JP2004534610A - 血管接合装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、血管(1)の端部内に挿入可能な内側ステント(2)と、前記端部の外周に配置される外側ステント(3)とを備え、これら2つのステントの一方は、それが所定位置に置かれた後に、拡張/収縮することができ、これにより、2つのステントが所定位置に設置された後に、これら2つのステント間で血管を挟持する、血管同士を接続するエンドピースに関する。本発明は、血管同士を組み付けるために有用である。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、柔軟な管路同士を接合するための装置に関する。ここでは、特に2つの血管を接合する場合を考慮しているが、一般に、各管は、硬質でない柔軟な壁を有する任意のタイプの管路であっても良い。
【背景技術】
【0002】
血管、静脈または動脈の断端は、扱いが容易でない脆弱な肉片であり、従来、縫合によってしか他の血管と接続することができない。
【特許文献1】
米国特許第6056762号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、補完的なコネクタに接続可能なコネクタを各断端に設けることにより、扱いが容易で且つ接続が容易な対象物に断端を変えることを提案する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
より具体的には、本発明は、血管の端部内に挿入可能な内側円筒体と、前記端部の外周に配置される外側円筒体とを備え、該2つの円筒体の一方は、所定位置に置かれた後に、拡張/収縮可能であり、前記2つの円筒体が所定位置に置かれた後に、前記2つの円筒体間で血管を挟持する血管コネクタを提供する。
【0005】
本発明の一実施形態において、前記内側円筒体は、所定の位置に置かれた後に拡張可能であり、前記外側円筒体は、拡張不可能であって、他の血管に設けられた外側円筒体に対する取付手段を備えている。
【0006】
本発明の一実施形態において、前記外側円筒体は、仮取付手段と関連付けられた2つの半円筒体からなる。
【0007】
また、本発明は、コネクタが設けられた血管同士を接合するための装置であって、各外側円筒体が補完的な雄接続手段および雌接続手段を備えている装置を対象とする。
【0008】
本発明の一実施形態において、第1の血管には雄コネクタが設けられ、第2の血管には雌コネクタが設けられ、雌コネクタの外側円筒体の直径は、第1のコネクタの外側円筒体の直径よりも大きく、前記外側円筒体の少なくとも端部は柔軟であり、該端部は、2つの取り外し可能な半円筒体によって取り囲まれ、該半円筒体自体は、圧縮状態で作用するステントによって取り囲まれている。
【0009】
本発明の一実施形態において、血管接合装置は、内側円筒体が2つの対向する血管内に挿通され、外側円筒体が2つの血管の外周を取り囲むコネクタを使用する。
【0010】
本発明の前述した目的、特徴、利点については、添付図面を参照しながら、以下の特定の実施形態に関する非制限的な説明において詳細に述べる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
本発明において、“ステント”は、初期状態で第1の寸法(第1の内径および外径)を有し且つ最終状態で第2の寸法(第2の内径および外径)を有することができる材料からなる完全な壁または開口が加工された壁を有する中空の円筒体を示すために使用される。ステントは、その内径および外径が増大若しくは減少する特性を持つ円筒体、または、その内径が減少する特性を持つ円筒体、または、その外径が増大する特性を持つ円筒体であっても良い。外径が増大する特性を持つ円筒体の場合、ステントは、その外周に配置された媒体上に拡張力を及ぼすようになる。2番目のケースでは、ステントは、その内周に位置された媒体上に圧縮力を及ぼすようになる。
【0012】
そのようなステントは、様々な物理現象を使用しても良い。ステントは、例えば形状記憶材料、空圧タイプの装置、または、浸透圧作用の装置であっても良い。この後者の場合、ステントは、浸透圧材料を収容する二重壁を有する円筒体からなり、これにより、ステントが液体中に浸漬される場合に2つの壁間の圧力が大きくなり、2つの壁の一方または他方が変形し易くなる。
【0013】
図1は、本発明に係るコネクタが設けられた血管1の斜視図である。コネクタは、血管の内側に配置されたステント2と、血管の外側に配置された拡張不可能な円筒体3とを備えている。ステントは、血管の内側に一旦配置されると、その直径が増大するようになっており、これにより、血管1は、ステント2と円筒体3との間で挟圧される。以下、支持体として使用されるようになっている円筒体3を“アンビル”と称する。円筒体は、硬質材料からなる円筒体ではなく、伸縮しない柔軟な材料からなる円筒体、例えば生体適合性金属、繊維、または、プラスチック円筒体であることが好ましい。
