過帯域を新しいコールのために計算することと、次いで、新しいコールのための等価通過帯域と、UMTSネットワークノードにおいてすでにセットアップされているすべてのコールの等価通過帯域との合計を、所定の最大値と比較することと、この合計が、前記所定の最大値より小さい、またはそれと等しい場合にのみ、保証された要求サービス品質を有する新しいコールを受け取ることとを特徴とする。
【0014】
本発明は、また、当該方法を実施するために、UMTS無線システムを支援するパケット伝送ネットワークのためのノードを提供する。ノードは、新しいコールについて要求されるサービス品質と、このコールに対応するUMTS媒体のサービス品質属性とに応じて、等価通過帯域を各新しいコールのために計算するための手段と、新しいコールのための等価通過帯域と、UMTSネットワークノードにおいて既にセットアップされているすべてのコールのための等価通過帯域との合計を、所定の最大値と比較する手段と、この合計が、前記所定の最大値より小さい、またはそれと等しい場合のみ、新しいコールを受け取り、一方、要求されたサービス品質を保証するための手段とを備えることを特徴とする。
【0015】
以下の記述および添付の図を読むことにより、本発明は、より良く理解され、他の特徴が明らかになるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
図1に示すUMTSネットワーク(UMTSN)の例は、
非同期転送モード(ATM)タイプのクロスコネクトACC1およびACC2と、
ゲートウエイGPRS支援ノードGGSNと、
サービングGPRS支援ノードSGSNと、
回路切替え(CS)クライアントサイトに接続されたボーダルータBRと、
マルチメディアゲートウエイMGWと、
遠隔アクセスノードRNC1およびRNC2と、
遠隔アクセスノードRNC1およびRNC2にそれぞれ接続され、かつ無線リンクによって端末MTに接続された基地局BTS1およびBTS2から構成された無線サブシステムとを備える。
【0017】
クロスコネクトACC1およびACC2と、ゲートウエイGPRS支援ノードGGSNと、サービングGPRS支援ノードSGSNとは、UMTSネットワークのコアを構成するように、インターネットプロトコルを使用するネットワークによって相互接続される。
【0018】
サービス品質の完全支援を提供するための機構が、UMTSシステムのすべてのレベルにおいて装備される。
【0019】
アプリケーションレベルでは、コール承認制御が、UMTSネットワークの各ノードにおいて使用される。したがって、加入者のアプリケーションによって要求されるさまざまな異なるサービス品質を可能にする待機キューを公正に管理するための機構と、輻輳を制御するための機構とが、
ゲートウエイGPRS支援ノードGGSNと、
サービングGPRS支援ノードSGSNと、
遠隔アクセスノードRNC1およびRNC2と、
マルチメディアゲートウエイMGWとの内部において実施される。
【0020】
さらに、ネットワークのコアに入るトラフィック(クロスコネクトACC2に向かう)のためのポリーシング機能が、サービングGPRS支援ノードSGSNにおいて提供される。
【0021】
ネットワーク層レベルでは、従来のIP区別サービス(DiffServ)によって、サービス品質支援が実施される。
【0022】
リンク層レベルでは、GnおよびGiとして知られているインタフェース上にストリーム名称付けを有するマルチプロトコルレベル切替え(MPLS)環境を使用することが可能である。Iuとして知られているインタフェース上で非同期転送モード(ATM)を使用することが可能である。
【0023】
アプリケーションレベルにおけるコール承認の制御は、等価通過帯域の概念に基づく。これは、要求されたサービス品質を得るために必要なリソースを推定することと、これらのリソースが利用可能であるか否かを判定することとである。リソースが利用可能である場合、リソースは確保される。リソースが利用可能でない場合、他の手続きが、要求されたサービス品質を低減することを可能にする(アプリケーションによって許可された場合)。
【0024】
コール承認制御は、以下の事象によって活性化される:
UMTSコールまたはGSMコールがパケットモードでセットアップされるたび、
サービス品質に対する修正があるたび、
加入者の移動性のために、サービングGPRS支援ノードSGSNを変更する際(開始時における新しいノードSGSNのサービス品質の変化)、
移動端末によって要求されて(すなわち、コンテキスト変更要求を受け取った際)、または、ゲートウエイGPRS支援ノードGGSNによって要求されて(すなわち、コンテキストを更新する要求を受け取った際)、
無線サブシステムにおいて上記サブシステムの要求時にパケットストリームを修正する際、
サービス手続きの要求中(サービス要求後、無線アクセス通信チャネルを再確立している間)、
サービス品質の変更をもたらす加入者パラメータを更新するための手続き後(加入者の名前登録の要求の際)、
サービス品質が低減されたコンテキストについて定期的に(新しいリソースが利用可能になったとき、一層良好なサービス品質をその後提供することを可能にするため)、
移動端末が、セル間において移動されている場合(「ハンドオーバー」)、
サービング無線ネットワークサブシステムを再ローカライズする場合、すなわち、移動端末が他の遠隔アクセスRNCノードによって提供されるセルに入る場合、
移動端末のサービングGPRS支援ノードSGSNの変更、または、
移動端末のゲートウエイGPRS支援ノードGGSNの変更。
【0025】
それにもかかわらず、あらゆる所与のSGSNノードまたはGGSNノードでは、それらの事象のサブセットによってのみコール承認制御を活性化することができる。さらに、すべての層において(UMTSアプリケーションレベルにおいてのみではなく)サービス品質を保証するために、他のコール承認制御は、IPトランスポート層において利用可能なリソースを考慮に入れる。他のコール承認制御も、リンク層レベル(ATMおよび/またはMPLS)において活動状態にある。
