JP2004534290A - アクセスの自動制御のための方法および装置 - Google Patents
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Abstract
Description
発明の分野
本発明は、サービス、装置、または場所への個人のアクセスを自動的に制御するための方法、装置、および商業サービスに関する。該方法および装置は、子供による年齢に不適切なインターネットサイトまたはテレビ番組へのアクセスを制御するのに特に適しており、したがって以下では主にこれらの適用例に関連して説明する。
【0002】
発明の背景
インターネットの人気の高まりと共に、情報へのアクセスをどの程度制御することができ、制御するべきかの問題は、以前にも増して複雑になってきた。一方で、表現の自由は自由主義の民主的社会に必要不可欠である。他方で、サイバースペースは様々な好ましからざるグループが彼らのメッセージを伝え、結果を恐れることなく被害者を標的にすることを可能にしている。インターネット規制の批判者はしばしば、市民の生活への不必要な政府の介入を危惧するが、ポルノグラフィまたは非人間的な暴力の描写のような材料に対して何らかの防衛手段が当然であることに異論を唱えるグループは少ない。
【0003】
子供ほどインターネットを介して有害な材料にさらされる危険性の大きいグループは無い。子供の自然な好奇心とサイバースペースにおけるほとんど無限の情報量があいまって、一部の子供が意図的にまたは意図せずに、若くして見るべきではない材料に遭遇することは確実である。
【0004】
米国では16歳未満の子供は現在、オンライン人口のほぼ50パーセントを占めるが、彼らのオンライン活動の大部分は監視されていない。インターネットの性質は、子供が家庭という「人目につかない場所」から完全に双方向の経験をすることを可能にする。加えて、現在、多くの子供は、インターネットについて彼らの両親より多くの知識を持っている。
【0005】
明らかに、子供のインターネット行動の制御に関する親の選好は、親によって異なる。多くの人々は、親がその子供を親自身の個人的モラルおよび道徳的価値観と同様に、社会一般のそれらにも従って育てる責任があるのと同様に、子供のインターネット活動の規制が親の権利および責任であるということに同意している。
【0006】
子供は大人より無防備であり、批判的な判断を働かせる能力が低い。したがって、ある種の親の監視は最重要になってきたが、インターネットの登場はそのような監視に大きな困難をもたらしている。
【0007】
現在、インターネットに対する親の制御の方法は幾つかある。最もよく知られ、広く使用されている1つは、格付けまたはラベルに依存する遮断システムである。そこではインターネットサービスプロバイダ(ISP)が、未成年ユーザが特定の格付けのサイトにアクセスするのを防止する選択肢を提供する。加えて、フィルタリングソフトウェアシステムもこの目的のために開発された。
【0008】
しかし、そのような遮断およびフィルタリングシステムはユーザフレンドリではなく、それらは絶対確実にはほど遠い。遮断を採用するために、親はISPを通して別個のパスワードで別個のアカウントをセットアップしなければならない。これは、パスワードを子供に隠しながら覚えるという問題を生じる。加えて、ネットに精通した子供は、パスワードにアクセスする、あるいはそれらを完全に迂回する方法を見つけ出すことができる。加えて、パスワードシステムは、盗まれたり、忘れたり、共有されたり、あるいはハッカーによって妨害される問題も免れない。
【0009】
様々な活動に従事することの自由と、安全性、プライバシ、消極的影響、教育、および集会の自由など、個人および/または社会に有益な他の価値との間で慎重に均衡が図られるとき、アクセスの制御が望ましい場合が多数存在する。例えば、ポルノグラフィを表示する成人向けインターネットサイトは年齢制限すべきである、すなわち子供のアクセスを禁止すべきであるということは、よく受け入れられている。ホモセクシャルまたはレズビアン社会に役立つ一部のインターネットサイトは、男性または女性のアクセスだけを許可するように性別制限することを希望するかもしれない。公衆便所の立ち入りは性別制限すべきである。アルコール飲料販売店、制限された映画およびショー、煙草および/または酒を提供する販売機などへの子供の立ち入りは禁止または制御すべきである。同様に、様々な危険をもたらす、ストーブなどの家庭用電子電気装置への子供の接近は制限すべきである。
【0010】
したがって、年齢および/または性別カテゴリなど、特定のカテゴリに関する個人の分類に基づいて、サービス、装置、または場所への個人のアクセスを自動的に制御するための方法および装置の必要性が広く認識されており、それを持つことは極めて有利であろう。
【0011】
指紋、掌紋、網膜識別、顔面認識、音声認識などを使用してユーザを識別するバイオメトリックシステムは公知である。しかし、そのような先行技術のバイオメトリックシステムは一般的に、ユーザが、個人の特定のカテゴリの構成員としてではなく、むしろ特定の個人として識別されるかどうかの決定をアクセスの基礎にする。したがって、そのような先行技術のシステムは、各ユーザを予め識別しておかなければならず、かつアクセスが要求されたときに探索されるデータベースにユーザのアイデンティティを格納しておかなければならない。加えて、個人は時が経つと分類カテゴリが変わることがあり(例えば、年を取るので異なる年齢カテゴリに入る)、したがって以前に記録された個人のアイデンティティは必ずしも個人の現在のカテゴリを示さない。
【0012】
発明の概要
本発明の一態様では、アクセスを特定のカテゴリの構成員に制限するために、サービス、装置または場所への個人のアクセスを制御する方法であって、特定のカテゴリを示す個人の予め定められた生物測定学的特徴を機械検知(machine−sensing)するステップと、サービス、装置または場所へのアクセスを自動的に制御するために、機械検知された特徴を利用するステップとを含む方法を提供する。
【0013】
以下で説明する本発明の好適な実施形態では、特定のカテゴリは年齢カテゴリおよび/または性別カテゴリである。すなわち、サービス、装置または場所へのアクセスは、個人が子供か成人か、および/または男性か女性かの決定に基づいて制御される。
【0014】
本発明の好適な実施形態では、子供または成人の状態は、検査される骨における成長板の有無および/または厚さを検知することによって、個人の骨の骨化度により決定される。適切なソフトウェアまたはハードウェアに基づく論理により、検知された骨成長板の有無または厚さを解析し、それを骨成長板の有無または厚さに対応するデータベースと比較して個人が子供か成人かを判断する。個人が子供であるか、それとも成人であるかが決定された後、アクセスを許可または拒否する適切な信号が出力される。
【0015】
超音波センサ、マイクロフォン、カメラ、呼吸装置、皮膚付着センサおよび類似物などの適切なセンサを使用することによって音声、顔面パターン、呼吸量、皮膚の厚さ、生化学的特徴(例えば血液生化学)および類似物など、他の生物測定学的パラメータを検知して、個人を年齢および/または性別および/または他の分類群に分類するために使用することができる。
【0016】
