JP2004535711A - データ伝送速度の速いデータ伝送システム - Google Patents

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Abstract

本発明は、基地局(B)および少なくとも1つの移動局(Mi)を有するデータ伝送システムに関するものである。これらの基地局(B)と移動局(Mi)との間では、データパケット(P12)を、タイムスロット分割法にしたがって交換する。この目的のために、所定の第1シンボルレート(R1)を有するデータパケット(P12)の第1部分(P1)を第1伝送周波数(F1)で伝送するための第1手段が用いられる。また、第2シンボルレート(R2)を有するデータパケット(P12)の第2部分(P2)を第2伝送周波数(F1)で伝送するための第2手段が用いられる。

Description

【0001】
本発明は、少なくとも2つの局を有し、それらの間でデータパケットを無線通信を用いて交換する、デジタルデータ伝送システムに関するものである。さらに、本発明は、少なくとも2つの局の間での無線通信を用いたデータパケットのデジタル伝送方法に関するものである。
【0002】
このようなデータ伝送システムは、無線通信を用いてデータパケットを短い距離間で交換する場合に、頻繁に用いられている。この短い距離間での無線通信とは、例えば、コードレス電話の基地部分と移動部分との間、または、コンピュータと周辺機器との間でデータ交換を行う場合である。このような、基地局と移動局との間のたった数メートルという短い距離間でコード(電線)を用いずにデータを交換するというデータ伝送システムを、ピコネット(Piconetz)と呼ぶ。これらのピコネットを、様々な標準(例えばブルートゥース(Bluetooth)標準またはDECT(欧州デジタル・コードレス電気通信)標準)にしたがって操作することができる。
【0003】
基地局から移動局へのデータ伝送は、ダウンリンクと呼ばれている。逆に、移動局から基地局へのデータ伝送は、アップリンクと呼ばれている。データ伝送には、通常、タイムスロット方式(時間帯方式(Zeitschlitzverfahren))が用いられ、この方式において、ダウンリンクおよびアップリンクに、特定の時間長を有するタイムスロット(時間帯)が割り当てられる。このタイムスロット方式用の(Als)多元接続方式(Mehrfach-Zugriffsverfahren)として、TDMA(時分割多元接続)方式が用いられ、TDD(時分割二重通信)方式は、基地局と移動局との間の双方向の通信路(チャネル)を形成するための二重方式(Duplexverfahren)として、用いられる。
【0004】
ピコネット中のデータ伝送に用いられる周波数は、ISM(産業、科学、医療)周波数帯域によって規定されている。このISM周波数帯域は、ライセンスを持っていなくても無線通信の方向に(funkorientierte)低い伝送電力を使用するために割り当てられている(reserviert)。
【0005】
このISM周波数帯域の使用に関して、管轄の監督官庁(アメリカ連邦通信委員会(FCC))が、データ交換方法に関する規則を定めている。これらの規則には、ワイヤレスデータ伝送を、周波数ホッピング方式(FHSS;周波数ホッピングスペクトル拡散)にしたがって行う必要がある、というものがある。さらに、規定の時間間隔内で何回周波数変換を実行すべきかということが、FCC規則によって規定されている。
【0006】
このFCC規則によると、周波数ホッピング方式を用いるので、使用する周波数帯域内で、非常にわずかな数のみの周波数チャネルを重複しないように使用しなければならない。例えば、これに用いられる周波数帯域として、2400.0MHzから2483.5MHzの範囲が挙げられる。周波数チャネル内の送信領域の帯域を確実に狭めるために、例えばブルートゥース標準に基づいたデジタルコードレス通信システムには、例えば、記号クロックが1MHzで、変調指数ηが0.28から0.35である2値のGFSK変調方式(ガウス周波数偏移変調)が用いられる。このGFSK変調方式では、周波数帯域を制限するためにガウスフィルターが用いられ、その結果、各周波数チャネル間のクロストークが抑制される。
