JP2004534833A - 活性成分放出能が改良された経口医薬組成物 - Google Patents

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Abstract

本発明は、親水性マトリックス中に添加される、適切に配合された両親媒性マトリックスに可溶化、懸濁または包埋された1種または複数種の活性成分を含有する、放出能改良型の経口医薬組成物に関するものであり、異なる放出プロファイルを提供する。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、親水性マトリックス中に添加される、適切に配合された両親媒性マトリックスに可溶化、懸濁または包埋された1種または複数種の活性成分を含有する、放出能改良型(modified−release)の経口医薬組成物に関し、異なる放出プロファイルを提供する。本発明の組成物は、毎日繰り返し投与する必要がある、または胃腸の特定の部位で保持し、放出しなければならない薬物のin vitroおよびin vivo性能を調節することができる。
【0002】
両親媒性マトリックス系中で、他の界面活性剤、シクロデキストリンおよび/またはポリマーおよび適切な技術的性質を有する薬剤形態を得るために使用される他の賦形薬と薬物を配合することによって、in vitro溶解速度を高めかつ調節し、活性成分の即時放出を達成することができる。さらに両親媒性系によって、製剤において異なる化学的−物理的特性を有する活性成分の均一な分布が得られる(新油性および親水性薬物)。両親媒性マトリックスは、生体体液と接触すると膨潤する親水性マトリックス系中に加えると、一定速度での活性成分の均一な放出を調節することでき、適切な放出キネティクスを提供することができる。
【0003】
放出能改良型の本発明の組成物は、鎮痛薬,抗炎症薬,抗腫瘍薬,免疫調節薬,制吐薬,抗糖尿病薬,強心薬,催眠薬,精神安定薬,抗ヒスタミン薬の治療分類に属する活性成分を含有し得る。
【背景技術】
【0004】
徐放放出型,遅延放出型,延長放出型,制御放出型等の放出能を改良したタイプの製剤は、様々な公知の技術によって製造することができる。
【0005】
不活性マトリックスの使用:その主な構造成分が、生体体液に対する親和性が乏しい高い親油性の材料であり、前記体液の浸透に対していくらかの耐性を提供する。
【0006】
親水性マトリックスの使用:その系がゲルを形成し、徐々に膨潤する傾向があるため、その構造成分が、生体体液における湿潤および可溶化に対する著しい耐性を提供する。
【0007】
腐敗分解性および/または生分解性マトリックスの使用:使用されるポリマーおよび材料が徐々に、特定の生体部位で代謝および/または生理的分解される。
【0008】
混合マトリックスの使用;不活性親油性マトリックスを親水性系または3−マトリックス系、つまり親水性−両親媒性−親油性マトリックスと共に使用することを含み、異なる放出キネティクスを有する、異なる相互作用が起こる。
【0009】
しかし、上記のすべての手順は、いくつかの欠点および不利点を有する。
不活性マトリックスは一般に、非線形であり指数関数的な活性成分の放出キネティクスを提供する。
【0010】
親水性マトリックスは、初めは直線的な溶解プロファイルを有し、次にいくらかの部分の活性成分が放出された後、放出の直線性からずれる。
【0011】
腐敗分解性および/または生分解性マトリックスは、薬物を一定に放出するために理想的な酵素および/または生物学的環境を必要とする。
【0012】
混合マトリックスは、親油性,両親媒性および親水性マトリックスを組み合わせた、適切に混合された、親油性および親水性マトリックスからなる。改良された放出に関して進歩はあるが、それらは、薬物の制限放出ならびに薬物が放出された後の胃腸管内での均一な吸収を改善かつ保障することができる物質を含有しない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