【0026】
UMTSアプリケーションレベルでは、ある機構が、各UMTSユーザ機器から来るトラフィックを隔離する。例として、サービングGPRS支援ノードSGSN、およびゲートウエイGPRS支援ノードGGSNの内部において実施されるキューおよび輻輳を管理する機能、または具体的にはGGSNノード内において実施されるトラフィックフローモデルおよびポリーシング機能を挙げることができる。
【0027】
待機を有するキューの公正な管理または待機での循環的順序付けなどの順序付けの技法により、リソースを使用するための輻輳を管理することが可能になる。この技法により、ある最小限の通過帯域を各コンテキストに割り付けることが保証される。この技法は、ネットワーク要素に過度に負荷がかかっているときのみ、この機能が役割を果たすという有利な特徴を備えた暗黙ポリーシング機能を提供する。暗黙ポリーシングは、サービス品質に関してユーザとの約束に応じることができるようにするために必要な機能である。ネットワークに過度に負荷がかかった場合、このポリーシング機能は、行動が違法である(意図的であるか否かにかかわらず)ユーザが、他のユーザに供給されるサービス品質を低下させることができないことを保証するために、ユーザの行動が、ユーザのトラフィック契約に実際に準拠しているかを確認する。
【0028】
図2は、考慮中のUMTSネットワークノードに新しいコールが入る際の承認を制御するための本発明の方法の実施態様のフローチャートである。これは、コールのコンテキストにおいて出現し、かつコールのセットアップを要求する加入者との契約によって確定されるトラフィックパラメータに応じて、等価通過帯域を計算するステップを含む。この等価通過帯域は、リソース要件を追加することができるようにリソース要件を表し、かつ利用可能なリソースを配分するのに役立つ。
【0029】
ステップ7:上記で記述したものの中から、トリガ事象が、承認制御手続きをトリガする。
【0030】
ステップ8:活性化されたコンテキストの数、すなわち考慮中のUMTSネットワークノードにおいてすでにセットアップされたコールの数を、このUMTSネットワークノードの特性に応じて設定された最大値Mと比較する;活性化されたコンテキストの数がMより大きい場合には:
ステップ15:要求は拒否される。
【0031】
活性化されたコンテキストの数がMより小さい場合には:
ステップ9:要求されたサービス品質を、加入契約に記述されている品質と比較する。
【0032】
要求されたサービス品質のレベルが、加入契約に記述された品質より高い場合:
ステップ15:要求は拒否される。
【0033】
要求されたサービス品質が、加入契約に記述された品質より低いか、またはそれと等しい場合:
ステップ10:以下で記述する方法を使用して、新しいコールと、考慮中のUMTSネットワークノードにおいてすでにセットアップされているコールのそれぞれとについて、等価通過帯域が計算される。
【0034】
ステップ11:これらのコールのすべてに対応する等価通過帯域を合計する。
【0035】
ステップ12:この合計を、考慮中のUMTSネットワークノードにおいて考慮中のインスタンスにおいて利用可能である通過帯域Rと比較する。
【0036】
ステップ13:合計がRより大きい場合に、新しいコールの品質は低減され(それが可能である場合)、または、新しいコールは拒否される(品質を低減することが可能ではない場合)。
【0037】
ステップ14:合計が、Rより小さいまたはそれに等しい場合、新しいコールは受け取られ、対応するリソースが確保される。「CREATE PDP CONTEXT」メッセージが、サービングGPRS支援ノードSGGNによってゲートウエイGPRS支援ノードGGSNに送信される。このノードGGSNが、要求されたビットレートを供給することができないために、否定的に応答した場合、サービングGPRS支援ノードSGSNは、他のゲートウエイGPRS支援ノードGGSNにおいて同じコンテキストを活性化することを試行することができる。ノードGGSNがサービス品質を低減した場合、ノードSGSNは、確保されているリソースに関する記録データを修正する。
【0038】
コンテキストが、非活性化された場合(コールの終了またはユーザの移動)、等価通過帯域は、通過帯域を合計するステップ11においてもはや考慮されない。
【0039】
図3は、コールに対応する等価通過帯域を計算する動作10をより詳細に示す。この特定の手続きは、例として与えられる。本発明の方法は、等価通過帯域を計算するための他の手続きで実施することができる。
【0040】
ステップ20:コールのコンテキストに基づいて、等価通過帯域を計算するための手続きを開始する。
【0041】
ステップ21:コンテキストに包含されているトラフィックのクラスを試験する:
トラフィックが会話式である場合には:
ステップ22:式:EB=Min[MBR,GBR+alpha(MBR−GBR)]を使用して、等価通過帯域幅を計算する。MBRは、最大ビットレート、GBRは保証されたビットレートであり、これらは、サービス品質の属性であり、新しいコールのコンテキストの一部を形成し、alphaは定数である。
【0042】
ステップ23:手続きの終了。
【0043】
トラフィックが会話式ではない場合には:ステップ24:コンテキストに包含されているトラフィックのクラスを試験する。
【0044】
トラフィックがストリーミングである場合には:
ステップ25:式:EB=Min[MBR,GBR+beta(MBR−GBR)]を使用して、等価通過帯域を計算する。betaは定数である。
【0045】
ステップ23:手続きの終了。
【0046】
