JP2004532713A - 熱インジケータを有する吸収性物品 - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
(関連出願との相互参照)
出願人は本明細書において、米国特許法119(e)に従ってアレン(Allen)らの名前で2001年6月29日に出願された米国特許仮出願第60/302,481号、確認番号7838の利益を請求する。
【0002】
(発明の分野)
本発明は、着用可能な物品と共に使用され得る熱インジケータに関する。より詳細には、本発明は、熱インジケータを含む、おむつ、成人用失禁物品、女性用保護物品などの衛生的吸収性物品に関する。
【背景技術】
【0003】
着用可能な吸収性物品は当該技術分野において周知である。吸収性物品は一般に、使用中に締着装置によって着用者の身体に保持又は配置される吸収性コアを有するので、排泄物はその物品によって捕獲される。典型的な吸収性物品は、流体排出物を通すことができる、着用者に面するトップシートと、排出物が吸収性物品から漏れるのを防ぐバックシートとを含む。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
使い捨て吸収性物品の導入以来、当該技術分野では数多くの進歩を遂げてきた。しかし、これらの物品のほとんどは、着用者の健康の監視の際に介護人を助けるのに適合していない。感染症(例えば、尿路感染症など)など、特定の様々な健康問題を表示するために、尿及び糞便など、人の汚物の構成成分の分析を含む一定の試みが当該技術分野において行われた。例えば、1995年11月21日にエバーハート(Everhart)らに発行された米国特許第5,468,236号は、哺乳類の排泄物における物質の存在の視覚的インジケータを提供するのに適合した、終点を有する化学反応手段を含む使い捨て吸収性製品を開示している。しかし、この先行技術では、介護人は熱の兆候の早い現れを連続的に監視できないので、多種多様の病気の認識と、最終的な診断及び治療が遅れることになる。従って、着用者の上昇した中心部の体温を検出する能力を有する着用可能物品を提供することが望ましい。ある環境下の着用者の体温を着用者又は介護人に伝えることができる、熱インジケータを有する吸収性物品を提供することも望ましい。更に、熱インジケータは、使用者又は介護人に定量的又は定性的情報を提供することが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、着用者の一部分の周囲にフィットするように適合した外側カバーと、着用者の体温が少なくとも一つの予め定めた閾温度を越える時信号を提供し、着用者の身体から排泄された尿から着用者の体温を判定する、外側カバーと有効に結合した熱インジケータとを具備する着用可能物品である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明は、使い捨て吸収性物品を含むがこれに限定されない着用可能物品と共に使用され得る熱インジケータに関する。本明細書で使用する用語「着用可能物品」とは、一定の期間、及び多くは着用者の通常の活動中に着用者の身体の一部分に適用若しくは取り付けられる、さもなければ結合されるように適合した物品を指す。着用可能物品は、ベルト、おむつ、トレーニングパンツ、下着、他の衣類などの場合のように、着用者の身体の一部を取り囲む又は少なくとも部分的に囲んでもよい。そのような着用可能物品は、弾力的に延伸性がある要素及び/又は締着要素を含んで、着用者及び/又は締着要素への適切なフィットを確実にして、介護人による着用者への物品の便利な適用及び取外しを提供し得る。あるいは、上述の特徴に加えて、着用可能物品の少なくとも一部分は、接着剤により着用者の皮膚に固着されてもよい。いくつかの実施形態では、着用可能物品は、着用可能物品に取り付けられる又は結合される、挿入物のような別個の要素を含んでもよい。そのような実施形態に限定されることなく、本発明は一般に、使い捨て吸収性物品と結合することが以下に説明される。
【0007】
本明細書で使用する用語「吸収性物品」とは、排泄物を吸収して封じ込める装置を指し、より具体的には、着用者の身体に対して又は近接して配置され、身体から排出される様々な排出物を吸収して封じ込める装置を指す。用語「使い捨て」とは、本明細書では、洗濯される、さもなければ修繕される、又は吸収性物品として再利用されることを一般に意図しない(すなわち、一回の使用後に廃棄される、好ましくはリサイクルされる、堆肥化される、さもなければ環境に適合する方法で処理されることを意図する)吸収性物品を説明するために使用される。「一体型」吸収性物品とは、個別の部品を合体して形成され調和して働く統一体を形成し、その結果、別個のホルダ及び/又はライナーのような独立した操作部分を必要としない吸収性物品を指す。本発明の吸収性物品の好ましい実施形態は、図1に示す一体型使い捨て吸収性物品、おむつ20である。本明細書で使用する用語「おむつ」とは、一般に乳幼児及び失禁者により胴体下部の周囲で着用される吸収性物品を指す。本発明は又、失禁用ブリーフ、失禁用下着、吸収性挿入物、おむつホルダ及びライナー、女性用生理用衣類、包帯など、他の着用可能な吸収性物品にも適用できる。