記載する好適な実施形態のさらなる特徴によると、特定のインターネットサーバなどの電子媒体へのアクセスは自動的に制御される。個人が子供または成人のどちらであるかに基づくアクセスは、個人の検査される骨における成長板の有無および厚さを検知することによって決定することが好ましい。記載する好適な実施形態では、検査される骨は個人の指節骨または手首であり、超音波技術を用いて検知することが好ましい。超音波装置または他のセンサは、コンピュータ入力装置(例えばコンピュータマウス、キーボード、テレビまたはウェブテレビのリモートコントロール装置および類似物)などの手動制御部材、またはコンピュータ、電話機、セルラ電話機、もしくは特にインターネットブラウジング能力を有する型のパーソナルデジタルアシスタント、フードプロセッサおよび類似物に限らず、それらをはじめとする電子または電気装置に収容することが好ましい。
【0017】
本発明の別の態様では、アクセスを特定のカテゴリの構成員に制限するために、サービス、装置または場所へのアクセスを制御するための装置であって、特定の年齢および/または性別のカテゴリを示す個人の予め定められた生物測定学的特徴を検知するための少なくとも1つのセンサと、検知された生物測定学的特徴を受け取りかつ解析し、生物測定学的特徴を特定のカテゴリに相関させる基準データと生物測定学的特徴を比較し、かつ特定のサービス、装置または場所へのアクセスを許可するか否かを示す信号を出力するためのデータ処理装置とを含む装置を提供する。前に示した通り、特定のカテゴリは年齢カテゴリ(例えば成人/子供)および/または性別カテゴリ(例えば男性、女性)であることが好ましい。
【0018】
本発明の別の態様では、個人の少なくとも1つの生物測定学的特徴を解析して、個人が年齢または性別カテゴリなどの特定のカテゴリに属するかどうかを決定するため、および特定のカテゴリに従ってアクセスを制限するためにサービス、装置または場所への個人のアクセスを自動的に制御するためのソフトウェアアプリケーションをインストール可能なフォーマットで格納するメモリ装置を提供する。
【0019】
本発明のさらに別の態様では、個人の少なくとも1つの生物測定学的特徴を解析して、個人が特定のカテゴリに属するかどうかを決定するため、および特定のカテゴリに従ってアクセスを制限するためにサービス、装置または場所への個人のアクセスを自動的に制御するためのアプリケーションを実行可能なフォーマットで格納する、コンピュータまたはサーバ(例えばインターネットサーバ、ISPサーバ)などのハードウェアを提供する。
【0020】
本発明のさらなる態様では、生物測定学的年齢および/または性別分類を実行するようにユーザクライアントをアップグレードすること、およびユーザクライアントに作動可能なアクセス制御パッケージをサービスプロバイダおよび/またはコンテンツプロバイダに販売または使用許諾することを含む、事業を行う方法を提供する。
【0021】
以下でさらに詳しく説明する通り、本発明はインターネットの経験がほとんどまたは全く無い親でも充分に簡単に理解され、かつインターネットの使用経験が往々にして親よりずっと多い子供が迂回できない方法で、アクセス制御を達成することを可能にする。それは、インターネットサービスプロバイダの特別なアカウントを必要としない自動システムで実現することができる。したがって、親はパスワードを覚える必要も隠す必要もなく、子供はシステムへのハッキングができない。
【0022】
本発明はまたパスワード、パスカード、または類似物を必要としないので、紛失したり、置き忘れたり、盗まれたり、共有するものが無い。本発明は基準データベースとしてカテゴリデータを使用し、したがって個人を事前に識別する必要がなく、アクセスしようとするときに特定の個人のプライバシを侵害する必要もおそらくない。また、使用する生物測定学的特徴は広範なカテゴリの個人に特徴的なものであり、したがって個人の変化と共に変化しない。
【0023】
さらに、本発明の好適な実施形態の場合のように、子供と成人および性別を区別できる生物測定学的特徴の使用は、成人によるアクセスを制限することなく、子供による特定のインターネットサイトまたはテレビ番組へのアクセスを自動的に制御するのに特に適している。
【0024】
本発明のさらなる特徴、利点、および用途が以下の説明で明らかになるであろう。
【0025】
図面の簡単な説明
本発明をここで、単なる例として添附の図面に関連して説明する。ここで特に図面について詳細に言及するが、図示する細部は例として、本発明の好適な実施形態を分かり易く説明することを目的としており、本発明の原理および概念的側面の最も有用かつ容易に理解できる説明と信じるものを提供するために提示することを強調しておきたい。これに関して、本発明の構造上の細部を、発明の基本的理解に必要である以上に詳しく示すつもりはなく、図面に対して行われる説明は、本発明の幾つかの形態をいかに実施することができるかを当業者に明らかにするものである。
図1は、本発明の教示に従ってアクセスを制御する方法の一般的な流れ図である。
図2aないし2eは、本発明に従ってアクセスを自動的に制御するための装置の幾つかの形態を示す。
図3は、本発明に係るサーバ(例えばインターネットサーバ、ISPサーバ)などのハードウェアの略図である。
図4は、本発明に係るメモリ装置の略図である。
図5は、本発明の教示に係る方法の一例の流れ図である。
図6は、成長段階の骨の略図である。
図7a、7b、および7cは、本発明に従ってユーザの骨を検査してユーザの年齢カテゴリを示すことができる3種類の超音波走査技術を示す略図である。
図8は、子供と成人を区別するために図7bの走査技術を使用したときに生成される結果を示す。
図9は、図7bの技術を実現するためのシステムを示すブロック図である。
図10〜12は、個人の骨を検査することによって年齢カテゴリを区別する方法の理解に役立つ、骨のシミュレーションの略図であり、図10は、関節の無い骨のシミュレーションであり、図11は、端に関節のある骨のシミュレーションであり、図12は、端に成長板および関節がある骨のシミュレーションである。
図13は、本発明に従ってパルスエコー技術を用いたときの様々な出力を示すグラフである。
図14は、幼年期から壮年期までの様々な年齢における骨中の音の速度の依存性を概略的に示す。
図15は、年齢カテゴリを示すために個人の性別および骨成長板の両方を検知するためのシステムを説明する。
図16は、本発明の好適な実施形態に従って個人の性別および骨成長板状態を用いてアクセスを自動的に制御するための方法を示す流れ図である。
【0026】
好ましい実施形態の簡単な説明
以下で述べる通り、本発明の好適な実施形態は、サービス、装置または場所への個人のアクセスを自動的に制御するために使用できる方法および装置に関する。特に、本発明は、自由な社会の特徴である様々な活動に従事する自由と、安全性、望ましくない影響に不適切にさらされること、プライバシ、表現の自由、教育、および集会の自由など、社会にとって有利な他の価値を保護する必要性との間で行き過ぎを抑えて均衡を取るように、年齢および/または性別に不適切なインターネットサイト、テレビ番組、装置および/または場所への個人のアクセスを制限するために使用することができる。
【0027】
したがって本発明は、例えば、ポルノグラフィ、暴力および類似物を表示する成人向けインターネットサイトへの子供のアクセスを制限するため、アルコール飲料販売店、制限された映画、制限されたショーなどへの子供の立ち入りを制限するため、性別によってトイレへの立ち入りを制限するため、および様々な危険な家庭用電子または電気装置への子供の接近を制限するために使用することができる。
【0028】
