JP2004535538A - ウェブユニット - Google Patents

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Abstract

本発明は、軸方向に延びて理論的な結合軸を記述する伝達部材を介して互いに相対回動不能に結合されて、軸方向に締付け固定可能な、第1のウェブ部材と第2のウェブ部材とを有する、遊星歯車を軸承するための遊星歯車セット用ウェブユニットに関するものである。本発明は、次の特徴を有している:各伝達部材は、半径方向の寸法が異なる領域を有しており、その場合にそれら領域から形成されて、それら領域の、個々のウェブ部材を向いた端面がそれぞれ接触面−第1と第2の接触面−を形成し、前記接触面はウェブ部材の互いに向き合う端面によって形成される接触面に、接触領域において添接し;接触領域の少なくとも1つの接触面は、プロフィールを有しており;プロフィールは、半径方区外側の領域において、2つのウェブ部材の間の伝達部材による理論的結合軸の方向におけるよりも大きい軸方向の延びを有する少なくとも1つの領域によって特徴づけられる。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、詳細には請求項1の上位概念に基づく特徴を有する、遊星歯車セット用ウェブユニットに関するものであって、本発明はさらに、ウェブユニットを有する遊星歯車セットに関する。
【背景技術】
【0002】
遊星歯車セットは、主として、高い出力密度において高い回転数と出力を同時に伝達しようとする、個々の場合に使用される。伝達精度に対する要請がますます高まることにより、遊星歯車セットの強度は歯の構造に関してますます重要性を獲得している。その場合に遊星歯車セットの全体強度に決定的な影響を有するのが、ウェブの形状である。特に、駆動側と相対回動不能に結合可能なウェブ部材および従動側と相対回動不能に結合可能なウェブ部材を有し、それらが、軸方向に延びかつ周方向に配置された、段付きボルトとして形成された伝達部材を介して互いに相対回動不能に結合されて、軸方向に締付け固定される、分割されたウェブを有する仕様においては、互いに結合された個々の部材の、負荷の元で発生する変形は、ウェブ内に軸承されている遊星歯車とそれに対応づけられた太陽歯車および/または中空輪の歯切りとの幅支持能力を極めて満足できないものとし、それに基づいて歯切りの損傷がもたらされる可能性がある。軸方向の圧接の増大によっても、この問題を解決することはできない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従って本発明の課題は、冒頭で挙げた種類のウェブユニットを、このウェブユニットによってしっかりとした遊星歯車セット構造と個々の歯切り部材の最適な支持特性が保証されるように展開することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明に基づく解決は、請求項1の特徴によって示される。好ましい形態が、従属請求項に示されている。
【0005】
遊星歯車を軸承するための、遊星歯車セット用ウェブユニットは、第1のウェブ部材と第2のウェブ部材を有しており、それらは、軸方向に延びて理論的な結合軸を記述する伝達ないし結合部材を介して互いに相対回動不能に結合されており、軸方向に締付け固定可能である。各伝達ないし結合部材は、半径方向の寸法の異なる領域を有しており、その場合にそれら領域から形成されて、これら領域の、個々のウェブ部材へ向けられた端面がそれぞれ接触面−第1と第2の接触面−を形成し、それら接触面は直接または中間部材を介して、ウェブ部材の互いに向き合う端面によって形成される接触面に、いわゆる接触領域において添接する。本発明によれば、接触領域の接触面を形成する少なくとも1つの部材は、プロフィールを有している。プロフィールは、半径方向外側の領域において、伝達ないし結合部材によって記述される、2つのウェブ部材の間の理論的な結合軸の方向におけるよりも大きい半径方向の延びを有する少なくとも1つの領域によって特徴づけられる。
【0006】
個々の伝達ないし結合部材あるいは伝達ないし結合部材の単に一部は、遊星歯車を軸承し、かつ2つのウェブ部材を相対回動不能に結合するために用いられる。その場合に接触面の、接触領域を形成する部分面は、負荷を受けない状態において、すなわちトルク伝達がない場合に、ウェブ部材と伝達部材のそれぞれ互いに向き合う端面の一部にわたって延びている。ウェブ部材と伝達部材の互いに対向する端面のそれに続く面は、この機能状態においては、互いの接触から解放されている。その場合に接触領域は、ウェブ部材と伝達部材の間で締め付けられた状態およびウェブユニットの無負荷状態、すなわち組み立てられた状態でトルク伝達がない場合に、プロフィールと他方の部材−ウェブ部材または伝達部材−の接触面の前記プロフィールへ向けられた部分との間の協働によって形成される。その場合に伝達部材とウェブユニットの間の互いに向き合った面間で締め付けが行われた状態において、添接は、プロフィールの領域内でのみ行われる。それに続く領域において、この機能状態において接触は行われず、ウェブユニットが負荷を受けた場合に初めて行われる。