【0007】
また、周波数ホッピング方式を用いた場合、各周波数チャネルは擬似ランダムに変化する(angesprungen)。さらに、チャネル中心周波数の時間系列を前もって与えるアルゴリズムが用いられる。チャネル中心周波数とは、周波数チャネルの中心に位置する周波数のことである。
【0008】
現在、例えばブルートゥース標準に基づいたデジタルコードレス通信システムでは、周波数ホッピング方式を用いることによって、標準的に1Mbit/sのデータ率で伝送されている。また、より高速なデータ伝送を行うために、主に、より高い値の変調方式、例えば、2値のビットではなくM値の記号(M=2)を伝送する、π/4−DQPSK(四相差動位相偏移変調(Differential Quadratur Phase Shift Keying))方式、π/8−D8PSK方式またはM−FSK(周波数偏移変調)方式、が用いられる。より高い値の変調方式を実行するには、通常、デジタルコードレス通信システムに用いられる2値のGFSK変調方式と、それに用いられる送受信局とを変更する必要がある。
【0009】
同様に、ブルートゥース標準においてデータ伝送率を上げるために、GFSK変調方式を変更せずに、全データ伝送を行う間のシンボルレート(Symbolrate)を因子Nまで上げることができる。このシンボルレートとは、データを伝送するために搬送周波数として用いられる振動位相(Phase der Schwingung)を変調する速度(率)のことである。しかし、このことによって、必要な周波数チャネルの帯域も、因子Nまで拡大されてしまう。また、周波数ホッピング方式と上昇したシンボルレートとが整合しない場合、FCC規則では許可されていない重複した周波数チャネルが生じてしまう。したがって、チャネル中心周波数の順番を規定するアルゴリズムを変更する必要があるので、周波数チャネルの帯域が、上昇したシンボルレートのうちの1つに整合するように拡大されてしまう。また、このようなシンボルレートの上昇によって、ピコネットの駆動が妨害されるという不都合が生じる。例えば、基地局と移動局のうちの1つとの間のデータ接続がより高い率で行われる場合、残りの移動局は、このより高いデータ接続に同期できない。なぜなら、一方では、FCCの要求にしたがって、高い率で接続するためにチャネル中心周波数を変える必要があり、他方、シンボルレートは、期待されたシンボルレート(例えば1Mbit/s)と一致しないからである。
【0010】
したがって、本発明の目的は、データ伝送システム用の手段を提供することによって、データ伝送システムの通常の動作を妨害することなく、FCC規則を守りながら、データ伝送率を上げることにある。
【0011】
本発明の目的を、独立特許請求項の特徴部分によって達成する。基地局(Basisstation)と少なくとも1つの移動局(Mobilstation)との間で、タイムスロット方式にしたがって無線通信を用いて、データパケットを交換できる。本発明の基本理念は、データ伝送システムが、第1伝送周波数および所定の第1シンボルレート(Symbolrate)でデータパケットの第1部分を伝送する第1手段を有し、さらに、第2伝送周波数および第2シンボルレートでデータパケットの第2部分を伝送する第2手段を有しているという点にある。ここでは、この第1または第2シンボルレートとは、各場合においてデータ伝送に用いられる振動の位相を変調する速度(率)のことである。この振動は、通常はチャネル中心周波数である第1または第2伝送周波数を有している。
【0012】
本発明のデータ伝送システムの利点は、例えば第2シンボルレートが第1シンボルレートよりも大きくてもよいので、従来の多くのデータ伝送システムよりもデータ伝送速度を上げることができる点にある。このために、所定の第1シンボルレートを有するデータパケットの第1部分は、第1伝送周波数で伝送される。この第1シンボルレートは、通常、データ伝送システムが駆動している間に標準的に用いられるシンボルレートである。したがって、データパケットの第1部分の伝送中に、全受信局は、このデータ伝送に同期できる。それゆえ、通常、データパケットのペイロードデータを含んだ、データパケットの第2部分は、シンボルレートの高い第2シンボルレートで伝送される。これによって、全体として、従来のデータパケットの伝送と比べて、全てのデータパケットのデータ伝送速度が上昇する。しかし、考慮すべきは、この高い第2シンボルレートの場合、FCC規則に基づいた周波数チャネルの重複を防止するために、第2伝送周波数も、第1伝送周波数とは値が異なっている必要がある。また、第2シンボルレート、そして適切であれば、それに関連する第2伝送周波数は、データパケットの第1部分に位置する適切な情報によって、全受信局に知らせることができる。したがって、所定の第1シンボルレートの場合に通常行われるデータ伝送システムは、妨害されずに正常に駆動する。