【0008】
図1は、本発明のおむつ20の広げた状態の平面図であり、おむつ20の構造をより明確に示すために構造の一部分を切り取った状態である。おむつ20の着用者に向く部分が、こちらに向いている。図1に示すように、おむつ20は好ましくは、液体透過性トップシート24と、液体不透過性バックシート26と、好ましくはトップシート24とバックシート26の少なくとも一部分の間に配置される吸収性コア28と、サイドパネル30と、弾性脚部カフス32と、弾性ウェスト構造部34と、全般的に40で示す締結装置とを具備する。図1に示すおむつ20は、第1腰部領域36、第1腰部領域36と対向する第2腰部領域38、及び第1腰部領域36と第2腰部領域38との間に位置する股部領域37を有する。おむつ20の周辺部は、おむつ20の外側縁部により画定され、ここで、長手方向縁部50はおむつ20の長手方向中心線100に概ね平行に延び、末端部縁部52は長手方向縁部50の間でおむつ20の横方向中心線110に概ね平行に延びている。
【0009】
トップシート24、バックシート26、及び吸収性コア26は、様々な周知の構成に組み立てることができるが、好ましいおむつの構成が概ね記載された特許としては、1975年1月14日にブエル(Kenneth B.Buell)へ発行された「使い捨ておむつの収縮可能な側部分(Contractible Side Portions for Diposable Diaper)」という発明の名称の米国特許第3,860,003号と、1992年9月9日にブエルへ発行された米国特許第5,151,092号と、1993年6月22日にブエルへ発行された米国特許第5,221,274号と、1996年9月10日にロー(Roe)らへ発行された「多ゾーン構造の弾性様フィルムウエブの延伸性腰部機構を有する吸収性物品(Absorbent Article With Multiple Zone Structural Elastic-Like Film Web Extensible Waist Feature)」という発明の名称の米国特許第5,554,145号と、1996年10月29日にブエルらへ発行された「使い捨てプルオンパンツ(Disposable Pull-On Pant)」という発明の名称の米国特許第5,569,234号と、1996年12月3日にニース(Nease)らへ発行された「吸収性物品用サイドパネルを製造するゼロスクラップ方法(Zero Scrap Method For Manufacturing Side Panels For Absorbent Articles)」という発明の名称の米国特許第5,580,411号と、1999年12月21日にローブル(Robles)らへ発行された「多方向延伸性サイドパネルを有する吸収性物品(Absorbent Article With Multi-Directional Extensible Side Panels)」という発明の名称の米国特許第6,004,306号とがあり、それぞれの特許を参考として引用し本明細書に組み入れる。
【0010】
バックシート26は一般に、その中に吸収して封じ込めた排出物がベッドシーツや下着等、おむつ20と接触することがある物品を汚すのを防止する、吸収性コア28の衣類に面する表面45に隣接して配置される、おむつ20の部分である。トップシート24は好ましくは、吸収性コア28の身体に面する表面47に隣接して配置され、また当該技術分野で既知のいかなる取付手段によって吸収性コア28に、及び/又はバックシート26に接合してもよい。本発明で使用する用語「接合される」は、ある要素が他の要素に直接取り付けられることによりその要素に直接固定される構成と、ある要素が中間部材に取り付けられ、その中間部材が他の要素に取り付けられることにより他の要素に間接的に固定される構成とを包含する。トップシート24は好ましくは、順応性があり、柔らかな感触であり、着用者の皮膚を刺激しない。更にトップシート24の少なくとも一部分は液体透過性であり、液体はその厚さを容易に貫通可能できる。
【0011】
吸収性コア28は、ほぼ圧縮性で、適合性があり、着用者の皮膚に刺激がないと共に、尿、及びその他ある種の排泄等の液体を吸収して保持できる、いかなる吸収性材料を含んでもよい。吸収性コア28は多種多様の寸法及び形状で製造されてもよく、また使い捨ておむつと他の吸収性物品とにおいて一般に使用される、一般にエアフェルトと呼ばれる粉砕木材パルプなど、多種多様の液体吸収性材料を含んでもよい。その他の好適な吸収性材料の例としては、縮みセルロース詰め物(creped cellulose wadding)、コフォーム(coform)を含むメルトブローポリマー、化学的に剛化、変性、又は架橋されたセルロース繊維、ティッシュラップ及びティッシュラミネートを含むティッシュ、吸収性フォーム、吸収性スポンジ、超吸収性ポリマー、吸収性ゲル材料、若しくは他のあらゆる既知の吸収性材料又はこれらの材料の組み合わせが挙げられる。