【0007】
従って本発明に基づく解決は、単純な手段で、ウェブ部材が変形した場合に接触領域において個々の構成部材が離れて口を開けることを阻止し、しっかりとしたウェブ構造とそれに伴って遊星歯車の軸承のための最適な条件を保証し、それによってすべての機能状態において歯切りの幅支持能力を確保する。プロフィールは、接触面の外側の添接の他に、均一な添接とそれに伴ってより大きい面へ圧接するために必要な力の分配を可能にする。それによって一方で、特に負荷を受けて初めて降伏点に部分的に達し、あるいはそれを上回ることにより結合の達成とそれに伴い緩みが生じることなしに、圧接のためのより大きい力が実現される。この解決によって、堅さの低い材料、たとえばアルミニウムを使用することができる。プロセス安全性からボルトの外側の添接が調節されている場合でも、面積が大きいことにより、かつ支持が良好であることによって、組み立て後と特に駆動中に耐えるべき圧接は小さい。従って材料のより小さい負荷が予測される。
【0008】
その場合にプロフィールは、ウェブ部材および/または伝達部材に形成することができる。展開によれば、このプロフィールは、中間部材によっても形成することができ、その中間部材は伝達部材ないし、横断面変化によって形成されて、ウェブ部材へ向けられた接触面とウェブ部材との間に配置されており、かつ伝達ないし結合部材を周方向において少なくとも部分的に包囲し、その、それぞれ直接ウェブ部材へ向けられた端面が接触面を形成する。その場合に接触領域は、それぞれウェブ部材と中間部材および中間部材と伝達部材の間に形成される。ここでも、中間部材によって形成される接触領域の面の少なくとも1つに、プロフィールが形成される。プロフィールは、同様に、半径方向外側の領域において、伝達部材による2つのウェブ部材間の理論的結合軸の方向におけるよりも大きい軸方向の延びを有する少なくとも1つの領域によって特徴づけられる。好ましくは各中間部材は、それぞれ他方の接触領域内で、隣接する部材に完全に添接する。中間部材は、好ましくは伝達部材とウェブ部材の間に挟持され、あるいはまたプレス結合によって伝達部材と結合される。
【0009】
中間部材を有する解決は、ここでは標準化された伝達部材とウェブ部材を使用することができ、これらの付加的な加工は必要とされず、かつ中間部材を選択するだけで異なる大きさの変形も補償することができる、という利点を有している。
【0010】
プロフィール形成は、接触面の領域において理論的な結合軸の方向へ断面を連続的に変化させることによって、あるいはまた飛躍的に変化させることによって行うことができる。プロフィールは、たとえば軸方向に向けられた突出部として、あるいはウェブ部材、伝達部材または中間部材の横断面で見て、伝達部材により特徴づけられる理論的な結合軸の方向に断面を細くすることにより形成されている。
【0011】
伝達ないし結合部材は、様々に形成することができる。外周における異なる半径方向の寸法は、段付きボルトの形態によって実現することができる。その場合にこの段付きボルトは、統合された構成ユニットとして、あるいは複数の個別部材から形成することができる。第1の場合においては、段付きボルトの仕様は、固定の種類に従って整えられる。これは、段付きボルトの少なくとも一方の端部にねじを形成し、たとえばリングナットによって固定することにより行うことができる。他の仕様は、端縁領域内の少なくとも1つの部分領域に内ねじを設けることにあり、その内ねじは組込み位置においてウェブ部材内へ嵌入する。その場合に固定は、ウェブ部材に対応づけられたカバーディスクによって行うことができ、そのカバーディスクは、たとえばボルトの形状の固定部材を案内するための透孔を有しており、その場合に段付きボルトの両方の端部領域がこのように形成されている場合には、この方法で締付け固定をもたらすことができる。しかし好ましくは、締付け固定は、段付きボルトを通して案内される締付け部材によって実現される。そのために、この場合においては、段付きボルトは一体的に、しかし段付きボルトジャケット部材として形成されている。この段付きボルトジャケットを通して、締付けねじを案内することができ、その締付けねじは直接一方のウェブ部材または中間部材内に支持されて、他方の支持部材においてはリングナットによって固定される。他の可能性は、ジャケットを通して締付けボルトを案内することにあり、その場合にこの締付けボルトは両側において対応するリングナットにより固定される。
【0012】