【0014】
コネクタを所定の位置に配置する例
図2A〜図2Dは、図1のコネクタを導入装置5により血管1の端部の所定位置に配置する一連のステップを示している。導入装置は、直径が小さい円筒形状をなしている。導入装置は、経皮的開口部を通じて導入されても良い。患者の体外に位置される導入装置の端部を“基端部”と称し、手術領域内に位置される導入装置の端部を“先端部”と称する。導入装置は、互いに対して並進移動できるコア6とシース7とを有する。シースの先端部内にステント2等の部材が収容されていても良い。
【0015】
基端部に並進動作および回転動作を及ぼすことにより、術者は、先端部の方向および位置を制御することができる。そのような動作により、先端部を血管内に数mm導入することができる。この作業では、断端をクリップ(他の経皮的開口部によって導入される)によって保持する必要があるかもしれない。
【0016】
その後、ステントは未だ解放されない。ステント導入装置は、基端部に位置された装置により、この機能性を果たすことができる。この段階は、ステントが断端に対してスライドする虞があるため、重要である。一部が可逆的な導入装置を選択することが好ましい。そのような装置によれば、ステントがその保護シースから完全に出ていない場合に、保護シース内にステントを戻すことが可能になる(一般に、ステントは、設定された割合、例えばステントの長さの80%よりも少ない割合を超えた段階で“拡開”しなければならない)。なお、使用されるステントは、血管よりも大きい直径を有するようになっている(この直径の差により、ステントは、血管壁をアンビルに対して押し付けることができる)。今、この段階(図2B)において、アンビルは未だ配置されていない。ステントが大きく拡開した場合には、血管を傷付ける虞があるからである。したがって、ステントは、動脈の直径と等しい直径になり得る長さまで拡開されるだけである(これは目視制御によって行なわれ、内視鏡が手術領域に設置される)。なお、ステントがあまり拡開されない場合には、ステントを断端の軸に沿って並進動作させることができる。これは、ステントの抜去方向でのみ可能であり、これにより、ステントの拡開が不完全な場合にステントの円錐的特徴が与えられる。これは、ステントの正確な位置決めを容易にする。また、ステントの位置が誤っていると術者が考える場合にはいつでも、ステントを導入装置のシース内に引き戻して手術を繰り返すことができる。手術のこのステップにおいて、断端は、基端部に取り付け固定されるようになる。したがって、断端を保持するクリップはもはや不要となる。
【0017】
図2Cに示されるステップにおいて、円筒状のアンビル3が基端部から導入される。アンビルは、断端の所までスライドできる中空の円筒体である。クリップによって円筒体を正しい位置に置くことができる。その後、導入装置の基端部を操作することにより、ステントを完全に解放することができる。ステントは、その向心径方向圧縮力の全てを解放し、これにより、血管壁をアンビルに対して押し付ける(図2D)。
【0018】
2つのコネクタを固定する例
図3Aに示すように、固定される2つの断端1,11には、ステント2,12とアンビル3,13とを備えた雄コネクタおよび雌コネクタが設けられている。雌アンビル3は、直径が小さい端部を有していることが好ましい。雄アンビル13は、柔軟で且つ伸縮しない材料からなる端部を備えている。また、アンビル13の少なくとも端部は、2つの硬質な半円筒体14a,14bによって取り囲まれている。各半円筒体には、引掛部(小さな把持突起)15a,15bが一端に設けられるとともに、収縮する(その径を減少させる)特性を持つステント16が設けられている。半円筒体14a,14bは、ステント16によって及ぼされる圧力の作用下で、互いに対して所定の位置に維持される。
【0019】
手術領域内に導入される2つのクリップは、コネクタが設けられた2つの断端を扱うことができる。したがって、図3Bに示されるように、アンビル3の端部をアンビル13の端部内に導入することができる。また、クリップは、引掛部15a,15bを連続的に把持して硬質な半円筒体14a,14bを除去するためにも使用される。このようにして、接合が行なわれるとともに、この接合は、ステント16によって及ぼされる圧力の作用下で維持される。
【0020】
変形例