胃腸において局所的活性または全身的活性を有する薬物の放出能改良型製剤が必要とされる場合、放出の制御は、投与後すぐ最初の時点から確実にしなければならない。やがては幾分か均一な活性成分の放出範囲も必要であるが、ある量の活性成分が放出された後に、局所的および全身的両方の薬物の迅速な活性が確実となるのは、それがマイクロエマルションとして、可溶化型または複合型として存在するためである。
【課題を解決するための手段】
【0014】
この目的は、適切に配合され、続いて表面親水性のマトリックスに包埋される、特定の両親媒性マトリックスを単一または複合で組み合わせることによって、本発明に従って達成される。本発明らは、親油性マトリックスを考慮に入れていなかった。表面に存在する薬物の量のいずれかの迅速開始段階(fast onset phase)を均衡させるために、製剤が系の有効性を失うことなく均一に吸収される能力を含む、その系からのすべての放出段階を均一に調節するために、両親媒性マトリックスを適切に選択し、配合した。
【0015】
特に、放出能改良型の本発明の医薬組成物は:
1.液状であるか、または60℃未満の融点を有し、35〜37℃で融解する共融混合物をおそらく形成する、両親媒性化合物からなるマトリックスであって、その活性成分がそれに少なくとも一部可溶性であり、かつ/または分散され、かつ/または包埋され、または溶媒(好ましくは水)に予め可溶化もしくは懸濁された両親媒性化合物で顆粒化されるマトリックス;
2.両親媒性マトリックスと相溶性であり、かつその中に均一に可溶化され、かつ/または分散することができる表面作用成分;
3.液状、半固形または固形状態を得るために、表面活性化両親媒性マトリックスに分散することができる、または次に、表面活性化されている、またはされていない両親媒性マトリックス上に添加することができる、シクロデキストリンおよび/またはポリマーをベースとする成分;
4.複合の両親媒性マトリックスがそれに分散され、かつ活性成分の一部をそれに分散することができる、親水性マトリックス;
5.任意の他の賦形剤;
を含む。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
本発明の組成物は、以下の工程を含む方法で得ることができる。
(a)両親媒性マトリックスに界面活性剤を添加して、均一溶液または分散液が得られる工程;
(b)1種または複数種の活性成分を可溶化、懸濁、分散し、完全にまたは一部包埋する工程;
(c)シクロデキストリンおよび/またはポリマーを添加するか、あるいはシクロデキストリンおよび/またはポリマーで顆粒化または分散する工程;
(d)親水性マトリックスを添加する工程;
(e)任意に、賦形剤を添加する工程;
(f)任意に、セルロース誘導体またはメタクリルポリマーでフィルムコーティングする工程;
特に、本発明の工程(a)においては、表面活性化両親媒性マトリックスを調製する。最初に、いずれかの両親媒性半固形賦形剤またはその混合物を、60℃を超える温度で融解するか、または溶媒(好ましくは水)に可溶化もしくは懸濁して、均一溶液および/または分散液が得られる。それは温度範囲35℃〜37℃(体温)で共融性を有するため、再び室温で半固形または固形となるか、または顆粒化系として使用することができる。その後、融解すると液体となる、または既に室温で液体である前記賦形剤に、界面活性剤を添加して、均一分散液が得られる。
【0017】
また、工程(b)において、工程(a)からの表面活性化両親媒性マトリックスに、活性成分を可溶化、分散および/または包埋し、均一溶液および/または分散液および/または顆粒が得られる。
【0018】
工程(c)において、均一な分散液が得られるまで、工程(b)からの系に、異なる量のシクロデキストリンおよび/またはポリマーを添加する。代替方法として、工程(b)からの系を、シクロデキストリンおよび/またはポリマーおよび/またはそれらの混合物上に添加して、良好な易流動性および/または錠剤化特性を有する粉末、微粒または顆粒が得られる。
【0019】
工程(d)において、水(ヒドロゲル)の存在下で著しい膨潤を生じる1種または複数種の親水性賦形剤を添加してもよい。