段付きボルトが複数に分けて形成されている場合には、この段付きボルトはたとえば、好ましくはその軸方向の延びにわたって変化しない直径により特徴づけられる、第1の軸受けジャケットと、遊星歯車の軸承に用いられて、半径方向の寸法の大きい領域を記述する、第2の軸受けジャケットとを有している。その場合に第2の軸受けジャケットは、第1の軸受けジャケット上に止め付けられる。両者間において、好ましくはプレス嵌めが選択される。ここでも、締付けねじまたは締付けボルトを案内し、ありはウェブ部材の両側で適切に固定することによって、2つのウェブ部材間の軸方向の締付け固定を実現する可能性がある。その場合に個々の場合についての具体的な形態は、当業者の裁量に委ねられる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、図面を用いて本発明に基づく解決を説明する。
【0014】
図2aと2bは、ウェブが分割して形成されている場合にウェブの個々の部材に出力伝達の際に発生する変形の問題を、従来技術に基づくウェブ1の仕様を用いて明らかにしている。その場合にウェブ1は、第1の側板2と称されて、ドライブトレイン内の遊星歯車セットにおいて使用する場合に駆動側または従動側と結合可能な、第1のウェブ部材と、第2の側板3と称される第2のウェブ部材とを有している。その場合に第2の側板3は、第1の側板が駆動側に結合されるか、従動側に結合されるかに従って従動側または駆動側と結合可能である。2つの側板−第1の側板2と第2の側板3−は、軸方向に結合する手段4を介して軸方向に互いに結合されている。その場合に手段4は、様々に形成することもできる。図示の場合において、この手段は伝達ないし結合部材5を有しており、同部材は側板2と3の周方向に見て好ましくは等間隔で配置されている。これら伝達ないし結合部材は、駆動側の側板から従動側の側板へ負荷を伝達する。その場合に図示の例において、第1の側板2は駆動側の側板として、第2の側板3は従動側の側板として機能する。その場合に伝達ないし結合部材5を介して負荷の高い部分が従動側の側板へ伝達され、それによって駆動側の側板2の変形がもたらされる。このようなことは、出力伝達が上昇した場合に、さらに、伝達ないし結合部材5と側板、特に第2の側板2との間に開口をもたらす。この開口は、図2aに示す分割されたウェブ1の仕様の一部を用いて拡大して示されている。通常両方の側板、すなわち第1の側板2および第2の側板3によって圧接され、あるいは他の補助手段を介して2つの側板−第1の側板2および第2の側板3−によって軸方向に締め付けられる伝達部材5は、遊星歯車セット内で使用する場合に、遊星歯車も支持するので、開口が全体強度を減少させ、遊星歯車セットの歯切りの幅支持が劣化する。軸方向の圧接の著しい増大も、支持図式のわずかな改良しかもたらさない。
【0015】
その場合に、伝達部材5は、通常段付きボルト6として形成されている。その場合に段付きボルト6の大きい直径の領域7が、2つの側板−第1の側板2と第2の側板3−の間に配置されている。直径の小さい領域は、側板を通って延びている。その場合に大きい直径の領域における段付きボルト6の端面8と9は、それぞれ第1の側板2または第2の側板3へ向けられている。これら端面は2つの側板−第1の側板2と第2の側板3−が締め付けられた状態において、第1の側板2と第2の側板3の互いに対向する端面10と11に対する接触面を形成する。その場合に図2bから明らかなように、開口は特に、軸方向の締付けを受けて互いに作用結合可能な、伝達部材5ないし第2の従動側の側板3の端面9と11の間に発生する。それによってもたらされる接続部材、すなわち第1の側板2と第2の側板3における変形の他に、歯切りの幅支持力の問題が発生する。
【0016】
図1aは、伝達部材5を断面で表示して、分割されたウェブ1の一部を用いて、負荷を受けて互いに作用結合可能な、ウェブ1の個々の部材の接触面のプロフィールの、本発明に基づく形態の第1の仕様を説明する。基本構造は、すでに図2で説明したものに相当する。その場合にウェブ1は、第1の側板2と第2の側板3を有しており、それらはドライブトレインにおいて遊星歯車セット内で使用する場合にそれぞれ駆動側ないし従動側と結合可能である。その場合に2つの側板−第1の側板2と第2の側板3−は、手段4によって軸方向に互いに結合されている。その場合に手段4は、段付きボルト6の形状で形成されている伝達ないし結合部材5を有している。その場合に段付きボルト6は、大きい直径の領域7を有しており、その領域は軸方向において2つの側板−駆動側の側板2と従動側の側板3−に少なくとも間接的に隣接し、すなわち駆動側ないし従動側の側板2ないし3の、軸方向に向けられている端面9ないし10に直接または間接的に接触する。その場合に図示の場合においては、段付きボルト6の大きい直径の領域7内の端面8と9および駆動側ないし従動側の側板2と3の互いに向き合った端面10と11が直接接触面として機能する。