【0012】
上述のように、おむつ20は締着装置40も含んでよい。締着装置40は、おむつ20を着用者に保持するために、おむつ20の周囲付近で横方向の引っ張りを提供するような構成に、第1腰部領域36及び第2腰部領域38を維持することが好ましい。他の既知の締着手段も一般的に使用することができるが、締着装置40は好ましくは、テープ状ひも、フック・ループ式締着要素、及び/又は両性締着要素などの面ファスナを含む。他の実施形態では、物品の対向する側面を縫い合わせるか、又は結合して、パンツを形成してもよい。これにより、本物品が、トレーニングパンツなど、プルオン型おむつとして使用可能になる。
【0013】
本発明の物品は、物品の着用者の上昇した中心部の体温の定性的又は定量的な、可視、可聴、又は触知信号を提供する熱インジケータ60を更に具備する。新しい尿の温度は中心部の体温と充分に関連することが、医学文献において示されている。医学文献における代表的な参考資料としては、1986年2月発行のアーレンクランツ(Ehrenkranz, J.R.L.)らの「体温測定の新方法(A New Method of Measuring Body Temperature)」(New Jersey Medicine, Vol.83, No.2,)93〜96ページ、及び1977年発行のマレー(Murray, H.W.)らの「尿温度:不自然な熱の早期診断への手掛かり(Urinary Temperature:A Clue to Early Diagnosis of Factitious Fever)」(Medical Intelligence, Col.296, No.1)が挙げられる。それ故に、本発明の熱インジケータは好ましくは、上昇した尿の温度に反応する。
【0014】
ある実施例では、熱インジケータ60は、尿の温度、従って中心部の体温が、予め定めた閾値を越えることの定性的視覚表示を提供し得る。閾値は好ましくは、一般に医者を呼ぶか又は訪れるきっかけとなる体温に設定される。例えば、米国の多くの医者は、幼児及び幼い小児の母親に、特定の水準、一般的には100°F(約37.8℃)〜約101°F(約38.3℃)の範囲を越える体温であれば、診療所に連絡を取ってよいと話す。従って、熱インジケータ60は、例えば、尿の温度が約101°F(約38.3℃)以上であることを母親又は他の介護人に示すように設計されてもよい。この場合、介護人は、第二の温度測定道具(例えば、赤外線耳体温計、口腔体温計、腋下体温計、直腸体温計、皮膚貼付け体温計など)を使用することを選択して、定量的温度測定を行って医者に提供してもよい。そのような場合、熱インジケータ60は、潜在的な病気又は感染症の「早期警告」、及び第二の診断行動を取るための信号として機能する。熱インジケータ60は、実際に尿の温度が予め定めた閾値以上である時、信号を提供し得る。あるいは、ある実施形態では、尿の温度は、熱インジケータ60に接触する前に既知の量低下し得る。これらの実施形態では、熱インジケータ60は、予め定めた閾値より低いが、これに相関する尿の温度で信号を提供し得る。
【0015】
上昇した体温は、可視、可聴、及び/又は触知信号により介護人に知らされる。本発明の好ましい実施形態では、熱インジケータ60によって視覚信号が介護人に提供される。視覚信号の例には、色若しくは模様の出現、消失、又は色、形状、若しくはデザインの変化、又はそれらの組み合わせが挙げられる。模様には、例えば、1以上のストライプ、点、英数字、記号、若しくは絵柄、又はそれらの組み合わせが挙げられる。図2は、閾温度以上の尿が接触した時に小さい方の箱84の色が変わる定性的熱インジケータの代表的な実施形態を説明している。図3は、この例では101°F(約38.3℃)である閾温度以上で尿が接触した時に英数字表記86(英数字表記「101」が例として示される)が表れる定性的熱インジケータのもう一つの実施形態を説明している。
【0016】
好ましい実施形態では、熱インジケータ60は、予め定めた閾値を越える温度を有する尿にのみ反応するべきである。従って、熱インジケータは、尿の存在状態と予め定めた温度とが一致する時にのみ反応するべきである。物品がこれらのパラメータの一つだけを受けて、熱インジケータ60からの表記という結果をもたらすべきではない。例えば、熱インジケータ60は、炎天下に放置された自動車で起こり得るように、遊離水なしに高温に反応するべきではない。更にインジケータは、正常な体温を有する健康な着用者が物品に排尿する時に起こり得るように、予め定めた閾値より低い温度なしに水の存在に反応するべきではない。
【0017】