【0013】
本発明によるデータ伝送システムの他の利点は、使用する変調方式をこの目的のために変更する必要なく、データ伝送速度を上げることにある。したがって、例えば、ブルートゥース標準にしたがって駆動しているデジタルコードレス通信システムの場合、2値のGFSK変調方式を使用し続けることができる。
【0014】
全ての受信局が場合によっては高い第2シンボルレート、および第1伝送周波数とは異なっており、上記第2シンボルレートに関連する第2伝送周波数に、確実に同期できるように、データパケットの第1部分は、第2シンボルレートに関する有効な情報を含んでいる。特に、データパケットの第1部分は、第2伝送周波数に関する情報も含むことができる。このことは、第2伝送周波数は、第2シンボルレートの知識によって、および、第1伝送周波数の時間系列に関するアルゴリズムによって計算できるので、必ずしも必要ではない。
【0015】
本発明の有効な形態では、保護時間間隔(Schutzzeitintervall)は、データパケットの第1部分の伝送と第2部分の伝送との間に適合されている。保護時間間隔の間、データは伝送されない。必要な場合にデータパケットの2つの部分の伝送間において伝送周波数を変化させることができるように、送信装置および受信装置を、通常、新しい伝送周波数に合わせておく(eingeschwungen werden)必要がある。この時間を要する一時的な工程(Einschwingvorgang)は、保護時間間隔を含むことによって考慮されている(Rechnung getragen)。
【0016】
また、本発明の他の有効な形態では、基地局および少なくとも1つの移動局がそれぞれ1つの局部発振器をそれぞれ備えている。局部発振器の周波数は、送信駆動中にベースバンド信号を各伝送周波数に増加・混合する(heraufzumischen)ために用いられる。受信駆動中には、局部発振器周波数によって、受信信号を中間周波数帯域に低減・混合する。局部発振器は、低コストな電子素子を用いて実現できる。
【0017】
また、これらの局部発振器を、位相制御ループ(PLL;位相同期ループ)に配置することが好ましい。この位相制御ループは、局部発振器の周波数を、基準発振器(Bezugsoszillators)の周波数に、位相差を保つように正確に調整する。この位相制御ループを介して、周波数を受信でき、所望の周波数をも生成できる。
【0018】
また、本発明の有効な1形態の特徴は、基地局および少なくとも1つの移動局が、受信側の周波数チャネルを選択するために用いられるフィルターを1つずつ備えているということである。保護時間間隔の間に伝送周波数を変更する際に、同様に、このフィルターの帯域幅を第2伝送周波数の新しい帯域幅に調整する。
【0019】
本発明のより好ましい形態にしたがって、データパケットの第1部分では、識別情報および第1データパケットヘッダーを伝送する。この識別情報に基づいて、各受信機は、それに付属のデータ伝送システム用に規定されたデータパケットの伝送の開始を認識する。この第1データパケットヘッダーは、例えば、第2シンボルレート、データパケットの発信者(Adressanten)、および、場合によっては第2伝送周波数に関する情報を含んでいる。
【0020】
本発明の特に有効な1形態では、データパケットの第2部分において、第2部分の開始時に送信されることが好ましい同期語(Synchronisationswort)が伝送されることを提示する。この同期語は、送信機および受信機を第2シンボルレートに同期させるために用いられる。この同期によって、あらゆるデータ損失を防止することができる。同期語の後に、データパケットの第2部分において、接続制御(Verbindungssteuerung)に関する他の情報を含んだ第2データパケットヘッダーを備えることができる。その後、ペイロードデータが伝送される。