【0017】
その場合に接触面は、段付きボルトにおいて符号12aと12bで示されており、その場合に接触面12aは、負荷を受けない状態においては端面8の一部に相当し、可能な接触面12bは端面9に相当する。その場合に駆動側ないし従動側の側板部材における接触面として機能する面は、接触面13の形式の第1の側板2における端面10および接触面14の形式の第2の側板3における端面11によって形成される。その場合に互いに向き合う接触面、ここでは接触面12aと13および接触面12bと14は、トルク負荷のかからない状態、すなわち組み立てられた状態において、接触面15と16を記述し、その場合に接触面15は、接触面12aと13の互いに作用結合可能な面領域を記述することができ、接触面16は段付きボルト6と第2の側板3の間の接触面12bと14の互いに作用結合可能な面領域によって記述可能である。本発明によれば、接触領域15ないし16を実現するための少なくとも1つの部材に、プロフィールが形成されている。このプロフィールは、本発明の第1の仕様においては、段付きボルト6の大きい直径の領域7に設けられている。その場合にプロフィールは、そのプロフィールが段付きボルト6の大きい直径の領域7と一体的に結合されるように形成されている。
【0018】
プロフィールの形成に関して、多数の可能性がある。その場合に図1aは、段付きボルト6の大きい直径の領域7の接触面12aないし12bにプロフィール17ないし18が形成されていることを示している。その場合にこのプロフィールは、軸方向の横断面で見て、段付きボルトの大きい直径7の外側の直径19の領域から段付きボルト6の軸線Aへ向かって、ないしは小さい直径へ向かって、半径方向に細くなるように形成されている。その場合に、プロフィールが大きい直径の領域における外周面19の領域から小さい直径の、ないしは小さい寸法の領域の外周面22まで、伝達部材5の半径方向に延びている必要はない。重要なことは、プロフィールがウェブ1内の組込み位置において半径方向に見て、駆動側の側板2ないし従動側の側板3の可能な接触面14ないし13の部分領域にわたって延びており、その場合にしかし、負荷を受けて、段付きボルト6の大きい直径の領域の端面8ないし9と第1の側板2ないし第2の側板3の端面10ないし11との接触が防止されるようにすることだけである。しかし、好ましくは図1aに示すように、プロフィールは、断面で見て組込み位置において半径方向に、互いに結合すべき部材の少なくとも1つ−第1の側板2または第2の側板3−の半径方向の延びにわたって、プロフィールが接触領域15ないし16内に延びているように形成される。図示の場合においてこれはプロフィール18に該当し、このプロフィールは半径方向において接触領域16における第2の側板3の外径21よりも大きい外径20を有している。
【0019】
図1bと1cは、段付きボルト6として形成されている伝達ないし結合部材5の大きい直径の領域7における端面8ないし9の接触面のプロフィールの他の可能な仕様を示している。その場合に端面8ないし9全体が接触面として機能することができ、あるいは一部領域だけが機能することができる。図1bによればプロフィールは、伝達ないし結合部材が大きい直径の領域7において突出する部分のためにほぼ台形の横断面を有し、その場合に大きい直径の領域7が外周19から伝達部材の軸線Aの方向へ細くなるように形成されている。その場合に細くなる部分は、伝達部材5、特に段付きボルト6の大きい直径の領域7のない領域23ないし24内の外周22まで延びている。すなわち、大きい直径の領域7によって形成される、突出する部分の外周19は、軸方向の断面において、領域7をもたない領域23の外周22におけるよりも大きい直径を有している。
【0020】
図1cは、たとえば端面8と9によって形成される、接触面12aないし12bのプロフィールの他の仕様を示している。このプロフィールは、断面で見て、半径方向外側の領域、すなわち段付きボルト6の突出する部分の外周19の領域に、軸方向の延びの大きい領域25によって形成されており、さらに軸方向の延びの小さい領域26を有しており、その領域は半径方向において大きい直径7の領域のない領域23ないし24の外周22と半径方向の延びの大きい領域25の間に配置されている。その場合に半径方向の延びの大きい領域25は、周方向に形成された、好ましくは周面全体にわたって延び、軸方向の断面で見て組込み位置において側板へ向けられた突出部によって形成される。
【0021】
図1aから1cは、単に、分割されたウェブ仕様1において伝達部材5として使用する場合に段付きボルト6の接触面として機能する端面8ないし9におけるプロフィールの本発明に基づく配置の基本原理を説明するものである。他のプロフィールも、同様に考えられる。重要なことは単に、プロフィールが伝達部材5の半径方向外側の領域において、半径方向内側の領域におけるよりも大きい軸方向の延びを有していることである。その場合にプロフィールの具体的な形態は、使用要請と製造の可能性に従って当業者の裁量の範囲内にある。