熱インジケータ60は、複数の温度閾値を表示する能力を有し、熱の重症度のより定量的な表示を提供してもよい。例えば、熱インジケータ60は、中程度の熱と重度の熱の両方を表示する、二つの温度閾値を含んでもよい。非制限的な例では、熱インジケータ60は、図3に示される英数字86によって表示されるように、101°F(約38.3℃)及び104°F(約40.0℃)で熱に対する別個の信号を提供してもよい。あるいは、熱インジケータ60は、関係する温度領域全体において規則的な間隔で各々が別個の信号を提供する複数の温度閾値を含んでもよい。例えば、熱インジケータ60は、100°F(約37.8℃)〜104°F(約40.0℃)の範囲で0.5°F(約0.28℃)間隔で温度閾値を有してもよい。2以上の温度閾値を有する実施形態では、熱インジケータ60は、各閾値について異なる視覚信号(すなわち、異なる色、記号、英数字、形状など、又はそれらの組み合わせ)を提供し得る。ある実施形態では、各閾値は、支持要素68上のしるし80の隣の単純な信号(例えば、色付きの点82)を備えてもよく、その一例が図7に示される。全てを参考として引用し本明細書に組み入れる米国特許第5,094,545号、第4,345,470号、第4,564,299号、又は第5,222,809号に説明される温度表示システムが、本発明の物品における使用に好適であり得る。
【0018】
温度閾値の数及び/又は信号の性質にかかわらず、熱インジケータ60は好ましくは、排尿の始まりと物品を取り除く時との間でいつでも読むことができるような、充分に持続性のある信号を提供する。一般に信号は、予め定めた閾値を越える温度を有する尿と接触した後、少なくとも約1時間可視であるべきである。好ましくは、信号は、予め定めた閾値を越える温度を有する尿と接触した後、少なくとも約2時間、より好ましくは少なくとも約12時間可視であるべきである。
【0019】
上昇した温度を有する尿、すなわち、予め定めた閾値を越える中心部の体温を有する着用者からの尿との接触で、熱インジケータ60は反応するべき、すなわち、尿の温度が、正常な中心部の体温を有する着用者からの尿の温度と識別不可能である温度より低い温度まで尿が冷える前に、可視信号を提供するべきである。一般に熱インジケータ60は、予め定めた閾値を越える温度を有する尿との接触から約5分以内に信号を提供する。好ましくは熱インジケータ60は、予め定めた閾値を越える温度を有する尿との接触から約1分以内、より好ましくは約20秒以内に信号を提供する。
【0020】
定性的視覚熱インジケータ60は、色若しくは模様の出現、消失、又は色、形状、若しくはデザインの変化、又はそれらの組み合わせによって、上昇した体温を表示し得る。模様には、例えば、1以上のストライプ、点、英数字、記号、若しくは絵柄、又はそれらの組み合わせが挙げられる。熱インジケータ60は、物品の内側又は外側から見えてもよく、また物品のいかなる構成要素に取り付けられてもよい。例えば、熱インジケータ60は、トップシート24、吸収性材料28、又はバックシート26に取り付けられてもよい。ある好ましい実施形態では、熱インジケータ60は、トップシート24の真下に配置されて、物品が着用者から少なくとも部分的に取り外された後で見ることができる。別のある実施形態では、熱インジケータ60は、外側カバーの少なくとも一部分を通して見られるように、バックシートの内側など、物品の内側に配置されてもよい。更に他の実施形態では、物品を着用者から取り除くことなしにインジケータが見えるように、物品片又は物品の一部分が永久に又は一時的に引き出せるような方法で、熱インジケータ60が物品の上に配置されてもよい。更に他の実施形態では、熱インジケータ60は、物品を着用者に適用する前に介護人によってトップシート24に取り付けられた(例えば、接着剤、機械的締着装置、摩擦などにより)おむつ挿入物又は他の支持要素など、介護人によって物品に適用される別個の要素を具備してもよい。
【0021】
熱インジケータ60は一般に、熱表示組成物70又は要素を含む。熱表示組成物は、粒子及びフィルムを含むいかなる物理的形態であってもよい。ある好ましい熱表示組成物は、介護人に着用者の上昇した体温の視覚的表示を提供するように共に機能する表示成分、温度感知成分、及び尿感知成分を含むことができる。代表的な一実施形態では、図5に示されるように、熱表示組成物70は、尿感知成分66に取り囲まれる温度感知成分64に浮遊する、粒子の形態の表示組成物62を含む。表示成分62、温度感知成分64、及び尿感知成分66は各々、別個に異なる成分であってもよく、又は1要素若しくは材料がこれらの機能の2以上を行ってもよい。
【0022】
温度感知成分64は、予め定めた閾値で融点又は軟化点を有する組成物を含んでもよい。代表的な温度感知成分は、約38℃の融点を有する1−テトラデカノール、グリセロールジアセテート、又はミリスチルアルコールである。他の非限定的な代表的温度感知組成物には、メチルステアレート及びテピネオールが挙げられる。あるいは、特定のワックス、及び他の材料の混合物が熱インジケータの温度感知成分として使用するのに適合されてもよい。
【0023】