本発明の少なくとも1つの実施形態を詳細に説明する前に、本発明はその適用が、以下の説明に記載しあるいは図面に示す構成部品の構成および配設の詳細に限定されないことを理解されたい。本発明は、他の実施形態が可能であり、あるいは様々なやり方で実施または実行することができる。また、ここで使用する表現および専門用語は説明を目的とするものであって、限定とみなすべきではないことも理解されたい。
【0029】
ここで図面を参照すると、図1は、本発明に含まれる基本的概念を実証する大まかな流れ図を示す。
【0030】
このように、本発明はその一態様で、年齢および/または性別カテゴリなど、特定のカテゴリの構成員にアクセスを制限するために、サービス、装置または場所への個人のアクセスを制御する方法を提供する。この目的のために、個人が分類される特定のカテゴリを示す、個人の予め定められた生物測定学的特徴が、図1でブロック10によって示されるように機械検知される。そのような機械検知された特徴は次いで、特定のサービス、装置または場所への個人のアクセスを自動的に制御するために使用される。このために、センサ出力(ブロック12)および基準データ(ブロック14)がアクセス制御論理(例えばソフトウェア、ハードウェア/ファームウェア、または両方の組合せ)に供給され(ブロック16により)、それはアクセス制御論理出力(ブロック18)、例えばアクセスの許可または拒否を生成する。
【0031】
本発明の現在の好適な実施形態は、後述する通り、年齢カテゴリ(個人ユーザが子供であるかそれとも成人であるか)に基づき、および/または性別カテゴリ(この個人が男性であるかそれとも女性であるか)に基づき、インターネットへの、または特定のインターネットサイトへのアクセスを自動的に制御するための方法および装置に関する。
【0032】
図2a〜2eは、本発明の教示に従って、年齢または性別などの特定のカテゴリを示す個人の生物測定学的特徴を検知するために使用できるセンサを含んでいるか、または含むように変更または適応される幾つかの装置を示す。
【0033】
図2aは、ユーザの指または親指を受容するために基台から間隔をおいて配置された付属器24を有する、手動的に把持可能な基台22を含むコンピュータ入力装置20(すなわちマウス)を示す。基台22および付属器24は、超音波骨成長板測定センサの構成部品を収容している。そのようなセンサは、付属器24によって支持された超音波送信器26と、ユーザの骨、すなわち付属器24と基台22の間に配置された指または親指の骨を検査するために基台22によって支持された受信器28とを含む。後述する本発明の別の実施形態では、送信器26および受信器28はそれぞれ光源および光検出器である。
【0034】
図2aは、付属器24に収容された送信器26および基台22に収容された受信器28を示す。しかし、配置は逆にすることができる。ケーブル30は超音波送信器26および受信器28に通電し、以下で述べるような処理のためにデータを受信器からセンサ出力装置(図示せず)に出力する。
【0035】
図2bは、超音波信号を送信し、逆反射した超音波信号を受信する超音波トランシーバ32を有する、例えばテレビ受像機用のリモートコントロール装置31を示す。したがって装置31は図1のコンピュータ入力装置20と同様に機能するが、送信器および受信器が図2bのトランシーバ装置32内にあるので、付属器24の必要性が回避される。
【0036】
図2c〜2eは、通常存在するかまたは付加される1つまたはそれ以上のバイオメトリックセンサを有する様々な他の電子/電気装置を示す。こうして、図2cは、セルラ電話機に通常存在するマイクロフォン38と、セルラ電話機に通常存在しない超音波トランシーバ32とを有するハウジング36を含むセルラ電話機34を示す。図2dは、インターネット/TVアクセスを可能にし、通常そうした装置に存在するマイクロフォン38およびカメラ42、ならびにそれに付加された超音波トランシーバ32を含む電話機またはパーソナルデジタルアシスタント40を示す。図2eは、インターネット/TVアクセスを可能にし、通常コンピュータシステムに存在するマウス20、マイクロフォン38、およびカメラ42を含むコンピュータシステム44を示す。この場合、マウスに20は、図2aの場合のように別個の送信器および受信器ではなく、超音波トランシーバ32が装備されている。
【0037】
図1に示した通り、アクセス制御論理16はセンサ出力を(例えば図2aの受信器28または図2b〜2eのトランシーバ32から)受け取り、それを基準データと比較し、この比較からユーザの年齢および/または性別カテゴリを決定し、アクセス許可またはアクセス拒否とすることのできるアクセス信号を送信する。アクセス制御論理は収容(例えば実行可能なフォーマットで格納)され、かつ/または(例えば図2a〜2cに)図示したそれぞれの入力装置および/または同様の装置から、あるいはこれらの装置と通信する様々なコンピュータ、および/またはISPサーバを含むインターネットサーバ、コンテンツプロバイダサーバ、フィルタリングサーバ、TV/ケーブル/衛星放送のサーバ、電話サーバ、セルラプロバイダサーバなどに限らず、それらをはじめとするサーバなどの装置から、実行することができる。
【0038】
図3はハードウェア46を概略的に示し、図4はソフトウェア48を概略的に示す。これらは、個人の少なくとも1つの生物測定学的特徴を解析して、個人が特定のカテゴリに属するかどうかを決定するため、および特定のカテゴリに従ってアクセスを制限するためにサービス、装置または場所への個人のアクセスを自動的に制御するためのアプリケーションを実行可能なフォーマットで格納するための、例えばサーバ、コンピュータ(例えばユーザクライアント)、または論理チップ(ファームウェア)とすることができる。
【0039】
ここで相変わらず「計算装置」とも呼ぶ用語「ユーザクライアント」および/または「サーバ」は、DOS、Windows(登録商標)、OS/2TMまたはLinuxなどのオペレーティングシステムを有するパーソナルコンピュータ(PC)、MacintoshTMコンピュータ、JAVA(登録商標)−OSをオペレーティングシステムとして有するコンピュータ、Sun MicrosystemsTMおよびSilicon GraphicsTMのコンピュータなどのグラフィカルワークステーション、ならびにSun MicrosystemsTMのAIXTMまたはSOLARISTMなどUNIX(登録商標)オペレーティングシステムの何らかのバージョン、またはいずれかの他の公知で利用可能なオペレーティングシステムを有するその他のコンピュータ、あるいはラップトップ、ハンドヘルドコンピュータ、PDA(パーソナルデータアシスタント)装置、セルラ電話機、いずれかの型のWAP(ワイヤレスアプリケーションプロトコル)対応装置、ネットワークに接続できかつオペレーティングシステムを有するいずれかの種類のウェアラブルコンピュータに限らずそれらをはじめとする装置を含むが、それらに限定されない。以下で、用語「Windows(登録商標)」はWindows(登録商標)95、Windows(登録商標)3.x(ここで「x」は「1」などの整数)、Windows(登録商標)NT、Windows(登録商標)98、Windows(登録商標)CE、Windows(登録商標)2000、およびマイクロソフト社(米国)によるこれらのオペレーティングシステムのいずれかのアップグレードバージョンを含むがそれらに限定されない。
【0040】