【0020】
工程(e)において、カプセル,錠剤,顆粒剤,微粒剤,ミニ錠剤,サッシェの製造に関して、液状または半固形製剤を固形に転換するために、異なる機能を有する賦形剤、例えば、シリカ,セルロース,デンプン,糖,ポリビニルピロリドン,メタクリレート,流動促進剤(glidant),凝集防止剤,ステアリン酸マグネシウム,ステアリン酸,タルクなどの潤滑剤を添加してもよい。
【0021】
本発明において使用される両親媒性化合物は、ジエチレングリコールモノエチルエーテル(Transcutol)などのグリコールアルキルエーテル、モノ・ジ若しくはトリグリセリドと、ポリエチレングリコールと脂肪酸のモノおよびジエステルとの混合物(Gelucire44/14:Gelucire50/13)からなるマクロゴールグリセリド,ポリエチレングリコールヒドロキシステアレート(SolutolHS15)を含む。
【0022】
本発明において使用される界面活性剤は、ホスファチドおよびレシチン(ホスファチジルコリン,ホスファチジルジエタノールアミン,スフィンゴミエリン)、陰イオンおよび非イオン乳化ワックス,ラウリル硫酸ナトリウム,ドデシル硫酸ナトリウム,ポリソルベート,コール酸,ポロキサマー,スルホコハク酸ナトリウム,ラウリルサルコシンナトリウム,スルホコハク酸ジオクチルナトリウムを含む。
【0023】
本発明で使用されるシクロデキストリンおよびポリマーは、α−β−γシクロデキストリン,ヒドロキシエチルシクロデキストリン,メチルシクロデキストリン,ヒドロキシプロピルシクロデキストリン,クロスカルメロースナトリウム(Acdisol),架橋ポリビニルピロリドン,アンバーライト(Amberlite)(IRP88)を含む。
【0024】
親水性マトリックスは、無水物状態から水和物状態へと変化した際に分子緩和が起こり、このため、ポリマー鎖の極性基によって多数の水分子が配位するために、系の体積,障害および重量が顕著に増大するヒドロゲル等の賦形薬からなる。本発明で使用されるヒドロゲルは、アクリルもしくはメタクリルポリマーまたはコポリマー,アルキルビニルポリマー,ヒドロキシアルキルセルロース,カルボキシアルキルセルロース,多糖類,アルジネート,ペクチン,デンプンおよび誘導体,天然および合成ゴム,ポリカルボフィル,キトサンから選択される物質を含む。
【0025】
本発明の一般手順に従って、両親媒性マトリックスは、60℃を超える温度で可溶性または融解する混合物の形で最初に調製され、かつ/または1種または複数種の両親媒性物質を含有する溶媒(好ましくは水)に可溶化され、かつ/または分散され、1種または複数種の界面活性剤が添加される。界面活性剤の量は通常、10%w/wを超えず、最適量は0.1%〜5%の範囲である。
【0026】
この混合物には、10%までの量、0.1%〜2.5%の最適量でシクロデキストリンまたはポリマーが添加され、均一分散液が得られる。
【0027】
活性成分は、濃度範囲0.1%〜50%、好ましくは0.1%〜4.9%までこの系に溶解され、かつ/または分散され、かつ/または顆粒化される。
【0028】
代替方法として、液状または半固形の両親媒性マトリックスを顆粒化成分として使用することができる。融解または溶媒(好ましくは水)に可溶化および/または分散すると、界面活性剤,デキストリン,ポリマーおよび可溶化もしくは分散もしくは顆粒化された活性成分の一部を含有するこのマトリックスを、活性成分の残りを既に含有するかなりの量のポリマーおよび/またはシクロデキストリンに添加し、その結果、親水性マトリックスを添加して、または通常重量比99.5:0.5〜0.5:99.5(両親媒性マトリックス:親水性マトリックス)の異なる粘度値を有する親水性マトリックスと、シリカ,微結晶性セルロース,デンプン,潤滑剤などの適切なアジュバントとの混合物を添加して、その後にすぐ配合することができる固形組成物が得られる。その半固形マトリックスを冷却し、ならびに押出しおよび顆粒化にかけて製剤の圧縮を促進し、加工が容易な顆粒剤または微粒剤が得られる。最終の薬剤形態は、顆粒化賦形剤を用いた乾式または湿式顆粒化によって形成することができる。