尿感知成分66は好ましくは、尿の存在で特性を変えるか、又は少なくとも部分的に尿に透過性である。例えば、尿感知成分66は、尿の存在下で溶解してもよく、又はより透過性になってもよい。尿感知成分66は、水、pH、酵素、尿素などを含む、尿のいかなる成分又は特性をも感知し得る、又はそれに反応し得る。尿感知成分66における使用に好適な代表的な材料には、デンプン及び糖、ポリビニルアルコール(その場で形成されたフィルム及び予め製造されたフィルム)、ゼラチン、並びに他の水若しくはpH可溶性フィルム又は材料が挙げられる。他の好適な材料には、ホットメルト湿り度インジケータ、水溶性染料システムなど、当該技術分野で既知の湿気又は尿表示組成物が挙げられ、米国特許第4,022,211号、第4,743,238号、第5,066,711号、第5,342,861号、第4,681,576号、第5,035,691号、第4,231,370号、第4,895,567号、及び第6,075,178号に説明されるが、それらの特許を参考として引用し本明細書に組み込む。更に、2002年2月19日に譲受人の事例番号8870によりクロフタ(Thomas J. Klofta)らの名前で出願された、改善された着色剤保持力を有する湿り度インジケータ(Wetness Indicator Having Improved Colorant Retention)のために、本発明の譲受人に共に譲渡された同時係属の米国出願第___号に説明されたものなど、新しい尿表示組成物が尿感知成分66として使用されてもよい。例えば、尿感知成分は、ステアリルアルコール、微晶性ワックス、エトキシ化アルコール類、陽イオン性四級アミン類、又はそれらの混合物、及びpHインジケータなどの表示成分を含んでもよい。別のある実施形態では、尿感知成分は、バックシートを通して見た場合、湿っている時により濃く見える永久インクで印刷された模様を有するフィルム又はティッシュなど、湿った状態と乾燥状態において違った光学特性(例:明暗)を有する材料又は合成物を含んでもよい。
【0024】
尿インジケータ60の表示成分62は、尿との接触で若しくは一定の閾値を越える温度で外観(例:色)を変える着色剤、染料、又はインジケータを含んでもよい。表示成分の非制限的な代表的実施形態には、FD&C No.1ブルーなどの食品用染料と、ブロモクレゾールグリーン及びブロモフェノールブルーなどのpHインジケータとが挙げられる。
【0025】
熱インジケータが、フィルムなどの可撓性基材にストライプ又は層として適用される別のある実施形態では、前述のグリセロールジアセテートが可塑剤として作用し、熱インジケータ又はその成分が機械的応力で破壊されて、擬陽性又は陰性になるのを防ぎ得る。熱インジケータに関連して、可塑剤は、温度感知成分及び/又は尿表示成分において少なくとも部分的に可溶性又は混和性であると共に、その成分が晶析した領域を形成する傾向を低減して、その成分のガラス転移温度を下げて、物品が使用されると考えられる温度範囲におけるその可撓性を増す、いかなる化合物又は組成物を含んでもよい。好適な可塑剤の更なる非制限的な例には、グルセロール及びポリエチレングリコールなどのポリヒドロキシ化合物、微晶性ワックス、イソパラフィン、querbertアルコール類、分枝状エステル類、分枝状アルコール類、及び上述したもののような他の化合物が挙げられる。
【0026】
熱インジケータ60又はそのいかなる構成成分も、当該技術分野で既知の手段により、物品又はその構成要素などの基材、又は支持要素に適用されてもよい。液体若しくは溶解した状態で連続的な若しくは断続的な様式で、又は模様で、基材に適用される熱インジケータ若しくはその構成成分について、代表的な好適な方法としては、スロットコーティング、グラビア印刷、インクジェット印刷、スプレー、スクリーニングなどが挙げられる。インジケータはまた、連続的な巻き戻し方法、カットアンドスリップ方法、空気付着などにより、フィルム、ウェブ、繊維、又は粒子など、固体の形態で基材又は物品に適用されてもよく、また物理的交絡、包括、接着剤、又は当該技術分野で既知の他の手段により基材に接合されてもよい。
【0027】
好ましいある実施形態では、熱インジケータ60は、本明細書において説明されるもののような、使い捨て物品のバックシートの内側に模様又はストライプ形式で薄層として配置され、温度感知成分の薄層で覆われる湿り度インジケータを具備してもよい。これらの実施形態では、温度感知成分の層は、妨害なく湿り度インジケータを覆うべきである。好ましくは、熱インジケータ60による「擬陽性」信号を防ぐために、物品が着用者によって着用される間、少なくとも尿と接触し得る熱インジケータ60のいかなる領域においても、温度感知成分の層は、湿り度インジケータの周辺部を越えて広がる。
【0028】