トラフィックがストリーミングではない場合には:ステップ26:コンテキストに包含されているトラフィックのクラスを試験する。
【0047】
トラフィックが対話式である場合には:
ステップ27:式:EB=MBR.bを使用して、等価通過帯域を計算する。bは、トラフィックの処理優先順位レベルの関数である定数(デフォルトによって固定された、またはネットワークマネジャによって固定された値)である。
【0048】
ステップ23:手続きの終了。
【0049】
トラフィックが対話式ではない場合には:
ステップ28:式:EB=Min(C0,MBR)を使用して、等価通過帯域を計算する。C0は、1秒あたり10ビットなど、小さい値の定数である。
【0050】
ステップ23:手続きの終了。
【0051】
定数alpha、beta、b、およびC0は、ネットワーク管理ポリシに応じて、ネットワークのオペレータによって選択される。パラメータMBR、GBR、および他のサービス品質属性の値は、各コールのコンテキストの一部を形成し、コールのセットアップを要求する加入者を管理するネーム位置レジスタに記憶されている同じパラメータの契約値と比較される。さまざまなUMTS媒体サービスについて、サービス品質の属性が、トラフィックの各クラスについて以下の表に与えられる。
【表2】
【0052】
コール承認を制御する機能をSGSNノードまたはGGSNノード内において使用して、コールをセットアップするために必要なリソースがノードにおいて利用可能であることを確認することができる。しかし、ノードのインタフェースGn、Iu、およびGiが必要なリソースを有することを確認するために、ノードの外部から使用することもできる。したがって、ノードにおいて実際に利用可能である等価通過帯域Rは、
ノードSGSN若しくはGGSNのプロセッサの等価通過帯域、
または、インタフェースIu、Gn、Gi上のATM仮想回路の等価通過帯域、
または、リンク若しくはルータの物理的通過帯域、
または、Gn若しくはGiインタフェース上のMPLSトンネルの通過帯域、
または、DiffServクラス(EF、Afx若しくはBE)若しくは一群のクラスの通過帯域。
【0053】
第1に、要求端末が、契約値より高いサービス品質を要求した場合、コールに割り付けられたサービス品質を、権威的なやり方で契約値に低減することが可能である。コール中、実際のサービス品質を増大または低減することが可能であるが、実際のサービス品質は、当該のコールをセットアップするとき、常に、当初要求されたサービス品質より低いか、またはそれに等しい。
【0054】
要求された等価通過帯域が利用可能ではないとき、サービス品質を低減する手続きが呼び出される。対話式トラフィックおよびストリーミングトラフィックでは、サービス品質を低減する手続きは、保証されたビットレートの低減のみに基づくことができる。要求アプリケーションは、そのような低減を拒否する可能性があり、または、低減を受け入れる可能性があり、要求された通過帯域より小さい通過帯域で動作することができるように、他のアルゴリズムあるいは他のコーダを選択することが可能である。決定は、ネットワークによってではなく、最終ユーザによって行われる。
【0055】
対話式またはストリーミングであるトラフィックでは、サービス品質を低減するための手続きは、トラフィックについて要求された処理の優先順位に基づく。要求された等価通過帯域が利用可能ではない場合、サービス品質は、トラフィックの処理優先順位より下の最も近いレベルに対応するように低減される。このようにしてサービス品質が低減されたときに、要求された等価通過帯域が依然として利用可能ではない場合、バックグラウンドトラフィッククラスをユーザに提示することが可能である。
【0056】
サービス品質は、契約値より上には決して増大しない。加入者の移動のために、サービングGPRS支援ノードSGSNを変更するとき、コール承認制御を呼び出すことができる。次いで、当初割り付けられたサービス品質、または以前のSGSNノードによって交渉されたサービス品質の関数として、サービス品質を増大させることが可能である。同様であるが、サービス品質が低減されたコールについてのみ、リソースが利用可能になった場合に、より良好なサービス品質を提供することができるように、コール承認制御機能を周期的に呼び出すことによって、サービス品質を増大させることが可能である。
【0057】
コール承認制御は、加入契約において確定される割付け/保存優先順位と呼ばれるパラメータの関数とすることも可能である。これにより、VIP、ファイヤブリゲード、ポリースサービスなどをセットアップするときに、ある加入者に優先順位を与えることが可能になる。要求された通過帯域が利用可能ではない場合、コール承認制御は、以下を決定することができる:
割付け/保存優先順位パラメータがネットワークオペレタによって使用されていない事象において、サービス品質を低減する(同時に、同じクラスのサービスを保存する)、
すでにセットアップされているコールの中から、中断されるコールを選択するために、割付け/保存優先順位パラメータを使用することによって、要求通過帯域を供給することを試行する、
サービングGPRS支援ノード間の手続き中に、割付け/保存優先順位パラメータを使用する:パラメータが、中間値に等しい場合、およびすでにセットアップされているコールのみについて、新しいノードは、先行SGSNノードによって交渉されたサービス品質を維持することを試行することが可能である。これを実施するために、最低の割付け/保存優先順位を有するあるコールを中断することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】UMTSネットワークの例のブロック図である。
【図2】本発明の方法を実施するためのフローチャートである。
【図3】前記フローチャートの一部をより詳細に示す図である。
【0001】