図4に示される一変形例において、アンビルを形成する円筒体3,13の端部には、急速接続雄装置および急速接続雌装置18a,18bが設けられている。例えばネジまたは“クリップ(clipsing)”装置等のこのような装置は、パイプ、特に医療分野で使用されるパイプを急速に接続するために現在多用されている。
【0021】
本発明の他の変形例においては、接続される2つの断端の端部で2つの特定の雄コネクタおよび雌コネクタを専門に扱う代わりに、2つの雄コネクタまたは2つの雌コネクタと1つの補完的な中間接続部品とを使用しても良い。3つ以上の血管を接続することが望ましい場合、例えば、端部−側面接合を行なうことが望ましい場合には、前述したようにコネクタが設けられた断端同士を接続するT形状の中間部品を使用しても良い。
【0022】
図5および図6は、本発明の他の実施形態を示している。この実施形態においては、1つのステント22が2つの血管1,11の2つの端部内に挿入され、これら2つの端部の外周が非伸縮性の円筒体23によって取り囲まれる。図5は、ステントが拡張前の初期状態にある装置を示しており、図6は、ステントが拡張された状態の装置を示している。この実施形態において、ステントは、空圧的または浸透圧的に膨張可能なタイプであることが好ましい。
【0023】
図7は、本発明の他の変形例を示している。この変形例においては、1つのステント22が組み合わされた2つの血管1,11の2つの端部内に挿入されるとともに、アンビル25,26を形成する2つの円筒体が血管の端部の外周に配置される。
【0024】
図8は、本発明の他の実施形態を示している。この実施形態においては、第1の血管1が雄コネクタに対応付けられ、第2の血管11が雌コネクタに対応付けられている。雄コネクタは、内側ステント2と、アンビルを形成する外側ステントとを備えている。この実施形態において、外側円筒体は、グリップ引掛部32a,32bにそれぞれ対応付けられた2つの半円筒体31a,31bからなる。半円筒体31a,31bは、任意の所定の形態で組み付けられ、例えば半円筒体を所定の位置に維持して円筒体をアンビルとして一時的に使用できるようにするワイヤまたはネット33によって組み付けられる。雌コネクタは、ベルマウス状をなしており、グリップ引掛部36a,36bにそれぞれ対応付けられた2つの外側半円筒体35a,35bを備えている。血管は、外側にめくり返されて、コネクタのベルマウスに対して押し付けられ、このベルマウスに対してクリップやワイヤ等により一時的に取り付けられる。このアセンブリは、円筒状のステント37によって取り囲まれ、その内径が減少されるようになる。雄コネクタと雌コネクタとからなるアセンブリは、雄コネクタを雌コネクタ内に挿入し、ワイヤまたはネット33を切断して、半円筒体32a,32bを除去し、その後連続して、半円筒体36a,36bを血管11から分離した後、これらの半円筒体36a,36bを除去することにより得られる。その後、接続は、相反的に作用する2つのステント2,37によって確保される。この場合、ステント2は拡張力を及ぼし、ステント37は収縮力を及ぼす。
【0025】
また、様々な実施形態においては、長手方向に分割された円筒体となるべく、アンビルを形成する外側円筒体が設けられても良い。この場合、分割された円筒体の2つの対向する部分同士は、所定位置に置かれた後、例えば急速接続により取り付け可能である。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明の一実施形態に係るコネクタを備えた血管の端部を示す図である。
【図2A】図1のコネクタの設置形態を示す図である。
【図2B】図1のコネクタの設置形態を示す図である。
【図2C】図1のコネクタの設置形態を示す図である。
【図2D】図1のコネクタの設置形態を示す図である。
【図3A】血管接合手術に本発明を適用した例を示す図である。
【図3B】血管接合手術に本発明を適用した例を示す図である。
【図4】本発明に係る装置の変形例を示す図である。
【図5】本発明に係る装置の変形例を示す図である。
【図6】本発明に係る装置の変形例を示す図である。
【図7】本発明に係る装置の変形例を示す図である。
【図8】本発明の他の実施形態を示す図である。
【0001】
本発明は、柔軟な管路同士を接合するための装置に関する。ここでは、特に2つの血管を接合する場合を考慮しているが、一般に、各管は、硬質でない柔軟な壁を有する任意のタイプの管路であっても良い。
【背景技術】
【0002】
血管、静脈または動脈の断端は、扱いが容易でない脆弱な肉片であり、従来、縫合によってしか他の血管と接続することができない。
【特許文献1】
米国特許第6056762号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、補完的なコネクタに接続可能なコネクタを各断端に設けることにより、扱いが容易で且つ接続が容易な対象物に断端を変えることを提案する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