上記及び図6に示されるように、熱インジケータ60は、基材又は支持要素68の上又は中に配置されてもよい。支持要素68は、熱表示組成物又は要素が適用又は取り付けられる、フィルム、織布若しくは不織布材料、フォーム、スクリム、又はセルロース系材料など、ウェブ様の構成要素を含んでもよい。あるいは、支持体68は、熱表示組成物を囲むか又は封入して、使用前又は使用中に物品内でのその移動又は損失を防いでもよい。これらの実施形態では、支持体68は、それ自体の上に折り返された1層を含んでもよく、又は多層を含んでもよい。2層以上が使用される場合、様々な層が異なる特性を有してもよく、又は異なる物質を含んでもよい。例えば、熱表示組成物70は、透過性上部(すなわち、着用者に面する)層と不透過性底部層との間に配置されてもよい。ある実施形態では、上部層は代りに、選択的に透過性層、溶解性層、pH感知層、又はコーティングを含んでもよい。支持体68は、可撓性であってもよく、又は比較的剛性であってもよい。ある実施形態では、熱インジケータ60は、物品から取り外せてもよい。
【0029】
熱インジケータ60は、尿が接触しそうな、物品のいかなる点に位置してもよいが、好ましくは、尿負荷点(すなわち、物品の股部領域にある物品の長手方向中心線の付近など、尿が一般に物品を侵す位置)と一致する、物品の部分に位置する。一般に尿の温度は、大多数の尿負荷の場合において、物品のトップシートで又はその付近で(例えば、トップシートの着用者に面する面又は裏面で)容易に測定される。本発明の最も好ましい実施形態では、熱インジケータ60は、トップシート、又は吸収性コアの着用者に面する表面を含む、吸収性コアの上に位置する物品の他のいずれかの構成要素に取り付けられる。熱インジケータがバックシートの内側表面に若しくはその近くに、又は吸収性コアの裏面に配置されたいずれかの支持体の上に位置する多くの場合、吸収性コアに保持された比較的大量に存在する流体がヒートシンク(熱だめ)として作用し、次に排泄された尿を早期に、予め定めた温度閾値より低く冷却するので、熱インジケータは、最初の尿負荷発生のみに関して上昇した尿温度を検出するように制限されてもよい。更に、物品の吸収性コアとバックシートとの間に位置する熱インジケータ60は、より高い尿温度、より大量の排尿量、及び/又はより遅い尿負荷速度(すなわち、排尿点の至近位置で最大の吸収を確保するため)を必要として、上昇した中心部の体温の存在を確実に検出し得る。
【実施例】
【0030】
(代表的な実施形態)
(実施例1)
使い捨て吸収性物品における使用に好適な、約101°F(約38.3℃)で単一の温度閾値を有する定性的熱インジケータは、次のように構成されてもよい。
1.水中で溶解する時顕著な色を表す食品用染料0.02gを、溶融した1−テトラデカノール100g中で分散させる。好ましくは染料は、水中で溶解する時、ブルー、グリーン、又はパープルの色を有する。好適なブルーの染料の例は、FD&C No.1ブルーであり、主としてエチル[4−[p−[エチル(m−スルホベンジル)アミノ]−α−(o−スルホフェニル)ベンジリデン]−2,5−シクロヘキサジン(cyclohexdien)−1−イリデン](m−スルホベンジル)水酸化アンモニウム内塩の二ナトリウム塩である。この化合物は、一般的にCAS#2650−18−2と表記される。CAS#は、ワシントンDCのアメリカン・ケミカル・ソサイアティー(American Chemical Society)の一部門である、オハイオ州コロンバスのケミカル・アブストラクト・サービス(Chemical Abstracts Service )(CAS)によって化学製品に割り当てられた独自の数値表記を指す。
2.溶融したテトラデカノ−ルは冷却されて、好ましくは最大寸法で1mm未満の小粒子に形成される。あるいは、混合物はスプレードライされて、ほぼ球形の粒子を形成してもよい。好ましい粒径は約200ミクロンである。
3.工程2からの粒子は、例えば流動床において、追加の溶融した1−テトラデカノ−ルでコーティングされ、冷却される。コーティングの厚さは、数ミクロン〜約1mmまで様々であってもよい。
4.工程2からの粒子は、ポリビニルアルコールフィルムコーティングでコーティングされる。
5.これらの粒子は、各々が1cm×4cmの寸法を有する不織布層とポリプロピレンフィルム層との間に封入される。これらの層は、熱機械的で、接着剤で、超音波で、又はその他の方法で共に固着される。
6.工程4からの合成物は、ホットメルト接着剤により股部領域でおむつトップシートの裏面に貼り付けられる。
【0031】
(実施例2)
使い捨て吸収性物品における使用に好適な、約101°F(約38.3℃)で単一の温度閾値を有する定性的熱インジケータは、次のように構成されてもよい。
1.ブロモフェノールブルーpHインジケータ0.2gを、溶融した1−テトラデカノール100g中で分散させる。
2.工程1からの混合物は、1平方メートル当たり25gの坪量で0.5×3cmのストライプに、溶融した形態でポリプロピレンフィルムの一片に塗布される。この混合物は冷却及び硬化される。
3.ポリビニルアルコールフィルムの層が工程2からのストリップの上に適用される。
4.工程4からの合成物は、ホットメルト接着剤によりおむつの股部領域でおむつトップシートの裏面に貼り付けられる。
【0032】
(実施例3)
使い捨て吸収性物品における使用に好適な、約101°F及び約104°F(約38.3℃及び約40.0℃)での複数の温度閾値を有する熱インジケータは、次のように構成されてもよい。