本発明は、パケット伝送ネットワークにおいてUMTSコールを処理する方法と、該方法を実施するためのノードとに関する。ユニバーサル移動通信システム(UMTS)は、第3世代の移動電話システムである。このシステムは、データパケットを伝送するためのネットワークによって構成されたネットワークコアを有する。
【背景技術】
【0002】
欧州で現在使用されている移動電話システムは、第2世代(GSMまたは移動通信のためのグローバルシステム)であり、基本的に、電話およびデータ伝送サービスを回路モードで供給し、ならびにショートメッセージサービス(SMS)などの少数の遠隔サービスをパケットモードで供給するように設計されている。このシステムは、基本的に、回路切替えネットワークによって構成されたコアネットワークを備える。無線サブシステムが、無線トラフィックチャネルを回路モードで割り付け、セル間転送手続きによって確立されたコールの継続性を移動ユーザのために維持するのに役立つ。サービス品質は、主に、回路切替え固定ネットワークの品質に依拠する。
【0003】
データサービスは、トラフィック全体の限界基準のみを表し、したがって、サービス品質の基準は、主に、輻輳時中に遮断される確率、コールカットオフ率、および主観的な音声品質である。このコンテキストでは、周波数設計および無線源の容量設計が、適切な無線有効範囲およびトラフィック容量を提供する際に主に重要である。
【0004】
無線サブシステムにおける適応マルチデータ率符号化およびコード変換のない動作など、最近の開発は、回路モードにおける移動電話のサービス品質を向上させることを目的としている。インターネットが拡大するにつれ、汎用パケット無線サービス(GPRS)が、GSMネットワークの端末間で事実上パケットモードであるデータサービスを提供するために導入されてきた。アプリケーションと加入者とを区別する必要性を考慮に入れることによって、サービス品質の管理を改善するための標準化組織による努力にもかかわらず、現在のGPRSシステムは、「ベストエフォート」のサービスを提供するものであると一般に見なされている。それにもかかわらず、コアネットワークの制御の下では、相対的なサービス品質のレベルを供給することが可能である。
【0005】
第2世代システムは、欧州のオペレータによって搬送されるトラフィックの75%が、基本的に電話のトラフィックである時代に、音声を伝達するために開発された。このシステムは、音声の同期化を同相で維持し、知的アーキテクチャのネットワークを使用することによって電話サービスを提供するように最適化された。インターネットの導入とともに、データトラフィックが増大した。この段階で、インターネットトラフィックおよび音声トラフィックの両方を伝達するように構成された移動ネットワークを配備するという問題が生じる。
【0006】
第3世代は、すべてのタイプのサービス(電話、データ、またはマルチメディアサービス)について状況をかなり改善することになるが、その理由は、サービス品質の管理は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)において策定された仕様の基本となる概念の1つであるからである。第3世代システムは、アプリケーションをパケットモードおよび回路モードで移送するために、無線であるか地上波であるかにかかわらず、共通の伝送媒体を使用するように設計される。さまざまな独立した源から来る情報は、共通の伝送媒体にわたって多重化される。したがって、UMTSインフラストラクチャは、互いに非常に異なるサービス品質の要件および帯域幅を有する異なる種類のトラフィックに対処するはずである。
【0007】
データ転送サービスおよびインターネットアクセスサービスによって生成されたトラフィックは、具体的には散発的で予測不可能である。マシン間のデータ伝送は、損失に不十分に対応するが、一般に、端末間伝送時間またはジッタに鋭敏ではない。対照的に、スピーチ、より一般的にはすべてのリアルタイムアプリケーションは、妥当な損失率を許容することができるが、厳密に限定された伝送時間を必要とする。たとえば、音声の端末間伝送時間は、エコーキャンセラを使用するときでも、依然として400ミリ秒(ms)未満でなければならない。
【0008】
したがって、UMTSインフラストラクチャを作成する際の主な困難の1つは、異なるタイプのアプリケーションのためのデータを同じ媒体上で移送し、一方、サービス品質について定められた目的を満たすことである。
【0009】
これらの要件を満たすために、3GPPは、会話式、ストリーミング、対話式、およびバックグラウンドのアプリケーションについて、それぞれ、サービス品質の4つのクラス(勧告TS23.107)を確定した。以下の表は、サービス品質のさまざまなクラスに関連するアプリケーションの例を示し、UMTSシステムにおいてサービス品質のこれらのクラスを確定するために使用されるサービス品質の属性を規定する。
【表1】
【0010】
また、UMTSインフラストラクチャの伝送源は、具体的にはアクセス部分において、効率的に使用されるべきである(無線スペクトルであるが、地上波伝送源もまた)ことが本質的である。転送サービスを低コストで提供し、投資支出および動作コストを最小限に抑えることができなければならない。統計多重化利得を達成することが本質的である。具体的には、伝送リンクおよび無線インタフェースに最大限負荷をかけ、一方、サービス品質の要件を満たすことが必要である。したがって、負荷最適化の探索は、非常に重要である。
【0011】
そのような最適化を達成するための手段の1つは、UMTSアプリケーションレベルにおいてコールを処理することである。所定のサービス品質を確立されたコールに対してコールの持続時間を通して保証することができなければならず、かつすでに確立されている他のUMTSコールのサービス品質を維持しなければならないとすれば、これにより、UMTSコールをUMTSコールネットワークによって受け取ることができるかが決定される。このコール処理は、UMTSネットワークのすべてのポートおよびすべてのノードにおいて実施される。データパケットが、容量が限定されているバッファメモリに一時的に記憶されるということを考慮に入れる必要がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