本発明の場合、ソフトウェアアプリケーションは実質的に任意の適切なプログラミング言語で書くことができ、それを通常の当業熟練者は容易に選択することができる。明らかに選択されるプログラミング言語は、ソフトウェアアプリケーションが実行される計算装置と互換可能でなければならない。適切なプログラミング言語の例として、C、C++、Perl、VisualBasicおよびJava(登録商標)があるが、それらに限定されない。
【0041】
さらに、本発明は、ソフトウェア、ファームウェア、またはハードウェアとして、もしくはそれらの組合せとして実現することができる。これらの実現のいずれでも、該方法によって実行される機能ステップは、データ処理装置によって実行される複数の命令として記述することができる。
【0042】
アプリケーションは、個人の少なくとも1つの生物測定学的特徴を解析して前記個人が特定のカテゴリに属するかどうかを決定するため、および特定のカテゴリに従ってアクセスを制限するためにサービス、装置または場所への個人のアクセスを自動的に制御するためのソフトウェアアプリケーションをインストール可能なフォーマットで格納するメモリ装置48(図4)からハードウェア46(図3)にインストールされる。
【0043】
メモリ装置48は、例えばRAM、ROM、CD、DVD、または任意の種類の近辺または遠隔の計算装置のハードドライブとすることができ、そこからアプリケーションデータをインストールするか、または代替的にダウンロードしてその後インストールすることができる。
【0044】
図5は、ユーザの指の骨を検査してユーザが特定の年齢カテゴリに属するかどうかを決定するために、バイオメトリックセンサを使用する場合の本発明の方法を示す流れ図である。
【0045】
最初に、ブロック50で示す通り、ユーザの指節骨における骨成長板の有無または厚さが検知および/または測定される。ブロック52で示す通り、測定出力は次いで骨成長板の有無または尺度を子供または成人状態に相関させる基準データと比較され、比較に基づいて個人が子供であるか成人であるかが決定される。この決定の結果、アクセスの許可または拒否を示す信号が出力される(ブロック54)。要求されるアクセスは例えば、特定のインターネットサイト、特定の電話番号、特定のテレビ/ケーブル番組、特定の電子または電気装置、または特定の場所へのものとすることができる。
【0046】
本発明の好適な実施形態のさらなる説明は、骨の成長、軟骨、および思春期に関する以下の背景情報によっていっそうよく理解されるであろう。
【0047】
図6は、成長段階にある骨60の一端の略図である。骨シャフト(骨幹としても知られる)62の伸びは、骨を成長させるものである。個人の誕生後、本書で成長板64と呼ぶ薄板状の軟骨(骨端軟骨、骨端板、または骨成長板として知られる)が成長骨の末端部に残る。この成長板は、それが随伴している骨がその成長を完了したときには骨になる(骨化する)だけである。成長板64は骨60の頭(骨端)66を骨シャフト(骨幹)62に接続する。
【0048】
成長板64の軟骨が(常に骨端の方向に)成長するにつれて、それは(常に骨幹側に)新しく形成された骨と絶えず置き換わる。成長板の成長が停止した後、骨のそれ以上の長手方向の成長は起きない。
【0049】
骨化とも呼ばれる骨の形成は、新しい骨材が生成されるプロセスである。骨化はヒトの約3か月の胎児で開始され、後期青年期までに完了する。骨の成長は、軟骨にゼラチン物質が分泌されるときに生じる。すぐ後に、無機塩がゼラチンに堆積して、骨として知られる硬化物質を形成する。骨が成長している間、成長板64は連続的に成長し、骨と置き換えられている。骨が成長期にあるとき、成長板は、それが骨に変わるのとほぼ同じ速さで成長する。したがって、骨の成長が完了して、骨化するため成長板が消滅するときまで、成長板は比較的一定の厚さに維持される。
【0050】
全ての骨が同じ年齢で成長を停止するわけではない。骨格の成熟および成長プロセスに従って年代順に骨の成長は停止し、成長板が消滅する。最後の骨の成長、およびそれによる成長板の消滅は20歳頃に発生する。成長中、成長板は「開いている」と言われる。成長板が消滅した(成長期の終わりに骨によって置き換えられた)とき、それは「閉じている」と言われる。
【0051】
11歳から18歳までの骨の成長は、思春期状態およびしたがって性別と強い関係がある。それは女子は一般的に男子より約1年早く思春期を経験するからである。米国では、思春期は男子の場合平均年齢11歳、女子の場合10歳で始まる。西洋諸国の国際的研究は、同様の年齢を報告している。思春期の終わりは、一次性徴が現れてから約2.5ないし3年後に起きる。したがって、思春期の終わりは一般的に男子では13.5〜14歳で、女子では12.5〜13歳で起きる。
【0052】
骨年齢は、子供がその骨格発達のどの時点に達しているかを評価する臨床的ツールとして使用されてきた。思春期の終わりに向かって、骨成長板は骨化して骨になり、もはや例えばX線画像化を用いて認識できなくなる。
【0053】
手首および手のX線撮影を行い、それらを図表集および表の写真および図面と比較することによって骨を検査するための様々な方法がある。Gruelich & Pyle(GP)およびTanner & Whitehouse(TW2)の方法は最もよく利用されている。これらの方法およびその他の関連データは、例えば以下の刊行物に記載されており、それらの内容を参照によってここに組み込む。
【0054】
これらの刊行物から、性別および民族性に関係なく、以下の結論を下すことができる:
ほとんど全ての子供は、次の通り「開いている」骨端板を有する。
指節骨では、「開いている」骨端板は女子の場合12.5歳、男子の場合14歳の年齢まで検出可能である。女子の場合14.5歳、男子の場合16.5歳の年齢では、指節骨で「開いている」骨端板を検出できるのは人口の約2.5%だけである。
【0055】
手首(尺骨)では、女子で13歳、男子で14.5歳の年齢まで「開いている」骨端板を検出可能である。女子の場合17歳、男子の場合18歳の年齢では、尺骨で「開いている」骨端板を検出できるのは人口の約2.5%だけである。
【0056】
手首(橈骨)では、女子および男子共に15歳の年齢まで「開いている」骨端板を検出可能である。女子および男子共に17歳の年齢では、橈骨で「開いている」骨端板を検出できるのは人口の約2.5%だけである。
【0057】
したがって、全ての子供の97.5%で、「開いている」成長板の最低しきい値は12.5歳であり、「閉じている」成長板の最高しきい値は18歳であると想定することができる。しかし、身体に存在する他の幾つかの長い骨(脚の脛骨のような)では、骨端成長板は、20歳の年齢まで以前として「開いた」ままである(骨化していない)かもしれない。
【0058】
成長板の存在と思春期段階および既知の暦年齢との間にそのような相関関係があるので、成長板検知/測定を使用して、検査される個人の暦年齢の指摘を提供することができる。
【0059】
本発明の現在の好適な実施形態は、超音波技術を使用して成長板状態を決定するが、光学技術など、他の技術を使用することもできる。
【0060】
現在、医療分野で組織の検査に使用されている超音波技術は基本的に、超音波透過技術と超音波パルスエコー技術の2種類がある。
【0061】
超音波透過技術では、超音波エネルギのパルスは、成長板の成長が起きている骨の位置の片側から反対側に骨を透過する。図2aに示すような装備を使用することができる。超音波伝搬速度は、パルスフライト時間および送信器(26)と受信器(28)との間の距離を測定することによって測定することができる。距離のフライト時間(TOF)に対する比は、検査した組織の実効音速である。それは、様々な種類の組織内の超音波経路に沿った平均音速であるという意味で、「実効」音速である。