【0029】
そのカプセル、微粒剤および/または錠剤を、従来のコーティングプロセスにかけて、セルロースおよびメタクリルポリマーで胃溶解性皮膜または胃保護(gastro−protected)皮膜を形成することができる。
【0030】
本発明に従って従来法で配合することができる活性成分としては、以下のようなものを含む。
【0031】
1.抗腫瘍薬および免疫調節薬
例えば:シクロホスファミド、クロラムブシル、メルファラン、ブスルファン、メトトレキセート、フルダラビン、メルカプトプリン、チオグアニン、フルオロウラシル、テガフール、エトポシド、イダルビシン、プロカルバジン、エストラムスチン、ヒドロキシカルバミド、イリノテカン、トポテカン、トレチノイン、メドロキシプロゲステロン、メゲストロール、タモキシフェン、トレミフェン、ビカルタミド、フルタミド、アミノグルテチミド、アナストロゾール、エキセメスタン、レトロゾール、レバミゾール、シクロスポリン、ミコフェノール酸モフェティル、タクロリムス、ドキソルビシン、エピルビシン、ダカルバジン、パクリタキセル、ダウノルビシン;
2.細胞増殖抑制治療に用いられる解毒性化合物
例えば:ホリナートカルシウム、レボホリナートカルシウム、葉酸;
3.抗炎症薬、鎮痛薬および抗リウマチ薬
例えば;アセトアミノフェノン、フェナセチン、サリチル酸ナトリウム、アセメタシン、ジクロフェナク、フェンチアザク、インドメタシン、プログルメタシン、スリンダク、シノキシカム(cinnoxicam)、メロキシカム、ピロキシカム、テノキシカム、チアプロフェン酸、フルルビプロフェン、フルプロフェン(furprofene)、イブプロフェン、ケトプロフェン、ナプロキセン、オキサプロジン、メフェナム酸、ニフルム酸、アムトールメチングアシル(amtolmetin guacil)、ナブメトン、ニメスリド、エトドラク、グルコサミンおよびその塩;
4.骨疾患の治療に用いられる薬物
例えば:アレドロン酸、クロドロン酸、エチドロン酸、リセドロネート;
5.鎮咳薬
例えば:デキストロメトルファン、リン酸コデイン、レボドロプロピジン(levodropropizine);
6.全身性抗ヒスタミン薬
例えば:メキタジン、プロメタジン、セチリジン、オキサトミド、アクリバスタチン(acrivastatin)、フェキソフェナジン、ケトチフェン、ロラタジン、ミゾラスチン、テルフェナジン;
7.制吐薬、鎮吐薬
例えば:ドラセトロン、グラニセトロン、オンダンセトロン、トロピセトロン、プロクロルペラジン;
8.止瀉薬
例えば、ロペラミド;
9.経口糖尿病薬
例えば:メトホルミン、クロルプロパミド、グリベンクラミド、グリクラジド、グリメピリド、グリピジド、グリキドン、グリソールアミド(glysolamide);
10.瀉下薬
例えば:ビサコジル、ピコスルファートナトリウム;
11.抗高血圧薬、ACE阻害薬、β遮断薬、抗不整脈薬および冠拡張薬
例えば:カプトプリル、ラベタロール、アテノロール、プロパフェノンイソソルビドモノ−ジニトレート、カルベジロール;
12.カルシウム拮抗薬
例えば:ニフェジピン、ニカルジピン、ジルチアゼム、ベラパミル;
13.抗パーキンソン病薬
例えば:ペルゴリド、カルビドパ、レボドパ;
14.腸管抗炎症薬
例えば:オルサラジン、5−アミノサリチル酸、スルファサラジン、ブデソニド、シクレソニド、ベタメタゾン、ベクロメタゾン;
15.抗不安薬
例えば:クロルジアゼポキシド、オキサゼパム、ミダゾラム、アルプラゾラム、ドナゼパム(donazepam)、ロラゼパム;
16.抗てんかん薬
例えば:バルプロエート、カルバマゼピン、フェニトイン、ガバペンチン、チアガビン、ラモトリジン、トピラメート、ビペリデン、ボルナプリン(bornaprine)、メチキセン、プロシクリジン、トリヘキシフェニジル;
17.α遮断薬
例えば:ドキサゾシン、テラゾシン、ウラピジル;
18.利尿薬
例えば:クロルタリドン、フェンキゾン(fenquizone)、インダパミド、メトラゾン、キシパミド(xipamide)、ブメタニド、フロセミド、ピレタニド、トレサミド(toresamide)、エトゾリン;