本発明の目的は、UMTSアプリケーションレベルにおいてUMTSコールを処理する簡単、迅速、効率的、および頑強な(すなわち、重い負荷の下でも軽い負荷の下と同様に良好に動作する)方法を提案することである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明は、パケット伝送ネットワークにおいてUMTSコールを処理する方法を提供する。ネットワークは、UMTSネットワークのためのノードを備え、この方法は、UMTSネットワークノードにおいてセットアップするための新しいUMTSコールを受け取るために、具体的には、新しいコールについて要求されるサービス品質と、そのコールに対応するUMTS媒体のサービス品質属性と応じて、等価通過帯域を新しいコールのために計算することと、次いで、新しいコールのための等価通過帯域と、UMTSネットワークノードにおいてすでにセットアップされているすべてのコールの等価通過帯域との合計を、所定の最大値と比較することと、この合計が、前記所定の最大値より小さい、またはそれと等しい場合にのみ、保証された要求サービス品質を有する新しいコールを受け取ることとを特徴とする。
【0014】
本発明は、また、当該方法を実施するために、UMTS無線システムを支援するパケット伝送ネットワークのためのノードを提供する。ノードは、新しいコールについて要求されるサービス品質と、このコールに対応するUMTS媒体のサービス品質属性とに応じて、等価通過帯域を各新しいコールのために計算するための手段と、新しいコールのための等価通過帯域と、UMTSネットワークノードにおいて既にセットアップされているすべてのコールのための等価通過帯域との合計を、所定の最大値と比較する手段と、この合計が、前記所定の最大値より小さい、またはそれと等しい場合のみ、新しいコールを受け取り、一方、要求されたサービス品質を保証するための手段とを備えることを特徴とする。
【0015】
以下の記述および添付の図を読むことにより、本発明は、より良く理解され、他の特徴が明らかになるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
図1に示すUMTSネットワーク(UMTSN)の例は、
非同期転送モード(ATM)タイプのクロスコネクトACC1およびACC2と、
ゲートウエイGPRS支援ノードGGSNと、
サービングGPRS支援ノードSGSNと、
回路切替え(CS)クライアントサイトに接続されたボーダルータBRと、
マルチメディアゲートウエイMGWと、
遠隔アクセスノードRNC1およびRNC2と、
遠隔アクセスノードRNC1およびRNC2にそれぞれ接続され、かつ無線リンクによって端末MTに接続された基地局BTS1およびBTS2から構成された無線サブシステムとを備える。
【0017】
クロスコネクトACC1およびACC2と、ゲートウエイGPRS支援ノードGGSNと、サービングGPRS支援ノードSGSNとは、UMTSネットワークのコアを構成するように、インターネットプロトコルを使用するネットワークによって相互接続される。
【0018】
サービス品質の完全支援を提供するための機構が、UMTSシステムのすべてのレベルにおいて装備される。
【0019】
アプリケーションレベルでは、コール承認制御が、UMTSネットワークの各ノードにおいて使用される。したがって、加入者のアプリケーションによって要求されるさまざまな異なるサービス品質を可能にする待機キューを公正に管理するための機構と、輻輳を制御するための機構とが、
ゲートウエイGPRS支援ノードGGSNと、
サービングGPRS支援ノードSGSNと、
遠隔アクセスノードRNC1およびRNC2と、
マルチメディアゲートウエイMGWとの内部において実施される。
【0020】
さらに、ネットワークのコアに入るトラフィック(クロスコネクトACC2に向かう)のためのポリーシング機能が、サービングGPRS支援ノードSGSNにおいて提供される。
【0021】
ネットワーク層レベルでは、従来のIP区別サービス(DiffServ)によって、サービス品質支援が実施される。
【0022】
リンク層レベルでは、GnおよびGiとして知られているインタフェース上にストリーム名称付けを有するマルチプロトコルレベル切替え(MPLS)環境を使用することが可能である。Iuとして知られているインタフェース上で非同期転送モード(ATM)を使用することが可能である。
【0023】
アプリケーションレベルにおけるコール承認の制御は、等価通過帯域の概念に基づく。これは、要求されたサービス品質を得るために必要なリソースを推定することと、これらのリソースが利用可能であるか否かを判定することとである。リソースが利用可能である場合、リソースは確保される。リソースが利用可能でない場合、他の手続きが、要求されたサービス品質を低減することを可能にする(アプリケーションによって許可された場合)。
【0024】
コール承認制御は、以下の事象によって活性化される:
UMTSコールまたはGSMコールがパケットモードでセットアップされるたび、
サービス品質に対する修正があるたび、
加入者の移動性のために、サービングGPRS支援ノードSGSNを変更する際(開始時における新しいノードSGSNのサービス品質の変化)、
移動端末によって要求されて(すなわち、コンテキスト変更要求を受け取った際)、または、ゲートウエイGPRS支援ノードGGSNによって要求されて(すなわち、コンテキストを更新する要求を受け取った際)、
無線サブシステムにおいて上記サブシステムの要求時にパケットストリームを修正する際、