1.ブロモフェノールブルーpHインジケータ0.2gを、溶融した1−テトラデカノール100g中で分散させて、混合物Aを形成する。
2.ブロモフェノールブルーpHインジケータ0.2gを、溶融したグリセロ−ルジアセテート100g中で分散させて、混合物Bを形成する。
3.混合物Aは、1平方メートル当たり25gの坪量で直径0.5cmの点に、溶融した形態で、約2cm×約5cmの寸法を有するポリプロピレンフィルム片に塗布される。混合物は冷却及び硬化される。
4.混合物Bは、1平方メートル当たり25gの坪量で直径0.5cmの点に、溶融した形態で、同一のポリプロピレンフィルム片に塗布される。混合物A及び混合物Bで形成された点と点の間に1cmの隙間が残される。混合物は冷却及び硬化される。
5.直径1.0cmであり、且つ坪量25gを有する溶融した1−テトラデカノール及びグリセロールジアセテートの点は、工程3及び工程4からの各々点A及び点Bの上に直接適用されて、冷却及び硬化される。
6.ポリビニルアルコールフィルムの層は、工程5からの点の上に適用される。
7.工程4からの合成物は、ホットメルト接着剤によりおむつの股部領域でおむつトップシートの裏面に貼り付けられる。
【0033】
(実施例4)
使い捨て吸収性物品における使用に好適であると共に、その物品と一体である、複数の温度閾値を有する定量的熱インジケータは、次のように構成されてもよい。
多数の凹部又は「穴」を有する支持体が提供される。各穴は、異なる温度表示混合物で少なくとも部分的に満たされ、各混合物は異なる閾値温度で色を変えるように適合している。温度表示混合物は好ましくは、閾値温度で発生する、固体から液体への推移で色を変える。代表的な混合物は、約50℃のオルトブロモニトロベンゼンとオルトクロロニトロベンゼンとの75対25の割合の混合物中で、ピナシアノールヨウ化物などの染料を5.0重量%溶解し、その後その混合物を冷却することにより作ることができる。この混合物は、約100.5°F(約38.04℃)の温度閾値を有する。例えば、図7に示されるような0.5°F(約0.3℃)の上昇など、温度変化閾値での一連の独立した上昇の基礎を提供する、異なる温度閾値を有する追加の混合物が同様に準備されてもよい。異なる温度閾値を有する混合物の更なる例が、米国特許第4,232,552号に説明されている。熱インジケータはその後、着用者に面する穴を有する、物品のトップシートの裏面に貼り付けられ得る。
【0034】
(実施例5)
使い捨て吸収性物品における使用に好適な、単一温度閾値を有する定性的熱インジケータは、次のように構成されてもよい。
1.厚さ1.0ミルのポリプロピレンフィルムの内側表面が、1平方メートル当たり26gの坪量及び幅5mmを有する溶融した湿り度表示接着剤のフィルムでコーティングされる。本明細書で説明されているものを含む、尿による接触時に色の変化を提供するように適合しているいかなる既知の湿り度表示接着剤、特に、約pH3〜約pH6の範囲で色の推移を有するブロモクレゾールグリーン及びブロモクレゾールブルーなどのpHインジケータを含む接着剤も好適である。好適な市販の湿り度表示接着剤の例には、マサチューセッツ州ミドルトンのボスティック・フィンドレー社(Bostik-Findley)から入手可能なフィンドレー(FINDLEY)(登録商標)9219−01、9052、及び9133−05接着剤が挙げられる。
2.工程1からのフィルムが固化した後、このフィルムは1−テトラデカノールの層によって完全に覆われる。この1−テトラデカノール層は、1平方メートル当たり26〜39gの坪量と、幅15mmとを有する。1−テトラデカノール層は、その幅が湿り度表示接着層の幅のどちらかの側で5mm延伸するように向けられる。
3.生じる合成物、又はその一部分は、使い捨ておむつのトップシート又はバックシートの内側表面に貼り付けられてもよい。
【0035】
(実施例6)
使い捨て吸収性物品における使用に好適な、単一温度閾値を有する定性的熱インジケータは、次のように構成されてもよい。
1.尿表示組成物は、次の処方及び手順により調合される。
【表1】
この尿表示組成物は、第1にステンレススチールの容器に正しい量のステアリルアルコール、微晶性ワックス、及びステアリルリン酸を計量することにより作られる。ステアリルアルコールは、少なくとも97%の純度と、2%以下のアラキジルアルコールとを有する白いワックス状の固体で、約56℃〜約60℃の範囲の融点を有するべきである。オハイオ州シンシナティーのプロクター・アンド・ギャンブル社(The Procter & Gamble Company)から入手可能なCO1897ステアリルアルコールと表記された製品が、好適な材料の現行の例である。微晶性ワックスは、飽和した分枝状及び環状非極性炭化水素からなると共に、約60℃〜約95℃の範囲で融点を有する高分子量石油ベースのワックスであるべきである。