19.抗高脂血症薬
例えば:アトルバスタチン、セリバスタチン、フルバスタチン、プラバスタチン、シムバスタチン、ロバスタチン;
20.5HT1選択的拮抗薬
例えば:リザトリプタン、スマトリプタン、ゾルミトリプタン、ピゾチフェン;
21.抗コリン作用薬
例えば:臭化シメトロピウム(cimetropium bromide)、臭化オチロニウム(otilonium bromide)、臭化プリフィニウム、臭化ブチルスコポラミン;
22.痙直緩和薬
例えば、メベベリン、ロシベリン(rociverine)、トリメブチン;
23.抗鬱薬
例えば:パロキセチン、フルボキサミン、フルオキセチン、セルトラリン、ミルタザピン;
24.抗生物質
例えば:セファドロキシル、オフロキサシン、シプロフロキサシン、ドキシサイクリン、エリスロマイシン、セファクロル、アンピシリン、セフラジン、ドキサシリン(doxacillin)、セフロキシムアキセチル、アモキシシリン、クラブラン酸カリウム、クラリスロマイシン、ノルフロキサシン;
25.血液作用薬
例えば:ブロメライン;
溶解特性に関する限り、これらの製剤は、水または水性液体と接触させると、得られる系の分散液、可溶化および/またはエマルションに存在する活性成分の改良放出、遅延放出が起こる。両親媒性構造中に存在する界面活性剤、シクロデキストリンおよびポリマーは、系の湿潤性および制限範囲内での活性成分の溶液中での均一な放出に有利に働き、このため胃腸管内で連続的に、徐々に吸収する、または徐々に局所的に放出するのを促進する。
【0032】
以下の実施例で本発明をさらに詳細に説明する。
【実施例1】
【0033】
温度範囲55℃〜65℃で適切に融解され、維持された45gのgelucire44/14と5gのsolutolHS15との混合物に、50gのフルタミドを懸濁する。
【0034】
造粒機/ホモジナイザーに750gのフルタミドを装入し、上記で調製した熱い混合物をそれに添加する。5gのラウリル硫酸ナトリウムおよび10gのβ−シクロデキストリンを含有する水溶液/懸濁液で、その混合物をさらに顆粒化して均一な顆粒が得られる。5gのクロスポビドンおよび80gのヒドロキシプロピルメチルセルロース(親水性マトリックス)を連続して造粒機に加える。
【0035】
成分を混合して、マトリックスの均一な分散液とし、次いで100gの微結晶性セルロース,5gのステアリン酸マグネシウム,5gのタルクおよび10gのコロイドシリカを連続して添加する。
【0036】
1錠当たり活性成分750mgが投与されるように、最終混合物を単位重量1070mg/錠に錠剤化する。
【0037】
次いで、得られた錠剤をエチルセルロースおよび可塑剤でフィルムコーティングする。
得られた錠剤を、疑似胃液中および/または腸管環境における溶解試験にかけ、その結果、以下の放出プロファイルが見られた。
【0038】
60分後に30%以下、180分後に60%以下、5時間後に80%以下の放出。
【実施例2】
【0039】
45gのgelucire44/14を温度範囲55℃〜65℃で融解し、維持した。少なくとも5分間、強く攪拌しながら、15gのTranscutoをこのgelucire44/14に添加する。その攪拌された混合物に、5gのスルホコハク酸ジオクチルナトリウムおよび10gのβ−シクロデキストリンを添加する。
【0040】
75gのホリナートカルシウムを造粒機/ホモジナイザーに装入し、上記で得られた熱い混合物をそれに添加する。その混合物を均一に顆粒化し、次いで、100gのヒドロキシプロピルメチルセルロース(親水性マトリックス)および50mgのポリカルボフィル50を造粒機に加える。成分を混合してマトリックスの均一な分散液とし、次いで、210gのProsolv、5gのステアリン酸マグネシウムおよび5gのコロイドシリカを連続して加える。
【0041】
1錠当たり活性成分75mgが投与されるように、最終混合物を単位重量510mg/錠に錠剤化する。
【0042】