【0062】
様々な種類の組織における音速を以下に記載する。
脂肪:1460〜1480m/s
血液:1560〜1590m/s
筋肉:1500〜1600m/s
軟骨:1750m/s
小柱骨:1700〜2000m/s
皮質骨:3000〜4200m/s(年齢に依存する)
【0063】
したがって、皮質骨と軟骨の組織における音速の差が大きいため、皮質骨と軟骨を明瞭に区別するために音速測定を使用することができる。したがって、骨と成長板が界接する領域を音波が通過するように、測定場所を選択する必要がある。
【0064】
透過技術は2つの構成、すなわち図7aに示す軸方向透過および横方向透過に適用することができる。軸方向透過構成(図7a)では、超音波パルスは骨の軸方向に伝搬する。横方向透過構成(図7b)では、超音波パルスは骨の長軸に対して直角方向に伝搬する。この形態の透過線は成長板領域を横切る必要がある。この方法は、ほとんどの超音波骨強度評価器具(骨粗鬆症診断)で使用されており、一般的に踵(ヒール)骨または指節(手指または足指)骨のいずれかを測定する。
【0065】
図7bに示すように横方向に走査する場合、検査される指の部分を送信器と受信器(図2aの26、28)の間で移動させる。1つの任意選択的な走査構成では、走査される指の部分は中指節骨の関節領域であり、関節の上下の2つの骨の各々の一部分(すなわち近位指節骨の端および中指節骨の始め)を含む。これらの2つの骨部分は成人の指では類似しているが、子供の指では、関節の上にある上骨部分は軟骨板(成長板)を含むので、これらの2つの骨部分が類似していない。該方法は、骨関節の両側間の類似性のこの欠如を検出して、成人と子供を区別することを目的とする。
【0066】
別の任意選択的な走査構成では、1本の骨全体(例えば中指節骨)を一方の関節から他方の関節まで走査し、同じ骨の2つの端部の特徴と比較する。第1の走査構成では、2つの骨端が成人の指では類似しているが、子供の指では類似していない。再び、子供の骨の2つの端部間の類似性の欠如は、近位指節骨に近い骨端に存在する成長板のためである。
【0067】
我々の超音波方法は、走査線に沿った複数の箇所における超音波パルスのフライト時間(TOF)の測定に基づく。超音波TOF(超音波パルスが送信器から組織を通して受信器まで移動する時間)を各走査点で記録する。
【0068】
成長板は骨の構造に不均質性をもたらす。これは、TOF対走査位置の測定データにおいて、関節の下の走査部分と関節上の走査部分との間の類似性の顕著な欠如として現われる。類似性のこの欠如を図8に示す。こうして、曲線Aは成人の指のTOF対走査位置を示し、そこでは成長板の欠如(成熟骨)が関節の両側に1つずつ2つの最小値を生じている。他方、曲線Cは、子供の骨のTOF対走査位置を示し、そこでは成長板の存在が関節の下にだけ最小値を示している。こうして、成長板組織の軟骨性は骨組織よりずっと低い音速を生じるので、超音波移動の遅れのため、関節の上の最小値は消える。
【0069】
図9は、以下の作業を実行することによって成長板の有無を識別する自動装置を示す流れ図である。
1.関連指部分に沿って関節の両側でのトランスデューサ対の走査(ブロック71)
2.走査線に沿って複数の位置でTOFを測定する(ブロック72)
3.TOFおよび走査位置をコンピュータに記録する(ブロック73)
4.信号処理方法によってデータを解析して、関節の下と上の部分間の類似度を生成する(ブロック74)
5.結果を2つのカテゴリの一方に分類するために、類似レベルを予め定められたしきい値レベルと比較する(ブロック75、76、77)
【0070】
パルスエコー技術は医療用超音波画像化の基礎をなす技術である。超音波トランシーバは超音波のパルスを送信し、同じトランシーバが、透過経路に沿って様々な種類の組織から後方に散乱するエコーを集める。これを図7cに概略的に示し、それは図2b〜2eのトランシーバ32によって行われる。検査される組織を走査し、後方散乱信号の強度をマッピングすることによって、内部組織の画像を生成することができる。軟骨組織(例えば成長板)は非常に弱い散乱によって特徴付けられ、したがって超音波画像化では暗い領域として現れる。軟骨と軟組織の間の界面および軟骨と骨との間の界面は、超音波をずっとよく反射し、したがって超音波画像化では明るい線として現れる。
【0071】
暗い領域(成長板)の厚さを定量化するためのソフトウェアにより、この技術を使用して、骨成長板の厚さを決定し、かつそれを予め定められた基準データに従って年齢に相関させることができる。
【0072】
より高速の音を骨に利用する特殊な種類のパルスエコー技術を代替的に使用することができる。この技術では、超音波が骨軸に沿って伝搬し、成長板など骨中の異なる組織からのエコーを集める。この技術の典型的な適切な周波数範囲は0.5MHzないし2MHzである。受信した信号の第1部分は、トランスデューサの近傍の物体および界面からの複数の反射によって生じる高振幅の反響音を含む。これらのエコーの時間的延長は、この初期期間中に他の反射を識別することができないので、「不感帯」と呼ばれる。不感帯の問題は通常、トランスデューサ面に遅延線を設計することによって克服される。不感帯後に到達する反射は、反射振幅が雑音レベルより高ければ、エコー信号内で識別することができる。信号対雑音比レベルは通常、受信電子回路の帯域幅の適切な選択および注意深い遮蔽技術によって最適化される。この技術を遠位(または近位)部を有する長骨に適用すると、成長板にまだ軟骨がある場合には、エコーパターンは二重の(長い)反射を持ち、軟骨が無い場合には単一の(短い)反射を持つであろう。
【0073】
この技術についてここで、図10ないし13を参照することによってさらに説明する。
【0074】
図10は、関節および成長板から離れた領域の長骨の略図である。骨は70で概略的に示され、周囲の軟組織(筋肉、皮膚、脂肪、血液等)は72で概略的に示す(以下、構成Aという)。
【0075】
図11は、関節を含む領域であるが成長板を持たない長骨70(すなわち成人の骨)の略図であり、関節は1mm厚さの軟骨74および1mmの軟組織76によってシミュレートされる(以下、構成Bという)。
【0076】
図12は、関節を含む領域で成長板を持つ長骨(すなわち子供の骨)の略図であり、関節は1mm厚さの軟骨74でシミュレートされ、成長板は2mm厚さの軟骨78でシミュレートされる(以下、構成Cという)。
【0077】
図13は、この技術を使用した超音波パルスエコーシステムの出力を示す。
【0078】
エコーは出力曲線の「ブリップ」として示される。関節または成長板の無い長骨(構成A、図10)は、初期「減衰」期間後にエコーが無い。
【0079】
関節があるが成長板の無い長骨(成人の骨、構成B、図11)は、初期「減衰」期間後に、32マイクロ秒付近に1つだけ顕著なエコーがある。
【0080】
関節および成長板のある長骨(子供の骨、構成C、図12)は、初期「減衰」期間後に、26マイクロ秒付近に幾つかの顕著なエコーがある。
【0081】
シミュレーションで使用したパラメータは以下の通りであった。
【表1】
【0082】
本発明の別の実施形態では、骨の無機質密度を生物測定学的特徴として使用して、ユーザの年齢を決定することができる。こうして、ここで説明した両方の超音波透過法で、パルス軌道のかなりの部分は骨組織を通過する。したがって、測定された実効速度は骨の機械的特性によって影響される。