サービス手続きの要求中(サービス要求後、無線アクセス通信チャネルを再確立している間)、
サービス品質の変更をもたらす加入者パラメータを更新するための手続き後(加入者の名前登録の要求の際)、
サービス品質が低減されたコンテキストについて定期的に(新しいリソースが利用可能になったとき、一層良好なサービス品質をその後提供することを可能にするため)、
移動端末が、セル間において移動されている場合(「ハンドオーバー」)、
サービング無線ネットワークサブシステムを再ローカライズする場合、すなわち、移動端末が他の遠隔アクセスRNCノードによって提供されるセルに入る場合、
移動端末のサービングGPRS支援ノードSGSNの変更、または、
移動端末のゲートウエイGPRS支援ノードGGSNの変更。
【0025】
それにもかかわらず、あらゆる所与のSGSNノードまたはGGSNノードでは、それらの事象のサブセットによってのみコール承認制御を活性化することができる。さらに、すべての層において(UMTSアプリケーションレベルにおいてのみではなく)サービス品質を保証するために、他のコール承認制御は、IPトランスポート層において利用可能なリソースを考慮に入れる。他のコール承認制御も、リンク層レベル(ATMおよび/またはMPLS)において活動状態にある。
【0026】
UMTSアプリケーションレベルでは、ある機構が、各UMTSユーザ機器から来るトラフィックを隔離する。例として、サービングGPRS支援ノードSGSN、およびゲートウエイGPRS支援ノードGGSNの内部において実施されるキューおよび輻輳を管理する機能、または具体的にはGGSNノード内において実施されるトラフィックフローモデルおよびポリーシング機能を挙げることができる。
【0027】
待機を有するキューの公正な管理または待機での循環的順序付けなどの順序付けの技法により、リソースを使用するための輻輳を管理することが可能になる。この技法により、ある最小限の通過帯域を各コンテキストに割り付けることが保証される。この技法は、ネットワーク要素に過度に負荷がかかっているときのみ、この機能が役割を果たすという有利な特徴を備えた暗黙ポリーシング機能を提供する。暗黙ポリーシングは、サービス品質に関してユーザとの約束に応じることができるようにするために必要な機能である。ネットワークに過度に負荷がかかった場合、このポリーシング機能は、行動が違法である(意図的であるか否かにかかわらず)ユーザが、他のユーザに供給されるサービス品質を低下させることができないことを保証するために、ユーザの行動が、ユーザのトラフィック契約に実際に準拠しているかを確認する。
【0028】
図2は、考慮中のUMTSネットワークノードに新しいコールが入る際の承認を制御するための本発明の方法の実施態様のフローチャートである。これは、コールのコンテキストにおいて出現し、かつコールのセットアップを要求する加入者との契約によって確定されるトラフィックパラメータに応じて、等価通過帯域を計算するステップを含む。この等価通過帯域は、リソース要件を追加することができるようにリソース要件を表し、かつ利用可能なリソースを配分するのに役立つ。
【0029】
ステップ7:上記で記述したものの中から、トリガ事象が、承認制御手続きをトリガする。
【0030】
ステップ8:活性化されたコンテキストの数、すなわち考慮中のUMTSネットワークノードにおいてすでにセットアップされたコールの数を、このUMTSネットワークノードの特性に応じて設定された最大値Mと比較する;活性化されたコンテキストの数がMより大きい場合には:
ステップ15:要求は拒否される。
【0031】
活性化されたコンテキストの数がMより小さい場合には:
ステップ9:要求されたサービス品質を、加入契約に記述されている品質と比較する。
【0032】
要求されたサービス品質のレベルが、加入契約に記述された品質より高い場合:
ステップ15:要求は拒否される。
【0033】
要求されたサービス品質が、加入契約に記述された品質より低いか、またはそれと等しい場合:
ステップ10:以下で記述する方法を使用して、新しいコールと、考慮中のUMTSネットワークノードにおいてすでにセットアップされているコールのそれぞれとについて、等価通過帯域が計算される。
【0034】
ステップ11:これらのコールのすべてに対応する等価通過帯域を合計する。
【0035】
ステップ12:この合計を、考慮中のUMTSネットワークノードにおいて考慮中のインスタンスにおいて利用可能である通過帯域Rと比較する。
【0036】
ステップ13:合計がRより大きい場合に、新しいコールの品質は低減され(それが可能である場合)、または、新しいコールは拒否される(品質を低減することが可能ではない場合)。
【0037】
ステップ14:合計が、Rより小さいまたはそれに等しい場合、新しいコールは受け取られ、対応するリソースが確保される。「CREATE PDP CONTEXT」メッセージが、サービングGPRS支援ノードSGGNによってゲートウエイGPRS支援ノードGGSNに送信される。このノードGGSNが、要求されたビットレートを供給することができないために、否定的に応答した場合、サービングGPRS支援ノードSGSNは、他のゲートウエイGPRS支援ノードGGSNにおいて同じコンテキストを活性化することを試行することができる。ノードGGSNがサービス品質を低減した場合、ノードSGSNは、確保されているリソースに関する記録データを修正する。
【0038】
コンテキストが、非活性化された場合(コールの終了またはユーザの移動)、等価通過帯域は、通過帯域を合計するステップ11においてもはや考慮されない。
【0039】
図3は、コールに対応する等価通過帯域を計算する動作10をより詳細に示す。この特定の手続きは、例として与えられる。本発明の方法は、等価通過帯域を計算するための他の手続きで実施することができる。
【0040】