次いで、得られた錠剤をエチルセルロースおよび可塑剤でフィルムコーティングする。
その錠剤を、胃液中および/または擬似腸管環境における溶解試験にかけ、その結果、以下の放出プロファイルが見られた。
【0043】
60分後に25%以下、180分後に50%以下、5時間後に70%以下の放出。
【実施例3】
【0044】
25gの5−FU(フルオロウラシル)を、15gのTranscutolおよび5gのレシチンと懸濁し、分散(impastati)する。225gの5−FU(5−フルオロウラシル)を造粒機/ホモジナイザーに装入し、上記で調製された混合物をそれに加える。その混合物を、50gのポリビニルピロリドンを含有する水溶液でさらに顆粒化し、均一な顆粒が得られる。150gのヒドロキシプロピルメチルセルロース(親水性マトリックス)を造粒機に加える。成分を混合してマトリックスの均一な分散液とし、次いで130gの微結晶性セルロース、5gのステアリン酸マグネシウム、5gのタルクを連続して加える。
【0045】
1錠当たり250mgの活性成分が投与されるように、最終混合物を単位重量610mg/錠に錠剤化する。
【0046】
次いで、得られた錠剤を、アセトフタル酸セルロースまたはポリメタクリレートおよび可塑剤でフィルムコーティングし、胃に対する耐性(gastric resistance)を確実にし、活性成分の胃内での放出を防ぐ。
【0047】
その錠剤を、胃液中および/または擬似腸管環境における溶解試験にかけ、その結果、以下の放出プロファイルが見られた。
【0048】
胃液中で120分後に0%、腸液中で60分後に25%以下、180分後に50%以下、6時間後に80%以下の放出。
【実施例4】
【0049】
900gのガバペンチンを造粒機/ホモジナイザーに装入し、50gのgelucire50/14と、5gのSolutolHS15と、5gのAcdisolとの懸濁液を含有する融解混合物をそれに加える。その混合物をさらに、5gのラウリル硫酸ナトリウム及び25gのβ−シクロデキストリンを含有する水溶液/懸濁液で顆粒化して、均一な顆粒が得られる。110gのヒドロキシプロピルメチルセルロース(親水性マトリックス)を造粒機に加える。成分を混合してマトリックスの均一な分散液とし、次いで90gのProsolv、5gのステアリン酸マグネシウム、5gのタルクおよび10gのコロイドシリカを連続して加える。
【0050】
1錠当たり900mgの活性成分が投与されるように、最終混合物を単位重量1210mg/錠に錠剤化する。
【0051】
次いで、得られた錠剤をエチルセルロースおよび可塑剤でフィルムコーティングする。
その錠剤を、胃液中および/または擬似腸管環境における溶解試験にかけ、その結果、以下の放出プロファイルが見られた。
【0052】
60分後に30%以下、180分後に60%以下、5時間後に80%以下の放出。
【実施例5】
【0053】
850gのメトホルミンを造粒機/ホモジナイザーに装入し、50gのgelucire44/14、5gのラウリル硫酸ナトリウムおよび5gのAcdisolの懸濁液を含有する融解混合物をそれに加える。その混合物をさらに、50gのポリビニルピロリドンを含有する水溶液で顆粒化して均一な顆粒が得られる。100gのヒドロキシプロピルメチルセルロース(親水性マトリックス)および50gのポリカルボフィルを連続して同じ造粒機に加える。成分を混合してマトリックスの均一な分散液とし、次いで、90gのProsolv、5gのステアリン酸マグネシウム、5gのコロイドシリカを連続して加える。
【0054】
1錠当たり活性成分850mgが投与されるように、最終混合物を単位重量1200mg/錠に錠剤化する。
【0055】
次いで、得られた錠剤をエチルセルロースおよび可塑剤でフィルムコーティングする。
その錠剤を、胃液中および/または擬似腸管環境における溶解試験にかけ、その結果、以下の放出プロファイル:60分後に25%以下、180分後に55%以下、6時間後に80%以下の放出が示された。
【0056】