【0021】
基地局および少なくとも1つの移動局は、それぞれ、第1伝送周波数の順番(Sequenz)を計算できるアルゴリズムへアクセスする(haben…Zugriff)ことが好ましい。さらに、基地局および少なくとも1つの移動局は、同様に、第2伝送周波数の計算を可能にする他のアルゴリズムへアクセスすることができる。
【0022】
本発明のデータ伝送システムは、例えば、短距離のデジタルコードレス通信システム(例えば1つ以上の移動部分を有するコードレス電話のようなシステム)や、さらにはコンピュータ制御されたゲームシステムに適用できる。これらの移動局は、ここでは、各プレーヤーのゲームパッドである場合もある。データ伝送率が高いので、本発明のデータ伝送システムを、実時間要件(Echtzeitanforderung)を設定する(リアルタイムの反応が要求される)システムにおいて使用することが、特に有効である。
【0023】
本発明の他の観点は、基地局と少なくとも1つの移動局との間のデータパケットの無線通信伝送方法に関するものである。この目的を達成するために、所定の第1シンボルレートを有するデータパケットの第1部分を、先ず第1伝送周波数で伝送する。その後、第2シンボルレートを有するデータパケットの第2部分を、第2伝送周波数で伝送する。
【0024】
本発明の方法は、例えば、全データパケットを所定の1回のシンボルレートのみで伝送する必要はなく、第2部分においてより高速な第2シンボルレートを使用することができるので、有効である。第1シンボルレートに標準シンボルレートを使用することによって、受信局は、送信されたデータパケットに同期できる。
【0025】
本発明を、図面を参照しながら、以下の文面に詳述する。図1は、基地局と4つの移動局とを含む、従来技術に関するデータ伝送システムの構造を示す図である。図2は、本発明のデータ伝送システム中のデータ伝送用のフレーム構成を示すブロック図である。
【0026】
図1に、基地局Bおよび例えば4つの移動局Mi(i=1,・・・,4)を含んだ公知のデータ伝送システムを示す。この基地局は、無線通信を用いて、各移動局Miにデータを伝送できる。同様に、移動局Miは、データを無線通信を用いて基地局Bに伝送する。無線通信を用いてデータを伝送するために、基地局Bおよび移動局Miは、局部発振器LOをそれぞれ備えている。基地局BおよびN個の移動局Miからなるこのようなデータ伝送システムは、ピコネットと呼ばれている。ピコネットは非常に短い距離を有するものである。
【0027】
図1に示したピコネットの場合、基地局Bおよび全移動局Miは、送信装置および受信装置をそれぞれ有している。しかし、例えば基地局Bが送信装置のみを含んでおり、基地局Bからのみ移動局Miにデータを伝送できるということも、可能である。
【0028】
図2に、本発明のデータ伝送システムにおいて基地局Bと移動局Miとの間で無線通信を用いて交換されるデータパケットP12のフレーム構成を示す。例えば、データパケットP12を2.4GHzのISM周波数帯域で伝送する。FCC規則によると、周波数ホッピング方式にしたがって、周波数帯域内の伝送周波数を特定時間後に変更する必要がある、ということである。そのために、周波数帯域を、重複しない周波数チャネルに再分割される。この周波数チャネルの中心に位置する周波数は、伝送周波数と呼ばれている。
【0029】
現在のデータパケットP12の伝送を開始するために、時間ΔT1の間、シンボルレートR1を有するデータパケットP12の部分P1を、伝送周波数F1で、例えば基地局Bから送信し、移動局Miで受信する。シンボルレートR1の標準シンボルレートは、1Mbit/sである。部分P1の開始において、ピコネットの識別情報CAC(チャネルアクセスコード)をブルートゥース標準にしたがって送信する。その後、データパケットヘッダーH1(ヘッダー)を実行する。このデータパケットヘッダーH1は、例えば、シンボルレートR2に関する情報を含んでいてもよい。このシンボルレートで、データパケットP12の部分P1に続く部分P2を時間ΔT2の間伝送する。通常、部分P2を部分P1よりも高速で伝送することにより、全体としてデータ伝送率の高いデータパケットP12が送信される。シンボルレートR2が高いことによって伝送周波数の帯域幅が広くなるので、データパケットP12の部分P2用に、新しい伝送周波数F2を選択する必要がある。このことによって、周波数帯域を重複させないというFCCの要求に添うことができる。