【0083】
子供の成長期間中の骨の特性の変化は、二重エネルギX線吸収(DEXA)技術および定量的超音波(QUS)技術によって研究されてきた。例えば、以下の刊行物を参考にされたい。これらの内容を参照によってここに組み込む。
【0084】
これらの研究は、DEXAを用いて測定された骨の無機物密度およびQUS技術によって実験されるような機械的強度はどちらも、子供時代の成長期間中に増加することを実証している。
【0085】
これらの発見は、任意の骨特性評価技術(DEXA、QUSなど)を独立に使用して、年齢群分類を確立できることを示す。
【0086】
図14は、児童期から熟年期までの様々な年齢での骨中の音の速度(SOS)の依存性を示す。
【0087】
パルスが成長板および骨の両方を通過する、提案した透過技術は、骨の音の速度(SOS)および成長板の厚さの2つのパラメータを組み合わせるものである。これらのパラメータはどちらも年齢と共に変化するので、結果的に得られる実効SOSは、これらのパラメータのいずれか一方だけの場合と同様に、年齢群の分類にも使用される。
【0088】
例えば手首(遠位橈骨)および脚(踵骨の上部)など、他の成長板を使用することができ、また、機械的走査の代わりに、例えばトランスデューサアレイ走査(送信器および/または受信器における)によるなど、他の電子走査を使用することができることは、理解されるであろう。成長板の近傍における他の骨の成分のために、かつ成長板自体によってだけでなく、非対称性が生じることがある。言い換えると、子供の関節と成長板の間の骨組織は、関節の下の骨部分とは異なる音響速度を示すことがある。これは、TOF走査の非対称性の発生にも貢献するであろう。
【0089】
また、TOFの代わりに、他の音響特性を測定して記録することができることも理解されるであろう。これらは、音響減衰、ピークスペクトル周波数、第1半波の幅、またはその他を含むことができる。これらの特性の1つを使用して、関節を中心とする同じ対称性解析を実行することができる。
【0090】
若者または成人としての走査した指の分類のために、走査データの追加的特徴が利用できることもさらに理解されるであろう。関節位置を中心とする対称性以外に、統計的モーメント解析、ヒストグラム、およびスペクトル解析を考慮することもできる。
【0091】
本発明のさらなる実施形態では、超音波の透過ではなく、光の透過を使用して、検査する骨における骨成長板の有無を検出することができる。
【0092】
光は異なる種類の組織中を異なる仕方で伝搬する。組織中の光の伝搬には主に2つのメカニズム、すなわち光の吸収および光の散乱がある。吸収メカニズムは、光の放射と組織を構成する特定の物質との相互作用により、光エネルギを熱に変換する。光の散乱メカニズムは、光の放射が細胞膜などの巨視的物体と相互作用して、結果的にエネルギ変換プロセス無しで放射の運動量の変化を生じるプロセスを含む。
【0093】
光の吸収は、吸収係数maによって以下のように記述される:
厚さdの試料の吸収による光の強度の低下は、exp(−mad)に等しい。光の散乱は、散乱物質中を距離d伝搬した後の非散乱光の強度の低下を記述する、散乱係数msによって特徴付けられる。この低減はexp(−msd)に等しい。生物学的組織中の光の伝搬の簡略モデルでは、散乱および吸収の両方の効果は、次式に従って、実効減衰係数mtとして近似的に記述することができる。
【数1】
ここでgは、散乱角の余弦の平均であり、生物学的組織では一般的に0.85から0.95の間である。
【0094】
脂肪および筋肉のような軟組織中の光の伝搬は、この20年間に集中的に研究された。したがって、軟組織の光学的性質に関する信頼できるデータが利用可能である。軟骨の再構築のための光学的技術(例えばハイパワーレーザアブレーション技術)への関心のため、軟骨の光学的性質の測定も利用可能である。最近発表された幾つかの研究は、皮質骨における光学的な実効光減衰が、軟組織および軟骨両方における光学的減衰よりかなり高いことを示している。例えば、以下の刊行物を参考にされたい。それらの内容を参照によってここに組み込む。
【0095】
したがって、指または手首の光の透過の測定を使用して、骨/成長板の状態を識別することができる。そのような装置の1つの実現として図2aのマウスがあり、そこで送信器26は光源であり、受信器28は、ユーザの親指または指を受容するために間隔を置いた形状構成に配置された光センサである。
【0096】
本発明のさらに別の実施形態では、年齢の決定のために皮膚パラメータを使用することができる。皮膚の厚さおよび超音波エコー反射性などの皮膚の特性は、児童期の間に変化する。以下の刊行物に記載されているように、これらのパラメータを実験して、本発明に係る年齢群分類に利用することができる。それらの内容を参照によってここに組み込む。Seidenariら[S.Seidenari, G.Giusti, L.Bertoni, C.MagnoniおよびG.Pellacani;「Thickness and echogenicity of the skin in children as assessed by 20−MHz ultrasound」;Dermatology 201(3),218−222(2000)]。この刊行物は、子供および成人の皮膚の厚さおよび皮膚の超音波エコー反射性の両方を研究し、皮膚の厚さおよび皮膚の超音波エコー反射性の両方の年齢に関係する変化を明らかにした。
【0097】
上述の通り、性別の決定も、本発明に従ってアクセスを制御するために使用することができる。骨の成長板における性別に関連する相違が知られているので、性別の決定は、骨の成長板の測定に基づく年齢決定を補助するのに使用することができる。性別の決定はまた、上でさらに詳述した理由で、例えばトイレ、インターネットサイト等へのアクセスを特定の性別で制限するために、単独で使用することもできる。
【0098】
図15および16は、骨の成長は前述の通り男子と女子で多少異なるので、ユーザが子供か成人かを決定する精度を高めるために、声および/または顔の特徴の生物測定学的特徴を骨の成長と共に使用してユーザの性を決定する、本発明のさらなる実施形態を示す。
【0099】
図15は、該システムの略図である。それは、センサ出力102を生成する超音波センサ100、顔の特徴を検知するカメラ104、および/またはユーザの声の特徴を検知するマイクロフォン106を含む。ソフトウェア108はカメラ104および/またはマイクロフォン106の出力を受け取り、そのような出力を、声および/または顔の特徴を性別に相関させる基準データ110と比較する。ソフトウェア108は、カメラ104およびマイクロフォン106の出力と同様に、基準データ110をも使用して、ユーザの性別を決定する。センダ(sender)のこの決定により、女性/年齢成長板基準データ112または男性/年齢成長板基準データ114のいずれかがアクセス制御論理116によって使用され、アクセス状態が出力118として決定される。
【0100】
図16は、骨成長板の有無または尺度および個人の性別の決定の両方を使用してアクセスを制御する方法を示す流れ図である。
【0101】
こうして、図16に示す通り、この方法は次の動作を含む。すなわち、ユーザの指骨の成長板を測定し(ブロック120)、性の特定の声および/または顔の特徴を測定し(ブロック122)、声および/または顔の特徴を解析してユーザが男性であるか女性であるかを決定し(ブロック124)、成長板の測定値を適宜男性(ブロック126)または女性(ブロック128)の基準データと比較し、かつ、この比較の結果に従ってアクセスの許可または拒否を示す信号出力を出力する(ブロック130)。