メトホルミンに関する限り、図1および2における以下の画像から、改良放出型の錠剤に対して本来のそのままの剤形で健康な被験者6名に投与した後の薬物動態学的結果が示された。利用可能な未加工データでも示されているように、MRTとTmaxデータには有意な差異がある。
【実施例6】
【0057】
15gのgelucire44/14を温度範囲55℃〜65℃で融解し、維持した。少なくとも5分間、強く攪拌しながら、1.5gのSolutolHS15をそれに添加する。その攪拌された混合物に、1.5gのスルホコハク酸ジオクチルナトリウムおよび1gのβ−シクロデキストリンを添加する。
【0058】
10gのグリピジドを造粒機/ホモジナイザーに装入し、上記で得られた熱い混合物をそれに加える。その混合物を顆粒化して均一な混合物が得られる。次いで、50gのヒドロキシプロピルメチルセルロース、10gのポリカルボフィルおよび17gのβ−シクロデキストリンを造粒機に加える。成分を混合してマトリックスの均一な分散液とし、次いで90gの微結晶性セルロース、50gのProsolv、5gのステアリン酸マグネシウム、5gのタルクおよび10gのコロイドシリカを連続して加える。
【0059】
1錠当たり活性成分15mgが投与されるように、最終混合物を単位重量270mg/錠に錠剤化する。
【0060】
次いで、得られた錠剤をエチルセルロースおよび可塑剤でフィルムコーティングする。
その錠剤を、胃液中および/または擬似腸管環境における溶解試験にかけ、その結果、以下の放出プロファイルが見られた。
【0061】
60分後に25%以下、180分後に50%以下、5時間後に70%以下、6時間後に80%以下の放出。
【実施例7】
【0062】
50gのgelucire50/13および10gのsolutolHS15を温度約60℃で適切に融解し、維持した。
【0063】
500gのメサラミンを造粒機/ホモジナイザーに装入し、上記で調製された熱い混合物をそれに加える。その混合物をさらに、5gのラウリル硫酸ナトリウムおよび低粘度の10gのヒドロキシプロピルメチルセルロースを含有する水溶液/水性懸濁液で顆粒化し、均一な顆粒が得られる。
【0064】
高粘度の150gのヒドロキシプロピルメチルセルロースを造粒機に加える。成分を混合してマトリックスの均一な分散液とし、次いで、100gの微結晶性セルロース、5gのステアリン酸マグネシウム、5gのコロイドシリカを加える。
【0065】
活性成分500mgが投与されるように、最終混合物を単位重量835mg/錠に錠剤化する。
【0066】
得られた錠剤をポリメタクリレート混合物(2L/1S)60mgでフィルムコーティングし、胃に対する耐性をpH6.4まで確実とする。
【0067】
その錠剤を異なるpHにおける溶解試験にかけ、その結果以下の放出プロファイルが見られた。
【0068】
pH1.0にて120分後に0%;pH6.4にて60分後に5%未満、pH7.2にて2時間後に25%以下;4時間後に50%以下、6時間後に80%以下の放出。

Claims (12)

  1. (a)液状であるか又は60℃未満の融点を有し、35〜37℃で融解する共融混合物を形成する両親媒性化合物からなるマトリックスであって、活性成分が前記マトリックスに対して少なくとも一部は可溶であり,及び/または分散され,及び/または包埋され、または溶媒(好ましくは水)に予め可溶化もしくは懸濁された両親媒性化合物で顆粒化される両親媒性マトリックスと;
    (b)前記両親媒性のマトリックスと相溶性であり、かつ前記両親媒性のマトリックスに均一に可溶化し、かつ/または分散することができる表面作用成分と;
    (c)液状、半固形または固形状態を得るために、表面活性化両親媒性のマトリックスに分散することができる、または次に、任意に表面活性化される両親媒性マトリックス上に添加することができるシクロデキストリンおよび/またはポリマーをベースとする成分と;
    (d)複合両親媒性マトリックスが分散されており、かつ活性成分の一部をそれに分散することができる親水性マトリックスと;
    (e)任意の他の賦形薬と;
    を含有する、放出能制御型経口医薬組成物。