より具体的には、本発明は、血管の端部内に挿入可能な内側円筒体と、前記端部の外周に配置される外側円筒体とを備え、該2つの円筒体の一方は、所定位置に置かれた後に、拡張/収縮可能であり、前記2つの円筒体が所定位置に置かれた後に、前記2つの円筒体間で血管を挟持する血管コネクタを提供する。
【0005】
本発明の一実施形態において、前記内側円筒体は、所定の位置に置かれた後に拡張可能であり、前記外側円筒体は、拡張不可能であって、他の血管に設けられた外側円筒体に対する取付手段を備えている。
【0006】
本発明の一実施形態において、前記外側円筒体は、仮取付手段と関連付けられた2つの半円筒体からなる。
【0007】
また、本発明は、コネクタが設けられた血管同士を接合するための装置であって、各外側円筒体が補完的な雄接続手段および雌接続手段を備えている装置を対象とする。
【0008】
本発明の一実施形態において、第1の血管には雄コネクタが設けられ、第2の血管には雌コネクタが設けられ、雌コネクタの外側円筒体の直径は、第1のコネクタの外側円筒体の直径よりも大きく、前記外側円筒体の少なくとも端部は柔軟であり、該端部は、2つの取り外し可能な半円筒体によって取り囲まれ、該半円筒体自体は、圧縮状態で作用するステントによって取り囲まれている。
【0009】
本発明の一実施形態において、血管接合装置は、内側円筒体が2つの対向する血管内に挿通され、外側円筒体が2つの血管の外周を取り囲むコネクタを使用する。
【0010】
本発明の前述した目的、特徴、利点については、添付図面を参照しながら、以下の特定の実施形態に関する非制限的な説明において詳細に述べる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
本発明において、“ステント”は、初期状態で第1の寸法(第1の内径および外径)を有し且つ最終状態で第2の寸法(第2の内径および外径)を有することができる材料からなる完全な壁または開口が加工された壁を有する中空の円筒体を示すために使用される。ステントは、その内径および外径が増大若しくは減少する特性を持つ円筒体、または、その内径が減少する特性を持つ円筒体、または、その外径が増大する特性を持つ円筒体であっても良い。外径が増大する特性を持つ円筒体の場合、ステントは、その外周に配置された媒体上に拡張力を及ぼすようになる。2番目のケースでは、ステントは、その内周に位置された媒体上に圧縮力を及ぼすようになる。
【0012】
そのようなステントは、様々な物理現象を使用しても良い。ステントは、例えば形状記憶材料、空圧タイプの装置、または、浸透圧作用の装置であっても良い。この後者の場合、ステントは、浸透圧材料を収容する二重壁を有する円筒体からなり、これにより、ステントが液体中に浸漬される場合に2つの壁間の圧力が大きくなり、2つの壁の一方または他方が変形し易くなる。
【0013】
図1は、本発明に係るコネクタが設けられた血管1の斜視図である。コネクタは、血管の内側に配置されたステント2と、血管の外側に配置された拡張不可能な円筒体3とを備えている。ステントは、血管の内側に一旦配置されると、その直径が増大するようになっており、これにより、血管1は、ステント2と円筒体3との間で挟圧される。以下、支持体として使用されるようになっている円筒体3を“アンビル”と称する。円筒体は、硬質材料からなる円筒体ではなく、伸縮しない柔軟な材料からなる円筒体、例えば生体適合性金属、繊維、または、プラスチック円筒体であることが好ましい。
【0014】
コネクタを所定の位置に配置する例
図2A〜図2Dは、図1のコネクタを導入装置5により血管1の端部の所定位置に配置する一連のステップを示している。導入装置は、直径が小さい円筒形状をなしている。導入装置は、経皮的開口部を通じて導入されても良い。患者の体外に位置される導入装置の端部を“基端部”と称し、手術領域内に位置される導入装置の端部を“先端部”と称する。導入装置は、互いに対して並進移動できるコア6とシース7とを有する。シースの先端部内にステント2等の部材が収容されていても良い。
【0015】
基端部に並進動作および回転動作を及ぼすことにより、術者は、先端部の方向および位置を制御することができる。そのような動作により、先端部を血管内に数mm導入することができる。この作業では、断端をクリップ(他の経皮的開口部によって導入される)によって保持する必要があるかもしれない。
【0016】