【0102】
本発明を幾つかの実施形態に関連して説明したが、これらは単に例として記載したものであり、本発明の多くの他の変形、変更、および適用を施すことができることを理解されたい。例えば、説明は主に年齢のパラメータを使用してインターネットへのアクセスを制御することに関係があったが、使用できる他のパラメータおよび制御される他の場所がある。例えば、トイレまたは同性愛者のサイトへのアクセスを制御するために、アクセスは性別だけのパラメータに基づくことができる。また他の場所(例えば、バー、酒店、「成人」映画館、煙草の自動販売機、賭博場、娯楽用乗り物等)、他の電子媒体(例えばテレビ番組、ビデオ、ラジオ、テープ、コンパクトディスク、およびカセットプレーヤ)、コンピュータ自体またはビデオ/コンピュータゲームなど他のコンピュータ関連場所、電話(例えばチャット番号、ショッピング回線、アダルト回線)へのアクセスを制御することもできる。指骨の成長板の検知に加えて、手首、踵またはその他の骨など、他の骨に関連する生物測定学的特徴を検知することができる。顔の発達、声の調子または振動、歯の発達、皮膚の状態、肺活量、筆跡、ホルモン、ミネラル、化学組成、髪の毛、唾液、言語もしくは語彙の使用、または体脂肪など、他の生物測定学的特徴を検知することができ、それらを各々単独で、または年齢および/または性別を示す他のデータと組み合わせることができる。
【0103】
以下の参考文献は、個人の性別を決定するために使用することのできる顔/音声認識アルゴリズムを教示するものであり、その内容を参照によってここに組み込む。
米国国防省の支援による顔認識プロジェクト(FERET)(www.dodcounterdrug.com/facialrecognition/)。
M2VTSプロジェクト:マルチモデル生物測定学的ヒト認証(www.tele.acl.be/PROJECTTS/M2VTS/)。
米国国防省の支援によるYOHO CD−ROM音声検証コーパスプロジェクトによる試験(www.biometrics.org/REPORTS/ICASSP95.html)。
コロラド大学ボルダー校、話し言葉研究センター(CSLR)(www.cslr.colorado.edu/welcome.html)。
Face Recognition and Gender Determination, Laurenz Wiskott (1995) IWAFGR’95, Zurich (www.cnl.salk.edu/〜wiskott/Abstract/WiseFelkrue95.html.)。
Algorithm of Facial Aging, National Library of Medicine, PubMed Entry No.10946949
【0104】
本発明を実現するために、異なる生物測定学的パラメータを測定する多数のバイオメトリックセンサを使用することができることは理解されるであろう。これらは例えば、磁気センサ、超低周波音センサ、振動検出センサ、および生化学センサを含む。
【0105】
したがって、アクセスを特定のカテゴリの構成員に制限するためにサービス、装置または場所への個人のアクセスを制御する、記載した説明および装置は、年齢に不適切なインターネットサイトへの子供のアクセスを制御するのに特に適しており、以下のことを含む多数の利点を提供する。
(1)監視が不要の完全自動化を達成する。
(2)例えば捏造、盗難、もしくは偽造文書、または盗難もしくはハッキングされたパスワードの使用者によって欺かれることを阻止する。
(3)年齢検証の客観的な決定を提供し、主観的判断や欺かれることを防止する。
(4)パスワードを覚えあるいは入力し、年齢証明書を提示し、パスカード(走査カード)の紛失を心配する必要無しに、年齢/性別を決定するための、より簡単で、侵害性が低く、より分かりやすい手段を提供する。
(5)絶えず監視することができ、ある個人が別人と主張してアクセスに成功する可能性が低減される。
(6)親は彼ら自身がアクセスできるようにしながら、子供が「年齢に不適切な」サイト/番組にアクセスするのを簡便に防止することができる。
(7)一般的場所またはサイトに立ち入る前に、またはそうした場所またはサイトの不適切である特定の部分に立ち入る前にだけ、アクセス許可を要求できるという点で、柔軟性を提供する。
(8)子供が、商品またはサービスを購入するため、オンラインで賭け事をするため、あるいは親の許可無くクレジットカードで注文するために、年齢に不適切な電話番号に電話をかけるのを防止するために使用することができる。
(9)ユーザは特に知られず、あるいは識別されないので、プライバシが得られる。
(10)例えばパスワードのキー入力より、アクセスが許可または拒否されるまで時間がかからないので、効率的である。
(11)インターネットの成人向けサーフフリーゾーンの親による制御を確立するために使用することができ、これは子供の保護のために極めて重要であるかもしれない。
(12)パスワードが現実的ではない仮想コミュニティ(例えば年齢または性別に基づく)のチャットルームへのアクセスを許可するために使用することができる。
【0106】
分かりやすくするために別個の実施形態の文脈で説明した本発明の特定の特徴は、単一の実施形態で組み合わせて提供することもできることを理解されたい。逆に、簡潔さのために単一の実施形態の文脈で説明した本発明の様々な特徴は、別個に、あるいは任意の適切な部分組合せで提供することもできる。
【0107】
本発明をその特定の実施形態に関連して説明したが、多くの代替例、変更例、および変形例が当業者には明白であろう。したがって、請求の範囲の精神および広範な範囲内に該当するそのような代替例、変更例、および変形例を全て含むことを意図する。本明細書に示した全ての刊行物、特許および特許出願は、個々の各刊行物、特許または特許出願が明確にかつ個別に参照によってここに組み込むように指摘されたかのように、参照により全てが本明細書に組み込まれる。さらに、本願における参考文献の引用または識別は、そのような参考文献が本発明の先行技術として利用可能であるという許可と解釈してはならない。
【図面の簡単な説明】
【0108】
【図1】本発明の教示に従ってアクセスを制御する方法の一般的な流れ図である。
【図2a】本発明に従ってアクセスを自動的に制御するための装置の形態を示す。
【図2b】本発明に従ってアクセスを自動的に制御するための装置の形態を示す。
【図2c】本発明に従ってアクセスを自動的に制御するための装置の形態を示す。
【図2d】本発明に従ってアクセスを自動的に制御するための装置の形態を示す。
【図2e】本発明に従ってアクセスを自動的に制御するための装置の形態を示す。
【図3】本発明に係るサーバ(例えばインターネットサーバ、ISPサーバ)などのハードウェアの略図である。
【図4】本発明に係るメモリ装置の略図である。
【図5】本発明の教示に係る方法の一例の流れ図である。
【図6】成長段階の骨の略図である。
【図7a】本発明に従ってユーザの骨を検査してユーザの年齢カテゴリを示すことができる超音波走査技術を示す略図である。
【図7b】本発明に従ってユーザの骨を検査してユーザの年齢カテゴリを示すことができる超音波走査技術を示す略図である。