【0030】
このような理由から、部分P2は保護時間間隔Sの前にある。保護時間間隔S用に組み込まれた(eingeplanten)時間ΔTSの間、データは伝送されない。保護時間間隔Sは、伝送周波数F2で局部発振器LOを共振するために用いられ、また、周波数チャネルを選択するために受信側のフィルターの帯域幅を広げるために用いられる。
【0031】
その後、保護時間間隔Sに続いて、移動局Bから同期語SYNCを送信する。この同期語SYNCは、シンボルレートR2に記号を同期させるために用いられる。その後、他の制御情報およびペイロードデータDを有するデータパケットヘッダーH2が伝送される。
【0032】
データパケットP12の部分P1に伝送されるデータ量は、部分P2のデータ量よりも明らかに少ない。部分P2を伝送するデータシンボルレートR2は高速なのでの、全体として、データパケットP12のデータ伝送率は高くなる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】基地局と4つの移動局とを含む、従来技術に関するデータ伝送システムの構造を示す図である。
【図2】本発明のデータ伝送システム中のデータ伝送用のフレーム構成を示すブロック図である。

Claims (26)

  1. 基地局(B)と少なくとも1つの移動局(Mi)とを備え、それらの間で、タイムスロット方式にしたがって無線通信を用いてデータパケット(P12)を交換できる、データ伝送システムであって、
    第1伝送周波数(F1)で所定の第1シンボルレート(R1)を有するデータパケット(P12)の第1部分(P1)を伝送するための第1手段と、
    第2伝送周波数(F2)で第2シンボルレート(R2)を有するデータパケット(P12)の第2部分(P2)を伝送するための第2手段とを備えた、データ伝送システム。
  2. 上記データパケット(P12)の第1部分(P1)が、第2シンボルレート(R2)および特に第2伝送周波数(F2)に関する情報を含んでいることを特徴とする、請求項1に記載のデータ伝送システム。
  3. データパケットの第1部分(P1)と第2部分(P2)との間で保護時間間隔(S)を発生させるための第3手段を備えることを特徴とする、請求項1または2に記載のデータ伝送システム。
  4. 上記第2シンボルレート(R2)は、第1シンボルレート(R1)よりも高速であることを特徴とする、請求項1ないし3の何れかに記載のデータ伝送システム。
  5. 上記基地局(B)および少なくとも1つの移動局(Mi)が、それぞれ局部発振器(LO)を備えていることを特徴とする、請求項1ないし4の何れかに記載のデータ伝送システム。
  6. 各局部発振器(LO)が、それぞれ、位相制御ループに接続されていることを特徴とする、請求項5に記載のデータ伝送システム。
  7. 上記基地局(B)および少なくとも1つの移動局(Mi)が、それぞれ、伝送周波数(F1,F2)を受信側で選択するためのフィルターを備えていることを特徴とする、請求項1ないし6の何れかに記載のデータ伝送システム。
  8. 上記第1手段が、基地局(B)と少なくとも1つの移動局(Mi)との関連を識別するための、識別情報(CAC)生成手段を備えていることを特徴とする、請求項1ないし7の何れかに記載のデータ伝送システム。
  9. 上記第1手段が、第1データパケットヘッダー(H1)生成手段を備えていることを特徴とする、請求項1ないし8の何れかに記載のデータ伝送システム。
  10. 上記第2手段が、基地局(B)を第2シンボルレート(R2)で少なくとも1つの移動局(Mi)に同期させるための同期語(SYNC)生成手段を備えていることを特徴とする、請求項1ないし9の何れかに記載のデータ伝送システム。
  11. 上記第2手段が、第2データパケットヘッダー(H2)生成手段、および、ペイロードデータ(D)伝送手段を備えていることを特徴とする、請求項1ないし10の何れかに記載のデータ伝送システム。