ペンシルバニア州ペトローリアのクロンプトン社(Crompton Corporation)から入手可能なMULTIMAX(登録商標)W−835と表記された製品が、好適な微晶性ワックスの例である。この混合物は、澄んで、透明で、及び無色の溶融した混合物になるまで、約100℃〜約110℃の範囲の温度で加熱及び混合される。ジメチル(2−エチルヘキシル水素添加タローアルキル)アンモニウム硫酸メチルが、その後上述の溶融した混合物に添加され、約100℃〜約110℃の範囲の温度で10分間加熱される。ジメチル(2−エチルへキシル水素添加タローアルキル)アンモニウム硫酸メチルは、81.5〜84.5%の四級塩含有量を有し、遊離アミンと、4%以下の遊離アミン塩不純物含有量とを有すると共に、17〜18のHLBを有するべきである。イリノイ州シカゴのアクゾ・ノベル社(Akzo-Nobel)から入手可能なARQUAD(登録商標)HTL8(W)−MSと表記された製品が、これらの要件を現在満たすジアルキルジメチル四級アンモニウム塩の好例である。この混合物にブロモクレゾールグリーンpHインジケータが添加される。生じる混合物は、混合すると同時に、約100℃〜約110℃の範囲の温度で20分間加熱される。最後に、この混合物に、約100℃〜約110℃の範囲の温度に予め加熱されたC20〜C40パレス−40界面活性剤を添加する。C20〜C40パレス−40界面活性剤は、約2200〜約2400の分子量(Mn)、約75%〜約85%の範囲のエチレンオキシド含有量、約16のHLB、及び約80℃〜約94℃の範囲の融点を有するべきである。テキサス州シュガーランドのニュー・フェーズ・テクノロジーズ社(New Phase Technologies)から入手可能なPERFORMATHOX(登録商標)480と表記された製品が、これらの要件を満たす好適なC20〜C40パレス−40の例である。全ての組成物は、その後、澄んで、透明で、イエローオレンジの色になるまで、約100℃〜約110℃の範囲の温度で加熱される。
2.上述の工程1からの組成物の幅5mmのストライプが、1平方メートル当たり26gの坪量と幅5mmでコーティングした、厚さ1.0ミルのポリプロピレンフィルムの内側表面に適用される。
3.工程2からのフィルムが固化した後、このフィルムは1−テトラデカノ−ルの連続する層で完全に覆われる。この1−テトラデカノ−ル層は、1平方メートル当たり26〜39gの坪量と、幅15mmとを有する。1−テトラデカノ−ル層は、その幅が尿表示組成物層の幅のどちらかの側で5mm延伸するように向けられる。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】下層構造を表すために一部を切り取った、本発明の使い捨ておむつの実施形態の平面図である。
【図2】一般的な定性的熱インジケータを示している。
【図3】英数字信号を有する定性的熱インジケータを示している。
【図4】二つの温度閾値を有する定性的熱インジケータを示している。
【図5】熱インジケータの粒子形態の横断面図である。
【図6】熱インジケータの重層形態の横断面図である。
【図7】複数の温度閾値を有する定量的熱インジケータを示している。
Claims (10)
- 着用者の一部分の周囲にフィットするように適合した外側カバーと、
流体透過性トップシートと、
前記外側カバーの少なくとも一部分に隣接して配置された吸収性構造体と
を具備する吸収性物品であって、
着用者の体温が予め定めた閾温度を越える時、可視、可聴、又は触知信号を提供し、着用者の身体から排泄された尿から着用者の体温を判定する、前記吸収性物品の構成要素に取り付けられた熱インジケータを更に具備することを特徴とする吸収性物品。 - 前記熱インジケータが熱の定性的表示を提供する請求項1に記載の吸収性物品。
- 前記熱インジケータが温度表示成分を具備する請求項2に記載の吸収性物品。
- 前記熱インジケータが尿感知成分及び温度感知成分の少なくとも一つを具備する請求項2又は3に記載の吸収性物品。
- 尿との接触で溶解する前記尿感知成分を具備する請求項4に記載の吸収性物品。
- 前記熱インジケータが熱の定量的表示を提供する請求項1に記載の吸収性物品。
- 前記熱インジケータが支持要素の上に配置される請求項1〜6のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 尿が前記物品に存在し、前記物品の少なくとも一部分の温度が予め設定した閾値を越える時にのみ、前記熱インジケータが熱を知らせる請求項1〜7のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 前記熱インジケータが可塑剤を具備する請求項1〜8のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 前記熱インジケータが前記トップシートの少なくとも一部分の上に配置される請求項1〜9のいずれか一項に記載の吸収性物品。
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