【図7c】本発明に従ってユーザの骨を検査してユーザの年齢カテゴリを示すことができる超音波走査技術を示す略図である。
【図8】子供と成人を区別するために図7bの走査技術を使用したときに生成される結果を示す。
【図9】図7bの技術を実現するためのシステムを示すブロック図である。
【図10】個人の骨を検査することによって年齢カテゴリを区別する方法の理解に役立つ、関節の無い骨のシミュレーションの略図である。
【図11】個人の骨を検査することによって年齢カテゴリを区別する方法の理解に役立つ、端に関節のある骨のシミュレーションの略図である。
【図12】個人の骨を検査することによって年齢カテゴリを区別する方法の理解に役立つ、端に成長板および関節がある骨のシミュレーションの略図である。
【図13】本発明に従ってパルスエコー技術を用いたときの様々な出力を示すグラフである。
【図14】幼年期から壮年期までの様々な年齢における骨中の音の速度の依存性を概略的に示す。
【図15】年齢カテゴリを示すために個人の性別および骨成長板の両方を検知するためのシステムを説明する。
【図16】本発明の好適な実施形態に従って個人の性別および骨成長板状態を用いてアクセスを自動的に制御するための方法を示す流れ図である。
Claims (39)
- アクセスを特定のカテゴリの構成員に制限するために、サービス、装置または場所への個人のアクセスを制御する方法であって、
前記特定のカテゴリを示す個人の少なくとも1つの予め定められた生物測定学的特徴を機械検知するステップと、
前記特定のサービス、装置または場所への個人のアクセスを自動的に制御するために、前記機械検知された特徴を利用するステップと
を含む方法。 - 前記特定のカテゴリは年齢カテゴリである請求項1の方法。
- 前記特定のカテゴリは性別カテゴリである請求項1の方法。
- 前記機械検知された生物測定学的特徴は、個人の年齢カテゴリを決定するための個人の検査される骨の骨化度である請求項2の方法。
- 個人の骨の前記骨化度は、検査される骨における骨の成長板の有無を検知することによって決定される請求項4の方法。
- 前記検査される骨は、個人の手または足における手指または足指の指節骨である請求項5の方法。
- 前記指節骨の関節は、成長板が関節の片側に存在するか否かを決定するために検査される請求項6の方法。
- 指節骨は、成長板が骨の片側に存在するか否かを決定するために検査される請求項6の方法。
- 前記骨は、超音波を前記検査される骨を通して透過させることによって検査される請求項4の方法。
- 前記超音波は、前記検査される骨を通して横方向に透過する請求項9の方法。
- 前記超音波は、前記検査される骨を通して軸方向に透過する請求項9の方法。
- 個人の少なくとも2つの生物測定学的特徴が機械検知され、一方の特徴は年齢カテゴリを示し、他方の特徴は性別カテゴリを示し、両方の機械検知された特徴は、前記特定のサービス、装置または場所への個人のアクセスを自動的に制御するために利用される請求項1の方法。
- 個人の顔の特徴は、個人の性を示すためにカメラによって機械検知される請求項1の方法。
- 個人の声の特徴は、個人の性を示すためにマイクロフォンによって機械検知される請求項1の方法。
- 個人の骨の特徴は、個人の年齢カテゴリを示すために光学的センサによって検査される請求項1の方法。
- 制御されたアクセスは、電子媒体へのアクセスである請求項1の方法。
- アクセスを特定のカテゴリの構成員に制限するために、サービス、装置または場所への個人のアクセスを制御するための装置であって、
前記特定のカテゴリを示す前記個人の少なくとも1つの予め定められた生物測定学的特徴を検知するための少なくとも1つのセンサと、
検知された生物測定学的特徴を受け取りかつ解析し、生物測定学的特徴を特定のカテゴリに相関させる基準データと生物測定学的特徴を比較し、かつ前記特定のサービス、装置または場所へのアクセスを許可するか否かを示す信号を出力するためのデータ処理装置と
を含む装置。 - 前記基準データは、検知された生物測定学的特徴を年齢カテゴリに相関させる請求項17の装置。
- 前記基準データは、検知された生物測定学的特徴を性別カテゴリに相関させる請求項17の装置。
- 前記センサによって検知された前記予め定められた生物測定学的特徴は、個人の検査される骨の骨化度である請求項18の装置。
- 前記センサは、個人の検査される骨の骨化度を骨の成長板の有無を検知することによって検知する請求項20の装置。
- 前記センサは、前記個人の手または足における手指または足指の指節骨を検査するために構成される請求項21の装置。
- 前記センサは、成長板が骨の片側に存在するか否かを決定するために前記指節骨の関節を検査するように方向付けて配置される請求項22の装置。
- 前記センサは、成長板が骨の片側に存在するか否かを決定するために前記指節骨の骨を検査するように方向付けて配置される請求項22の装置。
- 前記センサは超音波センサである請求項22の装置。
- 前記超音波センサは、前記検査される骨を通して超音波を横方向に透過させるように方向付けて配置される請求項25の装置。
- 前記超音波センサは、前記検査される骨を通して超音波を軸方向に透過させるように方向付けて配置される請求項25の装置。
- 装置は、個人の少なくとも2つの生物測定学的特徴を検知するための少なくとも2つのセンサを含み、一方の特徴は年齢カテゴリを示し、他方の特徴は性別カテゴリを示し、前記データ処理装置は、生物測定学的特徴を特定の年齢カテゴリに相関させる基準データとともに両方の検査された生物測定学的特徴を解析しかつ比較し、かつ前記特定のサービス、装置または場所へのアクセスを許可するか否かを示す信号を出力する請求項25の装置。
- 前記センサは、個人の顔を検知するためのカメラである請求項17の装置。
- 前記センサは、個人の声を検知するためのマイクロフォンである請求項17の装置。
- 前記センサは、電子媒体の手動制御部材に含まれる請求項17の装置。
- 前記センサは、電子媒体に含まれる請求項17の装置。
- 個人の少なくとも1つの生物測定学的特徴を解析して、前記個人が特定のカテゴリに属するかどうかを決定するため、および前記特定のカテゴリに従ってアクセスを制限するためにサービス、装置または場所への個人のアクセスを自動的に制御するためのソフトウェアアプリケーションをインストール可能なフォーマットで格納するメモリ装置。
- 前記特定のカテゴリは年齢カテゴリおよび/または性別カテゴリである請求項33のメモリ装置。
- 前記生物測定学的特徴は、骨の成長板の有無である請求項33のメモリ装置。
- 個人の少なくとも1つの生物測定学的特徴を解析して、前記個人が特定のカテゴリに属するかどうかを決定するため、および前記特定のカテゴリに従ってアクセスを制限するためにサービス、装置または場所への個人のアクセスを自動的に制御するためのアプリケーションを実行可能なフォーマットで格納するハードウェア。
- 前記特定のカテゴリは年齢カテゴリおよび/または性別カテゴリである請求項36のハードウェア。
- 前記生物測定学的特徴は、骨の成長板の有無である請求項36のハードウェア。
- 事業を行う方法であって、
生物測定学的年齢および/または性別分類を実行するようにユーザクライアントをアップグレードすること、および
前記ユーザクライアントと作動可能に通信するアクセス制御パッケージをサービスプロバイダおよび/またはコンテンツプロバイダに販売または使用許諾すること
を含む方法。
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