  2. 前記両親媒性化合物が、ジエチレングリコールモノエチルエーテル等のグリコールアルキルエーテル、モノ・ジ及びトリグリセリドとポリエチレングリコールおよび脂肪酸のモノおよびジエステルとの混合物などのマクロゴールグリセリド、ポリエチレングリコールヒドロキシステアレートを含む、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記界面活性剤が、ホスファチド、ホスファチジルコリン、ホスファチジルジエタノールアミン、スフィンゴミエリ、陰イオンおよび非イオン乳化ワックス、ラウリル硫酸ナトリウム、ドデシル硫酸ナトリウム、ポリソルベート、コール酸、ポロキサマー、スルホコハク酸ナトリウム、ラウリルサルコシンナトリウム、スルホコハク酸ジオクチルナトリウムを含む、請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 前記シクロデキストリンが、α−β−γシクロデキストリン、ヒドロキシエチルシクロデキストリン、メチルシクロデキストリン、ヒドロキシプロピルシクロデキストリンを含む、請求項1〜3の何れかに記載の組成物。
  5. 前記ポリマーが、クロスカルメロースナトリウム、架橋ポリビニルピロリドン、アンバーライト(Amberlite)を含む、請求項1〜4の何れかに記載の組成物。
  6. 前記活性成分が、ミニ錠剤、顆粒剤または微粒剤の形態で、両親媒性マトリックスに一部存在し、かつシクロデキストリンおよび/またはポリマー上に一部添加される、請求項1〜5の何れかに記載の組成物。
  7. 前記両親媒性マトリックスが、ヒドロゲルからなる親水性マトリックス上に添加される、請求項1〜6の何れかに記載の組成物。
  8. 前記ヒドロゲルが、アクリルもしくはメタクリルポリマーまたはコポリマー、アルキルビニルポリマー、セルロース、ヒドロキシアルキルセルロース、カルボキシアルキルセルロース、多糖類、アルジネート、ペクチン、デンプンおよび誘導体、天然および合成ゴム、ポリカルボフィル、キトサンを含む、請求項1〜7の何れかに記載の組成物。
  9. セルロース誘導体および/またはメタクリル酸ポリマーの胃溶解性または胃に対して耐性のコーティングを含む、請求項1〜8の何れかに記載の組成物。
  10. 前記活性成分が、抗腫瘍薬および免疫調節薬、細胞増殖抑制治療に使用される解毒性化合物、抗炎症薬、鎮痛薬および抗リウマチ薬、骨疾患の治療に使用される薬物、鎮咳薬、全身性抗ヒスタミン薬、制吐薬、鎮吐薬、止瀉薬、経口糖尿病薬、瀉下薬、抗高血圧薬、ACE阻害薬、β遮断薬および冠拡張薬、カルシウム拮抗薬、抗パーキンソン病薬、腸管抗炎症薬、抗不安薬、抗てんかん薬、α遮断薬、利尿薬、抗高脂血症薬、5HT1選択的拮抗薬、抗コリン薬、痙直緩和薬、抗うつ薬、抗生物質から選択される治療分類に属する、請求項1〜9の何れかに記載の組成物。
  11. 前記活性成分が、エトポシド、ホリナートカルシウム、メトトレキセート、シクロホスファミド、プロカルバジン、フルオロウラシル、イダルビシン、グリピジド、グリベンクラミド、フルタミド、ニメスリド、ピロキシカム、ケトプロフェン、イブプロフェン、ガバペンチン、5−アミノサルチル酸、ブデソニド、メトホルミン、メサラミンから選択される、請求項7に記載の組成物。
  12. 請求項1〜9の何れかに記載の組成物を製造する方法であって、
    (a)前記両親媒性マトリックスに界面活性剤を添加して、均一溶液または分散液を得る工程;
    (b)1種または複数種の活性成分を可溶化、懸濁、分散し、完全にまたは一部包埋する工程;
    (c)シクロデキストリンおよび/またはポリマーを添加するか、あるいはシクロデキストリンおよび/またはポリマーで顆粒化または分散する工程;
    (d)親水性マトリックスを添加する工程;
    (e)任意に、賦形薬を添加する工程;
    (f)任意に、セルロース誘導体またはメタクリルポリマーでフィルムコーティングする工程;を含む方法。
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