【0022】
図3は、分割されたウェブ仕様1の互いに結合すべき部材の接触面にプロフィールを設ける可能性の第2の他の仕様を説明するものである。ウェブの基本構造は、図1と2で説明したものにほぼ相当し、従って同一の部材について同一の参照符号が使用される。第2の仕様によれば、プロフィールは、段付きボルト6の大きい直径の領域7と第1の側板2ないし第2の側板との間の接触領域15ないし16内に設けられる。その場合に、ここでは符号27ないし28で示されるプロフィールは、それぞれ第1の側板2の端面10と第2の側板3の端面11に配置されている。その場合にプロフィールは、側板2と3の半径方向外側の領域において半径方向内側の領域におけるよりも大きい軸方向の延びを有するように、形成されている。これは断面で見ると、第1の側板2ないし第2の側板3が伝達ないし結合部材の軸線Aへ向かって半径方向に細くなるように形成されていることを意味している。その場合にプロフィール27ないし28は、周方向において、周方向に延びる1つの突出部によって、あるいはこの種の多数の突出部によって形成することができ、すなわち周方向に多数の個別接触面が形成されて、それらが伝達部材、特に段付きボルト6の接触面12aないし12bと作用結合する。その場合にこの作用結合は、多数の面接触によって可能となる。しかし好ましくは、周方向に見て、側板2ないし3の端面10ないし11に平坦な接触面を形成する仕様が選択される。
【0023】
図4は、分割されたウェブ仕様の、互いに結合されて作用結合する部材のプロフィール形成の第3の可能性を示している。基本構造は、同様に図1から3で説明したものに相当し、従って同一の部材には同一の参照符号が使用される。図4に示す仕様においては、プロフィールを有する接触面を介しての接触の実現は、伝達部材5の端面8と第1の側板2の端面10ないし伝達部材5の端面9と第2の側板3の端面11の、互いに作用結合可能な面領域の間の中間部材29ないし30によって行われる。この仕様は、従来の修正されていない段付きボルト6を使用し、しかも本発明に基づく解決によって達成すべき、ウェブ仕様のより大きい強度という効果を得ることを可能にする。従ってこの解決は、わずかな構造的および製造技術的コストを特徴とし、著しい費用増なしですでにある分割されたウェブ仕様に組み込むことができる。
【0024】
図5aと5bは、段付きボルト6の形式の伝達部材5を介して2つのウェブ部材の軸方向の結合を実現し、かつ軸方向に締付け固定する方法を断面図を用いて説明している。伝達部材5は、ここでは、一体的な段付きボルト6として形成されている。この段付きボルトは、半径方向に大きい直径の領域7を有しており、その場合に断面の変化に基づいてこの領域が2つの端面10と11を形成する。これら端面は、接触領域15と16において2つのウェブ部材2と3の端面8と9に添接する。図示の場合において、段付きボルト6には、該当する端面10と11にプロフィール17ないし18が形成されている。その場合に、段付きボルトは、遊星歯車47を支持している。伝達ないし結合部材5とウェブ部材2および3との間の軸方向の締付け固定は、軸方向に締め付ける手段31を介して行われ、その場合に手段31は図示の例においてはボルト32であって、そのボルトは2つのウェブ部材2と3および段付きボルト6を通して案内されて、一方のウェブ部材、ここではウェブ部材2に直接、またはここに示すように中間片33を介して間接的に固定され、その中間片はボルト32の位置をウェブ部材3へ向かって軸方向に固定し、かつこの方向における移動可能性を制限する。締付け固定するために、さらにカバーディスク34が設けられており、そのカバーディスクはウェブ部材3に添接し、かつ内ねじを有している。図5aに示す仕様は、伝達部材5にプロフィールが設けられている仕様を示している。しかし、ウェブ部材2ないし3の端面8と9に付加的に、あるいは代替的にプロフィールを設けることも考えられる。
【0025】
図5bは、段付きボルト6の形状の伝達ないし結合部材5を備えた2つのウェブ部材2と3を有する、ウェブユニット1の他の実施可能性を示している。段付きボルト6は、ここでは同様に一体的に形成されており、組込み位置において軸方向にそれぞれウェブ部材2と3内へ延びており、これらウェブ部材はそのために透孔35と36を有している。固定と軸方向の締付けは、この仕様においては、いわゆるリングナット37ないし38を用いての螺合によって行われ、それらリングナットは段付きボルト6の端部領域39ないし40上に両側で螺合される。このために、段付きボルト6の両方の端部領域39と40はピンとして形成されており、そのピンにねじが形成されており、かつそのピン上にリングナット37ないし38を螺合することができ、それらリングナットはウェブ部材2ないし3に支持される。ここでも伝達ないし結合部材5にプロフィール17ないし18が形成されており、かつ図示の場合においては軸方向に見て半径方向外側の周面19から結合部材の理論的な結合軸の方向へだんだんと断面が減少することにより細くなるように形成されている。ここでもさらに、あるいは代替的に、ウェブ部材2と3に対応するプロフィールを設けることができる。