ステップ20:コールのコンテキストに基づいて、等価通過帯域を計算するための手続きを開始する。
【0041】
ステップ21:コンテキストに包含されているトラフィックのクラスを試験する:
トラフィックが会話式である場合には:
ステップ22:式:EB=Min[MBR,GBR+alpha(MBR−GBR)]を使用して、等価通過帯域幅を計算する。MBRは、最大ビットレート、GBRは保証されたビットレートであり、これらは、サービス品質の属性であり、新しいコールのコンテキストの一部を形成し、alphaは定数である。
【0042】
ステップ23:手続きの終了。
【0043】
トラフィックが会話式ではない場合には:ステップ24:コンテキストに包含されているトラフィックのクラスを試験する。
【0044】
トラフィックがストリーミングである場合には:
ステップ25:式:EB=Min[MBR,GBR+beta(MBR−GBR)]を使用して、等価通過帯域を計算する。betaは定数である。
【0045】
ステップ23:手続きの終了。
【0046】
トラフィックがストリーミングではない場合には:ステップ26:コンテキストに包含されているトラフィックのクラスを試験する。
【0047】
トラフィックが対話式である場合には:
ステップ27:式:EB=MBR.bを使用して、等価通過帯域を計算する。bは、トラフィックの処理優先順位レベルの関数である定数(デフォルトによって固定された、またはネットワークマネジャによって固定された値)である。
【0048】
ステップ23:手続きの終了。
【0049】
トラフィックが対話式ではない場合には:
ステップ28:式:EB=Min(C0,MBR)を使用して、等価通過帯域を計算する。C0は、1秒あたり10ビットなど、小さい値の定数である。
【0050】
ステップ23:手続きの終了。
【0051】
定数alpha、beta、b、およびC0は、ネットワーク管理ポリシに応じて、ネットワークのオペレータによって選択される。パラメータMBR、GBR、および他のサービス品質属性の値は、各コールのコンテキストの一部を形成し、コールのセットアップを要求する加入者を管理するネーム位置レジスタに記憶されている同じパラメータの契約値と比較される。さまざまなUMTS媒体サービスについて、サービス品質の属性が、トラフィックの各クラスについて以下の表に与えられる。
【表2】
【0052】
コール承認を制御する機能をSGSNノードまたはGGSNノード内において使用して、コールをセットアップするために必要なリソースがノードにおいて利用可能であることを確認することができる。しかし、ノードのインタフェースGn、Iu、およびGiが必要なリソースを有することを確認するために、ノードの外部から使用することもできる。したがって、ノードにおいて実際に利用可能である等価通過帯域Rは、
ノードSGSN若しくはGGSNのプロセッサの等価通過帯域、
または、インタフェースIu、Gn、Gi上のATM仮想回路の等価通過帯域、
または、リンク若しくはルータの物理的通過帯域、
または、Gn若しくはGiインタフェース上のMPLSトンネルの通過帯域、
または、DiffServクラス(EF、Afx若しくはBE)若しくは一群のクラスの通過帯域。
【0053】
第1に、要求端末が、契約値より高いサービス品質を要求した場合、コールに割り付けられたサービス品質を、権威的なやり方で契約値に低減することが可能である。コール中、実際のサービス品質を増大または低減することが可能であるが、実際のサービス品質は、当該のコールをセットアップするとき、常に、当初要求されたサービス品質より低いか、またはそれに等しい。
【0054】
要求された等価通過帯域が利用可能ではないとき、サービス品質を低減する手続きが呼び出される。対話式トラフィックおよびストリーミングトラフィックでは、サービス品質を低減する手続きは、保証されたビットレートの低減のみに基づくことができる。要求アプリケーションは、そのような低減を拒否する可能性があり、または、低減を受け入れる可能性があり、要求された通過帯域より小さい通過帯域で動作することができるように、他のアルゴリズムあるいは他のコーダを選択することが可能である。決定は、ネットワークによってではなく、最終ユーザによって行われる。
【0055】
対話式またはストリーミングであるトラフィックでは、サービス品質を低減するための手続きは、トラフィックについて要求された処理の優先順位に基づく。要求された等価通過帯域が利用可能ではない場合、サービス品質は、トラフィックの処理優先順位より下の最も近いレベルに対応するように低減される。このようにしてサービス品質が低減されたときに、要求された等価通過帯域が依然として利用可能ではない場合、バックグラウンドトラフィッククラスをユーザに提示することが可能である。
【0056】
サービス品質は、契約値より上には決して増大しない。加入者の移動のために、サービングGPRS支援ノードSGSNを変更するとき、コール承認制御を呼び出すことができる。次いで、当初割り付けられたサービス品質、または以前のSGSNノードによって交渉されたサービス品質の関数として、サービス品質を増大させることが可能である。同様であるが、サービス品質が低減されたコールについてのみ、リソースが利用可能になった場合に、より良好なサービス品質を提供することができるように、コール承認制御機能を周期的に呼び出すことによって、サービス品質を増大させることが可能である。
【0057】
コール承認制御は、加入契約において確定される割付け/保存優先順位と呼ばれるパラメータの関数とすることも可能である。これにより、VIP、ファイヤブリゲード、ポリースサービスなどをセットアップするときに、ある加入者に優先順位を与えることが可能になる。要求された通過帯域が利用可能ではない場合、コール承認制御は、以下を決定することができる:
割付け/保存優先順位パラメータがネットワークオペレタによって使用されていない事象において、サービス品質を低減する(同時に、同じクラスのサービスを保存する)、