  12. 第1伝送周波数(F1)の順番を計算するためのアルゴリズム、および、第2伝送周波数(F2)を計算するためのアルゴリズムは、それぞれ上記基地局(B)および少なくとも1つの移動局(Mi)において実行されることを特徴とする、請求項1ないし11の何れかに記載のデータ伝送システム。
  13. デジタルコードレス通信システム、または、
    コンピュータ制御された娯楽システム(Unterhaltungssystem)、特に、コンピュータ制御されたゲームシステム、または、
    実時間要求を有するシステム、
    に用いられることを特徴とする、請求項1ないし12の何れかに記載のデータ伝送システム。
  14. 基地局(B)と少なくとも1つの移動局(Mi)との間でデータパケット(P12)を無線通信によって伝送するための方法であって、
    (1)第1伝送周波数(F1)で、所定の第1シンボルレート(R1)を有するデータパケットの第1部分(P1)を伝送するステップと、
    (2)第2伝送周波数(F2)で、第2シンボルレート(R2)を有するデータパケット(P12)の第2部分(P2)を伝送するステップとを有する、方法。
  15. 第2シンボルレート(R2)に関する情報、および、特に、第2伝送周波数(F2)に関する情報は、上記データパケット(P12)の第1部分(P1)とともに伝送されることを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  16. 上記データパケット(P12)の第2部分(P2)を伝送する前に、保護時間間隔(S)が保持されることを特徴とする、請求項14または15に記載の方法。
  17. 上記第2シンボルレート(R2)は、第1シンボルレート(R1)よりも高速であることを特徴とする、請求項14ないし16の何れかに記載の方法。
  18. 上記基地局(B)および少なくとも1つの移動局(Mi)は、それぞれ局部発振器(LO)を用いて送信および/または受信することを特徴とする、請求項14ないし17の何れかに記載の方法。
  19. 各局部発振器(LO)は、それぞれ、位相制御ループに接続されていることを特徴とする、請求項18に記載の方法。
  20. 上記基地局(B)および少なくとも1つの移動局(Mi)のそれぞれが、データパケット(P12)を受信する際に、伝送周波数(F1,F2)をフィルターに通すことを特徴とする、請求項14ないし19の何れかに記載の方法。
  21. 上記データパケット(P12)の第1部分(P1)に、基地局(B)と少なくとも1つの移動局(Mi)との関連を識別するための識別情報(CAC)を伝送することを特徴とする、請求項14ないし20の何れかに記載の方法。
  22. 上記データパケット(P12)の第1部分(P1)に、第1データパケットヘッダー(H1)を伝送することを特徴とする、請求項14ないし21の何れかに記載の方法。
  23. 上記データパケット(P12)の第2部分(P2)の開始時に、基地局(B)を少なくとも1つの移動局(Mi)に同期させるための同期語(SYNC)を、第2シンボルレート(R2)で伝送することを特徴とする、請求項14ないし22の何れかに記載の方法。
  24. 上記データパケット(P12)の第2部分(P2)に、第2データパケットヘッダー(H2)およびペイロードデータ(D)を伝送することを特徴とする、請求項14ないし23の何れかに記載の方法。
  25. 上記基地局(B)および少なくとも1つの移動局(Mi)は、第1伝送周波数(F1)の順番を計算するためのアルゴリズム、および、第2伝送周波数(F2)を計算するためのアルゴリズムへそれぞれアクセスすることを特徴とする、請求項14ないし24の何れかに記載の方法。
  26. デジタルコードレス通信システム、または、
    コンピュータ制御された娯楽システム、特に、コンピュータ制御されたゲームシステム、または、
    実時間要求を有するシステム、
    に用いられることを特徴とする、請求項14ないし25の何れかに記載の方法。
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