【0026】
それに対して図6aから6cは、段付きボルト6の形状の伝達ないし結合部材5の仕様を示しており、その場合にこの段付きボルトは多部材で形成されている。図6aに示す仕様においては、段付きボルト6は、第1の軸受けジャケット41と第2の軸受けジャケット42を有している。その場合に第1の軸受けジャケット41は、軸方向においてそれぞれ2つのウェブ部材2と3の軸方向に延びる領域内まで、あるいはそれを越えて延びている。図示の例においては、第1の軸受けジャケット41は円筒状の部材43として形成されており、その部材は両方の端部領域にフランジの形状の円筒状の段部44を有している。その場合に円筒状の段部44によって形成される突出部は、2つのウェブ部材の一方2または3、図示の場合にはウェブ部材3に支持するために用いられ、その場合にこの段部は孔45の形状の凹部内へ嵌入する。軸受けジャケット41は、反対側の端部領域39にねじを有しており、その場合に図示の場合においてはこのねじは外ねじとしてい形成されており、その上にリングナット46を止めつけることができ、そのリングナット自体はウェブ部材2に支持される。第2の軸受けジャケット42は、半径方向に大きい直径の領域7を形成し、その場合にこの領域は遊星歯車47を軸承するためにも用いられる。軸受けジャケット41と軸受けジャケット42の間には、プレス嵌めが設けられている。軸受けジャケット42は、図示の場合において、プロフィールを有しており、そのプロフィールは最も簡単な場合においては、軸方向の寸法が外周19から伝達ないし結合部材5の軸線Aの方向へ半径方向にだんだんと狭くなることによって特徴づけられている。ここでも両方のウェブ部材2と3の互いに向き合った2つの端面8と9に対応するプロフィールを設ける仕様も考えられる。その場合にプロフィールは、図1aから1cにおけるように形成することができる。
【0027】
図6bは、2つのウェブ部材2と3の間に、多部材で形成された段付きボルト6の形状の伝達ないし結合部材5の他の仕様を示している。その場合に軸方向の結合と締付け固定は、然るべき固定手段48によって実現され、その固定手段は図示の例においてはボルト49とボルトを締め付けるため、ないし固定するためにナット50を有している。ここでも伝達ないし結合部材5は、第1の軸受けジャケット41と第2の軸受けジャケット42からなり、その場合に2つの軸受けジャケットは半径方向において、好ましくは横プレス結合の形式で、互いに対して締付け固定されている。その場合に軸受けジャケット41は、組込み位置において軸方向に延びる領域が、第1のウェブ部材2と第2のウェブ部材3の対応する透孔内へ延びている。この場合に結合ボルトは、中間部材51を介してウェブ部材2に支持される。その場合に締付け固定は、リングナット50によって実現され、そのリングナットは他方のウェブ部材3に添接する。ここでもプロフィールは伝達部材5に形成され、詳細には、遊星歯車47の軸承に用いられる第2の軸受けジャケット42に形成される。
【0028】
図6cは、ウェブ部材2、ウェブ部材3およびここでは段付きボルト6として一体的に形成されている結合部材5の軸方向の結合と締付けを実現するための他の可能性を示している。段付きボルトは、半径方向の大きい直径の領域7において遊星歯車47を支持しており、かつ半径方向の小さい直径の領域においてはウェブ部材の1つ2または3、図示の場合においては2の、対応する透孔内へ延びている。締付け固定は、中間部材51を介して、あるいは直接ウェブ部材2に支持されるボルト49を有する固定手段48を介して行われる。リングナットの機能は、ウェブ部材3に適当な孔、好ましくは透孔52が形成され、その透孔が内ねじを有することによって、ウェブ部材3により引き受けられる。図示の場合において、ウェブ部材3は、外径53と54の異なる2つの領域を有するように形成されており、その場合に小さい直径53の領域は、半径方向に段付きボルト6を支持するための支持面を形成する。軸方向においては、段付きボルト6の端面10と11ないしこの領域において2つのウェブ部材2と3の端面8と9に添接する部分面が、接触領域15と16を形成する。図示の場合において、ここでも同様に段付きボルト6はその両方の端面10と11にプロフィールを有している。2つのウェブ部材2と3にプロフィールを形成することも考えられる。
【0029】