すでにセットアップされているコールの中から、中断されるコールを選択するために、割付け/保存優先順位パラメータを使用することによって、要求通過帯域を供給することを試行する、
サービングGPRS支援ノード間の手続き中に、割付け/保存優先順位パラメータを使用する:パラメータが、中間値に等しい場合、およびすでにセットアップされているコールのみについて、新しいノードは、先行SGSNノードによって交渉されたサービス品質を維持することを試行することが可能である。これを実施するために、最低の割付け/保存優先順位を有するあるコールを中断することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】UMTSネットワークの例のブロック図である。
【図2】本発明の方法を実施するためのフローチャートである。
【図3】前記フローチャートの一部をより詳細に示す図である。
Claims (8)
- UMTSネットワークノードを備えるパケット伝送ネットワークにおいてUMTSコールを処理する方法であって、
UMTSネットワークノードにおいてセットアップするための新しいUMTSコールを受け取るために、具体的には、
前記新しいコールについて要求されたサービス品質と、前記コールに対応するUMTS媒体のサービス品質属性とに応じて、等価通過帯域を前記新しいコールについて計算することと、
次いで、前記新しいコールの前記等価通過帯域と、UMTSネットワークノードにおいて既にセットアップされているすべてのコールの等価通過帯域との合計を、所定の最大値と比較することと、
前記合計が、前記所定の最大値より小さいか、またはそれに等しいときにのみ、保証された要求サービス品質を有する前記新しいコールを受け取ることとを特徴とする方法。 - 具体的には以下の事象;
UMTSパケットモードまたはGSMパケットモードでコールをセットアップする要求、
移動端末によってまたは前記ネットワークによって開始されたサービス品質の変更、
移動端末のために機能する無線サブシステム(BTS、RNC)の変更、
移動端末のゲートウエイGPRS支援ノード(GGSN)の変更、または、
移動端末のサービングGPRS支援ノード(SGSN)の変更の1つによって実施がトリガされることを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記要求された通過帯域が利用可能ではないときに、サービス品質を低減することであって、
会話式トラフィックおよびストリーミングトラフィックについては、サービス品質の低減が保証ビットレートの低減に基づくことと、
対話式トラフィックまたはストリーミングトラフィックについては、サービス品質を低減する手続きが前記トラフィックについて要求された処理の優先順位に基づいており、サービス品質が低減された場合に、要求された等価通過帯域が依然として利用可能ではないときは、バックグラウンドクラストラフィックがユーザに提案されることとを特徴とする請求項1に記載の方法。 - コールに対して保証された前記サービス品質が要求されたサービス品質より低い場合、リソースが利用可能になったときに一層良好なサービス品質を提供するために、請求項1において規定された動作を周期的に反復することを特徴とする請求項1に記載の方法。
- UMTS無線電話システムを支持するパケット伝送ネットワークについて、UMTSネットワークノードが、
前記新しいコールについて要求されたサービス品質と、前記コールに対応するUMTS媒体のサービス品質属性とに応じて、等価通過帯域を各新しいコールについて計算する手段と、
前記新しいコールの前記等価通過帯域と、UMTSネットワークにおいて既にセットアップされているすべてのコールの等価通過帯域との合計を、所定の最大値と比較する手段と、
前記合計が、前記所定の最大値より小さいか、またはそれに等しい場合にのみ、要求されたサービス品質を保証しながら、前記新しいコールを受け取るための手段とを備えることを特徴とするUMTSネットワークのためのノード。 - 新しいコールの各々について等価通過帯域を計算するための前記手段が、
UMTSまたはGSMパケットモードでコールをセットアップする要求、
移動端末によってまたは前記ネットワークによって開始されたサービス品質の変更、
移動端末のために機能する無線サブシステム(BTS、RNC)の変更、
移動端末のゲートウエイGPRS支援ノード(GGSN)の変更、または、
移動端末のサービングGPRS支援ノード(SGSN)の変更によってトリガされることを特徴とする請求項5に記載のUMTSネットワークノード。 - 要求された等価通過帯域が利用可能ではないときに、サービス品質を低減するための手段を更に備え、
会話式トラフィックおよびストリーミングトラフィックについては、サービス品質の低減が保証ビットレートの低減に基づくことと、
対話式トラフィックまたはストリーミングトラフィックについては、サービス品質を低減するための手続きが前記トラフィックについて要求された処理の優先順位に基づいており、サービス品質が低減された場合に、要求された等価通過帯域が依然として利用可能ではないときは、サービス品質を低減するための前記手段がトラフィックのバックグラウンドクラスをユーザに提案することとを特徴とする請求項5に記載のUMTSネットワークノード。 - コールのサービス品質が要求されたサービス品質より低い場合、前記新しいコールについて要求された等価通過帯域と、UMTSネットワークノードにおいて既にセットアップされているすべてのコールの等価通過帯域との合計を、所定の最大値と比較し、リソースが利用可能になったときに一層良好なサービス品質を提供するために使用する手段を更に備えることを特徴とする請求項5に記載のUMTSネットワークノード。
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