その後、ステントは未だ解放されない。ステント導入装置は、基端部に位置された装置により、この機能性を果たすことができる。この段階は、ステントが断端に対してスライドする虞があるため、重要である。一部が可逆的な導入装置を選択することが好ましい。そのような装置によれば、ステントがその保護シースから完全に出ていない場合に、保護シース内にステントを戻すことが可能になる(一般に、ステントは、設定された割合、例えばステントの長さの80%よりも少ない割合を超えた段階で“拡開”しなければならない)。なお、使用されるステントは、血管よりも大きい直径を有するようになっている(この直径の差により、ステントは、血管壁をアンビルに対して押し付けることができる)。今、この段階(図2B)において、アンビルは未だ配置されていない。ステントが大きく拡開した場合には、血管を傷付ける虞があるからである。したがって、ステントは、動脈の直径と等しい直径になり得る長さまで拡開されるだけである(これは目視制御によって行なわれ、内視鏡が手術領域に設置される)。なお、ステントがあまり拡開されない場合には、ステントを断端の軸に沿って並進動作させることができる。これは、ステントの抜去方向でのみ可能であり、これにより、ステントの拡開が不完全な場合にステントの円錐的特徴が与えられる。これは、ステントの正確な位置決めを容易にする。また、ステントの位置が誤っていると術者が考える場合にはいつでも、ステントを導入装置のシース内に引き戻して手術を繰り返すことができる。手術のこのステップにおいて、断端は、基端部に取り付け固定されるようになる。したがって、断端を保持するクリップはもはや不要となる。
【0017】
図2Cに示されるステップにおいて、円筒状のアンビル3が基端部から導入される。アンビルは、断端の所までスライドできる中空の円筒体である。クリップによって円筒体を正しい位置に置くことができる。その後、導入装置の基端部を操作することにより、ステントを完全に解放することができる。ステントは、その向心径方向圧縮力の全てを解放し、これにより、血管壁をアンビルに対して押し付ける(図2D)。
【0018】
2つのコネクタを固定する例
図3Aに示すように、固定される2つの断端1,11には、ステント2,12とアンビル3,13とを備えた雄コネクタおよび雌コネクタが設けられている。雌アンビル3は、直径が小さい端部を有していることが好ましい。雄アンビル13は、柔軟で且つ伸縮しない材料からなる端部を備えている。また、アンビル13の少なくとも端部は、2つの硬質な半円筒体14a,14bによって取り囲まれている。各半円筒体には、引掛部(小さな把持突起)15a,15bが一端に設けられるとともに、収縮する(その径を減少させる)特性を持つステント16が設けられている。半円筒体14a,14bは、ステント16によって及ぼされる圧力の作用下で、互いに対して所定の位置に維持される。
【0019】
手術領域内に導入される2つのクリップは、コネクタが設けられた2つの断端を扱うことができる。したがって、図3Bに示されるように、アンビル3の端部をアンビル13の端部内に導入することができる。また、クリップは、引掛部15a,15bを連続的に把持して硬質な半円筒体14a,14bを除去するためにも使用される。このようにして、接合が行なわれるとともに、この接合は、ステント16によって及ぼされる圧力の作用下で維持される。
【0020】
変形例
図4に示される一変形例において、アンビルを形成する円筒体3,13の端部には、急速接続雄装置および急速接続雌装置18a,18bが設けられている。例えばネジまたは“クリップ(clipsing)”装置等のこのような装置は、パイプ、特に医療分野で使用されるパイプを急速に接続するために現在多用されている。
【0021】
本発明の他の変形例においては、接続される2つの断端の端部で2つの特定の雄コネクタおよび雌コネクタを専門に扱う代わりに、2つの雄コネクタまたは2つの雌コネクタと1つの補完的な中間接続部品とを使用しても良い。3つ以上の血管を接続することが望ましい場合、例えば、端部−側面接合を行なうことが望ましい場合には、前述したようにコネクタが設けられた断端同士を接続するT形状の中間部品を使用しても良い。
【0022】
図5および図6は、本発明の他の実施形態を示している。この実施形態においては、1つのステント22が2つの血管1,11の2つの端部内に挿入され、これら2つの端部の外周が非伸縮性の円筒体23によって取り囲まれる。図5は、ステントが拡張前の初期状態にある装置を示しており、図6は、ステントが拡張された状態の装置を示している。この実施形態において、ステントは、空圧的または浸透圧的に膨張可能なタイプであることが好ましい。
【0023】
図7は、本発明の他の変形例を示している。この変形例においては、1つのステント22が組み合わされた2つの血管1,11の2つの端部内に挿入されるとともに、アンビル25,26を形成する2つの円筒体が血管の端部の外周に配置される。