図5と6は、固定手段を用いてウェブ部材2と3の形状のウェブユニット1と伝達ないし結合部材5の個々の部材の互いに対する軸方向の結合と締付けを実現する可能な形態を示している。これに関して、変形の多様性について制限はなされない。その場合に図に示す個々の可能性の選択と組み合わせは、当業者の裁量に委ねられる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】図1a−1cは、出力を伝達する部材の接触面のプロフィール形成の、第1の本発明に基づく仕様を、遊星歯車セットのウェブの一部を用いて説明している。
【図2】図2a、2bは、出力を伝達する場合の、ウェブの個別部材の変形の基本的問題を示している。
【図3】ウェブ部材のプロフィール形成の形式で、ウェブの互いに作用結合する部材の接触面のプロフィール形成の、本発明に基づく他の仕様を示している。
【図4】中間片によるプロフィール形成の例で、ウェブの、互いに作用結合する個々の部材の接触面のプロフィール形成の他の仕様を、ウェブの一部を用いて示している。
【図5a】図5aは、一体的な段付きボルトの形状の伝達部材による軸方向の結合と締付け固定の可能性を示している。
【図5b】図5bは、一体的な段付きボルトの形状の伝達部材による軸方向の結合と締付け固定の可能性を示している。
【図6a】図6aは、複数に分けて形成された段付きボルトの形状の伝達部材による軸方向の結合と締付け固定の可能性を示している。
【図6b】図6bは、複数に分けて形成された段付きボルトの形状の伝達部材による軸方向の結合と締付け固定の可能性を示している。
【図6c】図6cは、複数に分けて形成された段付きボルトの形状の伝達部材による軸方向の結合と締付け固定の可能性を示している。
【符号の説明】
【0031】
1 ウェブユニット
2 第1のウェブ部材;第1の側板
3 第2のウェブ部材;第2の側板
4 第1の側板と第2の側板の間を軸方向に結合する手段
5 伝達部材
6 段付きボルト
7 段付きボルトの直径の大きい領域
8 端面
9 端面
10 端面
11 端面
12a、12b 段付きボルトの接触面
13 第1の側板2の接触面
14 第2の側板3の接触面
15 接触領域
16 接触領域
17 プロフィール
18 プロフィール
19 段付きボルト6の直径の大きい領域7における外周の領域
20 プロフィール17の外周
21 プロフィール18の外周
22 外周
23 領域7を持たない領域
24 直径の大きい領域7を持たない領域
25 軸方向の延びの大きい領域
26 中間領域
27 プロフィール
28 プロフィール
29 中間部材 30 中間部材
31 軸方向に締付け固定する手段
32 ボルト
33 中間部材
34 カバーディスク
35 透孔
36 透孔
37 リングナット
38 リングナット
39 端部領域
40 端部領域
41 軸受けジャケット
42 軸受けジャケット
43 円筒状の部材
44 円筒状の段部
45 凹部
46 リングナット
47 遊星歯車
48 固定手段
49 ボルト
50 ナット
51 中間部材
52 透孔
53 領域 54 領域

Claims (15)

  1. 1.1 軸方向に延びて、理論的な結合軸を記述する伝達部材を介して互いに結合されており、かつ軸方向に締付け固定可能な、第1のウェブ部材(2)と第2のウェブ部材(3)を有する;
    遊星歯車を軸承するための、遊星歯車セット用ウェブユニット(1)において、次の特徴;
    1.2 各伝達部材(5)は、半径方向に寸法の異なる領域(7)を有しており、その場合に前記領域から形成されて、個々のウェブ部材(2、3)へ向けられた、この領域の端面(11、10)は、それぞれ接触面(12a、12b)−第1(12a)と第2の接触面(12b)−を形成し、前記接触面は直接あるいは中間部材(29、30)を介して、ウェブ部材(2、3)の互いに向き合った端面(8、9)によって形成される接触面(13、14)に、接触領域(15、16)において部分的に添接し;
    1.3 接触領域(15、16)の接触面(12a、12b、13、14)の少なくとも1つの部分面は、プロフィール(17、18)によって形成され;
    1.4 プロフィール(17、18)は、半径方向外側の領域(19)において、2つのウェブ部材間の伝達部材(5、6)による理論的な結合軸の方向におけるよりも大きい軸方向の延びを有する少なくとも1つの領域によって特徴づけられる、
    ことを特徴とする、遊星歯車用ウェブユニット。
  2. プロフィール(17、18)は、ウェブユニット(2)に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のウェブユニット(1)。
  3. プロフィール(17、18)は、伝達部材(5)に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のウェブユニット(1)。
  4. 次の特徴:
    4.1 伝達部材(5)は、段付きボルト(6)として形成されており;
    4.2 段付きボルト(6)の接触面(12a、12b)は、段付きボルト(6)の、横断面変化に基づいて形成される端面(10、11)に直接形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のウェブユニット(1)。
  5. 伝達部材(5)は一体的に形成されており、軸方向における相対回動不能の結合と締付け固定は、相対回動不能に結合しかつ軸方向に締付け固定する手段(41)を介して実現されることを特徴とする請求項4に記載のウェブユニット(1)。
  6. 次の特徴:
    6.1 伝達部材(5)は、直径の大きい領域(7)を持たない領域においてウェブ部材(2、3)の透孔内へ少なくとも部分的に、あるいはその透孔を越えて、軸方向に延びており;
    6.2 固定する手段は、少なくとも1つのボルト部材とリングナットを有しており;
    6.3 ボルト部材は、その頭部の領域においてウェブ部材(2、3)の一方に支持されており、かつ第1のウェブ部材、伝達部材(5)および第2のウェブ部材を通して案内されており;
    6.4 リングナットは、他方のウェブ部材(3、2)に支持されている、
    ことを特徴とする請求項5に記載のウェブユニット(1)。
  7. 次の特徴:
    7.1 伝達部材(5)は、直径の大きい領域(7)を持たない領域において、ウェブ部材(2、3)の透孔内へ少なくとも部分的に、あるいはその透孔を越えて、軸方向に延びており;
    7.2 締付け固定する手段は、伝達部材(5)に設けられた、ねじを支持する少なくとも1つの端部領域を有しており、前記端部領域はリングナット(38、37)と協働し、かつウェブ部材(2、3)に支持される、
    ことを特徴とする請求項5に記載のウェブユニット(1)。
  8. 伝達部材(5)は、複数の個別部材からなり、かつ軸方向における相対回動不能の結合と締付け固定は、相対回動不能に結合しかつ軸方向に締付け固定する手段(31)を介して実現されることを特徴とする請求項4に記載のウェブユニット(1)。
  9. 次の特徴:
    9.1 伝達部材(5)は、2つの軸受けジャケット、すなわち第1の軸受けジャケット(41)と第2の軸受けジャケット(42)を有しており;
    9.2 2つの軸受けジャケットの一方−第1の軸受けジャケット(41)または第2の軸受けジャケット(42)−は、それぞれ他方の軸受けジャケットを周方向に包囲しており、かつ伝達部材(5)の直径の大きい領域(7)を形成する、
    ことを特徴とする請求項8に記載のウェブユニット(1)。
  10. 軸方向に締付け固定する手段は、第1の軸受けジャケット(41)のねじを支持する少なくとも1つの端部領域およびそれと協働するリングナットを有しており、前記リングナットは軸方向においてウェブ部材に支持されることを特徴とする請求項8または9に記載のウェブユニット(1)。
  11. 第1の軸受けジャケット(41)の他方の端部領域は、円筒状の段部(44)を有しており、前記段部は軸方向においてウェブ部材(40)の、伝達部材から遠ざかる方を向いた端面に支持されることを特徴とする請求項10に記載のウェブユニット(1)。
  12. 軸方向に締付け固定する手段は、ボルト部材を有しており、前記ボルト部材は軸受けジャケットを通して軸方向に延びており、かつその頭部部材は一方のウェブ部材に支持されており、その場合に他方の支持部材における固定はリングナットによって行われることを特徴とする請求項9から11のいずれか1項に記載のウェブユニット(1)。
  13. 次の特徴:
    13.1 伝達部材(5)は、段付きボルト(6)として形成されており;
    13.2 横断面変化に基づいて形成される端面(10、11)とウェブ部材(2、3)との間に、それぞれ少なくとも1つの中間部材(29、30)が配置されており、前記中間部材はその造形に基づいてプロフィール(17、18)を形成する、
    ことを特徴とする請求項1から12に記載のウェブユニット(1)。
  14. プロフィール(17、18)は、接触面(12a、12b、13、14)を形成する部材(5、6、2、3、29、30)の飛躍的な断面変化により形成されることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載のウェブユニット(1)。
  15. プロフィールは、接触面(12a、12b、13、14)を形成する部材(5、6、2、3、29、30)の連続的な断面変化により形成されることを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載のウェブユニット(1)。
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