【0024】
図8は、本発明の他の実施形態を示している。この実施形態においては、第1の血管1が雄コネクタに対応付けられ、第2の血管11が雌コネクタに対応付けられている。雄コネクタは、内側ステント2と、アンビルを形成する外側ステントとを備えている。この実施形態において、外側円筒体は、グリップ引掛部32a,32bにそれぞれ対応付けられた2つの半円筒体31a,31bからなる。半円筒体31a,31bは、任意の所定の形態で組み付けられ、例えば半円筒体を所定の位置に維持して円筒体をアンビルとして一時的に使用できるようにするワイヤまたはネット33によって組み付けられる。雌コネクタは、ベルマウス状をなしており、グリップ引掛部36a,36bにそれぞれ対応付けられた2つの外側半円筒体35a,35bを備えている。血管は、外側にめくり返されて、コネクタのベルマウスに対して押し付けられ、このベルマウスに対してクリップやワイヤ等により一時的に取り付けられる。このアセンブリは、円筒状のステント37によって取り囲まれ、その内径が減少されるようになる。雄コネクタと雌コネクタとからなるアセンブリは、雄コネクタを雌コネクタ内に挿入し、ワイヤまたはネット33を切断して、半円筒体32a,32bを除去し、その後連続して、半円筒体36a,36bを血管11から分離した後、これらの半円筒体36a,36bを除去することにより得られる。その後、接続は、相反的に作用する2つのステント2,37によって確保される。この場合、ステント2は拡張力を及ぼし、ステント37は収縮力を及ぼす。
【0025】
また、様々な実施形態においては、長手方向に分割された円筒体となるべく、アンビルを形成する外側円筒体が設けられても良い。この場合、分割された円筒体の2つの対向する部分同士は、所定位置に置かれた後、例えば急速接続により取り付け可能である。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明の一実施形態に係るコネクタを備えた血管の端部を示す図である。
【図2A】図1のコネクタの設置形態を示す図である。
【図2B】図1のコネクタの設置形態を示す図である。
【図2C】図1のコネクタの設置形態を示す図である。
【図2D】図1のコネクタの設置形態を示す図である。
【図3A】血管接合手術に本発明を適用した例を示す図である。
【図3B】血管接合手術に本発明を適用した例を示す図である。
【図4】本発明に係る装置の変形例を示す図である。
【図5】本発明に係る装置の変形例を示す図である。
【図6】本発明に係る装置の変形例を示す図である。
【図7】本発明に係る装置の変形例を示す図である。
【図8】本発明の他の実施形態を示す図である。
Claims (6)
- 血管(1)の端部内に挿入可能な内側円筒体(2)と、前記端部の外周に配置される外側円筒体(3)とを備え、該2つの円筒体の一方は、所定位置に置かれた後に、拡張/収縮可能であり、前記2つの円筒体が所定位置に置かれた後に、前記2つの円筒体間で血管を挟持することを特徴とする血管コネクタ。
- 前記内側円筒体(2)は、所定の位置に置かれた後に拡張可能であり、前記外側円筒体(3)は、拡張不可能であって、他の血管に設けられた外側円筒体に対する取付手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
- 前記外側円筒体は、仮取付手段(33)と関連付けられた2つの半円筒体(31a,31b)からなることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
- 請求項2に記載のコネクタが設けられた血管同士を接合するための装置であって、各外側円筒体(3,13)は、補完的な雄接続手段および雌接続手段(18a,18b)を備えていることを特徴とする装置。
- 第1の血管(1)には請求項2に記載の雄コネクタが設けられ、第2の血管(11)には請求項2に記載の雌コネクタが設けられ、雌コネクタの外側円筒体の直径は、第1のコネクタの外側円筒体の直径よりも大きく、前記外側円筒体の少なくとも端部は柔軟であり、該端部は、2つの取り外し可能な半円筒体(14a,14b)によって取り囲まれ、該半円筒体自体は、圧縮状態で作用するステント(16)によって取り囲まれていることを特徴とする血管接合装置。
- 請求項1に記載のコネクタを使用する血管接合装置であって、前記内側円筒体(22)が2つの対向する血管(1,11)内に挿通され、前記外側円筒体(23)が2つの血管の外周を取り囲むことを特徴とする血管接合装置。
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